安価でぽえむなど (108)

安価でお題を出してもらって、それを元にポエムをかきます。

あんまりかっこいいのは無理ですけどよろしくお願いします。

5分を目標に返したいと思います。

お題被り以外は拾います。

では↓1でお願いします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1374590220

へび花火

ひょっとして前にやってた人か?

安価なら切り捨てごめん

へび花火




見た目も地味で大したこともない

何がいいのか分からないと

ずっと思っていた

しかし一定の需要でもあるのか

どういうことかなくなりはしないのである

迸る火花なく醍醐味もなく

ただただ空しくわずかに膨らんで


大多数の人間がそうであるように

夜空を彩る打ち上げ花火にはなれなくて

手持ち花火にだってなれやしないのだ

地味な人生を歩むのだ

けれどそれはなくなることなく

惨めにのたうつそれのように

呆気なく過ぎていくのだ


だが内に秘めた熱は誰に見えなくとも

燻り消えていくだけの愚かさは

確かにそこにはあるのだ

僅かに膨らむだけの

空を染める彼らに敵わなくとも

大地を焦がすほどに

熱く跡を残している


――――

前に同じような感じでやってました。
その時は途中で終わってしまってすいません。
またお願いします。

では↓1でお願いします。

ああ、あの時の。お帰り。

安価なら適切

>>4
おお難しいお題を見事。

適切


判断力が必要だ

この世界では迷いはいらない

僅かばかりの逡巡で

流れを逃せば

もう戻れなくなってしまうような

忙しない世の中だから


適切に

迅速に

完璧にはなれやしないから

脳味噌をフル回転させて


たくさんの物事を考えながら

そうして皆さん大抵

適当に生きております



――――
では↓1でお願いします。

ニーチェ

ニーチェ


ある瞬間が繰り返されていると

彼が言った

幾つかの名言はその刹那を

生き抜く者へ授けたのか

真実は分かりはしない


苦しみは続くように

過ちは消えないように


しかし私は凡人で

世界は続き続けているようにしか

感じれやしない

それは酷く愚かで

彼は滑稽だと笑うのかもしれないが


それを生み出したと唱えたあなたに

笑われるのならば悪くはないだろう


―――――

めちゃ時間かかってすみません。
下1でお願いします。



いいな

エゴイズム

エゴイズム


結局のところはですね

他人の事を考えて生きてる奴なんざ

いないわけですよ

誰かに優しくするのも

守るのも助けるのも

それはつまり

自分が生きやすくするための

手段の一つでしかないんだから


己の利益を追求し

他者を排除し蹴落とす

そんなものは

原始時代から繰り返されてきた

本能なんですから


トラックに轢かれそうな子供を助けて死ぬ青年は

上手く助けられた時に自身の価値が爆発的に

高まることを見越しての行動ってわけです

刹那でそんな算段を立てられるってんだから

素晴らしいまさにエゴイストってわけだ


ちょうど今目の前に

崖から落ちそうな子供がいますよ

彼を救うには誰かが引っ張り上げるしかない

でも今にも崩れそうなそこは

彼の体重以外のものが掛かると

おしまいになるでしょうね


子供の体力的にも猶予はない

助けに行っても自分もろとも落ちてしまうかもしれない

僕は端から傍観者と言うエゴイストだ

さてあなたはどうしますか?


