ジャン「マルコ、おまえ非童貞だったのかよ!?」(148)

マルコ「……///」テレテレ

ジャン「は……マジかよ……」ズーン…

コニー「おい!相手は誰なんだよ!」

マルコ「えっと、近所に住んでたお姉さん。今も付き合ってて、今はウォール・シーナに居るんだ」

ジャン「おいおい、それが理由で憲兵団志望だなんて言うなよ?」

マルコ「もちろんそれだけじゃない……ちゃんと志も高く持っているつもりだよ……///」

ジャン「…………」ズーン…

コニー「で、で? 童貞捨てたのいつなんだ?」

マルコ「これ言っていいのかなぁ……僕が11の時。」

コニー「はぁ!?!?」

ジャン「はぁああああ!??!ああああ!??」

ベルトルト「ちょっ……聞こえちゃってごめん、それ相手の人は何歳なの?」

マルコ「当時は17だったかな」

ジャン「てめぇええええええええええ!!!!!!」

ベルトルト「すごいな……」

ライナー「となると現在は22歳か……アリだな」

アルミン「普通に条例違反だけどロマンだよね。マルコがそんなレアな経験の持ち主だったとは驚いたな」

エレン「6つも歳の差があって、よく付き合えたな?」

ライナー「確かにその年齢差じゃ、ガキ扱いされて相手にされなさそうだが…
     マルコ、お前から告白したのか?」

マルコ「いや、はっきり告白とかはしていないんだ……男のくせに、情けないとは思うけどね」

コニー「え? でもちゃっかり童貞は捨ててるんだろ?」

アルミン「マルコ……君がエロゲ体質とは知らなかったよ……」

ジャン「ちくしょう………」ズーン…

コニー「初体験はどうだったんだよ!」

マルコ「あんまり言いたくないなぁ……思い返すと恥ずかしいことばっかりだったし」

アルミン「11なら仕方ないよ。むしろ下手に手馴れてる方が怖いって」

ベルトルト「リードしてもらったパターンか……はぁ……」

コニー「詳しく聞かせろよー」

マルコ「え、いや、そういうのは彼女に悪いし……」

コニー「でたっ!"彼女"っ!」

アルミン「羨ましいなあー!」

マルコ「あっ、その……そういうつもりじゃ……」

ジャン(死のう)

ジャン(……いや、生きる)

ジャン(俺にはミカサが居るんだ!)

ジャン「おいマルコ、経験者だからこそ言える、俺たちも参考に出来るような事実はねーのか?」

マルコ「うーん……そういうのは僕よりライナーに聞いたほうがいいんじゃないの?」

ライナー「…は?」

マルコ「ライナーも経験済みなんだろ?」

ライナー「」

コニー「そうだよ、ライナーが居るじゃねぇか。教えてもらうならライナーが適役だな!」

エレン「まぁ、ライナーは兄貴分って感じだしな」

ライナー(なぜだ……なぜ当然のように俺が非童貞ということになっているんだ……?)

アルミン「ライナー、君、結構遊んでるらしいって噂になってるよ?」ニヤ

ライナー「は!? いや、遊んでいる……ということはないぞ……?」

アルミン「またまた~」

ジャン「ライナーは非童貞でも意外性は無いな。最年長だし」

エレン「で、ライナーが童貞捨てたのはいつなんだよ?」

ライナー「…………16……」

ジャン「なんだよ、結構最近じゃねーか!」

マルコ「その子とは今も続いてるの?」

ライナー「ま、まあな…………それよりそろそろ消灯だろう」

コニー「あっ!逃げやがった!」

アルミン「話の続きはまた明日でもいいじゃないか。教官に怒られるのはもうごめんだよ」

ライナー「アルミンの言う通りだ、散れ散れ!」

コニー「ちぇーっ」

モゾモゾ…
グーグースピスピ

ライナー(なんだ…? なんだってこんなことになっちまった……?)

ライナー(年上風を吹かせすぎたのがいけなかったのだろうか……)

ベルトルト「ライナー、起きてるんだろ?」

ライナー「」ビクッ

ベルトルト「まさか、君が、非童貞、とは知らなかったな」ハァ……

ライナー「言うな………」

ベルトルト「その性格にいつか足元をすくわれないといいんだけどね」

ライナー「黙れ、寝ろ。なんとかする」

ベルトルト「ふうん……じゃあおやすみ」

ライナー「ああ」

ライナー(なんとかって……どうなんとかするんだ……?)

