エレン「ストレッチマン?」(28)


チャチャチャチャー♪ チャッチャッチャー♪


ス ト レ ッ チ マ ン !!!



※キャラ崩壊注意

ストレッチマン「やぁみんな!10月ももうすぐ終わり、秋まっただなかだね!」

ストレッチマン「食欲の秋、読書の秋、そしてなにより、ストレッチの秋だ!!」

ストレッチマン「だんだん寒くなってきて風邪を引きやすくなるけど、そんな時はストレッチをして体を暖めよう!」

ストレッチマン「それでは今日も元気に、いってみよう!」

空飛ぶTVモニタ「warning!warning!」

ストレッチマン「む、地球からのSOS……じゃないな、珍しい所からのメッセージだ」

ピッ

~~~~~

――845年 シガンシナ区

カッ


民衆A「あれは巨人か!?そんな、壁より大きいぞ!?」

超巨大巨人「――――――」ズーン


ドッゴオォォォォォン


民衆B「壁が壊された!巨人が入ってくるぞーー!!」

民衆C「みんな逃げろ!逃げるんだー!!」



カルラ「逃げるのよエレン!!!」

エレン「いやだ!!絶対に母さんを助けるんだ!!」

カルラ「最後くらい私の言うことを聞きなさい!!!お願いだから!!」


~~~~~


ピッ プチン


ストレッチマン「これはシガンシナ区の子供たちがピ~~~ンチ!」

ストレッチマン「よおし、さっそく行かねばなるまいな!!とぉーーーーーっ!!!」ギューーーン!


チャチャチャチャチャチャ♪チャチャチャチャチャチャチャ♪

エレン「なんでだよ!離せ!離せよ!!」

ミカサ「っ!いや、おばさん……」

カルラ「ありがとう……」

ハンネス「すまねぇ、俺に勇気がないばかりに……」

エレン「おい! なにやってんだよ! 母さんがまだ!」

巨人「」ズシンズシン

カルラ「エレン! ミカサ! 生き延びるのよ!」

巨人「」 ニタァ



ストレッチマン「待てぇい!!」

ストレッチマン「ぬはっ、ぬはっ、ぬはっ、ぬはっ、ぬわぁーーーっはっはっはっは!!」

ストレッチマン「とうっ!」

シュッ シュッ


S<キュピーン

ストレッチマン「ストレッチマン、参上!」


カルラ「」

ミカサ「」

ハンネス「」

エレン「母さん!空から全身タイツの変態が!!」

ストレッチマン「確かに食べちゃいたいほど可愛い、という言葉はある」

ハンネス「おいそこの変質者!お前一体何者だ!!」

ストレッチマン「そこのお母さんは美人さんだからな、モテてしまうのも仕方ないだろう」

カルラ「やだ、そんなはっきり~」テレ

ハンネス「いや照れてる場合じゃないだろ当事者」

ストレッチマン「だが、だからって本当に食べちゃってはいかんだろう」

ストレッチマン「よってこのわがはいが、ストレッチで成敗してくれるわ!!」

ハンネス「ストレッチでどうしようっていうんだよ!!??」

ハンネス「そもそもなんなんだよその全身タイツ!これで怪しむなっていう方が無理あるだろ!!」

ハンネス「立体起動も無しに空を飛んでくるなんて芸当、何よりこのタイミング……お前まさか巨人の仲間じゃねぇだろうな」チャキッ


ストレッチマン「なに?足が挟まって動けない?」

カルラ「え、ええ…」

ハンネス「こら!無視して会話してんじゃねえぞ!」

ストレッチマン「それは、まさに、ピ~~~ンチ!!」クワッ

ハンネス「お前ふざけるのも大概にしろよ」

エレン「そうだ!なぁストレッチマン母さんを助けてくれよ!」

ミカサ「巨人がたくさん来ている中で大人が2人いれば、とても心強い」

ストレッチマン「そうか…ならなんとかしないとな」

ハンネス(よかったさすがにそこは分かってくれたか)

ストレッチマン「よし!その為にも足のストレッチだ!!」

ハンネス「だからなんでそうなるんだよチクショー!!!」

ハンネス「そうだそれどころじゃない!一刻も早く避難しないと!さっきだってもうそこまですぐ巨人が……」

巨大怪人ニタニタン(きょじんせんせい)「ウアアアァァァ……」キヲツケ

ハンネス(律儀に待ってるよ……)

