12月23日 日曜日
いつものファミレス


佐天「長かったなぁ…初春をロンドネットに登録させるのに、まさか３ヶ月もかかったとは…」遠い目

黒子「初春、フレンド登録をしますの」

初春「わかりました白井さん」

美琴「私もお願いね」

初春「はい、御坂さん」

黒子「あら？初春のアバターのアクセサリー、佐天さんと一緒ですのね」

美琴「あ、本当だ」

初春「実は、そのアクセサリーは佐天さんからもらったんです」

美琴「へぇ、そうなんだ」

佐天「いやー、初春がロンドネットを上手に使ってくれて姉さん嬉しいな」

初春「もう！前にも言いましたけど、私の方が誕生日が早いんです！」

初春「私の方がお姉さんなんですよ」

佐天「はいはい、わかってますよ」

佐天「でもさ、パッと見あたしと初春どっちがお姉さんに見えるかなー？」

黒子「それは佐天さんですの」

美琴「それは間違いないわね」

佐天「ですよね！」

初春「酷いです佐天さん…」

佐天「ごめんごめん」

黒子「ところで気になっていたことがありますの」

佐天「何ですか？」

黒子「今日の予定は確か、セブンスミストに行くつもりでしたの」

黒子「ですが、何故ファミレスに？」

美琴「それ、私も気になってた」

佐天「実はですね…あたしと初春と春上さんが参加しているロンドネットのコミュがあってですね…」

初春「そのコミュの主催者さんが明日ここでオフ会を開催するんです」

黒子「つまり、下見ですの？」

美琴「いつもここに集まっているから下見なんて要らないと思うけど」

佐天「まあ、下見と言えば下見なんですけど…」

黒子「どうしたんですの？」

初春「実は明日のために、主催者さんが明日１日貸し切ったんです」

美琴「え？」

黒子「でも、明日はクリスマスイブですのよ」

黒子「店側としたら稼ぎ時のはず…気になりますわね」

佐天「ですよねっ！」ﾊﾞﾝｯ

初春「脅かさないで下さいよ佐天さん」

佐天「前日に来れば何かわかると思ったんですけど…さっぱりです」

美琴「ところで、その主催者ってどんな人なの？」

初春「はっきり言って謎です」

佐天「その人書き込みはまずしないんです」

美琴「確かに気になるわね」

美琴「ロンドネットでの名前はなんて言うの？」

佐天「えーと、☆デコルさんです」

黒子「☆デコル…？変わった名前ですの」

佐天「そりゃあ、ネット上ですから変わった名前もありますって」

黒子「それはそうですわね」

黒子「佐天さん達が参加しているコミュはどんな事をしますの？」

初春「そういえば、まだ言ってませんでしたね」

佐天「プリキュアですよ！プリキュア！」

美琴「」

黒子「」

黒子「プリキュアってあのプリキュアですの？」

佐天「はい、日曜日の朝に放送している番組です」

美琴「佐天さん達、プリキュア観てるの？」

佐天「そりゃあ、日曜日の朝はプリキュアを観ないと始まりませんよ！」

初春「今日は普通にいい話でしたけど…どこか物足りない感じしました」

佐天「そりゃあ、先週は凄かったからね！」

佐天「先週と今日の話を比べたら物足りない感じするって！」

初春「そうですよね」

佐天「ところで、御坂さんと白井さんは観てないんですか？」

白井「わたくし達は観ておりませんの」

佐天「ええ！？もったいないですって！絶対観た方がいいです！」

白井「プリキュアは幼児向けアニメですの」

白井「いい歳して幼児向けアニメはどうかと思いますの」

初春「そういう偏見は良くないと思いますよ」

初春「…そういう人に限って観たらものすごくハマるんですよね…」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

