俺P「こ、っこれから、よろ、よろしく、オナシャス!」(397)

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やっとスマホで代行しなくてすむようになった。がんばりまうす

春香「プロデューサー」

春香「あなたは、いりません」


俺P「あ、あぁ……あ、俺、」

社長「君、ちょっとこっちに来てくれ」

社長「少しだけ、話を聞かせてほしい」

俺P「……、あ、はい」

社長「すまんね……一応、私も、この写真……見せてもらったよ」

小鳥「…………」

俺P「あ、音無さんも……?」

小鳥「プロデューサー……」

俺P「あ、あの!お、俺は……!」

社長「まずは!……まずは、我那覇君を無事に連れ戻してきてくれたこと」

社長「それを感謝する。よくやってくれた。ありがとう」

俺P「あ、いえ……は、はい」

社長「そして、話を戻そうか」

社長「……この写真、君が女子高生といかがわしい行為に及ぼうとしているように見える」

社長「もしこれが事実なら……アイドルたちの気持ちを配慮すると、君を、」

社長「これ以上、765プロで雇うことはできない」

俺P「……!」

俺「く、クビ……?」

社長「どうか、本当のところを教えてくれ」

社長「いったい、これはどういうことなんだ?」

俺P「……ち、違う!」

俺P「こ、これは違うんです!」

俺P「え、っとその、道を歩いてたら、じょ、女子高生が話しかけてきて、」

俺P「それで、その、ほ、ほとんど、、強引にひっぱられていって、」

俺P「それで、その……あれ?そのあとは……?」

俺P「……わかりません。そのあと俺は、道で倒れた状態で目が覚めて」

社長「……ほう」

俺P「あ、あいまい、なんですけど、!と、とにかく違うんです!」

俺P「お、俺は何もしていない!無実なんです!!」

俺P「し、信じてください」

俺P「お願いです……信じてください……!」


社長「……信じるよ」

俺P「……え?」

小鳥「プロデューサーさん、私も、信じますよ」

俺P「音無さん……」

俺P「あの、本当に……?」

社長「なぜ信じろと言った君が不思議そうにしているんだね」

社長「君が無実だというのなら信じよう」

社長「君は……うちのアイドルの救世主なんだからね」

社長「だけど……そうだとすれば妙な話だ」

小鳥「そうですねぇ……これじゃまるで……」

俺P「え、?な、なにがですか?」

社長「わからないのかね?君の話がなにからなにまで本当だとすれば、」

社長「まるで君は……なにものかにはめられたようじゃないか」

俺P「……はめられた?」

小鳥「そうですよ。こんな写真をわざわざうちに送りつけて……」

小鳥「プロデューサー、どこかで恨みを買うようなことをしたんじゃありません?」

俺P「うらみ……?」

俺P「こ、心当たりありませんよそんなの……!」

小鳥「でも……ここまで陰湿な嫌がらせ、相当に根深いんじゃないですか?」

小鳥「それに、プロデューサーがここに勤めていることを知っている人間」

小鳥「なおかつ、これってプロデューサーが響ちゃんと沖縄から帰ってきた日に起こったんですよね?」

俺P「は、はい……」

小鳥「そのタイミングでプロデューサーを罠にはめることができたということは……」

小鳥「少なくとも、プロデューサーの相当近くにいる人なんじゃないですか?」

俺P「お、音無さん、そ、そういうの好きなんですか……?」

小鳥「あら、すいません!ちょっと探偵気分になっちゃいました!」

社長「ま、なにはともあれ……」

社長「君が今やるべきことは、犯人探しではないよ」

社長「こうして、私たちの誤解を解くことはできた……しかし」

社長「アイドルたちはまだ、君への信頼を失ったままだ」

社長「その信頼をもう一度取り戻すのが、今の君の仕事だ」

俺P「……!」

俺P「そ、そうか俺……みんなに嫌われたままで……」

小鳥「き、嫌いになんかなってませんよ!」

小鳥「皆少しだけ、突然のことだからびっくりしちゃっただけですよ、きっと!」

俺P「そ、そうなんでしょうか……」

社長「私や音無君が口を出しても、根本的な解決にはならないだろう」

社長「それは君がやらなければならないことだ。わかったね?」

俺P「は、はい……」


俺P「(本当にできるのか?俺に……)」

ギィ……パタン

小鳥「どうして彼がこんな目に……」

社長「……わからない」

社長「でも私は信じているよ」

社長「最初はあれだけ頼りなかった彼が、今では立派な一人のプロデューサーだ」

社長「成長した彼にならできるさ……必ず」

小鳥「そう、ですよね……」

小鳥「(でも、社長……)」

小鳥「(このタイミングでプロデューサーを罠にはめることができた人物……)」

小鳥「(それって……つまり、)」