ハンネス(てかなんだよ今のテロップ、巨人じゃなくて怪人になってるし)

ストレッチマン「それでは、のみんなと一緒に、足のストレッチをやってみよう!さあみんな、準備はいいかな!?」

ハンネス「よくねえよ!!欠片もよくねえよ!!」


チャチャチャチャー♪ チャッチャチャー♪


ストレッチマン「まず、右わきを床につけ、床に横になってみよう。右手は頭の先につけて、右の膝を曲げるよ?」

ミカサ「こ、こう…?」クイッ

ハンネス「ミカサ!お前はこんな怪しい奴についていくような警戒心の薄い子じゃなかったはずだ!正気に戻れ!!」

ストレッチマン「そのままゆっくりと、左足を後ろへ後ろへとあげていこう!このとき、おしりが反らないように注意しようね」

エレン「おっと、危なかったな」キュッ

ハンネス「エレンも素直に言うこと聞いてんじゃねぇ!いつもの跳ねっ返り精神はどうした!」

ストレッチマン「そのまま左足を前に押し出すよ?」

カルラ「これダイエットにも効果あるかしら…」

ハンネス「お前に至っては現在進行形で命の危機だろカルラ!?くそッ、どいつもこいつも順応性高すぎだ!!!」


ストレッチマン「のび~~るのび~~るストップ!!さあみんなで一緒に数をかぞえよう!!」

ストレッチマン「1!!」ビューン

エレン「いーち!!」

ハンネス「何だ!?何か空から飛んできたぞ!?」

ストレッチマン「2!!」ビューン

ミカサ「にーい!!」

ハンネス「おい!これ隕石じゃないのか!?」

ストレッチマン「3!!」ビューン

カルラ「さんー!!」

ハンネス「こんなことやってる場合か!ここは危険すぎるぞ!あとこの男も!!」

ストレッチマン「4!!!」ビューン

巨人「しーい!!」

ハンネス「お前も混じってんじゃねぇよ!!!」

一同「「「「5ーーーー!!!」」」」ビューーーーン

ハンネス「うっわあああああ!?隕石がこっち来たあああ!?」


ドッカアアァァァァン

ハンネス「死んだ…俺死んだ……」ビクンビクン

ミカサ「大丈夫、ストレッチマンの強靭な体によって隕石は砕け散ったから」

ハンネス「いや意味が分からねえよ!?」


ストレッチマン「ぬわっはっはっはっはっは!!ストレッチパワーがここに、貯まってきただろう!?」 アシユビサシ

エレン「ああ!ばっちり溜まってきたぜ!」

カルラ「不思議……なんだか足が暖かくなってきたような…満ち足りたような感じが…」

ハンネス「いや別に何も感じないが」

ストレッチマン「さあみんなで、怪人にストレッチ・パワーーーーーーーー!!!!!」ギュウウゥゥゥン

ズビイイイィィィム!!

巨人「ギャアアアァァァ!!」シュウウゥゥゥ


ハンネス「はあああぁぁぁっ!!??嘘だろおい、巨人を倒しただと!!?」

ストレッチマン「大勝利、おおきな顔で、ストレッチ!!」

エレミカ「「イェーイ!!」」ハイターッチ

ハンネス「し、信じらんねえ……」

ストレッチマン「さっきの怪人の真似はしたらいかんが、大きい事は悪い事ではない!、この子たちには大きな心になってほしいものだな!」

ハンネス「さらっといい話風に締めようとすんな」

ハンネス「でもおかげでが巨人に食われなくて済んだから助かった」

ハンネス「後は他の巨人が来る前に早くこの瓦礫を除けるのを手伝ってk」

ストレッチマン「もう大丈夫だ!みんな、ストレッチパワーが足りなくなったらまたわがはいを呼べ! 」

ハンネス「えっ」

ストレッチマン「それではみんな、さらばだ!それっ!!」ビューン!!!

ハンネス「助けていかないのかよ!!!」

BGM:ストレッチマンEDテーマ

♪みんなの ヒーローの ちからァ~ 
地球の危機を 救うため 体を伸ばす
彼のパワーはここに 悪に打ち勝つ心作るため
みんなで さあ ストレーーッチ!!



