結衣「おーい、あかり隊員、このピンク木に縛り付けようぜ」(260)

あかり「あかりロープ持ってるよ」

結衣「でかした、ひっとらえろ」

あかり「ブーラジャー!」

ちなつ「ちょっ、触らないでよ、菌がつくでしょ!」

あかり「結衣隊長!ひっとらえました!」

結衣「よし、今から縛り上げてやる!」

ちなつ「ううっ、もうお嫁にいけない……」

結衣「大丈夫、お前は可愛いから私がもらってやるよ!」

ちなつ「えっ……///」

で、結局結衣に惚れる、と。

結衣「しっかり押さえつけるんだ、京子、あかり」

あかり「はいっ、たいちょー」

ちなつ「もうっ、やめってたらやめてー」

結衣「こらっ、あ、ば、れ、る、な・・・っと、これでよし」

よし、続けろ

京子「そんなにきつく縛っちゃかわいそうだよぉ~」

結衣「甘いぞ京子、こいつが京子にしたこと考えたら…」ギュッギュ

ちなつ「いたぁい」

あかり「そうだよ、公園の平和はあたしたちが守るんだから!」

結衣「よし、しっかり縛り付けた。あかり隊員、京子隊員、もう離しても平気だぞ」

ちなつ「うう…」

後ろ手に縛られた上、木にぐるぐる巻きにされたちなつ。
それを満足げに眺める結衣。

支援

ちなつ「ちょっと、こんなことしてただですむと・・・」

結衣「それはこっちのセリフだ!みんなの公園の平和を乱して、京子を泣かせて…」

結衣「あかり隊員!」

あかり「はい!隊長!」

結衣「そこにある猫じゃらしを!」

あかり「はい!」

あかり「隊長!とってきました!」

結衣「よくやったあかり隊員」

あかりから受け取った猫じゃらしを、結衣はふわりふわり、ゆらしながら、
なんとかして逃げようともがくちなつに近寄っていく。

結衣「さ~て、平和を乱すピンク魔人、まずは名前を教えてもらおうかな?」

ちなつ「な、名前?そ、そんなことはいいから、はやくロープを…ひゃ」

結衣「フフフフフ…くすぐられるのが苦手なんだったら、早いところ白状した方が身のためだぞぅ…」

ちなつの首筋に猫じゃらしを這わせ始める結衣。

ちなつ「ひ、ひぃい、ちょっと、やめて、やめ、」

結衣「あかり隊員!どうやらこいつはもっとくすぐってほしいようだぞ!猫じゃらし追加!」

あかり「はいっ」

ちなつ「あはははは、あひゃ、あひゃ、ちょっと、もう、無理ひひひ」

結衣「ほらほら、脇の下もくすぐっちゃうぞぉ。あかり隊員は脚を!」

あかり「はい!覚悟しろぉ、ピンク魔人!」

ちなつ「いやぁぁぁぁん!」

結衣「さあさあ、名前を吐かないと、こうだぁ!」

ちなつの服の襟元から胸元へと猫じゃらしをすべりこませていく結衣。

あかりが両手に持った猫じゃらしも、ふくらはぎから太ももへと、徐々に這い上がっていく。

ちなつ「はぁはぁ、いやぁっ、もう、だめ、ひぃっ」

結衣「ほらほら、もっと奥の方へ入れちゃうぞ」

始めはくすぐったさに悶え、笑い声をあげていたちなつは今や息も絶え絶え…
しかし、意識がもうろうとする中、少しずつくすぐったさに慣れてきた体が感じる猫じゃらしの感触が変わってきたことに気づき始める。

ちなつ(いや、何、この気持ち…変な感じ…からだが熱い…)

