津田「萩村・・・身長伸びた?」スズ「!?」 (386)

津田「萩村なんか少し身長伸びた?」

スズ「え、な、何で分かったのよ!ほ、ほんの少しだけなのに!」

津田「分かるよ、毎日萩村のこと見てるし」

スズ「…え?」

津田「…あ、いやー…そ、そう!ほら萩村と一緒にいる時間かなり長いし!」

スズ「ま、まぁそうよね…同じクラスだし生徒会も一緒だし…」

津田「そうそう…」

スズ「ぅ…うん…」

津田(なぜか恥ずかしくなってきた…)

スズ(何か恥ずかしい事言われた気がする…///)

シノ「生徒会室でイチャイチャするなああああああああああ!!!」バンッ

津田「い、いや別にイチャイチャなんてしてないですよ…」

スズ「そ、そうですよ!津田がいきなりへんなこと言っただけで…」

シノ「私から見ればそんな風に見えるがな!」プンプン

アリア「シノちゃんヤキモチ妬いてるの~?」

シノ「な!だ、だれがヤキモチなんて!」

アリア「津田君、スズちゃんの違いが分かるなら私の今日の変化も分かる?」

津田「えっと…何か変わったんですか?」

アリア「なんと今日は下着を履いて来ました!えっへん!」

津田「なんで当たり前のことを胸はっていうんですか?」 

スズ「そ、それにしても本当に何で分かったのよ?」

津田「え?いや本当に何となくだよ…」

スズ「ふーん…」

津田「なんか萩村今日機嫌よかったしさ…何かいいことでもあったのかと思ってさ」

スズ「ぅぅ…」

スズ(な、なんでそこまで見てるのよ…///)

シノ「…」ジー

アリア「…」ジー

津田「な、なんですか?」

シノ「分かった!」バンッ

津田「え?な、なにがですか?」

シノ「要するに津田は萩村の事を視姦していたのだな!!」

アリア「なんだぁそういうことかぁ♪」

津田「全っ然分かってねぇ!!!!」

スズ「確かに考えてみると津田といる時間は長いわね…」

アリア「んー…同じクラス、生徒会で朝から放課後まで、学校行事に登下校かぁ」

津田「そうですね、よくよく考えると高校生になってからは一番一緒の時間が長いですね」

アリア「じゃあもう家族以上の関係だね♪」

津田・スズ「え!?」

アリア「だってそうでしょ?」

スズ「ま、まぁそれはそれで…」ゴニョゴニョ

アリア「通い妻状態を超えたね!」

津田(また訳の分からない事を…)

シノ「むぅ~!!!」イライラ

ー授業中ー

スズ「…」ジージー

津田「…」

ーお昼休みー

スズ「…」ジージージー

津田(あ、朝から感じる萩村のこの視線の意味はなんだ…)

ー生徒会室ー

スズ「…」

津田「あ、あのさ萩村、なんで朝からずっと俺の事見てるの?」

スズ「…ふぇ!?べ、別にアンタのことなんてみ、見てないわよ!!」カァァ

スズ(全然記憶に無い!私、無意識でずっと津田を見てたの!?)

アリア「スズちゃんは大きい人を無意識に視姦しちゃうんだね♪」

シノ「待てアリア!男を見るのに視姦という字ははおかしいだろ!」

津田「ちょっと静かにしてて下さい」

アリア「でも女の子ってカッコいい人を見つめちゃうときってあるよ?」

津田「へぇ~そうなんですか?」

シノ「確かに…可愛いものを見てても時々なるな」

津田(カッコいい…萩村が俺を?…うんないな…聞いたら怒鳴られるレベルだ)

スズ(可愛い…津田が私を見てるのも…な、ないない…うん!)

