ほむら「まどかがたけのこ厨だった。死にたい……」(300)

ほむら「はぁ……まさか私のまどかがあんな物を……」

ほむら「たけのこなんかを食べた口ではキスもできないじゃない///」

ほむら「幸いまだ『どちらかと言えばたけのこが好き』レベルで済んでいる」

ほむら「今ならまだ間に合う……なんとか目を覚まさせてあげないと」

ほむら「必ずあなたを守ってみせる……!」

──前日──


ほむら「ま、まどか? 何を食べているの」

まどか「ん? たけのこの里だよ」

まどか「これおいしいよね。ほむらちゃんも食べる?」

ほむら「……今はいいわ」

まどか「そう?」

ほむら「……ねえ、きのこの山は食べないの?」

まどか「ん~、わたしはたけのこの方が好きなんだ」

ほむら「!!!」

まどか「ほむらちゃんもたけのこの方が好き?」

ほむら「わ、私はあまりお菓子を食べないから……」

まどか「え~、もったいない。おいしいから一度食べてみなよ。ほら、あ~ん」

ほむら「!!!? ごっ、ごめんなさい!」ダダダッ

まどか「あっ! ほむらちゃんっ!? ……行っちゃった」キョトン

ほむら(なんてことなんてことなんてこと……!)

ほむら(まどかがあ~んって、あ~んって!!!)

ほむら(たけのこでさえなければまどかの指までペロペロするチャンスだったのに……!)

ほむら(たけのこ……絶対に許さない)
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・

ほむら「はぁ……しかし目を覚まさせるといっても、どうすればいいのかしら」

ほむら「きのこをたくさん食べさせて美味しさを再確認させるとか……?」

ほむら「それとも、全てにおいてきのこが優っている事実を述べて論破するべきかしら──」ブツブツ

???「あんたさっきから何言ってんの?」

ほむら「!? ……びっくりさせないで頂戴、美樹さやか」

さやか「日曜の公園で独り言をブツブツと……ほら、子供達が怯えてるじゃん」

ほむら「失礼ね。今私は人類の命題について想いを巡らせていたところよ」

さやか「あはは、なんかマミさんみたいな台詞だね」

ほむら「ほんっとうに失礼ね」

さやか「で、どうしたの? 悩みでもあんなら相談乗ろっか」

ほむら(ほむ、確かにそれもいいかもね)

ほむら「……つかぬ事を聞くけど、あなたきのこ派? たけのこ派?」

さやか「おおっ、聞いちゃう? それ聞いちゃう? あたしは断然──」

さやか「きのこ派だよ!」

ほむら「分かっているようね。見直したわ」

さやか「クラッカーのカリッとした食感がいいんだよねー」

ほむら「ほむほむ」

さやか「さらにはチョコとクラッカーを分けて食べて味に変化を与える事ができる」

さやか「たけのこには無理な芸当だよ」

ほむら「美樹さやか、初めてあなたと意見が一致したわね」

さやか「あんたにそんな事言われるとなんか気持ち悪いな……」

ほむら「気にしないで頂戴。そうね、あなたならきのこの魅力を伝える事ができるかもね」

さやか「きのこがどうかしたの?」

ほむら「実はまどかが──」カクカクシカジカ

さやか「あ~、確かにまどかはたけのこ派だったわ」

さやか「前にきのこの美味しさを教えようとしたけど、結局ダメだったんだよね」

ほむら「そんな……既に実践済みだったというの」

ほむら「いったいどうすればまどかを救う事ができるのかしら」

さやか「救うってまた大げさな……」

ほむら「大げさ? あなたはまどかの清い体がたけのこの毒に侵されて行くのを黙って見ているつもりなの!?」ガシィッ!

