真美「秋だYO!」 (160)

真美「ねえねえ兄ちゃん」

P「ん?どうした」

真美「秋っぽいことしようYO!」

P「どうしたんだ、いきなり」

真美「兄ちゃんはまだまだ夏の気分が残ってるっしょ」

P「まあ確かに言われてみれば」

真美「だから、秋っぽいことして気分を秋にするんだよ」

P「それはいいかもしれないな。で、具体的に何するんだ?」

真美「>>5

クリ拾い

真美「秋っていえば栗拾いっしょ!」

P「栗!いいじゃないか!さっそく行くぞ」

真美「らじゃー!」


真美「おー、栗の木!」

P「よし、拾ったら俺が背負ってる籠にいれてくれ」

真美「どっちが多く拾えるか勝負!」

P「のぞむところだ」

真美「えいっ、まきびし!」

P「違うから!まきびしって相手にぶつけるもんじゃないから!痛っ」

真美「今のうちに栗ゲット」

P「せこいぞ」


真美「いっぱい集まったね」

P「まあ俺の方が拾ったがな」

真美「…ねえ兄ちゃん」

P「ん」

真美「一緒の籠に入れたけど、どうやって数えるの?」

P「……」

真美「……」

P「…自己申告」

真美「じゃあ真美は100個拾ったよ!」

P「全部で100個もないよ!?」

真美「兄ちゃんは?」

P「120個」

真美「真美150個だったかも」

P「じゃあ俺は……やめよう、勝負はなしだ」

真美「そうだね。んで、この栗どうすんの?」

P「>>17

事務所のみんなと相談

P「事務所のみんなで決めよう」

真美「二人じゃこんなにたくさん食べられないもんね」

P「持って帰るか…って重っ」

真美「今事務所に誰がいるんだっけ?」

P「えーと確か、音無さんと>>21>>23>>25だな」

やよい

律子

春香

真美「ただいま~」

律子「あっ、真美、プロデューサー!どこいってたんですか」

小鳥「突然出ていったから心配しましたよ」

真美「んっふっふ~、これを見ても文句が言えるかな~?兄ちゃん」

P「ほい」ドサ

やよい「うっうー!栗ですー」

春香「こんなにたくさんどうしたんですか?」

P「拾ってきた」

律子「拾ってきたって…どうするつもりですか、これ」

P「それを一緒に考えるために持って帰ったんじゃないか。さあ遠慮せずにアイデアを出してくれ」

やよい「>>35

律子「>>37

春香「>>39

小鳥「>>41

栗ご飯

モンブラン

皆でお菓子作りますか?

栗と栗鼠・・・

P「栗ごはんかモンブラン…どっちかをみんなで作るか」

小鳥「あの…私の」

P「鳥は黙ってろ」

小鳥「ピヨッ!?」

真美「これは迷いますな~」

やよい「モンブランも食べてみたいですー」

律子「栗ごはんもいいわね…」

全員「うーん」

春香「あのっ」

P「どうした、春香?」

春香「どっちも作ったらいいんじゃないですか?」

P「!!」

P「というわけで2チームにわかれました」

栗ごはんチーム
やよい
小鳥
P

モンブランチーム
春香
律子
真美

小鳥「うへへへ…プロデューサーと一緒に料理…」

律子「代わりましょうか、プロデューサー?」

P「いや、いい。律子はモンブランが作りたいんだろ」

小鳥「やよいちゃんはクリの皮剥いたことある?」

やよい「初めてです!」

小鳥「そうよね、やよいちゃんはまだよね」

P「誤解を招く言い方しないでくださいよ」

小鳥「プロデューサーさんは?」

P「やったことない」

小鳥「じゃあ私が手取り足取り教えてあげますね…ふふふ」

真美「はるるんはお菓子作るときに栗使ったりすんの?」

春香「うーん、あんまり使わないかな」

律子「時間がかかるものね」

春香「そうなんです。それにクッキーとかには使えないし」

真美「じゃあ真美たちとあんまりかわんないんだね」

春香「だからちょっと楽しみなんだ!」

律子「さて…」

P「両方できたわけだが…」

春香「どっちから食べる?」

やよい「うっうー!モンブランが良いですー」

真美「ほう、やよいっち。その心は?」

やよい「栗ご飯は後でみんなで食べたいです!」

小鳥「やよいちゃん…優しい子ッ」

律子「じゃあ人数分しかないモンブランから食べますか」

P「はー」

春香「美味しかったー」

やよい「モンブランって初めて食べました!とってもおいしかったですー」

真美(んっふっふ~。余ったこのトゲトゲで…)