アリア「どうしたのスズちゃん?考え事?」

スズ「え!?な、なんでもないです!はい!」

スズ(いやでももしかしたら…あんな極わずかな変化を感じ取ってくれたし…もしかして…いやでも…それなら…)

スズ「…」

スズ「…えへへ」

津田・シノ・アリア「!?」

畑「やぁ」

シノ「む、畑じゃないか、どうした?」

畑「いやぁちょっと副会長に用事がありまして」

津田「え?俺ですか?」

畑「そうそう…ちょっと聞きたいことが」

津田「なんですか?」

畑「貴方が最近ロリコンに目覚めたという情報があるのですが本当ですか?」

津田「なんで唐突に相手の心を斬りつけるのでしょう?」

畑「いえいえ、これは確かな筋からの情報ですよ?」

シノ「何!?それは本当か!そのウラs」

津田「そのネタはもういいです」

シノ「ぶぅー…」

畑「私としては真実でも偽りでもどちらにしろ新聞に載せるから良いんですけどね」

津田「何堂々と捏造宣言してるんですか!」

畑「なんだ…違ったんですか残念」

津田「残念がられても困ります」

アリア「じゃあ津田君ってどんな女の子がタイプなの?」

津田「え?」

シノ「!?」

スズ「!?」

畑「おや、それは確かに気になりますね」

津田「いやどんなと言われても…そうですね…素直で大人しい子がいいですね」

アリア「そっかぁ…じゃあ言葉攻めとかスパンキングプレイとかしない子が良いんだね」

津田「どうあってもそっちに書き換えられるの!?」

シノ「素直…」ブツブツ

スズ「大人しい子…」ブツブツ

畑「なるほど参考になりました」

津田「本当ですか…何か怖いんですけど…」

畑「大丈夫、個人の情報が特定されないように書き換えとくから」

津田「それならいいですけど」

畑「じゃあ証言者用の写真撮らせてね」カシャカシャ

津田「え?それじゃばれるんじゃ…」

畑「大丈夫大丈夫、モザイクかアヘ顔に変えとくから」

津田「是非モザイクでお願いします」

畑「じゃあ最後に副会長の告白シーンをお願いします」

津田「何で急に!?終わりじゃなかったんですか!」

畑「一応よ一応、相手は…じゃあ萩原さんで」

スズ「わ、わわわたし!?」

シノ「まったああああああああああああ!その役は私がやろう!」

畑「いえ、会長では駄目です」

シノ「な、何故だ!副会長を支えるのは会長の務めだろう!」

畑「いえ、正統派路線はもう飽きられてるので…」

シノ「」

シノ「…ショボーン」

津田「はぁ…いやでも恥ずかしいんですけど」

スズ「そ、そうですよ!!な、なんでそんな…」

畑「まぁいいじゃないですか、萩原さんと副会長は校門前で抱き合ってた仲ですし」

スズ「あ、ああああれはその!!!なんというか流れでというか…その…」

津田(学校休んだ次の日にそういえば抱きつかれたな…股間の辺りに…)

畑「まぁいいからちゃっちゃとやってくださいな」スチャ

津田「…萩村…いや…スズ」

スズ「ひゅい!?」

津田「スズの事が好きなんだ…こんな俺とじゃ駄目か?」

シノ「駄目だあああああああ!津田には萩村は渡さないいいいいいいいい!」ガバッ

スズ「むぎゅ」

畑(ただの芝居でも駄目とは会長は嫉妬深いと…)カキカキ

畑「まぁこれで十分ですね、では明日の新聞をお楽しみに、じゃ」バタン

シノ「もう来るなああああああああああああああ!うわあああああああああん!」

津田「なんだったんだ…一体…はぁ疲れた」

スズ(告白告白!萩村じゃなくてスズって呼ばれたスズって!!初めてうわぁどうしようどうしよう!)

津田「ごめんな萩村…あんなことに巻き込んじゃって…」

スズ「い、いや別に津田が悪いわけじゃないし…あの人はいつもあぁだし」

アリア「でもさっきの津田君格好よかったよぉ、胸がキュンとしちゃった」

津田「あはは…止めてくださいよ恥ずかしい」

アリア「まるで拘束プレイの亀甲縛りから股縄縛りもされた位キュンキュンしちゃうよね?」

津田「全く共感のできない例えは止めて下さい」

畑「新聞ができましたの2番目にもって来ましたよ」

シノ「ほぉ…まぁ一応目を通してみよう」

アリア「楽しみだねぇ」

スズ「…」ドキドキ

津田副会長、会計の萩村スズに大胆告白!!
やはりペド疑惑は本当だった!?

