リヴァイ「…結婚できないだと?」 ◆続編◆(70)


◆「…結婚できないだと?」の続編


~調査兵団本部~


エルヴィン「今度の作戦について…意見が聞きたい」

ミケ「俺を呼び出したという事は、やはり実行するのか?」


エルヴィン「ああ…今しかない」


エルヴィン「これがリヴァイが提出をした、次回評価に向けての目標及び改善策だ」 ペラッ



ミケ「…」

◆評価シート改善策◆

名前:リヴァイ


項目:協調性について

苦手とする笑顔を練習し、人と関わりを持つようにする。
コミュニケーション能力を高めるよう努める。

最終的には、結婚できる事を目標にする。



ミケ「…結婚に向けて、か…」


エルヴィン「リヴァイがようやく重い腰をあげた」


エルヴィン「今しかない!」

ミケ「…俺も出来る限りの協力はしよう」


エルヴィン「貴重な人類最強の遺伝子を後世に引き継いでいく為に…人肌脱いでくれるか?」


ミケ「…勿論だとも」 フッ


エルヴィン「人類の為に!」


エルヴィン「協調性:2という評価のリヴァイだ…」


エルヴィン「結婚に向けて、と言っても一筋縄ではいかない…」


エルヴィン「ここはやはり、リヴァイを理解できる人物との結婚を、我々で導いていこう…」


ミケ「思い当たる人物がいるな…」


エルヴィン「彼女となら、素晴らしい子孫が残せるだろう…」


ミケ「ハンジだな?」


エルヴィン「彼女もまた素晴らしい素質を持つ兵士だ」

エルヴィン「人類最強の遺伝子は受け継いでいかれるさ」


ミケ「結婚しても、兵士という仕事に理解もあるしな」


エルヴィン「そして人類最強の遺伝子に興味を持っている」


ミケ「この作戦は、きっと上手くいく」


~旧調査兵団本部食堂~

ペトラ「結婚かぁ」


ペトラ「この前の評価シートに、兵士の結婚率をあげるという思惑があったとは…」


オルオ「結婚という形で、俺を束縛するつもりか?ペトラ」


ペトラ「協調性:5のオルオが言う台詞ではない」


ペトラ「それと気持ち悪い」


エルド「調査兵団の遺伝子を残す…かあ」


ペトラ「兵長の遺伝子は、やはり残すべきよね!!」
フンフンッ


エレン(ペトラさん…鼻息あらいです)


グンタ「兵長はどうして、結婚しないんだろうな?」

エルド「だな…」


~リヴァイ自室~


リヴァイ(笑顔の練習中) ニヤリ


リヴァイ「違うな…」


リヴァイ(笑顔の練習中) ニパッ


リヴァイ「…今のはいけるな…」

期待!!



リヴァイ「結婚に向けて 具体的にどうするか」


リヴァイ「…紙に書いてみるか…」 カキカキ


◎女を見つける

◎女と付き合う

◎デート

◎プロポーズ

◎結婚

リヴァペトではない??


リヴァイ「…めんどくせぇ」チッ

リヴァイ「結婚に至るまで、5段階だと?」


リヴァイ「だいたい女を見つける段階で、すでにめんどくせぇな…」チッ


リヴァイ「よしんば付き合ったとしても…」


リヴァイ「仕事(壁外調査)で会えねぇとか喧嘩して別れたりでもしたら…振り出しに戻る?…」


リヴァイ(サクッと結婚して、エルヴィンを見返すはずが!!) ギリッ



ありがとうございます
続きは 明日にしますm(__)m

期待!判事の登場が楽しみだ

兵長けっこう根に持ってるなw

おつー
こりゃあ続きが楽しみだ


コンコンッ

リヴァイ「…!?」

リヴァイ「誰だ?」 サッ

リヴァイ(とりあえず紙は隠さねぇとな) アセアセ

ハンジ「私~♪&ミケ~♪今いい?」


リヴァイ「入れ」 ナンダヨ イッタイ


ハンジ「エルヴィンから指令があるんだよ、きっとリヴァイは嫌がると思うけど」


リヴァイ「断わる」


ハンジ「団長命令だから、無理!」


ハンジ「今度の大規模壁外調査に向けての、資金援助を有力者達に頼みに行け!という命令」


リヴァイ「俺の役目じゃねえだろ?」


ハンジ「だよね~こういう交渉は団長がしていたんだけど…」


ハンジ「今回は、リヴァイに頼むって♪」


ミケ「資金援助を頼むとなると、交渉力や他者との協調性が必要だな」


リヴァイ(協調性:9のミケに言われると…腹立つな)チッ

リヴァイ(協調性:2)


ハンジ「私も行くからさ!!」

リヴァイ(協調性:8の奴のハンジか)


リヴァイ「(協調性をあげる為に)俺が行くしかねぇだろうが」


ハンジ&ミケ(おっ!?)


