モブウマ娘とトレセン学園R3【安価】 (983)
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モブウマ娘とトレセン学園R2【安価】
モブウマ娘とトレセン学園R2【安価】 - SSまとめ速報
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□□家を潰すことなど簡単だがそれはしないと言う。□□やその周りに何か起こったらトレーナーが悲しむ
サトノダイヤモンド「夏祭りの時、投資の件を言ったらあの人は私を睨んでいました」
あれは□□を悲しませたら傷付けたら許さないという目だった。ダイヤはこれ以上彼に嫌われたくないと必死だ
サトノダイヤモンド「私も貴女も家の為にG1レースを走っているのに。貴女が選ばれた理由はなんだったんでしょうか」
一族の為に走るのは□□とダイヤも同じ。トレーナーと出会った時の頃の実力で言えばダイヤが勝っていた
実家の太さでいってもダイヤが勝っていて□□は彼女に勝っている部分は少なかった
学園と理事長に圧をかけると言い残しダイヤはトレーナー室を後にする。その際流れるようにトレーナーの服を回収していく
ゴールドシップ「アイツやっぱヤベェわ」
数十秒前まで俗物とさえ言っていたはずのダイヤが涎を垂らしながらトレーナーの服を盗っていく。奴は普通じゃないとゴルシは震える
その日の夜、トレーナー宅で□□がダイヤの言っていたことが本当なのかと聞いてみる
「模擬レースの日にサトノに会ったの?」
トレーナー「会いはしたけど彼女のレースを見てただけだよ」
そのあとで様々なトレーナーに勧誘されてるのも見たと聞き、確かに間違ってはいないと少し納得する
トレーナー「あの日は君の走りに惚れたから他のことは覚えてないよ」
それを聞くと嬉しそうに抱きつく□□。トレーナーはそれにキスで答え彼女を抱き締めながら横になる
トレーナー「模擬レースの時から君が一番輝いているよ」
「もっと輝かせてくれないと困るわね」
G1三連勝は通過点だと言わんばかりの活躍がこれから待っている。トレーナーとならそんな未来も築けると身体を重ねながら彼女はそう思う
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
次の日、ブライアンからトレーナーの海外進出は延期されたと聞かされる。サトノが圧を掛けるというのは本当だったようだ
しかしその代わりに生徒会室の空気は最悪になったとブライアンは苛立ちながら語る
トレーナー「僕のせいでごめん」
ナリタブライアン「気にするな、お前は悪くない」
この状況が続くなら生徒会を辞めるべきかと悩んでいると話す。エアグルーヴはルドルフの言いなりでしかなくなっているそうだ
ナリタブライアン「最近のルドルフにはついて行けない」
今のルドルフには以前程の余裕が見えない。何かに焦っているような印象を受けるとブライアンは言う
トレーナー「とりあえずはありがとう」
ダイヤにお礼を言うトレーナー。彼女は返事をする代わりにゆっくりと頷き笑顔?を浮かべる
トレーナー「もしかしたらまた君を頼るかもしれない」
サトノ家が味方になれば怖いものはないがダイヤがトレーナーを欲しがっていることは既に知られている
そう何度も借りは作れないがいざとなれば頼るとダイヤにあらかじめ知らせるトレーナー
サトノダイヤモンド「ぉ"……っ」
僅かに漏れた声を不審に思ったネイチャがダイヤの様子をじっと見つめる。すると体操服に違和感を見つける
よく見れば体操服だけでなく表情もおかしい。恍惚な表情を浮かべながらピクピク震えている
「うわっ!!」
□□も彼女の異変に気付く。彼女の股から粘液が垂れており水溜まりのようになっていた
小を漏らしたのかと思うほどの量であるがこの粘りのある液はアレしかない。ネイチャはダイヤの恐ろしさを改めて知る
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
シンボリルドルフ「クソっ!!」
生徒会室で苛立ち机を叩くルドルフ。□□だけでなくトレーナーチームの他の4人もいずれG1を取るのはほぼ確実
それに比べルドルフのトレーナーは他に担当がいないのでこのままではいずれ実績が超えられてしまう
シンボリルドルフ「そんなことは許さない……」
ルドルフは腹心のエアグルーヴに呼び□□のトレーナーを止められないか策を練る
エアグルーヴ「……っ」
トレーナーの名前を聞き合宿のことを思い出すエアグルーヴ。担当達を庇った時の彼の真剣な表情を思わず思い返してしまう
シンボリルドルフ「お前もか!!」
エアグルーヴの赤くなった頬を見てルドルフは叫ぶ。会長に睨まれたエアグルーヴはそんなことはないと否定するがルドルフの怒りは収まらない
いざという時の捨て駒として使う予定だったブライアンは裏切った。お前もそうなのかと激しく迫る
エアグルーヴ「私は会長の味方です!」
シンボリルドルフ「ならばどんな手を使ってでもトレーナーを消せ!!」
このままでは自分とトレーナーが築き上げた物が一瞬にして崩される。そうならない為にも早く行動しろと命令する
こんな会長は見てられないと方法を考える時間をもらうと言い生徒会室を後にする。エアグルーヴの目には涙が溜まっていた
シリウスシンボリ「くくくくくっ」
中の様子を盗み聞きしていたシリウスシンボリは笑いを抑えきれなかった。あの皇帝がここまで堕ちたかと笑いが止まらない
シリウスはルドルフが走れなくなったことを知っている。そんな彼女が会長の座に座り続けることは愚の骨頂だと嗤う
シリウスシンボリ「そろそろ幕引きじゃないか皇帝さんよ」
権力に溺れた強者はただの愚者だとシリウスの嗤いは止まらない
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
シリウスとルドルフらの思惑が渦巻く中、日が経ち菊花賞当日になる。トレーナーチームからはブライアン、ネイチャが出バする
レースはブライアン、ハヤヒデの姉妹が先行で走りその後方でネイチャがタイミングを図っている
位置は良かったが後続が仕掛けてくるのが思ったよりも早くバ群に飲み込まれそうになるネイチャ
追いつかれそうになった瞬間ネイチャの固有スキルが発動し速度が上がり2人を猛追し始める
ナイスネイチャ(ここだ!)
ナリタブライアン(来たか)
ネイチャの速度が上がるのに気付いたブライアン。差しにしては早めのスパートであったがブライアンは分かっていたかのように笑った
ナリタブライアン「やはりここで仕掛けてきたな」
ハヤヒデもネイチャのスパートに気付き負けじとスピードを上げる。しかし最終コーナーをトップで回ったのはブライアン
ナリタブライアン「全てを薙ぎ払ってやる!」
トレーナーとのトレーニングで身に付けた新スキルで最終コーナーで超加速をみせハヤヒデとネイチャをぶっちぎる
ブライアンが一着、ハヤヒデが二着、ネイチャが三着という結果となった。ネイチャはブライアンの速さに動揺しハヤヒデを差し切れなかった
ナイスネイチャ「三着……また三番目……」
ナリタブライアン「これで三冠か、トレーナーのお陰だな」
菊花賞を制したブライアンはクラシック三冠ウマ娘となった。彼女の実力だけで二冠を取れていたがブライアンはトレーナーのお陰だと感謝する
ナリタブライアン「お前がいなければ姉貴やコイツに負けてた」
トレーナーからのご褒美が無くなり号泣するネイチャとは対照的にブライアンは誇らしげな表情を浮かべる
トレーナー「僕ができる範囲のご褒美だからね?」
ご褒美のことはブライアンも知っているので恐る恐るそう言うトレーナー。それに対しブライアンは意味のある笑みを浮かべる
下1~3
トレーナーイベント
ブライアンはトレーナーの手を取り自分の頬や頭に置き撫でろと一言。トレーナーはそれに応じる
トレーナー「頑張ったね、おめでとうブライアン」
ブライアンを撫でるトレーナー。彼女は赤面しつつトレーナーの手を堪能する
ナリタブライアン「アンタの手は温かいな」
ナイスネイチャ「うあーーーん!」
ブライアンの横で号泣するネイチャにもトレーナーは優しく微笑みネイチャも頑張ったと頭を撫でる
ナイスネイチャ「トレーナーさぁん!」
ネイチャはトレーナーの優しさに感激し抱き着く。それを真横で見させられたブライアンはむすっとした表情をする
ナリタブライアン「ん」
突然トレーナーの頬にキスをするブライアン。トレーナーはまさかブライアンからされるとは思わず驚愕する
「ご褒美は一回なんですけど?」
□□は突っ込むもブライアンは今のはノーカンだと悪びれる様子がない
ナリタブライアン「負けたネイチャも同じことをしたコイツが悪い」
今のはトレーナーへの罰だとブライアンは言う。キスはネイチャを撫でた分で今も抱き着いている分はとっておくと宣言する
ナリタブライアン「私はおかしなことを言ったか?」
負けたのに撫でてもらった挙句トレーナーに抱き着いたネイチャが悪いので□□は何も言えない
それを許したトレーナーも悪いのでブライアンへのご褒美は一つ溜まった状態になってしまう
「うまぴょいだけは絶対ダメだから!!」
最悪キスは許せてもうまぴょいは絶対に許さないとの姿勢をとるがブライアンは鼻で笑う
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
控え室で騒いでいるとシリウスシンボリが訪ねてくる。騒がしかったかとトレーナーは謝ろうとするがシリウスはトレーナーの方に歩いていく
シリウスシンボリ「おい」
「んな!?」
突然トレーナーに顎クイをして私に強力しろと言い出す。皇帝から暗君になった奴を引きずり落とすという
トレーナー「会長をどうにかする気かい?」
シリウスの目をじっと見つめながらどういうことか説明して欲しいと聞く。シリウスは自分が聞いたルドルフとエアグルーヴの会話を話す
ナリタブライアン「あの頃のルドルフはもういないんだな」
話を聞いたブライアンは寂しげな表情を、ネイチャ達はトレーナーを消せとまで言ったルドルフを許せないとヒートアップする
彼は自分勝手な都合で追い出されそうになったのでルドルフには怒りしかない。絶対に自分に協力するだろうシリウスは考えていた
しかしトレーナーの反応は期待したものとは違った
トレーナー「エアグルーヴが心配だ、彼女をなんとかしてあげたい」
自分のことより他人の心配かとシリウスは大声で笑い始める。ブライアンはトレーナーはこういう奴だと呆れた表情でいる
シリウスシンボリ「いいぜ気に入った!お前たちに協力してやる!」
皇帝を引き摺り下ろすという過激なシリウスの案は使わずトレーナーに協力するとシリウスは言う
味方が増えたことは大きな利点でエアグルーヴを救うことを考える余裕も生まれる
ナイスネイチャ「絶……殺……」
イナリワン「許さねぇぞクソ会長!」
アグネスタキオン「彼女の神経を全て引き千切ってやろうか」
とりあえず今はネイチャ達を宥めようということになる
下1~3
学園、トレーナーイベント
トレーナーはとりあえず暴力等の過激なのはなしとタキオン達に釘を刺すもそれならどうするのかと聞かれる
トレーナー「まだ分からないけど会長を引きずり落とすとかそんな物騒な事を考えてないよ」
シリウスが協力してくれるので選択肢は広がった。向こうが動く前に考えをまとめておくとトレーナーは言う
この話は一旦置いておきブライアンの祝勝会とネイチャのレースお疲れ様を兼ねて打ち上げをしようとなる
□□達は断るはずもなくトレーナーが知っているという店に移動する。その際シリウスもなぜか付いて来る
チームに入るわけではなくあくまで協力者だが細かいことは気にするなとやや強引に同行してくる
そんなシリウスにブライアンは次の会長を狙っているのかと聞く
ナリタブライアン「ルドルフの次はお前が立候補する気か」
シリウスシンボリ「どうだろうな?」
ブライアンは彼女に対して良いイメージを持っていない。不良を束ねている彼女は素行が良いとは思えない
店につくとリラックスしながら今日の疲れを癒す一行。この店は普段行くようなものでなくお洒落な雰囲気が漂っている
「よくこんなお洒落な店知ってたわね?」
トレーナー「前にライトハローさんに誘われたんだ」
「は?」
□□だけでなくネイチャ達もトレーナーに詰め寄る。ブライアンはメニューを凝視し肉を探している
トレーナー「仕事の手伝いだよ、ここでイベントとかさ」
そんなことを言われても納得できないとネイチャ達は憤る。どうすれば良いのかとトレーナーはつい口が滑ってしまう
ナイスネイチャ「うまぴょい!!」
「ダメだって言ってんでしょ!!」
イナリワン「アタシだって旦那とヤりてぇよ!」
店員「お客様?」
お洒落な雰囲気に似合わない会話をしようものならすぐに追い出される。大声ではなく小声でトレーナーへの攻撃は続く
下1~3
トレーナーイベント
誘われたと言っても最近ではなくまだ□□しか担当してなかった頃だと説明するもネイチャ達は聞き耳を持たない
ナイスネイチャ「あの女にだけは負けられない」
イナリワン「同じウマ娘には負けらんねぇ!」
「アンタ達この前健全な関係になるって言ったじゃない!」
ナイスネイチャ「そんなの無理!」
イナリワン「お前らばっかりずりぃって!!」
言い争っている3人の尻目にタキオンが隙を見てトレーナーにキスする
アグネスタキオン「んっふふ」
トレーナー達を見ていると退屈しないとシリウスは上機嫌でいる。それと同時にこの男は魔性の気があると瞬時に見抜く
また店員に睨まれる前に一旦落ち着こうとトレーナーが仕切り一旦は静まるも問題は解決していない
イナリワン「なんでアタシだけダメなんだよ!」
「そもそもネイチャが悪いのよ!」
□□はタキオンがトレーナーを脅してうまぴょいしたことを知らないのでイナリの言う不公平にピンときていない
ゴルシとブライアンを除くとうまぴょいしていないのはイナリだけ。こんなことは絶対に認められないとイナリは熱弁する
イナリワン「じゃあアタシも旦那脅してー」
アグネスタキオン「客人がいることだしここまでにしようじゃないか」
タキオンはイナリの発言を阻止する。イナリはタキオンを睨むがニヤニヤと余裕を見せる
ナリタブライアン「私の肉が来た!」
そこにタイミングよくブライアンが注文したものがテーブルに届けられる。食事をしながらシリウスとも話そうとトレーナーは話題を変える
下1~3
トレーナーイベント
トレーナーがシリウスに「君はトレーナーはいるのか?」と質問シリウスは「いない、自分にはそんなの必要ない」と言う、トレーナーはやはりトレーナーを持たない子は多いなぁと感じる
ナリタブライアン「これはお前が食え」
トレーナー「うわぁ野菜だぁ……」
ブライアンは頼んだ肉料理に付いて来たサラダをトレーナーに渡し肉に齧り付く。サラダだけ渡されてもとトレーナーは緩和している
シリウスシンボリ「……」
獣が如く肉に食らいつくブライアンとは真逆でシリウスは上品に料理を食べていた。それを見たトレーナーは彼女の育ちの良さが分かる
トレーナー「シリウス、君にトレーナーはいるの?」
シリウスシンボリ「そんなものは必要ない」
トレーナーという存在を疑っているウマ娘が多いとシリウスから聞かされる。有能なトレーナーばかりでないのも事実なので彼女達の言い分はわかるとトレーナーは頷く
不良達の中にも原石が眠っているはず、彼女らにもどうにかしてトレーナーをつけてあげたいとトレーナーは考える
ゴールドシップ「ゴルシチョッーープ」
突然攻撃されるトレーナー。恐る恐る振り返るとゴルシが不満気な表情で立っていた
ゴールドシップ「ゴルシちゃんを無視してこんなチンケな店でなにやってんだ!?」
トレーナー「今日はバイトだって言ってたよね?」
ドーナツに穴を開けるという謎のバイトがあるのでレースの応援は欠席と聞いていたトレーナー
ゴールドシップ「虚無感が凄かったからな」
意味はよくわからなかったが仲間外れにされたのが気に食わないのかトレーナーに絡むゴルシ
その最中にシリウスがこの場にいることに気付き一体何の集会なのかと騒ぎ出す
店員「お客様」
先程まで笑顔で対応してくれた店員は引っ込み店長と思わしき人物がトレーナー達のテーブルに来る
これ以上迷惑はかけられないとすぐに出て行くと告げるしかなかった
下1~3
トレーナーイベント
結局店から出ていく事になった、トレーナー達
ブライアンは「まだ肉が食い足りない」と言っているので、「じゃ次はラーメン屋にでも行こう」と提案するトレーナー、ゴルシは「ラーメン屋は自分に取ってカフェみたいなもの!ラーメンは飲み物!」「麺の硬さハリガネにして食うぞ~!」とはしゃぐ
>>48
□□は「で、そのラーメン屋は誰と行ったのよ?」と問い詰める、「えっと、たづなさんと…」と言うと再び問い詰めるトレーナー
「それも、結構昔で…なんにもないから」と説明するも聞く耳を持たないネイチャ達
シリウスはそれを見て「おもしれぇ奴ら」と笑う
トレーナーはシリウスやその不良達、その他のまだトレーナーがいないウマ娘達にもトレーナーを付けてあげたいと考えるトレーナー。
他のトレーナーが優秀な存在ばかりじゃないのは確かだが中央を受かったんだスペックは決して低いわけないし…と悩む。
ゴルシに「そういえば今日またスペがトレーナー勧誘断ったらしいぞ」と聞かされる
スペ…『スペシャルウィーク』彼女まだトレーナーいなかったのかと思う、トレーナーは模擬レースの日もし□□に出会わなかったら彼女を担当に誘おうと考えていた
結局店から出ていく事になったトレーナー達は学園に戻ろうかという話になるが、ブライアンがまだ食い足りないとのことで次の店に
それじゃあラーメン屋にでも行こうというトレーナーの提案にゴルシはノリノリで行こうと言い出す
ゴールドシップ「ラーメン屋って半分カフェだからな!」
ラーメン屋につくとゴルシは席に座る前に注文をしウキウキのままテーブル席に向かう
「で、このラーメン屋は誰と来たのよ?」
□□が問い詰めるとトレーナーは素直に白状する
トレーナー「たづなさんとです……」
昔の話で何もなかったと説明するも聞く耳を持たず騒ぎ出すネイチャ、イナリ、□□。その隙を見て再びトレーナーとキスをするタキオン
シリウスシンボリ「おもしれぇ奴らだな」
シリウスの隣でマシマシラーメンをかきこむゴルシを横にし、シリウスの興味は止まらない
トレーナーはシリウスやその不良達、その他のまだトレーナーがいないウマ娘達にもトレーナーを付けてあげたいと考えていた
他のトレーナーが優秀な存在ばかりじゃないのは確かでも中央の試験に受かっているのでスペックは決して低いわけではない
ウマ娘が満足できるにはどうすればいいか、ウマ娘からの信頼をどう得るかと課題は多い
ゴールドシップ「そういえばスペがまた今日も担当の誘い断ったらしいぞ」
スペシャルウィークはトレーナーが□□に出会わなければ担当にしようと考えていたウマ娘。秘めた力は□□に並ぶかそれ以上
先行と差しで走れるステイヤーだったが模擬レースでの評価は低かった。それでもトレーナーは彼女は輝くと考えた
トレーナーの予想通り彼女は伸びG1を獲るまでに成長するも未だにトレーナーが付かない
スペシャルウィークは相性の良いトレーナーを見つければまだまだ伸びる。彼女だけでなく担当がいない全てのウマ娘に共通している
なんとかできないものかとトレーナーは真剣に考えている
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
トレーナー室に差出人不明の手紙が置かれている
中身を見ると新聞紙の文字を切り貼りした文面で「皇帝は偽者、真の皇帝を探せ」とある
>>53
悪質な悪戯と思ったが…皇帝は偽物とはどういう事か?真の皇帝とは?
皇帝とはシンボリルドルフの事だろう、G1七冠という偉業を達成した彼女が偽物な筈が…確かにシリウスの話を聞く限り今はだいぶ落ちこぼれてしまったみたいだが、それでも偽物は言い過ぎなのでは?と思うトレーナー
>>54
そういえば、『七冠』を達成したのってシンボリルドルフだけじゃなかったな…もう一人いたというのを思い出すトレーナー…でもそのもう一人の名前が思い出せない
追い込み、末脚が凄まじく、その走りを見た者は『衝撃』を受ける、周りからは『英雄』と呼ばれていたウマ娘……確か名前はディープ…
と思い出そうとした瞬間□□達がトレーナー室に入ってくる
トレーナー室に帰ってくると差出人不明の手紙が置かれていた。中身を見ると新聞紙の文字を切り貼りした手紙だった
『皇帝は偽者、真の皇帝を探せ』
トレーナー「真の皇帝?」
悪質な悪戯にしては気になる。皇帝は偽物とはどういう事で真の皇帝とは何なのか
皇帝とはシンボリルドルフの事で間違いない。G1七冠という偉業を達成した彼女が偽物とは思えない
シリウスの話を聞く限り今は落ちこぼれてしまったようだが偽物とは言えない。過去の栄光が消えたわけではないのだ
トレーナー「七冠……そういえば」
ルドルフ以外にも七冠を達成したウマ娘は居た。誰でも知っているはずなのに名前が出てこないとトレーナーは悩む
追い込みで末脚が凄まじく、その走りを見た者は『深い衝撃』を受ける……思い出そうとした瞬間□□達もトレーナー室に入ってくる
タキオンはトレーナーが見ていた手紙を見るとそれを取り上げてゴミ箱に捨ててしまう
アグネスタキオン「こんな悪戯に構っている場合じゃないだろう?」
自分たちのこれからについて話し合うべきだとタキオン達は詰め寄るがトレーナーは待ってくれと静止する
トレーナー「僕にはやることがあるみたいなんだ」
トレーナー室を飛び出すが当てが無いわけではない。ルドルフの暴走を止めるのは自分の役目だとトレーナーは確信している
トレーナー「理事長に会いに行こう」
ルドルフとの決着には理事長が必要不可欠。場合によっては理事長すら敵になる可能性も残っている
下1~3
学園、トレーナーイベント
理事長に「ルドルフの暴走を止めて貰いたい」と話すが「彼女の考えにも一理ある、君以上に優秀なトレーナーがいないのだから公平性がないのは確かだし」「君の魔性にやられたウマ娘がトレーナーを作らないのも事実だ」と話す
>>59
「確かに、全部僕が悪いと思う…僕がいなくなれば全部解決すると思う」「でも、中途半端な所で投げ出したくないエゴなのは分かるが卒業まで□□やタキオン達を育てて上げたいあの子達のトレーナーだから!」と熱弁するも、聞き入れてくれない理事長。
たづなさんが「レースで決着を着ければいいトレーナーが勝てばルドルフは会長から降りて、負ければトレーナーは学園から去る」と提案する
トレーナー「ルドルフの暴走を止めて欲しいんです」
理事長にそう話すがルドルフの考えにも一理あると言う。現状トレーナー以上に優秀なトレーナーがおらず公平性がないのは確かだという
秋川理事長「君の魔性にやられたウマ娘がトレーナーを作らないのも事実だ」
全てはトレーナーが悪いとでも理事長は言いたいのか彼の意見を聞こうとはしない
トレーナー「僕がいなくなれば全部解決すると思います。でも、中途半端な所で投げ出したくありません」
トレーナー「□□やタキオン達を育てて上げたいんです。僕はあの子達のトレーナーです!」
秋川理事長「それは君のエゴに過ぎない」
トレーナーの言うこと全てに意味が無いと言いたげな理事長。既に自分の敵だったかとトレーナーは諦めかける
駿川たづな「レースで決着を着ければどうでしょうか」
助け舟を出したのはたづなでレースで全てを決めるのはどうかと提案する。トレーナーが勝てばルドルフは会長から降り、負ければトレーナーは学園から消える
この条件なら文句はないだろうとたづなは理事長に強引に迫った
たづなの提案は採用されルドルフとのレースが決まった。これでなんとかなるかと思いきやトレーナーは疑問に思う
トレーナー(ルドルフはもう走れないはずなのに勝負を受けたことがおかしい)
理事長がルドルフの状態を知らないはずがない。なのに勝負を受けたということは理由が必ずある
ルドルフと理事長は自分の敵。2人ともトレーナーが学園から消えることを望んでいる
自分が消えることでどんな影響が出てどんなことに不便が出るのか。まずはそこを考えるべきだと考えを絞る
レース対決はあってないようなもの。恐らくこのままでは無事にレースの日を迎えることはできない
周りは全て敵だと仮定し最後に何が残るのか。思考の取捨選択を始めていく
下1~3
学園、トレーナーイベント
たづな(トレーナーさんならできるはずです)
理事長室を去るトレーナーを見てたづなは真の皇帝を見つけて欲しいと願っていた。彼女がトレーナー室に手紙を置いた張本人だった
トレーナー室のマスターキーを持っている人物を辿っていけばたづなが犯人と気付くことは可能だった
だがトレーナーがやらなければいけないことは手紙の犯人探しではない。早速トレーナー室に戻り□□達に報告する
イナリワン「旦那がアタシらを育てるのがエゴだってのか?」
ナイスネイチャ「ふざけ過ぎでしょ」
怒りで震えるイナリとネイチャ。タキオンはエゴと言われても構わないと余裕の笑みを浮かべている
(都合が悪い存在は消そうとする。これが皆が夢見ていた中央なの?)
□□は大人の勝手な都合ばっかりではないかとトレセン学園に対し幻滅していた
アグネスタキオン「ルドルフ君とのレースは実現しないだろうねぇ」
ルドルフの脚は終わっていてレースをすることは不可能というのはタキオンも理解している
アグネスタキオン「モルモット君はなるべく一人の行動はやめたまえ」
最悪は殺されるとタキオンは警戒する。イナリはまさかそれは大袈裟だと言うがブライアンはあり得ると同意する
ナリタブライアン「ルドルフは不良達をいつでも退学にできる権限がある。それを悪用してくる」
不良ウマ娘とそのトレーナーに退学を迫る。もし学園に残りたければトレーナーを始末しろと命令が下る可能性がある
シリウスシンボリ「標的はお前だけじゃない」
□□やネイチャ達もターゲットになるとシリウスは言う。たとえブライアンでも不良ウマ娘に囲まれればどうしようもない
殺されるのならまだマシで一生残る傷跡を残されたり、死ぬより残酷な生き地獄をみる
その話を聞きトレーナーは警戒すると深刻な表情でいるがタキオンは笑みを浮かべていた
安価書き忘れ
下1~3
学園、トレーナーイベント
トレーナー「どうかお願いします」
今以上に格闘術を極めたいと桐生院に頭を下げるトレーナー。その真剣な表情、気持ちを受け桐生院は彼の手を握る
桐生院「トレーナーさんに桐生院流の全てを伝授します」
桐生院流。それは暴れるウマ娘を合気道を使って鎮めていた対ウマ娘を想定した幻の合気道
これを覚えればルドルフの刺客も返り討ちに出来るうえ、相手に傷を残さないので訴えられるような事も起きない
人間が生身でウマ娘に対抗できる唯一の手段ともいえる合気道の教えを受けるトレーナー。それを見ていたミークは不安な表情になる
ハッピーミーク「トレーナーが素直に教えるなんておかしいです」
お礼にうまぴょいさせろって言い出すから逃げた方が良いとトレーナーにアドバイスを送る
桐生院「私はそんな汚い女じゃありません!」
純粋に彼が困っているから助けたいだけだと桐生院は言うもミークはジト目のまま彼女を見続ける
桐生院「貴方が育てた子とミークをURAファイナルで戦わせたいんです」
それが今の自分の夢。だからトレーナーを助ける、下心なんて全くないと言い切るがミークはじっと見続ける
ハッピーミーク「下心がないなら下着を穿いて」
桐生院「それはそのぉ……えっとぉ」
胴着の隙間からチラチラ見えていたのはトレーナーも気付いていたが真剣に学ぶのだからと見ない努力をしていた
しかし桐生院はこの状況を逆手に取りトレーナーに見せていた。ご丁寧に下の毛まで剃り寝技の練習もしようと企んでいた
ミークにその点を指摘され桐生院は冷や汗が止まらない。うちのトレーナーが申し訳ないとミークは頭を下げる
ハッピーミーク「何かあったら私も呼んで下さい」
トレーナー「何も無いことを祈ってるんだけどね」
トレーナーはミークの連絡先を手に入れる。桐生院はミークも恋敵なのかと戦慄するがそれは無いと否定する
ハッピーミーク「好きなのは筋肉だから」
それを聞きミークは安心できる味方だと確信し桐生院は引き続き警戒する
下1~3
学園、トレーナーイベント
その頃たづなは学園の未来を心配していた。このままでは駄目で早く何とかしないといけないと危機感で焦る
会長(ルドルフ)は走れなくなってからは非常に横暴になり、自分の実績を脅かすトレーナーは海外出世という名の追放を何度も行ってきた
秋川理事長は彼女を生徒会長に置いた方が学園の為になると信じているので彼女に強力している
このままでは学園は腐る一方でこれを何とか出来るのはトレーナーだけだとたづなは考えていた
ウマ娘の理想が詰まったようなトレーナーである彼ならばこの学園を救うことができる
きっとルドルフも彼に育てられていたら暗君に落ちる事はなかった。会長のトレーナーも権力に溺れてしまっていたのだ
ルドルフは不良ウマ娘とそのトレーナーを使い強引な手段を取ろうとしている。理事長はあろうことか見て見ぬふりをしている
事実上の黙認であると判断できる状況で、学園側のトレーナーの味方はたづなだけとなっている
たづな「表立って協力はできませんね」
トレーナー室への手紙や匿名のメッセージでしか彼を助けることができない。だからといってやらないという選択肢はない
たづな「不良のウマ娘さん達とも話し合ってみましょう」
話し合いが通じる相手でないのは理解しているがそれでもやるしかない。覚悟を決めてたづなも行動を始める
下1~3
学園、トレーナーイベント
「中央がこんな劣悪だったなんて…」
アグネスタキオン「理想と現実なんてこんな物さ」
会話をしながら□□達は寮に戻ろうとしていたその後ろを不良ウマ娘が狙っていた
不良A「どうする?」
不良B「背の低い方からやる」
不良達のターゲットがタキオンに定まったとき、彼女達後ろからたづなが声をかける
たづな「そんなことをしては駄目ですよ」
不良C「邪魔すんじゃねぇ!」
数で勝っている不良達は強気だったがたづなの圧に圧倒される
たづな「やめなさい」
囲んでも丸腰では勝てないと判断したようで不良達はその場から立ち去る。一方でタキオンはその様子をスマホを鏡のようにして見ていた
タキオンは後ろから近づいてくるの不良達にも気付いていた。あのまま襲ってきたら薬で眠らせてモルモットにするつもりだったようだ
モルモットは手に入らなかったがあの手紙を送ったのはたづなであることに気付けたので良しとしようとその場は納得する
不良達は去ったので今日のところは安全だと判断したタキオンは夜になりトレーナー宅に向かった
そこでたづなが味方であることと、不良達が自分を狙ったことを大袈裟に話す
トレーナー「タキオンを狙うだなんて」
演技は特にうまくないので泣くふりをしながらトレーナーに抱き着き涙が出ていないことを誤魔化す。トレーナーは当然のように彼女を抱き締める
アグネスタキオン(チョロいものだねぇ)
これはあくまで実験だとタキオンは思っている。同じ方法を使えばイナリとトレーナーが無事に結ばれるだろう
仮説は実証されて証明される。まずは自分で試してうまくいくかどうかを確かめなければならない
アグネスタキオン「恐怖を忘れさせて欲しい……」
不良連中に恐怖など1ミリも抱いていないが良い言い訳には使える。トレーナーにキスをせがみながらタキオンは服を脱ぎ始める
下1~3
学園、トレーナーイベント
>>86
「ふぅン……」とつまらなそうな表情をしているタキオン、男女が裸で抱き合って寝てるのに何もなしだなんてあの女(桐生院)は余計な事をしてくれたなと考える。
>>87
これは精力剤をより強力にしないとこの鋼の意思は折れないねぇと考える。
それはそれとして寝ているトレーナーにキスしたりして楽しむタキオン
桐生院との特訓で鋼の意思を取得(押し付けられ)していたトレーナーはキスもうまぴょいも回避し裸で抱き合って眠るだけに留めた
アグネスタキオン「ふぅン……」
男女が裸で抱き合って寝てるのに何もなしとはつまらないとタキオンは不機嫌になる
アグネスタキオン「あの女(桐生院)は余計な事をしてくれたねぇ」
精力剤をより強力にしないとこの鋼の意思は折れないと考えるタキオン。それはそれとして寝ているトレーナーを楽しもうと切り替える
アグネスタキオン「モルモットくぅ~ん」
トレーナーの反応は一切ないものの一晩中タキオンは楽しんだ
翌日、タキオンが狙われたことをチーム内で共有する。こうなると単独行動は避けた方が良いということになる
アグネスタキオン「返り討ちにするのはご法度だよ」
イナリなら囲まれても全員無力化することはできるだろうがそれはルドルフの思う壺。こちらに暴力を振るわせれば勝ちになる
ならどうすればいいのかとネイチャは憤る。このままではルドルフの思い描いた通りになってしまう
トレーナー「今はまだ動けない」
シリウスとは協力したばかりで準備が整っていない。たづなさんとはまだ話すらできていない
間違っているのはルドルフなので必ずボロが出る。チャンスを待ちながら警戒していくしかないとトレーナーは言う
下1~3
学園、トレーナーイベント
□□が「こんな事になるなんて…」と頭を悩ませる、トレーナーは「君は僕が守るよ」と言う桐生院から合気道を学び始めたからウマ娘にも負けないと話す
>>91
□□は「もし、両親が中央の現状を知っていたら私をここには入れなかったと思うわ、例え家が潰れるとしても…」とトレーナーに話す。
トレーナーは「□□は愛されてるね」と言う、「自分勝手な所はあるけど私は二人が好き、だから家の為に走るの」と話す、「でも知らなくてよかったわアンタと会えなくなってたし」と続けて話す
イナリが「ルドルフの野郎…旦那に何かしたら許さねぇ」と気が立っていた、イナリから話を聞いていたオグリ、タマ、クリーク。
タマは「確かに会長、いつからか寒いダジャレ言わへんようになったな」とオグリは「あの、ルドルフが残念だな」とクリークは「そういえば私のトレーナーさんがルドルフトレさんのパワハラが酷いって言ってました…」と言う
イナリは「それだ!」あの野郎のトレーナーの悪事を暴くと閃く
イナリ「ルドルフの野郎ぉ!旦那に何かしたら許さねぇからな」
タマモクロス「確かに会長、寒いダジャレ言わへんようになったな」
オグリキャップ「ルドルフが……残念だな」
イナリ達4人はルドルフのことについて話していた。自身が狙われていることを話すと一緒に居た方が良いだろうと固まっている
不良に狙われるだなんてどこのヤンキー映画だとタマは呆れオグリはイナリは大丈夫なのかと心配する
このままルドルフは放置できないなんとかしたいとイナリは言うが証拠が無ければどうにもできない
スーパークリーク「そういえば私のトレーナーさんがルドルフトレさんのパワハラが酷いって言ってました」
イナリワン「それだ!」
ルドルフトレの悪事を暴けば良いと閃く。録音などデータを集めるためイナリは協力を仰ぐ
イクノディクタス「会長がそんなことを考えているだなんて信じられません」
マチカネタンホイザ「このままじゃ世紀末学園になっちゃうよ!」
ネイチャはイクノ達に相談するもこれといって成果は無い。仲間内で愚痴ればストレスの発散にはなると話し続ける
ナイスネイチャ「不良に狙われるとか本当に世紀末かもね」
イクノディクタス「なるべく1人で居ない方が良いでしょう」
学園内での移動も1人でいることは避けてできるだけ自分達と居た方がいいとイクノは提案する
どうせ一緒にいるならトレーナーが良かったとため息をつく。そこでタンホイザがあることに気付く
マチカネタンホイザ「そういえばターボはどうしたの?」
えっとネイチャは驚く。いつもならイクノが連れてくるはずだと言うがいつもの場所には居なかったと言う
イクノディクタス「まさか……」
マチカネタンホイザ「考え過ぎだよね?」
ナイスネイチャ「行こう!」
自分でなくターボを狙う、そんな卑怯な手を使うはずがないと思いつつ3人はターボを探しに行く
下1~3
学園イベント
>>96
トレーナー、□□、ネイチャは体育倉庫裏を見ると怪我をして倒れているターボとイクノのトレーナーがそして不良ウマ娘達が複数人いた。
ネイチャがキレて掴みかかりそうになるが、彼女をトレーナーが止める。「そっちが仕掛けた文句は言わせない」と覚えたばかりの桐生院流合気道で不良達を倒す
>>97
ターボとイクノディクタスのトレーナーはすぐに病院にイクノトレは不良に絡まれてるターボを見て助けようとしたら巻き込まれたらしい。
こんな事になるなんて…とトレーナーが絶望すると目覚ましが鳴り響き、不良に絡まれているターボを助ける
ターボを探すネイチャ達3人を見たトレーナーと□□はどうしたのか聞くとターボがいないとの答えが帰ってくる
ナイスネイチャ「あ、あの子に何かあったら……!」
泣きそうになっているネイチャを見て只事でないと知った2人もターボの捜索に加わる
ナイスネイチャ「ターボぉ!!」
体育館裏に怪我をして倒れているターボとイクノトレ、そして不良ウマ娘達が複数人いた
ツインターボ「痛い……痛いよ……」
ネイチャがキレて飛びかかりそうになるが彼女をトレーナーが止める
トレーナー「そっちが仕掛けたんだから文句は言わせない」
不良A「なんだおま……ェーー!」
不良B「ぐぇーー!」
覚えたばかりの桐生院流合気道でトレーナーは不良達を倒す。ネイチャはすぐにターボに駆け寄るも怪我が痛々しい
イクノトレは不良に絡まれてるターボを見て助けようとして巻き込まれてしまった
ツインターボ「痛い……うううう……」
怪我は大したことは無さそうに見えるがターボの心は酷く傷付いてしまっていた
まさか自分達ではなく周りの人物を攻撃するとは想像できなかった。まさかこんな事になるなんてとトレーナーは後悔する
その時、目覚ましが鳴り響いた
ツインターボ「なんだお前たちは!?」
体育館裏でターボは不良達に囲まれている。ターボが何を言っても反応せずジリジリと距離を詰めてくる
不良A「恨むならトレーナーを恨め」
不良B「会長には逆らえないんだよ」
トレーナーの名前を出しターボに手を出そうとした瞬間、その腕をトレーナーが掴む
トレーナー「悪いけど録音させてもらったよ」
そのまま桐生院流の技で投げ飛ばし不良を無力化する。それを見た他の不良達は逃げようとするがネイチャ達が阻止する
マチカネタンホイザ「動画撮ってたよ!」
イクノディクタス「逃げても構いませんよ名前と顔は覚えました」
ターボを隅に追い詰めたのが災いし不良達の逃げ道が無い。不利を悟り大人しくなる不良とは別に諦めの悪い不良がナイフを取り出す
ナイスネイチャ「トレーナーさん逃げて!」
不良C「うああっ!」
ウマ娘の力で刃物を持てば人間くらい楽に殺せてしまう。しかしトレーナーは恐れることなく不良に立ち向かう
不良C「来るな!!」
刃物を持ったウマ娘の対処の仕方も桐生院から伝授されていたので、トレーナーは不良を無力化する
下1~3
学園、トレーナーイベント
ネイチャ、イナリに抱き着かれるトレーナー
「トレーナーさぁん!ターボ助けてくれてありがとう〜?あの子に何かあったら…!」「アタシからも礼を言うよ旦那!」と
□□は「ターボとは仲良いネイチャはともかく何でイナリまで…」と疑問を「アタシとターボは寮同室なんだよ!」とイナリとターボ同室だったのかと知る□□
ツインターボ襲撃事件は当然のごとく大問題になるはずが未遂に終わった為に処罰そのものは軽めになってしまった
中央の評判が落ちることを恐れた人物達の判断だったが首謀者のルドルフと黙認していた理事長は呼び出される
どういうことか説明せよと責められてもルドルフは答える気はないと吐き捨てる。理事長もルドルフと同じだと何も語らない
未遂で終わってしまったのが仇となり重い処分を下せない。ルドルフもそれがわかっていて何も答えない
証拠があっても簡単に処分は下さないと理事長も考えていたのでルドルフ同様なにも答えることをしなかった
シンボリルドルフ「不良共は使い辛くなったな次の手をうつ」
学園に帰ってきたルドルフと理事長は生徒会室で2人話している。理事長にトレーナーと担当を海外送りにできないのかと質問する
秋川理事長「トレーナーはともかくウマ娘は送れない」
□□達にはまだまだ学園を盛り上げてもらわなくては困ると理事長は難色を示す
シンボリルドルフ「ならばアイツを使う」
