マミ「真ティロ・フィナーレ!」(1000)


スレストで落ちたので続きを

ID:0vz4sbn50

マミ「浄化などと生易しいことは言わないわ。消えなさい 」

ドーン!

マミ「ふぅ……」

さやか「やりましたねマミさん!魔女を倒しましたね!」

まどか「新しい必殺技、かっこよかったです!」

マミ「ありがとう、鹿目さん」

さやか「敵を倒した後に紅茶を飲むマミさん、かっこいいです!」

マミ「はしゃがないで美樹さん。そういうの、嫌いよ」

さやか「あっ……ごめんなさい」

マミ「今日の月は赤いわね……」

まどか「え?普通ですよ?」

マミ「ふふっ……私には赤く見えるわ」

マミ「魔法少女がその眼に宿してる…〝魔眼〟にはね」

まどか「そうなんですか」

さやか「かっこいいなぁ。私も早く魔女になりたいなー」

マミ「はしゃがないでって言ってるでしょ、美樹さん」

さやか「はいはい」

さやか(なんか私に対しては厳しいな…)

マミ「さて、もう帰りましょうか。右眼が疼くわ」

マミ宅

マミ「くぅっ…まだ右眼が疼く……」

QB「……」

マミ「はぁはぁ…そろそろ私の体も限界なのかもしれないわね、QB」

QB「……はぁ、いつまでそんなことを続ける気だい?マミ」

マミ「なんのことかしら?」

QB「僕なりに色々調べてみたよ、君の症状を。どうやら君はこの地球で言う厨二…」

マミ「分かってるわQB、分かってる。自分の体のことは自分が一番分かってるわ」

マミ「私の体には、忌まわしい呪いがかけられている」

QB「……」

マミ「聴こえるわ…今まで倒してきた魔女の怨念が、執念が!」

マミ「この忌まわしき呪いは…全て魔女がかけたもの。そうなんでしょQB?」

QB「君はなにを言ってるんだい?」

マミ「くっ……うぐ…」

QB「はぁ…情報不足だったよ。僕はある理由で君たち第二次性徴期の女の子を選んだ」

QB「けど、まさかこんなやっかいな病気まで持ち合わせていたなんて…」

マミ「くっ…黙って!!」

QB「……僕そんな大きな声じゃなかったと思うんだけど」

マミ「違うのQB、私の内側から聞こえるの……」

QB「それは君の妄想だ。ありはしないよ」

マミ「く…るしい……」

マミ「ハァハァ……くっ」

マミ「あ…あああああああっ!!」

QB「……」

QB「僕、今日はまどかの家で寝るね」

マミ「ハァ、ハァ……」

マミ「Q…B……?」

マミ「……そう、もう行ってしまったのね」

マミ「いいわ、貴方は貴方の役割を果たしなさい」

マミ「しょせん私たちは、この世界の歯車でしかないんですから」

マミ「私たちに救済なんてものは……ない」

マミ「……」

マミ「今日もまどかさんかわいかったなぁ」

翌日、学校

マミ「……」ブツブツ




「ねぇ、巴さんっていつも一人でぶつぶつ何か言ってるよね」
「なんなだろうね……」




マミ「……」ブツブツ

マミ「……!!」

マミ「とうとう来たわね…」ガタッ

マミ「……」テクテク




「ど、どこか行っちゃった」
「こわいね…」

トイレ

マミ「……」

マミ「……」

マミ「……」

マミ「逃げられた……」

マミ「ついでにすませておきましょう」

マミ「ふぅ……」

マミ「……」

ほむら「……」

マミ「っ!?!?」

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
待ってた!!

前よりひどくなっとるwwwwww

ほむら「巴マミ」

マミ「あっ、ひゃいっ」

マミ(い、いつのまに!? 私が感知できない気配なんて!!)

マミ(と、とにかく落ち着かないと……ふっ)

ほむら「まだ続けているの?」

マミ「……なんのことかしら?」

ほむら「鹿目まどか、彼女には関わらないよう言ったはずよ」

マミ「……」

ほむら「とにかく、彼女にはもう近寄らないで」

マミ「……」

ほむら「彼女を、魔法少女にしたくないの」

マミ「……やれやれ、貴女も案外子供なのね」

ほむら「どういうことかしら?」

マミ「いいえ、何でもないわ」

マミ(なるほど……まどかさんと仲の良い私に嫉妬しているのね、彼女は)

マミ「ふふっ…」

ほむら「?」

ほむら「……とにかく、用件はそれだけ」

ほむら「もし忠告を無視して鹿目まどかと接触をしようとするのなら…」

マミ「暴力(ちから)を振るってでも止めるつもり?」

ほむら「えぇ、最終的にはそうなるわ」

マミ「ふふっ…だからやっぱりまだまだ子供ね、貴女」

ほむら「……」

マミ「悪いけど、それは鹿目さんが決めることよ」

マミ「彼女が私についていくか、それとも貴女についていくか……」

ほむら「……」

マミ「…どうやら貴女も気づいているようね」(まどかさんの可愛さに)

ほむら「えぇ」(まどかの魔法少女としての力に)

マミ「どうりで…彼女をつけ回すわけだわ」

ほむら「……」

マミ「しつこい女は嫌われるわよ?」

ほむら「好き嫌いの話じゃないの」

ほむら「彼女は魔法少女になってはいけない。もしなってしまったら……っ」

マミ「なってしまったら…?」

ほむら「……あなたには関係ないわ」

マミ「……」

ほむら「……」

マミ(もしまどかさんが魔法少女になってしまったら……)

マミ(魔法少女は闘いの宿命からは逃れられない……そこに待っているのは、漆黒の闇のみ)

マミ(魔法少女は…私みたいに呪いをかけられてしまう)

マミ(彼女はそんな危険な道をまどかさんに歩ませたくない…ってこと?)

ほむら「……」

マミ(なるほど……確かにまどかさんには危険な目にあって欲しくないわ)

マミ(まどかさんは暗闇の道を歩く私を照らしてくれた……エンジェルなんだから)

エンジェルwww

マミ「……気が変わったわ」

ほむら「!?」

マミ「鹿目さんは、絶対に魔法少女にはさせない」

ほむら「……本当に?」

マミ「えぇ、私も……魔法少女がどんな最期を迎えるかぐらい、知っているしね」

ほむら「!!」

ほむら「あなた……知っているの?魔法少女がどんな存在かを」

マミ「もちろん、長い間やってきたからそれぐらい分かるわよ」

ほむら「……なら、私と協力してワルプルギ…」

マミ「ごめんなさい、これ以上貴女と話すことはないわ」

マミ「私たち、仲良くはできないみたいだしね」

ほむら「……」

マミ「それでもお話がしたかったら……壁にでも話してなさい」

ほむら「……」

マミ「さようなら、今度会ったら容赦しないわよ」

ほむら「……」

ほむら(おかしい…この時間軸の巴マミは何かが違う……)

ほむら(彼女に一体何が…?)

ほむら「……」

ほむら(どちらにせよ、今回も協力的ではないみたいね)

ほむら(仕方ない……)

放課後

マミ「お待たせ、鹿目さん」

まどか「あっ、マミさん」

マミ「さて、じゃあ行きましょうか」

まどか「はい!」

マミ「…そういえば、あの蒼い髪の子は?」

まどか「さやかちゃんなら、今日は上條君のお見舞いをしたあと来るそうです」

マミ「上條?」

まどか「はい、さやかちゃんの幼馴染なんです。事故で入院してて」

マミ「なるほど……ね」

まどか「さやかちゃんを待ちますか?」

マミ「いえ、そんな時間はないわ。行きましょう」

まどか「はい、分かりました」

マミ「……それでね、鹿目さん」

まどか「なんですか?」

マミ「貴女に大切な話が……」

まどか「?」

マミ「……いえ、なんでもないわ。また今度ね」

まどか「は、はあ…」

マミ(今は…時期が悪いわね)

マミ(えぇ、分かってるわよQB。そんなことは絶対にさせない)

QB(僕まだ何も話しかけてないよね)

数時間後

さやか「いやー、お待たせしました」

まどか「もう、待ちくたびれたよさやかちゃん」

さやか「ごめんごめん。それで、見つかったの?」

マミ「えぇ、使い魔がね」

さやか「なんだ、使い魔か。それじゃあグリーフシード持ってませんね」

マミ「だからってほっとけないわ。使い魔も人を襲い、喰い、貪り……やがて魔女になるのだから」

さやか「……ゴクリ」

マミ「そろそろ来るわ、準備はいい?」

まどか「は、はい!」

マミ「それじゃ…お互い命は大切にね」

マミ「メタモルフォーゼ!」

マミ「出でよ、デスティニートリガー!」

まどか「マミさんの新しい銃だ!」

使い魔「きー」

マミ「あなたも運が悪いわね、私が相手なんて」

マミ「いえ、運が良いのかしら……楽に死ねるんだから」

バンッ!バンッ!バンッ!

使い魔「きー!?」

まどか「やった、マミさんが優勢だ!」

さやか「マミさんかっこいいー!」

マミ「下がってなさい!返り血は、浴びたくないでしょ…?」

バンッ!!

使い魔「きぃー!!」

マミ「さて、死ぬ準備はできたかしら?」

使い魔「っ……」

マミ「これで終わらせてあげる!」

マミ「出でよ、ラブ&ペナルティ!!」

使い魔「!?」

さやか「くるぞー、マミさんの必殺技がくる!」

マミ「レクイエム・ハート、フルバースト!!」

ドカーーーーン!!