P「真美」

真美「んな、何?兄ちゃん」

P「まきびしすんなよ」

真美「らじゃー…」

真美「でもこのトゲトゲどうすんのさ」

P「そりゃあ捨てるだろ」

真美「ええー!もったいないっしょ!」

P「そんなこと言ったって」

春香「>>60に使うってどうですか?」

次のオータムライブの衣装

律子「衣装って…春香、いくらなんでも」

P「いや、いいかもしれない」

律子「え?」

P「衣装にインパクトが欲しいなって思ってたんだよ。後でスタイリストさんに相談してみる」

春香「ホントですか?」

P「ああ。春香、ありがとな」

真美「余ったら真美がもらうYO!」

小鳥「ところで何で突然栗を拾いに行ったんですか?」

P「ああ、真美が秋らしいことがしたいって言い出しまして」

小鳥「秋らしいことか、いいですね~。私もやりたいです!」

P「栗拾いですか?」

小鳥「いえ、>>70です!」

産卵

小鳥「ここに卵があります」

P「小さめですね」

小鳥「さすがに私にも限界があります」

P「この卵がどうしたんですか」

小鳥「プロデューサーさん!これを私のおし」

P「やるわけないだろ!?」

小鳥「プロデューサーさん、秋といえば産卵ですよ?」

P「そんな発想すんのあんただけだ…」

小鳥「大丈夫です!綺麗にしてますから!」

P「どっちをですか!?」

P「とにかく産卵はなしです」

小鳥「えー」

P「文句言わない」

小鳥「はい…」

P「ほら、秋ってもっと他にあるでしょう?」

小鳥「他に、ですか…」

P「>>81とか」

読書の秋

P「読書の秋ですよ」

小鳥「あー、そうですよね」

P「音無さんは読書とかします」

小鳥「う…あんまり…」

P「ですよね。実は俺も…」

小鳥「あっ、でもあれは読みましたよ。直木賞」

P「ホテルローヤルでしたっけ」

P「よく知らないんですけど、どんな話なんですか」

小鳥「言っていいんですか?」

P「ええ。読む予定もありませんし。内容だけでも知っておいた方がいいかなと」

小鳥「はっきり言うとラブホの話です」

P「え?」

小鳥「雑誌でラブホの話って見て急いで買いにいったんですけど」

P「不純すぎですね」

小鳥「残念ながら官能小説ではなかったんですよねー」

P「当たり前ですよ」

P「よく言われますけど漫画って読書にならないんですかね」

小鳥「何を言ってるんですか!」

P「え」

小鳥「プロデューサーさんは同人の良さが全く分かってないみたいですね」

P「俺は同人とは一言も…」

小鳥「そんなんじゃいけませんよ!ちょっと待っててください」

P「どこ行くんですか」

小鳥「えーと、これと…これも…」ゴソゴソ

小鳥「よいしょっと」ドサ

P「ちょっとちょっと、これ全部読ませるつもりですか?」

小鳥「夏コミだけなんだから、これでも少ない方ですよ」

P「マジか…」

小鳥「さあ、読んで!」

P「だからこんなに無理ですって。もっと絞りましょうよ」

小鳥「じゃあジャンル決めますか」

P「ジャンルですか…」

小鳥「>>95とかオススメですよ」

>>94

P「BLですか」

小鳥「それもただのBLじゃないですよ、超ハードです」

P「とりあえず読んでみるか」ペラ

小鳥「じゃあ私も隣で読んでますね」ペラ

P「……」ペラ

小鳥「ぐへへへ」ペラ

P「……これは」ペラ

小鳥「やっぱり王道ね!P×社長最高!」ペラ

P「少し静かにしてくれませんか」

小鳥「あ、すみません」

P「……」ガタッ

小鳥「あら、もう読み終わったんですか?」

P「いえ、トイレに」

小鳥「どうですか?BL」

P「興味深いですね。いままで敬遠してたのは食わず嫌いだったかも」

小鳥「でしょ!?」

小鳥(あれ、なにか間違ってる気がする)

小鳥(そうだ、プロデューサーさんがBLにハマってしまったら私に振り向いてくれる可能性はゼロ…!)