翌朝の食堂

クリスタ「えーっ!? ウソっ!」

ミーナ「ちょっと! 声大きいよっ!」

クリスタ「ゴメン……でも……」

アニ「ミーナ、本気かい…!?」

ミーナ「えっ、えっ、……うん……///」

クリスタ「本当にそれでいいの?」

ミーナ「覚悟は……してる……///」カァァ

アニ「トーマスも本気みたいだから、応援はしてやりたいけどね…」

クリスタ「でもやっぱり早くないかなぁ?まだ15なんだよ?」

ユミル「そんなモンだろ」

サシャ「価値観は人それぞれですからね……私はなんとも言えません」モグモグ

ミーナ「私も早いかな、とは思ってる……でも……」

ミーナ「私たちみんな、いつ死ぬかわからない。訓練中だって死傷者は出ているし」

ミーナ「いつ死んだとしても後悔の無いようにしたいって……そう思って」

クリスタ「ミーナ……」ウルッ

ユミル「よく言ったなミーナ、案外肝が据わってるじゃねーか」

ミーナ「あはは……」

クリスタ「ねぇユミル、ミーナに色々教えてあげたほうがいいんじゃないかな?
     その…心構えとか。」

ユミル「あ?…まあ、そうだな」

サシャ「たった一度の初体験ですからね!」モグモグ

クリスタ「うん、ちゃんと知識をつけて準備したほうが、後悔をなくせると思うよ」

アニ「あいつが非常識なことしようとしたら、ぶん殴ってやんな」

ミーナ「えっと……ユミル先生、よろしくおねがいしますっ…!」

ユミル「……そう硬くなるなよ、まあ…大丈夫だろ」

ユミル(……ああは言ったものの………)ハァ……

ユミル(そもそも…この『何についても経験豊富な頼れる存在』っていうイメージは何なんだ!?)

ユミル(最初に多少…いや結構…格好をつけてしまった私も悪いのかもしれないが……)

ユミル(ここまで作り物のイメージが雪だるま式に膨らんでいくとは思わなかった…)

ユミル(どうすりゃいいんだ……)ハァ……

ライナー「ユミル」

ユミル「あ!?」ビクッ

ライナー「そう怖い顔をするな……実は、頼みごとがある」

ユミル「珍しいこともあるもんだな」

ライナー「まあ…聞いてくれ」チラッチラッ

ライナー(よし、周りに人は居ない)

ライナー「短刀直入に言う……俺に………」

ライナー「非童貞のふりをさせて欲しい」

ユミル「………はぁ??」

ライナー「実は先ほどの食堂での会話を聞かせてもらっていた」

ユミル「ミーナのあれか?…随分と悪趣味な奴だな」

ライナー「すまない…しかし俺も困っているのでな……」

ユミル「あれを聞いて、私ならその非童貞のふりをする方法ってやつを知っていると?
    ってことはお前は童貞か?」

ライナー「ああ……そうだ」

ユミル「ははは、意外だな。私はてっきり」

ライナー「そうなんだ、そのイメージに困っている……」

ユミル「全員に嘘をつき通す気か?」

ライナー「そのつもりだ」

ユミル「私以外の全員に? ハッ、お前がそんな変わり者だとは知らなかったよ」

ライナー「……俺は賭けをした」

ライナー「ユミル、お前は掴みどころのない奴だ……善人にも見えん……」

ライナー「俺が童貞であるという事実をみっともなく隠していることを素直に話せば、
     笑いものにされ、皆に暴露されるリスクもあると、もちろんそう考えた……」

ライナー「しかし……真摯に頼めば意図を汲んでくれるのではないかとも思った……
     俺はそちらに賭けたんだ……」

ライナー「ユミル、頼む」

ユミル「おい」

ライナー「この通りだ」

ユミル「やめろって」

ライナー「男がこうして頭を下げているんだ」

ユミル「…っ、わかった、わかった!教えてやるよ!だから顔を上げろ!」

ライナー「ユミル…!」

ユミル「教えりゃいいんだろ!?秘密も守ってやるよ!
    だからそんな軽々しく頭なんか下げるな!」

ライナー「軽々しくはない…が、……お前案外いい奴なのか?」

ユミル「うるせえな……今度教えてやるからもうどっか行けよ」

ライナー「今度っていうのは」

ユミル「こちらから言うから待ってろ!」

ライナー「……わかった。頼んだぞ、ユミル」

ユミル「ああ……」

ユミル「………」

ユミル「………………」

ユミル(…ああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!)