マミ「……まぁ、こんなものかしら」

俺のレクイエム・ハートもフルバーストしそうだぜ

さやか「いやー、勝った勝った。楽勝だね」

まどか「さやかちゃんは何もしてないでしょ?」

さやか「あはは」

まどか「マミさん、お疲れ様です」

マミ「鹿目さん……」

まどか「はい?」

マミ「ti amo(ティ アーモ)」

まどか「え?」

マミ「ふふっ…さてと、帰りましょうか」

まどか「あの、マミさん」

マミ「なにかしら?」

まどか「参考までに聞きたいんですけど…マミさんはどんな願いを叶えて魔法少女になったんですか?」

マミ「えっ…」

まどか「あっ、ごめんなさい。答えたくないなら…」

マミ「…くっ!?」ドサッ

まどか「マミさん!?」

さやか「どうしたの!!」

マミ「な、なんでもないわ。またあの子が……」

まどか「あの子…?」

マミ「気にしないで、こっちの事情だから……うぅっ!!」

まどか「マミさん!!」

マミ「ハァ、ハァ……だ、大丈夫よ」

QB(やれやれ、またいつものアレか……)

さやか「そんな…どう見ても大丈夫じゃないよ!」

マミ「貴女には関係ないでしょ!!」

さやか「っ!?」

マミ「……ごめんなさい、きつく言い過ぎたわ。でも、もう大丈夫だから」

さやか「はい……」

マミ「くっ…うぅ……」

まどか「マミさん……」

マミ「さっきの質問、今は答えられないわ。ごめんなさい」

マミ「でもいつか必ず教えてあげる」

まどか「いえ、やっぱりいいです。マミさんに悪いですし…」

マミ「そう…優しいのね、鹿目さん」

さやか「……あのさ、マミさん。私、大切な話があるんだけど…」

マミ「大切な話…?」

さやか「願い事って、自分のための事柄じゃないとダメなのかな?」

ティ アーモwwww

マミ「…どういうことかしら?」

さやか「例えば、あたしなんかよりずっと困ってる人がいて」

さやか「その人のために願い事をする…とか」

QB「うん、できるよ。前例もないわけじゃないし」

QB「じゃあ早速…」

マミ「……無理よ」

さやか「え?」

QB「マミ?」

マミ「今の貴女に、そんな資格はない」

さやか「ど、どうして!?」

マミ「そんなこと、自分で考えなさい」

さやか「っ!?」

マミ「誰かの願いを叶えるため……ふふっ」

さやか「な、なにがおかしいの!?」

マミ「いえ、なんでもないわ」

さやか「はっきり言ってよ!!私の何がダメなの!?」

マミ「…分からないわよ、魔眼を持たない貴女たちには。この苦しみが」

さやか「えっ…?」

マミ「一日頭を冷やしていなさい。そして、明日教えてあげる。私たち、魔法少女の真実を」

QB「!!」

さやか「魔法少女の…真実?」

QB(マミ…君はまさか魔法少女の秘密を知っているというのか?)

マミ「ふふっ、月が赤い……」

マミ「LUNA PIENA (ルーナ ピエーナ)…」

まどか宅

まどか「今日のマミさん、なんだか変だったなぁ…」

まどか「苦しそうで……」

まどか「ねぇQB、マミさんどうしたのかな?」

QB「……今の僕からは何もいえない」

QB「ただ、マミは今日だけじゃなくていつも変なんだ。気にすることじゃないよ」

まどか「そうかなぁ…」

QB「そうだよ、それより今日は早く寝たほうがいい」

まどか「うん、おやすみ」

QB「……」

QB(まさかマミが知っていたなんて…一体どこから情報を?)

QB(このままだと、まどかと契約できなくなっちゃうよ)

QB(まったく……マミ、君は困った子だね)

QB「……」

このマミさん相手ならマミマミできる

翌日、病院

さやか「お待たせっ」

まどか「早かったね。上條くんには会えたの?」

さやか「それがさ、今は都合が悪いんだって。せっかく来たのに…」

まどか「そうなんだ…」

さやか「ま、しょうがないし帰ろっか」

まどか「うん」

さやか「昨日マミさんが言っていたこと考えたんだけどさ」

さやか「やっぱり分からないんだよね」

まどか「私も分からなかった」

さやか「今日教えてくれるって言ってたけど、何なんだろう……」

まどか「……あれ?」

さやか「どうしたの?」

まどか「あ、あれ……」

さやか「え?」

QB「!!」

QB「グリーフシードだ!」

まどか「な、なんでこんな所に!?」

QB「まずい、結界が出来上がろうとしている!早くここから逃げよう!」

さやか「ま、まって!この病院には恭介がいるんだよ!?」

さやか「なのにここに魔女が取り憑いたらヤバいって!!」

まどか「で、でも…そうだ、マミさんを呼ばないと!」

さやか「マミさんの電話番号は?」

まどか「知らない」

さやか「私も」

さやか「じゃ、じゃあとりあえず私はここで見張ってる!」

QB「無茶だよ!結界に閉じ込められたら君は出られなくなっちゃう!」

さやか「でも放ってはおけないでしょ!!」

QB「……分かった、なら僕も一緒に残るよ」

QB「マミなら近くに来れば僕のテレパシーで位置が分かると思うし」

さやか「QB…ありがとう」

まどか「じゃあ私、すぐにマミさん呼んでくる!」タタタッ

さやか「任せたよ、まどか!」

マミ「ふぅ、掃除をしていたら遅くなってしまったわ」

マミ「まどかさん達、今どこにいるのかしら…」

まどか「マミさん!」

マミ「まど…鹿目さん。慌ててどうしたの?」

まどか「ま、魔女が現れたんです!」

マミ「魔女が……くっ!」ドサッ

まどか「マミさん!?」

マミ「だ、大丈夫…私のほうでも感知したわ。とてつもなく巨大な力を持った魔女のようね」

マミ「魔眼が…疼く!」

マミ「急ぎましょう鹿目さん。QBが危ないわ」

まどか「は、はい!」

まどか「あ、そうだマミさん」

マミ「どうしたの?」

まどか「今のうちに、電話番号とアドレスを交換させてください」

マミ「!?」

まどか「今日みたいなことがあっても、すぐに連絡がつくように」

マミ「……」プルプル

まどか「マミさん…?」

マミ(ど、どうしよう…アドレス帳に他人の名前を載せるなんて初めてだわ!!)

まどっち後にしろよwww
マミさんww

まどか「あ…ごめんなさい。今はそんなヒマないですよね。急ぎましょう」

マミ「まって!!」

まどか「え?」

マミ「わ、忘れないうちに…今のうちに……交換…///」

まどか「でも……」

マミ「だ、大丈夫よ、向こうにはQBもいるし。少しぐらいなんとかなるわ」

まどか「分かりました、じゃあ赤外線で」

マミ「え?」

マミ(どうしよう…赤外線ってどうやってやるのかしら)

マミ(交換なんて初めてだから分からないわ…)

まどか「じゃあ私が受け取りますね」

マミ「あ、えっと、…えっと~……?」

俺も最初は困惑した
赤外線交換

結界内

さやか「マミさん、遅いね…」

QB「怖いかい?さやか」

さやか「そりゃもちろん…」

QB「今すぐ願い事を決めてくれれば、さやかを魔法少女にしてあげられるんだけど…」

さやか「……」

QB「さやか?」

さやか「もしかしたら…マミさんはわざと遅れているのかもしれない」

QB「え?」

さやか「私に怖い思いをさせて、魔法少女を諦めさせようとしてるんだよ」

QB「それはどうかな……」

さやか「上等じゃん!私、こんなのへっちゃらだから!」

QB「でも、契約しておけば…」

さやか「ううん、契約はしない。意地でもマミさんに認めてもらえるまでは」

さやか「だから…ここは意地でも引き下がれない!」

QB「さやか、君もおかしくなってるよ!」

さやか「ふっ…おかしくないよ、これが私なんだって」

さやか「そう、今私は試されようとしてる……」

さやか「魔法少女になる、勇気を持つ者かどうか…!!」

QB「……」

QB(おかしい…何かがおかしい……)

まどか「マミさん、ここです!」

マミ「ええ!」

マミ(QB、状況は?)

QB(マミ!ようやく来たんだね!)

QB(急がなくていいからゆっくり来てくれ!あまり大きな魔法を使うと卵が刺激されてしまう!)

マミ「わかったわ」

マミ「行きましょう、鹿目さん」

まどか「はい!」

結界内

まどか「相変わらず不気味なところですね……」

マミ「……まどかさん」

まどか「なんです…」

まどか(あれ?今名前で呼ばれ…)

マミ「こういうぼやけた世界の方が、美しいと思わない?」

まどか「え?」

マミ「私たちの住んでいる世界の方が、よっぽど汚れているわ」

まどか「それって…どういう……」

マミ「でもね、まどかさん…綺麗な薔薇にはトゲがあるものなの」

マミ「美しいものほど、人を魅了し、誘惑し――」

マミ「――そして、絶望の底へと陥れる」

まどか「……」

マミ「私たち魔法少女も同じなのよ」

マミ「美しさと絶望を兼ね備えた、闘うためだけの人形」

マミ「あなたが憧れている魔法少女は、そういうものなの」

まどか「で、でも…マミさんは……」

マミ「まどかさん、貴女は魔法少女には向いていない」

まどか「っ!!」

マミ「でもね、私は……」




ほむら「巴マミの言う通りよ」

マミ「!?」

まどか「ほむらちゃん!?」

ほむら「あなたは魔法少女になるべきでない。今すぐここから出なさい」

マミ「……暁美ほむら、どうしてあなたがここに?」

ほむら「今日の獲物は私が狩る。もちろん、先に行った二人の安全も保障するわ」

マミ「……」

シュルッ

ほむら「!!」

パシィッ!!

