つかさ「お姉ちゃん、こなちゃん、ゆきちゃん、ゲームをしようよ」(966)

つかさ「お姉ちゃん、こなちゃん、ゆきちゃん、ゲームをしようよ」

かがみ「どんなゲームなの?」

みゆき「申し訳ありませんが、私テレビゲームとかは苦手で……」

つかさ「大丈夫だよ。誰にでもできる簡単なゲームだから。
     嘘の告白ゲーム、って言うの」

こなた「嘘の告白ゲーム……?」

つかさ「うん。まず、くじ引きをして、質問者と回答者を決めるの。
     それで、質問者は回答者に一人一つずつ質問をしていくんだけど、
     回答者は必ず一つだけ嘘を混ぜないといけないの」

こなた「何か、有名なコピペに似たようなゲームがあったような気が」

つかさ「気にしない、気にしない」

かがみ「嘘は一つしかついちゃいけないの?」

つかさ「そうだよ。嘘が多くても少なくても駄目なの。どこか一ヶ所だけ」

みゆき「質問者が回答者の嘘をついた箇所を当てれば質問者の勝ちなのですか?」

つかさ「うん。逆に回答者が質問者に、嘘を見抜かれなければ回答者の勝ち」

こなた「何か面白そうだね。やってみようか」

みゆき「そうですね。そのゲームなら私にもできそうですし」

かがみ「くじはどうする?」

みゆき「このトランプにしましょうか。ハートのエース、ダイヤのエース、
     スペードのエースと、ジョーカーを混ぜて、ジョーカーを引いた人が
     回答者で、それ以外の人が質問者というのはどうでしょう?」

つかさ「うん、それいいねー。じゃあ、ハート、ダイヤ、スペードの順に質問
     していくってことでいい?」

かがみ「順番も決めちゃうの?」

つかさ「やってみると分かるだろうけど、このゲームは質問する順番も大事だから」

こなた「みゆきさん、トランプ貸して。私がカードを切るから、みんな順番に引いてね。
     私は残ったカードにするから」

つかさ「私は――スペードだね」

かがみ「私はハートだったわ」

みゆき「私はダイヤでした」

こなた「ってことは、私がジョーカーかあ。よし、どんと質問こい!」

かがみ「って言われても、いきなり質問なんて思いつかないわよ」

こなた「何でも質問していいよ」

かがみ「じゃあ聞くけど……こなたの初恋の話をしてもらえる?」

こなた「え……初恋?」

かがみ「うん。初恋の相手とか状況とか教えて」

こなた「これは『一つの質問』になるの?」

つかさ「さぁ」

かがみ「さぁって……あんたがやろうって言い出したのに」

つかさ「だって、私が考えたゲームじゃないし」

こなた「まあいいや。とりあえず『告白』してみるね。
     私の初恋の相手は、ずばりお父さんだったんだよ」

かがみ「おいおい」

こなた「そのとき、私はまだ六歳だった。お父さんが好きで好きで
     たまらなかった私は、ある日、お父さんと一緒にお風呂に
     入っているときに結婚してってお願いしたの。そしたら
     お父さんは、いいよ、って言ってくれた」

かがみ「これ……嘘よね?」

つかさ「お姉ちゃん、黙って聞いて。質問は一人一回までだから」

こなた「ただしお父さんは、一つだけ条件をつけた。それは、
     お母さんが生きているうちは決して私と愛し合わない、
     という条件だった」

かがみ「ちょっと待ってよ。それじゃあまるで……」

こなた「だから私は、ずっと待っていた。お母さんが死ぬのを。
     そして――ある日、お母さんが死んだ。だから私は、
     お父さんと結ばれた。以上、初恋の話でした」

かがみ「えーと……」

つかさ「次はゆきちゃんの番だね」

みゆき「わ、私ですか? いったい何を質問すれば……」

つかさ「それは自分で考えないと」

みゆき「じゃあお聞きしますが、お母様はどのような状況で
     亡くなったのでしょうか?」

こなた「お母さんは、感電死したんだよ」

かがみ「感電死……? あんたのお母さんって、
     病弱だったんでしょ? 病死したんじゃなかったの?」

つかさ「お姉ちゃんの質問は、もう終わりだよ」

かがみ「分かってるけど……」

こなた「私が七歳のときの朝だった。お母さんは台所で
     お茶碗洗いをしていた。そのすぐ傍にはトースターが
     置いてあった。お父さんが学生時代から愛用している
     古いトースターだった。そのトースターが、
     水を溜めた洗い桶の中に落ちた。そしてお母さんは
     感電して死んじゃったんだよ。まあ、身体が弱かった
     というのも理由の一つなんだろうけどね」

かがみ「そんな話、初めて聞いたわ」

こなた「まあ、これも嘘なのかもしれないけどね」

かがみ「自分で言うなよ」

つかさ「最後の質問は、私だね」

かがみ「ねえ、つかさ。もうこんなゲームやめにしない?」

つかさ「どうして?」

かがみ「どうしてって、人のプライバシーを覗き見するみたいで
     気分が悪いわ」

つかさ「告白を聞いた人が他の人に秘密をバラさなければ
     済む話だよ」

かがみ「それはそうかもしれないけど……」

つかさ「じゃあ、私の質問。こなちゃんは、お母さんを殺したの?」

かがみ「つかさ! あんた、何て質問するのよ!」

つかさ「いいじゃない。ただのゲームなんだから」

かがみ「でも、七歳の女の子が母親を殺せるはずないわよ」

つかさ「どうして? トースターを落とすくらい、誰にでも
     できるでしょ? それで? こなちゃんは、
     お母さんを殺したの?」

こなた「まさか。私がお母さんを殺すわけないじゃん。まあ、
     お父さんと愛し合うためにお母さんが邪魔だったのは
     事実だけどね。でも、私は殺してなんかいないよ」

みゆき「そ、そうですよね」

かがみ「いくらお父さんが好きだからって、お母さんを殺すわけ
     ないものね。よかったわ」

つかさ「ねえ、二人とも、何か忘れてない?」

かがみ「え?」

みゆき「あ、そうでしたね。この告白には、嘘が混ざっているん
     でしたよね」

こなた「さあ、私がどの部分で嘘をついたのか、当ててみてよ」

かがみ「嘘って、一ヶ所だけなのよね? この告白が全部
     嘘だったってことはないの?」

こなた「嘘は一つしかついてないよ」

みゆき「そのことに関して疑問があるのですが」

こなた「何?」

みゆき「例えば、お母様を殺していない、という意味のことを
     二回言いましたけど、仮にこの部分が嘘だったとして、
     これは二回嘘をついたことになるのでしょうか?」

つかさ「うーん……。よく分かんないなあ」

かがみ「ゲームをやろう、って言い出したのはあんたなんだから、
     それくらい最初に説明しておきなさいよ」

つかさ「でもさあ、同じ意味のことを繰り返しているだけなら、
     それは嘘が『一ヶ所』と考えてもいいんじゃないのかなあ」

かがみ「……そうよね。そうしないと、一番最初の質問の答えの
      部分で嘘をついちゃったら、それを前提として質問に
      答えられなくなっちゃうものね」

みゆき「そう言えば確認していませんでしたが、嘘をついた部分を
     当てるのも、一人一回までなのですか?」

つかさ「それはそうだよ。一人一回までじゃないと、順番に聞いていけば
     いつかは当たっちゃうじゃない」

みゆき「これはよく考えられたルールですね」

こなた「どゆこと?」

みゆき「例えば、回答者が質問者の質問に対して、極限まで
     短い回答しかしなかったとします。極端な話、『はい』か
     『いいえ』で答えられる質問ばかりされて、『はい』と
     『いいえ』以外の回答をしなかったとします。すると、
     回答者は必ず負けてしまうのです」

つかさ「え? どうしてそうなるの?」

かがみ「だって、嘘をついている箇所が三つしかないことになるから、
     三人が一つずつ『それは嘘でしょ?』って言えば、誰かは
     正解するじゃない」

つかさ「あ、そうか」

みゆき「だから回答者は、質問者の質問に対して、できる限り詳しい
     回答をしなければならないのです。回答が長くなればなるほど
     嘘をついた場所の選択肢が増えるので当てられにくくなります。
     しかしそれは同時に、自分の秘密をより多く曝け出さなければ
     ならないという諸刃の剣でもあるのです」

こなた「ねえ、早く嘘をついた場所を当ててよ。待ちくたびれちゃった」

かがみ「じゃあ……誰から嘘を当てる?」

つかさ「質問をした順番でいいんじゃないのかな?」

かがみ「わ、私から?」

こなた「じゃあかがみんからドゾー」

かがみ「『初恋の相手がお父さんだった』という部分が
      嘘なんでしょ?」

つかさ「まあ、無難な質問だよね。その部分が嘘なら、
     こなちゃんの好きな相手はお父さんじゃなくて、
     お母さんもただの事故死だったってことになるんだから」

かがみ「あんたは黙ってなさい。こなた、そうなんでしょ?」

こなた「……残念でした」

かがみ「ってことは」

こなた「私の初恋の相手はお父さんだったよ。じゃあ、
     次はみゆきさんお願い」

みゆき「私ですか……。どうしましょう」

こなた「早くしてよ」

みゆき「『嘘を一回ついた』の部分が嘘です」

つかさ「え? 何なのその質問?」

みゆき「つまり、泉さんは嘘をついていないか、あるいは
     二つ以上の嘘をついたのです」

かがみ「そんなのありなの?」

つかさ「さあ。そういう質問をする人がいるとは思わなかったから」

かがみ「本っ当に無責任ね」

こなた「でもさあ、嘘を二つ以上ついたんなら、それはもう
     ゲームとして成り立たなくない? ルール違反だもん。
     ゲームっていうのは、ちゃんとルールを守るから面白いんだよ。
     私はゲーマーとしてルールは遵守するよ」

つかさ「うーん、そうだよね。やっぱり、嘘を二つ以上つくのは
     ルール違反だと思う」

かがみ「じゃあ、『嘘を一つついた』の部分が嘘で、嘘を全くついていない
     というのは、ルールの範囲内ってこと?」

つかさ「そうなるんじゃないかな」

みゆき「では、あらためてお聞きしますが、『嘘を一つついた』の
     部分が嘘なんですよね?」

こなた「残念でした。不正解。私はちゃんと嘘を一つだけ混ぜたよ」

つかさ「最後に当てるのは、私だね」

かがみ「待って。その前に確認しておきたいんだけど、もしも
     つかさが嘘を当てられなかったら、こなたはどこで嘘を
     ついたのか教えてくれないの?」

こなた「教えないよ」

かがみ「そんな……」

つかさ「まあ、ゲームのルール上、教える義務はないもんね」

かがみ「どの部分で嘘をついたのか分からないまま過ごすなんて、
     すっきりしないわ」

つかさ「ねえ、お姉ちゃん。もう当ててもいい?」

かがみ「……いいわよ」

つかさ「『お母さんを殺していない』の部分が嘘なんでしょ?」

かがみ「つかさ!」

みゆき「……泉さん」

かがみ「ねえ、こなた……。どうして答えないの? あんた
     まさか……?」

こなた「あはははは!」

かがみ「こなた……?」

こなた「ちょっとフェイントをかけただけだよ、かがみん。可愛いなあ」

かがみ「擦り寄るな!」

こなた「私は本当にお母さんを殺していないよ。つまり、
     質問者は回答者の嘘を見破ることができなかった。
     私の勝ちだね!」

つかさ「おめでとう」

みゆき「おめでとうございます」

かがみ「え……? じゃあ、本当に、どの部分で嘘をついたのか
     教えてくれないの?」

つかさ「こなちゃんが嘘をついた場所を当てる方法が、一つだけあるよ」

かがみ「何なのよ、その方法って」

つかさ「ゲームを続けることだよ。もう一度みんながトランプを引いて、
     こなちゃんがジョーカーを引いたら、またこなちゃんに
     質問したり、嘘の場所を当てたりできるでしょ?」

かがみ「私はもう、こんな嫌なゲームやらないわよ!」

こなた「それはないんじゃないかなあ、かがみん」

そういうまともな神経してないから物語として成り立つんだろうよ
支援

つかさ「そうだよお姉ちゃん。このまま終わったら、こなちゃんが
     可哀想だよ」

かがみ「可哀想……?」

つかさ「そうだよ。こなちゃんは、私達も質問に答えてくれると
     思ったから、自分の秘密を『告白』したんだよ。それなのに
     まだ一度も『告白』しないうちにゲームを投げ出すなんて、
     卑怯だよ」

かがみ「卑怯」

こなた「そうだよ、かがみん。少なくとも一人一回は『告白』を
     しないと、不公平だよ」

かがみ「不公平」

みゆき「私も気が進みませんけど……やりましょう、かがみさん」

かがみ「わ、分かったわよ。やればいいんでしょ? ただし、
     私が回答者に選ばれてちゃんと回答したら、その時点で
     ゲームを抜けさせてもらうからね。それでいい?」

こなた「いいよ。じゃあ、またトランプを切るね。順番に引いて」

かがみ「……またハートだったわ」

みゆき「私はスペードでした」

つかさ「ああ、ジョーカーを引いちゃったよお」

こなた「私はダイヤだった。つまり、回答者がつかさで、かがみ、
     私、みゆきさんの順番に質問していくことになるね」

かがみ「また私がトップバッターかあ。何を質問すればいいんだろ?」

つかさ「お手柔らかに~」

こなた「自分は凄い質問したくせに」

つかさ「それは言わないで~」

かがみ「じゃあ、簡単な質問にするけど、あんたってカンニングとか
      したことないわよね?」

こなた「ちょ、かがみん。いきなり凄い質問をするんだね」

かがみ「いや、つかさは成績悪いけどカンニングとかするような子じゃ
     ないし、この質問なら安全だと思ったのよ」

つかさ「じゃあ答えるけど……私はカンニングしたことあるよ」

かがみ「えっ」

つかさ「最初の質問に対する回答は、終わり」

かがみ「つかさ……嘘でしょ?」

みゆき「かがみさん、落ち着いてください。これは『嘘の告白』ゲーム
     ですから。この部分が嘘という可能性も充分にありますから」

青つかさ
銀つかさ
黒つかさ

対して

赤かがみ
緑かがみ
黄かがみ

>>71
なにそのトイレの都市伝説みたいな

かがみ「っていうか、もう回答終わりなの?」

つかさ「私はちゃんと、『カンニングとかしたことないわよね?』
     って質問に対して『ある』って答えたよ」

かがみ「いや、それはそうだけどさ、さっきみゆきが言ってたじゃん。
     極限まで短い回答しかしないでいると、回答者は必ず
     負けちゃう、って」

つかさ「次の質問からは長めに答えるから大丈夫だよ。
     これも作戦のうちなの」

かがみ「つかさが作戦なんて言葉使うと、何か不安だなあ」

つかさ「次の質問者はこなちゃんだよね? 早くしてよ」

こなた「うん……。ええと、どうしようかな」

つかさ「何を迷ってるの?」

こなた「さっきのかがみんの質問とは関係のない質問を
     してもいいの?」

つかさ「いいよ」

こなた「じゃあ聞くけど――」

つかさ「こなちゃんのターンは、もう終わりだよ」

こなた「え?」

このつかさはwww

かがみ「えっ。どういう意味?」

つかさ「こなちゃんは私に対して『さっきのかがみんの質問とは
     関係のない質問をしてもいいの?』って訊いたよね?
     だから私は『いいよ』って答えたよ」

