中華系キャラ「~アル!」お前ら「可愛い」 (45)
???「サムゲタンだ」
お前ら「はぁぁぁぁぁあ!????ふざけんなやぁぁあ!!???はぁぁぁぁぁあ!????」
アルってどこからきたんだろうな
>>3
満州で日本語教えるときに、「やる/やらない」「する/しない」みたいに動詞が肯定と否定で変化するのが当時の満州の人々には難しかったので、
「やる+アル」で肯定、「やる+ナイ」で否定って感じに簡略化して教えた。
それが歪んで伝わってアル口調が生まれた
俺の中国の思い出を聞いてくれよ、というか中国人のなんだけど。
交換留学でやってきた中国人学生の話なんだけど、
やたら「日本における中国人のあるべき姿」を意識していてウザかった。
要するに、ウケる為に中国人らしくあろうとしすぎていた。
まず、語尾にムリヤリ「~アルね」ってつける。
激昂したり感動したりすると、母国語で何やらまくしたててから
「ホニャララララ…!アルね!ホニャララ…アル!ゼタイ〇〇アル!」とかすげー強調する。
最初こそウケていたが、しつこいし文脈的に無理がありすぎるので誰も相手にしない、ツッコまない。
それでも何が嬉しいのか「アルね」キャラを貫き通し続けた留学生。
次に、ソデの下に手を入れる仕草。
Tシャツでもなんでも、ソデの下に交互に両手入れて現れる。中国人らしい。
うかつにも手が出てる時には、必ずブルース・リーだかジャッキーだかのクンフーの真似。
一人で常にブツブツ「アチョ」とか「ホャ」とか呟いていた。
時々、「ドンスィンク、フィィル」とか合間に入れて呟いている。これもまた中国人らしい。
極めつけに、ラーメンを食べに行ったら食べ終わった丼を頭に被りやがった。
それがウケなかったら、丼のフチの模様をシャツにマジックで書き写して、
中国の民族衣装っぽいデザインのシャツにするという体当たりの小ネタを始める。
場はもうドン引き状態。でも、そこで合わせネタのソデ交互作戦。
卍模様のシャツに中国腕組みした奴は、そこでジャッキーの呟きを入れる。
もう誰なんだお前は、って空気だけど、中国人気にしないアルって顔で「ドンスィンフィィル」。
なんつーか、日本人でも中国人でも、空気読めない寒いヤツってどうにかならんかな。
そうそう、結局二、三ヶ月で帰ることになったんだけど、帰国の前日になぜか俺だけ呼び出されて、
普段どんな恥ずかしいことしても平気な彼女が真っ赤になりながら、
君だけ特別アルとかなんとか言って、彼女に負けないくらい真っ赤な
最初で最後のチャイナドレス姿見せてくれた。
んで、真っ赤なまんま白くて細い腕で「アチョ」って優しくクンフーされた。
彼女は照れながら「再見」って言って微笑みながら去って行った。
俺はそれ以来中国という国が大好き。
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