キュゥべえ「仕事クビになったし安価で行動してみよう」 (89)

QB「まどかが契約する事なく、魔法少女たちによってワルプルギスの夜は撃退された」

   「そして僕はどうやら感情が生まれつつある個体であるらしく、本星から機能の一部を停止されてしまった」

   「こういう状況を人間たちは『失意のドン底』と呼ぶらしいね。 べつに僕はなんとも思っていないけれど」



QB「とにかく、やる事が無くてヒマになってしまったんだ。 これからどうしようか…」


1.屋上で昼食を摂っているまどか達と何か話そうかな

2.おや、ほむらは勉強についていけて無いようだね…

3.下校時刻だろうし、さやかについて行ってみよう

4.夕方だからマミと一緒にパトロールしに行こうか

5.杏子が泊まっているホテルの様子でも見てみよう


QB「↓2」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1363357955


ほむら(ダメだわ…ワルプルギスの夜を乗り越えてからというもの、勉強がぜんぜん分からない…)

教師「じゃあここ、暁美さん分かりますね?」

ほむら「えっ あっ、えー…」

QB〔V=RIだよ、ほむら〕 テレパシー

ほむら「V=RIです」

教師「いいですね。 では次の所を…美樹さん」

ほむら(あ、危なかったわ…)

QB〔君は自作爆弾やらを作っているのに、こんな事も分からないのかい?〕

ほむら〔お前に教えて貰わなくても答えられてたわよ!〕

QB〔…そうか、ならいいんだけど〕


さやか「えー、えーっと、3えっくすのニジョウ?」

教師「…美樹さん、今は数学の時間ではないです」

さやか「え゙っ」

まどか(あちゃー…)

休み時間——

QB「やはり君は知識と経験が偏りすぎているようだ。 このままではテストで良い結果は出せないだろう」

ほむら「余計なお世話よ」

QB「僕にとって君の成績がどうなろうと関係ないんだけど」

   「感情による障害なのか分からないが、君の事を放っておけなくてね」

ほむら「…お前からそんなセリフが出てくるなんて思いもしなかったわ」


QB(さて、どうすればほむらの学力を向上させられるだろうか…)


1.マミに教わればいいんじゃないかな

2.まどかと一緒に勉強するといいよ

3.インキュベーター式学習方法を伝授してあげよう

4.その他


QB「↓2」

QB「マミに教わればいいんじゃないかな」

ほむら「巴さんに? 彼女だって忙しいんじゃ…」

QB「独りで机に向かって勉強するより、後輩と一緒に勉強するほうがマミは喜ぶと思うんだけどね」

   「何しろマミは、そういう行為に憧れを抱いているみたいだよ?」

ほむら「そうなの…なら、放課後お願いしてみる事にするわ」

QB「そうするといい」

QB「さて、午後3時半…放課後だね」

   「このままほむらについて行ってもいいんだけど、あまり僕と一緒に居るのは好ましくないみたいだからなぁ」


1.それでもほむらの様子を見に行こう

2.まどかとさやかは一緒に下校するようだ

3.杏子はゲームセンターに居るみたいだね

QB「↓2って書くのを忘れていたよ」

   「何も書いてなかったら2つ下のレスを採用するという形で覚えておいて欲しい」


QB「ちなみにこのSSはあまり更新頻度は高くないから、のんびり伸ばしていこうと思っているよ」

   「昼になったら続けよう、ちょっと待っててね」

ゲームセンター——

杏子「よしよし、そのまま掛かってくれよー…ちっ、ダメか」

QB「やぁ杏子、何をしてるんだい?」

杏子「あん? なんだ、キュゥべえかよ」

   「見りゃ分かんだろ? って、そんな低い所からじゃ見えないか」

QB「だいたい察しが付くよ。 クレーンゲームでお菓子の詰め合わせでも狙っているんだろう?」

杏子「なんだよ分かってんじゃん…」

QB「うんまい棒を砕いてご飯にかけるのが美味しいんだと前に言っていたじゃないか」

杏子「あー…そうだったっけ?」

QB「僕はあまりオススメしないけどなぁ。 そんな食生活では栄養が偏ってしまうよ?」

杏子「おいおい、アタシに説教する気か? ちゃんとサラダ味も食ってるから大丈夫だっつーの」

QB「なんの解決にもなってないじゃないか」

QB「それで、取れそうなのかい?」

杏子「アタシにかかればこれくらい…次こそは取れるはずだ!」

QB「へえ」


1.このまま見てみよう…

2.僕にやらせてくれないかな?