小鳥「(……アイドルの、誰かってことじゃありませんか?)」

小鳥「……プロデューサー。頑張ってください」

…………

シーン……

俺P「(く、空気が冷え切ってる……)」

俺P「み、みんな!ちょ、ちょっと聞い……、」

春香「……淫行、売春、援助交際」

春香「言い訳なんて聞きたくないんですよ、プロデューサー」

俺P「……っ!?」

俺P「いや、ちがっ、だから、ま、まず俺の話を……!」

春香「話?話ってなんですか?」

春香「プロデューサーが私たちのことを普段どんなふうに見ていたのか……とかですか?」

真美「……っ!」

やよい「ひぅ……」

俺P「な、ちょ、だ、だからちょっと待ってくれ!!」

雪歩「ひっ……」

春香「……大きな声出さないでくださいよ。みんなおびえてるじゃないですか」

俺P「あ、ご、ごめん……」

俺P「怒鳴ったのは悪かったけど、その、俺の話を聞いて欲しくて……」

俺P「ね、ねぇ……高槻さん、真美さん、雪歩さん、何もしないからそんなに怖がらないで……」

『…………』

俺P「……っ。な、なぁ、菊地さん、星井さん、俺の話を聞いて……」

『…………』

俺P「……っ!如月さん、四条さん、お願いだから……!」

『…………』

俺P「あ、天海さん!お、俺は……!」

春香「何度も言わせないでくださいよ」

春香「あなたの言うことなんて聞きたくないんです」

俺P「あ、あ……」

『…………』

俺P「(あ、あの目……だ……)」

俺P「(あの頃の、俺を、見下してた……)」

俺P「(あいつらと、同じ、目だ……)」

俺P「う、あ……」

俺P「うわあああああああっ!!」

バタンッ

春香「……はは」

俺P「はぁ……はぁ……」

俺P「む、無理だ……」

俺P「こんなの……」

ウワーアイツマタヒトリデイルヨ

クスクス……

俺P「や、やめろ……」

ア、?ナンデコッチキテンダヨ

オマエトイッショノハン?ヤダヨ

俺P「これじゃまるで……お、同じじゃないか……!」


ちょっとスピード遅くなってる。ごめん
もうひとつ作業しながらになってるんで、すいません

俺P「う、うまくいってると思ってた……!」

俺P「俺でも……みんなと……、」

『あ、サセン!あ、今日から、プロデューサー、なんで、よ、よろしくオナシャス!!』

『…………』

俺P「……あれ?」

『お、お、おざ、あ、あの、おざっす……』

『…………クスクス』

俺P「……あれ?さ、最初から?」

俺P「最初から……そうだったんじゃないか?」

俺P「な、なんだ……なんだそうか!」

俺P「最初から、俺は、あの子たちに受け入れられてなんか……」

俺P「信頼されてなんか……いなかったんだ!!」

俺P「はは……ははははっ!!」

俺P「そうだ、そうだよ……はははっ!!」

俺P「……はは」

俺P「……やめよう」

俺P「社長には悪いけど……俺にはやっぱり無理だったんだ」

俺P「俺には…………」

?「……プロデューサー?」

俺P「え、あ、」

俺P「あ、天海さん……?」

春香「突然飛び出しちゃうからびっくりしましたよ、プロデューサー!」

春香「どうしたんですか、もう」

春香「しかも、子供か何かみたいに悲鳴まであげちゃって」

春香「ほんと……無様ですよね、プロデューサー」

俺P「……え?」

春香「ううん、何でもありませんよ?」

春香「それより、これから私CDショップに販促のお仕事が入ってるんですよ」

春香「プロデューサー、来てくれますよね?」

俺P「え?い、いや……俺は、」

春香「……来てくれますよね」

俺P「……っ!?」ゾクッ

…………

春香「はーい!765プロアイドル、竜宮小町の新曲『七彩ボタン』でーす!!」

春香「いらっしゃいませー!あ、私のファン?ホントですか!?」

春香「お買い上げありがとうございまーす!」

俺P「アリシャス……」

春香「ダメですよ、プロデューサー。販促でそんなやる気ない声出してたら!」

春香「大事なのは、笑顔と元気!頑張りましょう?」

俺P「あ、うん……」

春香「……ふふ」

この春香はワニ美にあげよう

ワニ子だった

春香「ショック、でした?」

俺P「……な、なに?」

春香「一瞬で、みんなとの絆がパーになってしまって」

俺P「そ、そんなの……!」

俺P「しょ、ショックに決まって……、」

俺P「あれ、と、というか天海さんは、」

俺P「ど、うして……さっきまで、俺のこと、」

春香「売春プロデューサーとして扱ったことですか?」

春香「そんなの……演技に決まってるじゃないですか!」

俺P「……え?」

春香「私知ってますもん。プロデューサーはだまされただけだって」

俺P「え、な、なんで……!?」

春香「……だって、プロデューサーを罠にはめたの、」

春香「私ですから」

そういや貴音ってどうやって落としたんだっけ?
名前覚えてただけ?