こなた「ちょっと待ってよ。そんなのズルいよ」

つかさ「ズルいのはこなちゃんの方だよ。質問を二回以上する
     なんてルール違反でしょ?」

こなた「それはそうかもしれないけど……」

かがみ「そんなの、私は納得できないわ。だってこなたが回答者
     だったときは、みんな何度でも質問してたじゃないの」

つかさ「そうだね。でも、答える義務はなかったんだよ」

かがみ「そんなのって……」

こなた「もういいよ、かがみん。つかさの勝ちだよ。確かにつかさが
     言うように、私のターンは終わっちゃった。次はみゆきさんの
     番だね」

かがみ「こなた……」

みゆき「泉さんは本当にそれでいいのですか?」

こなた「いいよ。その代わり、みゆきさん、凄い質問してつかさを
     困らせてやってね」

みゆき「そう言われても……」

こなた「お願い。できるだけつかさが困るような、意地の悪い
     質問を考えてよ」

みゆき「……分かりました。つかささんに質問です。つかささんが
     カンニングをした理由はかがみさんの成績のことと
     関係があるのですか?」

つかさ「……それは」

こなた「ちょっ、みゆきさん。それのどこが意地の悪い質問なの?」

かがみ「いや、私には分かるわ。確かにこれは凄い質問だわ。
     つかさはまだ『カンニングをしたことがある』以外の
     『告白』をしていないから、嘘を当てられないようにする
     ためにはこの質問にできるだけ長く答えなければならない。
     そこに私を絡めてきたのは……正直、あれだけどね」

みゆき「すみません」

かがみ「いいのよ。みゆきが悪いわけじゃないんだから。つかさ、
     ちゃんと答えなさい」

つかさ「分かった。ちゃんと『嘘の告白』をするよ。私がカンニングを
     したのは、お姉ちゃんのせいだった。お姉ちゃんさえいなければ、
     私は不正行為なんてせずに済んだ」

かがみ「つかさ……?」

これは黒すぎる・・・w

つかさ「私、小さい頃から、何をやってもお姉ちゃんに勝てなかった。
     勉強でもスポーツでも。唯一勝てるのは、料理くらいかな。
     兄弟のいない人は、こう言うと、こんなふうに思っちゃうんだろうね。
     得意なことがあるなら、その得意なことを伸ばせばいいじゃないか、
     ってね。それができれば苦労しないよ。私には百の苦手なことと、
     一の得意なことがある。一方お姉ちゃんには、一の苦手なことと、
     百の得意なことがある。そして双子だから、小さい頃からいつも
     比較されてきた」

かがみ「つかさ、もういいよ。もうやめて」

つかさ「私、悔しかった。悔しくて悔しくて、必死に努力した。お姉ちゃんに
     バレないように、夜中まで勉強したこともあった。だけど、私と
     お姉ちゃんの差は縮まらなかった。私がどんなに頑張っても、
     お姉ちゃんは私の手の届かない遥か高みから私のことを
     見下ろしていた」

かがみ「でも、あんたは普段から、あまり真面目に勉強していなかったわ。
     私はちゃんと勉強してた」

つかさ「それは結果論だよ、お姉ちゃん」

かがみ「結果論……?」

つかさ「そうだよ。お姉ちゃんのせいで、私は勉強をするのが嫌に
     なっちゃったんだよ。お姉ちゃんさえいなければ、私は今でも
     それなりに真面目に勉強していたと思う。でも、どんなに頑張っても
     お姉ちゃんに勝てないから、私は勉強をしなくなった。
     必死に努力して負けるくらいなら、まったく努力せずに負けた方が
     精神的に楽なんだよ」

かがみ「そんなのって……」

つかさ「カンニングをやり始めたのも、お姉ちゃんのせいで勉強を
     諦めてからだよ。でも、私がカンニングをしたって、
     お姉ちゃんは相変わらず私よりもずっと成績がいいんだけどね。
     以上で、『嘘の告白』は終わり」

みゆき「ええと……」

こなた「次は、一人一回ずつ、嘘を当てていくんだよね?」

みゆき「かがみさんからですけど……」

つかさ「お姉ちゃん、いいよ。私の『告白』の嘘の部分を当てて」

かがみ「……嫌」

つかさ「お姉ちゃん?」

かがみ「私、当てたくない。こんなゲーム、続けたくない」

つかさ「お姉ちゃんって、やっぱり卑怯だね」

かがみ「卑怯?」

つかさ「私はちゃんとゲームのルールに則って『回答』したのに、
     お姉ちゃんは途中で逃げ出すんだね。そんなの卑怯だよ」

かがみ「わ、分かったよ……。じゃあ当てるけど、『カンニングを
      したことがある』の部分が嘘なんでしょ?」

こなた「あれ? でも、つかさはカンニングをしたことがある、
     っていう前提でみゆきさんの質問に答えたんじゃ
     なかったっけ?」

みゆき「そうですけど、同じ意味のことを繰り返すのは
     『嘘が一つ』というルールには反していないという
     結論になったはずですから、もしもつかささんが
     『カンニングをしたことがある』という部分で嘘を
     ついたのなら、『かがみさんのせいで』カンニングを
     したという部分でも嘘を繰り返していいことに
     なるのではないでしょうか」

こなた「いや、『カンニングをした』というのと、『かがみの
     せいでカンニングをした』というのは違う種類の
     嘘じゃない?」

かがみ「あんた達、ちょっと黙ってよ。どうなの? 本当は
     カンニングをしたことなんてないんでしょ?」

つかさ「……残念でした。不正解」

かがみ「ということは」

つかさ「私はカンニングをしたことがあるよ」

かがみ「そんな――」

つかさ「次はこなちゃんが嘘を当てる番だね」

こなた「『必死に勉強した』という部分が嘘なんじゃない?」

つかさ「あはははは。こなちゃん、ひどいよ~」

こなた「つかさが真面目に勉強しているところなんて想像
     できないからね」

つかさ「ますますひどい~。もしかして、さっきこなちゃんの
     質問を飛ばしたこと根に持ってる?」

こなた「あはははは。根に持ってるわけないじゃん。あれは
     私のイージーミスなんだから」

かがみ「あんた達、気持ち悪い馴れ合いをするのはやめなさい。
     つかさも早く答えなさいよ」

つかさ「不正解。私は本当に、真面目に勉強をしたんだよ。
     必死に――本当に必死にね」

こなた「残念だなあ。当ててやろうと思ったのに」

つかさ「あははははは」

こなた「次はみゆきさんだね」

みゆき「分かりました。『ちゃんと嘘の告白をするよ』の部分が
     嘘です。つかささんは、すべて本当のことを話して
     いたのです」

つかさ「あはははははははははは。またそれかあ。ゆきちゃん、
     それ好きだねえ」

つかさとかみうぃきさんはよく黒くなるけど、かがみんってまず黒くならないよね

こなた「つかさ、逃げるのはもうやめなよ。ちゃんと答えなきゃ」

つかさ「うーん、分かった。降参。私の負け。ゆきちゃんおめでとう」

かがみ「それじゃあ」

つかさ「ゆきちゃんの勝ちだね。私は全部本当のことを話して
     いたんだよ。カンニングをしたのも本当だし、お姉ちゃんに
     対してコンプレックスを持っていたのも本当」

かがみ「嘘……」

こなた「なるほどねえ。さっきみゆきさんが言っていた嘘のつき方を
     聞いて、その通りにしたってわけか」

つかさ「そういうこと。ゆきちゃんのヒントがなかったら『嘘を一つつく』
     の部分で嘘をつくなんて思いつかなかったよ」

こなた「何だか楽しいゲームだね。ワクワクしてきた」

かがみ「どこが楽しいのよ……」

こなた「じゃあ、またトランプを切るね」

かがみ「今度こそ、私が回答者になってみせるわ。そして、早くこんな
     ゲームからは抜けさせてもらう」

つかさ「お姉ちゃんってば、また優等生の答えを言ってるけど、本当は
     少しこのゲームを楽しみ始めてるんじゃない?」

>>131
かがみんはいじめられてこそ輝くからだな

かがみ「そんなことないわよ……」

こなた「じゃあかがみんから引いて。ジョーカーが出るといいねえ」

かがみ「……スペードだったわ」

つかさ「私はハートのエース。ハートのエースが出てこなーい♪」

かがみ「何なの、その歌」

つかさ「知らない?」

かがみ「知らないわよ」

つかさ「お姉ちゃんでも知らないことがあるんだね。お姉ちゃんは
     何でも知ってるのかと思ってた」

かがみ「何でもは知らないわよ。知ってることだけ……って、何を
     言わせるのよ!」

みゆき「私がジョーカーになってしまいました」

こなた「私がダイヤだから、回答者がみゆきさんで、つかさ、私、
     かがみんの順に質問することになるね」

つかさ「私が一番かあ。じゃあ早速質問するけど、ゆきちゃんは
     犯罪行為をしたことがある?」

こなた「おおっ、また凄い質問が出てきたね」

みゆき「……あります」

かがみ「あるのかよ」

みゆき「以上です」

かがみ「もう終わりか。どうやら、つかさと同じ作戦で行くみたいね。
      こなた。分かってると思うけど、不用意な質問はしないでね」

こなた「ノリノリだねえ、かがみん」

かがみ「別にそんなんじゃないわよ。さっきのことがあったから、
     注意してるだけよ」

こなた「じゃあ私の質問行くよ。その犯罪行為は、お金に関係する
     ことなの?」

みゆき「はい。お金に関係することです。以上です」

こなた「終わりか……。もうちょっとよく考えて質問するべきだったかな」

かがみ「最後は、私の質問ね。何だかみゆきの答えるペースが
     速いから調子狂うわ」

つかさ「お姉ちゃん、ちゃんと黒い質問をしてね?」

かがみ「何でそんなリクエストされなきゃいけないのよ、まったく」

つかさ「だって、また一人だけ優等生ぶられてもゲームがつまらなく
     なっちゃうから」

かがみ「別に優等生ぶってなんかいないわよ!」

つかさ「じゃあ、そんなお姉ちゃんでも本気を出さざるを得ない
     新ルールを追加しない?」

こなた「何なの、そのルールって」

つかさ「今までのルールだと、別に勝っても負けてもペナルティは
     ないから、お姉ちゃんみたいに本気になってない人は
     適当に答えちゃうかもしれないでしょ? だから、勝ち負けに
     応じて、何かペナルティをつけたらいいんじゃないかな、
     って思って」

こなた「今までの成績ってどうなってたっけ?」

みゆき「第一回の泉さんが回答者のときは、泉さんが勝ちました。
     第二回のつかささんが回答者のときは、私が勝ちました」

つかさ「そう。私が回答者だったとき、あくまでも勝ったのは
     ゆきちゃんであって、こなちゃんとお姉ちゃんは負けてるんだよ」

かがみ「え? 質問者は『質問者』というグループだから、私『達』が
     勝ったんじゃないの?」

こなた「いや、かがみん、それはないでしょ。そんなことしたら質問者が
     有利すぎてゲームバランスが崩壊しちゃうよ。それから、
     かがみんは不用意に質問しないでね。今は私が答えたから
     セーフだけど、もしみゆきさんが答えてたら質問にカウント
     されちゃってるところだったんだから」

罰ゲームかなにかなきゃなぁと思いつつも書かなかったがこれは良い展開

この話にケチ付ける気は毛頭無いけど
このルールって抜け道あるよね

みゆき「惜しいことをしました」

こなた「ほらね。気をつけてよ」

かがみ「ごめん……」

つかさ「とにかく、今のところお姉ちゃんは一度も勝ってない、
     ってことは自覚しておいてね」

かがみ「(もしかして、つかさがこのタイミングで新ルールを
      追加しようと言い出したのは、すべて計算だったんじゃ……?
      今は私が『質問』をする番だから、私は全員に向けた
      質問をすることができない。なぜなら『全員』の中には
      みゆきも含まれるからだ。みゆきが答えてしまったら、
      質問者である私は不利になる。そしてそれは同時に、
      新ルールの内容を決める決定権を半ば放棄したも
      同然ということだ。――つかさ、恐ろしい子」

こなた「みwikiさん、これまでの個人成績はどうなってるの?」

みゆき「私が1勝1敗。泉さんが1勝1敗。つかささんが0勝2敗。
     かがみさんも0勝2敗ですね」

こなた「この嘘の告白ゲームはゼロサムゲームだから、必然的に勝った
     回数よりも負けた回数の方が多くなるんだよね。ということは、
     ペナルティは負けた回数に応じてつけるべきだね」

つかさ「逆に、勝った回数が多かったら何らかのアドバンテージが
     あった方が面白くなるよね」

>>157
その抜け道を使うかもしれないから言うなよ!絶対言うなよ!