ほむら「くっ…何を!!」

マミ「言ったはずよ、次に会ったときは容赦しないって」

ほむら「っ!?」

マミ「でも今はそんな時間はないから、そのまま縛られていなさい」

マミ「帰りには開放してあげるわ」

マミ「行きましょう、まどかさん」

まどか「は、はい…」

ほむら「待ちなさい!!」

まどか「ごめんね…ほむらちゃん……」

ほむら「待って!今度の魔女はわけが違うの!!」

ほむら「このままだとあなたは…!!」

マミ「それ以上お話したかったら――」

マミ「壁にでも話していなさい」

ほむら「っ!!」

マミ「……」

まどか「……」

マミ「……」

まどか「ほむらちゃん…あのままでいいんですか?」

マミ「まどかさん、さっきの話の続きだけど」

まどか「は、はいっ…」

マミ「私は…貴女には私の翼になって欲しいの」

マミ「天使の翼に…」

まどか「……え?」

壁来ましたーwww

マミ「さっきも言ったでしょ?魔法少女は危険な存在だって」

マミ「闘うことだけを考え続け…いつか人としての感情を失ってしまう」

マミ「…今の私のように」

まどか「……」

マミ「けど…貴女が側ににいると違う」

マミ「温かい気持ちになる、生きていると実感できる」

マミ「さっき貴女とアドレスを交換したとき、とても嬉しかった」

マミ「嬉しいなんて感情…魔法少女になって初めて感じたのよ?」

まどか「マミさん……」

マミ「だから貴女には、闘わず、ずっと生きて欲しい」

マミ「生きて私の翼になってほしい」

マミ「まどかさん…貴女は人間の中で生きなさい」

まどか「それって……」

マミ「闘うことだけが全てじゃないわ…」

マミ「それにね、これから見せる真実がもし怖かったら…私から逃げてもいいのよ」

まどか「真実…?」

マミ「えぇ…魔法少女の真実」

マミ「もしその醜い姿を見てしまったら、貴女は…」

まどか「わ、私逃げません!どんなことがあってもマミさんの側にいます!!」

マミ「!!」

まどか「私…マミさんの役に立ちたいんです!」

まどか「何もできない私ですけど…それでもマミさんの役に立てるのなら」

まどか「私はマミさんの側にずっといます!!」

マミ「まどかさん…!」

QB(マミ、大変だ!グリーフシードが動き出した!)

QB(卵が孵化してしまう!!)

マミ「……行きましょうか」

まどか「マミさん…」

マミ「まどかさん……ti amo (ティ アーモ)」

まどか「マミさん…私、マミさんのこと信じます!」

マミ「…ありがとう」

QB(マミ!)

マミ「ふふっ、女の子をせかしちゃダメよQB」

マミ「……メタモルフォーゼ」

このマミさんが公式に見えて来た

シャルロッテ「……」

QB「大変だ!孵化が始まった!!」

さやか「くっ…マミさん!!」

――パァンッ!!

さやか「!!」

QB「マミ!!」

マミ「どうやら間に合ったようね」

まどか「さやかちゃん、大丈夫!?」

さやか「よかった~…間に合ってくれて」

シャルロッテ「……」

マミ「あれが…なるほどね」

さやか「マミさん!ちゃっちゃとやっつけちゃって!」

マミ「……まどかさん」

まどか「…はい」

マミ「私も、まどかさんのことを信じるわ」

まどか「はいっ!」

マミ「…ふふっ」

シャルロッテ「……」

マミ「生まれてばかりのところ悪いけど、さようなら」

マミ「愛と希望の魔法少女マミが、あなたを看取ってあげる」

シャルロッテ「……」

マミ「出でよ、アカシックトリガー!」

マミ「アンジェロ・フィナーレ!!」

ドカーーーン!!

さやか「やった、楽勝!」

QB「いや…」

マミ「……」

シャルロッテ「……」

さやか「そんな!?効いてないの!?」

まどか「マミさん!」

マミ「心配しないで、女は愛を吸って育つ薔薇よ……」

シャルロッテ「……!」

シュンシュンシュン!!

マミ「遅い!」

マミ「ファントムバスター、イリュージョンバスター、召喚!」

マミ「この一撃は死ぬほど痛いわよ♪」

ドガンッ!!ドガーーンッ!!

マミさんマミマミ

シャルロッテ「っ!?」

さやか「よしっ!」

――――体が軽い。

マミ「ふっ…Al cuore non si comanda. !!」

ドカーーンッ!!

こんな幸せな気持ちで戦うのは初めて

マミ「Campa, cavallo, che l'erba cresce.!!」ジャキッ!!

もう何も怖く――――


シャルロッテ「っ……」モゴッ…グググッ

ズルッ

マミ「――え?」

バクンッ


さやか「!!」

まどか「マ…マミさーーーーんっ!!」

シャルロッテ「……」

さやか「そ、そんな……」

QB「まどか、さやか…早く僕と契約を」

まどか「あ…あぁ……!!」

QB「早く!!」







『――その必要はないわ』

QB「……え?」

シャルロッテ「?」キョロキョロ

『ククク…どこを見ているのおバカさん』

シャルロッテ「!!」

さやか「あれは…!」

まどか「マミさん!!」

さやか「よかった、生きてたんだ!」

『マミ?フフフ……あんな弱いやつと一緒にしないでくれる?』

まどか「え?」

QB(あれはマミの脳内設定の人格…!!)

MAMI『私はMAMI!死と絶望の魔法少女MAMI!!』

MAMI『アーーッハッハッハッ!!』

さやか「えっ…どうなってるの?」

まどか「あれが…魔法少女の真実……」

QB「え?」

よかったあああああああああ

さやか「ど、どういことなのまどか!?」

まどか「マミさんが言っていた…」

まどか「魔法少女は、美しさと絶望を兼ね備えた、闘うためだけの人形だって……」

MAMI『さぁ、第二ラウンドを始めるわよ食いしん坊さん!!』

シャルロッテ「!?!?」

ドガーーーンッ!!

まどか「あれが魔法少女の真実…」

QB「……」

QB(ダメだ…今のマミは妄想の世界に浸かりすぎてハイテンションになってしまってる)

QB(もうマミをとめられる者は……いない)

マミさん強すぎワロタ

MAMI「絶望よ、闇を抱け!」

MAMI「我が血は冥界へと誘うための印!」

MAMI「さぁ、光を砕け!」

MAMI「今こそ罪魂を解き放て!!」

MAMI「貴女の運命!貴女の絶望を!!」

MAMI「フッ…貴女の希望はどこにあるんでしょうね」

ジャキンッ!!

シャルロッテ「!!?」

MAMI「ジ・エターナル・ジェノサイド 」


ドガーーーーーーーーンッ!!!!


さやか「か…勝った」

MAMI『ククク…アーッハッハッハッ八ッ!!』

あんこ「ポッキーうめぇ」

QB(なんてことだ…勝っちゃった)

まどか「マミさん……」

MAMI「ようやく…ようやく手に入れた!巴マミの身体を!!」

MAMI「これでこの身体は私のものだあああああああああ!!!」

マミ『そうはさせないわ』

MAMI「!?」

マミ『その身体、返してもらうわよ』

MAMI「な、なぜ…お前の意識は完全に……!!」

マミ『ふふっ、勘違いしないで』

マミ『私の体は貴女にあげたんじゃないわ、貸してあげただけよ』

MAMI「なんですって!?」

マミ『さぁ、もう帰りなさいもう一人の私!』

MAMI「や、やめろ…ぎゃあああああっ!!」

まどか「マミさん!」

マミ「……ふう」

さやか「元に戻ったの!?」

マミ「えぇ、なんとかね」

まどか「マミさん…」

マミ「二人とも分かった?魔法少女になるってことはこういうことなのよ」

まどか「……」

さやか「……」

QB「いや、僕にはさっぱりだよ」

ほむほむはずっと束縛されてるのよね

マミ「なにをとぼけているの?QB」

マミ「今見せたのは魔法少女の成れの果て……」

マミ「私だからこそ意識を取り戻せたけど、普通の魔法少女ならあのままバーサーカーになっていたわ」

さyか「あれは…さっき闘っていたのは……」

マミ「…もう一人の私、通称MAMI」

マミ「魔法少女は闘いを経ていくうちに、こころの中に闇を溜めていく」

マミ「その闇から生まれたものが――MAMIなのよ」

マミ「闇から生まれし者たちは、いつでも私たちの身体を狙っている」

マミ「私たち魔法少女は、常に自分と闘っているの」

さやか「そんな……」

まどか「魔法少女は…みんなそうなんですか?」

マミ「えぇ、そうよ」

QB(マミ…勝手に独自設定を講義しないでくれるかな)

読みたいけどそろそろ寝るわ……
ti amo

マミ「これで分かった?魔法少女になることがどれほど危険なのか」

さやか「で、でもマミさんは元に戻れたじゃん!」

マミ「それは……ふふっ、私にはまどかさんがいたから」

まどか「え?」

マミ「まどかさんとの絆――コネクトが、私の意識を戻させたのよ」

まどか「マミさん…!」

さやか「……」

マミ「さて、もう帰りましょうか」

まどか「はい!」

QB「……はぁ」

このマミさんが魔法少女はやがて魔女になるって知ったらどんな反応するのか気になる

ほむら「くっ…ほどけない……」

プツンッ

ほむら「!!」

パラッ…

マミ「ご苦労さま」

ほむら「巴マミ…生きてたの!?」

マミ「えぇ、当然よ」

ほむら「なんで…」

マミ「ふふっ、さぁ…何ででしょうね」

マミ「貴女は何でだと思う?」

ほむら「っ……」

マミ「答えは――私が生きている事実、それだけよ」

マミ「行きましょう、二人とも」

まどか「はい!」

ほむら(一体……この時間軸でなにが起きているというの?)

