まない「>>5まで伸びないなんて…」

まない「この世界ってなんて残酷なの…」


次の日、登校した私を待っていたのは…

うずめちゃんが自殺したっていう内容の緊急全校集会でした…


おわり


こんてぃぬー？>>5

しない

意外と落ちないもんだな

～うずめルーム

ｺﾝｺﾝ…

まない「うずめちゃん、いる？」

まない「…」

まない「入るわね」ｶﾞﾁｬ…

うずめ「…」

まない「うずめちゃん…」

まない「こんなに散らかしちゃって…」

まない「ねえうずめちゃん、お腹すいてない？」

まない「お弁当、作ってきたよ」

まない「ねえ、うずめちゃん…」

うずめ「…」

まない「ぐす…」ｺﾞｼｺﾞｼ

まない「ここ、置いとくね」

まない「それじゃ…」ｶﾞﾁｬ

みこと「あ…」

まない「…」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

みこと「…ごめんなさいね」ﾎﾟﾝ

まない「いえ…いいんです」

まない「明日もまた来ますね」

みこと「ありがとう、うずめもこんないいお友達がいて…幸せね」

まない「…もう、3日」

まない「うずめちゃん、何も食べてないし、お部屋から一歩も出てないんだって…」

かがみ「そうなんですか…」

まない「もう…見てられなかった」

まない「あんなにやせて…ぜんぜん私のことも見えてないみたいで」

まない「私…なんにもできない…部長なのに…うずめちゃんのお友達なのに…」

かがみ「先輩！」

かがみ「先輩のせいじゃありません…明日は、2人で行きましょう」

～次の日

まない「うずめちゃん？起きてる？」ｺﾝｺﾝ

かがみ「入るわよ」ｶﾞﾁｬ

かがみ「うっ…」

うずめ「…」

まない「うずめちゃんね…もう、おトイレに行くだけの元気もないみたいなの…」

まない「ううっ…ぐすっ…」

うずめ「…」

かがみ「…あんた」ﾂｶﾂｶﾂｶ

ｶﾞｼｯ

まない「ちょ、ちょっとかがみちゃん！？」

かがみ「あんたは…何をやってるのよ」

うずめ「…」

かがみ「目を覚ましなさいよ！あんたは…あんたは…」ﾕｻﾕｻ

まない「かがみちゃん！うずめちゃんに乱暴しないで！」

かがみ「その程度のマスターじゃないでしょう！？」

かがみ「私のこと、諦めないって向かってきたときのあんたはどこにいったのよ！」

かがみ「ねえなんとかいいなさい！うずめっ！」

うずめ「…ぁ～」

かがみ「っ…！？」

うずめ「…」

かがみ「ちょっと！ふざけないで！」

まない「もうやめてかがみちゃん！うずめちゃんは…！」

かがみ「…先輩」

かがみ「とりあえず、うずめをお風呂にいれましょう」

かがみ「それから…作戦会議です」

まない「作戦…会議？」

かがみ「うずめを元に戻すには…きっとドールを取り返すしかないはず」

かがみ「方法を考えましょう」

まない「…ええ、わかったわ」

かがみ「ほら、お風呂にいきましょう」ｸﾞｲ

うずめ「…」

かがみ「…軽い」

まない「よいしょっと…」

まない「うずめちゃん…」ｼﾞﾜ

まない「うう…こんなに軽くなっちゃって…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

かがみ「…先輩をこんなに悲しませるなんて…ただじゃおかないんだから」

かがみ「早く運びましょう…せーのっ」

まない「ぐす…うんっ…！」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

～お風呂

まない「うずめちゃん…この服も、あの日からずっと着たままなのね…ぐす」ﾇｶﾞｾﾇｶﾞｾ

かがみ「このまま洗濯機に入れましょう」

かがみ「まったく、女の子なんだから…においには気をつかいなさいよね」

まない「あとは下着だけ…うう…」

かがみ「私も手伝います…」

まない「ど、どうしてこんなに痩せるまで…」

かがみ「先輩、あんまり見ると目に毒ですよ…早く脱がせちゃいましょう」

ｼｬｱｱｱｱ…ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬ

うずめ「…」

まない「気持ちいい？うずめちゃん」ﾜｼｬﾜｼｬ

かがみ「見てられないわよ…何よこの体…」ｺﾞｼｺﾞｼ

まない「こんなところでいいかしら…ふふ、さっぱりしたね、うずめちゃん」

かがみ「…」ﾌｷﾌｷ

うずめ「…」ﾎﾞﾍｰ

まない「さて、お布団も敷き直したし、これでオッケー」

かがみ「あとは…無理やりにでも、何か食べさせる」

まない「無理やりはだめよ、かがみちゃん…それに、ほら見て」

かがみ「サンドイッチ…？」

まない「うん、昨日私がこのお部屋に置いていったんだけど」

まない「ここ！かじったあとがあるの！」

まない「よく食べてくれたわね～、うずめちゃん」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

かがみ「先輩…」

かがみ「でも、元通りには程遠いです」

まない「そうね…でも」

まない「少なくともうずめちゃんは、このまま死んじゃったりはしない」

まない「それだけで、今はとっても嬉しいわ」

かがみ「そうですか…」

かがみ「…早く立ち直らないともっと仲良くなってあげないんだから」

うずめ「…うー…」ﾓｿﾞ

まない「あは、不満ならちゃんと立ちあがってこなきゃだめよ、うずめちゃん」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