津田・スズ「ぉいい!!!!」

津田「なんだぺド疑惑って!昨日と変わってるじゃないですか!」

スズ「ペドっていうな!!せめてロリコンといえ!!!」

畑「おや不評ですね、残念です」

津田「こんな新聞速攻発行停止にしてください!!」

スズ「全く…まだ配られる前でよかったですよ」

畑「そうですね、まぁ一番に配ったのは風紀委員の五十嵐さんのところですが」

バァン!!!

カエデ「なんですかぁこれは!!!風紀が乱れてるってレベルじゃないです」

津田・スズ(あぁこの人絶対これを読んでこの人に渡しやがった…)

カエデ「全く!なんで生徒会なのに一番問題みたいなこと起こしてるんですか!」

津田「いやこれはこの人が…って居ない!?」

カエデ「人の責任にするのはよくありません!こんなことは風紀が乱れてるので止めて下さい!」

シノ「ソウダソウダァ!風紀がミダレテルゾォ!カンシンシナイゾォ!」

カエデ(あれ?会長が珍しくこっちの味方だ…)

アリア「カエデちゃん、これには訳があるのよ」

カエデ「む、どんな訳ですか?」

津田・スズ(おぉ先輩が助けてくれた!)

アリア「二人はね、人に広められるほうが興奮するからこういう方法で世間n」

津田・スズ「もう喋るなああああああああああああ!」

カエデ「と、とにかく!こういうことは以後注意して下さい!もうっ」

バタン

津田「はぁ…朝から怒られるし疲れた…」

アリア「お疲れ様津田君♪」

津田(貴方のせいでもあるんですが…)

スズ「なんだか私も疲れました…よいしょ」

アリア「…」ジー

シノ「む…どうしたアリア?」

アリア「そういえば津田君とスズちゃんっていつも隣同士に座ってるよね♪」

スズ「!?」

シノ「むぅー!!!言われてみれば!」

津田「え?でも昔から此処の席ですし…」

スズ「そ、そうですよ!私もこの席ですし!」

シノ「津田お前は時期生徒会長候補だし私の上に座れぇ!」バンッ

津田「何言っちゃってるのこの人!?」

トイレット

津田「はぁ…会長と先輩には毎日びっくりされるなぁ」

スズ「まぁ…いつもの事だし」

津田「そして今恐ろしいことに気づいた…明日から期末テストじゃないか…」ズーン

スズ「はぁ?今頃何言ってるのよ?」

津田「いやぁ最近忙しくて忘れてた…」

スズ「何やってるんだか…」

津田「なぁ萩村、一緒にテスト勉強しないか?」

スズ「え!?」

津田「あ、萩村は別に勉強しなくても余裕か…ごめんごめんやっぱ一人d」

スズ「や、やるわよ!一緒に!津田の家?私の家?!」

津田「え?いいの?じゃあ俺の家で」

畑「津田副会長、萩村会計、津田家でさっそくヤりあう…っと」カキカキ

津田「その記事は速攻削除してください、そして何故2年校舎にいる」

ー放課後ー

スズ「…」

スズ(引き受けたものの…あの日以来津田と居るとドキドキする)

