遊戯「やぁカイジさん・・・ゲームの時間だ」(171)

カイジ「ゲーム・・・?」

遊戯(CV:緒方恵美)「そうさ・・・聞いてるぜカイジさん、アンタは相当なゲームの腕を持ってるはずだ」

カイジ「またその話か・・・!よしてくれよ」

カイジ「ゲームの結果がどうあれ、最後に負けちゃ・・・意味ねぇんだよ・・・!」

遊戯「それも一理有る・・・でもカイジさん、ここで引くって選択肢はないはずだぜ・・・?」

カイジ「ぐっ・・・!大体、誰なんだてめぇ・・・!何の用があって俺のところに来た・・・!」

カイジ「まさか、帝愛の・・・!」

遊戯「俺には残念ながら、その帝愛ってのもよくわからないのさ・・・」

遊戯「俺はただ単に、腕の立つカイジさんとゲームを楽しみたい・・・それだけさ」

カイジ「ぐっ・・・(コイツ・・・何考えてるかさっぱりわからねぇ・・・!)」

遊戯「ただし、カイジさんが負けたら・・・」

カイジ「・・・?」

遊戯「・・・それなりの罰ゲームは受けてもらうぜ・・・フフ・・・」

カイジ「罰ゲーム・・・?」

遊戯「大したことじゃない。それに、アンタが勝てば問題ないだけの話だ」

カイジ「(チ・・・やっぱり何お考えてるのかわからねぇな・・・)」

カイジ「一つ注文だ」

遊戯「ん?」

カイジ「俺が負けたら罰ゲームを受けるのはともかく・・・お前にペナルティがないってのは納得いかねぇな・・・!」

遊戯「それもそうだったな・・・じゃあ・・・」

カイジ「・・・それでいい」

遊戯「ん?」

カイジ「特に思い当たるペナルティもねぇんだろ・・・!」

カイジ「じゃあ、胸のそれ・・・大事に抱えてる・・・その変なネックレス・・・」

カイジ「俺が勝ったら・・・そいつを置いていってもらうっ・・・!」

遊戯「くっ・・・」

カイジ「どうした・・・?人には罰ゲームなんて言っておいて・・・」

遊戯「(まずい・・・まさかわかってて千年パズルを狙ってるなんてことはないだろうが・・・)」

カイジ「・・・逃げるのか・・・?」

遊戯「・・・オーケー、いいぜ・・・俺が負けたら、このパズルはアンタのものだ」

カイジ「よし・・・これで準備は整った・・・!」

カイジ「それで・・・ゲームってのは・・・?」

遊戯「フフ・・・コイツを使う」

カイジ「・・・トランプ・・・?」

遊戯「・・・ブラック・ジャックって知ってるかな?」

カイジ「一応、基本的なルールは・・・」

遊戯「なら話は早いな。基本的なルールで行うブラック・ジャック・・・
    先に5勝した方の勝ちでいこうじゃないか」

カイジ「(ずいぶんとあっさりしてるな・・・しかし・・・)」

カイジ「その前に・・・そのトランプを確認させてくれ・・・!」

遊戯「いいぜ・・・こっちもイカサマを疑われちゃかなわないからな」

カイジ「・・・(ルールは知っている・・・しかし、経験がほとんどないのが気がかりだ・・・
        このトランプゲーム・・・ブラックジャックについて・・・)」

