【モンスター】男「もう一度あの人に会いたい」【ハンター】 (28)


男「話をしよう」

男「俺は生まれてこの方、人に恋をしたことがない」

男「当然ながら俺は感情が無いとか、そういう痛い人間でもない」

男「ごく普通の、ごく多数の、たった一人で暮らす農民だ」

男「そんな俺が何故こんな話をするのか」

男「まずはそこから話をしよう」




警備(何コイツ……)



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男「あれはほんの二日前だ」

男「俺はただ若い女の下着を、それも女ハンターの下着を盗んでいた」

男「何故に下着の主が若い女だと分かったか?」

男「【匂い】以外に何があるというのか、本人を見る前に解る方法があるのなら是非教えてくれ」

男「おっと勘違いしてはならない、下着の主が俺が一目惚れした女ではない」

男「物語は少し進み、見事に家の中から出てきた女ハンターに盗みを目撃された後から始まるのだ」



警備(…いや、だから何コイツ………)

これモンハンでやる必要あるの


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女ハンター「きゃぁぁあああ!!!?? 誰か、誰かぁ!!」

男(見られた……かくなる上はレイプするしか……)のっし

女ハンター「フンッッ!!」ガシャコンッッ

男「え」

女ハンター「拡散弾でブッ飛べぇぇええええ!!!」

男「この距離で、しかも窓枠を乗り越えようと足を上げたタイミングで撃つとは……やるな」


< ゴバァァァァンッッ!!!


男(危なかった、咄嗟にこの女の脇汗の分泌量から引き金を引くタイミングを見誤っていたら背後の下着達と同等の末路を辿っていた)


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女ハンター「……ッ、こいつ…」ギリッ

男(何やら怒ってるな、生理のようだ…レイプする気すら起きないな)

男「下着は諦める、また今度五日経ったら来るから洗って干しておけ」バッ

女ハンター「待て!! このぉ!!」ガシャコンッッ


男(指先が震えてるな、軽く怯えてるのを犯るのもアリだがハンターが相手だとこっちが殺られるか)タッタッタッ


ギルドナイト「貴様! そこで何をしている!!」ズサァッ

男「変態は帰れよ」タァーンッ

ギルドナイト「撃ったな……覚悟はいいかお前」ズキズキ

男(耐えた…? だからハンターは嫌いなんだ、化け物どもめ)タッタッタッ


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< 「待てー!!」

< 「ドンドルマ支部のギルドに報告しろ、殺人未遂及びハンターへの反逆者だ!」


男(都会に出てきたは良いが、なんだこれは )タッタッタッ

男(確かに良い女は沢山いる、だが殆どがハンター資格を持った化け物しかいない)

男(帰ろう、ポッケ村に)

男(最近はあの寂れた村にも良い女が来たと聞いた、あの役立たずハンターに先を越される前に種漬けにしてやらないと)タッタッタッ


< 「くそっ、何で我々でも追い付けないんだ……」

< 「このままだと都市の外に出られてしまいますよ!」

< 「この方角にある区画は!?」

< 「昨夜から上位認定された『ナルガクルガ』が闊歩する、樹海エリアです!」


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男「ふぅ」タッタッタッ

男(少し疲れたな、どこまで来たんだこれは)

男(走ってる途中で拳銃まで落としてきた、小型の鳥竜種に出くわさないように…)

< ガサッ

男(……もう出くわしてたか、まだ囲まれてはないな、なら…)タッタッタッ

< ギャアアオッ!!

男(こっちの方はまだ大丈夫らしい、このまま立ち止まらなければ抜けられるな)

男(包囲してきたからには、ドス級の個体がいるだろうが)

男(振り返るのもまずいな、ドス級は顔を覚えようとする)タッタッタッ


姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦


姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦


男「………」

男(まいったな、どこだここ)

男(川……というか、水場かここは)チャプッ

男(濁ってて飲めなさそうだ)

男(何処かに道でもあれば良いのに、気が利かないな)


ナルガクルガ《……フーッ》ザバッ


男「……は?」

男(なん、だ……コイツ…モンスター?)