俺P「……は?」

春香「お買い上げありがとうございます!!」

春香「プロデューサー、終了ですよ!」

俺P「え、ちょ、ちょっと、今の……?」

春香「……さ、とりあえず外に出ましょうか」

春香「ここじゃなんですから……」

俺P「き、君が……?」

春香「話合いましょうか。これからのこと」

…………

俺P「あ、天海さん!ま、待って、天海さん!」

春香「…………」

俺P「ど、どうして、こ、こんな……!」

春香「単刀直入に言いますよ、プロデューサー」

春香「765プロを、辞めてください」

春香「それを約束してくださったら、あの写真のネガをお渡しします」

俺P「……な、」

春香「あの写真が765プロの間だけで済んでいるのは……私がそうしているからです」

春香「警察に提供すればどうなるか……いくらプロデューサーでも想像できますよね」

俺P「……っ!?」

俺P「ど、どうして……!?」

俺P「どうして君は、お、俺なんかを、そこまでして追い出そうとするんだ?」

俺P「お、俺が君になにかしてしまったのか……?」

春香「……あなたが765プロにいること自体が、私には許せないんです」

俺P「だ、だからどうして……!?」

春香「あなたは、最初は私にとって『いてもいなくても同じ』存在、でした」

春香「でも今は……『いない方がいい』存在、なんですよ」

春香「プロデューサー、あなたなんて……」

春香「いなければ……よかったんだ……っ!!」

俺P「……っ!」

春香「あなたがいなければ、私たちは……!」

春香「私たちは、いつまでも、私たちのままでいられた……!」

春香「いつまでも、楽しいままでいられたんだ……!!」

俺P「お、俺が、いなければ……?」

春香「アイドルなんてもう、目指す必要はなかった!」

春香「だらだらと毎日を過ごせれば、それでよかった!」

春香「アイドルマスターになんて、ならなくてよかった!!」

俺P「っ!!」

春香「みんな、みんな、そうだった!」

春香「それを、あなたが、壊した……!」

春香「壊して、しまったんです……!!」

俺P「そ、んな……」

これは熱い説教がくるで

春香「もう、遅いんですよ、もう……」

春香「あなたが、全部壊した……私が、全部壊しました」

春香「プロデューサーの居場所は、私が、全部壊しました」

春香「無駄なあがきはやめて……私たちの前から去ってください」

春香「それが……私からのお願いです」

春香「……それでは、さようなら」

俺P「お、俺が……?」

俺P「765プロを、壊した……?」

俺P「はは……そう、だったのか……」

俺P「アイドルになんて、誰も、なりたくなかったのか……」

俺P「みんなでアイドルマスターを目指す?」

俺P「はは……馬鹿だな……俺は……」

俺P「社長、すいません……」

俺P「音無さん、すいません……俺、やっぱりダメだった」

俺P「……あぁ、そうだ、約束どおり、」

俺P「命で、償いますね……」

上条「待てよ‥‥」

上条「殺す」

プルルルルルッ

俺P「ん、……」

俺P「電話だ……秋月さんから?」

律子『あぁ、ちょっとちょっと!あなた今どこにいるんですか!?」

俺P「え、いや、あの」

律子『人手が足りなくて困ってるんですよ!事務所に電話してもいないって言うし』

律子『遊び回ってるくらいなら、今すぐ○○スタジオまで来てもらえます!大至急で!』

律子『それじゃ!』

俺P「あ、ちょ!、俺は、」

俺P「き、切れた……」

猫吉「……」

俺P「秋月さんが呼ぶってことは、竜宮小町関係だよな……?」

俺P「○○スタジオって、すぐ近くだな」