まどか宅

まどか「はぁ…マミさん///」

QB「……」

まどか「ねぇQB、今マミさんにメール送ったらすぐに返事来るかな?それとも迷惑かな?」

QB「分からないよ…僕には」

QB「マミのことはまったく分からない……」

まどか「はぁ…マミさん///」

QB「それよりまどか、君は魔法少女には…」

まどか「ならないよ!だってマミさんと約束したんだもん!」

QB「……」

まどか「はぁ……マミさぁん///」

マミ宅

マミ「まどかさん…」

マミ「まどか…ちゃん」

マミ「はぁ……うふふっ」

マミ「!」

マミ「そこにいるのは誰!?」

マミ「……暁美ほむらね」

マミ「いるのは分かってるわ……まぁそれでも隠れたいのならお好きにどうぞ」

マミ「今の私は最高に気分が良いから、ね」

マミ「……」

マミ「はぁ…まどかちゃん……」

寝る

保守(キープ・ボード)


               ,....―..、    \貴女は、鹿目まどかのままでい/                 r.、 ri,r.i_
              /:::::::::::::::.ヽ     \ば、馬鹿 こんなことやって /                     ! v' '' ,' 'っ
   ,ヘn         !-===、::::::::!     \それには及ばないわ /            ___      ! `  / l|
  ィlj´ ' }'ト、    ./,イハ;、:,::;、::::.\   __\まどかあぁあぁッ/            /: : : : : : \   ト--イ l| l|
  ljリ -'::::l ヽ.、,.:´ lバ''. _''' 〕'::「/ ^'`ーv'´/\ ∧∧∧∧ ./            /: : ≠ ニニニ=)\/v^v/  l| 1l|
     `く、  ` ,....ノl |`T´ l |::|/,-、  '´  {.<    ほ .>                |: : (/´: : |\:´`:/  / l| l| l|
        `ー´::::::::::レ'´l` v'.l:l l::::::::`ー..‐ < 予 む .>    _____    |: : :ハ!\i シ /  /ー―──-、
        '''"ノ::;:::/ヽ ヽ  l: { \::(ヾ:::ヽ、 <    ほ. >   (\  ∞  ノ    、: : ト-'  , /  /: : : : : : : : : : : : `、
 ────────────────< 感  む >    \ヽマドカ/     ゝ: :\ /  /ー―─--、 ー`-、/
    /:::::::/      ヽ:\         <     の >      ヽ)⌒ノ       〕: :Y  /:二:二:ミ: : \: 、ー、
   /:::::::::ノ   ̄ ̄ ̄ \::ヽ         < !!!!    .>                {: {   丶  }: : : `,: ∧: l
   /__/      ∞    \',         /∨∨∨∨∨\              \: l|   l ∧: : : }  、l
  [___________]       / /  「ニニニiヽ. \               `ll|  /  } ヽ∠__r、_
  |:::::::::l::::::::/-/_|///,' |::/|:::i;:::::::|.   /  l i| |ノ/ノハノ))!   \          _イlllll|、   ∧   〈  |´E〔
  |::::,/|:::::::::l:/,__!_-`/ レ-rA::::|::|. /    | (| | ┰ ┰| |    \         / ,イlllllll|  f `二三二 ̄ ̄´

あんこちゃんが暴走してるSSはまだみた事ないな~
ここではマミ=MAMIやね!

保守

マミ「ティロ!フィナーレ!」

まどか「……」

さやか「……」

QB「(笑)」

まどか「去ってしまった者たちから受け継いだものはさらに『先』に進めなくてはならない!!この『ソウル・ジェム』は破壊しない!」

QB「ソウル・ジェムは僕の中にしまえ……キュップイ……それでいい……まどか」

QB「それでな……それが生き残った者の役目だ……行こうか……コロッセオに……」

まどか☆マギカ 完

はやくティロ・フィナれよ

翌日

まどか「……」ニヤニヤ

詢子「…まどか、早く食べないと遅刻しちゃうぞ?」

まどか「あ、うん」

詢子「食事のときは携帯しまって」

まどか「ごめんなさい」

詢子「まったく、昨日から様子が変だよ?ずっとニヤニヤしてるし……」

まどか「なんでもないよ。えへへ///」

まどか「ご飯って、こんなにも美味しいものなんだね。生きてるって素晴らしいなぁ」

詢子「?」

登校中

さやか「まどか、おはよう」

まどか「あっ、おはようさやかちゃん、仁美ちゃん」

仁美「どうしたんですか?なにかご機嫌が良さそうですけど……」

まどか「えへへ~」

さやか「ま、まぁいいじゃん。いつものことだよ」

仁美「?」

さやか(まどか、マミさんと何かあったの?)

まどか(あのねさやかちゃん、昨日のマミさんといっぱいメールしたんだよ)

さやか(う、うん……)

まどか(それでね、私のこと…えへへ///)

さやか(……)

まどか(今朝もね、マミさんから愛の詩が送られてきてね、それでね)

さやか(わ、わかったよもう……)

休み時間

QB「二人はもう魔法少女になりたいと思ってないのかい?」

まどか「うん」

さやか「私は…どうしようかな」

まどか「さやかちゃんはまだ迷っているの?」

さやか「うん…昨日マミさんに説教されたけど、やっぱり私……」

QB「……こう言ったらアレだけど、正直この先マミ一人に任せるのは不安なんだ」

まどか「…え?」

QB「君たちは気づかないのかい?マミの様子に」

さやか「マミさんの様子?どうかしたの?」

QB「……マミは現実と妄想の区別がつかなくなっている」

QB「今のマミは、自分に酔っているだけにすぎない」

QB「このままヒーローを演じ続けていたら、いつかマミは死んでしまうだろう」

まどか「っ……」

QB「もう僕の手にはおえない……。頼む、二人でマミの目を覚まさせて…」

まどか「……そんなのおかしいよ」

QB「え?」

さやか「まどか?」

まどか「マミさんは私たちを守るために一人で闘っているんだよ!?」

まどか「魔女とも、闇から生まれた者とも闘いながら…」

まどか「本当は辛いはずなのに、苦しいはずなのに……それでもマミさんは頑張ってる」

まどか「なのに何でそんな人を変人扱いするの!?おかしいよQB!!」

QB「……」

まどか最高や!!

さやか「ま、まどか…落ち着きなよ」

まどか「ごめん…マミさんのこと悪く言われてつい……」

QB「……」

さやか「まぁ、QBだって悪気があって言ったわけじゃないって。ね?」

QB「……うん、別にそのことが間違っているってわけじゃないんだ」

QB「言い方が悪かったよ、ごめん」

まどか「私の方こそ…怒ってごめんね」

QB「…とにかく、契約したいときは僕を呼んでね」

QB「僕はいつでも準備できているから」

マミ「……」



「巴さん、ずっと携帯とにらめっこしてるね」
「しかもニヤニヤしてる……」



マミ「……」



「あっ、寝た」
「違うよ、あれは寝たふりだよ。絶対」




マミ(はぁ…昨日は遅くまでメールしすぎたわ)

マミ(それにしても、毎日がこんなに楽しいなんて……)

マミ(今の私なら、なんでもできそう)

MAMI(ふん…せいぜいつかの間の幸せを楽しんでいることね)

マミ(あなたは…!)

MAMIさんきた!

MAMI(私があの程度で消えると思ったの?だから甘いのよ、貴女は)

マミ(くっ……)

MAMI(私は消えない…貴女がいる限り、何度だって貴女の前に現れる)

マミ(……ふっ、いいわよ別に。だったら何度だって倒して見せるわ)

MAMI(いい気になるのもそれまでよ)

マミ(何ですって?)

MAMI(もうすぐ…〝零の領域〟が出現する)

マミ(!!)

マミ(零の領域って…まさかあの〝零の領域〟!?)

MAMI(ええ…貴女ならこれが意味すること、理解できるしょう?)

MAMI(クスッ……終わりが始まるのよ)

マミ(くっ…それでも私は……!!)

マミ「……」ブツブツ




「また独り言しゃべってる……」

放課後

さやか「まどか、帰ろ!」

まどか「あっ、ごめん…私……」

さやか「あぁ、マミさんか」

まどか「うん、ごめんねさやかちゃん」

さやか「いいっていいって。それにしてもラブラブですなぁ~、このこのっ」

まどか「えへへ…///」

さやか「さてと、じゃあ私は恭介のところにでも行こうかな」

まどか「バイバイ、さやかちゃん」

さやか「うん、バイバイまどか」

病院

さやか「恭介!」

上條「……」

さやか「ほらこれみて!新譜のCD!」

さやか「激レアだよー、あとで聴いてね」

上條「……」

さやか「どうしたの恭介?」

上條「さやかはさ…僕のことをいじめてるの?」

さやか「え……?」

上條「毎日毎日…特に用もないのにお見舞いに来て僕につまらない話とCDを聴かせて……」

さやか「だって…恭介音楽好きだし……」

上條「もう聴きたくないんだよ!!自分で弾けもしない曲なんか!!」

上條「ああああああああああああああっ!!!!うわああああああああああああああああっ!!!」ガシャーンッ!!