>>159
無論

全部嘘だったりしてな
真実は本人しかわからんから

こなた「でも、どんなペナルティにするの?」

つかさ「その前に言っておかないといけないことがあるんだけど、
     実はこのゲームって、抜け道というか、必勝法があるんだよね」

かがみ「必勝法ですって!? あんた、そんなのを知ってたのに黙って
     いたの!?」

つかさ「でも、私はこの必勝法を使っていないよ。だって、私は0勝2敗
     なんだから」

かがみ「ああ、それはそうだけど」

こなた「その必勝法がどんなのか、教えてくれるよね?」

つかさ「もちろん。必勝法っていうのはね、『嘘をつく』ことだよ」

かがみ「え? それがこのゲームのルールでしょ?」

みゆき「『もちろんそうですよ』」

こなた「かがみんの馬鹿! みゆきさんが答えちゃったじゃん!」

かがみ「あっ、しまった……」

つかさ「まったく、お姉ちゃんはこれだから困るんだよね」

かがみ「……ごめんなさい」

こなた「もういいから、早く必勝法を教えてよ」

よしかがみんのターンか
パンツ脱いどこう

>>163
7秒差とか……。
>>157>>159>>162を読めよ。

つかさ「『回答』の部分じゃなくて、『ダウト』のときに嘘をつくんだよ」

かがみ「どういうこと?」

つかさ「例えば、こなちゃんのときのことを思い出してみて。もしも
     こなちゃんが本当はお母さんを殺していたとする」

かがみ「えっ。でも、それは本当だって言ってたじゃない」

つかさ「だから、もしも本当は殺していたとしても、こなちゃんは
     『嘘じゃない』って言い張るだけで勝てたんだよ。
     つまり今までのルールだと、回答者は必ず質問者に
     勝つことができた」

こなた「なるほどね。それは気付かなかったよ」

つかさ「本当に?」

こなた「気付かなかったし、気付いていたとしても、あの時点では
     ペナルティの話なんてまったく出ていなかったんだから、
     私が『ダウト』のときに嘘をつく必要なんてなかったよ」

つかさ「まあ、そういうことだけどね。私のときだって、私は必勝法を
     知っていたけど使わなかったんだから」

かがみ「つかさは必勝法を知っていたのに、どうして使わなかったの?」

つかさ「分からない? 本当に分からないの?」

かがみ「……分からないわよ」

つかさ「お姉ちゃんに勝つため、だよ」

かがみ「……え?」

つかさ「正々堂々と、カンニングなんかせずにお姉ちゃんに
     勝つために、私は必勝法を知っていたけど使わなかったの。
     どうしてそんな簡単なことが分からないの?」

かがみ「ごめん」

つかさ「別に謝って欲しいわけじゃないよ。お姉ちゃんがどうして
     私が正々堂々と勝負したいということが分からなかったのか、
     それはお姉ちゃんが本気になっていないからだよ。
     お姉ちゃんはね、心の奥でこう思っているの。

     私 が つ か さ に 負 け る は ず が な い

     ってね。本気を出さなくても、私になんか指先一つで勝てる。
     そう思っているから、私の気持ちが分からないんだよ」

こなた「つかさ、落ち着いてよ。その必勝法とペナルティが、何か
     関係あるの?」

つかさ「……うん、そうだったね。とにかく、回答者が『ダウト』の部分で
     嘘をつかないようにするには、嘘を当てられる前に質問者が
     ちゃんと『私はこの部分で嘘をつきました』って証明しておく
     必要があるの」

みゆき「それでしたら、あらかじめどの部分で嘘をついたのか紙に書いて
     伏せておけばいいですよね」

つかさ「うん、そうだね。だけど、その方法だと問題がある」

みゆき「そうですね。嘘を当てられてしまったときは、ただその紙を
     見せればいいだけですが、泉さんのように誰にも嘘を当てられ
     なかったら、誰にもその紙を見せる義務は生じないわけですから」

つかさ「こなちゃんは、このジレンマをどうすれば解決できると思う?」

こなた「えーと……あっ、そうだ。ゲームが終わったときに一番勝った
     回数が多かった人は、全員の紙を見ることができる、っていうのは
     どうかな?」

つかさ「いいと思うよ」

かがみ「でもそれって、こなたとみゆきに有利なルールよね。二人は既に
      一回ずつ勝ってるんだから」

つかさ「それはしょうがないよ。勝った回数が多かったときのご褒美は
     これでいいよね? じゃあ次は、負けた回数が多かったときの
     罰ゲームを考えようか」

こなた「ねえ、その罰ゲームってさあ、ゲームが終わるまで明らかに
     しない方が面白くない?」

つかさ「そうだね。一人一つずつ罰ゲームを紙に書いて伏せておいて、
     一番負けた回数が多かった人は『自分以外が書いた紙の中から』
     罰ゲームを選んで実行してもらうことにしようか」

かがみ「自分以外が書いた罰ゲームの中から……? 自分が実行
     するわけじゃないから、物凄くひどい内容になりそうね」

つかさ「しょうがないよ。そうしないと誰かさんみたいに
     本気でゲームをやらない人が出ちゃうから」

かがみ「でも……よく考えると、その新ルールは私に
      不利だわ。ううん。むしろ、私だけに不利な内容よ」

つかさ「どうして?」

かがみ「だって、もし次に私が回答者になって途中で
      抜けたら、私が罰ゲームを実行することに
      なっちゃうわ」

つかさ「ゆきちゃんがついた嘘を見破ればいいだけの話だよ」

かがみ「そういう問題じゃないわ。このルールだと、
      いつ終わるかによって勝敗が大きく変わって
      しまうわ。不公平よ」

こなた「じゃあかがみん、こうしようよ。このトランプ山の
     中からカードを一枚引いて。そのカードの数字の
     数が残りのゲーム回数ってことにしよう」

みゆき「いい考えですね」

かがみ「もし1が出たら、私が逆転するチャンスはなくなるわ」

こなた「少なくともハートとダイヤとスペードの1は抜いて
     あるから1を引く確率は凄く低いよ。さあ、カードを引いて」

かがみ「わ、分かったわよ……」

>確率は凄く低い
( ^ω^)

つかさ「何かドキドキするね~」

かがみ「――スペードの10だったわ」

こなた「あと10回もあれば、余裕で逆転できるんじゃない?
     よかったね、かがみん」

かがみ「本当に、あと10回もこんなゲームをやるの?」

みゆき「やりましょう、かがみさん」

かがみ「分かったわよ……」

こなた「じゃあメモ用紙を配るから、この紙に罰ゲームの内容を
     書いて、裏にして伏せておいてね。みゆきさんはもう一枚、
     嘘をついた部分を書いておいて」

みゆき「分かりました」

つかさ「……書けたよ」

かがみ「早っ!」

つかさ「お姉ちゃんが遅いんじゃないの?」

こなた「確かに。私ももう罰ゲームの内容書けたよ」

みゆき「私も、二枚とも書けました」

つかさ「早くしてよ、お姉ちゃん」

かがみ「えーと……これでいいわ。書けたわよ」

こなた「じゃあゲームに戻ろうか。みゆきさんがついた嘘を
     当てていこう。まずは、つかさからだったよね?」

かがみ「ええ、そうね。思ったんだけど、これって嘘を当てる
     順番でも、やっぱり有利不利があるんじゃないの?」

つかさ「くじで決めたんだから、しょうがないよ」

かがみ「そうよね……」

つかさ「じゃあ、言うよ。ゆきちゃんが嘘をついたのは、
     『お金に関係すること』という部分でしょ?」

みゆき「違います」

つかさ「そんなあ……。ゆきちゃんの家は裕福だから、
     自信あったのに」

こなた「次は私の番だよね?」

みゆき「ええ。どうぞ」

こなた「犯罪行為をしたことがある? という質問に対して
     『あります』と答えたのが嘘なんでしょ?」

みゆき「不正解です」

こなた「えっ……。もう嘘をつく部分残ってないんじゃない?」

かがみ「そうよ、おかしいわ。私の質問は無意味だったし、
     みゆきは『極力短い答え』しか言ってないから、
     もう嘘をつく余地はないはずでしょ?」

みゆき「そんなことないですよ。私はちゃんと嘘をつきましたよ」

かがみ「あっ……。そういうことか。ようやく分かったわ。
     『嘘をついた』というのが嘘なんでしょ?」

みゆき「違います」

かがみ「嘘……」

みゆき「これで私の2勝1敗。泉さんが1勝2敗。つかささんと
     かがみさんが0勝3敗ということになりましたね」

かがみ「ちょっと待ってよ! こんなの納得できないわ!
     もう嘘をつく余地はないはずよ!」

こなた「そうだよね……。いくらみゆきさんとはいえ、本当に
     嘘をついたのか疑わしいよね」

つかさ「うん。私も納得できないけど、それは優勝者が紙を
     確かめるしかないかな」

かがみ「まあ、みゆきが優勝したら意味ないけどね。……ねえ、
      もしも紙に何も書いていなかったり、紙の内容とは
      違うことを言ってたりした場合、どうなるの?」

つかさ「ルールを破ったんだから最下位になるんじゃない?」

かがみ「まあ、そうよね」

こなた「当然だよね」

みゆき「私もそれで構いませんよ」

かがみ「何なの、この余裕の笑みは」

つかさ「まるで自分が優勝するって決まってるような顔
     してるよね」

こなた「ちょっと感じ悪いなあ」

つかさ「ねえ」

かがみ「まあいいわ。えーと、残り9回だっけ?」

こなた「10回だよ、かがみん。さり気なく残り回数を
     減らそうとしないでよ」

かがみ「分かってるわよ。……あっ、待って」

こなた「何?」

かがみ「さっきから疑問に思ってたんだけど……。こなた、
      イカサマしてないわよね?」

こなた「このゲームのどこにイカサマする余地があるの?」

かがみ「あんた、誰がどのカードを引くか『いじって』ない?」

こなた「そんなことして、何の意味があるの?」

かがみ「回答者と、質問する順番を自由に操ることが
     できれば、ゲームを有利に進めることができるわ」

こなた「例えば?」

かがみ「例えば、私はさっきまで回答者に選ばれたら
      ゲームを抜けると宣言していたわね。だけど、
      まだ一度も回答者には選ばれていない」

こなた「偶然だよ、かがみん。ジョーカーを引く確率は
     1/4なんだからそういうこともあるよ」

かがみ「私を引き止めるために、あんたがカードに細工を
     していないとは限らないわ。特にこのゲームは、
     今までのゲームを見る限り、回答者の方が勝つ
     可能性が高そうだし」

こなた「その代わり、秘密を暴露しないといけないけどね」

つかさ「お姉ちゃん、決め付けるのはよくないよ。そんなに
     疑うんなら、お姉ちゃんがカードをシャッフルして
     みんなに選んでもらえば?」

かがみ「私が……? いいわよ、カードを貸しなさい」

こなた「早くしてよ」

かがみ「……もういいわよ。カードを引いて」

つかさ「スペードだね」

こなた「ハートだったよ」

みゆき「ダイヤでした」

かがみ「じゃあ、私が……ジョーカーよね」

こなた「念願の回答者に選ばれておめでとう、かがみん」

つかさ「これで今のところ、一人一回ずつ回答者に
     選ばれたことになるね。やっぱりカードに細工
     なんてしてなかったんだよ」

みゆき「質問をする順番は、泉さん、私、つかささんの
     順ですね」

つかさ「じゃあ、第4回嘘の告白ゲームスタート!」

こなた「どんな質問にしようかなあ……」

かがみ「な、何でもいいわよ」

つかさ「こなちゃん、黒い質問頑張ってね!」

こなた「――かがみって、処女?」

かがみ「えっ……」

つかさ「ほら、お姉ちゃん。早く答えてよ」

さぁ盛り上がってまいりました

かがみ「な、何でこんな質問したのよ」

こなた「だってかがみん、私のときに初恋の話を言えって
     言ったじゃん。これでお互い様だよ」

かがみ「どこがお互い様なのよ!」

こなた「もう一度聞くけど、かがみって処女?」

かがみ「……処女よ。私は生まれてから一度も男の人と
     付き合ったことがないわ」

こなた「うひょー♪」

かがみ「変な声出さないでよ。えーと、告白されたことは
     何回かあるんだけど、まだ恋愛とかそういうのは
     考えられない相手ばっかりだったから断って
     きたのよ。こなたの質問への回答は、これで終わり」

つかさ「もしかすると、この『処女』っていうのが嘘なのかも
     しれないよねえ」

こなた「かもしれないねえ」

かがみ「あんた達、いい加減にしないと殴るわよ。さあ、
     みゆき。あんたの番よ。質問して」

みゆき「そうですね……。かがみさんはつかささんのことを
     どう思っていますか?」

かがみ「えーと……」

こなた「うわあ、嫌な質問キタコレ。黒いよ。みゆきさんが
     どす黒いよ」

つかさ「要するに、私がお姉ちゃんに対する気持ちを
     打ち明けたから、お姉ちゃんにも打ち明けろ、
     って言ってるんだよね」

みゆき「そんなつもりじゃなかったんですけど」

かがみ「茶化さないでよ。私は、つかさのこと――」

こなた「つかさのこと?」

かがみ「好きよ」

つかさ「えっ」

かがみ「つかさって、いい加減なように見えるかも
     しれないけど、本当は結構努力家なのよ。
     料理だって最初から得意だったわけじゃなくて、
     毎日少しずつ練習して覚えていったの。私、
     今でも憶えてるわ。私とつかさの誕生日に、
     つかさが作ってくれた手作りのケーキ。あれ、
     本当に美味しかった。ありがとう、つかさ。
     私はあんたが大好きよ」

つかさ「……嘘だ。そんなの嘘だ。お姉ちゃんは嘘を
     ついている」

かがみ「私は本当に、つかさのことを大切に思っている。
     他の誰よりも。私はつかさのことを守りたかった。
     だから、姉としてしっかりしなきゃ、って今まで
     頑張ってきたんだけど、つかさにはそれが重荷に
     なっていたみたいで残念だわ。……これで、
     みゆきの質問に対する答えは終わりよ」

こなた「うーん、いっぱい喋ったね。たくさん喋って、嘘を
     つく部分の選択肢を増やす作戦か。みゆきさんの
     ときとは真逆だね」

みゆき「次はつかささんが質問する番ですよ」

つかさ「……思いつかない」

かがみ「え?」

つかさ「何を質問すればいいのか、思いつかない。だって
     私、お姉ちゃんに『私のこと好き?』って訊くつもり
     だったの。でも、ゆきちゃんに先に言われちゃったから」