男(雌…それも発情期、近くにいる雄へ向けて辺りにフェロモンを撒いてたか)

男(なんで気づけなかった……私は)


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男「っ…!」バッ

< 《ガァアアアア!!!》

男(まずい…好戦的なタイプのモンスターだ……)

男(くそ、滝から落ちても……下は滝壺すらない…!)

男(追い詰められてる…! 見た目から察するにティガレックス同様に脚力が発達してる…)

男(横を素通りするのも自殺行為か)


ナルガクルガ《フッ…!!!》ザバァァァンッ

男「死んだな…」


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━━━━━ ズバァァンッ!!


男「……?」

< 「遅くなってごめんなさい…樹海の中が騒がしかったのは貴方だったんですね」

男(…ハンター? いや、この子は……)


ナルガクルガ《フーッ…フーッ……》ジリッ


キリン「貴方は私が守ります…この命に代えても」バチバチィッ

男「……女神……」


姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦姦


男「……名前も知らないような、明らかに一目で分かる装備の女ハンター…」

男「あの柔らかそうな白い肌に秘められた驚異的な筋肉……」

男「そして身に纏う白雷の衣……」

男「腹筋、そしておっぱい……」


男「俺は恋をした、そして彼女に…」

男「もう一度あの人に会いたい」


警備「とりあえずドンドルマで裁判して刑期終えたらな?」


男「さて、そろそろか」

警備「ああ、もうすぐドンドルマに着く…そこでお前は大長老様に裁かれる」

男「罪状は?」

警備「殺人未遂及び反逆罪だ」

男「そこに付け足しとけ」

警備「は?」


< ガシャンッ

男「脱走だ、アディオス」バッ


警備「なっ、ちょ、待てここはまだ……!!」

男自身の設定が俺tueeeeだが、あまり気になる感じじゃないな、面白い

俺はかなり気になるぜ


男「ふっ、俺を縛って良いのは喘いでる女の足だけだ」バッ

男(……)ヒュッ

< 「まだここは崖だ!! よせ!!」

男(し、まッ……!)ブワッ


< ガッ! ガガガッ!! ドザンッ!ドザンッ! ゴロゴロゴロゴロ……!!


男「がッ…ぐ、ぅ……ァ…!!」ドザンッゴロゴロ…!!

男(し、死ぬ……本当に…死……っ)

< ドガッッッ!!!

< グチャッ!!

男「カッ……」ゴロゴロゴロゴロ


< バッシャーン……


警備「クソ! 止めろ!!」

アイルー「は、はいですにゃ!」

警備(まずい……護送中の人間を崖から転落…いや、自殺するのを許すとは)

警備(幸いなことに、この馬車を操っていたアイルーと中の囚人二人以外は何も知らない)

警備(金を掴ませるしかないな…もしくは……)

警備(………殺す)チャキンッ



< ザァァァ………

?(こっちの方の筈……)パチャパチャ

?(さっき、何か崖の方から落ちてきたのを見た)

?(もしかしたら都会の人が落とした物資かも、村の人に届けなきゃ)

< ザァァァ……

?(!!)

?(人が…! どうしよう、怪我してる……)

< パチャパチャ

?「お兄さん起きて! 起きて!」ペチペチ

< 「……ぅ…」

?(生きてる…けど、酷い傷だ……)


?「誰か! 誰かー!!」

?(………)

?(だ、だめだ…誰もいないよ……)

?(助けなきゃ)ガシッ


< ザブッ…ザブッ……

?「お兄さんしっかり! ちゃんと目を開けて…!」


?「起きて!!」


< ズル…ズル……

━━━━━━━━━━

━━━━━━━

━━━━━

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男(……)パチッ

男「ッ……生きて、る?」

男(あちこち痛いが我慢すれば特に動かない所はない……奇跡だな、あの高さで)

< ムクリ

男(……包帯、ここはギルドか? あのあと、捕まったのか俺は)テクテク

< ガチャッ

男「誰かいるのか」ギィッ

男「……民家だったのか、それも…誰もいない」


< コトッ

男(食べ物がないな、こっちは水しかない)

男(それにしてもなんで俺はこんな所に)

男(ふむ)

