櫻子「6年後の未来に着いたぞ!」 向日葵「・・・・・」(189)

櫻子「町の外観は、大して変わらないかな・・」

櫻子「うわぁああ!なにこれ携帯電話!?またこんなに形変わったんだ!更に薄くなってるのに、回線はやーい!」

櫻子「え?ドラクエまだ?までしか出てないの?6年も経つのに?」

向日葵「・・・・」

櫻子「しかし、向日葵も本当大きくなったねぇ。特にこの胸・・・(ギリギリ)。ええい、畜生!この妖怪巨大おっぱい女がぁ!」

向日葵「櫻子・・・」

櫻子「しかしなんだよ、そのロングヘアー!無駄に大人っぽくなっちゃってさ!それがいわゆる大人の色香って奴か!!生意気な!」

向日葵「櫻子、落ち着いて」

櫻子「服装もさ!無駄にカジュアルチックな洋服着ちゃってさ。眼鏡なんかも装着しやがって!胸がでっかいからってアダルト気取りか!!」

向日葵「だから少しは落ち着きなさい、櫻子」

櫻子「えー、なんでだよー!!?私に何か文句があるっていうの!?」

向日葵「そんな子供みたいにはしゃぎ回っては恥ずかしいでしょう」

向日葵「自覚はないかもしれませんが、あなただって、外見は私と同じ19歳の大学生なんですから」

右も左も分からぬ若輩者ですが、
こんな感じで書いてみたんで、よろしくです。

~遡ること30分前~

向日葵「それで先生。櫻子は本当に大丈夫なのですよね?」

女医「ええ。階段から転落して負ったという頭部の打撲自体は大したことありません。首の骨にも頭の骨にもヒビ一つ入っていませんし・・・」

女医「しかし、打ち所が悪かった。頭を打った時、その衝撃が彼女の脳内にまで伝道し、一時的な記憶の混乱を招いてしまったようです」

向日葵「記憶喪失・・という訳ですか?」

女医「有り体に言えばそうなります」

向日葵「そんな・・。頭を打って記憶がなくなるなんて、そんな漫画やアニメみたいなことが・・」

女医「こういう事例も医学的には珍しいことではないのですよ。時々居るんです。ちょっとした衝撃で記憶をスポポーンって弾き飛ばしちゃう子って」

女医「特に、お気楽に考えなしに毎日を明るく生きている能天気の極みみたいな子に、こういった事例は多くみられます」

向日葵「つまり馬鹿な子に多くみられると」

女医「有り体に言えばそうなります」

向日葵「何てこと・・。それってまんま櫻子ですわ」

女医「そしてこれは簡単なカウセリングの結果分かったことですが・・」

女医「今回のケースの場合、彼女・・大室櫻子さんは、ただ記憶を失くしたという訳ではないようです」

女医「言語機能や一般常識や良識、人として現代社会で生きていくための最低限の知識は残っている・・」

女医「しかし、ある一定期間の記憶が、ごっそりそのまま抜け落ちているようです」

向日葵「一定期間というと、やはり・・」

女医「ええ、あなたも彼女の様子を見て気づくところもあったでしょう」

櫻子「うおおおお・・!! なんてことだ!いつの間にか向日葵のおっぱいが殊更に肥大化してる・・!!ていうか全体的に大人になってる!?」

女医「今の彼女は、自分のことを6年前の自分、中学一年生、年齢にして13歳の頃の櫻子さんだと錯覚している」

女医「即ち、彼女が失くしたのは、今から遡ること約6年間、彼女が培い経験してきたことの記憶です」

女医「先ほども言いましたが、櫻子さんは決して深刻な外傷を負ったわけではありません」

女医「記憶障害も一時的なものでしょう」

女医「普段通りの生活を送っていれば、半日から一日ほどで記憶は戻るはずです」

女医「どうか心配せず、櫻子さんを見守ってあげていてください」

女医「明日になってまだ記憶の混乱が残っているようなら、また当院へお越しください」

~回想終了~

向日葵「ざっと説明すると、こんな感じですの。理解して頂けました、頭の中だけ中学一年生の櫻子さん?」

櫻子「つまり、私は別にタイムスリップの能力に目覚めた訳でも、デロリアンに乗って未来に来た訳でもないってこと?」

向日葵「ええ、あなたは順当に歳を重ね、中学、高校を無事卒業し、今では私と同じ大学に通う、女子大学生です」

櫻子「へー。どーりでさっきから微妙に世界が低く見えると思ったー。そっかー、私も結構成長したんだねー」

向日葵「能天気なところだけ今と変わっていない様で、本当に何よりですわ」

