とある上食の短編集 (233)

このスレッドは「とある魔術の禁書目録」&「とある科学の超電磁砲」のSSです


上食

キャラ崩壊 ご都合主義

誤字・脱字に関しては脳内変換にてお願いします

注意:とある科学の超電磁砲のコミック未収録のネタバレあり

不定期更新


内容:タイトル通り上条さんとみさきちのラブコメの短編集であります。
ですので、基本は一話完結モノ(話によっては続く所もあります)

上食成分を補給したい方集まれ!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1381326717

CASE 1 膨れ上がる恋心


【常盤台寮 食蜂の部屋】


食蜂「はぁ...」

縦ロール「女王? どうされたんですか?」

食蜂「上条さんの事が好き過ぎて生きていくのがツライわぁ」

縦ロール「いきなり何惚気た事を言い出すんですの!?」

食蜂「だってぇ、上条さんが格好よ過ぎるからいけないのよぉ。
上条さんは私の王子様なんだゾ☆」

縦ロール「(私の女王がこんなにデレデレな訳がない)」

縦ロール「......えっと...上条と言う殿方は確かとある高校の一年生でしたわね?
特徴をあげるならばあのツンツンとした頭が印象的で」

食蜂「あの頭をムシャムシャと食べてみたいわぁ」

縦ロール「上条様は棘皮動物ではありません!!」

食蜂「はぁ...上条さん、今何してるのかなぁ? 今からでも会いに行こうかしらぁ」

縦ロール「もうすぐ門限ですけど? それに上条様の住所をご存知なのですか?」

食蜂「......知らないわぁ」

縦ロール「住所が知らないのにどう会いに行くのですか!?」

食蜂「そ、それは...」

縦ロール「会いに行くのは駄目ですけど、電話でしたら良いのではありませんか? 声を聞くだけなら時間的には迷惑はかかりませんから」

食蜂「......ない」

縦ロール「はい?」

食蜂「電話番号も知らないのよぉ!」

縦ロール「あーそれは女王にとっては致命的ですね...」

CASE 2 キャラ替え


食蜂「ねぇ縦ロールちゃん。どうすれば上条さんのハートを掌握出来るのかしらぁ?」

縦ロール「うーんそうですね......でしたらキャラを替えて見てはいかがでしょうか?」

食蜂「キャラを替える? つまりギャップ力を使ってのアピールねぇ」

縦ロール「そうです。普段からゲスい女王にとってはキャラ替えが一番効果的だと思いますよ」

食蜂「ゲスくて悪かったわねぇ」

食蜂「でもその作戦は使えるわねぇ。じゃあ、早速上条さんにアタックしてくるわぁ」

縦ロール「女王? その前にどんなキャラで行くつもりなのですか?」

食蜂「私のこの変身力で必ず上条さんは私の物になるわぁ。
てな訳で縦ロールちゃんも一緒に来なさい」

縦ロール「私も行くんですか!?」

食蜂「いつか縦ロールちゃんにも春が来た時の参考力にもなるかもよぉ?」

縦ロール「女王の命令とならば行きますけど、果たしてそれが参考になるかはいささか疑問ですが...」

食蜂「まぁ見といてよぉ。殿方が恋におちる瞬間を」

CASE 3 キャラ替え 実行編


【第七学区 いつもの公園】


上条「はぁ...また今日も特売をGET出来なかった上条さんです」

上条「帰ったらまたインデックスに噛まれるな...」

上条「はぁ......出会いが欲しい」

『ハニー』

上条「そして幸せになりたい」

『ハニー!』

上条「ハニー? どっかのカップルが叫んでるのか?...にしてはどっかで聞き覚えのある声だな」

『ハニー!!』ダキッ

上条「うおっ!? なんだなんだ? って食蜂!?」

食蜂「お久しぶりなの、ハニー」

上条「はっ? ハニーって上条さんの事でせうか?」

食蜂「そうなの」

上条「......あのー食蜂さん? 君は何か悪いもんでも食べたのか?」

食蜂「操祈は正常だよ。それに食蜂じゃなくてミサミサって呼んで欲しいなの。あふぅ」アクビ

上条「いや、どう見てもいつもの食蜂じゃないよね!? てか君がそのキャラをやると名前の一文字が消えちゃうぜ」

食蜂「ねぇハニー、これから操祈とデートしよう」ムギュ

上条「(ぬおおおお!! 中学生と思えない胸がぁ! けしからん胸がぁ! 上条さんのこの鉄壁な理性にヒビが入るぅー)」

食蜂「操祈はカラオケに行きたいなの」ウルウル

上条「(ぐはぁ! 上目遣いが可愛いなコンチキショー! 俺の理性のライフをゼロにする気か? 此奴は)」

食蜂「は・に・ー」

上条「食蜂!」ガシッ

食蜂「は、はいなの!(キターー! これで上条さんは私ルート確定ねぇ)」

上条「病院に行こう」

食蜂「はい?」

上条「やっぱお前は変なモン喰ってるんだよ。じゃなきゃ上条さんに好意的に接する訳がない。
だから病院に行くぞ。大丈夫、カエル顏の医者なら絶対に治せるからさ」

食蜂「.........」

上条「食蜂?」

食蜂「せいっ」キュウショゲリ

上条「あべしっ」

食蜂「上条さんの朴念仁!」

上条「か、上条.....さんの...下条さんを蹴っちゃあ...駄目...ですよ」




縦ロール「(女王......さすがにそのキャラはないわーです」

CASE 4 キャラ替え おまけ


【常盤台 食蜂の部屋】


食蜂「」ズーン

縦ロール「女王、女王であろう方が布団被ってうずくまる真似はやめましょう。パンツ丸出しですよ?
これでは頭隠して下着隠さずですわ」

食蜂「全然駄目じゃないのよぉ。どうしてくれてるのよぉ!」

縦ロール「私に言われましても...」

食蜂「貴女が出した案じゃない!」

縦ロール「確かにキャラ替えを提案したのは私ですが、何も某人気二次元アイドルでやれとは一言も言ってませんよ?」

食蜂「うっ......」

縦ロール「今回はどう見ても女王に非があります」

食蜂「はぁ...あれをやれば間違いなく上条操祈になれたのに上条さんの鈍感力にはパネェわぁ」

縦ロール「(あれでゴールイン出来たら世の中全然苦労しませんって)」

食蜂「だったら縦ロールちゃんに決めてもらうわぁ」

縦ロール「私ですか? 私にキャラ決めていいんですか?」

食蜂「私自身で駄目だったからぁ今度は部下の縦ロールちゃんに任せるわぁ。
縦ロールちゃんのセンス力に期待は出来るからねぇ」

縦ロール「いいんですね? 私が決めてもいいんですね? ようやく女王の力になれる時が来ましたわ」

食蜂「自信力があるみたいねぇ」

縦ロール「待って下さい。今、女王にピッタシなのをタンスから出しますので」

食蜂「タンス? もしかして可愛い服装で上条さんをメロメロにしろって事ねぇ?」

縦ロール「その通りです」

縦ロール「ありましたわ。さぁ、これをお召しになって下さいませ!」

食蜂「え? これってまさか...」

数分後


食蜂「........」

縦ロール「さすがは女王! やはりこの衣裳は女王みたいなスタイル抜群の方にしか着こなせないですわ!」

食蜂「あのー縦ロールちゃん?」

縦ロール「あっ、これを持たせないといけませんね。どうぞ」

食蜂「これ鞭だよねぇ?」

縦ロール「完璧です! これさえあれば上条様は女王のモノに」

食蜂「なんでSM衣装を勧めた訳? つーかなんでそれを縦ロールちゃんが持ってるのぉ?」

縦ロール「女王と言ったらSMが一番ですよ!! この鞭を上条様に叩いて「私の事を女王とお呼び」と言えば上条様は女王の物に出来ます!」

食蜂「」

縦ロール「さぁ、その姿を上条様に見せるのです。女王」

食蜂「」バシッ

縦ロール「ちょ!? 叩く相手が違いますよ!? いったぁ!」

食蜂「黙りなさい!! この雌豚がぁ!」バシッ バシッ

縦ロール「あんっ! おやめになって下さい! これ以上叩かれると何かに目覚めてしまいますわー!!」

CASE 5 ダイエット


【とあるカフェ】


食蜂「いつ食べても美味いわねぇ、この店のエクレールは」

縦ロール「女王、そんな高カロリーなのを毎日摂取してると太りますよ?」

食蜂「大丈夫よぉ、私は少食力がある方だからぁ」

縦ロール「前の身体測定で2.6キロ増量していましたが?」

食蜂「ちょっとぉ!? なんで縦ロールちゃんが私の体重知ってるのよぉ?」

縦ロール「女王の部下ですから知ってて当然です。このままですと折角恋人になった上条様と破局に向かいますよ?」

食蜂「上条さんは優しいから太った私でも愛してるくれるわよぉ。......きっと」ボソッ

縦ロール「まぁ私は止めはしませんが、後悔するのは女王なんですからね」

食蜂「大丈夫だってぇ」

【上条の部屋】


食蜂「やっほー上条さん。遊びに来たんだゾ☆」

上条「食蜂、ちょっとそこに座ってくれるか? 大事な話があるんだ」

食蜂「大事な話?」スワル

上条「えーあんま女の子に言うもんじゃないけど、食蜂、お前最近太ったきたよな?」

食蜂「え? なんで知ってるのぉ? もしかして縦ロールちゃんから聞いた?」

上条「違うよ。上条さんは見た感じで思っただけだ。そうか、やっぱ太ってるか...」

食蜂「たった2.6キロ増えたぐらいじゃない。たいした事ないわぁ」

上条「食蜂」

食蜂「なによぉ?」

上条「痩せなさい。運動してな」

食蜂「えー嫌よぉ。私が運動音痴なのを知ってるでしょう?」

上条「食蜂さんに拒否権がありません。この際だからダイエットと同時に運動音痴を克服しとけ」

食蜂「嫌なもんは嫌ですぅ」

上条「どうしても?」

食蜂「どうしても」

上条「そっか、なら別れたほうがいいな...」

食蜂「え? ちょっとぉ...やだ! やだ! やだよぉ! お願いだから私を見捨てないでよぉ...私、上条さんなしでは生きて行けないのよぉ...グス......ヒクッ」

上条「じゃあダイエットするか?」

食蜂「する! するぅ!! だから...だからぁ...別れるだなんて言わないでぇ...グス」

上条「だよな。それでこそ上条さんの彼女だ」

食蜂「うん! 明日から......いや、今日から早速実行するわぁ! 待っててね、絶対にスリム力を取り戻すからぁ」スタスタ

上条「あーおい! ?何も今からやらなくてもいいからゆっくりしてけって...あーあ行っちゃったか...」

上条「折角、彼女が遊びに来たばかりなんだけどな...不幸だぁ」

上条「」ピッピ

縦ロール『もしもし、◯◯です』

上条「あー縦ロール、俺だ。上条
だ」

縦ロール『上条様、どうでした?』

上条「作戦成功って所だ」

縦ロール『そうでしたか、さすがは女王の彼氏。貴方が言うだけで説得力が違って来ますね』

上条「しかしよ、あれで良かったのか? 無理にダイエットしなくても上条さんは少し太った食蜂でも愛せます事よ」

縦ロール『予想通りの答えありがとうございます。ですが、貴方が良くても私が駄目ですわ。
私が尊敬する女王はその名に相応しい気品とスタイルを持っていないといけませんから』

上条「そっか」

縦ロール『まぁ何はともあれ、これで女王は生まれ変わってくれるでしょう』


翌日


【常盤台中学 校庭】


食蜂「ハァハァ」

美琴「何してるの? アンタ」

食蜂「見て分からなぁい? ランニングしてんのよぉ」ハァハァ

美琴「それは分かるけどさ、運痴のアンタが何故急にランニングなんか始めたの?」

食蜂「幸せな未来力を手に入れるためよぉ」ハァハァ

美琴「はい?」

CASE 6 新メンバー


【第七学区 個室サロン】


食蜂「今日から私の派閥の一員になった上条さんよぉ」

上条「ど、どうも」

一同「」パチパチ

縦ロール「えー皆様はご存知の通り上条様は女王の恋人ですので、くれぐれも迷惑かけないよう仲良くして下さい」

取り巻きA「宜しくお願いしますわ、上条様」握手を求める

上条「こ、こちらこそ宜しくお願いします」それに応える

口囃子「私にも握手して下さいですわ、上条様」

上条「ああ」

食蜂「こらぁ! 気安く私のダーリンに触れないのぉ」プンプン

縦ロール「まぁまぁ、誰も女王の恋人なんか取りませんって」

CASE 7 歓迎会


上条「なぁ、食蜂」

食蜂「なぁに?」

上条「お前の派閥に上条さんが入って大丈夫なのかよ? 俺は学校も違えば性別も違うんだぜ」

食蜂「上条さんは私の恋人なんだから問題ないわねぇ。別に私の派閥は殿方が駄目とか常盤台限定とか、そんなルールにはないしぃ。
ぶっちゃけ言えば私が立ち上げた派閥なんだから私がルールなのよぉ」