俺P「……死ぬ前に、竜宮小町に……あずささんに会っても、罰はあたらないか」

俺P「……行こう」

…………

俺P「あ、どうも……」

律子「やっと来た!早速ですけどこれとこれとあれをやってから次に※×○■□△……」

俺P「え、え、あ?」

律子「ちょっと、ぼさっとしてないで、ささっと動いてください!」

俺P「あ、は、はい!!」

俺P「ひぃ……ひぃ……」

律子「あ、プロデューサー、次あっちお願いします!」

俺P「う、うっす……」

俺P「秋月さん……人使い荒い……」

律子「あ、終わったらこっちもよろしくお願いしますね!」

俺P「……うお!あ、はいぃ!!」

…………

俺P「ふ、ふう……や、やっと一段落か……」

俺P「な、なんなんだ……結局竜宮小町には会えてないし……」

律子「……なんかぼそぼそと文句が聞こえますね」

俺P「え、あ!?い、いや、なんでもないです!」

律子「ふふ、冗談ですよ。はい、コーヒーです。お疲れ様でした」

俺P「あ、うん……お疲れ様」

俺P「秋月さんは……すごいな」

律子「……え?なんですか?」

俺P「いつもこんなことを一人でこなしてたんだ。すごいな……俺にはまねできない」

律子「……はぁ?何言ってんですか?」

律子「その一人でこなせないことが起きたからあなたを呼んだんでしょう?」

律子「今日の仕事を乗り切れたのは、あなたのおかげですよ、プロデューサー」

俺P「……え?」

俺P「俺の……おかげ?」

救 世 主 は 律 子

律ちゃんマジいい女

律ちゃん最高や! 無個性なリボンなんて初めからいらんかったんや!

律子「あっと、こんなこと申し上げたら失礼かもしれませんけど……」

律子「正直、今日はちょっとびっくりしました」

律子「プロデューサーって、最初は全然頼りにならなかったし……」

俺P「お、おう……」

律子「今日だって、実はそこまであてにしてたわけじゃなかったんですけど、」

律子「いつの間にか、私の仕事なのに任せっきりにしちゃったところとかありましたね」

律子「本当に助かりましたよ。ありがとうございます」

俺P「……え、あ、うん」

律子「これからも、いっしょにがんばりましょうね、プロデューサー」

律子「助け合えるところは、お互い助け合っていって……なんて」

律子「私が楽したいだけなんですけどね!」

俺P「い、いや、俺は……」

俺P「もう、辞めるから……」

律子「……へ?」

俺P「俺、わかったんだ……」

俺P「俺なんか、プロデューサーに、向いてなかったんだって」

まさかの救世主メガネ

律子「は、はぁぁぁぁ!?」

律子「向いてないぃ!?な、なんですかそれ!今あなたのこと頼りになりますねって言った私はなんなんですか!」

俺P「だ、だって……!!違うんだ、俺は、」

俺P「765プロを、壊してしまったから……!!」

律子「はぁ?こ、壊した、ちょっとプロデューサー、何言って、」


伊織「ちょっとちょっと!この伊織ちゃん抜きでなに盛り上がってんのよ?」

俺P「あ、……りゅ、竜宮小町……!」

真美「律っちゃんの声、部屋の外まで響いてるよ~鬼軍曹の説教は怖いですなぁ」

あずさ「そうですよお二人とも、少し落ち着いてください」

律子「いや、落ち着いてますけど!プロデューサーが、」

伊織「なに、あんた何かやらかしちゃったの?」

伊織「まぁでも、あんたにしては今日はよく働いてたみたいじゃない」

伊織「伊織ちゃんが特別にほめてあげるわよ、にひひ♪」

俺P「あ、ああああ、あ、あざース!!」

律子「……すごい、条件反射だわ」

あああああミス!!