さやか「痛い痛い! わ、分かったから離して!」

ほむら「分かればいいのよ。で、何かいいアイデアはない?」

さやか「う~ん……さっぱり」

ほむら「使えないわね」

さやか「うっさい。文句があるなら他の人に相談すりゃーいいじゃん」

ほむら「誰によ?」

さやか「きのこの山はお菓子なんだよ。私達の中でお菓子といえば──」

ほむら「……佐倉杏子!」

さやか「そう、お菓子に並々ならぬ執着を示す杏子ならなにかいいアイデアが浮かぶかも」

ほむら「一理あるわね」

さやか「そうと決まれば早速、杏子の家に行こ──あっ!」

ほむら「どうしたの?」

さやか「しまった。あいつん家どこにあるか知らないわ」

ほむら「あれ? 河川敷のダンボールハウスじゃないの」

さやか「それがさー、この間の大雨で流されちゃったらしくてさ」

さやか「『今度は別の場所にダンボールハウス建てるんだ』って言ってた」

ほむら「なんでダンボールハウス前提なのよ……」

さやか「あいつ携帯も持ってないしなー」

ほむら「困ったわね」

さやか「いや、もう一人いるじゃん。お菓子の専門家が」

ほむら「そうか、巴マミがいたわね」

さやか「お菓子に対して誰よりも貪欲なマミさんならきっといいアイデアを考えてくれるよ」

ほむら「確かにお菓子に対して誰よりも貪欲な巴デ……マミならなんとかしてくれるかも」

さやか「んじゃ、マミさん家に行こっか」

ほむら「でも休日にいきなり行っても留守だったりしないかしら」

さやか「大丈夫だよ。どうせ今日も家にいるよ。マミさんだし」

ほむら「それもそうね。行きましょうか」

──マミホーム──


ピンポーン

マミ『はーい、どちら様ですか?』

さやか「え~と、さやかです」

マミ『あら美樹さん、ちょっと待ってね。すぐ開けるわ』

ガチャ

マミ「いらっしゃい……って、あれ? 暁美さん?」

マミ「珍しい組み合わせね。いったいどうしたの?」

ほむら「実はあなたに相談があって……」

マミ「まあ立ち話もなんだから上がってちょうだい」

マミ「それで相談ってなにかしら」

ほむら「実はまどかについて恐るべき事実が発覚したのよ」

マミ「恐るべき事実……つまり深淵の魔皇【ディープ・エンペラー】という事ね……」ゴクリ

さやか(意味がわからん)

ほむら「なんとまどかがたけのこ厨だったのよ!」

マミ「……」

さやか「マミさん?」

マミ「…………たけのこ……厨……だと?」

マミ「まさかと思うけど、あなた達もしかして【罪深き舌を持ちし者】きのこ厨なんじゃないでしょうね」

ほむら「きのこ厨!? 巴マミ、あなたまさか味覚障害者のたけのこ厨!?」

マミ「味覚障害はあなたでしょう。よくあんな愚者の食べ物を口に入れられるわね」

ほむら「聞き捨てならないわね。たけのこなんて口の中の水分を全部持って行く欠陥製品じゃない」

ほむら「頭の中でウサギがパッサパサだよダンスを踊り始めるわ」

マミ「ついに幻覚が見え始めたの?」

ほむら「今までの戦績はきのこの124勝0敗。これは純然たる事実よ」

マミ「どうしてきのこ厨って捏造ばかりするのかしら? ああ、そうしないと勝てないものね」クスッ

ほむら「なにもしなくても勝つ。それがきのこの山」

マミ「妄想に逃げないと自我を保てないのね。悲しいわ」

マミ「それにしても私の後輩がきのこ厨だったなんてね」

マミ「そうだと知っていたらこの家の敷居を跨がせたりはしなかったわ」

ほむら「ふん……これだからたけのこ厨は懐が小さいって言われるのよ」

マミ「胸が小さいって言われるよりはマシじゃないかしら」

ほむら「……」ムカッ

ほむら「そうね、お腹が大きいって言われるよりはマシかもしれないわね」

マミ「……」ムカッ

さやか(なにこれ怖い)