――――――
では↓1でお願いします。

雰囲気がいいですね。

安価は「ありがとう」

なつかしい!帰ってきたのか
安価はサーカス団員

ありがとう


毎年最高気温を更新していくこの暑さも

鼓膜を掻く蝉の鳴き声も

生温い熱風を吐き出す室外機も

この世に生まれてこなければ

知ることはなかったのに



汗が一滴頬を伝って畳に染みをつくった

遠くで波の音がする

緩く潮風が吹いた

水滴の張り付いたコップで

麦茶が沸騰しているようで


子供たちの笑い声が聞こえた

サンダルが砂利を蹴って

夏風邪模様の女の子がくしゃみをする


燃えるような夕日は沈む間際も

熱を吐き出して

世界を焼いていく


誰かが僕を呼んだ

氷菓子かき氷に

よく冷えた西瓜

風鈴が音を奏でる

かき込めばどれも

額をつんと刺して


星降る夜空を見上げたら

生きてて良かったと思った

どこかで花火が上がった


――――――

むしろ「夏」っぽいけどこんな感じで…
下1でお願いします。




ゴミ箱

ゴミ箱


境界線だ

そこは超えることは許されない

秩序が支配する空間の中で

切り取られた暗所だ


必要ないモノだけ

隠したいモノだけ

そこに潜んでいる


文句も言わずに

ただ黙って

そこにあるだけ


汚れたモノだろうと

何だって受け入れる

役目を終えたモノだけなのかは

はたして分からない


――――
昔貧困街をゴミ箱みたいな言い方してるのを見たことあって
それを思い出しました。

では下1でお願いします。

げきおこぷんぷん丸




刀は廃れた

銃だってこの国じゃ

必要ないのさ

今更どうしようもなく

時代は変わった

待ち続けても

侍は


蹂躙されていく

誇り高き国が

日の丸を背負った国が

内輪揉めしてる場合じゃないというのに

自分達で腹切りあってる間に

跡形もなくなってしまう


黒き影に怯えたかつてほど

今の世の中分かり易くはないというのに


――――――
では↓1でお願いします。

レーザービーム

レーザービーム


目標に向けて迸る

雷の様に迅く

澄み渡り舞う

風の様に軽やかに


己を貫けたなら

その輝きは瞼に焼き付いて

離れず人を惹きつけてやまない


例え逸れてしまおうとも

ただ迷いなく真っ直ぐに

走り抜ける

それこそがもしかすれば

輝きを放てる

理由なのかもしれない


――――

下1でお願いします。






雪の様に

或いは白ければ

その存在は許されたのか

身体を構築する物質には

僅かな違いしかないだろうに


嫌われて

除け者にされて

肌の色が

違うだけじゃないか



―――

ごめんなさい。お風呂入ってました。
下1でお願いします。




魔王

魔王


生まれた瞬間に

勇者に殺されるだけの

滑稽な存在に成り下がる


しかし王は気高い

勇者には悪が必要だ

打ち砕く敵が必要だが


魔の王はただ一人としても

その名を失いはしない

称号は黒く輝いて

消えることはない


――――

どう考えても魔王の方が格上だろうなといつも思うわけです。
下1でお願いします。




大地も空も

おまけに空気も燃えているように

息苦しくなるほどに

暑い


その熱が大地を焦がす

効果音が

オーケストラで聞こえてくる

じじじと

燃えているのか


いや逆だ

彼等の命が燃えている音だ

故に

夏はこれほどに

熱い


――――

今日は早めに退散します。
お付き合いありがとうございました。

また来ますので
その時もお願いします。
では。

時間ができたので再開したいと思います。
少しお付き合いください。

では↓1でお願いします。





一線を越えることは容易くなく

倫理観や常識

色々なしがらみによって

人は本能を抑えつけています


それが生きる上で必要なことだからです

誰もが当たり前の様に

定められたルールを遵守しなければ

排除されてしまう世の中だからです


他人を殺したいと思うことなんて

誰にでもあるというのに

怒りや憎しみに

その身を委ねてしまいたいと

その先を

想像したことなんて

誰にでもあるというのに


人を超えることは容易くなく

賢しい人々は

行動を起こすことは

まずありません


その先が

戻ることの出来ない道であると

多くの愚かな先駆者たちが

教えてくれているから


誰もが鬼になる

恐怖に怯え

愉悦を堪えて

生きているのです



―――

下1でお願いします。








水たまり

水たまり



雨上がりの午後

