ミカサ「エレンに近寄る害虫を駆除する」 (16)

アルミン「…なるほど、エレンに好意を抱いている女の子にエレンの事を諦めさせたいんだね?」

アルミン「じゃあ、簡単だよ」

アルミン「ほかの人の事を好きにさせちゃえばいいんだよ」

ミカサ「なるほど」

アルミン「でも、他人に協力して貰うのは難しい」

アルミン「いい案があるんだ」


アルミン「ミカサの事を好きにさせちゃえばいいんだ(ニッコリ)」



ミカサ「さすがアルミン。賢い」

ミカサ「私の事を好きにさせる…か」

ミカサ「とりあえず、アルミンに貰った、女を落とすテクニックという本は読んだ」

ミカサ「まずは誰からいこうか?」

>>5

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アニ

ミカサ「…いきなりラスボスって気分だけど」

ミカサ「アニを惚れさせる方法が思い浮かばない」

ミカサ「とりあえず、アニを探そう」


食堂

アニ「…」もぐもぐ

ミカサ「…(ボッチ飯…っていうかなんで食堂にアニしかいないの…)」

アニ「(こんな時間に1人でミカサが食堂に来るとはね…)」

ミカサ「(まぁ、もうすぐ3時だし、みんなどこかに出かけてるんだろう)」

アニ「(……なんでこっちに来るんだろう)」

ミカサ「…」(隣に座る)

アニ「えっ」

ミカサ「隣、いい?」

アニ「…構わないよ」

アニ「(いやなんでこんなに空席あるのにわざわざ一番入り口から遠い端っこに座ってる私の横に来るのおかしいでしょ)」

アニ「…何か用?」

ミカサ「別に。アニと一緒に食べたかっただけ」

アニ「っ…そうかい(…なんか恥ずかしい)」

ミカサ「それ。美味しそう」

アニ「普通のスープだよ」

ミカサ「ほしい」

アニ「買ってきな」

ミカサ「…」

アニ「…」

ミカサ「……」じいいいい

アニ「…そんなに見られたら食べづらいんだけど?」

ミカサ「そのスープほしい」

アニ「……ほら」すっ

ミカサ「飲ませて」

アニ「あ?」

ミカサ「…だめ?(上目遣い)」

アニ「……ひ、一口だけだ…」

ミカサ「…(ちょろい)」

アニ「ほ、ほら。」ひょい

ミカサ「あーんってして」

アニ「…ぁ、あーん…」かああ

ミカサ「ん……うん、おいしい」

ミカサ「いつもよりおいしい。アニがあーんしてくれたおかげ」

アニ「…」ふい

アニ「もういいかい?私は帰るよ」

ミカサ「まって」

アニ「…?」

ミカサ「どうせアニはこのあと暇」

アニ「…」イラッ

ミカサ「私の買い物についてきてもらう」

アニ「1人で行ってきな」

ミカサ「最近、街で不審な男が多い」

ミカサ「それでも私に1人で買い物に行けと言うの?」

アニ「(いやむしろその不審な男がミカサに絡まないか心配なんだけど)」

アニ「…仕方ない。私も欲しい物がある、行こうか」

ミカサ「やった♪」むぎゅ

アニ「!??!?!?!?!?!?」

ミカサ「行こう、アニ」

アニ「う、腕に抱きつかれると動きづらい…(痛い…)」

ミカサ「良いから早く行こう」メキメキ

アニ「ゎ、かった…から…離して…折れる…」

ミカサ「…」すっ

ミカサ「こっちの方が歩きやすい」手ぎゅっ

アニ「あっ…///」

ミカサ「行こう?」

アニ「…うん///」

ミカサ「(ちょろいな)」



ミカサ「…」ギュッ

アニ「…///」きゅっ

住人A「あらまぁあの子たち、手なんか繋いじゃって、仲が良いのねぇ」

住人B「姉妹か何かかな?」

住人C「でもぜんぜん似てないよ?カップルじゃない?wwwwwwww」

アニ「み、ミカサ…恥ずかしくないのかい?」プルプル

ミカサ「なんで?私はアニとこうやって歩けてとても楽しい」

アニ「…好きにしな///」ギュッ

ミカサ「…(いつものアニと違う…乙女の顔をしている)」

ミカサ「…(これは放っておくとまずい!エレンもこの女の虜にされてしまう!)」

ミカサ「…(それだけは絶対に阻止しないと…)」

アニ「…(顔こわ)」

ミカサ「…ねぇ、アニ」

アニ「なんだい?」

ミカサ「好きな人とかいるの?」

アニ「えっ」

アニ「…い、いない、そんなの」

ミカサ「そんなの、楽しくない」

ミカサ「好きな人作れば、楽しい、と思う」

アニ「出来ないもんは仕方ないじゃないか…」

ミカサ「じゃあ、今からアニの好きな人を作ってあげる」

アニ「え?」

ミカサ「私とこれからカップルしよう」

アニ「か、カップル…な、なな何言ってる、女同士でそんな…///」

ミカサ「女とかそんなの関係ない」

ミカサ「別に私は女が好きなんじゃない」

ミカサ「好きになった人が女だったの」

ミカサ「それがあなた」

アニ「…///」

ミカサ「アニ。私はアニの事が好き。付き合ってください」

アニ「か、からかわないでよ…///」

ミカサ「私は本気。証拠もある」

アニ「何…?」

ミカサ「…」ちゅっ

アニ「っ///」

ミカサ「…分かったでしょう?私が本気だと」

アニ「…///」コクリ

ミカサ「返事、聞かせて欲しいな」

アニ「わ、私は……」

忘れてた

1.OK
2.NO

>>16

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