つづく。おやすみ

その夜、資料室

キィ… カチャッ

ユミル(ふぅ……久々だったがピッキングの腕が鈍ってなくて良かったぜ)

ユミル(よし早速探すか……ここで見つかりそうなモンと言えば医学書か。
    官能本なんか置くわけねーもんな)

ユミル(やっぱり巨人絡みの資料が多いな。人類は、人類は…と……)

ユミル(棚の間は真っ暗だ…ライター持ってきて良かった……泌尿器科、婦人科……この辺りか)

サッサッ

ユミル(ま、これだけあれば充分だろ。一度に取りすぎたか?)

ユミル(移動して読みたいところだが、他に見つかる危険のない場所もないしな)

ユミル(部屋に戻ればミーナたちの質問が来るかもしれないし……)

ユミル「はあぁ………」

パラッ…

ユミル(陰茎と膣の断面図……)ドキドキ

ユミル(これをここに、こう……挿入するんだろ? それはまあ、知ってるが)ドキドキ

ユミル(ミーナもライナーも当然知ってるだろ……)

ユミル(実践的アドバイスって何をすりゃいいんだ?)パラ…

ユミル(……うおっ、性病!?)ビクッ

ユミル(症例として無修正がモロに載ってんじゃねぇか……!!)

ユミル(……最初に目にしたのがコレになるのかよ)

ユミル(まあ、気にしてる暇は無いわな)

ユミル「………」パラ…

コツ、コツ、コツ……

ユミル「!?」

ユミル(足音…!? 近づいてくる…!)

ユミル(誰だ!? 教官達はもう宿舎に帰った時間のはず…!)

コツ、コツ、コツ、コツ

ユミル(訓練生は鍵を持っていないはずだし…)

ユミル(ここに来る奴は居ないはずだ! きっと通過するだけに決まって……)

コツ、コツ

カチャガチャッ キイィッ…

ユミル(入ってきた!?)ササッ

ユミル(あ、本が…!)

アルミン「……」キョロキョロ

ユミル(アルミンじゃねえか!)

アルミン「……」カチッ

ユミル(布にくるんでランタンまで持ってきていやがる……あいつ、常習か?)

ユミル(こんな時間に…! 何してんだよ…!)

アルミン「うーん、どこだったかな……」

ユミル(やばい、こっちに来る……!)ソロッ……

アルミン「この辺だったはずなんだけど…」

アルミン「ん? 散らかってる…!?」ハッ!

アルミン「………」キョロキョロ

ユミル「………」バクバク

アルミン「………」

アルミン「………これは……」

アルミン(性器にまつわるページが開かれていて、他に転がってる本も生殖関係の医学書ばかり……)

アルミン(同期のアホたちが昼間にイタズラでもしていったのかな?)

アルミン(とりあえず、教官が今ここに居るということは無さそうだ……)ホッ…

アルミン(じゃあさっさと借りた本の戻し場所を探さないとな、長居は危険だし)

ユミル(あ、うわ……! 来た……!)ソロッ……ソロッ…

ユミル(なっ!? 行き止まり!?)

ユミル「あっ、」

アルミン「うわっ、うわあああああああっ!!!????」ガシャーン!!

ユミル「なっ、あっ! 待てっ! 大声出すなっ!」

アルミン「ゆ、ゆゆっ、ゆみる…!?」ガクガク

ユミル「静かに、静かにしろっ…! 人が来る…!」

アルミン「…!………」ガクガクガクガク

アルミン「なんでここに…!?」ドキドキドキドキ

ユミル「こっちのセリフだ……どうやって入った?」

アルミン「僕は……これで」チャリッ

ユミル「合鍵か……どんな手を使ったか知らねーが案外したたかな奴だな……」

アルミン「ユミルは?」

ユミル「これだよ」

アルミン「針金……ユミルも人のこと言えないんじゃないかな……」

ユミル「私の場合は"案外"じゃねーだろ……」

アルミン「で……そこまでして忍び込んで調べてたのがあれなの?」

ユミル「…っ!!///」カァァッ

アルミン「いや、気持ちはわからなくはないけど……」

ユミル(くそ……ちくしょう……こんな軟弱な奴にバレるなんて……)