空を映すそれを

長靴を履いた少女が跨ぐ

歩幅は小さく

水飛沫が上がった


景色が揺らし

面積を減らしていく

ばちゃばちゃと踏み鳴らすように

少しずつ小さくなっていく


道を急ぐサラリーマン

買い物帰りの主婦

皆そこを避けていく

時折急ぐ自転車は

気付かなかったのか通り過ぎた


いつからだろう

水たまりを避けるようになったのは

幼い頃は誰もが

あの少女の様にステップを

笑い声と共に踏んだというのに


可笑しな話だが

意を決して歩を進めれば

靴をすり抜け

靴下にまで伝わる不快感


それが何故か懐かしく

何故か笑えた


―――

めちゃでっかい水たまり見ると
ちょっとテンション上がります。
下1でお願いします。

燃える雪

燃える雪



都会の空は暗い

周囲は馬鹿みたいに明るいというのに

皆前だけ見て歩いてるもんで

空なんて物好きしか見てなくて


二月の寒空にお似合いの白も

地面に降りれば薄汚く変わってしまっていた


いつかの夕焼けの赤さも

あの燃える雪景色も

ここじゃ誰も信じちゃくれないのだろう

まるで除け者の様に申し訳程度に

道端に追いやられた白が


一面を覆い尽くして

冷たい炎を放つことも

自分の吐いた息でさえ

朱に染まることを

知りはしないのだろう


偽りの光に包まれた街は

喧噪治まることなく

相も変わらず過ぎていく


私は今日もそれに身を委ね

ただ溶けていくのだ

地を這うその残骸が如く

決して燃えることなく


―――

メタンハイドレートかと思いました。
下1でお願いします。

天井

天井



今じゃ真偽が疑わしくなってきたが

かつて人は地球を抜け出してさ


そして空に浮かぶ

あの月にまで

足跡を刻んだんだ


そんな馬鹿なと思うさ

俺だってそう思う

週一近所のコンビニに行くのにすら

面倒臭がって

原チャリに跨る俺からしたらさ


空を突き抜けるなんて

思考の突き抜けっぷり

尊敬を超えて

もう笑うしかない


そうさいつだって

人は限界を超えてきた

想像を現実に

変えてきたんだ


そう思うと

俺にも何かやれるんじゃないかって

思えてしまうから不思議なもんだ


取り敢えず

俺もまずは小さすぎるが

仕事を探すことから

始めてみようかと思う


部屋の天井と液晶画面を眺める日々から

抜け出してさ



―――


では下1でお願いします。

帽子

帽子



引っ越しする時に

小学生の時よく被ってた

麦わら帽子が出てきた


押入れの中で

埃を被って

転がっていた


母にねだって買ってもらった

お気に入りだった


よく解けるリボンは蝶々結びで

結び方の分からない私は

いつも母に直してもらった

子供用でそれはもう

被ることは出来ないが


想い出は決して解けることなく

少し黴臭い夏の香りとともに

確かに残っている



―――


下1でお願いします。


カラス

カラス


漆黒の翅

双眸見開きて

その眼前に何を映す

黒き躯震わせ

嘶きて集い

残骸を喰らいて生きる

心より思考を進化させ

不幸の化身と蔑まれても

その黒が空から消えることはない


視界から失われた色が有ろうとも

その尊厳は奪われない

害悪と蔑まれても

その黒に濁りなく

全てを見下ろすように

空を舞う


決して媚びず

誇り高き獣は

夕焼けすらも

漆黒に変える


―――

かっこいいんですけど、糞を落とすのだけは
勘弁してほしいです。

下1でお願いします。



春の風が好きだ

温かい日差しの中で

芽吹く緑

花の香りを運んでくれた

そして隣にあなたがいた


夏の風が好きだ

照り返す日差しを逃れた木陰

ベンチに座り込むと

温くも優しく頬を撫でる

そして隣にあなたがいた


秋の風が好きだ

残暑を過ぎようかというところ

紅く染まる木々

心地よく吹き渡る

そして隣にあなたがいた


冬の風が好きだ

幾ら着込んでも浸み込む空気

イルミネーションが目に痛いほどで

繋いだ手はとても暖かく

そして隣にあなたがいた


季節が終わり

年を重ねる

そしてあなたがいなくなる

幾ら風が吹いても

温もりはやってこない

あなたの声が聞こえない

風が強すぎて

あなたの温もりがない

風がどこかに運んでしまった


もう隣にあなたはいない

春も夏も秋も冬も

風が吹いても

あなたはいない

けれど大丈夫

今日も風は吹くけれど

それは僕の背を

押してくれるものだから

改行しすぎて入りませんでした。

では↓1でお願いします。

速度制限
とか?

