アイマスSS練習用スレ (480)

意外と需要あるんじゃないかと思って立ててみた。
このスレッドはアイマスSS書いてみたいけど、最後まで書き切る自信が無い。ネタが思いつかないからアイディア欲しいetc
といった人の為の練習用スレです。
タイトルと>>1だけ書いてみるも良し、書きたいシーンだけ書いてみるも良し、1レスSSを書いてみるも良し、書かれたSSについて話すも良し
とにかく好きに使って頂ければ。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1337865028(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)

要は最後「つづかない」で終わる感じのネタスレみたいなもんでしょ?
堅く考えずに気軽に書く場所としてあっても良いんじゃない。俺も気が向いたら書いてみるわ


夢……、夢って、なんだと思う?

あなたも知ってるだろうけど、私だって以前は人並みに……いえ、
人並み以上に強く、大きな夢を持っていたのよ。
まぁ、『夢』なんていう甘ったるくて、とても耳ざわりの良い言葉じゃなくて……
目標と言ったほうが、当時の私らしかったかもしれないけれど。
……ごめんなさい、話が進まないわね。
とにかくここでは一旦、それを『夢』と表現することにしましょう。

私の夢ってなに?

私の大好きなお姉様は、運命の人を見つけることが夢、だと言っていた。
そのために私はアイドルになったのよ、って、こっそり私に教えてくれた。
お姉様らしい、とても素敵で、幸せな夢。
……こんな風に思えるのも、きっと、誰かさんのせいで私自身が変わっちゃったからかもね。
誰かさんが、誰も頼んでもないのに余計なお節介を焼くから。

そんな言い方、あんまりだって?
そんなことはどうでもいいの、本心じゃないことくらいわかってるでしょう。
どれだけの付き合いだと思ってるのよ……私が言うな、って? 相変わらず細かい男ね。

とにかく! ここで大事なことは、たったひとつだけ。
昔の私が持っていた、小さい頃からの、私の大切な夢は……、もう叶ってしまった。
今度は正真正銘、自分の力でね。

……そうね、もう、あれから一年も経ったんだ。
夢が叶った私は、今度は何を目標にして頑張ればいいのかしら?
情けない話だけれど、今の私には……、それがわからないの。
だから、教えて欲しいのよ。


「ねぇ、あなたはどう思う? 涼」

「うーん……、難しいなぁ。急に夢って言われても……」

「……ま、何にも浮かばないなら、無理して答えなくてもいいわ。元々あんまり期待もしてなかったし」

「あはは……でも、夢子ちゃん。僕が思うに、きっとそれは――」


――あなたはかつて、失くしてしまったはずの夢を、もう一度私に見させてくれた。
自分のことがどうなろうとも構わずに、私のことを救ってくれた。
だから私はついつい、また、あなたを頼りたくなってしまう。

私が、これから一生かけて育てていくであろう大切な夢は、
こんな風に……、やっぱりというか、案の定というか……とにかく。
この時の涼との会話をきっかけに、始まったのだった。

みたいなりょうゆめSSが浮かんだ。
876って765に比べたら知名度低いしみんなあんまり興味ないかな

ニコニコか・・・動画作る技術ないからなあ。

まあSS速報なら好きに[田島「チ○コ破裂するっ!」]してもいいよね
気が向いたらやる…かも

三題噺とかどう?
お題を3つ集めて短編SSにチャレンジしてみるというのは。
普通にSS書くより難しいかもだけど、練習にはちょうど良いと思う。

とりあえず>>18 >>19 >>20あたりでお題ちょうだい。

食事

急な腹痛

いちゃいちゃ

まとめるのうまいね
続けたまえ

>>22
ID変わってるけど、21です。
なんとなく書いちゃったけど、今片手間なのでさわりだけ書いてみた。


P「あ゛ー」

千早「どうしたんですか? プロデューサー」

P「ああ、なんかさっきから急に腹痛が……」

千早「大丈夫ですか? 救急車、呼びましょうか?」

P「あー! いい、いい。大事にしないでくれ。今日はちょっとスローペースでいくから」

千早「はい……でも、無理しないでくださいね」

P「千早……優しいな。ありがとう」

千早「いえ、そんなこと……」

春香「みんなー! クッキー焼いてきたんだけど、食べるー?」

真美「お→! はるるんのクッキー!」

亜美「いただきましょう。めしあがりましょう」

春香「はい! プロデューサーさんもどうぞ!!」

P「い、いや……俺は……」

春香「いらないんですか?」

P「きょ、今日はいいや。気持ちだけいただくよ、春香」

春香「うっ……」

P「は、春香?」

春香「ぷ、プロデューサーさんの為に、今朝5時起きして作ったのに……」

P「春香? あの……」

春香「きっとプロデューサーさんが喜んでくれると思って……それだけを楽しみに……ううっ、作ったのにー!」

亜美「あ→! 兄ちゃんがはるるんを泣かせた→!!」

P「いや、泣いてないぞ。な、春香?」

春香「うえぇぇん!」

P「あー! 食べる食べる、ありがたくいただきます春香さん」

春香「えへへ、良かった。はい、どうぞ」

千早「ちょ、ちょっとプロデューサー」ヒソヒソ

P「なんだ?」ヒソヒソ

千早「大丈夫なんですか? さっきはお腹が痛いって」ヒソヒソ

P「仕方ないだろう、これもアイドルの為だ」モグモグ

雪歩「はーい。お茶がはいりましたぁ」

P「ふう、ここで雪歩のお茶はありがたい。すっきりと水分が飲みたかった所だ」

真美「お→ゆきぴょんのお茶。今日は、なに茶ですかな?」

雪歩「今日は趣向を変えて、インドのチャイですぅ」

※『チャイ』インドの超濃厚ミルクティー。過激な甘味と生姜の風味が特徴。

雪歩「プロデューサー、どうぞですぅ」

P「うっ! この匂いだけで腹がもたれる風味。平時ならともかく、今の俺には荷が……」

亜美「どったの→? 甘くて美味しいYO?」

P「あー……ちょっと俺は、いいかな……」

雪歩「うっ……」ウルウル

P「ゆ、雪歩さーん?」

雪歩「や、やっぱり……私なんかが淹れたお茶なんか……私なんかが……私……」

P「うわあああぁぁ! 待て!! 雪歩、早まるな!!!」

雪歩「穴掘って、埋まってますうううぅぅぅーーー……」

P「の、飲むよ! いえ、飲ませて下さい!! あなたのお茶を!!!」

雪歩「……ぅぅううう。はい、どうぞですぅ」

律子「うわ! 復帰はやっ」

千早「だ、大丈夫なんですか? 本当に」ヒソヒソ

P「言うな、千早。男には、やらなければならない時があるんだ!」

千早「それは、今?」

真美「そ→れ! 兄ちゃんの!」

亜美「ちょっといいとこ、見てみたい!」

真美・亜美「あ、それ! イッキ! イッキ!! イッキ!!!」

P「ぐはぁーっ! 俺、今日ほど自分を偉いと思った事ないぜ」

千早「プロデューサー……すごい。今のプロデューサー、輝いています」ポッ

貴音「なにやら活気ある様子。みんな、なにかあったのですか?」

律子「あ、貴音。いや、単なるティータイムだったはずなんだけどね」

貴音「てぃーたいむ……佳き響きです。実はわたくしも、このようなものを軽食がわりに持参いたました」

P「軽食? サンドイッチか?」

貴音「らぁめんです」

P「それ軽食? 軽食じゃないよね!? 絶対違うよね!!」

貴音「ご安心を。ちゃんとお腹の足しになるよう、超濃厚のすぅぷにいたしました」

P「安心できない! 微塵も安心できないよ!!」

貴音「これを一心不乱に食し、舌が馴染んで飽きた頃にこの天海春香のくっきぃと萩原雪歩のみるくてぃーを……そして甘味に舌が慣れたら、またらぁめんを……ああ、止められません!」

P「あの、貴音さん? おーい!」

貴音「うおおぉぉん!」

律子「うわっ!?」

貴音「わたくしはまるで、人間原子力発電所です」

P「止めろ貴音! 今は時期が悪い」


うわ、なんかさわりだけでも全然病院までいかねえ。
とりあえずここまでっす。

アイドル達が、いつも頑張ってるPに感謝の気持ちを込めてご飯を作ってくれたらしい
「わ、私、食べさせてあげますね! はいあーん!」「おいおい……」だがまんざらでもないP
しかしそのとき、急に腹痛が襲ってきた!
猛烈な便意とアイドル達とのイチャイチャ、どちらを取るのか……スカトロの中に生まれるラブコメディ

とかしか浮かばなかった自分が恥ずかしい支援

ちょっと思いついたネタを書いてみる

『P「アイマストーリーランド』

第一話「使えないリボン」

春香「あっ」ブチッ

P「どうした?春香」

春香「リボンが破れちゃいました…お気に入りだったのになぁ」

真美「なんと!それは一大事ですな!」

亜美「リボンが無かったら誰もはるるんがはるるんだって分かんないよ!」

春香「そんな事無いからっ!ちゃんと分かりますよね、プロデューサーさん!」じっ

P「ははは…」フイッ

春香「目を逸らしたっ!?」

P「ま、まぁリボンは春香のトレードマークだからな。明日にはちゃんと用意しとけよーそれじゃっ」

春香「ちょっちょっと待って下さいよ!」

・帰り道

春香「まったく、亜美真美め好き放題言ってくれちゃって」ぷんぷん

春香「私にだってちゃんと個性位あるんだから。リボンが無くたって…ん?」

老婆「……………」

春香(こんな時間にこんな場所で、物売り?お婆ちゃんみたいだけど、何を売ってるんだろう)テクテク

老婆「いらっしゃいませ」

春香「こんばんわ。何を売ってるんですか?」

老婆「本日の商品はこちら一つのみとなっております」

台の上にあった商品は偶然にも真っ赤なリボンで、横の紙には『使えないリボン』とだけ書かれてあった。

春香「わぁっ素敵なリボンですね!触っても良いですか?」

老婆「勿論。どうぞごゆっくりお確かめになって下さい」

春香「うん、手触りも良い感じだし私気に入っちゃいました」

老婆「それは大変結構な事でございます」

春香「でもお婆さん、この『使えない』ってどういう意味なんですか?どこも解れたりしていないみたいですけど…」

老婆「それはお買いになった方のみが、お分かりになる事でございます」

春香「?う、うーん。良く分からないですけど、気に入ったので買いますね。お幾らですか?」

老婆「1000円でございます」

春香「け、結構高いですね」

老婆「高いか安いかは、お買いになった方のみが、お分かりになる事でございます」

春香「うーん、でもこの品質ならそれでもお買い得ですよね。ハイ、千円」

老婆「お買い上げ誠にありがとうございました」

・次の日

春香「あれー?おかしいな、何でだろう…何回縛ってもすぐに解けてきちゃう…」

春香「は!これがまさか『使えない』って事!?不良品を売りつけられちゃったのかなぁ…」

春ママ「春香ーもう時間危ないんじゃないのー?」

春香「うわっもうこんな時間!しょうがない、今日はリボン無しで乗り切ろう!」ダダダダッ

・765プロ前

春香(私がリボンしてないの見たら、皆驚いちゃうかな。また亜美か真美が「この人誰ー?」なんてからかって来るかも)

春香(全く失礼な。誰がリボンが本体だっての!)

ガチャッ

春香「おはようございまーす!」

千早「あら春香おは…!?」

千早「ス、スミマセン人違いでした」

春香「え?」

亜美「ん、誰?そのお姉ちゃん」

真美「ひょっとして新しく入った新人アイドルの娘?フフン真美は後輩には厳しいぞよ~」

春香「もう、予想通りだったけど何言ってるのよ。私は天海春香です!」

千早「えっ?」

亜美真美「はるるん!?」

春香「全くまさか千早ちゃんまでそんな悪ノリするなんて。酷いな~」

千早「ほ、本当に春香なの?い、いえ最初は春香の声がしたって思ったのだけど…」

春香「?私なんだから当たり前じゃない」

千早「そ、そうよね。うん、改めて見てみれば確かに春香だわ」

春香「もうリボンが無いだけで親友の顔を忘れるなんて酷いよー」

美希「…それだけじゃないって思うな」

P「あぁ。春香、何か雰囲気変わったか?」

春香「へ?私は何もしてませんけど…」

美希「何か上手く言葉に出来ないけど、今の春香からはいつもと違ってすっごい存在感を感じるの」

亜美「うんうん。アイドルオーラバリバリって感じだよね!」

真美「凄い化粧品でも使ってるんでしょー教えてよはるるんっ!」

春香「え、えぇ…?」

その日から私は、どこに行っても「本当に天海さん?何か雰囲気変わったね」と言われる様になった。
それもどうやら良い意味で、の様で。
それに加えて、今迄無防備で歩いていても全く気付かれなかったのが、完全防備でも「ひょっとしてアイドルの!」と声を掛けられる様になった。

そんな日々を送る内に私は気が付いた。

春香「もしかして『使えないリボン』って、個性と存在感が手に入るから、使う必要が無くなるリボンって事なのかも!」

春香「これは本当に良い買い物をしちゃったな」るんるん

そうやって上機嫌で歩いていると、またあの物売りのお婆さんを発見した。



粗いけどこんな感じで。誰か続き書いてくれないかなぁ


>>27-32
週刊ストーリーランドに出てきそうな話だな。どうせならそのまま書ききっちゃえよ。

ついでに言いだしっぺだし、三題噺チャレンジしてみた。

お題は>>18「急な腹痛」
   >>19「食事」
   >>20「いちゃいちゃ」

で。2時間ちょいかかったから即興というわけにはいかなかったが、投下してみる。



お題「急な腹痛」「食事」「いちゃいちゃ」


―仕事終わり・事務所―

P「いたっ!?あいたたたた………」

千早「プロデューサー?どうしたんですか?」

P「おう千早。何だか急な腹痛がきてな……。いてて、今朝飲んだ牛乳が古かったのかな?」

千早「気を付けて下さいよ。これから暑くなってくるんですから食材は痛みやすくなるんですよ」

P「一人暮らしだとどうしてもいい加減になっちまってな。賞味期限切れてる食材も結構あるしな。……いてて」

千早「私も一人暮らしですけど、きちんと食事に気を遣ってますよ。栄養バランスも完璧です」

P「どうせカロリーメイトとサプリだろ。そもそも賞味期限なんてあるのかあれ?ダメだぞちゃんと料理も覚えないと。
  そんなんだからいつまでもサイズが……」

千早「……それはどこのサイズの事を言ってるのでしょうか?」ゴゴゴ

P「いててててて……」



亜美「んっふっふっ→。話は聞いたよ兄ちゃん→」

真美「これは食生活をきっちりカイゼンする必要がありますな→」

千早「あら、亜美真美居たの。あなた達からも何とか言ってくれないかしら」

亜美「任せてよ千早お姉ちゃんっ!!寂しい男の一人暮らしのプロデューサーの体調管理は亜美と真美にお任せ→♪」

真美「そうと決まればさっそくレッツゴーだよ→っ!!」

P「2人とも、ついでに千早のバストの悩みも聞いてやってくれないか……?」

亜美真美「「それはムリだよ兄ちゃん……」」

千早「くっ………」





***


P「で、何で病室に連れて来られたんだ俺は?しかもやたら豪華だし。入院するほど悪くはないぞ?」

亜美「ウチは病院だからね→」

真美「最高級スイートの個室だよ→。エラい政治家のセンセーなんかが泊まる部屋で普段は空いてるからいいよん♪」

千早「何で私まで……」

P「で、どうするんだ?病院食でも食わせてくれるのか?」

亜美「別にそれでもいいけど、あれマズイっしょ→。だから今日は兄ちゃんと千早お姉ちゃんのために特別シェフに来て
   もらったよ→」

真美「それではセンセイッ!!よろしくお願いしまーすっ!!」



貴音「どうも。プロデューサー、千早。本日は腕によりをかけて作らせていただきます」

P・千早「「却下」」

貴音「なんとっ!?」

P「いや、腹の調子が悪い時にラーメンは食えないよ……」

千早「私も申し訳ありませんけど、夕食に脂っこいものはちょっと……」

亜美「え→っ、どうしてわかっちゃったの→?」

真美「兄ちゃんってエスパーなの→?」

P「いや、貴音が出て来た時点で分かるだろ。むしろ貴音がラーメン以外のものを食べているのを見たことがないぞ」

貴音「ふむ。では魚介系すーぷで塩味べーすのあっさり系でいきましょう」イソイソ

千早「貴音さんラーメン作りにいっちゃいましたよ………。あっさり系なら大丈夫かしら………?」



***


亜美「双海病院はワガママな患者さんの要望にもおこたえ出来るように、万全の準備をしてありますっ!!」

真美「もうっ、兄ちゃんも千早お姉ちゃんも仕方ないなあ→」

千早「ご、ごめんなさい………」

P「いや、謝らなくていいぞ千早。この際病院食でもいいから食わせてくれないか?」

亜美「Boo→Boo→っ!!そんなの面白くないっしょ→っ!!」

真美「次の特別シェフを呼んできましたっ!!それではセンセイッ!!お願いしまーすっ!!」



あずさ「どうも~♪なんだか面白そうな事をしてますね~」

P「あ、あずささんっ!?どうしたんですかっ!?」

あずさ「私も一人暮らしですから料理には自信あるんですよ~。プロデューサーさんと千早ちゃんのために頑張ります~」

千早「あずささんなら大丈夫かも………」

あずさ「任せて千早ちゃん。このメニューの中なら何でも作れるから。はいどうぞ♪」

P「これって………」

千早「居酒屋のメニュー……?」



あずさ「あっさりしたものがお好みでしたら、枝豆やだし巻きんてどうでしょうか♪もずく酢とか塩辛なんかもオススメ
    ですよ~。焼き鳥でもササミのしそ巻きとか塩だれで食べれば大丈夫だと思います~」

P「おつまみばかりじゃないですか。お気持ちはありがたいですけどお酒が欲しくなっちゃいますよ。千早も亜美真美も
  未成年ですし、俺は遠慮しときますよ」

千早「では枝豆と冷奴と島豆腐と納豆と………」

P「何大豆イソフラボンばかり大量に摂取しようとしているんだよ。それならバランス良く食べろ」

あずさ「了解しました~。それでは他にもいくつかおすすめのメニューを作ってきますね~♪」

P「作りに行っちゃったよ……。お酒持ってこないだろうなあの人………」



***


あずさ「お待たせしました~」

貴音「冷めないうちにどうぞ」

亜美「うわ~いっ!!ごちそうだ→っ!!」

真美「めちゃくちゃおいしそーだよあずさお姉ちゃんっ!!お姫ちんっ!!」

千早「ラーメン、ギョーザ、チャーハンに春巻きと鶏の唐揚げと……」

P「焼き鳥一通りと塩辛と冷奴と枝豆ともずく酢と………、よくこんなに作りましたね」

貴音「わたくし達も一人暮らしが長いですから」

あずさ「みんなと一緒に食べるからはりきっちゃいました~」



千早「まるで満漢全席ですね。せっかくですから戴きましょうか」

P「そうだな。食べ盛りのお子様もいるんだし大丈夫だろう。じゃあいただきますねあずささん、貴音」

亜美真美「「いっただっきまーすっ!!」」

貴音「わたくし達もいただきましょう。あずさ、いただきます」

あずさ「ふふ、めしあがれ。私もいただくわね貴音ちゃん」

千早「いただきます。あ、プロデューサー、そこの冷奴取ってくれませんか?」

P「はいはい。俺も枝豆くらいなら食べれるかな。真美、ついでに胃薬も準備してもらえるか?」



***


P「最初は胸やけしそうだと思ったが、意外と食べられるもんだな。ふたりの料理がおいしいからかな」

千早「そうですね。私もいつもならこんなに沢山食べられないんですけど、不思議とお腹に入っちゃいました」

貴音「それは大勢で食事をしたからでしょう。どんな料理でもひとりで食事をするより皆で食べる方が美味しいものです」

あずさ「そうですね~。私達はみんな一人暮らしですから、基本的にご飯はひとりで食べる事が多いですからね~。
    響ちゃんは沢山の家族と一緒だから寂しくないんでしょう」

P「そうですね。機会があればまた一人暮らしが集まってこうして食べましょうか。今度は音無さんも呼んであげましょう。
 いつも一人でたるき亭で飲んだくれてますからね」



亜美「Boo→Boo→っ!!亜美達も呼んでよ→っ!!」

真美「そーだぞ→っ!!ズルいぞ→っ!!」

P「わかったわかった。お前らも誘ってやるよ。それなら春香達も呼んでやらないとな。千早も2人にちゃんと料理教えて
もらっとけよ」

千早「そうですね。カロリーメイトも飽きてきましたし、私もちゃんとしないといけませんよね。その時は私の料理も
   食べて下さいね」

P「ああ、楽しみにしているよ。まずは弁当あたりからはじめてみたらどうだ?春香や響がたまに作ってきてるだろ?
  俺にも弁当を作ってくれたら嬉しいな~、なんちゃって」



亜美「おやおや~?兄ちゃんが千早お姉ちゃんを口説いてますぞ真美隊員」

真美「千早お姉ちゃんもまんざらでもなさそうでありますっ!!すっかりイチャイチャ空間が生まれておりますな~亜美隊員」

P「な……?」

千早「そ、そんなつもりで言ったんじゃ………」

貴音「ところでプロデューサー、すっかり顔色が良くなったようにお見受けしますが。腹痛も治まったのでは?」

P「確かに言われてみれば……、薬膳料理でも入っていたのか?」



あずさ「それはね貴音ちゃん。男の人は女の子の手料理を食べると元気になるものなのよ♪プロデューサーさんもまだまだ
    お若いから、こうして女の子に囲まれていちゃいちゃしていたら元気になるのよ~」

亜美「うわ、兄ちゃんやらし→」

真美「じゃ、じゃあ真美があ~んしてあげよっか………?」

千早「プロデューサー、そういう事は別のお店でやってくれませんか?」

貴音「あなた様……?」

P「ち、違う……いや違わないけど、誤解があるっ!!ああもう、とりあえず食べよう食べようっ!!」


こうして俺達は、たまに集まって食事会をするようになった。


おわり



こんな感じでいかがでしょうか。会話形式初めてだったので細かい設定とかおおざっぱな部分もありますが、
感想をいただけると嬉しいです。

>>47
いつもの癖でスレを私物化してしまった…orz
共用のスレなのに失礼しました。感想は別にいりません。あくまで余興としてお楽しみ下さい。

ちょっと使います

20XX年!!文明の発達したこの街で「何でも叶う魔法」の噂が立っていたッ!!


ズキューン

貴音「プロデューサー、待っててくださいね!!!」

四条貴音!彼女は不治の病に侵された恋人を救うため!!

その噂の真相を探る!!


貴音「スタンド能力ゥ~?」

高木「ティン…この矢を自分に刺せばいいんだ…ティン…」

貴音「オッサン、病院とか行った方がいいんじゃねぇの…」


貴音「お前…ッ!『いつから』背後に居たッ?!」

フラワーガール「私の名はフラワーガール。ヨロシクネ」

貴音「面妖なッ…」


手に入れた力『スタンド』!

美希「あなた、スタンド使いだね!!」

貴音「チッ!何だってんだ一体!!」


彼女は戦いの渦に巻き込まれていく!!


美希「スタンド使いは惹かれ合う運命!どちらが強いか楽しもうじゃないッ!!」

美希「行くわよ!!『マリオネットハート』!!」



謎の巨大組織765!!

亜美・真美「「私たち双子は揃って本当の力が出せるんだ!」」

貴音「やれやれ、だな」

亜美・真美「「『スタートスター』のエジキとなれ→!!」」


それぞれの思い!

千早「彼女はね、眠り続けているの」

千早「私の『スリーピングビューティー』でね」

やよい「すぅ…すぅ…」

戦う理由!

雪歩「イヤ!触らないで!!!」

真「…雪歩はッ!!あのクソヤローに!!」

貴音「話は分かった。いいぜ、ぶっ潰してやろうじゃねぇか」



協力者の存在!