アカギ「あんたゲームが強いんだって?」

遊戯(弱)「え?ボクの事…?」

アカギ「いや違う、もう一人いるだろ?」

闇遊戯「お前何処でその話を聞いた」

アカギ「ククっ…わかるんだよ、なんとなくな。あんたはオレと同じ匂いがするから」



これでも書けそうだな

カイジ「・・・OKだ・・・問題ない」

遊戯「オーケー、カイジさんに確認してもらった所で、一応ルールを確認しておくぜ」

遊戯「今回5回でサクッと終わらせるためにも・・・ちょっとルールに細工を入れさせてもらう」

カイジ「・・・」

遊戯「まず、トランプをシャッフルし、中央に置く」

遊戯「その後、お互いに1枚ずつ交互に、2枚になるようにカードを引く」

カイジ「ああ・・・」

遊戯「今回、手持ちのカードはすべて伏せる形で進行するぜ」

カイジ「(相手のカードが見えない・・・つまり、自分がどれほどいいカードを持っていても、
      ブラックジャック以外は安心できないってことか・・・)」

遊戯「ここからは交互に、好きなだけカードを引いていく
    自分の思うタイミングでストップし、相手が引き終わるまで待つ」

遊戯「最後にお互いがカードを引かなくなった時点で公開、これで1ゲームだ」

カイジ「ああ、問題ない」

遊戯「カードの種類も確認しておくぜ」

2~9:トランプそのままの数字
J,Q,K:10
A:1か11のどちらかをプレイヤーの任意で選べる

カイジ「ああ・・・」

遊戯「オーケー、それじゃそろそろ始めよう
    先攻はカイジさん、アンタからだ」

カイジ「・・・ああ・・・いくぜ・・・ヒトデ野郎・・・!」

立木「カイジバーサス遊戯!
    ブラックジャック勝負、開幕~!」

カイジ:3+9=12
遊戯:J+3=13

カイジ「(よし、まずまず・・・!)
     俺は一枚引くぜ」

遊戯「・・・俺も一枚ドローする」

カイジ「・・・(ブラックジャックならずのきわどい数字か・・・
        追加してもいいが、まだ1戦目・・・)」

カイジ「(焦るな・・・!ここは負けてもいい・・・!
     待つんだ・・・!俺に運が味方する・・・そんな時を・・・!)」

カイジ「ストップだ。俺は引かない」

遊戯「オーケー、俺はもう一枚追加させてもらうぜ」

カイジ「(・・・?なんだ、手が悪いのか・・・?)」

遊戯「くっ・・・!俺もストップだ」

立木「両者オープン!」

カイジ:3+9+7=19
遊戯:J+3+5+K=28

立木「遊戯、自滅!
    カイジ、1戦目を制す!」

カイジ:1勝 遊戯:0勝

カイジ「よしっ・・・!」

カイジ「(まず一勝・・・!ヤツが最後の1枚を引かなければ18で、どっちにしろ俺の勝ち・・・!)」

遊戯「やれやれ、攻めすぎちまったぜ・・・!さぁカイジさん、勝ったから、またアンタの先攻だ」

カイジ「いくぜ・・・!」

カイジ:2+4=6
遊戯:5+J=15

カイジ「一枚追加だっ・・・」

遊戯「・・・俺も一枚引くぜ」

カイジ「まだだっ・・・俺はもう一枚・・・!」

カイジ「・・・!(よしっ・・・来たっ・・・!)」

遊戯「・・・俺はスルーする」

カイジ「俺もストップだっ・・・!」

立木「両者で揃う!オープン!」

カイジ:2+4+J+5=21
遊戯:5+J+4=19

カイジ「どうだ・・・!小僧・・・!ブラックジャック・・・!問答無用で俺の勝ちだっ・・・!」

遊戯「くっ・・・!」

立木「カイジ、2連勝!
    波に乗るカイジ、ブラックジャックを達成し、勢いづく!」

カイジ「(クク・・・!残念だったな・・・!こっちは船で・・・ホテルで・・・地下で・・・カジノで・・・!
     どれほど修羅場をくぐってきたと思ってる・・・!)」