マミ「美樹さん」

さやか「は、はいっ!」

マミ「あなたも彼女と同意見なのかしら?」ニコッ

さやか「いやっ! あたしは別にどっちかっていうときのこの方が好きってだけでたけのこだって美味しいと──」

ほむら「美樹さやか! あなた裏切るつもり!?」ジャキンッ

さやか「ちょっ! 銃を出すな!!!」

マミ「これだからきのこ厨は……なんでも暴力で解決しようとするんだから」

ほむら「そうさせたのは何時まで経っても負けを認められない、あなた達たけのこ厨でしょう」

ほむら「何度論破してもあげても理解出来ない、しようともしない……」

ほむら「言葉の通じないたけのこ土人には力で教えるしかないのよ」

マミ「いじめられっ子の発想ね。そもそもたけのこ派がいつ論破されたのかしら」

ほむら「単純な人気の点からも明らかよ。この場でもきのこ二票・たけのこ一票……きのこの圧勝ね」

マミ「またきのこ厨お得意の印象操作ね。こんな少ないサンプルで全体を決め付けるなんて」

マミ「そもそも鹿目さんもたけのこ派なんでしょう? なら二対二じゃないの」

ほむら「あらあら、サイレント・マジョリティを考慮するつもり?」

マミ「……美樹さん。鹿目さんを呼んでくれるかしら」

さやか「え……でも……」チラッ

ほむら(分かっているわよね)

マミ「美・樹・さ・ん」

さやか「はいっ! ただいまっ!」ピポパ

プルルル

まどか『はい、もしもし』

さやか「あっ、まどか? あたし! 今すぐマミさん家に来てくれないかな」

まどか『へっ? 今すぐ?』

さやか「うん、今すぐダッシュで! お願いっ」

まどか『う、うん、分かった。じゃあ今から行くね』プツ

さやか「ふぅ……」

ほむら(美樹さやか……きのこ派でなければ撃っていたところだわ)

ほむら「ふん、まあいいわ。どちらにしろきのこの圧勝ですもの」

マミ「可哀相に、とうとう脳まで菌糸に侵食されてしまったようね」

マミ「最新のチョコ菓子売上ランキングデータでは、たけのこ3位、きのこ6位という結果が出ているわ」

マミ「たけのこ大勝利。きのこ厨息してるのかしら?」

ほむら「テレビ局のゴリ押しに騙される情弱乙」

マミ「現実を直視できないきのこ厨涙目」

ほむら「現実? 現実って何かしら? たけのこを食べると手が汚れるってこと?」

ほむら「その点きのこは手を汚さずに食べられる。お菓子としての完成度で遙か上を行っているわ」

マミ「あらあら、きのこ厨が完成度を語るなんておこがましい」

マミ「あんな袋を開けたら途中で折れているような不良品が完成度だなんて」

ほむら「あれがいいんじゃないの。味に飽きたらチョコだけ、クラッカーだけを食べて変化を楽しめる」

毎回毎回きのこ厨のせいでただの喧嘩のようになってしまっています。
一度冷静に話し合って、お互いのいいところを認め合いましょう。見てられません
意見を言うときは論理的で冷静にお願いします

まず、「甘いビスケット+甘いチョコ」の組み合わせはよくありますよね?
例えばアルフォート等。ほかにもいろいろあります
しかし、「甘くないビスケット+甘いチョコ」の組み合わせは、きのこ以外には見たことありません
つまり、「甘いビスケット+甘いチョコ」の組み合わせのほうが需要がある(=おいしい)ということです
この点からしましても、たけのこの大勝利だと思われます

そして、形や名称などについてです。
きのこというと、チンコを想像する人も少なくありません。つまり、きのこは卑猥なのです
このような卑猥な物をモデルにお菓子を作るというのはいかがなものでしょうか
この点からしましても、たけのこ大勝利です

そして、売れ具合
こちらも、たけのこ大勝利だと思われます。
東日本大震災の直後、買占めが行われ、多くのお菓子が売り切れになっていました。たけのこも例外ではありません
しかし、きのこは大量に売れ残っていました。
つまり、たけのこ大勝利!!!