櫻子「ねー、櫻子!鏡とかある!?あったら貸して!」

向日葵「手鏡でしたら、携帯していますわ。どうぞ」

櫻子「へへん、中々気が利くじゃん。誉めてつかわす。さてと、どれどれぇ。ほほう、髪は後ろで縛ってるのかぁ」

櫻子「身体の全体像は・・、なるほどなるほど。悪くない・・。なんだかんだで、色々ちゃんと大人っぽくなってるじゃん、私も」

櫻子「そしてお胸の様子は・・・!!」

櫻子「・・・・・・・?」

櫻子「おい、おかしいぞ向日葵!身体はでっかくなってるのに、胸はあんま変わってない!!一応ブラはしてるみたいだけど!」

向日葵(不憫な子・・・・)ホロリ

向日葵「まぁそういう訳で、今のあなたは記憶を失くしただけの大学生、社会的に見れば立派な大人なんです」

向日葵「あまり恥ずかしい言動ばかりしていると、周りの人から白い眼で見られますわよ」

櫻子「そんなこと突然言われても、実感しろって言う方が無理だよ~

櫻子「大きくなったって言っても、身長もまだ向日葵に負けたままだし・・、胸も大してでっかくなってないし」

櫻子「ていうか、私はこんな惨状なのに、お前のおっぱいのデカさは何だ!!」

向日葵「」ボイ~ンボイ~ン

櫻子「少しは成長自重しやがれ、このおっぱい大魔神!!」

向日葵「はいはい・・、それは悪うございました」

向日葵「ふぅ、櫻子にこの胸のことをとやかく言われるなんて、久方ぶりの経験ですわ」

櫻子「え?そうなの?」

向日葵「ええ、流石に大学生となれば櫻子も落ち着いてきましたし」

向日葵「私だって胸の大きさで一々悩むことなんて無くなりましたしね」

向日葵「そもそも、最近じゃ私たちが口喧嘩する回数自体、大分減ってきたのですよ」

櫻子「そうなの?私達仲良くなっちゃったの?」

向日葵「もともと、仲が悪かった時期なんてないと思いますが・・。まぁ、そういうことになりますわね」

櫻子「そっかぁ。それはそれで・・、なんだか寂しい気もする・・」

向日葵「大人になるってそういうことですのよ」

櫻子「ふぅん。つまんないの・・」

向日葵「さぁ、着きましたわ」

向日葵「これが、今私たちが通っている大学ですの」

櫻子「うわー、中学校より全然でっかい」

向日葵「お医者様は『普段通りの生活を送っていればそのうち治る』と仰られておりました」

向日葵「今日受ける予定だった講義はもう終了してしまいましたが、校内を探索すれば何か思い出すかもしれません」

櫻子「講義って・・大学の授業のこと? もう終わってるの?まだ昼過ぎだよ」

向日葵「私達一回生は自由選択の講義が多いですから。選択如何によっては、今日みたいに午後いっぱい空きが出る曜日も出てくるのよ」

櫻子「へー、大学生って楽ちんなんだね。どーりで撫子、いつも暇そうに家でブラブラしてたはずだよ」

向日葵「そうでしたっけ?」

向日葵「まぁ自由にできる時間が多い分、能動的に行動しなきゃいけないことも多いですから、決して楽な訳じゃないのですけどね」

櫻子「へー、良く分かんない」

向日葵「まぁ、実際中の様子を見てみれば、何か思い出すかもしれません。行きましょう、櫻子」

向日葵「ここが、毎日昼食を食べている食堂ですの」
向日葵「丁度お昼ですし、何か頂いていきまし・・」
櫻子「うわーい!どれにししょうかな♪」
向日葵「って、人が喋り終わる前に勝手に行動するんじゃありません!」


向日葵「ここが生協の売店ですの。櫻子は忘れ物が多いから、よくここを利用していましたわ」
櫻子「へー、学校の中なのに漫画売ってんじゃん。すげー!」


向日葵「図書館・・はどうせ、櫻子は大して利用してなかったから除外ですの」
櫻子「その辺は未来の私も変わってないようで安心した」


向日葵「そして、大学で新しく出来た友達ですの」

友人A「櫻子ちゃん、今日の朝に頭打ったんだって!?もう動いて大丈夫なの?」
友人B「古谷さんの分も合わせて休んだ講義のノート取っておいてあげたから、後でコピーさせてあげるね」

櫻子「お、おう。ありがと・・」
(うおぉ、大学生の友達って、もう殆ど大人じゃん!いや、今は私も大人なんだけど・・)


向日葵「どう、櫻子?少しは思い出しまして?」
櫻子「いや、全然ダメ。何も思い出せない。大学生スゲーとは思ったけど」

櫻子「うわーん!本当に私記憶喪失なの!?