結衣「ふうん、なかなか頑張るじゃないか、それならこっちだって」

ぐい、と服の襟を引っ張ると、結衣はさらに奥へと猫じゃらしを進めていく。

ちなつの平らな胸を這い回る猫じゃらしが時折乳首にひっかかる度に、

ちなつ「うんッ…」

漏れる声と、痙攣する体に結衣が気づくのにそう時間はかからない。

結衣「ふぅん、弱点、はっけぇぇん!」

口元に笑みを浮かべて、紅潮したちなつの顔をのぞき込む結衣。

結衣「さぁ、覚悟は?名前を言えば、とりあえず止めてあげてもいいんだぞ」

ちなつ「ふぅ、ふぅ、誰が、あんたなんかに…」

結衣「よ~し、あかり隊員!」

あかり「はい!隊長!」

結衣「弱点を、集中攻撃だ!」

あかり「はい!」

結衣「弱点は…ここだぁ!」

乳首を猫じゃらしの先でくすぐり始める結衣、それに続くあかり。

ちなつ「え、あん、いやぁ、っん、あぁ、ん、ん、ん…」

くすぐったさはもはや完全に痺れるような快感に変わり、ちなつの体は震えながら少しずつのけぞっていく。

ちなつ(な、なにこれ、変、体が、変…!)

ちなつの頭が一瞬真っ白に、次の瞬間体の力が抜けて

ちなつ「んん…」

感じるのは、下着が熱く濡れていく感触。

あかり「え…」

動きを止めたあかりに、すっかり夢中でちなつを責めていた結衣も我に返る。

結衣「あ…」

ちなつ「・・・・・・」

結衣「…おもらし、したのか…?」

真っ赤になってうつむくちなつ。

結衣「おもらししても口を割らないなんて、なんて強情な…」

あかり「たいちょうっ、こいつ、さっき太ももを攻撃したらきいてましたぜ」

結衣「そうか、なら今度は…」

ちなつのスカートに手をかける結衣。

すっかり無抵抗になってしまったちなつ…


「やめてっ」



振り返る3人。

あかり「へ?」

ちなつ「え…?」

結衣「京子?」

京子「もう、もう、いいよ…」

結衣「京子…。でも、でもこいつは…」

京子「かわいそうだよっ。もうやめてあげようよ、もう、グスッ…」

結衣「京子…わかったよ、わかったから泣くな…」

あかり「えーと…」

結衣「ほどいてやって、あかり…」

あかり「…うん」

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ちなつ「それにしても許せません、その悪ガキ!まったくもう、目の前にいたらぶっ飛ばしてやりたいですぅ」

結衣「…あっはは、…暴力はだめだよ。あの子はどんなふうに育ってるのかなぁ」

京子「すっごいわがままだったもんねぇ」

                              あかり「あ゛」

ちなつ「きっと今でも問題児ですよ、結衣先輩にけんかを売るなんて。どーしようもないわがままで、底意地が悪くて!腹黒に決まってますぅ」

                              あかり(あかりは何も見なかった…何も…見なかった…)

京子「ん?どうしたあかり?」

あかり「うわぁ!あわわわあわあわ、なんでもないっ、なんでもありませんっ」  あわててアルバムを閉じるあかり。

京子「そうかぁ?なんか顔色悪いぞぉ?」

あかり「だだだ、大丈夫ですよぉ、ほらっ、アッカリーン…ハハハ…」

京子「そう?ならいいんだけど」


京子(アルバム…?なにか変な物でも写ってたのかぁ?)


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学校も終わり、家へ帰って来た京子。

肩にかけた鞄の中には、

京子(さて、家に帰ったらあかりが何見つけて固まってたのか調べなくちゃね)

結衣から借りてきたアルバム。

            京子「ちょっとさ、昔の思い出に一人きりで浸りたいっていうか~」
            結衣「はぁ?なんだそれ。まぁ、いいけどさ、おかし食べながら読んだりして汚すなよ?」
            京子「わかってるってぇ」

京子(なんだろなんだろ、あかりの恥ずかしい写真~?うへへ~)