マミ「飽きるですって? 所詮あなたのきのこに対する愛はその程度のものなのね」クスクス

ほむら「……!!!」ホムッ

マミ「その点たけのこは何時まで経っても飽きずに食べられる」

マミ「一度に二箱でも三箱でもいけるわ」

ほむら「三箱? 流石にウエストに貫禄がある人は言うことが違うわね」

マミ「……!!!」ギリッ

ほむら「そんな事だから美樹さやかに影でデミさんとか呼ばれちゃうのよ」

さやか「ちょっ! あんた何言ってんの!?」

マミ「美樹さん……」

さやか「う、嘘ですよ! あたしは一言もそんな──」

ほむら「あら、マブさんだったかしら?」

さやか「だから言ってないって! ホントこいつの嘘ですからっ!」

マミ「むきになって否定するところが逆に怪しい……」

さやか「信じてくださいよ! デミさ──あっ!!!」

さやか「………………」

マミ「……やはり美樹さんもきのこ厨……」

マミ「そうやって影で私の事バカにしてたんだ……汚いさすがきのこ厨汚い」

さやか(あ~、もう! ほむらのアホ~)

ほむら「いい加減負けを認めたらどうかしら? たけのこなんかを食べているから後輩にも馬鹿にされるのよ」

マミ「……いつもいつもこうなのね。やっぱり私に友達が出来ないのはきのこ厨の陰謀なのよ」

マミ「売上で勝てないから人間関係の破壊に走るだなんて、低俗な物を食べる人間は性根まで低俗になるのね」

ほむら「きのこが低俗ですって?」

マミ「事実でしょ? だいたい形からして卑猥じゃない」

ほむら「ふん、ビッチの発想ね」

さやか(まどか……お願い、早く来てっ……さやかちゃんはもう限界です)

ピンポーン


さやか(来たか……!)ガタッ

さやか「ま、まどかが来たみたいですね! あたしが玄関開けてきますっ」

マミ「ええ、お願いするわ」

ガチャ

さやか「まどかぁ~、待ってたよ~……って、あれ?」

杏子「おお、さやかじゃねーか。なんでここに?」

さやか「それはこっちの台詞だよ」

杏子「いや、ちょっと食料が尽きちまってさ。マミにメシ食わせてもらおっかなーって」

さやか「まあこの際あんたでもいいや。とにかく上がって上がって」

杏子「お、おう」

マミ「あら、佐倉さん?」

杏子「ちわー。おお、ほむらまでいんのか。何してたんだ」

マミ「聖戦よ。決して負けられない戦い……黒の聖戦【シュヴァルツ・ジハード】……」

杏子「そ、そうか、よくわからんが腹へってんだよ。なんか食わしてくんねー?」

マミ「それはいいけど、その前に一つ質問に答えてくれるかしら」

杏子「なんだよ?」

マミ「佐倉さん……あなた、たけのこ派? きのこ派?」

杏子「あー? どっちも腹に入れば一緒だろ」

ほむら「どちらかと言えばよ」

杏子「んなこと言ってもなー。山に食料探しに行くときはどっちも採ってくるからな」

さやか「ん?」

杏子「そういやこの前スゲー綺麗なきのこ食ったぞ。赤くて白い斑点が付いてるやつ。うまかったなー」

さやか「ダメー! それダメー!!!」

マミ「さ、佐倉さん。その件はまた詳しく聞く必要があるけど、今はそうじゃなくてね」

ほむら「お菓子の話よ。きのこの山派かたけのこの里派かって聞いてるの」

杏子「なんだ、そういう事か。最初っからそう言えよ」

杏子「そうだな、アタシはやっぱり──」

まあ毒キノコは派手な色って言うのもガセだから大丈夫だよ

たぶん

>>139
俺のきのこは地味だけど

>>143
大きさもな!