ミケ「よく言った、人は戦う事を諦めた時、初めて敗北する」 フッ


リヴァイ(戦う?自分との戦いか…?)


リヴァイ「俺はエレンの監視があるんだが?」


ミケ「エレンの監視は俺がしよう、安心して2人でゆっくり…いや安心して行け」


リヴァイ「…ああ」


リヴァイ(協調性を養う、いい機会だ) フフフッ


ハンジ(最近リヴァイおかしくね?)


~翌日 朝~


リヴァイ「…で?」


ハンジ「なに?」


リヴァイ「おかしいだろうが?」


ハンジ「そんなに、おかしい!?変かな?」 アセアセ


リヴァイ「壁外調査の為の資金援助を頼みに行くんだよな…?」


リヴァイ「なんでお前はスカートなんだ?」


ハンジ「エルヴィンにさ、有力者のおじさん受けするからって無理やり着替えさせられたんだよ…」


ハンジ「やっぱりおかしいよね」 シュン


リヴァイ「いや格好がどうこうより…」


ミケ「リヴァイにも着替えて貰う」


ミケ「団長命令だ…私服で交渉に行くようにと」


リヴァイ「…いや、だからな?違うんじゃねえのか?」


リヴァイ「だいたい、そんなピラピラした格好で馬に乗れねぇだろうが…」


ミケ「大丈夫だ…ハンジをリヴァイの後ろに乗せればいい」


ミケ「馬に跨がらず、後ろで横乗りする」


ミケ「貴族の女性の乗り方だな」


ハンジ「まあどっちでもいいよ!別にスカートで馬に跨がってもいいし!」


ハンジ「とりあえずリヴァイも着替えて、早く出よう!


リヴァイ(エルヴィンが何を考えてるか知らねぇが)

リヴァイ(ヤツの事だ、俺達よりずっと多くの事を考えているだろう…)

wktk


リヴァイ(黒スーツ上下、いつものブラウス)


ハンジ(白のワンピース)


エレン「なんか結婚式みたいですね?」


オルオ「結婚式か、俺達もいつかは…だな?」


ペトラ「ないね」


ペトラ「大体、評価シート協調性:5のオルオは結婚できない」


ペトラ「結婚より先に、彼女すらできない」


リヴァイ「!!」 グサッ


ミケ「リヴァイ、これが行き先の地図だ…」


ミケ「この交渉はお前にかかっている」


リヴァイ「…ああ」


ミケ(エルヴィン、俺達の作戦開始だ!!)


ミケ(人類最強の遺伝子が受け継いでいかれる)


ミケ(これは人類の為、そして人類の進撃となるだろう…)


~城外~


パカラッ パカラッ

リヴァイ(ハンジ後ろにいるから、ゆっくりしか進めねぇ)


リヴァイ&ハンジ「…」


リヴァイ(コミュニケーション能力をあげる)


リヴァイ(コミュニケーション能力をあげねば!)


リヴァイ「…お前の趣味って何だ?」


ハンジ「巨人」


リヴァイ「…好きなもんて何だ?」


ハンジ「巨人」


リヴァイ&ハンジ「…」


リヴァイ(ハンジだもんな…)


パカラッ パカラッ


ハンジ「…プッ!クスクス」


ハンジ「ごめんよ、リヴァイなりに気を使ってくれたのに」 ハハハッ


ハンジ「この前から、リヴァイおっかしいよね?」


ハンジ「もしかして、原因は評価シート!?」


ハンジ「30過ぎて独身のリヴァイにとって、結婚比率がどうとかいう話は 耳が痛かった?」


ハンジ「リヴァイはさー、人を好きになった事はないの?」


リヴァイ「…ねえな、興味がねえ」


リヴァイ「人の事言えねえだろ?」


ハンジ「私はあるよー」


ハンジ「彼もまた調査兵団だったんだ、でも壁外調査でね…」


ハンジ「言わなくてもわかるよね?」


リヴァイ「…」


ハンジ「もし次に人を好きになっても、殺しても死なない様な人がいい、残されたら辛い…かな」


リヴァイ「…兵士では、難しいな…」


ハンジ「うん、でも年齢を考えたら 早く子供は産みたい」


ハンジ「私がもし死んでも、私の意思をついで欲しいし…家族は確かに欲しいなぁ」


リヴァイ「意思をつぐ、か…」


ハンジ「リヴァイは考えないの?子供欲しくないの?」


リヴァイ「(エルヴィンに評価シート貰うまで)考えた事ねえな」


ハンジ「人類最強の遺伝子、興味があるなぁ♪」


ハンジ「ゾクゾクするねー」

リヴァイ(しんみりさせといて、こいつは)


休憩します(^_^;)
面白くなくて スミマセン!!