自分の言いなりであるエアグルーヴを次の手に使うと理事長の前で宣言するルドルフ。もちろん理事長は何も言わない
シンボリルドルフ「安心しろ失敗はない」
今回のように失敗するくらいなら自死させるとルドルフは笑いながら言う。トレーナー達の目の前で死ねばそれだけで価値があるとさえ言う
秋川理事長(私の責任だ)
ルドルフが堕ちたのは自分のせいだと理事長は責任を感じていた。自分とルドルフはこの学園にいるべきでないと考えている
説得に応じないのは誰よりも理解している。ならば死を以て終わらせるしかないと理事長はその機会を待っている
一方トレーナー室でトレーナーはネイチャ、イナリに抱き着かれていた
ナイスネイチャ「トレーナーさぁん!ターボ助けてくれてありがとう~?あの子に何かあったらもう!」
イナリワン「アタシからも礼を言うよ旦那!」
□□はターボとは仲良いネイチャはともかくなぜイナリまで喜んでいるのかと疑問に思う
トレーナー「イナリとターボは同室なんだよね」
イナリとターボの2人が寮で同室だと知る□□。なぜトレーナーがそれを知っているのかは考えなかったが理由はわかった
ゴールドシップ「周りを狙うのはダメだろ」
トレーナーに巻き起こっている騒動はあまり理解していなかったが本人ではなく友人を狙うのは悪質だとゴルシはいつになく真剣な顔をしている
ゴールドシップ「悪ぃちょっと行ってくるわ」
どこに、とトレーナーが聞くが答えることはなくゴルシはトレーナー室を出て行く
下1~3
学園、トレーナーイベント
その頃生徒会室ではルドルフがルドルフトレにまだあのトレーナーを追い出せないのかと圧を掛けられていた
シンボリルドルフ「すまないトレーナー君……でも海外進出はサトノに止められて不良共を使ったのもバレてしまったんだ」
ルドルフがそう話すとルドルフトレは机を叩き怒りを露わにする
ルドルフトレ「このままじゃ私達が築き上げた物が崩されるんだぞ!」
エアグルーヴを上手く使うから見捨てないでくれと縋るようにルドルフは言う。身体でも何でも使わせろとルドルフトレは更に圧をかける
ゴールドシップ「おらぁ!!」
そこにゴルシが扉を蹴り破って入って来る。不良を使ってターボを襲撃させた件を問い詰められる
シンボリルドルフ「答える義理はない」
ルドルフトレ「今は話し中だ出ていけ」
ゴルシを相手にしている暇はないと無視に近い反応をする2人。しかしゴルシはそんな注意で止まるウマ娘ではなかった
ゴールドシップ「頭冷やせお前ら!」
ルドルフとルドルフトレを脇に抱えてゴルシは生徒会室の窓を蹴り破りそのまま飛び降りる
ルドルフトレ「なにを!?」
シンボリルドルフ「あぁ……」
こんな所で死ねるものかとルドルフトレは暴れルドルフは諦めたように脱力する
そのまま地面に激突するかと思いきやギリギリで止まりバンジージャンプの要領で上に跳ね上がっていく
ゴールドシップ「まだ終わりじゃねぇぞ!」
ゴム紐は屋上に直接は結ばれておらず、大型ドローンに結ばれていた。ゴルシが飛び出してきたのを確認するとドローンは飛び立ち学園を周回し始める
下1~3
学園、トレーナーイベント
宙吊りのまま学園を一周しようやく開放されたルドルフトレとルドルフ
ゴールドシップ「頭は冷えたかこの野郎共!」
二人を問い詰めるもルドルフトレはトレーナー主任の自分にこんな事してただで済むと思うなと反省は全くしていない
何も響いちゃいない、こうなったらもう一周いくかとゴルシはドローンを動かそうとした瞬間、トレーナーとマックイーンに回収される
メジロマックイーン「メジロ家のドローンを変な事に使うのはやめなさい!」
トレーナー「一体なにをしてるの!?」
ドローンのコントローラーをマックイーンが奪取し怒るゴルシをトレーナーが回収する
処分を覚悟しておけというルドルフトレの言葉は無視し帰ろうとするも去り際にルドルフにボソりと言う
トレーナー「貴女に憧れてこの中央に来たウマ娘やトレーナーもいることを忘れないで」
トレーナー「僕もその1人です。貴女みたいなウマ娘を育てたいと思ってこの学園に来たんです」
その言葉にルドルフは一瞬心が動き苦い顔を浮かべる。言い訳を並べようにも既に遅過ぎるのだ
翌日、トレーナーは査問会に呼び出され担当の□□達も処分が決まるまでは出走中止処分となる
「こうなったのはアンタのせいよ!」
短絡的に動いたゴルシが悪いと□□は責めるものの反省も後悔もする様子がない
ゴールドシップ「あれが一番手っ取り早いだろ」
アグネスタキオン「暴力を振るったわけではないのに処分とはねぇ」
トレーナー主任の立場を利用されると勝ち目がない。これで海外送りが決まったかとタキオンは荷造りをすると言い出す
ナイスネイチャ「パスポートって何ヶ月かかるんだっけ?」
イナリワン「そもそも学生がとれんのか?」
ナリタブライアン「パスポートは乳幼児から取れる」
これがパスポートだとネイチャ達に見せびらかすタキオン。こうなることを予測していたかのように既に所持していたようだ
「アンタ達ねぇ……」
ゴールドシップ「海外に行ってもコイツらは変わんないだろ」
トレーナーにどんな処分が下ってもついていくという彼女らなりの励まし?なのかと彼は解釈する
下1~3
学園、トレーナーイベント
>>119
それに対し□□は「走れるか走れないかじゃない、走るところは選ぶ権利はある。こんな欲まみれの汚らしいところで走りたくない」と毅然と言い切る
>>120
□□は更に「私の目標は□□家の為学園の為じゃない、海外のレースで走れば両親も喜ぶし家の名も上がるわ」とタキオンは「問題なのは学園じゃなくて君だからね」と言うブライアンは「元はと言えば、私がアンタに踏み込んだんだ、逃げるつもりはない。」と言ってくれた。
ネイチャは「ターボ達と離れるのは寂しいけどトレーナーさんに何処までも付いてく!」
イナリは「海外の奴らにも江戸っ子魂見せてやる!」とゴルシは「元はと言えばアタシのせいだしな、それにお前といれば何処でも面白そうだしな!」
と全員トレーナーに付いていくとそれも半端な覚悟ではないのが伝わる
しかし、いいのだろうか?彼女達はまだ学園で走れるし自分に付き合う必要は全く無い
自分の事が好きなのは分かるが一時の感情で決める事ではないと考えるトレーナー
トレーナーの考えていることはお見通しだと□□は言い出す走れるか走れないかではなく選ぶ権利はあるのだと
「こんな欲まみれの汚らしいところで走りたくないわ」
「私の目標は□□家の為で学園の為じゃないの。海外のレースで走れば両親も喜ぶし家の名も上がるわね」
アグネスタキオン「私にとって大切なのは学園じゃなくて君さ」
ナリタブライアン「元はと言えば私がアンタに踏み込んだんだ、逃げるつもりはない」
ナイスネイチャ「ターボ達と離れるのは寂しいけどトレーナーさんに何処までも付いてく!」
イナリワン「海外の奴らにも江戸っ子魂見せてやるぜい!」
ゴールドシップ「元はと言えばアタシのせいだしな。お前といれば何処でも面白いしな!」
全員トレーナーに付いていくと言い切る。それも半端な覚悟ではないのがトレーナーに伝わる
トレーナー「こんな僕の為にありがとう」
涙を堪えながら□□達にお礼を言うトレーナー。環境には恵まれなくとも仲間に恵まれた彼の未来は暗くならない
ルドルフトレ「なぜだ!!」
机を思い切り叩くのはルドルフトレ。トレーナー達全員に海外送りを通告しても悔しがる様子は一つも見られなかった
それどころか楽しみにしている様子さえ見られた。学園から追い出しこちらが勝ったはずなのにこの敗北感は何なのか
プライドを傷付けるだけ傷付けてトレーナー達は海外に行く。自分が学園でいる限りは二度と会うことはない
勝ったのは自分だと言い聞かせるものの納得はできない。ルドルフとの栄光は守られたはずだというのに
シンボリルドルフ「ここまでにしよう」
トレーナー達を学園から追い出したのだからもういいだろうとルドルフはルドルフトレを宥める
大きな犠牲を払ったがこれで安泰だとルドルフも自分に言い聞かせる
下1~3
学園、トレーナーイベント
しかし、ルドルフトレは気が収まらない奴らが海外に行くのは来年…まだ少し時間があるそれまでに奴らに…トレーナーに自分の方が優秀だと分からせてそれから消えて貰おうと考えるルドルフトレ
>>124
奴のチームの一人にでも勝てば自分の気は収まる…『□□』恐らくトレーナーの最もお気に入りのウマ娘、狙いはヤツに決めた。
□□はマイル、短距離を中心に走る…ウチのルドルフはマイルに適正はなくはないがアルファベットで例えるならマイル適正『C』って所…どうするかと悩んでいると
そういえば彼女はまだトレーナーがいなかったなと資料を見ると、やはりそうだマイル最強のウマ娘『サイレンススズカ』はまだトレーナーがいないと笑う
>>125
後日、サイレンススズカがルドルフトレの担当になった。今までサイレンススズカ、ルドルフトレ両方とも担当を断り続けてきたので軽くニュースになっていた
あけおめ
しかしルドルフトレは気が収まらない。トレーナー達が海外に行くのは来年でまだ少し時間がある
ルドルフトレ「それまでに奴らに……」
トレーナーに自分の方が優秀だと分からせてそれから消えて貰おうと考えるルドルフトレ
トレーナーチームの一人にでも勝てば自分の気は収まる。□□は恐らくトレーナーの最もお気に入りのウマ娘
標的は□□に決まる。彼女はマイル、短距離を中心に走るがルドルフはマイルに適正はなくはないが厳しいだろう
ルドルフはまだ走れると思い込んでいるルドルフトレはどうにかしてルドルフに勝たせようと考え込む
そういえば彼女はまだトレーナーがいなかったはずだと資料を見ると、やはりそうだと確認が取れる
マイル最強格のウマ娘サイレンススズカにはまだトレーナーがいない。これを利用しない手はないとルドルフトレは笑う
サイレンススズカがルドルフトレの担当になったことが知られると学園内で大きなニュースになる
サイレンススズカはトレーナーを断り続け、ルドルフトレはウマ娘を断り続けてきた
そんな2人がどうしたのかとちょっとした騒ぎになっていた。この話は□□達の耳にも当然入る
(私への刺客ってとこね)
□□はルドルフトレの思惑に気付く。自分達が海外に飛ばされる前にどうしても勝って有能であることを証明したいのだろう
「とことん腐ってるわね」
相手が誰であっても負ける気はないがまともな手段はとってこないだろう。そんな相手に勝てるのかと不安になる
海外に行くまで出走を回避し続けるのも一つの策である。下手なことをされて怪我でもしたくない
こちらの不戦勝でもきっと向こうは満足するはず。いま大事にしなければいけないことは何かを考えなければと□□は思う
下1~3
学園、トレーナーイベント
結論は出ないままその日の夜、□□はある1人のご先祖ウマ娘の夢を見る。それは卑劣な策に嵌められ、レースで負けてしまうものだった
□□家がメジロ家のように有名で力があれば跳ね返せたかもしれない。それができなかったのは家のせいでもあった
「やってやるわ」
起きた後、□□はルドルフトレに立ち向かう決意を固める。呪われたはずの勝負服はどこか神々しく見えた
□□が夢を見ている頃、スペシャルウィークがサイレンススズカにルドルフトレは信頼できるのかと話をしていた
スペシャルウィーク「スズカさんあんな人をトレーナーに選んで大丈夫なんですか?」
サイレンススズカ「重要なのは人間性じゃなくて能力だから。トレーニングは優秀だし、必要以上に話しかけて来ないから自分には合ってるの」
ルドルフトレの実績を考えると引き受けて損はないとスズカは判断した。好きに走らせてもらえる所も彼女にとって大きかった
サイレンススズカ「スペちゃんはどうしてトレーナーを付けないの?」
スペシャルウィーク「実は担当して欲しいトレーナーさんがいたんですけど……」
その人物は既に別のウマ娘を担当していたとスペは悲しそうに話す。スズカは軽く頷きながら聞いている
スペシャルウィーク「担当して貰えないのは仕方ないですけど、その人は海外に行っちゃうんです」
学園ではもう会えなくなるのは寂しいので何とかしたいとスペは話す。スズカは話を聞き終わると大きく頷く
サイレンススズカ「海外に行くくらいで諦めるの?」
本気でその人が欲しいのなら地の果てまで追いかけるのがウマ娘だとスズカは冷静に語る
サイレンススズカ「私は先頭の景色を誰にも譲らない。スペちゃんはどう?」
スペシャルウィーク「……はい!」
やるべきことは一つしかないとスペは決意を固める
下1~3
学園、トレーナーイベント
>>135
スペが「私をチームに……トレーナーさんの担当にして欲しいです!」とお願いする、トレーナーは「ごめんね、それは出来ない」と断る「どうしてなのか」と尋ねるスペ。「人数も勿論あるけど自分は来年には海外に行く、だから君を受け入れられない」と理由を述べる
>>136
更にトレーナーは「自分の担当になったら、君の夢である日本一のウマ娘になれない」と□□達に「そういう事だから帰れ」と言われる。
スペは「トレーナーさん覚えてませんか!?私が道に迷った時助けてくれた事!確か模擬レースの前日です!あの時からトレーナーさんの事…!」と言う、□□は衝撃を受けるそれじゃ私やサトノより先に会ってる事に
海外に行くまでの間は普段通りトレーニングを続ける□□達。ゴルシが海外に行くとなるとアイツに会えなくなるのか寂しげな表情を見せる
ナイスネイチャ「アイツってマックイーンのこと?」
メジロ家はしょっちゅう海外に行くので向こうに行ってもマックイーンとは会えるだろうと言う
「それじゃ誰なのよ」
ゴールドシップ「アタシの大親友のジャスーー」
ゴルシが名前を言いかけた瞬間スペシャルウィークがやってきてトレーナーの元に向かう
スペシャルウィーク「私をチームに、トレーナーさんの担当にして欲しいです!」
トレーナー「気持ちは嬉しいけどごめんね、それは出来ないんだ」
理由も聞かずに諦められないとスペは粘る。トレーナーは人数もあるが来年には海外に行くので無理だと言う
トレーナー「君にはここで頑張って欲しい」
□□達は理由を聞いたんだから帰れと冷たく遇らう。しかしスペはトレーナーにあの時のことを覚えていないかと言い出す
スペシャルウィーク「トレーナーさん覚えてませんか?私が道に迷った時助けてくれた事!」
模擬レースの前日にトレーナーと出会った。その時からトレーナーの事が気になっていたとスペは言う
「嘘でしょ!?」
□□は衝撃を受ける。自分やサトノより先にスペシャルウィークと出会っていたということになる
ネイチャは嘘だと騒ぎ立てるがトレーナーはハッという表情を浮かべる
トレーナー「キミはあの時のウマ娘……?」
詳細を語るスペとそれを補足するトレーナー。話を合わせていないことは誰でもわかってしまう
スペシャルウィーク「私の夢って覚えてますか?」
トレーナー「日本一のウマ娘になること……」
全てを思い出したかのようにトレーナー自身も驚きながら彼女のことを口にする
トレーナー「僕はキミを担当するはずだったんだ」
白と紫を基調とした勝負服ではなく、赤と白を基調とした勝負服のこともトレーナーは知っていた
トレーナー「日之本一の総大将……」
スペシャルウィーク「貴方は私のトレーナーさんなんです!」
2人の間に何が起こっているのか□□達は理解できていない
下1~3
学園、トレーナーイベント
>>140
「思い出しても駄目ですか…」とスペも涙目に、トレーナーが「君が最後の担当だ、スペシャルウィーク」とトレーナースペに笑顔を見せる。
スペ、嬉しくトレーナーに抱き着く
>>142
トレーナーから誘われるスペを見てタキオン、ネイチャ、イナリは自分達は頼んでトレーナーの担当になったので謎の敗北感を、ブライアンは「私の時は渋った癖に…」とむすっとした表情を、ゴルシはスペが来た事に歓喜。
胸も尻も普通だが□□はもしかしたらコイツが一番のライバルなのかも知れないと危機感
□□がトレーナーに抱き着く
「アンタは私のトレーナーでしょ……?」
涙目でトレーナーに訴えかける。それを見た瞬間ハッとし自分は□□のトレーナーだと□□を抱き寄せる
スペシャルウィーク「思い出しても駄目なんですね……」
受け入れられなかったとスペも涙目になる。諦めて立ち去ろうとした彼女をトレーナーが呼び止める
トレーナー「君が最後の担当だよスペシャルウィーク」
トレーナーは笑顔を見せスペは感動しトレーナーに抱き着く。スペがチームに入るとなりゴルシは喜ぶが他のメンバーは微妙な顔になる
タキオン、ネイチャ、イナリは自分から頼んでトレーナーの担当になったので謎の敗北感を味わっている
ブライアンは自分の時はあれ程渋った癖にとむすっとした表情を浮かべている
スペシャルウィーク「トレーナーさん今日もお疲れ様です!」
スペが加わってからチーム内の雰囲気は前にも増して明るくなっていた。トレーナー争奪戦で疲弊していた癒しとなる
(マズイマズイマズイ……)
胸も尻も普通だがコイツが一番のライバルなのかも知れないと□□は危機感を覚える
スペもトレーナーのことを気に入っているがネイチャ達のように身体の関係を迫ることがない
それどころかキスさえ狙うそぶりを見せない。トレーナーはこういうのに弱いと□□は知っている
彼の好みは肉食系より草食系。□□は自分が一番だと自負しているが二番目の座はスペに決まる可能性が高い
彼ほどの人物を独占するのが無理なので二番目としてスペを認めた方がいいのかと悩み始める
下1~3
学園、トレーナーイベント
□□が「いくら治癒能力があるからって担当が7人は大丈夫なのか?」と聞く、「7人なら大丈夫だよ」と言う。
トレーナーが「チームが7人になったしチーム名を決めた、このチーム名は『シリウス』」と言う
このままではトレーナーが海外に行くためスペはジュニア級のみトゥインクルシリーズを走ることになる
すなわち自分が担当する限りは日本一のウマ娘には決してなれないと伝えるトレーナー
スペシャルウィーク「そもそもどうして海外に行くんですか?」
トレーナー達は何故海外に行く事になったのかを聞くスペ。トレーナーはルドルフ達とちょっと揉めたと誤魔化しながら説明する
トレーナーの歯切れの悪さを見て深い事情があるとなんとなく察するスペはそれ以上聞くことはなかった
「いくらアレ(治癒能力)があるからって7人も担当して大丈夫なの?」
□□は5人でもトレーナーに負担が大きくかかっていたのに7人ともなると不安で仕方ないと話す
彼女の心配をよそにトレーナーは大丈夫だと言い切りチーム名を決めたと言い出す
トレーナー「チームが7人になったしこのチーム名は『シリウス』に決めたんだ」
ルドルフと並ぶ七冠を手にし最も輝いたウマ娘の1人である彼女がかつて所属していたチームはシリウス
その名を受け継ぐに値するチームが存在せず名前だけが残っていただけの存在『シリウス』
トレーナーはその名を受け継ぐのは自分だと覚悟をしルドルフトレと最後まで戦うことを決めた
チームシリウスの復活とその活躍はすぐに学園に広まっていく。出るレースは全て勝利しその力を見せつけていた
□□やスペといった新人が活躍しているのも大きな話題となる。ナリタブライアンがチームの為に走りゴルシをコントロールしていることも信じられないと評判になる
かつてのシリウスに並ぶかそれ以上の実力があると誰もがトレーナーたちを認めていた
シリウスシンボリ「悪い話じゃないだろ?」
秋川理事長「……」
誰にも見つからない場所でシリウスと理事長は密会をしていた。チームシリウスの活躍により波が出てきたと彼女も動き始めた
シリウスを海外に飛ばすより学園に残した方がどれだけ得になるか。理事長にルドルフとルドルフトレを裏切れと交渉している
ルドルフの跡を継ぐのは最悪自分でなくともいい。この機を逃せばこの学園は一生腐ったままだとシリウスは説得する
秋川理事長「……」
理事長はなにも答えないが以前のように門前払いということはしない。彼女の中で揺れ動くものがあるのは確かだ
下1~3
学園、トレーナーイベント
ルドルフトレがトレーナーやチームシリウスの活躍を聞いて、「ふざけやがって、何のつもりなのか」と怒りを露わにする。
ルドルフは自分と同じく七冠を手にした彼女も所属していたチームシリウスの復活、そして活躍にモヤモヤしていた…自分は一体何をしているのか、『英雄』と呼ばれ今も海外のレースを走り続けている彼女が今の自分を見たらなんて思うか
>>151
「もう、やめよう……こんな事」とルドルフトレに伝えるが、ルドルフトレは「やめられるか、自分の実績が抜かれるかも知れないんだぞ」と言う、今の一言でルドルフは彼は「私よりも…七冠という実績の方が大事なのか」と理解してしまった。
「私はもう疲れた……抜けさせて貰う…」と虚ろの目で力無く部屋を出ていくルドルフ
>>152
次の日、ルドルフが生徒会長の座から降り大騒ぎになった。ルドルフトレは彼女がいなくなっても自分が皇帝を七冠ウマ娘を育てたという実績に揺るぐ事はないからいいだろうと思っていた。
イナリやネイチャは「こっちを掻き回し捲くって逃げるのか」と怒りを露わにしている、トレーナーは二人を落ち着かせる。□□は「新しい会長は誰になるのか…」を気にしていた。ナリブは「生徒会選挙を近いうちに行うらしい」と話す
ルドルフトレはチームシリウスの活躍を聞きふざけるなと怒りを露わにしている
自分と同じく七冠を手にした彼女も所属していたチームシリウスの復活、そして活躍にルドルフはモヤモヤしていた
シンボリルドルフ(私は一体何をしているんだ)
『英雄』と呼ばれ今も海外のレースを走り続け衝撃を与え続けている彼女が今の自分を見たらなんと言うだろうか
シンボリルドルフ「もう、やめよう……こんな事は」
ルドルフトレ「やめられるはずがない。自分の実績が抜かれるかも知れないんだぞ」
この一言でルドルフは自分よりも七冠という実績の方が大事なのかと理解してしまった
シンボリルドルフ「私はもう疲れた…………」
虚ろの目で力無く部屋を出ていくルドルフ。ルドルフトレはそれを止めようともせずなんとかトレーナーを潰せないかと知恵を絞っている
次の日、ルドルフが生徒会長の座から降り学園は大騒ぎになった。卒業するまで生徒会長の座は揺るぎないものだったのにそれを捨てたのだ
ルドルフトレは彼女がいなくなっても自分が皇帝を七冠ウマ娘を育てたという実績に揺るぐ事はないからと動揺はしなかった
ルドルフトレ「これで集中できる」
サイレンススズカでレースに勝ちトレーナーという人間を始末する。ルドルフが居なくなったことで邪魔者が居なくなったとさえ思う
不良ウマ娘が使えなくとも策はまだまだある。自分を敵に回したことを後悔しろと血走った目でルドルフトレはトレーナーの写真にナイフを刺す
シリウスのメンバーもルドルフの退任は大きな話題となっていた
イナリワン「こっちを掻き回した挙句逃げやがって!」
イナリは怒りを露わにし、他のメンバーも今更かと好意的には受け取っていない
トレーナーはメンバーを落ち着かせなんとか宥める。そして□□は新しい会長は誰になるのかと口にする
ナリタブライアン「生徒会選挙を近いうちに行う」
会長に立候補するならブライアンも役員を辞めることになる。トレーナーはどうするのかと聞くが会長には興味が無いと答える
ナリタブライアン「総選挙になるなら私は立候補しない」
会長だけを決める選挙を行うのかはまだ調整中だという。過半数が辞めるのなら総選挙になるだろうと話す
ナリタブライアン「ルドルフはともかくエアグルーヴの行方がわかっていない」
ルドルフの退任があまりにもショックだったのかエアグルーヴは学園を飛び出してしまった。帰ってくることを信じているがこのままだと警察沙汰になるらしい
下1~3
学園、トレーナーイベント
トレーナー、□□がトレーナー宅に向かっている、「担当が七人に増えたから、ストレスも溜まってるでしょ」「可愛がってあげる」と股間を撫でる□□。可愛がって貰えると期待するトレーナー
トレーナーと□□はトレーナー宅に向かっていた。担当が7人に増えたからストレスも溜まっているだろうということだった
「今夜は可愛がってあげる」
そう言いトレーナーの股間を撫でる□□。今夜は存分に可愛がって貰えるのかと期待する
そんな2人が見掛けたのは生気を失っているエアグルーヴだった。無視することもできずエアグルーヴに近寄ると突然トレーナーに掴み掛かる
エアグルーヴ「貴様のせいで会長がっ……!」
と言うもすぐに力が抜けその場にへたり込む。そのまま自分が悪いと呪文のように繰り返してしまう
エアグルーヴ「会長の期待に答えられなかった私が悪い……」
そんな彼女にトレーナーは一言、よく頑張ったと声をかける
トレーナー「辛かったね、君はやるだけやったんだ」
もう辛い思いはしなくていいと優しい言葉を彼女に掛ける。それを聞きエアグルーヴはトレーナーの胸で泣き崩れる
エアグルーヴ「う…ぐ……ぁ…!」
メイクと共に溜めていた感情を涙に流す。もう彼女は責められることは無くなった
トレーナー宅が近かったのでエアグルーヴを連れて帰る2人。エアグルーヴはまだ泣き止んでいない
トレーナー「ここなら誰も居ないよ」
そう言われエアグルーヴはまた声をあげて泣き始める。余程大きな感情を溜めていたのだろう
「エアグルーヴが被害者面しても……」
ルドルフの頼みを断れなかったとしてもただの言いなりになっていたエアグルーヴがここまで泣く理由が□□は分からない
トレーナーはエアグルーヴの気持ちがわかっていたので黙って彼女を受け入れていた
トレーナー「エアグルーヴは会長のことが好きだったんだよ」
まさかと□□は驚くがそう言われて納得する部分もある。もしトレーナーが罪を犯そうとしたときに止める自信がない
恋は盲目とはこういうことを言うのだろうか。エアグルーヴの大粒の涙には簡単には想像できない理由があるようだ
下1~3
トレーナーイベント
エアグルーヴ「昔の会長はあんなのではなかった……言う通りにしていればいつか昔の会長に戻ってくれると信じていたんだ……」
泣きながら事情を話すエアグルーヴ。どうしてルドルフはああなってしまったのかをトレーナーは改めて聞く
エアグルーヴ「アイツのせいだ……」
ルドルフを七冠達成させてトレーナー主任になったルドルフトレは権力を手にして変わってしまった
傲慢になり他人を見下す最低な人間に成り下がった。会長はそんなトレーナーを守る為にあんな風になってしまったと話す
彼女の話を聞き□□はもしトレーナーが同じようになったら、ルドルフと同じよう彼を守る為に変わるだろうと考えてしまう
もう遅いかも知れないがルドルフも何とかあげたいと考える。今更ではあるがお茶入れて来ると台所にトレーナーは向かう
エアグルーヴ「お前のトレーナーはいい奴だな……」
お人好し過ぎて困るといつものように返事をしようとするがエアグルーヴの様子がおかしい
エアグルーヴ「あぁいうグッズを目に付くとこに置いておくのはどうかと思うがな……」
赤面しながら指指す方向にはトレーナーと使う大人に玩具が。しかも1つではなく複数個も積まれている
「これはその……違うの!!」
誤魔化そうとするがどうしようも無い。学生とトレーナーがうまぴょいしていることは大問題である
仕方ないので今日は見逃してやるとエアグルーヴは許すがその代わりといわんばかりに玩具をまじまじと観察する
エアグルーヴ「これは手錠か?」
「それは……トレーナーが……」
エアグルーヴ「なんだと!?」
他にも目隠しや猿轡のようなものがあったがそれはトレーナーが使用すると説明するとエアグルーヴは更に顔を赤くする
エアグルーヴ「お前……」
それ以上言葉が出てこずエアグルーヴは固まる。そんな中トレーナーがお茶を持って戻ってくるが何があったのかよくわかっていない
下1~3
学園、トレーナーイベント
大人の玩具を出しっぱなしにしていたのに気付くトレーナー、それが原因かと勘付き慌てる
エアグルーヴは「ひ、人の性癖に付いてどうこういうつもりはない」と気を使ってくれた
>>166
エアグルーヴが思わず「あれ付けてる姿見せてくれ」「頼む」と言ってしまう□□、トレーナーお茶を噴き出す、エアグも自分も何を言っているんだと混乱
□□「し、仕方ないわね見てもらいなさい」と相手は生徒会何されるか分からないので従う
トレーナー、手錠、猿轡、目隠しされる。
エアグその姿を見て「おぉ…」と思わず興奮、こんなみっともない姿なのに彼が綺麗で愛らしく見える
>>167
トレーナー室で盗聴していたタキオン、ネイチャ、イナリ、ブライアン
「ヤバイヤバイ、チームメイトでも何でもないエアグルーヴがトレーナーさんとうまぴょいしそう!」と慌てるネイチャ、「早く止めに行くぞ!」と自分もしてないのにと飛び出すイナリ。「外出届けの手続きは生徒会権限で何とかしてやる」とそわそわしているブライアン
タキオンは「こういう時生徒会がいるのは便利だねぇ」と頷く
イナリに続いて三人も飛び出し、それを見たゴルシ、スペは首をかしげる
大人の玩具を出しっぱなしにしていたのに気付くトレーナーそれが原因であると勘付き慌て出す
トレーナー「これは違くてね!?」
エアグルーヴは「ひ、人の性癖に付いてどうこういうつもりはない」
エアグルーヴは気を使い詳しくは詮索しないつもりでいた。しかし口から出てきた言葉はそれとは真逆であった
エアグルーヴ「あれ付けてる姿を見せてくれ」
□□はお茶を噴き出しトレーナーは混乱する。通常であればそんな頼みは聞くはずがないが相手は生徒会である
「しししし、仕方ないわね見てもらいなさい」
トレーナーは無事に手錠、猿轡、目隠しをされてしまう
エアグルーヴ「おおぉ……」
エアグルーヴはトレーナーの姿を見て唸るような声をあげる。こんなみっともない姿なのに彼が綺麗で愛らしく見えている
「こうするともっと喜ぶのよ」
□□は軽くトレーナーを背中を蹴る。普段のエアグルーヴならばトレーナーを足蹴にするなと怒るが今日は違う
トレーナー「んんっぁ」
エアグルーヴ「お……」
痛みからくる悲鳴ではなく明らかに快感を得たような艶のある声。トレーナーは間違いなく興奮している
「せっかくだからアンタの情け無い所も見てもらいなさい」
力は入れずトレーナーを蹴り飛ばし仰向けにする。すると彼の下半身は既にテントを張っていた
「見られてるのに興奮してるの?」
スイッチが入ってきた□□はいつものようにトレーナーを責めはじめる。エアグルーヴは目の前で行われている行為に興奮し始める
そんな様子をトレーナー室で盗聴していたタキオン達6人。このままではエアグルーヴが□□に混ざってぴょいし始めると慌て出す
ナイスネイチャ「チームメイトでも何でもないエアグルーヴさんが!」
イナリワン「早く止めに行くぞ!」
自分はまだシてないのにと飛び出すイナリ。それにネイチャも続く
ナリタブライアン「外出届けの手続きは生徒会権限で何とかしてやる」
そう言いブライアンも飛び出していく
アグネスタキオン「こういう時生徒会がいるのは便利だねぇ」
タキオンはゆっくりと立ち上がりトレーナー宅に向かっていく。そんな彼女達をゴルシ、スペの2人はよくわからないといった表情で見ていた
下1~3
学園、トレーナーイベント
□□は軽くビンタをしそれでトレーナーは快感を得る。決して痛くないわけがないがトレーナーは喜ぶ
エアグルーヴ「わ、私も試していいか?」
「優しくよ。強くやるとただの暴力になるから」
□□からやり方を教わり言われた通りにトレーナーをビンタする
トレーナー「んっ」
トレーナーは喜ぶような声を上げエアグルーヴはその反応にゾクゾクする。彼女の中で燻っていたSが目を覚まし始めた
「「「それ以上は止めろ!」」」
ちょうどそこにイナリ達が突撃して来る。突然の訪問に驚く□□とエアグルーヴだがそれ以上にトレーナーの姿に驚くイナリ達
ナイスネイチャ「ブッ!!」
ナリタブライアン「な…あぁ…」
ネイチャはトレーナーの姿に鼻血を吹き出しブライアンは思わず咥えてた枝を落とす
アグネスタキオン「ふぅンふぅン」
タキオンはピコピコと耳と尻尾を動かしながら写真を撮り出す
イナリワン「う……おおおおおお!!!」
イナリは興奮して思わず獣のようにトレーナーに飛び付き、猿轡を外して唇を遂に奪う
「やめな……さ…?」
□□は止めようとするとベッドの下に何かあると見つける。それはタキオンが仕掛けた盗聴器だった
「ア……アンタ達…ぃ……」
怒鳴り散らそうとした瞬間□□はベッドに倒れ込む。その傍らにはタキオンが注射器を持ってニヤニヤと笑みを浮かべる
アグネスタキオン「おやすみ□□君」
いま邪魔されるのは困るとタキオンは□□を眠らせてしまった。イナリは既にトレーナーの服を脱がせ数秒後にはうまぴょいが始まるだろう
アグネスタキオン「これで遠慮はいらないよ」
それは誰に対しての言葉か分からないがこの場にいるウマ娘は思い思いに行動を始める
下1~3
トレーナーイベント
この人数は流石に無理だと否定するトレーナーにタキオンが責任を取れと精力剤を注射する
アグネスタキオン「君が私達を本気にさせたんだ」
その言葉の直後にイナリは腰を下ろしトレーナーと繋がる。雄叫びに近い喘ぎ声を上げながらイナリはトレーナーの上で動き出す
このままでは自分の命が危ないとトレーナーは恐怖を感じる。しかし快感が邪魔をして絶望しきる所までいかない
やがてイナリはトレーナーの上で果て、それと同時にトレーナーも欲を吐き出す
次はネイチャの番だという時にトレーナーの手にあの感触が生まれる。よかったこれで戻れると思った瞬間、目覚まし時計はタキオンに奪われる
アグネスタキオン「私の前でコレを使ったことを忘れたのかい?」
トレーナーは手錠をされていて自由に動けない。何か言おうとしたがネイチャに猿轡をはめられ言葉を発せられなくなる
ナイスネイチャ「いただきまぁす」
トレーナーに再び快感が襲い目覚ましは鳴り響くことができない。この瞬間を待っていたのだとタキオンは嗤う
アグネスタキオン「私の勝ちだよモルモット君」
精力剤の他に数種類のクスリを打ちトレーナーは完全に玩具にされてしまった
「ううん……?」
□□が目を覚ますとトレーナーの部屋で裸で寝ていた。トレーナーを見ると同じく裸だったので事後なのかと状況を整理する
今日はなにがあったのか思い出せない。こんなことは今までなかったと□□は混乱する
トレーナー「ぅ……」
ちょうどトレーナーも目を覚ましたので何かあったか聞くが彼もわからないという
トレーナー「今日って何があったんだっけ……?」
2人同時に今日の出来事を忘れるはずがない、誰かに何かをされたということはすぐに想像がついた
しかし思い当たることがなく証拠もない。裸で寝ていたということは服がどこかにあるはずだが脱衣所の洗濯機が稼働する音が聞こえる
「証拠隠滅ってわけね」
こうなると怪しい人物は特定できるが証拠がない以上はどうすることもできない
下1~3
学園、トレーナーイベント
実験室でタキオンはトレーナーから出現した目覚まし時計を手にし上機嫌でいた
アグネスタキオン「実験開始だよ」
仮想(タキオン)粒子を検出するタ○ム??シ□が目覚まし時計に反応する
仮想(タキオン)粒子を検出する謎の機器が目覚まし時計に反応する
アグネスタキオン「ふぅン」
反応はしているが作動する気配がない、やはり使えるのはトレーナーだけなのかとタキオンは考える
アグネスタキオン「彼だけが使えるとしても関係ないねぇ」
目覚ましを持っているのは自分である限りトレーナーは目覚まし時計を使えない
今のうちにハーレムを築く為の準備を進めようとまずはブライアンを懐柔しようとタキオンは企む
ナイスネイチャ「どう思ってる?」
イナリワン「粋じゃねぇことは確かだ……」
罪悪感に苛まれるイナリとネイチャ。ヤることはヤったのに全く満たされていなかった
2人で話し合い悩んだ結果、トレーナーと□□に全てを告白することに
イナリワン「ごめんな□□、旦那……」
ナイスネイチャ「あの日はタキオンが記憶を飛ばすクスリを2人に使ったの」
精力剤に精子を作るクスリもトレーナーに投与しエアグルーヴ含め5人でトレーナーを強姦したと素直に白状する
「ア、アンタ達ねぇ……!」
キレそうになる□□をトレーナーは宥めようとするが□□はすぐに力が抜ける
「わかってたのよ…コイツみたいな超良物件を独り占め出来るはずないって……」
最近は二番目の座はスペに渡しても良いとも思っていたと話す□□。トレーナーはそんなことないと否定するが□□は首を振る
「こんなことを繰り返して妊娠でもしたらどうなると思ってるのよ」
今回はタキオンは避妊薬を配ったので誰かが妊娠する心配はない。だがもし誰かが孕んでしまえばトレーナーと□□は結ばれることはない
負けを認めるしかないと□□は力無く口にする
下1~3
学園、トレーナーイベント
負けを認めてしまった□□を見て何とか戻ってタキオン達の暴走を止める事は出来ないかと考えるが目覚ましは現れない
ヤり逃げは許さないという事だろうかと思うトレーナー。ならば自力でどうにかすると決意する
トレーナー「こんな事になるならもう□□を含めて誰ともうまぴょいはしない」
もし次してしまったら去勢手術をすると言い□□、ネイチャ達に衝撃を与える
イナリワン「□□はどうすんだよ!?」
恋人とぴょいをしないのはどうなのかとイナリは異議を唱えるもトレーナーの返事は予想したものではなかった
トレーナー「□□はまだ学生だから関係がある方がおかしいんだ」
健全な関係に戻るいい機会だとトレーナーの決意は固い。□□は呆然としており言葉も出ない
トレーナー「ぴょいはしなくても君とはうまくやっていけると思う」
トレーナーは□□の手を握り締めそう言うが彼女にはその言葉は届いていない
トレーナーが去勢すると聞いてもタキオンは諦める所か前に進もうとしていた
去勢の話を聞きブライアンは大人しくなってしまったが、イレギュラーな存在が残っている
エアグルーヴ「あの日の私はどうかしていたんだ……」
生徒会の彼女を味方にできれば大きいとタキオンはエアグルーヴに近付いていた
図らずもトレーナーで純血を散らした彼女は彼の良さを知っているうえに□□と同じSである
アグネスタキオン「欲望に正直になって何が悪いんだい?」
自身のクスリを使うことは決して言わず、またトレーナーを自分の好き勝手にしてみたくないかとエアグルーヴを誘う
エアグルーヴ「そんなこと考えるはずがない!」
アグネスタキオン「嘘はよくないねぇ」
タキオンがエアグルーヴの後ろから抱き着き首筋を舐めながらスカートの中に手を入れる。カフェを躾けた時と同じように欲望に負けさせようとしている
会長が去り心に穴が空いたエアグルーヴの隙間を自分とトレーナーで埋めようとタキオンは考えていた
エアグルーヴ「や、やめ…あ……」
いつもの強気な態度は全く出てこずエアグルーヴはタキオンの好きにされてしまう
下1~3
学園、トレーナーイベント
□□が「うまぴょいしなくても私達恋人同士よね…?」とトレーナーに聞く、「勿論、少し前の関係に戻るだけ」とトレーナーは言う寂しいが□□は安心と納得する
>>194
うまぴょいしない宣言から数日
ブライアンから「会長選挙が始まった、立候補者はシリウスシンボリ、トウカイテイオー、シリボリクリスエスのルドルフの関係者達、アマさんやフジキセキの寮長達、テイエムオペラオーやファインモーションも立候補しているらしい」と聞かされる誰が新会長になってもおかしくないメンツである
「うまぴょいしなくても私達は恋人同士よね……?」不安になった□□はトレーナーにそう聞くと勿論だと答えが帰ってくる
トレーナー「少し前の関係に戻るだけだから」
□□はトレーナーとうまぴょいが出来なくなってしまったが全員同じ条件なんだと気を取り直す
トレーナーはシリウスのメンバーとは絶対にうまぴょいしないと改めて口に出す。その決意は本物であると彼女は知る
トレーナーのノンうまぴょい宣言から数日後、ブライアンから会長選挙が始まったと聞かされる
ナリタブライアン「私とエアグルーヴは現状維持だ」
ブライアンとエアグルーヴが会長になる案も出たそうだがやはり選挙で決めようということになったそうだ
立候補者は2つの勢力に分けられる。シリウスシンボリ、トウカイテイオー、シリボリクリスエスのルドルフの関係者達とアマゾンとフジキセキの寮長組
それとテイエムオペラオーやファインモーションも立候補していて誰が新会長になってもおかしくない
ナリタブライアン「私達はシリウスを応援する形でいいんだな」
トレーナーにそう確認すると勿論と頷く。彼女とは協力関係にありルドルフトレと対抗するにはシリウスが会長である必要がある