アルミン「その、僕も……何年か前に通った道だから……///」

ユミル「…………」

アルミン「ごめん!心配しなくていいよ。皆に言うつもりは無いんだ」

ユミル「…………」

アルミン「その代わり……僕の合鍵のことも誰にも言わないで欲しい……」

ユミル「…………」

アルミン「……ユミル?」

ユミル「…………」

アルミン「ご、ごめん、えっと………
     女の子がああいうものに興味を持っても…おかしくはないと思うよ!?
     その、つまり僕は、君に恥をかかせるつもりじゃ……」

ユミル「何年か前に通った道……って言ったな?」

アルミン「えっ?」

ユミル「頼みがあるんだ……私だって、好きでこんなこと調べてるわけじゃねぇんだ!!」

アルミン「ユミル、声が大きいよ、抑えて……」

ユミル「知ってるなら……教えてくれよ……」

ユミル「同期からセックスのハウツーを聞かれて本当に参ってんだよ……!!」

アルミン(ええええええええええええっ!!!!????)

アルミン「そんな! 僕だって知らないよ!」

ユミル「医学書よりはマシだろ!?」

アルミン「え……いや…」

ユミル「医学知識も、官能本も、同期の奴らに比べりゃずっと詳しいんじゃねぇか!?」

アルミン「ずずずずっとってそんな……!///」

ユミル「なあアルミン大先生よ、お前の見識は誰よりもバランスが取れていて深いと私は踏んでる」

アルミン「それは…………」ハァ…

アルミン「話題も話題だし、随分と不本意な買いかぶりだなユミル……」

ユミル「頼む、アルミンしか居ねえんだ……」

アルミン「素直に何も知らないって言えばいい話じゃないか!」

ユミル「こんだけイメージ出来あがってて引き返せるかよ!」

ちょっと出かけてくる

アルミン「知らないよ! 僕に教えられることなんてない!
     知ったかぶりなんて僕の信条に反するんだ!」

アルミン「だから、悪いけど君のただの意地っ張りに巻き込まれるのは…」

ユミル「は、そんなこと言っていいのか?」

アルミン「なに、脅す気? 僕だって君の秘密を握ってるんだぞ」

ユミル「お前は本当にそのカードを切れるのか?って話だ」

アルミン「え?」

ユミル「女の秘密を簡単にバラすような奴だってこと…クリスタたちに知られてもいいのか?」

アルミン「……」

ユミル「お前は……女子の間での好感度を結構気にする奴だと思っていたんだがな…」

アルミン「くっ……」

ユミル「そもそも私の秘密とお前の秘密とじゃ、重さが違うはずだ」

ユミル「私の秘密が知れても…所詮はただ恥をかくだけだが、お前のそれは違うだろ?」

ユミル「お前……王政府の歴史について探ってただろ……」

アルミン「………」

ユミル「一介の訓練兵が手を出していい分野じゃねえよなぁ?」

アルミン「はぁ……負けたよユミル」

アルミン「合鍵が使えなくなるのは困るし、教官にマークされて動きにくくなるのはもっと困る」

ユミル「じゃあ、」

アルミン「うん、でも僕の口から説明するのはさすがに恥ずかしい……
     だからちょっと付いてきてくれないかな」

コツ、コツ、コツ…

アルミン「…ここだよ」

ギィ…

ユミル「あ? ただの掃除用具入れじゃねぇか」

アルミン「まあ、来て」

ゴソゴソ……

ユミル「おお…! 何冊あるんだこれ?」

アルミン「人に言わないでよ? 一応秘密にしてるんだから」

ユミル「全部官能本か……アルミンが、なぁ……」ジッ…

アルミン「本当に言わないでよ!?」

アルミン「はぁ……この中から選んで持っていっていいから」

ユミル「つってもなぁ。おすすめとかないのかよ」

アルミン「し、知らないよ……」

ユミル「……」パラパラ

アルミン「………」

ユミル「へー……全部活字なんだな」パラパラ

アルミン「活字の方がばれにくくて持ち込みやすいからね」

ユミル「ふーん……」パラパラ

アルミン(なんだこれ……地獄だ……)

アルミン「もう……早く選んでよユミル」

ユミル「あぁ? 待てって」

アルミン「うう……」

コツコツ、コツコツ、コツコツ…

アルミン「え…!? 誰か来る…!」

ユミル「!!」サッ

バンッ!