上条「そうかい」

食蜂「フフフフ、上条さんが入った事で組織力がまた拡大したわぁ。とりあえず今日は貴方の歓迎会なんだからパーと騒いじゃいなよぉ。ねぇ?」

上条「ああ」

縦ロール「それでは皆様、乾杯」

一同「かんぱーい」

CASE 8 質疑応答


取り巻きA「上条様」

上条「ん?」

取り巻きA「上条様と女王はいつ頃お付き合いなさられたのですか?」

上条「確か、バレンタインの時だったな」

口囃子「告白はどちらからされたのでしょうか?」

食蜂「私からよぉ」

取り巻きB「女王からなんですか!?」

食蜂「私が先に上条さんに好意力を抱いたからねぇ」

取り巻きC「女王は上条様のどんな所がお好きでしょうか?」

食蜂「全部よ。ぜ・ん・ぶ」

一同「おーー!!」

上条「///」

取り巻きB「あっ、上条様のお顏が赤いですわ」

口囃子「可愛いですわ」

縦ロール「愛されてますね、上条様」ニヤニヤ

上条「恥ずかしい...///」

CASE 9 ライバル


【第七学区 いつもの公園】


食蜂「今日は愛しの上条さんに会えるかしらぁ」

食蜂「うん?」

美琴「チェイサー!」ハイキック

美琴「ちぇ、いちごおでんか」

食蜂「あらぁ、そこに居るのは野蛮力で有名な御坂じゃなぁい」

美琴「ゲッ、なんで食蜂が居るわけ? つーか私は野蛮じゃないわよコラァ!」

食蜂「上条さんに会い来たのよぉ。ホラ、この公園ってよく上条さんを見かけるからぁ」

美琴「はぁ!? アンタがあの馬鹿に会いに?」

食蜂「御坂さんだって同じよね?」

美琴「な、ななななんで私があの馬鹿を会わなきゃならないのよ! べ、別に待ってる訳じゃないんだから!!///」

食蜂「じゃあさっさと帰ったらぁ? 私は上条さんが来るまでここで待ってるからぁ。てゆうか邪魔」

美琴「嫌ね。アンタがあの馬鹿に何しでかすか分かったもんじゃないからね」

食蜂「随分と失礼のある言い方ねぇ」

美琴「そもそもアンタとあの馬鹿の接点ていつ頃なのよ?」

食蜂「御坂さんに教える義務はないわねぇ」

美琴「やっぱアンタとは馬が合わないわ」

食蜂「それは私もよぉ」

美琴「.........」

食蜂「.........」

食蜂「帰ってくれないかしらぁ?」

美琴「アンタに指図されたくないし、私も待つわよ。あの馬鹿が来るのを」

食蜂「最初からそう言えばいいのに、素直力が全くないのねぇ」

美琴「うるさい!」

食蜂「それに短気力が出てるようでは進展が伸びないわよぉ?」

美琴「うー、アイツの前だと調子が狂うのよ///」

CASE 10 百合?


食蜂「遅いわねぇ、上条さん」

美琴「そうね」

食蜂「.........」

美琴「.........」

美琴「ねぇ」

食蜂「何かしらぁ?」

美琴「負けないわよ」

食蜂「そう。私も負けないわよぉ。少なく共御坂さん、貴女にだけは」

美琴「私の事をライバルだと思ってくれてんだ」」

食蜂「そうとも言えるわねぇ。でもぉ、私のこのプロポーション力は上条さんの好みに近いから御坂さんに望みはないんだゾ☆」

美琴「貴様! あんま調子に乗ってるとそのけしからん胸を切るわよ? 砂鉄剣で」

食蜂「いやーん。御坂さんが怖い」

美琴「大体何よ、私と同じ中学生の癖にこうも違いやがって! 少しは私にも分けろっての!」モミ

食蜂「ちょ!? あっ、いきなり何するのよぉ!? んっ、やめてって、あん!」

美琴「へぇー結構揉み心地良いわね」

食蜂「や、やめてってばぁ! あぁん。私にはそんな趣味ないからってきゃあ!」

美琴「ちょっ!?」


ドシーン!!


食蜂「いったぁい」

美琴「急に倒れ込まないでよ!」

食蜂「御坂さんのせいじゃなぁい!」

上条「オイオイ、なんか転ぶような音がしたけど大丈夫ですか?」

美食「「あっ」」

上条「え?」

食蜂「.........」押し倒されて胸を揉まれているように見える

美琴「.........」押し倒して胸を揉んでいるように見える

上条「.........(つまり)」

上条「すみません! 大変失礼しましたぁ!! ごゆっくりどうぞ」スタスタ

美琴「ちょっと待ちなさいよ! 今のは誤解だってば!」

食蜂「今のは御坂さんが100%悪いのよぉ。あーあ行っちゃったぁ...」

美琴「マズイわねら...」

食蜂「どうしてくれんのよぉ!! これで上条さんは私と御坂さんが禁断なキャーな関係になったと勘違いしちゃうじゃなぁい!」

美琴「えっと...アンタの能力でなんとかならない?」

食蜂「なる訳ないでしょうがぁ!! 上条さんにはあの右手があるよぉ?」

美琴「そうだったわ...」

食蜂「あーあこれはもう」

美食「「不幸だわ(よぉ)」」

最近むぎのんの生足にスゲー魅力を感じます。何故だろ?...


えーその過去に書いた上食の一作目は
食蜂「掌握幻想っていい響きじゃなぁい?」上条「そうか?」です。思えばあれがデビュー作でした。

では更新します


CASE 11 雪合戦


上条「雪がかなり降ってるな」

食蜂「そうねぇ。早いところ帰って暖房力とりたいもんだわぁ」

上条「子供達は元気に雪合戦してますな」

食蜂「よく寒い中で遊んでられるよねぇ」

上条「よし!」

食蜂「どうしたのぉ?」

上条「食蜂、俺らも雪合戦すっか?」

食蜂「はぁ? 嫌よぉ。私には冷たい物を投げ合う面白味が理解出来ないわぁ(上条さんからのお誘いは嬉しいけどぉ、雪合戦はちょっとねぇ...」

上条「お前は普段から運動してないんだからたまには体動かさないと駄目だぜ」

食蜂「それでも遠慮するわぁ」

上条「と言う訳で雪合戦開始だ!」

食蜂「ちょっとぉ!? 話聞いてtきゃあ!やだ冷たいわぁ!」

上条「ホーレホレ、お前もさっさと投げて来いよ」ヒュンヒュン

食蜂「やめてってば! 中学生相手に何本気になってるのよぉ! きゃあ!」

上条「そらっ! 特大の一発を喰らえ」

食蜂「あぷっ!?」顔面にクリーンヒット

上条「あっ......やべっ」

食蜂「.........」

上条「食蜂? 大丈夫でせうか?」

食蜂「ええ。大丈夫よぉ」

上条「悪りぃ、上条さんはちょっと調子にのりすぎたよ」

食蜂「ふふふふふふふ」ゴゴゴゴゴ

上条「食蜂?」

食蜂「そんな調子のりすぎた上条さんにはキツーイ制裁力をしないとならないわねぇ」ピッ

通行人共「」

上条「あのーそこら辺の通行人操って何する気ですかな?」

食蜂「なぁに、私の代わりにこの人達が雪合戦してくれるわよぉ」

上条「......おいおい、ざっと20ぐらいはいる通行人と相手なんて冗談だよな?」

食蜂「本気に決まってるじゃなぁい」

上条「」

食蜂「貴方達! この女たらしのウニ頭が相手よぉ! やっちまいなさい!!!」

通行人共「うおおおおおお!!!」ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン

上条「ぎゃああああ!! それはマジでシャレにならないって! あーもう不幸だぁ!!」

CASE 12 ミコッちゃんがふにゃーならみさきちはにへー


食蜂「」ニヘー

縦ロール「あのー女王? 先程からニヘニヘしててどうされたのですか?」

食蜂「よくぞ聞いてくれたぁ」

縦ロール「(質問されるを待ってたのですね...)」

食蜂「実は...なんとぉ!!」

縦ロール「なんと?」

食蜂「愛しの王子様、上条さんとデートに誘う事が出来たんだゾ☆」キラーン


縦ロール「おー! やったではありませんか女王」パチパチ


食蜂「えへへへ」

CASE 13 デートプラン


縦ロール「女王、上条様とのデートにあたって何処に行くか計画を建てられてるのでしょうか?」

食蜂「勿論よぉ。計画力は私任せと上条さんに伝えてあるからぁ」

縦ロール「それで? どのようなデートプランですか?」

食蜂「まずぅ、駅前で待ち合わせしてぇ」

縦ロール「ふむふむ」

食蜂「そしたらぁ、最初に映画館で恋愛モノの映画を鑑賞してぇ」

縦ロール「デートに映画鑑賞は定番ですよね」

食蜂「お昼に美味しいイタリアンを食べてぇ」

縦ロール「女王はイタリアンがお好きですからね」

食蜂「次にぃ、おやつに一緒にアイスクリームを食べてぇ」

縦ロール「たまに食べるアイスクリームは格別ですわ」

食蜂「それでぇ、ショッピングして私に似合いそうな服を上条さんに選んでもらうのぉ」

縦ロール「基本ウチの学校は休日も制服着用が義務付けられてますが、まぁいいでしょう」

食蜂「最後にぃ、ホテルに行って私の処女を」

縦ロール「はいストップ!! なんで学生のデートのカテゴリーにホテルが出てくるんですの!? 可笑しいですよ! 馬鹿ですか!?」

CASE 14 勝負下着


食蜂「そうだぁ、デートに行くんだから勝負下着を身に付けないとねぇ」

縦ロール「私の話聞いてました? ホテルは絶対駄目ですわ!」

食蜂「うーんどれにしようかしらねぇ」ガサコソ

縦ロール「もうどうにでもなれですわ...」

食蜂「ねぇ縦ロールちゃん、どの勝負下着がいいと思う? 私は女王らしい黒が良いかなと思うんだけどぉ」

縦ロール「黒よりも白が女王に適している思いますよ」

食蜂「そう?」

縦ロール「私が分析するに、上条様は清楚系な女の子が好みではないかと思われます。
ですから此処は変に過激な方面にいかず、オーソドックスに。シンプルイズベストで行きましょう」