亜美だった!!!!ごめんご!!

伊織「で、どうしたの律子。こいつよくやってたじゃない」

律子「あんたね、ちょっとは口の利き方を……、まぁいいわ」

律子「プロデューサーが、765プロを辞めるとかなんとか言い出すもんだから」

伊織「はぁ!?辞める!?」

あずさ「まぁ……」

亜美「えーっ!?にーちゃんなんで辞めちゃうの!?」

俺P「そ、それは……だから、」

俺P「俺がいると、765プロのみんなが……」

春香を辞めさせよう(提案)

あずさ「えぇ……?プロデューサーさんのせいで、765プロが壊れてしまうんですか?」

亜美「え、え~?亜美よくわかんないけど、誰が言ったのそんなこと?」

伊織「……誰が言ってようが、関係ないわよ!」

伊織「なによそれ、むかつく!まるっきりでたらめじゃない!!」

伊織「この伊織ちゃんを世に送り出したスーパープロダクション、765プロが壊れる、ですって!?」

伊織「あんたもそんなこと真にうけてるんじゃないわよ!馬鹿馬鹿しい!!」

律子「いつもながらすごい自信ねあんたは……って、それはともかく」

律子「伊織の言うとおりですよ。どうしてプロデューサーのせいでそんなことになるんですか」

俺P「だ、だって……」

申し訳ないが無個性リボンは765プロにとってNG

俺P「お、俺はもう、みんなに、嫌われちゃったし……」

俺P「最低最悪の変態だと思われてるし……」

俺P「そ、それに、ほ、本当はみんな、もう、アイドルを目指してなんかなくて、」

俺P「俺が、馬鹿みたいにアイドルマスターになろうなんて、そんなこと言ったから、」

俺P「だから、みんなが、」

あずさ「……みんなが、本当にそう言ったんですか?」

俺P「……え?」

あずさ「みんなが、プロデューサーのことなんてお嫌いですって」

あずさ「アイドルマスター、なんてどうでもいいんだって」

あずさ「本当に、そう言ったんですか?」

俺P「あ、いや、それは……」

あずさ「だったら、確かめないと」

俺P「あ……」

あずさ「ダメですよ、プロデューサーさん」

あずさ「プロデューサーがアイドルを疑ったら……」

あずさ「アイドルはプロデューサーを信じてますよ」


あずさ「だから、プロデューサーも、アイドルを信じてあげなきゃダメですよ」

あずささんは天使やでえ…

俺P「……っ!!」

亜美「もしかしてにーちゃん、真美たちとケンカしてるの~?」

亜美「真美はね、にーちゃんのこと結構好きだって言ってたよ?」

亜美「だから、早く仲直りしたいって、思ってるんじゃないかなぁ」

伊織「アイドルをもう目指さない?なにそれ、ばっかじゃないの?」

伊織「早く私たちのところまで追いついてくれなきゃ張り合いがないじゃない」

伊織「そんなこと言う子がいたら、伊織ちゃんのところに連れてきなさい!」

律子「……プロデューサー」

律子「私の言いたいことは、アイドルにぜんぶ言われちゃいました!」

律子「プロデューサーも、アイドルたちの言い分、たっぷりと聞いてきてくださいよ」

律子「ね!」

俺P「……あぁ!!」

俺P「律子……!俺、ちょっと今から行きたいところがあるんだけど、」

律子「大丈夫ですよ。後は任せて、いってらっしゃい」

俺P「ありがとう。律子、伊織、亜美、あずささん……本当に、ありがとう」

俺P「それじゃ、行ってくる!!」

…………

律子「さ、最後名前で呼ばれちゃった。まーた男らしくなっちゃって!」

亜美「律っちゃん照れてるの~?」

律子「べ、べつに照れてないですけど!?」

伊織「ふん……ちょっとはましになったみたいね」

あずさ「頑張ってくださいね、プロデューサーさん」

俺P「は、はっ、……!!」

俺P「着いた……、事務所!」

ガチャッ!