QB「↓2」

QB「よ。っと」 ヒョイ

杏子「おい…そんな所に乗られたら邪魔なんだけど」

QB「杏子、ちょっと僕にやらせてくれないかな?」

杏子「はぁ? なんでアンタなんかに…」

QB「一度くらいいいじゃないか。 今度マミに杏子の分のご飯を作ってもらうようお願いしておくから」

杏子「なんつー交渉しやがる…ま、100円でマミの飯が食えると思えば安いモンかぁ」

   「こっち見てる奴は居ないな? わかったわかった、やってみなよ」 チャリン

QB「左の穴に箱を落とせばいいんだね? それじゃあ…」


     カチ ウィィーン

     カチ ウィー…ィン

     ウィーン ウィー


     クイッ


杏子「んなっ…!?」

QB「なんだ、簡単じゃないか」

   「箱の隙間にアームを刺し入れれば楽に持ち上げられると思ったけど、どうやら当たりだったようだね」

杏子「な、なあ、キュゥべえ…?」

夕方——

QB(あれから更に5箱も取らされたよ)

杏子「へへっ、これで当分メシには困らねーぞ!」

   「でもまぁコレだけあるなら、誰かに分けてやろうかな?」

QB「ああ、それなら…」


1.さやかはそういうスナック菓子が好きだったと思うよ

2.君が宿泊しているホテルで待っている千歳ゆまにあげるといい

3.僕が取ったんだから少しくらい分けてくれてもいいじゃないか…

4.自由安価


QB「↓2」

QB「君が宿泊しているホテルで待っている千歳ゆまにあげるといい」

杏子「んー…ゆまにやるのはいつもの事だしなー、お礼とか来ないしなー」

QB「君はお菓子をあげて何らかのお礼を貰おうと考えているのかい?」

杏子「当たり前だろ。 自分の獲物をタダでやるなんてあまり良い気分じゃないし」

QB「獲物って…僕が取ったものなんだけどなぁ」

   「でももし君が千歳ゆまに冷たく接するのなら、彼女の信用を損なうかもしれない」

   「そうすれば君の下から離れ、魔女に喰われたり事故に巻き込まれる可能性も…」

杏子「あーもうっ、わかったよ! ゆまに渡しときゃいいんだろ!」

   「ったく…今日のキュゥべえは様子が変だぞ…」

QB「否定はしないよ。 僕自身、自分の行動について不思議に思っているぐらいだからね」

杏子「…うん?」

ホテルの一室——

杏子「おーいゆまー 戻ったぞー」

ゆま「あっ、キョーコおかえり!」

QB「やあ、久しぶりだねゆま」

ゆま「キュゥべえひさしぶりー♪」 モフッ

QB「きゅえっぷ」

杏子「やめとけゆま、そんなの触ると変な病気にかかるぞ」

QB「失礼だなぁ。 僕の体は常に清潔、ノミ1匹すら居着いてないほどクリーンなんだよ?」

杏子「信用できねー…」

ゆま「あれ…キョーコ、その箱なに?」

杏子「あぁコレか、こいつはな…」 ゴソッ

   「ちょっくら本気出して取ってきてやったのさ!」 バーン!

ゆま「わあ、お菓子がいっぱい!」

QB「え? 杏子、取ったのは僕じゃ…」

杏子「いいからいいから!」 ニカッ

QB「…訳が分からないよ」

杏子「やっぱり白いご飯にはうんまい棒の明太子味だな」 ハフハフ

ゆま「サラミ味もおいしいよ!」 モグモグ

QB「年頃の女の子がそんな夕飯でいいのかい…」

杏子「うるへーよ」 ハフハフ

QB「まぁ、魔法少女にはあまり関係の無い事かもしれないね」


1.ところで杏子、明日の予定とかはあるのかい?