櫻子「やっぱりタイムベルトか何かで未来の世界に飛んで来ただけなんじゃないの!?」

向日葵「そんなこと言われましても・・。私の中にはしっかりと、今まで櫻子と過ごした記憶がありますし」

櫻子「でも全然思い出せないんだよぉ」

櫻子「知らない場所巡るのも、覚えのない友達と会話するのも、もう疲れたぁ」

向日葵「まったく、この頃の櫻子は本当に手のかかる子供ですわね」

櫻子「うるさーい、この妖怪ビッグボインボインめ!一人だけ大人の余裕かましやがって!その胸むしり取ってやろうか!」

向日葵「やれやれですわ・・・」

向日葵「それじゃ、私達が中学生だった頃の知り合いに会ってみます?」

櫻子「へ?それってあかりちゃんとか、ちなつちゃんのこと?」

向日葵「そうですわね」

向日葵「あの頃特に仲良かったのは、ごらく部の皆さんと、当時の生徒会の先輩方、てところだったかしら」

向日葵「幸い、皆さんの現住所はここから左程離れていないはずですし」

櫻子「なにそれ!見たい!!大人になった皆のこと超見たい!」

向日葵「決まりですわね。それじゃ、まず誰に会いに行きますの?」

実は、誰に会いに行くか全然決めてないんだけど、
誰か希望とかある?

アッカリーン

                   ,. . . . -―-. .,  
            ,. 'ヾ丁ヽ'´: : : , -―… 、: `〃⌒

             {/ リ: ハ , '´: : : ,,..:::ュ: : :ヾ/-`‐ 、
             乂: : レ'/: : : : : : : : : : : : : : : :=-: : :ヽ__
           /: : `¨, ': ://: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : V:ヽ
   __     /7: : : : /: :/ィ: : : : //イ : : : : : : : : : : : : : :ヾノ
  /    `  .,  `ヽ.; :/: :/:.:i: : :/ .//.||、: : : : : :,ィ: : : : : : : :'.
 {        \ /: :7: : : : :{: / \_リ リ !:|: : /:/ |/|: : , : :|: :.ト、
  ゝ         、: :i: : : : : :VィF守ミー  リ: /ノ 〃/: /: : :l: : !
   \         ,:.|: : / ̄`ヾ込!/}   j/  -‐七'/!: /|: /
    \       !:.!: ,′    ゞ- ′     x==ミ /イ レ'! レ'
      \     |:.i:/       !     ,     /: : : :|'′
       '.      |ソ     , ′  ゝ.._    /: : : : :ハ     私で決まりっ
        /!      _  /、 \      ,ノ: : :/: : : }     
        /  ‐  ´     `ヽ:ヘ__ ` r‐r::::´::::::7||: : ::,ィ:ノ         
        {            }:::ヘ`ヽ ‐|:::::::::::/::リ):,.イ '′         
.        }       __,,......ノ\:ヘ___/::::::// ´ |
        .イ      ̄    } \ヽ:―:-‐'´イ l | .|、
      八         ,.イヘ   `ヽ;;;;;r'"/   ! / .| !
       |:|::ヽ    _,. '´ |     、_O_}/    !/    〉
       ∨::{          ,ノ    |l.:.l|     l    ノ::、
.      Vハ.}   ,. -‐ '"j      |l.:.l|      l__.../::::/::〉
       \ゝ..,__,..ィ´      .|l .:l|    j_;:::-‐'::∧
         /\:::::::/         |l.:.:l|    /ゞ-r― '".:.:'.

>>23>>25 了解

櫻子「もちろんあかりちゃんで!」

向日葵「当時から、あなたは赤座さんと仲が良かったですからね」

向日葵「実は、赤座さんと吉川さんも同じ大学に通っていますの」

向日葵「学部は私達と違いますけど」

向日葵「取りあえず、今どこにいるか電話してみますわ」

櫻子「うおー!ワクワクワクワク!!」

向日葵「取りあえず、このテラスで待ち合わせることになりました」

向日葵「あと五分くらいで着くそうです」

櫻子「うー!何だか緊張するし!! ねぇ、大学生になったあかりちゃんってどんな感じなの!?」

向日葵「中学時代の赤座さんと比べて、ですよね」

向日葵「うーん。当時の赤座さんはどうも印象が薄くて・・」

向日葵「今と比べてどうでしたっけ・・・?」


ちなつ「櫻子ちゃん、頭打ったんだって!?大丈夫!?」


櫻子「うわ!びっくりした!!」

櫻子「て、あかりちゃんじゃなくて、もしかしてちなつちゃん!?」

向日葵「吉川さん、どうしてここに」

ちなつ「あかりちゃんに聞いたの。櫻子ちゃんが大変だって」

ちなつ「私心配で、一足先に来ちゃった」

櫻子(うわぁ・・・。大学生のちなつちゃん、可愛い)

櫻子(ツインテールだったのがサイドテールになってるけど)

櫻子(何て言うのかな・・、大人のお洒落?)

櫻子(ネイルとかアクセサリとか、派手すぎない程度にキラキラしてて、とても似合ってる・・!)