食蜂「縦ロールちゃんが言うなら白を履くわぁ。
フフフ、これを上条さんに見せれば間違いなくムラムラし、ケダモノ力を発揮して私の処女を」

縦ロール「だからなんでソッチの方向に持って行こうとするんですか貴女は!? 」

CASE 15 縦ロールはゲコラー


食蜂「所で縦ロールちゃん」

縦ロール「なんでしょうか?」

食蜂「縦ロールちゃんはどんな下着を穿いてるのかしらぁ?」

縦ロール「え? べ、別に普通ですよ。中学生としてそれ相応を着用してますので」

食蜂「ふーん。ちょっと見せてくれない?」

縦ロール「はい? い、いや別に見せる程でもありませんよ!///」

食蜂「良いじゃなぁい? 女の子同士なんだから恥ずかしかる所でもないんだしぃ」ワキワキ

縦ロール「同性同士でも恥ずかしいですって!」

食蜂「それっ!」バサッ

縦ロール「きゃあ!///」

食蜂「うん?」

縦ロール「///」スカート抑える

食蜂「今、ピンク色のカエルが見えたような...」

縦ロール「カエルじゃありません! ピョン子!!」

食蜂「ピョン子? あーゲコ太の仲間のキャラクターの」

縦ロール「うー女王に見られてしまいわしたわ...」

食蜂「へぇー『中学生としてそれ相応を着用してますので』ねぇ」ニヤニヤ

縦ロール「うっ...」

食蜂「まぁ可愛いから良いんじゃない? 縦ロールちゃんがお子様な下着を付けてるからって私は特に気にしないわよぉ」

縦ロール「ち、違うんですよ。これは御坂さんからの頂き物ですから穿かない訳にもいかなかったのですわ...」





美琴「クシュン」

美琴「誰かが私の噂をしているのかしらね?」

美琴「あれ? あー!! 新品のゲコ太パンツがない!? また盗みやがったなあの変態ツインテールは!!」パチバチ

CASE 16 あだ名


食蜂「私にもあだ名が欲しいんだゾ☆」

上条「はい?」

食蜂「だからあだ名よあだ名」

上条「あだ名、ですか?」

食蜂「そうよぉ。いつも御坂さんにはビリビリと呼んでいるじゃなぁい? 私にもぉ、上条さんからのあだ名が欲しいのよぉ」

上条「あだ名で呼んで欲しいのか?」

食蜂「その方が親しみがあるからねぇ」

食蜂「(本当は操祈って名前で呼んで欲しいけどぉ、まぁあだ名でも悪くないしぃ)」

食蜂「(ドリーはみーちゃんって呼んでたけどぉ、上条さんの場合はなんて呼んでくれるかしらねぇ?)」

上条「うーんそうだな......プリプリ中学ってどうだ?」

食蜂「それは私が女王<プリンス>だからぁ?」

上条「違う違う、食蜂のお尻がプリっとしてるからだ」

食蜂「それセクハラ」

上条「あーいや、そんなつもりで言ったんじゃなくてな」

食蜂「却下ねぇ。もっと私らしいあだ名を考えてよぉ」

上条「だったらこれはどうだ? 心理掌握<メンタルアウト>だからタルタル中学生」

食蜂「貴方......つくづくセンス力が可笑し過ぎるわぁ......それも却下。もっと真面目に考えてぇ!」

上条「とは言ってもな、食蜂らしいあだ名ってそう簡単に浮かんで来ない......あっ! これはどうだ?」

食蜂「うん?」

上条「キラキラ中学生」

食蜂「キラキラ?」

上条「ほら食蜂って普段から星のようにキラキラ輝いてるからさ。キラキラ」

食蜂「それ採用! 確かに私らしくていいわねぇ。さすが上条さん、良いあだ名付けてくれるじゃなぁい」

上条「そうか?」

食蜂「キラキラ......うん! 気に入ったわぁ!」

数日後


美琴「ちょっとアンタ!」

上条「よぉービリビリ」

美琴「だからビリビリ言うな! 私には御坂美琴って名前があるのを何回言えば理解してくれる訳?」

上条「あー悪りぃ悪りぃ、まだ癖が抜けないみたいで...」

食蜂「上条さぁん」

上条「オッス、キラキラ中学生」

食蜂「イエーイ☆ キラキラ中学生こと食蜂操祈なんだゾ☆」

上条「掴みはOKだな」

上食「「イエーイ」」ハイタッチ





美琴「......え? 何? なんなの?」

CASE 17 お花見


上条「あのー食蜂?」

食蜂「何かしらぁ? 上条さん」

上条「俺は昨日、自分の家で寝てたんですよ」

食蜂「そうねぇ。良い寝顔だったぁ」

上条「なのになんで起きたら屋外でしかも食蜂の膝で寝てたんでせうかねっ!!?」

食蜂「なんでだろうねぇ?」

上条「知らばくれるんじゃねー!! 説明しろ! コラ!」

食蜂「お花見するからよぉ」

上条「それだけで上条さんは納得すると思ってるのでしょうか?」

食蜂「私の膝枕は気持ち良かったかしらぁ?」

上条「ああ。まったく、食蜂の太モモは最高だぜ。じゃなくて!! 真面目に説明しろ!」

食蜂「上条さんを驚かせたくてぇ、昨日貴方が寝ている間に私の部下が此処まで運んでくれたんだゾ☆」

上条「上条さんのプライベートがまる無視ですね...」

縦ロール「あのーすみませんでした、上条様。私は反対したのですが、女王の能力で...」

上条「気にするな。相手が悪かったんだから」

縦ロール「ですが、女王は貴方とのお花見がしたくて楽しみにしてたのですわ」

上条「だったら普通に誘ってくれれば良かったのに...」

食蜂「サプライズよぉ、サプライズ☆」

CASE お花見パート2


食蜂「にへー」

上条「あのーいつまで上条さんの膝枕を堪能してるつもりでせうか?」

食蜂「私がいいって言うまで」

上条「もう20分は経とうしてるんだけど?」

食蜂「いいじゃなぁい。上条さんが起きるまで膝枕してあげたの私よぉ? 感謝力があってもいいと思うけどぉ?」

取り巻きA「あんな女王を見るのを初めてですわ」

取り巻きB「いつも凛々しい姿が印象的でしたけど、上条様の前になると恋する乙女モードですわ」

縦ロール「女王、さすがに上条様がお困りですからそろそろ...」

食蜂「チェ、まだ堪能したかったわぁ」オキアガル

縦ロール「それよりも女王、もうすぐお昼ですからアレを上条様に披露してあげてはいかがですか?」

食蜂「そうねぇ。ねぇ上条さん」

上条「うん?」

食蜂「私、上条さんのためにお弁当作ってきたから食べてくれないかしらぁ?」

上条「マジで!? 食べる食べる! 食蜂が作ったのか?」

食蜂「うん。上条さんに食べてもらいたくて朝4時に起きて作ったわぁ」

縦ロール「(早すぎですよ! 貴女はおばあちゃんですか!?)」

食蜂「開けてみてぇ」

上条「どれどれ、わーお! 美味そうじゃないか!」

食蜂「さぁ、召し上がれ」

上条「いただきます」モグモグ

上条「うめぇ! マジでうめぇ!」

食蜂「本当にぃ!? 嘘じゃないよねぇ?」

上条「エイプリルフールはもう過ぎてるんだぜ? 美味いに決まってますよ」

食蜂「縦ロールちゃん聞いたぁ? 私が作った弁当が美味しいんだってぇ」ニヘー

縦ロール「良かったですね、女王」

縦ロール「(女王は昨日まで猛練習してましたからね。にしても、人間恋するとあんなに変わる者なんですね)」

縦ロール「(余程上条様がお好きなのですね。女王)」

CASE 18 キャラ被り?


【第七学区 街中】


上条「悪いな食蜂、特売に付き合ってもらって」

食蜂「いいのよぉ。上条さんの役に立てれるのならそれで良いのよぉ」

食蜂「(それに、こう男女がスーパーに買い物なんて夫婦みたいだしねぇ)」ニヘー

オリアナ「あら、そこに居るのは坊やじゃない」

上条「お、オリアナ!? なんでお前がまた学園都市に来てんだよ?」

オリアナ「プライベートでちょっとね」

食蜂「知り合い?」

上条「まぁな」

食蜂「(てか何? この女。金髪に巨乳なんて私とまるっきり被ってるじゃなぁい!しかも、その格好はなんなのぉ?)」

オリアナ「そっちの子は誰? もしかして坊やのガールフレンド?」コユビタテル

食蜂「そ、そう見えるかし「違うよ。俺がこんな美少女と付き合えるがないだろう」......」

上条「ただの女友達ですよ。女友達」

食蜂「ムッ......」プンプン

上条「なんで怒ってるの?」

食蜂「べぇつにぃ」

オリアナ「(...成る程、坊やも罪作りな子ね)」クス

CASE 19 修羅場


オリアナ「お嬢ちゃんの名前はなんて言うの?」

食蜂「......食蜂操祈」

オリアナ「操祈ちゃんね。可愛い名前じゃない」

食蜂「.........」

オリアナ「まだ学生なのに結構胸があるわね。まぁお姉さんには及ばないけど」

食蜂「」ムカ

オリアナ「操祈ちゃんを見るとなんか妹が欲しくなるのよね。ねぇ操祈ちゃん、お姉さんの妹にならない?」

食蜂「結構です!」

オリアナ「あら、振られちゃったわね」

上条「(食蜂の奴、オリアナと会ってからえらく機嫌悪いな。どうしたんだろう?)」

オリアナ「(相変わらず坊やは分かってないわね。そうだ!)」

オリアナ「ねぇ坊や、この後暇? お姉さんとお茶しない?」

上条「え?」

食蜂「はぁ?」

オリアナ「そんでその後に何処か二人っきりになれる所でお姉さんとイイ事しようよ」ムギュ

上条「(オイ! メロンちゃんが! オリアナのこの特大なメロンちゃんが上条さんの腕に!?///)」

食蜂「ちょっとぉ!? 私の上条さんに何手出してるのよぉ? 離しなさい!」

オリアナ「あーんもう邪魔しないでよ操祈ちゃん」

食蜂「それはコッチの台詞よぉ! よくまぁ私の前で上条さんを誑かしてくれるわね」

オリアナ「誑かすだなんて人聞きが悪いわ」

食蜂「大体ねぇ、貴女のその格好は何? 痴女なのぉ?」

オリアナ「やだわ、お姉さんの超セクシーな衣装を痴女呼ばわりなんて全然良さが分かってないわね。この小娘は」

食蜂「でもまぁ、よく見ると貴女みたいなおばさんにはお似合いかもしれないわねぇ」

オリアナ「お、おばさん!? 未成年のお姉さんに向かっておばさんとはとんだ失礼しちゃうわね!! 操祈ちゃんの目って節穴なの?
あっ、椎茸みたいな目してるからそう見えちゃうのね、可哀想だわ」

食蜂「うるさい! この歩く猥褻物」

オリアナ「どうやらこの小娘にはちょっとお仕置きがみたいね」カッチーン

食蜂「それは貴女の方よぉ、下品力満載のおばさぁん☆」

オリアナ「完全にキレたわ。小娘の分際で調子乗ってんじゃないわよ!!」

食蜂「それはコッチの台詞よぉ! このビッチババァ!」

上条「おいおい、二人共喧嘩はやめろって」

食オリ「「上条さん(坊や)は黙っててっ!!」」

上条「はい...」

ここまでです


とあるシリーズ映像化一段落かぁ...
禁書三期やれよ三期を...


いつか三期やってるくれる事を信じて何年も待ってますよ。自分は


ではまた

最新号のガンガンでオリアナの着替えシーンがあったのですが、下着がTバックだったのはさすが! よく分かってらっしゃいますわ


では更新しまーす

CASE 20 椎茸


【上条の部屋】


食蜂「私ってどうも椎茸が苦手なのよねぇ」

上条「嫌いなのか? 美味いんだけどな、椎茸」

食蜂「ごめんなさいねぇ。折角、上条さんが手料理奮ってくれたのはいいけどぉ、こればかりは食べられないわぁ」

上条「まぁ無理には食うなとは言わないが、一口ぐらいは食べてみなって」

食蜂「えーそれはちょっとねぇ......でもぉ、上条さんの椎茸なら喜んでくw「はい、下ネタはやめような」はい...」

上条「ホラ、一口だけでいいから食ってみろよ」シイタケサシダス

食蜂「(え? こ、これってアーンしろっと言うのぉ? 上条さんが食べさせてくれるのよねぇ!? ?どうしようメチャクチャ嬉しいんだけどぉ、椎茸はねぇ...)」

上条「ホーレホレ、騙されたと思って食ってみなよ。美味しいぜ」

食蜂「(......でも、これを逃す訳にはいかないわぁ! 好きな人だもん。ここは勇気力を振り絞って)」

食蜂「アーン」パク

食蜂「.........」モグモグ

食蜂「あれぇ? 椎茸ってこんなに美味しかったかしらぁ?」

上条「なんだ食べれるじゃねーか」

食蜂「美味しい、美味しいわぁ。これだったら全部食べれるわねぇ」

上条「じゃあ、残りの椎茸を食っちゃえ食っちゃえ」

食蜂「うん! また上条さんが食べさせてくれるならねぇ?」

上条「アーンをやれってか? 仕方ありませんな。はい口を開けて」

食蜂「アーン」

上条「....っ!?」

食蜂「ハムッ」パク

食蜂「えへへ。椎茸サイコー」

上条「(やっべぇ、椎茸を食べる食蜂ってエロいな。これじゃあ上条さんの椎茸が元気になってしまいますな///)」

CASE 21 運動しよう


【常盤台寮 ?食蜂の部屋】

食蜂「あーかったるいわぁ」グテー

縦ロール「女王、今日の休みはテニスをやりましょう」

食蜂「パス。なんで休みの日まで体動かさないとならないのぉ? そんなのは体育だけで充分よぉ」

縦ロール「テニスは楽しいもんですわ。一度はやってみると良いですよ。きっと女王もハマりますって」

食蜂「運動力ゼロの私にテニスなんて苦痛以外のなにもんでもないわぁ」

縦ロール「それはやりたくないと?」

食蜂「当たり前よぉ」グテー

縦ロール「そうですか......そう言えば上条様は以前「テニスしてる女の子は好きだな」と仰られてましたような」

食蜂「さっさとテニスコートに行くわよぉ!」キリッ

縦ロール「(恋は盲目。よく言ったもんですね...)」

CASE 22 テニスの女王様


【第七学区 とあるテニスコート】


食蜂「.........」テニスウェア姿

縦ロール「とても良く似合ってますわ、女王」

食蜂「それはどうもありがとう」

縦ロール「女王は何を着ても様になりますわ」

食蜂「お世辞はいいからさっさとテニスやるわよぉ」

縦ロール「その前にですが、女王はテニスのルールはご存知で?」

食蜂「それぐらいは分かるわぁ。馬鹿にしてんのぉ?」

縦ロール「いえ、女王がテニスのキャリアがないので念のために聞いただけです」

食蜂「そう言えば縦ロールちゃんは幼い頃からテニスやってたわね」

縦ロール「ええ、3歳の頃にはラケット振ってましたから」

食蜂「じゃあ、ちょっとお手本見せてくれなぁい? サーブだけでいいからぁ」

縦ロール「分かりました」

縦ロール「ではサーブ行きますわ」

縦ロール「ボールを天高く上げ」

縦ロール「そーれ!」バコーン


ガシャァァアアアンン!!!