2.さてと、僕は他の魔法少女の様子でも見に行くよ ※キャラは指定

3.ちょっと散歩にでも行こうかな ※コンマでイベント発生


QB「↓3」

QB「ちょっとローペースすぎるかなぁ」

   「言い忘れていたけど、このSSは基本的にまどマギ+おりマギの設定を使っていくつもりなんだ」

   「けれど安価によっては、かずマギや作者オリジナルのキャラが登場する事になるかもしれないから注意してくれ」

QB「さてと、僕は他の魔法少女の様子でも見に行くよ」

杏子「んぐ…そーか、また今度も付き合ってくれよなー」

ゆま「キュゥべえばいばーい!」

QB「うん、じゃあね二人とも」



QB「さて。 すっかり日が沈んでしまった」

   「そういえば隣町にはイレギュラーな魔法少女…神名あすみが居たね」

   「彼女の心理はよく分からないけど、感情を持った僕なら何か分かるかもしれない」

   「魔法少女に関する情報も他の個体とは共有できなくなったし、自分の足で出向いてみようかな」

あすみがテリトリーとしている町——

QB「やあ、あすみ」

あすみ「キュゥべえ? 今はあなたにあげられるグリーフシードなんて無いのに…」

QB「別にグリーフシードを回収しに来た訳じゃないんだ。 ただ様子を見にきただけだよ」

   「君が普段どういった生活をしてるのか気になってね、一緒にいても構わないかい?」

あすみ「ふーん、キュゥべえもそういうのに興味あるんだ… 別にいいよー、あすみもヒマだったし」

あすみの家——

あすみ「何もない所でしょ。 こんなの見てて面白いの?」

QB「うん、面白くはないかな。 夕飯がカップ麺だとは思わなかったけど…」

あすみ「…むぅ」

QB「そういえば、君は一人暮らしなんだね」

あすみ「知ってる人はみんな死んだもの。 あすみがそう願ったんだから」

QB「『自分の知っている周囲の人間を不幸にする』か… あまり類を見ない願いだよ、とても珍しいケースだ」

   「他人の不幸を喜ぶという特殊な感情をシャーデンフロイデと呼ぶんだけど、僕には理解し難いなぁ」

あすみ「べつに喜んでる訳でも無いんだけどねぇ。 幸せになってる人が許せないだけだから…」

     「あなたも、あすみの側にいたら不幸な目に遭っちゃうかもよ?」

QB「それは無いよ。 不幸という感覚が僕にはよく分からないし、何より僕は人間じゃないから願いの内容に含まれてないからね」

あすみ「ふぅん、そっか…つまんないの」

QB「けど困った事なら、つい最近あったんだ」

あすみ「へー、どんな事?」

QB「魔法少女と契約が出来なくなってしまったんだ。 実質、仕事をクビになったようなものさ」

あすみ「…うわー。 それじゃ、今はただの喋る不思議生物じゃない…」

QB「それは言わないでおくれよ」

QB「僕はべつに仕事なんて無くても生きていけるけど、君の場合そうはいかないんじゃないかな」

   「中学生で一人暮らしをしている魔法少女も少ない訳じゃないけど、一人で生活するのは大変だろう?」

あすみ「うーん…確かにそうかも。 ご飯とかもインスタントばっかりだし」

QB「周囲の人を利用する事も大事だよ。 例えば…」


1.僕なんてずっと人類を見てきたからね。 君に生活術を教えてあげるくらい他愛もないさ

2.見滝原には一人暮らししている魔法少女が2人居るんだ。 今度紹介してあげるよ


QB「↓2」

QB「>>32で言ったとおり、安価によってはオリキャラが出す事にしているよ」

   「安価は絶対…とはいったものの、無茶な安価が来た場合には下のレスを採用する時があるかもしれないから気を付けてね」

   「さらに言うと今日は更新出来ないから、先に重要そうな項目を安価で決めておこうか」



Q.上條恭介はどうなっている? ↓2

1.さやかと付き合っている
2.仁美と付き合っている
3.バイオリンに熱中している


Q.ゆまは契約済み? ↓4

1.Yes
2.No


Q.他に何か決める事はある?

