ヤクルト「私達仲良しよぉ」広島「なのだわ」横浜「だよね」 (12)

横浜「僕たちはずっと一緒さ」

広島「そうね、お金で選手を買い集めるような球団とは違うのだわ」

ヤクルト「全くよぉ」


数年後

ヤクルト「ごめんなさい、私次のステージに行くことに決めたわ」

広島「な…ヤクルト!?」

横浜「そんな…僕たちはズットモだって言ってたのに…」

ヤクルト「Aクラスで会いましょ…ファサ」

横浜「ひどいよヤクルト…僕達ずっと仲良しだって思ってたのに」

広島「もうあんなジャンクのことを話すのはよしましょう
    大丈夫、私は貴女を置いて行ったりしないのだわ」

横浜「広島…」

横浜「ねえ広島、なんで僕達こんなに弱いんだろ」

広島「そ、それは…」

横浜「僕にも強い時期があったらしいんだけどね…」

広島「横浜、過去を振り返っても仕方がないわ
    これからのことを考えなければ…」

横浜「でも僕は、広島を抜け駆けしてAクラスになるくらいならずっとBクラスのままでいいと思ってるんだ」

広島「よ、横浜…貴女って子は…!」

横浜「上がる時は一緒だよ、広島」

広島「ええ、ええ横浜!そしてあのヤクルトを見返してやるのだわ!」

それから数年後

横浜「今年も惜しかったね、広島…」

広島「いいえ横浜。やはりまだ私が上がるには力不足だということよ…
    それに決めたでしょう。上がる時は二人一緒だと
    来年こそは一緒に上がるのよ蒼星石」

横浜「ひ、広島…!」

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