男「考えてても仕方ないな」

< ガチャッ

男「!」


少女「…あ、お兄さん起きたんだ」


男(良かった、なんだただの肉便器か)ホッ


男「悪いけどここはどこだ、俺はそろそろ帰りたい」

男「そしてあの子をメチャクチャにしたい」

少女「ちょ、ちょっとまってよお兄さん! つい昨日までは酷い怪我だったんだよ!?」

男「今は動ける、だからヤらせろよ」

少女「え?」


< ガチャッ

男(チッ、今度は誰だ)


ザザミ「どしたのー、って、あー! 起きてるー!!」


男「出直してこい貧乳」

ザザミ「開口一番がそれ!? 酷くない!!?」

少女「ぁはは……」

男「ところでここはどこだ、俺は捕まってるのか?」

ザザミ「捕まえる? 人聞き悪いなぁ…ここの村の人に助けて貰った癖に」

男「ドンドルマじゃないのか」

ザザミ「ここはポッケ村側の平原入り口にある、『シオン村』だよ」

男「……聞いたことないが」


少女「ここはギルドにまだちゃんとした村として登録されてないんです……」

少女「何しろ、崖の下で流れる滝の麓にあるという所謂盆地ですから…」

ザザミ「ここの上空は空気が荒れててさ、ギルドの監視気球が気流に乗れないんだよ」


男(ギルドに正式に登録されてない村?)

男(神は俺にこの村で女を漁れと言うのか)

男(それとも下着を漁れと言うのか)

男「どっちなんだ!!!!」


ザザミ「ふぇ…?」ビクッ

少女「!?」ビクッ


男「とりあえず村長に会わせろ、話はそれからだろ」

ザザミ「え、いや、うん……」

ザザミ(なにこの人…)


村長「えーと…」

アイルー「ミャァ……」

男「この村の女を全て出せ」

村長「パンツを被ってらっしゃるのは何故ですかな…?」

男「この俺のアイデンティティーだ」

村長「なんで女もののインナーを頭に巻いてるのですかな…?」

ザザミ「それアタシのインナー!!!」


男「まぁ話を聞け」ドスン

村長「は、はい」

男「俺を手当てしてくれたあの子供には後で嫌という程にお礼がしたい、構わないか」

村長「え、えぇ…どうぞ」

男「そして今夜俺をあの子供の家に泊めてくれ」

村長「え、えー?」ちらっ


少女「良いよ?」


男「そして娘さんを俺に下さいお願いします」

村長「はい、って、はい!?」


村長「いや、あの……娘ではないので何とも言えませんが」

村長「一体あなたは何者なのですか……?」

男「俺か」


男(……あの女ハンター)チラッ


ザザミ(もしかしてハンターかな? ガタイは良さそうだもんねー)プラプラ

男(見たところ上位以下、下位以上ってところの…場馴れしてきたハンターか)

男(こんな村にいる理由は知らないが少なくともギルドカード提示のルールを追究しては来ないだろう)

男(この村にはギルドは来てない、つまり近辺に来るのも小型鳥竜種が殆どか)


男「俺はハンターだ、G級ランク3のな」

< 「「!!?」」ザワッ


村長「じ、G級……?」

アイルー「」

男「そうだ」

ザザミ「ゥゥ嘘ッ!? アタシよりランクが6つは上じゃないの!」

男「下位ランク3だったのか、まぁそのくらいだろう」

ザザミ「ぶ、武器は!? 一体どんな装備を……」

男「全て落とした」


少女「えっ」


ザザミ「アンタ凄いハンターだったんだねぇ!! うわぁ…やっばい、サイン下さい!」

男「良いだろう、早く胸を出せ」

ザザミ「なんで!?」

アイルー(ものっそい会話が噛み合って内にゃぁ……)


村長「え、えぇと…G級ハンター殿だったのですね」

村長「その……しかし、だからといって余り勝手な要求は…」

アイルー「この村、今は余り食べ物やぶっしがないのにゃ」

男「何故だ? 迂回さえすればドンドルマやポッケ村周辺の集落から分けて貰える筈だが」

男(いやべつに俺は女体ハウスさえあれば良いんだがな)

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