海外行きはほぼ免れることはできないが安全に過ごす為にもルドルフトレを大人しくさせるしかない
シリウスを応援しているのは主に不良達で人数はある程度確保できそうだが、投票できない可能性があった
不良達に投票権はないとルドルフトレが手を打ってくることは考えられる。そうなるとシリウスの票集めは難しい
不良達の票は無いものと考えてシリウスを会長にしなくてはならない
ナリタブライアン「難しいが票は割れる。チャンスがないわけではない」
立候補者も多くそれぞれを応援する派閥もあるので全員が苦戦するだろうとブライアンは予測する
シリウスを全力で応援しようとトレーナーは彼女の元に向かう
下1~3
学園、トレーナーイベント
>>198
パーマー達に話をしに来たトレーナー達、シリウスに票を入れてくれないかと頼む。
ゴールドシチーはトレーナーには借りがあるしと引き受けてくれた、パーマー、ヘリオスもネイチャの頼みなら仕方ないと聞き入れてくれた。
トウセンジョーダンだけは何とも言えない返事を「シリウスさんってあの不良達を束ねてる?」「それにアンタ、ゴルシのトレーナーでしょ?」と冷たい視線を向ける
>>199
ゴルシがジョーダンにラリアットをかまして吹き飛ばす、「何つまらねぇ事言ってるんだ!あの野郎(ルドルフトレ)を止めるにはシリウスを会長にするしかない!」とジョーダンを説得。
□□は吹っ飛ばしたら逆効果なのでは?と思う
交友関係が広い人に応援を頼もうという流れになり、ネイチャの提案でメジロパーマー代表のギャル連中に話をつけに行くことに
トレーナー「今度の会長選挙、シリウスに投票して欲しいんだ」
パーマー達にシリウスに票を入れてくれないかと頼むトレーナー。ゴールドシチーはトレーナーには借りがあるからと引き受けてくれた
パーマー、ヘリオスもネイチャの頼みなら仕方ないと聞き入れてくれるがトウセンジョーダンだけは何とも言えないという
トウセンジョーダン「シリウスさんってあの不良達を束ねてるウマ娘っしょ?」
それにトレーナーがゴルシを担当しているからと冷たい視線を向ける。それを聞いたゴルシがジョーダンにラリアットをお見舞いする
ゴールドシップ「ザンギュラぁ!」
完全に不意打ちだったジョーダンはモロにくらってしまい吹き飛ぶ。それでもお構いなしにゴルシはジョーダンに向けて話す
ゴールドシップ「あの野郎(ルドルフトレ)を止めるにはシリウスを会長にするしかねぇんだよ!」
言っていることはまともだが吹っ飛ばしたら逆効果なのではと□□は思っていた
ゴールドシップ「よし!これで大丈夫だな!」
どこも大丈夫ではないと□□はゴルシを止めるが心配するなと言い残しゴルシは去っていく
驚くことに周りのウマ娘もいつものことかといったリアクションなので□□は困惑しているとトレーナーが説明する
トレーナー「トウセンジョーダンとはいつもあんな感じなんだって」
いきなりラリアットをかます感じとは何なのかと□□は悩むが大丈夫らしいのでトウセンジョーダンには特に触れない
ギャル達の票を手に入れてもまだ安心はできない。この調子でどんどん票を集めようとトレーナー達は励む
下1~3
学園、トレーナーイベント
>>203
トレーナーも頭を下げてお願いするエル、スカイは引き受けてくれたがグラスとキングは難しい顔をする、グラスは「そのお願いはあまり公平ではないのでは?」とキングは「同じシンボリならシリウスさんよりクリスエスさんのが信頼出来るわ」という
>>205
スペが「ルドルフトレを止められるのはシリウスさんだけ」とグラス、キングを説得するも「ルドルフトレ……スズカさんのトレーナーをどうしたいのか?追い出すつもりなのか?」と聞かれる、トレーナーは「彼を追い出すとか主任から降ろしたいとかじゃない…どうしたいかと言われると困る」と言葉が詰まる
スペシャルウィークがグラス、エル、スカイ、キングの同期組に投票のお願いをすることに
トレーナーも一緒に頭を下げて協力を求めるとエル、スカイは引き受けてくれたがグラスとキングは難しい顔をする
グラスワンダー「そのお願いはあまり公平ではないと思います」
キングヘイロー「同じシンボリならシリウスさんよりクリスエスさんのが信頼出来るわ」
シリウスが不良と連んでいることを知っている2人は協力できないとハッキリ拒否をする
スペシャルウィーク「あの人(ルドルフトレ)を止められるのはシリウスさんだけなんです!」
スペがなんとかグラス、キングを説得しようとするもルドルフトレがスズカのトレーナーになったことも引っかかるようだった
グラスワンダー「スズカさんのトレーナーを追い出すつもりなの?」
このままでは勝てない相手を弱くさせようとしているのではないかとグラスは考えている
キングヘイロー「ルドルフトレさんをどうしたいの?」
そう聞かれトレーナーはルドルフトレを追い出したり降格させたりが目的ではないと答えるが、どうしたいかと言われると困ると悩む
キングヘイロー「そんな動機じゃ協力できないわ」
トレーナーとスペの様子を見たスカイはやっぱり賛成できないと言い出してしまう
セイウンスカイ「なーんか信用できなくなってきたかも~」
簡単に詳細を言いふらすことはしたくないとトレーナーは言葉に詰まる。スペが賢明に説得するが効果は薄い
エルコンドルパサー「その人に洗脳とかされてまセンか?」
あまりにもスペが必死なのでトレーナーが悪いのではないかとエルは疑い始めてしまう
スペシャルウィーク「トレーナーさんは悪くないのに!」
悪い噂が広まるとシリウスに逆効果だからとここは引く所だとトレーナーは判断する
トレーナー「大丈夫だから」
落ち込むスペを励ましながらトレーナーとスペはグラス達と別れる
下1~3
学園、トレーナーイベント
一方でイナリはクリーク、タマ、オグリに接触を図りオグリとタマからは良い返事を聞くことができた
スーパークリーク「他の候補者の聞いてじっくり考えたいです」
唯一クリークだけが返事をはぐらかす。イナリはそれで構わないと特に気にとめなかったがクリークには返事ができない理由があった
クリーク及びクリークトレはルドルフトレの腹心でトレーナーは敵。イナリからシリウスたちの動きを探ろうと企んでいた
スーパークリーク(票集めに苦労しているみたいですね)
これは有益な情報でクリークトレと共有しなければとクリークは考えている
トウセンジョーダンを吹き飛ばしたあとゴルシはマックイーンに投票を呼び掛けていた
メジロマックイーン「私はテイオーさんに入れるつもりですわ」
ゴールドシップ「つれねぇこと言うなよマックイーン!」
マックイーンは首を縦に振らなかったが甘い物(パフェ)で釣ればなんとかなるとかとゴルシは「パフェ!?」
恐るべしマックイーン。ゴルシの頭の中に存在するパフェの気配を感じ取り反応しているようだった
□□はドトウにお願いするがオペラオーに入れるつもりだと断られかける
メイショウドトウ「トレーナーさんのお願いなら聞きたいですけどぉ…」
オペラオーにも入れるつもりなのでどうしたら良いのかと困惑している様子だった
(うっわぁ……)
少し動くだけでたゆんたゆんと揺れる彼女の凶悪ボディに敗北感を抱きつつもトレーナーが説得すれば大丈夫そうだと当たりをつける
シリウスシンボリ「地道な票集めってやつか?」
ドトウと別れたばかりのシリウスと出会った□□はちゃんと頑張っているのかと質問をする
シリウスシンボリ「野郎は欠席率で投票権をどうするか決めたらしい」
シリウスの従える不良の多くは授業にあまり出ていない。不良達の票を無効にする為にルドルフトレは動いていた
シリウスシンボリ「前会長が逃げたままじゃどうにもならねぇ」
ルドルフは相変わらず行方知れず。仮に戻ってきたとしても会長選挙に影響があるとは思えない
地道にやっていくしかないと□□はシリウスに伝える
下1~3
学園、トレーナーイベント
□□がサトノダイヤモンドと
接触、「シリウスに票を入れてくれ」と頼む。ダイヤはトレーナーの私物をくれるならと言う、□□はそういうと思ってトレーナーの靴下をあげるとダイヤは涎を垂らしながら喜ぶ
ダイヤは「サトノグループの力でシリウスさんの票を操作しますか?」と言うが「それは他の立候補者達に申し訳ないからいい、でもアンタの知り合いにシリウスに票入れるよう促しといて」と伝える
ネイチャがターボ、タンホイザ、イクノの3人に呼び掛ける。3人は勿論協力すると快く了承する
ツインターボ「ネイチャとイナリのトレーナーが困ってるなら助ける!」
自分のことを助けてくれからとターボは張り切る。イクノトレもターボを不良から助けてくれた恩があるから協力すると言っていたらしい
しかしイクノはシリウスは不良達のリーダーというのが周りからよく思われておらず票を集めるのは難しいと正論を述べる
ナイスネイチャ「ああ見えていい人なんだけどなぁ」
シリウスへのフォローを入れるものの彼女のことを誤解しているウマ娘は多く苦戦することは間違いないだろう
イクノディクタス「頑張ってください」
手段を選ばない相手に勝つことは難しいが応援しているとイクノ達はエールを送る
□□はサトノダイヤモンドと接触しシリウスに票を入れて欲しいと頼みこんでいた
サトノダイヤモンド「トレーナーさんの私物をくれるなら考えます」
「そう言うと思ってたわよ」
トレーナーの靴下を差し出すとダイヤは涎を垂らしながら喜び片方の靴下を口に放り込む
「ぅわ……」
ぐちゃぐちゃとガムを噛むようにサトノはトレーナーの靴下を愉しむ
サトノダイヤモンド「ア"ァ……」
向こう側にイってしまったサトノはなんとか戻り交渉は成立だと靴下を口に含みながら話す
サトノグループの力でシリウスの票を操作できるとも言うがそれは他の立候補者達に申し訳ないからいいと□□は断る
「アンタの知り合いにシリウスに票入れるよう促しといて」
サトノダイヤモンド「ふぁい」
くちゃくちゃと靴下を噛みながら笑顔を浮かべるサトノに恐怖を覚えつつサトノを味方にできたのは大きいとプラスに捉える
下1~3
学園、トレーナーイベント
クリークはクリークトレの家でこのことを報告する。□□達がシリウス陣営ということはルドルフトレ側にとって大きな情報となる
ルドルフトレはテイオーを擁立し会長のトレーナーということでテイオーを言いなりにし影から実権を握るつもりらしい
□□たちはルドルフトレがそこまで考えてることに気付いていない。候補者の誰かがルドルフトレ側だろうという憶測しか立てていない
スーパークリーク(ごめんなさい)
イナリを裏切ることになるが自分とクリークトレの保身の為には仕方ないとクリークは割り切る
その頃□□はハッピーミーク、リトルココン、ビターグラッセの3人にも呼び掛けていた
ミークは別にいいと承諾しココンはシリウスは何をしてくれるのかと聞いてくるの
「どういうこと?」
ビターグラッセ「公約の事だと思うけど」
そういえば公約は聞いていなかったと気付く□□。応援するならそれくらい聞いておけとココンに呆れられてしまう
まだ近くにいるはずだからと□□は3人の所からシリウスが居た方に走り出す
その道中、トレーナーがタイキに抱き締められている場面に遭遇する
タイキシャトル「トレーナーサンの事はラブデース!」
ああいつものことかと□□はトレーナーの耳を引っ張ってタイキから引き離す
トレーナー「痛いっ!」
「タイキシャトルに応援を頼んだら了承してくれたんでしょ」
ため息混じりにそう言う□□。タイキはどうしてわかるのかと騒ぐが彼女にとってはもう慣れたことだった
「シリウスの所に行くわよ」
気が済んだのなら行くとトレーナーを連れてシリウスに会いにいく2人。公約がどうなっているかを改めて確認する必要がある
下1~3
学園、トレーナーイベント
□□とトレーナー、シリウスを探すこの辺にいた筈だと見回す、するとシリウス、ウオッカと二人ババ抜きで全財産を掛けるギャンブルをしていた
>>224
□□が「何選挙活動中にギャンブルやってんのよ!?」とキレるが、シリウスが「先に仕掛けて来たのはコイツだ」とウオッカを指差す。
ウオッカ曰く「誰よりかっけえウマ娘になる為にかっけえシリウスさんに勝ちたい」と言う
この辺にシリウスがいた筈だと□□とトレーナーは見回す。するとシリウスとウオッカは2人でババ抜きで対決をしていた
シリウスシンボリ「負けた方が財布の中身を差し出すんだよ」
ただのババ抜きではなく全財産を掛けるギャンブルとしてプレイしていた
「選挙活動中になにギャンブルやってんのよ!?」
□□が注意するがシリウスは先に仕掛けて来たのはコイツだとウオッカを指差す
ウオッカ「誰よりかっけえウマ娘になる為にかっけえシリウスさんに勝ちてぇ!」
理由はわかるが賭けごとは良くないとトレーナーはギャンブルはやめるよう注意する
シリウスシンボリ「このヒリつく感じが堪んねぇんだ」
ギャンブルでなければ意味はないとシリウスは注意を無視しババ抜きを続ける
トレーナー「公約はどうなってるか教えてくれるかな?」
ギャンブルの件は置いておきシリウスに肝心の質問をする。するとシリウスはこの学園にある無駄なモノを排除すると言う
シリウスシンボリ「設備もそうだし職員もそうだな」
『モノ』には物理的なもの以外にも人も入る。ルドルフトレなど学園に不要な人間は必要ない
シリウスシンボリ「これで勝ちだ」
ウオッカ「うあー!!」
ウオッカの2枚の手札から絵札を引きウオッカの手元にはジョーカーが。勝負はシリウスが勝った
シリウスシンボリ「楽しかったよお前との勝負」
ウオッカを称えつつ勝者は去るとシリウスは立ち去りトレーナー達はそれに続いていく
下1~3
学園、トレーナーイベント
タキオンがスカーレット、エアシャカに協力を促したが微妙な顔をされたと実験室でカフェに話している
マンハッタンカフェ「不良を従えているというのはマイナスです」
カフェの淹れた紅茶を飲みながらそんなものかとため息をつく。イメージが悪いのは受け入れられないとカフェは言う
マンハッタンカフェ「学園が荒れるかもと思うウマ娘は多いでしょう」
アグネスタキオン「荒れるもなにも既に腐っているよ」
タキオンからおおよその話を聞いているカフェは頷く。ルドルフトレが悪なのはわかっているが現時点ではどうしようもない
マンハッタンカフェ「なにを企んでいるんですか」
どうしようも無いという割にはタキオンは余裕の表情でいる。トレーナーにも言っていない策があるようだ
アグネスタキオン「キミにも手伝ってもらうよ」
四つん這いになりタキオンの椅子となっていたカフェの頭を撫で役割があると言い出す
マンハッタンカフェ「なにをすればいいんですか」
例年通りならば投票用紙は選挙委員が回収し中身を確認する。それを狙うのだとタキオンは言う
アグネスタキオン「キミならできるだろう?」
『お友達』を使えば数秒から数十秒の間選挙委員の注意を逸らすことができる。その隙に投票用紙をすり替えるというものだった
アグネスタキオン「キミはやれと言われればやる」
はいとカフェはハッキリと答える。その答えにタキオンは満足し椅子の尻を強く叩く
マンハッタンカフェ「んっ」
もしカフェがしくじっても自分に被害が出ることはない。むしろ失敗すればトレーナーと海外へ行く時の障害が減るとさえタキオンは思っていた
下1~3
学園、トレーナーイベント
□□、トレーナーが手当たり次第にシリウスへの投票を呼び掛ける中、カフェトレがカフェを見ていないかと聞いてくる
カフェトレ「ミーティングの時間なのにどこにも居ないのよ」
トレーナー「もしかしたらタキオンと一緒かも」
カフェトレとタキオンの研究室に向かうことに。彼女は人間の中ではかなりスタイルが良く歩けば揺れるメロンをトレーナーは思わずチラ見する
「どこ見てんのよ」
それに気が付いた□□がトレーナーの内腿を抓る。しかしこれは近いうちにうまぴょいがしたいと泣きつくだろうという確信にもなった
トレーナーとうまぴょいしなくなっても自分は自慰はしたくならない。性欲でいえばトレーナーの方が何倍もある
タキオンの精力剤もあるがトレーナーの限界は確かに近付いており□□は絶対にトレーナーは泣き言を言うと考えていた
しかし□□は知らなかった。男というのはその気になれば恋人でなくとも欲は発散できるのだと
トレーナー達3人が研究室に入るとなにやら水音と変な声が聞こえてくる。音の原因がわからず中を見回すと仮眠用のベッドでタキオンとカフェが愛し合っていた
カフェトレ「カ、カフェ!?」
「ふーんアンタらそういう関係だったのね」
□□はせいぜいお幸せにと煽りカフェトレは愛の形は人それぞれだとフォローする
トレーナーは2人を応援すると言いその場から3人は立ち去ろうとする
アグネスタキオン「折角だから見ていきなよ」
カフェトレ「はい!?」
なにが折角なのか意味が分からないとカフェトレは取り乱すがカフェは乗り気なようだった
マンハッタンカフェ「私の乱れている所を見て下さい……」
タキオンにそう言うように命令されているカフェは3人の目の前で行為の続きを始める
下1~3
学園、トレーナーイベント
トレーナーは「女性同士の愛し合いに男がいるのは不味いよ」「一部の勢力に殺される」と
□□は「アンタらの乳繰り合いなんて興味ないわよ」と言ってその場を立ち去る
トレーナー「ダメだ!百合の間に男は存在できない!」
一部の勢力に殺されるとトレーナーは慌ててその場から逃げ出す。□□もそれに続くようにこの場を離れる
カフェトレ「カ…フェ……?」
一方カフェトレは目が離せず動くことができない。タキオンは興味深げに様子を伺いついにはカフェトレもこの混沌の渦に誘う
アグネスタキオン「カフェのここはもう蕩けてしまっているよ」
カフェは嫌がることなく脚を広げ秘部をカフェトレに見せつける。そこからは甘い蜜が出ているかのように粘液が垂れている
カフェトレは蜜に集まる昆虫のようにカフェの下半身に近付いていき思わず指を挿れてしまう
マンハッタンカフェ「…………ん」
カフェは僅かに反応しカフェトレの理性を壊しにかかる。殆ど理性が残っていないカフェトレはその指を舐めてしまう
アグネスタキオン「それがカフェの味だよ」
ほんの少し舐めただけでカフェトレの身体は疼く。これを直接舐めたらどうなるのかと彼女の頭は沸騰寸前になる
壊れる理性と共にカフェトレの頭はカフェの秘部に近付いていく
「全部タキオンが悪いんじゃないのよ」
ああいうのに唆されてトレーナーが複数人の性の対象にされるのが腹立たしいと□□は怒っていた
ネイチャもイナリもタキオンのせいで乱されている。それがなければトレーナーとうまくいけていたのにと怒りは収まらない
トレーナー「寮だと色々溜まるから仕方ないと思うよ」
寮で生活していた友人の話を聞いていたので性処理の難しさを知っているとトレーナーは言う
しかし□□はあくまで悪いのはタキオンだと意見は曲げない
「アイツは海外に連れて行かないで」
学園で別れることを本気で考えていると□□は言い、トレーナーは別れるのは言い過ぎだがなんとか対策するつもりだと答える
下1~3
学園、トレーナーイベント
とりあえず目の前に居た□□を黙らせようと薬を注射しようとするもトレーナーに掴まれ阻止される
トレーナー「次は契約解約だからね」
注意するトレーナーにタキオンは驚きを隠せない。まさかここまで身体能力が上がっているとは想定外だった
彼の目を見ると本気なのがわかる。□□も妥協しないという姿勢をみたタキオンは一つの結論を導く
アグネスタキオン「まさか私をここ(日本)に置いていくなどと言わないだろうねぇ!?」
トレーナーは否定せず黙ったまま仕事に戻る。□□も答えることなくトレーニングの準備を始める
まさかそんなとタキオンは狼狽える。どこで計算が違ったのかと慌てて修正を図る
カフェとカフェトレ、エアグルーヴを言いなりにした自分にできないことはない。絶対にトレーナーは自分のものだとタキオンは信じている
下1~3
学園、トレーナーイベント
>>250
それどころかトレーナーと話す事も激減した、家に行くのも禁止になったのでトレーニング以外で話さなくなってしまった。話しても事務的な事ばかりになり以前のように世間話はしなくなり、本来のトレーナーとウマ娘の関係に戻りつつある
>>251
トレーナーは「みんなとあまり話さなくなって寂しいけど仕方ないよね」と□□に話す「これが理想的寧ろ今までが人の恋人なのに近すぎ」と言うそれにゴルシ、スペの性的対象として見てなかった二人とは通常通り関係は続いてる
□□はこのまま行けばゴルシ、スペ以外は海外に付いてこないかも知れないわねと考えるそれでも全然いいけどと思っている
トレーニングに励むチームシリウス。メンバーはトレーナーのノンうまぴょい、去勢宣言からすっかり大人しくなる
ネイチャ、イナリ、ブライアンの3人は抱き着いたり、誘惑するなどの行為をしなくなっていた
それどころかトレーナーと話す事も激減していた。家に行くのも禁止になったのでトレーニング以外であまり話さなくなってしまった
話しても事務的な事やレースの事ばかりになり本来のトレーナーとウマ娘の関係に戻りつつある
トレーナー「皆とあまり話さなくなって寂しいけど仕方ないよね」
「これが理想的なのよ。寧ろ今までが他人の恋人なのに近すぎたの」
トレーナーを性対象として見ていなかったゴルシ、スペの2人とは今まで通り関係は続いてる
□□はこのまま行けばゴルシ、スペ以外は海外に付いてこないかも知れないと考えるようになっていた
(その方が理想なのよね)
3人になればトレーナーへの負担も減り呪いに頼らなくとも生活できるようになる
トレーナー「タキオンは今日もお休みだね」
あれからタキオンはトレーニングに出てくることが少なくなった。実験室に籠って何かをしているようだ
□□はあんな奴は来なくてもいいと心配する素振りもない。トレーナーへの投薬も無くなったのでタキオンが来ない方が安全ではある
それにネイチャ達の様子を見る限りタキオンは彼女らにも何かしらのクスリを飲ませていたと考えられる
「どうせ媚薬か何か飲ませてたのよ」
メンバーに変なクスリを飲ませるようなウマ娘の心配なんかしなくていいと□□は吐き捨てる
トレーナー「一度ちゃんと話しておかないと」
トレーニングに出てこなければ最悪は契約解除もありえるとタキオンと話す必要があった
下1~3
トレーナーイベント
トレーナーはタキオンの実験室の前まで来るが部屋の中からタキオンとカフェとカフェトレの声が聞こえてくる
また百合の花が咲いているのかと慌てて逃げようとするが会話の内容は真面目なものだった
カフェトレ「特別移籍って手はあるけどタキオンはどうしたい?」
アグネスタキオン「キミの世話になるのもいいかもしれないねぇ」
女同士で気が合うのか自分からカフェトレに担当を変わるかどうか話し合いをしているようだった
トレーナー(カップル同士、近くにいるのが一番いい)
気が合う人が近くにいるのが一番だと納得しタキオンとの契約を解除する方向で話を進めようとトレーナーは準備を始める
タキオンがチームから去る方針に決まったあと、続けてネイチャ、イナリ、もチームを移るかもしれないという話を聞く
ナイスネイチャ「やっぱりターボが心配でさー海外に行くと会えないのが辛いよね~」
イナリワン「タマやオグリと決着がついてねぇ!」
トレーナーが海外に行くことが内定し、更にノンうまぴょい宣言もあり2人はチームから去ろうとしていた
ナリタブライアン「私は離れたくはないんだ!しかし……」
ブライアンはトレーナーを高く評価していてチームを離れる選択肢は無かったのだが実家から海外NGが出てしまった
家を無視して自立するには早くブライアンは親に従うしかない。彼女は泣く泣くチームから去るしかないようだ
(結局残ったのはこの3人ね)
□□の予想通りゴルシ、スペが残ることになりそうだった。人数が減った事によりトレーナーの負担は激減し治癒能力は必要なくなってくる
呪いとの決着がつくかと思ったがまずは別の決着を付けなくてはいけない。6人でのチームシリウス最後の勝負、生徒会長の選挙が始まる
下1~3
選挙イベント
選挙の結果、新会長はトウカイテイオーに決まった。シリウス、クリスエスは僅差で敗れてしまう、ルドルフトレはこの結果に計画通りだとニヤリと笑う
>>262
トレーナーはシリウスに「力になれなかった、本当にごめん…」と謝る、シリウスは「…お前らはよくやったよ」と攻める事はしなかった。
タキオンは結局カフェにすり替え行為を止めるよう言っていた、トレーナーからカフェトレに乗り換えるのでしくじって被害が出るのを防ぐ為である
有力候補はシリウス、テイオー、クリスエスの3人で会長はこの3人の中から決まることは間違いない
□□達がシリウスの、ゼンノロブロイがクリスエスの、キタサンブラックがテイオーの応援演説をすることに
チームシリウスがシリウスの応援をするとなり注目はされたものの大きな流れを作ることはできなかった
応援演説で流れを呼び寄せたのはキタサンブラックで、演説はそこそこに応援歌を熱唱したのが多くの生徒の心を掴んだ
ゼンノロブロイの演説は悪くなかったが順番に恵まれずキタサンの後では効果は薄かった
選挙の結果はトウカイテイオーが勝利し新しい会長となった。シリウス、クリスエスは僅差で敗れる
ルドルフトレはこの結果に計画通りだと笑いトウカイテイオーを自分に従わせる為に手を用意し出す
トレーナー「力になれなかった、本当にごめん」
シリウスシンボリ「お前らはよくやった……」
トレーナー達が彼女の支援をしていたのを知っていたのでシリウスは責めることはしなかった
シリウスはなにかを言いたげな表情をしていたが敗者は黙って去るだけだと無言でトレーナー達と別れる
アグネスタキオン(無駄な危険は犯したくないからねぇ)
タキオンはカフェにすり替え行為を止めるよう指示を出していた。カフェトレに乗り換えるのに冒険はすべきではないとの判断だった
テイオーとの結果は僅差であり、すり替えに成功していればシリウスが会長になっていたかもしれない
しかしタキオンはシリウスに悪いとも思わずもう終わったことだと彼女のことは気にもとめない
アグネスタキオン(エアグルーヴ君をうまく躾けておけばいい)
生徒会のエアグルーヴを自分の思い通りに動かせるので今のタキオンは会長が誰になっても構わなかった
カフェはタキオンにとって道具だったがカフェトレを通すことで愛着が湧いてきていた
新しい道具(玩具)のエアグルーヴで自由に遊べるとタキオンは笑っている
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
選挙後、ネイチャはイクノディクタスのチームに移籍し、イナリはバンブーメモリーのチームに移籍していった
タキオンはもちろんカフェのチームに移籍していき、ブライアンはハヤヒデのチームに移籍させられることに
トレーナー「シリウスはこれで解散かな」
無敗の記録を残したままシリウスの解散を選んだトレーナー。□□達3人でもシリウスを名乗ることはできたがその方が良いと判断した
短距離からダートまで全てのレースで一着を取ったトレーナーのシリウスはこの後伝説となって語られていく
そういえばとタキオンが置き土産でとある情報をトレーナーに提供する。それはテイオーのトレーナーがルドルフトレになったということ
この時点でトレーナーはルドルフトレの狙いに気付いたが時すでに遅し。ルドルフを慕っていたテイオーはそのトレーナーの誘いを断るはずがない
そこに気付くべきだったと後悔するも遅かった。せめてテイオーが汚されないよう気を付けるしかない
3人になった□□のチームは人数が減った事によりトレーナーの負担やストレスが減りより良いトレーニングが出来るようになった
更にレースでも□□がJBCスプリント、スペがエリザベス杯で、ゴルシがジャパンカップで一着を取る
トレーナー「□□はチャンピオンズカップ。スペとゴルシは有マだ」
恐らくこれが日本での最後のレースになると話すトレーナー。□□達は望むところだと士気は高い
スペシャルウィーク「全力で頑張ります!」
ゴールドシップ「ゴルシちゃんワープしちゃう!?」
「絶対に負けないわ」
彼女たちの国内での最後の戦いが始まろうとしている
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
>>271
ゴルシとスペも品がない発言が多かったタキオン達がいなくなったので正直精々した気分でいた。□□はこんな事ならさっさとネイチャ達を追い出すんだったと…修羅場になる事もノンうまぴょい宣言もなかったと後悔。
うまぴょいしない宣言だけで違うトレーナーに行く辺り結局奴らは性の対象でしかトレーナーを見てなかったのかと腹立って来る□□
>>272
□□は待てよ?アイツらがいなくなったって事はもうトレーナーとうまぴょい出来るじゃないのよ!と気が付く
その後はゴルシがトレーナーにドロップキックしたり、メジロドローンに乗せたり、マグロ漁に連れて行ったりと奇行がいつも通り行われる
スペは期末試験で赤点追試になった際に勉強を教えてあげたり、彼女の為に5段弁当を作ってあげたりと色々あったが2人は決してトレーナーにキスやうまぴょいをせがむことはなかった
(アイツが居なくなっていいことしか無いじゃない)
□□と同じようにタキオンには悪いがトレーナーも居心地の良さを感じていた
ゴルシとスペも品がない発言が多かったタキオン達が居なくなったので正直精々した気分でいた
「こんな事ならさっさと追い出せば良かったわね」
トレーナー「そういうわけにはいかないよ」
担当すると言った自分が悪いのでよほどの理由が無い限りは契約を切れなかったとトレーナーは言う
そうは言ってもうまぴょいしない宣言で違うトレーナーに行く辺り、結局性の対象でしかトレーナーを見てなかったのかと怒りが込み上げてくる
「そうよ!!」
□□は突然机を叩き立ち上がる。ネイチャ達がいなくなったという事はもうトレーナーとうまぴょいが出来ると気付いたのだ
一方でトレーナーは既にその事実に気付いていたが自分からは言えないと黙っていた
それにスペとゴルシに悪影響があるかもしれないとノンうまぴょい宣言の撤回をしなかった
「今夜家に行くから覚悟してなさい!」
上記の理由を言おうとするも□□はトレーニングだとトレーナー室を飛び出していく
やはり学生と関係を持つのはいけないと断るべきなのか。それとも欲望に正直になるべきか。トレーナーは究極の二択で悩んでいる
下1~3
トレーナーイベント
結論が出ないままトレーナーもトレーニングに出る。3人を指導をしているとタイキシャトルが突然飛びついて来る
タイキシャトル「トレーナーサン!学園から居なくなるのサミシイです!」
彼女の後ろにはドトウもおり本当に海外行くのかと確認に来たようだった
チームシリウスの解散によりトレーナーが海外に行くとの噂が学園で広がっていてトレーナーが本当だと説明する
タイキシャトル「それなら向こうをワタシがを案内シマス!」
トレーナーは「それはちょっと助かるよ」
メイショウドトウ「本当に行っちゃうんですね…もっと仲良くなりたかったです~」
□□は改めてこの二人の凶悪ボディを見てチームに来なくて良かったと心から思っていた
イナリが恋愛上級者であればトレーナーは奪われていた。□□は身体に自信はあったが上には上がいる
メロンでいえば目の前にいるドトウに勝つことはできない。トレーナーは揺れに揺れるドトウのメロンを凝視している
トレーニングが終わるとゴルシはどこかに消えスペは寮に帰っていくなか□□はトレーナー室に残る
トレーナー「帰らないの?」
「アンタの部屋に行くわよ」
いやそれはとトレーナーは断るが□□は股間を強く掴み睨みつける
「どの口が言ってるのよ変態」
そのままタマをギチギチと強く握る。普通であれば痛みで顔が歪むがトレーナーは悦を感じていた
トレーナー「あっ、あ」
「なに感じてるのよこの豚」
こうなってしまえばトレーナーは□□に逆らえない。大人しく分からされるだけである
下1~3
学園、トレーナーイベント
次の日、久々に欲を発散出来たトレーナーは今まで以上に閃きが冴え良質なトレーニングを行う
ゴールドシップ「なんか今日お前メチャクチャ冴えてるな」
スペシャルウィーク「トレーナーさん凄いです!」
これを見た□□はうまぴょい禁止はやはり足枷でしかなかったと確信する。男にとって禁欲は大きな障害となるのだ
効率よくトレーニングを行なっている間、トレーナーは昨夜□□と話していたことを考えていた
□□は中央以外にもウマ娘の学校を作れないかと言い出したのだ。このまま中央にルドルフトレが居る以上腐る一方だと□□は言う
もし追い出したとしても学園の情報を持ち出したりあること無いことを暴露すると考えられる
こんな状況では強豪に埋もれてる無名のウマ娘達も中央では活躍出来ない。そんな娘達を何とかする為新しい学校が必要ではないか
学校という形でなくてもウマ娘達の新しい何かを始めたいと□□は熱く語っていた
□□は中央に来る前までは平凡以下で誰にも注目されていなかった。トレーナーが存在しなければ今の活躍はない
自分のようなウマ娘はまだまだいると確信しており、彼女はそんなウマ娘の受け皿が必要だと訴えている
学校は無理でもトレーニングスクールならどうか。様々な形があるとトレーナーは考えを巡らせる
海外に行くことを活かせるようなことがあれば…トレーナーは□□の意見を本気で考えていた
下1~3
学園、トレーナーイベント
トレーナーは桐生院にこの事を話してみることに。すると彼女は素敵な考えだと□□の意見に賛同する
桐生院「もし実現させるなら桐生院家もお手伝いします」
桐生院家が手を貸してくれるのは心強いとトレーナーは明るい表情になるがそれとは桐生院は暗い顔をする
桐生院「トレーナーさんが海外に行ったあとが心配です」
ルドルフトレのパワハラは酷くなる一方だと桐生院から聞かされる。トレーナーは桐生院も被害にあったのかと心配しだす
トレーナー「桐生院さんは大丈夫なんですか?」
真剣な表情で心配するトレーナーを見て彼女は赤面する。困っているなら助けたいと思っているトレーナーの顔は桐生院の情緒を揺らす
桐生院「わ、私がされたわけじゃありません」
辛うじて理性を保った桐生院はパワハラされた話をよく聞くとトレーナーに伝える。確かに桐生院家のお嬢様にそんな事するわけないと安堵する
ルドルフトレの暴走を止めることは実質不可能なのでこれから悪化する一方だと推測できる
今は安心でも近い将来に桐生院家に手を出すかもしれない。そうなれば桐生院も被害に遭ってしまう
それだけは避けたいとトレーナーは考えるが良い案が浮かばない
それに未だにルドルフの行方も分かっておらずせめて生きていることを確認したいと思っている
大事にしない為にルドルフは実家に帰省してるという事になってるもののいつまでも誤魔化せるわけではない
桐生院家もルドルフの行方を追っているが未だに消息がわからない
トレーナー「最悪を考えるべきでしょうか」
桐生院「考えたくはありませんね……」
無言の帰宅になるとしても彼女を見つけてあげたいとトレーナーはルドルフを心配している
そのことに関して桐生院は若干納得がいっていない。ルドルフトレが悪いのは理解できるが走れないことを誤魔化し続けた彼女も悪いと思っている
栄光にしがみつき学園を汚染させた責任は彼女にもある。このまま行方不明の方が良いとさえ思っている
桐生院家がルドルフを探しているのはルドルフを探すだけでなく、誰よりも先に見つけることが目的だった
まだしぶとく生きているのなら捕まえる。そして話を聞いて悪だと判断すれば……
桐生院(私は鬼になります)
桐生院がそんなことを考えているとは知らずトレーナーはルドルフのことを不安に思っていた
下1~3
学園、トレーナーイベント
それから□□はチャンピオンズカップに出場し勝利し、スペとゴルシは有マの為に調整を進めG2のレースにも出バし一着を取る
有馬が迫るある日、ナリタタイシンがトレーナーを訪ねてきた。合宿の時はネイチャに阻まれたがチームを離れたと聞いてやってきたのだ
□□は彼女を見た瞬間ネイチャと同じ道を辿るだろうと推測する。トレーナーの見た目にやられたウマ娘はわかりやすいと半ば呆れる
そこでまずトレーナーではなく□□がタイシンと話すと2人の間に割って入った
「先に言っとくけどコイツは私の恋人だから」
ナリタタイシン「はぁ?」
このリアクションを見た□□はおかしいなと疑問に思う。これが最初の頃のネイチャなら敵意が顔に現れていた
自分が恋人だと言ってもタイシンは意味がわからないという表情をしている。トレーナーにやられたはずなのにおかしいと□□は納得できない
タイシンを追い返すはずだったが出鼻を挫かれあとの言葉が続かない。仕方ないのでタイシンの前からどきトレーナーとタイシンが話し出す
トレーナー「僕たちが海外に行くのは知ってるよね?」
ナリタタイシン「だから声かけたの。アタシをバカにした連中を見返したい」
小柄な身体での追込みは理に適っているとはいえずタイシンの評価は実力に対して低い
タイシンの走りが未熟であるのも事実で本人もそれを自覚している。トレーナーなら自分を次のステージに上げてくれるとタイシンは語る
トレーナー「僕としてはまずここで頑張って欲しいと思う。けどキミの気持ちは凄くわかる」
トレーナーも背が低くバカにされることは何度もあった。彼女の気持ちがわかるとタイシンに同情する
トレーナー「全部話してみてもいいかな?」
タキオンが中心となったネイチャ達との修羅場を話していいかと□□に確認をとるトレーナー
彼女はネイチャ達とは違うと判断し話してもいいと許可を出す。タイシンには全てを知ってもらった上で考えて欲しいとの判断だった
トレーナーがタイシンと話している頃、有マにスーパークリークが出走するとの情報が出た
イナリが抜けてクリークと接点のない□□達には関係ない話かと思いきやこれはルドルフトレの差し金だった
ルドルフトレはゴルシの奇行とスペの斜行を有馬ででっち上げ最後に彼らに泥を塗ろうと計画していた
その為に有マの関係者を脅し、買収し終えておりあとは本番を待つだけとなっていた
隙がないはずのルドルフトレの唯一の不安が行方不明になっているルドルフ。彼女が全てを暴露すれば自分の身も危なくなる
そんなことをすればルドルフ自身にも傷が付くうえにそんなことができる根性はもう彼女にはないと考えていた
しかし姿を消し誰にも見つかっていない現状をみるとそんな楽天的に考えてはいられない
不良達を使いルドルフの捜索を続けており、もし発見した場合は『不良の事故』が起こるよう命令も出している
殺さなくともルドルフが二度と喋れなくなればいい。それさえ終われば自分に敵はいないとルドルフトレはほくそ笑む
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
タイシンとの会話中、扉が蹴り破られる犯人はゴルシ「大変だっ!ヤベェぞ!」といつもと違い焦りが見える、一緒にいたスペも顔をが青い何があったのか聞くと、「元会長が飛び降りたんです!」と聞かされるトレーナー達。
□□は「う、嘘…」と驚き口が塞がらないルドルフにいい印象はなかったがそんな事するなんてと…、トレーナーは「死ぬ事は…罪滅ぼしじゃない…」と呟くとトレーナーの手には『目覚し時計』が
同時刻、タキオンの研究室ではタキオンが今後を悩むカフェトレは料理は出来ない、薬を飲めば体調を崩す、トレーニングは平均…ぴょい以外役に立たない…今更自分を否定したあの男(トレーナー)の所には戻れないしと考えていると
するとトレーナーから手に入れた目覚ましが光だした何事かと目覚ましを触ろうとしたら『お前が使う物じゃない』と聞こえ目覚ましが消えて>>303
トレーナーがルドルフが飛び降りた場所を聞き戻る、ルドルフが虚ろな目でとあるビルの屋上にいると不良が近づき彼女を突き落とそうとするのを止める
タイシンはタキオン達の話を聞き顔を赤くしながら自分はそんなことに興味は無いと言う
「ブライアンさんも最初はそうだったけど結局墜ちたのよ」
興味が無いというだけでは信用できないと□□は言うがトレーナーはある程度は納得する
トレーナー「どっちしろもっと良く考えた方がいいと思う。日本にいつ帰ってこれるかわからないんだよ」
一時の感情で選んだら後悔しかないとタイシンを説得する。とにかく冷静に考えてみることが大事だと強調する
タイシンと話している最中に扉が蹴り破られゴルシとスペが慌ててトレーナー室に入ってくる