律子「黙って見てようと思ったけど」

律子「そういうことなら私も手を貸すわ」

響「自分の『トライアルダンス』で翻弄してやるさー!」


絶望!!

伊織「こんなものなのかしら」

あずさ「あらあら、まだ本気じゃないの~?」

貴音(奴らは確実にスタンドを使っている!なら、何故ッ!)

貴音「何故、『分からない』?!」

そして…

??「ここまで来るとはね…」

貴音「てめぇ…想像を絶するゲス野郎だな」


辿り着く噂の真相ッ!!

??「何でも叶えてやるって言ってんだよ、こっちは」

??「私の『アイ・ウォント』は過去・現在・未来、あらゆる時から『欲しいと思ったモノ』を取り出す…」

ゴゴゴゴ

??「さぁ、始めようじゃないか」

春香「エンディングを」

四条貴音の奇妙な冒険-第1部-アイドルマスター

近日公開しません

『響「自分はただ…生き残りたいだけだぞ』

響「どうして、どうしてこんな事に…」

自分の視界に写るのは一面の赤、赤、赤。
そして鼻につく誰の物かも分からない血の匂い。
少しでも気を抜けばそのまま倒れてしまいそうな位、朦朧とした、それでいて緊張で研ぎ澄まされてもいる妙な意識。

その全てが、今の自分達の状況の異常さを雄弁に物語っている。

春香「あははははははははっ!!!本当に本当に何がどうなっちゃったんだろうねえ響ちゃああああん!!!!!」

ダダダダダダダダダダ

赤い狂戦士がマシンガンを乱射しながら笑う。いや、泣いてるのかもしれない。
どんな時も希望で輝いてたその目は、今はもう何も写していなかった。

響「助けて…助けてよ。プロデューサー………」

壁にもたれて、もう居ない人の名前を呟く。はは…自分ももう末期だな。
いいや…もう、寝ちゃおう。
夢の中では、たった3日前迄の、仲良しだった皆と会えるんだから…。

―――3日前 午前5時21分

美希「うーめちゃくちゃ眠いの…」あふぅ

伊織「もうっ私にもたれかからないでよ!」

真「あははっまぁ美希が寝坊せずに来ただけでも褒めてあげなよ」

真美「いやいやーミキミキは昨日は事務所に泊まったらしいよん→」

亜美「そりゃあ遅れるワケ無いよね→」

雪歩「わ、私も昨日は緊張して全然眠れなかったですぅ…」

貴音「なんと。それはいけません、眠気覚ましの飴を食べますか?」

あずさ「皆揃ってのライブなんて久しぶりで、本当に楽しみですね」

やよい「あ、貴音さん。私も貰っていいですか?バス酔いしちゃいそうで…」

律子「そうですね。なんでこんな大口のオファーがウチに入ったのかは、結局謎のままでしたけど。やけに山奥の会場ですし」

千早「大勢の前で歌えるのなら何でも構わないわ」

春香「そうだよねっ楽しみで今からうずうずしちゃうよ!」

P「よーし、皆準備は良いか。出発するぞー」

響「うわあああっ!自分がまだ乗ってないぞ!!!」ぴょんぴょん

みたいな感じで始まる長編バトロワを構想中。
まぁ構想で終わりそうですがー


書けたぞ。お前ら無茶言いやがって……。おかげですっかり長くなっちまったじゃないか。

お題「美希が幸せになる」「お姫ちんの実家訪問」「響と同棲」

スタート



「あなた様、小鳥嬢。折り入ってお話があるのですが……」

「どうしたの、貴音ちゃん?」

 いつもの事務所。貴音が仕事中の音無さんと俺に相談に来た。ん、どうした急に?

「実は三週間ほど有給を戴きたいのですが……」

「な……、三週間だとっ!?」

 とてもじゃないが容認できない。一体どういう事情で仕事を三週間も休むというのだ?

「私事で申し訳ないのですが、趣味で応募したツアーのチケットに当選しまして……」

「それで三週間も空けるって、一体どこに行くつもりなんだお前は?」

「月です」

「へ?」

「わたくしが当選したのは国際宇宙ステーション見学ツアーで、そのスケジュールの中で月面着陸が予定されています」

 ………マジかよ。しかし貴音の顔は大真面目だ。これは早急に社長達とと協議をする必要があるな。





―社長室―


「ああ話は聞いてるよ。これはNASAも協力している国家プロジェクトに関わる話だ。政府から直々に招待状が送られて
 来たよ。いくら私でも国には逆らえない。是非行ってきてくれたまえ」

 ホクホク顔の高木社長。これ以上の事務所の宣伝はないだろう。そして貴音は日本人の民間人第一号に選ばれたらしい。
月面着陸にあたりアメリカで10日間程度の研修とトレーニングが必要だそうだが、知識の豊富な貴音なら問題ないだろう。

「ありがとうございます高木殿。月面着陸はわたくしの長年の夢でした。人類の為に全力を尽くして参ります」

 なんだか壮大な話になってきたな。ただの体験ツアーじゃないのか?

「正直三週間も抜けられたら痛いけど、まあこのツアー自体が仕事みたいなもんだしね。こっちは私達に任せて頑張って
 きなさい」

 律子が笑顔で送り出す。てっきり反対すると思っていたのだが意外だな。

「ここで頑張らないでいつ頑張るんですか。幸い大きいライブの予定もありませんし大丈夫でしょう。だから
 プロデューサー殿、貴音を頼みましたよ」

 おう任せとけっ!!………なんだって?

「キミィ、ツアーの概要をよく読みたまえ。ここに『ペア』って書いてあるだろう?だからしっかり四条君をサポート
 するんだよ」

「ロマンチックですね宇宙旅行なんて~。乙女心が騒ぎます~」

 ウソだろ?俺も行くのかよ!熱海に温泉旅行じゃねえんだから、政府も軽々しくペアのツアーなんて企画してんじゃ
ねえよ!それから音無さん、そのセリフは10年くらいおそry

「あなた様はわたくしと月に行くのが嫌なのですか………」

「キミィ………」

「プロデューサー………」

「10年が何ですって………?」

 涙目の貴音と睨みつける社長達に抵抗出来ず、俺はお手上げのポーズをとった。わかりましたよ行きますよ。でも俺まで
抜けて大丈夫なんですか?宇宙から戻ってきたら事務所が無くなってるとか勘弁して下さいよ。



***


「プロデューサーさん聞きましたよっ!!宇宙旅行頑張って下さいねっ!!」

「いいなあ→、亜美も行きたいな→」

「月のお姫様が本当に月に行くなんて、これはお姫ちんの実家訪問ですなあ兄ちゃん」

「くぅ~、ロマンチックだな~っ!!ボクも行きたいですよっ!!」

「憧れちゃいますう。きっとお星さまとかきれいなんだろうなあ……」

 社長室の外にいた春香達が質問攻めをしてくる。決まっちまったもんは仕方ない。俺がいない間サボるんじゃ
ないぞ。

「プロデューサー、貴音とふたりきりだからって、やらしいことしたらダメだぞっ!!」

「ハニーとハネムーン旅行なんてズルいよ貴音~。ミキと代わろうよ~」

 響と美希が貴音をガードしている。お前らはどうしてそう飛躍しているんだよ。

「ふつつか者ですが、よろしくお願いします………」

 貴音が三つ指ついてしずしずと頭を下げる。お前もノるんじゃねえよ。

「うっうーっ!月の石持って帰ってきてくださいねプロデューサーッ!」

「プロデューサーがいない間はNASAの人が手伝いに来てくれるそうです。安心して行ってきて下さい」

「火星人さんに会ったら仲良くして下さいね~。貴音ちゃんも行ってらっしゃ~い」

「しっかりやってくるのよ。この計画には水瀬財閥も出資してるんだからねっ!!」

 こうして俺と貴音は、事務所のみんなに宇宙へ笑顔で送り出されて行った。誰も引き留めてくれないの?
女って薄情だよな……





―月―


「『山ほどアイマスSSを見て来たが、俺達が月に来たのは初めてじゃないのか……?』」

「『めたな会話ですね。あなた様、機材の調子はどうですか?』」

 宇宙服越しに通信機で問題ないと言い返して、俺と貴音は月の上を歩いた。偉大な月の上に、俺ごときの足跡など
つけて良いのだろうか。俺達はしばしの間、月面着陸を楽しんだ。

「『しかしこんなゴツイ宇宙服を着ていると、月を踏みしめた感触も感慨もないな。あのトレーニングや研修と比べれば
 楽しいが……』」

「『う…ううぅ……』」

 俺が月をピョンピョン飛び跳ねていると、突然貴音が泣き出した。どうしたっ!?何か問題でも起きたかっ!?

「『違うのですよあなた様……わたくしは嬉しいのです。ずっと憧れていて、地球上で眺めていた月の上に今こうして
 立っているなんて、まだ夢のようで……。見てくださいあなた様、地球があんなに青く美しく見えます……』」

 貴音が指を指した先には、我らが母の星が上半分だけぼんやりと浮かび上がっていた。“地球は青かった”確か
ガガーリンだっけか。こんな当たり前の言葉でも、月で見るとまた感じるものが違うなあ。

「『わたくしの生涯をかけての望みは達成されました。今この瞬間に、ここで死んでも悔いはありません』」

「『おいおいそれは困るな。俺達には全員でトップアイドルになる夢があるだろう。無理矢理引っ張ってでも、お前には
 地球に帰ってもらうぞ』」

「『ふふ、冗談です。あなた様はいけずですね。まだもう少し時間があります。もう少しこの一時を楽しみましょう』」

 そう言って月の上を跳ねる貴音。あまり遠くに行くなよ。近い将来、こうして一般人でも月に行ける日も来るだろう。
それまでしっかり貯金しておけよ。そしたら好きな相手と新婚旅行でまた来れるかもしれないぞ。

「『そうですね。その時はまたよろしくお願いしますね。あなた様』」

 ん?どういう事だ?聞き返した俺に貴音は答える事無く、鼻歌を歌いながら月の散歩を楽しんでいた。



―765プロ事務所―


「ただいま~」

「ただいま戻りました」

 三週間ぶりに俺と貴音は事務所に、いや日本に戻って来た。さて、早速仕事にとりかかるかっ!!

「お帰りなさいプロデューサー殿。宇宙旅行お疲れ様でした」

 旅行じゃねえよ。トレーニングやら研修やらでほとんどゆっくり出来なかったんだぞ。俺も貴音ものんびり出来たのは
月の上だけだ。まあ貴重な体験だったけどな。

「今まで任せていて悪かったな律子。今日から俺も復帰するから。お前もゆっくりしていてくれ」

「全然問題ありませんよ。NASAの人達が手伝ってくれましたから先のスケジュールまで決まっちゃってて、私も随分楽を
 させてもらいましたよ」

 律子が苦笑しながら応接スペースの方を指さす。そこではイケメンアメリカンのナイスガイ2人が別れの挨拶をしていた。

「Good bye Chihaya. See you again.」

「ありがとうございました。ボブもアメリカで頑張って下さいね」

 いつもより豊かな表情の千早。へえ、ずいぶん心を開いているじゃないか。……何だこのモヤモヤ感は。

「Oh,Azusa……. I miss you, and I love you」

「マイケルさん……」

 おいおいあれは問題だろう。このままだとあずささんがあのメリケン野郎に攫われちまうぞ。



「おかえりなさいプロデューサーッ!!月の石持って帰ってきてくれましたかあ?」

 おおやよい。スマンな、国際条約で禁止されていて残念ながら持ち帰る事は出来なかったんだ。代わりといっては
なんだが、宇宙ならではのお土産があるぞ。

『―――宇宙名物・NASAせんべい―――』

「うわ―――――――んっ!!」

「ちょっとっ!!あんたなにやよい泣かせてんのよっ!!」

「うわあ……、これはないよ兄ちゃん……」

「これじゃああずさお姉ちゃんマイケル兄ちゃんに取られちゃうYO……」

 伊織と亜美真美に怒られた。おかしいなあ。喜んでくれると思ったんだけど……

「ところで響と美希の姿が見えませんが、仕事でしょうか?」

 貴音にそう言われて気付く。確か今日は全員揃っているって聞いてたんだがな。

「それがですね、ちょっと問題が発生しまして……」

 音無さんがこっそり耳打ちしてきた。どうしたんですか?

「今日の朝一番に事務所に電話がありまして。響ちゃんのペットが大ゲンカしちゃってマンションを追い出されちゃった
 みたいで、次のマンションが見つかるまで仕事を休むって言ってました」
 
 そりゃ大変だな。俺も手伝ってやらないと。




「いえ、響ちゃんはまだ大丈夫なんですけど大変なのは美希ちゃんの方で。こっちはもう一週間も休んでます」

 何やってるんだよアイツは。何か問題でも起こしたんですか?

「それが理由を教えてくれないんですよ。社長も律子さんも何度か家に行ったんですけど取り合ってくれなくて。ご両親
 も心当たりがないみたいで……」

 ずいぶん深刻ですね。帰って来て早々あいつは面倒かけるよ本当に。とりあえず響から片付けていくか。

「分かりました。とりあえず今日は荷物も片付けたいし、俺と貴音は帰りますね。後はよろしくお願いします」

「そうですね。プロデューサーさんと貴音ちゃんは明後日からお仕事ですので、ゆっくり旅の疲れを癒して下さい。
 私達はこれからボブさんとマイケルさんの送別会がありますので」

 そう言って、肉食獣のような視線をNASAのふたりに向ける音無さん。彼らを追ってそのままアメリカに行って
いただいても結構ですよ。でもあずささんと千早はしっかり守って下さいね。

「それじゃあ会場行くわよみんな~っ!!社長はもう会場確保してくれてるみたいだから、さっさと準備しなさ~い!!」

 はーい、と元気に返事をするアイドル達。この三週間ですっかり俺の居場所は奴らに奪われたようだ。765プロは奴ら
に任せて、俺はこのまま辞職しても誰も引き留めてくれなさそうじゃないか?やよいのがっかり具合は尋常じゃないし、
信頼回復に苦労しそうだぜ。

「ふむ。美希が休んでいる理由が何となく分かった気がします」

 ん?心当たりでもあるのか貴音。

「何でもありません。しかし美希はあなた様が迎えに行かなければならないでしょう。あの子も油断なりませんね。
 ふふふ……」

 貴音はそれだけ言い残すと、深々とおじぎをして事務所から姿を消した。俺は後を追おうとしたが、事務所の外を出ると
既に貴音の姿は無かった。相変わらず謎の多いやつだな。三週間一緒にいたけど、あいつの事で分かった事は笑点が好きな
ことくらいだ。ハードな研修中でも衛星放送を引いて欠かさず見ていた。ますます謎が深まったよ。




―夕方・P宅マンション前―


「あれ?あそこにいるのは……」

 家に帰ると、マンションの前に響がいた。

「あれ?プロデューサー?どうしてこんなところにいるさ?」

「どうしてって、ここは俺のマンションなんだが……」

「そうなのか?自分は不動産にペット可のマンション紹介されたから見に来たんだけど……」

 ああ、そういえばウチのマンションペット可だったな。所属アイドルのペットの面倒を見る可能性も考えて、ペット可の
物件を選んだんだったっけ。しかし今日追い出されたのか。ずいぶん急だな。

「そうだ。どうせなら今晩泊まって行くか?貴音の家はここから遠いし、どうせ今日見つからなかったら野宿でもする
 つもりだったんだろう?プロデューサーとして容認出来ないな」

「いいのかっ!?いや~助かったさ~っ!!今日は見に来ただけだったからホントに困ってたぞっ!!」

「ただし今日だけだからな。明日以降は貴音かあずささんのところにでも行って泊めてもらえよ」

「ん?どうしてだ?」

 どうしてだってなあ……。この警戒心のなさは沖縄人だからかなあ。

「じゃあさっそくお邪魔するぞっ!!みんな出て来るさーっ!!」

 響がそう呼びかけると、物陰から沢山の動物が出て来た。犬やウサギ程度ならともかく、ワニはOKなのだろうか。
俺は早くもちょっと後悔した。



―Pの部屋―


「いっただっきまーすっ!!」

「いただきます」

 響と共に夕食を囲む。三週間家を空けていたので食材は空っぽで、先ほど2人で食材の買い物に行った。予想はしていた
が、響はゴーヤやランチョンミートなど沖縄チックな食材をポンポンチョイスしていく。ランチョンミートって豚肉じゃ
なかったか?さっきお前のペットの中にいたような気がするのだが、別に構わないのだろうか。ツッコミを入れると泣く
かもしれないので黙っておく。そして響は晩ごはんを全部作ってくれた。うん、おいしい。お前料理出来たんだな。

「ふふん♪自分は完璧だからなっ!!実家では夕食は自分が担当していたぞっ!!」

 へえ。意外なスキルだ。ついでにペット達のご飯も作ってやって、にぎやかな夕食となった。

「なんだかこうしていると、響と同棲しているみたいだな」

「ぶはっ!?な、ななな何言い出すさこのヘンタイッ!!プロデューサーはヘンタイさーっ!!」

 響は味噌汁を噴き出しそうになる。いや、今更そんなリアクションを取るのか?よくそんなので今まで生きて来れたな。

「だ、だって貴音もプロデューサーもいなかったから久々に会えて嬉しかったというか……、って、何言わせるさ!」

 顔を真っ赤にしながら怒る響。ボブやマイケルとは上手くいかなかったのか?

「いや、あのふたりは良い人だったんだけど、自分ちょっとアメリカ人苦手で………」

 そっか。大変だったんだな。いつか沖縄の人達もアメリカと仲良く出来たらいいな。

「沖縄の人全員がアメリカ嫌いってことはないぞっ!!でもプロデューサーが戻って来てくれて良かったさ。きっと美希も
 喜ぶさっ!」

 何で美希が出て来るんだ?あいつもあのふたりと上手くいかなかったのか?

「プロデューサーは鈍感だな。あんまり鈍いと自分も怒るぞっ!」

 待て。どうして俺が怒られないといけないんだ?俺は美希にも皆と同じように優しく接しているつもりだぞ。

「えっと、それは………、うがーっ!!と、とりあえず明日は美希に優しくしてあげるさっ!!いつも美希がハニーハニー言って
 るんだから、明日はプロデューサーが美希の事ダーリンって言ってあげるさっ!!」

 いきなり響がキレた。ダーリンって、それは意味が違うと思うが……。しかし良いのか美希だけ特別扱いして。貴音と
宇宙に行った時だって、お前は気に入らなかったようだが。



「自分はもう満足さっ!プロデューサーに自分の料理をおいしいって言って食べてもらったし、今日家に泊めてもらうし。
 これ以上幸せになったらみんなに悪いぞ」

「これくらいで大げさだな。困った時はいつだって頼ってくれてもいいんだぞ。俺はお前の味方だ。いつだって力になって
 やる。またこうやって飯を作ってくれよ。響の料理ならずっと食べていても飽きなさそうだ」

「ホ…、ホントかっ!!」

 急に身を乗り出す響。ああ。お前は将来良いお嫁さんになれるよ。

「そ…、そうか……。えへへ、そうなのか……」

 そう言うと、響はデレデレと頭上のハム蔵をいじりはじめた。ハム蔵はぢゅーぢゅー悲鳴をあげている。

「な…、なあプロデューサー……。また来てもいいか……?この部屋パッと見は片付いているけど、部屋の隅にほこりが
 たまっているぞ。今度は掃除をしたいというか……」

「それは助かるが……。だが泊まるのは今晩だけだからな。夜にはちゃんと帰れよ」

「もちろんさっ!えへへ、何だかホントに同棲しているみたいだぞ………」

 ぶつぶつつぶやきながらも上機嫌の響であった。そういえばこのマンション、上の階に空き部屋があったっけな。下の階
なら防犯上の問題もありそうだけど、上なら大丈夫だろう。俺が近くにいれば、女の子の一人暮らしでも心配なさそうだし。
明日美希のところに行く前に不動産でちゃちゃっと契約してやるか。



―翌朝―


「……で、これはどういうことでしょうか?」

「いや、だから確かに昨日は響きがベッドで寝て、俺は床に布団を敷いてだな……」

「むにゃ……、ふにゃあ……。なんくるないさ~………」

「お黙りなさいっ!!」

 現在朝7時。現在俺は響と正座させられて、貴音に説教されている。話は少し前に遡る。以下回想

~~~

「……てください。起きて下さい、あなた様……」

俺を呼ぶ声に目を覚ますと、そこには貴音が能面のような顔で見下ろしていた。

「おはようございます、あなた様」

「ああ、貴音か……。おはよう………。もうちょっと寝かせてくれ………」

 寝ぼけていた俺はついつい宇宙旅行時の対応をする。貴音と過ごした三週間、全て俺は彼女に起こされていた。俺より
遅く寝るくせに、いつも俺より早く起きるのだ。結局貴音の寝顔を見た事は一度もなかった。

「……えい」

 べちゃ

「うおっ!?」

「ぢゅっ!?」

 顔の上にハム蔵を乗っけられて、俺は慌てて飛び起きた。……ってあれ?ここ俺の部屋じゃん。どうして貴音がここに
いるんだ?

「目が覚めましたかあなた様?」

「あ、ああ。おはよう貴音。どうやって入ったんだお前?」

「そんな些末な事はどうでも良いのです」

 いや、さらりと言うけど不法侵入だぞ。宇宙旅行中も勝手に俺の部屋に入ってたけどさ。



「あなた様、『男女7つにして席を同じゆうせず』という言葉を御存知でしょうか」

 儒教の教えだったか。まあいささか早い気もするが、そういう区別は大事だな。

「では、あなた様の横で寝ているその少女は何歳でしょうか」

 へ?貴音にそう言われて俺は初めて気づいた。俺の横では、獣のように丸まった響が幸せそうな顔ですやすや眠っていた。

「う~ん、にぃに………」

 響はそう言って、俺の腕にしがみつく。あ、柔らかい……

「……って、そうじゃなくてっ!!おい響っ!!お前どうして俺の横で寝てるんだよっ!!」

「ん~……、おはようさにぃに………」

「にぃにじゃないっ!!しっかり目を覚ませっ!!」

「どいてくださいあなた様。響が朝弱い事は承知しております。これを顔に乗せれば……」

 ふと振り返ると、貴音がワニ子を両腕に抱えて立っていた。ワニ子は貴音の迫力に圧されて身動き一つできないでいる。

「おい、無茶するな……、せめてねこ吉あたりにしておけ………」

「かなさんど……、プロデューサー………」

 え?なんだって?

「起きなさい響―――――っ!!」

 ブチ切れた貴音がワニ子を投げつけようとするのを何とか抑えて、俺は寝ぼけた響と貴音の説得に入るのだった。
回想終わり。

~~~



「ふむ。では本当にやましい事はなにひとつないと」

「だからそう言ってるだろうが。俺と響の間にはペット達が防波堤がわりになって寝てたんだぞ。近づこうにも
 近づけなかったよ」

 響が風呂に入っている間はやつらに取り囲まれていたからな。俺は身動き一つ出来なかった。

「みんなが誤解して気を利かせたらしいぞ。ホラ、自分とプロデューサーの腕にへび香が巻きついた跡があるさ。
 みんなが自分をベッドから落っことして、プロデューサーの横に寝かせたみたいだぞ」

 響のペット達による事情聴取で真実が判明した。ずいぶん主人想いだなお前ら。俺から響を守りつつも、ホームシックの
響のために一肌脱ぐとは恐れ入ったよ。

「あなた達、ずいぶんとおいたが過ぎたようですね………」

 ギロリと貴音がペット達を睨みつけると、彼らは一斉に部屋の隅まで引き下がりぶるぶる震えだした。野性がなくても
本能的に怖いと感じるのだもん。俺も怖いもん。

「まあそういうワケだから、なんくるないさー!今から朝ごはん作るけど、貴音も食べていくか?食パンとサラダと
 ハムエッグだけど」

 響の笑顔に貴音はすっかり怒る気が失せたようで、溜息をつくと「戴きましょう」と答えた。ただ単に腹が減っていた
だけかもしれないが。響は朝からとても上機嫌で、キッチンで料理をしている。良い夢でも見たのだろうか。そのまま
三人で囲んで朝食を摂り、俺達はそれぞれの予定の為に身支度をした。

「それじゃあ貴音、響をよろしく頼むな」

「はい。お任せ下さいませあなた様」

「プロデューサーも、美希の事よろしく頼んだぞ!」

 俺は美希の自宅訪問。貴音は響と一緒にペット可のマンション探しだ。ウチのマンションでいいじゃないかと俺は言った
のだが、響が何故か恥ずかしがり、貴音が猛反対して却下された。何をそんなに気にしているんだ?