↓5から参考

QB「僕なんてずっと人類を見てきたからね。 君に生活術を教えてあげるくらい他愛もないさ」

あすみ「何それ、ギャグで言ってるの? キュゥべえに出来る訳ないでしょ?」

QB「はぁ、まったく。 僕ら魔法の使者を見くびりすぎだ」

   「じゃあ、僕の食事ついでに見せてあげよう。ちょっと台所を借りさせてもらうけど問題ないね?」

あすみ「…いいけど」

台所——

QB「冷凍してどれぐらい経ったのか分からない豚バラ肉、中途半端に余っている野菜…ろくな食材が無いじゃないか」

あすみ「だってあすみ、ラーメンのトッピングに乗せるくらいしか使わないし」

QB「まあいいさ、それなら手っ取り早く水炊きを作ることにしよう」

あすみ「水炊きって?」

QB「手軽な鍋といった所かな。 本来なら鶏肉を使うのが普通なんだけど、今回は豚肉を使って作ってみようか」

QB「まず水を入れた鍋に火を掛け、昆布…は無いから、本だしでいいや」

   「それから酒、醤油、みりんを加え、千切りにした生姜も入れよう」

   「豚肉と野菜は適当な大きさに切って、鍋が沸騰してきたら入れる」

   「灰汁は取っておこうか。 具材に火が通ったら、ネギを添えて出来上がりだ」


あすみ「」

QB「? どうしたんだいあすみ、そんな呆気に取られたような顔をして」

あすみ「い、いや、もう意味わかんないよ…」

     「なんで当たり前のように耳の毛をまるで人の手のように使ってるの?」

     「どうしてこんな不思議生物がこんなに美味しそうなもの作ってるの?」

     「ていうかあすみ、さっき晩ご飯食べたばっかりなのにお腹空いてきたじゃない! バカ!」

QB「何でそう怒鳴っているのさ…」

   「うん、じゃあ君も少し食べてみるといい。 僕はあんまり食べなくても平気な体だからね」

あすみ「美味しい…おいしいよキュゥべえ…」 モグモグ

QB「それは良かったね、作った甲斐があったというものだよ」

あすみ「これからはキュゥべえがあすみの為にご飯作ってくれたら、あすみ嬉しいんだけどなぁ」

QB「いや、流石にそこまでするつもりはないからね?」

あすみ「えー。 …イジワル」

QB「…まあ善処はするよ」

QB「初心者でも作れるような料理のレシピをまとめたから、これを参考にするといい」

   「そしてもう1つ、生活の知恵を多く載せたメモも君に進呈しよう」

あすみ「うん、なんかもう、キュゥべえを見る目が変わりそう…」

QB「それじゃあ頑張ってね、あすみ。 困った事があったらいつでも呼んでくれ」

あすみ「そんなこと言われたら毎日だって呼んじゃうよ?」

QB「それは勘弁して欲しいな」

深夜の見滝原——

QB「真夜中だよ」

   「この時間になると皆寝てしまっているだろうから、活動する意味があまり無いんだよね」

   「僕に睡眠の必要は無いんだけど、このまま僕も寝てしまおうかなぁ」


1.やる事もないし寝よう ※睡眠場所の指定可能

2.もう少し起きていよう ※何かイベントが起きるかも


QB「↓2」

QB「もう少し起きていよう。 魔女が発生するかもしれないしね」


※コンマでイベント発生

00〜02 → 自由安価

03〜20 → パトロール中の魔法少女と遭遇(キャラ1人指定)

21〜30 → 別個体のインキュベーターが様子を見に来る

31〜99 → イベント無し

QB「また言い忘れていたけど、コンマが出た場合は直後のレスを参考にするよ」

   「この場合は>>67がコンマ判定の対象になるね」

——


QB「結局なにも起きなかったなぁ… それが普通なんだけど」

   「このまま起きててもしょうがないから寝てしまおうか。 何か起きても別の端末に任せればいいからね」


※1日が終わりました

QB「やっと1日目が終了したけど、何か書いておくべき事はあるかい?」

   「こういった安価SSには好感度メーターとかが付き物だと思うけど、必要なら作っておこう」

   「それと終わりが見えないSSだけど、2週目と称したリセットはあったほうがいいのかなぁ」

   「何か要望や意見があるならどんどん書いていってくれるといいよ」

メーターとかはいらないと思う

QB「やあ。待たせたね」

   「いろいろと事情があって、パソコンが現在ネットに繋がっていないんだ」

   「だから今は3DSから、保守とレスの応答だけさせてもらうよ」


QB「とりあえず>>72の言う通り、メーターは設けない方針で進めていこう」

   「まぁ、いわゆるギャルゲーのように魔法少女を攻略していくつもりも無いしね」

   「母星への干渉については独自設定が強くなってしまうだろうけど、安価次第で可能になるよ」

   「>>66のようなコンマイベントで、自由安価をうまく活用すれば色々な事が出来るんじゃないかな」

QB「やあ、久しぶりだね」

   「といっても、僕らと君達では時間の流れ方が違うんだけど」


QB「さて、2日目の朝、火曜日だね。何をしようか」


1.魔法少女の様子を見に行こう ※キャラ指定

2.天気もいいし、街を見て回ろうか ※場所指定

3.のんびりゴロゴロするというのもまた一興さ ※昼に移行


QB「↓2」

QB「やあ、ほむら。 気持ちのいい朝だね」

ほむら「私は気分が悪くなったわ」

QB「? それはどうしてだい?」

ほむら「朝一番に見たのがインキュベーターの顔だったからよ」

QB「…あぁ、そういう事か…酷いなあ。 そういえば、マミとの勉強の約束は取り付けられたかい?」

ほむら「ええ、快く引き受けてくれたわ」

QB「良かったじゃないか。それで、日程はいつなんだい?」

ほむら「教えたくないわ、お前が居ると集中力が失せるもの」

QB「そこまで言われるとさすがにショックだよ」

QB「朝食はシリアルなんだね」

ほむら「…いつまでここに居るのよ、鬱陶しいわ」

    「朝食を終えたら着替えるのだから、出ていって頂戴」

QB「別に僕は君の着替えを見ても何とも思わないんだけど」

ほむら「そういう問題じゃないわ、私が不快になるのよ」

QB「ふうん、そうなのか…」


1.大人しく居なくなるとしよう ※移動場所指定

2.あえて食い下がってみようかな
… ※好感度変動

3.気付かれないように覗けばどうという事はない ※変態だー


QB(↓3 今日はここで中断だよ)

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