こなた「でも、何かは質問しておいた方がいいよ。質問しないと
     不利になっちゃうから」

つかさ「そうだね……。じゃあ、一応、質問しておく」

かがみ「うん。何でもいいわよ」

つかさ「今までお姉ちゃんが『告白』した内容の中に、嘘が
     含まれてる?」

こなた「……こんな質問の仕方があったんだね」

みゆき「気付きませんでした」

こなた「もしも、かがみがまだ嘘をついていなかったら、
     どうなるの?」

みゆき「かがみさんは『嘘を含まれている』という部分で
     嘘をつくしかありません。つまり、質問の答えは
     自動的に『嘘が含まれている』に限定されて
     しまいます」

こなた「じゃあ、既に嘘をついていたら?」

みゆき「かがみさんはこれ以上嘘をつくことができないので、
     『嘘が含まれている』と答えるしかありません」

こなた「あれ? じゃあ結局、かがみが今まで嘘を
     ついていたかいなかったかに関係なく、かがみは
     『嘘が含まれている』って答えるしかないんじゃないの?
     この質問、意味がないんじゃない?」

みゆき「いえ、この質問の嫌らしさは、そういうことでは
     ないのです」

こなた「じゃあ、どういうことなの?」

みゆき「それは、この嘘の告白ゲームのルールが大きく
     関係しています。このゲームは質問者が一人
     一回ずつ質問をし、回答がすべて出揃った後で
     嘘をついた部分を当てる、というものですよね」

こなた「それは分かってるよ」

みゆき「では、質問者が『質問』として、今までの告白の
     中に嘘があったと尋ねたらどうなるでしょうか?」

こなた「だから、真偽に関係なく『あった』って答えるしか
     ないってさっき言ってたじゃん」

みゆき「実を言うと、その部分で嘘をついている可能性は
     高いのです――理由は省略しますが。だから、
     質問者が嘘を当てるときに『嘘が含まれている』
     というのが嘘なんでしょう? と尋ねると、かがみさんが
     負けてしまう可能性が高くなってしまいます」

こなた「いや、それはないでしょ。だって、もし既に嘘を
     ついていたんなら、質問者は嘘を当てる権利を
     一回分消費しちゃうんだから」

みゆき「それでいいんですよ。だって、質問者は三人
     いるんですから。自分が当てられなくても、
     他の人に当ててもらえばいいんです。つまり
     この質問は、自分が勝つための質問ではなく、
     回答者を勝たせないための質問なのです」

こなた「うわあ……。何かえげつないなあ」

つかさ「解説はそのくらいでいい?」

こなた「でも、スポーツ漫画だと、もっと長ったらしい説明が
     あるもんなんだけど」

つかさ「まだ残りゲーム回数が9回もあるんだから、サクサク
     進めないと」

こなた「まあ、それもそうだね」

つかさ「じゃあお姉ちゃん。私の質問に答えてよ」

かがみ「……いいわよ。今までの告白には嘘が含まれて
     いなかったわ。私は嘘が大嫌いだから、こういう
     ゲームも好きじゃないの。たとえゲームでも嘘を
     つかないといけないなんて気持ち悪いわ。だから
     さっきまではつかさのこと大好きだったのに、こんな
     ゲームを無理矢理やらされてるせいでつかさのことが
     嫌いになり始めているの。もちろん、こなたのことも
     嫌いになりかけているし、みゆきのことも嫌いに
     なりかけているわ。もう早くこんなゲームは終わらせて
     しまいたいと思っているわ。まだ宿題終わってないから
     宿題を片付ける時間も必要だしね。もうこんなゲームは
     やめにしてトランプでもして遊びたいと思っている」

こなた「えっ。この場合は、どういうことになるの?」

みゆき「また私が解説役ですか?」

こなた「だって他に適任いないじゃん」

これは面白くなってきたな
でもなんだかんだでかがみんには負けて欲しいな!

みゆき「要するに、かがみさんは選択肢を増やしたのです。
     かがみさんはまだ嘘をついていませんでした。
     だから本来ならば『嘘をついた』と嘘をつくしかなかった
     のですが、 『嘘が含まれている』という部分にノーと
     答えておきながら注釈をつけることによって、注釈の
     部分で嘘をついたというわけです」

こなた「それって、何か意味があるの?」

みゆき「つかささんの質問を無効化したのです。その代わり、
     三番目の質問の注釈の部分に嘘があるということは
     確定してしまいましたが」

こなた「ああ、そうか。もう、『嘘が含まれている』というのが
     嘘なんでしょ? って質問されるのはほぼ決まって
     いたから、まだ嘘をついていなかった回答者にとっては
     それが最上の一手ってことになるのかな?」

つかさ「……お姉ちゃん、回答はもう終わり?」

かがみ「終わりよ」

つかさ「じゃあ、紙に嘘をついた部分を書いて」

かがみ「……書いたわよ」

つかさ「嘘を当てるのは、こなちゃんからだったよね」

こなた「ずばり『宿題終わってない』の部分が嘘だね。かがみが
     宿題を残してるはずないもん」

かがみ「残念でした。不正解よ」

こなた「えっ……もう連休の最終日なのに、まだ宿題
     終わってなかったの?」

かがみ「あんたは提出期限のことを忘れてるでしょ?
      美術の宿題は来週の水曜日までで、別に
      慌てて必要はなかったから、まだ終わって
      ないのよ」

こなた「ああ、そうか……。そういう可能性もあったんだね」

みゆき「次に当てるのは、私ですね」

かがみ「どうぞ」

みゆき「つかささんのことを嫌いになりかけている、という
     部分が嘘です」

かがみ「……みゆきは甘いわね。こんなにひどい目に
      遭わされているのに、嫌いにならないわけない
      でしょ?」

つかさ「そうだよねえええ。私もお姉ちゃんのこと大嫌い
     だから、これでお互い様だよねええ」

かがみ「ええ、そうね。最後はあんたが当てるんでしょ?
     あんた、まだ0勝3敗なんだから、頑張りなさいよ」

つかさ「……それはお姉ちゃんも同じでしょ?」

かがみ「ああ、そう言えばそうだったわね」

つかさ「こんなときまでお姉ちゃん風を吹かせるなんて、
     お姉ちゃんらしいよ。『私は嘘が大嫌い』の部分が
     嘘なんじゃない?」

かがみ「外れよ。残念だったわね」

つかさ「嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だうそだうそだうそだうそだ!」

かがみ「つかさ……?」

つかさ「お姉ちゃんは嘘つきだ。だって、今までだって何度も
     私に嘘をついてきたくせに、嘘が大嫌いなはずがない!」

かがみ「私がいつ、あんたに嘘をついたって言うの?」

つかさ「嫌だなあ。あのことを知らないとでも思ってるの?」

かがみ「……何を」

つかさ「それは今度お姉ちゃんが回答者に選ばれたときに質問する
     ためにとっておくね」

こなた「じゃあとりあえず、第4回は終わりだね」

みゆき「ここまでの成績は、私が2勝2敗。泉さんが1勝3敗。
     かがみさんが1勝3敗。……そして、つかささんが
     0勝4敗です」

外が明るくなってきたから鬱になりかけてる。
もう嫌だ。生きていく自信ない。

>>283
ここまでやって途中棄権とかゆるさないよ

書き溜めなんかしてない。
とりあえず気を取り直して続き書くよ。

かがみ「ねえ、つかさ。あんたヤバいんじゃないの?」

つかさ「平気だよ。まだ9回も残ってるんだから。まだ誰が
     優勝して、誰が最下位になるかは決まってないよ」

かがみ「それはそうだけど……」

つかさ「今度は私にトランプを切らせてよ」

かがみ「いいわよ。はい」

つかさ「……誰からでもいいよ。カードを引いて」

こなた「じゃあ私から。……いきなりジョーカーだった」

かがみ「私はスペード」

みゆき「私はハートでした」

つかさ「私はダイヤだね。回答者がこなちゃんで、ゆきちゃん、
     私、お姉ちゃんの順に質問することになるね」

こなた「よし、まずはみゆきさんだね。どっからでもかかってこい!」

みゆき「では、第1回の続きのような形の質問になりますが……」

こなた「何でもいいよ」

みゆき「泉さんはお父様と血が繋がっているから、結婚はできないはず
     なのですが、そこのところはどう考えているのでしょうか?」

かがみ「またきわどい質問を……」

こなた「何とも思っていないよ。だって、私とお父さんは血が
     繋がってないから」

かがみ「えっ」

こなた「私って、お母さんが不倫して生まれた子供なんだよね。
     まあ、戸籍上は親子ってことになってるから、いったん
     籍を抜いてからじゃないと結婚できないかもしれないし、
     もしかすると日本の法律では一生結婚できないのかも
     しれないけど、私は気にしない。たとえ法律で認められ
     なくても、事実上結婚しているのと同じ関係になることは
     できるしね。――これで終わり」

つかさ「いっぱい喋ったね」

こなた「そうだね」

かがみ「一回の告白につき嘘は一つだけなのよね……?」

こなた「そういうルールだから」

かがみ「つまり、前回の告白と今回の告白で、一つずつ嘘がある、
     って考えていいのね?」

こなた「そうだよ。次はつかさが質問する番だね」

つかさ「こなちゃんのお母さんの不倫相手って、誰なの?」

かがみ「あんた達って、本当に嫌な質問するわね。
     感心するわ」

つかさ「わーい、お姉ちゃんに褒められちゃったぁ」

かがみ「褒めてないわよ」

つかさ「そんなの分かってるよ」

かがみ「そりゃそうよね……」

こなた「――私のお母さんの不倫相手、つまり私の
     血縁上の父親は、かがみとつかさがよく
     知っている人だよ。以上」

かがみ「何なの、それ。結局質問には答えてないじゃないの」

こなた「どうして? ちゃんと答えたよ。かがみとつかさが
     よく知っている人物、ってね。もっと詳しく知りた
     かったら、かがみが名前を訊けばいいんじゃない?」

かがみ「望むところよ」

つかさ「お姉ちゃん、待って! 嫌な予感がする。こなちゃんの
     お父さんの名前を訊いちゃ駄目!」

かがみ「つかさ。あんたの指図は受けないわ。こなたの本当の
     父親のフルネームを教えてくれる?」

こなた「……柊ただお、だよ」

書くの遅いのはこういうときは考える時間あって良いな
これはどこが嘘でもおもしろいことにw

これVIPでできないかな?

つかさ「いっぱい喋ったね」

こなた「そうだね」

かがみ「一回の告白につき嘘は一つだけなのよね……?」

こなた「そういうルールだから」


答えてんじゃねーか

かがみ「嘘……」

つかさ「やっぱり」

みゆき「柊ただおさんって、誰ですか?」

かがみ「私達の父親の名前よ。ねえ、こなた。それ、
     嘘なんでしょう?」

こなた「さあね。二つ以上の質問には答えないよ」

かがみ「ちょっと待って。もしも、私達のお父さんが
     こなたの本当のお父さんだったら」

つかさ「私達とこなちゃんは、異母姉妹ってことに
     なるね……。私とお姉ちゃんよりもこなちゃんの
     方が誕生日が早いから、もしも本当だったら
     こなちゃんは私達のお姉ちゃんということに……?」

かがみ「さすがにこれはないわ。絶対、嘘よ」

こなた「そう思うなら、嘘を当てるときにその部分が
     嘘だって言えば確認できるよ」

みゆき「ちょっと待ってください。柊ただおさんがつかささん
     達のお父さんということは、『つかささん達がよく
     知っている人物』なのは間違いないですよね。
     だから、その部分で嘘をついていたとしたら、
     泉さんは嘘を二つついたことになってしまいます」

>>312
かがみがその質問をしたときはつかさのターンだった。

>>311
できると思うけど
秘密を扱うだけあって身近な人とやらないと対して面白くもないと思う

このゲームは身近な人とやらないと面白くないのに、
身近な人とやると友情や愛情が壊れるという矛盾……。

>>319
結果よく知った作品の二次創作でやってるのを見るのが一番って訳だな
さぁ続きを書く作業に戻るんだ

こなた「うん、そうだね」

みゆき「ですから、少なくとも2つ目の質問は真実という
     ことになりますね」

つかさ「え? どうしてそうなるの?」

みゆき「『つかささん達のよく知っている人物』というのは
     『柊ただおさん』の部分集合ですから、その箇所で
     嘘をつくことはできないのです」

つかさ「もう少し分かりやすく説明してよ」

みゆき「まず、仮に泉さんの本当のお父さんが柊ただおさん
     ではなかったとすると、泉さんは2番目と3番目の
     質問の両方で嘘をついたことになる、というところ
     まではいいですよね?」

つかさ「うん、それは分かるよ」

みゆき「逆に、本当のお父さんが柊ただおさんだったら、
     2番目の質問も真実ということになります。どちらに
     しろ、2番目の質問の答えが真実であることには
     変わりないのです」

つかさ「あ、本当だ」

こなた「作戦タイムはもういい? そろそろ嘘をついた場所を
     当ててみせてよ。まずはみゆきさんからだよね?」

ネタバレになっちゃったらすまん
本当の父が柊姉妹のよく知る別の誰かでも2番目嘘にならないよな

訂正。
>>326のみゆきの2つめの台詞の「部分集合」は「上位集合」の間違いだった。

かがみ「ちょっと待って。このゲームは、同じ意味の嘘を
      繰り返すのは問題ないんでしょ?」

つかさ「うん」

かがみ「ということは、上位集合の部分が嘘なんだったら、
      部分集合でも嘘をついていいことになるんじゃ
      ないの?」

つかさ「上位集合って何?」

かがみ「AがBに含まれるとき、AをBの部分集合、
     BをAの上位集合と呼ぶの。今回の場合は、
     Aが『私達のお父さん』で、Bが『私達のよく
     知っている人物』ということになるわね」

つかさ「よく分かんないや」

かがみ「つまり、結論部分に嘘があるのなら、前提部分でも
     嘘をついてもいいんじゃないか、ってことよ」

つかさ「ああ、それなら分かるよ。もっと早くそう言って
     くれればよかったのに」

こなた「ごめん。頭がパンクしそうなんだけど。っていうか、
     この種類のはつかさがカンニングをしてるんじゃ
     ないかってときにも問題になったよね。『カンニングを
     した』というのと、『かがみのせいでカンニングをした』
     というのは違う種類の嘘じゃないか、って」