速度制限


必死に生きようとすると

様々な誘惑が邪魔するものだ

それはモノだったり

人だったり


懸命に走ろうとする彼等を

行かせはしまいと

速く駆けることの出来る者の

足を挫いてやろうと

誰もが手を拱く


時に嘲笑い

時に同感し

様々な手をもって

遠くへは行かせまいとする


妬み嫉み単純な好奇心

己が辿り着けない境地に

行かれては面白くないから


もしあなたが駆け抜けるのならば

その先に大破する未来があろうとも

自分だけの予見を信じ

突き進むことだ


速度制限など笑い飛ばし

看板の様に黙っていろと

立ち停まっている者共を

遥か後方へ


―――

下1でお願いします。

釣り竿

釣り竿



元々釣りは嫌いだ

待つのが究極的に苦手だからだ

短気な自分には向かず

叔父の趣味に渋々付き合っていただけである


もっぱら釣り上げるのは海藻で

醍醐味を味わったことがない

いよいよ腹立ってきた夕暮れ

地球を釣った

年季の入っていた叔父の竿は

力任せな引き方で

中ほどからぽきりと折れてしまった


これは潮時と

私はその時釣りを止める決心を

したのである


邪魔になった粗大ごみは

家の納屋に放置しておいた

すると後日

目ざとく甥がそれを発見し

なんとこいのぼりの竿にして

凧揚げのように

遊んでいた


これほどの大物を釣り上げられたのであれば

まさに本望であろうと

私はとても面白く感じた


甥共々叔父に頭を叩かれたが

その言葉が

それは海釣り用だであり

それでまた笑った


――――

なんか小話みたいになりました。

出掛けることになりましたので

次で最後にします。

では↓1でお願いします。

次元の渦

音の壁

燃える雪、採用ありがとうございました。
どこか切なさを感じる情景に思えました。

次元の渦



無限を彷彿させる大空よりも彼方

光すらも息を切らす距離

果てのない高さ

宇宙


数多の煌めきは

全てが星々であり

手に届かなくとも

その輝きは潰えることがない


そこを何次元と定義できるのかは

まったくもって凡庸な思考では

辿り着けまいが

この世には

次元とやらに開いた穴があるのではないだろうか


それは全てを飲み砕く暗黒の渦ではなく

蒼く煌めく惑星ではないかと思うのだ

そこからはあらゆるものが這い出してくる


命であり知識であり

およそ想像の付くもの全てが

内包されているのではないか


故に恐ろしい

完全である神の構造物を

人と言う不純物が

その手でもって

何もかもを壊してしまうのではないかと


そしてその時が

そう遠くない未来に

待っているのではないのかと


―――

その内宇宙旅行とか出来そうで
面白そうで怖いです。

取り敢えずこんな感じで。
上手くいけば夜に再開できるかも
しれません。

お付き合いいただき
ありがとうございました。

ではまた。

>>50

いえ。お題がないと
何にも出来ないのです。
むしろありがとうございます。

よかったらまたお願いします。

時間が出来たので
再開したいと思います。

少しお付き合いください。
では↓1でお願いします。

道草

道草


上手くはないわけです

最早不味いわけです

のんびり道草食ってたらさ

置いていかれるわけですよ


人生後何年あるか分からないですけど

働いて飯食って風呂入って寝たら

一日半分以上消費してるわけです

この先百年あっても

実際自由なんて

半分も残ってないわけです

それなのにぼけっとしてたらさ

あっと言う間なんです


上手くいくわけないです

色々気まずいわけです

だらだらしてたらさ

意味も意義も

見つかりそうにないんです


でもいいじゃないですか

不味いって分かってて

道草食ってんならさ

限りある自由を

どんな風に過ごしてもさ




―――

それが誰にも迷惑かけないなら
言うことなしなんですけど。

下1でお願いします。

たまむし

たまむし



生きるために

彼等は輝く

戦ったが故に

光を放つ


逃げるためでなく

前へと踏み出して

歩んできたからこそ

その煌めきを手にしたのだ


生命の神秘は

未だ解明されきってはいない

しかし仮に

そこに色を付けるのなら

それは間違いなく

七色に瞬いているであろうと

確信させた



―――


では↓1でお願いします。

絶望

地図帳

絶望



本当の絶望を知っていますか

恵まれない環境に生まれること?

突然の不幸に見舞われること?

生きることの容易くない世界?

誰かを犠牲にしないと生きれない世界?


違います

全然違いますよ


才能がないこと?

夢見ることの許されない場所?

挫折?諦め?