スズ「こんな状態であいつの家に行ったら…」

コトミ「タカ兄!先輩ー!迎えに来ましたよぉ!」

スズ「あぁ…面倒なのが居た…」

コトミ「むぅ!何か酷いこと言いませんでした?」

スズ「いや何もいってないわよ」

コトミ「言葉攻めをするならまず弱めの罵倒からしないと駄目ですよ!そこから徐々に」ハァハァ

スズ「ごめん本当に何も言ってないから貴女も何も言わないで」

ー津田家ー

津田「俺の部屋とリビングどっちでやろうかぁ」

スズ「え、えっと…じゃあ津田部屋で…」

津田「ん…じゃあ飲み物とか持っていくから先に行っててよ」

スズ「う、うん…」トテトテ

ガチャ

スズ「…そ、そいえば津田の部屋に一人ではいるのって中々無いなぁ…」

スズ(…津田の匂いがする…良い匂い)スンスン

スズ(どうしようベットにダイブしたい)

ー5分後ー

津田「萩村ーオレンジジュースでいい?…あれ?」

スズ「…zzz」

津田「…俺の期末テストは終わったかもしれない」

津田「…」カリカリ

コチコチ

津田「…んー」カリカリ

スズ「…zzz」

津田「…分からない」ボソッ

津田(どうする…萩村を起すか…いやでも…)チラッ

萩村「…ぅ~ん…」

津田「気持ち良さそうに寝てるし…起きたら聞けばいいか…」

萩村「…津田ぁ…むにゃ…」

津田「毛布だけかけるか…」スッ

-17時ー

津田「…」

津田(どうしよう萩村全っ然起きない!!!)

津田「いつも生徒会室で寝てるときはすぐに起きるんだけどなぁ…なんでだ」

スズ「んー…えへへぇ…んー…」

津田「流石に起すか…よいしょ…おーい萩村ぁ…そろそろ起きないと暗くなるぞぉ」トテトテ

ガツッ

ドサッ

萩村「んんー…んぁ?」

津田「…あ……」

萩原「………あぁ…津田に寝込みを襲われる夢か」

津田「!?」

バァン!

コトミ「余りにも静かなので突撃しちゃいましたー!ってあれ?」

津田(なんていうタイミングで来るん我が妹)

コトミ「あれぇ?あれあれ?!もしかしてお楽しみの最中でしたかぁ!!」ワクワク

津田「ば、ばか!ちが!これは躓いて」

コトミ「ほほぉそういうシチュエローションということですなぁ!」

津田「変な言葉作るな!!」

コトミ「うひひ、後で詳しく聞かせて貰おうかなぁそれじゃあお邪魔者は去りますようひひ♪」バタン

津田「」

スズ「津田ぁ…」ギュウ

津田(なんで萩村は抱きついてるの!?)

風呂ん

津田「…はぁはぁ」

スズ「…ごめんなさい」

津田「い、いや…こっちこそ眠いのに勉強の誘いしちゃってごめん」

スズ「い、いや!眠くは無かったんだけど!な、なぜかダイブしてみたら眠くなっちゃって…」

津田(何故ダイブしたのかは聞かないで置こう…)