ゴールドシップ「大変だ!ヤベェぞ!」
□□が扉を蹴破ったことを注意しようとするもいつもと違い焦りが見え一緒にいたスペも顔が青く只事で無いと知る
トレーナー「何があったの?」
スペシャルウィーク「元会長が飛び降りたんです!」
「う、嘘……」
ナリタタイシン「元会長って…シンボリルドルフが……?」
ルドルフにいい印象はなかったがそんな事するなんてとトレーナーはその場にへたり込む
トレーナー「死ぬ事は罪滅ぼしなんかじゃないのに…」
行方知れずになってから時間が空いてからの飛び降り。悩みに悩んだ末の行動であることは容易に想像できる
彼女は善ではなかったが救われる権利はあった。全てを公にし罪を償う真っ当な方法はあったのだ
彼女はその選択肢を考える余裕すらなかったのかもしれない。せめてそれだけは知らせてあげたかったとトレーナーは悔恨の思いで一杯になる
そんな時、トレーナーの手にあの『目覚し時計』があった
同時刻、タキオンの研究室で今後のことをタキオンは悩んでいた
新しいトレーナーのカフェトレは料理は出来ない上にクスリを飲ませれば体調を崩してしまうような身体だった
トレーナーが異常なだけであったがこうも人間の身体が脆いとは計算外だったとタキオンは悩む
辛うじてトレーニングは平均だが今更トレーナーの所には戻れない。自分を否定した相手に頭を下げるのはプライドが許さない
カフェトレは普通ならすぐに捨てるモルモット以下の存在だがぴょいの相性が抜群に良く手放せないでいた
彼女は筋金入りの百合で学生の頃から彼氏ができたことがなく彼女ばかり作っていた本物であった
カフェトレは過去にウマ娘との交際していた経験があったのでタキオンもすぐに骨抜きにされてしまっていた
どうするべきかと考えているとトレーナーから手に入れた目覚ましが輝き出し何事かと触ろうとすると突然声が頭に響く
〈お前ごときが使う物じゃない〉
アグネスタキオン「ひっ」
気がつくと目覚まし時計が消え、目覚ましが組み込まれていた怪しい機械が壊れてしまっていた
いまの非科学的現象は何だったのかという興味と自身に向けられた憎悪の声。2つの感情がタキオンの中で揺れ彼女は混乱してしまう
シンボリルドルフ「……………」
ルドルフは虚ろな目でとあるビルの屋上居た。その後ろにはルドルフトレが従えている不良が彼女に近付いていた
ルドルフを突き落とそうとしているのだろう。静かに近付く不良達を□□達が慌てて止めに入る
ゴールドシップ「現行犯だおらぁ!」
スペシャルウィーク「ぼ、暴力はいけません!」
ナリタタイシン「なんでアタシまで手伝うのさ!」
「こうなるってわかっててタイシンまで連れてきたの…?」
トレーナーの予知じみた閃きに恐怖を覚えつつ□□達は不良達を制圧する。一方でトレーナーはルドルフにゆっくりと近付く
トレーナー「……知ってたんだね」
そう言われルドルフは静かに頷く。トレーナーはこのビルに不良達がいることは知らず説得役は多い方が良いとタイシンも連れてきていた
目覚ましが鳴る前にゴルシから聞いたのはルドルフがこのビルから『飛び降りた』こと
彼女は不良達に押されてビルから落下したわけではなかった
シンボリルドルフ「こんな所まで来て私は……卑怯なままなんだ……」
ルドルフは自分の後ろに不良達がいることに気付いていた。気付いていたのに逃げようともしなかったのだ
彼女は何度も飛び降りようとしたができなかった。行方不明になった日から毎日のようにビルの屋上に来ては時間だけが過ぎていた
走れなくなったことを隠してしまった彼女にはもう勇気は残っていない。自分で死ぬことすらできなかった
そんな時に不良達が自分の後ろにいることに気付いた。それを知ったルドルフは…
シンボリルドルフ「私を殺してくれると……笑ってしまっ……ぐあぁぁ……!」
雄叫びのような声をあげ彼女は号泣する。自殺ではなく殺されれば自分は悪くない。そんなことを彼女は最後まで考えてしまっていた
腐り切ってしまった自分の心に絶望し、これまでやってしまったことの大きさを後悔しながら彼女は大粒の涙を流す
下1~3
学園、トレーナーイベント
トレーナーがルドルフを説得
「死んで償うのは絶対やってはいけない、真実を明らかにし、生きてできる償いをするべき」
トレーナー、ルドルフに手を差し伸べる。
「前も言った(>>117)けど…僕は貴女に憧れて、貴女のようなウマ娘を育てたいと思って学園に来ました」「憧れの人を死なせたくない、生きて償って欲しい」
>>309、>>312
更にトレーナーは「僕の担当になってください、走れなくたって構わない僕をサポートして欲しい」「一からやり直しましょう」とルドルフを担当に誘う、ルドルフは追い出そうと消そうとした自分にこんなに優しくしてくれる何てと泣き崩れる
トレーナーは涙を流すルドルフに手を差し伸べる
トレーナー「前も言ったけど僕は貴女に憧れて、貴女のようなウマ娘を育てたいと思って学園に来たんだ」
トレーナー「憧れのウマ娘を死なせたくない。僕がキミを支えるよ」
ルドルフが走れなくなったことは知っているにも関わらずトレーナーはチームに入って欲しいと言い出す
トレーナー「走れなくたって構わない、僕をサポートして欲しいんだ」
一からやり直そうとトレーナーは彼女の手を握り締め優しく話す。ルドルフは彼を追い出し消そうとした自分にこんなに優しくしてくれる何てと泣き崩れる
シンボリルドルフ「う…ああああああああああっ……!」
泣き崩れた彼女をトレーナーは優しく抱き続けていた
海外に行くにあたり向こうでトレーナーをサポートしてくれる存在は大きい。ルドルフは海外経験もあるのでチームに入るのはメリットがある
すぐにでもチームに入るのかと思いきやトレーナーは暫くルドルフを匿うという選択を取る
トレーナー「ルドルフトレは必ず有マで何かしてくるはず」
既に動いている可能性はあるがこちらの切り札としてルドルフを使うということになった
その考えに□□は本当に大丈夫なのかと疑問に思う
「言葉は悪いけど自分で死ねなかったような奴よ?」
土壇場になって証言を覆しかねないと□□は言う。スペはそんなことないと反論するがゴルシは賛同する
ゴールドシップ「悪ぃけど信用できねぇな」
ルドルフトレの悪事を暴くどころかトレーナーが悪いと言い出す危険性があるとゴルシは言う
ゴールドシップ「お前もそう思うよな?」
ナリタタイシン「アタシに聞いてんの?」
別れるタイミングを逃しルドルフを回収してからもついてきていたタイシンにゴルシは話を振る
暫く考えたあとタイシンもゴルシの意見に賛成だという結論を出す
シンボリルドルフ「信頼を得るためならなんでもする」
とりあえずルドルフは誰にも見つからない場所…トレーナーの部屋で面倒を見ることになった
□□は大反対だが他に場所が無いのと有馬までの間ということで納得してもらった
下1~3
学園、トレーナーイベント
ヒロインそしてルドルフが
坂路で友情トレーニング
□□とゴルシはルドルフは信用出来ないと彼女を怪しむ。トレーナーは2人の気持ちは分かると言いつつルドルフを信じたいと訴える
ナリタタイシンは「よく信じようと思えるね」
スペから事情を聞いたタイシンは呆れながらそう言う。ルドルフは敵の仲間だというのにお人好し過ぎると言う
トレーナー「どんな相手でも信じる心が大切なんだよ」
互いに助け合えばどこの国の人達とも友達になれる。たとえその気持ちが何百回裏切られようと信じる気持ちを捨てるべきでないと語る
何回裏切られても信じると言うトレーナーにスペはその考えは素敵だと感動し□□はそこまで言うならアイツを信じると妥協する
ゴールドシップ「裏切ったら引き摺り回すからなこのやろぉ!」
シンボリルドルフ「ありがとう……」
とんでもなくお人好しなトレーナーだと思うタイシン。でもこのトレーナーは本物だと確信する
こんな良物件を手放すなんてネイチャ達はバカだとタイシンは言いそれに□□が反応する
「ブライアンさんはともかくあの3人は最低よ。違うトレーナーにすぐ乗り換えたしトレーニングして貰った恩とかないのよ」
うまぴょい禁止でも付いて来ようとしたブライアンはともかく、タキオン達3人の好感度はかなり下がっていた
ゴールドシップ「ウマ娘のが強いのを忘れてないか?」
その気になれば人間の男くらいいつでも襲える。禁止と言われて素直に従ったのはまだマシだとゴルシは言う
ナリタタイシン「あのさあいつもこんな感じなの?」
顔を赤らめながらタイシンが尋ねる。この短時間にぴょいだのうまぴょいだの言い過ぎだと訴えている
ゴールドシップ「タキオンが居なくなってマシになってんだよ」
修羅場っていた時はこの比じゃなかったとゴルシは言い□□は大きく頷く。スペは刺激が強いようで顔が赤い
ナリタタイシン「モテるって大変なんだ…」
ぼそっと呟いたタイシンの台詞にトレーナーは静かに頷く
下1~3
学園、トレーナーイベント
保護されているルドルフが「わたしの
トレーナーからはヤニのにおいがする」
と言う。「道理で危険なやつなんだな」
と納得しちゃった○○トレーナー
>>323
ルドルフトレーナーのベッドの下にあった成年誌もきちんと本棚にしまってくれる、トレーナーは「そ、そこは触らなくていいよ…」と言うも、「気にしなくて良い男性なら持ってて当たり前」と言ってくれ更に「そ、それより私がいる事でその…処理しづらくなったんじゃ…」と顔を赤らめながら心配してくれる
>>324
□□がやって来て「そんな事アンタが心配しなくて良い、ルドルフトレで汚れたアンタとは絶対ヤらせない」と釘を刺す、ルドルフは「や、奴とは身体の関係はなかった」と言うルドルフトレは実績や金にしか興味なかったと話す。
しかしそれ以上に□□は引っ掛かった事に突っ込む、「アンタまさか未経験?」と聞くとルドルフ顔真っ赤にする
それからルドルフはトレーナー宅で生活を始める。自分に手を差し伸べてくれたトレーナーの為に炊事洗濯掃除を積極的にやる
それを見てトレーナーはまさか憧れの皇帝が家事をやるなんてと衝撃を受ける
掃除が隅々まで行われた結果、トレーナーのベッドの下にあった成年誌もきちんと本棚にしまわれていた
トレーナー「ベ、ベッドの下は触らなくていいから……」
シンボリルドルフ「気にしなくて良い男性なら持ってて当たり前だ」
さすがにこれくらいで動揺しないかと思っていたがルドルフは顔を赤らめながは提案があると言い出す
シンボリルドルフ「わ、私がいる事でその…処理し辛くなったら……」
性処理に自分を使って欲しいと言うルドルフに首を振って拒否するトレーナー。ちょうどその時□□がやってくる
「そんな事アンタが心配しなくて良いから。汚れたアンタとは絶対ヤらせない」
ルドルフトレで汚れた身体をトレーナーに触らせないと釘を刺すもルドルフは身体の関係はなかったと言う
そんなバカなと□□は問いただすがルドルフトレは実績や金にしか興味なかったと話す
また嘘をついているのかと思ったがそれにしては反応が変だと□□は引っ掛かりルドルフに質問する
「アンタまさか未経験?」
ルドルフは顔を真っ赤にし小さく頷いた
「あの皇帝が処女ねぇ、ふーん」
俯きながら顔を赤くするルドルフの周りを歩きながら□□はニヤニヤと笑っている
これは使えるかもしれないと閃きトレーナーにある指示を出す
「ルドルフとちょっとぴょいしなさいよ」
トレーナー「はぅあっ!?」
「先っぽだけでいいから」
いきなり何を言い出すのかとトレーナーは□□に詰めよるが彼女なりに考えがあった
ルドルフの初体験を動画で撮りそれをトレーナーと共有することで彼女を信頼しようということだった
もしルドルフが裏切ればその動画をネットにばら撒く。動画という枷があれば簡単には裏切らないとい□□は言う
「コイツは優しいから裏切っても大丈夫とか考えてそうなのよ。だから私が動画を撮る」
シンボリルドルフ「私はどんなことでもする」
言葉だけでなく裏切らないというモノがあれば確かに良い。しかしそれとこれとは話が違うと言おうとするも既にルドルフは裸になっていた
トレーナー「どうして!?」
「先っぽだけよ!!」
□□は既に動画を撮影しておりトレーナーに拒否権はなかった
一方でルドルフトレは不良たちからルドルフが生きていたと聞かされる。しかし邪魔が入り確保に失敗したと知り血眼になって探している
…ということをトレーナーは桐生院から聞かされる。トレーナーは改めてメンバーに箝口令を敷くことに
スペシャルウィーク「ルドルフさんはあんな人に渡せません!」
ゴールドシップ「『ちゃんと』面倒見てんだろうなぁ?」
ちゃんと、の部分を強調するゴルシ。まるで何があったかを知っているような眼差しでトレーナーは目を合わせられない
もちろん□□も合わせられない。なぜあんなことを許可してしまったのかと自己嫌悪に陥っている
そんな2人の様子をスペは訳がわからないといった表情で見ていた
スーパークリーク(ルドルフさんは彼の家に居るんですね)
この会話をスーパークリークはトレーナー室に耳を当てながら聞いていた
ルドルフさえ排除すればルドルフトレの不安はなくなる。早速手を打たなければとクリークは静かに立ち去る
下1~3
学園、トレーナーイベント
>>330
ルドルフ、手を差し伸べられ純情をトレーナーで散らしてからトレーナーにベッタリになっていた
「トレーナーくん、私の事はルナと呼んでくれ…」と甘える、ルドルフトレにも頼んだ事も呼ばせた事もない幼名で自分が認めた者にのみ呼ばせているらしい
>>331
ルドルフにくっつかれてドギマギするトレーナー、小さすぎず大き過ぎずの胸が当たっていてドギマギするトレーナー。
すると外で声が聞こえるのに気が付くトレーナー、窓を見ると不良達がトレーナーの家の周りにいた「この辺のはずだ…」「探せ!」と話していた、ルドルフは「わ、私は裏切ってない」と弁明するトレーナーも「疑ってない信じている」とルドルフを一ミリも疑わない。そんな姿にキュンとするルドルフ。でもなぜバレたのかと疑問が浮かぶ
ルドルフトレが探している間、外には出ないようにとトレーナーは注意しルドルフもそれを承知する
シンボリルドルフ「私はキミが居ればそれでいい」
トレーナーに手を差し伸べられ彼で純血を散らしてからベッタリになっていた
ルドルフが部屋から出れないのもあって2人で過ごす時間が多くなってしまっている
シンボリルドルフ「トレーナー君、私の事はルナと呼んでほしい」
ルドルフトレに呼ばせた事がなく自分が認めた者にのみ呼ばせているルナという幼名。それを呼んで欲しいとトレーナーに甘える
シンボリルドルフ「呼ぶくらいなら別に……」
ルドルフにくっつかれてドギマギするトレーナー。憧れのウマ娘であり小さすぎず大き過ぎずの胸が当たっていて反応に困る
□□からキツく言われているのでルドルフから何か行動を起こすことはしないがこのままだとトレーナーが持たないかもしれない
強い気持ちを持って堪えるしかないと精神を集中させていると外から声が聞こえるのに気が付く
窓から外を見ると不良達がトレーナーの部屋の周りをウロウロしていた
不良A「この辺のはずだ」
不良B「探せ!」
不良C「一部屋ずつ確認する」
それを見たルドルフは自分は裏切っていないと弁明する。トレーナーは信じているとルドルフを一ミリも疑わない
シンボリルドルフ「トレーナーくぅん……」
そんな姿にキュンとするルドルフを抱えながらなぜバレたのかとトレーナーは疑問に思う
しかし今は考えるより行動だと頭を回転させる。窓から中を見られればこの部屋にいることがバレてしまう
不良達はこの建物ということは知っていたがトレーナーの部屋を特定していたわけではない。それを使うしかないと急いで行動する
トレーナー「脱いで!」
シンボリルドルフ「この身体はキミのものだ…好きに抱いてくれ」
そうじゃないと言いながらトレーナーはルドルフの下着と服を窓から見える位置に干し、彼女をベッドに寝かせる
トレーナー「耳を隠して!」
ヘアバンドでウマ耳を隠すように指示し自分は箪笥の中に隠れる。これでパッと見は独身女性が住んでいるように見えるはず
じっくり見られるとマズいが窓から見るくらいならなんとかなる。完全に誤魔化すのではなく時間稼ぎが出来ればいいとトレーナーは考えていた
下1~3
トレーナーイベント
不良A「ここは女が1人だ」
トレーナーの狙い通り独身女性が住んでいると勘違いさせることに成功する。その後不良達は全ての部屋を確認し終えたようだった
不良B「このアパートじゃなかったのか?」
不良C「向こうのアパートかもしれない」
不良A「スーパークリークの情報だとこの辺で間違いないんだ」
不良の一人が情報を漏らし向かいのアパートに行く不良達。彼女達の発言を
トレーナーとルドルフは聞き逃していなかった
トレーナー「スーパークリークが不良達と繋がってた?」
シンボリルドルフ「違う、彼女はルドルフトレと面識がある」
スーパークリークがルドルフトレの腹心であることを知っていたルドルフは彼女が情報を流したのだと言う
イナリを通じて情報を手に入れたのかどうかまではわからないが、クリークは敵であることは間違いない
その後パトロールで周っていた警察を不良達が見つけ難を逃れる。今日はなんとかなったが明日以降はわからない
どうにかできないかとシリウスシンボリに協力を仰ぐことをトレーナーは思いつく
翌日、トレーナーはシリウスシンボリに会いルドルフトレの不良達をどうにか出来ないかと相談する
不良達の纏め役の彼女ならという期待があったがルドルフトレが従えてる不良は自分とは管轄外だとシリウスに言われてしまう
シリウスシンボリ「それよりなんでアンタが皇帝と一緒なんだ?」
シリウスの興味はルドルフにあったようでトレーナーが経緯を説明する
シリウスシンボリ「とことん甘い奴…いやここまでくるとめでたいな」
笑いを通り越し呆れるシリウス。ルドルフトレを止めるのはルドルフが必要とわかっていてもそこまでする義理はない
それなのにトレーナーはルドルフに手を差し伸べた挙句チームにまで誘った。彼のお人好しさをシリウスは改めて知る
シリウスシンボリ「いいぜ協力してやるよ」
ただし正当な方法では無理だと注意を促す。それでもやるかとトレーナーに確認をとる
トレーナー「誰も傷つかないのが一番だけど、そうも言ってられない」
わかってるじゃねぇかとシリウスはトレーナーの肩をポンと叩く。話し合いでどうにかなるには遅過ぎた
下1~3
学園、トレーナーイベント
その頃、ルドルフトレが元トレーナーの担当であるタキオンに接触しトレーナーの情報を教えろと迫っていた
協力すれば実験に協力するとタキオンに条件を出すと彼女は興味があったようで話に乗ってくる
アグネスタキオン「君がモルモットになってくれるのかい?」
ルドルフトレ「私がお前ごときのモルモットになるはずないだろう」
ホームレスや貧困層の人間をモルモットとして渡すとルドルフトレは話す。モルモットは多ければ多いほど良いが態度が気に入らない
ウマ娘を下に見ているルドルフトレに従う気になれず協力しないと答えるとルドルフトレは不気味に笑う
理事長を追い出し学園を乗っ取る為にはルドルフは消さなければならない。その為にタキオンの協力は必須だとルドルフトレは言う
ルドルフトレ「断ればお前たちごと消してやる」
カフェとカフェトレの関係が知られており2人を人質にするという。ウマ娘を道具としてしか考えていないルドルフトレをタキオンは睨む
アグネスタキオン「この私を脅すとはね」
覚悟しておくといいと力無く言いタキオンは協力せざる得ない状況となってしまった
クリークのせいで場所が割れてるとなるとトレーナーのアパートにルドルフを匿うのは危険と判断する
こうなれば□□の実家を頼るしかないと□□家の別荘でルドルフを匿うことになった
□□の両親は喜んで協力してくれることになったが別荘の状態はあまり良いものではなかった
「メジロ連中の別荘に比べると犬小屋ね」
決して大きくなく整備も行き届いていない別荘の掃除からしなくてはいけない状況
メジロ家と違い毎月のように掃除と整備をしてくれる使用人を雇う余裕がない為こうなってしまっている
トレーナー「水も出ないよ!?」
シンボリルドルフ「電気も点かないか」
水道と電気は明日から使えるようになるとのことだが、今日は半サバイバルであることが確定した
食材などは宅配サービスを使えるがそれ以外は全て自分で何とかしなくてはならない
ルドルフさえいなければと□□は彼女を睨むがすぐに憎しみは消え深いため息となって現れる
下1~3
トレーナーイベント
水は別荘の外にある露天風呂用のものがあり面倒ではあるが外に汲みに行けば問題ないと判明した
しかしガスと電気はどうしようも無いのでとりあえず宅配サービスで食材をトレーナーは頼む
数十分後、お待たせしましたの~と配達員が来るが聞いた事ある声だと思うもこんな声だっかたと一瞬迷う
だが扉を開ける以外に選択肢はなく大人しく開けると配達員としてアイネスフウジンがやって来ていた
アイネスフウジン「あ!可愛いトレーナーさんなの!」
気付かれた上に自分は可愛いと思われてるのかと少しショックを受けるトレーナー。しかし気を取り直しどうしてここにいるのか彼女に聞く
アイネスフウジン「アルバイトのウーマーイーツなの!」
嘘ではなさそうだがあのクリークが敵だったし用心したに越したことはないとアイネスに口止めを頼む
アイネスフウジン「お客さんの情報は言いふらしたりしないの!」
アルバイトとしてルールは守ると胸を張りながらアイネスは言う。その際アイネスの胸に視線がいってしまったのを□□に見られていた
「アンタは懲りないわねぇ!!」
トレーナーの耳を引っ張り怒りを露わにする□□。アイネスは□□が出てきたことで事情がわかったという顔をする
アイネスフウジン「朝までお楽しみなの~!」
邪魔しては悪いと素早く帰ろうとするがその際ルドルフも顔を出しアイネスが見つけてしまう
アイネスフウジン「元会長!?ま、まさか!?」
街から離れたこんな家で男女だけ。これがどういう意味かわからないほどアイネスは初心ではなかった
アイネスフウジン「トレーナーさんは絶倫なのーー!」
顔を真っ赤にしながらアイネスは走り去っていく。逃げの脚をみせあっという間に姿が見えなくなっていく
下1~3
学園、トレーナーイベント
「この変態!胸の大きい女にすぐデレデレして!」
お仕置きだとトレーナーを踏みつける□□。そんな光景を見たルドルフ慌てて止めに入る
シンボリルドルフ「や、やめないか!そんな事するのは!」
トレーナーが暴力を受けてると思い止めようとしたが□□はトレーナーを見てみろと指差す
「コイツは喜んでるわよ」
まさかそんなと思いトレーナーを見ると明らかに悦に入った表情を浮かべていた
シンボリルドルフ「トレーナーくん……?」
「いつものようにやりなさい」
□□の脚に頬擦りしながら靴下を脱がしそのまま舐めはじめる。目の前で行われている行為の意味がわからずルドルフは狼狽える
「コイツはMなのよ」
トレーナー「はぁ…ん……っ」
苛められて感じているトレーナーを見てルドルフは感じたことのない興奮を覚えていた
その頃、学園ではネイチャとイナリがルドルフトレに突っ掛かっていた
イナリワン「おい、何で旦那の家の周りにてめぇの不良共がいやがるんだ!?」
ナイスネイチャ「チームから抜けたらトレーナーさんに手出さないんじゃなかったの!?」
ルドルフトレはチームシリウスを解散させる為に二人にチーム抜けたらトレーナーに手を出さないと言われていた
トレーナーを助ける為に抜けたはずなのにどういうことだと2人はルドルフトレを責める
ルドルフトレ「ただの偶然だ言い掛かりはやめろ」
自分に手を出したら友人を消すと脅すルドルフトレ。ニヤニヤと笑う彼にこれ以上なにも言えず2人は睨み付けることしかできない
イナリワン(旦那ぁ…!)
ナイスネイチャ(トレーナーさんを守れると思ったのに!!)
道具(ウマ娘)は自分が上手く扱えるとルドルフトレは巧みに利用していく
下1~3
学園、トレーナーイベント
踏まれ喜ぶトレーナーを見てルドルフは思わず自分も脚でトレーナーを踏んでしまう
トレーナー「あぁ……ん」
愛している□□と憧れであるルドルフの2人に踏まれ非常に嬉しそうで気持ちよさそうにしている
脚を舐めながら別の脚に踏まれる快感だけでどうにかなりそうになる。いつにも増してトレーナーは興奮しているようだった
トレーナー「はぁはぁはぁはぁ」
情け無いトレーナーの姿を見て□□は責めルドルフはドキドキしながら彼を踏み続けた
その後トレーナー達3人が一緒に露天風呂に入る事になる。トレーナーは一緒に入るのは少し照れると言うが□□は問題はそこじゃないと話す
「なんでコイツが一緒に入ってるのよ」
□□はルドルフを指差す。明かりがほぼ無い中で1人での入浴は危ないからだと説明するも□□は納得しない
トレーナー「怪我でもしたら大変でしょ?」
確かにその通りかもしれないがと□□は最後まで納得できずルドルフを睨みながらの入浴となった
「今日だけだからね!」
怒る□□のメロンが湯船にぷかぷかと浮いている。トレーナーはその光景から目を離せないでいた
そんなときルドルフが湯から上がりトレーナーの背中を流そうと言う。その際にトレーナーはルドルフのお尻を見てしまう
トレーナー「う、わぁ」
形が良くネイチャより大きく綺麗なルドルフの美尻にトレーナーは気付く。思わずガン見していると案の定□□からの制裁がくる
「耳引きちぎるわよ!!」
トレーナー「うぎゃっ!!」
両耳を引っ張る□□にそれもプレイなのかとまじまじとルドルフは見つめるがすぐに違うとわかる
シンボリルドルフ「トレーナーくんはお尻が好きなんだな」
「誘惑するんじゃないわよ!!」
ネイチャのお尻で一線を超えたことのあるトレーナーに対しての忠告でもあったがルドルフは思わぬ反応を返す
シンボリルドルフ「す、凄いなコッチでも経験があるのか」
トレーナーは理解できなかったが□□はすぐに意味がわかり否定する。だがすぐに悪い顔になりこれは使えると零す
「アンタとトレーナーがぴょいだなんて死んでも許さないから」
「けどアンタの後ろの穴だったら……」
まさかとトレーナーは驚きルドルフはどんなことでもすると頷く。以前の動画ではまだ弱いと考えていたので丁度いいかもと□□は考えたようだった
下1~3
学園、トレーナーイベント
学園のルドルフトレのトレーナー室では彼の腹心のクリークトレが彼にある紙を渡す
そこにはあるものの利益か書かれておりその桁はなんと10億。それを見あルドルフトレはニヤリと笑う
彼は以前スズカを非公式の賞金が出るレースに出していた。その一着での賞金でありやはりウマ娘は走る金だと上機嫌でいる
現在行われている有馬などの公式レースで賞金が出ないのはおかしい。自分が学園を乗っ取ったら全面的に変えてやると意気込んでいる
ウマ娘とそのトレーナーだけでなく一般人も巻き込みたいと彼は考えていた。いくつか案は考えたがこれだというものを見つけていた
レースでの着順を対象に賭博を行うものがしっくりくると具体的なことまで考えておりギャンブルとしての許可がおりれば現実となる
カジノ法案を通す際にこのギャンブルも認められないかと政治家を金で釣ることをルドルフトレは考えていた
結局は金。この一言に尽きると彼は自分の考えが正しいことを確信していた
ルドルフトレの企みが進むある日、ゴルシの元に宛先不明で手紙が差し戻される
ゴールドシップ「なんだこりゃ?」
ゴルシは身に覚えがなく捨てようとするが中身は暗号文であることに気付く
ゴールドシップ「コイツは何かあるな」
ドーナツの穴で覗いたり天日干しにしたりと様々な方法で解読を試みる。中々うまくいかなかったが暗号の差出人に気付くことはできた
ゴールドシップ「タキオンが見つけた方程式かこれ?」
U=ma2。タキオンが誇らしげに何度も口にしていた方程式に当てはめると暗号が読み解けることに気付く
今更自分たちに何の用だと思うもこんな面倒なことはしないはずとゴルシ解読を進める
その結果ルドルフトレの企みや今のタキオンが置かれた状況などをゴルシは知ることとなる
ゴールドシップ「こうしちゃいられねぇ!」
こういう時はアイツを頼るとゴルシはマックイーンのもとに駆け出した
下1~3
学園、トレーナーイベント
ゴールドシップ「だーっしゃあ!」
メジロマックイーン「なんなんですの!?」
メジロライアン「カジキだ!」
メジロドーベル「さすが本物はリアルね。参考になるわ」
ゴルシがカジキマグロを傍に抱えメジロ家に殴り込んで来る。お茶会をしていたマックイーンは驚きライアンとドーベルはマグロに興味があるようだ
お茶会を壊すなとマックイーンはキレるがゴルシがそれどころではないとルドルフトレが学園を乗っ取ろうとしている事などを説明する
メジロライアン「それって本当?」
メジロドーベル「物語として聞けば面白いけど」
普段の行動もありすぐに信用されず疑問を持たれてしまう。必死に説明すればするほど胡散臭さが増していく
ゴールドシップ「このままじゃトレーナーも危ねえんだよ!」
ゴルシがトレーナーのことを口にすると遠くで話を聞いていたアルダンが駆け寄ってくる
メジロアルダン「トレーナーさんが危ないんですか?」
彼女は目の色を変える。アルダンは入院中トレーナーに励まされた事で好意を抱いていた
そんな彼が危ないと知ったら黙っていられない。ライアン達を押し切り協力すると言い切る
メジロ家の協力を得た一方でトレーナー達は1つのベッドに3人で仲良く寝ていた
「だからなんでコイツも一緒なのよ!」
トレーナー「明かりが無いんだから仕方ないよ」
ルドルフとまた一緒なのが不満な□□。別荘の中は真っ暗で危ないというのが事実なので□□はやり場のない怒りを覚える
シンボリルドルフ「あんな事が…ああ思い出すだけで……」
後ろの穴を貫通、開発されてしまい新たな道が開いてしまったルドルフはそれどころではなかった
前後の穴をトレーナーに貫かれた挙句□□が構えるカメラの前で喘いでしまった。皇帝とは思えない乱れた動画を□□は人質として持っている
これでルドルフが裏切る心配はないのだが彼女は別のことを心配するはめになっている
「私とスる時より楽しそうだったわよね」
画面越しに見るトレーナーの顔は笑みを浮かべており自分の時より激しく腰を動かしていた
あれはどういうことか説明しろと迫りトレーナーは正直に答えるしか選択肢はなかった
トレーナー「彼女のお尻が……大きくて凄く…良くて……」
「この変態!!」
トレーナー「彼女は僕の憧れだったの!!」
自分の憧れたウマ娘と尻ぴょいしている。それだけでも興奮する上にネイチャに並ぶか超えるであろう大きくて美しい尻がトレーナーを本気にさせた
ここで気を抜くとうまぴょいまでしてしまうと警戒し、□□はルドルフとのうまぴょいとキスは絶対に禁止だと2人に釘を刺す
下1~3
学園、トレーナーイベント
トレーナーは自分が愛してるのは□□だと言う。□□を彼女のように彼女以上のウマ娘にしたいと思っていると思っていると告白する
「言葉じゃなく行動で示して」
ルドルフが一緒のベッドに寝ているにも関わらず□□と本気うまぴょいを始める
シンボリルドルフ「凄い…」
自分と尻ぴょいしたばかりなのに萎えを知らないトレーナーにルドルフは驚く
「ぁあっ!ぁ……!」
以前トレーナーとの風呂場での再延長戦の時から負け癖がついており□□は何度も果てる
それでも構わずトレーナーは□□と濃厚なキスをしながら腰を動かし続け2人の関係の深さをルドルフは思い知る
シンボリルドルフ(これが愛というものか)
自分に向けられていた感情は愛とは違うものであるとルドルフは理解し2人の間に割って入ることもないだろうと考える
ただ性処理係として自分の尻を使うのは悪くないだろうとも思っていた。身近に処理係がいればトレーナーが浮気をする心配もなくなる
そのあたりを□□と相談しておこうと思いながらルドルフは2人の本気ぴょいを見学していた
□□との事後、前にトレーナー室に置いてあった手紙のことをトレーナーは思い出していた
真の皇帝を探せ。ルドルフは既に皇帝としての輝きを失っており彼女以外に皇帝になるうるウマ娘がいるというのか
□□を真の皇帝にと一瞬考えるが彼女には荷が重いだろうと思う。皇帝たりうる結果も出せていない
やはり『衝撃』の彼女を探すしかないのかとトレーナーは考える。噂によると彼女は海外でまだ走り続けていると聞いた
自分は海外に行くが同じように海の向こうで走っている彼女がわざわざ日本に帰ってきてくれるだろうか
現在の彼女を走りは知らないがまだまだ走れるのならそうした方がいい。一番大切なのは彼女の人生なのだから
しかし他に真の皇帝になるようなウマ娘が思い付かない。なんとか考えなければとトレーナーは必死に考える
下1~3
学園、トレーナーイベント
ルドルフトレは従えている不良達が未だにルドルフの居場所を突き止められていないことを怒っていた
所詮は不良で使えないなと彼女達に見切りを付けようともしていた。用済みになった不良達にはまだ使い道はあった
レースでは弱く活躍も見込めない。ライブに特化させようとしてもファンもほぼいないので意味がない
学園での成績も悪い不良達の行き着く先は1つ。金持ちや風俗店に売り飛ばすということだった
ウマ娘は全員顔とスタイルはいいので高値で売れると笑うがクリークトレ、ファルトレ、ヒシアマトレは人身売買になると青ざめた表情で止める
しかしウマ娘は『人間』ではないので人身売買にならないというわけのわからない理論を話し出す
ルドルフトレ「口答えするならお前達を売り飛ばすだけだ」
そう言われるとクリークトレ達はなにも言い返せない。権力を持った相手には従うことしかできない
メジロ家の協力を得たゴルシはアルダンにルドルフトレを火星にでも追放してくれと頼むがアルダンはすぐには動けないと言う
メジロアルダン「決定的な証拠を押さえないとこっちが危ないんです」
証拠もないのに動けばメジロ家が訴えられる可能性があるとマックイーンも冷静に言う
メジロライアン「悪さしている所の証拠があればね」
不良達を捕まえてきて情報を吐かせるのはどうかとゴルシが提案するがドーベルは難しいと答える
メジロドーベル「不良が何か言ってるで終わるわ。決定的な証拠が無いとダメよ」
やはりそこかとゴルシは悔しがるがメジロ家の協力を得たのは大きかった。証拠があっても逃げられる可能性があったのだ
証拠さえあればメジロ家は協力してくれる。この事実だけでも前進したと前向きに捉えるしかなかった
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
濃い夜を過ごした後の翌朝、トレーナーは今のトレセンにはルドルフに変わる指導者が必要だと□□とルドルフに話す
決して現会長のテイオーが指導者として向いてないわけじゃないが明らかに経験不足であるとトレーナーは指摘する
シンボリルドルフ「テイオーが私の跡を継いでくれたのか…申し訳ない事をした」
ルドルフは急に会長を降り死ぬ為に学園を去って周りに迷惑を掛けたのを負い目を感じていた
「アンタねぇ…!」
暗い表情とは裏腹にルドルフはトレーナーの股間を触っている。□□は怒りながら何をしているのかと聞く
シンボリルドルフ「テントを張っているからシたいんじゃないのか?」
トレーナーは朝だからこうなっていると説明するとなるほどと理解する。ついでだからとこれからは性処理の道具として使って構わないとルドルフは2人に話す
シンボリルドルフ「お尻なら浮気にもならないだろう?」
□□が言うように本番ぴょいとキスもしないとルドルフは宣言すると□□は頭を抱えながら悩みはじめる
「溜めるのは良くないってわかったけど…コイツ相手に……」
トレーナーは溜め過ぎると悪影響が出るとわかったがよりにもよってルドルフ相手にと悩む
あのルドルフが尻で喘ぐ様子を見ていい気味だとも思った。キスもしないという約束を守るのなら有りなのかと揺れに揺れる
学園ではファルトレはファル子に隠して悪事を働くことに耐えきれなくなり彼女に全てを打ち明けた
憔悴したファルトレをファル子は大丈夫だと励ます。自分がやってこれたのは間違いなくファルトレのお陰だと彼を責めない
ルドルフトレを裏切り2人は抗うことを決めるがその様子をスーパークリークが盗み見ていた
スーパークリーク(裏切り者には…)
ルドルフトレを裏切ればどうなるか見せしめとして丁度いいとクリークはすぐにクリークトレに報告する
ファル子は良くて風俗行き、ファルトレは不慮の事故で亡くなるだろうとクリークトレは暗い表情で語る
クリークトレ「悪が権力を得てしまったことが間違いなんだ」
数名が裏切っただけで事態が大きく変わることは最早ない。クリーク達に学園の未来を想像する余裕は無かった
下1~3
学園、トレーナーイベント
ゴルシ、トレーナーと□□にメジロ家がルドルフトレ討伐に協力してくれる事、タキオンのメッセージの事を話す
□□は「タキオン助ける必要ある?むしろ罠じゃないの?」と疑いの目を向ける、ゴルシはタキオンはともかくメジロ家が動く為には奴の証拠がいるとゴルシは言う
>>390
スペが「そういえばスズカさんが聞いた事もないレースに出たって言ってました!」
聞いた事もないレース…まさかスズカを非合法のレースに出したんじゃ?とトレーナーは気が付く、ゴルシはスズカやテイオーはあの野郎にパワハラやセクハラされてないか?と心配する、スペは「特にそういうのはされてないらしいです、というかトレーニングとレース以外は話さないらしいです」と二人は大丈夫そうなので一先ず安心
トレーナー、タキオンの暗号を見てまさかイナリ、ネイチャも脅されてたんじゃと過る
クリークトレはファルトレの裏切りは黙っていよう、気付かなかった事にしようと提案する
スーパークリーク「それでいいんですか?」
クリークトレ「いいんだ、言わなくてもあの人は気が付く……」
そう言われ確かにそうですねとクリークは答える。クリークトレはどんどん彼女が変わって行く事に深く悲しんでいた
担当し始めた頃は自分やタマモ、オグリ達を母親のように甘やかしていたのに最近は全くしなくなった
彼女を変えてしまったのは自分の不甲斐なさだとクリークトレは自分を責める。せめてクリークは元に戻って欲しいと願うがもう遅い
クリークはルドルフトレの忠実な駒となっておりそう生きるのが当たり前だと思ってしまっている
レースのことよりもルドルフトレに尽くすことがクリークの生きる理由になっておりその他の全てはどうでも良くなっている
ゴルシはスペと共にトレーナーと□□にメジロ家がルドルフトレ討伐に協力してくれる事とタキオンのメッセージの事を話す
「タキオンを助ける必要ある?むしろ罠じゃないの?」
□□はタキオンのメッセージに疑いの目を向ける。ゴルシはタキオンはともかくメジロ家が動く為にはルドルフトレの証拠がいると言う
スペシャルウィーク「そういえばスズカさんが聞いた事もないレースに出たって言ってました」
聞いた事もないレースと聞きスズカを非合法のレースに出したのではとトレーナーは気付く
ゴルシはスズカやテイオーは奴にパワハラやセクハラされてないかと心配するがスペは大丈夫そうだと答える
スペシャルウィーク「トレーニングとレース以外は話さないらしいです」
一先ず安心するがスズカを非合法のレースに出したことは許せないとゴルシは怒る
トレーナー「まさかあの2人も脅されてたんじゃ…」
タキオンの暗号を見てイナリ、ネイチャも脅されていたのではと考える。今思うとチームを抜けた理由がまるで用意されていたかのようだった
そうなってくると彼女達も助ける必要があるが迂闊に手を出せない。以前のターボのように周りの人達を攻撃される危険性がある
トレーナー「僕がやるしかない」
命の危険があるが自分が出るしかないとトレーナーはルドルフトレと直接対決に挑む決意をする
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
チャンピオンズカップに出バ予定のファル子チームはシリウスシンボリに助けを求める
このままではファルトレは殺されファル子も風呂屋に沈められるということでシリウスは□□達に連絡する
シリウスシンボリ「姿を消したのはそういう事か……」
最近一部の不良達が姿を消したのはそういう事かと納得する。不良だから退学になったんだろうと気にするウマ娘は誰も居なかった
退学よりも酷い事になっていたと知り無理にでも自分がアイツらの面倒見てやればよかったなと後悔する
シリウスシンボリ「これ以上の勝手は許さねぇ」