「あなた様」

 マンションの前で貴音に呼び止められる。ん?何だ?

「美希をよろしくお願いします。美希が幸せになるように導いてあげられるのはあなた様だけです。どうかあの子の気持ち
 にしっかり向き合ってあげて下さい」

 何を言ってるんだ?俺は美希にも皆と同じように優しくしているつもりだぞ?

「あなた様………」

「プロデューサー………」

 やや怖い顔をして、貴音と響が俺を睨みつける……………そっか、そろそろ俺も覚悟を決めないといけないのかもな。

「わかったよ、降参だ。でもお前達いいのか?自惚れているわけではないが、俺が『それ』に向き合ってしまったら、今後
 美希だけを特別扱いをすることになるかもしれないぞ」

「それを女に言わせるのは野暮というものです。わたくし達はわたくし達で、自分の気持ちにきちんと折り合いをつけて
 おります。思い上がるのも大概にしなさい」

 貴音がぴしゃりと言い放つ。う…、そうだな。スマン、何か勘違いしていたわ俺。

「自分と貴音は良い思いをしたし、今はこれで満足さ。それに美希もたまには報われてやらないとかわいそうさ。敵に塩を
 送るわけではないけど、美希も大事な仲間だからな!」

 響がえっへん、と胸を張る。いつでも取り返せるぞという意思表示だろうか。さすがいつも完璧完璧言ってるだけあるな。

「あまり恰好悪いところを見せないでくださいまし。他の子達もあめりかのお二方に奪われてしまいますよ」

 それは困るな。お前達のプロデューサーとして、俺はいつだってダンディじゃないといけないからな。

「さっさと美希を連れ戻して来るさ!もし失敗したら自分沖縄に帰っちゃうからなっ!」

 分かったよ。じゃあ行ってくる。俺はふたりにそう言って、美希の家に向かって駆け出した。





―公園―


「久しぶりだな。元気そうで良かったよ」

「うん。別にビョーキになったわけじゃないの。ハニーも元気そうで良かったの」

 ここは美希の行きつけの公園である。やや大きな池があって、美希はよくここでバードウォッチングをしている。別に
鳥が好きというわけではないそうだが、池に浮かぶカモ達からアイドルとしての在り方を教えてもらっているそうだ。
俺はまず美希の家に行き、ご両親に挨拶をした後に美希を公園に連れ出した。てっきり怒られると思って小さくなっていた
美希は、俺の誘いにやや戸惑いながらも大人しくついてきた。そして冒頭の会話に戻る。

「一週間も休んでいたそうじゃないか。理由を聞いても教えてくれないし、社長も事務所の皆も心配していたぞ。俺と貴音
 がいない間に、何か問題でもあったのか?」

 まずは優しく聞いてみる。返事は大体予想出来ているが、本人に確認する事は大事だ。

「なかったよ。アメリカのふたりはハニーよりカッコ良かったし仕事も出来たし、春香達とも上手くやってたの。ミキにも
 優しくしてくれたし、お仕事もいつもよりやりやすかったの」

 ハッキリ言われるとキツイな。確かに千早の様子を見ていたら彼らが優秀だという事はよく分かったが。アメリカで研修
を受けて俺もNASAの人達がエリートだという事は肌で感じた。でも男として比較されたら俺だって傷つくぞ。

「ボブもマイケルもハニーと違ってミキにとーっても優しくて、ミキが甘えてみても笑顔で相手してくれたの。お仕事の
 ジャマしちゃっても怒らないし、気難しい千早さんやデコちゃんとも上手くやってたの。律子も信頼していたし、
 まるであのふたりが最初から765プロのプロデューサーだったみたいなカンジに思えたの」

 何だかどんどんHPが削られていくような気がするんだが……。泣いていいかな、俺。

「でもそれがミキには逆にフシゼンだったの。みんなそれでいいの?その人達がハニーの居場所を取っちゃって、当たり前
 みたいに仕事しているけど、ハニーはすぐに帰ってくるんだよ?ボブもマイケルもイイ人だけど、その人達は助っ人で、
 765プロのプロデューサーじゃないんだよって、叫びたくなっちゃった。誰も悪くないケド」

 美希の声が途切れ途切れになる。今にも泣きそうだ。




「でもそう言ってるミキの中でも、あのふたりのコトがどんどん大きくなっていったの。それでハニーはどんどん小さく
 なっちゃったの。ミキはそれが怖かったの。そしてあれだけ大好きだったハニーのコトを忘れそうになっている自分が
 許せなかった。だから事務所に行かなかったら、ミキはハニーの事を好きでいられるかなって思って……」

 一応仕事をサボったことは申し訳なく思っているようだな。しかしこいつはホントに恋愛バカだな。同じ歳なのに、
どうして伊織とこんなにプロ意識に差があるのだろうか。今更言うことでもないけどな。

「カモ先生達はみんなで協力して旅をするの。今はここでゆっくり泳いでいるけど、自分達の居場所が寒くなってきたら
 暖かい所へ、時にはとーっても遠い外国まで飛んで行っちゃうの」

 渡り鳥はみんなそうだな。俺達が信じられないような距離をやつらは飛んでいる。

「ミキね、カモ先生から仲間の大切さを教えてもらったの。ひとりじゃ外国まで旅できなくても、みんなと一緒だったら
 どこまでも飛べる。それはミキ達も同じじゃないかなって。ハニーをリーダーにして、ミキ達はみんなでトップアイドル
 目指して飛んでいくの。そうじゃないとイヤなの……」

 そこまで言って、美希はめそめそ泣きだした。なるほどな。カモと同列に語られるのは何か違和感があるが、言いたい事
は理解できる。美希の中で群れのリーダーは俺だけらしい。だからボブとマイケルがそこに居るのが認められなかったと
言うわけが。長い間留守にして悪かったな。



「なあ美希、『刷り込み』って知ってるか?」

 俺は美希の横に並んで、池のカモ達を見る。その目線の先ではカモのお母さんがヒナ達を連れて泳いでいた。

「カモ先生達が、生まれて一番初めに見たものをお母さんだと思い込むってやつだよね?それがどうしたの?」

「俺はな、お前が俺に対して持っている好意も、それに近いんじゃないかと思うんだよ」

「………っ!!そ、そんなコト………っ!!………ないの」

 俺の言葉に美希は強く否定しようとしたが、思い当たるふしがあるようでその声は小さくなっていった。

「人間なんてのは単純な生き物なんだ。近くに居て優しくしてくれるだけで、こいつ俺に気があるのか?とすぐに勘違い
 してしまう。大人の俺だってそうなんだから、多感な成長期のお前らだったら尚更だろうな」

 美希は黙って聞いている。俺は美希の方を見ずに言葉を続ける。

「お前らアイドルはその立場上、家族以外の異性とあまり親しくなったり出来ないから、ついつい身近にいる若い男の俺に
 そういう気持ちを抱いてしまうんだと思う。しかしそれは所詮刷り込みによるものだから、今回のように俺より優秀で
 恰好良い若い男が来たら、そっちに靡いてしまうのも無理はない。それはごくごく自然なことだよ」

 それに好きと一言で言っても、その種類は色々あると思う。ビジネスライクな付き合いとか、兄を慕うような気持ちとか。
亜美や真美ややよいなんかは、まだそれがよく分かってないだろう。だから俺も変に気を持たせないように、アイドル達の
プロデュースにあたっては細心の注意を心掛けている。好意という気持ちは、そんな色々な好きと簡単に錯覚してしまう
からな。そこから始まる恋愛もあるかもしれないが、しかし俺は立場上、それを認める事は出来ない。

「そんな………、そうだったの………?ミキはプロデューサーだったら誰でも良かったの………?」

 さすがにショックを隠せない様子の美希。まるでこの世の終わりのような顔をしている。特に美希は惚れっぽい感じの
女の子だからなあ。それにハニーハニーと恥ずかしげもなく俺にべたべたくっついていたから、事実を知った衝撃が大きい
のだろう。



「だがな美希。俺は言ったよな?大人の俺でも勘違いをしてしまうと」

「え………?」

 俺はスーツの上を脱ぎ、ネクタイとメガネを外す。これでプロデューサーモードOFFだ。元々今日はオフだから私服
でも良かったのだが、美希のご両親に合わなければならなかったのでこの恰好をせざるを得なかった。

「いいか、一度しか言わないからよく聞けよ。これはプロデューサーとしてではない、俺というひとりの男の言葉だ」

 俺は美希の目をまっすぐ見て言った。メガネを外しているからぼんやりとしか見えないが、はっきり見えたら恥ずかし
くてとても言えん。ヘタレで結構。今からでも逃げ出したいくらいだよ。

「俺だって普通の男だ。美希みたいな可愛い女の子にハニーと呼ばれて俺が嬉しくないわけがないだろう。勿論勘違いも
 したさ。でもそれは刷り込みによる一時的なものであって、俺もそれを認めるわけにはいかなかった」

「ハニー……、それって………」

「でも今回、お前が俺の為に操を立ててくれた事で、お前の俺への気持ちは本物だとわかったよ。仕事をサボった事は
 プロデューサーとして許す事は出来ないが、俺個人としては素直に嬉しかった。ずっとひとりで俺の帰りを待っていて
 くれたんだな。ありがとう」

 俺は美希の涙をハンカチで優しく拭いてやる。いい加減に泣き止め。せっかくの美人が台無しじゃないか。俺は美希の
涙を拭いてやると、呼吸を整えて覚悟を決めた。



「ひとりの男として素直な気持ちを言おう。俺もお前が大好きだよ、美希。ひとりの女性として俺はお前を愛してる。
 お前が俺をハニーと呼ぶから俺はお前をダーリンと呼ばないといけないのかわからんが、そんな意味の好きだ」


 よくこんなこっぱずかしい台詞を噛まずに言えたな俺。顔から火が出そうだ。しかもこんな台詞を、自分より10以上
離れた中学生の女の子に言うことになるとは思わなかった。一世一代の告白だ。

「………美希?」

 いつまで経っても返事がないので、俺はメガネをかけて美希を確認する。美希は泣くのも忘れて、呆けたような顔で
固まっていた。ヤバイ、やはり俺の勘違いだったか?マジな告白にドン引きしているのかもしれん。俺みたいなうだつの
あがらない一介のリーマンに言い寄られて、美希はアイドルを辞めたりしないだろうか……

「ハニ―――――――――――――――――――――――――――――ッッッ!!!!!!」

「ぐはっ!?」

 俺が何か声をした瞬間、美希が俺の胸元を目がけて飛びついて来た。タックルに近い感覚で、俺は咄嗟に息が止まる。

「ちょ、ちょっと落ち着けむぐっ!?」

 引きはがそうとした俺の口を美希の口が塞ぐ。こいつ舌入れてきやがったっ!?どこでそんな事を知ったんだよっ!!

「んちゅ………、ぷはっ!えへへ、ミキのファーストキスあげちゃった………」

 美希が俺から離れて、真っ赤な顔をしてはにかむ。俺だってここまでドギツイのは初めてだよ。



「いっつもハニー素っ気なかったから、ミキの片想いだと思ってたの。でもハニーもミキの事が好きだったなんて、ミキ
 嬉しいのっ!!ようやくミキの想いがハニーに届いたの!!」

 そこまで喜んでもらえると男冥利に尽きるな。お前の気持ちはずっと前から届いていたさ。今までずっと寂しい想いを
させて悪かったな。でも話はまだ終わってないぞ。俺はネクタイを締め直し、メガネをかけてスーツを着直す。
プロデューサーモードONだ。

「でもな美希、聞いてくれ。俺はまだプロデューサーとしてみんなの夢を叶える使命がある。そしてみんなをトップ
 アイドルにすることが俺の夢でもあるんだ。だから今はまだお前だけの気持ちに応える事は出来ない。みんなが俺に
 好意を持っていてくれているように、俺もみんなが大好きだからな。だから今はまだ夢を追いかけていたいんだ」

「うん、そうだよね。ミキもみんなと一緒にもっとキラキラしたもんっ!!」

 一応まだトップアイドルを目指してはいるみたいで安心したよ。プロ意識はあるみたいだな。

「だからな美希、早くてもお前が20になるまで5年、いや高校を卒業するまでの3年くらいはお前もトップアイドルと
 いう目標を全力で追いかけてくれないか。今はまだバタバタしているけど、その頃には俺も仕事がある程度落ち着いて
 お前を迎えに行けると思うから」

「え~っ、そんなに待たないといけないの~?ミキが本気になったら半年後にはトップアイドルになっちゃうよ?」

 本当になりそうだから怖い。それに恋愛バカのこいつなら、16になった瞬間にアイドル辞めて結婚してもおかしくない。
今後の人生の為にもせめて高校は出とけ。親御さんとしては大学まで行って欲しいと思うが。



「そんなに待てないのっ!ミキおばさんになっちゃうよ?今すぐにでもパパとママに報告に行くの!」

 お前それ音無さんとあずささんの前で絶対言うなよ。律子は……いや、律子も怒るか。あんまりはしゃぐんじゃないぞ。

「まあそういう事だ。それじゃあまずは……」

「デート?デートだねっ!?今日はふたりの記念日なの!!思いっきりハニーとラブラブするのっ!!」

 くそ、オフだって言うんじゃなかった。響のマンション選びを手伝ってやりたかったが、どうやら無理そうだな。

「まずはこのまま事務所に行って、社長と律子と音無さんに謝らないとな。それからみんなもお前の抜けた穴を埋めて
 くれたんだ。事務所に居る子にはごめんないしないとな」

「う……、そういえばそうだったの………。現実はキビシイの………」

 当たり前だ。俺だって今すぐお前と付き合いたいけど、世の中そうはいかないんだよ。

「俺も一緒に謝ってやるから安心しろ。それが終わったら遊園地にでも連れてってやるよ。ちゃんと変装しろよ」

「ホントッ!?だったら今すぐ行くのっ!!律子なんて怖くないのっ!!」

 先程までしょんぼりしていた美希が、急に元気になる。律子さんってちゃんと呼べよ。それからしっかり反省しろ。俺も
プロデューサーとしてはお前に怒っているんだからな。



「わかったの♪それじゃ行くよハニーッ!!のんびりしてると日が暮れちゃうのっ!!」

 そう言って、眩しい笑顔で駆けていく美希。3年もあれば、こいつは間違いなく日本を代表するトップアイドルになる
だろう。俺はそれが見たいんだ。だから今は自分の気持ちを抑えて、全力でプロデューサー業に打ち込む。美希のサポート
をするためでもあるが、本音は美希にふさわしい男にならないといけないからな。美希だけではない、貴音や響、それに
他のアイドル達だって俺には高嶺の花だ。恰好悪いから言わないけどな。しかし今回の美希の無断欠勤はそんな俺の自信
のなさがもたらしたものでもある。だから俺も頑張らないといけない。俺以上の男なんていないと、美希に確信を持たせる
為にもな。俺はそんな事を考えながら、未来の恋人の後を追った。


end


即興で短編みたいなのを書くつもりだったのに、結局ガチで普通のSSを書いてしまった。
修羅場を期待した人ごめんなさい。俺にはまた無理ですw でも美希幸せにしたから
見逃してください。次はもっと優しいお題を頼むぜ。

『貴音「ふーどばとるくらぶ」』

P「貴音にフードバトルクラブの出演依頼があったぞ」

貴音「何と…あの夢の番組にまた出る機会を得られるとは、光栄の極みですね」キラキラ

響「でもプロデューサー、貴音はこの前で五連覇してあの番組から出禁食らって無かったか?」

春香「この前なんか小林さんと白田さんと射手矢さんとギャル曽根さんと山本さんがチームで挑んだのに一蹴してたもんね」

P「あぁ、まぁ普通にやっても貴音が無双して終わるのは目に見えてるから、あっちも考えたんだろうな」

P「今度のフードバトルクラブは、チーム戦らしい」

貴音「ちーむ戦…?」

P「あぁ、しかも出るのはアイドル限定」

P「アイドルの中での大食い王を決めるって事らしいな。スポーツマンNo1決定戦の芸能人大会みたいな」

響「いや、だからそれ決まってるぞ。アイドルの中でっていうか、全人類の中ででも貴音が一番さー」

貴音「そんなに褒められると照れてしまいますね」てれっ

春香「もう相手になるのは熊とかになっちゃいますよね」

美希「それでも勝っちゃいそうなの」

P「まぁ、だからこそのチーム戦なんだろう。4人で一チームという形式らしい」

貴音「仲間と共に食を楽しみ、そして戦う。まこと趣のある番組ですね」

P「まぁそういう訳で、ウチには今12人のアイドルが居るから」

P「向こうさんからは出来たら3チーム出してほしい的な事言われたんだが、どうする?」

響「え、自分達があの番組に出るのか?」

春香「テレビに出られるのは嬉しいですけど、私は別に胃袋に自信は…甘い物ならちょっと得意ですけど」

美希「ミキはおにぎりが出るなら出ても良いよっ!」

P「まぁ、出るのはアイドルだけなんだから、いつもみたいな超人的な事を期待されてる訳でも無いだろうし」

P「大食いじゃなきゃ出れないって事でも無いと思うぞ」

響「まぁそれ言ってたら多分開催出来ない感じだろうしなー」

P「丁度今4人居るし、お前達で組んでみたらどうだ?」

春香「うーん、貴音さんが居るチームが勝つのは確定ですから、出るならその方が良さそうですけど…」

響「チーム戦なんだから、意外とそうとも言えないんじゃないか?」

響「例えば1対1を4人でやる形式とかあったら、貴音が勝っても残り全部負ければ1-3で負けだし」

春香「あ、そっか。確かにそんなのありそうだね」

響「まぁ貴音の居るチームが優勝候補扱いされるのは間違いないだろうけどな」

春香「んーじゃあどうしよっかな。あえて倒す側に回ってみるのも目立てるかもしれないし…」

美希「ミキは貴音と一緒で良いよ。楽出来そうだし」

美希「おにぎりかいちごババロアが出た時だけ呼んで欲しいの」

響「それじゃあ自分も入れて貰えるか?自分も物によるけど、平均位は食べれると思うぞ」

貴音「勿論です、響、美希。共に勝利を目指しましょう」

P「何かしっくりくるな。この3人が組むって」

春香「そうですね。何か私はちょっと入りにくい感じに…」

貴音「何を言っているのです、春香。私達は歓迎しますよ?」

響「そうだぞ。春香ならカッコ良い路線も意外とやれそうだし」

春香「カッコ良い路線?まぁ皆がそう言うなら入れて貰おうかな」

P「決まりだな。じゃあ収録は○○日だからちゃんとお腹空かせとけよー」

フードバトルクラブ THE IDOLの開催。その知らせは各事務所に激震を呼んだ。

・876プロ

愛「大食いですかっ!?はいっ出ます!!!頑張って食べまくります!!!」

絵理「わ、私はちょっと…というか、すっごく苦手なジャンル…?」

涼「これ、4人一組って書いてますけど、後一人は他の事務所の方に出て貰うんですか?」

??「その必要は無いわっ!」どんっ!

愛「ママっ!?」

・961プロ

冬馬「はぁ?フードバトルクラブ?何でアイドルの俺達がんなモンに出なきゃいけねえんだよ」

黒井「聞けば765のクズ共も出演するらしいからな。どんなジャンルであれ私には到底敵わんという事を教えてやるが良い」

冬馬「ヘッくだんねえな」

黒井「負けるのが怖いのか?」

冬馬「あぁっ!?んな訳無えだろ!大食いだろうが早食いだろうが実力で圧倒してやるよ!」

北斗・翔太(チョロいなぁ)

・こだまプロ

ひかり「大食い?意味分かんないけど、765プロの奴に借りを返すチャンスね」

のぞみ「また真様に会えるっ!ど、どんな服来て行こうかな…?収録終わった後ご飯とか誘って良いかしらっ!」

つばめ「さ、流石に大食いの後で食べに行こうとは思わないんじゃ…」

・東豪寺プロ

麗華「アイドルの中で最強の大食いマスターを決める…決めてどうすんだよんなモン」

りん「でもさ、ちょっと面白そうじゃない?」いひひ

ともみ「私は麗華の決断に従うけど…」

麗華「…他のアホな事務所は出て来そうだなコレ。ったく、出ないと逃げたとか言われそうだし」

麗華「めんどくせぇけど蹂躙してやるか。ともみ、美心の奴に電話しといて」

そして何やかんやで収録当日

春香「いや~とうとうこの日が来たね。私もう丸一日食べて無いからお腹ペコペコだよ~」

響「自分もだぞ。今なら何でも食べられそうさ~」

貴音「………………」ピリピリ

美希「た、貴音。何でそんなに威圧感を出してるの?」

貴音「申し訳ありません、少し気が立ってしまいまして…」

貴音「実はわたくし…朝食をとーすと2枚とバナナのみで済ませたので。どうしても…」ぐうぅぅ

響「頼もしいにも程がある発言だな」

ここまで考えて、展開思いつかなくってボツに。
オークションのバトルとかは面白そうだったけど

『P「ウチで一番モテるのは誰だろう』

P「どう思う?響」

響「?モテるって、ファンが多いって意味?それなら美希か竜宮小町の誰かか…」

P「あぁ違う違う。そういう広い話じゃなくて、事務所の中でって話だ。13人、小鳥さんも入れれば14人か」

P「その中で特に好かれてるのは誰かなぁって話」

響「あぁそういう事か。うーん、誰なんだろうな。基本的に皆仲良しだし…」

P「まぁ響では無いだろうな」

響「何でだっ!?」

響「そんな事無いぞ!自分は友達いっぱい居るし、皆と仲良しさー!」わたわた

P「何慌ててんだよ。そんな事は分かってるって、響はカンペキだもんな」ギュッ

響「あ…///そ、そうだぞ。自分は完璧な人気者だ」はふぅ

P「だが俺が言ってるのは「誰がモテるか」だからな。言っちゃえば百合的な意味で」

響「ゆ、百合的って何を言ってるんだプロデューサー。確かに自分達は仲が良いけど、そ、そういうのは…///」

P「顔赤くしてんじゃねーよ。可愛いけど」

響「かっ可愛いとかさらっと言うな!」かあっ

P「まぁただの冗談みたいなもんだよ、そんなマジに考えなくて良いから」ぽんっ

響「うー…。…それで、何で自分が駄目なんだ?どっちかと言えば自分カッコ良い系の路線だし、ワリと女の子のファンだって多いぞ?」

P「だってお前イジられキャラじゃん。生粋の」

響「誰が生粋のイジられキャラだ!」ぷんすか

P「その反応がもうね」

P「例が無い訳でも無いけど、やっぱ空回り系のイジられキャラは、モテる奴の一挙一投足にいちいち反応して」

P「あたふたしてる方が収まりが良いと思うんだよな。少女漫画の主人公的な」

P「良かったな響。主人公だぞお前」

響「そんな風に言われても嬉しく無いぞ…ていうか自分もそんなに詳しく無いけど、それ一昔前の少女漫画じゃないか?」

P「いつの時代も王道は強いもんだよ」

P「ていうか響が自分の事カッコ良い路線だと思ってる事に驚き」

響「え?自分のイメージって、クールでカッコ良くて完璧!だろ?」

P「どこの我那覇さんだそれは。世間的には空回り気味の一生懸命元気系動物タレントだろ」

響「そ、そんな事無いって!ほら、ライブとかでは英語のカッコ良い曲とか、激しいダンスとかもこなしてるし…」

P「うん、それが良いギャップになってるって声は良く聞くな」

響「ギャップ!?そ、そうえばライブ見たって人のファンレターにやけに『意外な一面』とか『驚いた』とか書かれてた気が…」

P「まぁまぁ、何にせよ愛されてんだから良い事じゃないか」

響「うーそれは嬉しいけど、なんか釈然としないぞ…」

P「まぁそういう訳で響では無いとして、誰だと思う?」

響「自分では無いっていうのに納得した訳じゃないけど、そうだな…やっぱり、真じゃないか?」

P「まぁ一番妥当なセンだよな。カッコ良さでは間違い無く男性アイドル含めても業界トップクラスだろうし」

響「自分は皆が言う程はそう思わないけど、女性人気はダントツだもんな」

P「まぁ響とは良いライバルっていうか、男友達みたいなノリだもんな。一方で女の子女の子してる美希や雪歩なんかには」

P「異性な感じで扱われてる所もよく見るし…ん、どうした響?」

響「…自分だって立派に女の子だぞ」ぷー

P「んな事は分かってるって。ほら響可愛い可愛いー」ぐりぐり

響「うがーっ!雑に頭撫でるなっ!」

P「顔ニヤけてるぞー」

響「むぐっ…!///」

P「真は本当正統派イケメンって感じだからなぁ」

P「ストレートなこっ恥ずかしい台詞を、全く照れずに決められる所も魅力なんだろうな」

響「プロデューサーはひねくれてるから、余計そう見えるのかもね」

P「性格に裏表も無いし…分類的には天然ジゴロ系になるかな。ツンデレには効果抜群だぞ、このタイプは」

響「ツンデレって言うと伊織?でもあの二人よくケンカしてないか?」

P「あれをただのケンカだと思ってる内はまだまだだぞ」

P「ま、真はホント誰とでも合うからな。ギャルゲーの主人公かって位に。羨ましい話だよ」

響(…それを言うならプロデューサーの方が…)

