男「またか…」(12)

教室の机の上の大量の落書き
もう慣れた
そういい聞かせる
こうなるきっかけとなったあの子は…

もう…いないけれど

えっ

マガジンのあれに似た作品になるのか

>>3
気づくの早すぎ…それに影響受けて書いてる

高校入学から一ヶ月がたった頃だろうか…?
その頃になれば、クラスに馴染み、グループを作っている奴等が大半を占めていた
俺もその一人で、グループに入り、いつだってバカな話をして盛り上がっていた

しかし、当然クラスに馴染めるやつだけではなく馴染めないやつも何人かはいた
そのうちの一人が、俺の幼馴染だった
幼馴染は派手な奴…なんてことはなく地味な奴だった
まあでも…だからこそ狙われたんだろうな…

あいつらの"暇潰し"っていうお遊びに

はじめはほんの些細なこと…

「なんかさー幼馴染キモくね?」
「あーわかるわかる!なんか、根暗だし、優等生な感じが腹立つ!」
「ちょっと、こらしめちゃおっか?」

次の日、幼馴染の

>>8ミス

次の日、幼馴染が教科書を忘れてきた
几帳面な幼馴染にしては珍しい…と思ったんだ
まぁでも、たまにはそんなこともあるか…と思い、幼馴染に教科書を貸そうとしたら
幼馴染「あ…えっと…男君もちゃんと授業受けなきゃダメだよ?」
男「いいよ、別に…どうせ次の時間は寝るから」
幼馴染「そんなのだめだよっ!ちゃんと勉強しないと!」
男「じゃあ…一緒にみる?」
幼馴染「うーん…じゃあお言葉に甘えて」

机を合わせ、教科書を広げる
男「にしても、幼馴染が教科書忘れるなんて珍しいねー」
まあそのおかげでこうやって話すことができるんだけど
幼馴染「そ…そんなことっ…ないよ…私だって、たまには忘れ物ぐらいするよ…」
思えばこのときからだったんだろう…

彼女がいじめに合っていたのは

いじめも一層酷いものになっていった
すごく陰湿ないじめだった…らしい
だけど彼女はいつも僕の前で笑ってくれていたな

だから気づけなかった
言い訳に聞こえるかもしれないけど

あの笑顔の後ろにはきっと…
悲しみや苦しみ、そんな言葉では形容しきれないほどのものが渦巻いていたんだと思う

結局俺が気づいたのは幼馴染が不登校になってからだった

幼馴染母「ごめんねぇ…毎日家にまで来てくれて」

男「いいんですよ、好きでやってるだけですから」

幼馴染母「そう…?じゃあ…お願いね」

男「はい、いってらっしゃいおばさん」

幼馴染の家には父がいない
だから女手ひとつで幼馴染をここまで育て上げたおばさんはすごいと思う
幼馴染はいつもおばさんに迷惑をかけないようにしてた

学費も自分で稼いでいつも
「大きくなったらお母さんを楽にしてあげるんだ!」
何て言ってたな
そうやって頑張る幼馴染をみると、なんだか素敵だなって思ってた

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