櫻子「うおおおおおおおお、これが大人の色香・・!?」

ちなつ「櫻子ちゃん、どうしたの?」

向日葵「実はカクカクしかじかで・・」

ちなつ「櫻子ちゃん、前々から何か足りてないと思ったけど、ついに記憶まで・・」ホロリ

向日葵「もう、不憫で不憫で・・・」ホロリ

櫻子(あ、腹黒なところちゃんと残ってるみたい。少し安心した)

櫻子「・・・・って、それってどういう意味だよ!」

ちなつ「でも、中学時代ってことは、今のあかりちゃん見たらびっくりするよね、きっと」

向日葵「まぁ、きっとそうでしょうね」

櫻子「ん?それってどういうこと?」

ちなつ「どういうもなにも・・。お、噂をすれば・・」

向日葵「ほら、櫻子。赤座さんが来ましたわ」

櫻子「お、本当!?どれどれ・・・って、」

櫻子「え!?」

人波「」ゾロゾロゾロゾロ

櫻子「・・・・・どこにもあかりちゃんいないじゃん」

向日葵「いますわよ、ほらあそこ」

櫻子「え~、何処~? でっかい人波がこっちに近づいてくるのは見えるけどさ~」

ちなつ「だから、その中だよ」

櫻子「え?また、櫻子ちゃん見切れてるの?また人ゴミに流されて?」

向日葵「人ゴミに流されてと言うか・・」

ちなつ「あの人波の中心があかりちゃんだよ」

櫻子「へ~、そうなんだー」


櫻子「って、あかりちゃんが中心!?」

「赤座さん、明日の予定なんだけど」
「あかりさん!このレポートのここのとこ分からないんだけど、教えてくれない!?」
「赤座さん!今日うちのサークルで飲み会あるんだけど、良ければ来ない?」
「ちょっと待って、誘うならうちが先よ!!」
「赤座君。もし君さえよければうちの研究室に来ないかい?教授が君のこと気に入っていてね」

あかり「ご、ごめんね、みんなぁ。私ちょっと大事な用があって・・通してくれないかなぁ」

「あかりさん!」
「あかりお姉さま!!」
「アッカリーン!!」

あかり「うう、廊下を歩くのも一苦労だよぉ。 あ、そのレポートはね!今日貰ったプリントの3ページの・・」



櫻子「」ポカーン

ちなつ「あの様子じゃ、ここに来るまでまだ5分くらいかかりそう・・」

向日葵「仕方ありませんわね。赤座さんは学校中の皆に慕われておりますから」

櫻子「アレは、アレは・・・どういうことなの!?」

向日葵「どういうもなにも、いつもの赤座さんですわ」

櫻子「いつもああなの!?」

ちなつ「まぁ、中学一年生の頃のあかりちゃんは、どこか影が薄いところがあったからね」

ちなつ「当時の櫻子ちゃんとしては、当然の反応か」

ちなつ「本人自体は、あまり変わってないんだけどねぇ」

櫻子「でも!あかりちゃんがあんなに目立って!人の中心に!!」

櫻子「いや、目立ってると言っても、人波に隠れて見切れてるところは変わらないけどさ!!」

ちなつ「ほら、あかりちゃん昔から気配りのできる優しい子でしょ?」

ちなつ「昔は花瓶の水入れ換えたり、率先してプリント配ってくれたり、忘れ物した子に文房具貸してあげたりした程度だったけど・・」

ちなつ「その能力が、学年が上がるにつれどんどん強化されていってね」

ちなつ「高校時代には既に、学校の中であかりちゃんに助けられたことのない子は一人もいないような状態で・・」

ちなつ「『学園の女神≪ガッデス・オブ・ハイスクール≫』なんて呼ばれたりしてたよ」

ちなつ「まぁ櫻子ちゃんの言う通り、あかりちゃんの傍に人が常に集まるようになって」

ちなつ「今でも、写真撮っても見切れちゃうことが殆どなんだけどね~」

あかり「ふー、やっと着いた」

あかり「櫻子ちゃん、向日葵ちゃんから話は聞いたよ!記憶失くしちゃったんだって!?」

あかり「大変だと思うけど、私にできることがあったら何でも言って!力になるから!!」ピッカリーン!!

櫻子(ま、眩しい!眩しすぎる!!)

櫻子(あまりの良い子さに、オーラが光になって私の目に直撃する!!)

ちなつ「ふふ、慣れてないと辛いでしょう?あかりちゃんの『女神の慈しみ≪ハイパー・アッカリーン・ブライト≫』は」

向日葵「そんな名前が付いてたんですの・・?」

櫻子(いや、優しさだけじゃない・・!)

櫻子(何て言うか、大学生のあかりちゃんて)

櫻子(髪長くてサラサラしてて、開眼することなく絶えず微笑を浮かべていて・・!

櫻子(でもお団子だけは変わらずにそこにあって・・!)

櫻子(まるで本物の女神様みたい・・!!)