それも違うんですよ


地獄を想像したものは

何故それが悍ましいと

思えたのか


天国があるからですよ

神様がいるからですよ

希望があるからですよ


縋りつく先があるから

誰もが傷つくんです

原因があるから

結果が生まれるんですよ


希望とは劇薬で

用法用量を間違えたら

ただの絶望でしか

ないのですよ


―――

下1でお願いします。

サーカス

サーカス


古今東西の不思議を詰め込んで

一夜限りの夢の世界

幻想的で刺激的

今宵はお楽しみくださいませ


獣が火の輪を潜り

彼は頼りないロープを渡る

二人が飛び交えば

ダガーナイフでジャグリング


誰も彼もが拍手をする

滲ませてきた血など

感じさせやしない


僅かばかりの日銭を稼ぎ

お次はどこへ夢を届けに行く

命をベットし

勝ち続けなければならない勝負に

今宵もまた挑む

そこには

道化しかいない


―――



では↓1でお願いします。

空を飛ぶ水草

空飛ぶ水草



空を飛びたかった

彼はそう

鳥の様に


誰もが笑った

不可能だと

蔑んで

如何に彼が愚かであるかを説いた

けれど

彼は飛びたかった

ただ飛びたいだけだった


膨らむ想像とは反対に

彼は衰えていく

ただ生きているだけで

時間が失われていった


いつしか枯れ果て

終わりを迎えた

当たり前の生き方

平凡な生涯

そこに感慨などなく

後悔だけが揺らめいていた


どうせ無理だと分かっていたが

彼は努力をしたのか

ただ生きているだけで

想像を膨らませるばかりで

何一つ行動なんてしてこなかったじゃないか


意識が途切れ

水面に揺蕩い

全てが流れていく


それはある種飛んでいるように見えたが

大空舞う鳥の優雅さとは

掛け離れたものであった




安価なら蜘蛛

また改行し過ぎました。
水草空飛ばないじゃんって
ちょっと悩みました。

いっそ友人のブラックバスに手伝ってもらう
ストーリーありじゃねって思ったぐらいです。

蜘蛛採用でいきます。

空飛ぶ水草、ありがとうございます。

飛べなかったかー。
空中でも水分さえあれば行けるかと思ったけど、残念だったね水草くん。
まぁリアル重視な考えの詩なら当然の結果かな。


次元の渦、どうもありがとうございました。

壮大さと希望の中に、しこりの様に残ったコズミックホラーを感じました。

蜘蛛



私は蜘蛛が嫌いだ


あのフォルムもさることながら

どこにでも巣を張るし

木々の間の糸が

顔に張り付いた時など

えもしれぬ不快感がある

そして何より


ベランダのドアの隅に

巣を見つけた

家主がいなければ迷いないが

中央に鎮座するそいつは

家を壊させまいとしているようで

逆の立場なら

空き巣どころか強盗超えて

壊し屋である

理不尽この上ない