さやか「きょ、恭介…」

上條「もうこんな腕なんて…!!」

さやか「やめて恭介!きっと治るよ、だから諦めないで!!」

上條「……諦めろって言われたんだ」

さやか「……え?」

上條「もう治らないって言われた…奇跡か魔法でも起きないかぎり……」

さやか「……」

上條「……」

さやか「…あるよ」

さやか「奇跡も魔法も、あるんだよ」

きっとマミMAMIコンビがなんとかしてくれる

まどか「……」

マミ「お待たせ、まどかさん」

まどか「あっ、マミさん!」

マミ「ごめんね遅れちゃって。ちクラスメイトに掃除を代わってくれって頼まれちゃって」

まどか「大変ですね……でも、それぐらいマミさんの信頼が厚いってことですね!」

マミ「そんな、照れるわ」

まどか「えへへ」

マミ「ついでにさっき魔女も現れたの」

まどか「本当ですか!?」

マミ「えぇ、でも手を使わなくても倒せたわ」

まどか「やっぱりマミさんは一流だなぁー」

マミ「うふふっ…さて、行きましょか」

まどか「はいっ!」




ほむら「待って」

               ,....―..、    \貴女は、鹿目まどかのままでい/                 r.、 ri,r.i_
              /:::::::::::::::.ヽ     \ば、馬鹿 こんなことやって /                     ! v' '' ,' 'っ
   ,ヘn         !-===、::::::::!     \それには及ばないわ /            ___      ! `  / l|
  ィlj´ ' }'ト、    ./,イハ;、:,::;、::::.\   __\まどかあぁあぁッ/            /: : : : : : \   ト--イ l| l|
  ljリ -'::::l ヽ.、,.:´ lバ''. _''' 〕'::「/ ^'`ーv'´/\ ∧∧∧∧ ./            /: : ≠ ニニニ=)\/v^v/  l| 1l|
     `く、  ` ,....ノl |`T´ l |::|/,-、  '´  {.<    ほ .>                |: : (/´: : |\:´`:/  / l| l| l|
        `ー´::::::::::レ'´l` v'.l:l l::::::::`ー..‐ < 予 む .>    _____    |: : :ハ!\i シ /  /ー―──-、
        '''"ノ::;:::/ヽ ヽ  l: { \::(ヾ:::ヽ、 <    ほ. >   (\  ∞  ノ    、: : ト-'  , /  /: : : : : : : : : : : : `、
 ────────────────< 感  む >    \ヽマドカ/     ゝ: :\ /  /ー―─--、 ー`-、/
    /:::::::/      ヽ:\         <     の >      ヽ)⌒ノ       〕: :Y  /:二:二:ミ: : \: 、ー、
   /:::::::::ノ   ̄ ̄ ̄ \::ヽ         < !!!!    .>                {: {   丶  }: : : `,: ∧: l
   /__/      ∞    \',         /∨∨∨∨∨\              \: l|   l ∧: : : }  、l
  [___________]       / /  「ニニニiヽ. \               `ll|  /  } ヽ∠__r、_
  |:::::::::l::::::::/-/_|///,' |::/|:::i;:::::::|.   /  l i| |ノ/ノハノ))!   \          _イlllll|、   ∧   〈  |´E〔
  |::::,/|:::::::::l:/,__!_-`/ レ-rA::::|::|. /    | (| | ┰ ┰| |    \         / ,イlllllll|  f `二三二 ̄ ̄´
  l:::i、 |::::::r' {,J/`:::::::::::z-r.l:::|::/      | ハN、''''  ''ノN      \     /  / |    ∨_,、三三二―
  /::::::::i:::::::|  `´::::::::::::::::じ' /:/       Jノ⊂}| {.介}lつ.       \   /  /  l  ∧_\  〉
 /:::::::::::l:::::|ト、   、__ '  ノ/       Jノバく_/_l_j_,ゝ!し.         \{ 山_山_山V 山_山_ツ
/:::r -、_|l:::||ヽ、ヽ、 __ ,.. イ/             (__j__|  =3 ホムッ.       \

マミ「!!」

まどか「ほ、ほむらちゃん……」

ほむら「これからどこに行くつもり?」

マミ「貴女には関係ないでしょ?」

ほむら「まさか…まだ鹿目まどかを連れまわす気?」

マミ「……」

まどか「ち、違うよほむらちゃん。私は自分の意思でマミさんと一緒に…」

ほむら「それがダメだって言ってるの!」

まどか「っ!?」ビクッ

ほむら「昨日は運が良かっただけ。もしもっと強い魔女が現れたら……」

マミ「それでも私は負けないわ」

マミ「魔女にも、自分にも」

ほむら「っ……。それでも、もし死んだらどうするの?」

マミ「命なんて安いものよ、特に私のなんて…」

まどか「そんな…そんなこと言わないでください!」

マミ「まどかさん…」

まどか「マミさんの命は安くなんかありません!!」

マミ「……ありがとう」

マミ「ti amo (ティ アーモ)、まどかさん」

まどか「ti amo (ティ アーモ)…マミさん///」

マミ「うふふ」

まどか「えへへ」

ほむら(何かしら…この敗北感……)

ほむら「……!!」

マミ「どうかしたの?」

ほむら「魔女が現れた…」

まどか「えっ!?」

ほむら「……」タタタッ

まどか「あっ、ほむらちゃん!」

マミ「私たちも行きましょう、まどかさん」

まどか「はいっ!」

マミ「魔眼が…疼く!!」

QB「…いいんだね、さやか」

さやか「うん、もう迷っていられない」

さやか「私の大切な人の心に雨が降り続いている……」

さやか「私は、その人のために真っ暗な曇り空じゃなくて太陽を見せてあげたいの!」

QB「……よく分からないけど、契約を始めるよ?」

さやか「うん……あれ?」

QB「どうしたんだい?」

さやか「あそこにいるの…」




仁美「……」フラフラ

ちょwww
ティアーモって愛してるやってんや……

このSS先読めんからおもろいわ!

さやか「仁美?どうしてこんな所に?」

さやか「いつもなら稽古行ってるはずじゃ…」

QB「大変だ!あの子の首筋に魔女の口づけが!!」

さやか「なっ…!?」

QB「早く何とかしないと、大変なことになっちゃう!!」

さやか「QB、契約を!!」

QB「…念のためにもう一度聞いておくけど、本当にいいんだね?」

さやか「早く!!」

QB「…分かった」

キュピーン

QB「よし、これで契約完了だよ」

さやか「これが…私のソウル・オブ・エナジー」

QB「ソウルジェムだよ。頼むから君はまともでいてくれ、さやか」

さやか「とにかく、仁美を追わないと!」タタタッ

仁美「……」フラフラ

さやか「仁美!!」

仁美「あら…ごきげんよう、美樹さん」

さやか「仁美、しっかりして!!一体なにしようとしてんのよ!?」

仁美「何って、決まってるじゃないですか」

仁美「私たちはこれから、素敵な世界へと旅に出ますの…」

さやか「っ…!?」

QB「魔女に操られている…早く魔女を倒さないと!!」

ブワッ

さやか「!?」

さやか「ここって…結界内!?」

魔女「……」

さやか「なるほど、あんたの仕業か。仁美に酷い事して……絶対に許さない!!」

さやか「ソウル・オブ・エナジー、セット!」

さやか「ミラクルマジカル!メタモルフォーゼ!!」

QBの頭痛の種が増えたw

なんかセリフ長くなってるwww

さやか「天が呼ぶ地が呼ぶ、魔女を倒せと私を呼ぶ!」

さやか「私はさやか…愛の魔法戦士、さやか!!」

さやか「はっ!!」

QB「さやか、ポーズを決めてる場合じゃないよ!!」

さやか「心配しないで、私の身体は剣でできてるから」

さやか「出でよ!魔壊暗黒剣、トワイライトセイバー!」

QB「……」

さやか「さて、ちょっくら世界でも救いますか」

杏子はどうなるんだろうか

青い子なんかカッコイイぞwww
俺は応援するwww

愛と!怒りと!哀しみのォオオ!

あんりみてっどぶれいどわーくす

さやか「はぁーっ!!」

バキィッ!

魔女「……」

さやか「なっ…効いてない!?」

ドンッ!!

さやか「うわっ!!」

QB「さやか!!」

さやか「くっ…まだまだぁ!!」

さやか「必殺!」

さやか「必殺……えっと…何にしよう」

バシィッ!!

さやか「うわーーっ!!」

考えるな、感じるんだ

さやか「がはっ…ごほっ……」

QB「さやか!!」

さやか「くっ…情けないところ見せちゃったね」

さやか「マミさんみたいにはいかないや…」

QB「もういい、もうマミの真似事は止めるんださやか!!」

QB「君は君だ!他の誰でもない、君だけなんだ!!」

QB「マミの真似なんてする必要はない!!」

さやか「私は…私……」

バキッ!!

さやか「ぐふっ!?」

QB「さやか!!」

あれ…このQBなんか変だぞ
中国産じゃね?

>>357
杏子「必殺!アップルクラーッシュ!」

杏子「奥義!ポッキーストラッシュ!」

杏子「最終奥義!うまい棒落とし!」

>>357
ゴッド・ブレス

さやか「ブラスティング・ゾーン!」
これだな
いや最初だからラフディバイトか

さやか「はぁはぁ……」

さやか(私は…私は……)

魔女「……」ブンッ!!

QB「よけるんださやか!!」

さやか「くっ…!!」

さやか「ハァハァ……」

QB「さやか…いい加減格好をつけてる場合じゃないはずだよ?下手したら死んじゃうんだ」

さやか「死……?」

QB「そう、だからマジメに戦ってくれ。今この町で頼りなる魔法少女は君しかいないんだ」

さやか「死……」

魔女「……」

ブンッ!!

さやか「いや…いやあああああああっ!!!」

ガキィンッ!!