櫻子「う・・、あまりの眩さに眩暈が・・」フラッ

ちなつ「ふっふっふ・・、あかりちゃんの『女神の慈しみ』の直撃を受けて、平然と立ってられる人間なんてこの世にいないんだよ?」

櫻子「くぅ・・!」

向日葵「なんだか話の趣旨が変わっていますわ・・」

あかり「あ、あれぇ?ちょっと、なにこの流れ?私の言ってること無視して話進めないでよぉ!」

向日葵「閑話休題ですわ」

櫻子「あ~、目が疲れた・・」

向日葵「お医者様が仰るには、とにかく普段通りの生活を送っていれば、そのうち元に戻るだろうと」

あかり「そっかぁ、それじゃ私達もなるべく普段通りに振る舞えば良いんだね」

向日葵「ええ、よろしくお願いします」

あかり「といっても、普段通りの私ってどうやるんだろう?」

あかり「ちなつちゃん、私達、二人の前で普段どんなことしてたっけ?」

ちなつ「えっと、そうね~。この二人の前だと」

ちなつ「・・・・・」

ちなつ「ねぇ、あかりちゃん・・・」

あかり「な、何? ちなつちゃん」

ちなつ「あかりちゃんてば、いつもいつも誰かに囲まれてさ!私にちっとも構ってくれなくなったよね!!」

櫻子「え?」 向日葵「突然どうしましたの?」

あかり「え?そんなことないよ!!ちなつちゃんは私の一番の友達だもん!」

ちなつ「いいや、そんなことある!!みんなに寄ってたかられてチヤホヤされてさ・・・」

ちなつ「私と一緒にいるよりずっと嬉しそうだもん!」

ちなつ「正直に言って!あかりちゃん」

ちなつ「本当は私の事どうでもいいと思ってるんじゃ・・・」

あかり「そんなことないよ」ガシ

チュ

ちなつ「あ・・・・///」

向日葵(話の途中で吉川さんの首を強引に掴んで・・)

櫻子(速攻でキスした!?)