俺P「みんな!って、真美だけか……」

真美「に、にーちゃん……」

真美「にーちゃん、あのね、真美、」

俺P「……真美、ひとつだけ聞かせてくれ」

俺P「アイドルマスター、なりたくないか?」

真美「……え?真美は、」


真美「な、なりたいよ!みんなで、いっしょに!!」

俺P「……やよい!」

やよい「……え、あ、プロデューサー」

俺P「ひとつだけ、ひとつだけ答えてくれ!」

俺P「やよいは、アイドルマスター、なりたくないか?」

やよい「アイドルマスター……」


やよい「絶対なります。いつか、必ず!」

さすが真美とやよいや!性根が腐った春香とはモノが違うんや!

俺P「真……!」

真「あ、プロデューサー……」

真「って、今名前で呼んで……?」

俺P「真は、ダンスをもっと多くの人の前で踊ってみたいと思わないか?」

真「……え?」

俺P「アイドルマスター、なってくれるよな?」

真「ボク、ですか……?」


真「そうですね。なりますよ、アイドルマスター!」

俺P「……雪歩」

雪歩「ぷ、プロデューサー……」

雪歩「私、どうしていいか……」

俺P「アイドルマスター、なれるよ雪歩なら」

雪歩「えぇ……!?私がアイドルマスターですか!?」

俺P「あぁ!なれるよ、絶対。だからなろう、アイドルマスター!!」


雪歩「わ、わかりました。プロデューサーが言うなら、私、がんばってみますぅ!!」

遂に俺達から羽ばたく時が来たんだな
あとはゴミ虫がどう出るかだが…

千早「……プロデューサー」

俺P「千早……千早は、聞くまでもないかなって、思ってるんだ」

千早「……なにがですか?」

俺P「もっと多くの人に、千早の歌を届けたい」

俺P「そのために、アイドルマスター、なってくれるよな」


千早「当然です。私はそこに至るまで、歩みを止めません……絶対に」

うそ……トップアイドルだったけ……
うわ……恥ずかしい……

まぁいいや、勢いでいってくれ!!

大丈夫
みんなまとめてーアイドルマスター♪って歌詞もあるくらいだしな!