爆死ソングか

魔女「!?」

さやか「――え?」

マミ「ふぅ、どうやら間にあったみたいね」

さやか「マ…マミさん!?」

QB「!?」

マミ「……事情は後で聞くわ。とりあえず、今はこの魔女を始末しましょう」

ほむら「……」

マミ「貴女も殺るの?じゃ、どっちが先に狩れるか競争しましょうか♪」

マミ「ナイトメア・イリュージョン!」

ドカーン!

さやか「……」

まどか「さやかちゃん!」

さやか「まどか……」

まどか「さやかちゃん、どうして魔法少女に……」

さやか「わ、私は……」

マミ「スカーレット・ヴェスペリア !」

ドカーン!!

ほむら「……」

ほむら(巴マミはさっきから何を言ってるの…?)

ただ単語くっつけただけwwwww

さやか「……」

まどか「さやかちゃん……」

さやか「くっ…!」

まどか「立っちゃダメだよさやかちゃん!こんなに傷が酷いのに…」

さやか「私が…私がやらなきゃ!!」

まどか「さ、さやかちゃん!?」

さやか「うわあああああっ!!」ダダダッ

マミ「美樹さん!!」

魔女「……」

さやか「食らえええええええっ!!!」

ポキンッ

さやか「あ、折れた」

バキィッ!!!

さやか「うわああああああああああっ!!?」

ファイナル弁当

まどか「さやかちゃん!!」

マミ「下がりなさい美樹さん!今の貴女じゃ無理だわ!」

さやか「まだ…まだぁ……!!」

さやか「たかが剣一本折れただけ…」

さやか「一本がダメなら二本…二本がダメなら十本……」

さやか「十本がダメなら……百本だ!!」

魔女「!?」

さやか「魔壊暗黒剣奥義!!」

さやか「スーパーウルトラ最強超爆裂神聖剣!!!!!」

魔女「!?」

ドカーーーーンッ!!

さやか「邪気…退散!!」

暗黒剣なのに神聖剣とはどういうことだ

>>431
FF4にいただろ、試練を乗り越えたんだよ

まどか「た、倒しちゃった…」

ほむら(い、今のは……?)

マミ「……」

さやか「はぁはぁ…」ドサッ

まどか「さやかちゃん!!」

さやか「あはは…やったよまどか。初めてにしちゃあ上手くやったでしょ、私?」

まどか「こんなの…無茶しすぎだよ……」

マミ「…ええ、それに何?今の必殺技は」

さやか「……」

マミ「あれでは…真の必殺技とは言えないわ」

マミ「さっき美樹さんが放った一閃……あれは人を守るためではなく、死の恐怖から逃れるための一撃」

マミ「そうでしょ?」

さやか「……」

マミ「ネーミングも、まるで思いつきだしね」

ほむら(どういうこと…?)

マミさんのもたいして変わらない件

最終審判(ジャッジメント)

マミ「とにかく…色々話があるわ、QB」

QB「……」

マミ「どうして美樹さんが魔法少女に?」

QB「僕はさやかに頼まれただけだよ」

まどか「うそ…」

ほむら「うそね」

さやか「ち、違う!本当だって!」

さやか「恭介の腕を治してもらうために…私は……」

ほむら「なんて事を…」

さやか「けど、私は…私は後悔してない!!」

マミ「……」

まどか「さやかちゃん…」

マミ「…分かったわ、とりあえず今日はもう帰りましょう。傷も癒さなきゃいけないしね」

さやか「……」

マミ「…これから忙しくなりそうね」

まどか「マミさん…」

マミ「今夜も月が赤いわ…」

ほむら「…?」

QB「僕たちも行こう、さやか」

さやか「……うん」

マミ「……」

毎晩月が赤いんだなwww

まどか宅

まどか「さやかちゃん…」

QB「こうなった以上仕方ないよ。魔法少女の道に進むのはさやかが決めたことだ」

まどか「そうだけど…魔法少女って危険なんでしょ?」

QB「……」

まどか「さやかちゃん大丈夫かな…マミさんがフォローしてくれるからいいけど……」

QB「マミ、か……」

QB(まさか、さやかまで彼女の影響を受けていたとは……なんて感受性が豊かな年頃なんだ)

QB「……僕、ちょっと用事があるから出かけてくるよ」

まどか「うん…おやすみ」

カーマイン先生チーッス!

マミ宅

マミ「暗黒銃……魔壊暗黒銃〝デスケルベロス〟」

マミ「うん、良い感じね」

マミ「あとは……」

マミ「スーパーウルトラ……ダメね、趣味じゃないわ」

マミ「……はぁ」

マミ「……」

マミ「まどかちゃん、今何をしてるのかしら」

醒めない夢(デイドリーム)

某所

QB「ありがとう、来てくれたんだね」

杏子「いきなり呼んで何なの?」

QB「いやあ…実はこの町でちょっと色々問題があってね」

杏子「問題?」

QB「マミのことで…」

杏子「パス」

QB「ちょっと待ってくれ」

杏子「絶対イヤ」

QB「君だってこの地域をマミから奪いたいだろ?」

杏子「なに?珍しいじゃん、あんたが戦いを仕向けるようなこと言うなんて」

QB「……」

…正直あんこちゃんになんとかできるとは思えない

杏子「というわけだから、マミとは関わりたくないしあたしもう帰るね」

QB「待ってくれ杏子!」

杏子「あ?」

QB「頼む、この通りだ。今は君の力が必要なんだ」

杏子「……なにしちゃってるの?」

QB「土下座だよ。この世界では頼み事をする時にこうするんだろ?」

杏子「ぷっ…あっはははは!!」

QB「なにか間違っていたかい?」

杏子「いいや…くくっ」

杏子「ずいぶんと面白いもん見れたよ」

QB「……」

杏子「…いいよ、土下座に免じてこの町でちょっと暴れてあげる」

杏子「やるならやってやろうじゃん、マミをぶっ潰すくらいにね」

ちょっと内容忘れたから9話まで見返してくる

あんこちゃんさやかと戦う
まどかさやかを投げ捨てる
新谷ビッチ
さやか魔女化、あんこちゃん爆死
QB大勝利

こんな感じか?
でもマミさんがこれらのイベントに介入できるから予想がつかない…

>>510
「眼帯」「魔眼」「烈風丸」「烈風斬あああああん!!」「私は戦うことでしか生きられない」

もっさんって凄い逸材だったんだな・・・キルアやマミさん並みだ

>>531
眼帯と魔眼はウィッチの能力だよw
厨二病じゃないよwww

烈風丸と烈風斬はあれだし、使命感で痛い子になってるのは魔力が無くなっていくのを焦って自分に酔ってのことだから大目に見てやってよ

特撮枠はあんこちゃんじゃね?

>>538
名乗りをあげたり「変身!」とか言うのか……

やっべ可愛い

>>541
杏子「蒸着!」
杏子(裏声)「コンバットスーツ電送シマス」
杏子(だみ声)「説明しよう!魔法少女はソウルジェムから電送さられたスーツを蒸着することにより
         0.05秒で変身が完了するのだ!」←実際には5秒くらいかかってる

さやか宅

さやか「えーっと、マジックマジック……」

さやか「あった」

QB「さやか、入っていいかい?」

さやか「あっ、QB。どうしたの?」

QB「ちょっと様子を見にね。調子はどうだい?」

さやか「体はもう大丈夫」

QB「そうか…それで、今後のことなんだけど」

さやか「……」キュッキュッ

QB「何をしているんだい?」

さやか「なにが?」

QB「いや、何でマジックで腕を塗って…」

さやか「……」キュッキュッ

QB「……」

翌日

仁美「ふわぁ~……」

仁美「あらごめんなさい、はしたない」

さやか「どうしたのよ仁美、寝不足?」

まどか「大丈夫?」

仁美「ええ、夕べは病院やら検査やらで夜遅くまで…」

さやか「なにかあったの?」

仁美「何だか私、夢遊病かなにかで…」

まどか(そっか、昨日の魔女のせいで…)

さやか「へぇー……くっ!?」

まどか「さやかちゃん?」

仁美「あら?どうしたんですか、さやかさん」

仁美「腕なんかおさえて……」

さやか「な、なんでもないの……あはは」

仁美「怪我してるんですか?」

さやか「うん…まぁちょっと包帯巻いてるんだけどね」

仁美「まぁ!?大変ですわ!!」

仁美「一体なにがあったんですの!?」

さやか「大丈夫大丈夫、大したことないからさ」

まどか(さやかちゃん、まさか昨日の怪我が……)

さやか(まどかには後で教えてあげるわよ……)

続きキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
&包帯キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

放課後

まどか「さやかちゃん…大丈夫?」

さやか「うん……」

マミ「その腕、まさか…!!」

さやか「こ、これは…」

QB「……」

マミ「包帯を取って」

さやか「……」シュルリ

マミ「っ……」

まどか「な、なにこれ…なんでさやかちゃんの腕に黒い模様が……?」

さやか「魔痕……これが奇跡を叶えた代償よ」

QB(えっ)