数時間後に自分がどんな思い出に浸ることになるのか、京子はまだ知る由もない…

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翌日、放課後、娯楽部部室。

京子「ち~なつ~ちゃ~ん、ち~なつ~ちゃ~ん」

ちなつ「んなっ、なんですかっ、て、ちょ…」ずるずる、と京子に引きずられていくちなつ。

京子「結衣~あかり~あたし今日ちょっとちなつちゃんとデートだから~」

ちなつ「そんな、ちょと、待って、結衣せんぱぁ~い…」






あかり「…えと、どうしたのかな、京子ちゃん…」

結衣「…さあ…」

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ちなつ「もう、いったいなんなんですか、こんな人気の無いとこまでつれてきて」

京子「いやぁ~ちょっと昨日、面白いこと思い出しちゃって」

ちなつ「はぁ?面白いこと?」

地の文というのはセリフ以外の文ということでいいんでしょうか

京子「いやぁ、これこれ、これなんだけどね…」

ちなつ「アルバム?昨日のですよね?それがどうかしたんですか?」

京子「ほらほら、このページ♪」

ちなつ「はぁ?昨日も見たページじゃないですか、これ…」

京子「ほらほら、この写真、よく見て」

ちなつ「よくって…、もう、部室にもど…!?」

京子「へへへー、なにか思い出したかな?ちなつちゃん」

ちなつ「こ、これって…」

京子「やっぱりそうかぁ、あの日公園で…」

ちなつ「ちょっ、やめてください、そんな昔のこと」

京子「あかりちゃんももうきづいちゃったみたいだよぉ?」

ちなつ「えっ…あかりちゃんも…!?」

京子「ってことは、娯楽部でこのこと知らないのは結衣だけってことに…」

ちなつ「ちょちょちょちょちょっと、せんぱい、まさか…」

京子「へへへ~、このこと知ったら結衣どんな顔するかなぁ~」

ちなつ「そ、そそそ、それだけは…」

京子「大丈夫、あたしはこのこと誰にも言わないって」

ちなつ「…え?」

京子「あかりもそういうこと言う子じゃないし、結衣は気づかないよ、きっと」

ちなつ「…せんぱい」

京子「だからぁ、ちなつちゃん、黙っててあげるかわりに…」

ちなつ「え、ちょっ、先輩、何を…」

京子「なぁんてね」

ちなつ「…え」

京子「わたしがちなつちゃんにひどいことするわけ無いじゃん」

ちなつ「…」

京子「あれぇ、それともちなつちゃん、なにか期待してたのかぁ?」

ちなつ「…そっ、そんな、期待なんかするわけないじゃありませんかっ。大体何を期待しろって…」

京子「そのぉ、ちなつちゃんが、前にあかりちゃんにしてたようなことを~」

ちなつ「あっ、あれも、先輩達の勘違いで、その、」

京子「いいっていいって、若気の至りってやつだよねぇ」

ちなつ「…///」

京子「ちなつちゃんがわたしをいじめてたのだって、おもらししたのだって、そう」

ちなつ「…」

京子「あれだって今となってはいい思い出だよ。さ、部室もどろーぜー」

ちなつ「うん…」

ちなつ(こんな恥ずかしい過去を、よりによって、よりによって京子先輩に知られちゃうなんて、ほんっと、最低…)

ちなつ(でも、結衣先輩に知られるよりは…)

ちなつ(そ、そいえばあの日、わたしは結衣先輩に縛られて…)

ちなつ(あれ、あの時わたしを助けてくれたのって…)

ちなつ(わたしがいじめてた…)

ちなつ(…京子先輩…!?)