遊戯「(まずい・・・!2連敗・・・!このままだと・・・!)」

立木「遊戯、消沈!
    そこに訪れる、意外な来訪!」

??「おーい、遊戯!何やってんだ?」

カイジ「あ・・・?」

遊戯「城之内君・・・!」

城之内「ん?誰だ・・・このオッサン?」

カイジ「ハァ、オッサンだぁ・・・?」

城之内「トランプ・・・?なんだこりゃ、何やってんだ、お前ら?」

遊戯「ちょっとしたゲームをね・・・」

城之内「おっ、ブラックジャックか!・・・って、遊戯・・・負けてんのか?」

遊戯「・・・」

カイジ「残念だったな・・・?お前のお友達は今、俺に2連敗しててな・・・」

城之内「ハァ!?オッサン、どんなイカサマしやがった!」

カイジ「イカサマなんて、俺は別に・・・」

城之内「さてはてめぇ、てめぇが遊戯に無茶なゲーム要求しやがったなぁ!」

カイジ「は、はぁ?」

城之内「遊戯!俺と変われ!」

遊戯「えっ?」

城之内「もー許さねぇ!オッサン!俺が相手だ!」

カイジ「・・・はぁ・・・?」

遊戯「待ってくれ城之内君、これは・・・」

城之内「下がってろ、遊戯!俺は勝つ!」

カイジ「ふーん・・・いいけどな、別に俺は・・・!」

城之内「へぇ、オッサン、話がわかるじゃねぇか・・・!」

カイジ「(誰が相手でも・・・かわらねぇんだよっ・・・今、流れは完全に俺・・・!
     今なら勝てる・・・!勝てるんだっ・・・!)」

カイジ「じゃあ、行くぜ」

立木「突如乱入する遊戯の友人、城之内克也!
    対戦相手変更のアクシデントがあるも、3戦目、突入~!」

カイジ:2勝 遊戯(城之内):0勝

カイジ「じゃあ、カードを配るぜ」

カイジ:J+K=20
城之内:9+Q=19

カイジ「(よしっ・・・!ブラックジャックはならなかったが、かなりいい数字・・・!)」

カイジ「俺はカードを引かない、お前の番だ」

城之内「ぐっ・・・!」

城之内「(なんなんだよオッサンのあの自信は・・・!まさかブラックジャックでも揃ってるんじゃないだろうな・・・!)」

遊戯「(城之内君は19・・・一枚引いて、3以上なら自滅・・・
     だが、カイジさんも相当いいカードを引いているはず・・・)」

カイジ「どうした・・・?その程度なのかよ・・・?お前の威勢・・・」
     
カイジ「底が知れたな・・・器の小さい不良めっ・・・あぁ~・・・?」

城之内「う、うるせぇっ!見てやがれ!引く、引いてやるさ!オラァッ!」

遊戯「(なっ・・・ここでカードを追加するのか・・・!)」

城之内「・・・っ、来たぁ~っ!」

カイジ「・・・・・・えっ・・・?」

城之内「さぁ、アンタの手は!?」

カイジ「・・・俺は20・・・」

城之内「へっ!見やがれっ!オッサン!」

立木「城之内、カードオープン!」

カイジ:J+K=20
城之内:9+Q+2=21

カイジ「なっ・・・!バ、バカなっ・・・!」

城之内「どうだ!男城之内、やる時はやるぜ!」

遊戯「城之内君・・・!」

カイジ「(バカなっ・・・!ありえない・・・!あそこでピンポイントに2を引いたのか・・・!?)」

手持ち伏せ進行なのになぜ凡骨が19だったと?

カイジ「・・・」

城之内「・・・?おい、どこ行くんだ?」

カイジ「うるせぇっ・・・!ちょっと一服してくるっ・・・!」

カイジ「ちなみにマジ休憩だっ・・・!お腹痛いからっ・・・!」

カイジ「ついでによく考えたらカードを引く順番もわからないのに>>105はおかしいと自分でも思うっ・・・!」

カイジ:2勝 遊戯(城之内):1勝

カイジ「(まだだっ・・・!よく考えたら・・・俺は2勝、あっちは1勝・・・)」

カイジ「(よく考えたら、2戦目までは2連勝してたわけだし・・・)」

カイジ「(まだ・・・運はこっちにあるんじゃないのか・・・?)」

カイジ「フーッ・・・」

城之内「さぁ、始めようぜ・・・!4戦目!」

カイジ「あぁ・・・」

カイジ:3+3=6
城之内:K+K=20

城之内「な、何ぃ~っ!?」

カイジ「・・・んっ・・・?」

城之内「な、なんでもありましぇ~ん・・・」

城之内「(くぅ~・・・なんでここで20だよ・・・)」

城之内「お、おれはいちまいかーどをひくぜ」

カイジ「(声が上ずってる・・・ククッ・・・どうやらやっぱり運はまだこっちにあるみたいだな・・・!)」

カイジ「俺もカードを引く」

城之内「ぐっ・・・!俺はこれでストップだ」

カイジ「(あの様子なら・・・間違いなさそうだな・・・!)
    俺もストップだ」

カイジ:3+3+2=8
城之内:K+K+8=28

城之内「あぁっ!?てめぇ、汚ねぇ~ぞ!」

カイジ「クク・・・自滅がバレバレなんだよ・・・バァ~カ・・・!
    そうなりゃ・・・誰がマトモな勝負なんてするかっ・・・!」

なんか突発ではじめちゃったけど飽きてきた
そもそもなんでブラックジャックにしたのか自分で意味がわからない

よく考えたらやっぱりブラックジャックって題材にムリがあった
劇中で遊戯と御伽がトランプ5枚でやってた変なギャンブルあたりにしておけばよかったんだけど、
ルールをはっきり覚えてなかったからやめた

イカサマとかはカイジvs遊戯って時点でイカサマやる人間がいない・・・
カイジはたまに似たようなことするけど、やり返す感じだし

ブラックジャックは書ける気しないし、もうここからだとホモ展開しか思いつかない

この二人なら確率論と心理戦や口撃戦になるんじゃないかな

遊戯が突然「俺は18でストップだぜ!」っていったりカイジがわざとカードこぼしたり、もう一枚引くかすげー悩んだり

>>144
初期の遊戯は完全に運ゲーだったイメージしかない
基本相手の自爆で買ってた気がする
牛尾さんとか城之内のスニーカーの時とかヨーヨーの時とか

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