杏子「コアラのマーチ派だな!」




マミ「コアラの……」

ほむら「……マーチ?」                                        ピンポーン

杏子「な、なんだよ? アタシなんか変なこと言ったか」

ほむら「聞いたかしら? 巴マミ」

マミ「ええ、よりにもよってコアラのマーチですって?」

ほむら「面白い冗談ね」

>>143
おまえのキノコなんて言うかたけのこみたいだな

>>144
┌┴┐┌┴┐┌┴┐ -┼-  ̄Tフ ̄Tフ __ / /

  _ノ   _ノ   _ノ ヽ/|    ノ    ノ       。。
       /\___/ヽ
    /ノヽ       ヽ、
    / ⌒''ヽ,,,)ii(,,,r'''''' :::ヘ
    | ン(○),ン <、(○)<::|  |`ヽ、
    |  `⌒,,ノ(、_, )ヽ⌒´ ::l  |::::ヽl
.   ヽ ヽ il´トェェェイ`li r ;/  .|:::::i |
   /ヽ  !l |,r-r-| l!   /ヽ  |:::::l |
  /  |^|ヽ、 `ニニ´一/|^|`,r-|:


>>146-147
┌┴┐┌┴┐┌┴┐ -┼-  ̄Tフ ̄Tフ __ / /

  _ノ   _ノ   _ノ ヽ/|    ノ    ノ       。。
       /\___/ヽ
    /ノヽ       ヽ、
    / ⌒''ヽ,,,)ii(,,,r'''''' :::ヘ
    | ン(○),ン <、(○)<::|  |`ヽ、
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   /ヽ  !l |,r-r-| l!   /ヽ  |:::::l |
  /  |^|ヽ、 `ニニ´一/|^|`,r-|:



杏子「コ、コアラのマーチの何が悪ぃんだ。安いしうまいし最高じゃねーか」

ほむら「ちょっとしゃべらないでくれるかしら。あなたの息ユーカリ臭いのよ」

マミ「あんな百円以下で買えるような庶民の味で満足できるなんて、幸せな舌をしているわね」

杏子「さやかぁ~、なんか二人が変なんだよ~」ウルウル

さやか「お~、よしよし、泣くな杏子。後でご飯作ってやるから」

マミ「それにしても票が割れてしまったわね」

マミ「たけのこ二票、きのこ(笑)二票、有袋類一票」

マミ「まあ、一票の質という点ではたけのこ圧勝は確定的に明らかなわけだけれど」

ほむら「……」

マミ「さらに、売上でもたけのこ大勝利という事実……」

ほむら「……」

マミ「ふふ、反論出来ないようね。はい論破」                              ピンポーン

ほむら「…………ねえ、さっきからちょこちょこ気になっていたんだけど」

マミ「何かしら? ようやく謝罪と賠償をする気になった?」

ほむら「あなた……2ちゃんねらーね」

マミ「!!!!!! な、な、な、な、なんのことかしら!!?」

マミ「い、い、い、言ってる意味が分からないわ!!!」

ほむら「ぬるぽ」

マミ「ガッ」                                                   カチャ




マミ「──はっ!?」

ほむら「どうやら間抜けは見つかったようね」

争いを好まぬ紳士=ホワイトロリータ
にわか厨房=アルフォート
にじみ出る戦気=バームロール
強い精神を持つもの=エリーゼ
非戦闘員=ルーベラ
高学歴=ルマンド
幼女=チョコアンパン
たちのまえではたけのこなどちっぽけなものだよ