結衣「やっと帰って来た…まったく、二人で何してたんだよ」

京子「おぉ~、気になるのか結衣~」

結衣「それは気になるだろ、部室入るなりちなつちゃんひきずって」

京子「ふふふ、私とちなつちゃん、2人きりで何してたかって…?」

結衣「ああ。何してたんだ?」

京子「それはぁ、それはぁ、…ひ、み、つ」

結衣「ああ?ったく、相変わらずだなぁ、京子は…ちなつちゃん、こいつになんかされたりしてないよな」

ちなつ「…」

結衣「…ちなつ、ちゃん…?」

ちなつ「…え、ああ、なんでもないいんです、その、別に…」

結衣「なんだよ、ちなつちゃんまでなんかおかしくなって…なぁ、あかり」

あかり「う~ん、そうかなぁ」

結衣「はぁー、まあ、いいけどさ…」




徹夜明けで限界、スレも別にやってた作業も一段落ついたので、おちます。
だれか続き書いてもらっても構いませんし、もし奇跡的にこのまま残ってれば夕方頃続き書いてもいいです。
駄文失礼しますた

京子「おうっ、ちなつちゃーん」

結衣「あ、ちなつちゃん…って、あれ、あかりは…?」

ちなつ「今日は補習みたいですよ、なんか今回のテストひどかったとか…」

結衣「そっか、相変わらず大変だなー、あの子は」

京子「今日は3人か…」

ちなつ「…」

京子「今日もやることないなー…」

結衣「…」

京子「そうだ~、ちなつちゃん」

ちなつ「!…え、なな、なんですか先輩」

京子「やだなぁ、なに驚いてるんだよ、ぼーっとして」

ちなつ「ぼ、ぼーっとなんて…別に、そんな…で、なんですか?」

京子「いや、こんな時こそちなつちゃんのミラクるんのコスプレでもぉ、みたいなぁ~」

ちなつ「え!?また、そんな…」

結衣「また京子は…ちなつはお前の着せ替え人形じゃないんだぞ」

ちなつ「き、京子先輩が、どうしてもっていうんなら…」

結衣「ちなつちゃんも無理しなくって、って、え?」

ちなつ「愛と正義の魔女っ娘ミラクるん♪」

京子「おお~、華麗に参上~」

結衣「…えーと、…」

ちなつ(…ってあれ、わたしなんでこんな…)

京子「やっぱりちなつちゃんはかわいいなぁ~」

ちなつ「いや、せ、先輩…」

結衣「ほらほら、やめてやれよ京子、嫌がってるだろ」

京子「え~、そんなことないよねぇ、ちなつちゃん?」

ちなつ「え?あ、そ、その…///」

京子「…へ?」

結衣「おいちなつちゃん、今日は本当におかしいぞ…具合でも…」

ちなつ「ぐっ、具合だなんて、その…その…、」

ちなつ「き、今日は、その、あかりちゃんもいないし、帰りますっ」

京子「…あ…」

結衣「…」



結衣「ほら見ろ、おまえがいじめるから」

京子「ミラクるんのまま帰っちゃったね…」

無意識のうちに速くなる歩調。
すっかり気が動転しているちなつに、周囲の奇異の視線に気づくだけの余裕はまるで無かった。

ちなつ(どうして、どうして、なんで)

頭に浮かぶのは京子の笑顔。

ちなつ(わたしが好きなのは結衣先輩、そう、京子先輩はどっちかっていえば結衣先輩の幼なじみで、どっちかっていえばライバルで…)

ちなつ(やだ、わたしなんでこんなこと考えて…)

京子「おーい、ちなっちゃ~ん」

ちなつ「…」

京子「ちなつちゃ~ん」

ちなつ「…えっ?」

我に返って振り向いたちなつの目に飛び込んでくるのは、手を振りながら走ってくる京子だった。
とたんに速くなる鼓動。
    
ちなつ(なんで、なんで京子先輩が…)