あかり「まったく、突然どうしたの? ちなつちゃん」

あかり「こうやって行動で表さないと私の気持ちも分からないなんて」

あかり「ちなつちゃんは何時までたっても困ったさんだよね」

ちなつ「う・・うん。ごめんね。あかりちゃん」トロ~ン

あかり「ううん、許さないよ。これからもっともっと、ちなつちゃんの身体に教えてあげなきゃ」

あかり「私の気持ちが、どんなに深く大きいものなのか」

ちなつ「・・・はい」////


櫻子「」


ちなつ「とまぁ、こんな感じかな」

櫻子「」

向日葵「あぁ、そういうことでしたか」

ちなつ「そう、そういうこと~」

あかり「へ? え? えー!!??」

あかり「もしかして、ちなつちゃん、さっきの全部演技だったの!?」

ちなつ「えっへへ~、あかりちゃんはすぐ騙されるんだから」

あかり「ちょっと~!なんでこんなことするのぉ!私、本気だったんだよ!!」

ちなつ「いやだって、普段通りするのが一番良いらしいから」

向日葵「確かに、私達けっこう見てますわね。ああいう場面」

あかり「え~!!私達そんなにいつもイチャイチャしてないよぉ!」

ちなつ「いやいやいや、してる、してるって~♪」

向日葵「していますわね~」

あかり「うぅ~。それでも櫻子ちゃんと向日葵ちゃんよりマシ・・ あれ?」

櫻子「」

あかり「櫻子ちゃん?」

櫻子「」

向日葵「・・・・・・、立ったまま気絶していますわ」

ちなつ「あちゃぁ、ちょっとやり過ぎちゃった?」

ちなつ「流石に中学一年生には刺激が強すぎたか」

あかり「櫻子ちゃん、しっかりしてぇ!!」

向日葵「中学時代の櫻子って、意外とメンタル弱かったみたいですわね・・」

向日葵「仕方ありませんから、私は櫻子を連れて一旦家に帰りますわ」

向日葵「赤座さん、吉川さん。今日は櫻子の為に協力して頂き、本当に有難うございました」

ちなつ「いいって!いいって!あまり役には立てなかったみたいだけどね」

あかり「向日葵ちゃん、頑張ってね。櫻子ちゃんが良くなったら教えてね」

向日葵「はい、いの一番に連絡しますわ」

向日葵「それじゃ、また明日に。ほら、櫻子行きますわよ」

櫻子「」グテ~

ちなつ「気を付けてねー」

あかり「またねぇ!」

ちなつ「向日葵ちゃんも大変そうだなー」

ちなつ「まぁ、櫻子ちゃんならきっとすぐ元気になるよね」

ちなつ「それじゃ、あかりちゃん。私達も戻ろっか・・」

あかり「」ガシ

ちなつ「あ、あかりちゃん?」

ちなつ「ど、どうしたの?後ろから私の肩なんか掴んじゃって」

あかり「私ねぇ、ちょっとショックなんだぁ。櫻子ちゃんの為とはいえ、ちなつちゃんにあんな嘘つかれて・・」

ちなつ「だ、だからそれはさっき謝って・・!」

あかり「許さないよって、ちゃんと私言ったよねぇ」

ちなつ「へ?でもアレは演技の一環で、だからその・・」

あかり「だーめ、許してあげないよ」

あかり「私達も、もう家に帰ろ?」

あかり「ちょっと早いけど、明日も学校あるし」

あかり「今からじゃないと、体力持たないもんね」

ちなつ「え、え~」汗ダラダラダラダラ

あかり「ふふふ。今日はちなつちゃんの声、色々いっぱい聞かせてね♪」

櫻子「ぬ?誰かの悲鳴が聞こえたような気が・・」ムクリ

向日葵「あらあら、やっと目が覚めましたのね。櫻子」

櫻子「あ、でっかい向日葵。てことは夢じゃないのか・・」

櫻子「夢じゃないんだぁ・・・」

向日葵「色々な意味でショックだったのは分かりますが。それでどう?」

向日葵「少しは記憶が戻りまして?」

櫻子「いや、全然」

向日葵「そうですか」(溜息)