スズ「…本当ごめん!勉強見てあげようと思ったのに…」

津田「だからいいよ、意外とできたし」

スズ「駄目よ!こうなったら今日は泊り込みで勉強会するわよ!」

津田「え?…ええええええええええええ!?」

コトミ「うっひょー!先輩泊まっていくんですか?!やったぁ!」

津田「部屋の外で声上げるってそれ盗み聞きっていうの?」

コトミ「先輩泊まっていくんですよねぇ~♪」ルンルン

スズ「って言ったものの…泊まっても良いの?」

津田「まぁそれは全然いいけど…家に連絡しなくていいの?」

スズ「あ…そうね、ちょっと連絡する」カチャ ピッピッピ…トゥルルルル

コトミ「お風呂沸かして来るねぇ!あとパジャマも持ってこないと♪」

津田「楽しそうだなアイツ」

スズ母『もしもしー?どうしたのー?』

スズ「あ、お母さん?今日友達の家に泊まって期末テストの勉強すr」

萩村「あ、萩村ーお風呂一番最初に入っていいからー」

スズ母『…』

スズ「…えっと…」

スズ母『…明日はお赤飯炊いとくね!あと未来の息子によろしく伝えといて!』

スズ「もっとちゃんとした母親らしい反応をして欲しい」

津田「んーまさかこんな展開になるとは…」

津田「ご飯も食べたしお風呂に入ったら寝るまで勉強かな」

コトミ「ふふふー!今先輩が入浴中だよ?ラッキースケベのチャンスだよ?」

津田「期末テスト前日にラッキースケベなんていってる女子高生はこの世に一人だけだよ」

コトミ「やだなぁそんなに褒められても…///」

津田「どこをどうやって聞いたらそう思えるんだ?」

トゥルルル

津田「あ、電話…会長か」ピッ

津田「もしもし、どうしたんですか会長?」

シノ『あ、津田か、すまんな自家発電中だったか?』

津田「毎回毎回そのネタh」

ガチャ

スズ「津田ーお風呂上がったわよぉーアンタも早く入ってきなさいよぉー」フキフキ

シノ『…』

津田(あちゃーこの王道パターンか)

シノ『つ、津田ぁ!!どういうことだ!何故そこから萩村の声が聞えるんだ!』

津田「いやぁ!こ、これは」

シノ『自家発電中じゃなくて充電中か!!これから放出発電する気かああああああああ!』

津田「会長が何を言ってるのか一言も分かりません」

シノ『うぅ!もうしらん!馬鹿ぁ!!』ガチャ

津田「き、切れちゃった…明日誤解とけばいいか…」

コトミ「スズ先輩ー!もしかして今度スズ義姉さまになるんですかねぇうへへ♪」

スズ「な、なにいってるのよ!ま、全く…」



シノ『うわああん!アリアー!聞いてくれ津田がぁ!』

アリア『あらあら充電中から放出発電?』

スズ「さてお風呂も入ったしご飯も食べたし勉強するわよ」

津田「はーい」

スズ「…」カリカリ

津田「…」カリカリ

コトミ「…」ジー

津田「萩村ー此処ってこの計算であってる?」

スズ「んー?此処はこういう式使って…」

コトミ「…」ワクワク

津田・スズ「「あの…何してるの?」」

コトミ「え!?これから夜の保健体育実習をするんじゃないの?!」

津田「部屋に帰れ」

スズ「てか勉強しろ」

-9時30分ー

スズ「ふぁー…流石に疲れたわね」

津田「…萩村」

スズ「…ん?」

津田「ありがとうな、わざわざ泊まってまで勉強見てくれて」

スズ「…何よ?急に改まって」

津田「いや何か嬉しくてさ」

スズ「…うん」

津田「萩村のそういう所、俺大好きなんだ」

スズ「………うん…ありがt」

コトミ「うっひょー!!!!タカ兄大胆だねぇ!!スズ義姉さん確定!?」

津田「だから廊下で盗み聞きして声上げるな!」

スズ(空気読めない義妹だ…)

テスト終了

ムツミ「テストどうだった!?」

津田「んーまぁまぁかな、そういう三葉はどうなんだ?」

ムツミ「昨日は諦めて筋トレしてましたぁ!!」

津田「あぁ…うん…今日も元気だな」

ムツミ「うん!!!」

津田(笑顔が眩しいが本当は駄目なんだよな…)

ー放課後生徒会室ー

魚見「おや、こんにちはタカ君」

津田「あれ?何で居るんですか?」

魚見「迎えに来たんですよ、今期末テストでしょう?」

津田「え?はい」

魚見「私が勉強を見てあげようと思ってね、そしてお姉ちゃんと呼ばせようと思ってね」

津田「いや…まぁ…大丈夫ですよ?」

魚見「…え?」

魚見「大丈夫とは…?」

津田「いやぁ昨日萩村に勉強見てもらったんで」

魚見「そ、そうなんだ…でもそれは今日の科目でしょ?明日以降の科目g」

津田「あー…それも萩村にお願いしてて」

バァン!