会長選挙で負けてから次の機会を待っていたシリウスだったがそんなものは待っていられないと強行する
ゴルシに□□家の別荘に案内されたファルトレはトレーナーになぜルドルフトレについたのか質問される
ファルトレ「命令を聞かないとファル子に枕をさせると脅されたんだ…」
ファルトレとファル子は大事な証人になるとトレーナーは考えるがゴルシは証拠が無いと指摘する
ゴールドシップ「その時の音声も無いんじゃ無理だな」
トレーナー「厳しいかな……」
ルドルフトレを崩すには何もかも足りないが味方が増えるのは悪くないとファルトレと協力することになる
ファルトレ「ファル子とも話したんですよね?」
どういうことかトレーナーが尋ねるとファル子は先にここに向かったのではないのかとファルトレは言う
ゴールドシップ「アタシは知らねぇぞ!?」
この場所を知っているのはごく僅かな存在。ファル子が1人でたどり着けるとは考えられない
ファルトレ「嘘だ……ファル子が…」
トレーナー「まだそうと決まったわけじゃない!」
ゴルシは急いで学園に戻りトレーナーは念のため周囲の探索を始める
下1~3
学園、トレーナーイベント
念の為スペと□□を学園に待機させてたトレーナーは二人に連絡しスマートファルコンの捜索をして欲しいとお願いする
スペシャルウィーク「学園の中を探します!」
□□「なら私は学園の周りを探すわ!」
□□が周辺を探しているとエイシンフラッシュに遭遇し何をしているのかと聞くのでファル子がいなくなったと話す
エイシンフラッシュ「ファルコンさんが!?」
この驚きようを見てフラッシュとファルコンは同室だったなと□□は思い出す。彼女の危機なら喜んで協力するとフラッシュも捜索に加わる
スペから学園の中を探し回って見つからないと連絡が来たことにより学園の外に居ることが確定する
スペにこちらに合流するように連絡したあと学園の周囲を2人は注意深く探していく
「居た!!」
黒づくめの連中に車に入れられそうになってるファル子を発見する。ファル子は気絶しているようで身体が動いていない
黒づくめ達は□□達に気付き早く車に乗ろうとした時、ゴルシがドロップキックで黒づくめを吹き飛ばす
ゴールドシップ「なにしてんだお前らぁ!!」
ファル子を諦め車で逃げようとするもフラッシュと□□が回り込む
「人間がウマ娘に勝てるわけないでしょ?」
エイシンフラッシュ「いきますよ!」
2人で車の後方を持ち上げる。黒づくめの連中は慌ててアクセルを踏むがタイヤは空転する
ゴールドシップ「証拠ゲットだぜ~!」
これでルドルフトレを崩せるとゴルシは喜ぶ
下1~3
学園、トレーナーイベント
その後ファル子を襲った男達はメジロ家の地下に拷問部屋に運んだ、どんな事をしても吐かしてやるとあると意気込むアルダン、メジロ家に来たトレーナーは「こ、殺したりしないでね…加減してやって」「君達を人殺しにしたくないし、それに彼らにも家族とかいるかも知れないし…」と話す。
アルダンは「まぁ…トレーナーさんはあんな輩にも優しいんですね」とうっとりしている
目覚めたファルコンに何であんな連中に眠らされたのかを聞くとファル子は黒づくめ達はファンだと言って近づいて来たので油断したと話す
スマートファルコン「ファンは大事にしないとだから……」
ファルトレは既に□□家の別荘にいることを話すとそこに向かうとファル子は言うが念の為検査をしようということになる
黒づくめの男達はメジロ家に運ぶようにとゴルシから聞かされ、その際にファル子も診てもらうことに
その後ファル子を襲った男達はメジロ家の地下に拷問部屋に運び込まれる。どんな事をしても吐かしてやるとアルダンは意気込む
ゴルシ達と一緒にメジロ家に来たトレーナーは加減して殺したりしないでと言う
トレーナー「君達を人殺しにしたくないし、それに彼らにも家族とかいるかも知れないから……」
メジロアルダン「トレーナーさんはあんな輩にもお優しいんですね」
アルダンはトレーナーにピッタリくっつき恍惚な表情を浮かべている
メジロアルダン「おばあさまやラモーヌ姉様に貴方を紹介したらきっと気に入ってくれます」
トレーナー「うん……」
トレーナーはアルダンのいい匂いとずっと当たってる彼女の豊満な胸で話が入ってきていない
そんな様子に気付いた□□が間に割り込み耳を抓りお仕置きをする
「いい加減にしなさい!」
スペシャルウィーク「トレーナーさんのスケベ!」
ゴールドシップ「お前本当エロいよな」
軽蔑と呆れた目で見られるが今のトレーナーにはそれすら褒美になってしまう
トレーナー「んふ……」
メジロアルダン「トレーナーさん?」
トレーナーの目がおかしいことに気付くがその意味がわからずアルダンは困惑する
□□はトレーナーの絶倫をなんとかする為にルドルフとの尻ぴょいを認めざる得ないと考えていた
間違ってアルダンと何かあればメジロ家にトレーナーを取られてしまう。□□家の為にもそれだけは避けなくてはならない
下1~3
学園、トレーナーイベント
学園ではルドルフトレの腹心の1人であるヒシアマトレがファル子を捕まえる為に雇った連中がメジロに捕まったと報告する
ヒシアマトレ「このままじゃ不味いです!」
ルドルフトレ「黙ってろ」
焦るヒシアマトレとは裏腹にルドルフトレは冷静でいる。どうしてかとヒシアマトレが聞くと黒づくめの連中のデータは既に消したという
ルドルフトレ「奴らにはこっちの名前を明かさず依頼した」
金だけ払えばなんでもする連中はどこにでもいる。奴らもそのうちの1つだとルドルフトレは余裕でいる
ルドルフトレ「拷問されて死ねば好都合だ」
手間が省けて良かったとルドルフトレは笑い、それを見たヒシアマトレは恐怖で震えている
メジロアルダン「何も知らないって本当なんですか?」
拷問室での聞き取りの結果黒づくめの連中は金だけもらい依頼人は知らないと答えたと聞かされる
そんなはずないとアルダンは言うが口裏を合わせているとは思えないとのこと。ルドルフトレの尻尾は掴めなかったのだ
このままじゃトレーナーの期待に応えられない。絶対に証拠はあるはずとアルダンはあるものを持って拷問室に向かう
メジロアルダン「約束通り殺しはしません」
トレーナーに言われた通す命を奪うことはしない。だが五体満足で解放するとは約束をしていない
アルダンはチェーンソー片手に拷問室の扉を開ける。腕の一本くらい切って当然だと意気込んでいるようだ
下1~3
学園、トレーナーイベント
アルダンはルドルフトレの尻尾は連中からは掴めなかったとトレーナーに話す
メジロアルダン「期待に応えられず申し訳ありません……」
落ち込み耳もペタンとなっている彼女にトレーナーは気にしなくていいと慰める
トレーナー「こんな事させてごめんね」
メジロアルダン「トレーナーさんの為なら苦ではありません」
アルダンがチェーンソーを使ったとは想像もできずメジロ家に迷惑をかけたと思ったトレーナーは頭を下げる
それを見たアルダンは自分の行動は間違っていなかったと解釈し次があるなら両手脚を切ればいいと考える
黒づくめの連中の事務所のような場所にガサ入れしてみるとアルダンは言いそれに対しトレーナーはお礼を言う
ゴールドシップ「証拠手に入れたと思ったのによ~」
有マも近くなって来たしそろそろ証拠の一つでも掴まないとまずいと考えるトレーナー
トレーナー「ファルトレさんみたいな人が他にもいるよね」
ルドルフトレの腹心を味方に引き込んで証拠を集められないか。ゴルシに相談してみるが難しいだろうと言う
ゴールドシップ「友達とか人質にしてんだろ」
トレーナーと担当を保護してもその友人まで保護しなければ意味がない。全員の保護は現実的でないとゴルシは言う
ゴールドシップ「友達を見捨てんなら証拠は集まるぞ」
代償として数人のウマ娘を使えばルドルフトレの悪事は暴ける。必要悪だと割り切ってもいいがトレーナーはそんな選択はしない
トレーナー「それだけはできない」
ゴールドシップ「お前ならそう言うと思ったぜ」
全員助けなければ意味がないとトレーナーは真剣な表情で言う
下1~3
学園、トレーナーイベント
トレーナー「このままじゃ今の場所もいつバレるかわからない…」
ゴルシと話していると部屋の外から気配を感じとったトレーナー。ゴルシに静かにするようジェスチャーをし扉の前に立つ
トレーナー「誰!?」
部屋の扉を開けるとトレーナー室に耳を当てて情報を得ようとしていたスーパークリークがいた
スーパークリーク「!」
ゴールドシップ「新しい証拠見ーっけ!」
クリークはすぐさま逃げゴルシがそれを追う。スタートダッシュが壊滅的に苦手なゴルシ相手に逃げは本来ならば有効
しかしクリークはあっさりゴルシに追いつかれる。ゴルシのスタートが改善することは無いのでクリークが遅いということになる
トレーナーはクリークの走りを見て本来の走りから劣っていることにすぐに気付く
オグリ、イナリと並び永世三強と呼ばれていた彼女の面影はもう無かった
□□とスペが前、後ろからゴルシの挟み打ちでクリークを確保し、縄で巻き付け尋問タイムが始まる
ゴールドシップ「喋ろって言っても喋んねぇだろうな」
スーパークリーク「……」
何をしていたのか等トレーナー達の質問には一切答えずクリークは沈黙を貫く
トレーナーが保護を条件に取引を持ち掛けてもクリークは全く反応しない
ゴールドシップ「こうなりゃまたメジロ家の拷問室行きか?」
トレーナーは続けて彼女達を頼るのはどうかと難色を示す。それにウマ娘が傷付く姿は見たくないとクリークを庇う
「コイツはルドルフトレについてるんだから敵よ」
スペシャルウィーク「痛いのはやめてあげて欲しいです…」
トレーナー達の間でも意見が割れクリークをどうするか結論が出ない。そのまま話し合いを続けているとゴルシがつい口を滑らせてしまう
ゴールドシップ「確かにメジロに連れて行ったらまたアルダンがヤるかもな」
トレーナー「うん?」
ゴールドシップ「キレたアルダンほど怖いもんは無いからな?チェーンソーで黒づくめの連中の腕を…」
そこまで喋ったところでゴルシは慌てて自分の口を塞ぐ。おどけているのではなくリアクションが本気なのに□□も気付く
「はぁ…?嘘でしょ……?」
スペシャルウィーク「ひぃぃ…!!」
動揺していたのは□□とスペだけでなくクリークも震え始める
絶対に外に漏らすなとマックイーンに言われていたことはうっかり口が滑りましたでは済まされない
メジロ家の力の大きさをゴルシも知っている。トレーナーはゴルシの冷や汗を見てことの重大さを改めて理解する
ゴールドシップ「おい……喋ろよクリーク!ルドルフトレの情報を喋るんだよ!」
先程の発言は無かったことにしクリークへの尋問を再開するゴルシ。□□達もそれに続く
下1~3
学園、トレーナーイベント
スーパークリーク「いや……」
怯えるクリークにトレーナーは優しく呼び掛ける
トレーナー「拷問するつもりなんかないよ君を助けたいんだ」
クリークだけでなくクリークトレも助ける。だからルドルフトレの情報を話して欲しいとトレーナーは言う
優しく語るトレーナーにクリークは嘘だと言い切る。優しくして情報を聞き出そうとしてるだけだと信じようとしない
スーパークリーク「話したら私はもう用済みです」
嘘じゃないし裏切らないとトレーナーは宣言する。さらにトレーナーは先程のクリークの走りを見て助けたいと思ったとも言う
トレーナー「あんなのは本来の走りじゃない。君があれじゃイナリも悲しむよ」
走りと聞いて暗い表情になるクリーク。確かにルドトレの腹心になってからは命令を聞くのが中心になりトレーニングもレースも疎かにしていた自覚があった
トレーナー「信じて欲しい」
トレーナーの目は本気で自分を救おうとしているのがクリークに伝わる
クリークは前に不良達を売り飛ばそうとしているルドルフトレに本当に彼女達を売るのかと聞いた時に価値は無いと言われていた
見せ物以外に価値はない。ルドルフトレはそう言い切っていたことをクリークは思い出していた
彼なら…トレーナーなら信じても良いのかと過るがルドルフトレを裏切るということは死を意味することをクリークは知っている
どちらを信じるべきなのか答えが出せない。自分の情報でルドルフトレが捕まったとしても報復があるのは間違いない
すぐに報復がくるとは限らない。ルドルフトレを裏切れば一生彼に怯え続けなければいけないのだ
それでもトレーナーを信用するのかそれとも信用するフリをしてルドルフトレに報告するのか。クリークは揺れている
下1~3
学園、トレーナーイベント
クリークは一度考えさせて欲しいとトレーナーに頼み込む。トレーナーは了承しい縄を解く
「ちょっと!?」
ゴールドシップ「本気かよ!」
驚く2人に対しトレーナーはクリークを信じたいからと理由を言う
トレーナー「ウマ娘を信じるのがトレーナーだから」
呆れる2人を他所にクリークは頭を下げトレーナー室をあとにする。向かう先は1つしかない
スーパークリーク(ルドルフトレさんに報告しないと)
トレーナーに悪いとは思いつつもやはり彼に従うしかないとクリークはルドルフトレのもとに走る
ルドルフトレのトレーナー室の前まで行くと話し声が聞こえてきたのでクリークは耳を当てて聞いてみる
ルドルフトレ「お前の担当も売り飛ばすか。最近レースでもいい成績が出てないしな」
クリークトレ「ええ…」
ルドルフトレ「胸も無駄にデカいし永世三強の1人でプレミアは付く」
クリークは自分を売り飛ばそうとしている話を聞いてしまう。クリークトレはそれに対し文句を言うことは無い
ルドルフトレ「表向きは海外進出だ。ついでアイツの実家も潰しておく」
親も始末しろと言われクリークトレはわかりましたと返事をする。それを聞きクリークは酷くショックを受ける
ルドルフトレが自分を売ろうとしている事、クリークトレがそれを受け入れた事、実家にも手を出そうとしている事が彼女の頭の中でぐるぐる回る
スーパークリーク「あ……ぁぁ…」
あまりのショックに目の前が真っ白になりフラフラとその場を去る。自分のしてきたことが回ってきただけだという事実が彼女に更に追い討ちをかけていた
下1~3
学園、トレーナーイベント
絶望し虚ろな目をしているリークを見つけるトレーナー達は彼女の様子がおかしいことに気付きどうしたのかと聞く
クリークはルドルフトレの部屋の前で聞いた事をトレーナー達に話し終えるとその場で泣き崩れる
スーパークリーク「助けて……ください……」
トレーナー「勿論助けるよスーパークリーク。だから泣かないで」
トレーナーは彼女を優しく慰め□□は表向きは海外進出というルドルフトレの言葉に引っ掛かりハッと何かに気が付く
「私達も売り飛ばされるんじゃないの?」
海外進出ということは海外に売られるということに□□は気付く。その意見をトレーナーはありえるだろうと肯定する
トレーナー「ルドルフトレはシップにメジロドローン乗せられた事を根に持ってるだろうからね」
ゴールドシップ「まだ根に持ってるのかよ!心の狭い奴だな」
海外進出の意味がわかったことでルドルフトレの悪事が暴けるのではとトレーナーは期待する
クリークからルドルフトレは有マの前に出張で一日学園から居なくなるが実際は不良達を売る交渉をしに行く聞かされる
スーパークリーク「現場を抑えるかその隙に彼のトレーナー室に入って証拠を集めれば……」
ルドルフトレを崩せるかもしれない。やっと希望が出てきたと□□達は喜ぶがトレーナーは油断できないと言う
トレーナー「部屋になにか残していくと思えないし、現場を抑えるのも難しいと思う」
ルドルフトレにとって不利な証拠やデータはUSBなどにして持ち歩いている可能性がある
不良達を売る交渉も簡単に尾行できないだろうしどんな場所で行われるかわからない
下手をすれば危険なことに巻き込まれる。そんなことを□□達にはさせられないとトレーナーは彼女達を守ろうとしている
ルドルフトレの出張当日。彼の部屋は□□達に任せ自分はルドルフトレと決着をつけると覚悟を決める
下1~3
学園、トレーナーイベント
有馬の前日であるルドルフトレの出張日。彼を慎重に尾行するトレーナーは何とかバレずに来ている
ある所まで来るとルドルフトレは建物の中に入って行く。建物の前には警備員と思われる黒服の男がいて関係者以外は入れないようになっていた
トレーナー「ここまでしか近づけないか」
こここらどうするかと迷っていると突然後ろから抱き着かれる。まさか気付かれたのかと驚き振り返るとそこにはタキオンが居た
アグネスタキオン「久しぶりだねモルモットくぅん!」
抱き着いてきたのがタキオンだと理解するとこんな所に来てはいけないと注意する
トレーナー「何かあったらどうするの!?」
アグネスタキオン「んふゥ」
自分を心配してくれてるのが嬉しくなりタキオンは久々にトレーナーにキスをする。外であることも忘れ舌を絡めてのキスになる
アグネスタキオン「彼女もいいがやっぱりキミとも悪くない」
カフェトレには満足しているがやはり男の刺激も欲しいとタキオンは思い始めていた
不意を突かれたのとタキオンがカフェトレと毎日乱れていたせいで技術が上がりトレーナーはキスだけで腰が抜けてしまう
そんなトレーナーをニヤニヤと眺めたあと抱き起こしあるものを手渡す
アグネスタキオン「キミもこれを使いたまえ」
トレーナーに渡したのは超小型のドローンでこれなら中に入れるしカメラも搭載しているから証拠もバッチリだと言う
ありがたいがなぜここに居るのかとトレーナーが質問するとタキオンも同じ情報を掴んでいたと聞かされる
アグネスタキオン「コケにされたまま終わる私じゃないからねぇ」
自分を怒らせたらどうなるか分からせてやると単独で尾行してきたようだった
協力してくれるならとトレーナーとタキオンはドローンを使ってルドルフトレが入った建物に入る
トレーナーのドローンは建物の上に、タキオンは建物の地下に向かう
アグネスタキオン「これはなんだい?」
地下にはレース場がありここではウマ娘を使ったギャンブルレースが行われていた
観客席には有馬での役員や重役がいることが確認できた。これは証拠になるが肝心のルドルフトレの姿は無かった
下1~3
トレーナーイベント
トレーナーのドローンはルドルフトレが商人と建物のオーナーらしき人物と対話しているのを見つける。
商人がルドルフトレに金が入ったアタッシュケースを渡す。
ルドルフトレは「後少しで秋川を追い出せる、奴の資産は無駄遣いで火の車だからな」と後少しでトレセンを買収出来る金額に到達するとオーナー達に思わず話してしまう
>>448
社長が「ルドトレさんが提案した、ウマ娘を使ったギャンブルレースのおかげでウチも儲かってる」と胡麻すりをする、「これこそウマ娘のあるべき姿、私は夢で見た、奴らが名前を受け継いだ別世界に存在達のレースはギャンブルだった」と語るルドトレ
トレーナーのドローンはルドルフトレが建物のオーナーらしき人物達と対話しているのを見つける
ルドルフトレは金が入っているであろうアタッシュケースを手に取りあと少しだと話し出す
ルドルフトレ「これで秋川を追い出せる。奴の資産は無駄遣いで火の車だかるな」
トレセン学園を買収し秋川理事長を追放できるとオーナー達と話している
買収自体は合法なものだがその金は違法なものであると容易に想像できる。ウマ娘を使い稼いだ金がウマ娘の学園を買う為に使われる
そんなことは決して許されてはならないとトレーナーは憤りながら様子を引き続き伺う
ルドルフトレは「これは裏切りじゃない先に裏切ったのは秋川だ」
先代理事長の頃からルドルフトレは学園に尽くして来た。それなのに自分はいつまで経っても主任から地位が上がらない
挙げ句の果てに新しい理事長を自分の娘にした。こんなことが許されるはずがないとルドルフトレは怒りに震えている
オーナー達はルドルフトレが売り飛ばした風俗店のオーナーや地下で行われているギャンブルの支配人のようだった
いずれもルドルフトレのお陰だと売り上げの一部を喜んで献上していることがわかる
支配人「ウマ娘を使ったギャンブルレースとは凄いですな」
ルドルフトレ「これこそウマ娘のあるべき姿だ」
褒められたことで多少機嫌の良くなったルドルフトレはこのギャンブルのシステムは神からのお告げだと語る
夢で見た世界ではUMAがレース場を走りその着順を対象に賭けをしていた。これは使えると『この世界』でシステムを作った
支配人やオーナーは何のことかわかっていないがとりあえずルドルフトレを褒める
この会話の意味を理解しているのは〈世界で〉たった2人だけ。それはルドルフトレとトレーナー
トレーナー「『競馬』か……!」
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
トレーナー、タキオンに今日は助かったルドルフトレをこの映像があれば崩せると感謝。
地下レース場に有マの重役がいた、これを流せば有マが中止になる可能性だってある有マがなくなれば出バするウマ娘達の努力はなくなる、
有マはファンの投票で選ばれたウマ娘が出バするレース、ファンの期待も裏切る事になると話すタキオン
>>454
レース後に流したとしても無効試合になる可能性もあるとタキオンは言う
中止になったら自分は色んな人に恨まれるだろうが、あの男を止めるには仕方無い…何とかしないともっと酷い事になると話すトレーナー
タキオンは「それはともかく、今からカフェトレとカフェを呼んで4人で楽しまないかい?」と誘ってくる。トレーナーは「勘弁して欲しい、今回の事は助かった…でも申し訳ないけど君とはもうなるべく関わらない」と百合関係もあるがタキオンと関わると色々厄介なのが分かったトレーナーは言う
ルドルフトレの取引の映像と地下でのギャンブルレースの映像があれば彼を崩せるとトレーナーはタキオンに感謝を伝える
ルドルフトレの情報はともかく地下レース場に有マの重役がいたという事実を流すのかどうかを考えなければいけない
下手をすれば有マが中止になる可能性があり、有マがなくなれば出バするウマ娘達に申し訳ない
有マはファンの投票で選ばれたウマ娘が出バするレースでファンの期待も裏切る事になる
ならばレース後に真実を明らかにするのはどうかと思い付くが無効レースになる可能性が高いとタキオンは言う
アグネスタキオン「過去に役員の不祥事が認められたレースは全て無効になっているからねぇ」
中止になったら自分は色んな人に恨まれるだろうがあの男を止めるには仕方無いと覚悟を決める
トレーナー「ここで止めないともっと大変なことになる」
アグネスタキオン「ふぅン」
彼の男らしい部分を見てタキオンはぴこぴこと耳と尻尾を振り、トレーナーの魅力を改めて知る
アグネスタキオン「このことは一旦忘れて今からカフェトレとカフェを呼んで4人で楽しまないかい?」
いきなりの誘いにトレーナーは困惑しすぐに無理だと返事をする
トレーナー「今回の事は助かったけど君とはもうなるべく関わらない」
百合戦争のこともあるがタキオンと関わると厄介なのをトレーナーは嫌と言うほど理解していた
アグネスタキオン「そんなことを言って大丈夫かい?」
2台のドローンを指でつまみニヤつきながらトレーナーにそう言う。それを見たトレーナーはがっくりと肩を落とす
アグネスタキオン「映像のコピーはまだ作ってないからねぇ。私に従わなければこのデータは破壊するよ」
タキオンに協力を仰いだ時点で負けだったとトレーナーは後悔する。しかし映像が手に入ったのは事実なので彼女の条件を呑むしかない
アグネスタキオン「今から4人で愉しめば明日の有毎日には間に合う計算だねぇ」
レースの開催前の方が効果があると判断し有マが始まる直前に映像を流そうということになる
自分が我慢すればルドルフトレ達を終わらせることができる。それをタキオンも知っているのでトレーナーは頷くことしかできない
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
渋々ホテルに来たトレーナーとウキウキでカフェトレ達の到着を待つタキオン。やがて2人がやって来てトレーナーを見て驚く
カフェトレ「なんで男がいるの!?」
百合に生きるカフェトレはトレーナーを否定するもカフェはトレーナーがいても良いと言い出す
いくらカフェとタキオンが良くても自分は嫌だと拒否し続けるがタキオンはお構い無しにカフェと浴室に向かう
アグネスタキオン「嫌なら構わないさ私達だけで楽しむからね」
カフェとタキオンはシャワーを浴びに向かい部屋にはトレーナーとカフェトレの2人きりになる
何を話して良いかわからずカフェトレもトレーナーを睨み続けているので会話は生まれない
気まずい雰囲気が流れていたがトレーナーは机の上にドローンが置いてあるのを発見する
これはチャンスだとドローンをさりげなく回収し邪魔しては悪いので帰ると言いこの場から逃げようとする
しかし逃げようとした瞬間にカフェトレに腕を捕まれ泥棒は逃がさないとトレーナーを引き留める
カフェトレ「それはタキオンのでしょこの泥棒!」
トレーナー「これは必要なデータが入ってるんです!」
ドローンにはルドルフトレの悪事の記録がありデータを取ったら必ずドローンは返す真剣な表情で訴えるトレーナー
カフェトレ「あぅ……」
その表情に思わず赤らめるカフェトレ。トレーナーの顔をまともに見るのは初めてだったカフェトレはその顔にショックを受ける
カフェトレ「女の子……?」
トレーナーの中性的な顔にやられてしまったカフェトレは腕を離すどころか抱き寄せようとする
こんなことをしている場合ではないとトレーナーは必死でもがくがカフェトレを殴り飛ばすわけにもいかずどうにもできない
アグネスタキオン「悪い子にはお仕置きが必要かな?」
やがてシャワーを終えたタキオンがあがってきてしまいトレーナーは逃げることができなかった
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
渋るトレーナーにタキオンが耳打ちをする。下手にここから出て行ってもカフェたちに付いている監視に見つかるとタキオンは言う
まさかと思い窓から外をチラッと見てみるといかにも怪しい黒づくめの姿が見えた
アグネスタキオン「2人は監視されているんだよ」
カフェとカフェトレにはタキオンを従わせるためにルドルフトレの監視がついていた
マンハッタンカフェ「どうしました…?」
彼女達は監視に気付いてない。確かにここで自分だけ出たら怪しまれるかも知れないとトレーナーは考えるトレーナー
アグネスタキオン「何もしなくても不審がられるよねぇ」
ニヤニヤしながらそう言うタキオン。ルドルフトレの手下まで利用するのかと呆れてしまう
こうなったら仕方ないと覚悟を決め3人とのうまぴょいを決意する
とりあえず3人とは一周しタキオンとカフェが余韻に浸っている。その隣でトレーナーとカフェトレが延長戦に励んでいた
アグネスタキオン「妬いてしまうねぇ」
ウマ娘とは何度も経験があったがヒトの女性とは経験の浅いトレーナーはカフェトレの胸が大きいのもあってかなり盛り上がっている
マンハッタンカフェ「激しいですね…」
トレーナーの絶倫さとカフェトレの淫乱さが交わった結果それはもう凄いことになってしまっている
自分たちとは手加減していたのだとカフェとタキオンは理解らされる。大人同士の交尾とはこうなのだと知らされる
タキオンとカフェはその光景を見ながら2人で延長戦を始める。タキオンはトレーナーの男の部分に興奮しカフェは生々しさに興奮していた
トレーナーは半ばヤケクソになって行為に励んでいた。理性を捨てて本能のまま腰を動かし今夜のことは忘れようとしている
これが終わればルドルフトレも終わる。自分にそう言い聞かせながらトレーナーはまだまだ動き続ける
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
外のルドルフトレの手下はカフェトレやタキオン、カフェみたいな美女達と盛りやがってと嫉妬心を剥き出しに、自分達はこんな時間まで寒い中見張っているのに…と腹立って来たから殺っちまうかと考える手下達
>>468
殺ちゃってもルドルフトレが揉み消してくれるだろうと、それに消す相手なんだから今でも後でも同じだろうと考え手下達はトレーナー達の部屋に殴り込んで来る、うまぴょいで体力消耗しているタキオン達に手を出そうとした瞬間、トレーナーが手下達を合気道で一瞬で眠らせる
外で待機しているルドルフトレの手下こと黒づくめの男達はカフェトレ達と盛りやがってと嫉妬心を剥き出しにしていた
手下「なんなんだよクソが」
手下「どうせなら殺っちまうか?」
自分達は夜遅く寒い中見張っているのにと腹を立てタキオン達を消してしまおうかと言い出す
殺してもルドルフトレが揉み消してくれるだろうとカフェトレ達の部屋に向かう手下達
いずれ消す相手なんだから今でも後でも同じだろうと考え一気に部屋に突入する
トレーナー「見張りがこんなことしちゃダメでしょ」
うまぴょいで体力消耗しているタキオン達に手を出そうとした瞬間にトレーナーが手下達を合気道で撃退する
見張りしかさせてもらえない手下は戦闘力が無いと言っているのも同じ。窓から居ないのを確認したトレーナーは襲撃に備えていたのだ
大した武器も持っていないと予想し1人で撃退しようと扉の前でトレーナーは構えていた
アグネスタキオン「流石はモルモット君だねぇ」
ダウンしているカフェとカフェトレを他所にタキオンだけは復活しておりよくやったとトレーナーを褒める
アグネスタキオン「彼らの端末を取ってくれるかい?」
言われるがまま手下達の端末をタキオンに渡すと彼女はそれを操作し何かを送信したようだった
アグネスタキオン「彼らは定期通信を入れるようになっているんだよ」
見張り役に何かあったときすぐに分かるようシステムが組まれているとタキオンは話す
端末がこちらにある以上トレーナーに被害は出ないとタキオンは怪しい笑みを浮かべながら言う
トレーナー「どこまで知ってたの?」
タキオンはルドルフトレに脅されていたはずなのにどうしてこんなに内情に詳しいのかとトレーナーは疑問をぶつける
アグネスタキオン「それを知りたければもう一回どうだい?」
バスローブを脱ぎトレーナーを誘うタキオン。流石にもう無理だとトレーナーは断るが無理矢理浴室に連行される
アグネスタキオン「は……ぁぁ…」
湯船の中で繋がりながらタキオンは満足そうな顔をしている。トレーナーは動く体力は残っておらずただ座っているだけ
アグネスタキオン「それじゃあ話してあげようか」
約束は約束だとタキオンはトレーナーに語り始める。ルドルフトレの支配は完璧なようで穴がありそれを利用したという
金はルドルフトレに集まるようにできており脅迫を受けておらずただ協力しているだけの勢力からは嫌われていた
悪意ほど伝染しやすいものは無いとタキオンは次々と穴を見つけそれを繋いで大きな穴としていた
アグネスタキオン「今日ここにキミが来たのは運命さ」
トレーナーが来なくともタキオンによりルドルフトレの悪事は暴かれていた。それなのにトレーナーがここに存在する
アグネスタキオン「キミはもう手放さない」
身体の相性ではカフェトレが勝るがそれだけではないとタキオンは気付く。トレーナーが拒否するなら一生付き纏ってやると笑いながら言う
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
トレーナー「一番愛してるのは□□だから」
タキオンが付き纏おうが□□が一番であることは変わりないと言い放つトレーナー。消耗した身体で身支度を整えデータをもらって退室する
アグネスタキオン「ふぅン……」
言葉で揺さぶりをかけたが覚悟が完了してるトレーナーには届かない。タキオンはつまらなそうにトレーナーを見送った
言葉は届かなくとも収穫はあったとタキオンはすぐに切り替える。あれだけの覚悟があっても身体の関係には持ち込めたのだ
これから先も困ることは何度も出てくる。トレーナーの性格を知っていれば容易に想像はつく
その度に揺さぶってやればいいとタキオンはほくそ笑む。□□と生涯を共に歩むにしても必ず隙はある
アグネスタキオン「私は絶対に諦めないよ」
トレーナーが出て行った扉に向かいタキオンはそう言い放つ
スペとゴルシがレース場に向かい□□は観客席に向かったのを確認するとトレーナーは例の映像を流そうと準備をする
あともう少しで準備か完了するその瞬間、気配を感じ振り向くが何者かがトレーナーを殴りつける
ルドルフトレ「俺が気付かないと思ったか」
ルドルフトレが入っていった建物周辺は彼の縄張りでありいくつもの監視カメラにトレーナーが映っていた
ドローンを使い映像を入手していたこともバレておりルドルフトレはそのデータを寄越せと掴みかかる
トレーナー合気道で無力化しようとするも不意打ちのダメージと昨夜の疲れからうまく体が動かない
それに加えルドルフトレの動きを見てルドルフトレが只者でないとトレーナーは悟る
ルドルフトレ「その構えは合気道か?格闘術に勝てるとは思わんな」
ただの力任せではなく技術を使いトレーナーを追い詰めていく。受け身を取ろうとするもルドトレの攻撃を見切れず一方的に殴られ続ける
手下の黒づくめよりルドトレ本人が一番強いとは思っていなかったトレーナーはなす術もない
ルドルフトレ「レースが終わるまでこの部屋には誰も来ない、早くデータを寄越せ!」
トレーナーを殴る蹴るの暴行を受け続けるがデータだけは死守しルドルフトレは何故離さないのかと焦り始める
スペシャルウィーク「ゴルシさん!」
その頃レース場では今まさにレースが始まろうとしていた。試合前に流す映像が流れる様子はなくスペは何かあったとだとゴルシに訴える
ゴールドシップ「嫌な予感がしやがんだよ」
係員にゲートに入るよう促されるがスペとゴルシは中々入ろうとしない
メジロマックイーン「早くしてくださいませ!」
ゲートインを渋っているのだと思いマックイーンはゴルシに早くするよう怒る
このままでは失格もありえるという状況のなかゴルシはマックイーンのゲートに真剣な表情で向かった
ゴールドシップ「アタシを信じて欲しい」
見たこともない表情をするゴルシにマックイーンは狼狽える
下1~3
レース、トレーナーイベント
一向にデータを離さないトレーナーを見て彼の本気と覚悟を認めざるおえないとルドルフトレは一旦暴行を止める
ルドルフトレ「その根気は気に入った部下にならないか?」
トレーナーは使えると判断したルドルフトレはトレーナーを勧誘する。しかしトレーナーはルドルフトレの目的は金だと否定する
トレーナー「ウマ娘をギャンブルに使うような奴なんて認めない」
ルドルフトレ「金はなによりも大事だがそれ以外もあるぞ」
現状のレースとライブでは客は衰退していく一方で客を楽しませる為にはギャンブルなどのシステムは必要だとルドルフトレは言う
ルドルフトレ「ギャンブルの儲けは奴らにも還元してやる」
これにより生活に困るウマ娘や金の問題でトレセンを諦めたウマ娘もやってこれる
ルドルフトレが儲けたいだけなのは違いないが□□のように光の当たらないウマ娘を救うという目的は一致してしまった
ルドルフトレとは手段が違うだけで自分も同じなのかとトレーナーは一瞬迷う。それを見逃さずルドルフトレはトレーナーからデータを奪おうとする
その瞬間、現行犯だ!という声と共にゴルシがこの場に乱入してくる
ルドルフトレ「なぜお前たちがここにいる!?」
有マを走っている最中のはずのゴルシ、スペ、マックイーンに加えて□□までやってきていた
メジロマックイーン「腕っぷしに自信があるようですけどウマ娘に勝てるおつもり?」
スペシャルウィーク「動画は撮ってます!」
トレーナーの持っているデータに加えスペがスマホで撮っているこの状況まで揃ってしまえば言い訳のしようはない
トレーナー「良かった…」
彼女らの姿を見て安心したのかトレーナーは意識を失う。ゴルシと□□が慌てて駆け寄るが意識は戻らない
「ちょっとしっかりしなさいよ!」
ゴールドシップ「揺らすなバカ!こういう時は救護室だろ!」
ゴルシがトレーナーを抱え□□はトレーナーに声をかけ続ける
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
ルドルフトレは暴行や違法取引の様々な罪で遂に逮捕となる。それだけではなく彼に関係していた連中も悉くお縄に掛かる
彼がやって来た事を考えれば残りの生涯の殆どを牢屋で過ごす事になるだろう。しかしルドルフトレは捕まったのに余裕そうにしている
ルドルフトレ「近いうちに俺の考えの方が正しかったと気が付く」
秋月が理事長である以上学園が良くなる事はないと言い残し連行されて行く。その台詞は悔し紛れではなく確信めいたものがあった
ルドルフトレが逮捕されたことにより役人達の悪事のデータも公開され、やはり有マは中止となった
□□「よく協力してくれたわね?」
メジロマックイーン「汚職役員がいるレースを走るメジロ家ではありませんから」
□□家のことを思えば協力しない方が得策であったがマックイーンは手を貸した。皮肉なことにメジロ家が絡んだことでルドルフトレは完全に終わったのだ
□□達だけではこの結果は得ることができなかった。土壇場でのゴルシの行動がトレーナー達を救った
トレーナーが治療されてる救護室にはどこから聞きつけたのかアルダンとダイヤも駆けつけ静かに激怒していた
メジロアルダン「アイツには生き地獄を見せます」
サトノダイヤモンド「コロスコロスコロスコロスコロスコロス」
2人はルドルフトレに地獄を見せてやると言うが意識を取り戻したトレーナーが止めて欲しいとすぐさま止める
トレーナー「あの男は生きて償うことがにとって最大の屈辱だから」
拷問したり殺したりしたら償う物も償えない。余計な事をしたら許さないと釘を刺す
アルダンはトレーナーの言うことだからと納得するがダイヤは死んだ目のまま返事すらしない
トレーナー「やらなきゃいけないことが多いなぁ…」
警察で調書を取ったりアルダンやダイヤ、それにネイチャ達とも話す必要がある
ルドルフトレという巨悪は去ったがまだまだ落ち着けないとトレーナーはため息をつく
下1~3
学園、トレーナーイベント
ルドルフトレの件で理事長やたづなさんは対応に追われていた
□□はルドルフトレの件はこれで終わった、次は自分の呪いだ…と思っているが呪いもほぼ使わなくなっている呪いのスキルは使わないし、治癒能力も人数が減りトレーナーの負担がなくなって来ている、事務仕事もルドルフが手伝ってくれるので更に負担が減っている、呪いの決着もそろそろ付くなと考えている
□□気になった事を突っ込む、何でトレーナー室にスーパークリークがいるのか、クリークトレが免停になったのでしばらく面倒見るとの事。ゴルシは「胸でかい奴に本当よえぇな」と痛いところを付かれるトレーナー
寮のスペとスズカの部屋ではスズカが少しげっそりしていた。ルドルフトレの担当という事で何時間も事情聴取されていた
その上違法レースに出たのでしばらくレースは禁止にされたと残念そうにしている
スペシャルウィーク「ごめんなさいスズカさん……でも正直スズカさんがあの人と切れて安心してます」
サイレンススズカ「ありがとうスペちゃん。でも私はあの人事嫌いじゃなかったわ」
トレーニングが優秀なのも良かったが自分やテイオーには高圧的な態度は取らなかったとスズカは話す
それでもルドルフトレが悪事を働いていたのは事実なのでスズカは庇うことはしなかった
サイレンススズカ「あのねスペちゃん…明日も聴取があるの」
ルドルフトレが捕まったことによるショックは受けていなかったが連日の事情聴取でストレスが溜まって仕方ないらしい
ルドルフトレの件で秋川理事長やたづなは対応に追われている中、□□はルドルフトレの件は終わって次は自分の呪いだと思っていた
しかしトレーナーの担当が減ったことにより呪いも使わなくなっているので決着はほぼついているなと考えていた
あとは自分がトレーナーの手綱を握りコントロールするだけなのだがこれが一番厄介だと□□は気付く
「何でトレーナー室にスーパークリークがいるの?」
クリークトレが免停になったのでしばらく面倒見るとトレーナーは言うがどことなく歯切れが悪い
ゴールドシップ「胸でかい奴に本当弱えぇよな」
トレーナー「ぅぐ」
痛いところを付かれるトレーナーは何も答えられない。でもそれだけじゃないからとトレーナーが指差すのはナリタタイシンだった
ナリタタイシン「はぁぁ!?」
自分は身体目当て(スーパークリーク)のついでだったのかと激昂しトレーナーを蹴り飛ばす
ルドルフトレにやられた怪我が治り切っていない中でのタイシンの蹴りをくらったトレーナーは苦痛の表情を浮かべるかと思いきや悦に入っていた