見てるよー

すっごくおもしろいです!
続きも楽しみ


再開しますm(__)m
見てくれてる方がいて 嬉しいです


リヴァイ「でも、結婚して妊娠でもしたら壁外でれねぇぞ?」


ハンジ「巨人達に会えないのは、辛い!!」


ハンジ「でもエルヴィンが、そうなっても研究者として兵団に協力して欲しいって」


ハンジ「巨人の研究できるなら、まあいいかなぁ」


ハンジ「壁外からは、リヴァイが捕獲してきてよね!!」


リヴァイ「えらい具体的に考えてやがるな」


ハンジ「グウ~」


リヴァイ「腹へったのか?」

ハンジ「その有力者の屋敷とやらは、えらい遠いね…」


ハンジ「着くまでにお腹減って死んでしまうっ!」


ハンジ「そうだ!お弁当があるんだよ、食べようよ~」


リヴァイ(手作り!?)


ハンジ「あの木のしたまで行って!」


ハンジ「ヨイショっと」 トンッ

ハンジ「ここで食べよう♪」

リヴァイ「…」 ストンッ


ハンジ「お弁当っていってもサンドイッチだけどね♪」


ハンジ「はいっ!」


リヴァイ「…」パクッ


リヴァイ(うめぇ、パンの裏にマスタード塗っててピリッと辛いのもいい)


ハンジ「どう?無表情だから読めないんだけど」


リヴァイ(無表情…ここは練習の成果を!)


リヴァイ「…」 ニカッ


ハンジ「このサンドイッチ、ミケが作ったんだって!」


リヴァイ「!!!?」 エガオ ダシタノニ…


リヴァイ「なんでミケ…」


ハンジ「持っていけって、ちなみに私が作ったことにしろ、だって」


ハンジ「ウソつくのもなぁ」

リヴァイ(料理できるとは、さすが結婚に近い男=協調性9)


リヴァイ(あのハンジですら、結婚に対してビジョンがある…)


リヴァイ(思い出せ!俺も結婚について紙に書いただろうが)


◎女を見つける

◎女と付き合う

◎デート

◎プロポーズ

◎結婚


リヴァイ「…」


リヴァイ(待てよ、ハンジも一応は女だよな?)


リヴァイ(今、馬に2人で乗ってサンドイッチ…デートじゃねぇのか!?)


リヴァイ(付き合うは、この際すっとばしたら)


リヴァイ「一気に結婚!!」


ハンジ「へ?」


リヴァイ(やべぇ、声出てた!!)


ハンジ「やっぱりリヴァイも結婚したいんだねー」


ハンジ「リヴァイの好きなタイプは?」


リヴァイ(頑張ってコミュニケーション能力あげとくか)


リヴァイ「自立した人」


リヴァイ「根性あるやつ」

リヴァイ「一緒にいて飽きない女」


リヴァイ「仕事(調査兵団に)理解あるやつ」


リヴァイ(ん?)


リヴァイ(んんん?)


ハンジ「仕事(調査兵団)に理解、っていうのは中々いないね」


ハンジ「もう職場恋愛(調査兵団)で探すしかないね」

リヴァイ「お前はどうなんだよ?」


ハンジ「私?ソニーとビーンかな」 テヘッ


リヴァイ(いや、俺の気のせいだ…こいつは奇行種だ)

ハンジ「真顔!?信じたね!!」

ハンジ「ホントのことを言うとね」


ありがとうございますm(__)m
続きは明日カキカキしますm(__)m

スッゴく楽しいです
リヴァハンかわいい


ハンジ「仕事(調査兵団)に理解がある人」


ハンジ「私の巨人好きに理解がある人」


ハンジ「殺しても死ななそうな人」


ハンジ「私より強い人かな」

リヴァイ、ハンジ「!?」


リヴァイ(仕事に理解がある→調査兵団→職場結婚?)


ハンジ(んん!?私より強くて死なないやつって?)


リヴァイ(こいつだと、根性あるよな…)


ハンジ(リヴァイなら、私の巨人好きも普段からみているしなぁ)


リヴァイ、ハンジ「…」


リヴァイ「いやいやいや!(奇行種だしな…色気をかんじねぇ)」


ハンジ「ないないない!(潔癖すぎて合わないし!)」


リヴァイ、ハンジ「…」


リヴァイ「…行くぞ」


ハンジ「そうだね!!先を急ごう!!」


二人、馬に乗る


リヴァイ(色気なぁ…一応スカート履いてるが…) チラッ


ハンジ(人類最強の遺伝子かぁ)


リヴァイ(女という事はクリアしてるが…ハンジだしなぁ)