ハンネス「お前いったい何しに来たんだバカヤローーーー!!!」

エレン「ありがとうストレッチマン!」ノシ

ミカサ「さようならストレッチマン!」ノシ

ハンネス「お前らも呑気に手振ってる場合か!この、親不孝もんがあああああああああ!!」

ハンネス「あーくそっ!こうなりゃ俺1人でもなんとかしてやる!!」

ハンネス「ちょっと待ってろ今出してや……」グッ

カルラ「…………ふ」

ハンネス「ふ?」



カルラ「ふんぬらばーーーーーーーーーーっ!!!!」バッコーン!!

ハンネス「うええええええええ自力で脱出したーーーー!?」

ハンネス「ちょ、おい!それはいい事だけど足!足が瓦礫のせいで動かせないはずだっただろ!?」

カルラ「治ったわ!!」

ハンネス「また何で!?」

カルラ「ストレッチパワーよ!!」キリッ

ハンネス「いやその理屈はおかしい」


エレン「うわああああん!!母さああああん!!」ポロポロ

ミカサ「おばさん……良かった、私、私…」グスン

カルラ「エレン、ミカサ、心配かけたね……」ギュウ

ハンネス(なんだろう感動の再会なのにイマイチ乗り切れない)

カルラ「さて、いつまでもこんな危ない所には居てられないわ!ハンネス、ボヤボヤしてないで早く逃げるわよ!」

ハンネス「おまっ!おまっ、どの口が……!!それより走れるのか?あんな大怪我した後で…」

カルラ「何言ってるの当たり前じゃない、有事の際に2、3人抱えて逃げられないようでは子供達の命は守れないと思いなさい!」ヒョヒョイッ

エレン「母さんつえー!」キャッキャ

ミカサ「おばさんかっこいー!」キャッキャ

ハンネス「げ、解せん…」

カルラ「解しなさいこも全てストレッチパワーのおかげよ!ぬおーーーっほっほっほ!!!」ズドドドドドドド

エレン「ストレッチの ちからって すげー!!」

ハンネス「足速っ!正直立体機動より速いぞ!?おい待ってくれええええええええええ!!」


その後、巨人を倒すにはうなじへの攻撃以外に、ストレッチパワーが効く事が検証された
立体機動よりも安全で、老若男女誰でも簡単にできてしかも健康にいいので、政府は『全人類総ストレッチ計画』を実施
新たに設立された『ストレッチ兵団』の初代団長に就任した・が息子に娘、さらにその親友を引き連れて進撃を始めブイブイ言わせるようになるのはまた別のお話


ストレッチマン「今度は、君の所に行くかもしれんぞ?それでは、元気にストレッチだ!!」


おわり

カルラ「さて、いつまでもこんな危ない所には居てられないわ!ハンネス、ボヤボヤしてないで早く逃げるわよ!」

ハンネス「おまっ!おまっ、どの口が……!!それより走れるのか?あんな大怪我した後で…」

カルラ「何言ってるの当たり前じゃない、有事の際に2、3人抱えて逃げられないようでは子供達の命は守れないと思いなさい!」ヒョヒョイッ

エレン「母さんつえー!」キャッキャ

ミカサ「おばさんかっこいー!」キャッキャ

ハンネス「げ、解せん…」

カルラ「解しなさいこも全てストレッチパワーのおかげよ!ぬおーーーっほっほっほ!!!」ズドドドドドドド

エレン「ストレッチの ちからって すげー!!」

ハンネス「足速っ!正直立体機動より速いぞ!?おい待ってくれええええええええええ!!」


その後、巨人を倒すにはうなじへの攻撃以外に、ストレッチパワーが効く事が検証された
立体機動よりも安全で、老若男女誰でも簡単にできてしかも健康にいいので、政府は『全人類総ストレッチ計画』を実施
新たに設立された『ストレッチ兵団』の初代団長に就任したカルラ・イェーガーが息子に娘、さらにその親友を引き連れて進撃を始めブイブイ言わせるようになるのはまた別のお話


ストレッチマン「今度は、君の所に行くかもしれんぞ?それでは、元気にストレッチだ!!」


おわり

この間暇つぶしにストレッチマンを見てみたら、いつの間にかいつもの黄色い人がいなくなり訳わからん5人組にとって代わられていたショックで書いてしまいました
反省はしています、後悔はもっとしています
…そもそもストレッチマンを覚えてる人がどれだけいるでしょうか

万が一こんなSSを読んで下さっていた奇特な方がおられましたらありがとうございます

訂正

×:超巨大巨人「――――――」ズーン
   ↓
○:超大型巨人「――――――」ズーン

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