シノ「津田ああああああああああああああああ!昨日の事説明してもらおうかあああああ!」

アリア「昨日津田君の家にスズちゃんの泊まりしたんだってぇ?!ナニしたの!?」

畑「やはり副会長はペドでしたか」

カエデ「風紀が乱れすぎですよおおおおおおお!?」

魚見「それはどういうこと?まさかお姉ちゃんと呼ばせる前に義姉ちゃんを作る気?」

津田「あぁもうつっこみが追いつかん」

津田「だからそれはカクカクシカジカなんですよ」

シノ「本当か!?勉強と偽って保健体育の実習とかしてたんじゃないのか!」

津田(コトミと同じ発想なのか…)

畑「それで抱き心地はどうでしたか?子供と一緒に寝る感じでしたか?」

津田(なんで一緒に寝てる前提なんだ?話を聞いていたのかこの人は)

カエデ「信じられません!男女が一つ屋根の下で一緒に寝るなんて!風紀が乱れてます!」

津田(生徒会なんていつもやってますがと言えない)

アリア「津田君、自家発電から供給発電に切り替えたんだね♪」

津田(この人は何を行ってるのかよく分からない)

魚見「お姉ちゃん…ウオミン…このままだと義妹ができてしまう…」

津田(この人も最初はまともだと思ったのになぁ…)

何故残ってるし…

ー10分後ー

ガチャ

スズ「こんにちはー」

シノ「萩村ー!」ズイッ

スズ「うわぁ!な、なんですか!」

シノ「昨日は津田の家で何をしていたんだ!ナ・ニをしていたんだ!?」

スズ「え、えぇー!?」

アリア「そうだよスズちゃん、ちゃんと避妊はしないと駄目だよ?」

スズ「…一体何を言ってるんですか?」チラッ

津田(すまん昨日電話で会長に誤解が生まれた)ジー

スズ(なんで此処まで面倒なことに…)ジー

シノ「こらー!見つめあうなぁ!」バンッ

津田・スズ「全然全くそんなんじゃありません」

魚見「こんにちは、萩村さん」ジー

スズ「あれ…なんで魚見さんが此処に?」

魚見「タカ君を迎えに来たのですが…」ジー

スズ「な、なんでそんなに凝視してるんですか?」

魚見「これはうらやましいというジト目でを見てるんです」ジー

スズ「いやそんなこといれても…」

魚見「それではいつもの挨拶を」ズイッ

スズ「またそれですか…」

魚見「それで…私もタカ君の家にいってもいいですか?」ボソリ

スズ「え?えっと…それは津田に聞いたほうが…」ボソボソ

魚見「おや?聞いてOKと言われたら言っちゃいますよ?」ニヤリ

スズ「…今日はその…ご勘弁願いたいです…はい」

魚見「ふふっ…貸し一ですよ」

魚見「それで昨日はナニをしたんですか?」ハァハァ

スズ「アンタもそれかぁ!」

津田(仲良いなこの二人)


ー萩村家前ー

津田「今日は萩村の家なんだ」

スズ「昨日泊めて貰ったし今日は家で…ただいまー」ガチャ

スズ母「きゃああああああああああ!娘が朝帰り!そして未来の息子を連れてきたわぁ!!」

スズ「わあああああああああ!ちょ、ちょっと!な、なにいってるの!」

スズ母「津田君!スズちゃんをよろしくね、こんなんだけど実は甘えん坊で寂しがり屋で二人っきりになるt」

スズ「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

津田(うちの妹みたいなお母さんだな…)

お腹いたいトイレ

津田「さてと…今日もお願いします、萩村先生」

スズ「うむ」

津田「…」カリカリ

スズ「…」カリカリ

津田「…」カリカリ

スズ「…」カリカリ

ガチャ

スズ母「はいおやつー」

津田「ありがとうございます」

スズ母「それで津田君は今日泊まって行くの?」ワクワク

スズ「!?」

津田「え?い、いや泊まる予定はないですけど…」

スズ母「あら…そうなの残念…」ションボリ

スズ「…」シュン

津田(あれ?何か萩村も残念がってる?まぁ気のせいだな!)