向日葵「それじゃ、もう暗くなってきましたし、今日のところは大人しく家に帰りましょうか」

櫻子「家・・?そいうえばさ、私、大学生になってるってことは、一人暮らししてるってこと?」

向日葵「いいえ、一人暮らしはしていませんわ」

櫻子「なんだー、それじゃ、撫子みたいにまだあの家に住んでるのかー

櫻子「つまんないのー」

向日葵「いいえ、今あなたはご実家には住んでおりません」

向日葵「撫子さんと違って、少し遠くの大学に通うことになりましたから。高校卒業と同時に引っ越しましたわ」

櫻子「え?それっ、つまり一人暮らししてるって訳じゃないの?」

向日葵「いいえ、一人暮らしではなく二人暮らししているという訳です」

櫻子「へ?」

向日葵「今、私とあなたは同棲してるってことですわ。同棲の意味は、分かりますわね?」

櫻子「え? へ? どぇ? えええ!?」


「えええええええぇぇぇぇぇえええ!!!????」

こっから先はもう書き溜めてあるんで、速く投下できると思います。

向日葵「ここが私達の今の家ですわ。といっても、安普請のアパートですけど」

櫻子「ポカーン」

向日葵「さぁ、馬鹿みたいに固まってないで、さっさと入って来なさい」

向日葵「遠慮しなくていいのよ、ここはあなたの家でもあるのですから」

櫻子「ポカカーン」

向日葵「あ、ちゃんと手洗いとうがいは忘れないように。記憶喪失の上、風邪なんか引いてしまっては大変ですから」

櫻子「ど、どーどー・・・」

向日葵「ふたごどりポケモン?」

櫻子「どーして、私と向日葵が二人きりで暮らしてる訳!?」

向日葵「何故って言われましても。だって私と櫻子の仲じゃありませんか」

櫻子「そんなの答えになってない!ちゃんと説明してよ!」

向日葵「思い出せばきっと理解できますわ。ほら、さっさと家にお上がりなさいな」

櫻子「だっていきなりこんな・・、二人暮らしなんて・・!!納得できるかぁ!」

向日葵「今日の晩御飯はハンバーグですのよ」

櫻子「わーい♪」

向日葵「それじゃ、ちゃっちゃと作ってきますから、櫻子はリビングで寛いでなさい」

櫻子「はーい!」

櫻子「ふふふ~ん♪今日のご飯は向日葵が作ったハンバーグ~♪楽しみだなぁ♪」

櫻子「・・・・・・・」

櫻子「・・・・・て」

櫻子「そんなこと楽しみにしてる場合じゃない!! いや、楽しみだけどさ!」

櫻子「本当に私と櫻子が・・・同棲してるの!?」

櫻子「と、と、取りあえず。家の中を探索してみよう!」

櫻子「ガサゴソ、ガサゴソ。ん、これは・・」

櫻子「お揃いのカップ・・・」

櫻子「お揃いの歯ブラシ・・」

櫻子「お揃いのウェディングドレス・・」

櫻子「お揃いのパジャマ・・」

櫻子「うわあぁぁ!何なんだよ、これ!!同棲の証拠ばっか見つかるじゃん」

櫻子「そしてこれは・・・写真」

櫻子「私と、向日葵・・・」

櫻子「海岸・・。どっかの海に二人で海水浴に行ったってことかな・・」

櫻子「私・・、何こんなに嬉しそうな顔してるんだろ・・」

櫻子「そういえば、向日葵言ってったっけ」


【そもそも、最近じゃ私たちが口喧嘩する回数自体、大分減ったのですよ】


櫻子「あれって、別に私と向日葵の距離が離れちゃったとか、お喋りしなくなったとか」

櫻子「そういうことじゃなかったんだ・・」

櫻子「いや、そもそも同棲しちゃってるみたいだから、離れようがない訳だけど」

櫻子「・・・・・・」

櫻子「衝撃の証拠ばっかり見つかってるのに、何で私安心してるんだろ・・・」

向日葵「櫻子ー。ごはんできたから運ぶの手伝って頂戴」

櫻子「(ビクッ!)わ、分かったー」

櫻子「ハンバーグうめー!!」

向日葵「私がご飯を作ってる間、こっちで何やらガサゴソしてたみたいですけど、どうでした?少しは記憶戻りまして?」

櫻子「うーん、ごめん。未だにさっぱりだわー(モグモグ)」

向日葵「そうですか・・。そろそろ本格的に心配になってきましたわね」

櫻子「でも、ちょっとだけ。ちょっとだけだけどさ」

向日葵「?」

櫻子「向日葵と私がここで二人で暮らしてたんだっていう実感、湧いてきたよ」

櫻子「いやぁ、よくよく考えてみると、向日葵と二人きりの生活ってのも悪くないね!」

向日葵「そ、そうでしょう?」

櫻子「だってわざわざ向日葵ん家に呼びに行かなくても、毎日向日葵がご飯作ってくれるんだもん!楽でいいや!」

向日葵「言っときますけど、家事は当番制ですのよ?」イラ

向日葵「さて、櫻子にご飯を食べさせましたし、お風呂にも入れましたし、歯磨きもさせました」

向日葵「今日は櫻子も色々大変だったでしょうし、早めに就寝しようかしら」

向日葵「櫻子ももう眠くなってきたでしょう?あなた、朝は中々起きない癖に、寝るのだけは早いんだから」

櫻子「ちょっと待った。待って欲しい。ていうかマテ」

向日葵「どうしました?なにか問題でも」

櫻子「お風呂あがった後、用意されてたから違和感なく着替えちゃったけど、この服なに?」

向日葵「ネグリジェですわ。私が着てるのとお揃いの」

櫻子「ね、ねぐりじぇって、初めて着たけどさ・・!これ、す、透け透けなんだけど!?」

櫻子「なにこれ信じらんない!!いくらなんでH過ぎ!!向日葵のスケベ!!」

向日葵「と言っても、それをランジェリーショップで選んで、私にまで押し付けたのは櫻子ですのよ?」

向日葵「夏は暑いからこれがいい!なんて言って」

向日葵「だからスケベは櫻子の方ですの」

櫻子「な、な、にゃぁあああ!???//////」

向日葵「今までの日常生活の中じゃあまり変化が見られないから、違和感なく接することができてましたけど」

向日葵「こういう反応見ると、本当に中学時代の櫻子なんだって実感できますわね」

櫻子「そ、それじゃ、さっき気づいたけど、アレはなに!?」

向日葵「アレって、私達がいつも寝てるベッドじゃない」

櫻子「ベッド一個しかないよ!?でも枕は二つ!!」

向日葵「当たり前でしょう。毎日一緒に寝てるんだから」

櫻子「一緒に寝・・!? 向日葵と一緒に!? 毎日寝てるの!??」

向日葵「もちろん、今日も一緒に寝ることになりますわ」