トレーナー「流石……追い込みの脚は違う……」
ナリタタイシン「このド変態!!」
これで本当に大丈夫なのかと□□は頭を抱える
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
「追い込みの脚はちげぇって……アタシだって追い込みでお前の事蹴ってるだろうが!」
とゴルシがトレーナーを蹴る(ドロップキック)
トレーナーは「君のは普通に痛いよ…」と文句を垂れる、「どう違うかわかんねぇ〜」と不思議がるゴルシ。
□□はゴルシも最初の頃と比べて品がない事もだいぶ慣れて来ているのに気が付く
ゴールドシップ「追い込みの脚はちげぇって?アタシだってお前の事蹴ってるだろうが!」
ゴルシがトレーナーにドロップキックをお見舞いする。立ち上がったばかりでのカウンターキックがトレーナーに突き刺さる
トレーナー「シップのは普通に痛い……」
痛がるトレーナーを見てどう違うかわからないと不思議がるゴルシ。□□はゴルシも最初の頃と比べて品がない事もだいぶ慣れて来ているなと気付く
スーパークリーク「彼はどうして無事なんですか…?」
ウマ娘の蹴り2発をくらったトレーナーを見てクリークは不思議がる
ルドルフトレに殴られた場所は痣になっているのに彼より強いタイシンやゴルシに蹴られた場所は何ともなっていない
「あれは性癖だから気にしなくていいわ」
クリークはよく分からないという表情をするが□□はそれ以上語らない。彼女は胸の大きいウマ娘には存分に警戒しなければいけないと学んだ
スーパークリーク「もう一つだけいいですか?」
クリークはトレーナー達の海外行きの話はどうなったのかと聞く。ルドルフトレのせいで海外行きは決まっておりそれは覆すことはできない
しかし今すぐに行く必要は無くなっており海外行きは無期限の延期状態となっていた
希望すればずっと国内に居ても良い状況になったがトレーナーは海外に行く気でいる
「私は海外で走るのよ!」
□□家がメジロ家に並び、超えるには海外での活躍が必要不可欠とトレーナーと□□は考えていた
ゴルシ達は希望すれば連れて行くが2人だけでも海外には行くと決まっている
「2人…そうね一応2人よ」
トレーナーを支えているルドルフの存在も大きいので実際には3人になるだろうがルドルフのことはあまり口外できない
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
生徒会室ではテイオー、エアグルーヴ、ブライアンがルドルフトレがいなくなった事で新しい新たなトレーナー主任はどうするか話していると、テイオーが□□のトレーナーを提案する
エアグルーヴも彼なら適任だと賛成する
ブライアンは「適任だが…アイツは海外に行くから無理だ」と言う
生徒会室ではテイオー、エアグルーヴ、ブライアンが新たなトレーナー主任はどうするかを話している
トウカイテイオー「□□のトレーナーがいいと思うなー」
エアグルーヴも彼なら適任だと賛成する。ブライアンはトレーナーは海外に行くから無理なのではないかと尋ねる
エアグルーヴ「彼の海外転勤は無期限延期だ」
そんなのは聞いていないとブライアンは怒る。海外行きが無ければトレーナーが担当のままでよかったのだ
納得いかないとブライアンは言い続けるが決まったものは仕方ないとエアグルーヴは突っぱねる
トウカイテイオー「トレーナーがボクの担当になるんだ!」
主任は生徒会長の担当になるという決まりがあるのでテイオーの担当はトレーナーということになる
はしゃぐテイオーを見たブライアンはお前がやったのかと彼女を睨み付ける
トウカイテイオー「そんな怖い顔しないでよー」
トレーナーが海外に行くことは確定しておりそれが伸びるだけ。どっちみちブライアンはトレーナーの担当になれないとテイオーは言う
トウカイテイオー「ボクはルール通りにやっただけだもんね~」
会長選挙に出なかったブライアンが悪いとテイオーは言い切る。返す言葉が思いつかないのかブライアンは怒りで震えている
エアグルーヴ「今のチームは悪くないだろう」
そうじゃないとブライアンは激怒する。テイオーがやったことと言えばトレーナーの海外行きの延期を彼女に知らせなかっただけ
たったそれだけのことでもブライアンの干渉を阻止し見事にトレーナーを手に入れることができた
トウカイテイオー「会長ってこういうことでしょ?」
正々堂々だけが勝負でないということをテイオーは嫌というほど知っている
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
テイオーがトレーナーに新しいトレーナー主任に就任したのを伝える、トレーナー主任は生徒会長を担当しないといけないからこれからよろしく!と言う
トレーナーは拒否権は…?と恐る恐る聞くがテイオーは「君がボクのトレーナー(ルドルフトレ)を追い出したんだからちゃんと責任取ってよ」と言う
>>512
テイオーを再び無所属にしてしまったのは事実なので、了解する。テイオーはようやくトレーナーの担当になれてはしゃぐ。
□□は「いきなり主任なんて大丈夫なの!?」と心配するも、トレーナーは「これはチャンス、以前学校を作りたい(>>288)って言ってたよね…作るのは無理でも主任になってトレセンを変える、ルドルフトレがいなくなっても問題は多いそれを何とかしたい」と話す
トレーナー室に突如テイオーが現れる。彼女はいきなりトレーナーが新しくトレーナー主任に就任することになったと言い出す
トウカイテイオー「トレーナー主任は生徒会長を担当しないといけないの知ってるよね?」
これから宜しくと笑顔でトレーナーに抱きつく。□□が睨んでいるのが見えたのでトレーナーは拒否権は無いのかと恐る恐る聞く
トウカイテイオー「拒否権なん無いしボクのトレーナーは捕まったじゃん!」
ちゃんと責任を取って欲しいというテイオーの台詞に□□はピクピクと耳が反応している
テイオーの担当が居なくなってしまったのは事実なのでトレーナーは了承するしかない。ようやくトレーナーの担当になれたと彼女ははしゃぐ
トウカイテイオー「これから宜しくね!」
トレーナーが海外に行くまでの付き合いではあるがまた担当が増えることになってしまった
クリークは臨時で例外として□□、ゴルシ、スペ、タイシン、テイオーを担当するということはまた5人も抱えることになる
それに加えいきなり主任なんて大丈夫なのかと□□は心配するもトレーナーはチャンスと捉えている
トレーナー「トレセン以外に学校を作りたいって言ってたよね。いきなり作るのは難しいからまずは学ばないと」
まずはルドルフトレで汚れたトレセンを元に戻す。それくらいできなければ学校なんか作れないとトレーナーは言う
それに担当が増えてもルドルフが手伝ってくれるので以前より負担はかからないから心配しなくていいとも話す
トレーナー「海外に行くのはトレセンの問題をある程度は解決したあとじゃないとね」
主任になったのなら無責任に放り出すことはできない。一定の仕事をしてから海を渡ろうと□□に提案する
トレーナー「キミがノリに乗ってる時に海外に行けるのがベストかな」
□□に負けないくらい頑張るからとトレーナーは笑顔で語る
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
テイオーの担当になってから数日、トレーナーがトレーナー室に入ると、いきなりクラッカー音が、トレーナーは何事かと驚いているとミニスカサンタ姿の□□達が目に入る
ゴルシが「有マやルドルフトレの野郎のせいでクリパしてないのに気付いたからやる事にした」と話す
それから数日後、トレーニングも主任としての事務仕事も順調にこなしていく
相当忙しいはずだがルドルフとクリークも手伝ってくれるおかげでかなり軽減していた
それどころかルドルフに朝の処理と夜の奉仕で世話になりストレスが解消されていく
クリークが手伝ってくれる際には密着し胸が当たるのでそれでやる気が好調にそれに気付いた□□がトレーナーを蹴り絶好調になる
確実に負担が増える状況にも関わらずトレーナーの心と体の状態は好調そのものだった
そんなある日トレーナーがトレーナー室に入るといきなりクラッカーが鳴りトレーナーはなにがあったのかと驚いている
「今日はパーティーよ!」
ミニスカサンタ姿の□□達の姿をトレーナーは確認する
ゴールドシップ「有マやルドルフトレのせいでクリパしてないのに気付いたからやる」
やると言われてもと困惑するが既に用意は整っている。ここは参加するしかないだろうとトレーナーは大人しく従う
トレーナー「言ってくれれば準備なら手伝ったのに」
「アンタが主任になったパーティでもあるのよ」
嬉しいなと言いながらトレーナーは□□、クリーク、ゴルシのミニスカサンタ姿を凝視している
ナリタタイシン「こっちも見ろ!!」
わざわざ着たのに見向きもしないとはどういうことだとタイシンはトレーナーに蹴りを入れる
トレーナー「それはダメだって…!」
まさか蹴りが強かったのかと一瞬心配するがすぐに自分の格好を思い出しスカートを抑えながらタイシンは赤面する
ナリタタイシン「このバカッ!!」
スペシャルウィーク「最近のトレーナーさんえっち過ぎますよ!!」
ちゃんとミニスカサンタの格好をしているスペはお母ちゃんに言いつけると怒るが□□は諦めた方が良いと諦めたように言う
「コイツは種ウマか何かだから仕方ないのよ」
今日の朝もルドルフの世話になっているにも関わらずこの反応。これでマシになっているという事実がまた□□を悩ませる
下1~3
クリパのイベント
テイオーが「帝王様ゲームしようよ!」と提案、ルールはくじで「帝王」役を決め、「帝王」が直接指定して命令させるというほぼ王様ゲームだった、テイオーは「王様ゲームじゃない、帝王様ゲームだよぉ!」と譲らない
>>523
王様がスペになり、命令は「え、えっちなトレーナーさんにはお仕置きです!」とトレーナーの顔を踏む、彼にとってはお仕置きにはならず寧ろご褒美になってしまっている。
テイオーが「トレーナーってこんなスケベだったっけ?」と聞くと□□がうまぴょい禁止が解けた反動でこうなってると言う
チキンやケーキを楽しんでいるとテイオーが帝王様をゲームしようと提案する
ルールはくじで帝王役を決めたあと帝王が指定して命令させるというほぼ王様ゲームだった
ゴルシ「王様ゲームじゃねぇかよ」
トウカイテイオーは「帝王様ゲームだよ!」
その拘りは何なのかと突っ込みは入るがテイオーは全員にくじを配り帝王様ゲームが始まる
トウカイテイオー「帝王だーれだ!」
スペシャルウィーク「わ、私です!」
最初の王様はスペになり命令を下せるようになる。スペは誰にでも命令していいと改めて確認するとトレーナーに向かって命令する
スペシャルウィーク「え、えっちなトレーナーさんにはお仕置きです!」
トレーナー「僕か…」
そんな気はしていたとトレーナーはため息をつくがお仕置きという言葉に内心期待している
スペシャルウィーク「え、えい!」
トレーナー「……っ」
トレーナーは目を瞑りながら仰向けになりスペがトレーナーの顔を踏んでいる。スペはキツめのお仕置きのつもりだが彼にとっては真逆
靴下で顔を踏まれるという行為はMのトレーナーにとってはご褒美になってしまっている
トレーナー(これは最高かもしれない)
□□とやる時は目を開けてじっくりスカートの中を観察しようとこの行為を発展させたことまで考えている
トレーナーが顔を踏まれている光景を見せられている□□達はトレーナーが悦んでいると全員気付いていた
細かく震えながら両手で下半身を抑えるトレーナーを見れば嫌でもわかってしまう
トウカイテイオー「トレーナーってこんなスケベだったっけ……?」
テイオーが□□に聞くとうまぴょい禁止が解けた反動でこうなってると言い始める
禁止令もなにも普通うまぴょいはしないとテイオーは否定するが□□はわかっていないと肩をすくめる
「前に担当してたネイチャ達とはトレーナーを巡って修羅場だったのよ?」
今まで担当が居なかったテイオーはトレーナーとウマ娘のうまぴょい事情など知るはずもなかった
下1~3
学園、トレーナーイベント
修羅場について詳しくと迫るテイオーに渋々ある程度問題ないように脚色して伝える□□
やがて真っ赤になったテイオーがワケガワカンナイヨーと絶叫しながらその場を逃げ出す
>>527
クリークもその話は初めて聞いたので顔を赤くしている、タイシンは>>305で聞かされていたが改めて聞き顔を赤らめる
ゴルシは「お前らもアイツと過ごしてたらその内慣れるぞ」と言う、トレーナー達と過ごしていく上で品がないのに耐性がなかったゴルシもすっかり耐性が付いていた
トウカイテイオー「なにがあったのか教えてよ!」
修羅場について詳しく知りたいと迫るテイオーに□□は渋々伝えることに。その際に問題がないように多少脚色してテイオーに話す
スーパークリーク「まぁ…」
トウカイテイオー「ワケワカンナイヨ……」
想像していたものより生々しかったようでテイオーは顔を真っ赤にしている。クリークも初めて聞いたので顔を赤らめているようだ
タイシンは既に聞かされていたが改めて聞き顔を赤らめてしまう。そんな彼女達を見てゴルシは心配するなと声をかける
ゴールドシップ「お前らもアイツと過ごしてたらその内慣れるぞ」
トレーナー達と過ごしていく上で品がないのに耐性がなかったゴルシもすっかり耐性が付いていた
タイシンは慣れたくないと怒りクリークは無言で下を向く。テイオーは訳がわからないと繰り返し口にしている
スペシャルウィーク「ひゃあっ!?」
顔を踏まれているトレーナーは思わずスペの靴下の匂いを嗅いでしまう、それに気付いたスペは驚き脚をどける
トレーナー「ごめん…我慢できなかった……」
スペシャルウィーク「この気持ちって…」
スペはトレーナーを踏んだ上に足の匂いを嗅がれて感じた事もない気持ちになりドキドキしていた
ナリタタイシン「こんなヘンタイとやってけるか心配になって来たんだけど」
顔を赤らめたままタイシン頭を抱える。そしてこんな綺麗な顔で中性的な容姿で変態行為はギャップが凄いと感じていた
ゴールドシップ「コイツは変態でMだけどコイツよりおもしれぇ奴はいないぞ」
チームメンバーに手は出さないから安心できると□□は言うが簡単には信用できない
ネイチャを襲った前科もあるので警戒しておいて損はないとタイシンは思うがそれを見透かしたかのように□□が言う
「コイツは胸と尻に興奮するからタイシンは平気よ」
そう言われてタイシンはスペのお尻が他のウマ娘と比べ大きめなことに気付く。彼女が踏んだからこそトレーナーは悦んだいたのだ
胸は貧相で尻も締まっている自分は対象にならなそうだということをタイシンはなんとなく理解する
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
スーパークリーク「胸とお尻ですか……」
顔を更に赤らめるクリーク。胸と尻が大きいのを自覚していた彼女は自分も襲われるんじゃと想像してしまう
しかしクリークにはクリークトレがいるから大丈夫だと□□は言う
「流石に他所の担当に手は出さないわよ」
なら安心なのか?とスペ達は頭を悩ませる。そもそも興奮するトレーナーが悪いという結論に達するまでそう時間はかからない
「そういえばクリークトレはいつ復帰するの?」
クリークトレは当分は帰ってこれないとトレーナーが答える。ルドルフトレの一番の腹心だったのが影響しているそうだ
スーパークリークは「正直彼と上手くやっていけるか不安です……」
どういうことかを聞かれたクリークは彼がクリークを売る事に承諾の返事をしてしまっていたことをトレーナー達に伝える
ナリタタイシン「最低」
ゴールドシップ「そんな奴とは縁切れよ~」
クリークトレの世話になる必要がないと□□達は口を揃えて言う。トレーナーとしての実力も怪しい彼は必要ないと考えているようだ
代わりのトレーナーを探した方が良いと言うがそんな簡単に見つかるわけではない
トレーナー「僕の所は少し厳しいかな」
6人の担当はいくらなんでも無理だと珍しくトレーナーは難色を示す。それを聞いた□□は別の理由があるのではないかと彼を睨む
「ネイチャの時みたいに襲いたくなるからじゃないでしょうね」
トレーナー「お尻はスペの方が好きだからそれはないよ」
スペシャルウィーク「ヘンタイ!」
つい本音が出たトレーナーにスペが蹴りを入れるとトレーナーは悦ぶ。それを見たゴルシはピタゴラみたいだなと呆れてしまう
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
それから数日が経ち新しく主任になったトレーナーは前任のルドルフトレに比べてかなり評判が良いようだ
特に無名のウマ娘達からの支持は絶大だった。無名であるが故にトレーナーが付きにくい彼女達にもちゃんと担当を付けた
トレーニングは勿論のことレースで成績が出ず学園を辞めるかどうか等の相談も優しく丁寧に対応し答えを出していた
それだけでなく不良達にも嫌な顔一つしないで相談に乗るのでシリウスも納得している
そんなある日のこと、□□達はたまたま無名のウマ娘たちの会話を聞いてしまう
モブ「トレーナー主任って素敵だよね…」
モブ「□□さん達が羨ましい…」
トレーナーのことを良く言われるのは悪くないと上機嫌で話を聞いていたが1人のウマ娘により変な方向に向かう
モブ「主任にうまぴょいされたい」
その一言に対し他のウマ娘達は分かる!と口を揃える
モブ「あの綺麗な顔でキスされたい!」
モブ「変に筋肉が無いのも最高」
モブ「あんな優しい人とうまぴょいしたら気持ちいいに決まってる!」
トレーナーのことを考えている彼女達の顔は女の顔になっており□□達は警戒が必要だと再認識する
その頃、ようやく全ての取調が終わり走る事が出来るようになったスズカの前にタキオンがやってくる
アグネスタキオン「やぁスズカ君。キミのトレーナーが捕まって大変みたいだねぇ」
スズカは彼女を見ても動揺せず何をしにきたのかと興味が無さそうに質問する
アグネスタキオン「よかったら私達のチーム『サンデー』に入らないかい?」
サイレンスでも良かったが多数決でチーム名がサンデーになったとタキオンは喋っているがスズカは無視し走る前のストレッチを始めていた
アグネスタキオン「無視はどうかと思うよ」
サイレンススズカ「じゃあ走ってくるわね」
スズカは暫くレースに出れないがそんなことは彼女には関係ない。走ることがスズカであり生きることが走ることなのだ
ストレッチが終わった瞬間にスズカは逃げの脚をみせあっという間に姿を消す。タキオンは追いかけようと走り出すもすぐに止まってしまう
アグネスタキオン「……っ!」
準備も無しに走り出したことにより脚に痛みが走ってしまった。すぐに止めたので怪我になることは無い
自身の限界が近いことを知っているタキオンはスズカを仲間に引き込みチームとして結果を出して走ることを辞めようと考えていた
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
トレーナーが主任になったことで明るい兆しが見えてきているがルドルフトレが残していった負の影響は残っている
彼が発案したウマ娘を使ったギャンブルレースは各地の違法カジノが取り入れトレセンの生徒も出入りしているなどの噂も広がっている
ただの噂だとトレーナーは考えていたがタマモクロスのトレーナーが相談に来たことで話は動く
主任になったトレーナーはウマ娘だけではなく他のトレーナー達の相談も聞くようになっており、この日もタマトレからの相談があると言われていた
相談内容は最近タマが夜な夜な外出しているらしくトレーニングの参加頻度が少なくなって来ているとの事だった
タマモクロスは繊細なウマ娘でレースが近付いてくると食事が取れない時もある。今回のもその延長線かと思いきや違う可能性がある
トレーナー「真面目な彼女があり得ないけど…」
まさかギャンブルレースに出ているのかとトレーナーは疑問に思ってしまう。タマトレもその心配をしているようだった
トレーナーは主任としてタマが何をしているのか調べると言う。何も無いことを自分が確認すれば良いと考えていた
ウマ娘のあとを追うのは自分だけでは厳しいと判断したトレーナーはルドルフに協力を頼み2人でタマを追うことになる
トレーナー〈出たみたいだよ〉
タマと同室のオグリから彼女が部屋から出ていったと報告を受けトレーナーとルドルフは動き始める
学園から誰か出ていけばタマは警戒し本来の目的地に向かわない。タマが学園から離れたところでトレーナーが合流する手筈になっている
彼女を追っているのは変装したルドルフでもしタマが後ろを向いても学園の誰かであると気付く可能性は低い
ルドルフは未だに実家に帰っていることになっている。もちろん彼女も調書を取られたがスズカよりは早く終わっていた
シンボリルドルフ(どこに向かうというのだ)
学園の周囲は知り尽くしているルドルフでさえもタマがどこに向かっているのか判断できない
下1~3
次
タマは周りに誰も居ないのを何度も確認した後にあるビルの中に入って行く。ビルの前でトレーナーはルドルフと合流し中に入っていく
2人は嫌な予感がしつつビルの地下に行くとそこではギャンブルレースが開催されていた
シンボリルドルフ「嫌な予感ほどよく当たるか……」
ルドルフはまさか本当にウマ娘を賭け事にしていたなんてと頭を抱え自分の元トレーナーがこんなことをしてしまったと頭を下げる
トレーナーは「ルナが悪い訳じゃない」
悪いのはルドルフトレであるとトレーナーは言い切りこの場所をよく調べようと話題を逸らす
ギャンブルレースに出バしていたウマ娘の中にはやはりタマモクロスがいたが目元をエルコンドルパサーが付けているようなマスクを付けて変装している
名前もイニシャルのTとだけ書かれておりタマモクロスの名は出ていないが一目で彼女だとわかってしまう
このままレースを観戦しようとしたが係員の黒服にバ券を買わなければレースは見られないと告げられる
ルドルフはバ券を購入することがギャンブルに参加することだと気付きトレーナーは買わないようにと注意する
トレーナー主任が違法ギャンブルに手を出したと言われてしまえば彼は終わってしまう
そんなことはさせないとルドルフだけがバ券を買いトレーナーは別の場所で待機するようにと説得する
シンボリルドルフ「キミを守るためだ」
赤の他人ではなくルドルフになら任せられると判断したトレーナーはこの場から去っていく
Tことタマモクロスのバ券を買ったルドルフはレースの行方を見届ける
下1~3
次
レースはタマが勝ったものの全員ほぼ実力が拮抗していた。タマの速さは決して落ちておらず周りが速いということになる
ルドルフが知らないウマ娘も多数おりトレセン学園にいない猛者がこんなにいたのかと彼女は驚く
シンボリルドルフ「やはり金が貰えるのか」
レース終わりのタマを尾行するとカジノ側から金の入った封筒をタマは貰っていた。彼女はすぐにその場で開け札の枚数を確認する
確認が終わると静かに立ち去り封筒を持ったままどこかに消えていった。タマの実家は生活が厳しいということはルドルフも知っている
あの金は実家への仕送りだというのは簡単に想像できる。重賞レースで勝利してもあの賞金は手に入らないだろう
違法なレースであるが彼女を咎めることができるのか。生活が苦しいウマ娘はタマだけでなくごまんと存在する
自分にできるのはトレーナーに知らせることだとビルをあとにしルドルフは彼と合流する
トレーナー「タマモクロスが…そうか、うん」
ルドルフにレースの結果やタマが金を貰った事を報告され気を落とすトレーナー
ルドルフはタマ以外にも速いウマ娘が何人も走っており彼女達が学園に来れば盛り上がるだろうと推測する
しかし違法レースで走る彼女達にトレセンに通う余裕があるとは思えない。タマのように生活が苦しいことはすぐにわかる
トレーナー「どうすれば正しいのかわからない……」
どう行動するのが正解かトレーナーは頭を悩ます。彼女達から違法レースを取り上げてしまえば最悪の結果が待っているかもしれない
金が無ければ生きることはできない。違法な手段で稼いだ汚い金でも必死で生活しているウマ娘は存在している
シンボリルドルフ「悩みすぎるのは良くない」
あまりに悩むトレーナーを見てルドルフは彼の股間を撫でる。そんな気分じゃないとトレーナーは断るがルドルフは引かない
シンボリルドルフ「一度吐き出してから考えよう」
ストレスと共に自分に欲を出してしまえばいいとルドルフは誘う。愛は必要なく捌け口として存在すればいいとルドルフは言う
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
次の日、トレーナーは理事長に学園が貧困なウマ娘に厳しい点に関しては改善すべき点、そのウマ娘の家族、家庭への支援金を出すべきと交渉するが拒否される
このままじゃルドルフトレが言っていた「秋月が理事長だったら学園が良くならない」がその通りになってしまう
そんな気分じゃないといいつつルドルフのお尻を見た瞬間スイッチが入ってしまい結局3回戦まで致してしまう
シンボリルドルフ「申し訳なかった」
うまぴょい後ルドルフが改めてトレーナーに謝る。トレーナーはルドルフは悪くないと言うがルドルフは自分の責任だと言う
シンボリルドルフ「何度も奴を止めるチャンスはあったのに止めることができなかった」
せめてもの罪滅ぼしとしてトレーナーを全力でサポートするとルドルフは覚悟を見せる
トレーナー「その時はルナに頼むよ」
これからの展開によってはルドルフの力を借りるというトレーナーに対しどんなことでもやるとルドルフは即答する
シンボリルドルフ「とりあえず今は…コッチだな」
復活したトレーナーの竿を握りながらルドルフは笑い延長戦が始まった
次の日、トレーナーは秋川理事長に学園が貧困なウマ娘に厳しい点に関しては改善すべきだと進言する
そのウマ娘だけでなく家族や家庭への支援金も出すべきとも交渉するが全て拒否されてしまう
トレーナー「このままじゃルドルフトレが言っていた通りになる……」
秋月が理事長だったら学園が良くならないというルドルフトレの言葉通りになってしまう
どうするべきかと考えても理事長が拒否したものはどうやっても覆せない。ならば別の方法でやるしかない
トレーナー「理事長はトレセン学園をブランドだと思っているんだ」
実家がある程度裕福なウマ娘を集めて競わせるのが中央の存在意義だと理事長は考えている
トレセンというブランドが邪魔をしているなら下部組織を作り中央と分離してはどうか
トレーナー「ダメだ地方のトレセンと同じになってしまう」
いくつか案を考えるがどれも解決に導けるものは無かった。違法レースを見逃すのが最善という結果にトレーナーは頭を抱える
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
>>563
その頃どうするべきか考えるトレーナー、違法レースを見逃し続けるのも一つだがもしバレた際にはタマモクロスは公式レース出禁になるだろう。
スズカはルドルフトレに唆され出バしたので一時的の出禁だが、タマは自分の意思で違法レースに出ているので追放もある
>>565
トレーナーが悩んでいるとイクノディクタスのトレーナーとイクノ、ターボ、タンホイザそしてかつて担当の一人であったネイチャが主任室を訪ねてきた。
ネイチャが「トレーナーさん、主任に出世おめでと」と祝福の言葉を、「ありがとう、ネイチャ」と笑顔を返したらネイチャはビクビク震えだし股から液が垂れていた。
トレーナーは要件を聞くとイクノトレは「ウチのチーム一度もG1に勝てなくて…」と話す、主任にアドバイス貰えないかと言う
翌日、主任室でどうするべきかをトレーナーは考えていた
違法レースを見逃し続けるのも一つだがもしバレた際にはタマは公式レース出禁になる
スズカはルドルフトレに唆されての出バなので一時的の出禁だがタマは自分の意思で違法レースに出ているので追放もあり得る
トレーナー「難しいな……」
トレーナーが悩んでいるとイクノディクタスのトレーナーとイクノ、ターボ、タンホイザとネイチャが主任室を訪ねてくる
ナイスネイチャ「トレーナーさん出世おめでと~」
トレーナーの出世祝いとイクノトレが相談があるとトレーナーを訪ねてきたそうだ
イクノトレ「実はウチのチームは一度もG1に勝てなくて……」
何かアドバイスを貰えないかと言うイクノトレに対しトレーナーはどんなトレーニングを積んでいるのかと質問する
見せた方が早いとイクノトレからトレーニング表を受け取るとトレーナーは腕を組み考え込む
トレーナー「走り方とトレーニングが合ってないのかもしれない」
大逃げのターボはスタミナが必須でネイチャとタンホイザはパワーが必要。各ウマ娘に必要な要素が少ないことをトレーナーは見抜いた
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
>>570
イクノトレ、イクノ、タンホイザはそんな事に気が付くとは…やはりこの男天才かと思う、ネイチャは「流石トレーナーさんだね〜」と感心、
しかし感じのターボは「そんな走りやだ〜!」と我儘を言う最初から最後まで全力で走り切りたいとトレーナーの提案を受け入れない
>>571
『地面を蹴る』『足を上げる』の両方に力を入れて回転させる『ツインターボ』、500mで地面を蹴る時のみ力を入れる『シングルターボ』の二つを組み合わせて『トリプルターボ』作戦なんてどうだかな?とトレーナーはターボに提案。ターボは「トリプル!?カッコイイ!やるやる!」となんとか丸め込む
更にトレーナーはターボは走る際に〈地面を蹴る〉、〈足を上げる〉の両方に力を入れているので体力を使い切ってしまうのではと推測する
そこで残り500mは地面を蹴る時のみ力を入れれば逆噴射を遅らせる事が出来る筈だとアドバイスする
イクノトレ「そんなことにまで気付くなんて……」
イクノとタンホイザもトレーナーの実力に感心し、ネイチャはうんうんと頷く
ナイスネイチャ「流石トレーナーさんだよね~」
トレーナーは天才だからとネイチャは得意げに語る。そういえばルドルフトレも捕まったので良かったら…そう話そうとしたネイチャだがターボに遮られてしまう
ツインターボ「そんな走りやだ~!」
最初から最後まで全力で走り切りたいとターボはトレーナーの提案を受け入れない
トレーナー「じゃあこう考えるのはどう?」
地面を蹴って足を上げる両方に力を入れて回転させるのは「ツインターボ〉
残り500mで地面を蹴る時のみ力を入れる〈シングルターボ〉の二つを組み合わせる
トレーナー「名付けてトリプルターボ作戦なんてどう?」
ツインターボ「トリプル!?カッコイイぞ!!」
イクノトレ「凄い…」
的確なトレーニングを指示するだけでなく担当を上手くコントロールすることも大切だとトレーナーは行動で示した
この人が主任で良かったとイクノトレは感動する所まで達している。ターボの話が終わったので次は自分だとネイチャが再び話そうとする
ナイスネイチャ「あのねトレーナーさん?」
イクノトレ「よし!トレーニングにいこう!」
やる気になったイクノトレがターボを連れ勢いよく主任室から飛び出していく。イクノとタンホイザもそれに続いたのでネイチャも仕方なく出ていく
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
□□は久しぶりに呪いの夢を見る。夢に出たきた先祖曰く真の皇帝の妃となったようで何よりだと言われる
□□はなんのことかサッパリわからなかったため翌日トレーナーにこのことを話す
「皇帝の妃って意味わかんないのよ」
トレーナー「まさか僕のことなのか……」
トレーナーはルドルフのような絶対的な皇帝が学園に必要だと考えていた。シリウスはそうなれたかもしれないが選挙で敗れてしまった
テイオーは絶対的皇帝というよりまさに帝王でありシンボルでありつつ他人を導く役目には向かない
皇帝を求めているのは自分でありその理想像も具体的に存在する。真の皇帝の器が存在しないのであれば自分でやるしかない
協力してくれる人は何人か目星がつく。あとは自分の覚悟の問題かとトレーナーは考える
「そういえばこんなことも言われたわ」
更に先祖は11月に行われるマイルチャンピオンシップで一着を取れば私達は満足して成仏すると言っていた
成仏したら呪いの影響は消えると話しておりこれで決着が付きそうだと□□は言う
「マイルチャンピオンシップを最後にしてもいいかもしれないわね」
学園での最終目標をマイルチャンピオンシップに決めそれから海外に行くのはどうかと□□は提案する
年内のレースを勝ち続け最後にマイルチャンピオンシップなら流れは悪くない
しかし自分が真の皇帝となるなら彼女と一緒に海外へは行けない。一年で学園が変わるとは思えないからだ
自分は学園に残り□□だけが海外に飛び立つ。そんな未来になるかもしれないとトレーナーは考える
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
まだ今年は始まったばかりで自分が真の皇帝になって学園に残るか□□と海外に行くかを考えるのは後にしようと決める
トレーナー「どんな結果になっても彼女達は最後まで育てきる」
その為にはまず目標レースを決めなければいけない。□□はヴィクトリアマイルに決めるが残り4人のレースに迷う
長距離が適正距離なのでどうしても出バするレースが被ってしまいどうすれば良いのかと考える
トレーナー「このままじゃ4人で天皇賞になっちゃうな…」
場合によってはG2やG3への出バを検討しなければならないとトレーナーはすぐにゴルシ達と話すことになる
ゴールドシップ「全員同じレースでいいじゃん」
スペシャルウィーク「チームメイトがライバルだなんて燃えます!」
意外なことに4人共同じレースで構わないと返事がきたので天皇賞春への出バが決まる
トウカイテイオー「ボクが勝っちゃうもんね!」
ナリタタイシン「絶対負けないから」
彼女達にとって勝つことも大事だがそれ以上にライバルとの熱いレースが必要なのだとトレーナーは改めて思う
競争を促すことも自分の役目なのだと彼は理解し同じチームでもどんどん競える環境を作ろうとも考える
考えるだけでなく今の自分には行動できる力がある。理事長と対決することになってもそれが主任なのだと覚悟を決める
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
天皇賞春への出走メンバーが発表されるとすぐに話題になる。4人はもちろんだが話題を攫うのはそれまでG1勝利のないツインターボだった
新走法のトリプルターボに注目が集まるだけでなくネイチャ、イクノ、タンホイザの3人も話題になる
トレーナー「あの子も出るんだ頑張って欲しいな」
メジロ家の面汚しと言われているメジロパーマーも出バするようで彼女のトレーナーは彼が付けていた
見立て通り2人の相性も良かったようでつい先日もパーマーは大阪杯で2着に食い込んでいた
パマトレは入ったばかりの新人ではあるがトレーナーの指導もそこそこの実力を付けていた
トレーナー「2人が似てたのも大きいよね」
トレーナーがパマトレを選んだ理由は彼女がパーマー同様ギャルだったということだった
新人にいきなり担当を付けるのは異例だったがトレーナーが許可したことにより実現した
結果としてそれは大成功で道を外しかけていたパーマーを救っただけでなく彼女の友人ヘリオスとも良い関係を築けている
パマトレ「├∠─ナ─、ナωぁ丶)カゞー⊂ぅご、ナ″レヽまιナニ」
[トレーナーさんありがとうございました!]
トレーナー「なんて?」
ギャル語が解読できないという唯一の弊害はあったもののパマトレとパーマーは着実に成長していた
天皇賞春では良い勝負が見れそうだとトレーナーは微笑ましく見守ると共に4人を鍛えなければとやる気になる
「チームに競う相手がいるって良いのかも知れないわね」
ネイチャ達やゴルシ達を見てそう思ったと□□は言う。トレーナーはその意見を肯定しつつチームメンバーを増やすつもりは無いと答える
トレーナー「短距離のトレーニングって結構大変だからね」
中距離長距離に比べ短距離は育成(トレーニング)が難しいので□□1人で精一杯だとトレーナーは言う
「私だってお断りよ」
これ以上不安要素を増やされてたまるかと□□は別の理由でメンバーが増えることに反対する
ただでさえアルダンとダイヤという危険因子に晒されているので不安は少なければ少ないほど良い
下1~3
学園、レスラー、トレーナーイベント
夜、タマは学園を抜け出しギャンブルレースが行われるビルに向かい中に入ろうとした瞬間声をかけられる
オグリキャップ「タマ……何をしてるんだ?」
タマモクロス「なっ…!?」
声をかけたオグリだけでなく後ろにはイナリとクリークまで揃っておりタマは動揺する
タマモクロス「なんでここにおるんや……」
タマの様子がおかしいことにオグリはとっくに気付いており跡を付けていたと話す
イナリワン「ここはあのクソ野郎が作った違法レースが開催されてんだぞ!」
オグリキャップ「タマ、そんなレースに出るのことは考え直して欲しい」
スーパークリーク「最悪は捕まる可能性だってありますよ」
3人はタマを説得しようとするがそんな彼女達を見てタマは感情を爆発させる
タマモクロス「『普通』に育ってきたお前らにはウチの気持ちがわかるんか!?」
タマモクロス「雨水溜めて洗濯したりボロボロの靴を我慢して履き潰してきたウチの気持ちがわかってたまるか!!」
タマモクロス「違法やろうがなんだろうが結局金が全てや!」
それに加え学園でのレースがいかに温かったかをタマは怒りながら語る。ライブのことを考えて走るレースに価値はないとまで言う
タマモクロス「勝てば金が貰えるレースを作ったルドルフトレには感謝しとる」
彼に売られかけたクリークはそれは違うと否定するも聞く耳持たずでビルの中にタマは入って行く
オグリキャップ「タマ……」
イナリワン「カネ、カネって……そんなに大事なのかよ…」
友情より金を取ったタマが信じられないというイナリにクリークはタマの父親が病で倒れたことを伝える
オグリはじっとビルを見続けタマの名前を寂しそうに口にした
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
トレーナーと□□達が主任室を掃除しているとボロボロになった日記帳のような物が出てくる
ルドルフトレの逮捕により彼に関する資料等は全て警察が持ち去っていったがはずだがまだ残っていたようだ
場合によっては警察に届けなければいけないということで中を見てみるとやはりルドルフトレの物だったがかなり昔のものだった
トレーナー「ルドルフと七冠を取る前の日記だ」
日記はトレーニングのことにも触れられており当時の環境を考えればかなり精錬されたトレーニングを考えているようだった
読み進めているとかつて存在していたグランドライブを非難した内容が書かれていた
ライブは金にならないということが書いてあるかと思いきや様子が違う。ルドルフトレはライブそのものを否定していた
『レースの後に踊らせるというシステムは矛盾している』
『このシステムを作り上げたのは秋川一族』
これを見たトレーナーは秋川理事長がいる限り学園は良くならないというルドルフトレの言葉の意味を理解した
ライブとレースは切り離すべきだとルドルフトレは繰り返し書いていた。このシステムはウマ娘に対しての侮辱とまで表現している
トレーナー「学園のブランド化だけじゃなかった」
秋川理事長が貧困家庭への支援を許可しなかったのはこれもあった。見窄らしいウマ娘がライブで踊ることが許されなかったのだ
全力で走り切り疲労困憊したウマ娘は勝利者であるが勝者ではない。ライブのセンターで踊り終えるまでがセットになっている
トウカイテイオー「元主任も色々と考えてたんだねー」
ゴールドシップ「結局は私利私欲に走ったクズじゃねぇか」
ゴルシ達は結局のところルドルフトレは悪でそれっぽい理屈を重ねているだけだから無意味だと日記の全てを否定する
トレーナー「……」
トレーナーも最初はそうだと思ったのだが恐ろしい考えが頭に過る。ルドルフトレが私利私欲に走ったのは紛れもない事実である
しかし彼を唆した存在が居たとしたら?その存在が秋川一族の差金だとしたら?
ルドルフトレの事件で理事長は頭を下げはしたが秋川一族にダメージは殆ど無かった。トレーナーは点と点が繋がる瞬間を感じていた
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
トレーナーは刑務所に向かいルドルフトレと面会する。ルドルフトレは彼が来ることがわかっていたかのような笑みを浮かべている
ルドルフトレ「俺が正しいと気付いたようだな」
トレーナーは答える代わりに日記帳を差し出す。その上で誰に唆かされたのかをルドルフトレに聞く
ルドルフトレ「答えるはずないだろう」
トレーナーに協力する意味がないとしてルドルフトレは質問には答えないがある言葉は残す
ルドルフトレ「金は命より重い」
その言葉をトレーナーはぐっと噛み締める。タマモクロスのように金が必要なウマ娘は山ほど存在することを知ってしまっている
秋川理事長及びその一族が学園を運営する限り今の体制が変わることは殆どないだろう
ライブは支ええてくれたファンへの感謝と想いを分かち合うために開かれる。しかしそれは綺麗事でグッズの売り上げは全てトレセン学園に吸われている
それに比べてギャンブルレースはウマ娘への還元がある。今のままではギャンブルの運営元だけが儲かるがシステムをちゃんと組めば機能するだろう
賭けたウマ娘が負けても彼女を応援したという事実は残る。チケットが無ければ見られないライブとは全く違う
ルドルフトレ「考えれば考えるほど俺が正しいだろう?」
そんなことはないと否定したかったがウマ娘のことを考えるとトレセン学園は善とは言い切れない
ギャンブルを合法化するには程遠い時間がかかる。その間にもタマのように救いを求めるウマ娘が増え続けていく
ルドルフトレ「お前はやるしかないんだよ」
ギャンブルレースを見逃し続けることは不可能。ならば秋川理事長達を学園から遠ざけることしか方法はない
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
トレーナーが刑務所から学園に戻る最中にたづなさんからメッセージが届いていることに気付く
その内容は秋川理事長は長期出張に出たというもので以前のように代わりは樫本代理になるそうだ
トレーナー(これはチャンスだ)
秋川理事長を学園から遠ざける事を考えていたのでこの好機は活かすしないとトレーナーは思う
具体的にどう動くかを考えながら学園に戻るとパマトレとカフェトレに遭遇する
パマトレ「⊇れカゝら一糸者レニ食欠ゐ彳テ、キまιょぅ!」
(これから一緒に3人で飲みに行きましょう)
トレーナー「なんて?」
パマトレは3人で飲みに行こうとトレーナーを誘いカフェトレは「パマトレだけでなく自分も指導しろと迫る
トレーナー酒が飲めないからと断ろうとするがこれはチャンスだと思い直す。1人で動くのは無謀なので派閥を組む必要があった
それにヒトの女性の中ではスタイルが抜群の二人にくっつかれ結局断れず了承するしか選択肢はなかった
個室のある飲み屋に入り3人での飲み会が始まる。トレーナーは酒が飲めないからとノンアルで乾杯をする
最初はパマトレのお礼や感謝の言葉が並べられカフェトレは自分にもトレーニングのコツを教えろと迫る
そんなやり取りが続いたあとトレーナーは少し真面目な話がしたいと2人に向き合う
トレーナー「これから話すことに賛成するかしないかは自由だけど他言無用でお願いできる?」
カフェトレ「仕方ないわね」
パマトレ「大丈夫です」
カフェトレはOKしパマトレも普段の軽いノリが嘘のように真剣な表情で返事をする
下1~3
トレーナーイベント
2人に秋川理事長やルドルフトレの事を話すとカフェトレは貧困ウマ娘に厳しい秋川理事長も間違っているがウマ娘でギャンブルを企んだルドルフトレも間違ってると言う
パマトレはトレセンの闇の深さを知り落ち込むがトレーナーが変えてくれるのならと協力する姿勢を見せる
トレーナー「僕の派閥を作ろうと思うんだけどどうかな?」
パマトレはトレーナーにトレーニングの指導やパーマーを紹介して貰った恩があるので派閥にも入ると言う
カフェトレ「わかってるでしょ……」
カフェトレはタキオンの元トレーナーでしかも前に抱かれたので断るということは無かった
トレーナー「僕たちに共通してるのはウマ娘が好きだってことだ」
トレーナーの意見に2人も同意しどうするべきか3人で案を出し合う
カフェトレ「レースで買ったら賞金は風営法に引っかかるわね」
パマトレ「ならグッズの売り上げを還元するのはどうよ?」
トレーナー「それなら問題ないはずだけど念の為確認しておくね」
貧困ウマ娘に支援金を出すのは確定として現役のウマ娘にどうやってどのくらい支援していくのかを真剣に話し合っていく
トレーナー「今出た案をまとめて樫本代理に話してみるよ」
自分は代理とは繋がりがあるので秋川理事長よりは交渉しやすいはずだとトレーナーは言う
パマトレはトレーナーの人脈に感心しカフェトレは相変わらず異性に人気だと呆れながら言う
カフェトレ「変態の癖にモテるのよね」
いきなりを言い出すのかとトレーナーは取り乱すものの胸をチラチラ見ているの気付いているとカフェトレは彼を睨む
トレーナーはパマトレの方を向くがこの会議の内容を記録するのに必死で2人の会話は耳に入っていない
カフェトレ「この後付き合いなさい」
パマトレに聞こえないようカフェトレは小声でトレーナーに囁く。トレーナーは拒否する暇もなく彼女は更に続ける
カフェトレ「アンタとヤってから身体が疼いて仕方ないのよ…!」
もし逃げればタキオンとカフェの3人で乱れたことを言いふらすとトレーナーを脅しカフェトレはトレーナーを睨み付ける
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
パマトレと別れたあと結局カフェトレとホテルでぴょいをしてしまう
ウマ娘とスるのとはまた違った快感を再び堪能してしまい延長戦まで行ってしまった
トレーナー「これで内緒にしてくれるんだよね…?」
カフェトレ「そっちもタキオンには言うんじゃないわよ」
お互いに秘密を抱えておけば裏切る心配はないだろうと安心する。これでもうカフェトレと身体を重なることはないだろうとトレーナーは考える
しかしトレーナーはカフェトレというトレーナーに並ぶか勝るほどの絶倫の彼女を目覚めさせてしまったのだ
ほぼ毎日カフェとタキオンの相手をしていた彼女が普通のぴょいの味を覚えてしまえばどうなるのか想像に容易い
このところカフェトレはどうにかしてトレーナーを脅しホテルに連れ込むことしか頭に無かった
カフェトレ(こんな奴全く好きじゃないのに身体は喜んでるのよ!)
トレーナーの内面には微塵も興味がなかったがその見た目と身体をカフェトレは忘れることができない
トレーナーは学園に戻ると飲み会で出た案を樫本理事長代理に提示すると彼女は好反応を見せる
樫本理子「貧困のウマ娘達に厳しいのは中央の問題で私も気になっていました」
前向きに検討すると返事し、更にグッズの売り上げの還元も上に提言すると約束する
やはり理事長代理ならわかってくれると確認できたトレーナーはルドルフトレの件も彼女に話す
樫本理子「ウイニングライブの問題はこれまでもずっとありました」
弱い物虐めや死体蹴りライブなど弱者を晒し者にしているという見方が一定数あるのは事実
やはりライブはごく一部にはそう見られているのかと考えていると突如理事長室の扉が開かれる
イナリワン「大変なんだよ旦那ぁ!」
入ってきたのはオグリ、イナリ、クリークで非常に慌てている様子だった。どうしたのか聞くとタマが昨日から帰ってこないとオグリが言う
オグリキャップ「タマはもう帰ってこないかもしれない…」
実家に必要な金を稼ぎ終わったので帰ったということではない。ならばどんなことが考えられるのか
連日連夜レースに出ることは体力を消耗し勝てるレースも勝てなくなる。そうなるとギャンブルレースで賞金は得られない
今のタマは父親の入院費の為に毎日のように金を振り込んでいる。もし金が途切れれば彼女の父親は治療を受けられない
そうなればタマが取る行動は1つしかない。クリーク達もそれがわかっているようで暗い表情を浮かべている
スーパークリーク「レース場で客を見つけて…タマちゃんはその人と寝たんです」
自分のバ券を買った人物に声をかけタマは身体を売ったのだとクリークは考えている
もしそうでなくとも何らかの方法でタマは金を稼いでいる。これ以上道を踏み外して欲しくないとトレーナーにタマを探して欲しいと頼みに来たのだ
下1~3
次
遅れて到着したオグリ達のトレーナーは樫本代理にタマのことは穏便に済ませて欲しいと頭を下げる
彼女がしたことが手遅れであってもやむを得ずしたことでタマの代わりに自分が罰を受けるとまで言う
そこまで言うのならと理事長代理はタマについては軽い処分にすることを約束し、それを聞いたトレーナー達はタマの捜索を開始する
トレーナー「君達は学園周辺をお願い。僕はビルやホテル周りを探すよ」
ホテルからタマが出てくる場面を間違っても彼女達に見せたくはないとトレーナーがホテル周辺を探す
オグリ達に学園周辺の捜索を頼んだのはタマは昨夜レースに出てそのまま安いホテルで一泊したあと帰ってくるかもしれないからだと説明した
しかしそれは嘘でタマはそんなことをしないとトレーナーは知っていた。金に困っているタマはどれだけ安くとも無駄なお金は使わない
男とホテルから出てくる彼女を絶対に見せたくはないとトレーナーは1人で探すことを決めたのだった
ホテル街から少し離れた場所でタマは俯きながら歩いていた。その手には封筒がありそこそこの厚みがある
タマモクロス「……」
タマは一番近くではなく振り込み手数料が一番安い銀行まで行こうとしていた。走ると体力を使うのでゆっくりと歩いて向かう
さすがのタマも連日のレースで疲れ果て勝てる状態の身体ではなかった。しかし金は毎日必要になる
そんな彼女に残された手は一つしか残っていなかった。自分が女であることを最大限に活かす以外に選択肢はない
タマモクロス「恨んだる」
特定の誰かに向けた恨みではなく自然と口から溢れてくる。それだけならまだ救いはあったが徐々に彼女は歪んでいく
タマモクロス「全部中央が悪いんや」
なぜ自分がこんな目に遭うのか、それはトレセン学園が悪いのだと彼女の目は濁っていく
下1~3
学園、トレーナーイベント
トレーナー「あっ居た!」
トレーナーは濁り目のタマモクロスを見つけ急いで保護しようとするもそれより先にタマの目の前に謎の車が停まる
車のドアが開き謎の男達とタマは一言二言喋ったあとタマは車に乗りこんでいく
トレーナー「タマモクロス……?」
連れ去られたのではなく自分の意思でタマは乗り車は発進する。トレーナーは彼女が乗っていった車のナンバーはメモしたがそれ以外にできることはなかった
タマモクロス(また別の場所か…金になるんやったらなんでもええわ)
タマが連れてこられた場所は自分が通っている所とは違うビルで謎の男達には金が稼げると言われたので彼女はついてきたのだ
ビルに入り男達に部屋に案内されるとそこにはクリークトレがタマを待っていた
クリークトレ「来てくれると信じてたよ」
意外な人物に驚くが学園の関係者なら自分のこともよく知っていただろうと納得していた
クリークトレは自分が闇カジノを運営しているとタマに伝える。ルドルフトレを一番近くで見ていたのは自分なのでその役目が回ってきたと言う
運営は好調だがもっと規模を広めるためにタマに協力を仰ぎたかったとクリークトレはタマを誘う
クリークトレ「手を組んでくれるなら父親の手術費を払いましょう」
クリークトレはルドルフトレがやろうとしていた続き、学園を潰してギャンブルレースを合法にしようとしている
今の学園は□□のトレーナーで成り立っているのを見過した奴が居なくなれば学園は崩せるとクリークトレは考えていた
クリークトレ「君は彼の弱みを握って欲しい」
タマモクロスは昨日から学園に帰っていないのもクリークトレは把握しており弱みさえ握ればいいので学園に戻る必要は無いとまで言う
協力してくれるのなら前金で手術費を渡すとクリークトレはタマを勧誘する
下1~3
学園、トレーナーイベント
トレーナー「タマモクロスは見つけたけど……」
トレーナーはタマを見つけたが寸前で捕まえられなかったとオグリ達に報告する
タマが乗り込んでいった車のナンバーはメモしたが恐らく闇カジノの車だと情報を共有する
トレーナー「彼女を見つけたのごめん…」
あの時これを渡せていればとトレーナーは後悔する。理事長代理が何を持っているのかと聞くとトレーナーは現金だと言う
イナリワン「旦那、それって…」
封筒の厚みからして数百万はあるがトレーナーはタマの為に貯金を崩してきたと平然と語る
トレーナー「お父さんの手術費を渡せてたら……」
後悔するトレーナーを他所にその場にいる全員が衝撃を受ける。担当でもないタマの為に自分の貯金を渡すつもりだったのだ
樫本代理「それは優しさではありません」
トレーナーのやろうとしていたことは間違っていると理事長代理は上司として注意する
でもとトレーナーは食い下がるが理事長代理はその考えでは破滅の未来しかないと強く言う
樫本代理「優しさと施しを間違えてしまえば更に彼女を傷付けることになるんです」
そう言われトレーナーは自分のやろうとしていたことに気付き肩を落としイナリがトレーナーを慰める
理事長代理はタマがどこにいるのかの特定を急ぎ見つけ次第説得するようオグリ達に指示を出す
樫本代理「私は病院を調べます」
タマの父親の状態とどれくらいの費用が必要なのかを知る為にまずは病院を特定し、そこから次の手を考えると行動を始める
下1~3
学園、トレーナーイベント
>>640
□□が「なんでアンタがいるのよ、どさくさ紛れてこっちに戻る気じゃないのか」とイナリに言う、「そ、そんな事ねえよ!タマの事心配だからそれについて話し合う為にいるだけでい!」と図星だったようだ
>>641
□□は「一度抜けた奴なんか認めない」とイナリを否定する、「あれは、ルドルフトレの野郎に脅されたんだよ!」ルドルフトレにチーム抜けなきゃトレーナーを襲うと脅されたと告白、
トレーナーは「やっぱりそういう事だったんだ…ありがとうイナリ」と彼女の頭を撫でる
主任室に帰ってきたトレーナーは今回は樫本代理に感謝するしかない、自分は間違った事をするところだったと落ち込む
「間違いは誰にでもあるわよ」
ゴールドシップ「あんま気にすんなよな」
イナリワン「優しいとこが旦那のいい所じゃねぇか!」
□□とゴルシはトレーナーを慰め更にイナリも元気付けるが□□はイナリが居ることに怒る
「どさくさ紛れてこっちに戻る気じゃないでしょうね!?」
タマが心配なだけでそんなつもりは一切ないとイナリは言うが明らかに動揺が見える
□□は一度抜けたくせにとイナリを否定する。その態度にイナリはあれは仕方なかったことだと語り出す
イナリワン「あれはルドルフトレの野郎に脅されたんだよ!」
チームを抜けなければトレーナーを襲うと脅されたと告白する。□□は驚いていたがトレーナーはやはりそうだったのかと納得する
トレーナー「やっぱりそういう事だったんだね。ありがとうイナリ」
トレーナーに頭を撫でられたイナリは尻尾をぶんぶん振り回して顔を赤らめている
イナリワン「いっとくかい旦那ぁ!?」
制服を脱ごうとしたところにゴルシのドロップキックが刺さりイナリは壁まで飛んでいく
スペとテイオーはネイチャ達との修羅場話が本当だったと赤面しながらも震えていた
ナリタタイシン「それでどうすんのさ」
タイシンはこれからどうするのかと冷静にトレーナーに質問する。トレーナーはできることは全てやっていくと自分の考えを伝える
トレーナー「タマはどこかの施設にいるはずだからホテル周りを探す意味はないと思う」
戻ってくる可能性は無いとは言えないので学園周辺を探し続ける。そしてクリーク、イナリ、オグリは要注意だとトレーナーは言う
トレーナー「もしかするとタマから接触があるかもしれない」
もしタマと遭遇した場合は迷わず連絡して欲しいとトレーナーは改めて伝える
下1~3
学園、トレーナーイベント
その頃オグリは「そんなに違うのか違法レースと学園のレースは…?」とタマに言われた学園のレースは生温いという言葉に引っ掛かっていた。
オグリトレが「ギャンブルレースはライブがないから体力を温存する必要がなくて最初から最後までがむしゃらに走るだけらしい…でもそれはつまり脚を痛めたり、ピークを早めるという事にもなる」と言う
オグリトレはボーイッシュでトレーナーとはまた違った中性的な見た目なイケメン女性トレーナー
オグリキャップ「違法レースと学園のレースはそんなに違うのか?」
タマに言われた学園のレースは生温いという言葉にオグリは引っ掛かっていた
オグリトレ「違法レースはライブがないから体力を温存する必要がない。だから最初から最後までが全力で走るの」
オグリトレはボーイッシュでトレーナーとはまた違う種類の中性的な見た目なイケメン女性トレーナーで実力もある
トレーニングの評価も高いが彼女はウマ娘の筋肉や身体についても知識が深く連日レースに出ていたであろうタマの身体を心配している
「違法レースはほぼ毎日開催されてる。タマがもし毎回参加していたなら脚は限界が来てるかも知れない」
早く彼女を保護しないと大変なことになる。怪我を放置していたら走れるなくなるだけではないとオグリトレは不安になる
オグリキャップ「タマ……」
オグリは寂しそうにタマの名前を呟くことしかできない
主任室でクリークがトレーナーにクリークトレと連絡が付かなくなったと話す
トレーナー「僕も彼に連絡したけど繋がらなかったんだ」
クリークトレがルドルフトレの跡を継いでいるとは想像できずトレーナーはなぜなのかと首を傾げる
クリークはもしかしてとルドルフトレの報復に怯えている。彼が捕まってもまだ終わっていないとクリークは考えている
スーパークリーク「もしかしたらクリークトレさんはもう……」
クリークトレは既に消されてしまったのではないかとクリークは恐怖を感じているようだった
トレーナー「大丈夫、君は必ず守る」
怯える彼女にそう言いそれを聞いたクリーク思わず赤面する。そんな彼女を見てまたやってしまったかと思った時に主任室の扉が開く
「自分で気付いただけマシね」
今はお仕置きより優先することがあると□□は情報を持ち帰ってくる。学園裏手の監視カメラにタマらしきウマ娘の姿があったらしい
すぐに彼女は監視カメラの死角に消えてしまったがまた現れる可能性が出てきた
トレーナー「監視カメラを増やすか見張りをつけてみよう」
学園に戻ってくる理由が彼女にはあるのだと考え、タマ捕獲作戦は始まった
下1~3
学園、トレーナーイベント
後日、学園周りに監視カメラを増やし見張りも配置しこれでタマモクロスをいつでも捕獲する準備が整う
トウカイテイオー「でも捕まえてどうするの?前にタマモクロスのトレーナーが責任取るって言ったみたいだけど」
違法レースに出バしお金も受け取って更に援助交際もしてしまった。挙げ句に学園の予算でカメラも増やしてしまった
もうタマのトレーナーだけで責任が取れる問題じゃないとテイオーは指摘する
トレーナー「そういう時に責任を取るのが大人なんだよ」
それに生徒会長ならば道を踏み外したウマ娘にも手を差し伸べるべきでありルドルフならきっとそうするとテイオーをその気にさせる
タマの異変に気付かず放置した学園側にも問題がある。遅過ぎるが今からでも彼女の為に何かしてあげたいというのがトレーナーの考えのようだ
トウカイテイオー「トレーナー緊急連絡だって!」
そんな話をしていると監視カメラにタマモクロスが映ったという報告を受ける
トウカイテイオー「タマモクロスを見つけたけど逃げられたって…」
見張りがすぐに駆けつけるもあっという間にタマは消えてしまったと残念そうにテイオーは言う
トレーナー「大丈夫見張りはダミーだから。本命は別動隊だね」
「居たわよ!!」
ゴールドシップ「よくもお好み焼きと白米を一緒に食いやがったな!」
タマモクロス「関西人バカににしとんか!?」
スペシャルウィーク「もう逃げられませんよ!」
ナリタタイシン「観念した方がいいんじゃない?」
逃げた先に□□達4人が潜んでおりタマは逃げ場を無くす。抵抗しても無駄だと悟ったタマは大人しく捕まる
下1~3
学園、トレーナーイベント
タマの身体に違和感を感じたゴルシは彼女の全身を触る
ゴールドシップ「お前よぉ脂肪がなさ過ぎじゃねえか?」
飯をちゃんと食べているのかとゴルシが指摘するとタマは何も答えない。彼女の身体の異変に□□達も気付きどういうことかと問いただす
ゴールドシップ「体脂肪が少な過ぎると命に関わってくるんだぞ」
タマの身体はガリガリとはまた別の細い体型になっていた。胸や腹に肉が一切ないが脚や腹筋には筋肉がある
その異常さを□□はタマの手脚を見て気付いた。走るためだけに筋肉を研ぎすましたような身体は常識では考えられない
タマはなにも答えないがちゃんと栄養をとっていないことはその場にいる全員が理解する
ゴールドシップ「アイツに連絡して病院にブチ込むぞ」
トレーナーに知らせてタマはすぐにでも入院させるべきだとゴルシは言う。ちょうどその時トレーナーが走ってくるのが見えたので手間が省けたとゴルシは呟く
トレーナー「これは……」
駆け付けたトレーナーもタマを見て□□と同じ考えのようだった。ざっと見て彼女の体脂肪率は3パーセントも無いだろうと予想する
ボディービルダーが糖を摂らずに死亡したケースはいくつもある。これは不味いかも知れないとトレーナーは焦る
トレーナー「誰か飴とか持ってないかな?」
少しでも糖分を摂ってもらわなければとクリークが取り出した飴をタマに差し出す
しかしタマはまだなにも言わず口も開こうとしない。いい加減にしろと怒ったゴルシが無理矢理口をこじ開けようとするがタマは抵抗する
ゴールドシップ「お前の為にやってんだぞ!」
タマモクロス「ウチに構う暇があったら金寄越せ!!」
タマはゴルシ達が自分の事情を知っていることを逆手にその言葉を口にする。それを聞いたゴルシ達は言葉に詰まってしまう
タマモクロス「ウチが用事あるのはコイツや。他のヤツは消えろ」
タマはトレーナーを指差し□□達に立ち去るように命じる。それを聞いたトレーナーはタマの条件を呑むと言う
トレーナー「僕に任せておいて」
トレーナーを信じるしかないと□□達はタマとトレーナーから離れる
下1~3
トレーナーイベント
トレーナー「君とは前にもこんな事があったよね?確か□□と君が揉めた時だったかな」
まずは雑談でタマを落ち着かせようとトレーナーは考えるもののタマは乗ってこず、仕方なく本題に入っていく
トレーナー「君を追い詰めたのは学園の問題でもある。本当にごめん」
タマに頭を下げるトレーナー。学園に支援金を出してもらうよう交渉していると伝えるが彼女はもう遅いとため息混じりに話す
タマモクロス「そもそも支援金ぐらいじゃ足りへんねん」
トレーナーが想像しているよりお金がかかっていて尚且つ今日明日に大金が必要なのだ
仮に学園から支援金が出たとしてもタイミングが遅すぎる。書類を用意し提出する頃にはもう全てが終わっている
トレーナー「分からない……」
彼の口から思わず出た言葉に対し何がわからないのかとタマは聞く。トレーナーはタマどうすれば助けられるのか分からないと正直に答える
タマモクロス「助けるとか救うとかそんな薄っぺらい言葉はいらん。ウチが欲しいのは金や!」
欲しいのは綺麗事ではなく金なのだとタマはトレーナーに掴みかかる。トレーナーは自分のお金を渡そうとしたことがあるとタマに告白する
トレーナー「あの時キミは車に乗っていってしまったけど渡せなくて正解だと思ってる」
トレーナー「身勝手な善意で誰かを傷付けたくないんだ」
タマはトレーナーが本気で自分が救いたいというのが伝わるがもう遅いと吐き捨てる
タマモクロス「お前は金になる。協力してもらうで」
クリークトレに指示された通りにタマはトレーナーを貶めようとする。具体的な指示も受けていた
下1~3
トレーナーイベント
タマモクロス「ぐが、ぎっ……」
襲おうとした突然痙攣が起きその場に倒れてしまう。トレーナーは何が起こったかわからずタマの身体を確認する
トレーナー「低血糖だ…」
恐らく低血糖だと判断しタマに先程の飴を食べさせようとするがタマは痙攣しており口が開けない
タマモクロス「ァ……」
まるで雪山で遭難したかのようにガチガチと全身が震えておりかなり危険な状態であることはすぐにわかる
口をこじ開けようにも噛まれてしまえば指が千切れる恐れがある。痙攣している人物に指を近付けるのはやってはいけない
それならばとトレーナーは口に飴を含みそれを溶かした液体をタマに口移しで身体に入れる
トレーナー「早く……!」
もちろん救急車は既に呼んであるのであとは到着を待つだけだがこの応急処置が上手くいくかどうかで彼女の運命は決まる
何度も口移しでタマに糖分を摂らせるがタマの痙攣は止まらない
下1~3
学園、トレーナーイベント
その後タマは病院に運ばれ緊急手術が行われた。メジロ家の主治医によるRBJの静脈注射でどうにか命の危機を脱する
トレーナー「本当にありがとうアルダン」
メジロ家の主治医を用意してくれたアルダンに礼を言うトレーナー。アルダンはタマは大事なライバルの一人だから助けて当然だと言う
メジロアルダン「それに貴方様の頼みですから」
恍惚な表情を浮かべているアルダンを見た□□はあまりメジロには恩を作りたくないが今回は仕方ないと堪える
ここでタマトレも病院に駆けつけ全て自分のせいだとトレーナーに頭を下げる
タマトレ「すみません主任!トレーナーを辞めてでも責任は取りますからタマ退学はしないで下さい!」
強く責任を感じトレーナーに頼み込むもトレーナーは首を振る
タマトレ「そこをなんとかお願いします!」
トレーナー「違うんだ、彼女はもう……」
トレーナーは涙を浮かべながらタマの容態を伝える。彼女の復帰は余程のことがない限り絶望的でもう二度と走れないとのことだった
それを聞いたタマトレはその場に崩れ落ち虚空に向かいタマの名前をボソボソと呼んでいた
病院を出た□□、ゴルシ、タイシン、スペ、テイオーの5人はタマの行動は臭うと話をしていた
ゴールドシップ「なんでわざわざホテルに連れ込んだんだ?」
ナリタタイシン「トレーナーを嵌める為じゃない?」
「裏に黒幕がいそうね」
タマにトレーナーをホテルに連れ込めと命令した奴がいるのではと考える。真っ先に思いつくのはルドルフトレだが彼は塀の中にいる
やり方はまさに彼のものだが確実に本人ではない。ならばどういうことがいえるのかと考えをまとめていく
スペシャルウィーク「やっぱり部下の人しか居ないと思います!」
そういえばとテイオーはクリークトレと連絡が取れないことを思い出す。彼はルドルフトレに協力し謹慎中のはずだった
ゴールドシップ「これは決まりじゃねぇか?」
クリークトレが何かしらの事情を知っていると決めてゴルシ達は行動を始める
下1~3
学園、トレーナーイベント
クリークにクリークトレの事を聞く□□達。クリークは彼がタマに指示を出したのはあり得ると答える
スーパークリーク「クリークトレさんはルドルフトレに恩があると言っていました」
自分が捕まってもクリークトレが跡を継ぐとルドルフトレは考えていたのではないかという推測が出てくる
ルドルフトレがそこまで考えていたかは定かではないがやり方からしてクリークトレが絡んでいることは間違いないという確信を得ることはできた
まずは彼を探すところからだがクリークはそれどころでは無いかもしれないと警戒する
スーパークリーク「もう既に手は打たれているかもしれません」
クリークの不安は翌日に的中することになる
『病気の生徒を放置!管理体制ガバガバ』
『生徒をホテルに連れ込む姿を激写!』
翌日、タマの事が書かれた記事が大きく出されトレーナーとタマがホテルに入る所の写真も載っていた
トレーナーはこれが狙いだったかと気が付くが時すでに遅し。既に学園にはマスコミから取材が殺到している
たづなさんや理事長代理が対応するとトレーナーは言われているが自由に動くことはできない
クリークトレはまずトレーナーの自由を奪おうとタマをトレーナーに差し向けたのだ
真実を話せばタマの家庭環境をマスコミの前で発表することになる。間違ってもトレーナーはそんなことをしないと読んでのことだった
これで暫くはトレーナーは自宅から動くことができない。タマがトレーナーを襲えなくともクリークトレの作戦は成功していたのだ
下1~3
学園、トレーナーイベント
トレーナーの家の窓からマスコミが待機しているのが見え一歩も動けない状態になっている
このままじゃ主任降格どころかトレーナーをクビになる可能性もある。どうした物かとトレーナーは頭を悩ませる
シンボリルドルフ「トレーナー君大丈夫だ、何とかなる」
ルドルフはトレーナーを慰めるが状況は改善しない。ルドルフが外に出ることもまずいので2人とも動きが取れなくなってしまっている
こんなことをしている場合ではないとトレーナーは家から出ようとするがルドルフがそれを阻止する
シンボリルドルフ「忘れられなくとも今は違うことを考えよう」
今の自分たちにできることは無いとルドルフはトレーナーに抱き着く。心の均衡を保つためにも必要な行為だと服を脱ぎながらトレーナーを説得する
シンボリルドルフ「彼女達を信じよう」
学園で動いてくれている□□達に託してトレーナーは何かあった時に動けるようにするのが最善だとルドルフは言う
学園では生徒に手を出す人に主任はやって欲しくないクビにしろという生徒達が声を上げる
がしかし、トレーナーに相談に乗ってもらったウマ娘達が主任はそんな事しないなどとトレーナーを擁護する事態になっていた
生徒会も動いてはいたがそれよりも自主的にトレーナーを庇うウマ娘が多く学園内での騒乱は落ち着きをみせていた
ゴールドシップ「トレーナーの人望はすげぇな!」
ゴルシはトレーナーに感心しているがタイシンはただの女誑しなだけなのではと考えていた
ナリタタイシン「トレーナーの味方してる子全員目がハートだったよ」
「ぐ……」
□□は悔しいが実際そうなので言い返せないでいた
学園内はなんとかなってもまだ問題は残っているのでそれをどうするかと会議をすることになる
会議が始まってすぐに主任室の扉が開きそこに立っていたのはアルダンとダイヤの2人だった
下1~3
学園、トレーナーイベント
二人の目が異様なのに気が付き□□は及び腰になる
「な、なんの用……ですか…?」
アルダンとダイヤはくだらない記事を書いたライターはメジロ家とサトノグループの力で地獄を見せたと淡々と話す
その際ライターは闇カジノの関係者でクリークトレの部下であるのことを自白したと言う
ナリタタイシン「まさか殺したの?」
サトノダイヤモンド「殺してはいません」
メジロアルダン「死んだ方がマシだったかも知れませんね」
不適の笑みを浮かべる2人に恐ろしくてそれ以上のことは聞くことはできなかった
ゴールドシップ「やっぱりクリークトレが原因だったな」
「そうみたいね…」
□□がトレーナーに黒幕はクリークトレだと電話で伝える。トレーナーは彼はルドルフトレの被害者だと思ってたから残念だと気を落とす
電話が繋がっているのならとダイヤは闇カジノとクリークトレを潰してもいいかと確認を取る
メジロアルダン「あんなのは存在するだけでトレーナーさんの害になります」
トレーナーは闇カジノを潰せばそこで走るウマ娘達は金を得られなくなる。しかし見逃し続ければタマみたいな子が必ず出ると悩む
トレーナー「ちょっと待ってもらえないかな」
待てと言えば待つが決断が遅れるとクリークトレは逃してしまうとアルダンは警告する
メジロアルダン「こちらが手を下したことは向こうにも知れています」
早い決断をとアルダンはトレーナーに迫る
下1~3
学園、トレーナーイベント
メジロアルダン「□□さんの言う通り気を落とす事なんてありません」
アルダンは闇カジノの真の目的はギャンブルレースではなかったと話し出す。闇カジノから見つかった物だというリストを取り出す
そこにはギャンブルレースに出バするウマ娘達が載っておりそこにはタマの名前もあった
ギャンブルレースで走れなくなったウマ娘をオークションで高値で売るのが目的だったとアルダンは話す
メジロアルダン「トレーナーさんは胸を張って良いんです」
ギャンブルレースに出ていたウマ娘達はペットや道具、性処理に使われる未来が待っていた。それを救ったのだとアルダンは強く言う
トレーナーにしか出来ないことがある。それをやるべきだとアルダンは再起を促す
イナリ、オグリ、クリークは病院に来ていた。メジロ家の主治医のお陰で命拾いし意識も戻ったと聞かされていた
オグリキャップ「タマのトレーナーは居ないのか?」
自分たちだけでなく彼女のトレーナーも来ているものと思っていたオグリは当然の疑問を持つ
スーパークリーク「彼はここには来ません」
クリークからタマのトレーナーは来ないと告げられる。彼が薄情なのではなくちゃんと理由があってのことだった
イナリワン「辞めたってさ…」
タマを救えなかったと辞表を残し学園を去っていった。責任を取ったとも考えられるがクリークは別の理由があると指摘する
スーパークリーク「恐らくタマのトレーナーさんは事情を知ってたんです」
タマの父親が入院したことを知っていたがタマのトレーナーは何もしなかった。できなかった自分を後悔していた
金を渡す渡さないでなくタマを支えることが正解だった。それが出来ずこの結果を招いてしまったのだ
イナリは彼の気持ちは分かると寂しそうに呟く。クリークは全てのトレーナーが□□のトレーナーのように素晴らしい人間ではないと知っている
せめてタマを元気付けようと話を聞いたオグリはゆっくりとタマが寝ている病室の扉を開ける
下1~3
次
タマモクロス「久しぶりやな」
意識が回復したタマは非常に落ち着いておりこの前は怒鳴ったりして申し訳なかったと3人に謝る
イナリが恐る恐る自分の状態を知っているのかと聞かれるとレースで決着付ける事が出来なくなったとタマは静かに語る
タマモクロスは「こんな事になるんやったら最初から主任に相談するべきやったかもしれへんな」
イナリとクリークは彼ならきっと助けてくれたと話す。たとえお金のことでもトレーナーならなんとかしてくれた
主任を頼らずギャンブルレースという違法なものを頼ってしまった。もし彼を信じていればこうはなっていなかった
タマモクロス「アイツにも悪い事してしもたな……」
タマトレのことを思いながらタマは遠くを見つめ後悔する
タマモクロスの見舞いのあとオグリはオグリトレの所に来ていた。タマの様子を報告し終わるとお互いに気分は沈んでいる
ライバルのタマとはもう走れないとオグリは落ち込みタマトレは鬱で辞めてしまう報われない結末にオグリトレはやるせない気持ちでいた
オグリトレ「ごめん、次のレースの話をしよう」
どんなに辛い事があってもオグリは走らないといけない。それが『オグリキャップ』だからとオグリトレは言い切る
オグリキャップ「タマ……」
泣くのは今日だけにしようとオグリトレは彼女を抱き寄せる。人前で涙を見せたことのないオグリが泣いたのはこの時だけだった
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
タマの騒動から時間が経ち天皇賞春が開催される。出バするゴルシ、スペ、タイシン、テイオー、そしてターボはいつにも増して気合いが入っていた
「タイシンが勝つかもしれないわね」
トレーナーの所に来てからの伸びでいえばタイシンが一番で自己ベストを何度も更新していた
テイオーは実力はあるが怪我の不安がありレースで無理はできない。□□から見てテイオーの今日の調子は悪い方だった
スペシャルウィークは経験不足で追込みに勝つにはパワーが足りない。ゴルシは別モノなので予想から外す
トレーナーチームから一着は出ることは間違いないことは□□は確信していた。問題は誰が一着になるか
トレーナーが主任としての実力を見せつけるには最適の舞台だと思いながら□□はレースの行方を見守る
「うっそでしょぉ!?」
レースではターボがトリプルターボ作戦で8バ身、9バ身、10バ身と突き放し一着を独走していた
観客もまさかこのままターボが一着になるのかと騒ぎ出し注目は彼女に集まっていた
「これだけ離されたら誰も追いつけない……」
自分が走っていたとしてもあのタイムで走るターボを捉えられない。まさかターボに負けるなんてと□□は衝撃を受ける
ツインターボ「う……も…ダメ……」
ゴールまで400を切ったあたりでターボは失速する。いつもの逆噴射でも余裕で勝てるほどリードがあったがどんどん失速していく
歩くより遅いと思えるほどスピードまで失速したターボは後続に抜かれていき一着にはなれなかった
ゴールドシップ「どけよぉぉ!!」
ナリタタイシン「うっ!」
内で超失速したターボが邪魔になり追込みの2人はトップには届かない。レースはスペとテイオーの一騎打ちとなる
トウカイテイオー「絶対負けない!」
スペシャルウィーク「テイオーさん!」
猛追するスペを振り切りテイオーが一着でレースを制する。ターボは体を軽くする為に食事を抜いていたようでそのせいであの逆噴射となってしまったようだ
スペは一着をとったテイオーを祝福しようとするが彼女の脚が震えていることに気付いてしまう
スペシャルウィーク「テイオーさん、それ…」
トウカイテイオー「お願いだから黙ってて」
ライブは問題なくできるからとスペに黙っているよう言う。スペは彼女の迫力に押されなにも言えなかった
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
テイオーの見立ては甘くライブ後に脚はパンパンに腫れ上がってしまいとても隠せる状態では無かった
トレーナー「骨は大丈夫みたいだね」
テイオーの脚に包帯を巻きながら状態を確認するトレーナー。幸い大事には至らず暫く休んでいれば無事に治る程度の怪我だった
トレーナーは治療の為にレースはしばらく休もうと提案するもテイオーは駄々を捏ねる
トレーナー「キミは皇帝を越える帝王になるんだ」
無理はして欲しくないとテイオーに言い彼女は納得する。トレーナーはテイオーに偉いねと言いながら頭を撫でると彼女は顔をほんのり赤らめる
ゴールドシップ「まーーーたやってやがる」
ゴルシ達に呆れられながらもトレーナーはテイオーの怪我を悪化することは阻止できた
□□はトレーナーの行動に腹を立ててはいたがそれよりも元気になってよかったと安心していた
タマのことで沈みきっていたがようやく元気になりこのレースの応援にも駆けつけることができた
(元気になったらなったでやることは多いのよ)
アルダンとダイヤはトレーナーに近づいており理事長代理と桐生院も油断ができない
トレーナーの精神と下半身は連動していると□□は考えており、元気になったということは目が離せないということになる
(学園でも私がトレーナーの一番だって知らしめる必要があるわね)
主任ということで他のウマ娘とも会う機会が多くこれまで以上にアピールが必要だと□□は考えていた
(いっそのこと貞操帯でもつけてやろうかしら)
トレーナーは何かを感じとったようで寒気を感じていた
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
□□のヴィクトリアマイルに向けて調整を進めているとマルゼンスキーに話し掛けられる
マルゼンスキー「貴女もヴィクトリアマイルに出るって聞いたわよ」
最強格のウマ娘の一人でもある彼女に注目されるなんてと□□は自分の実力を再確認する
相手に不足なしとやる気が入る□□とトレーナーも勿論負けるつもりは無いと自信ありげに答える
マルゼンスキー「それでこそ走り甲斐があるわ」
大先輩である自分に萎縮するようなウマ娘ならライバル以下だったとマルゼンは満足そうに帰っていく
経験で勝るマルゼンに□□が勝てる保証は無いが弱気になっていては勝てるレースも勝てない
大先輩であろうが自分より速いウマ娘でも□□は勝つ気でレースに挑めるようになっていた
トレーナーの凄い所はこういう部分もあるのだと□□は感心していた。いつの間にか自分の弱気もほぼ治っており精神面も成長している
自分が短距離路線に進んだことも大正解だったのだろう。トレーナーが考えることに間違いは無いとさえ思えてしまう
「絶対に負けないから」
□□の目標は国内レース無敗で海外に行くこと。URAファイナルズまで勝ち切り国内に敵はなしと周囲に認めさせる
マルゼンのように国内で最強を目指すのがこれまでのセオリーだがそれを自分が崩すのだと□□は意気込んでいた
長く現役を続ける為にも無理と無茶はできないがトレーナーなら安心してトレーニングとレースプランを任せられる
海外で活躍し□□家の名を世界に広める。□□は自分の目標がブレることなく一直線に走り続ける
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
トレーナー達はクリークをどうするか話し合う事になる。クリークトレが戻るまではトレーナーが面倒を見るという事になっていたがそれは不可能となってしまった
スーパークリーク「トレーナーさんの側に置いて欲しいです」
クリークはトレーナーの近くに居たいと頼み込む。ルドルフトレの元腹心で主任の仕事は見ていただから手伝えるとトレーナーにアピールする
トレーナー「仕事を手伝ってくれるなら有難いけど」
ルドルフと同じくサポートをしてもらってもこれ以上担当を増やすわけにはいかない
しかし主任としての仕事は多くクリークに手伝ってもらえれば楽になることは間違いない
トレーナー(どうしようかな……)
悩みつつもトレーナーの視線はクリークの胸に集中していた。仕事中に揺れるメロンを見れるということは至福に繋がる
トレーニング中に揺れるものとは違い室内で微かに揺れるメロンは趣があることをトレーナーは知っている
「絶対こうなるって思ってたわ」
クリークがトレーナーのサポート兼担当になったことを□□は全く不思議と思っていなかった
スーパークリーク「トレーナーさんは優しいお方です」
自分のトレーナーがお尋ね者になっても見捨てなかったとクリークは喜ぶが□□はそうじゃないと呆れたように言う
「アイツはこの胸に負けただけよ」
着替え中のクリークの胸を鷲掴みにし小刻みに揺らす。タイシンも呆れたようにトレーナーは変態だからと嘆く
ナリタタイシン「□□とクリークの胸見すぎだって」
スペシャルウィーク「それさえなかったら完璧なんです!」
そのうちトレーナーが身体を求め出してもおかしくない。そうなりかけたら胸でどうにかしろと□□は強く言う
「胸でスるやつあるでしょ?あれでなら許すから」
ゴールドシップ「相変わらず下ネタ多いよな」
着替えを済ませたゴルシが先にトレーニング場に向かっていく。□□はもう暫くクリークの胸を揺らしたあと体操服に着替える
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
担当が再び七人になってしまったが、ルドルフとクリークはあくまでサポート係、そして現在はテイオーも治療中なので以前程の過労はない。朝はルドルフの尻、昼はクリークが胸で、夜は□□がうまぴょいしてくれるので、ストレスが解消される
>>729
スペは「最近、トレーナーさんえっち過ぎます!」と赤面ながら苦言を言う、当のトレーナーは「そ、そうかな?」とあまり自覚はない。
ゴルシは「でも、コイツのエロい欲が満たされる程アタシらのトレーニングの質上がるぞ」と言う
>>730
テイオーが「スペちゃんはトレーナーにえっちな目で見られるのイヤなの?」と質問、スペは「イヤじゃないですけど…最近はあまりに多いというか…」と赤面でモジモジしながら答えるこの時>>531の踏んで匂いを嗅がれた時の事を思い出してしまう。
テイオーは「ボクとタイシンなんて殆そんな目で見られた事ないけどね〜」と言う、急に巻き込まれたタイシン。
トレーナーは今更ながら反省これからはスペやタイシンの前ではそういうのを控えるのを誓う
担当が7人になってしまったがルドルフとクリークはあくまでサポート係で現在はテイオーも治療中により以前程の過労はない
それに朝はルドルフの尻、昼はクリークが胸で、夜は□□がうまぴょいしてくれるのでストレスが解消されている
スペシャルウィーク「最近トレーナーさんはえっち過ぎます!」
主任室で赤面ながらスペは苦言を言う。当のトレーナーはあまり自覚はなくそうなのかと首を傾げる
ゴールドシップ「でもコイツのエロが満たされる程アタシらのトレーニングの質上がるぞ」
そう言われたスペはうぐぐと言葉に詰まる。トレーニングの質に関してはスペも心当たりがあり文句が言えない
トウカイテイオー「スペちゃんはトレーナーにえっちな目で見られるのイヤなの?」
テイオーにそう聞かれるとスペは嫌ではないがと答えを濁す
スペシャルウィーク「最近あまりに多いというか……」
赤面でモジモジしながら答えるスペ。実はクリークの胸ぴょいを盗み見しており悶々とした日々を送っていたのだ
更にトレーナーを踏んだ時に匂いを嗅がれた時の事も思い出しており掛かるのも時間の問題になっていた
トウカイテイオー「ボクとタイシンはそんな目で見られることなんて無いよね」
ナリタタイシン「んぐっ」
急に巻き込まれたタイシンは咳き込みながらテイオーの意見に同意する。この中でスペはトレーナーの対象になっているのは明らかだった
トレーナーは今更ながら反省しこれからはスペの前ではそういうのを控えると言うが□□は無駄だろうと呆れている
「朝昼晩で足りない奴がなに言ってんのよ」
そう言われトレーナーは一切反論ができない。□□には隠し通しているが定期的にカフェトレとのぴょいも継続しておりそれでも余裕があるのだ
そういえばとカレンダーを確認するとカフェトレとの『会議』が今日あることをトレーナーは確認する
内容はパマトレも含めた派閥の会議をきちんとするがトレーナーとカフェトレにとってはその後が本番
派閥の会議ということで□□は何も疑うことなくトレーナーを会議に送り出すだろう
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
派閥会議ではパマトレ、カフェトレの他にオグリトレもいた。トレーナーが何故オグリトレがいるのか聞く。「私もタマモクロスがあんな事になったのは秋川理事長が原因だと思っています」「主任が派閥を作って学園改善していると聞いた」と言う
>>734
オグリトレは「私も学園を改善させる為に主任の派閥に入ります」とトレーナー派閥に入るのを宣言。
カフェトレ、パマトレは「オグリトレちゃんなら歓迎するわ」「一緒に頑張りましょう!」と言いオグリトレを歓迎その際二人のメロンが揺れスレンダーなオグリトレは「くっ…」と悔しがる
派閥会議ではパマトレ、カフェトレの他にオグリトレも来ていた。トレーナーが何故オグリトレがいるのかを彼女に聞く
オグリトレ「私もタマがあんな事になったのは秋川理事長が原因だと思っています」
主任であるトレーナーが派閥を作って学園の改善を計画していると知り参加したいとやって来たのだ
オグリトレ「私も学園を改善させる為に主任の派閥に入ります」
トレーナー派閥に入るのを宣言するオグリトレ。カフェトレとパマトレの2人は彼女を歓迎する
カフェトレ「オグリトレちゃんなら歓迎するわ」
パマトレ「一糸者レニ元頁弓長丶)!」
(一緒に頑張りましょう!)