食蜂「」

縦ロール「まぁ、こんなもんですね」

食蜂「いやいやいや! 何が「こんなもんですね」よぉ!? 明らかに御坂さんの超電磁砲より音速力超えてない!? ネット突き破って行ったわよぉ!!」

縦ロール「そんなに驚く程ではありませんよ」

食蜂「驚くでしょう!? 普通は! こんな人間離れしたサーブ打てるんなら誰も縦ロールちゃんに敵わないわよぉ」

縦ロール「そうでもありませんよ。私が過去に出た全国大会なんかはベスト32でしたから私以上の強者が結構居るのですわ」

食蜂「(あんなサーブ出せてもベスト32なのぉ!? どんだけ怪物が居るのぉ?」

縦ロール「さぁさぁ、テニスをやりますわよ」

食蜂「やっぱパス」

縦ロール「えーー!? ここまで来といてそれはないですよ!」

CASE 23 コンビニ


ウィーン

店員「いらっしゃいませ」

食蜂「さーてとぉ、新作のスイーツでも買って帰りましょう」

食蜂「ん?」

美琴「(やっぱネギま!は面白いわね」立ち読み中

食蜂「御坂さぁん、何してるのぉ?」

美琴「ゲッ...なんでここでアンタと会うかね...」

食蜂「あーあやだやだぁ。常盤台のエースとあろう方がコンビニで立ち読みなんて常識力が欠けてるんじゃなぁい?」

美琴「別にいいでしょう? 立ち読みぐらい」

食蜂「そんなに気になるなら買えばいいのにぃ」

美琴「ウチの寮は漫画持ち込み出来ないのよ。アンタだってそれぐらい分かってるはずよね?」

食蜂「私は漫画なんて興味ないからそんな規則があろうが私には関係ないわぁ」

美琴「あっそう。だったらアッチ行ってくんない? アンタが居ると集中して読めないわ」

食蜂「酷い嫌われようねぇ、私」

美琴「だって私、アンタが嫌いだし」

食蜂「まぁ御坂さんから好かれたって全然嬉しくもないしぃ」

美琴「でしょ? そう言う事だからさっさと私の視界から消えてくれない?」

食蜂「言われなくてもそうするわぁ。っとその前に何の漫画読んでるのぉ?」

美琴「ちょっと! 勝手に覗くな!」

食蜂「え? 何で10歳ぐらいの男の子が年上の女子学生とキスしてんのぉ!? この女の子はショタコンかなんかなのぉ?///」

美琴「あーこれはキスと言うかパクティオーしてんのよ」

食蜂「パクティオー?」

美琴「詳しくはググった方が分かりやすいから説明はしないわ」

食蜂「うわぁ、結構ブチュっといってるわねぇ///」

美琴「このポニーテールの子はね、寡黙だけど、人の世話を焼くのが好きな優しい性格の持ち主の子だから私はこの子に凄い好感持てるわ。そんでもって水泳部のエースでもあるのよ」

食蜂「ふーん」

食蜂「(キスねぇ......いつか上条さんと恋人になってキスする事になったらどんな感じかしらぁ?)」ホワンホワーン


こっからはみさきちの妄想です


上条『操祈、俺とキスしてくれ!』

食蜂『ちょ、ちょっと急にどうしたのぉ!? 上条さん。 そ、そのぉ、キ、キスだなんていきなり」

上条『俺はお前とキスがしたいんだ!』

食蜂『で、でもぉ。そう言うのは好きな人とした方が良いわよぉ? 大体、上条さんは私の事なんて好きなんかじゃあ...』

上条『俺は操祈の事が好きだ! 操祈が好きだからキスしたいんだっ!!』

食蜂『え? 嘘......上条さんが私の事好きだなんて...嬉しい...嬉し過ぎるわぁ。私も、私上条さんの事が大好きよぉ』

上条『マジすっか!?』

食蜂『マジよぉ。いい? 上条さんは気づいてないけど凄いモテててるのよぉ。貴方は』

食蜂『その中でも私が一番上条さんに対する好意力を持ってる。だから誰よりも上条さんを想ってるのよぉ』

上条『そっか、ならキスしても良いよな? 今日から俺と操祈は恋人同士だ』

食蜂『うん! これからも宜しく頼むんだゾ☆」

上条『おう』

食蜂『じゃあ、キスしてぇ。私の王子様』

上条『OK、俺のお姫様』

上食「「」」チュー


妄想終了


食蜂「」ニヘー

美琴「食蜂? どうした? おーい戻って来いー」

CASE 24 かつての戦友


食蜂「(今日の私は幸福力があるわぁ。何せ隣には愛しの上条さぁんが居るからぁ)」

上条「んで、どこでお茶すんだよ?」

食蜂「そうねぇ、学舎の園にパンケーキが美味しい店があるからそこにするぅ?」

上条「男子禁制のテリトリーに上条さんが入れと仰るのですか!?」

食蜂「あっれぇ? 前にその男子禁制に侵入して来たお馬鹿さんはどこの誰だったかしらねぇ?」

上条「え、えっと......誰なんでしょうかね? ハハハ......」

食蜂「そのお馬鹿さんを助けてあげた優しい女子中学生は誰だったかしらぁ?」

上条「食蜂操祈様です! マジであの時は助かりましたっ!!」

食蜂「まったくぅ、上条さんの変態力には困ってもんねぇ」

上条「何を仰るでせうか!? 俺は普段から硬派な紳士だと皆から言われてるだよ。食蜂君」

食蜂「寝言は寝て言うものよぉ?」

上条「」ガビーン

食蜂「ほら、落ち込んでないでお茶しに行きましょう」

削板「うおおおおお!! すごいダッシュ!」ダダダダダ

食蜂「きゃあ!」

上条「ぬおっ!? なんだなんだ?」

削板「うん? お前、カミジョーじゃないか!?」

上条「そういうアンタは確か、削板か」

食蜂「(暑苦しいのに会っちゃったわぁ...)」

削板「よぉーカミジョー! あの時のお前は凄い根性だったな。まぁ俺にはまだ及ばないが」

上条「いやー正直、削板がいなかったらデビル御坂に殺されるとこだったけどな」

削板「しかしよ、電撃をかき消すなんてどんな根性があれば出来るんだ?」

上条「根性は関係ねーよ。そう言うお前なんか電撃をハタキ落としたじゃねーか」

削板「一応超能力者やってるもんでな」

上条「え? 削板って超能力者だったの!?」

食蜂「序列は第七位、世間からはナンバーセブンって言われてるわぁ」

上条「第七位か...」

削板「まぁ超能力者なんてオマケのようなもんだ。俺は根性があれば何もいらないからな!」

上条「根性だけで生きていける程、世の中甘くねーよ。いやでも、削板ならやれそうかな?」

削板「所でカミジョー、ちょっといっか?」ヒソヒソ

上条「なんだよ?」ヒソヒソ

削板「隣にいる女は常盤台の第五位の嬢ちゃんじゃないか。もしかしてカミジョーのカノジョーか?」ヒソヒソ

上条「はぁ? 何処を見たら食蜂が上条さんの彼女に見えるでせうか? それにカミジョーのカノジョーってダジャレのつもりかよ?」

削板「そうか。カミジョーは彼女居ないのか...でもなぁ、彼女なんてもんは根性さえあれば出来るんだぜ!」

上条「どんだけ根性をゴリ押ししてるんだよ! アンタは」

削板「おっと、ランニングの途中だったて事を忘れてたぜ! じゃあなカミジョーと嬢ちゃん」ダダダダダ

上条「.........」

食蜂「.........」

上条「何だったんだ? アイツは?」

食蜂「さぁ?」

以上です


説明不足でしたね

えーこのスレは短編集ですので、お二人が恋人である話があれば、そうではない話もありますのでご理解下さい


ではまた

枯渇寸前の皆様、お待たせしました


投下します

CASE 25 一方さんはストリートミュージシャン


【第七学区 街中】


上条「そろそろ門限なんだから帰った方がいいぞ」

食蜂「えー、門限なんて私の掌握力があれば関係なくなるんだけどぉ」

上条「だからと言って常盤台のお嬢様があんま遅い時間に外に居るのはあまりよくないぜ。その内襲われるぞ?」

食蜂「あらぁ、心配してくれてるんだぁ」

上条「当たり前だ」

食蜂「それはそれで、嬉しいんだけどぉ。もう少し上条さんと一緒にいたいんだゾ☆」

上条「ダーメ。今日はもう帰りなさい」

食蜂「えー? せめて後一時間は延長してぇ?」

上条「いや、門限過ぎてるじゃん」

食蜂「じゃあ30分でどう? それならギリギリ間に合うしぃ。ねぇ?」

上条「...しゃーねな。30分だけだぞ」

食蜂「わぁいありがとう、上条さん」ダキ

上条「だ、だから一々抱きついてくんなって///」

食蜂「嫌じゃない癖にぃ」

上条「ま、まぁ否定はしないが///」

食蜂「顔が真っ赤になっちゃって、可愛いんゾ☆」

上条「うっせー」


♪Rolling! Rolling! Growing! Ah-
♪Rolling! Rolling! はずみつづけろ

上条「うん? 誰かが歌ってるみたいだな」

食蜂「そうねぇ、あっ! そこの公園から演奏力出てみたいよぉ」

上条「どれどれ......ってあれ?」

一方「Rolling! Rolling! Growing! Show you guts cool say what 最高だぜっ! イェイ」ジャガジャカジャン

上条「一方通行......」

一方「ン? よォ、三下と心理掌握じゃねェか」

食蜂「久しぶりぃ、第一位さぁん」

上条「こんな所でギターなんか引いて何してんだよ?」

一方「見てわからねェか? ギターの練習してンだよ」

上条「練習? お前、バンドでもやってんのか?」

一方「俺が誰かと一緒にバンドやってるイメージなンかつくかァ?」

食蜂「少なく共、孤独力の第一位さんにはちょっとねぇ...」

一方「それは悪かったなァ」

上条「じゃあ、ソロでやってるって事か?」

一方「当然だァ」

上条「そう」

食蜂「ストリートライブでもするのぉ?」

一方「まァな。ついさっきまでそこで遊んでたガキ共に聴かせてやったンだぜェ」

上条「子供にかよ!?」

食蜂「聴いた子供達の感想はどうだったのぉ?」

一方「勿論、好評だったに決まってンだろォ。俺の歌はガキ共には響くみてェだ」

上条「本当かよ?」

食蜂「ねぇねぇ、私達にも聴かせてくれないかしらぁ?」

一方「いいぜェ。今日の俺は機嫌が良いからサービスしてやンよ」

上条「何を歌う気でせうかね?」

一方「三下達には...そォだな、コミカルもンを披露すンぜ。これは滅多にやらないからラッキーだぜェ? お二人さン」

上条「お前がそういう路線を歌うなんて意外過ぎるってレベルじゃねーな」

食蜂「楽しみねぇ」

一方「それでは聴いてくれ」

一方「.........」ジャガジャカ

上条「(ギターうめーな)」

食蜂「」ワクワク

一方「もしかしてだけど×2
それってオイラを誘ってるんじゃないの」

上条「なんで芸人の歌なんだよ!!?」

CASE 26 いちゃいちゃメンタルアウト


【上条の部屋】


食蜂「上条さぁん、今日は何の日か知ってるぅ?」

上条「何の日って...なんもないんじゃないか? 別に祝日でも○○の日でもないし」

食蜂「全然分かってないねぇ、良い? 今日は私と上条さんが恋人になって一ヶ月になるのよぉ」

上条「あれ? まだそんなしか経ってないんだっけ?」

食蜂「そうよぉ、一ヶ月前の丁度この日、私達は恋人になったのよぉ」

上条「そうか、いやー今思うとな、操祈が上条さんの事が好きだなんて全然気付かなかったぜ。俺は結構敏感な方なんだけどな」

食蜂「どの口が言うかしらねぇ」

上条「ん? て事は俺をどっかの店に連れてったり、抱きついたり、胸を押し付けて来るのはアプローチだった訳か」

食蜂「今更かいっ! あれだけアピって気付かない殿方なんて学園都市内で上条さんだけよぉ」ビシッ

上条「俺ってどんだけ鈍感だったんだろう...」

食蜂「鈍感力の関してだったら超能力者ねぇ? 勿論、序列は一位ねぇ。 貴方は第一位さんみたいに想いを反射する能力でもお持ちなのかしらぁ?」

上条「そんなにヒドかったんですね...俺は」

食蜂「まぁ私のアピール力は上条さんにも通用出来るみたいだから良かったもんだわぁ」ストン

上条「ちょっと? 上条さんの膝は操祈の椅子じゃありません事よ?」

食蜂「ふっふん♪ ここは私だけの特等席よぉ」

上条「まったく...」

食蜂「ねぇ、このまま私を抱いてくれないかしらぁ?」

上条「こ、こうか?」ムギュー

食蜂「そうそうこの感じよぉ」

上条「......これ、外でやったらバカップルって言われるんだろうな」

食蜂「いっそバカップル世界一でも目指しちゃう?」

上条「それも悪くないな」

食蜂「じゃあ、もっとイチャイチャしないとねぇ☆」

CASE 27 待機


食蜂「」ワクワク

縦ロール「あのー女王? パンツ一丁で何をされてるのですか?」

食蜂「上条さんからの返信を待ってるのよぉ。さっきデートのお誘いのメール送ったからぁ」

縦ロール「それと衣服を脱ぐのとどう関係がありますの!?」

食蜂「楽しみで仕方ないから脱いでしまうのよぉ。ちなみに靴下は残しとくのがマナー力ねぇ」

縦ロール「理解が出来ませんわ...」

食蜂「うーん、やっぱパンツも脱いだ方がいいわねぇ」ヌギヌギ

縦ロール「風邪引きますからおやめ下さい!!」

CASE 28 寒い時期にはやっぱ肉まんでしょ!