寝よっと。
思い付きで書き始めたワリには筆が進んだので、そのうち仕上げるかもです。

初めてスレたてしようとしたらクッキー確認の画面で改行がつぶれていたのでテストさせて下しあ。
LFだと改行されないのかなと。


律子「私のとってーおーきーのーコーイバーナをー」

赤羽根P「律子のそういう話は聞いたことなかったな」

小鳥「えー! 聞きたい聞きたい!」

律子「まあ失恋なんですけどね」

小鳥「エロがあるならノープロブレムですよ! 律子さんだったらABCのYくらいは経験ありそうですよね!」

律子「ないよ! だったらって何ですかだったらって! 名誉毀損レベルですよ! 小鳥さん酒癖悪いなあ」

赤羽根P「音無さん、Yってなんですか? もう動物とか爆発物とか使っちゃう感じですか」

小鳥「いやーん小鳥子どもだからわかんな~い。律子さんYってなんですか~。あ、ウォッカダブルロックでー」

律子「あー。早まったかも」

赤羽根P「そうかも知れないな。やめておくか? でも面白そうだし、酒の場だし」

律子「私は飲んでませんけどね。うーん、そうですねえ……」

春香の一人称視点で書き始めたところ、SSっぽくないのでちょっとどうかな?と思い、ちょっとだけ書かせていただきます


タイトル 春香「プロデューサーさん!ツーリングですよっ!ツーリング!」


私は鼻息を荒くしてプロデューサーさんに詰め寄った
手には『秋の味覚満載!』と書いた旅行情報誌を握っていた




プロデューサーさんは普段は電車通勤だ
そんなにあることではないが、たまに一緒の電車になることもある
車は持っていないらしい 
駐車料金やら税金やらでとにかくお金がかかるものなのだそうだ

自分の家の車を思い出した
お父さんが大学生のころに一生懸命アルバイトをして買った車
お母さんをデートに誘うためにピカピカにして行ったそうだ
今ではちょっとボロっちくなっているけど、お父さんもお母さんもその車をとても大事にしている

プロデューサーさんが運転する車の助手席に乗ったところを想像した
運転中のプロデューサーさんはちょっと腕まくりをしてて、真っ直ぐ前を見ている
私はそれを見ながらいろいろな話をするのだ
その度にプロデューサーさんは笑ったり、ちょっと困ったり、照れたりして聞いてくれる
その姿を想像して私はちょっぴりニヤニヤしてしまった

だけどプロデューサーさんには車がない
だからそれは想像の中だけのお話だったのだ

ところが

P「バイクのタイヤってなんですぐになくなるんでしょうね?」

小鳥「さぁ……」

P「そんなに荒い運転をしたつもりはないんですけど、やっぱり二個しかないからかなぁ」

小鳥「半分ですものね。2倍減るのかもしれません」

私はそれを耳ざとく聞きつけると、口を挟んでしまった

春香「プロデューサーさんってバイク乗ってるんですか!?」

びっくりさせてしまった
プロデューサーさんも小鳥さんも目をまん丸にしてた

春香「ゴ、ゴメンナサイ」

反省する

色々ありがとう 凄く参考になりました

おお 起きたらたくさん意見が出てて嬉しいですね。
句点に関してはSSで見たことがなかったので、むしろ無いほうがいいのかな?とか思ってたよww
伏線とかも全然考えてなかったから、しっかりプロットを練り直して書き直そうと思います。

ありがとうございました。

このままでも読みやすいから
句読点は気にならなかったなあ

読んでみて気になったところが2点あるので
質問と指摘をさせてください



その1:『秋の味覚情報!』

これは私の感覚なのですが
セリフや会話文は「」
口に出さない想いは『』
こんな風に区別しているのですけど
そうなるとこの場合『』より適した括弧はどの記号なのかなあと……
こっちの方がいいんじゃないですか?と指摘できればよかったんですけども
考えているうちにわからなくなってきてしまいまして、、、
みんなの意見を聞いてみたいです



その2:小鳥「半分ですものね。

車の話題が先行しているものの、
パッと見で『半分?何が??』となってしまいました

小鳥「車の半分ですものね。

とするだけで、よりスムーズに読み進めそうかなーって
冗長と感じられたらすみません



では、わた……春香さんのSS楽しみに待ってますねっ
のヮのノシ

ありがとうございます。

その1に関しては、一人称ということもあり、思考している部分は地の文でそのまま書いています

強調する場合は()を普段使っています。
記述されたものは【】を使ってますが、適当に書いたのでミスに気がつきませんでしたwwwwww

その2はその通りですね
ただ普段の会話だと、ニュアンスだけで通じる部分も大きく、省くことでそれっぽくなるかなと思ってやってみました。

が、意味が通らないようだとまったくダメでしたね。ごめんなさい><

導入部だけ。誰か続き書いてあげてください。

「荒川アンダーザアイドル」

P「俺は世界トップクラスのカンパニーの御曹司。
  いわゆる、生まれながらの勝ち組という奴だ」

P「今はT大を卒業して親に頼らず一人で稼いで生きている。
  ここまで自立して生きている理由は我が家の家訓にある」

P「『他人に借りを作るべからず』」

P「長男が代々受け継いでいる家宝のネクタイもそれを告げている。
  とにかく、俺は今までそれを守ってきた。……誇りだ」

P「そしてこれからも俺は誰にも借りを作らず生きていく」

P「そう……例え、エキセントリックな少年達が嵐のごとく現れ
  俺のズボンを奪い、鉄橋の柱に引っ掛けていったとしてもだ」

P「いや、悔しくはない。むしろ奴らは怒らなかった俺に借りを作ったことになるから
  逆に感謝するべきなんだ」

P(幸いこの時間は人通りが少ない。……取りにいくか)

貴音「もし?それは……お尻が冷えてしまいませんか?」

P「っ!?(人いたし……なんでこんな橋の上から釣りしてるんだ?)」

P「いえ、俺……暑がりなんで……」

貴音「ならよろしいのですが」

P(落ち着け……今は一刻も早くズボンを回収するんだ)ヨジヨジ

P「あ、やべ……(しまった!パンツがどっかの針金に引っかかった!)」

P(このまま脱げてしまったら……)

貴音「もしかして……あと少しで公然わいせつ罪になるのでは」

P「いやぁ、き、気のせいですよぉ」

貴音「よろしければ直して差し上げますよ?この釣竿で」

P「えぇ!?ホントに!?」

P「ハッ!いえ、結構です!なんとなりますから!!」

P(こんな所でこんな借りを作ってたまるか!)

P(もう少しで手が届くがケツも出る!例え裁判沙汰になっても、俺には勝算がある!)

P「よし、手が届いた!」ガシッ    ぐらぁ

P「……え?(まずい電柱が取れて川に!)」

ドボンッ

P「ま、まずい電柱が重しになってる……どけなきゃ!くっ、重い……無理だ。
  まさか……死ぬのか?」

……

P「ぶはぁっ!?」

貴音「あの、先に謝りますが……借り、作らせてしまいました」

P「何ぃぃぃぃいいいい!?」

息抜きにコメディ兼パロディの練習をしてみる


律子「ライバルユニットですか?」



P「ああ、竜宮小町のライバルユニットを作ろうと思う」

律子「また唐突な話ですね。今度は何に影響されたんですか?」

P「久しぶりに家の掃除をしてたら古いビデオが出てきてさ。何だろうと思って見てみたら『ウッ○ャンナ○チャンのウリ○リ!!』って番組のスペシャルだったんだけど……」

律子「また懐かしい番組を……。でもまあそれを聞いて大体予想は出来ました」

P「うん、その番組の内容がポ○ビとブラ○が武道館を目指して戦うってやつだったんだ。それを見てティン!ってきたわけさ」

律子「なるほど、それでライバルユニットを作るなんて言い出したんですね」

P「余談だけど、昔ブ○ピとブ○ビの区別がつかなくてモヤモヤしていた時期があったのは内緒だ」

律子「本当にどうでもいい話ですね」

P「それはともかく、当時のポ○ビとブラ○の人気は凄まじかったからな。CDもミリオン超えてたし、署名運動したら最終的に200万人の署名が集まったってのは最早伝説だよ」

律子「今とは時代が違いますが……確かに凄い話です」

P「しかし、だ。もしポ○ビとブラ○のどちらかしか存在していなかったら、あそこまでの人気にはなってなかったと思うわけよ」

律子「はあ」

P「つまり、デ○ノートで言う夜○月とエ○然り、ポケ○ンで言うレ○ドとグ○ーン然り、その他にも亜城○夢叶と新○エイジ、孫○空とべ○ータ、ル○ン三世に銭○警部……あげればキリが無いけど、意図的に対となるライバルを作って互いを競わせることで、より相乗的な人気を生み出すことができるってわけさ。専門的に言えば『きのこたけのこ効果』ってやつだな」

律子「そんな言葉初めて聞いたんですけど」

P「ちなみに俺はきのこ派だ。たけのこ派はすべからく滅ぶべきだと考えている」

律子「誰も聞いてないです」

律子「細かいところが良く分かりませんが、まあ大体は納得できました。考えとしては悪くないんじゃないですか?」

P「律子ならそう言ってくれると信じてたよ」

律子「で、ユニットを作るとしてメンバーはどうするんですか?」

P「もちろんそれも考えてある。まず一人目はリーダーの伊織と対になる存在……ずばりそれは真だ」

律子「真ですか?なんでまた」

P「事務所でも二人はよく喧嘩してるじゃないか。ライバルたるものそれくらいの気概がなきゃやっていけないだろ」

律子「そういうもんですかね」

P「ついでにイメージカラーも黒でいかにもライバルって感じだし、バストサイズも似たようなもんだし」

律子「前者はいいですけど後者は何かおかしいです」

P「……で、次に亜美と対になる存在は」

律子「スルーしないでください」

P「これは言うまでもないけど……真美だな」

律子「まあ、そうでしょうね」

P「敵味方に分かれた双子ってのも設定的においしいし、何だかんだ言って貴重なロリ枠だし、スタイルも完璧に同じだし」

律子「何かさっきから発言がおかしくないですか?」

P「最後にあずささんだけど……これは貴音くらいしか該当者がいないな。肉体的な意味で」

律子「いい加減にしないとセクハラで社長に直訴しますよ」

P「やめてください」

P「……と言うわけで真、真美、貴音の三人で竜宮小町のライバルユニットを作ろうと思う!」

律子「まあ、私は別に構いませんが」

P「実はユニット名も既にいくつか考えてあるんだ」

律子「随分気が早いですね」

P「まずこの三人の共通点を考えてみたんだけど……竜宮小町の名付け親である律子なら分かるんじゃないか?」

律子「え?う~ん、ちょっと分からないですね」

P「律子もまだまだだな。正解は『真』だ」

律子「『真』?確かに真と真美は名前にその字がありますけど……それなら貴音はどうなるんですか?」

P「いつも言ってるじゃないか、『"真"に良き考えかと』みたいな」

律子「そんな無理やりな……」

P「いいんだよ。それによく見ると『真』も『貴』も何となく似てる気がするし」

律子「はあ、もう何でもいいです」

P「で、肝心のユニット名なんだが、この『真』の文字と竜宮小町のライバルであることを考慮して……」

律子「……」

P「『真・竜宮小町』なんてどうだろうか?」

律子「はいぃ!?」

律子「どうだろうかじゃないですよ!それだとそっちのが本家みたいになっちゃうじゃないですか!!」

P「細かいところは気にするなよ。何だったらそっちも『ネオ竜宮小町』とかに改名すればいいじゃないか」

律子「何で私たちが改名しなきゃいけないんですか!」

P「仕方無いな……じゃあ『真・竜宮無双』でどうだ?」

律子「……プロデューサーさん、真面目に考えてます?」

P「当たり前だろ」

律子「そうですか、分かりました。じゃあバカなんですね」

P「律子、アホはまだしもバカはダメだ。俺が関西人なら下手すれば血を見ることになるぞ」

律子「関西の人に謝ってください」

P「コホン……一応、まだ候補はあるが」

律子「そっちにしましょう」

P「え~、でも流石に『マコトリオ』は安直過ぎるだろ?」

律子「それもプロデューサーさんが考えたんですか?」

P「いや、千早に聞いたらこうなった」

律子「ああ、なるほど……って何で千早に名付けをお願いしてるんですか」

P「いや、千早にライバルユニットのプロデューサー兼歌手を目指してもらおうかと思って」

律子「へ?何でプロデューサーがプロデュースしないんですか?」

P「別に俺がやってもいいけど……それだと勝負にならないだろう?」

律子「!……へぇ、大した自信ですね」

P「自信じゃなくて確信さ。ボロクソに負けて雑巾みたいになってる俺の姿が目に浮かぶよ」

律子「……あれ?」

P「自慢じゃないが、俺はユニットを育てるのが苦手なんだ」

律子「じゃあ何でユニット作るなんて言い出したんですか……」



で、何だかんだでユニットを作って、ライブを賭けたガソリンすごろく対決や、
メンバー引き抜きを賭けた綱渡り対決をするところまで妄想してみた。

あと、無駄にageてしまった。
ごめんなさい。

地の文の読みづらさとか需要あるのかとか口調がおかしいといったそんな点でよかったら意見ほしいです

美希「スカイツリーの下で」(仮)

 遠近法の話をすると美希は喜んだ。
 去年の秋、東工大の学祭に出演した帰りの車だったと思う。

 事務所でキーボードを打つ手を止めて窓の外を眺めながら、あの日のやり取りをぼんやり思い出す。
 その日も俺たちはバックミラー越しにとりとめのない会話を交わしていた。
 ライブの出来、客席の反応、次に収録する番組のリハーサル日程、
 そんな事務的なフィードバックも渋滞に捕まって数十分ほど経てば尽きてしまう。

 美希もx-girlsやサマンサタバサの新作への(相変わらず歯に衣着せぬ)批評と、
 事務所前のサーティワンのキャンペーンへの(食べる側としての)意気込みを一通り語り尽くして、
 後ろの席であくびが漏れる頃、二人して惚けた顔で見上げたビルの隙間、
 それが見えた。

 ――あれ、いつ完成だっけ。

 ひとりごとのような声。
 返す答えを探しながら、どうも声の弱さが気にかかった。

「たしか、来年の五月だな。もうあんな大きくなってたんだな」
「そうだね」
「美希、着くまで寝てたらどうだ?」
「いいの。台本読んでるね」
 紙面に目を落とす顔色に、傾いた夕陽が陰をつくる。
 ミラーの向こうの顔色がなぜか引っかかって、俺は無理に塗りつぶすように話題を変えた。

「そうだ美希。知ってるか? スカイツリーと東京タワーって、おんなじ高さらしいぞ」
 え、と顔を上げる。
 ようやく車が進み始め、陽射しの向きが変わる。

「そんなはずないの。だって、スカイツリーは東京タワーの倍あるんだよ?」
「あー、らしいな。俺も詳しい数字は知らないけどさ」
「ほらぁ、ハニーのうそつき」 また信号が赤になる。

 夕陽がビルに隠されて、車内が暗く染まる。
 俺はスマホを取り出すと、一枚の画像を後部座席に向けた。
 指先が触れ、美希がそれを手に取る。

「……すごい。ほんとに同じ高さなの!」

 鉄骨まではっきり見える赤い塔と、遠くで青白くかすむもう一つの塔。
 その写真は前日に学祭運営スタッフとの打ち合わせで入手したものだ。
 どうやら遠近法の関係で、東工大のキャンパスから見ると二つの塔が同じ高さに見えるらしい。
 なんとなく流した話だったが、美希の表情はやけに弾んで見えた。

「スカイツリー、嫌いなのか?」
 ふと思いつきで言ってみる。
 口にしながら、じんわりと胸の奥に不安が滲むのを感じた。
 新しい塔は移転したオフィスの窓からもはっきり見える。
 いつしか俺は建設途中の巨大な鉄塔に、自分の育てるアイドルたちの成長を重ねていたのかもしれない。

「ちがうの、ハニー。でも……3月のこととか」
「三月?」
「うん。その時は倒れちゃわないかってこわくて、倒れなかったけど、
 それでもずっと、ほんとに建ててもいいのかなって。……思っちゃったの」
(とりあえずここまで)

>>180

個人的な意見として聞いて欲しい

(相変わらず歯に衣着せぬ)
(食べる側としての)
ここで括弧はいらないと思う
括弧で強調したいなら別だが
 
紙面に目を落とす顔色に、傾いた夕陽が陰をつくる。
夕陽がビルに隠されて、車内が暗く染まる。

この二つの文章には違和感を覚えた

紙面に目を落とす美希の顔に、傾いた夕陽が陰をつくる
夕陽がビルに隠されて、車内が暗くなる。

のほうが個人的にはいいと思った
陰を作るのは顔色にじゃなくて顔にだと思う
暗く染まるって表現は日本語的に微妙
染まるの意味を考えたら、光がない状態を表すのに適してないと思う

他はまあまあいいと思う
どんな話なのかこれだけじゃわからないから需要があるかどうかは不明


話のテーマは面白そうだし美希のスカイツリー批判は結構きいてみたい
地の文も冗長ってほどには思わなかったです

東京民としては地理感があるからスムーズ
に理解できるけど、地名の扱いは未だに良く分からないわ

例えばアイマスの舞台が大阪だったとして心斎橋とか梅田とか書かれててもいまいち俺はピンとこないんだけど
東京にあまり馴染みがない人は>>180を読んでどう思うんだろう、普通に地名だけ読み飛ばして理解できるのかな??

だれか回答してくださると嬉しいです

需要はここにいるよ。
最初の一文だけで読みたくなったもの。テーマはバベルの塔?
雑談スレでパンダとアイドルの比較SS書こうって言ってる人がいて、早い者勝ちの気がする。

文章も読み易いし断然ゴーだと思ったな。

でも匿名の意見なんか読み飛ばせー。本人が書きたいものを書けば良いのじやろ。

地名って難しいよね。「鶴橋」「倉敷」「札幌時計台」「吉野川」

わかる人にはぱあっと世界が広がるけど、わからない人にはわからない。

俺は、その空気が伝わらないと話が破綻するなら情景描写を入れて説明するけど、知らないでもいいなら知らない人は放置だね。
説明するときでも土地の説明ではなく、そこを歩くキャラの五感と行動で説明するようにする。来歴も会話文に含んだり。

コミックの巻末マンガ(コミック未購入者は読めない)でしか出ないエピソードをコマの端っこに書く心地ですな。わかる人だけニヤリとすればいい。

読んでいただいてありがとうございます、助かります

>>181
二十代男性の一人称という、普段書き慣れないものを書いたので粗が目立って恥ずかしい限りです
書きながらうまくいってない感じはしてたので的確な指摘がありがたいです

括弧は本旨と関係ない挿入句を遊びとして入れ、わざとらしい付け足し感を明示する意味でつけてみました
ご指摘のように読みの邪魔となる余計な印象がついてしまうならカットしようと思います
違和感のあった二文ですが、これは光の射す描写を外側から色を塗りつけられたように扱おうと考えたせいです
(アイドルの演出やメイクアップと、スカイツリーの塗装やライトアップとを暗喩として重ねようと考えていました)

このため“染まる”という言葉も「塗る」イメージから広げました
読み返すと単に不自然なだけの文になっていて、これも失敗だと思います
顔色も「色」という言葉を無理やり使って日本語的におかしくなっただけだと改めて感じました
ちょっとこの辺りはもう一度構成を考え直したいです このままだと奇をてらって失敗した自己満足でしかないので・・・

>>183
テーマは分からないですが、東京タワー派の春香とスカイツリー派の美希がPを取り合う感じになりそうです
派手なイベントを起こさずこのまま続く感じにしたいので、読む人がいるのかと不安でした
バベルの塔は気づかなかったです、この話だとそれがどういう意味を持つのかは考えてみたいですね
ありがとうございます、もうちょっと格闘してみようと思います

>>182,>>184
地名はサマンサタバサやサーティワンと同じで、単に場の雰囲気を出すための小道具と考えていました
(村上春樹が横文字を多用するのと似たような感じで)
都会であることが伝わればいいと、あんまり重要視していなかったので、気になるようでしたら使い方を見直します
もう少し具体的に、たとえば二人にどこかを歩かせるなどした方がよいかもですね


長くなってしまってすみません
意見を参考にして、腰を据えて作り直してみようと思います

>>187
ネタバレになるから隠したんですがだいたいそんな話ですね・・・
雑談や恋愛といった日常を装いながら311以後にアイドルがどうするか悩む話にしたいけど難しいです

>>188
ありがとうございます
地名や固有名詞があると地に足が付いた感じがしていいなって思いますね
東京を舞台にした物語、私も読みたいので楽しみに待ってます

>>189 無粋でゴメン。311はチャレンジャーだね……。挑戦を見守りたいが、がんばれ。

支援みたいに書いた。

P「3月……そうか。美希はあの時東京タワーにいたんだったな」

美希「うん。蝋人形館にいたら
 グラグラーってなって。
 美希たちはすぐに降りられたんだけど
 外に出て見上げたら、ぐにゃって曲がっちゃってて……」

P「俺も事務所に戻る途中で見て、目を疑ったよ」

美希「怖かった……
 曲がっちゃったタワーもそうだけど。
 ミキね、事務所と連絡取れなかったからしばらく近くにいたの」

 運転に集中するふりをして、後ろは見ない。
 後部座席からは、こらえたようにすんすんと鼻をすする音が聞こえてくる。

美希「怖かったの。
 上のほうの、展望台のほうの人たちは
 ずっと降りられなくて。
 やっと降りてこられた女の人のね、
 きれいなひとだったんだけどね、
 涙で化粧が流れちゃってて、怖かった……」

 すん、とひとつ大きくすすり上げる音がした。

美希「ハニーはあの時貴音と一緒にいたんだよね?
 貴音のこともっかい話して!」

P「ああ」

 俺は努めて声のトーンをあげた。
 こんな小さな女の子に気を使われたら、そうするしかないじゃないか。

P「大声で叫んだんだけどな。机の下に潜れって。
 貴音はその場で一番最後に机の下に正座して」

美希「ラーメン食べてたんだよね」

P「ああ。他の子たちのラーメンはもう放り出されちゃってたけどな。
 貴音だけは自分のどんぶりを放さなかったし
 机の下で動じる様子も見せずに完食してたからな」

美希「ミキもインターネットで見たの」

P「あれ、絶対内部の奴の流出だよな。しかも局も目をつぶってる。
 地震の中でラーメンを食べ続けるアイドルって60万再生かかったんだよ。
 先月の貴音のドイツの仕事はあれがきっかけだ。
 ドイツ人は地震に怯えてるからな」

美希「あははっ」

 楽しそうな笑い声。
 そして沈黙が落ちた。

 美希は「そばにいてほしかった」とはぜったいに言わない。
 言ってはいけないと、子どもながらにわかっているんだと思う。
 助手席に乗らないで後部座席に座るようになったのも、あれからだった。

 何人か、他の子たちにも同じような変化があったと思うのは、うぬぼれだろうか?