ジャン「おおっ!?」

ベルトルト「あー、ついにバレちゃったか」

アルミン「」

アルミン「え、え? 二人とも……どういうこと?」

ジャン「わりーなアルミン、お前の蔵書をたまに拝借させてもらってた」

ベルトルト「ちゃんと言おうかなとも思ったけど、アルミン自身が
      本の存在を隠したそうにしてたから黙ってたんだ、ごめんね」

アルミン「」

ジャン「つーか結構知れ渡ってるけどなこれ」

ベルトルト「普通に"アルミン文庫"とか言われてるよね」

アルミン「」

アルミン「……ひどいよ!」ダッ!

ユミル「あっ!待てって!」グイッ

ベルトルト「えっ?」

ジャン「げっ、ユミル!?」

ユミル「あ……」

アルミン「もう嫌だ……何もかもが……」

ジャン「どういうことだよ」

ベルトルト「……ユミルも借りに来てるってこと?」

ユミル「ち、違う! いや、違わなくもないが、違うんだ!!」

ジャン「でもここに居るっていうことは…なぁ?」

ベルトルト「うん」

ユミル「これには事情が……」

アルミン「もう言っちゃいなよユミル。こうなると、どう誤魔化したって無駄だよ」

ユミル「ヤケになってんじゃねえよ!」

アルミン「同期って、どうせライナーのことだよね?」

ユミル「は、はあっ!!??」

アルミン「ユミルはライナーに、セックスのハウツーを教えろって言われて困ってるんだよ」

アルミン「で、何も知らない処女のくせに、おそらく『教えてやるよ!』とか威勢のいいこと言っちゃって」

アルミン「困り果てて僕に相談に来たんだ! それで本を貸そうとしていた! おわり!」

ベルトルト「ライナー……ユミルに相談していたのか……」

ジャン「え? あいつ非童貞なんじゃねえの?」

ベルトルト「違うよ。周りに決め付けられて、引っ込みつかなくなってるだけだ」

ジャン「つーかアルミン、あのとき知ってて煽ったのかよ!?」

アルミン「まあね……挙動不審だったからピンと来たよ……
     あれはマルコにイラッと来たからライナーに八つ当たりした」

ベルトルト「うん、あのマルコは確かにイラついた」

ジャン「でもよ、それで周り回って自分の首絞めてんじゃねーか」

アルミン「そういうことになるね……」ハァ…

ユミル「なんだよ、ライナーが童貞ってバレてんのかよ」

ベルトルト「いや、エレンやコニーはまだ非童貞だと思ってるはずだけど」

ユミル「そうか……」

ユミル「ライナーとは、漢の約束をしたんだ……
    私がきっかけでバレたなんてことには絶対したくねー……」

ユミル「だから……でも、私のせいでジャンにはバレちまった……!
    ああっ、もうどうすりゃいいんだよアルミン!」

アルミン「僕に投げないでよ!」

ジャン「…でもユミルって下ネタもレシーブするよな?
    だからアルミンに本なんか借りるまでもなく、当然知ってると思ってたんだが」

ベルトルト「前にもコニーをティッシュの消費量がなんとか…って言っておちょくってたよね」

アルミン「もしかして、意味わかってなかったの?」

ユミル「は!?……あ、あれは……」

ユミル「えっ…? 鼻血……だろ…?」

ジャン「……はぁ?」

ユミル「その、お、男がエロいもん見ると、鼻血が出るだろ…!?///」カァァッ

アルミン「え…? それでティッシュってこと…?」

ユミル「~~~っ///」

アルミン「……」

ベルトルト「ユミルって……」

ジャン「ああ、馬鹿だったんだな」

アルミン「はっきり言ってコニー以下だね……」

ユミル「おい! それは撤回しろ!!」

アルミン「いや、でもこの世界にインターネットは無いんだ。
     処女のユミルの認識がこれくらいお粗末でも仕方が無いかもしれないよ」

ユミル(お粗末…)

ジャン「しかしこれで、よくあのキャラ演じようと思ったな…」

ベルトルト「ライナーが104期に2人も居るとは思わなかったよ」

ユミル「く…!」

ユミル(一緒にすんじゃねえ! とは、言えない……)

ベルトルト「…処女ビッチ」

アルミン「ぷふっ」

ジャン「はははははっ、ベルトルトお前、うまいこと言うな!」

ユミル「てめえら…!」ギリギリ

これからの展開は決めてない…
というよりタイトル書いた時点ではユミルが出ることすら決めてなかった…
行き当たりばったりだ
風呂入ってくる

もしかして、ユミルがキュンキュンするSS書いた人ですか?
話の雰囲気が似てる気がしたので

>>88
いや、キュンキュンするような話は書いたことない

進撃では「進   撃   の   乱   交」ってやつ書いた
http://ssin.blog.fc2.com/blog-entry-1968.html

>>93-95 おい やめろ
あとこれ
アルミン「ポケモン?」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1374321320/l50)

>>97
何それ?