ハンジ(遺伝子って考えたら興味はあるけど)


ハンジ(興味はあるんだけどさ)


ハンジ(問題は…)


リヴァイ(俺がハンジに勃つのかどうか!!…)


ハンジ(私がリヴァイとできるかどうか!!…)



二人「ハハハハ(渇いた笑い)」


◆ありがとうございます

続きは 夜にまとめて書きます
読んで下さりありがとうございます

おつおつ

(結婚しろ)


リヴァイ「…あそこか?有力者の屋敷は」


ハンジ「他に家ないし、そうじゃない?」


コンコンッ

シーン…

コンコンッ

シーン…


ハンジ「え!?まさか留守!?」

リヴァイ「んなわけねぇだろ…」


ハンジ「ん?扉に何か挟んである」


リヴァイ「?」


リヴァイ「…手紙じゃねえか?」


ハンジ「えーと…リヴァイ、ハンジお疲れ様。有力者の家に壁外調査の資金援助の話…」


リヴァイ「何だ?続けろ」


ハンジ「話なんて有りません…、忙しい2人に1日休暇を与える。ゆっくりするように。」


リヴァイ「フザケてるな…」チッ

ハンジ「フザケてますね」 ハァ!?


リヴァイ「帰るぞ、そんな冗談に付き合えるわけねえだろうが」


ハンジ「でもさリヴァイ、中にリヴァイの好きなレア物ワインを用意してるらしいよ。」


リヴァイ「入るぞ…」


ハンジ(ワインに釣られたね?)


ハンジ(ア~、分かった)


リヴァイ(エルヴィンとミケにしてやられたな…)


ハンジ「話が読めたね?」


リヴァイ「…ああ」


ハンジ「取り敢えず、休憩しようか?」


リヴァイ「…ワイン開けるか」

ハンジ(ワイン飲みたいんだね?)


◆30分後◆


ハンジ「リヴァイよく飲むね~」


リヴァイ「2人にしてやられたかなら、ワイン位飲まねえと、やってられねぇな」

ハンジ「まあね!」


リヴァイ「なぁ…お前は 俺とできるのか?」


ハンジ「!?」


ハンジ「…できるとは?」


リヴァイ「sexに決まってるだろうが!!」


ハンジ「酔ってるね?」


リヴァイ「まあ…勢いもあるが、答えろ」


ハンジ「…できるのか?うーん、嫌いじゃない」


リヴァイ「…なら、決まりだな?」


ハンジ「リヴァイはさ、ぶっちゃけsexがしたいわけ?」


リヴァイ「…」


リヴァイ「…俺は、結婚を考えていた」


ハンジ「リヴァイが結婚!?」

リヴァイ「…可笑しいか?」

ハンジ「誰と?」


リヴァイ「お前と」


ハンジ「ちょっと待って」


ハンジ「私の事、好きじゃないよね?」


リヴァイ「嫌いじゃねえな」

リヴァイ「…まあ、エルヴィンに担がれた感は否めねぇが」


リヴァイ「考えたら、結婚するなら…」


ハンジ「するなら?」


リヴァイ「お前が楽だ…」


ハンジ「仮に結婚が前提の話だとして!プロポーズが楽だからするとは!!」


ハンジ「リヴァイらしいよ」 アハハハハ!!


リヴァイ「悪いか?」


ハンジ「まあ私も、リヴァイなら死なないだろうし、私より強いから、いいかな?とは思った」


リヴァイ「…じゃあ、早速するか?」


ハンジ「まあプロポーズが無いのも、リヴァイらしいし…私も別に気にしないや!!」


リヴァイ「…そういう所が」


リヴァイ「俺と合う」


ハンジ「まあね!長い付き合いだし、こんな結婚もありじゃない?」


リヴァイ「…そうと決まれば、目閉じろ」


ハンジ「…」


ハンジ「あっ!!一応言ってみるけどさ~、優しくしてね?」


リヴァイ「優しくなんか、するわけねぇだろ?」


ハンジ「ですよね~」


リヴァイ「たっぷり、体に教えてやろうか?」


リヴァイ「…覚悟するんだな?」


ハンジ「…リヴァイ、怖いね~」 ハハッ


ハンジ「じゃあ取り敢えず、やりますか!」


リヴァイ「…」


リヴァイ「…結婚しよう」


ハンジ「!!」


ハンジ「プロポーズしないんじゃなかったの?」


リヴァイ「気が変わった」


リヴァイ「お前の明るい感じが、ぐっときた…」


リヴァイ「一生、側にいろ!!」



◆リヴァイ◆

協調性:2 → 協調性:10






おわり

おつー面白かった
2+8
足りない部分を補いあって末永く爆発すればいい

乙!
おもしろかったです
また期待してます



リヴァハン可愛いよリヴァハン

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