店員「ありがとうございました」

上条「ホレ、出来たてで熱いから気をつけろよ」

食蜂「ありがとねぇ」

上条「あーこういう寒い日に食べる肉まんは美味いな」モグモグ

食蜂「あんまんも美味しいんだゾ☆」モキュモキュ

上条「食蜂は甘い物が好きだなー」

食蜂「女の子なんですから。あっ、この桃まんもイケルわぁ」

上条「桃まんって言ったらアニェーゼがそれ好きだったけな」

食蜂「...そのアニェーゼって人は女の子?」

上条「そうだけど...」

食蜂「私が居る時に他の女の子の名前出さないでよぉ。デリカシー力がないわねぇ」

上条「なんでだよ?」

食蜂「自分の胸に聞いてみればぁ?」ツン

上条「なんで急に機嫌悪くなるんだよ...」

上条「......そのーよく分からないけど悪かったよ。ごめん」

食蜂「」ツン

上条「俺の肉まんやるからさ、許してくれないか?」

食蜂「...そっちじゃなくて上条さんが食べてる肉まんがいい」

上条「え? でもこれ...上条さんの食べ掛けだぞ?」

食蜂「それが良いの!」

上条「わ、分かった。お前が良いんならやるよ」

食蜂「」モキュモキュ

食蜂「美味しいわぁ。にへー」モキュモキュ

上条「(女ってよく分かりませんな)」

CASE 29 上条操祈


食蜂「ただいまぁ、貴方」

上条「お帰り、操祈。先にご飯にする? それともお風呂にすっか?」

食蜂「それじゃあ、当麻さんでぇ☆」

上条「コラ、選択肢を増やすな。ご飯と風呂のどっちかに決めなさい」

食蜂「ブゥー、仕方ないからご飯にする」


就寝前


食蜂「ねぇ、当麻さぁん」

上条「うん?」

食蜂「私と当麻さんが結婚して一ヶ月経って、それでね///」モジモジ

食蜂「そろそろ家族増やしたいなぁーと思って///」

上条「え?」

食蜂「つまりぃ、私と当麻さんの赤ちゃんが欲しいのぉ///」

上条「.........」

食蜂「当麻さん?」

上条「操祈」

食蜂「はい」

上条「せいっ」押し倒す

食蜂「きゃっ!」押し倒される

上条「本当は上条さんから言うつもりだったんけどな。操祈、俺も子供が欲しい」

食蜂「当麻さん...」

上条「もういいよな? お互いに思う部分が一緒になったんだからさ。つーかもう我慢出来ね!」

食蜂「うん! 初めてだから優ししてねぇ。私の王子様」

上条「今夜は寝かさないぜ、俺のお姫様」


ーーーーーー
ーーー



食蜂「あんっ...そこはらめぇ...んっ」zzz

縦ロール「」

取り巻き達「」

口囃子「あのー起こさなくてもいいんでしょうか? 会議中ですけど...」

縦ロール「放っときましょう。かえって起こすと物凄く機嫌悪い女王が降臨しそうで怖いですから」

取り巻きA「それにしても何ちゅう夢を見てるのでしょうか? 女王は」

食蜂「にへー」zzz

今回の更新はここまでとなります


ではまた

投下しまーす

CASE 30 ?フラグ


【常盤台寮 食蜂の部屋】


食蜂「はぁー、どうしたら上条さんと結婚出来るのかしらねぇ?」

縦ロール「あのー順序が飛んでますけど...」

食蜂「私は将来上条さんと結婚して幸せな家庭力を築くために今を生きてるのよぉ。悪い?」

縦ロール「目標があるのは良い事ですけど、その前にやらなきゃならない事がありましてよ? 女王」

食蜂「何?」

縦ロール「上条様と交際なさられる事ですわ。そもそも今現在の女王と上条様の関係はなんですの?」

食蜂「えっとぉ、友達?」

縦ロール「なんで疑問系なんですか? ハッキリして下さいまし」

食蜂「......ただの知り合い程度だと思うわぁ」

縦ロール「そこからですか......」

食蜂「電話番号とメルアドだって未だに知らないしぃ、上条さんはあー見えてモテるしぃ、何度もお近づきになろうしたけどぉ、上条さんのそばにはいつも女の子が居るから距離力が変わらないのよぉ」

縦ロール「そう言えばあの方はフラグ建築士1級と言われる資格をお持ちでしたわね」

食蜂「何とか上条さんを振り向かせる策はない? 縦ロールちゃん」

縦ロール「なら女王が上条様にフラグ建たせればいいんですよ」

食蜂「私が上条さんにフラグを建たせるぅ?」

縦ロール「そうです」

食蜂「どうやって?」

縦ロール「確か上条様のフラグ建築能力はスキルアウトに絡まれて困ってる女性を助けてそれを発揮してますよね?」

食蜂「大体の女の子はそれで恋にするもんよぉ」

縦ロール「それを女王がやるんですよ!」

食蜂「成る程、つまりこういう事ねぇ」


こっからはまたみさきちの妄想です


上条「(マズイな...)」

スキルアウトA「おい兄ちゃん、ここを通りたければ金を置いてきな」

スキルアウトB「ゲッヘヘヘ」

スキルアウトC「ヒャッハー」

上条「(上条さん、相手が3人以上の場合は撤退するとのルールがあるんですが、どうやら逃がしてくれそうにはないですな)」

上条「(また出費が増えるな...入院費と言う名の出費が)」

???「貴方達! そこで何をしてるのかしらぁ?」

スキルアウトB「あん? 誰だテメーは?」

スキルアウトC「女の子じゃねーか。 しかもパツキンの巨乳ちゃんじゃん! ヒャッハー!」

スキルアウトA「(ん? この女どっかで見た事あるな......それにこの制服もだが)」

上条「食蜂!?」

食蜂「はぁーい☆ 上条さん。またいつもの不幸力が呼び寄せたイベントかしらぁ?」

上条「大正解で御座います」

食蜂「まぁ私が来たからには安心して頂戴。こんな雑魚力が三人も居ようが話にはならないわぁ」

スキルアウトB「テメー!? 可愛いからって調子のってんじゃねーぞコラァ!!」

スキルアウトC「兄貴、このアマも一緒に痛ぶっちまおうぜ。そんでその胸を揉みまくってやるぜ!」

スキルアウトA「まさか!? よせっ!! その女はマズイぞ!」

食蜂「」ピッ

スキルアウト達「なっ!? ?体が...動かねっ!?」

食蜂「少し賢いのが1人居るようねぇ」

スキルアウトA「やはりテメーだったか、常盤台の心理掌握!」

スキルアウトB「心理掌握!? 心理掌握ってあの超能力者第五位の...」

食蜂「これ以上歯向かうなら今度は体が止まる所では済まさないわよぉ。
操るのもよし、貴方達の恥ずかしい過去を暴露するもよし、どうする? 兄貴と呼ばれてるスキルアウトさん?」