OKつかさ状態になった深く考えずに読む

ちょっと待ってくれ。
>>326>>338の内容はおかしいような気がするから整理する。

分かった。>>338のかがみの台詞がおかしいんだ。
ちょっと訂正する。

かがみ「ちょっと待って。このゲームは、同じ意味の嘘を
      繰り返すのは問題ないんでしょ?」

つかさ「うん」

かがみ「ということは、部分集合の箇所が嘘なんだったら、
      上位集合でも嘘をついていいことになるんじゃ
      ないの?」

つかさ「上位集合って何?」

かがみ「AがBに含まれるとき、AをBの部分集合、
     BをAの上位集合と呼ぶの。今回の場合は、
     A『私達のお父さん』が部分集合で、B『私達のよく
     知っている人物』が上位集合ということになるわね」

つかさ「よく分かんないや」

かがみ「つまり、結論部分である『私達のお父さん』に嘘が
     あるのなら、前提部分『私達のよく知っている人物』
     でも嘘をついてもいいんじゃないか、ってことよ」

つかさ「ああ、それなら何となく分かるよ。もっと早くそう言って
     くれればよかったのに」

こなた「ごめん。頭がパンクしそうなんだけど。っていうか、
     この種類のはつかさがカンニングをしてるんじゃ
     ないかってときにも問題になったよね。『カンニングを
     した』というのと、『かがみのせいでカンニングをした』
     というのは違う種類の嘘じゃないか、って」

>>1はきっと10のカードを引かせたことを後悔してる

〈告白パート〉

 A、B、Cの質問者が、回答者Dに問う。

 この時、質問者3名が同時に「告白をきかない」と言う選択をしたとき、回答者は質問がないので嘘をつくことが出来ずに終わる。

 現時点、「告白をきかない」は禁止されていない。ゲームがつまらなくなるだけ。

〈質問パート〉

 AがDに「あなたは嘘をつきましたか?」ときく。
 ここではじめて、Dは「つきました」と嘘がつける。
 次にBが、「いまのAとの会話に嘘はありますか?」ときく。どんなに長い話しをしていても、Aとの会話にしぼって「嘘はあるか」ときけば「ある」と答えざるを得ない。ゲームがつまらなくなるだけ。

 結果、ゲームで負けるのは回答者だけになる。
 回答者だけを陥れるつまらない勝ち方。

みゆき「その場合は、『カンニングをした』という前提のもとに
     『かがみさんのせいでカンニングをした』という結論が
     成り立っているわけですね。だから『カンニングをした』のは
     上位集合で、『かがみさんのせい』は部分集合という
     ことになります」

つかさ「ごめん。分かったようなふりをしていたけど、やっぱり
     よく分かんない」

こなた「私も分かんないや……」

かがみ「ちょっと難しく考えすぎたかもしれないわね。実はこれ、
      数学の問題じゃなくて、国語の問題なんじゃないかしら」

こなた「どゆこと?」

かがみ「つまり、『同じ意味の嘘なら繰り返してもいい』という言葉の
     解釈の問題なんじゃないかと思うの。こなたは、これは
     意味だと思う?」

こなた「そのままでしょ」

かがみ「じゃあ、こなたが『私は犬が好きだ』っていう嘘をついたと
      するわね」

こなた「いいよ」

かがみ「じゃあ、犬のどういうところが好き? って訊かれたら、
     何て答える?」

>>349
これこのルールと全然違うな
誤爆?

こなた「飼い主に従順なところが好き、って答える」

かがみ「でも、こなたは本当は犬が好きじゃないんだと
     したら、『飼い主に従順なところが好き』っていう
     答えも嘘になっちゃうわよね。嘘を二回ついた
     ことになるわ」

つかさ「そうだね」

かがみ「でも、ゲームをやっている私達の感覚からしたら、
     どう? こなたの2つめの回答はおかしかった?」

こなた「別におかしくないと思うけど」

つかさ「うん。そんなふうに答えるしかないよね」

かがみ「みゆきは? こなたはルール違反をしたと思う?」

みゆき「いえ……。犬が好きという嘘を前提に質問されて
     いるわけですから、無理にでも好きなところを
     答えるしかないです」

かがみ「つまり、そういうことよ。質問者が回答者の嘘を
     前提に質問をした場合は、回答者は『嘘をつき
     続ける』しかない。つまり、『嘘を繰り返す』しかない
     ということなの。ね? 国語の問題でしょ?」

つかさ「もうそれを追加ルールにしていいんじゃないかな?
     質問者が、回答者の嘘が前提の質問をした場合は
     その嘘を前提とした回答をしていい、って」

この場合
『飼い主に従順なところが好き』が嘘
と指摘された時に正解とするかどうかが問題だな

こなた「そうするしか、ないかな」

みゆき「私もそれでいいと思います。もっといい解釈を
     思いつくまでの暫定的なルールとして採用しても
     いいのではないかと」

かがみ「じゃあ、みんな納得したから追加ルール決定ね」

つかさ「でも、そのルールって、いつから採用されるの?
     今回から? それとも次回から?」

みゆき「それは『法の不遡及』の問題になりますね」

つかさ「ほーのふそきゅー?」

みゆき「その時点では法律違反ではなかった行為を、後から
     できた法律で処罰してはいけない、ということです」

かがみ「あるいは、その行為を行なったときより後にできた
     法律の方が処罰が厳しかった場合、後からできた
     法律で裁いてはいけない、という意味もあるわね」

こなた「分かりにくいから、何か例を出してよ」

かがみ「例えば韓国なんかは、遡及法や事後法が多いことで
     問題視されている国ね。戦後にできた新しい法律で、
     戦争当時の行為を厳しく裁いているの」

こなた「ああ、そういうことか。よく分かったよ。つまり今回は、
     その追加ルールは適用されないということだね」

つかさ「そう言えば、ゆきちゃんが回答者だったときも、
     嘘をつける部分が残ってないはずなのに、
     ゆきちゃんが勝っちゃったよね。あれも、実は
     こういうルールの解釈が関係してるのかな?」

かがみ「実を言うと、あのからくりはもう想像がついて
     いるんだけどね」

こなた「へぇ。教えてよ」

かがみ「次にみゆきが回答者になったときに言うわ」

こなた「いま教えてくれればいいのに。ケチ」

かがみ「……まだ分かっていないようね。このゲームは、
     普通に回答や質問をするだけでは勝てないように
     できているのよ。むしろ、いかにして自分にとって
     都合のいい新ルールを作るか、というのがポイント
     なのよ。あんた達が私に、無理矢理ゲームを
     やらせたときみたいにね」

こなた「ねえ、もういいでしょう? 結局私のときには適用されない
    んだから、早く私が嘘をついた部分を当ててよ」

みゆき「そうですね。では、行きます。こなたさんの本当の
     お父さんが柊ただおさんである、という部分が嘘です」

こなた「ぶっぶー。残念でした」

かがみ「ってことは、本当に私とこなたは異母姉妹なの……?」

こなた「そういうことだね。お姉ちゃん、って呼んでもいいよ」

かがみ「誰が呼ぶか!」

つかさ「お姉ちゃん」

かがみ「何よ?」

つかさ「お姉ちゃんに言ったんじゃなくて、お姉ちゃんに
     言ったんだよ」

かがみ「分かりにくっ! 普通にこなちゃんって呼びなさいよ」

つかさ「はーい」

こなた「次はつかさが嘘を指摘する番だよね?」

つかさ「うん。じゃあ、言うよ。こなちゃんが嘘をついたのは、
     『戸籍上は親子ってことになってるから、いったん
     籍を抜いてからじゃないと結婚できない』という部分
     でしょ?」

かがみ「ごめん。つかさの言っていることがよく分からないわ」

つかさ「つまりね、こういうことだよ。こなちゃんがこれまで
    『お父さん』と呼んでいた相手は、二人いたんだよ。
    一緒に住んでいるそうじろうさんと、私達の父親である
    柊ただお。この二人のことを、あえてこなちゃんは
    『お父さん』という同じ言葉で呼んでいた。――私達を
    混乱させるためにね」

前にもレスあったけどもう一度言わせてくれ
このつかさ頭良いぞwwww

かがみ「ちょ、ちょっと待って」

こなた「――正解だよ。つかさ、初勝利おめでとう」

つかさ「ありがとう」

かがみ「待ちなさいって言ってるでしょ!」

つかさ「お姉ちゃん、何をそんなに怒ってるの?」

かがみ「意味が分からないからよ。ちゃんと説明しなさい」

こなた「じゃあ特別に説明してあげるけど、私の初恋の
     相手というのは、ただおさんだった」

かがみ「あ――?」

こなた「ただおさんは本当の父親として、たまに私と面会
     することを許されていたんだよ。私は六歳のときに、
     ただおさんに連れられて銭湯に行った。銭湯なら、
     六歳の子供は男湯に入ることができるからね。
     そこで私は、ただおさんに、大好きだから結婚して、
     ってお願いした。……というわけ」

かがみ「でも、お父さんとは血が繋がっていない、って
      言ったじゃないの」

こなた「そのお父さんは、育ての父である泉そうじろうの方。
     わざと同じ言葉を使って混乱させてたのに、
     見抜かれるとは思わなかったよ」

自動的に1問目の嘘も判明したわけだ

さすがに疲れてきた。
もう十時間もぶっ続けで書いてるし……。

それと、そろそろ大学に行かないといけない時間になった。
留年の危機だし、悪いけど落ちる。

これ以降は携帯で書き込みするから酉をつけておく。

>>385
わかんにゃい

>>386

>>386
いってら

>>388
こなた「だから私は、ずっと待っていた。お母さん(柊みき)が死ぬのを。
     そして――ある日、お母さん(泉かなた)が死んだ。『だから私は、
     お父さんと結ばれた。』以上、初恋の話でした」
柊みき生存してるので結ばれたのが嘘
と思ったけど条件が嘘って線も残ってたね早とちりすまん

めちゃめちゃ面白い
>>1が小説出版したら教えてくれ
10冊買う

やっと大学に着いたよ。

どうせこのスレだけじゃあと8ゲームも終わらないだろうから、レスを控える必要はないんじゃないかな。
しかし、合計13ゲームって多すぎるよね。
4の倍数にしちゃうと全員同列で勝負つかなくなる可能性あるし、トランプの数でちょうどいいと思ったんだけどやっぱり多いよね。

今からだと二限からかな?
いつ頃帰宅予定?

>>1の鳥ググッたら読んだことあるSSが出てきた
より一層に期待( ^ω^)

>>396
本当だな? 約束だぞ?
>>405
実は一時間目の授業の終わりにカードリーダーに学生証をかざして出席したことにしたという典型的な駄目大学生。
三時間目は空いてるから、昼休みからしばらく携帯で投下するかも。
帰宅は5時頃かな。
でも、いま徹夜明けだからねこれ。
帰宅する頃にはゾンビみたいになってるから期待しないでくれ。

>>406
このトリを使ったのは、
ハルヒ「キョン、あんた精子になりなさいよ!」
キョン「もう我慢の限界だ! ……漏れそう」
唯「バトロルワイアル……って、何?」
の3つだったかな?

実はらきすたのSSを書くのは初めてだったりする。

最下位が非道い目にあってる横で、優勝者が告白用紙をめくろうとする。

すると読み上げる前に、優勝者が視聴者に一言。

「内容が知りたかったら、アナタもゲームに参加する?」




予想厨氏んできます保

友達なんか1人もいませんが何か?
自分で作ったおにぎりを食べながら続き書くか……。

かがみ「じゃあ、本当に、こなたと私は血が繋がってるの?」

こなた「何度も同じこと言わせないでよ、かがみん」

かがみ「でも……待ってよ。私達とこなたって、誕生日近いでしょ?」

こなた「私が5月28日生まれで、かがみとつかさは7月7日生まれだよね」

かがみ「ってことは、私達のお父さんは、私とつかさのお母さんと同時期に、
    こなたのお母さんと……したんだよね?」

こなた「セックスを、ね」

かがみ「わざわざ言わなくていい!」

みゆき「まあ、別に驚くようなことではないですよ。男なんて、そんなものです」

かがみ「みゆき……?」

つかさ「ゆきちゃん、経験豊富そうだよね~」

みゆき「そんなことないですけど」

かがみ「もういいから、早く次のゲームを始めましょう」

こなた「おっ? かがみんノリノリだね」

かがみ「私はただ、早く終わらせたいだけよ。あと8回も残ってるんだから」

つかさ「ちなみに、ここまでの成績は?」

みゆき「私が2勝3敗です。泉さんとつかささんとかがみさんは1勝4敗ですね」

つかさ「えへへへへ。私にも逆転するチャンスが回ってきたみたいだね」

かがみ「そうみたいね。ところで、確認しておきたいことがあるんだけど」

こなた「何?」

かがみ「今回から、回答者の嘘が前提の質問をした場合は、回答者はその嘘が
    前提とした回答をしてもいい、って追加ルールが加わったわけだけど」

こなた「だけど?」

かがみ「例えばさっきの例で言うと『飼い主に従順なところが好き』って部分が嘘だ、
    って指摘されたときは、それは正解になるの?」

つかさ「ならないんじゃないかな。だって、嘘をついているのはあくまでも
    『犬が好き』って部分なんだから」

かがみ「みんなもそれでいいの?」

こなた「よく分からないからそれでいいよ」

みゆき「私もそれで構いません」

かがみ「そう。じゃあ、カードを引きましょうか」

みゆき「次のカードは、私にシャッフルさせてもらえませんか?」

こなた「どぞ」

みゆき「……いいですよ。引いてください」

かがみ「私はスペードだったわ」

こなた「私はダイヤ」

つかさ「私はハートだったよ」

みゆき「ということは……私がジョーカーだから回答者ですね。
    質問はつかささん、泉さん、かがみさんの順になります」

学校のPCはアクセスログが残る
2chとか見てるやつはブラックリスト入り

>>441
嘘だろ…?