 だが、大人でも涙で化粧を流すような体験をしている間に
 保護者である俺がアイドルたちを放っておいたのは事実だった。
 俺がこの世に1人しかいない、というのは言い訳にすらならないことだ。

 俺はあの時11人いるべきだったのだ。


 翌日俺は 『11人制人間』 という道場の門を叩いた。
 そこは、友だちがいないがサッカーをやりたい人間のために開かれた
 自分を11人にする修行を積む場所だった。

 もう、アイドルたちを1人にしないために。
 あんな寂しい、怖い思いをもう二度とさせないために。

 俺は11人にならなければならないのだった。

なんかおかしくなったので寝る。

アイドル11人ってだっけ?
亜美 真美 春香 千早 美希
お姫ちん 響 まっこまっこりーん ゆきぴょん やよい
デコ あずささん

……。

亜美真美 春香 千早 美希
お姫ちん 響 まっこまっこりーん ゆきぴょん やよい
デコ あずささん

うん。11人で大丈夫か。

突発企画、短レスクロスSSを書こう

『真美「いけ→ソニック!」亜美「負けるな→マグナム!」』

亜美「よっし!この直線で引き離すよん真美っ!」ダダダッ

真美「甘いねっ次の右ヘアピンカーブ、ソニックの華麗なコーナリングで抜き返すっ!」ダダダッ

シャーーーーーッ カカッ パシッパシッ

真美「よし抜い…ってあれ?」

P「なーにやってんだ亜美真美」

亜美「あー兄ちゃん!亜美のマグナム返してよ!」

真美「真美のソニックも!勝負の途中だったのに~」

P「だったのに~じゃないだろ。狭い事務所の廊下でミニ四駆を走らせるな…てか随分懐かしいもので遊んでるな」

亜美「こないだチョー古い駄菓子屋さんに行くロケがあって、その時に貰って来たんだよ」

真美「兄ちゃんはやってたの?ミニ四駆」

P「小学校の時はハマってたな。関東大会6位に入賞した事もあるんだぞ?」

亜美「関東で6位って絶妙にビミョーだねww」

真美「兄ちゃんらしいですなぁww」

P「いやいや結構凄いんだぞ?確か何万人とか居たんだから。スピンバイパーのPちゃんと言えば地元じゃ名が知れてたもんだ」しみじみ

真美「スピンバイパーとは渋い選出ですなぁ」

亜美「じゃあじゃあ兄ちゃん!亜美達と勝負しようよ!」

P「ハハハ、俺とやろうなんて十年早いよ。まだそれ殆ど既製品だろ?ちょっと見てやるから事務所に戻るぞ」

ガチャッ

P「お疲れ様です」

小鳥「お疲れ様です。あれ?Pさんそのハリケーンソニックとサイクロンマグナムどうしたんですか?」

P「亜美真美の没収品です。…というかよく一目見ただけで分かりましたね」

小鳥「子供の頃アニメが大好きで毎週楽しみにしてましたから。うわ~懐かしいな~」

P「そうえばレッツ&ゴーのアニメは女の子人気も高かったですね。そして小鳥さんはモロにその世代ですか」

小鳥「う……」グサリ

真美「今から兄ちゃんが真美のソニックを改造してくれるんだよ」

亜美「亜美のマグナムもね!」

P「まぁ専門の工具とかは無いからやれる事はそんなにないけどな」

小鳥「肉抜きは基本ですよね。…あ!そうえば少し前に丁度良いお話があった気が……あった!」

小鳥「ちょっとコレ見て貰えますか?」

P「えーと、新ミニ四ファイター決定戦…?」

真美「ミニ四ファイター!?なにそれなにそれっ!」

小鳥「最近また密かにミニ四駆のブームが来ているとかで、それに合わせて大会とかイベントもまたやるみたいなんですよ」

小鳥「そして、それの顔となるミニ四ファイターを、アイドルの中からレースで決めようという事みたいですね。」

P「へ~今そんな事になってたんですね」

亜美「ほほぉ~これはハッタリに船ってやつですなぁ」

P「渡りだろ渡り」

真美「走らせる場所に困ってた真美達にとっては超朗報だね!兄ちゃん兄ちゃん真美達絶対これ出るからっ!」

亜美「んっふっふ~ん。絶対優勝してミニ四ファイター亜美をコロコロで連載して貰わないとねっ」

そして何やかんやで765プロのアイドルは全員出場する事になり、ミニ四ファイターの座を懸けて熱いレースが展開されるのだった。
千早はトライダガーで。

士「……おい、どういうことだ?」

楓「あっ、飲み友達の志乃さんです」

柊「柊志乃です。よろしくね?」

士「お、おう……」

海東「……士」

士「……どうした」

海東「とりあえず質問には答えておくよ。この世界にいる仮面ライダーについてだ」

士「あ、あぁ」

海東「これ以上柊さんにどやされるのも嫌だからね」

誤爆ですの
すいませんでした


モバマスで地の文入りなんて見ないけどなぁ
……って書こうとして凛や蘭子の同棲SSを思い出した

お話自体は面白かったけど微妙に改行位置が読みにくいかもしれない
でも好きよ。また書いてくれ

導入部だけ

ところ天の助「はぁ……ビービビを倒してまた2年後に、って解散して
         戻ってきちまったなぁ……」

店員「まぁまぁ、天の助さん。天の助さんいるとこのスーパーもなんか活気あっていいんですよ?」

天の助「よせよ。そんなこと言っても買わないお前に何言われても無駄さ」

店員「きっとそのうち売れますって。じゃあ僕戻りますんで」

天の助「ったく……」

やよい「えっと、今日はところ天がー………………うわぁ」

天の助「お嬢ちゃん、今日はところ天かい?」

やよい「う、うっうー!そうなんですー!」

天の助「じゃ、じゃあ!?」

やよい「でも普通の買いますねー。天の助さん?
     ちょっと私には高いかなーって。あはは」

天の助「そ、そうか……おう」ズーン

天の助「はぁ、まただめだったか。売れ残っちまったな。値下げするか……」

「あの……」

天の助「あぁ?」

高木「天の助、一つください」

天の助「……は?」

高木「私は765プロの高木というものだ。今、書き入れ時だってのに
    猛烈に人手が足りなくてね。だから、ところ天の助、一つください」

天の助「う、嘘だろ……」ポロ


そして、事務所にてやよいと再会する。
こうして、765プロを巻き込んだハジケリスト達により大きな物語が始まるのだった。



ここまでしか書けません。誰か続きを書いてくれたらなーって。

響「貴音の実家の蔵の底に変な生き物がいた」

とら「なんだ女」

響「槍を抜いてあげたんだから、言うこと聞いてよ! とら吉!」

とら「もちっとセンスのいい名前はねぇのかバカ!」

響「バ、バカとはなにさー!」



やよい「うわぁ、ピカピカでかっこいい……とらさん、ですか?」

とら「おめえは食いでがなさそうだが……飾りもすくねえしうまそうだな」

やよい「えへへー、ふかふかですね」ギュッ

とら「……決めたぜ。おめえはわしのでざぁとだ。まずはあの響のアホをどうにかしねぇとな」



千早「春面の者……! 響……獣の槍……どうか……」

のヮの「……我の前では全てが無力……ひれ伏せ……!」



うしとらクロス
春面の者って言いたかっただけ感、ある

千早「」(シャカパチシャカパチ)

春香「……、それ警告で」

千早「……」

春香「それ、ヴェーラーで」

千早「……」

春香「ゴーズ」

千早「くっ」

P「究極のサバイバルアタックSASUKE」

~レッスンルーム~

響「はっはっはっはっ!」スッスッ

真「だあああああっ!」ダダダダキュッ!ダダダダダッ!

伊織「…なんかやけに気合い入ってるわね、あの二人」

P「それはそうだろう。いよいよ明日が本番だからな」

伊織「明日?あの二人、歌番組の収録でもあったっけ?」

P「そんなヌルいもんじゃないさ。あの二人が明日挑むのは鋼鉄の魔城……」

P「――――SASUKEだよ」

伊織「さすけ?誰?」

真「何で知らないんだよ伊織っ!!」

響「ジョーシキだぞっ!!」

伊織「うわっ汗飛び散らせないでよ。きったないわねぇ」ぐいっ

真「乙女の汗を汚いとか言うな!」

響「自分から説明するぞ」

響「SASUKEというのはな、聖地緑山で年2回行われる、100の人間が難攻不落の城を攻め落としに掛かる」

響「汗と勇気と友情が織り成す究極のサバイバルアタックだ!」ドヤッ

伊織「えーと、さすけっと…」カチカチ

響「何で自分が説明してるのにググってるんだ!」ぷんすか

伊織「フムフム。要はTBSがやってるバラエティね。巨大アスレチックをクリア出来たら賞金が出るっていう」

真「SASUKEはバラエティじゃないよ!れっきとしたスポーツ…いや、戦いだ!」

響「名も無き男たちのオリンピックなんだぞ!」

伊織「戦いなのかスポーツなのかどっちなのよ」

伊織「…へー、結構な長寿番組なのね。コレ」カチカチ

真「そうだよ!そして今迄で26回開催されて、2600人もの人が挑戦してるのに」

真「攻略されたのはたったの四度!まさに難攻不落の城なんだ」

伊織「…それ結構落とされちゃってるんじゃないの?良いの?」

響「その度に物凄い進化を遂げて挑戦者の前に立ちはだかるから良いんだ」

伊織「はぁ…まぁ何でも良いけど、それに明日真と響が出るの?」

真「うん!ずっと出てみたかった番組だからね。話を聞いた日からうずうずしてたよ!」

響「トーゼン出る以上は完全制覇するつもりで行くからな。トレーニングはバッチリだぞ」

P「いつもは芸能人出場枠はお笑い芸人が出る事が多いんだけどな、今回は趣向を変えてアイドルにその枠が与えられる事になったんだ」

P「で、ウチにもBBSから出場要請の通知が来て、出場の運びとなった訳だ」

伊織(屈強な男達でもロクに越えられないアスレチックにアイドルが…まるで赤紙ね)

伊織「ふーん。全く興味は無いけど、まぁせいぜい頑張りなさいな」

伊織「私は明日オフだから、優雅に休日を楽しみながら心の隅で応援しててあげるわ」ひらひら

P「何言ってんだ伊織。お前明日オフじゃないぞ」

伊織「え?」

P「ほいコレ」ピラッ

『765プロ所属 水瀬伊織様
貴方にSASUKE2012秋の出場を要請します』

伊織「」

みたいな

P「湯たんぽの季節」


P「ただいまっと。あー疲れた」ガチャ

P「う~寒!もうそろそろこたつでも出すかなぁ」キガエ

P「そういや子供の頃は湯たんぽ使ってたっけ。あれ送ってもらおうかな」

P「・・・飯は、いいか。もう眠いし。ふかふか布団が恋しい」

P「おっし、おやすみなさー」ガバッ


伊織「・・・」モフモフ


P「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
伊織「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」


的なの期待。

ちひろ「練習なんです?」

P「練習なんです」

ちひろ「そうですか…
     今なら1回の書き込みで100モバコインですよ!」

野田佳彦「765プロの星井美希さん? 私の政策は超ハードですよ」


野田「いつもいつも、お父様にはお世話になっておりまして」

美希「そんなの、気にすることないの。いいから、土下座はやめて欲しいってミキ思うな」

野田「恐れ入ります。それで? 本日はどのようなご用件で」

美希「ミキね、法改正っていうの? して欲しいって思うな」

野田「法改正……と申し上げますと、具体的には?」

美希「あのね。今、結婚って女の子は16歳からなの」

野田「左様でございますね」

美希「それをね、15歳からにして欲しいの」

野田「それは……一般的に15歳と言えば、義務教育の年齢でありますからそこの所は野党の協力を得て、今後の課題として前向きに検討をさせていただきたいと思うのですが」

美希「?」

野田「端的には、難しいかと……」

ピッ

美希「もしもしパパ? ミキなの。あのね、この人無能なの……」

野田「難しいかと思うのですが! そこはこの私、野田佳彦が政治家生命を賭して実現させたいと、強く! 強く!! 強く!!! 思うものであります!」

美希「そこの人、なかなか見所があるの」ピッ

野田「ではありますが……政治的な問題はともかく、これは財界の協力も得ないと難しいと思われますが」

美希「ざいかい?」

野田「経済の問題も、無視はできないですから」

ピッ

美希「もしもしでこちゃんなの? ミキね、ちょっとでこちゃんに相談があるの。だからすぐに来て欲しいの。え? 場所?」

美希「そこの人、ここの住所ってどこなの?」

野田「千代田区永田町2丁目3の1ですが……」

美希「千代田区永田町2丁目の3の1なの。うん、待ってるの」

15分後

バタン☆

伊織「ちょっと美希! 住所を聞いてもしやと思ったけど、なんでこんな所にいるのよ!?」

美希「ミキね、そこの人に法改正をお願いしに来たの」

伊織「はあっ!? あのね美希、そういうのは軽々しく私たちが口を出していい問題じゃないのよ。そもそも私もアンタも、選挙権もまだないでしょ」

美希「結婚をね、15歳からにしてもらうの」

伊織「……ま、まったくいつも美希ったら。しょ、しょうがないから協力するけど、あんまり親のコネとか使うんじゃないわよ!」

美希「でこちゃんなら、わかってくれると思ってたの! じゃあさっそく財界とかいうのをまとめて欲しいの」

ピッ

伊織「パパ? 結婚年齢に関する法改正について、経済界をとりまとめて欲しいの。ええ、わかってるわ。それが今年のクリスマスプレゼントでいいから……お願い。ええ」ピッ

伊織「財界はまとまったわよ」

野田「がっくぜえーん! そ、そそそ、そんな、私どもが普段あんなに腐心している財界のとりまとめがこうもあっさり……」

美希「これで法改正できるの?」

野田「そ、そそそ、そうですね」

美希「いつできるの?」

野田「近い将来に」

美希「それっていつなの?」

野田「……近い将来と言えば、近いうちで」

美希「明日、なの?」

野田「し、然るべき時という事で……」

伊織「ハッキリしなさいよ、アンタ」

野田「じ、時期については明言はいたしません!」

美希「……やっぱりこの人、無能なの」

伊織「この党自体が無能かもね」

バタン★

前原誠司「近いうちと言えば、年内の事です!」

美希「? 誰なの?」

前原「前原誠司と申します。不肖ながら、国家戦略担当相をやらせていただいております!」バッ

伊織「土下座はいいから」

前原「ははっ! この前原、年内での党での調整を一命を賭して行いたいと思います」

野田(前原……私の為にそこまで……)

美希「そこの人は、なかなか見所があるの」

伊織「前原誠司……名前を、覚えておくわ」

野田(……あれ?)

前原「お任せを。この前原、そこの野田とは違いますので」ニヤリ

野田「! と、とんでもありません。私も、近いうちとは年内の事だと思っておりました!!」

バタン★

石破茂「話は聞かせていただきました!」

野田「げえーっ! 石破ァ!!」

安倍晋三「私もおります」

野田「相変わらず『ひ』みたいな顔ですね。安部さん」

石破「近いうち、とは年内。間違いありませんね?」

野田「い、いや、それは……」

前原「間違いありません」

野田「ま、前原ぁ……」ギリリ

伊織「話はまとまったの?」

野田「し、少々お待ちを」

美希「急いで欲しいの。ミキね、お腹空いてきたの」

前原「出前でも、お取りしましょうか?」

安部「ここは私が総裁選前に食べた、縁起のいい3500円のカツカレーを」

石破「いえいえ同じカツでもここは、カツ重大盛りで。まさに『重』カツ『大』であります」

美希「ミキね、オニギリがいいの」

野田「さすがは庶民派でらっしゃいますね。おにぎりとは」

前原「やはり、庶民の感情を理解できるのが肝心ですね。3500円のカツカレーとか、カツ重などと言い出す輩は庶民感覚に乏しいようで」ニヤリ

伊織「私は高級料理店から、デリバリーをお願い」

野田「は?」

伊織「今日はイタリアンの気分だから、原宿の神宮前の店からお願いね」

前原「さ、さすが本物を知る方は舌の方も確かでらっしゃる」

安部「さっきは庶民感覚がどうとか……」

前原「黙れ!」

野田「さっそくデリバリーの注文を!」

前原「高級イタリアンとおにぎりを!」

石破「イタリアンのリストランテにおにぎりは……」

前原「シャラップ!」

安部「カツカレーを、おにぎりにしてもらったら……」

前原「シャーラップ!!」

今回の反省点


没ネタですが、ここまで書いたので練習スレで投下してみました。
予定ではこの後、石原親子や各党の党首クラスが次々と出てきては、揉める予定でした。
タカ派で超右寄りな石原親と、共産党が意気投合したりしながら、2人の少女のワガママにオシッコちびりそうになりながら右往左往したら面白いかなーって。
ラストはPの要請で、オドオドしながら雪歩がやって来て、やはりケータイ1本で事態を収めてしまう……というものでした。
ただこれこそ本当に美希と伊織がお飾りで、全く活躍というか動かないので止めました。
これは本当にアイマスSSじゃなくなっちゃうな、と。
反省としては、アイマスキャラよりもクロスさせる側の人数が多くなりすぎるてはいけない、という事。

鈴木福「765プロの高槻やよいさんですか? ぼくの枕営業はちょうハードですよ」


やよい「うっうー! 今日はよろしくおねがいしまーす」

福「はじめまして。鈴木福ともうします。ほんじつはどうぞ、よろしくおねがいいたします」

やよい「あ、は、はいー! こちらこそ」

福「そう、きんちょうしないでください。高槻やよいさんといえば、いまをときめく765プロのトップアイドル。ぼくはおはなしをいただいてから、とてもたのしみにしていたんです」

やよい「ほんとですかー!? 私もうれしいかなーって」

福「はい。今日はぼくも、高槻さんからいろいろとべんきょうさせていただきたいとおもっていますから」

やよい「はわわー! そんな、私なんて……」

福「いえいえ、ほんとうのことで……」

♪マルマルモリモリミンナダベルヨ♪

福「もうしわけありません、ケータイみたいです。ちょっとしつれいいたしますね」

やよい「あ、どうぞー」

福「もしもし? なんだ愛菜か。もうぼくにはれんらくしないでくれ、っていったじゃないか。え? いっかいいっしょにねたからって、かんちがいはやめてくれないかな。じゃあ」ピッ

やよい「あのー? 今のって……」

福「ああ、まえにきょうえんした子ですよ。さいきん、しつこくて」

やよい「今、いっしょに寝たって……」

福「ちょうど、おひるねのじかんだったもので」

やよい「そうなんですかー」

福「枕営業はぼくのげんてん、ルーツともいえるものですからね」

やよい「枕営業……ですかー?」

福「ええ、ぼくのようなこどものねがおをみるだけで、こころがやすまるというかたがおおぜいいるんです」

やよい「そういう人に、寝顔を見せてあげるのが枕営業なんですねー」

福「ええ。まあなかにはさっきみたいに、かんちがいするこもいますけど……高槻さんもどうです? ぼくと枕営業をしてみませんか?」

やよい「ええーっ!? そんな、私の寝顔なんて見てもつまらないですよー?」

福「いえいえ、高槻さんはじゅうぶんかわいらしいとぼくはおもいますよ」

やよい「ほんとですか? うれしいですー!」

福「なんでもけいけんが、だいじですよ」

やよい「で、でもー……」

福「なんですか?」

やよい「寝顔を見られるのは、ちょっと……恥ずかしいかなーって……」

福「いちばんむぼうびなすがたを、たにんにさらすわけですからね。ですがそれこそ、ぼくたちげいのうじんにひつような、ステージどきょうをみにつけるこうきではないでしょうか?」

やよい「ステージ……度胸?」

福「はい。ほんばんまえは、ぼくもきんちょうします。でも、こうした枕営業をすることで、ほんばんでのたんりょくをやしなっているんです」

やよい「もしかして、それが福君の演技力の原動力ですかー?」

福「そうかもしれませんね。どうです? 高槻さんも」

やよい「わかりましたー! 私、枕営業やってみまーす。うっうー!」

今回の反省点


勇者ヨシヒコと悪霊の鍵、第1話を見ていて発作的にここまで書いて塩漬けにした。
一応この後2人は、芸能界の強面の方々の元に赴く予定でした。アッコさんとか。

アッコ「脱げや」

やよい「え?」

福「ここは土足厳禁ですよ。高槻さん」

と、いう感じ。で名だたる芸能界の強面が、2人が寝顔を見せた途端メロメロになってしまう。
そして数々の枕営業をこなし、最後に向かう一番のお得意様、それは小鳥さんだったというオチ。
反省点としては、深く考えずに書き始めるものじゃないという事。
ここまで書いたので、練習スレに投下しましたがそもそもどんな形であれ、やよいに枕営業という言葉を結びつけるのは良くなかった。

涼「愛ちゃん、それとって、そこの!」

愛「はい、どうぞ!」

涼「そうそうこれ……って」

愛「どうしたんですか?」

涼「私がとってっていったのはサンバイザーなんだけど」

愛「あっ、ごめんなさい!!」

涼「サバじゃないよ!?」

散歩してたら頭にふわーっと落ちてきたので練習として投下
お姫ちんに一番最初のセリフ言わせたかっただけ

アドバイス等あったら下さい

>>253
いいんじゃね?
続きはよ

…だけだとあんまりなのでもう少し感想書いてみる
といっても、地の文を読ませる媒体ではなく、VIPや速報のSSとして見せるんだったら特に問題ないと思うよ
以下に書くのも「あえて重箱の隅を突くなら」というレベルなのであまり気にしないで、とまず言い訳

若干、話を早く進めすぎてキャラが設定やあらすじを喋るだけになっている
具体的にはPが三回も死んだのを解説する場面の単調さ
また、春香の心の揺れ、誘惑に負けそうになる点の流れが軽すぎる点
「どうしよう、貴音さんの言うとおりだ!」→「でもやっぱりダメだよね!」
これがあまりにも早すぎて、どちらの考えも軽くなるから場面ごとにメリハリを付けるといい
一旦この時点では春香には常識人に徹してもらって、貴音と別れたあとで誘惑にからせるといいかも
一場面で心変わりを扱うには文字数が相当量いるからね

とはいえ、これらの問題は字数を重ねれば解消できるから問題ない
そもそもVIPのSSなら文章力よりもテンポや物語の方が重視される媒体だから、
台詞だけで説明して話をポンポン進めるのもむしろ好都合とも言える

それより気になったのは同じような演出を多用していること
具体的にはーーや……、それと半角スペースで拡げた文

例として半角スペース文について
「そ う 思 う の は 罪 な こ と で し ょ う か ?」
↑この一文は確かに貴音の声色の異常さが現れていてよかった
「蘇 る わ け な い じ ゃ な い で す か !」
↑だが、こっちはむしろ春香を異常な声色にしてしまっている

ざっくりまとめるとこの場面は異常者の貴音と一般人の春香のやり取りだ
そこで春香と貴音の書き方が似てしまうと、違いが目立たなくなる
手っ取り早い代替案は、カギカッコの台詞を地の文の間接話法に変えること