>>164
さりげなくきのこを入れてない件

ほむら「会話の端々にネットスラングが出てきていたものね」

ほむら「しかもあなた、よりにもよってVIPPERと見たわ」

マミ「ううっ……!」

杏子(なあ、にちゃんねらーとかびっぱーってなんだ?)ヒソヒソ

さやか(あたしもよく知らないけど、社会の底辺の、さらに救いようのないクズのことを言うらしいよ)ヒソヒソ

ほむら「どうせあなたみたいなぼっちは、放課後は真っ直ぐ帰ってVIPで馴れ合い」

ほむら「休日はどこへ出掛けるでもなく『中3♀だけど質問ある?』みたいなクソスレを立てているんでしょう?」

マミ「わ、悪いっ!?」

ほむら「いえいえ、あなたの唯一の娯楽を否定するつもりはないわ」

ほむら「ただ、ずいぶん高尚なご趣味をお持ちのようで……」クスクス

そうか、マミさんいるのか…
胸熱

杏子「なあ、アタシにはよく分かんねーんだけど、お前もやけに専門用語に詳しいのな?」

マミほむ『!!!!!!!!!!』

ほむら「い、いやぁねえ、これくらい一般常識じゃないの」

さやか「一般常識……かなぁ……?」

マミ「……ねえ、暁美さん」

ほむら「な、なによ、巴マミ」

マミ「比呂美は?」

ほむら「女神」

マミ「乃絵は?」

ほむら「てんす」

マミ「愛ちゃんは?」

ほむら「店主」




ほむら「──はっ!?」

マミ「暁美さん、あなた……ニュー速民ね?」

ほむら「い、い、い、い、言いがかりはやめてちょうだい」

杏子(なあ、にゅーそくみんってなんだ?)ヒソヒソ

さやか(あたしもよく知らないけど、社会の底辺の、さらに救いようのないカスのことを言うらしいよ)ヒソヒソ

マミ「否定しなくてもいいじゃないwww」

マミ「どうせあなたみたいな非リアは、放課後は真っ直ぐ帰ってニュー速でスイーツ叩き」

マミ「休日はどこへ出掛けるでもなくアフィスレ立てたり、『メシウマ!』みたいなクソレスしているんでしょう?」

ほむら「ぐぬぬ……」

マミ「ねえ、どんな気持ち? 今どんな気持ちwwww?」

ほむら「……ゆとりうぜぇ。VIPPERは巣に帰れよ」

マミ「くやしいのうwwwwwくやしいのうwwwwww」

ほむら「低学歴ヒキニートがエリートニュー即民様にそんな口きいていいと思ってんの?」

マミ「ちょwwwおまwwww同じwww学校wwwwww」

ほむら「草生やすな」

マミ「おkwwwwwwwww把握wwwwwwwwwwwwwww」

ほむら「駄目だこいつ……早く何とかしないと」

マミ「wwwっうぇうぇwwwwwwwww」

ほむら「日本語でおk」

マミ「フヒヒwwwwwサーセンwwwwwwww」

ほむら「また勝ってしまったか……たまには敗北を知りたい」

きのこたけのこはどこ行ったんだよ
というよりまどかどこいったんだよ

>>207
まどか、途中で「ピンポーン」「ピンポーン」「ガチャ」ですでに入ってきてると思われ
きっと誰も気が付いてないで見てるんだぜwwwwww

さやか(逃げよう、杏子。ここはもう駄目だ……)ヒソヒソ

杏子(お、おう。見つかんないように、そ~っとだぞ)ヒソヒソ

コソコソ、コソコソ


パタン

さや杏『ふぅ……』

杏子「なんとか脱出できたな……」

さやか「外の空気がこんなにおいしいなんて知らなかった……」

杏子「ああ、今のアタシなら空気だって食えるぜ」

さやか「雑食過ぎでしょ……」

さやか「あれっ?」

杏子「どした?」

さやか「今、そこの角をまどかが走っていったような……」

杏子「ん~? 誰もいないぞ。気のせいじゃねーの」

さやか「そうかなぁ……?」

杏子「そんな事より、アタシの腹はもう限界だよ。早くさやかの料理食~い~た~い~」

さやか「はいはい、わかったから纏わり付くなって///」
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・

──まどか宅──


まどか「……キュウべえ……」

QB「あれ? ずいぶん早いお帰りだね。マミの家に行ったんじゃなかったのかい」

まどか「うん……そうなんだけど……話し声はするのに、いくら呼び鈴鳴らしても誰も出てきてくれなくて……」

まどか「悪いとは思ったんだけど、勝手に上がらせてもらったの……」

QB「うん、それで?」

まどか「それでね……どんなタイミングで入ればいいのかわかんなくて、リビングの外で聞き耳を立ててたの……」

まどか「そしたら……そしたら……」ブワッ

QB「わわっ! な、なんで泣くのさ!?」

まどか「ひどいよ……こんなのってないよ、あんまりだよ……」



まどか「ほむらちゃんが2ちゃんねらーだった。死にたい……」



──おわり──

QB「わけがわからないよ」

|ω・`)チラ  まだ人いますか?