スキルアウトA「ぐっ......分かった。ズラかるから能力を止めてくれ!」

食蜂「よしよし、いい子達ねぇ」ピッ

スキルアウトB「ちっ! 覚えてろよ!」スタスタ

食蜂「ベタな捨て台詞頂きました」

上条「助かった...」

食蜂「大丈夫? 怪我はない?」

上条「食蜂...いや、操祈」ダキ

食蜂「ふぇ!? どどどどどうして急に抱き付いてくるのよぉ?///」

上条「お前に惚れた。好きだ! 操祈」

食蜂「えーー!? マジでぇ!?///」

上条「マジも大マジさ! だから俺と結婚してくれ!!」

食蜂「はい! 不束者ですかよろしくお願いします///」

妄想終了


食蜂「にへー、これは超良いわぁ!」デレデレ

縦ロール「(だから順序が飛んでますよ!!? あー仕える人間を間違えたのでしょうか? 私は)」

食蜂「にへー」

CASE 31 ?オーダー


【常盤台寮 食蜂の部屋】


食蜂「ただいまぁ」

縦ロール「お帰りなさいませ、女王。先程荷物が女王宛てに届きましたわ」荷物を差し出す

食蜂「おっ! 注文してたアレが完成したのねぇ」ガサコソ

食蜂「キターー!! ついにキターー!!」

縦ロール「じよ、女王......ツンツン頭の人物がプリントされた長い枕はもしや...」

食蜂「じゃーん!! 世界で一つしかない上条さんの抱き枕よぉ!」

縦ロール「.........」

食蜂「フフフフ、今日からは快適な安眠が出来るわぁ。上条さんと一緒にお休みになれるなんて私は幸せ者なんだゾ☆」ギュー

縦ロール「.........」

食蜂「でもぉ、いつかは現実の上条さんと一緒に寝るのが私の夢だからぁ、その日が来るまではこれで堪能するわぁ。にへー」

縦ロール「(人間、あそこまで変われるなんて恋は素晴らしいものですわ。私にもいつか素敵な殿方が出来るといいのですがね...)」

CASE 32 オーダー2


【常盤台寮 食蜂の部屋】


食蜂「ただいまぁ」

縦ロール「お帰りなさいませ、女王。また女王宛てに荷物が届いてますよ」荷物を渡す

食蜂「おっ! アレも届いたのねぇ」ガサコソ

縦ロール「今度は何を注文されたのですか?」

食蜂「じゃーん! コレよぉ」ピラーン

縦ロール「下着ですか」

食蜂「ただの下着じゃないわよぉ」

縦ロール「そうなのですか? 見た感じでは普通のショーツのようですけど...」

食蜂「後ろを見てみぃ」

縦ロール「えっと、I LOVE TOUMA(はぁと)......ちょ!? なんなんですの!? このお馬鹿な下着は!?」

食蜂「お馬鹿とは失礼ねぇ。これはメーカーに特注した私の勝負下着よぉ!」

縦ロール「勝負下着!? いやいや、いくらなんでもこれを勝負下着にするのはどうかと...」

食蜂「上条さんに対しての好意力を伝えるのにはこれが一番効果あるんじゃないかと私の天才力が閃いた訳よぉ」

縦ロール「(学園都市のレベル5は異端者ばかりとよく耳にしますけど、まさしくその通りですわ...)」

縦ロール「女王、まさかそれをお召しになって上条様にお、お、お見せするつもりとかはないですよね?」

食蜂「まさかぁ、そんな変態な行動する訳じゃない」

縦ロール「ホッ...(ですよね)」

食蜂「転んで見られちゃった作戦使うよぉ」

縦ロール「はぁ?」

食蜂「私のドジっ子属性を活かした作戦よぉ。ワザと上条さんの前で転べば丸出しの状態になる。そこで私の想いは上条さんにハッキリ伝わるわぁ」

食蜂「そして、上条さんはそれを見て私の想いを受けとめるの。
うん! 我ながらいい作戦思いついたわぁ」

縦ロール「(女王から痴女王にランクアップですわ...)」

CASE 33 みさきき


【第七学区 いつもの公園】


食蜂「上条さんを探しに公園に行ってみたらぁ...」

上条「」zzz

食蜂「あらあらぁ、こんな所で寝ちゃうと風邪引くんだゾ☆」

上条「」zzz

食蜂「///」ドキドキ

上条「」zzz

食蜂「寝顔が可愛いわぁ」

上条「」zzz

食蜂「イタズラしちゃおうかしらぁ?」

上条「」zzz

食蜂「えいっ」ホホニツンツン

上条「うーん」

食蜂「(やばっ!...)」

上条「」zzz

食蜂「ふぅー、セーフ」ホッ

上条「」zzz

食蜂「写メ撮っちゃおうっと」パシャ

上条「」zzz

食蜂「待ち受けに設定と...よし」

食蜂「それじゃあ最後にぃ、不幸力な上条さんに私からの幸せのおまじないをかけてあげるんだゾ☆」

ーーーーーー
ーーー



上条「ん?、あれ? いつの間にか寝ちゃってたか...」メヲゴシゴシ

美琴「ようやくお目覚めのようね」ゴゴゴゴゴ

上条「み、御坂? えーと何故に怒りのオーラが出てるんでせうか?」

美琴「分からないの?」ゴゴゴゴゴ

上条「いや、今眠りから覚めたばかりの上条さんに分かる訳ないでしょう」

美琴「ふーん、これを見ても?」鏡を出す

上条「鏡? 自分の顔見て何が......えーー!!? 何で俺の頬にキスマークがあるのっ!?」

美琴「さぁ、今度はどこの女を引っかけてたのか聞かせてもらうわよ」バチバチ

上条「いやいやいや! こっちが聞きたいわ!!?
そもそも彼女いない歴15年+駄フラグメイカーの上条さんにそんな素敵なイベントがある訳がありません事よ?」

美琴「ほっほーう」バチバチ

上条「つかなんで御坂はこんなにビリビリしてるでせうか?」

美琴「それは自分の胸に聞けや! この女ったらしがっ!!」ビリビリ

上条「ぎゃああああ!!」パキーン


美琴「待てやゴルァァァァァァアアアアア!!」ビリビリ






食蜂「あっちゃぁー、逆に不幸のおまじないをかけちゃったぁ。ごめんねぇ」犯人

CASE 34 女王は世界一です


食蜂「それじゃあ、後は宜しく頼むんだゾ☆」

縦ロール「はい。くれぐれも門限までには帰って来て下さい」

食蜂「分かってるわよぉ」スタスタ

縦ロール「お気をつけ下さい」

取り巻きA「縦ロールさん、女王はどちらへ行かれるのですか?」

縦ロール「またいつもの事ですわ...」

口囃子「いつもの事......あー例の女王が想いを寄せる殿方、上条様に会いに行かれたのですね?」

縦ロール「はぁー、恋をするのは構いませんが、もう少しシャキッとしてもらわないと困りますわ。最近の女王は...」

取り巻きA「その分女王はさらに可愛くなってますわね」

口囃子「幸せのオーラが出てる感じもしますわ」

縦ロール「まぁ、そこは私もそう思ってますよ」

取り巻きA「にしても、女王ってどれだけ上条様の事が好きなのでしょうか?」

縦ロール「あれは好きってレベルではありませんわ...」

口囃子「と言いますと?」

縦ロール「女王にとっての上条様と言うのは『私の運命の王子様』な存在であると豪語するぐらいガチで惚れ込んでますから」

取り巻きA「オー!」

口囃子「キャー!」

縦ロール「上条様に好意を持って以来、私とお話する時はほぼ毎回上条様関連。
その時の女王はかなり嬉しい表情でしたわ」

取り巻きA「やだ、女王可愛い」

縦ロール「『今日は上条さぁんとプチデートしちゃったぁ』とか『上条さんと手繋いじゃったぁ。キャー♪』とかあんなデレデレする女王は今までに見た事ありませんわ」

取り巻きA「そんな女王を虜にしてしまう上条様はパネェですわ」

縦ロール「しかしここ最近は...」

口囃子「最近は?」

縦ロール「あまりにも上条様への想いが募り過ぎて異常な事が少々ありまして...」

取り巻きA「異常な事?」

縦ロール「ある日、私がいつものように女王の自室にお邪魔したら......部屋中上条様の写真が数えきれない程貼ってありまして...」

取り巻きA「」

口囃子「」

縦ロール「あの時は私の必死の説得でなんとか外してくれたのですが、他にも...上条様を想いを執筆した原稿用紙1000枚分の論文が机の引き出しに入ってあったり、上条様のぬいぐるみがあっちこっち置いてあったりと...それはもうヤンデレの域に踏み込んでましたね」

取り巻きA「や、ヤンデレ!?」

口囃子「それって非常に危険ではありせんか!?」

縦ロール「さすがに犯罪方面に走るお方ではありませんからそれ程までにはないですけど...まぁ危険なのはあまり変わりはありませんわね」

取り巻きA「」

口囃子「」

縦ロール「この問題の解決の糸口としては早い所、上条様と恋人になってもらうのが一番ですね」

取り巻きA「じょ、女王ならきっと大丈夫ですわ」

口囃子「そ、そうですわ。女王の魅力は世界一なんですから必ず上条様と恋仲になれますわ」

縦ロール「ええ。我々部下にやれる事は女王を見守る事ですわ」

縦ロール「(その内結婚のスピーチを考えなきゃいけない時が来そうですね。私には)」

CASE 35 ?上食の青春


【とある河原】


食蜂「今日のデートも楽しかったわぁ」

上条「だな」

食蜂「これも上条さぁんのエスコート力のおかげねぇ。デートを重ねるたびに上手くなってるものぉ」

上条「フフーン、上条さんだって日々進化してます事よ」

食蜂「デリカシー力は相変わらずだけどねぇ」

上条「それは悪かったな...」

食蜂「あっ、見て見てぇ! 夕陽が綺麗だわぁ」

上条「本当だ。夕陽を見てるとなんか青春を感じるよな」

食蜂「そうねぇ。私達は学生だから今がピーク力よぉ」

上条「それとさ、こう夕陽に向かって叫んでしまうのも青春だぜ」

食蜂「じゃあ、私叫んでみるねぇ」

上条「おっ、やんのか?」

食蜂「私の今の気持ちを夕陽に向かって吐き出すわぁ」

食蜂「」スゥー

食蜂「私は上条さんの事が世界で一番大好きだぁーー!!!」

上条「なっ!?///」

食蜂「あースッキリしたぁ」

上条「よくまぁ大声で恥ずかしい事が言えるな///」

食蜂「恥ずかしいと思うから恥ずかしいの。だから今の私の気持ちに恥ずかしさはないのよぉ。私の勇気力をなめないで頂戴☆」

上条「食蜂には敵わないな。上条さんだって食蜂の事が好きなんだなけどな...」

食蜂「上条さんに対する想いは誰にも負けられないわよぉ」

以上です


ではまた

投下します

CASE 36 相合い傘


【とある高校】


上条「うわぁ、今日雨降るなんてニュースで言ってなかったぞ」鞄で傘替り

上条「どうすっかな...傘持って来てねーし......全速力で帰るしかねーか?」

食蜂「上条さぁん!」テヲフリフリ

上条「うん? 食蜂!? なんで君がこの学校に?」

食蜂「上条さんと一緒に帰りたくて来ちゃったぁ☆」

上条「来ちゃったじゃないよ。君みたいな可愛い他校生が来ると非常に大変でありまして...」

食蜂「やだ可愛いだなんでもう、照れちゃうんだゾ☆///」

上条「とりあえず上条さんの不幸が加速する前に移動すっぞ」

食蜂「その前にはい」傘を差し出す

上条「ん?」

食蜂「傘、持って来てないでしょ? 入れてあげるぅ」

上条「え? いいのか?」

食蜂「そう言ってるじゃなぁい」

上条「じゃあ、お言葉に甘えて」

食蜂「よいしょっと」

上条「なんで貴女も入って来るのでせうか?」

食蜂「私が濡れちゃうでしょ」

上条「それはそうなんだけどさ、もう一本傘持ってるんじゃないのか?」

食蜂「コレしかないわよぉ。なので相合傘で帰りましょ」

上条「(マジでか...)」

ーーーーーー
ーーー



上条「.........」スタスタ

食蜂「.........」スタスタ

上条「(食蜂と相合い傘か...なんかドキドキするな)」ドキドキ

食蜂「(うわぁー、すぐそばに上条さんがぁ...嬉し過ぎて心臓の鼓動力が半端なく加速してるわぁ///)」ドキドキドキドキドキドキ

上条「(それに髪の方から甘ーい匂いがする。結構良いトリートメント使ってるんだろうな)」

食蜂「(あー天国のドリー。私は今幸せです)」ニヘー

CASE 37 離れません


【上条の部屋】


上条「.........」

食蜂「にへー」ギュー

上条「あのー」

食蜂「なぁに」ギュー

上条「離れてもらいませんかね?」

食蜂「やだぁ」ギュー

上条「やだって...もうかれこれ30分以上抱きついてよ。上条さんは抱き枕じゃないんだぞ」

食蜂「なんでぇ? 恋人同士なんだからこれぐらいのスキンシップはするでしょう?」

上条「確かにそうなんだけどさ、そのー食蜂さんが抱きつくとですね、その立派な突起物が...」

食蜂「当ててんのよぉ☆」

上条「はいベタな台詞有難うございます」

食蜂「私のおっぱいの感触力をどう?」

上条「最高でございます」

食蜂「なんなら揉んでみるぅ? 上条さんならいくらでも触らしてあげるからねぇ」

上条「理性次第で取り返しのつかない事になり兼ねないのでご遠慮します」

食蜂「ヘタレ」ギュー

上条「どうせ上条さんはヘタレ野郎ですよーだ。つーかいつまで抱きついてるのでせうか?」

食蜂「うーん、私が満足するまでぇ」

上条「満足するまでって......そんなに俺の事が好きなんですか?」

食蜂「うん! 大好き。だから、絶対に離れないからねぇ☆」ギュー

CASE 38 ?コスプレアピール


【第七学区 街中】


食蜂「やっほぉー、上条さん」

上条「ん? なんだ食蜂か...」

食蜂「なんだとは素っ気ないわねぇ。どうしたのぉ? またいつもの不幸力が発動したのかしらぁ?」

上条「そんな所ですよ...」

食蜂「そんな上条さんに私からプレゼントをしちゃいます」

上条「プレゼント? 俺になんかくれんのか?」

食蜂「はい」

上条「うん? 封筒のようだな」

食蜂「今は中見見ちゃダメよぉ」

上条「何が入ってるんだ?」

食蜂「それはひ・み・つぅ。ただ一つ言うとしたらぁ、思春期の上条さんには喜べる品物なんだゾ☆」

上条「上条さんに喜べる物ねー...とりあえずサンキューな」

食蜂「どういたしましてぇ。じゃあ、またねぇー」

【いつもの公園】


上条「さて、食蜂は上条さんに何をプレゼントしてくれたのかね? 楽しみですな」ガサコソ

上条「ではご開帳」

上条「うん? こ...こ......これは!?」








上条「ブルマ姿の食蜂の写真だとっ!!?」

上条「こっちはナース姿にこっちはスッチー姿!?」

上条「え? プレゼントって...コスプレをした食蜂のブロマイドかよ...」

上条「まぁ、喜べるっちゃ喜べるけど、自分のブロマイドを上条さんにあげるのはいかがな物かと...」

上条「でもまぁ、食蜂は超美人だし、スタイル良いし、可愛いから何をコスプレしても似合いますな」ニヤー

上条「チャイナドレス姿はGOODだし、巫女さんなんかも姫神に負けないぐらい美しさがあるもんだ」

上条「おっ! これは今人気の島風ちゃんのコスじゃないか! こんな物も着たのか食蜂の奴は」

上条「レベルが高いですなー。しかし、何故に自分のコスプレの写真を俺にくれたんだせうかね?」クビカシケ

上条「まぁいっか。まだいっぱいあるから続きは家に帰って見ようっと」

上条「こんな所で知り合いに見られたりしたらマズイしな」

???「誰に見られたらマズイって?」

上条「え? げっ! ビリビリ!?」

美琴「ほっほーう、アンタってこんな趣味があったのねー」

上条「いや、言っとくけど、上条さんは女の子にコスプレさせて写真撮る趣味はありませんからね。
これは食蜂がプレゼントしてくれた訳でありまして...」

美琴「フンッ!」バチバチ

上条「あーー!! 写真が電撃で焼き焦げにィィィ!!」

美琴「こんのエロ野郎がっ!! アンタはそんなに巨乳のゲス女がいいのかゴルァァァアアア!!」ビリビリ

上条「ちょ!? いきなりビリビリすんな!! 殺す気かよテメェは!?」パキーン

美琴「アンタ見たいな女ったらしは一度地獄でも行ってこいやぁぁぁぁああああ!!」ビリビリ

上条「またこのパターンかよ!!? あーもう不幸だぁ!!」

CASE 40 ファミレス


【Joseph's】


上条「」モグモグ

食蜂「」モグモグ

上条「やっぱポテトはマヨネーズをつけて食べるのが一番だな」

食蜂「そう? 私はケチャップで食べるのが美味しいわぁ」

上条「ケチャップも捨てがたいが、やっぱマヨネーズが一番相性がいいよ」

食蜂「じゃあ、上条さんはサラダの中ではポテトサラダが好きなのかしらぁ?」

上条「おうよ。自分で作る事も出来るから上条さん家の食事の週に一回はポテトサラダ食べてるんだぜ」

食蜂「へぇー、上条さんが作るポテトサラダかぁ。食べてみたいんだゾ☆」

上条「だったら今度ウチに来るか? 食蜂の為に作って差し上げますよ」

食蜂「良いのぉ!? 行くぅー! ?約束よぉ?」

上条「ああ。絶対に約束は守るぜ」

食蜂「(やったぁー! 上条さんのお家に招待されちゃったぁ☆)」

食蜂「(えっと、お家に行くから菓子折りを用意した方がいいわねぇ? 後は良い香水付けてぇ、しょ、勝負下着も穿いた方がいいよねぇ??
やだ私ったらまだ上条さんとそんな関係じゃないのにぃ、エッチだわぁ///)」ニヘー