もうwwwやめてあげてwwwwww

さやか「私は恭介の腕を治すことを願いに魔法少女になった」

さやか「その分、負担が私のほうに回ってきたの……」

まどか「そんな…どういうことなのQB!?」

QB「いや、願い事にそんな代償は……」

さやか「QBは悪くないの!この運命を受け入れたのは…私の意志なんだから」

まどか「さやかちゃん……」

QB「…いや、だからね」

マミ「美樹さん、貴女の覚悟は理解したわ」

さやか「……」

まどか「びょ、病院に行こうよさやかちゃん!そんな腕じゃ……」

さやか「無理よまどか。現代の医学では治療不可能なの…」

こりゃそろそろQBに感情が芽生えるんじゃなかろうかwwwww

さやか「……でもいいんだ、これで」

まどか「さやかちゃんは…そんな腕になって怖くないの?」

さやか「そりゃちょっとは怖いけど……」

さやか「でも、私が魔法少女になってなかったらあの時仁美が死んでいたのかもしれないし」

さやか「そっちのほうがよっぽど怖いよね」

マミ「……」

まどか「さやかちゃん…」

さやか「だーかーらー、なんつうかな…自信?安心感」

さやか「ちょっと自分をほめてあげたい気分つうかね……」

さやか「まぁ…舞い上がっちゃってますね、私!」

まどか「でも…私は怖いよ」

まどか「もしさやかちゃんが…闇から生まれし者に身体を支配されちゃったら……」

さやか「まどか……心配しないで!」

さやか「私には、私の〝コネクト〟があるから」

まどか「さやかちゃんの、コネクト…?」

さやか「恭介…恭介がいるから、私は闘えるの」

まどか「上條君が…?」

さやか「うん…あはは、なんか恥ずかしいね」

マミ「そう…美樹さんも見つけたのね」

マミ「自分のコネクトを」

さやか「うん…だからマミさん、これからは」

マミ「えぇ、一緒に闘いましょう。さやかさん」

さやか「え?」

マミ「うふふ」

さやか「マミさん……はい!私がんばります!」

まどか「なんか…私だけ戦えないのが悔しいなぁ」

さやか「まどかはそんな事しなくていいんだって」

マミ「そうよ、まどかさんは私の心の支えなんだから」

まどか「はい……」

まどか「そうだ、あのねさやかちゃん」

さやか「なに?」

まどか「闘えない私だけど…何かできないかなって思って」

まどか「さやかちゃんの必殺技を考えてきたんだよ!」

さやか「私の必殺技…?」

まどか「うん、例えばこれとかどう?」

まどか「〝レインボーゴージャスハリケーンストーム〟」

まどか「この技が当たった魔女はね、死ぬんだよ!」

さやか「まどか、気持ちはありがたいけどさ…」

さやか「魔法少女の必殺技を考えられるのは魔法少女だけなの」

さやか「だから…その技は私には使えない」

まどか「そうなんだ…ごめん」

さやか「でも、嬉しいよ。ありがとね、まどか」

QB「……」

さやか「さて、じゃあ私はちょっと病院寄っていくね」

まどか「へー魔痕って毎日位置とか形が微妙に変わるんだ」
まどか「なんか黒い汗出てるよ」

今のところ誰も脱落していない大円満ルートです
QB?知らんがな

>>649
それを言うなら大団円

まどか「さやかちゃん、無事でよかったですね」

マミ「そうね…」

まどか「でもさやかちゃん、明るく振舞っていても内心怖いはずなんです」

まどか「優しい子だから……」

マミ「分かってるわ、まどかさん」

マミ「私もこの右目に魔眼が備わったと知った時、恐怖で眠れなかった……」

マミ「結局私たちは…人ならざる者。この混沌とした世界にとっては異端者…」

まどか「マミさん……」

マミ「大丈夫よまどかさん。私は平気だから」

マミ「それと、さやかさんにはあまり無茶させないようにしないとね」

病院

上條「昨日はごめんねさやか。気がめいってたとはいえ…あんな酷いことを…」

さやか「いいのいいの、腕が治ってよかったじゃん」

さやか「退院はいつなの?」

上條「ちゃんと歩けるようになってからかな」

さやか「そうなんだ…」

上條「なんか不思議だよね…絶対に治らないと思ってたのに」

上條「奇跡って…あるんだね」

さやか「恭介……くぅっ!?」

上條「ど、どうしたの?」

さやか「…ううん、何でもないの。恭介は気にしないで」

さやか「またアレが……」

上條「え?」

さやか「あはは、何でもない何でもない」

しかし上条も厨二病ならば!!

杏子「ふーん、あれがルーキーの……」

QB「……」

杏子「ま、とりあえずあの子にちょっかい出してみようかな」

QB「……」

杏子「どうしたのさ、黙っちゃって。元気ないじゃん」

QB「いや……それより杏子」

杏子「分かってるって、あんなの楽勝楽勝」

杏子「瞬殺っしょ」

QB「ほどほどにね。マミたちには現実さえ理解してもらえればいいんだ」

杏子「はっ…どうかな、うっかり殺しちゃったりして」

QB「まぁ…君の好きにしていいよ」

さやか宅

さやか「ふぅ……」

QB「準備はいいかい?さやか」

さやか「うん、魔痕の疼きもようやくおさまってきたところだし」

QB「君たちは時々本気なのか演技なのか分からなくなるよ…」

さやか「なにが?」

QB「いや…」

さやか「それより行こっか、デスゲームに」

まどか「あっ、さやかちゃん」

さやか「まどか、どうしたの?」

まどか「さやかちゃんについて行ってもいいかな…?」

さやか「本当?うれしいよまどか」

さやか「でも、ここから先はノーマル(魔法少女ではない者)には危険だから……」

まどか「うん、分かってる。でもついて行きたいの」

さやか「まどか……。そういえばマミさんは?」

まどか「マミさんは用事があるから、後で来るって」

さやか「そっか…ちょっと不安だけどしょうがないね」

さやか「でも、いつまでも先輩に頼っていられないし、頑張らないと」

          暗黒のデスゲーム

        開     催      だ

      n:    ,r:::::ヾWゾ::::ヽ.    .n:
      ||    !::::::r──、::::::)   ||
      ||   Y:::::{(゚)(゚)(゚)}:::ノ    .||
     f「||^ト    ヽ:::ヾIIIIツ::ノ   .「||^|`|
     |:::  !}       □ ̄    |!  :::}
     ヽ  ,イ / ̄ ̄ハ ̄ ̄\ ヽ  ,イ

さやか「うーんっと……ここら辺かな」

さやか「いた!」

QB「ここは…使い魔の結界だね」

さやか「なんだ、まぁこっちは初心だから別にいいけど」

使い魔「きー」

まどか「あっ、あそこだよっさやかちゃん!!」

さやか「任せて!」

さやか「ライフ・オブ・エナジー、セット!」

さやか「ミラクルマジカル!メタモルフォーゼ!!」

さやか「颯爽登場!愛の魔法戦士、さやか!!」

まどか「さやかちゃん!」

さやか「しっかり私の後ろに隠れてるんだよ…なに、すぐ終わらせるよ」

チャキィンッ

さやか「でやっ!!」

バシュッ!!

使い魔「きー!!」

さやか「すばしっこいね…はあっ!!」

ガキィン!!

さやか「っ!?」

杏子「ちょっとちょっと、なにやってんのさ、アンタ達」

運命の出会い

まどか「だ、誰!?」

さやか「まさか…新しい魔法少女?」

杏子「見てわかんないの?あれグリーフシード持ってない使い魔じゃん」

さやか「でも、放っておいたら人を襲うんだよ!?」

杏子「だからさ…四、五人食って魔女になるまで待てって言ってんだよ」

さやか「っ!?」

まどか「そんな…魔法少女なのになんでそんなこと……」

さやか「ライフエナジーの乱れを感じる……」

まどか「まさかあの子…!」

さやか「うん、間違いない。闇から生まれし者に身体を支配されているね」

杏子「は?」

マミさんとあんこが意気投合しそう

その考え!人格が悪魔に支配されている!

あんこちゃん逃げてーwwwwwwww

さやか「自分に負けちゃダメ!正気を取り戻して!!」

まどか「そうだよ、自分のコネクトを思い出して!!」

杏子「……」

杏子(なるほどね…マミが変なことを吹き込んだのか)

杏子「はぁ…良い機会だから教えてあげるよ」

さやか「え?」

杏子「アンタ達なんか勘違いしてるみたいだけどさ…」

杏子「弱い人間を魔女が喰う、その魔女をあたし達魔法少女が喰う…」

杏子「この世界はそうやってできているの」

杏子「正義だとか愛だとか、そんなおちゃらけた…」

さやか「ぐああああああっ!!」

まどか「さやかちゃん!?」

杏子「な、なんだよ」

まどか「どうしたのさやかちゃん!!」

さやか「感じる…あの子の闇と、私の魔痕が共鳴している……!!」

杏子「おい…」

さやか「くっ…なんて深い闇なの……」

さやか「それでいて、どこか悲しい……」

まどか「さやかちゃん、大丈夫!?」

さやか「ハァハァ……」

杏子「……」

さやか「ぐっ…ああああああああああああああああああっ!!!」

まどか「さやかちゃん!?」

杏子「お、おい…体調悪いんだったら今度でも……」

さやか「だ、大丈夫よまどか…あの子は私が救ってみせる!!」

さやか「うっ…くぅっ……!!」

さやか「待ってて!必ず助けるから!!」

杏子「えぇと……」

杏子「まぁいいや…闘うってんなら相手してやるよ、ひよッ子」

杏子「一発かまして目ぇ覚まさせてやる」

さやか「はァッ!!」

バキィン!!

さやか「っ!?」

杏子「……」

さやか(くっ…強い)

杏子「遊び半分で首を突っ込まれるのってさ、ほんとムカつくんだ」

シュババババ!!ガキィンッ!!