スズ「んー…まぁこれだけやれば明日も大丈夫でしょ」

津田「うん、萩村ありがとう」

スズ「んー」

津田「ふぁー…昨日も遅くまで起きて勉強してたから眠いや」

スズ「あれ?10時にはやめて寝たじゃない」

津田「あぁ俺はそこから12時位までおきてたし」

スズ「そうだったの…私のベットで少し寝たら?」

津田「いや…流石に女の子のベットに寝られたらイヤじゃないか?」

スズ「わ、私はそういうの気にしないし…」

津田「本当?じゃあちょっとだけお借りしようかな…」

スズ「ど、どうぞ…」

ー5分後ー

津田「…スー…スー…」

スズ(寝るの早いなぁ……)チラッ

スズ「………………」ジー

スズ「………………」ジー

スズ「………………」ジー

スズ「はっ!」

スズ母「そのまま潜り込んで起きた所に責任取りなさいよって言うのがお奨めよ!」

スズ母「ママとパパはそれで幸せになりました♪」

スズ「部屋の外から何言ってるの、そしてそんな事実知りたくなかった」

スズ「…」カリカリ

津田「…zzz」

スズ「…」チラッ

津田「…んー」

スズ「…」ジー

スズ(昨日みたいに夕方頃まで寝てたら…遅いから泊まっていきなさいという展開に…)

スズ「というか私も眠くなってきた…」ジー

スズ「…ま、まぁ私のベッドだし、寝ても問題ないはず」スッ

スズ(し、失礼します…)モゾモゾ

スズ「ふぅ……………zzz…」

ガチャ

スズ母「…!?…!!!!」カチャ…ピロリロリーン

津田「んー…ん…はぁー…よく寝t」チラッ

スズ「…zzz…zzz」

津田「…え?…なんで萩村が隣で寝てるの?」

スズ「…」ギュー

津田(ちょっとちょっと!なんで抱き付いてるの!抱き枕じゃないよ!)

スズ「…zzz」

津田「………起きるまで待つか」


ー19時30分頃ー

津田「萩村…そろそろ時間も俺もやばいから起きてくれ!」

スズがかわいすぎて疲れたから誰か続き頼む

はぁんスス可愛いよぉおぉぉぉ!

津田「…えーと…そ、そろそろ帰るわ!」

スズ「うん…」

津田「べ、勉強見てくれてありがとう!」

スズ「うん…」

津田「あの…なんで布団かぶったままなの?」

スズ「うん…」

津田「……じゃ、じゃあ俺帰るな!おやすみ萩村」

スズ「うん、おやすみ…」

バタン
オジャマシマシター アラゴハンタベテイケバイイノニー イヤーイモウトモマッテマスシ

スズ「…」スンスン

スズ(やばい…津田の匂いがするやばいやばい……はぁぅ)