とりあえずもう少ししたら続き投下する

>>98 ごめん

>>93-95がこのスレほったらかして(別にいいんだけど)荒らしてるから(これはよくない)注意しただけ
わかりにくくてすいません

ユミル「同じ童貞のくせに何偉そうにしてんだよ!」

アルミン「僕たちは別に隠そうともしていないもの」

ベルトルト「ジャンなんて女子にまで知れ渡ってる童貞キャラだしね」

ジャン「うるせーな…」

アルミン「ユミルも正直に言えばいいのに」

ユミル「とは言ってもだな…」

ユミル(こいつらにバレてるのはライナーについてだけだが、
    私はミーナからの相談も受けているし、女子の中でも経験豊富ポジションだ…
    正直に言ったら今までのキャラが全壊するじゃねえか……)

ユミル(それに……クリスタの尊敬キラキラ顔も見られなくなっちまう……)

ユミル「言ったら楽になるかもしれねーが、私には言えない理由があるんだよ」

ジャン「なんだそれ?」

ユミル「教えるかバァーカ」

ジャン「てめえ、言いふらすぞ!」

アルミン「まあまあ、僕たちも心底バカにして悪かったよ」

ベルトルト「そうだね、一応言っとくけどごめんね」

ユミル「なんか腹立つな……」

アルミン「じゃあもうお開きにしよう……僕は疲れた」

ベルトルト「アルミンもごめんね」

ジャン「俺も今度なんか貸すから」

アルミン「あ、うん……ありがたく頂くよ」

ユミル「お、おい」

アルミン「ユミル、そこにあるの何でも借りていいから。読み終わったら返しておいてね」

ギィィ バタン

ガヤガヤガヤ……

ユミル「……」

ユミル(一人にされちまったけど……これ…)

ユミル(借りる……べきか……?)ドキドキ

>>100
ああ、なんかこちらこそ理解力なくてごめん…

この先の展開で

A. アルミンの本借りて身につけた知識でのライユミ
B. ベルトルトが戻ってきてベルユミ

とではどっちの方が需要が多いんだろう

あ、全然別のもあったらアイデア欲しい

うん、Aかな
Aでいきます
回答くれた方ありがとう

翌日

クリスタ「おはよう、ユミル。昨日随分遅かったけど、どこ行ってたの?」

ユミル「自主錬だよ自主錬」

クリスタ「…ほんとに?」

ミーナ「あ、ユミル! …この間の話だけど」

ユミル「もちろん覚えてる。ただ、もうちょっと待ってくんねぇか?」

ミーナ「うん、いいよ。まだ時間はあるから」

ユミル「おう…助かる」

クリスタ「ユミル、隈が出来てる」

ユミル「夢に巨人が出てな、ろくに眠れなかったんだよ」

クリスタ「すぐそうやってはぐらかすんだから……」

ユミル「まあ、食堂行こうぜ」

ユミル「おいライナー」

ライナー「なんだ?」

ユミル「今日だ」

ライナー「…………何時に、どこにする」

ユミル「風呂のあと、食堂脇の準備室に来い」

ライナー「わかった」

ユミル「じゃあ、また」

ライナー(風呂…? まさか…… いや、口頭だよな?)

ユミル(話が違うと言われる可能性はあるが、これしかねえよな……)



ライナー(寝巻きか私服か悩んだ挙句、私服で来ちまった……)タッタッタッ

ライナー(ベルトルトに疑われただろうか…しかし、外を寝巻きは抵抗があるしな……)タッタッタッ

ライナー(着いた……やや遅くなっちまったが……)ドキドキ

ライナー(くそ…緊張するな……)ギィッ……

ユミル「遅えよ」

ライナー「…すまん」

ユミル「まあいい、こっち来いよ」

ライナー「ああ……」

ユミル「……」

ライナー(ユミルは寝巻きで来たのか……)

ライナー「……」

ユミル「……」

ライナー(気まずい…)