PCは各自だけど、学生証とIDとパスワードでログインしないといけないから個人情報はバレバレなんだよね。
おまけにうちの卒業生が大学のパソコンで荒らしやって訴えられたことがあるから敏感になってて……。

つかさ「私から質問か。どうしようかな」

かがみ「ちょっと待って。私のターンが回ってこないうちに、
    前回みゆきが回答者だったときに、嘘をついた部分が
    残ってないはずなのにみゆきが勝った現象の説明を
    しておきたいの」

こなた「待ってました!」
つかさ「私も聞いておきたいな」

こなた「つかさは質問をしないように気をつけてね」

つかさ「分かってるよ」

かがみ「まず、あのときの状況を思い出して。最初につかさが
    『犯罪行為をしたことがある?』と質問して『あります』
    と答えたわね。次にこなたが『お金に関係すること?』
    って質問して『はい。お金に関することです。以上です』
    とみゆきは答えた。ここまではいい?」

こなた「いいよ」

かがみ「この『以上です』という部分が嘘だったとしたら、
    どうなるか分かる?」

こなた「……え?」

ごめん。いいところだけどここまで。
続きは帰宅してから。

もう駄目。死にそう。耐えられない。帰る。

帰ってきたよ。
でも既に24時間以上ぶっ続けで起きてるからね。
もう死にそう。頭がおかしくなってる。
とりあえず書けるところまで続き書くけど、
確実に途中で寝オチするから期待しないでくれ。

つかさ「お姉ちゃん、それって――」

かがみ「つかさ、質問しちゃ駄目よ」

つかさ「あ、ごめん」

かがみ「これまでのゲームで、私達は大抵、『これで終わり』
     とか『以上』とか『次は○○の番だよ』と言うことによって
     その質問に対する告白が終わったことを示してきたわ。
     だから、『以上です』が嘘だったとしたら、みゆきはまだ
     こなたに対する告白が終わってなかったことになる」

こなた「でも、その後かがみんが『それがこのゲームの
     ルールでしょ?』って訊いて、みゆきさんが
     『もちろんそうですよ』って答えたじゃん」

かがみ「でも、その前にこなたは『今までの成績って
     どうなってたっけ?』って尋ねて、みゆきは答えた。
     質問は一人につき一回だから、その質問に答えた
     時点でみゆきのこなたに対する回答は終わった
     ことになるんじゃないかしら」

こなた「わけが分からないよ。頭痛くなってきた」

かがみ「つかさが『こなちゃんのターンはもう終わりだよ』と
     言ったときのことを思い出して。同じ人が二回以上
     質問をしたらその時点で告白は終わりにしてもいい、
     という暗黙の了解が、あの時点で既にできていたのよ」

つかさ「暗黙の了解……」

かがみ「要するにこれは、ゲームルールの盲点をついた
     大胆な抜け道だった、ってことよ。『嘘を一つついた』
     の部分で嘘をつくことができるのなら、『○○に対する
     告白はこれで終わり』の部分で嘘をついてもいいと
     思わない?」

つかさ「確かにそうだけど……そんなの、ズルいよ!
     卑怯だよ!」

かがみ「ええ、そうね。これは卑怯だと思う。だけど、『以上』
     の部分で嘘をついてはいけないというルールが
     なかったんだから、みゆきはルールを破っていない
     ことになるわ」

こなた「告白を終えるときには必ず『以上』と言わなければ
     ならない。そして、その『以上』の部分で嘘をついては
     いけない。――こういう新ルールを追加した方が
     いんじゃない?」

かがみ「私は賛成よ。つかさは?」

つかさ「賛成」

みゆき「……私も、賛成です」

かがみ「これで決まりね」

こなた「でも、思ったんだけど、仮に『以上です』の部分で嘘を
     ついていたとしても、別の解釈もできるんじゃないかな?」

これ今決めてるルールにどうしようもない盲点あるよな

最後紙に不正がなかったか確かめるのが優勝者だけなら、極論紙に何も書かず、ゲームでも『そこは嘘ではない』と言い続ければいい。

かがみ「どういう意味?」

こなた「みゆきさんは『お金に関係することです』と言った後で
     『以上です』って言ったよね?」

かがみ「ええ、そうね」

こなた「ということは、お金に関係すること以外に別の犯罪を犯して
     いたんだとしたら、『以上です』で嘘をついたことにならない?
     だって本当は別の犯罪もやっていたのに隠していたんだから」

かがみ「そうか……。そういう考えは思いつかなかったわ」

こなた「こういうときは大抵、みゆきさんの出番なんだけど、残念ながら
     今回はみゆきさんは敵プレーヤーだから相談できないんだよね」

つかさ「例えゆきちゃんがお金に関係する犯罪以外の犯罪をやって
     いたとしても、『以上です』の部分で嘘をついたことには
     ならないと思うよ」

かがみ「……どうしてそんなことが言えるの?」

つかさ「だって、こなちゃんの質問内容は、正確には『その犯罪行為は、
     お金に関係することなの?』だったもん。そして、『その犯罪行為』
     というのは、私の『ゆきちゃんは犯罪行為をしたことがある?』という
     質問を肯定した場合のものだった」

こなた「何を言ってるのか全然分からないんだけど」

え?「嘘をつくのがルールでしょ?」の「そうです」が嘘じゃないの?
嘘つかなくてもゲーム成り立つんだから

これカードを切った奴と誰かがグルなら
回答者も質問の順番もある程度操作できないか?
カードの絵柄は自己申告だろ?

>>505

>>178>>183>>204を読み直してね。

紙が白紙だったり、紙に書かれた内容と違うことを言っていたことが判明したら、
そのプレーヤーは最下位になる。
つまり、紙に不正があった場合、優勝しないと最下位になる。
ぶっちゃけ、このゲームは優勝することを目指すゲームではなく、
最下位にならないことを目指すゲームだから、実は紙に不正をするのは効率が悪い。

>>507
それは>>204でかがみが確認した。

>>509
かがみはカードがイカサマされてるんじゃないかって疑ってるから、
もちろん絵柄くらいはチェックしてるよ。
地の文がないから自己申告だけに見えるんだろうけど。


もういっぱいいっぱいだから、全レスとか期待しないでね。
うわあああああああああ頭おかしくなりそう。
眠い眠い眠い眠い眠い。

流石に仮眠取るべきじゃ
ただでさえややこしい内容なのに眠気でgdgdになるとか誰も得しない

>>510
> それは>>204でかがみが確認した。

してなくね?かがみが勝手に「無意味」だと思ってるだけじゃね?

かがみ「あ――そういうことか。あくまでもこなたは『犯罪行為の中の一つ』が
     お金に関係するか訊いたのよね。だから、『犯罪行為全体』の中に、
     お金に関係しない犯罪が含まれていたとしても、みゆきには答える
     義務がなかったんだわ」

こなた「つまり、みゆきさんは『以上です』の部分で嘘をつく必要がなかった
     ということ?」

かがみ「そういうことね」

こなた「でも、嘘をつく必要がない、というのと、嘘をついてはいけない、
     ということは同義じゃないでしょ?」

かがみ「うーん……。これは論理と言うよりも、ただの言葉遊びとか屁理屈
     みたいなものだから」

つかさ「でも、どっちにしろ同じことだよ。嘘を当てる人は、告白の中の嘘を
     指摘するだけでいいだもん。嘘の中身までは当てなくていいんだから、
     『以上です』が嘘だったら、その意味までは吟味する必要はないよ」

こなた「ああ、確かに。言われてみるとそうだね」

みゆき「そろそろ質問してもらえないでしょうか?」

かがみ「待って。やっぱりルールそのもので嘘をつくのって、卑怯だと思うの。
     だから、今回からは『嘘を一つつく』の部分でも嘘をついてはいけない、
     というルールを追加しない?」

こなた「いいと思うけど……。かがみん、言ってたよね。このゲームはいかにして
     自分にとって都合のいい新ルールを追加するかがポイントだって」

>>510

最初っから優勝を狙うという

紙に不正があるか確認するのは最後に優勝した奴だけたから

そいつが回答者の時絶対に負けないようにすればいんじゃね

という話なんですが なんか違う?

寝る。
もう寝るぞ!
後は野となれ山となれ!

>>521
展開上平等に回答者回ってるけど実際は完全ランダム
下手すると回答者一回もできずに終わることもあるんだから
回答者必勝で優勝できる確率はそれほど高くない上に運次第
優勝以外は反則最下位なのでリスクが高すぎる

>>524
絶対続き書いてくれよ!
おやすみ!

世にも奇妙な物語
『嘘の告白ゲーム』

期待して待ってるからゆっくり休めよ
保守

そうじろうかわいそすぎだろwwwwwww
嫁も娘もネトラレてwwwwwwwwwwwwwwww
とりあえず、こなたに処女かどうか聞きたいな

みさお「お~い、柊。私達も嘘の告白ゲームやろうぜ」

かがで「え、でも二人でやったら……」

みさお「いいから、いいから、じゃあ柊が回答者で私が質問者な」

かがみ「はぁ、まあいいは早くやりましょ」

みさお「柊は私のこと好きか?」

かがみ「えぇ、大好きよ」

みさお「おおぉ、柊! ありが……あれ? これった嘘を一つ吐かな……」

かがみ「……」

みさお「あ、あやの~!」

起きたよ。
でもまだ眠いから少し書いたらまた寝るかも。


書き手がレスをすると荒れるから必要最小限に。

つかさ「もちろん。必勝法っていうのはね、『嘘をつく』ことだよ」
かがみ「え? それがこのゲームのルールでしょ?」
みゆき「『もちろんそうですよ』」

みゆきがここで嘘をついたのではないかという意見があったみたいだけど、
この箇所で嘘をつくことはできない。
確かに告白部分では嘘をつかなくてもゲームになるんだけど、
それは『嘘を一つつく』の部分で嘘をついたということになっているので、
結局嘘はつかないといけない。
という『ゲームルール』だから、本当はノーなのにイエスと答えることはできない。
まあ、実際にはまだ色々と抜け道があるんだけど、少なくともルール上は
嘘をつかないといけないことになっているのでみゆきはこの場所で嘘をつけない。

かがみ「ええ、そう言ったわね。このゲームは、普通に質問や
     回答をしているだけでは勝てないようにできている。
     他の人が気付かなかったような抜け道を探し、何とかして
     他の人を説得して少しでも自分に有利になるようにしないと
     いけない。――でも、今回は話が別よ」

こなた「どうして?」

かがみ「だって、これは別に私一人だけが得をする内容の新ルール
     じゃないでしょ? 質問者になっている人の選択肢の幅が
     狭まって、ほんの少しだけ質問者が有利になるだけよ」

こなた「質問者が有利になるとゲームバランスが崩壊するんじゃない?」

かがみ「でも、ここまでの成績をよく見てよ。回答者は3勝2敗。
     一方、質問者は2勝13敗なのよ。このゲームは明らかに、
     回答者の方が有利にできているわ」

こなた「でも、自分が回答者になったときには有利に働くんだから、
     別にいいんじゃないの?」

かがみ「ええ、そうね。回答者になれれば、ね。でも実際には
     ジョーカーを引けるかどうかはランダムだから、残りの
     7ゲーム、一度も自分が回答者に選ばれずに終わる
     危険があるわ。これは、私だけじゃなくてプレーヤー全員に
     当て嵌まることよ。回答者になれなければ高確率で負けて
     しまうのなら、もはやこれは嘘の告白ゲームなんかじゃないわ。
     ただのババ抜きよ。……普通のババ抜きとはルールが
     逆だけどね」

こなた「うーん……。確かにそう言われると納得せざるを得ない
     けど、どこかで騙されているような気がする」

かがみ「疑り深いわね」

こなた「だって、今まで散々騙されてきたし。かがみなら、その
     新ルールを利用した、とんでもない必勝法とか抜け穴を
     見つけられるような気がするんだよね」

つかさ「私は別に『嘘を一つつく』の部分で嘘をついてはいけない、
     って新ルールを追加しても構わないと思うけど」

みゆき「私も賛成です」

かがみ「ほら、後はあんただけよ」

こなた「……ねえ、みんな、グルになってるんじゃないの?」

かがみ「え?」

こなた「かがみもつかさもみゆきさんも、何らかの方法で連絡を
     とっていて、共謀して私を陥れようとしているんじゃないの?」

かがみ「どうしたのよ、急に」

こなた「だって私、まだ一度も勝ってないし……」

かがみ「何を言ってるのよ。あんたは1勝4敗でしょ?」

こなた「みんなが本気を出す前のテストプレイで一度勝っただけだよ」

かがみ「まあ、確かにこなたは4回連続で負けてるけど……」

こなた「ねえみんな、携帯を出してよ」

つかさ「どうしたの、急に」

こなた「携帯の着信音とかバイブの機能をオフにしてメールの
     やり取りをしてるかもしれない。ゲームの最中にも、
     みんな携帯はいじってたしね」

かがみ「そんなことできるわけないでしょ」

みゆき「――どうぞ」

かがみ「みゆき……」

こなた「とりあえずみゆきさんの携帯には、怪しいメールとかは
     残ってなかったね。もしかすると消去しただけかもしれ
     ないけど。次はかがみとつかさだね」

かがみ「私は嫌よ! 携帯はプライバシーの塊なんだから」

つかさ「ねえこなちゃん、携帯はみんなの見える位置に置いて
     おいて、誰も触れてはいけないってことにしておけば
     納得できるでしょ」

かがみ「そうね。そうしましょうか」

みゆき「はい」

かがみ「まったく、しょうがないわね」

つかさ「バル(ry」

かがみ「ほら、みんなあんたのために携帯を見える
     位置に置いたわよ」

こなた「……みんな、ありがと。じゃあ私も代わりに、
     『嘘を一つつく』の部分で嘘をついてはいけない、
     っていう新ルールを認めるよ」

みゆき「じゃあ、そろそろ第6回のゲームを始めても
     いいですよね? つかささん、どうぞ」

つかさ「やっと質問できるよ~」

みゆき「何でも訊いてください」

つかさ「じゃあ訊くけど、ゆきちゃんが過去に犯した
     犯罪行為を詳しく全部教えてもらえる?」

かがみ「とりあえずイエスかノーで答えられる質問じゃ
     ないからいいけど……。相変わらず容赦ないわね」

こなた「我が妹ながら黒いねえ」

かがみ「その設定を引き摺るのはやめろ!」

つかさ「どうしたのゆきちゃん。早く答えてよ」

みゆき「まず、私は、万引きをしたことがあります」

かがみ「どうして万引きなんか……」

つかさ「お姉ちゃん、少し黙ってて」

みゆき「万引きをした回数は数え切れません。安いお菓子を
     盗んだこともありましたし、高価なアクセサリーを
     盗ったこともあります。次に、私はクスリの密売を
     したことがあります」

かがみ「クスリって――」

みゆき「もちろん、睡眠薬とか傷薬とかそういうのではなくて、
     非合法な薬物のことです。マリファナとか覚醒剤とか」

かがみ「嘘」

みゆき「それから、置き引きに引ったくりなんかは日常茶飯事
     でしたし、振り込め詐欺の片棒を担いだこともありますね。
     ほら、振り込め詐欺って男の人が電話をかけてくる
     イメージが強いですから、電話の相手が女だというだけで
     みんな油断しちゃうんですよね。後は……援助交際とか
     売春もしましたね」

かがみ「売春」

みゆき「私自身が身体を売ったこともありますし、他の女の子――
     例えば同級生とか後輩、みなみちゃんとかその友達に、
     売春の斡旋をしたこともあります」

なんでこんな複雑な話が書けるの?
Aラン以上大?
国語偏差値70?