小鳥(それは何としてでも避けなければ…)

小鳥(プロデューサーさんがトイレに行ってる今のうちに『タイトル>>105』とすり替えておこう)

淫乱アイドルと有能鬼畜プロデューサー

小鳥(これでよし)

P「何してるんですか?」

小鳥「ふぁっ!?な、なんでもないですよ?」

P「そうですか?まあ続き読むので静かにしていてくださいね」

小鳥「わかってますよ」

P「……」ペラッ

P「……あの」

小鳥「どうしたんですか?」

P「俺読んでたのってBLでしたよね?」

小鳥「あ、あー。さっき本の山を崩しちゃって…わからなくなったのでそれで我慢してください」

P「まあ構いませんけど」ペラ

小鳥(……!)

小鳥「ねえ、プロデューサーさん。私昔アイドルしてたんですよ」

P「知ってますよ」

小鳥「私もアイドルだったんですよ!」

P「だから知ってますって!」

P「……」ペラ

小鳥「……」ペラ

P(あれ、なんだろう、ムラムラする。すごくアイドルに会いたい…)

P(なんでだ…さっきまで真美達と一緒にいたのに)モゾモゾ

小鳥「……」ジー

P(音無さんがこっち見てる気がするけど、気にしないでいいか。……そうだ>>115に会いに行こう)

小鳥「私もアイド」

P「黙って」

小鳥「はい」

みき

P「美希っ!」

美希「ハニーどうしたの?」

P「美希!」ギュッ

美希「ふぇ!?ハニーいきなりすぎるよ…でも」ギュ

P「少しこのままでいさせてくれ」

美希「いいよ」

P(あ、大分ムラムラが落ち着いてきた…)スッ

美希「もういいの?ずっとこのままでもよかったのに」

美希「ねえハニー、どうしたの?ミキに抱き付きたかっただけ?」

P「え、ああ…それは…」

P(抱き付きたかっただけとは言いづらいな)

P「あ、そうだ!美希にとって秋っぽいことってなんだ?」

美希「秋っぽいこと?」

P「ああ、そうだ。読書の秋とか」

美希「んー、>>125かな」

スポーツ

P「スポーツの秋か。てっきり美希は昼寝の秋とかいうかと」

美希「むー、美希だって昼寝以外もするの」

P「はは、そうだな」

美希「わかればいいの」

P「でもスポーツっていっても何するんだ?」

美希「>>131なの!」

槍投げ

P「美希槍投げできるのか?」

美希「うん、できるよ」

P「でも俺ができないんだよな」

美希「ミキが教えてあげるの!」

P「よろしく頼む」

美希「槍はね、投げるときに叫ぶとよくとぶの」

P「へー、そうなのか」

美希「見ててね」スッ

P「おお、構えがそれっぽい」

美希「なのーーー!!」ゴオッ

P「お、おおーー!かなりとんだな」

美希「でしょでしょ!ハニーもやってみるの」

P「よし、任せろ」

P(とりあえず叫べばいいんだよな)

P「>>140!!」

牛 、牛を使う!

P「牛 、牛を使う!」ヒューン

P「あれ」

美希「全然だめなの」

P「そんなこと言ったって初心者なんだからしょうがないじゃないか」

美希「そんなハニーにはミキからアドバイスをあげるの」

P「お願いします」

美希「好きな人の名前を叫ぶと力が出るの」

P「好きな人か」

美希「見ててね」

美希「ハーーニーーーー!!!」シュン

P「やっぱり」

美希「次はハニーの番なの」

P「よし、今度こそ…」

P「>>148

北斗おおおおおおおおおおお!!

P「北斗おおおおおおおおおおお!!」ブンッ

北斗「チャオ☆呼んだk」

ドスッ

北斗「」

P「美希!見たか!?とんだぞ!」

美希「飛んだけどとっても残念なの」

P「何が残念なんだ?」

美希「そんなことより美希、おなかが空いたの」

美希「栗ごはんがあるなら早く言ってくれれば良かったのに」

P「やよいがみんなで食べようってな」

やよい「うっうー!みんなで食べた方が絶対おいしいですー」

貴音「真、美味ですね」

真美「この栗、真美が拾ってきたんだー」

春香「私が剥いたんだよ」

律子「春香のはモンブラン用でしょ」

亜美「モンブラン!?」

伊織「なに、この伊織ちゃんを放っておいてモンブラン食べたわけ?」

春香「あ、いや、これは…」

ワイワイガヤガヤ

小鳥「これぞ、食欲の秋ですね」

おわり

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