櫻子「あ、あわわわわ・・、あわわわわわわわ・・・///////////」

向日葵「ふぅん。懐かしいですわね」

向日葵「櫻子がそんな風にウブな反応見せるのも。高校時代を思い出しますわ」

向日葵「いや、あのころは向日葵だけじゃなく、私だって・・」

向日葵「本当に、懐かしいですわ・・」

櫻子「ひ、向日葵!? ちょっと、目が怖いよ!?」

櫻子「なに、何なのその微笑み方!? 私、向日葵のそんな顔見たことない!」

向日葵「私は、櫻子のそういう顔、見たことありますわ」

向日葵「これから自分がどうなってしまうのか分からない恐怖・・、けれど、その奥にあるのは大きな期待」

向日葵「『どうなっちゃうのか分からなくなるくらい、滅茶苦茶にされるのが好き』」

向日葵「あなた、いつかそう言っていましたものね」

櫻子「言ってない!私、そんなこと言ってない!!」

向日葵「怖がらないでいいのよ、櫻子。私は、いつだってあなたの味方ですから」

向日葵「あなたを傷つけるようなこと、絶対にしないから」

櫻子「ひ、ひぃ!!」

向日葵「ほら、こうやってベッドの上に乗っていれば、どんなに激しくしても、痛くなりませんから、ね」

櫻子「うぅぅぅぅぅうぅぅ・・・」

向日葵「まったく、今日は本当に早く寝ようと思っていたのですけどね」

向日葵「櫻子のそんな顔見たら、私、停まれなくなっちゃいますわ」

櫻子「や、やめてよ、向日葵!!こんなの絶対おかしいよ!!」

向日葵「中学時代のあなたにとってはそうでも、今の私達にとっては普通のこと」

向日葵「そういえば、お医者様も仰られていましたしね」

向日葵「『普段通りの生活を送っていればそのうち治る』って」

櫻子「ひ、ひ、向日葵?」ガクガクブルブル

向日葵「ふふふ、震えちゃって。今日の櫻子ってば本当に可愛い」チュ

櫻子「あ・・」

向日葵「でも、優しいキスで、顔が惚けるのはいつも通りみたい」

向日葵「ふふふ、少しは怖くなくなりまして?」

櫻子「え、えと、その/////」

向日葵「まだ、足りないみたいですわね。それじゃ」チュ

櫻子「ひゃう!」

向日葵「櫻子が安心するまで、櫻子の色んな所に、沢山キスを差し上げますわ」チュ、チュ、チュ、チュ、チュ、チュ

櫻子「ひぃ、はぅ、ひゃぁ、みぃ、にゃぅ!」

向日葵「櫻子、猫みたいに可愛い」

櫻子「ひ、向日葵ぃぃぃ」

向日葵「あらあら、そんなに甘えた瞳で私を見ないで」

向日葵「本当に、私停まれなくなっちゃう」






アッカリ~ン






数十分後

向日葵「櫻子、これで分かったでしょう?」

向日葵「あなたが私の胸について、とやかく文句言わなかった理由」

向日葵「そんなにむしゃぶりついちゃって・・」

向日葵「これ、もうとっくに櫻子のモノになってしまったんですものね」

向日葵「それに、口喧嘩のことだってそう」

向日葵「どちらかが本気で怒っても、もう片方がキスで口を閉じれば、それでもうお仕舞」

向日葵「私達、呆れる程馬鹿みたいなカップルになってしまったのよ」

櫻子「ハァ・・ハァ・・ハァ・・」

向日葵「ふふ、聞こえてないようですのね」

向日葵「それじゃ、今の櫻子にも分かるよう、簡単な一言だけ」

向日葵「愛してるわ、櫻子。今も昔も変わらずに」

櫻子「・・・・・・・」

櫻子「向日葵ぃ」

向日葵「・・・あら、まだ意識があったのね櫻子」

櫻子「私もね、大好き」

櫻子「向日葵のこと大好きだよ・・」

向日葵「・・・・・」

向日葵「フフ、その言葉、私は何度も聞きましたわよ?」

櫻子「うん、知ってる・・・」

櫻子「もう、全部思い出したから」

向日葵「櫻子、あなた・・」

櫻子「だから、続き・・」

櫻子「続き、いっぱいしよ」

翌朝

櫻子「ということで、記憶が戻りました」(グテ~)

向日葵「その割には、随分元気がないようですわね?櫻子」(ツヤツヤ)

櫻子「誰のせいだと思っていやがる?」ガルルルルルル

向日葵「てへへへ。だって、櫻子何時にも増して可愛いかったんですもの。攻める手にも熱が入っちゃって・・」

櫻子「うがぁぁぁ!だからって、人が記憶失って本調子じゃない時に、遠慮なくガンガンヤリまくるんじゃないよ!」

櫻子「一応、あの時の私中学一年生のか弱い女の子と同じ状態だったんだよ!」

櫻子「そんな子を無理矢理なんとかするなんて一歩間違えれば犯罪だよ!!分かってるの向日葵!」

向日葵「ああ・・、中学一年生の櫻子・・じゅるり」

櫻子「ダメだこいつ早く何とかしないと!!

櫻子「ていうかさぁ・・・」

【『どうなっちゃうのか分からなくなるくらい、滅茶苦茶にされるのが好き』。あなた、いつかそう言っていましたものね】


櫻子「私、こんな↑台詞言った覚え一度もないんだけど!!」

向日葵「大丈夫、私、櫻子の言いたいことなら何でも分かっていますから」

向日葵「心の声くらい、余裕で聞き取れますわ」

櫻子「思ってもいない!!」

向日葵「ほら、櫻子。そろそろ学校に行かないと1コマ目の講義に贈れてしまいますわ」

櫻子「コラ、話を逸らすな逃げるな誤魔化すな!今日という今日は・・」

向日葵「チュ」

櫻子「」

向日葵「チュチュチュ」

櫻子「」

向日葵「ほら、学校、行きましょ」

櫻子「・・・・・・分かった」







並べて世は事もなし
二人の人生は
何年経っても、何年前でも
ずっと二人で続いていく


なんか綺麗に纏まったことにしようend

 一方その頃

あかり「ん~、今日も良い天気だな!」

あかり「よし!今日も一日頑張ろうねぇ!ちなつちゃん」

ちなつ「・・・・・」

あかり「どうしたの?早くしないと学校遅刻しちゃうよ?」

ちなつ「・・・・」ガクガクガク


ちなつ(マジで足腰が立たねぇぇぇ!!!!!)


なんか途中で進行が滞ったり、誤字ったり、名前間違えたり、不完全燃焼だったりしましたが、
取りあえずこれで終わりっす。
濡れ場とかマジ書けねー

自分で見ても至らない点ありまくりな気がしますが、
ここまでお付き合いして頂いた方々、マジありがとうございました。

0:40前に終れて良かった~

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