不殺生を語りはしないが

別にそれが何の害を

もたらすでもないし

放っておいた


後日そこに

蝶がかかっており

私が巣を壊していれば

その命は消えることないはずであった


蜘蛛の生活を邪魔することか

蝶の命を失わせたことか

それは食物連鎖で

私が関与すべきことでないのか


悍ましい姿のくせに

まるで釈迦の様に

問答をしてくるようで

無駄に考えさせてくれる


だから私は蜘蛛が嫌いだ

また長すぎました。
想像力がまだまだ足りないようで
すいません。

では↓1でお願いします。

安価ならM.U.G.E.N. (エレクバイトの2Dソフトウェアツール)

M.U.G.E.N.


そこでは皆戦ってる

限りある箱庭世界だと知らずに

争うことだけが目的なんだ

それ以外を知らないんだ


自由度は高い

まさに無限さ

様々な手段が許され

あらゆる表現も

まあ概ね許されている


人の真似をしたり

行き過ぎた行為でなきゃ

いいわけだ


ずっと戦ってんだ

争うことしか知らないからさ

どうすりゃ上手く勝てるのか

出し抜き方を考えてんだ

先人たちの攻略法に

時々乗っかったりさ



皆が皆強くはないんだ

完璧なキャラクターなんて

いないんだから

時々気紛れみたいに

凄い奴もいたら

どんな因果か

無茶苦茶弱い奴も

いたりしてさ


でも皆戦ってんだ

まるで誰かに操られてるみたいにさ

争うばっかりで

切り取られた無限の中で

戦ってんだ



―――
ちょっと休憩します。
また再開したら
お願いします。

お付き合いありがとうございます。
では。

格好良いじゃねぇか

時間が出来たので
再開したいと思います。

少しお付き合いください。
では↓1からお願いします。

デトロイト

苦戦してる様だな。尻を貸そう

絶望と蜘蛛をお題にしてくれてありがとう

スゲェかっこよかった

他のお題でも出してみるか
ゆっくり(東方)で

まさか、書くためにデトロイトへ向かって……?

今のデトロイトはファイナルファイトのマッドシティ状態だからな……

おい、マジかよ……

まずすいません。

再開したはいいですが
色々あって
見れてませんでした。
すいません。

とりあえず今日中に再開
したいと思うので
またお願いします。

遅くなりましたが
再開したいと思います。

デトロイト ゆっくり(東方)
を拾います。

少しお付き合いください。

デトロイト



希望があった

機械の街には

未来があった

前だけ見てれば

問題なくて

走り続けることが出来たんだ


でも何百年と前から

分かってた事だ

盛者必衰

燃え続ける炎なんてない


願わくば

滅びた単位が

これ以上大きくならないようにと

夢を見て


僕達は

進んでいく

回る機械の星の

軌道に乗って


―――



ゆっくり(東方)