かがみ「嫌……もう聞きたくない」

みゆき「一人暮らしの孤独な老人に近づいて、私に遺産を
     遺すようにと遺言状を書かせたこともありましたね。
     盗んだバイクで深夜の街を暴走したこともありましたし、
     給食費を盗んだこともあります」

かがみ「いや、微妙に時代設定がおかしい犯罪が混じって
     ないか? 今どき給食費とか生徒に持ってこさせる
     学校なんてないだろ」

みゆき「まあ、今思い出せるのはこんなところですね。本当はもっと
     いっぱいあるような気もするんですけど、たくさん犯罪を
     やりすぎたせいで、全部は思い出せません。『以上』です」

つかさ「何か私、ゆきちゃんともっと仲良くなれそうな気が
     してきたよ~」

こなた「いやあ、みゆきさんもなかなか壮絶な人生を歩んでる
     みたいだねえ」

かがみ「いや、あんた達の反応は明らかにおかしいだろ。
     っていうか、みゆきさん『も』って何? こなた、
     もしかして私達と異母姉妹だってこと以外にもまだ
     何か隠してることあるんじゃないの?」

こなた「それは次に私が回答者になったら聞いてよ」

かがみ「そうね……。それにしても、今回のみゆきはよく喋ったわね。
     前回とは大違いだわ」

みゆき「次の質問者は、泉さんですね」

こなた「うーん、何か凄い話を聞いちゃったから、何を訊けば
     いいのか思いつかないなあ。本当は好きなゲームとか
     アニメに関する質問をするつもりだったんだけど、
     もうそんな雰囲気でもないしねえ」

かがみ「思い出したようにキャラ作りするな!」

こなた「あ、これはどうかな。みゆきさんは、どうしてそんなに
     お金が欲しかったの?」

かがみ「お金……?」

こなた「さっきのみゆきさんの『告白』って、盗んだバイクで
     走り出す以外は殆どお金儲けのための犯罪だった
     じゃん。みゆきさんの家は裕福なはずなのにどうして
     そんなにお金が欲しかったのか気になって」

かがみ「そうね……。確かにそれは私も気になるかも」

みゆき「私のお父さん、**教の信者なんです」

つかさ「えっ」

かがみ「あの有名な新興宗教の、**教?」

こなた「何か聞くのが怖くなってきた」

かがみ「自分で質問しておいて……」

ごめん。
やっぱり頭がすっきりしないからもう少し寝る。

みゆき「私の家には、先祖代々受け継がれてきた莫大な
     財産があったのですが、すべて教団にお布施と
     して吸い上げられてしまいました」

つかさ「でも、ゆきちゃんちはあんなに大きいじゃない」

みゆき「あの家は、もはや名義上は私達の家ではありません。
     教団の東京支部の中の一つになっています」

かがみ「そう言えば、みゆきのお父さんって一度も会った
     ことがないけど」

みゆき「お父さんは教団に監禁されています。人質として。
     だから私とお母さんは、身代金として毎月多額の
     お布施をしなければならないのです。まあ、
     あの東京の家の家賃代わりのような意味も
     あるのですが」

かがみ「警察に相談すれば――」

みゆき「警察なんて、何もしてくれません。教団は政権を
     担当している政党の政治家に何人も信者がいますし、
     警察の幹部だって抱きこまれていますから。私や
     お母さんではなく、お父さんを監禁しているのは、
     お父さんよりも私や母の方がお金を稼ぎやすいと
     思ったからなのでしょう。お父さんはもう、連れ
     去られたときには仕事ができる状態ではありません
     でしたから。だから、とにかく私はお金が必要
     なんです。父を助けるために。そして自分達が
     生きていくために……。以上です」

かがみ「大変だったのね……」

みゆき「同情なんてやめてください。気持ち悪いです」

かがみ「なっ」

つかさ「お姉ちゃん、ゆきちゃんの言うとおりだよ」

かがみ「つかさまで」

つかさ「お姉ちゃんには、ゆきちゃんを救うことなんて
     できないよね? だったら、同情なんかするのは
     ただ傍観して他人の不幸を楽しんでいるように
     しか見えないんだよ。どうしてお姉ちゃんには
     そんなに簡単なことが分からないの?」

かがみ「私はそんなつもりじゃ……」

みゆき「最後の質問者は、かがみさんでしたよね。何でも
     質問していいですよ」

かがみ「いいわよ。あんた達がそのつもりだって言うんなら、
      私にも考えがあるから。みゆき、あんたが今まで
      告白した内容の中に、嘘が含まれていた?」

こなた「えっ。この質問って」

つかさ「私がお姉ちゃんにしたのと同じ奴だ」

みゆき「『嘘が含まれていました。』以上です」

かがみ「――即答したわね」

こなた「だって、この質問は1番目と2番目の質問で嘘を
     ついていようがいまいが、嘘が含まれていた、
     って答えるしかないんだよ。みゆきさんがそう
     解説していたじゃない」

かがみ「さあ、みゆき。この紙に嘘をついた部分を書いて」

みゆき「……書きました。では、つかささんから、私が嘘を
     ついた部分を当ててください」

つかさ「えーと……じゃあ、定石中の定石になるんだろうけど、
     『嘘が含まれていました』っていうのが嘘でしょ?」

みゆき「不正解です」

つかさ「ああ、残念だなあ」

かがみ「もう少しよく考えてから嘘を当てるべきだったわね」

つかさ「え? どういうこと?」

かがみ「質問者の誰かが『嘘が含まれていました』が嘘だ、
     って指摘するのは分かりきっていることなんだから、
     それなら私みたいに『嘘が含まれていなかった』って
     答えて注釈の部分で嘘をつくのが賢いやり方なの。
     でも、みゆきはそうしなかった。いや、できなかった。
     それは、1番目か2番目の告白で既に嘘をついていた
     からだったのよ」

つかさ「そんな――。お姉ちゃん、それを分かっていたなら
     教えてくれればよかったのに」

かがみ「どうして教えなきゃいけないの?」

つかさ「えっ。どうして、って……」

かがみ「何でつかさは、いつも私が助けてくれて当たり前
     みたいな顔してるの?」

つかさ「別にそんなつもりはなかったんだけど」

こなた「つかさ。かがみの言うとおりだよ。私達は同じ質問者
     というグループではあるけど、同時に敵同士でも
     あるんだから。自分が嘘を当てる前に他のプレーヤー
     に当てられちゃったら、かがみは負けてしまう。だから、
     こういう形で蹴落とすのも必要なんだよ」

つかさ「……そうだね。私、確かに、今までお姉ちゃんに甘え
     続けていて、お姉ちゃんが助けてくれるのが当たり前
     だと思っていたかもしれない。でも、それって、よく
     考えると卑怯だよね」

かがみ「そう。あんたは卑怯だわ。私はいつもあんたのことを
     助けてきたのに、あんたは全然私を助けてくれなかった。
     それどころか、助けられることを逆恨みまでしていた」

かがみ「話し合いはそれくらいでいいでしょうか? 次は、
     泉さんが嘘を当てる番ですよね」

>>697の最後の台詞は、かがみではなくみゆきだったorz
やっぱり慌てて書くとろくなことにならないな……。

こなた「つかさがかがみに騙された後だから、よく考え
     ないと……」

かがみ「騙されていた、ってのは人聞きが悪いわね。
     私はただ、黙っていただけよ。教える義務なんて
     なかったんだから」

こなた「まあ、そうなんだけどね。――よし、これで行くか」

みゆき「決まったみたいですね」

こなた「うん。2番目の告白の『父を助けるために』が
     嘘なんでしょ?」

つかさ「どうしてそう思うの?」

こなた「私がみゆきさんの立場だったら、お父さんは
     既に教団に殺されていると思うから。殺されて
     いたら、もう助けることなんてできないもんね」

かがみ「あんたもサラッとひどいこと言うわね」

こなた「だって、本当のことじゃん」

かがみ「まあ、そうだけど……」

つかさ「ゆきちゃん、そうなの? お父さんのことはもう
     諦めちゃったの?」

みゆき「いいえ。不正解です。私はまだ、お父さんのことを
     見捨てたわけではありません」

こなた「へぇ、そうなんだ。実はみゆきさんもファザコン
     だったりするの?」

かがみ「あんたと一緒にするなよ」

つかさ「お姉ちゃん、そんなこと言っちゃっていいのかな?」

かがみ「え……? どういう意味?」

つかさ「私、知ってるんだよ」

かがみ「何を――」

つかさ「それは、お姉ちゃんが回答者になったときのお楽しみ」

かがみ「嫌な感じね」

つかさ「お互い様だよ。お姉ちゃんもだんだん黒く染まりつつ
     あるみたいだし」

かがみ「別にそんなこと――あるかもしれないけど。この嘘の
     告白ゲームって、人間の嫌な部分を引き出す力が
     あるみたいだから」

みゆき「最後はかがみさんが当てる番ですね。かがみさんが
     当てられたら、今回のゲームはかがみさんの勝ち。
     当てられなかったら、私の勝ちです」

かがみ「そうね。じゃあ、言うわよ。1番目の告白の、全部は
     思い出せないというのが嘘だわ。みゆきは本当は、
     これまでに犯した全ての犯罪を憶えているんじゃないの?」

こなた「どうしてそう思うの?」

かがみ「だってみゆきは記憶力がいいし、忘れるはずがないわ。
     それに――それに、私だったら、自分が犯した罪のことは
     一生忘れることができないでしょうから。朝、目が覚めた
     ときも、友達とお喋りをしているときも、ご飯を食べている
     ときも、眠りにつく瞬間でさえ、ずっと罪の意識から逃れる
     ことなんてできないのよ」

こなた「何だか意味深な台詞だね。まるでかがみにも、何かの罪を
     犯した過去があったみたいな言い方」

かがみ「べ、別にそんなことないわよ」

つかさ「ゆきちゃん。お姉ちゃんとゆきちゃんのどっちが勝ったの?」

みゆき「私の――。私の、負けです。第6回のゲームの勝者は
     かがみさんです」

かがみ「これで、私とみゆきが2勝4敗。つかさとこなたは1勝5敗
     ということになったわね」

こなた「うう、悔しいなあ」

みゆき「そうですね。どうやら私達は、かがみさんの策略にまんまと
     嵌ってしまったみたいです」

つかさ「私達がお姉ちゃんの策略に嵌った……?」

みゆき「ええ、その通りです。かがみさんは、新しく追加された
     ルールを上手く活用して、今回のゲームに勝利した
     のです」

こなた「どういうことなの、みゆきさん。かがみは普通にプレイ
     しているようにしか見えなかったけど」

みゆき「まず、今回のゲームから新しく採用されたルールを
     憶えていますか?」

こなた「ええと、今回から追加された新ルールは、『回答者の
     嘘が前提の質問を質問者がした場合、回答者はその
     嘘を前提とした回答をしていい』というものだったよね」

つかさ「それから、告白を終えるときには必ず『以上』と言わない
     といけなくて、その『以上』の部分で嘘をついてはいけない
     んだったよね?」

こなた「もう一つ。『嘘を一つつく』の部分でも嘘をついちゃいけない
     んだったっけ?」

みゆき「ええ、その3つでしたよね。実は、この3つの新ルールが
     追加される前は、3番目の告白に嘘が含まれている
     可能性が高かったのですが、新ルール採用以降は、
     逆に1番目の告白に嘘が含まれている可能性が高く
     なっていたのです。かがみさんは最初からそのことを
     見抜いていて、新ルールを追加しようと言い出しました。
     だから彼女は見事に勝利を収めることができたのです」

こなた「もう少し分かるように説明してよ」

みゆき「『犬が好き』という嘘をつき、『犬のどういうところが
     好き?』と質問されたら、犬が好きであることを前提と
     した嘘をついてもいいということは、できるだけ早い
     段階で嘘をついておいた方が、回答者は有利になる
     のです」

こなた「あ、そうか。言われてみればそうだよね。その例の
     答えになっていた『飼い主に従順なところが好き』
     の部分が嘘だって指摘しても正解にはならない
     という結論になっていたから、確かに、回答者は
     できるだけ早く嘘をついた方が有利だ……」

みゆき「ええ、そうです。私もそう思って、一つ目の告白に
     嘘を含ませておいたのです。それから、『以上』と
     『嘘を一つつく』で嘘をついてはいけないというのも、
     選択肢の幅を広めるためには重要でした。だから
     かがみさんは1つめの告白にだけ注意していれば
     よかったのです」

つかさ「私達は知らない間に、お姉ちゃんに誘導されて
     いたってこと……?」

こなた「まさか、かがみの提案した新ルールに、そんな
     意味があったなんて……」

かがみ「あはははははははっ! あんた達、深読みしすぎ
     なんじゃないの? 私はただ、適当に嘘を指摘した
     だけだったわ。それが当たったのは偶然に過ぎないのよ」

ごめん。もう大学行かないと。

これって答えがわかる質問したら勝てるんじゃね?
例えば「今何時?」って聞いたら真偽の確認簡単にできるし

>>726 その場合前提として『自分が一番目の質問者』が必要。二番目の時にその質問をしても、一番目の質問者が指摘するから負ける。
そして、自分が一番目でその質問をした時は回答者は嘘をつかなければ良い。二番目は上記の理由でそういう質問はしないからそこで嘘をつく。
質問者と回答者『だけ』が知っている質問が有れば別だが。