スズ母「スズちゃん津田君帰ったよぉ~」

スズ「!?う、うん…」

スズ母「ご飯だから降りてきてねー♪後メール送っといたから」

スズ「メール?…うわあああああああああああ!なんで津田と寝てる写真撮ってるのよおおお!」

津田「ただいまー」

コトミ「おっかえりータカ兄!今日はスズ先輩の家でお勉強会?」

津田「あぁ遅くなっちゃったけどな」

コトミ「ふーん!…あれ?」スンスン

津田「ん?」

コトミ「…ふっふっふー!スズ先輩の匂いがするよぉ?」ニヤニヤ

津田「んあ!?そ、そりゃ萩村の家で勉強したし…」

コトミ「本当かなぁ?そんな風に匂いつかないと思うけどぉ?まさかぁ」ニヤニヤ

津田「」

コトミ「スズ先輩のラブジュースでマーキングされたんだね!」

津田「そりゃねぇよないないないない」

なんやかんやテスト終了

津田「ふぅ…危なかった…なんとか副会長の赤点補修は免れた」

萩村「問題なかったみたいね、まぁ副会長なんだしそれは当然か」

津田「いやぁ萩村が教えてくれたからだよ、ありがとう、今度お礼するよ」

萩村「そりゃどうも」

ネネ「私も何とか無事に終わったよぉ…よかったぁ」

萩村「あら?ネネは結構優等生だし問題ないんじゃない?」

ネネ「え?期末テストは全然大丈夫だったよ?」

萩村「…ん?」

ネネ「私の場合は、テスト中に動作確認をして振動音が聞えないかのテストをしてたんだよ!全然わからなかったでしょ!」

萩村「うん、その結果も聞かないほうがよかった」

ー生徒会室ー

シノ「そういえば今日は生徒会の仕事は特に無かったな」

アリア「そうだねぇテスト期間中だし先生も採点とかで忙しいし」

スズ「じゃあ今日は解散ですか?」

シノ「うむ!たまには早く帰って心身ともにリフレッシュせねば!」

津田「そうですね、俺もかえってリフレッシュしよう」

シノ「そうだぞ、股間のリフレッシュは紳士の嗜みだぞ?」

津田(突っ込んだら突っ込んだで二次災害が発生しそうだ)

コンコン ガチャ

コトミ「こんにちはータカ兄いますかー!迎えにきたよー!」

シノ「なんだ、呼んでいたのか」

コトミ「あ、先輩方こんにちは!スズお姉ちゃんもこんにちは!」

シノ・アリア「!?」

スズ「だ、だからお姉ちゃんって何よ!?」

津田(あ、これ面倒なことになるな)

腹が痛い

シノ「ど、どういうことだ!!?お姉ちゃん!?」

アリア「そ、そこまで進んでたの!?」

コトミ「え?あれ?」

スズ「ち、ちちちちがうんです!この子が勝手に言ってるだけです!」

コトミ「えーだってタカ兄と一緒n」

スズ「わぁぁぁ!!勉強!勉強してただけでしょそうよね津田!」

津田「そ、そうそう!」

シノ「…」ジー

津田(何故か誤解の連鎖が止まらない)

アリア「あースズちゃんとコトミちゃんが竿姉妹となtt」

津田「あれデジャビュ?」

コトミ「まぁあれですよ!スズ先輩は私のお姉ちゃんみたいで良いなと思って」

スズ「んぅ…まぁそういわれるのは嬉しいけど…」

津田(珍しくまともなこといった…!?)

コトミ「スズお姉ちゃんスズお姉ちゃん!えへへ~」スリスリ

スズ「ひゃ!ちょっとくっつかないで…もうっ」

シノ「なんだ…そういう姉妹か…」ホッ

アリア「確かにお似合いだねぇ♪」

津田(おぉ!誤解が解けた!)

コトミ「でもスズ先輩がお姉さんになったら姉妹丼ができますね!」

スズ「絶対に姉にはならん!!!」

津田「あ、いつも通りの妹だった!」

コトミ「えー!いやなんですかぁ!中々妖艶な響きだと思うんですけどねぇ!」

シノ「確かに!それもいいな!」

アリア「姉妹丼もいいけど親子丼もなかなかだよぉ?」

コトミ「おーではもう此処は親子姉妹丼で(ry」

ワーワーギャーギャー

津田「この生徒会って…一体何なんだろうな」

スズ「知らないわよ…そんなの…」

津田・スズ「はぁ…」

ワーワーギャーギャー

津田「…先に帰るか」ソソッ

スズ「そうね…」ソー

パタン

スズ「津田、あんたさぁ」スタスタ

津田「んー」スタスタ

スズ「…身長まだ伸びてる?」

津田「う…ま、まぁまだちょっと…」

スズ「別に怒らないからいいわよ」

津田「まぁ2cm位伸びてたかな…前に測ったときは」

スズ「ふーん…」

津田「な、なんで?」

スズ「別にー…私が追い付こうとしてるんだから少し成長止めなさいよ」

津田「んな無茶な…萩村は萩村なんだしそのままでも十分だと思うけどなぁ」

スズ「よ、よくそんな恥ずかしい事いえるわね…全く…」

なんでまだあんだよwwww

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