 美希「ハニー大好きなの!」 ←たとえばこれを

 ハニー大好きなの!
 美希がうれしそうに言った。 ←こうする

このように見かけ上の表記を変えるだけでもテンポに変化が出る
また、一レスの中で特に際立たせたい台詞だけをカギカッコ表記にすれば自然と際立つ
ようは、ある一文や一節を強調したい時は他を地味にする方法もあるという話

口調や性格がキャラにそぐうのかどうかは他の人の感想にまかせる
あとPと緑の液体がどうなってるのかをもう少し分かりやすく見せてくれるとありがたい
重い設定のわりにテンポ良く読めて面白そうだったのでがんばってほしい(小並感)

VIPやNIPなんかの掲示板に投稿するなら空行を段落代わりに使うといい
目安は3~5行ごとに空行 一つのまとまりで6行以上はなるべく避ける
台詞や地の文の一文中でも30~50字程度を目安に句点や読点で改行すると読みやすい

それと地の文の頭に全角空白を入れるともっとわかりやすくなる
台詞の前の名前は好みでおk

例としてはこんな感じ↓

 〇〇〇〇〇〇〇〇、〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇。
 〇〇〇、〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇、〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇。

〇〇「〇〇〇、〇〇〇〇〇〇〇〇〇!」

〇〇「〇〇〇〇〇〇〇〇〇」

〇〇「〇〇〇〇〇。〇〇〇〇〇〇〇〇〇、
   〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇」

 〇〇〇〇〇〇〇〇。
 〇〇〇〇〇、〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇、
 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇。

 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇。
 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇、
 〇〇、〇〇〇〇〇〇〇〇、
 〇〇〇〇〇〇〇〇。〇〇〇〇〇〇〇、〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇。

〇〇「〇〇〇〇〇〇!」

〇〇「〇〇〇? 〇〇〇、〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇」

 〇〇〇〇〇〇、〇〇〇〇〇〇〇〇〇。
 〇〇〇〇〇〇〇。

(ここまで)

雑談スレから来ました。

『もし春香が天然ドジッ娘のモテカワガールだったら』


どんがらがっしゃーん

春香「あーん、また転んじゃった(泣)私ってばホントおっちょこちょい☆」(>ω<)qコツン

P「おはよう春香…ん?お前頭に何か付いてるぞ?」

春香「え?…あー!間違えてリボンの代わりにトーテムポールつけてきちゃった!!」(☆□◎)ガーン

P「そんなドジッ娘な春香もかわいいぞ?」

春香「えへへ…(///ω///)そうだプロデューサーさん!わたしクッキー焼いてきたんです♪

   よかったら、食べてくれませんか…?」ウルウル

P「そんなこといって、この前も間違えてトリカブト入れて危うく死にそうになっちゃたじゃないか!」

春香「ヒーン><ごめんなさーい!」☆~(>ω・)テヘペロ

P「まったく、相変わらず春香は愛され体質のモテカワガールだな!!」


P・春香「あはははは…」


・・・

春香「夢っ!?」ガバッ



こんなの

千早「距離感を縮めたいの」



伊織「距離感?」

千早「ええ。つまりもっと皆と仲良く、その・・・なりたくて」

伊織「・・・あんたがそんな事言い出すなんて正直ちょっと以外」

千早「私も少し自分に戸惑ってるの・・・昔の私ならこんな事考えなかったと思う。
   けど、765プロに入って、皆と出会って、色々あって・・・その、なんていうか・・・えっと・・・」

伊織「ああもう!そんな顔を赤くして言わなくてもわかったわよ!」

千早「ごめんなさい・・・」

伊織「何も謝ることなんて無いわよ。同じ事務所なんだから仲よくなるに越したことはないわ」

千早「そう言ってもらえると少し気が楽だわ」

伊織「で、なんで私に相談に?みんな仲良しなら、春香とかの方がいいんじゃないの?それにあんたも春香のほうが話しやすいんじゃない?」

千早「その、春香は私に気を使いすぎる部分があるから、きっとアドバイスも控えめになってしまうと思うの。
   でもその点水瀬さんなら遠慮無く意見をくれると思って」

伊織「ふーん、なるほどね。まあ確かに春香は、人の欠点とか指摘するのは苦手なタイプよね」

千早「そうなの。だから水瀬さん、協力・・・してもらえないかしら?」

伊織「そうねー、どうしようかしら・・・っ!わ、わかったわよ!手伝ってあげる!(そんな真剣な眼で見られて、断れるわけないじゃない)」

千早「水瀬さん・・・!ありがとう!感謝するわ!」

伊織「ふ、ふんっ!そうよ!感謝しなさいよ!」

伊織「・・・で、千早。手始めに聞くけど、あんた自身は何か策とか用意してるの?」

千早「実は、水瀬さんに相談するまでに色々と考えてはみたの」

伊織「へえ、例えば?」

千早「まずは、春香みたいにお菓子とかを作って皆に差し入れること」

伊織「いいじゃない。お菓子をもらって喜ばないのはうちの事務所じゃいないでしょ」

千早「ええ。でも考えたら私はそもそも料理が得意でないし、急にお菓子を作ってくるのは無理。
   練習するにせよどれだけかかるか・・・私、少しでも早く皆との距離を縮めたいの」

伊織「まあ、いきなり作れるようにはならないわよね。でも差し入れるだけなら手作りにこだわらなくてもいいんじゃないの?」

千早「ダメよ。手作りじゃないと春香のお菓子の前では霞むわ。
   むしろ春香のと比べられて『やっぱり千早さんって温かみがなーい、まるで機械みたーい』って思われるに決まってるわ・・・」

伊織「そ、そんなに卑下することもないと思うけど・・・まあ確かに、春香の後追いって感じは否めないわね」

千早「でしょう?だからこの案は却下。そして次の案は萩原さんみたいに、皆にお茶を入れようかと思ったんだけど」

伊織「基本的に誰かの真似なのね・・・」

千早「萩原さんの出したお茶の後に私のお茶が出てきても、萩原さんのを飲み終わった頃には私のお茶は冷めてるわ。
   きっとそれを口にした人は『千早さんのお茶ってつめたーい、やっぱり千早さんって機械みたいにつめたーい』って思うのよ・・・」

伊織「なんでそんなにネガティブなの!?というかなんで雪歩が出してる人にまたお茶を出すのよ!?」

千早「え、でも事務所に給湯器はひとつしかないし・・・」

伊織「雪歩より先に入れなさいよ!」

千早「でも萩原さんの入れ方を見て、真似したほうが上手く出来ると思うから・・・」

伊織「美味しくても二杯一緒に出てきたら戸惑うわよ!違う人に出しなさいよ!」

千早「萩原さんのお茶って飲む人にあわせて微妙にさじ加減とかを変えてるみたいだから、ちゃんと合わせた方が・・・」

伊織「誰向けにせよ美味しいんだから他の人に出しても大丈夫よ!」

千早「でも、やっぱりそこはちゃんとその人に向けたのを飲んでもらうのがその、茶の心というか・・・」

伊織「なんでそういうのにはこだわるのよ!それならそもそも自分で考えて入れなさいよ!」

千早「え、それはダメよ。そんなのどうせ萩原さんのと比べられて『千早さんのお茶って

伊織「ああもういいわよ!つまりお茶も却下なのね!没なのね!」

千早「ええ」

伊織「はぁ、はぁ・・・気軽に引き受けたけど、思った以上に面倒な思考回路してるわねあんた・・・」

千早「ごめんなさい・・・」

伊織「べ、別に謝ること無いわよ。ちゃんと自分でも考えたのは立派だわ。そして没にしたのは賢明だわ」

千早「そ、そうかしら・・・」

伊織「照れることでもないわ」

千早「ごめんなさい・・・」

伊織「なんでそんなに上下が激しいのよ・・・まあいいわ。実はね、私はすでに考えついてるのよ」

千早「えっ!?」

伊織「あんたと皆の間の壁を一気に破る方法、考えついてるの」

千早「み、水瀬さん教えて!それは!?」

伊織「それよ」

千早「えっ」

伊織「一番手っ取り早い方法、それは呼び方を変えることよ」

千早「呼び方・・・?」

伊織「千早は私のこと水瀬さんって呼ぶでしょ?それよ!苗字な上に更にさん付け!それがあんたと皆の間に見えない壁を作ってるのよ!」

千早「・・・!」

伊織「別に悪いことじゃないわよ。私も含めて皆、あんたにそう呼ばれるのは不快とかじゃない。でも、少し距離感を感じるのも事実」

千早「・・・・」

伊織「単純なようだけど、呼び方一つで雰囲気って大きく変わるわ。例えば私がいきなり皆にさん付けなんてしてみなさい、すごい違和感でしょ?」

千早「確かにそうね」

伊織「でしょ?呼び方ってその人間の立ち位置や性格、色んな物を表すの。だから距離感を変えたいなら呼び方を変える。単純だけど効果大よ」

千早「確かに、簡単なことだけど・・・大きいわね」

伊織「そうよ。そしてあんたはこの方法が合ってる理由があるのよ」

千早「理由・・・?」

伊織「そう、それは・・・あんたが現在色んな呼び方を混合して使ってることよ」

千早「混合・・・?」

伊織「そうよ。あんたは苗字でさん付け、下の名前でさん付け、下の名前を呼び捨て、全てを使ってる」

千早「春香、四条さん、あずささん・・・確かに言われてみればそうね」

伊織「でしょう?この呼び方を変えるってのは簡単だけど実行するのは案外難しいの。
   例えば雪歩がいきなり『こんにちはですぅ、千早』なんて言ったらおかしいでしょ?」

千早「ええ、引くわ」

伊織「それはそれで酷いわね・・・」

千早「引くわ・・・」

伊織「でも『如月さん』だったらまだ許せるでしょ?」

千早「ま、まあ少しさびしい感じもするけど・・・許せるわ」

伊織「でしょ?人によってはもう呼び方を特定の方向には変えられないのよ。ちなみに私は誰の呼び方も変えられないと思うわ、多分」

千早「・・・言われてみれば、確かに。水瀬さんが誰かをさん付けしたりしてるところは想像がつかないわ」

伊織「呼び方ってそういうものよ。で、本題だけどあんたはその点、割りと自由に呼び方が変えられるのよ」

千早「私が・・・?」

伊織「そうよ、元々あんたの他人の呼び方ってあやふやなところがあるのよ。亜美達は呼び捨てなのに、年上の律子は呼び捨てだったり」

千早「言われてみればそうね・・・」

伊織「なんでかなんてのはこの際どうでもいいわ。大事なのはつまり、あんたは今からでも呼び方を変えていける余地があるのよ!」

千早「そうかしら・・・」

伊織「私が言うんだからそうなのよ。実際たまに私のことも伊織って呼ぶじゃない」

千早「水瀬さんを・・・?」

伊織「無意識であろうとなんだろうと、ちょくちょく言ってるわよ。伊織って」

千早「そ、それはその、なんていうか・・・ごめんなさい」

伊織「謝る必要なんて無いわ。実際私も呼び捨てにされても全然変な感じはしなかったしね。そしてそれこそがポイントよ
   つまり、他のみんなもあんたに呼び捨てにされたりしても違和感が少ないはず、だからこそこの作戦はあんたに有効なの」

千早「なるほど・・・」

伊織「納得できたようね・・・じゃあ、早速練習よ。ほら呼んでみなさい」

千早「えっ?」

伊織「私で練習するのよ!ほら、水瀬さんじゃなくて・・・」

千早「・・・あっ。えっと、その、い・・・・いお、り・・・」

伊織「よく聞こえないわよ?」

千早「い、伊織!」

伊織「にひひっ、それでいいのよ」


千早「伊織・・・伊織・・・うん!確かに意識すると、ぐっと距離が縮まった気がするわ!伊織!」

伊織「そ、そんなに何度も繰り返さなくていいわよ。でもまあ、わかったみたいね」

千早「ええ、よくわかったわ。これなら・・・いける気がする!」

伊織「ふふん、パーフェクトな伊織ちゃんの助言に感謝しなさいよね・・・ってもうこんな時間じゃない。
   せっかく早朝から来て自主練しようと思ったのに、もう」

千早「ご、ごめんなさい水瀬さん・・・」

伊織「にひひっ、冗談よ。それと水瀬さんじゃなくて」

千早「あっ!い、伊織!」

伊織「ふふん、それでいいのよ千早」

千早「・・・ふふっ」

「うっうー!おはようございまーす!」

伊織「あら、この声は・・・早速いい相手が来たじゃない!」

千早「えっ」

伊織「大丈夫よ、あの子なら受け入れてくれるわ。それどころか喜んでくれるかも」

千早「みな・・・ううん、伊織。私、やってみるわ・・・!」

伊織「この期に及んで恥ずかしがるんじゃないわよ?ほら、行って来なさいよっ」

千早「あっ!い、伊織ちょっと押さないで!って、あ・・・!」

やよい「うー?あっ!千早さん来てたんですかー!」

千早「え、ええ」

やよい「うっうー!おはようございまーっす!千早さん!」

千早「お・・・おはよう高槻」

やよい「」

伊織「スス、スターップ!!ちょっとこっち来なさい!!」

千早「えっ!?な、何!?」

伊織「何じゃないわよ!やよいがフリーズしちゃったじゃない!」

千早「えっでも私、伊織の言ったとおりに・・・」

伊織「ニアピン!でもガーター!高槻ってあんた!どう考えても距離が開いたわよ!」

千早「じゃ、じゃあどうすれば」

伊織「やよいよ!や・よ・い!なんで苗字のままさんを外しちゃうのよ!同じクラスの男子みたいになってるじゃない!」

千早「事情も話さず、いきなりやよいは厳しいかなって、その・・・」

伊織「高槻の方が駄目でしょ!まだ間に合うから!ほら!やり直し!」

千早「え、あ・・・わ、わかったわ・・・」

やよい「・・・・はわっ!わ、わたし今きぜつしてましたー!なんだかげんかくというか、そらみみというか・・・
    あっ!千早さん!おはようございますー!」

千早「え、あ、その・・・お、おはよう・・・やよい」

やよい「おはようござ・・・はわっ!い、いま千早さん私のこと、やよいって・・・?」

千早「あっ!ご、ごめんなさい、嫌だったわよね!その、言い直すわたかt」

やよい「うっうー!なんだかちょっと恥ずかしいけど、嬉しいかもですー!」

千早「えっ!い、嫌じゃないの・・・?」

やよい「その、なんていうか、たかつきさんより、やよい・・・の方がなんていうか、えっと・・・家族みたいかなーって!
    だから、ちょっとびっくりしたけど、千早さんにやよいって呼んでもらえて・・・凄く嬉しいかもー!」

千早「た、高槻さん・・・!」

伊織「やよい、でしょ。おはようやよい」

やよい「あっ!伊織ちゃん!おはよー!今ね、千早さんが私のことやよいって呼んでくれたんだよー!」

伊織「あら、よかったじゃない」

千早「い、伊織・・・その、ありがむぐっ!?」

伊織「にひひっ、いいのよ・・・あ、でも今度スイーツでも奢ってもらからね」

千早「伊織・・・!ええ、勿論よ」

やよい「あっ!二人でなんの内緒話ですかー!?私も聞きたいかもー!」

伊織「千早が今から私達にスイーツをご馳走してくれるそうよ、にひひっ」

やよい「えー!?ほ、ほんとですか、千早さん!」

千早「えっ、今度って!・・・ふふ、勿論なんでもご馳走するわ。やよい、伊織!」

皆さんのを見ててSSにチャレンジしたくなったので練習に使わせてもらいました。

響「プロデューサーのは大きすぎるぞ」



美希「だいすきーはーにいー、ふんふーん・・・今日は早起きしちゃってきたの!」

美希「みんなおは」

響「プロデューサーのは大きすぎるぞ」

P「そうかなー」

美希「よー・・・なの(あ、この声はハニーと・・・響なの)」

響「前見た時も思ったけど、やっぱり見れば見るほど大きいぞ」

P「いや、そうでもないだろ」

響「いやいや、絶対おっきいぞ」

美希(なんだかハニーがいじられてるの・・・盗み聞きして後からハニーをからかっちゃお!あはっ!)

響「・・・こんなに大きいと不便じゃない?」

P「俺は別に困ってないけどなー、片手にはちゃんと収まるんだし」

響「むむ、でも今時そんな大きいの持ってる人ほとんど見たこと無いぞ」

美希(ハニーの何がおっきいの・・・?)

P「案外みんなこれくらいだよ、それに男は案外そういうの気にしないんだよ」

響「えー、そんなことないと思うけど・・・ちょっと触っていい?」

P「別にいいけど」

響「どれどれ・・・おお、やっぱり結構ズシッとしてるぞ。こんなに大きくて重いと邪魔じゃない?」

P「俺は気にならないけどなー」

響「ふーん、やっぱりプロデューサーは男だからかな・・・あと、なんだか変な臭いがするぞ」

P「変な・・・あっ」

響「どうかした?」

美希(き、気づかれちゃった!?)

P「・・・ごめん、朝ちょっとトイレに篭った時にずっと触ってた」

響「え・・・うぎゃあ!ふ、不潔だぞプロデューサー!」

P「ご、ごめん・・・ついトイレとかでいじっちゃうんだよ」

響「もー・・・」

美希(ほっ、バレてなかったの・・・というか、トイレでハニーが・・・大きい・・・ってもも、もしかして・・・)

美希(いいい、今響が話してるのって!もしかしてハニーの、お、お・・・・あ、アレ・・・なの・・・!?)

響「ふう・・・まあその気持ちはわからないでもないから、今回は許してあげるぞ」

P「ごめんごめん」

響「とりあえず話を本題に戻すけど、やっぱりこれは大きいぞ」

P「あ、まだ続けるのか」

響「続けるぞ!今時の女の子としては、やっぱり気になるところだからな」

美希(や、やっぱりアレなの・・・ひ、響ってば大胆すぎるの・・・)

P「いや、俺はもういい年だし全然気にしないんだけど」

響「いつも一緒にいる人がこんな大きいの持ってたら恥ずかしいの!」

P「誰も俺のなんて見てないって」

響「す、少なくともいつも一緒に行動するアイドルの自分たちは見てるの!」

美希(美希はそんな所見てないの!響だけなの!)

響「前に雪歩とかと話してたら『たしかに・・・ちょっと大きいかもですぅ・・・』って言ってたし!」

P「全然似てないな。あとどんだけ話題に困ってたんだよ・・・」

美希(ゆ、雪歩まで・・・い、意外なの・・・意外すぎるの・・・ハニー見られすぎなの!)

響「だっていつも皆プロデューサーの話題で・・・と、ともかく!それは大きすぎるの!」

P「そんなこと言われたってな。もうずっとこれだし、今更大きいからどうこうってのもな」

響「時計とかと一緒で、男はそういう所にも気を使えないと駄目だと思うぞ」

美希(美希、時計とは違うと思うな・・・)

響「とにかく!プロデューサーのは大きすぎるってことを自覚するべきだぞ!」

P「わかったよ!俺のは大きいよ!で、でもな!大きいといい事だってあるんだぞ!」

美希(ハニーも反論のポイントがなにかおかしいの!)

響「いい事ってな、何?」

P「そうそう失くさない!」

美希(失くしようがないの!)

P「重いから落としたりしたらすぐ気づくしな!」

美希(アレって落ちるの!?)

響「そ、そんなこじつけ臭い理由は駄目だぞ!」

P「そんなことないって!ほら、もう一回持ってみろ!」

美希(美希、その申し出は完全にアウトだと思うな!)

美希(と、というか・・・じゃあ響はさっきもハニーのアレを・・・?
   しかもトイレの後の・・・!)

響「えー、汚いのは嫌なんだけどしょうがないな・・・うん、やっぱり重いぞ」

美希(響は気軽に触り過ぎなの!)

P「な!その重さは存在感があるだろ!小さいのだったら絶対失くしても気づかないって!
  だから大きいほうがいいんだよ!」

美希(やっぱりアレってとれるの!?)

響「えー、やっぱりこじつけ臭いぞ・・・貴音もそう思うよねー?」

美希(貴音!?)

貴音「はて・・・呼びましたか、響」

美希(た、貴音もいたの・・・!)

響「呼んだ呼んだ。今までの話、貴音も聞いてたよね?」

貴音「すいません。今この雑誌のらあめん特集を見ていたもので、聞いておりませんでした」

響「えー!?やっぱり貴音はラーメンのことになると周りが見えないんだなー、えっとね」

美希(いくらなんでも周り見えてなさすぎなの!)

P「貴音まで巻き込むなよ・・・」

響「プロデューサーは黙ってて!」

貴音「で、何の話をしていたのですか?」

響「プロデューサーのこれだよ、これ!」

貴音「・・・ああ、これですか。これがどうかしましたか?」

美希(動じなすぎなの!あとハニーも気軽に見せすぎなの!)

響「これ、どう見ても大きすぎるよね!」

貴音「・・・はて、私はあまりこういったものには詳しくないので・・・」

美希(貴音はかろうじて普通だったの!)

響「えー!どう見ても大きいぞ!貴音のだってもっと小さいでしょー?」

美希(!?)

美希(い、今・・・響なんて言ったの?貴音の・・・?何のことなの?え?え?)

貴音「ふむ・・・まあ確かに、私のものよりは大きいですね」

響「でしょー!?」

美希(う、うええええええええ!?なの!?)

響「それにほら、ゴツゴツしてるし重いし!はい!」

貴音「確かに、ずしりと重みを感じますね。私のものの倍くらいはありそうです」

美希(みんな気軽に触り過ぎなの!あと貴音、やっぱりもしかして・・・・!?)

P「だから、大きいのはもう認めただろう・・・でも俺はこれでいいんだって」

響「うがー!自分達が嫌なのー!」

P(完全に意地になってるな・・・)

貴音「ですが響、多少大きくても別によいのではないですか?」

響「そんなことないぞ!あんまり大きいと触ってて疲れるし!」

美希(響ってば身長は小さいのに大人の女だったの・・・)

貴音「私はあまり触りませんから、多少大きく、重くとも・・・」

響「自分は寝る前とか仕事の合間とかいつも触ってるぞ!もし大きいと不便だぞ!」

美希()

美希(響にもついてたの・・・!?あと仕事の合間にって・・・!)

P「お前のは小さいんだからいいだろ!俺のなんだから響には関係ないって!」

美希(ハニーも知ってたの!?)

響「だ!か!ら!プロデューサーのが大きいと私達が恥ずかしいの!」

P「お前もう自分がどんだけ支離滅裂かわかってないだろ・・・」

響「うがー!馬鹿にするなー!」

貴音「落ち着きなさい響。たしかに貴女の言っていることは滅茶苦茶です」

響「貴音までー!そ、そうだ!貴音も出せ!ほら!」

美希(!?)

貴音「それで何が解決するというのですか」

響「いいから出ーしーてー!」

P「もう駄々っ子だな・・・」

響「だーしーてーよー!」

貴音「わ、わかりましたから。出しますから、少し落ち着きなさい響・・・はい、どうぞ」

美希(みんな露出に抵抗無さすぎなの!)

P「お、貴音のはシンプルでいいデザインだな」

美希(デザイン!?)

貴音「ふふ、ありがとうございます」

響「うがー!何二人で落ち着いてるんだー!?と、とにかく私のと貴音のを並べて・・・」

美希(並べて!?並べて何をしてるの!?)

響「ほら!それでもプロデューサーのよりちょっと小さいぞ!」

美希(は、ハニーの大きすぎなの・・・!)

P「落ち着けってば・・・はあ、だからさ。俺はどんだけ言われてもこいつをどうこうする気はない」

響「うぐぅ・・・なんでプロデューサーはそんなに拘るのさ」

美希(どう考えても響がおかしいの)

P「いいか、俺とこいつはもう長い付き合いだ。何度かは壊れかけたこともある」

美希(何があったの!?)

P「でもな、その度直して一緒にやってきた。愛着もある。もうこいつはおれの一部なんだよ」

美希(初めから一部だと思うの・・・)

響「でも・・・」

P「・・・お前の今の気持ち、わからないわけじゃない。俺もお前くらいの年頃には、自分の母親と歩いたりするのが恥ずかしかった時期がある。」

P「確かに、年頃のお前らからしたら俺がこんなのを人前で出してるのを見て、ちょっと恥ずかしいかもしれない」

美希(私のパパとママは人前で下半身を曝け出したりしなかったの!)