海藤と蔵馬がやっても面白そうだな

かがみ「好きな人いる?」
カズマ「NOッ!」
かがみ「私とかどう?」
カズマ「絶対にNOッ!」
こなた「ゆーちゃんとかどーかな」
カズマ「・・・・・・YES!」

みゆきが、白髪でタバコをくわえ『ククク…』って感じ。

帰ってきた。疲れた。

残り7ゲームとか多すぎ。

こなた「残り3ゲームか…」
みんな「そうね」

つかさ「黒いよ! お姉ちゃんが黒くなってるよ!」

こなた「覚醒かがみん最強説!」

かがみ「あんた達、大げさすぎ。これまでにあんた達が語った
     内容に比べたら私なんて可愛いものよ」

こなた「うわあ、この人自分で自分のこと可愛いとか言ってるよ」

みゆき「まあ実際、かがみさんは可愛いですけどね」

かがみ「さっきの告白を聞いた後だと、白々しく聞こえるわ」

つかさ「ところで、これまでの告白に嘘が含まれていたかを
     『質問』するのは禁止しない?」

こなた「そうだね。さっきはつかさがまんまとかがみんに騙され
     ちゃったしね」

みゆき「私も賛成です」

つかさ「……お姉ちゃんは?」

かがみ「まあ、もう誰も引っかからないだろうし、禁止しても
     しなくても同じだから禁止にしてもいいわよ」

つかさ「じゃあ決まりだね。次のゲームからは嘘が含まれてるか
     きいてはいけない、という新ルールを追加」

こなた「じゃあ、第7回のゲームを始めようか」

つかさ「今回は私にシャッフルさせてくれない?」

かがみ「いいわよ」

つかさ「……じゃあ、カードを引いてね」

こなた「ダイヤだった」

みゆき「私はスペードです」

かがみ「――ジョーカーだったわ」

つかさ「私はハートだね。ということは、お姉ちゃんが回答者で、
     私、こなちゃん、ゆきちゃんの順に質問をすることに
     なるね」

かがみ「私が回答か……。きっと、また嫌らしい質問をされるん
     でしょうね」

つかさ「それはお互い様だからしょうがないよ」

こなた「いつもならこの辺で誰かが『その前に――』とか言い出す
     頃だけど?」

かがみ「さすがにもう、だいぶルールの抜け道が減ってきたから、
     ゲームを進めていいんじゃないの?」

みゆき「そうですね。後7ゲームもありますし、早く進めましょう。
     実を言うと、私この後用事があるので、13回分も
     ゲームに参加できないかもしれないんです」

かがみ「そう言えば、私も用事があったんだった。すっかり
     忘れてたわ」

みゆき「かがみさんもですか。奇遇ですね。これで、13ゲームも
     やらずに途中で強制終了エンドになってもしょうがない
     ですよね」

かがみ「ええ、とっても自然な流れだわ」

こなた「ちょっとちょっと、二人とも」

かがみ「何よ」

こなた「自分達がリードしてるからって、都合のいいタイミングで
     終わらせようとしてない?」

つかさ「そうだよ。ずるいよ」

かがみ「別にそんなつもりじゃなかったんだけどね。まあでも、
     確かにこなたとつかさはまだ1勝5敗だから、最下位に
     なる確率が高いんだけどね」

つかさ「どうして? 後7ゲームも残ってるんだから、まだまだ
     挽回のチャンスはあるはずだよ」

かがみ「分かってないわね。私とみゆきが後2回ずつ勝っちゃ
     ったら、こなたとつかさのどちらかが最下位になるのよ?」

つかさ「え……? あ、本当だ。少なくとも4回勝てば最下位に
     なることはないんだもんね」

かがみ「そう言えば、私も用事があったんだった。すっかり
     忘れてたわ」

みゆき「かがみさんもですか。奇遇ですね。これで、13ゲームも
     やらずに途中で強制終了エンドになってもしょうがない
     ですよね」

かがみ「ええ、とっても自然な流れだわ」

こなた「ちょっとちょっと、二人とも」

かがみ「何よ」

こなた「自分達がリードしてるからって、都合のいいタイミングで
     終わらせようとしてない?」

つかさ「そうだよ。ずるいよ」

かがみ「別にそんなつもりじゃなかったんだけどね。まあでも、
     確かにこなたとつかさはまだ1勝5敗だから、最下位に
     なる確率が高いんだけどね」

こなた「どうして? 後7ゲームも残ってるんだから、まだまだ
     挽回のチャンスはあるはずだよ」

かがみ「分かってないわね。私とみゆきが後2回ずつ勝っちゃ
     ったら、こなたとつかさのどちらかが最下位になるのよ?」

こなた「え……? あ、本当だ。少なくとも4回勝てば最下位に
     なることはないんだもんね」

つかさ「ちょっと待って。全部で13回なんだから、それを4人で
     振り分けるとすると、一番平均的な勝利回数で3334か。
     確かに、4回勝てば勝ち抜けできるんだね」

かがみ「そうよ。このゲームは、優勝を目指すゲームではなく、
     最下位にならないことを目指すゲームだから、4回勝てば
     高みの見物ができる、ってわけよ」

こなた「でも、まだかがみんが負ける可能性もあるよね。例えば、
     2227、2236、2245、2335、2344の『2』の部分や、
     3334の『3』の部分に、かがみがなる可能性だってある」

かがみ「まあ、そうだけどね。でも、あんたとつかさの場合は、
     その例の『2』と『3』になる可能性以外に、1129、
     1138、1147、1156、1228、1237、1246、1255、
     1336、1345、1444の『1』の部分になる可能性も
     あるのよ? どっちの方が最下位になる確率が高いかは
     明らかでしょ?」

つかさ「こなちゃん、お姉ちゃんの精神攻撃に惑わされちゃ駄目
     だよ。お姉ちゃんはただ、私達にプレッシャーをかけてる
     だけなんだから」

こなた「そ、そうだよね。つかさ、ありがとう」

つかさ「お姉ちゃん。私、もう質問するよ」

かがみ「ご自由にどうぞ」

つかさ「お姉ちゃんは、泉そうじろうさんのことをどう思ってる?」

かがみ「何なのよ、その質問」

こなた「私のお父さんとかがみが、何か関係あるの?」

つかさ「こなちゃんは黙ってて。お姉ちゃん、答えてよ」

かがみ「こなたのお父さん――と言っても育て親だけど、
     そうじろうさんのことなんて何とも思ってないわよ。
     ただの、友達の父親に過ぎないんだから。強いて
     言えばちょっと変質者っぽい人よね。でもまあ、
     こなたと私が異母姉妹であることが判明したから、
     ちょっと複雑な思いはあるけどね。……以上よ」

つかさ「あっははっははははhっはあははっはははははは!」

みゆき「つ、つかささん?」

つかさ「嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!
     お姉ちゃんは嘘をついている! この嘘つきめ!」

こなた「つかさ、落ち着きなよ」

かがみ「私がどこで嘘をついたって言うのよ」

つかさ「どうせ嘘を当てるのも私が最初だから言っちゃうけど、
     お姉ちゃんはそうじろうさんと付き合っている! 私は、
     そのことを最近になって知った。だから、彼のことを
     何とも思ってないなんて嘘だ!」

こなた「でも――でも、かがみんは処女のはずなのに!」

>>838でかがみが指摘した可能性の「1129」の前に、
「11110」が抜けていた。
まあ、ゲームの内容には関係ないから別にいいけど。

>>845
すでにwikiとかがみんの二人が二勝してる

みゆき「いや、処女のはずなのに、という部分で驚く前に、
     自分の育て親と友人が付き合っていたという事実に
     驚く場面なのではないでしょうか」

こなた「あ、それもそうだね。――まさか! お父さんと
     かがみが付き合っているなんて信じられないよ!
     ……これでいい?」

みゆき「それもちょっとわざとらしいですけど……」

かがみ「つかさ! 変なこと言わないでよ!」

つかさ「どうして? 変なことを言ってるのはお姉ちゃんの
     方だよ。私、見ちゃったんだから」

かがみ「……な、何を」

つかさ「お姉ちゃんとそうじろうさんが、SMプレイをしている
     ところをだよ! お姉ちゃんは女王様の格好をして、
     そうじろうさんを縛ったり、蝋燭を垂らしたり、檻に
     入れたり、鞭で叩いたりして楽しんでいた!」

かがみ「やめて! つかさ、やめてよ!」

こなた「なるほど、SMか。それなら『処女』と『付き合う』の
     両方の条件を満たすことができるね。お父さんは
     SMもののゲームとかアニメも好きだったし、納得
     できるね」

みゆき「そこで納得するのもどうかと思いますが……」

>>851
ああ、そうか。だから11110の可能性は省いたんだった。
やっぱり眠いから頭が上手く働かないな……。
もう寝た方がいいかも。

こなた「あれ……? でも、よく考えるとおかしいよね」

みゆき「どこがですか?」

こなた「かがみは第4回のゲームのときに、男の人とは
     付き合ったことがない、って言ってたのに。あの
     部分には嘘が含まれていなかったって言ったから、
     かがみはあのとき2回嘘をついたことになるよ」

かがみ「私はあのとき嘘なんてついてないわよ」

つかさ「お姉ちゃん、しらばっくれるつもり?」

かがみ「そうじゃないわ。これは認識の問題なのよ」

こなた「認識……?」

かがみ「ええ、そうよ。私はあの男のことを恋人だなんて
     思ってないから。『付き合っている』わけじゃないわ。
     だって、あくまでも奴隷に過ぎないんだから。
     こなたの質問に対する回答は以上よ」

こなた「とんでもないことをサラッと言った上に、私の
     不用意な質問に答えることによってカウント数を
     減らしちゃったよ!」

みゆき「覚醒かがみさん恐るべし、ですね」

こなた「どうやら、このゲームの真のラスボスはかがみ
     だったみたいだね」

かがみ「そんなことより、つかさに訊きたいことがあるんだけど」

つかさ「何? いつどこで何回お姉ちゃんとそうじろうさんの
     プレイを見ちゃったか訊きたいの?」

かがみ「そんなことはどうでもいいのよ。どうせ、私をストーカー
     しているときに見たんでしょ?」

つかさ「ストーカーだなんて、人聞きが悪いなあ」

かがみ「でも、あんたがやっていることは、まさにストーカーよ。
     それよりも、私が訊きたいのはカードのことよ」

つかさ「カードって、トランプ?」

かがみ「ええ、そうよ。今回のゲームではあんたがカードを
     シャッフルしたわね。そのときあんたは、私がジョーカーを
     引き、自分がハートになるように細工をしたはずよ」

つかさ「どうしてそんなことが言えるの?」

かがみ「だって、今回のあんたの切り札は、私が告白者であり、
     なおかつあんたが一番目の質問者であるという条件が
     重なって初めて成立するものだから。そうじろうと私の関係に
     ついて尋ねたりしたら、こなたやみゆきだって何かおかしい
     と思うから、その部分で嘘をついたんじゃないかって疑うわ」

つかさ「ああ、確かにそれはそうかもしれないね。でも、偶然なん
     じゃないの? 私にはカードにイカサマをする余地なんて
     なかったはずだよ?」

かがみ「いいえ。イカサマをすることはできた。今から、私が
     再現してみせるわ。ちょっと待ってね。――もういいわよ。
     こなた、引いてみて」

こなた「……スペードだったよ。あのとき私はダイヤを引いたん
     だから、再現になってなくない?」

かがみ「ううん。スペードでいいのよ。大事なのは私とつかさの
     カードだから。こなたとみゆきはスペードとダイヤの
     どちらを引いても構わないの。次はみゆきが引いて」

みゆき「ダイヤでした」

かがみ「そして、ここからが重要よ。残っている二枚のカードを、
     私に引かせる前に自分の身体の影に隠して、素早く
     別の二枚のカードとすり替える。……つかさ、あんたが
     私の代わりにカードを引いてみて」

つかさ「――ジョーカーだったよ」

みゆき「凄いですね。どうやったんですか?」

かがみ「簡単なことよ。私の手元に残っているカードもジョーカー
     なの。どちらを引いてもジョーカーになるようにできていた、
     ってわけ。そして、みんなに見せる前に、手元に残った
     ジョーカーをハートとすり替える。こうすれば、私にジョー
     カーを引かせ、なおかつ自分はハートを引くことができる、
     というわけよ。確か、このトランプはつかさが用意したもの
     だったわね? くじにトランプを使おうと言い出したのは
     みゆきだったけど、持ってきたのはつかさだったはずよ」

ごめん。
もう限界だから寝る。
このイカサマにはまだ疑問の余地があるんだけど、それは明日にする。
スレが残っていたらの話だけどね。
市橋祭りだから残ってないかも?

かかってもあと数日で終わるようなのをパー速とかアホか

>>1 お疲れ。男寝りに寝ろ。

みゆき「凄いですね。どうやったんですか?」


みゆきの質問終了\(^o^)/

PCがアクセス規制くらったwww

このタイミングでwwwww

市橋祭りのせい? それとも、また民主党の議員が削除依頼出したせい?

どっちにしろ俺何もしてないのに巻き添え規制www

何回目だよ……orz

オワタ\(^o^)/

規制解除されたらまた新しくスレを立てるってのはどうかな?

つかさ「ねえみんな、嘘の告白ゲームをやろうよ」

というスレタイで。

>>1の内容からレスし直せば新しく来た人も困らないだろうし、書き溜めしてたのと同じ状態になるから次は1000行く前に完結するかもしれないし、寝落ちもなくなるだろうし。

実際、最近書いた
ハルヒ「キョン、あんた精子になりなさいよ!」
はそういう感じで完結したし。

じゃあ、反対意見はないみたいだし、それでいいかな?

スレタイは
つかさ「ねえみんな、嘘の告白ゲームをやろうよ」
ということで。

俺も。ここまで保守してくれたみんなに申し訳なくて……。

にしても、この大量規制はやっぱり民主党と運営のせいなんだろうな。

つかさ「サイクロン」
かがみ「ジョーカー」

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