白井「うーいーはーるー！聞こえてますの！」

佐天「あたしは御坂さんが観てないのが意外だと思いました」

美琴「え？そう？」

佐天「だって御坂さんゲコ太にハマっていますし、プリキュアもハマっているって思ったんですけど」

美琴「わ、わ、私はゲコ太にハマっているってほどじゃ…」ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ

佐天「あ、そうだ！」

佐天「初春、先週のチャットログ出せる？」

初春「まあ、出せますけどどうするんです？」

佐天「それは！あたし達の実況で御坂さんと白井さんの考えが少しは変わるかと思って」

ツッチー「ジョーカーさんｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━!!!!!」

青ピ「ジョーカーさんｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━!!!!!」

片道通行「ジョーカーさンｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━!!!!!」


麦にゃん「精神攻撃は基本よね」

モアイ「精神攻撃は超基本です」

りこりん「精神攻撃は基本」

ハマー「精神攻撃は基本だな」


ツッチー「キラキラ輝く！未来の光！キュアハッピー！」

ソギー「キラキラ輝く！未来の光！キュアハッピー！」

エリー「太陽サンサン！熱血パワッ！キュアサニェ…」

青ピ「太陽サンサン！熱血パワッ！キュアサニェ…」

かざりん「ピカピカピカリン！じゃんけんぽん！キュアピース！」

片道通行「ピカピカピカリン！じゃンけンぽン！キュアピース！」

ソゲブ「勇気凛々！直球勝負！キュアマーチ！」

るいぴょん「勇気凛々！直球勝負！キュアマーチ！」

あわきん「今週は男の子いないのね…残念」

ツッチー「変態は帰るといいにゃー」

片道通行「変態は帰れ」

黒曜ナイフ「ショタコンは帰って下さい」


青ピ「マーチ『れいか！』サニー『れいか！』ハッピー『れいかちゃん！』ピース『イカちゃん！』」

ツッチー「や　め　ろ」

片道通行「もうイカちゃンにしか聞こえないンですけどどう責任とるつもりなンですかァ」

ソゲブ「お前のせいで台無しじゃねぇか」

るいぴょん「あなたのせいで台無しです」


ツッチー「挿入歌ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━!!!!!」

青ピ「あなたの鏡ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━!!!!!」

ハマー「処刑用BGMｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━!!!!!」


青ピ「寄り道、脇道、回り道、もこみち」

ツッチー「またお前か」

片道通行「またテメェか」

ソゲブ「またお前か」

るいぴょん「またあなたですか」


メルヘンワールド「寝坊してしまいましたorz今週はどんな話でした？」

ツッチー「神回」

片道通行「神回」

ソゲブ「神回だな」

るいぴょん「神回です」

エリー「神回なの」

かざりん「神回でした」

モアイ「超神回でした」

みさきち「神回だゾ」

麦にゃん「神回だったわ」

佐天「どうですか！御坂さん！白井さん！」

美琴「すごく盛り上がっているわね」

佐天「でしょ！」

黒子「—————」

美琴（プリキュアか……気にはなっていたんだけどなぁ…でも、黒子がいるし…）

美琴（はぁ…ん？）


上条「わりぃ、待ったか土御門、青髪」

青髪「遅いでカミやん」

土御門「で、なんのようぜよ」


美琴（なななな、なんでアイツがここに！？）

美琴（うーん、ここからじゃよくわからないわ…）

美琴（…………）

美琴（…………）

美琴（何話てんのか気になるわ！）

佐天「……坂さん、御坂さん！」

美琴「へ？」

佐天「話聞いてますか？」

美琴「聞いてる聞いてる、プリキュアの話でしょ？」

佐天「違いますよ、ちゃんと聞いて下さい」

美琴「はい…」

佐天「でね、そしたら………」

美琴（やっぱり、ここからじゃ遠いし）

美琴（金髪と青髪しか見えないわ、あれ邪魔よ！アイツが見えないじゃない！）

美琴（…………）


佐天「やっぱり、御坂さん聞いてませんね…」

初春「御坂さんは何を見ているのですかね」

佐天「御坂さんの視線の先にあるのは、金髪と青髪の男ですかね？」

黒子「男です…の？」

初春「で、ではその席に座っている男の人が気になっているってことですか！？」

黒子「男、男、男、お姉様が男を………嫌ァァァアアア！！おやめになって下さいお姉様ァァァアアア！！」ｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝ

佐天「あ、そうだ！」

佐天「御坂さん、御坂さん！」

美琴「へ？佐天さん、聞いてるわよ」

佐天「違いますよ、初春例の物だよ」

初春「例の物ってなんですか？」

佐天「盗聴器セットだよ」

美琴「！？」

美琴「盗聴器…それよ！」

美琴「黒子！お願い協力して！」

黒子「嫌ァァァアアア！！」ｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝ

美琴「」ﾋﾞﾘ

黒子「はうん」

黒子「あれ？わたくしはいったい…」

美琴「お願い黒子協力して！」

上条『で、土御門』

上条『お前誰が好きなんだ？』

土御門『決まってるぜい、みゆきぜよ』


美琴（え？アイツら好きな人を…）

初春「なるほど…」

初春「ちなみに佐天さんは誰が好きですか？」

佐天「え？あたし？」


土御門『ちなみに、カミやんは誰が好きぜよ』

上条『俺か、俺は…』


美琴（だ、誰よアイツが好きなのは…）ﾄﾞｷﾄﾞｷ


上条佐天『「もちろん、なおちゃん」』


佐天「え？」

美琴（なおって誰よ！？って佐天さん？）

初春「ほぅ、見事なまでにハモりましたね」

初春「もしかして、そのカミやんという方と相性いいんじゃないですか？佐天さん」ﾆﾔﾆﾔ

佐天「なっ何言ってんのよ////」

佐天「初春のバーカバーカ////」

初春「小学生ですか？」

美琴「ねえ、なおって誰よ」

初春「スマイルプリキュアに登場するキャラクターですよ」

美琴（ってことは、アイツらプリキュアの話してたの？）

美琴（こんど観ようかしら）

青ピ『カミやんはやっぱ、なおちゃんを選んだんやな』

土御門『俺達の予想通りぜよ』

土御門『カミやんなら嫁スキルが異常に高いお姉さんタイプを選ぶと思ったぜい』


初春「佐天さんも嫁スキルが異常に高いお姉さんタイプの人ですね」

初春「告白すればきっと付き合えますよ」ﾆｺ

佐天「うーいーはーるー/////」ﾎﾟｶﾎﾟｶ

初春「いた、痛いですよ佐天さん」

佐天「バーカバーカ初春のバーカ/////」

美琴「」

土御門『で、カミやんなおちゃんの魅力は何だぜい』

上条『そうだな…』


初春「ほら、佐天さんも」

佐天「……」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

初春「痛い、痛いですよ」

初春「では佐天さん」

佐天「え、言うの」

初春「当たり前です」

佐天（早く言ってよ…）

佐天（まだ言わないんですか…）

初春「佐天さん、無駄なあがきはやめてさっさと言ったらどうですか？」

初春「ハモるのが嫌なら先に言ってしまうって手もありますよ」

佐天「わーたわよ！先に言ってやるわよ」


上条佐天『「かっこよくて可愛いところかな」』


佐天「/////」ﾎﾞﾝ

初春「やっぱり相性いいんじゃないですか？」

初春「さっきからハーモニーパワー炸裂しまくりですよ」

佐天「ハーモニーパワーって言うな！//////」

佐天「うわーん！初春がいじめるよ御坂さん」

美琴「」

佐天「御坂さん？」


土御門『可愛い？かっこいいならわかるぜよ』

上条『なっ、お前らなおちゃんの可愛いところがわからないのか！』

土御門『じゃあカミやんどこが可愛いだぜい』


初春「ほら佐天さんも」

佐天「な、なんでよ」

初春「いいじゃないですか減るもんじゃないですし」

初春「ほらほら」


上条佐天『「色々あるけど、一番はもふもふだよ」』


佐天「/////」ﾌﾟｼｭｰ

初春「やっぱりハーモニーパワー炸裂しまくりですよ」

初春「キュアモジューレがあったらカミやんという方と一緒に変身できますよ」

佐天「だから！ハーモニーパワーはやめて/////」

初春「いつもスカート捲られていますからね仕返しですよ」

佐天「……後で公衆の面前でスカートずり下ろしてやる…」

初春「なっ！何恐ろしい事言っているんですか！」