俺P「美希……!」

美希「ハニー!ってあ、ハニー、名前……?」

俺P「……美希、まだまだ、輝き足りないよな」

美希「……え?」

俺P「美希ならもっと、きらきらできる!」

俺P「なろう!アイドルマスター!」


美希「……うん!!ミキ、頑張るよ!」

もう普通のPだな

俺P「(くそ……残りの皆はどこにいるんだ……)」

貴音「……プロデューサー殿」

俺P「あ、貴音……!」

貴音「春香なら……この先にいます」

俺P「そう、か……貴音は、」

俺P「最初から、わかってたのか。こうなることを……」

貴音「さぁて、未来のことは誰にもわかりませぬ」

俺P「はは……貴音はホントに不思議なやつだな」

俺P「俺がここまでこれたのも、案外貴音のおかげもあるのかもな」

貴音「それは誉めすぎですよ、あなた様」

俺P「あぁ、お返しにって言ったら変だけど、俺が必ず」

俺P「貴音を、アイドルマスターにしてやるからな!!」


貴音「もったいないお言葉ですわ、プロデューサー……」

…………

春香「あら、プロデューサー。わざわざ会いに来てくれたんですか」

春香「……気持ちは決まったんですね。どうするか」

俺P「あぁ、もう、決めた」

俺P「俺は、765プロのみんなを、最後まで絶対にプロデュースし続ける」

俺P「途中で見捨てたりなんかしない……春香、お前もだ」

春香「……はぁ?」

春香「なにを言ってるんですかプロデューサー」

ピヨさん処女喪失まで秒読み入りましたー

春香「私が、いつ、どこで、」

春香「あなたに、そんなことをお願いしたんですか……?」

俺P「されてない、な。でも、俺がそう決めた」

春香「話になりませんね……写真のことを忘れたんですか?」

俺P「写真、か……」

俺P「……今わかったよ、春香。あれに写ってるのは……俺と春香だろう?」

春香「……っ!?」

俺P「気付いてあげられなくて、ごめんな……自分のアイドルの顔がわからないなんて、プロデューサー失格だ」

俺P「すまなかった……」

春香「本当に、あなたは……!!」

春香はこの際見捨てちゃってもいいんじゃないかなー

急にイケメンになりすぎだろwwwwwwwwwwww

春香「私を、どこまで馬鹿にすれば気がすむんですか……!!」

春香「そうですよ、私は、ちょっと変装すれば、誰だかわからなくなるような、」

春香「そんな、なんのとりえもなくて、普通の、どこにでもいる、」

春香「こんな、こんな、私が……!アイドルになんて、なれるわけがない!」

春香「なれるわけ、ないじゃないですか……!!」

俺P「……なれるよ。なれないわけがないだろう」

俺P「俺が、春香を、全力でプロデュースしてやる!」

春香「だから、だからなんなんですか!?あなたが、プロデューサーがどう頑張ったって……!」


?「プロデューサーの言うことだけじゃ、信じられないのか?」

社長……!

俺P「……あっ」

春香「ひ……、」

春香「響……」


響「だったら自分も保証するさ」

響「春香はトップアイドルになれるぞ」

響「いや、自分だけじゃない……」

響「な、みんな!」

>>1

>伊織「ちょっとちょっと!この伊織ちゃん抜きでなに盛り上がってんのよ?」

さりげない気遣いに惚れた

ハム蔵「チュチュー!」

いぬ美「わんわん!」

美希「美希もいるの」
春香「美希」
雪歩「春香ちゃんだけに、いいカッコさせないよ」
春香「雪歩・・・」
貴音「765プロは、貴女だけではありません 」
千早「コーホー」
春香「みんな・・・」

小鳥「こ、これが友情パワーか」

やよい「春香さーん!いっしょにトップアイドル、目指しましょうよ!」

真美「はるるーん、頑張ろうよー」

亜美「そうだよ、いじけてる場合じゃないって!!」

真「春香のバカ……!なんでみんなを信じてくれないんだよ!!」

雪歩「春香ちゃん……こんな私でも、頑張ろうと思ったよ!」

あずさ「一人でも欠けたら、765プロじゃありませんものね~」

美希「ミキね、諦めちゃうのはもったいないと思うな」

伊織「そんなところにいないで、早くこっちに来なさい!」

貴音「プロデューサーを、信じようではありませんか」

律子「私もサポートするわよ、春香」

千早「春香……もっと高みを、目指しましょう。いっしょに!」

春香「み、みんな……っ!」

春香「ど、どうして……?」

俺P「……みんな春香を待ってるんだ」

俺P「誰一人、夢を諦めてなんかない!」

俺P「春香も、そうだろう!?」

春香「……っ!?」

俺P「難しいことじゃないんだ。一歩を踏み出すだけでいい!」

俺P「春香……来いよ!」

春香「わ、わたし……私は……っ」

みなシャス

あーゆれでぃーあいむれでぃー

春香「みんな……みんな……っ!」

春香「こんな、私でも、なれるのかなぁ……?」


     『なれるよ、絶対!』


春香「……ははははははっ!」

春香「ありがとう……みんな、ありがとう!!」

春香「こんな私に……ありがとう」

春香「だから……さようなら」

俺P「……っ!?」

俺P「わ、ワニ子!?」

響「なんくるないさー」バキッ

春香「エッ」

俺P「おい、ちょっと待て、春香……!?」

春香「ごめんね……もう私は、プロデューサーに、みんなに……取り返しのつかないことを、いっぱいしちゃったから」

春香「やっぱりみんなと一緒には行けないよ……」

俺P「そ、そんなことない!春香、待って……!」

春香「さようならプロデューサー……そしてごめんなさい」


春香「プロデューサー。あなたがいて、よかった……!」

ビルの屋上にでもいるのか?