上条「食蜂? 顔赤くなってるぞ?」

食蜂「え? そう? 今日は暑いからねぇ。あー暑い暑い」

上条「いや、今は冬だぞ」

食蜂「あっ...そうだったわねぇ...」

上条「食蜂はドジっ子さんですなー。まぁジュースでも飲んで落ち着こうぜ。何がいい? 上条さんが持ってくるよ」

食蜂「そうねぇ。今度はコーラとバニラのミックスをお願いするわぁ」

上条「了解。上条さんはアクエリとライムにしよっと」

CASE 41 罰ゲーム 上条編


【上条の部屋】


上条「食蜂、トランプでもやらないか?」

食蜂「別にいいけどぉ」

上条「それでさ、ただ勝負だけじゃあ面白味がないから罰ゲームを賭けてやらないか?」

食蜂「罰ゲームねぇ......上条さんは女王の私に何をさせるのかしらぁ?」

上条「それは勝ってから決める事にするよ。受けるか?」

食蜂「勿論、私が勝ったら何でも言う事聞いてもらうわよぉ」

上条「じゃあ、何をやるか決めてくれ」

食蜂「ババ抜きでどうかしらぁ?」

上条「OK。ババ抜きだな」

食蜂「では勝負と行くわよぉ」

上条「おう」

ーーーーーー
ーーー



食蜂「やったぁー! あっがりぃ」

上条「負けた...」

食蜂「さーてとぉ、何を命令しようかなぁー?」

上条「あんまキツイのはやめてくれよ」

食蜂「よーし。上条さんは今から3日間、語尾に『にゃん』を付けて喋ってもらうわよぉ」

上条「...マジかよ?」

食蜂「大マジよぉ。なのでぇ、学校に居る時もその喋り方で過ごさないとダメなんだゾ☆」

上条「何と言う屈辱なんだ......語尾に『にゃん』なんてお隣さんと丸被りだぞ...」

食蜂「土御門さんは『にゃー』だから違うじゃない」

上条「いや、どっちも一緒だよ」

食蜂「それじゃあ、今から罰ゲーム開始よぉ」

上条「え? もう始めんの?」

食蜂「始め」パン

上条「え、えっとこれで良いか...にゃん///」

食蜂「もっとハッキリ力をつけて」

上条「これで良いかにゃん!///」

食蜂「きゃー可愛いわぁ」

上条「は、恥ずかしいにゃん///」

食蜂「その調子で三日間それで会話力する事。いいわねぇ?」

上条「ふ、不幸だにゃん」

翌日


【とある高校 一年七組】


上条「おはようだにゃん。土御門、青髪」

土御門「はい?」

青髪「か、カミやん!? 今の口調はなんや? 頭でも打ったんかいな?」


上条「よぉ姫神、おはようだにゃん」

姫神「え? 上条君?」

上条「吹寄もおはようだにゃん」

吹寄「上条......貴様、何の悪ふざけのつもりだ?」

上条「いやー決して悪ふざけしてる訳ではないにゃん。上条さんはちょっとしたキャラ替えしたのにゃん」

吹寄「(キモッ...)」

姫神「(こんな上条君。ありかも///)」

青ピ「か、カミやんが......皆のカミやんがカミにゃんになってもうた!」

土御門「つーか俺のアイデンティティを奪わないで欲しいにゃー。カミにゃん」

上条「(早く三日間過ぎて欲しいにゃん...)」

CASE 42 罰ゲーム 食蜂編


罰ゲームから三日後


【上条の部屋】


上条「あーキツイ三日間だった...」

食蜂「猫条さん、ご馳走でしたぁ」

上条「チキショー! こうなったらリマッチだ。リマッチを要求する!」

食蜂「別に構まわないわよぉ。何度やっても私の勝利力に揺るぎはないんだしぃ」

上条「今度こそは上条さんが勝って食蜂に罰ゲームを喰らわせてやる!」

食蜂「あらぁ、そんなに私に罰ゲームをさせたいのぉ? 鬼畜力全開って感じぃ」

上条「たかがゲームとは言え、負けたままでは引き下がれないからな。上条さんはこう見えてもプライドは高いんですよ」

食蜂「フフフ、そんな上条さんも嫌いじゃないわぁ」

上条「と言う訳で勝負だ! 内容は前回と同じくババ抜きでいいよな?」

食蜂「いいわよぉ。勝利は渡さないけどぉ、引導は渡してあげるわぁ」

ーーーーーー
ーーー


食蜂「なっ......私が負けた」

上条「よし! 今回の勝利の女神は上条さんに微笑んだな」

食蜂「ちぇ、あの時にババを引かなければ勝てたのにぃ」

上条「クックック。そんじゃあ、楽しい楽しい罰ゲームの発表だ」

食蜂「(何を命令して来るのかしらねぇ......上条さんも思春期な男の子だからエッチな命令もなくはないわねぇ。
『オッパイ触らせろ』とか『パンツ見せろ』とかもしくはその先の......はっ? 何を考えてるの私は!? いくらなんでも上条さんがそんな命令して来る訳がないじゃない!?
でもぉ、好きな人だから覚悟力は出来てるけどねぇ)」

上条「食蜂の罰ゲームは...」

上条「ーーーーー」

食蜂「え? それでいいのぉ?」

ーーーーーー
ーーー



上条「オー! 似合ってる。似合ってますぞ!」

食蜂「そう? ありがと」

上条「一度でいいからポニテール姿の食蜂が見て見たかったんだよな」

食蜂「本当に髪型を変えるだけでいいのぉ? 私の罰ゲームは?」

上条「ああ」

食蜂「別に髪型ぐらい言ってくれればいつでも変えてあげるのにぃ、優し過ぎよぉ。そんな上条さんも大好きだけどさぁ」

上条「これでいいんだ。さぁ、次はツインテールの食蜂が見たいな」

食蜂「はいはい。今変えるから待っててねぇ」

CASE 43 お化け屋敷


【とある遊園地内 お化け屋敷】


上条「うわぁ、かなり雰囲気が出でるな」

食蜂「(たかがお化け屋敷ぐらいで私の恐怖力に揺るぎはしないわねぇ。それに上条さんたと一緒だしぃ)」

上条「食蜂、はぐれないように手を離すなよ」

食蜂「うん」

食蜂「(こういうのはワザと怖がったフリして抱き付くのがベタよねぇ)」

上条「(確かこのお化け屋敷って浜面の知り合いがバイトしてるって言ってたけな)」

上条「」ドキドキ

食蜂「」ドキドキ

上条「全然出て来ないな」

食蜂「そうねぇ」

上条「学園都市の中では恐怖度レベル5のお化け屋敷なんだが...本当なのか?」

食蜂「デマだったりしてぇ」


...ヅラ


上条「うん? 今なんか聞こえなかったか?」

食蜂「え? 別に何も」


ハマヅラ


食蜂「え? 何?」

上条「やっぱ居やがるな」


ハーマヅラァ


上条「浜面?」

食蜂「女性の声......だよねぇ?」


ハマヅラ ハマヅラ ハマヅラ


食蜂「しかも結構ヤンが入ってない!?」

上条「さっきから浜面だけしか言ってないぞ。つか誰なんだよ!?」

麦野「はぁぁぁぁぁまぁぁぁぁぁづらぁぁぁぁぁぁ!!!」ドドドドド

上食「「ぎゃあああああ!! 出たぁぁぁぁああああ」」お互い抱き合う

食蜂「何!? あの義手義眼のおばさん? 超怖いんですけどぉ!」

上条「まるでターミネーター見たいだな。とにかく逃げるぞ!」

麦野「誰がおばさんでターミネーターだコラァ!! 失◯させてやろうか チ◯カス共!!」

上条「あれ? よく見たら麦野さんじゃないか。浜面の知り合いが働いてるのは貴女でしたか」

麦野「あぁん? 何だテメェらかよ。幻想殺しと第五位のアベック」

食蜂「天下の第四位さんがこんな所で何してんのぉ?」

麦野「見て分かねぇか? 仕事だよ仕事」

上条「それは分かるけど、なんでお化け屋敷なんですか?」

麦野「依頼された仕事はどんな内容でもこなすのが私のモットーなんだ。
それがお化け屋敷のバイトであってもだ」

食蜂「へぇー」

麦野「(本当は騙されたんだけどな。チッ、あの電話の女! 今度会ったらテメォの汚ねぇ×××焼いてやるからなっ!!)」

上条「あれ? 麦野さんが働いてるって事は滝壺とか絹旗も働いてるのか?」

麦野「いや、この仕事は私一人だけだな。あーでもアンタらの知り合いがまだ紛れ込んでたわね。確か」

上条「え? どんな奴なんだ?」

麦野「ネタバレしたら意味ねぇだろ! ホラさっさと行った行った。次の客を驚かせなきゃなんないだから」

食蜂「お仕事ガンバ」

麦野「グットラック」スタスタ

上条「幸運を祈るって上条さんに不運しか待ってませんよ」

食蜂「大丈夫☆ 私の能力で上条さんを守ってあげるからぁ」

上条「守ってくれるのは嬉しいが、洗脳すんのはよしなさい」

食蜂「はぁーい」

上条「さて、次は何が出るのやら...」

結標「ショタっ子きゅんんんんんんんんん!!」シュン

食蜂「きゃあ!」

結標「何処かに可愛いショタはいないかしら?」ハァハァ シュン

上条「妖怪ショタコンサラシ女だな...」

食蜂「男子小学生は入らない方がいいわねぇ、このお化け屋敷」

上条「別の意味で喰われてしまうからな」


...ロス


上条「うん?」

食蜂「今度は何?」


コロス!


上条「こ、殺すって...」

食蜂「怨念がこもってる声じゃない」

番外個体「やっほー! 殺しに来たよ、第一位」

食蜂「きゃあ!」

上条「出たぁぁぁぁああああ!!!」

番外個体「失礼だね。そんなに驚く程じゃないじゃん」

上条「今度は番外個体かよ」

食蜂「Lサイズの御坂さぁん?」

番外個体「ドリンクサイズのような言い方はやめて欲しいな。確かにおねーたまよりボリュームはあるけどさ...」

食蜂「胸に関しては私といい勝負ねぇ」

上条「しかしまぁ、血の付いた釘持ちながら追っかけて来るなんてさすがの上条さんも心臓が止まるかと思うぐらいの恐怖感でしたよ」

番外個体「もしかしてチビっちゃったのかにゃーん? ぎゃは☆」

上条「チビってねーよ!!」

番外個体「あっ、そうそう。この先から恐怖度レベル6コースだからさ、行く前に覚悟を決めた方がいいよ」

食蜂「え?」

上条「恐怖度レベル6だと!? ちょっと待てよ! 雑誌ではレベル5と記載してあるのにどう言う事だよ」

番外個体「なんでも、都市伝説の情報だと多数の投稿者からこう寄せられたそうだ。「あそこはマジで出る!」「もしも好奇心で行くならばやめた方がいい」とあまり良くない出来事が何件もあってさ」

食蜂「何それ?」

番外個体「まぁ、雑誌の情報だけで信用出来る世の中じゃないんだよ。特にこの学園都市なんかはね」

上条「......」

番外個体「で? どうするお二人さん? このお化け屋敷はリタイアも可能だからね。ちなみに出口まで辿り着いたのは僅か一割程だぜ」

食蜂「上条さん?」

上条「......るよ」

番外個体「うん? 何? 聞こえないよ」

上条「やってやるって!」

食蜂「マジでぇ?」

上条「俺はこれでも幾らの修羅場をくぐって来たんだ。
それにここまで来てリタイアなんか男がすたるってもんよ」

食蜂「キャー、上条さんったらカッコいい」

上条「食蜂はどうする? 無理はしなくていいからな」

食蜂「行くに決まってるわぁ! 上条さんの彼氏だもの。上条さんと一緒なら怖くなんかないわぁ!」

上条「食蜂...」

食蜂「上条さん...」

番外個体「はいはいバカップル乙。いちゃつくのはクリアしてからにしろ」

上条「よし! 行くぞ食蜂。しっかりと手繋いでろよ」

食蜂「手を繋いでるだけじゃ怖いから抱きつくぅ」ムギュー

上条「ちょ!? 当たってる! 当たってますからっ!!」

番外個体「(やれやれ。これから地獄を見るのに緊張感がねーなコイツら)」

番外個体「(帰ったら第一位のブラックコーヒー飲んじゃおうっと)」

CASE 44 お化け屋敷 恐怖度レベル6編


ーーーーーー
ーーー



上条「」スタスタ キョロキョロ

食蜂「」スタスタ?