さやか「きゃあっ!?」

まどか「さ、さやかちゃん!!」

ttp://skm.vip2ch.com/-/hirame/hira013580.jpg

さやか「がはっ…かっ……」

杏子「ふん、ちっとは頭を冷やせっての」

さやか「…………くっ」ザッ

杏子「…おっかしーな。全治三ヶ月ってぐらいにはかましてやったんだけど」

まどか「さやかちゃん…平気なの?」

QB「彼女は癒しの祈りを契約に…」

さやか「大丈夫よまどか…こんなの平気。今はちょっと魔力を防御に回しているから」

さやか「それに私は、彼女を倒すんじゃなくて…助けなきゃいけないんだしね」

さやか「何度だってあの子の悲しみを受け止めてあげないと…」

まどか「さやかちゃん……」

QB「……」

杏子「……」

杏子(なにコイツ…完璧にマミ2号じゃんか……)

さやか「さぁ、かかってこい!!」

杏子「ちっ…そんなに死にたかったらお望みどおりにしてやるよ!!」

バキンッ!!ズバババッ!!バシュンッ!!

さやか「かはっ…!?」

まどか「さやかちゃん!?ど、どうしよう…さやかちゃんが死んじゃうよ!!」

QB「…救う方法が一つだけある」

まどか「え?」

QB「まどか、君が僕と契約してさやかを助けるんだ」

まどか「私が…?」

QB「そうだ、君なら杏子にだって」

ほむら「それには及…  マミ「それには及ばないわ」

まどか「あっ、マミさん!!」

ほむら「……」

さやか「マ、マミさん…」

杏子(げっ)

マミ「遅くなってごめんなさい」

さやか「マミさん…私……」

マミ「分かっているわ…いいのよ、気にしないで」

さやか「……」

杏子(あーあ…めんどくさいのが来た……)

             デス・クリムゾン
マミ「久しぶりね、〝真紅の死神〟」

マミ「相変わらずやんちゃしているのね」

デスクリムゾン言うなwwwwwwwww

ほむほむのことはなんて呼ぶんだろう

杏子「デ、デス…?」キョロキョロ

マミ「……」

杏子「え?私のこと?」

マミ「一体なんの用かしら、まどかさんの友達にこんな事をして」

杏子「いや、お前こそ何だよ急に…」

マミ「貴女たちのやり取りは一部始終監視していたわ」

さやか「えっ…」

マミ「ごめんなさい、さやかさん…貴女を試したかったの」

           デス・クリムゾン
マミ「貴女は…〝真紅の死神〟をその身をもって救おうとする気持ちは分かるわ」

マミ「けど…もう少し自分の命を大切にしなさい。貴女が死んで悲しむ人だっているのよ」

さやか「……はい」

杏子「あ、うん……」

ほむら(……出づらい)

まどか「あれ、ほむらちゃん」

ほむら「あっ……」

ほむほむ見つかったw

マミ「あら、奇遇ね」

ほむら「……」

杏子(なんだ…また新手の魔法少女か?)

杏子「何なんだ、お前。お前もマミの味方か?」

ほむら「…私は冷静な人の味方で、無駄な争いをするバカの敵」

ほむら「あなたはどっち?佐倉杏子」

杏子「なっ…なんで私の名前を!?」

マミ(冷静な人の味方で、無駄な争いをするバカの敵……)

マミ(使えそうね…機会があったら私もそう名乗り上げてみよう)

杏子「……」

ほむら「……」

杏子「…こうもゴチャゴチャしていたらどうしようもねえ」

杏子「今日のところは帰らせてもらうぜ」

ほむら「……」

     デス・クリムゾン
マミ「〝真紅の死神〟…あなたがこの町に来たということは、いよいよアレ始まるのね」

まどか「あれって…何ですか?」

マミ「……そのうち分かるわ」

ほむら「……」

まどか「あっ、ほむらちゃんも助けに来てくれたんだよね。ありがとう」

ほむら「鹿目まどか…あなた、さっき契約しようとしていたわね」

まどか「えっ…」

ほむら「契約はするなと忠告したはずよ。あなたは一体どこまで愚かなの」

まどか「……」

マミ「暁美さん、貴女に少し話があるわ」

ほむら「私にはないわ、巴マミ」

まどか「あっ、待ってほむらちゃん」

さやか「行っちゃった……」

マミ「……」

さやか(くっ…私はまたダメだった…)

さやか(こんなんじゃ…魔法戦士なんて……)

マミ「……哀しみが広がっていく」

マミ「なのに…なんて綺麗な夕日なんでしょう」

魔法戦士にランクアップしてるよ

さやか宅

さやか「……」

QB「さやか、ソウルジェムは浄化しなくてもいいのかい?」

さやか「あぁ…うん」

QB「また浄化する時のために、早く新しいグリーフシードを手に入れないとね」

さやか「……」

QB「杏子は強かっただろ?余分なグリーフシードがあれば魔法を出し惜しみせずに使える」

QB「それが杏子の強みさ」

さやか「……」

QB「さやか、聞いているかい?」

さやか「私は…」

QB「え?」

さやか「私は…弱いッッ!!」

QB「…どうしたんだい急に?」

さやか「うっ…うぅ……」

さやか「力…力が欲しい……」

さやか「誰にも負けない…絶対的な力が……!!」

QB「だから魔女を倒してグリーフシードを…」

さやか「はっ!?」

QB「今度はなんだい」

さやか「今、変なこと言わなかった…?」

QB「いや、力が欲しいとか言ってたけど…」

さやか「……大変だよQB」

QB「え?」

さやか「私の中で生まれそうになっている…」

さやか「もう一人の私……〝SAYAKA〟が」

>さやか「私の中で生まれそうになっている…」
>さやか「もう一人の私……〝SAYAKA〟が」

あながち間違ってないから困る

QB「……」

さやか「ぐっ…魔l痕が疼きだした……!!」

さやか「なんて事なの…まさかっ……」

さやか「恭介…恭介ー!!」

さやか「ハァハァ……」

さやか「ねえQB…もしもう一人の私が現れたときは……」

さやか「その時は…あなたが私を……」

さやか「…あれ?QB?」

さやか「QBいないの?」

さやか「……その方が懸命かもね」

さやか「今の私に近づくのは…危険よ」

QB「こんなの絶対おかしいよ」

問題は後150ほどで完結するかだな

マミ宅

マミ「……」ピコピコ

QB「マミ、入ってもいいかい?」

マミ「あらQB、どうしたの?」

QB「……なにをしているんだい?」

マミ「ゲームよ。息抜きでもしようかと思って」

マミ「今日こそオメガウェポンを倒さないと」

QB「……やっぱりまどかのところに行くよ」

マミ「そう?見ていかないの?」

QB「うん…あまり夜更かしはしない方がいいよ、マミ」

まどか宅

QB「まどか……」

まどか「食らえ、必殺!〝レインボーゴージャスハリケーンストーム〟!!」

まどか「シュー……バリバリー!!ドカーン!!」

まどか「バシューーッッ!!バーーーンっ!!」

まどか「あっ、さやかちゃん危ない!!」

まどか「ズサーっ!!」

まどか「さやかちゃん、さやかちゃんしっかり!!」

まどか「さやかちゃーーーん!!!」




QB「……」

そろそろマミさんがテラブレイクを覚える頃だな

感情をエネルギーにするのが目的なら黙って見守るのも1つの手ではあるが

ゲームセンター


デデンデンデー♪

杏子「よっ、ほっ」

ほむら「……佐倉杏子」

杏子「…今度は何さ?」

ほむら「この町を、あなたに預けたい」

杏子「はぁ?どういう風の吹き回しよ?」

ほむら「魔法少女には、あなたみたいな子がふさわしいわ」

杏子「もとよりそのつもりだけどさ、マミとさやかってやつはどうする?」

杏子「ほっとけば、また突っかかってくるよ?」

ほむら「なるべく穏便に済ませたい」

杏子「あなたは手を出さないで。私が対処する」

>杏子「あなたは手を出さないで。私が対処する」

これはほむほむだよね
脳内変換しときます

ゲームセンター


デデンデンデー♪

杏子「よっ、ほっ」

ほむら「……佐倉杏子」

杏子「…今度は何さ?」

ほむら「この町を、あなたに預けたい」

杏子「はぁ?どういう風の吹き回しよ?」

ほむら「魔法少女には、あなたみたいな子がふさわしいわ」

杏子「もとよりそのつもりだけどさ、マミとさやかってやつはどうする?」

杏子「ほっとけば、また突っかかってくるよ?」

ほむら「なるべく穏便に済ませたい」

ほむら「あなたは手を出さないで。私が対処する」

QB「僕に感情がなくて助かったよ」

杏子「ふーん…ところでもう一つ聞きたいんだけどさ」

杏子「あんた何者?」

ほむら「……」

杏子「一体、何が狙いなのさ」

ほむら「二週間後…この町に〝ワルプルギスの夜〟が来る」

杏子「っ…なぜ分かる」

ほむら「それは言えない、とにかく私はそいつを倒せればこの町から離れるわ」

ほむら「あとはあなたの自由にして」

杏子「共同戦線ってことか、なるほどね……」

杏子「ま、確かに一人なら手こずっても、二人ならなんとかなりそうだね」

ほむら「……」

>>875
希望から絶望への落差がエネルギーになるんだろ
厨二病発症してたら絶望しなさそうな気もする

>>895
その落差部分はほむほむやあんこちゃんが提供してくれるから釣り合うんじゃね

ご飯行ってくる

じゃあ俺もご飯

QB「ククク…これが『感情』ってやつかあ…悪くないぜ」

QB「               心か                    」

マミ「最終奥義!ファイナルティロ・フィナーレ!」

くらいまでやって欲しい

なんか中途半端になりそうだから続きはまた今度

マミさんがそんなに好きかあ!

このスレもリアル・フィナーレが近づいてきた

たぶんVIPでやる
楽しいから

スレタイ忘れたんだけど、ここと同じ時にスレストされたSSスレで
死んじゃった魔法少女たちがあの世で仲良く生活するまどかSSの続きはどっかで再開してたら教えてください

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom