苗木「僕たちの日常の短編集」 (169)

 ダンガンロンパ(無印)のキャラ達が送る生活の短編集です。
長さはノリによってマチマチです。
ひとまず、全キャラ主人公の短編を16本ほどのんびり書こうと考えています。
順番は安価で決めたり、書きたいのを書いたり…。
Part1以外書きためてはいないのでかなりのんびりと書いていきます。

 拙い文章でよければ、お付き合いください。

 基本的に、地の文は誰かしらの主観描写となっています。
ご了承ください。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1377268268

Part1 苗木誠
『幸運です』


希望ヶ峰学園での、初めての授業。
結論からいえば、思っていたものとは違った



 この高校、希望ヶ峰学園。
ここの入学方法は、【才能】。
超高校級という肩書を持つ各方面のプロフェッショナルが集まる高校。
僕はそこに、【超高校級の幸運】という肩書で合格した。
いや、合格というより、正確には当選といった方が正しいのかもしれない。

 入学した方法は至極単純。
全国の僕と同年代の人間全員からたった一人。ランダムで選ばれた人。
ただ、それだけ。

別に、宝くじの1等、3億円が2回続けて当たった。とか。
生まれた時から親に恵まれ金に恵まれ女に恵まれ…。とか。

そんなスーパーラッキー人生を送っていたわけじゃない。

 この1度。このたった一度の当選で、僕の才能は決めつけられた。




 合格が決まった時。
中学校の友達は目をキラキラさせて僕に聞いてきた。

「凄い。苗木ってどんな才能を隠しもってたの!?」

 皮肉っぽく言う人もいれば、ただの興味本位。
中には『俺の友達超高校級』みたいな自慢したいがために。

 そのたび僕は答えた。

幸運です

って。



 中学生のクラスメイトは皆口をあけていた。

4択クイズのあてずっぽうの正答率25パーセント。
ジャンプの懸賞応募に、かつて200名様にプレゼントのキャラコースターセットが人生で一度当たったっきり。
ジャンケンは弱い。ババ抜きは強い。

 中学時代に付き添っていた友達は、仲が良ければいいほど僕の才能を聞いて目を丸くする。
そんなにも、僕の日常は平運。
どこぞのチート右手を持ったツンツン少年のような不幸でなければ。
ラッキョウを食べて返信するヒーローのように幸運でもない。


 皆からの待望や嫉妬の瞳が。
数日で奇異の目へと変わっていくのが分かった。


 裏口入学とか、超高校級の嘘吐きとか呼ばれる時もあった。

 入学を辞めようかとも思ったが、そんな勇気も行動力もなく。
トントンと入学してしまった。



 もう、その時にはすでに。

 怖かった。

周りのクラスメイトとは、悪い意味で一線を画した。
隣の席には超高校級のアイドル。

前の席の格闘家のせいで黒板が見えないし、

後ろの席からは軍人のナイフを研磨する音が聞こえてくる。

 住む世界が違っていた。
なんでこんな僕が…。
普通の人間の僕が…。

 合格通知が来たのその日から。僕の才能は【コンプレックス】になった。
勝手にきめられた才能。
怯えていたんだ。怖かったんだ。

 僕の才能を知った皆が。あの時の。
中学時代の友達のような目をするのが。
僕のすべてを、否定されることが。

 自己紹介。最後に僕の番だった。
立ち上がってクラスの前で、言った。僕の才能は「幸運です」って。


 社交辞令の拍手の雨を通って、僕は席に着いた。
今日は自己紹介で終わりみたいだ。
この高校は基本、寮生活。ひとりぼっちの毎日になるのかな…。


 担任の先生が去り、クラス中が回りと改めて自己紹介をしあった。
僕も例外ではなく、周りが笑顔であいさつに来る。

朝日奈「はじめまして、私!朝日奈葵!超高校級のスイマー…って。
    なんかこの肩書慣れないね…えへへ」
苗木 「あ、どうも。苗木誠です。
    すごい…ですね。スイマーなんて」
朝日奈「えー!苗木の方が凄いよ!だって同年代の中から一人で選ばれたんだよ!
    甲子園優勝より狭き門だよ!」

 ナチュラルに呼び捨てされてちょっと押されたけど。根は良い人みたいだ…。
でも。

苗木「でも、それだけだよ。
   それ以外、何か運が良いのかって言われたら疑問だし…」

石丸「そこの君!なにやら入学早々下向きな発言が聞こえたぞ!
   どうしたというのだ!」

朝日奈「あ!石丸!この子苗木って言うんだけど…。なんかとっつきにくいんだよ!
    男同士!バシっと言ってやって!」

石丸「うむ!いいか苗木君!ここに入れる才能を持っているというのは。
   素晴らしい事なんだ!合格理由が何でもいいじゃないか!
   自分に自信を持ちたまえ!」

 まさかだった。
まさか。
僕が励まされるなんて。
コイツ、なんでここにいるの?っていうような感じの対応を図られるかと思っていたのに。
思っていたのと違った。

山田「苗木誠殿…。でしたっけ?僕は山田一二三。
   才能はズヴァリ【同人作家】。僕の才能は正直一般人には理解できない!
   そう考えると。君と僕は…どこか…似ている!」


 どんどん会話する人が増えていく。
でも、誰一人として僕を否定しない。僕の重すぎるレッテルを嫌がらない。


苗木「えっと…。ごめん!
   僕、不安だったんだ!皆と、うまくなじめるか。
   みんな、テレビとかメディアで有名な人たちばっかりだからさ…。
   こんな僕がいてもいいのかなって…」

朝日奈「気にしない気にしない!
    才能だけじゃその人の性格は分からないよ!」
石丸「その通りだ!僕は、超高校級の幸運とではなく!
苗木誠という人間と仲良くしたいと思っているのだ!」
山田「まあ、もしその幸運が、ラッキースケベ現象に発展する才能だとしたら。
   それはそれで嫉妬しますがな!」


 なんだか。悩んでいたのが馬鹿らしいよ。
皆の優しさに、僕は入学初日から目頭が熱くなった。
僕の実際は、幸運じゃないけど。幸福になる事に運は必要じゃない。
この学園の第一歩。僕は希望を持って進めそうだ…。

苗木「はじめまして!」
舞園「あ、はじめまし…て…。アレ?」
苗木「…?」
舞園「苗木…クン?」
苗木「覚えててくれたの!? 舞園さん!」
舞園「ええ、中学でも同じでしたよね?
   覚えているに決まってます!見てましたから!」
苗木「!?!?!?!?」


 前言撤回。
僕はやっぱり運が良い。剛運だ!
超有名なアイドルと、同じ中学で。同じ高校で。隣の席で。
中学の頃の僕を覚えててくれた。

これは…。本当に…。


苗木「幸運です!」


~fin~

こんな感じで書いていきます。

次の作品は、完全にポカンなので、安価したいと思います。
次の作品の主人公キャラ安価
>>10

舞園

舞園、了解。

ジャンルも迷っているので…。
いっそジャンルも安価してみる。

ギャグ、ラブコメ、裏話(上記苗木のSSのような妄想での補完SS)。

この3つから選んでください。

>>14

ギャグ

舞園でギャグ了解。

あ、ギャグといっても。実質日常編です。
特に狙った笑いなどはありません。

頑張る。

石丸って才能とかそういうの嫌いじゃなかった?

>>16

 どうなんだろ。

 石丸は、才能一括りより、先天性の才のみで努力をしない人間が嫌いなイメージ。
そもそも、入学初日に落ち込んでいる人間を、風紀委員は見逃したり逆に説教したりしない気がする。
それを含めて、石丸だとあそこでああ言いそうと考えたんだが。
 これは俺の考えているアイツじゃない!ってなったのであればすまんかった。

Part2 舞園 さやか
『出る本音』


 放課後。
今日は特に収録もライブもなく。フリーな1日。
のんびりとした夜を過ごせそう。

 最近は本業の方が忙しくて、なかなか寮で皆と話していない。
と、いうことで!必ず誰かいるでお馴染み。食堂へ行ってみたいと思います!


 ちょっと、この食堂をあける瞬間、ドキドキとワクワクが混じったような不思議な感覚です。結構好きなんです。この感覚。
大神さんや十神クン一人だったら、ちょっと空気が重たくなりそうだし。
逆に苗木君だったら、「バッタリ会ったね!運命かもね?」大作戦なんて…。

 誰がいるのか、お正月に福袋をあけるのとよく似ています。フフフ。


 ガチャリ。


葉隠「あ!舞園っちだべ!珍しいべ!」
朝日奈「あー!やっほー!」
大和田「おー!なかなかみねぇ顔じゃねーかー!」


バタン。


 しまった。
ちょっと驚き過ぎて入ることもせず扉を閉めてしまいました…。
いやいや、違うんです!
別に嫌いじゃあないんです!
むしろ朝日奈さんとは仲良いですし、よくお話したり女子会なんてしたりもします。
大和田クンも最初こそ怖かったですけど、人思いの優しい方です。
葉隠クンは…。

あー。えっと…。

!!

年上ですし!

 皆さん…好き。なんですけど。その…。
3人とも…。結構。頭の方が…バk……いや!なんでもないです!

 別に思ってません思ってません。
《うわー。ダリー。計算キャラの私にとって天然馬鹿3人は疲れそう》
なーんて!これっぽっちも思ってません!


 え?まるで誰かに話しかけるような独り言ですって?
それはあなたに話しかけてますよ?
エスパーですから。


 なんて、ふふふ。本当に私の心を読まれていたら、アイドルなんてできませんよねー。
週刊誌とかに、二面性アイドルとか書かれちゃいそう…。

 って!早く入らないとますます変な空気になっちゃいますよね!


 ガチャ。

舞園「おはようございます。
   3人が一緒に話しているところって、なんだか珍しいですね」

朝日奈「まーねー!私たまたまドーナツ食べに来ただけだし!」
大和田「俺もちょっと小腹が空いてよォ!」
葉隠 「俺は食堂来たら誰かいるかなって思ってきただけだべ」

舞園「そ…そうですか…」


 恥ずべき事です。
曲がりなりにも私はアイドル。ファン(金づる)の皆様の前で歌って踊れる可愛い歌姫です。
そんな私が、よりのよって葉隠クンと同じ思考回路をしてしまっていただなんて…。

朝日奈「でね!今、もしこのクラスで付き合うとしたらって話してるんだ!」
舞園「へぃ?」

 咄嗟に変な声が出てしまいました…。

葉隠「ワッハッハッハッハ!舞園っち!俺と全く同じ反応だべ!」


 随所で共通点をあざとく見つけようとする葉隠くん…。
正直私がかよわい歌姫(キャラ)じゃなかったら、一発入れたい…。

舞園「そ…それは面白そうですね…。ちょっといきなりだったもので…」

 そもそも、そのトーク内容を、例えば。
葉隠クン 苗木君 山田君 の3人とかで話していたら凄く受け入れられるんですけど。

 この3人でそのトークがはずむビジョンが見えません…。

朝日奈「で、今はとりあえず私と葉隠が言ったトコ!」

舞園「朝日奈さんは、誰なんです?」

 興味本位でノってしまう辺り。私もやっぱり女なんですね。

朝日奈「ん?苗木!」

???






!!!!



舞園「ふぇい!?…ェッホ!ケホ!……ケホン!」

朝日奈「え?舞園ちゃん大丈夫!?」

 大丈夫かと伺いたいのはむしろこちらです…。
朝日奈さん、何も隠さず大胆発言すぎます!


大和田「だよなー。普通その反応が正しいぜ舞園。
    だって普通に考えてそれ、私は苗木が好きっていってるようなモンだぜ?」

朝日奈「え?………え??……
    ちちちちちちちちちちちち違うよ違うよ違うよ!
    私はクラスの中だとしたら誰かってだけであって、むしろクラスのみんなは
    友達って感じで違うし!」

 あー。
100パーセント天然産だわー。なにこの子。
ヤバ…来ちゃうわ―。目のハイライト消えちゃうわ―。
イライラする…駄目だわ。私、天然で可愛い子駄目だわ。
いつからだろう。【超高校級のアイドル】って呼ばれ始めたくらいからかな…。

 こう疲れがたまってると本当に沸点が下がっちゃうわ。
天然で可愛いとかズルくねー?
巨乳とかずるくねー?スタイル抜群ムチムチってズルくねー?
シナリオライターのお気に入りってずるくねー?

あー。ヤバ…。耐えろ…。耐えろ私。
いつもの私に戻りましょう…。落ち着きましょう。

落ち着き……
葉隠「ん?どうした舞園っち。なんか怖いべ」
舞園「あ?」
葉隠れ「………………………えぇー」

 黙れよバカクレ。今ちょっと平常心保ってんだから。
腐川ばりに2面性持ってんだから。むしろ腐川よりバレちゃいけない2面性だよコレ。
むしろこれバレたら学園退学レベル…。

 ふぅ…。

舞園「まあまあ。私も付き合うなら苗木君ですよ?」
大和田「ブフォ!おいおい!発言が軽過ぎんだろ!」

舞園「いえ、朝日奈さんと同じですよ?クラスの中でという限られた中だと。
   一番平凡な苗木君を選んでしまうんです。
   他の方だと、ひと癖ふた癖ありすぎちゃって…」

朝日奈「だ!だよね!そうだよ!
    変なこと言わないでよ大和田!」


 よし。これでとりあえずはオッケ。
放置しとくと、このままバカクレ辺りから
「苗木っち!朝日奈お前のこと好きだってよ」
「え?ホントに!?」
とかで苗木君が意識しちゃうと迷惑なんだよ。

危ない橋だがこの3バカならこのいいわけで十二分に通じる。


朝日奈「で。後聞いてないのは大和田だよ!誰なのさ!」


葉隠「あ、舞園っち!ちなみに俺は」
舞園「……それは意外ですね!」

葉隠「え?何も言ってねーべ?わかんのか!?」
舞園「エスパーですから」


 ふぅ…。だいぶ落ち着きを取り戻してきたのに、葉隠クンの入らない情報でまたイライラしたくないですからね。フフフ…色んな用途で使えて、本当に便利な言葉ですね。


ハガクレ「スゲーベ!スゲーベ!」

大和田「あー?いねーよ特には!」
朝日奈「ひどっ!私たちの聞いて言わないんだ!」
舞園「それは大和田君!ひどいですよ!」

大和田「んだコラ!おめーらは勝手に言っただけだろうが!
    言う義理もねーし!そもそもそう思える奴がいねーっつんだよ!」

ハガクレ「ソレハヒドイベー」

朝日奈「うわ!遠まわし私を馬鹿にした!サイッテー!
    どうせ私は能天気バカだよーだ!」


 えー……。

 なにこのホルスタイン。
シラフでやってんの?その漫画よろしく幼馴染の気の強い女の子キャラ。
怖いわ―…。こいつマジで怖いわ―…。
本当に勘弁してくれ。病むから…私の心がヤんじゃうから。
隠せなくなっちゃうから…。


大和田「いや、そうはいってねーだろ…?
    別に、お前を可愛くねーなんておもわねーし。むしろ…」
朝日奈「えっ?」

ハガクレ「ヒューヒュー」

舞園「お前も釣られてんなよ…」

朝日奈「えっ!?」



ヤベ!出た!ボリューム出ちゃった!
完全脳内再生が喉震わせちゃったよ!
うわー。目線痛いわ―…。
朝日奈超見てるー。
大和田まで見てるー。
バカクレ…は、あれ?なんか落ち込んでる。まあいっか。

 とにかくなんかごまかさないと…。



舞園「ごめんなさい。新しく始まるドラマの台詞が出ちゃいました。
   ずっと練習してるんで、ついボソっと言っちゃうんです」

朝日奈「そ、そうなんだ。
びっくりしたよ、まるで舞園ちゃんじゃ無いような声でたんだもん…」


チョロい。


舞園「ええ、ごめんなさい。名演技、期待してくださいね!」

朝日奈「うん!見る!ねえねぇ!
それなんてドラマ?
いつやるの?
誰が出るの?」

 コ・ロ・ス・ゾ?
ウソに決まってんだろーがバカ野郎。
3馬鹿だから適当な嘘でバックレようと思ったのに。
グイグイ来るんですもんこの褐色乳牛。
ウソにウソを重ねても無意味だし、ここは「なーんてね」作戦でうやむやにするか?

 でも、大和田も若干疑問な顔してっぞ…。
クソ。連日のレッスンで疲れた時に人と話すもんじゃねーなマジで。
めんっどくせー。
あー…めんっどくせー…!

あー!!!!!


舞園「っるせーんだよ天然産ホルスタイン!」


朝日奈「…」
大和田「…」
葉隠「……………………」





オワタ。もうムむりぽ。
あばばばばばばばばばばばばばばば。
もうどうにでもな~れ!

 あー。詰んだ。詰んだ…。詰んだ。詰んだ。
退学しよう。逃げよう。いや、むしろもうここで3人殺すか?
金ならあるし。もみ消すくらいできるだろ。
いや、無理だろ。


 うそん。超高校級の【アイドル】だぜ?私…。
仮面かぶりまくって猫まで被って完成された化けの皮、こんな些細な所で出しちゃいます?
歌も超高校級。ダンスも超高校級。美貌も超高校級。
でも駄目なんだよ。性格だけは平凡級なんだよ。
だからこうやって【超高校級の猫かぶり】かぶってたのによ…。

いやー。流石にこれは逃げらんねーわ。無理だわ…。


はぁ…。さて、お別れの言葉でも一言…。葉隠「スゲーべ!」



???

 コ・ロ・ス・ゾ?
ウソに決まってんだろーがバカ野郎。
3馬鹿だから適当な嘘でバックレようと思ったのに。
グイグイ来るんですもんこの褐色乳牛。
ウソにウソを重ねても無意味だし、ここは「なーんてね」作戦でうやむやにするか?

 でも、大和田も若干疑問な顔してっぞ…。
クソ。連日のレッスンで疲れた時に人と話すもんじゃねーなマジで。
めんっどくせー。
あー…めんっどくせー…!

あー!!!!!


舞園「っるせーんだよ天然産ホルスタイン!」


朝日奈「…」
大和田「…」
葉隠「……………………」





オワタ。もうムむりぽ。
あばばばばばばばばばばばばばばば。
もうどうにでもな~れ!

 あー。詰んだ。詰んだ…。詰んだ。詰んだ。
退学しよう。逃げよう。いや、むしろもうここで3人殺すか?
金ならあるし。もみ消すくらいできるだろ。
いや、無理だろ。


 うそん。超高校級の【アイドル】だぜ?私…。
仮面かぶりまくって猫まで被って完成された化けの皮、こんな些細な所で出しちゃいます?
歌も超高校級。ダンスも超高校級。美貌も超高校級。
でも駄目なんだよ。性格だけは平凡級なんだよ。
だからこうやって【超高校級の猫かぶり】かぶってたのによ…。

いやー。流石にこれは逃げらんねーわ。無理だわ…。


はぁ…。さて、お別れの言葉でも一言…。葉隠「スゲーべ!」



???

???



葉隠「さっきの台詞!俺が今読んでる漫画の丁度次の台詞だべ!
   やっぱ舞園っちエスパーだべ!マジモンだべ!
   ほれ!朝日奈っちと大和田っちもみてみんべ!」


葉隠ェ…。


朝日奈「ほんとだ…主人公が豚の魔物に言ってる」
大和田「これを言い当てたってのか…?舞園!テメェなにもんだよ…」


舞園「え…え…?えっと…」


なにこの起死回生フラグ。
いまなら言える。葉隠クンナイスです。
正直、1度だけなら夜の営業しても…。いやそれは無理。

 待て待て。ここで私は一言言えばチャラじゃないですか!
そう、今こそ言うべきです!


舞園「エスパーですから!」

ミス。25と26重複投稿です。


 正直。すまん。
舞園ソッコーあれだからあんまキャラ個性が見当たらないんだ。
完全なIfストーリーとしてみてくれたら嬉しい。
俺の中で、舞園さん、正直あんなキャラなんだわ…。


 
 さて、今日はここまで。明日以降また書きます。
この時間だが、安価取れたら安価だけ取ろうと思う。
さっきと一緒でキャラ安価→ジャンル安価。

まずキャラ
>>30

セレス

セレス了解。

次ー。ジャンル。
日常、ラブコメ、裏話(上記苗木のSSのような妄想での補完SS)。

この3つから選んでください。

>>34

セレスの裏話了解。

出来次第今日の夜か明日にでもあげます。


セレスならまかせろ!
おやすみなさい。

>>1の好きな組み合わせでやればいいよ
山セレも好きだぜ!

>>41
 マジでか。
そいつはすまんかった。
俺の中では中学から高校へって感じだったから勘違いしていたわ。



 セレスそろそろ書きあがるのでもう少々お待ちを

 Part3 セレスティア・ルーデンベルク
『言葉の裏の真実』


 それは、子供のころに見た映画だった。
彼女は城に住む姫。
満月をうっとりと眺め、蝙蝠が彼女に群がる。
蝙蝠たちは瞬く間に人間の姿になり、彼女へ深々としゃがみ礼をする。

 それはとてもとても素敵だった。


 綺麗な顔立ちに、淫靡なオーラをまとったお姫様。
ルーデンベルク城に住むお姫様。

 憧れていた。私とはかけ離れた人間。
美しさの象徴。私とはかけ離れた人間。
周りが皆崇める、貴族の姫。

 私は…。
私は…。
私は…。

 鏡を見た。
目を真っ赤にはらした不細工な私が映る。
嫌だ。違う。こんなの私じゃない…。


 じゃあ、鏡の奥の私は誰?

 私は気付いた。私を殺して、私が新しい私になっちゃえばいいんだって。
そうすれば、私は綺麗になれる。



 短い髪を嫌って、ウィッグをつけた。ボロボロの爪を隠すために、付け爪をつけた。
メガネをはずしてコンタクトにした。ニキビはファンデーションで隠した。

 素敵。


 まるでお姫様。

 鏡の奥で、彼女は笑ってる。



 ねえ、あなたはだあれ?

 わたしは、わたし。


 わたしのなまえ?


 ルーデンベルクよ。


 セレスティア・ルーデンベルク。


 鏡の奥の私が、鏡を見るあなたを笑顔で迎えた。
鏡の私とあなたが入れ替わる。



わたくしはセレスティア・ルーデンベルク。
美しく、可憐で、淫靡なお姫様。そうでしょう?

 ―某日―

家にたくさんの人が来ましたわ。
傷跡を顔にあしらった、わたくしの最も嫌いなFランクの人たち。
鏡の奥の母と父が撒いた種。それにわたくしは巻き込ましたの。
関係ないでは済まされない、昔の私の母と父。

 借金の取り立て屋。彼らは家をあさり、わたくしをさらっていきましたわ。
白馬の王子様なら、わたくしも喜べたのでしょうが、目の前にいるのは。
世界観が真反対の愚鈍で愚直な肥貯めから張ったような奴ばかりですわ。


 どうやら、わたくしは売られるのです。母と父が泣いて抵抗したのが見えました。
情けない。このような人間にはなりたくないと、その男女と最後の別れ。

「それにしても…。お嬢ちゃん良い子だね。
 嫌がるそぶりもなくそぶりも見せないなんざ。お父さんお母さん想いなのかい?」

 車の中で、その時横にいた男が話しかけてきた事を、今でも鮮明に覚えていますわ。

「いえ…。あのお二方とはかんけいありませんの。
 それと、1つ確認したい事があるのですが?」

「なんだい?」

「柴田組とは…。ご存知ですか?」

「あぁ!?」



 聞きましたの。先ほど家の中で一人の男が電話越しに話していた事。
『柴田組に睨まれないように丁寧にやるから安心しろ』と。
深い事は何も知りませんが、どうやらこの方々はそこに恐れている様子。

「なんでその名前を知ってんだい?」

「いえ、わたくし、そこの方と多少なりとも交流がありまして」

「ハッハッハ!馬鹿を言え。借金まみれのバカ共の娘が柴田組とかかわりのあるはずがねえだろうが!」

「でしたら聞きますが。借金まみれのわたくしに、どうしてこのような綺麗な洋服が着れているのでしょうか?」

「……はぁ?」

「個人的なお付き合いといっても、仲良しな友達ではありませんの。
 そう、あなた方と父の関係と同じ関係ですわ」

「お前、柴田組から金を借りてるのか…?」

「ええ。200万円程。ですので改めて申し上げます。
 わたくしをさらっていいのですか?」


 嘘。詭弁。とっさに思いついた事ですが、こうもうまくいくとは思いませんでした。
わたくしはお姫様ですのよ?Fランクの人間に命令することはあれど、服従などいたしませんの。

 しかしながら、普通に考えれば分かる事ですわ。
わたくしのような年齢の人間が、いくら裏であろうと、200万円など借りれるわけがありませんの。


でも、嘘を信じさせるのは簡単ですわ。わたくし、知っていますもの。



たった一つだけ行えば、どうな嘘も真実になる。それはたった一つ。
簡単な事ですわ。


【揺るがない事】

「しかしながら、わたくしのせいで他人に迷惑がかかることをよしとしません。
 わたくし自身にも責任はありますもの。

ですので、こうはいかがでしょうか。
 わたくしはあなた方から200万円を受け取って、柴田組の方へ返しに行きますわ。
そうしてからあなた方はわたくしを売ればよいのですわ。
自分で言うのもアレですが、わたくし、200万以上の値はつくと思いますの。
口でも胸でも手でも足でも脇でも前でも後でも…。奉仕させていただきますわ」

 生唾を飲み込む音が聞こえる。
男とはなんて浅はかな生き物でしょうか…。

 それから彼らはお互いの目を見合わせて。
様々な言葉をわたくしの頭上でめぐり、数分の後。200万円を渡されましたわ。

 そこからは本当に簡単でしたの。

柴田組という大きなお屋敷に入るや否や、目のあった人に。
「このお屋敷の入り口で、怖い人がいて、柴田組のヤツを誰か一人おびき寄せてこい。
来ないと殺すと脅されました…」


 意味のわからない言葉かもしれませんが、意味は重要ではないのです。
その嘘は人づてに、柴田組の偉い方の耳に入るでしょう。
その内容は、『どこかの組が喧嘩を吹っ掛けてきた』と。


 あとは流れでした。

 門の前にいたわたくしをさらった人と柴田組の方々が殴り合い。
そこからさらに人が増え。
警察官も集まり。


 それに乗じて、わたくしは逃げる事が出来ました。
200万円を持って。

 簡単でしたの。本当に。
お金を稼ぐことは、わたくしにとっては造作もありませんでしたわ。



 この200万で、わたくしは栃木を離れ、様々な場所へと足を運びましたわ。
すると、いとも簡単に…。200は2000に、2000は2億に…。

 でも、あと100億…。わたくしがお城に住むために必要なお金。


 自分すらだませる才能は、他人を騙し、騙るには十分すぎる才能でした。
ルールすら分からないゲームでも口先だけで勝っていく事が出来ましたもの。

 鏡の中の私。
わたくしはセレスティア・ルーデンベルク。

 私がわたくしになるためなら、どんな代償も厭いませんわ。


 賭けるものはなんでもいいのです。わたくしが勝つなら…。

 ですのでわたくしは、どんな時でも命すら捨てる覚悟があるのです。
だって既に、わたくしは私を殺しましたもの。

 わたくしの名前はセレスティア・ルーデンベルク。
美しく、可憐で、淫靡で、


【嘘吐き】な…。


お姫様ですもの…。


~fin~

 正直、山田を殺した瞬間のセレスの話。
    と、日記帳にした、たえちゃんの本音のコロシアイ学園。

 と、実際に書いたのと迷った…。時間があれば、またいつか上二つも書きたい。

というわけで安価

次の作品の主人公キャラ

>>55

桑田

桑田了解。

次ジャンルー。

日常、ラブコメ、裏話(上記苗木のSSのような妄想での補完SS)。

この3つから選んでください。



>>58

日常

桑田の日常了解。

割とすぐ書けそう

Part4 桑田 怜恩
『ラブレター』




 いつも通りかったるい授業が終わる。
眠くて眠くて仕方がねーのに教師は俺が寝たら起こしやがる。
無理なんだよなー。無理。俺、勉強全く興味ねーの。

 俺が興味があるのは女だけだっつーの。
野球も何もかもモテるため!これはゆるがねー事実!

 中学校でも、前の高校でも。1日最低一人には告白されていた。
まあ、全部ふってっけど。だって1人に絞っちゃ嫌じゃんか?
浮気はしない主義だから、彼女はつくらねーようにしてる。
作ろうと思えばいつでも作れるからな!


 だから俺はモテる!自他ともに認める才能の一つだろコレ!




 って。



思ってたんだけどなー…。
この高校。希望ヶ峰学園に来てからは違った。
入学以来、冬になるってのに誰も俺に告白してこねー。

 なんでだぁ?

 超高校級と言われる女子って、そういう感じなの?
感性が違うの?
わっかんねーな…。希望ヶ峰のメンツだけに限った話だから。
突然俺がかっこ悪くなったとかいうパターンはないとは思うがよ。

桑田「なんでだと思うよ」

苗木「知らないよ。なんでぼくに聞くの…」

桑田「だってよー。お前モテてんじゃん!
   めっちゃクラスの女子と二人で遊んだりしてんじゃん!」

苗木「それは友達としてだよ…」

桑田「いやいや、そりゃあ嘘が過ぎるだろ。
   昨日はセレスと二人でずっと娯楽室に鍵閉めてイチャイチャしてたじゃねーか」

苗木「それは違うよ。昨日はセレスさんが
   『幸運とギャンブラー。そのどちらが勝るか試してみたいですわ』
   って、娯楽室でずっとポーカーだったりブラックジャックしてたんだよ。
   鍵はセレスさんが、
『誰か入ると気が散って集中できないですし、
勝負には、密室という緊迫状態が必要ですわ』
って言ったからだし」

桑田「じゃあこの前、朝日奈とケーキを買いにいったらしいじゃねえか!それはどうなんだよ!」

苗木「あれは…。朝日奈さんが突然おなかがすいたって言いだして。
   引きずられるようにケーキ屋に連れてかれただけだよ」

桑田「じゃあ霧切と……………」
苗木「それは……………」
桑田「腐川と」苗木「それは」桑田「大神と」苗木「それは」



桑田「なんだそりゃ。お前…。説明されても皆お前の事が好きなようにしか聞こえねーぞ?」

苗木「えぇっ。そんなコトないってば…。僕なんかより桑田くんの方がモテるよ絶対」

桑田「俺もそう思うんだけどなー…」

苗木「否定はしないんだ…」

桑田「なんでだろーなぁ……。
   お前みたいなミニマム草食系がモテる時代なのかね…?」

苗木「さあ……ってごめん!今日は戦刃さんと一緒にプリン作らなきゃいけないんだった!」


桑田「はぁ!?!?何だよその素敵イベント!いや、いいぞ?理由は聞きたくない!
   勝手にしろ!アホアホアホ!お前は俺の敵だ!」

苗木「えー……」

俺は拗ねて教室を出た。
むしゃくしゃする…。とは違う。純粋に羨ましいんだ。
だって、このクラスの女子って皆可愛いじゃねーか。
そのほぼ全員から好意を寄せられているような苗木が羨ましい!

 俺もそんなハッピーでハーレムでヤりまくる!
通称3Hな人生を歩みてーぞ!!

 今までそんな感じなのに、こっからイキナリおあずけなんて無理だっつーの!
頼む!神様がもしいるなら!俺に昔ながらのモテモテライフを!


朝日奈「あ、いたいたー!桑田ーー!!」


お?


桑田「朝日奈か。どうしたよ」

朝日奈「ちょっと探しちゃった…。あのね、渡したいものがあるんだ!」

桑田「え?何だよ改まって。何かくれんの?」

朝日奈「ん…」


 マジ…かよ…!
ハート形のシールで止まった紙の包み。これって…。コレってよぉ!

ラブレター!!
桑田「…じゃんかよ!!!」

朝日奈「……ビクッ」

桑田「あ、すまねぇ、つい声が。
   え、コレ俺に!?」

朝日奈「当たり前じゃん!アンタに渡したんだし!
    とりあえず答えはあとでいいから!」


 トットットットット


速攻で波のように来て波のように帰って行った。
と…とりあえず落ち着け。こんな古風な手段でこられると俺も参っちまうな。
なか…中身を確認しよう。

 ペラッ

『言いたい事があります…。
夜中の12時に食堂で待ってます』


 これだけ?
いや、でもこれは確定だろ!
神様が願いをかなえてくれたんだろ絶対!
ってか、これラブレターじゃなかったら俺、正直立ち直れない。




 うわー。そわそわしてきた…。
朝日奈か…。褐色肌っつうのが水着の日焼け後萌えがないのが残念だが。
ありあまる乳!乳!
でへへへへ…。


霧切「桑田クン?山田クンみたいな顔をしているのだけれど。
   大丈夫?」

桑田「うわ!霧切!」

ヤベ…。涎が…。

霧切「渡したいものがあったのだけど…。今は取り込み中みたいね…」


桑田「え…何だよ物って。気になるからくれよ」



目の前に差し出されたのは茶封筒。
何…。若干怖いんだけど俺。

霧切「私は渡したわよ。それじゃあ…」


 えっと。朝日奈の直後だからギャップでさらに怖ぇよ。
恐る恐る茶封筒の中を確認する。

『突然でごめんなさい。直接言うのが恥ずかしくて
 もし、12時に食堂に来てくれたら。覚悟を決めて話します』


 え?これって…。
ラブレター……。

桑田「マジかよ!」

 誰もいない廊下に反響する。
どう見てもラブレターだ。うん、違いないだろ。
やっべぇ!神様、ヤリすぎじゃねー?1日に立て続けにこんな2人も…。

セレス「あら、桑田くん…お時間よろしいですか?」

え?


腐川「ちょ…ちょっと黙ってこれ受け取ってなさいよ!」
大神「桑田よ。これを後で読んではもらえぬか…」
江ノ島「はーい!桑田にはこれあげーるぅ!」
舞園「あの…これ…。受け取ってもらえますか?」
不二咲「えっと…桑田くん…僕のコレ…もらってもらえる?」

 女子7人と不二咲からラブレターを立て続けにもらった。
内容はどれも、12時に食堂。

 いくらなんでも分かるぜ…。コレ…。
完全ハメられてるじゃねーか…。
いじめか…?まさか俺、女子全員に嫌われてるのか?

 やめだやめ!やーめた!
食堂に行ってやるもんか!クソッタレ!イライラする!



 でも。
もし本当だったら…?


 もしも本当だったら…。
皆、勇気を振り絞ったはずだよな?
人に好きだと伝えるなんざ、並々ならねー努力がいる事を俺は知っている。
だから傷つけない断り方もしっかり考えてたし、選んできたつもりだ。

 その努力を踏みにじれんのか?
そんな他人をないがしろにしてて、カッケー奴って言えるか。



 行ってみるか。
例えわかっていても。俺はいかなきゃなんねぇ…。
かすかな可能性でも、俺のせいで女が泣くことなんかあっちゃいけねーからな…。

―12時―


桑田「ふぅ……」

予想は二つ。
誰もいない。はい、騙されました。のパターン。
その瞬間、俺のメンタルは多分ボッロボロになる。

本当にみんな待っているパターン。
すっげぇ薄いけど。それなら俺はいつも通り傷つけないように断る。



 覚悟を決めろ。俺。



 ガチャリ。











 シーーーーーーーン。
チク…タク…チク…タク…。








 分かってた。いや、分かってたぜ…。
いないんだよ。そうだよ。99パーセントいない。
わかってたじゃねーか。おい。俺。
知ってたじゃねーか…。この可能性しかないじゃねーか…。

おい。俺………泣くんじゃねぇ。
泣くんじゃ…ねぇ……。

カチッ!
パパパパパパパパパパパパパパーン!



え?
クラッカー?


朝日奈「桑田―!! 誕生日!! おっめでとー!!」


ん?


葉隠「目が点だべ!ホラ!やっぱり俺のドッキリ作戦大成功だべ!」
大神「すまぬ桑田よ。サプライズとはいえ、我は人を騙した」
大和田「オーガかてぇよ!かてぇ!謝る前に祝おうぜ!仲間の誕生日をよ!」
石丸「ハッピバアスデイ トーユー! ハッピパアスデイ トーユー!」
腐川「その…呪文みたいな歌……やめなさいよ!気が滅入るじゃない!」

え?え?え?


朝日奈「びっくりした!?ねぇ桑田!驚いたでしょ!
    今日はアンタの誕生日でしょ?
    だからこうやって!サプライズパーティーを開いたのです!」

桑田「パーティー…誕生日…。俺の…?」

十神「お前以外に誰がいる!チッ。もう少し嬉しそうにしたらどうだ!」


 いや、嬉しいよ。嬉しいけど、色々。びっくりしすぎて。


桑田「ちょっと…整理する時間をくれよ…」


 ヤベー…。今まで誕生日会とかしてもらったことねえよ。
マジ?皆こんなに準備して祝ってくれてんの今…。
あのケーキ何だよ…。でかすぎだろ…。
飾り付けも気合入りすぎだろ。
ってかあのタイトル。『桑田令恩』って書いてアッけど俺の名前は怜恩だよバカ…。

 え?嬉しすぎる。
ヤベ…。さっき涙腺緩んでたから…。涙とまんね…。うわ、俺今超ダセーんじゃね?


霧切「嬉し泣き…だといいんだけど。もし本当に告白される気持ちになっていたらごめんなさい。
   言いだしたのは葉隠クンだから…」
セレス「あら、霧切さんも結構ノリノリでしたわよ?」

 いや、確かに告白される可能性もあって来たけど…。
これはあまりにもサプライズすぎんだろ…。


苗木「いつもありがとうの気持ちも込めた。僕たちからのサプライズパーティーだよ!」



 皆口々に言いやがる。
あの時保険室まで連れて行ってくれてありがとうとか。
あの時励ましてくれてありがとうとか…。


 ありがとう。か…。
「好き」は言われ慣れてるけど。ありがとうは久々に聞いたかな…。


桑田「…ウッセー馬鹿野郎!驚いて目から汗が出ただけだ!
   クッソこのブーデー!とりあえず殴らせろ!」
山田「えーーー!そんな!無意味で無慈悲な暴力には反対ですぞ!
   殴らないで!照れ隠しで殴らないでー!」


 はあ…。結局。
俺はこの学園に来てからモテてねーけど…。
皆に俺、【好かれてる】ってのはわかった…。


 ありがとう皆。
俺、お前たちだけはゼッテー守ってやる!
マキシマムカッケー男、桑田怜恩が約束する!


~fin~

なんか結構長くなった…。

さて、また次は明日以降!

とりあえず次回の安価だけ先にしとく。


キャラ安価
>>73

さくらちゃん

さくら了解。

じゃあ次。ジャンルー。

今回から4つにわける。
カッコ内は該当の短編。

1・ほのぼの日常(Part2
2・まじめに日常(Part4
3・ラブコメ(該当なし
4・裏話(Part1/Part3


>>78

2

速攻で埋まってビビった。

大神さくらのまじめに日常了解。

まあ、まじめとほのぼのの違いは。

ほのぼのは、オチなしヤマなし意味なしな、キャラ崩壊多め。
まじめには、若干起承転結考えて、原作に準したキャラ設定を極力守るつもり。

では。
また明日以降書きあげたらあげます。
おやすみなさい。

ケンイチロウとのラブコメが見たかったなぁ

なんも思いつかないので眠れん。

というか。
さくらは、以前書いたSSで
まじめに日常的に主人公格で動かしちゃったから。
少々、差別化を図るために動かしにくい。

何を考えても朝日奈と絡んで友情ENDになる…。

すまん。安価で決めたの俺だけど、ラブコメでいいかな…。
それなら余裕で書ける。
ってか>>82になる。

うん。
安価したのに安価に従わないのはやっぱりちょっと気が引ける。

というわけで、さくらちゃんの日常SS出来たのでアゲる。

Part5 大神 さくら
『強さの証明』


 我は考える。
あの時から。我の思考は止まらぬ。
我は強いのか…。
我は本当に強者なのかと…。





―大神さくら。少女時代―


「さくら…。お前は弱いよ…」

大神「何を言うか!ワレは強いぞ!」

「いや、さくらは弱い」

大神「うぬぅぅぅう!何を言うか!ワレは1人でヒグマを倒せるようになったのだぞ!
   貴様は倒せるのか!?」

「いや、倒せない。違うよ、さくら。強さは、腕力じゃないんだ…」

大神「倒せないならワレの方が貴様より強い!」

「ねえ、さくら。
 その倒したヒグマは、君に何かしたのかい?」

大神「え?」

「ヒグマは…。何もしていないんじゃないのかい?」

大神「おう。でも、野放しにしてても危ないではないか」

「山奥に暮らすヒグマがかい?」

 それから間もなくして我は考えた。
あの時、ケンイチロウが我に言った言葉の意味を。
強さとは、生物を殺めてよい免罪符ではない。
ただ自己中心的な暴力は弱者であると。


 肉体の強さと、精神面の強さ。
その両方があってこそ。
初めて【強さ】といえるのだと。


 我は、真の強者なのであろうか…。

朝日奈「さくらちゃーん、ご飯食べよご飯!」

大神「おぉ、朝日奈。いつにもなく元気であるな。うむ。我も腹が減った」

朝日奈「うんうん。さくらちゃん今日は何―?」

大神「無論。プロテインだ」

朝日奈「それ、いつも思うけどご飯じゃないよ…?」

大神「そう言う朝日奈こそ。ドーナツは昼食ではないぞ?おやつだ」

朝日奈「いーの。お昼はおやつの時間なの!朝夜の2食で十分!」



 この学園。希望ヶ峰学園に入学して、我は【親友】というものが出来た。
朝日奈。彼女はかけがえのない存在だ。
毎日ともに昼食を食し、他愛もない会話で盛り上がる。
とても優雅で幸せなひと時だ。

朝日奈「お昼からなんだっけー」

大神「数学と日本史だ」

朝日奈「うぇー。眠気がいくらあっても足りないよー…」

大神「いつもの事だろう?汝は体育以外寝ておろう…。
   その様子で期末試験は大丈夫か?」

朝日奈「へーきへーき!またさくらちゃんに教えてもらう!」

大神「はあ…。我は朝日奈の未来が心配になる…」

朝日奈「えへへー」

大神「何故照れる。何も褒めておらんぞ?」

朝日奈「だって、さくらちゃん。私の事気にかけてくれるんだなーって」

大神「ぬ?」

朝日奈「だって…昔のさくらちゃんなら…」

―入学当初―

朝日奈「はじめまして!大神…さんだっけ?私、朝日奈!ヨロシクね!」

大神「すまぬ。自己紹介は他のものとやってくれ。
   我は慣れ合う気はない…」

朝日奈「えー。そんなの寂しいじゃん!仲良くやろうよ!」

大神「我は強くなくてはいかん。情けをかけるもの、共に歩むものが増えれば増えるほど。
   我は弱くなるのだ…」

朝日奈「ぶぅ。そんなの意味分かんないよ!
    決めた!私、大神さん。ううん。さくらちゃんと絶対仲良くなる!」

大神「なぜそうなる?」

朝日奈「だって!さくらちゃんの顔!すっごく辛そうだもん!
    言いたくないのに言ってる感じで。そんなの私認めないよ!」

大神「何故、汝に認められる必要があるのだ…」

朝日奈「そんなものないよ!ただ認めたくないだけ!」

大神「ワケが分からぬ…」

大神「そんなこともあったな…。
   あの時は、それが強さだと思っていたからな」

朝日奈「でも、今はこうして心配してくれてる。それが嬉しいんだ」

大神「汝はアレから、事あるごとに声をかけてきたな。
   皆が我の見た目におびえる一方、唯一の存在だった」

朝日奈「そうそう、お昼御飯を一緒に食べるのも最初からだよね。
    あと、次の授業の課題を見せ合ったり」

大神「それは昔も今も変わらず、お前が我の課題を写すだけだがな」

朝日奈「だってさくらちゃん。私と同じスポーツ専門人間だと思ったのに。
    勉強できるんだもん。それは卑怯だと思いまーす!」

大神「フフ…ワケが分からぬ、おや、そろそろ授業が始まる。ホレ」

朝日奈「ん?何このプリント…ってぁああ!数学の課題!全然やってない!
    これありがと!ソッコーで写す!」

大神「ああ、先生に見つからぬようにな」

 我は、朝日奈と仲良くなった。
いや、仲良くなってしまった。
朝日奈と親友になり、我は人の温かさを知ってしまった。
それから、他のクラスの仲間とも打ちとけるようになってしまい…。

 これは弱さなのだろうか…。
もし朝日奈が人質にとられ、敵と交えることになれば。
我は強さを出す事が出来ようか。
そこで朝日奈の安否故に手が出せず、敗北してしまうのは強者なのか…。
いや、敗北に強さなどありはしない。
強者とは常に勝者。勝者とは常に強者。

 ならば。今の我は弱くなったのであろうか…。
それだと我は、ケンイチロウに会う顔がない。
互いが認めた強者なのだ。
地球最強を求め、高め合う二人なのだ。

 それなのに。我は…。


大神「うぬぅッ!」

教師「ぇえっ!」

大神「ハッ!すまぬ…」


いかんいかん。つい取り乱してしまった…。


朝日奈「………」

―放課後―


大神「ふぅ。かなり遅くなってしまった。そろそろ寮に戻らねば…」

 復習にと、今日の数学の勉強を教室で行っていた。
考え事をしていた故に何も覚えていなかったので、時間がかかってしまった。


ガラガラ!ピシャン!


苗木「ハァ…ハァ…大神さん!?いる!?」

大神「苗木…。どうした?急いでいる様子だな」

苗木「大変だ!!朝日奈さんが誘拐された!」


 我の体中が、一瞬で硬直したのが分かった。

大神「何だと!!!!」

苗木「77期生の先輩たちだ!大神さんを呼べって!体育館で!」

大神「急ぐぞ!!」



 我は…。我は…。我のせいで…。朝日奈が…。

―体育館―
九頭龍「おぉー!【超高校級の格闘家】さんかい?俺は【超高校級の極道】っつぅ。
    九頭龍っちゅうモンだ!」
朝日奈「さくらちゃん!」


大神「ハァ…ハァ…朝日奈ァアア!」

九頭龍「おいおい。待て待て。お前が殴りかかった瞬間、俺はこの娘の喉を掻っ切るぜ!?
    嘘だと思うなら試してみろよ。俺は極道だ。やるときゃやんぜ?」
朝日奈「ひぃっ!」


大神「何が望みだ!」

九頭龍「お前自身だよ。ちょっとヤキ入れてやろうと思ってね。
    後輩が調子に乗ってるらしいからよ!」


大神「我は調子になど乗っておらぬ!
   何をしろというのだ!!」


九頭龍「左右田ァ!」

左右田「あいよー。ごめんね後輩ちゃん。コレつけて。
    あ、コレ。俺が作った高性能の手錠ね。つけるだけで体が鉛のように重たくなるから
    あ、ちなみに俺、【超高校級のメカニック】の左右田和一!」


 何だ小奴ら…。極道とは名ばかりの少年と、緊迫感のまるでない青年…。
このような奴らに朝日奈は…。


 言われるがまま、我は青年の持つ手錠をかける。
望みは我だというのだ。多分、少年の口ぶりと様子から、
我の見た目故に自分自身が優位に立てぬと考えているのだろう。
なんと浅はかな…。

大神「ぐ…ぐぅうう!!」


 これは。なんだ!体の体重が5倍にも十倍にも重たく感じる。
立っていられぬ!くそ…。このような輩に膝を突くなど…。


大神「手錠をしたぞ!朝日奈を離せ!」


九頭龍「いいぜ。でも、まだショーは終わっちゃいねぇんだ。
    怖いんだよ。俺は、お前という存在が。だから、その存在を弱小化させる必要がある
    これでよ…」


 少年がとりだしたのは、拳銃。
我を打とうというのか…。この状況で…。卑劣な!
くっ…。
朝日奈は助かったが、我はここで打たれてしまう…。
考えていた最悪の事態だ…。
親友なんぞとうつつを抜かしたために…。こんな…。こんな…。
我は弱者なのか…。我は…。ここで敗北するのか…。


九頭龍「大丈夫。タマまでとりゃぁしねーよ。ちょっと腕一本なくすくらいでゆるしてやんよ」


 こんな卑劣な輩に…。我は…。ワレワァアアアアアア!!!



 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


左右田「おいおいおいおいおい!マジかよ!ヤベーよ!
    後輩ちゃん立ちあがった!あの手錠したまんまで!
    コエー!コエーよぉおおお!うわぁぁああああ!」

九頭龍「黙れ左右田!ビビってんじゃねぇ!」


 バキバキバキ!

 我ハァアアアアアアア!!!!!



 気付けば我は手錠を粉砕し、男の元へと走っていた。
拳銃を撃たれるよりも先に、首を絞め、他界させてやる!


九頭龍「何!?」

大神「うぉおおおおお!」

朝日奈「やめて!さくらちゃん!」

 我は静止した。
少年の胸ぐらをつかんだまま。


朝日奈「ごめん…さくらちゃん…」


大神「何故…謝る…?」


朝日奈「嘘…なんだ。私がさらわれたの…」


大神「ん?」


朝日奈「先輩たちに頼んでもらって。
    さくらちゃんに助けてもらおうと思って…ワザとやったの…」


 ワケがわからぬ…。何故。何故そんな事をしたのだ。
我は少年を床に落とし、朝日奈に方へ向いた。


朝日奈「さくらちゃん。今日ずっと考えてたんでしょ?
    私と仲良くなっちゃったから、弱くなったんじゃないかって…」

 気付いていたのか…。朝日奈。


朝日奈「だから。さくらちゃんに教えてあげたくて。
    親友を守る。人の痛みを知っている【強さ】を…。
    さくらちゃん。勝つことだけが強さじゃないんだよ!
    守れるものがあって、それを守る強さもあるんだよ!
    だから1人でいないで!本当に強いんなら!
    私も守ってよ!」

大神「全く…。朝日奈は阿呆であるな…」


 自然と、我は笑っていた。
朝日奈の言葉は、意味はわからぬ。
でも、心に通じるものがあるのは確かだ。
人の痛みを知る。それは、ケンイチロウが少女のころ我に言ったヒグマの事と同じだ。
それ故、我は逃げていたのかもしれない。
人の痛みを理解することを…。

 どうやら、ケンイチロウの言葉の解釈を、我は間違っていたのかもしれない。


 目の前の健気な親友は、そんな我を救おうと努力した。
我は…。三度、強さというものを履き違えていたらしいな…。



大神「だとすると。先輩殿も、朝日奈にお願いされたのか?」


九頭龍「ああ、俺は嫌だったんだがよ。
    後輩の渾身のお願いとありゃ義理は通すぜ?」
左右田「可愛い後輩だもんな!へへへ!お礼に朝日奈ちゃんとはデートする約束だし!」
九頭龍「ソニアはどうした」
左右田「ソレはソレだろ!?」


大神「そうか…。朝日奈。お前の頼みで動いてもらったのか…」



 こんな思いつきを形にするなんぞ。
朝日奈の友人関係の強さたるや、我にはないものだ…。
そうだな…。仲良き事に対する欠点もある。
情がうつるということだ…。しかし、我がその分鍛えれば、それは関係ない。
それ以上の、仲良き事に対する利点。

 それを朝日奈は教えてくれたのだ。


大神「ありがとう…朝日奈よ…」




 またひとつ…。
我は強さへの道を歩む事が出来た。
誠、感謝する。



~fin~

ふぅ。今更だけど酉つけました。

結局、朝くらになっちゃったけど…。
ちょっとオチが急ピッチだったかな?


というわけで次ー。

残ってるキャラ
霧切・十神・腐川・葉隠・山田
不二咲・大和田・江ノ島・戦刃
石丸・朝日奈


安価>>103

戦刃

むくろ了解。

次。ジャンルー。


1・ほのぼの日常(Part2
2・まじめに日常(Part4/Part5
3・裏話(Part1/Part3



安価>>106

1

むくろでほのぼの日常了解です。
あ、どうでもいいかもしれんが、今までのまとめ。
好きなキャラだけでも是非。

Part1苗木誠   裏話
『幸運です』レス2~5

Part2舞園さやか ほのぼの日常
『出る本音』18~27

Part3セレスティア・ルーデンベルク  裏話
『言葉の裏の真実』45~51

Part4 桑田 レオン         まじめに日常
『ラブレター』61~70

Part5 大神さくら          まじめに日常
『強さの証明』90~100

Part6 戦刃むくろ
『学園絶望大作戦☆』


江ノ島「お姉ちゃん…」

むくろ「うん?何?盾子ちゃん」

江ノ島「私、今すっごく退屈…。何も絶望しない希望の学園生活送ってる…」

むくろ「そ…そうだね」

江ノ島「というわけで。お姉ちゃんを
☆脱・残姉ちゃん☆
するために…。皆を絶望させてよ…」

むくろ「え?私が?それは盾子ちゃんがした方が…」

江ノ島「んー?優しくしてやろうか?ナデナデしてやろうか?
    お小遣いあげようか?好きな人に脈ありっていわせてやろうか?」

むくろ「やめて!希望を与えないでよ…ウルウル
    分かった。やってみる…」

江ノ島「うん。じゃぁ明日お願いね。
    (成功しても絶望。失敗しても絶望。こりゃ楽しみだ)」

―翌日・始業前―

むくろ「絶望させなきゃ…。誰か絶望させなきゃ…」

葉隠「ねみーべ…ふぁ~」


キュピーン☆

むくろ(絶望しやすそうな人発見!)


むくろ「ねぇねぇ、おはよう葉隠クン…。
突然だけど、されて嫌なことってある?」

葉隠「うぉぉお?戦刃っち朝からなんだべ?」

むくろ「聞いてるんだよ?されて嫌な事」

葉隠「突然言われてもな…。あ、いきなり殴られるのとか嫌な気分になるべ」

パチコーン!

葉隠「痛ッ!なんで殴るべ!」

むくろ「されたら嫌だって言ったから…。
    私、葉隠クンのされたら嫌な事いっぱいしたいの!」


葉隠「なんでだべ!最悪だべ!」


 お、いい感じかも!盾子ちゃん!私も絶望させられたよ!
このまま嫌な事をし続ければ、きっと葉隠クンも絶望するよね!?


葉隠「ハッ!わかったべ!
   むくろちゃんそうやって俺の興味を引こうとしてるんだべ!?」

むくろ「え?」

葉隠「カーッ!俺も罪な男だべ!こんな可愛い子に好かれちゃうなんて。
   すまん!俺は彼女は占いで決まった27歳の5月6日に出会う人に決めてるんだべ!
   申し訳ないべ!」

むくろ「え、いやいや。違うよ?」

葉隠「照れるな照れるな!
   いいべいいべ!俺のカッコよさにやっと気付いたべ?へっへっへ!」



 えー。葉隠クン満面の笑みだよ…。
私の考えてる事まるでわかってない…。この人バカだ…。
計画は失敗なうえにバカな人に好きだと勘違いされちゃった…。
駄目だ…。私が絶望しちゃうよ…。ウルウル…。

―お昼休憩―


 うん。バカな人は絶望しないよ。分かった。
じゃあ逆に頭のいい人なら絶望するんじゃないかな?


十神「…モグモグ」

キュピコーン☆

むくろ(頭のよさそうな人発見!)


むくろ「十神クン…。ちょっといいかな」

十神「何だ?見ての通り食事中だ。俺の食事を中断させるほど重要な用件か?」

むくろ「えっと。それはどうか分からないけど…。
    十神クンってされて嫌なことってある?」


十神「ん?どういう事だ…?いや、待て。」



 あれ?どうしたんだろ…。なんか考え込んでる。
もしかして必死に嫌な事探してくれてるのかな?


十神「メロンパンが怖いな」

むくろ「メロンパン?」

十神「そうだ、あの網目模様を見るだけで、ゾっとするんだ。
   食べるとなると更に…な…」

むくろ「待ってて!!」

十神「フンッ」


ダダダダダダダダ!

 良い事を聞いた!購買に売ってあるはずだもん!
買ってきて十神クンに食べさせれば!へへ…。絶望するよ!絶対!


むくろ「ハァ…ハァ…見て!十神クン!メロンパン」

十神「買ってきたか。怖いな…怖い怖い」

 凄く怖がって食べてる!やった!

むくろ「ねえ、他に嫌なことってある?」

十神「ポッキーが怖い」

ダダダダダダダダ!

十神「ハーゲンダッツが怖い。特にクッキーアンドクリーム」

ダダダダダダダダ!

ハァ…ハァ…。めいっぱい嫌がってる…。
これは絶望間違いなしだね!

むくろ「他には!?他には!?」

十神「熱い、お茶が怖い」
腐川「饅頭怖い…ですか?白夜様」

 あ、セレスさん。

十神「チッ…いつもいつもいらんとこで話しかけてくるな!」

 饅頭怖い?腐川さんの嫌いなもの?

十神「意味が分からないという顔をしているな戦刃。
   十分楽しませてもらったお礼だ。腐川!饅頭怖いを戦刃に説明してやれ!」

腐川「白夜様のお願いとあらば…。おい軍人女!
   私が説明して…あげるから。み…耳かしなさいよ!」


 ??何の事??




 それから私は、『饅頭怖い』について説明された。
なんだか有名な落語のお話らしいんだけど…。
これって十神クンと私じゃん!
ってことは…。そういうことだよね…?

 ああ、結局絶望させるどころか、十神クンを楽しませちゃったよ…。


 私が絶望しちゃう…。ウルウル

―放課後―

 どうしようどうしよう。
今日が終わっちゃったよ…。

バカな人は駄目だし…。偉い人はだまされちゃう。
じゃあ中くらいの人…。純粋な人…。


苗木「うーん!今日も疲れた!帰ろう…」


キュピココーン!

むくろ(純粋な人発見)


むくろ「な…苗木クン…ちょっと…いい…かな」

苗木「うん?ああ、戦刃さん。どうしたの?」

 かっこいい…。あ、駄目だよ駄目駄目。
苗木君を絶望させないと…。

むくろ「えっと…その…聞きたい事があるの」

苗木「何…かな…」

むくろ「苗木クン…されて嫌な事…ある?」

苗木「ええ?突然どうしたのさ…。ううん。されて嫌な事…かぁ」



苗木「嫌われる事…かな」

むくろ「え?」

苗木「やっぱり、友達に嫌われるのって、凄く嫌なことだよ」


 無理だよ…。
苗木君を嫌いになんてなれないよ…。でも、そうしないと絶望させられない…。
でも、でもでも…。


むくろ「うん。そっか…何でもない。じゃあね!また明日」

苗木「う…うん?」


 やっぱり無理だよ…。


 はぁ…。結局私は、盾子ちゃんみたいに人を絶望させられないんだ…。
駄目なお姉ちゃんでごめんなさい…。
私が絶望しちゃうよ…。ウルウル。

―夜―


江ノ島「で、誰も絶望できなかったと…」

むくろ「うん。ごめんなさい盾子ちゃん」

江ノ島「いやいや、謝ることないよ残姉ちゃん…。ちゃんと1人絶望してるから」

むくろ「え?誰!?」

江ノ島「自分の無能さに、浅はかさに、バカさに絶望してるから。
    戦刃むくろちゃんが…
    それを見てるだけでゾクゾクするよ。ごちそうさま」


 すごく笑顔で盾子ちゃんは私を見た。
嬉しい…。こんなに喜んでもらえるなんて…。私の絶望が、盾子ちゃんの絶望なんだね!



キュピコココーン☆


そうだ!

もっと盾子ちゃんに絶望してもらおう!


むくろ「ねえねえ盾子ちゃん。私がされて嫌な事。したい?」

江ノ島「そりゃあね。それでお姉ちゃんが絶望してるのを見ると、私は絶望的に快感だよ?
    されて嫌な事って何だい?してあげるよ」

むくろ「えっとね!えーっと…。あそうだ。ここらで1つ!熱いお茶が怖い!」

江ノ島「おいおい、そりゃあオチだろうが?」

~fin~

ほのぼの日常は何も考えず書いてるからすぐ書ける。


次ー。キャラ安価。

残ってるキャラ
霧切・十神・腐川・葉隠・山田
不二咲・大和田・江ノ島・石丸・朝日奈

>>116

江ノ島

江ノ島了解。
あ、江ノ島は妹さんの方です。分かり切った事だと思うけど…。

次。ジャンルー。


1・ほのぼの日常(Part2/Part6
2・まじめに日常(Part4/Part5
3・裏話(Part1/Part3

安価>>119

2

江ノ島さんのまじめに日常了解。

書きあがり次第投下します

Part7 江ノ島盾子
『絶望レシピ』


 やあやあ皆様。ご機嫌麗しゅう。
絶望してるかい?最悪で最低な毎日を過ごしてるかい?
それならいい。
リア住生活まっしぐらな奴らは見てて吐き気がするよね…。
希望に満ち溢れた生活なんて望んじゃいないんだよ。
絶望を渇望して、希望の願望を死亡させたい。

ありゃりゃ。
ウマいこと言ったつもりで最後の『死亡』だけ『望』じゃなかったべ…。
恥ずかしいべ…。絶望的に恥ずかしべ。


 所で皆は絶望してるかなぁ?
虐げられて蔑まれて疎まれて嫌がられて絶望的な人生じゃないかなぁ?


 それを望むなら、今から私。
【超高校級の絶望】が、誰でも簡単に絶望に浸れる方法を教えてあげようじゃあないか。

朝日奈「今日の授業も疲れたー!ねぇねぇセレスちゃん!勉強会しようよ!」
セレス「あら、とても素敵なお誘いですわ。ええ、是非」


石丸「兄弟!今日こそは勉強するぞ!来週は期末試験だ!」
大和田「えっと…いや…。今日はだな…アレがこうして…無理なんだ」
石丸「アレとはなんだ!コレとはなんだ!兄弟!いつもそうやって勉強から逃げるな!」


不二咲「だからここが二乗になるのは積分のときで、微分はxを消して定数だけに…」
葉隠「あーもう!ワケわからんべ!じゃあなんでこっちはこうなんだべ?」
不二咲「だからそっちは積分だよ…。えっと、どう説明すればいいのかな…」


 来週は期末試験。
こういう皆が1つの行事に向けてあくせくしてる瞬間。
それこそ希望の塊ですよねぇ。

うぷぷぷ…うぷぷぷぷぷ。

 そうなんですよ。絶望に必要なのが、何といっても希望。
大きな大きな希望が失われた瞬間。それは更に大きな絶望へと変わる。


 んじゃあ、じっくりコトコト。絶望への準備をしましょうか…。

―夜―

江ノ島「ふんふふふ~ん。うぷぷぷぷ…」

 楽しいな~。こうやって絶望する準備をするの!

 黒板に白いチョークでビッシリと。朝、見たら。
どんな絶望的な顔をするかな…。




―朝―

ざわざわ…。
苗木「そんな…」
十神「今更になって変更か…。教師も愚鈍な人間ばかりだな…」
舞園「勉強する時間もあまりありませんし…どうしましょう…」



 うぷぷぷぷぷぷぷ。青ざめてる青ざめてる…。
私の書いた【嘘の試験範囲変更】のお知らせ。
絶望的に疲れたよ。五教科ぜーんぶ変更内容書いたんだもん。
全部それっぽく理由までおまけして…。


 ああ、みんなの顔が絶望していく…。ゾクゾクしちゃう…。



苗木「でも、やっぱりおかしいよ。今になっての変更だ。
   先生たちに聞いてみよう…」

 あぁ!?野暮なことしやがってまーくん…。本当に頭が切れる子は嫌だねヤダヤダ。
希望を植え付けてんじゃねーよ…。胸糞悪い。

 先生に聞いたらそんな事はないって言われるのが落ちでしょうが…。
ハァ…。最悪だ…。計画が失敗に終わっても、こんなんじゃ絶望なんて出来ない…。


 まあ、これで終わりじゃないんだけどさ?
極めつけの絶望があるんだよ…。うぷぷぷぷぷぷ。

―試験前夜・夜―

江ノ島「ふんふふふ~ん。うぷぷぷぷ…」

 楽しいな~。こうやって絶望する準備をするの!

 さあて。悪気はないんだよ…。
ただ絶望してほしいだけなんだよ。
こうやって…よいしょっと。
あとは、あいつの足元に…。





―試験日当日―


カリカリカリカリカリカリ…。


あー。まるでわかんねー。
あえて当たりそうにないヤマを張って正解だわ。
勉強したのに一問も解けない絶望感…。あーやべー・・・。テスト中なのに…。
体が痙攣しちゃいそうだわ…。いやいや。


 まだ駄目。


 メインディッシュの準備は万全なんだよ…。
頼むぜ葉隠クン…。

江ノ島「せんっせー☆」

教師「なんだ?テスト中だ、静かにしろ…」

江ノ島「いやー。こんなことしたくないし。仲間を売るみたいで嫌なんですがー。
    やっぱイケないことはイケないと言える人間になりたいですよー私!
    だから正直に言っちゃいますねー?
    葉隠クン。カンニングしてまーす☆☆☆キャハ!」
葉隠「え?え??」



 教室中がざわつく。うぷぷぷ…。いいねいいね。
葉隠れのキョトン顔も失禁物だこりゃ!



教師「何を言い出すんだ江ノ島…」

江ノ島「説明しましょう。
葉隠様の床の方からちらちらと、光が反射してくるのです。
    多分、足元に鏡を置いてるのだと考えられます。
    その点から察するに、机の裏にでも、カンニングペーパー。
    通称カンペを張り付けているのではないかと…」

教師「何!?葉隠!見せてみろ!」


 ガタガタ!


教師「本当だ…。ビッシリと張り付けてある!おい葉隠!」

葉隠「違うべ!陰謀だべ!俺はこんなことしないべ!」


教師「全く…。いくらなんでもカンニングは駄目だろ!
   お前以外に誰がやるんだ!鏡も用意して!」

葉隠「気付かなかったんだべ!本当だべ!」


教師「言い訳はあとで職員室で聞く!」




 うぷ…。
うぷぷぷぷぷぷぷぷ。
アーハッハッハッハッハ!!


見てよ葉隠れの涙目!ちょー最高!
他のみんなの見下したような眼。なにやってんのアイツって顔。
クラスの仲間がカンニングですよー!一緒に勉強したのにねー!
つきっきりで教えてあげた不二咲ちゃんも涙目だよ。
僕の努力はなんだったのーって顔してる。
ギャハハハハハハハ!

 キーンコーンカーンコーン。



葉隠「今から職員室ってどうなってるべ!俺知らんべ!!」


十神「本当に最低のクズだな葉隠…。そこまでとは」
不二咲「やっぱり…。僕の説明じゃ分からなかった…?ごめんなさい…」


葉隠「いや、不二咲っちの説明が分かりやすかったから、今回はバリバリ解けたべ!?
   ほんとだべ!信じてくれよ…」


 信じるわけねーだろバァーカ!
うぷぷぷぷ…。どんまい葉隠クン!



苗木「でも…やっぱりおかしいよ…」


あ?またまーくんか…。


苗木「葉隠クン。今日の朝、遅刻ギリギリに来たよね…?」

葉隠「あ…あぁ、そうだべ?」

苗木「じゃあ、今回の犯行は不可能だよ…」

 おいおい推理ごっこか?
いいだろう。乗ってあげますよ。

江ノ島「何をおっしゃるのです苗木様。
    まさかカンニング犯を擁護するのですか?
    物的証拠と状況証拠で十分有罪です。
    そもそも、昨日のうちに用意しておけばいいでしょう?」


 めんどくさい。絶望的にめんどくさい…。


苗木「いや、昨日準備するのは不可能なんだよ…」


はぁ?


苗木「昨日は試験前の大掃除だったよね?
   その時、机を後ろに詰めた時、半分は机の上に逆にして机を置いたんだ。
   その時、奇数番目の机が裏になったよね?」

腐川「そ…そうね。それは掃除した私と苗木と山田が知ってるはずよ…」

山田「確かに…。そうでしたな!」


苗木「葉隠クンは3列目…。裏に返した机の一つなんだ。
   その時、彼の机にこんな紙は貼ってなかった…」


 おー!よく見てるね!さっすがまーくん!!


江ノ島「でもでもぉ!
    掃除が終わった後にこっそり貼りに来たんじゃないの?」


苗木「それも、無理なんだ。
   僕は掃除の後、まっすぐ葉隠クンの部屋に行って。
   一晩中不二咲さんと勉強を教えていたからね…。
   それで朝になって僕と不二咲さんは教室へ。
   葉隠クンは仮眠してから行くと言って別れたんだ。
   彼には。
【カ ン ニ ン グ ペ ー パ ー を 張 る 事 は 出 来 な い】
んだ!」

葉隠「おぉ!ありがとう苗木っち!そうだべ!俺には無理だべ!
   …って。でも、じゃあ誰が?」

苗木「1人だけ…心当たりがあるんだ…」


 ギックゥ!やべやべー!バレちゃうよん…。
ひどい女だって…バレちゃうよん…。


苗木「ねぇ、江ノ島さん…。本当に、葉隠クンの鏡が見えたのかな?」

江ノ島「はぁ?見えたから言ってんだろーがバァーカ!」

苗木「それはおかしいよ…。
   江ノ島さんは、葉隠れクンの右後ろだよね?
   普通の人なら、そこから足元が見えるかもしれないけど。
   朝日奈さん。江ノ島さんの席に座ってみてよ。葉隠クンは自分の席に…」

 おうおう、おっぱじめてやがるぜー。
座ってみろ座ってみろ!


朝日奈「う…うん。あ!」


朝日奈「見えない!葉隠れの変なボンバーヘッドのせいで、葉隠れの周りの視界が
    全部消えちゃってる!」



苗木「そうなんだ。葉隠クンの髪型で、普通彼の足元は江ノ島さんから
見えるはずがないんだ…」




苗木「ねぇ、教えてよ江ノ島さん…。どうやって見たのかな…。葉隠クンの足元」




江ノ島「………………」


葉隠「このやろう…俺に濡れ衣着せやがったのか!!最悪だべ!」

江ノ島「うぷ…うぷぷぷ…うぷぷぷぷぷ」

十神「何を笑っている。なんとかいえ!」

江ノ島「アーッハッハッハ!
    ピンポンピンポーン!大正解だよ!大・正・解!!
    そうです!葉隠クンを陥れようとしたのは!私でした―!」


苗木「なんで?なんでこんな事をしたんだ!」


江ノ島「知りたい?ねぇ知りたい苗木きゅん!
    教えてあげるよ…それはね…?
    絶望…。それだけだよ?」


葉隠「絶望…?そんなことして何の意味があるんだべ!」


江ノ島「意味?意味なんてないよ?
    意味がなくちゃやっちゃいけないの?
    ただ純粋なだけだよ?皆に絶望してほしいだけ!」


不二咲「最低だよ…江ノ島さん」
大神「貴様は心が腐っているのか!」


江ノ島「ブヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!
    いいですね・とても素晴らしいです。
    その見下した視線が私に向けられている…。
    これが本当に欲しかった絶望ですよ!
    苗木君ならこのトリックを暴いてくれると信じてました!
    皆が私を嫌って!蔑んで!嫉んで!罵る!
    絶望敵に四面楚歌!希望のかけらもない!この感じ!」


大和田「クソッタレ!」

 ガシッ!

江ノ島「殴るの!?殴っちゃうの!?
    痛い事するの!?やってよ!殴ってよ!
    憎悪と嫌悪に満ち溢れたその拳で!」

石丸「やめろ兄弟!こんな事をしても何にもならない!」

大和田「チッ…」

 うわー。最高だ!
この目線。あー…。何度やってもこれはやめられないわ…。
うぷぷぷぷ。絶望したね…。友達がこんな外道だったなんて…。
いや、もう友達なんて思ってないかな??


あー。私退学かな?
うぷぷぷぷぷ…。そういう人生も。絶望的でいいんじゃないかな?
うぷ…。うぷぷぷぷぷぷぷ!!

アーッハッハッハッハ!



さて…。3日くらい楽しんだら。
今回も例のごとく記憶の改ざんでもしてもらおうかなー?
うぷぷぷぷ…。

~fin~

今までのまとめ

Part1苗木誠             裏話
『幸運です』レス2~5

Part2舞園さやか           ほのぼの日常
『出る本音』18~27

Part3セレスティア・レーデンベルク  裏話
『言葉の裏の真実』45~51

Part4 桑田 レオン         まじめに日常
『ラブレター』61~70

Part5 大神さくら          まじめに日常
『強さの証明』90~100

Part6 戦刃むくろ          ほのぼの日常
『学園絶望大作戦☆』108~113

Part7 江ノ島盾子          まじめに日常
『絶望レシピ』 121~128


残りキャラ
霧切・十神・腐川・葉隠・山田
不二咲・大和田・石丸・朝日奈

ちょっと疲れた…。
完走できるだろうか…。

あれ?安価してねーや。

次のキャラ安価
>>132

ちーたん

十神に競り勝ってちーたん了解。


次。ジャンル

1ほのぼの日常(キャラ崩壊多めの)
2まじめに日常(原作キャラ重視)
3裏話

>>137

1

天使でほのぼの日常了解。

書きあがり次第投下します

Part8 不二咲 千尋
『僕…実は…』


 僕の名前は不二咲千尋。
本当は男なんだけど、ワケあって女の子のふりをしています…。
それは、僕自身の弱さのせい。
小さい頃。僕は他の男の子に比べて、背も小さく。
力もないし、言いたい事も言えない引っ込み思案な子…。

 だから僕は、気付いたら女の子になっていました。
男のくせにといわれるのが嫌で…。
本当なら、そんなこと言われないように、強くならなきゃいけないのに…。


 だから、僕は決心したんだ…。
今日で希望ヶ峰学園のみんなと過ごして丁度一年。

 今日こそ言うんだ。そして、僕の弱い殻を破るんだ!

葉隠「いやー。セレスっちのミステリアスな感じいいべ!?」
山田「葉隠康比呂殿はわかっておらぬなぁ。
   僕は断然、朝日奈葵殿であるな…。あの豊満なムチムチとした…。
   正に!チチデカフィーバー!」
桑田「いや、純粋に舞園さんっしょ!?アイドルだぜアイドル!!」


 いいな…。男の子たちが可愛い女の子について話してる。
そんな話、僕も男だって正直にしたら入れてもらえるかな…。
今のままじゃ、彼女を作るのなんて夢のまた夢だもんね!