ユミル「その……あらかじめ、説明しておかなきゃいけないことがある」

ライナー「なんだ改まって」

ユミル「私は処女だ」

ライナー「は?」

ユミル「だから、経験者としての話をすることは出来ない」

ライナー「な……! それじゃ……」

ユミル「とりあえず話を最後まで聞いてくれよ」

ユミル「お前も知っているように、同期の中では私は経験者で通っている」

ライナー「そうだな」

ユミル「それで相談を受けたり……頼られることもある。処女なのにな」

ユミル「はじめは官能本を読んで、知識だけつけてお茶を濁そうかとも思ったんだ」

ユミル「しかし読んでみて思った……これは実際に経験しないと語れない」

ライナー「まさかポジションを維持するために身体を差し出すということか?」

ユミル「……」

ライナー「それでいいのか? お前は」

ユミル「これで処女を捨ててもいいとまで言ってるわけじゃない……
    お前にとっても最初は望んだ相手が良いだろう……」

ユミル「ただ……私は男の身体を肌で知っておく必要があると思った」

ライナー「……それはどういう意味だ」

ユミル「………」スッ… ギュッ

ライナー「おい」

ユミル「お前の身体は筋肉質で、厚みがあるな。見た目通りだ、変わらない」

ユミル「そして体温は私より高い、これも筋肉質だからか?
    これは、こうして抱きしめないとわからないな」

ライナー「……」

ユミル「そういうことだ、ライナー」

ユミル「私の身体はどうだ? 見た目と違うか?」

ライナー「薄い……そして細いな……」

ユミル「お前官能本持ってるだろ」

ライナー「!」

ユミル「それも活字派じゃなく、グラビア派だろ」

ライナー「どうしてそれを……」

ユミル「だから、見てわかるものはパスだ。官能本じゃわからない感覚だけをお互いにこれで補填する」

ユミル「お前の心臓、かなり速く脈打ってるな」

ライナー「ああ……だがお前もだろう、ユミル」

ユミル「受け入れてくれるか…?」

ライナー「断る理由が無いな……!」

ユミル「服は…着たままだ……」

ライナー「ああ……」

ユミル「絶対見るなよ」

ライナー「わかってる」スス…

ユミル「あ…」

ライナー(服の裾から手を入れて肌を辿ると肋骨のくぼみがあって、さらに上に行くと)

ライナー(乳房の膨らみがある……意外と高低差があるな、貧乳だと思っていたが……)

ライナー(すべすべしている……)

ライナー「揉んでもいいか?」

ユミル「ああ……」

ライナー(手にすっぽり収まる大きさだ)

ライナー(柔らかい……しかしその中に、ハリがある)

ライナー(似たものを見つけられないな……この感触を何と表現すればいいのか)

ライナー(そしてさらさらしているのに手のひらに吸い付くような不思議な手触りをしている)

ユミル「…っん……」

ライナー(今のは……乳首をこすったのか)

ライナー(では、つまんでみるとどうだ?)

ユミル「あ……っ!」ビクッ

ライナー「気持ちいいのか」

ユミル「んっ…! わからない…… 妙な感じだ……」ハァ…

ライナー「じゃあわかるまで続けるしかないな」

ユミル「はぁっ…、あ…」

ライナー「なあ、舐めるというのは?」

ユミル「………」

ライナー「味も五感のうちだろう」

ユミル「目隠しだ。目隠しをしたら、してもいい……」

ライナー「これでいいか?」

ユミル「透けてねえだろうな?」

ライナー「大丈夫だ、何も見えない」

ユミル「じゃあ……」

ライナー「見えないんだ、口まで持ってきてくれ」

ユミル「…っ! わかったよ……」

ユミル「あっ、んっ…! 突然…っ」ビクッ

ライナー(口の中で立ってきた……)チュウウウッ

ユミル「あ、あ、らいなぁ…っ……」

ユミル(なんだ、これっ……! こんな……)

ユミル(声が……勝手に出る…っ…!)

ユミル(本で読んだときは……意味わかんねーと思ったのに……!)