P(こうして春香は無事卒業できた)

P「これでよかったのか春香…」

ひーとりでもーゆくーよ
たーとえせつなくーても

『春香あああぁぁぁぁぁぁっ!!』

夜景が鮮やかなビルの屋上に、春香は待ち構えていたように立っていた

彼女は、もしかしたら最初からそうするつもりだったのかもしれない

ひらり、と空中に舞う春香の細く、儚い体

夢中で駆け出す。がむしゃらに手をのばす

そのとき、俺が必死にのばしたその手は……!

本当にビルの屋上かよwwwwwwww

……月日は流れて

?「……デューサー!プロデューサー!」

俺P「……え、あ!」

俺P「音無さん?どうかしました?」

小鳥「仕事の依頼がナムコエンジェルズに来てますよ!」

俺P「え、またですか!?」

俺P「今週スケジュールいっぱいだからなぁ……」

小鳥「ふふ……もうみんな、押しも押されぬ立派なアイドルたちですからね~」

『疲れるから自分でもちな』

俺P「ミギー……」

小鳥「あ、そういえば……ふふ」

小鳥「覚えてますか、プロデューサー?ずっと前に私とした約束」

俺P「……あ、あぁ、あれですか」

俺P「覚えてますよ、音無さん、悪酔いするんですもん……」

俺P「あぁ、でも、そしたらあの賭けは……」

俺P「俺の負けってことになるんですかね」

小鳥「そう、ですね……」

小鳥「あ、じゃあ、プロデューサーさん」

小鳥「命で、償ってもらえます?」

俺「うぇぇぇ!?」

小鳥「冗談ですよ、冗談!」

俺P「はぁ……やめてくださいよ」

俺P「俺一度、本当にそれで死のうと思ったことあるんですから」

小鳥「え、え?そうだったんですか?」

小鳥「な、なんかすいませんでした……」

俺P「いや、まぁ音無さんのせいではないですけど……おっと、もうこんな時間か」

俺P「じゃ、俺そろそろ帰りますね」

小鳥「はいはい……早く帰ってあげてくださいな」

俺P「……もう」

俺P「……アーユレディー アーユレイディ ハジメヨーウ♪」

俺P「……ん?」

俺P「あれ、今終わりか?」

?「そうですよ~プロデューサーがアイドルより先に帰るってどういうことですか!?」

俺P「ははは、悪い悪い、」

俺P「春香」

春香「えーと、じゃあ帰りになにかおごってくれたら、許してあげます!」

俺P「おいおい……」

生きていたのか‥

春香「……あ、でも今日ってたしか……ごめんなさい。プロデューサーたちの大切な日を邪魔したら迷惑ですね」

俺P「は、はは……春香までそんなこと。別に大丈夫だよ」

春香「いーえ!やっぱりおごってもらうのは今度にします!」

俺P「おごるのは確定してるんだな……」

春香「ふふ……それじゃ、プロデューサー!末永く、お幸せに」

俺P「……や、やめてくれって」

俺P「……まったく」

いぬ美「プロデューサー」

ポチポチポチ……

俺P「結婚、記念日には……お互いに気持ちを確認しあいましょう、か」

俺P「は、恥ずかしいな……」

俺P「くそ、緊張してきた……」

ピンポーン

「はーい!いま行くぞー!!」

「あ、おかえり、プロデューサー!」

俺P「あ、あの、響さん、!」

俺P「こ、っこれからも、よろ、よろしく、オナシャス!」

終わり

いや響だろ

慌てるな。まだ補足があるはずだ

え、え?
だ、だめ?

響は結婚したからアイドルをやめて、小鳥さんとの賭けは失敗したっていうオチなんだけど
わかりにくかったね……ごめんなさい

いや響でいいよいいよ

乙シャス

ヒロイン=響
ラスボス=リボンのひと

と、とりま終わりました……こんなクソ長くなってしまったものに最後まで
ついて来てくれてマジでありがとう

最初は本当に俺Pをぼろぼろにけなしていくだけのはずだったんですが、なぜかハーレムものになりました
完全に俺の願望ですね、すいません

ちなみに俺の一番好きなキャラは春香です。春香を貶されているのを見ると心が痛みました。やめましょう
それじゃ、またどこかで会いましょう。読んでくれてありがとう!おやすみなさい!

一番好きなキャラを憎まれ役に持っていく辺りドSシャス

乙シャス!
春香が好きな書き手は春香を性悪にする傾向があると思うんだ

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