葉隠「あと先輩も捨てがたいべ?
   ペコっち先輩もなんかギラギラしてて…踏まれたいべ」
桑田「お前完全にドMじゃねーかよ…」

山田「僕は終里赤音殿かな…。いや西園寺日寄子殿も…」
桑田「お前は巨乳好きかロリっこ好きかハッキリしろよ…」

山田「あ、ロリっこといえば…ふじさ…」

不二咲「ねぇねぇ」

葉隠「うぉお!」
桑田「おいおい!!!」
山田「ひぇええ!」


 え?なんでそんなにびっくりしてるの?


山田「もしかして、聞いていらっしゃいましたか?」

不二咲「え?うん…。
    ごめん。盗み聞きするつもりはなかったんだけどさ…」

葉隠「うわー!ヤバいべ!やっぱ教室する話じゃなかったべ!
   頼む!他の女子たちには内緒にしてくれ!」

不二咲「うん。言いふらす気なんてないよ?えへへ…」

桑田「やっぱ千尋ちゃんは天使だねー。よしよしナデナデ」

不二咲「えへへ…。………じゃなかった。
    僕。ちょっと3人に言いたい事があるんだ!」


山田「はて?なんでしょう。
   他ならぬ不二咲千尋殿の言葉。正座して聞こうではないか!」
桑田「本当に正座して聞くんじゃねーよ!
   何?相談でも何でも乗るぜ?」

葉隠「占いなら有料だべ?」


言うんだ!今日こそ!
決めたらすぐ言わないと…。
今じゃないとか、皆の前でとかだとまた先になっちゃう…。
言わなくちゃ。


不二咲「僕。皆にウソをついていたんだ…。
    あのね?ボク…実は…」



山田「もじもじして…萌えますな…」
桑田「ゴクリ…」


不二咲「実は…男の子なんだ!!」

 言った!言ったぞ!


山田「ポカーン」
桑田「アポーン」
葉隠「だべーん」


??あれ??


不二咲「えっと…あれ?どうしたの?」


桑田「何かの罰ゲームでもやらされてんのか?千尋ちゃん」
山田「セレス殿か十神白夜殿の仕業ですかな?」
葉隠「占いまでもなくそれは違うべ……」


不二咲「本当だよ!?
    いろいろ理由があって女の子の恰好してるだけで!」


 ええ?まさか信じてないのかな…。
そんな…。せっかく勇気を出して喋ったのに…。


桑田「あ、そうか!今日は4月1日じゃん!
   なーるほど!可愛いじゃん千尋ちゃん…。すっかり騙されたぜ?
   なでなで」

不二咲「えへへ…じゃなくて!
    あーそうだ。今日、エイプリルフールだっけ…。
    でも嘘じゃないんだよ!信じてよ!」

葉隠「いんやー。流石に俺もそんなバカじゃないべ?
   騙されないべ!」

 うぇえええん。バカだよ大馬鹿だよ!
なんで信じてくれないのさ!どうすれば信じてもらえるの…?
あ、そうだ!


不二咲「わかったよ…信じてもらうために。
    僕、恥ずかしいけど脱ぐよ!だから信じて!」


 そうだ、僕が脱げば証拠がある!
人前で脱ぐのは恥ずかしいけど、こうでもしないと信じてもらえないなら。
僕!やるよ!!


桑田「おいおいおいおいおいおいおいおいおい!!!!!
   冗談キツいって!やめてくれよ!
   そりゃ見たいけどさ!いや、俺何言ってんだ?
   とにかくダメだって!」
山田「むほー!今の状況…。知らぬ人が見たら。
   完全に桑田怜恩殿が脱がそうとしてるのを拒む天使の図ですな」


ガラガラガラ


山田「大抵扉があいたら女子がいて、サイテーってなるパターンですが…
   あ…」

朝日奈「え?不二咲ちゃん!?」
舞園「嘘!」
大神「なにをやっておる桑田ぁああああ!」


桑田「ええ!?さくらちゃん!?!?
   違う!違うって!逆なんだって!!ちょっ!タンマタンマタンマ!」


ドグシャッ!


大神「大丈夫か不二咲…」
朝日奈「けがはない!?」
舞園「最低です。男の子が寄ってたかって!」


 え…違うよ皆。これは僕がやった事で…。


山田「えっと…えっとその…」
葉隠「言い逃れできそうにないべ…。
   ここは戦略的敗退だべ。素直に謝んべ…」
桑田「あ…アポ……」

 それから僕は、大神さんたちと食堂に連れて行かれた。
ううん。どうしよう…。
4月1日だと、やっぱり皆、嘘だと思うかな…。
でも、明日にしようって思ったら、また明日も明日にしようって思っちゃうよ!
今日だ!今日言うんだ!


朝日奈「うんうん!やっぱりプロテインコーヒーはおいしいね!」
舞園 「えっと…。ちょっとそれは分かりかねますが…。
    でも、大神さんの入れた紅茶。とてもおいしいです」
大神「うむ。紅茶に少量プロテインを配合している」

舞園「え…。これにもプロテインが入ってるんですか?」

大神「無論」


不二咲「ねぇ、3人とも。ちょっと僕の話を聞いてもらっていい?」


舞園「ん?
   なんですか?もしかして、さっきの事ですか?」

朝日奈「やっぱりアイツらに何かされたの!?」

不二咲「違うよぉ…。えっと。言わなきゃいけない事があるんだ」


大神「なにやら並々ならぬ事であろうな。
   我らでよければ聞こう…」


 流石大神さんだ。僕の話を親身になって聞いてくれる。
これなら信じて貰えそうだよ。やった。


不二咲「えっとね。今日は4月1日だけど嘘じゃないんだ。本当の事。
    僕。実はね…。男なんだ!隠しててごめんなさい!」

舞園「アィドル!?」
朝日奈「スィマー!?」
大神「カクトゥカ!?」

不二咲「??その驚いた声は凄くわざとらしいけど。
    本当の事なんだ…」


大神「そう言えと…」

不二咲「?」

大神「そういえと…奴らに言われたのか!!」

不二咲「えぇっ!?なんでそうなるの!?」

朝日奈「不二咲ちゃんが男の子だったら。
    変なコトしても大丈夫って言いたいわけ?
    バッカみたい!なんなのアイツラ!」

舞園「ひど過ぎます!許せません!
   霧切さんやセレスさんにも伝え、あの3人をミンチにしましょう!」

不二咲「えー?物騒な事になっちゃった…。
    違うよ!ねぇ、違うんだってば!」

大神「すまぬ不二咲。今まで気付かずにいて…」

舞園「安心してください。
   行きましょう!大神さん!朝日奈さん!」


不二咲「なんで…こうなったの…ショボーン」

セレス「まあ!なんと非道な!」

霧切「許せないわね。同じ女性として、手を貸すわ」

戦刃「それは酷いね…うん。私も手伝う」

江ノ島「なにその絶望的に最悪な男共。
    私抜きで絶望させてんじゃねーよ!」

ジェノ「あらあらあら~ん?どうしたのかっしら~!?
    え?マジ!?
    そいつは萌えねー男共だなオイ!
    ぶっ殺す!刺す!刺す!」




葉隠「ヤバいべ!マジで俺たちが不二咲っちを犯した事になってんべ!?」

山田「これはどうすれば…。あわわわわわわ!」

桑田「どうしてこうなっちまったんだよ!
   アホアホアホアホアホ!」

葉隠「こうなったら、こっちも戦力をかき集めるべ!」





苗木「本当に濡れ衣なんだね?
   じゃあ、僕は…。桑田くんたちを信じるよ!」

大和田「男の誓いにかけて違うっつぅんなら。
    俺はオメーらを信じるぜ!!」

石丸「いいだろう。しかし、協力して戦うのではない!
   僕は説得するために行くんだ!」

十神「フン…。面白い。
   お前らにそんな度胸があるとも思えんからな。
   お前たちの側について様子を見させてもらおう」

ー体育館ー


大神「言い訳は聞かぬぞ!」

石丸「いや、まままま…待ちたまえよ…。違うと言っているのだ…。話くらいは…」

大和田「話を聞くつもりもねーってか?上等だゴルァ!」

セレス「その発言。認めた。ととってもよろしいのですか?」

十神「好きにしろ。お前たちの判断まで強制するつもりもない」

霧切「そう…。わかったわ」




 大変なことになっちゃった…。
僕が正直に話そうと思っただけなのに…。
どうしよう…。どうしよう…。



 ここでまた僕は男の子だって言っても。
状況は悪化する一方だし…。えっと…えっと…。

不二咲「ねぇ!皆!!」



全員「?」



 こういうしかない。
こういえば、皆仲直りしてくれるはず!


不二咲「ごめん。
    今日エイプリルフールだから…。
    ちょっと僕も嘘をついて驚かせたいなって思ったんだよ。
    そしたら気付いたらこんな事になっちゃって…。
    ごめんなさい…」


 結局。本当の事言えなかった…。
でも、こうやって嘘を本当だって言わなくちゃ。このまま皆が喧嘩しちゃうもんね…。
でも、またこうやって本当の事が言えなかったよ…うぅ…。


不二咲「うぇええええん…ぇぐ…ぇぐ…」


大和田「おい、この状況どうすんだ?
    お前たちの勘違いじゃんねーのか?」

桑田「そーだそーだ!」


大神「ぬぅ…すまぬ皆。
   不二咲も、すまぬ。勝手な勘違いでつらい思いをさせてしまった」

朝日奈「ごめんなさい…」

舞園「反省しています…」


山田「いや、これにて一件落着ですな!うむうむ」



 泣き疲れて、気付いたら。
僕はベッドの上で寝ていた。朝日奈さんと大神さんと舞園さんが。
僕の手を握って、頭をさすったままで寝てる。
心配してくれてたんだ…。ありがとう。
状況だけ考えたら、僕、これハーレムなんだな…。えへへ。


 もうちょっと。女の子でいるの…。
実は悪くない?


~fin~

気付いた。あんまりほのぼのしていない…。


次からは半分終わったし。
安価の方法変えてみる。

ひとまずキャラ安価ー。

残りキャラ
霧切・十神・腐川・葉隠・山田
大和田・石丸・朝日奈

安価>>150

朝日奈

朝日奈了解。

じゃあ次。

ジャンル

1・超高校級の才能ネタ
2・スクールモード(平和な学園)
3・入学前の過去話

安価>>154

2

朝日奈のスクールモード了解。

今日は寝ます。また明日以降。出来次第アゲます。
おやすみなさい

 ちょっとモチベーションが下がってきてて、クオリティも落ちてる。
ここいらでちょっと長めに休みます。
エタる気はないので、読んでる方がもしいらっしゃれば…。
ちょっと待ってて…。

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