ユミル「あ、は、や……っ」

ライナー「ん…嫌なのか?」クリクリ

ユミル「ちが、っう……はぁっ……っあ……」

ライナー「お前はこういう時に随分声が変わるんだな……」キュッ

ユミル「ああっ…!!」ビクビクッ

ライナー「たまらんな……」

ユミル「うるっせえ…よ……」

ユミル「お前だってもう、おっ勃ててんだろ?」ぎゅ

ライナー「ぐ…っ」

ユミル「あ、痛かったか?」

ライナー「いや……」

ユミル「ならいいが……さっきから一方的だ、そっちも触らせろよ」

ライナー「じゃあ目隠しは交代だな」

ユミル「まあ…そうなるな」

ライナー「……」カチャカチャ ジー

ユミル「…もういいか?」

ライナー「ああ、大丈夫だ」

ユミル「触るぞ……」ピト

ユミル(先端………湿っぽいような……つるつるしたような……)スリ…

ユミル(動かすと……少しぬめる)スリスリ

ライナー「く……ふっ……」

ユミル(周りのたるんだようになっているのが皮ってやつか?)

ユミル(男どもがムケてるだのムケてないだの騒ぐ……)

ユミル(粘膜のような皮膚のような、不思議な感触だ……)

ライナー「はぁ……遊んでないでしごいてくれ……」

ユミル「ああ……」(手コキってやつだな)

ユミル(どのくらいの力を入れていいものかわからないが)ぎゅ…

ユミル(これくらいでいいのか…?)シコシコ

ライナー「あ、ううっ……それでいい……」ハァハァ

ユミル(なんか、出ている汁の量が増えたな…)シコシコ

ユミル(これは、においや味も確認しなくちゃいけないんじゃないか?)シコシコ

ライナー「はぁっ、はぁっ、お、おい」

ユミル「……」

ライナー「おい、待てっ…!」

ユミル「……ん」はむっ、チュル…

ライナー「あ…!!」ビクッ

ユミル(石鹸のにおい……これは、毛からしているのか?)

ユミル(本体は……なんだか独特のにおいがするな……辛いほどではないが……)

ユミル(つーか太いな……)れろれろ

ライナー(なんだこれ…っ! 気持ちよすぎる……!)ハァハァ

ユミル(味は……少ししょっぱい)チュル…

ユミル(これがフェラチオか……こんなに口の中が一杯になるものなんだな)

ユミル(本には、じゅぽじゅぽって擬態語があった)

ユミル(頭を上下すればいいのか?…やってみるか)

ライナー「ユ、ミル……だめだ……っ」ビクビク

ユミル「んんっ…」じゅ…じゅぽっ、じゅぽっ

ライナー(目隠しフェラ、エロすぎるだろ……!)

ライナー「っ……イキそうなんだ、っは、離れてくれ…っ!!」ビクビク

ユミル「んっん……」じゅぽっ、じゅぽっ

ライナー「あ、くっ……! だめだっ……イク……っ!!」ビュッ、ビュッ、ビュルッ

ユミル「っん!…!……」ちゅぽっ

ライナー「っは! はっ、…! は……はぁ……」ビクッ、ビク…

ユミル(これが精液か……生卵の白身みてーな舌触りだ)

ユミル(本では「おいしい」とか言ってたが、美味いもんじゃねーな……)

ユミル(生臭さと苦味と水っぽさ……独特の味……)

ライナー「すまん……紙は持ってきた、から、出してくれ……」

ユミル「………」れろ……

ユミル「悪いが目隠しを外してくれないか? 手のひらに出した精液を見たい」

ライナー「……!」

ユミル「ほう……でも薄暗くて色はよく見えないな」

ライナー「白いことは知っているんだろ」

ユミル「ああ……自慰をして男はこれを出すんだな、どれくらいの頻度で出すんだ?」

ライナー「それは……人それぞれだろう……」

ユミル「へえ……」

ユミル「……」じゅるっ

ライナー「っおい!!」

ライナー「………飲みやがった……」

ユミル「っ……、喉に引っかかるな……」

ライナー「無理するからだ」

ユミル「いや、これも飲んでみないとわからないことだ……」

ユミル「フェラチオでイクのは気持ちよかったか?」

ライナー「……! ああ…良かったよ……自慰とはレベルが違った」

ユミル「そのイクってのも、感覚としてわかんねーんだよな」

ライナー「お前したことないのか?」

ユミル「女がか?」

ライナー「女でもする人はするだろう」

ユミル「何も出ないだろ?」

ライナー「別に何か出さなきゃいけないってもんでもないぞ」

ライナー「その……お前さえ良ければ、俺に任せてみないか?」

ユミル「……」

ライナー「目隠しはする。その上で、お前をイカせることに挑戦してみたい」

ユミル「……できるのか?」

ライナー「わからない、が…、やってみないことには可能性はゼロのままだろう?」

つづく。おやすみ

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