上条「何もないな」

食蜂「でもぉ、それが逆に不気味よねぇ」

上条「レベル6かぁ......一体、何が俺達を待ってるんだろうな」

食蜂「(マジで出る......まさか...科学の発展力が進むこの学園都市にオカルト的なものが?)」








???「.........」

上条「うん?」

食蜂「どうしたのぉ?」

上条「あそこに何か置いてあるな」

食蜂「...本当だわぁ。えっと、丸い缶のようねぇ」

上条「これは...鯖缶だな。何で鯖缶がこんな所に...」

???「」トントン

上条「ん? 何だよ食蜂。もう少し調べさせてくれよ」

食蜂「」ブルブル

上条「食蜂?」

食蜂「あっ......あっ......あれぇ...」ブルブル

上条「後ろ? 後ろに何かあんのか?」フイッ

フレンダ「それに触らないで欲しい訳よ」

上条「.........」

フレンダ「.........」

上条「うわぁぁぁぁぁあああああ!!!」ダダダダダダ

食蜂「出たぁぁぁぁぁあああああ!!!」ダダダダダダ

フレンダ「.........」

フレンダ「はぁ...結局、私の出番はこれだけって訳よ。それに、この状態だから自慢の脚線美も見せられないわね」

ーーーーーー
ーーー


上条「ハァハァ」

食蜂「ハァハァ」

上条「オイオイ、何者だよあの金髪のベレー帽の女の子は?」

食蜂「し、知らないわよぉ! てかあの子下半身がなかったわよぉ!」

上条「バイトの子なのか?」

食蜂「まさか! あんな状態よぉ? あれはどう見てもガチな方でじゃない!」

上条「って事はよ......このレベル6はあの世界から来た人間が漂ってるって訳かよ!? 冗談じゃねーぞ!」

食蜂「一刻も早く出口に行かないとマズイわよぉ」

上条「ああ......ん?」

食蜂「今度は何!?」

上条「あれ見ろよ。床が粉だらけだぜ」

食蜂「白い粉?......小麦粉かしらぁ?」

上条「(小麦粉って言ったらあんま良い思い出がねーな。あの野郎を思いだすからな)」

???「優先する。恐怖感を上位に感動の再会を下位に」

食蜂「え?」

上条「その声はまさか...」

???「神の右席、左方のテッラが華麗に参上!!」

食蜂「ヒィッ! こ、今度は某お笑い芸人にそっくりなおじさまが...しかもこの人も体の半分がない!」

テッラ「誰が板倉ですかっ!? いいですか? 私はこんな顔でも結構モテるんですね」

食蜂「知らないわよぉ!」

上条「やっぱテメェだったか」

テッラ「お久しぶりですね、幻想殺し。あの時の復讐させてもら」

上条「そげぶ」

テッラ「ぷべらっ!?」

食蜂「上条さん!?」

上条「行くぞ」

食蜂「え? この人はもういいのぉ? 上条さんの知り合いじゃあ...」

上条「上条さんにあんな変なおっさんの知り合いはいません」

食蜂「さっき『やっぱテメェだったのか』とか言ってたようなぁ...」

上条「言ってない言ってない」

食蜂「...まぁいっかぁ」

ーーーーーー
ーーー



上条「出口まだか?」

食蜂「見える気配力が伺えないわねぇ」

上条「この調子だとまだ出てくんだろうな」

食蜂「やだわぁ、もう。早く出口見つけて次のアトラクション遊びたいわぁ」

上条「とにかく進むしかないな」

食蜂「ええ」

上条「......ん?」

食蜂「あらぁ?」


フワフワ


上条「シャボン玉...だよな?」

食蜂「間違いなくシャボン玉ねぇ。何か仕掛けがあるのかしらぁ?」

食蜂「(なんか懐かしいわねぇ、あの子とシャボン玉で遊んだ記憶力が蘇って来るわぁ)」

上条「お化け屋敷にシャボン玉ってのもある意味不気味らしさがあるよな」

食蜂「(......あれぇ? シャボン玉って事は......まさか!?)」

食蜂「」タッタッタッタッ

上条「おい! どうしたんだよ食蜂? 置いてかないでくれよ」オイカケル

食蜂「(私の予感力が正しければこのシャボン玉を飛ばしてる主はきっと......)」

???「.........」

食蜂「ハァハァ、やっぱり...やっぱり...貴女だったのねぇ」

食蜂「まさかこんな形で...再会出来るとは思わなかったわぁ」









食蜂「ドリー」

ドリー「......え? みーちゃん?」

ここまでです


島風を"しまかぜ"と読んでしまったのは俺だけかだったりして...


ではまた

  【このスレは無事に終了しました】

  よっこらしょ。
     ∧_∧  ミ _ ドスッ

     (    )┌─┴┴─┐
     /    つ. 終  了 |
    :/o   /´ .└─┬┬─┘
   (_(_) ;;、`;。;`| |

   
   【放置スレの撲滅にご協力ください】  
   
      これ以上書き込まれると

      過去ログ化の依頼が

      できなくなりますので

      書き込まないでください。


            SS速民一同
 【糞スレ撲滅にご協力ください】

 【このスレは無事に終了しました】

  よっこらしょ。
     ∧_∧  ミ _ ドスッ

     (    )┌─┴┴─┐
     /    つ. 終  了 |
    :/o   /´ .└─┬┬─┘
   (_(_) ;;、`;。;`| |

   
   【放置スレの撲滅にご協力ください】  
   
      これ以上書き込まれると

      過去ログ化の依頼が

      できなくなりますので

      書き込まないでください。


            SS速民一同
 【糞スレ撲滅にご協力ください】

>>192>>193

ガンゴンバキン!! と、拳を振り落とす音が連続した。
上条当麻にしては珍しく、一撃では済まさなかった。

         _、、ィ,._                   _ _
   \\\ゞ´   ヾ                , ',___、 ヽ
   (⌒\Z ,w'レviゞ               {ィ|rwniト }

    \ ヽヽ(l. ゚ -゚ノ  文句はねぇよな?  ○i、゚ヮ゚|l_,○
     (mJ     ⌒\             .U__リ史.リ!_し  ハ,,ハ
      ノ ∩  / /              _,ノ八. ヾ、 O(゚ヮ゚,,O
     (  | .|∧_∧              ``''=''=ー'"´ `c_,,o)~
  /\丿 | (     ) ←>>192>>193
 (___へ_ノ ゝ___ノ


この時間帯で見てる人は少ないとは思いますが、投下いきます


ちなみに今回の投下が最後となります
では最後までお付き合い下さい


いきます

CASE 45 お化け屋敷 再会編


ドリー「...ほんとうにみーちゃんなの!?」

食蜂「そうよぉ。今は中学2年生になって青春力真っ只中なんだゾ☆」

ドリー「たしかにみーちゃんだ! うわーあのときよりおっきくなったね。とくにおっぱいが」

食蜂「そりゃあ人間、時が経てば成長するものよぉ。どう? このワガママボディーは?」

ドリー「うん。きれいだしおとなっぽいよ。うらやましいな」

上条「ハァハァ、急に走り出してどうし......食蜂、この子は...」

ドリー「......そっちのおとこのひとはだれ?」

食蜂「こちらは上条さぁん。私の彼氏よぉ」

ドリー「うそ? みーちゃん、こいひどができたんだ。いいなー、けっこうカッコいいひとじゃん。あっ、わたしはドリー」

上条「俺は上条当麻、宜しくな」

ドリー「よろしくね、かみじょうさん」

上条「えっと、ドリーちゃんは食蜂の友達なのかな?」

ドリー「うん。みーちゃんはわたしのたいせつなともだちなんだ」

上条「そっか」

ドリー「でもねぇ、みーちゃんとすごしたじかんはかなりみじかったけどね」

上条「短かった?」

食蜂「ドリーはもうこの世には居ないのよ」

上条「あっ、そっか......でもなんで此処に現れたんだ?」

ドリー「それが...まったくわからない。きがついたらここにいたから...」

食蜂「そう...」

ドリー「ねぇ、みーちゃん。せっかくあえたんだからシャボンダマであそぼうよ」

食蜂「いいわよぉ」

ドリー「かみじょうさんもいっしょにあそぼ?」

上条「いいぞ」

ーーーーーー
ーーー


ドリー「たのしかった!」

食蜂「たかがシャボン玉ぐらいではしゃぐなんてまだまだ子供ねぇ」

上条「そう言う食蜂なんか今日一番デカイシャボン玉出せて大喜びだったじゃねーか」ニヤニヤ

食蜂「.........」

食蜂「はァーッ? はァーーーーーッ?? 誰が大喜びですって!!?」

上条「あんなはしゃぐ食蜂さんは初めて見ますなー。うんうん若いのぉー」

食蜂「ジジくさい事言ってじゃないわよ!! この妖怪フラグメイカー!!」

上条「なんだと!? この紳士力満載の上条さんになんて言い草だコラ! それだと俺が女ったらしみてぇじゃねーか!」

食蜂「だってそうでしょう? 私と言い彼女が居ながらアッチコッチでフラグ力発揮してぇ!?
その度に私の能力で恋心消さなきゃなんないだからぁ!!」

ギャーギャー
ワーワー


ドリー「.........」

ドリー「二ヒヒ」

上食「「ほぇ?」」

ドリー「ホントになかがいいんだね。ケンカするほどなかがいいっていうしね」

食蜂「まぁねぇ、一応私の彼氏だしぃ///」

上条「///」ホホヲポリポリ

ドリー「ねぇねぇ、つぎはペットボトルをゴミばこに」

食蜂「またそれぇ? いい? もう一回言うけどぉ、ドリーはマナー力ってモノ......えっ!?」

ドリー「どうしたの?」

食蜂「ドリー......その体...」

ドリー「え? な、なんなのこれ?」

上条「体が...薄くなってる......どう言う事だ?」

ドリー「......たぶん、おわかれのときがきたんだ」

食蜂「お別れって...ちょっとぉ!? 何言ってるのよぉ!?」

ドリー「わたしはもうしんでるにんげん。だから、ホントウはこのせかいにはいちゃダメなんだよ」

食蜂「そ、そんなぁ...」

ドリー「みーちゃん、もしねぇ、わたしがまだげんきにいきてればガッコウとかいけたかな?」

食蜂「.........」

ドリー「そしたらウミにつれってってくれるよね? きょかがおりればだっけ?」

食蜂「勿論よぉ。約束は絶対に守るから」

ドリー「ありがとう。それがきければわたしはまんぞくだから」

ドリー「かみじょうさん、これからもみーちゃんのことをなかよくしてあげてね」

上条「おう、任せろ。友達のお願いならな」

ドリー「ともだち?」

上条「さっきまで上条さんも遊んだんだ。だから俺とドリーちゃんはもう友達なんだぜ」

ドリー「わーい。またともだちができたよみーちゃん」

食蜂「良かったねぇ」

ドリー「じゃあ、こんどこそホントウのおわかれ。さようなら、みー...ううん。
みさきちゃん、かみじょうさん。わたしとともだちになってくれてありがとう」

食蜂「ドリー! 貴女の事は忘れないから! 一日たりとも絶対に忘れないからねっ!!」

ドリー「」シュン

上条「消えた...」

食蜂「.........」

上条「食蜂...」

食蜂「無事に天国へ帰れたのかなぁ?」

上条「だと思うよ。今頃はきっと俺達を見守ってくれてるはずさ」

食蜂「ドリー...」

上条「ホラ元気出せよ。そんなんじゃあ天国のドリーちゃんが安心しねーぞ」

食蜂「うん」

上条「さぁ、悲しみを乗り越えて次に進むぞ」

食蜂「はぁー、まだ何か出るのかしらねぇ?」

上条「いや、それはもうないぜ」

食蜂「なんでぇ?」

上条「あれ見ろよ」

食蜂「あれは...光ぃ?」

上条「どうやらクリア出来たみたいだな。俺達」

食蜂「やったぁ」

上条「んじゃあ、最後は手を繋ぎながらせーので行きますか?」

食蜂「うん!」

上食「「」」ギュ

上条「行くぞ?」

食蜂「はい」

上食「「せーの」」

上食「「はい」」ピョーン

上条「クリア!」

食蜂「もうお化け屋敷はコリゴリだわぁ...」

上条「でも一回はやって良かっただろう?」

食蜂「そうねぇ。まぁ、あんなの上条さんと一緒じゃなきゃ絶対に入らないんだからぁ」

上条「怖がってたからな、食蜂たんは」

食蜂「それは上条さんもでしょ」

上条「怖いモノがない人間なんてそうそう居るもんじゃないだろう?」

食蜂「まぁねぇ」

食蜂「ねぇ、上条さん」

上条「ん?」

食蜂「好きぃ☆」

上条「ブホッ!!? 急になんなんだよ!?///」

食蜂「あー顔が真っ赤よぉ。可愛いんだゾ☆」

上条「うっせー! いきなり好きって言われたら誰だって赤面するわっ!!///」

食蜂「だってぇ、お化け屋敷クリアしてから更に上条さんへの愛情度がうなぎ昇りしちゃったからぁ」

上条「よくまぁ恥ずかしい事がすんなりと言えるよな」

食蜂「なんならぁ、もっと言ってあげるわよぉ。上条さんの事好き好きぃ!! 超大好きなんだゾ☆」

上条「やめろーー!! これ以上俺を萌え殺すでせうかっ!!?///」

食蜂「さーてとぉ、上条さんをたっぷり赤面させた事だしぃ、次のアトラクションに行きましょう」

上条「へいへい、次は何処に行くんだ?」

食蜂「ジェットコースターなんていかがかしらぁ?」

上条「それさっき乗ったじゃん」

食蜂「もう一回スリル力を満喫したいのぉ」

上条「まぁいっか、また何時間も並ばなきゃならないのか...」

食蜂「私の能力だったらすぐ「それはやめなさい」はーい...」

上条「そんじゃあ、行きますか」

食蜂「まだまだ私達のデートはこれからなんだゾ☆」



おしまい

あとがき


以上をもってこのSSは完結しました

ドリーを出したので自分的には満足であります。

えー実は言うとですね。上食スレをまた書こうと思ったキッカケがこのドリーを出してみたかった事なんですねー。


さて、次のSSは何書きましょうかなー?
とは言っても自分には上黒の続編を書かなきゃならないからまずはそれですな


それでは皆さん、ここまで読んで下さってありがとうございました。

>>770
食蜂「好きって言わせてみせるわぁ」(後2週間ほどで2か月)
食蜂「永遠に変わらない心と愛」
操祈「好きでこんなことやってるわけじゃないわよぉ」美琴「その、ごめん」
とある上食の短編集(昨日無事完結)
現行だとこんなもんで、どれも期待できるけど更新が定期ってわけではないので忍耐がいるかも

誤爆

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