京子「はあ、はあ、やっと追いついた~…これこれ」

ちなつ「制服…?あ」

京子「もう、突然飛びだして、どうしたんだよ、ちなつ」

ちなつ「わ、わざわざ、追いかけてきてくれたんですか?京子先輩の家って」

京子「いやぁ、こっちではないけどさ、まだ遠くへは行ってないと思ってさ。明日も学校だし、制服ないと困るでしょ」

ちなつ「あ、ありがとうございます…」


京子「それにしても、ミラクるんのまま下校なんて、どうしたんだよちなつちゃん」

ちなつ「どっ、どうもしません、それより、制服っ」

京子「ああ、はい」

ひったくるように制服を受け取るちなつのうつむいた顔はすっかり真っ赤になってしまっている。
制服を抱え込んだまま黙り込んでしまったちなつ…

京子「おい、ちなつちゃん、本当に大丈夫?もしかして熱でもあるんじゃ…?」

ちなつ「きゃ、熱なんて、ありません」

おでこに手を当てられた瞬間、ちなつははじかれたように後じさると、

ちなつ「あ、ありがとうございましたっ」

逃げるように背を向けて、一目散に走りさっていった。

京子(ほんと、ちなつちゃん、どうしちゃったんだ…?)

京子「ちなつちゃん」

ちなつ「京子先輩…」

京子「まったく、熱でもあるんじゃないか?ほら、顔が赤い…」

京子はそっとちなつの体を抱きかかえると、ちなつのおでこに手を当てる。
ひんやりした京子の手に微かに震えるちなつ。
心配そうにちなつの顔を覗き込む京子。

ちなつ「それは…その…先輩が、」

京子「わたしが、なに?」

ちなつ「そんな風に見つめるから…」

京子「見つめるって、普通だぞぉ?ふふ、何か意識してるのかぁ?」

ちなつ「ちょと、先輩、顔が、近い…」

いたずらっぽく笑う京子と目をあわせることが出来ず、でも吐息を感じるほどに近づけられた京子の顔に、逃げ場を失って揺れるちなつの瞳。

京子「ちなつちゃん、こっち見てよ」

ちなつ「む、無理ですぅ、」

京子「えー、どうして?」

ちなつ「そんな、は、恥ずかしい…」

京子「何が恥ずかしいんだぁ?なんか変だぞ?ちなつちゃん」

ちなつ「あ…」

顔をそむけようとしたちなつの頬を、京子の両手が包み込む。
2人の目が磁石のように互いの目へ吸い寄せられ、見つめ合うちなつと京子。

京子「もうっ、かわいいなあ、ちなつちゃんは。そんなにかわいいとちゅうしちゃうぞ」

ちなつ「だめ、だめですよ先輩、ちゅうなんて、そんな、んっ」




京子のくちびるは、ちなつのくちびるに押し当てられる。
体のちからが抜けたちなつをそっと抱き寄せる京子。

京子「ちなつちゃん、わたしのこと好きになっちゃったんでしょ?わかるんだから…」

ちなつ「そんな、好き…なんかじゃ…先輩…」

押しのけようとするちなつの力の入らない両腕をつかむと、京子は2人が座っていたベッドにちなつを押し倒す。


ちなつ「先輩、やめ…」

京子「しーっ」

ちなつ「んん…」

再びくちびるを口づけで塞がれるちなつ。
いいわけのように、押さえつける京子の手から逃れようともがいていた腕の力があっという間に抜けていく。
そっとのしかかってきた京子の体の温もりが、服の上から伝わってきた。

ぐったりしたちなつの体に、京子はそっと腕をつかんでいた力をゆるめる。
そっと京子はくちびるを離す。
それを一瞬追うようにちなつの頭が浮き、また力なくベッドに沈み込んだ。
キスの間にすっかり閉じていた目を薄く開けると、すぐ目の前に微笑んでいる京子。
思わず目をそらしたちなつの赤く染まった頰に、京子は自身の頰を押し当てると、耳元で囁く。

京子「ちなつちゃん、そんなに緊張しなくても大丈夫だよぉ」

ちなつ「せ、先輩、大丈夫じゃありません、こんな、こんな」

京子「いいからいいから」

京子の手は、ちなつを押さえつけるのをとうにやめ、ちなつのブラウスのボタンを外し始めている。
ちなつはそれに気づいたが、自由になったはずの腕は、意思に反して、ぴくりとも動かせない。
ただ京子の握りしめていた手首に、熱いうずきだけが感じられた。

ちなつ「せんぱい…」

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