>>243
いるから何でもいいから書くんだ

>>245
ちょっとまってね

──おまけ──


まどか「しかもよりにもよって比呂美厨だったなんて……」

QB「比呂美厨?」

まどか「ttのヒロインは乃絵でしょう? 常識的に考えて」

QB「まどか……君はもしかして、乃絵厨なのかい?」

まどか「!!! キュウべえ、あなた……」

QB「はぁ……どうやら僕は君を買いかぶり過ぎていたようだね」

まどか「それはこっちの台詞だよ」

QB「乃絵はてんす。乃絵厨は池沼を愛でる池沼」

まどか「比呂美は腹黒ビッチ。比呂美厨はエロければ何でもいい童貞」

QBまど『ギリッ!』

まどか「比呂美ENDのせいでDVD大爆死。乃絵ENDならああはならなかったよ」

QB「負け惜しみかい。結局BD大勝利だったじゃないか」

まどか「全国2000万人の乃絵ファンのおかげでね」

QB「乃絵厨涙目で必死だね」

まどか「確かに愛ちゃんが祖国に強制送還されるシーンは私も泣いたけど」

QB「涙はいいから、乃絵厨はよだれ拭きなよ」

まどか「乃絵は天使だから!」


http://livedoor.3.blogimg.jp/news4vip2/imgs/3/7/37f3a76b.jpg
http://livedoor.3.blogimg.jp/news4vip2/imgs/e/3/e3958279.jpg


QB「じゃあ、ttまだ見てない人に、上のどっちの子が可愛いか教えてもらおうよ!  それなら公平でしょ?」

まどか「画像の選択に悪意を感じるよ!」

QB「やだなぁ、僕は必要がない情報だから知らせなかっただけだよ」

まどか「比呂美厨はいつもそう……汚いさすが比呂美厨汚い」

まどか「比呂美なんて体で釣るしか能がないビッチくせに……見てよ、このあざとい画像」


http://livedoor.blogimg.jp/threadstoper1000/imgs/d/1/d1e379c1.jpg


QB「比呂美!!! 僕だ!!!!! 契約してくれ!!!!!!!」

まどか「きめぇ」

QB「比呂美fan = シェリルfan = フローラfan = 亜美fan = 澪fan = 高学歴 = イケメン
  愛子厨 = クラン厨 = デボラ厨 = みのり厨 = 眉毛厨、律厨 = 低学歴 = ブサメン
  乃絵厨 = ランカ厨 = ビアンカ厨 = 大河厨 = ウンタン厨 = 特別養護学校 = (^p^) 」

まどか「!!! キュウべえ、それ本気で言ってるの!?」

QB「鹿目まどか……まさか君は……」

まどか「あの状況でフローラを選ぶとか! あなたには人の心がないの!?」

QB「フローラの方が強力な呪文を使えるじゃないか」

QB「どうしてわざわざ弱いキャラを選ばないといけないんだい? わけがわからないよ」

まどか「キャラを選ぶんじゃない! 花嫁を選ぶんだよ」

まどか「ずっとあの娘と一緒にいて、そんなこともわかってあげられなかったの……」

QB「わかっているさ、あの娘達の事は誰よりも」

QB「比呂美もシェリルもフローラも亜美も澪も僕の嫁だからね」

まどか「きめぇ、マジきめぇ」

QB「やれやれ、この分じゃ君は唐揚げにレモンをかけたら怒るタイプなんじゃないかい?」

まどか「この……悪魔っ……!」

QB「唐揚げにレモン、酢豚にパイナップルだよね。JK」

まどか「死ね。氏ねじゃなくて死ね」

QB「それにしても君もなかなかの2ちゃんねらー……いや、ニュー速民だね」

まどか「まあ、私クラスになるとこんなもんだよ」ティヒヒヒ



QB「ところで………………暁美ほむらがなんだって?」


──本当におわり──

うちもポテトサラダにリンゴ入れる

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