P「それでも、俺にとってこいつはもう・・・かけがえのない相棒なんだ」

響「プロデューサー・・・」

美希(ハニーがしまっとけばいいって思うな!)

響「・・・じ、自分、その・・・意地になりすぎちゃったぞ。その、ごめんなさい・・・」

貴音「ふふ、自分の非を認められるのはとても良いことです」

美希(全然いい話じゃないの・・・)

P「わかってくれたか響・・・ありがとう」

響「うん!ごめんね!大きくっても恥ずかしくなんかないよね!」

P「まあ、響みたいな今時の子にはちょっとショックだったのかもな」

響「うん、うん・・・よく見たら、これはこれで可愛いかも!えへへっ」

P「はははっ、ハム蔵じゃないんだから撫でられても何も言わないぞ」

貴音「ふふっ」

美希(全然微笑ましくないの・・・)

千早「あれ、皆来てたんですか」

美希(ふえっ!?)

P「おおっ!?って千早か。それはこっちのセリフだ・・・」

響「び、びっくりしたさ・・・」

貴音「おはようございます、千早」

千早「おはよう、四条さん。今日はちょっと早めに来て確認したいことがあったので。
   その用事も終わったので奥で少し仮眠を取っていたんです」

響「なるほどー・・・あ、そうだ。千早のもちょっと見せてー」

美希(なの!?)

千早「見せるって・・・?」

響「これこれ、これさー」

千早「ああ。別にいいけど」

美希(千早さん!?)

千早「はい、我那覇さん。でも別に面白いものでもないわよ」

美希(千早さんまで・・・!?いや、千早さんは逆に納得できちゃうかもなの・・・)

響「千早のも結構大きいなー」

千早「あまり小さいと細かくて、上手く使えないから」

響「ああー、確かに千早はいつもあんまりいじってないもんねー」

千早「そうなのよ。どうにもこういうのは苦手で・・・」

P「千早らしいな」

美希(千早さん苦手なんだ・・・)

貴音「そういえば響、これを見せるとラーメンが安くなると聞いたのですが」

美希(ならないの!)

響「ああ、この前一緒に行った所のだな、あれはそれを見せるだけじゃダメさー」

美希(なるの!?)

響「ちょっといじらせてね、えーっと、ここを、こうして・・・よし、これを店で出せばOKさー」

貴音「おお、流石は響です。感謝します」

美希(何をどうしたの・・・)

千早「あ、そういうの私のよく行くCDショップにもあるわ」

美希(あるの!?)

P「いやー、流石響、今時の女の子だな」

響「も、もうその話は終わったでしょ!」

P「いや、そうじゃなくて詳しくて凄いなーって思ってさ」

響「この二人は特に疎いと思うぞ・・・多分事務所の他の皆は全員これくらいできるさー」

美希(へっ!?)

千早「みんなよく触ってるものね、春香なんていっつも私の前でも触ってるわ」

美希(う、嘘なの・・・そんな・・・)

千早「私によく触らせようとしてくるんだけど、自分のでもあまり上手にできないのに」

P「あっ、想像できるな『千早ちゃーん!簡単だって!ね!』ってな」

響「全然似てないぞ。でも春香らしいさー」

貴音「ふふっ、仲良きことは良きことです」

美希(衝撃の真実なの・・・衝撃すぎるの・・・)

千早「音無さんはいつもニヤニヤしながらいじっていますね」

P「あの人はそうだな」

響「雪歩もよく顔を近づけてにやにやしてるぞ」

貴音「そういえば以前、真の匂いが染み出てくると言っていましたね」

響「絶対無いぞ」

美希(やっぱり雪歩は真君と・・・)

P「まあ昔はこういうのって一部の人だけだったんだがな、仕事で使ったり」

響「今はもうあって当然だよねー」

美希(美希にはないの・・・というか皆にあるのが信じられないの・・・)

千早「確かに、これなしの生活はかなり不便ですね」

P「やよいぐらいじゃないか、ないのは」

美希(やよいはまだ無事だったの!)

P「あ、でもこの前事務所の金でやよいにも持たせたんだったな」

美希(無事じゃなかったの)

貴音「ひちゅじゅひんですからね」

響「言えてないぞ貴音」

貴音「ふふ・・・」

P「全然ミステリアスじゃないぞ。まあともかく、うちの事務所では全員あるな」

響「みんな忙しいアイドルなんだから当然だぞ」

美希(美希はないの・・・)

千早「まあ、こういう仕事をするのに持たないというのは、
   むしろ意識が低いといえるかもしれません」

P「苦手なのに、千早は偉いな」

千早「プロデューサー・・・」

響「千早照れてるぞ」

千早「が、我那覇さんっ!」

P「あはは」

美希(うう・・・早起きしてきたのに隠れてるうちにもう時間なの・・・)

美希「お・・・おはようなのーっ」

千早「おはよう、美希」

P「おう、美希おはよう」

響「はいさい!美希っ!」

貴音「おはようございます、美希」

美希「み、皆でなにか話してたの?(よかったの、ちゃんとズボン履いてるの)」

P「えっと・・・いや、特に何も?(美希はザ・今時の子だから見せたら響より笑いそうだ)」

美希「そっか・・・きょ、今日も頑張るの!おー!」

P「おお、今日はやる気だな!」

美希(もし美希だけ無いのがバレたら、アイドル出来ないの・・・)

亜美「おはようちゃ→ん!」

真美「ちゃ→ん!」

P「はいはいおはようちゃん」

亜美「ぶ→!ノリが悪いYO→」

美希(だから・・・!)

数ヶ月後

P「なあ春香」

春香「なんですかプロデューサーさん?」

P「最近さ、美希・・・なんだかおかしくないか?」

春香「おかしい・・・ですか?むしろ、最近はすごく頑張ってると思いますけど」

P「確かにそうなんだけど、なんていうか、焦ってる感じというか・・・」

春香「うーん、そう言われてみるとそんな気も・・・」

P「何か知らないか?」

春香「私は特に何も知らないですね。すいません・・・」

P「いや、気にしないでくれ。俺のただの勘違いかもしれないし」

真美「ねえねえ、兄ちゃん」

P「ん、なんだ真美、今ちょっと考え事を」

真美「それってもしかしてさ、ミキミキのこと・・・?」

P「あ、ああ、そうだ。もしかして、何か知ってるのか?」

真美「うんとね、実はね・・・」

真美「・・・最近、ミキミキをウチの病院で見たんだよね」

P「びょ、病院・・・?美希は何かの病気なのか?」

真美「わかんない。お父さんは守備ビームだって」

P「守秘義務な。まあ当然だよな・・・」

真美「ごめんね、兄ちゃん」

P「いや、教えてくれてありがとう。あとは俺が美希に聞いてみるよ」

真美「兄ちゃん、ミキミキ大丈夫かな・・・?」

P「大丈夫だよ。さ、真美の出番だぞ」

真美「う、うん・・・行ってくるね!」

P「ああ、頑張ってな(病院、まさか・・・)」

P「あ、もしもし。美希か・・・うん、ちょっと話があって・・・・・・」

P「じゃあ、また夜に、うん・・・がんばってな」

P(信じてるぞ、美希・・・・)

美希「・・・あ、ハニー!ごめーん、待たせちゃった?」

P「いや全然、俺も今来たところだ。悪いな、仕事終わって疲れてるのに」

美希「美希はハニーと会えるのが一番の癒しなの!だから嬉しいの!」

P「はは、そう言ってもらえると気が楽だよ。何か自販機で買うか」

美希「おにぎり!」

P「飲み物で頼む」

美希「じゃあね、キャラメルマキアート!」

P「へえ、最近は自販機でも凝ったのがあるんだな・・・はい」

美希「ハニーってばなんだかおじさんみたい!ありがとっ」

P「じゃあちょっとそこのベンチにでも座ろうか」

美希「うん」

P「ふう、最近は少しずつ暖かくなってきたな」

美希「美希はまだまだ寒いって思うな。だから、ハニーカイロなの」

P「おいおい、俺は大して暖かくないぞ」

美希「いいの。これが一番なの」

P「そっか・・・ああ、今日は星がよく見える」

美希「ほんとだね・・・えへへ、今の美希達どう見てもラブラブカップルなの」

P「だからよくて兄弟だって」

美希「ぶー、ハニーはふじょうが無いって思うな」

P「ははっ、あれはふぜいって読むんだよ」

美希「とにかくハニーに足りないものなの!」

P「参ったな・・・」

美希「・・・で、ハニーはなんで美希を呼び出したの?ラブラブするため・・・?」

P「いや、違うよ・・・なあ美希」

美希「なーに?」

P「美希はさ・・・俺になにか隠し事してないか?」

美希「っ・・・!」

P「なあ、美希・・・どうなんだ?」

美希「・・・・うん、してるよ」

P「やっぱり、か・・・」

美希「でも、なんで美希が隠しごとしてるってわかったの・・・?」

P「最近さ、どうも美希の様子がおかしいと思ってたんだ、なんていうかその」

美希「その?」

P「焦ってるというか、切羽詰まってるっていうか。とにかく、美希にしては余裕がなく見えた」

美希「うん・・・」

P「美希はマイペースなんだけど、逆にそのマイペースさこそが美希のスター性の一部だと思うんだ」

美希「あはっ、いつも律子、さんにはだらけすぎって言われてたよ」

P「まあマイペースすぎても駄目なのは事実だ。ともかく、最近の美希にはそういう雰囲気がない」

美希「そっか・・・うん。確かに美希、最近ちょっと頑張りすぎてたかもなの」

P「やっぱりか・・・でも急にどうして?」

美希「美希ね、765プロのみんなが持ってるものを持ってないの」

P「え?」

美希「だから、その差を埋めようと思って最近すごく頑張ってたの」

P「みんなにあって美希にないもの・・・?それってなんなんだ?」

美希「あはっ、ハニーは昔からずっと持ってるものだよ」

P「俺が・・・?ごめん俺、美希の言ってるものがさっぱりわからないよ」

美希「ううん、いいの。それに、私・・・もう少しで、みんなと同じ所にいけるの」


P「美希・・・?ごめん、聞けば聞くほど混乱してきた」

美希「大丈夫、全部終わった時にはちゃんとみんなにも話すの。だから・・・」

P「今は何も、っていうことか」

美希「うん・・・ごめんね、ハニー」

P「美希・・・がその眼をしてる時はきっと、何を言っても無駄なんだろうな」

美希「ごめん、もう少しだけ待っていて欲しいの」

P「じゃあ、一つだけ教えてくれ。その隠し事は・・・美希の命に関係しているのか?」

美希「命・・・?」

P「ああ。つまり、生死に関係していたりはしないのか?」

美希「うん・・・大丈夫なの」

P「そっか・・・わかった。じゃあ俺は信じて待つよ」

美希「ごめんね、ハニー」

P「いや、いいんだ。美希がちゃんと話すって約束してくれたんだから、何も心配は無い」

美希「ハニー・・・大好きっ!」

P「おいおい近い近い・・・さ、送っていくよ」

美希「うん・・・」

美希(もう少しだから、待っててね。ハニー・・・)

さらに数ヶ月後

美希「・・・みんな、今日は集まってくれてありがとうなの!」

高木「はっはっは、美希君がベストアイドル賞を受賞したとあっては祝賀会を開くのは当然だよ」

伊織「ふんっ、正直言って悔しいけど・・・流石だわ、美希!」

真「いやー、やっぱり美希は凄いよ!僕ももっと頑張らないと・・・燃えてきたー!」

雪歩「ま、真ちゃん落ち着いて・・・おめでとう美希ちゃん!」

律子「途中からの美希の頑張りは凄かったものねー、正直見なおしたわ!おめでとう、美希!」

美希「えへへ、みんなありがとうなの!それでね、今日はもう一つ皆に言いたいことがあるの!」

響「もう一つ?」

やよい「なんでしょー?」

P「おいみんな、静かにしろー。大事な話だぞー」

美希「ハニー・・・」

P(なんであろうと受け入れるぞ、美希・・・)

美希「美希ね、皆にずっと秘密にしてたことがあるの」

美希「私、みんなが持ってるある物を・・・持ってなかったの」

あずさ「美希ちゃんに無いもの・・・?」

小鳥「今は聞きましょう、あずささん」

美希「765プロのみんな、それを持ってた。でも美希はそれを持ってなかったの」

美希「だから、足りない物があるって知ってから、その分美希はすっごく頑張ったの」

律子「今年のあのヒートアップにはそんな理由があったのね・・・でも、足りないもの?」

美希「そして、ついにこの前それを美希も手に入れたの・・・」

美希「そしたらその後すぐにベストアイドル賞をもらって・・・美希、やっとほんとの
   アイドルになれたんだって思ったの」

P(受賞はどう考えても美希の頑張りのおかげだが・・・美希にそこまで思わせる
  足りなかったものって一体なんだ・・・?)

美希「それに美希・・・これでやっと765プロの仲間だって堂々と言えるの!」

亜美「ミキミキ→、さっきからそれとかものとか、よくわかんないよ→!」

伊織「そうよ!持って回った言い方しないで、早くその手に入れたものを教えなさいよ!」

P「こらこらお前ら、もうちょっと辛抱できないのか」

美希「いいの、ハニー」

P「美希・・・」

美希「じゃあ皆、見ててね!これが美希のなのー!」

ぼろん

一同「」

美希「これで美希も、みんなと一緒なの!」

春香「へ・・・?」

千早「春香、私酔ってるみたい・・・」

雪歩「えっ、美希ちゃん・・・美希君・・・えっ・・・きゅぅ」

真「ゆっ雪歩ー!でも僕もきゅぅ・・・」

あずさ「あ、あら・・・あら・・・」

亜美「うあうあ・・・ミキミキにぞうさんが・・・」

律子「私は何も見てない私は何も見てない私は何も見えない私は何も見てない」

やよい「あー!長助のより大きいですー!」

伊織「見ちゃ駄目」

真美(教科書のだ・・・)

響「うっぎゃああああ!」

貴音「めんにょうな!」

小鳥(あっ、私また妄想の世界に入っちゃったのかしら)

高木「・・・チンときた!」

P「みみみみみ美希、お、おま、おままま、お前」

美希「あはっ、ハニー!美希の、どう?」

P「おままままそそ、そそれそ、えっ?それ、えっ?あ!・・・えっ?」

美希「ハニーよりはちっちゃいかもしれないけど・・・これで皆と一緒なの!」

P「・・・美希の股間がふるふるフューチャー」

美希「はっ、ハニー!?ハニー!?みんな!?なんで寝るのー!?」

おわり

そうでしたか。でも書き溜めても1レス以内で終わったんでちょっと見てくださいな


やよい「プロデューサー……相談が……」




P「生徒会長に立候補した!?」

やよい「えっと、正確にはクラスのみんなに推薦されて……」

P「でも、やよいは大丈夫なのか? 家のこともあるし」

やよい「そう思ったんですけど……その、みんなに推薦されちゃって……」

P「それでやよいはやりたいのか?」

やよい「立候補したからには精一杯やりたいと思ってます。クラスメイトに悪いし」

P「はぁ。まあ、両立できたら構わないけど」

やよい「それで……そのお願いが……」

P「何だ?」

やよい「立候補するから作文を見て欲しいかなーって」

P「あ、ああ。どれどれ」ピラッ

やよい「……」ジー

P「……えっとな、まず目的から変えた方が良いな。これじゃあいやいや立候補しましたって捉えられるからな」

やよい「はい」

P「んで、各委員会と協力して変えていた方が良い。これじゃあ全体的に何をしたいのかわからん」

やよい「はい。わかりました」

P「それに加えて具体案を書く。たとえば保健委員会と毎月一週歯磨き週間とか……さすがにそれは児童会の方か」

やよい「生活委員会と挨拶強化週間とかですか?」

P「そう。やよいならそれが良いと思うけどな」

やよい「そうですか。えへへ」

P「んで、あとはスローガン的なのも必要か。まあそれはまた、違う紙に書くだろうけど」

やよい「あ」

P「推薦者は?」

やよい「それは友達がやってくれます」

P「じゃあ、その推薦者と先生に見てもらってOKならいいかな」

やよい「ありがとうございました」

P「……元気ないな」

やよい「そうですか?」

P「わかるさ。でも、アイドル生活も大事だけど学校行事も大事にしといた方が良いぞ。学生生活なんてあっという間だからな」

やよい「うっうー! わかってます!! 今日はありがとうございました!」



てな感じで生徒会長になってから引き継ぎまでの話を書きたいんだけど
いかんせんクラスメイトの推薦理由が浮かばないのと意外とあっさり終わっちゃいそうってのが問題
なんかアドバイスないですかね?
ホントは双海姉妹のどっちかでやろうとしてたネタ

なるほど
中学って同じでしたっけ?
違うとなると色々慣習がちがったりとかが……でも伊織なら大丈夫か
もうちょいここで練習手柄に書かせてもらいますわ

ちょいっと続きを書いてみたらこうなったけどなんかアドバイスください

>>324の続きから


P「あ、そうだやよい」

やよい「はい?」

P「確か伊織は生徒会に所属してるから伊織に聞いた方が良いかもな」

やよい「え? 生徒会なら私も所属してますけど」

P「え?」

やよい「保健委員会ですよ」

P「いやいや、そうじゃなくてな」

やよい「え? 違うんですか?」

P「執行部的な委員会よ」

やよい「そうなんですかー?」

伊織「ただいま」ガチャ

P「お、ちょうど良かった伊織」

伊織「挨拶くらいしなさいよね」

やよい「あ、ごめんね伊織ちゃん」

P「すまんすまん。ところで、伊織は生徒会の執行部辺りに属してたよな?」

伊織「そうだけど、それがどうかしたの?」

P「やよいが生徒会長に立候補するみたいなんだ」

伊織「は? それホントなの?」

やよい「うん。みんなに推薦されちゃって」

P「なんかアドバイスくれてやって」

伊織「やよいはやりたいのかしら?」

やよい「え? それは……」

伊織「生半可な気持ちはやめておきなさい」

伊織「まず、生徒会自体忙しくて毎週会議があるの。しかも放課後。生徒会長は週2回以上は顧問の先生と打ち合わせをしているみたいよ」

やよい「そんなに」

伊織「まあ、学校によってそこは様々だけど私の通っているところはそんな感じ」

やよい「あうう……」

P「ま、まあ伊織。そんなやよいを虐めるなよ」

伊織「とはいってもやよいは更にそのトップになる生徒会長よ! 『だからクラスメイトに選ばれただけでやりまーす』は絶対に続かないわ」

伊織「というか選挙で悲惨な結果を晒すだけだから……生半可な気持ちだけで立候補するならもう一度よく考えなさい」

やよい「ううう……」

P「……でももう決まっちゃったんだろ?」

やよい「はいぃ……今更変えてくださいとは……」

伊織「あんたにやよいの相談がきたのは今日でしょ? つまり、まだ今日決まったわけだから明日すぐに先生に相談すれば取り消しが決まるはずよ」

P「だってさ。いつきまったかは知らんが、まあ今日だろうな。昨日は元気だったし」

伊織「ただ、もし本当に生徒会長やりたいなら私も出来る限り協力するわ。今日はもう帰ってじっくり考えなさい」

やよい「うん。ありがと伊織ちゃん」

伊織「お礼言われるほど何もしてないわ」

P「全くだ」

伊織「死ね」ゲシゲシ

P「ぐぁあああ!!」

帰り道途中

やよい「う~ん」トボトボ

やよい「生徒会長……」

やよい(私がなったら何をすれば良いんだろう」ヒョイヒョイ

客「もやしがない!」

やよい(そもそも私は生徒会長をやりたいのかなぁ?)ササッ

客「半額食品が!?」

伊織『生半可な気持ちだけで立候補するならもう一度よく考えなさい』

やよい「…………」


次の日

先生「やめたい?」

やよい「はい。やっぱり……私には向いてないかなーって」

先生「そうか。じゃあまた選び直さないとな」

やよい「すみません」

先生「いやならしょうがないよ」

やよい「……失礼しました」

事務所

P「へー結局辞退したのか?」

やよい「やっぱり私には似合わないかなーって」

P「俺はありだと思ったけどな」

やよい「からかわないでくださいよ」

P「いやいや、生徒会長ってお堅いイメージがあるだろ? やよいみたいな朗らかなイメージの生徒会長もありと思ったんだがな」

やよい「あ……」

P「まあ、やりたくないなら仕方がないな」

やよい「すみません」

P「謝ることなんてないさ」

やよい「うっうー! じゃあレッスン行って来まーす」

P「頑張って来いよ」

やよい「はーい」ガチャ

P「……だってさ」

伊織「まあ、それが正解ね」

P「で、次に伊織が生徒会長に推薦されたのか」

伊織「はぁ……」

END


てな感じにやよいは無理な結論になってしまった
伊織でもありですかねぇ……

やよい「ぷろでゅーさーさん!はいたーっち!」

P「ハイターッチ!イェイ!」

貴音「面妖な…」

やよい「あ!貴音さん!貴音さんもやってみませんか?なんていうか、ゲンキがわーって感じになるんですよ!」

P(ティンときた)

P「そうだぞ貴音。お前のそのしっとりとした大人びた感じもお前の魅力の一つだが、歳相応にはしゃいでみてもかわいいと思うぞ」

貴音「そうですか…では…」

貴音「あなた様、はいた…」

P「待て待て、ハイタッチは初心者がいきなり挑戦して出来るものじゃないぞ」

貴音「なんと」

やよい「えっ」

P「そうだな、まずはそこのテーブルに手をついて尻をこちらに向けるんだ」

貴音「おしりを…」

貴音「こうでございますか?」

P「そうだ、貴音は初心者だからな。俺に全て委ねてくれ」

P「それじゃあ行くぞ、ハイターッチ!!」
バッチーン

貴音「あひぅん!」

やよい「」

貴音「これは…想像以上に…えもいわれぬ…」

やよい「あの…なんかそれはちがうんじゃないかなーって」

春香「プロデューサーと結ばれないのなら…私!普通の女の子になります!」

P「いや、無理だろ」

春香「えっ」

P「えっ」


貴音「練習すれ。ですか……」

P「ああ、そこで色々練習して見ると良い」

貴音「しかしあなた様、一人で書いてもどう間違っているかは解らないのでは?」

P「その点については問題ないぞ」

貴音「どう言うことでしょうか?」

P「スレはネットに公開されているから、誰でもみれる」

P「つまり、誰かが指摘してくれるんだ」

貴音「なるほど……ではそのすれとやらに書き込めば良いのですね?」

P「……パソコンに直接書き込んでも意味ないぞ」

貴音「?」

P「起動して、サイト開いて……キーボードで打つんだ」

貴音「きぃぼぉどと言うのはこの四角いぼたんの付いたこれでしょうか?」

P「そう、それをローマ字うちで……」

貴音「『a』を押したはずが『あ』となるとは……面妖な」

P「あとは今教えたように打って書き込みを押すだけだ」

貴音「……なるほど、ご教授痛み入ります」

(どうしよう、ツッコミどころが無いぞ。このままじゃ俺の存在意義が)

ぱ、パソコンというよりディスプレイと言った方が状況が理解しやすいんじゃないかなぁ!
二人きりだから「あなた様」でも問題無いし、
知らん単語だったみたいだから、外来語がひらがなになってるのも良い感じ
「ご教授痛み入ります」は丁寧すぎる気がするから、
そこは「ありがとうございます」ぐらいでも良いと思うけど