小憎たらしい顔で

ほざいてんじゃねえよ

こちとら歩いてる暇も

ないってのによ


のんびりしてる場合じゃねえんだ

誰にも負けないように

息を切らす間も

惜しむほどに


何にも考えてないような

のほほんとした顔で

吐いてんじゃねえよ


いつだって

お決まりの台詞で

近所のおばさんみたいに

心のないお節介を焼いてくるんだ


生き急ぐ人を笑うように

にやついて

ゆっくりしていってねなんて


そんな場所

どこにあるというのか


見つけられない俺を

嘲るように


―――


では↓1でお願いします。

左翼

左翼



片翼の鳥は堕ちるだけ

ただ貪れれて終わるだけ


せめぎ合うように

二つの翼が

羽ばたけば

ロクに飛べやしないというのに


互いが主張ばかりするだけでは

どこにも行けやしないのに

左翼を大きき広がるばかりでは

何一つ成すことは

出来やしないのに


―――


下1でお願いします。

手厳しいな。危ないネタをサンキュ。





土下座したって

そう止んではくれない

ただ耐え忍ぶしかなく

ひっそりと

逃げるように

それが過ぎるのを

待たなくてはならない


ただそれが

外に吹いている時はだが


これが家の中のものだったら

腹を決めるしかない

過ぎ行くのを眺めるだけでは

全てを吹き飛ばされた後

なんてオチに

なりかねないから




―――

さっきのめちゃ誤字ありましたね。
左翼を大きく広げるばかりでは
でした。

下1でお願いします。



狂気

狂気



アスファルトを食い破って

突き出る植物の様に

それは自然と

芽吹いてしまうんです


ナイフを手にしたら

林檎の皮を剥くよりも

目の前の人間を

ウサギの目よりも赤く染めたく

なってしまうんです


狂ってるわけじゃないんです

気が違ってしまってもないんです

ただ堕ちて

天にも昇るように

気持ちよくなれる方法を

知ってしまった

だけなんです


―――

下1でお願いします。


お互いの尻尾を呑み合う蛇の輪

>>92
すまん「ウロボロス」だった。

ウロボロス


始まりを喰らい

終わりを喰らい


閉じた輪の中で

世界は回り続ける

理想を乗せて

止まることなく


完全の形容

絶対の象徴

美しき円は酷く歪で

それが儚い夢想であると

思い知らせてくれる


―――


寝落ちしてしまいそうなので
今日はここまでにしておきます。
お付き合いいただき
ありがとうございました。

またお願いします。
では。


支援age

こんな時間ですが
再開したいと思います。

少しお付き合いください。

では↓1でお願いします。

遊女

遊女


泡沫の夢

儚く消えて

籠の中の鳥

売るのは夢


偽りの温もりを

作られた優しさを

貪れるために

差し出すだけ


一夜限りの

その夢は

覚めることなく

冷たい明日を

ただ運んでくる



―――

下1でお願いします。

形のない宝物

形のない宝物




幼い頃の思い出とか

誰かの優しさとか

絆や思いやり

夢や目標


明確な形はないものでも

それが大きな意味を持つことは

ある話だ


飽和している

この世界では

考え難い事かもしれないけれど

生きることさえ

容易くなかった時代が

確かにあり

それは未だに

消えることはない



昇る朝日をぼんやりと

見上げられる

何をするでもなく

明日が迎えに来る

毎日の素晴らしさを

噛みしめているものが

果たして今どれほど

いるのだろう






一応…失敗verも


夢とか希望とか

口にすると酷く容易い

同時にとても陳腐に

思えてしまうのは

少し年をとったからか


目の前にある選択肢を

無難に選び続けた結果が

今の自分を形作っている


もし私が明日死んで

どれだけの人が涙してくれるのか

そこに悲しみはあるのか

いやない

何故ならそういう風に

私が生きてきたからだ


ただ生きるためだけに

毎日をなんとなく過ごしてきたからだ

馬鹿にしていた誰かよりも

よっぽどつまらない生き方だったからだ


―――

ってとこまで書いたんですが
ちょっと暗すぎかなと思って
変えました。
時間かかってすいません。

では↓1でお願いします。

開拓者

開拓者


均された道を進むのは簡単だ

誰かの足跡を辿ればいいだけだから

後から進む者は

未開の恐怖に溺れずに済む


果たして想像できるだろうか

先の見えない暗闇を進む勇気を

踏みしめる場所があるかさえも知れない

その一歩の大きさを


我々は知らない

その偉大なる恩恵を

どれほどこの身に

受けようとも



―――

また今日中に再開しますので。
今はここまででお願いします。

少なくてすいません。

ではまた。

すいません。
再開が少し遅れてしまいそうです。

あまり間が開かないようにするので
その時はお願いします。

こんな時間ですが
再開したいと思います。

では↓1でお願いします。

喫煙所

まだかな

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