貴音「あ、あなた様! 大変でございます!」

P「どうした?」

貴音「更新を矢印で選び、まうすの左上を押したらわたくしの文字が消え、
   誰かの書いた言葉が現れました!」

P「早速来てくれただけだな。新着更新だから新着以外のレスは隠れてるだけ消えてないぞ」

貴音「なるほど……このでぃすぷれいとやらはなんなのでしょう?」

貴音「おすぷれいと同じようなものなのですか?」

P「全然違うぞ。この画面がディスプレイだよ」

貴音「そうなのですか……また一つ知識を得ることができました」

貴音「ありがとうございます367さん」

P「因みにそのコメント数字を指す時は不等号『大なり』>を半角で2つ頭に着けるんだ」

貴音「>>367こうでしょうか?」

P「おう、それであってると思うぞ」

P「新しいプロデューサーの、アマミハルカです!」春香「!?」

同姓同名ネタ……4コマ漫画に通じる難しさがあると思う。

亜美「ちょ→ビックリだよ! はるるんと同じ名前だなんて!」

P「漢字は流石に違うけどね。そちらは天の海に春の香りって字だし」

???「天の道を往き、総てを司る!?」

千早「今、別のプロダクションの人が居たような気がするんですけど」



―――
――――――

?「……。……ん」

声が、聞こえる。

?「……ちゃん、春香ちゃん」

春香「ん……」


どこか聞き覚えのある声に誘われ、ゆっくりと瞼を開く春香。
その視界に飛び込んできたのは頭上に広がる澄み渡った青空と、その中で輝くお日様から
降り注ぐ暖かな日差し。
そして足下から遙か彼方まで広がる真っ白な雲の大地だった。


春香「……え、ええええ!?
  なに、なにこれ! いいいいったい、なにがどうなってるの!?」

春香(えっとえっと、昨日はラジオ収録のあと事務所に戻って、プロデューサーさんやみんなとお話して。
   帰ってからごはん食べて、宿題やって、お風呂入って、寝た。
   ……うん、間違いない)

春香「……」

ギュー

春香「うぅーイタい…。夢じゃなかった……」

目の前に広がる光景が夢であることに一縷の望みを託し、自分のほっぺたをつねってみるが
残念ながらその希望は受け入れられなかったようである。


?「うふふ、お目覚めかしら~? 春香ちゃん」

春香「誰! って……え、えええ!?」

背後からの声に慌てて振り向く春香。
その目に映ったものは、ゆったりとした純白の衣を優雅にまとい、きらびやかな装飾を身に付けて立つ
三浦あずさその人だった。


春香「え、え~っと……あずさ、さん?(なんか後光が差してる……)」

あずさ?(にこにこ)

その格好にはちょっと…いや、かなり驚いた様子の春香だったが、いつも通りの
柔和な笑顔と身に纏う衣の上からもわかるdtpnなその姿を見て、間違いなくあずさであると確信する。

春香「その……何ですか、その格好? っていうか…ここ、どこですか?」

その神々しい姿に見とれそうになるのをこらえつつ、頭の中に浮かんできた疑問を
率直にぶつけてみた、のだが。

あずさ?「私はあずさじゃないわよ~。大女神様なの~」

春香「……へ?」


想定外の返答に固まる春香を前にあずさ…じゃなくて大女神?が続ける。

大女神?「ん~、オホン。
    春香ちゃ、じゃないハルキューレちゃん。今から貴女に使命を与えるわ~(キリッ」


大女神?『しあわせをうんだおおごんのたねが
    いまはひとびとを
    くるしめています』

大女神?『どうかあなたたちのちからで
    ちじょうを
    すくってください』

春香(うわぁ…すっごい棒読みだ…)

春香「……。
  って、ちょ、ちょっと待ってください!
  『黄金の種』とか『地上を救って』とか、何がなんだかわかりませんよ!!
  それにハルキューレ?って何ですか!? 私の名前は春香! 天海春香ですってば!」

大女神?「あらあら~」

春香「いや、あらあら~じゃなくてですね…」

大女神?「大丈夫よ~。貴女にはそれだけの力があるわ~。
    下界でサンドラちゃんも待ってるから、急いでね~。
    ……えいっ(グイッ」


どこからともなく垂れ下がってきた紐をあずさが引くと、突如として春香の足元にある雲の床が消え失せる。
いつの間にやら身に着けさせられていた剣・盾・鎧に羽付き兜と共に、春香の体は遥か下方の下界へと消えていった……。


大女神?「ハルキューレちゃん、頑張ってね~」

春香「あずささああぁぁぁーーーん!!(涙」


――――――
―――





P「――っていう夢を見たんだ」

律子「いいから仕事してください」



 おしまい

千早「春香……?」

 私はそっと、彼女の名前を囁くようにして呟いた。返答はない。気配さえも感じない。

千早「いない、のかしら……」

 薄暗い部屋の中を見回す。しかし、そこには彼女の姿はない。あるのは可愛らしい柄のベッドと、勉強机。それと綺麗に整えられた本棚だけ。

 彼女から「今すぐ来て」と電話を受けてやって来たのだが、これではどうしよつもない。帰ろう。

 くるりと身体を180度回転させる。そこには彼女が居た。

千早「い、居たの春香?」

春香「えへへ、驚かせちゃおうかなーって思ってたんだけど……」

千早「はぁ、呆れた。まるで子供みたい」

春香「まあまあ……」

 天海春香は笑顔だが、少しだけシリアスめいた表情をしているのが分かる。一体どうしたのだろうか。

千早「……それで、今日はどうしたの?」

 その言葉に、春香はいわくありげに目を細める。そして、以下の内容を私に伝えてきたのであった。

春香「ギリギリ」

 少しの間の後、らしくもなく私たちは二人きりで大笑いした。

“なに言ってんだコイツ”

懲りずにまた練習でござる
ふぇぇ、本読んだことないからSSむずかしいよぉ


―・ハルカサンハルカサンハルカサンハルカサン……イタイ……イタイ……キ モ チ イ イ―

                  ―・ハルカ!―


―・???からの攻撃の正体がつかめない!―

―・やよいは力尽きた……―

―・律子は力尽きた……―

―・美希は力尽きた……―

春香「うそ……そんな……みん……な……!」


―――――――

 ……るか……お……て……はる……春香!

――

               春香!

春香「!? え……あ……?」

千早「春香、やっと起きたわね……大丈夫なの? 疲れでもたまってる?」

春香「え……ううん、大丈夫だよ、千早ちゃん」

千早「そう……プロデューサーも呼んでるわ。すぐに支度して、レッスンに向かいましょう!」

春香「うん……わかった……」

 ……変な……夢だったな……だけど……本当に……ただの、夢?



※マザー2ネタ……無駄に長編になりそうだし、どっちかってーと動画向きなネタだよね、と自己葛藤中。

真美「はるるんってホント兄ちゃんと仲良いよね~」

春香「えっ?そ、そんな事無いと思うけど…」

真美「だってさっきはるるんがぶつかった時、兄ちゃんなんか嬉しそうな顔してたし…」

千早「…たしかに、息が合ってるわよね」

春香「も、も~やめてってば!そんなのただの偶然だって」

響「なぁ、春香」

春香「な、なに?響ちゃん…」

響「Pが最初にスカウトしたのは春香だって…」ずいっ

春香「じ…事実です…」

千早「最初にCDデビューしたのも…」ずずいっ

春香「私…です」

真美「結論。兄ちゃんははるるんの事が…」

春香「だ…だとしても!わ…わたわたしはプロデューサーさんのことなんか全然好きじゃないもん!」

千早・響「「あぁ…そうなんだ」」

真美「いやいやいや」

てすと

真美「んっふっふ~

真美「~~~~~っっっ!!!!」


『知らぬが仏 ほっとけない』

美希(ライブのボルテージが向こうに持っていかれちゃってるの......)

貴音(響、上手くいくかは分かりませんが、仕掛けますよ)

響(う、うん!)

貴音(美希、ダンスの補強を)

美希(了解なの!)

響「皆! 次は自分と貴音で歌うぞ!」

貴音「曲は......『KisS』!」

ワアアアアア!

伊織(来たわね、そうはさせないわよ! 亜美!)

あずさ(頑張ってね、亜美ちゃん)

亜美(まっかせといて!)

ー竜宮小町 burstー

貴音「なんと!」

響(く、防御にそれを使ってきたか......!)

上手くいかない

事務所に戻ると真剣な顔で
DVDプレーヤーと向き合うプロデューサーがいた。

P「お、千早か。おかえり」

千早「はい…」

プロデューサーはいつもの挨拶を返し、また画面を見る。

画面越しの歓声
色とりどりの衣装
そして、不思議と調和する声

千早「この人たち、声質はまるで揃っていないのに…」

P「…それが彼女たちの魅力だよ。」

千早「魅力。ですか?」

P「不器用で不揃い、それなのにこんなに輝いている。」

千早「不揃いなものなのに、輝く…」

P「あぁ、それがこのユニット」

P「『Aice5』の最大の魅力だと思うんだ。」

そういってプロデューサーは私に笑いかけた

_____________________________
(もう無理。いつかAice5で書きたい…)

貴音「………」

P「おう、貴音?か」

貴音「プロデューサーさんっ!なんだかとってもお腹が空いてきましたよっ!!」

P「!?!?」

てすと



伊良部「あ、疑ってるでしょー。実際、こういう治癒例もあるんだよー? もう潔癖症でどうしようもない、
    って人がさ、大震災で被災して、汚れや埃なんてそれどころじゃない生活してたらいつの間にか
    治ってたり、なんてね。ショック療法も治療の内だよ?」

雪歩 「へぇー」

なるほど。確かに一理ある。だけれども放り込むのはやめてほしい。そんなに自分はメンタルが強くない自信がある。
というよりそんなメンタルの強さがあればここには来ていないのだ。





     伊良部一郎シリ-ズ × アイドルマスター




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー







          『 マンジュウ怖い 』







ネメシス「765プロだと!?」武道「うむ」 


武道「皆見てくれ、今日ピークの部屋からこんな物を見つけたのだ。」

ネメシス「どうした武道?どうせまたピークの隠したのエロ本の事だろ?」  
 
アビスマン「許してやれ武道、奴はまだ若い、若き日の至りと言う奴だ。ワシにも覚えはある」


武道「グロロ?今回はそうでは無い奴の持っていたのはコレだ!」

ネメシス「これは!・・・765プロ所属天海春香のポスター・・・だと?」             
武道「その通りだ、ネメシス。奴は完璧超人としての誇りを失った何よりの証拠!」 

ネメシス「これは、直接確める必要がありそうだな・・・」

?しばらくして?  

武道「ピーク、これはどういう事か説明して貰おうか?何故、完璧超人でありながら我那覇響以外のアイドルを応援するのか・・・」 

ピーク「うるせぇ!自分の応援するアイドルくらい俺が決めても問題無いはすだ!」 

武道「ピークよ、そうもいかないのだ。我々が我那覇響を応援する厳しい掟の上に我々、無量大数軍が成り立っているのだ。」

ネメシス「さては貴様、天海春香推しのキン肉マンに妙な事を引き込まれたな?」 

ピーク「違う、これはれっきとした俺の意思なんだ!ネプチューンマンが言っていた我々の掟の改革は必要だったんだ!」 

武道「グロロ~残念だがピーク何があろうと我々の鉄の掟が変わる事は無いのだ、ダーボメン!ピークをネプチューンマンと同じ牢に繋いどけ!」

ネメシス「武道、この後はどうする?」 

武道「決まっておる!我那覇響以外アイドル推しの超人を全滅させに地上に向かうのだ!」

えんど


亜美「ε=(‐ω‐;;)」

真美「ε=(‐ω‐;;)」


ドラゴン「 (*´∀`)」


亜美「 ( ゚д゚) 」

真美「 ( ゚д゚) 」


千早「あーあー。マイクチェックマイクチェック」

美希「なの! なんなの! なのなのなん」



春香「テストですよ! テスト!」///


律子「寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末雲来末食う寝るところに住むところやぶらこうじぶらこうじパイポパイポパイポのシューリンガンシューリンガンのグーリンダイグーリンダイのぽんぽこぴーのぽんぽこなーの長久命の長助」


律子「1」

春香「2ですよ、2!」

小鳥「3でーす」

響「4だぞっ」

真「5っ」

千早「6」

貴音「なな」

やよい「8でーすっ」

雪歩「き、9ですぅ」

亜美「10☆」

真美「11ィ」

美希「12-」

あずさ「13です~」

伊織「14よ」


P「んで俺で15っと」

社長「私はいれてくれないのかね?」

P「じゃあまんなからへん…そうですね、そこに」



黒井「私は」

冬馬「俺は?」

翔太「僕も?」

北斗「俺はどうです?」



P「帰れ」



           Dramatis Personae / 登場人物表


      三浦あずさ  as  ダンカン  (スコットランド国王)
      Azusa Miura     Duncan    King of Scotland


      菊地  真   as  マルカム  (ダンカンの王子・兄)
     Makoto Kikuchi    Malcolm    elder son of Duncan

      萩原 雪歩  as ドナルベイン (ダンカンの王子・弟)
     Yukiho Hagiwara    Donalbain  younger son of Duncan


      天海 春香  as  マクベス (スコットランドの将軍)
      Haruka Amami    Macbeth  Thane of Glamis and Cawdor
                     general in the King's army

      星井 美希  as  バンクォー(スコットランドの将軍)
      Miki Hoshii      Banquo   Thane of Lochaber
                     general in the King's army

      水瀬 伊織  as  マクダフ (スコットランドの貴族)
      Iori Minase     Macduff    Thane of Fife
                      nobleman of Scotland

      秋月 律子  as   ロス  (スコットランドの貴族)
     Ritsuko Akizuki     Ross   nobleman of Scotland

      双海 亜美  as フリーアンス  (バンクォーの息子)
      Ami Futami     Fleance     Son of Banquo


      四条 貴音  as  シーワード(イングランド軍の将軍)
     Takane Shijou      Siward  Earl of Northumberland
                    general of the English forces

      我那覇 響  as 小シーワード  (シーワードの息子)
     Hibiki Ganaha    Young Siward    Son of Siward


      双海 真美  as  シートン    (マクベスの部下)
      Mami Futami     Seyton   attendant to Macbeth

      双海 亜美  as   少年     (マクダフの息子)
      Ami Futami      Boy       Son of Macduff



      如月 千早  as マクベス夫人
     Chihaya Kisaragi  Lady Macbeth

      高槻やよい  as マクダフ夫人
     Yayoi Takatsuki   Lady Macduff

      萩原 雪歩  as   侍女  (マクベス夫人に仕える)
     Yukiho Hagiwara  gentlewoman attending on Lady Macbeth


      四条 貴音  as  ヘカティ     (※魔術の女神)
     Takane Shijou     Hecate

      双海 真美  ┐
       Mami Futami │

      双海 亜美  as  三人の魔女
       Ami Futami    Three Withces
             │
      萩原 雪歩  ┘
     yukiho Hagiwara

 真美「次に会うのはいつにしよっか?」
  When shall we three meet again?



          亜美「雷、イナズマ、雨のなか?」
         In thunder, lightning, or in rain?



                    雪歩「ごたごた全て、収まったら」
                     When the hurlyburly's done,



          真美「戦いに負けて勝ったなら!」
          When the battle's lost and won.



  亜美「つまり太陽が沈む前か」
 That will be ere the set of sun.



            雪歩「場所はどこだろ?」
              Where the place?



                        真美「荒野だよ!」
                         Upon the heath.





       三人「「「そこで会うんだ、マクベスと!」」」
          There to meet with Macbeth.





       三人「きれいは穢(きたな)い、穢いはきれい」
          Fair is foul, and foul is fair:


     三人「淀んだ霧と濁った空気、かきわけかきわけ進んでけぃ!」
         Hover through the fog an filthy air.



別調整Ver 行割考えてもこっちかな(上の部分は見ない)

       三人「きれいは穢(きたな)い、穢いはきれい」
   Fair is foul, and foul is fair:


     三人「淀んだ霧と濁った空気、かきわけかきわけ進んでけぃ!」
                   Hover through the fog an filthy air.



           Dramatis Personae / 登場人物表


      三浦あずさ  as  ダンカン  (スコットランド国王)
      Azusa Miura     Duncan    King of Scotland


      菊地  真   as  マルカム  (ダンカンの王子・兄)
     Makoto Kikuchi    Malcolm    elder son of Duncan

      萩原 雪歩  as ドナルベイン (ダンカンの王子・弟)
     Yukiho Hagiwara    Donalbain  younger son of Duncan


      天海 春香  as  マクベス  (スコットランドの将軍)
      Haruka Amami    Macbeth  Thane of Glamis and Cawdor
                         general in the King's army

      星井 美希  as  バンクォー (スコットランドの将軍)
      Miki Hoshii      Banquo   Thane of Lochaber
                         general in the King's army

      水瀬 伊織  as  マクダフ  (スコットランドの貴族)
      Iori Minase     Macduff    Thane of Fife
                         nobleman of Scotland

      秋月 律子  as   ロス   (スコットランドの貴族)
     Ritsuko Akizuki     Ross     nobleman of Scotland

      双海 亜美  as フリーアンス (バンクォーの息子)
      Ami Futami     Fleance    Son of Banquo


      四条 貴音  as  シーワード (イングランド軍の将軍)
     Takane Shijou      Siward  Earl of Northumberland
                        general of the English forces

      我那覇 響  as 小シーワード (シーワードの息子)
     Hibiki Ganaha    Young Siward   Son of Siward


      双海 真美  as  シートン  (マクベスの部下)
      Mami Futami     Seyton   attendant to Macbeth

      双海 亜美  as   少年   (マクダフの息子)
      Ami Futami      Boy       Son of Macduff



      如月 千早  as マクベス夫人
     Chihaya Kisaragi  Lady Macbeth

      高槻やよい  as マクダフ夫人
     Yayoi Takatsuki   Lady Macduff

      萩原 雪歩  as   侍女   (マクベス夫人に仕える)
     Yukiho Hagiwara  gentlewoman attending on Lady Macbeth


      四条 貴音  as  ヘカティ  (※魔術の女神)
     Takane Shijou     Hecate

      双海 真美  ┐
       Mami Futami 

      双海 亜美  as  三人の魔女

       Ami Futami    Three Withces
             
      萩原 雪歩  ┘

     yukiho Hagiwara

ずーれーるー


           Dramatis Personae / 登場人物表


      三浦あずさ  as  ダンカン  (スコットランド国王)
      Azusa Miura     Duncan    King of Scotland


      菊地  真   as  マルカム  (ダンカンの王子・兄)
     Makoto Kikuchi    Malcolm    elder son of Duncan

      萩原 雪歩  as ドナルベイン (ダンカンの王子・弟)
     Yukiho Hagiwara    Donalbain  younger son of Duncan


      天海 春香  as  マクベス  (スコットランドの将軍)
      Haruka Amami    Macbeth  Thane of Glamis and Cawdor
                          general in the King's army

      星井 美希  as  バンクォー (スコットランドの将軍)
      Miki Hoshii      Banquo   Thane of Lochaber
                         general in the King's army

      水瀬 伊織  as  マクダフ  (スコットランドの貴族)
      Iori Minase     Macduff    Thane of Fife
                         nobleman of Scotland

      秋月 律子  as   ロス    (スコットランドの貴族)
     Ritsuko Akizuki     Ross     nobleman of Scotland

      双海 亜美  as フリーアンス (バンクォーの息子)
      Ami Futami     Fleance    Son of Banquo


      四条 貴音  as  シーワード (イングランド軍の将軍)
     Takane Shijou      Siward  Earl of Northumberland
                         general of the English forces

      我那覇 響  as 小シーワード (シーワードの息子)
     Hibiki Ganaha    Young Siward   Son of Siward


      双海 真美  as  シートン  (マクベスの部下)
      Mami Futami     Seyton  attendant to Macbeth

      双海 亜美  as   少年   (マクダフの息子)
      Ami Futami      Boy      Son of Macduff



      如月 千早  as マクベス夫人
     Chihaya Kisaragi  Lady Macbeth

      高槻やよい  as マクダフ夫人
     Yayoi Takatsuki   Lady Macduff

      萩原 雪歩  as   侍女   (マクベス夫人に仕える)
     Yukiho Hagiwara  gentlewoman attending on Lady Macbeth


      四条 貴音  as  ヘカティ  (※魔術の女神)
     Takane Shijou     Hecate

      双海 真美  ┐
       Mami Futami 

      双海 亜美  as  三人の魔女

       Ami Futami    Three Withces
             
      萩原 雪歩  ┘

     yukiho Hagiwara

       「それでは皆様、大変長らくお待たせ致しました」
       

   
       「登場人物一覧のご紹介後、上演を開始致します」

   
      
       「最後まで、どうぞごゆっくりお楽しみください」





               "Macbeth"


            by William Shakespeare




               Performed by


           765 Production All Stars

        ミキミキ!!
ミキミキ!!

ちはやちはやちはやちはやちはやちはやちはや

                     秋月涼

響    め  ォ…  !! や  ろォ  …!!』ギ ム

美  『落    く  響!! ちぎ    ゃ  の!!』 ゙シッ

響『  して ! 離  て美  !!  ジ ハ タ



雪  『し、  条さ  !?  

  『  ンギン  な  』

  香『  やあ    あ』



    い『ぺ  ん』






  よ    』 ゙ッ

      『ト ェ  イ』タ ッ

ごめんなさい
あげてしまいました

響「うぎゃぁ」

P「響??!!」

千早「何!?何が起きたというの」

P「し、死んでる……」

千早「え……」

P「千早、話がある……」

千早「なんですか?」

P「響の事なんだが俺は事務所のみんなには内緒にしようと思う……」

千早「何を言っているの……?」

千早「こんな話がありま……グ、!?」

P「千早??!!」

千早「……」

P「やはり死んでる……」

??「……プロデューサーさん?」

P「だ、誰だ!?」

春香「私です。天海春香です」

P「春香……違うんだこれは……」

ゴッ??

春香「ガッ??」

P「お前は雪歩??しかし!?なぜ春香を?」

雪歩「とりあえず春香ちゃんには眠ってもらいました」

偶像であるアイドルに同じく偶像である英雄の力が宿って云々


「毒婦?売女?感謝しますわミスタ。ルクレツィアとう」
三浦あずさ――『ロマノフ王朝一の悪女』ルクレツィア・ボルジア

「双海真美出撃! 落ちろカトンボ!」
双海真美――『アフリカの星』ハンス・ヨアヒム・マルセイユ

「環境データ入力完了! さあ! 鬼でも悪魔でも連れてきなさい!」
秋月律子――『陰陽太極』芦屋道満

「私にできることがあれば頑張りたいって思うんです」
萩原雪歩――『白衣の天使』フローレンス・ナイチンゲール

「時よ止まれ、お前は美しい……か。皮肉だね」
菊地真――『処刑人』ヨハン・ライヒハート

「双海亜美、一世一代のパフォ→マンス! とくとご覧あれ!」
双海亜美――『不死人』グレゴリー・ラスプーチン

「うっうー! ハイタッチでお茶の間もこっぱみじんかなーって!」
高槻やよい――『爆弾魔』ガイ・フォークス

「許しなさい。傲慢と強欲は貴族の嗜みよ」
水瀬伊織――『血の伯爵夫人』エリザベート・バートリー

「けーきもぱんも私に献上なさい」
四条貴音――『断首台の姫』マリー・アントワネット

「へえ、そんなに自分に血を吸われたいんだ」
我那覇響――『串刺し公』ヴラド・ツェペシェ

「美希は……星の光を見ていたい」
星井美希――『鉄仮面』アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ

「日の明かりも浴びず閉じこもり続ける……そういうしあわせもあるんじゃないかしら」
如月千早――『鉄仮面』オリバー・クロムウェル

「さあ、畏れ、平伏し――崇め奉りなさい!」
天海春香――『第三帝国の王』アドルフ・ヒトラー

春香「真美…」

春香「もうさ、そんな気を張らないで」

春香「…私だってまだまだ売れっ子じゃないし」

春香「まだまだこれからーーー」

真美「はるるんには分かんないよ!!」

春香「!」

真美「はるるんなんかに分かるわけない!私の気持ち!」

春香「真美……」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年05月25日 (日) 18:43:47   ID: AWGOB9uf

http://toro.2ch.net/test/read.cgi/anime/1316534965/

タヒネ

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