オグリトレ「くっ……」
2人のメロンが揺れスレンダーなオグリトレは思わず悔しがる。しかし会議には必要の無い要素だと割り切り会議が始まる
会議では秋川理事長を学園から遠ざける事はできるのかということを中心に話し合う
中央は秋川一族がなし上げて来たのだから彼女をどうにか改心させられないかとまず考える
彼女はまだ子供なんだから何とか説得出来ないかという意見が出るがそれは厳しいという結論になる
トレーナー「理事長は秋川一族に洗脳されてる」
彼女が幼いながらも理事長の座につけているのは心が秋川の考え方に染まっているからだろうと推測する
その意見に異論はないということで更に会議は進む。秋川一族を排除することが学園の改善に必須であることはわかっている
全員は無理でも1人ずつ秋川を学園から遠ざけ、中央をより良い環境にしていくことが大事だという意見がまとまった
安価出し忘れ
下1~3どうぞ
会議は終了しカフェトレがトレーナーにこの後突き合うようにとトレーナーを誘う
トレーナー「そのことなんだけど…」
するとパマトレが突然4人で飲みに行こうと提案する。オグリトレは酒は強くないので断ろうとしたが折角の機会だからと参加する意思をみせる
オグリトレ(主任にトレーニングについて聞くいい機会かも知れない)
主任は何人ものトレーナーにアドバイスをしており相談した全員が何かしらのヒントを得ていた
こんなチャンスは逃すはずないとオグリトレは目を輝かせる。トレーナーはオグリトレの狙いに気付いたようで飲み会への参加を了承する
カフェトレ「お酒が入ると勃ちが悪くなるじゃない……」
カフェトレは別の理由で参加を渋ったか3人が行くなら自分も行くしかないと4人で居酒屋に向かう
4人で居酒屋に向かう最中にタキオンと遭遇する。どうやらカフェトレにどうしても会いたいと探し回っていたようだ
アグネスタキオン「紹介しよう新しい仲間だよ」
彼女に連れてこられたのはダイワスカーレットとサイレンススズカの2人
スカーレットはタキオンと同じチームならと、スズカは最近カフェトレのトレーニングの質が見てて上がったと思ったので入りたいと言う
カフェトレ「いきなり倍になるの?」
流石のカフェトレも担当が2人から4人になることはいきなり許可できないとスカーレットとスズカに待って欲しいと伝える
しかしタキオンはそこに居る主任にコツを聞けばいいとトレーナーを指差す
アグネスタキオン「彼は何人も担当を持っているからねぇ」
確かにその通りなのでトレーナーは頷くことしかできない。タキオンは満足そうに含みのある笑みを浮かべると2人を連れて学園に帰っていく
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
飲み屋ではトレーナーがオグリトレと担当が増えるカフェトレにトレーニングについて話し合う
トレーナーの話を聞いたオグリトレはそんなトレーニングがあるのかと舌を巻き、カフェトレは彼の分かりやすい説明に納得する
トレーナー「そうえば聞きたいことがあるんだ」
今度は逆にオグリトレからトレーナーにウマ娘の筋肉や身体について教えてもらう。筋肉や身体の詳しさはオグリトレの方が優っている
彼女の話からテイオーの怪我の癖を見抜きレースを控えている間は脚のトレーニングを行おうと決める
オグリトレ「怪我の原因は疲労と筋肉の無さです」
彼女の考えはトレーナーにとって初耳が多く勉強になると何度も関心する。2人の会話が進む一方でパマトレのお酒も進んでいった
パマトレ「主任~~っ」
酔ったパマトレがトレーナーに抱き着いて来る。慌てて振り払おうとするが彼女の豊満な胸が背中に当たっている
カフェトレとのヒトぴょいに期待していたトレーナーは我慢できず下半身が反応するがバレていないだろうと考える
パマトレ「テント張ってますよぉ~~」
オグリトレ「んなっ!?」
カフェトレ「ふーん」
酔っていても大丈夫なのだと確認できたのでこの後に期待するカフェトレと顔を赤らめるオグリトレ
個室なので他に見られることはないが早くどいてもらわなくてはとトレーナーは抵抗するが下手をするとパマトレを傷付けかねない
全力で抵抗することができずにいるとパマトレが後ろから抱きついたままトレーナーの下半身に手を伸ばし始める
トレーナー「それだけはダメ!」
トレーナーの静止も聞かずパマトレの手はテントに辿り着く
下1~3
学園、トレーナーイベント
突然パマトレのスマホに着信がありトレーナーから離れ出るとパーマーからの電話だった
パマトレ「ん~パーマーに呼ばれたから行きまーす」
パマトレはパーマーに呼ばれたからここで失礼すると帰る準備をする。トレーナーは間一髪助かったと胸を撫で下ろす
パマトレ「今度はパーマーも含めて3人でシよ~」
その言葉にトレーナーの下半身は完全に反応してしまった。パマトレが帰った後にオグリトレとの気まずい空気が流れる
トレーナーが顔を真っ赤にしているオグリトレに謝るとオグリトレは男の人だから仕方ないと気を使う
カフェトレ(あんなの見せられたら我慢できないわよ!)
トレーナーのテントを見てしまいスイッチの入ったカフェトレは早く解散して彼とホテルに行くことしか考えられなくなっていた
トレーナー達が真面目に会議をしていた頃の学園ではオグリ、イナリ、クリークの3人も話し合いをしていた
スーパークリーク「私の脚はピークが来ているのでこれからはトレーナーさんのサポートをします」
イナリワン「ルドルフトレがいなかったら旦那と…ちくしょうめ!」
クリークは現状を報告しイナリはルドルフトレに対して怒っていた。オグリは自分のことよりタマとクリークのことで怒りに震えていた
オグリキャップ「私はクリークトレが許せない。タマをあんな風にした上にクリークも脚を終わらせた」
大事なライバル2人を失ったとオグリの怒りはおさまらない。クリークトレがいなければクリークはまだ永世三強の1人として走れた
タマに関してはルドルフトレも悪いのだが既に捕まっているのでオグリの怒りの対象では無かったようだ
オグリキャップ「こんなことなら中央に来なければよかった」
ライバルと走れたのは嬉しいが大人のいざこざに巻き込まれるなら最初から地方でよかったとオグリは怒りを通り越して呆れてしまった
下1~3
学園、トレーナーイベント
トレーナーはオグリトレと別れた後カフェトレにホテルに行こうと誘われるがもう止めようと彼女に言う
カフェトレ「あれだけシてきて今更何を言うの!?」
散々してきた癖にとカフェトレは怒り出す。これ以上いくと戻れなくなるから今のうちに止めるべきだとトレーナーは説得する
カフェトレ「そんな事言っていいの?アンタが主任室でクリークに胸でさせてるの見たのよ」
まさか見られてたのかと青ざめるトレーナー。このことをバラされると大変なことになると結局ホテルでヒトぴょいをする羽目になる
カフェトレ「あぁぁ…すごぉ……」
ホテルのベッドでダウンするカフェトレを横でトレーナーはこのままではいけないと真剣に悩んでいた
タキオンに脅されたわけでなく自分の意思でカフェトレとヒトぴょいをしてしまった
欲をぶつける相手としてカフェトレは最適だと思っている自分もいてトレーナーはそれも許せなかった
とても□□とはできない激しいぴょいがしたいという欲はおさまらない。しかしなんとかしなければとトレーナーの思考は廻り始める
翌日、□□に元気がないようだがどうしたのか聞かれるトレーナー。彼女の心配そうな顔を見て心が痛んでいる
ルドルフとクリークは許可が出てるから良いとしてもカフェトレとのぴょいは完全に浮気。トレーナーは罪悪感に包まれる
トレーナー「これは僕の問題だから…」
せめて□□を心配させないようにと振る舞うが逆効果でトレーナーに何かあったのではと考えてしまう
(心当たりが有り過ぎて何で悩んでるのか分からないわ)
秋川一族、ルドルフトレ、逃げ続けているクリークトレ、再起不能のタマ、鬱で退職したタマトレ、主任という立場
それに加えて複数人の担当のトレーニングとレースプランを考えるトレーナーは悩みの種が多い
(彼女なら支えて当然よね!)
浮気のことで悩んでいるとは知らずに□□はトレーナーの悩みを解決すると意気込む
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
そこにビワハヤヒデのトレーナーのハヤヒデトレがトレーナーに相談にやって来る
□□は今は取り込み中ただから後にしろと言うがトレーナーは大丈夫だと受け入れる
ハヤヒデトレ「ブライアンについて相談があるんです」
現在はハヤヒデトレがブライアンのトレーナーをやっているが未だに彼女との間に溝がある気がすると話す
彼女はまだトレーナーに未練があるようでハヤヒデトレの前では口に出さないが戻りたいと思っているようだ
トレーナー(同じようなことを相談されたなあ)
ハヤヒデトレの前にイナリのトレーナーにも似たような相談をされていた。決して仲は悪い訳じゃないが距離を置かれていると感じていた
トレーナーの所に戻りたかったとしても余裕がない。だからといってこのまま放置するわけにはいかないとブライアン達と話し合うと言う
(いい加減にしなさいよアイツら!)
□□はトレーナーの悩みを増やすなとブライアン達に怒りを覚える
主任室に集められたのはブライアン、イナリとネイチャ。イクノトレから相談は受けていないが念の為にと彼女も呼ばれたのだ
トレーナー「僕の所に戻りたい?」
ナイスネイチャ「んっ!!!!」
トレーナーが言い終わると同時にネイチャは手を挙げる。ブライアンは当たり前だと頷きイナリも肯定する
トレーナー「そうだったんだね……」
新しいトレーナーと良い関係を築いて欲しかったが自分のせいでそれが無理であれば責任はトレーナーにある
仮に3人を再び担当するとなればトレーナーへの負担は考えられないほど大きくなるので現実的ではない
担当する代わりに主任室にいつでも来ていいという案を出そうとするが襲われた時のことを思い出して躊躇する
何かいい方法はないかとトレーナーは考え込む
下1~3
トレーナーイベント
トレーナーは新しいトレーナーは嫌なのか聞くと3人共そうではないと口にする
ナリタブライアン「ハヤヒデトレはお前と比べると平凡だ」
イナリとネイチャもその意見に頷く。そう言われしまうとハヤヒデトレ達に申し訳ない気持ちになる
□□が主任室に来たい時に来ればいいと提案する。ただし3人には前科があるので2人きりにはさせないと強調する
ナリタブライアン「そこの二人はともかく私はそんな事しない」
イナリとネイチャはそんな事ないと否定するが目が泳ぎまくっていて動揺も隠せない
「アンタ達ねぇ!」
その態度を見た□□はいい加減にしろと怒るが今は抑えてとトレーナーが制する
担当を差し置いて自分が指導するのは溝を産みかねない。派閥のことを考えると敵はいない方が良い
彼女達に我慢してもらうしかないのかと考えるがそれだけは避けたい。ならどうするかとトレーナーは1つの案を出す
理事長代理「学園内でのチーム対抗戦の復活は良いと思います」
かつてトレセン学園で行われていたチーム対抗戦。いつもはライバルでもこの時は協力しウマ娘にとって刺激のあるレース
トレーナー同士も交流が増えることで互いに切磋琢磨することができる。この対抗戦『アオハル杯』をトレーナーは復活させると言う
理事長代理の権限も使いアオハル杯の復活を宣言し対抗戦を行う。これによりブライアン達の指導ができると考えたのだ
あくまでトレーナーはハヤヒデトレ達で自分はチームの責任者として彼女達を指導する
これで表向きに溝は出来ないはずで彼女達の経験も積める。メリットが多い案だとトレーナーは考えていた
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
更にトレーナーのチームにタイキシャトル、ハルウララ、フクキタル、ライスも入ってくる
□□は「なんで担当のいないアンタらが…」と言う、タイキはようやくトレーナーと一緒にトレーニング出来ると喜ぶ。
>>772
□□は「アンタらは担当になるんじゃなくてアオハルの間だけの付き合いだから!」更にタイキに「トレーナーとうまぴょいはさせない」と釘を刺す、タイキは男女が仲良くなるにはうまぴょいが一番なのにとガッカリする。流石アメリカ人…早めに釘を差してよかったと□□は胸を撫で下ろす。
ウララが「うまぴょいならライスちゃんと踊った事あるよ!」と言う、うまぴょいを隠語と捉えなかったウララの純粋さに思わず□□は感心
トレーナー達のチーム『キャロッツ』にハヤヒデ、イナリ、イクノチームが加わる。イクノトレ達は主任に教われて感激だと喜んでいる
それに加えトレーナーのチームにタイキシャトル、ハルウララ、マチカネフクキタル、ライスシャワーも入ってくる
□□は担当のいない彼女達が入ってくることに疑問を抱く。タイキはようやくトレーナーと一緒にトレーニング出来ると喜んでいる
□□は正式な担当ではなくあくまでアオハル杯を通しての付き合いだからと釘を刺し、タイキにトレーナーとうまぴょいはさせないと先手を打つ
タイキシャトル「残念デース……」
男女が仲良くなるにはうまぴょいが一番なのにとガッカリする。どうやら彼女はチームの親交を深める為にハヤヒデトレ達やブライアン達の大乱行を行うつもりだったようだ
「頭おかしいんじゃないの…」
彼女の言動に引きつつ早めに釘を差してよかったと□□は安心する
ハルウララ「うまぴょいならライスちゃんとやったことあるよ!」
突然のカミングアウトにその場に居た半分以上が噴き出す。フクキタルはなぜかシラオキ様に助けを求めている
ライスシャワー「ウララちゃんとそんなことしてないよ!」
ライスは全力で否定するがウララはこの前一緒にやって楽しかったとニコニコ顔で語っている
実はウララはうまぴょいが隠語であることを知らずライブの方のうまぴょいの話をしていた
ライスを含め殆どの人は隠語として使うことが多いが彼女のように純粋無垢のウマ娘も存在している
ナイスネイチャ「ウマ耳が大きいとスケベって噂は本当だったんだ」
ライスシャワー「違うもん!ライス女の子としたことないもん!!」
個性的なメンバーが揃ったがトレーナーの指示が的確であれば彼女達は実力以上の力を出せるだろう
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
「なんでこのチームに入ってきたのよ」
□□はフクキタル達になぜキャロッツのチームを選んだのかと聞くとフクキタルがシラオキ様の導きがあったと言い出す
マチカネフクキタル「私達4人は絶対に入らないといけないんです!!」
スペはシラオキ様が言うなら仕方ないと納得しているが□□は腑に落ちないでいる
チームとして彼女らを見た時、ダートが走れるメンバーが増えることに越したことはないとトレーナーが□□を説得する
□□もダートを走れるが距離を含めて適正が多いので微調整ができる。ダート専門家は居ても損はないとトレーナーは言う
トレーナーがそこまで言うのならと納得しかけるがタイキとフクキタルの身体を見てピンと思い付く
「そんなに胸が見たいわけ?」
タイキは見れば納得の特大サイズ。フクキタルも実は相当なメロンな持ち主である
そんなことは無いとトレーナーは否定するが前科があり過ぎるので□□はお仕置き決定だと宣言する
アオハル杯で強敵なのは理事長代理率いるチームファースト、メジロ家揃い踏みのチームヘパイストス、カフェトレ達のチームサンデーも侮れない
特にカフェトレ率いるチームサンデーはアオハル杯を見越したかのような動きを見せていた
タキオンがスカーレットとスズカを連れてきたのはこの為だったのかとトレーナーは彼女達の実力以上に警戒している
チーム運営は順調に進むがフクキタル、ライス、パーマー、がG1でぶつかることが判明する
アオハル杯に向けた調整をしているとG1で実力が発揮できない恐れがある。3人とも抜けてしまうとアオハル杯のやりくりが難しくなる
トレーナー「僕が頑張ろう」
彼女達の希望を叶えられないのならトレーナー失格だと仕事に仕事を重ねアオハル杯のレースメンバーを確定していく
ハヤヒデトレ達はトレーナーに休むようにと説得するが彼の代わりはおらず結局はトレーナーが全て熟していく
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
その日の夜□□にお仕置きされるトレーナー。顔面を踏まれながらトレーナーは悦んでいる
「そんなにデカい胸が好きなの?」
タイキやフクキタルだけでなくハヤヒデ、ブライアン、イナリのもチラチラ見てたと責める
トレーナー「ちょ、ちょっと待って…」
お仕置き中に珍しくトレーナーは言い訳を始める。確かに巨乳は好きだが胸の大きさでチームメンバーは決めないと弁解する
自分はレースに関しては真面目だと語るが前科があり過ぎて信用出来ないと□□はトレーナーを強く踏む
トレーナー「あぁん……」
嘘じゃないと言いながらもやはりトレーナーは悦ぶがルドルフがあまり強くし過ぎないようにと□□に忠告する
シンボリルドルフ「痣が出来たら大変だ」
確かにそうだと□□はルドルフの言うことに納得する。しかしルドルフがトレーナーを誘惑しだしたことで□□は怒り出す
シンボリルドルフ「SMはそこまでにして私のお尻で楽しまないか?」
「アンタは黙ってなさい!」
結局この日は□□とルドルフのフルコースを味わうとピロートークは無しでトレーナーはすぐに眠ってしまった
>>787
というかトレーナーより有能なトレーナーが学園にいないのが原因だとキレる□□、ルドルフは他のトレーナー達も決して能力が低い分けじゃないんだがトレーナーの実力があまりに高すぎて周りがそう見えるだけだと話す
>>788
ルドルフはある決意を固める、次の日からルドルフは学園に遂に戻る、自分も学園で本格的にトレーナーのサポートをする事にする。
ルドルフトレの件や自分はピークが過ぎている件なども全校集会で告白し、償いはトレーナーや学園をサポートすることで償うのを言い頭を下げる事に、ルドルフの皇帝の姿にざわざわ状態
□□はこのままだとまた呪いの世話になる事になってしまうと考える。呪いに頼る事になってもマイルチャンピオンシップに勝てば呪いは消える
今後呪いの加護は受けれなくなる前提で考えなければいけないので何とかしなければと頭を捻る
「アイツより有能なトレーナーが学園に居ないのが原因よ!」
トレセンが悪いのだと□□は怒るがルドルフは他のトレーナー達も決して能力が低いわけではないと言う
シンボリルドルフ「彼の実力が高すぎて周りがそう見えるだけだ」
オグリトレはトレーナー並ぶほどの実力を秘めているが開花するにはまだ時間がかかる。他のトレーナーもレベルは高いがトレーナーには及ばない
このままではトレーナーが潰れてしまうとルドルフはある決意を固める。その内容を□□に知らせると彼女は驚いた表情を見せる
「どうなっても知らないわよ」
一応警告はしたと□□は言いルドルフは覚悟を決めていた
次の日、ルドルフは学園に遂に戻る。自分も学園で本格的にトレーナーのサポートをしようと決めたのだ
ルドルフトレの件や既にピークが過ぎている件なども全校集会で告白し、自分は会長として相応しくなかったと頭を下げる
シンボリルドルフ「許してくれとは言わない」
トレーナーや学園をサポートすることで少しでも償いたいと言い頭を下げる。何度も頭を下げるルドルフの姿に各トレーナーもざわつき始める
シンボリルドルフ「学園は決してウマ娘を見離さない」
自分のようなウマ娘でも学園に居ることを許してくれた。中央は決してウマ娘を裏切らないとルドルフは言う
トレーナーを信じて手遅れる前に相談し合える仲になって欲しいと自分のような失敗を繰り返さないで欲しいと涙ながらにルドルフは語る
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
生徒の反応は信頼と疑念が半々といったところ。ルドルフはそれでも半々なら上出来だと気にする様子は無かった
ルドルフが主任室に戻ると復帰の挨拶にエアグルーヴが現れお互い謝罪合戦になる
エアグルーヴ「会長を救ってくれたのはお前だったんだな……」
ルドルフとの謝罪合戦が終わったあとにエアグルーヴは涙ながら感謝する。ルドルフも彼を助ける為に恥を晒して戻ってきたと付け加える
エアグルーヴは自分もトレーナーをサポートすると宣言する。それが学園のとルドルフの為になると言う
ナリタブライアン(やはり只者ではなかったな)
墜ちたルドルフを導き直すとはトレーナーはやはり特別な人間なのだと改めて思っていた
トウカイテイオー「会長と一緒にいるなら教えてくれてもよかったのに~!」
トレーナー宅でルドルフを匿っていたと知りテイオーは拗ねるが他に方法は無かったと聞かされ仕方なく納得する
□□はトレーナーは生徒会メンバー全員と好意的であり学園でもっとも信頼があるのは理事長でも代理でもなく彼だと考えていた
それにルドルフを信頼しても良いと思った約半分の生徒達はトレーナーが導いたと知ればもっと信頼するはず
(主任より上ってあるのかしら?)
理事長代理はルドルフトレより上の立場であったがどういう経緯があってそうなったかは□□は知らない
秋川理事長に刃向かえば降格など処分があってもおかしくない。しかし味方が多ければそういったことは起こりにくい
トレーナーが派閥を組み何をしようとしているのかは□□もある程度知っている。その助けになりたいと□□も考えていた
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
トレーナーの主任業務はクリークに加えルドルフ、エアグルーヴの二人も手伝うようになり負担は驚くほど減る
更にルドルフはハヤヒデトレやイクノトレといったキャロッツに所属しているトレーナー達にも積極的にアドバイスを出すよう促す
シンボリルドルフ「トレーナー君への負担を極力減らして欲しい」
ルドルフの頼みもありハヤヒデトレやイクノトレが考えたトレーニングをトレーナーが少し改良するだけでよりトレーニングが出来るようになる
ウイニングチケット「主任さんって凄いや!」
ビワハヤヒデ「彼の能力の高さには驚いてばかりだ」
ハヤヒデやチケットは自分達のトレーナーも優秀と思っていたがトレーナーがそれ以上に有能で驚きが隠せない
チケットはトレーナーにお世話になってばかりでは悪いので恩返し出来ないかとタイシンに聞く
するとタイシンは胸を見せたら喜ぶんじゃないかと冗談で提案する
ウイニングチケット「わかった!」
ナリタタイシン「へ?」
冗談を間に受けてしまったチケットはトレーナーの所に走っていく
ウイニングチケット「主任さん!」
チケットに声をかけられたのでトレーナーはチケットの方を向く。彼女の後ろからタイシンが走ってくるが追込みの脚なのでチケットには届かない
ウイニングチケット「いつもありがとーー!」
突然体操服をずらし自分のメロンをトレーナーに見せる。流石に下着は着けていたがハッキリと形は見えてしまう
トレーナー「へ……?」
なんとかチケットに追いついたタイシンは何をしているのかと体操服をちゃんと着せる
周りに□□が居ないことを確認するとホッと息をつきタイシンはチケットを怒ろうとする
ウイニングチケット「タイシンは見せないの?」
そう言われタイシンはトレーナーを睨む。トレーナーは何が起こっているか分からないと混乱している
トレーナーに変な目で見られるのは嫌でしかないが自分が対象でないと言われるのも気に入らない
□□のような豊満なメロンは持っていないが自分には膨らみはあるのだとタイシンは顔を赤くしながら体操服をズラす
下1~3
トレーナーイベント
「なにをしてるのかしら?」
最悪のタイミングで授業の終わった□□が到着しこの光景に激怒する。チケットは自分のトレーナーに叱られ、煽ったタイシンも連帯責任で叱られる
ウイニングチケット「主任さんにお礼がしたくて……」
チケットの行動の理由を聞いたトレーナーは礼なら十分貰ってると答える
トレーナー「君達がレースで頑張って走る、それだけで十分なんだ」
ウイニングチケット「主任さんはいい人だよぉ~~!」
泣くチケットをハヤヒデトレが回収しトレーニングに向かう。これで終わりかと思いきや□□は引き続きトレーナーを責める
「それでチケットの身体はどうだったのよ?」
トレーナー「E……いや、Fはあったなぁ…」
正直な感想を聞いた□□は一度微笑むとトレーナーの耳を引っ張り始める
お仕置きされているトレーナーを見ながらタイシンは自分の身体に魅力はやはり無いのだとため息をつく
セクハラ紛いなことに巻き込まれる心配は無いが女として劣っているというのも事実
せめて胸があればと落ち込んでいるとトレーナーが彼女に声をかける
トレーナー「タイシンのは凄く綺麗だったよ」
フォローになっていないと□□は再び耳を引っ張る。トレーナーの言葉を聞いたタイシンは赤面はせず彼の言葉を反芻していた
ナリタタイシン「……よし」
元気は出たがそれはそれ。一発蹴りを入れないと済まないとトレーナーに強烈な一撃を放つ
ゴールドシップ「三なんとかのトリックプレーだ!」
フェイントを入れての一撃はゴルシ含む一部のウマ娘に賞賛され、トレーナーはゴミ箱と友達になっていた
下1~3
学園、レース、トレーナーイベント
□□達はトレーナーの自宅に2人で向かっていた。ルドルフは寮に戻ったので久しぶりに二人っきりで過ごせると考えていると理事長代理と出会う
樫本理子「家がこの近くなんです」
トレーナーの部屋と理事長代理の家が近いらしく途中まで一緒に帰る事になる。□□にとって彼女は油断できない存在だが理事長代理に聞きたいことがあった
なぜルドルフトレではなく樫本理子が理事長代理に選ばれたのか。ルドルフトレは悪であるがトレーナーとしての実力は彼女を上回っていた
それなのになぜ彼女が理事長代理に選ばれたのか。トレーナーを通して彼女に聞くと納得のいく答えが帰ってくる
樫本理子「理事長が彼を信用してなかったからです」
理事長代理は理事長含む秋川一族に気に入られている。彼女の考えが秋川一族に近いものがあるのも大きいだろう
そんな彼女に対してルドルフトレは秋川一族を敵とさえ思っていた。理事長代理どころかまともに出世もできない状態だったのだ
ルドルフトレが信用されなかったのはライブに否定的だったこともある。主任から立場が変わらなかったのもそれが原因だと推測できる
その話を聞いた□□は理事長代理が選ばれた理由に納得し、トレーナーは秋川一族の力の大きさを感じていた
トレーナー(派閥を作ったところで勝てない)
オグリトレという将来性の高いトレーナーが派閥に入っているがそれだけでは到底太刀打ちできない。秋川一族の力は想像よりもはるかに大きい
秋川一族を少しずつ学園から遠ざけようとしても難しい。秋川を1人排除しても2人来てしまっては意味がない
タマとホテルでの密会をスクープされた時も頭を下げたのは理事長代理。秋川一族は表にすら出てきていない
自分たちだけでは限界があると悟ったトレーナーは理事長代理を味方に引き込めないかと考え始める
下1~3
トレーナーイベント
精神科に連絡した方がいいかも知れないという理事長代理にトレーナーは待ったをかける
トレーナー「彼女が嘘をついてるように見えないんだ」
言っていることは何も正しくないがその場凌ぎの嘘を言っているようには思えず狂っている様子もない
もう少し様子を見ていたいとトレーナーは2人を説得するがその意見は通らない
「アイツ絶対おかしい奴よ!」
樫本理子「彼女は妄想と現実がわかっていないんです」
どちらにしろ警察を頼るしかないだろうと理事長代理がスマホを取り出すが既に彼女の姿は無かった
「どこ行ったのよアイツ」
警察に連絡しようとも存在を知らないウマ娘はどうにもできない。一応不審者情報として○○の情報を共有しようという結論になった
トレーナー「あの子の目……」
2人は気味悪がっていたがトレーナーだけは彼女の澱んだ目が気になり心に引っかかっていた
下1~3
次イベント
ゴルシは土星観光にウララを連れて行くと聞いておりタキオンは聞かないとは思うが後で注意して見ると言うトレーナー
スイープの落書きは本人に消させるとして校舎の破壊は洒落にならないのでまずカワカミを何とかしようという結論になる
トレーナー「居た居た。ちょっといいかな?」
カワカミプリンセス「はっ!!」
校舎内を探しカワカミを見つけたので後ろから声をかけた瞬間彼女の回し蹴りがトレーナーに直撃する
トレーナー「ヴッ」
カワカミプリンセス「私の後ろに立つからですわ!」
綺麗に蹴りが決まり残心をとっているとカワカミは自分が蹴り飛ばした相手がトレーナーだと気付く
主任を蹴り飛ばしてしまったと青ざめるがトレーナーは無傷だったようで何事もなく立ち上がる
トレーナー「耐性が付いてて良かったよ」
日頃からゴルシのドロップキックを受けているトレーナーにとってカワカミの蹴りは耐えられるものだった
カワカミプリンセス「本気でいきますわよ!?」
主任を蹴ったことと自分の蹴りを受けて無傷だったことに動揺しカワカミは追撃の蹴りを放つ
下1~3
トレーナーイベント
カワカミ渾身の蹴りがトレーナーに当たる直前、その場に□□とエアグルーヴが現れた
「あんた人のトレーナーに何してんの!?」
エアグルーヴ「貴様なにをしている!」
2人にそう言われるも既に蹴りを放っておりカワカミは止めることができなかった
□□もそうだがエアグルーヴもルドルフの件などもありトレーナーに特別な想いを抱く1人となっておりカワカミを必死に止めようとする
しかし距離が離れており2人には届かない。□□も同じく届かなかったがゴルシのドロップキックを見慣れておりそこまでの必死さはない
ギムレットとは違った意味の破壊王と呼ばれているカワカミの蹴り。普通の人間に放てば容易く命を奪うことができる
そんな蹴りがトレーナーに向かうが彼は普通の人間とは少し違っている
トレーナー「ふぅ」
桐生院とのトレーニングで身に付けた技術でカワカミのキックを受け止める。この技術でトレーナーはゴルシを何度も止めた経験があった
なので□□は心配していなかったのだがエアグルーヴと蹴った本人のカワカミは非常に驚いていた
カワカミプリンセス「私を止めるだなんて凄いですわ!」
エアグルーヴ「カ~ワ~カ~ミ~!!」
すぐに正気に戻ったエアグルーヴがカワカミを責めるがトレーナーは背後に立った自分も悪かったから彼女を怒らないでと言う
カワカミは何人ものトレーナーを病院送りにした前科があるので今日という今日は許せないとエアグルーヴは怒る
「悪いけど私も許せないわよ」
トレーナーだからよかったものの彼以外であれば大怪我をしていた状況を簡単には見過ごせないと□□も怒っているようだ
下1~3
トレーナーイベント
トレーナーがキャロッツのメンバーにカワカミを紹介するとタイシンやスペはカワカミも相当なメロンを持っているので呆れてしまっている
スペシャルウィーク「またですよ……」
ナリタタイシン「ふんっ」
トレーナーはそんなつもりじゃないと言うが誰も信じない。自業自得とは言え不純な気持ちがあると思われているのはドMな自分でも納得できない
カワカミプリンセス「トレーナーさん!!」
紹介が終わるとカワカミが勢いよくトレーナーに抱きついてくる。いきなりどうしたのかと尋ねる前にカワカミが語り出す
カワカミプリンセス「貴方のような人を待っていましたわ!」
自分を受け入れてくれるトレーナーと出会う為にカワカミは中央にやってきたのだと話す。受け入れるもなにも彼女は武闘派である以外に性格に欠点は無いように思える
しかし彼女の言う受け入れるは自身の性格の話しではなく物理的に自分を受け止めてくれる人物のことだった
脊椎折りの蹴りを無傷で受け止めたのはトレーナーが初めて。やっと自分のトレーナーを見つけたとカワカミははしゃぐ
「人のトレーナーの脊椎折ろうとしてんじゃないわよ!」
□□がトレーナーからカワカミを引き離そうとするが全く離れない。彼女の力はウマ娘の中でもかなり強いらしい
下1~3
トレーナーイベント
カワカミが抱き着いてるのを見てタイキシャトルもトレーナーに抱き着き□□は二人を引き剥がそうと必死になる
タイキシャトル「トレーナーさんにラブでーす!」
カワカミプリンセス「私のトレーナーですわよ!」
「コイツは私のモノよ!!」
その光景を見せつけられているハヤヒデトレやイクノトレは主任はモテるよなあと考えていた
一方でネイチャとイナリはこの光景を面白いとは思えなかった。せっかくトレーナーの元に戻ってこれたのに中々話せていない
それどころか目の前でこんなものを見せられてしまうと2人のモヤモヤは大きくなってしまう
ナイスネイチャ「襲う?」
カワカミが来たのでアオハルについてメンバーで話し合った結果、初戦はヴィクトリアマイル後なのでヴィクトリアマイルに出バするメンバーは出ないことが決まった
□□とカワカミがヴィクトリアマイルで対決するようで2人はお互いにライバル視をしていたがそんなことはネイチャとイナリには関係なかった
ネイチャはトレーナーに襲われた時のことが忘れられず、イナリはトレーナーを強姦したことが忘れられないでいた
イナリワン「覚悟はあるんだよな?」
そう言われネイチャはぐっと口を閉じる。安易な行為はターボやイクノを傷付けることになると理解はしているようだ
イナリは全てを捨てる覚悟があるのなら協力すると言うがネイチャは黙ったまま下を向いている
イナリワン「旦那の立場が変わっちまったからな」
以前のように1人のトレーナーでなく今は主任という立場がトレーナーに重なっている。普通なら笑って許されることも今のトレーナーは許せない立場にある
下1~3
次イベント
ネイチャとイナリはトレーナーが1人になるタイミングを測るが必ず□□と一緒にいて中々チャンスが訪れない
ナイスネイチャ「もう全部捨てちゃおうかな……」
トレーナーのことはまだ好きだがターボ達を悲しませたくない。そんな板挟みの彼女は段々と不安定になっていく
ネイチャは全てを捨てトレーナーと心中するのも悪くないとさえ思い始めてしまっていた
不安定なネイチャに対しイナリはある程度覚悟を決めていた。彼女はタマが居なくなった時点で心に穴が空いてしまっていた
その穴を埋めるにはトレーナーしかいない。イナリはそう考えていてネイチャに誘われなくともトレーナーと接触しようとしていた
襲うためではなくイナリは自分の気持ちをトレーナーに伝えようとしていた。タマを失った喪失感は何者にも変えなれないのだと
タマの代わりとしてトレーナーが欲しい。そう伝えてあとは彼の返事によって自分の運命は変わる
受け入れてくれればそれでいい。もし断られたらやることは一つだとイナリは既に覚悟を決めていた
そんなある日、□□に呼び出された2人が向かった先にはトレーナーが居た。しかし彼の隣に□□も居たことでネイチャは露骨に嫌な顔をする
「ちゃんと話しておくべきだと思ったのよ」
ルドルフトレの脅しのせいでイナリとネイチャの2人はチームを離れざるを得なくなったのだとトレーナーと□□は知っている
どうせトレーナーは自分のモノなので話し合う必要は無いと□□は考えていたが、偶然彼女のスマホを見てしまったターボとイクノから警告があったことでこの場が設けられた
ツインターボ「ネイチャがよくないこと考えてる……」
ターボから聞かされたのは冗談かと思うような話だったがイクノもスマホを見てしまったのだと言う
ネイチャに屈するわけではないがリスクはできるだけ少なくするべきだということで4人での話し合いが始まる
下1~3
トレーナーイベント
トレーナーはイナリにはオグリや大井で応援してくれている人達がいる。ネイチャにはターボ達がいると説得してみるも効果は薄い
トレーナー「僕の所で学んだ事は今のチームで活かして欲しい」
主任として間違っていないことを伝えるも2人は聞く様子がない。それどころか話は終わりかとイナリは立ち上がろうとする
「なにをするつもりなのよ」
イナリワン「旦那ぁ」
ナイスネイチャ「アタシも!」
□□の言葉など耳に入らずトレーナーのことしか2人は見えていない。襲いかかる寸前でトレーナーは2人の前に立つ
トレーナー「もっと話そう」
穏便に済ませる方法は必ずあるはずとトレーナーは諦めない
下1~3
トレーナーイベント
イナリワン「アタシらを本気にさせたのは旦那だろ」
ナイスネイチャ「□□がいるからって逃げるのはズルい」
トレーナーに詰め寄る2人とトレーナーは自分の恋人だからズルくもなんともないと□□も近寄る
ならばとネイチャはルドルフとクリークは何なんだと反論する。あの2人とのぴょいは許してるのに自分達が駄目な理由は何なのかと責める
「あの2人は被害者だし……」
それを言うなら自分も被害者だとイナリは口調を強める。ルドルフトレに脅されていた2人は間違いなく被害者といえる
ルドルフとクリークを例外とはいえ認めてしまったのがここで障害になるとはと□□は言葉に詰まる
□□が何も言えなくなったのを確認するとイナリは制服をずらしトレーナーに誘惑をはじめる
イナリワン「旦那も期待してんだろ、なあ?」
ナイスネイチャ「アタシのお尻好きでしょ?」
ネイチャも負けじとスカートを下ろしトレーナーに抱き着く。□□は自分が一番なのは変わらないはずと後ろから抱き着いてしまう
3人に迫られたトレーナーは思わず下半身が反応する。この機を逃すまいとイナリはトレーナーのズボンに手をかける
「やめなさ……」
□□が止めようとした瞬間にネイチャが彼女を睨む。その表情に恐怖を覚えてしまった□□はそれ以上動けなかった
トレーナー(このままじゃダメだ)
カフェトレとの浮気に始まりこれ以上関係を持つ相手は増やせない。今日だけ許すということは実質次以降も許すことになるだろう
主任という立場で恋人以外のウマ娘と関係を持つことはどういうことかトレーナーはよく知っている
しかしネイチャとイナリを放置してしまった自分にも責任がある。どうすれば良いのかトレーナーは最善の答えが出せない
下1~3
トレーナーイベント
ジリジリと詰め寄って来るネイチャとイナリに話し合おう冷静さを取り戻して欲しいとトレーナーは呼び掛けるも止まる気配が無い
逃げ場もなくすぐにトレーナーは壁まで追い詰められてしまい□□はまだ動けずにいる
壁に追い詰められたトレーナーは窓から驚いた表情をしてトレセンを見ていた○○を見付ける
トレーナーが自分達を見ておらず何を見ているのかと彼の視線の先を追う。するとイナリとネイチャも○○を発見する
イナリワン「なんだってんだ?」
中央の制服を着ているが見たことのないウマ娘にイナリは困惑する。ネイチャは○○の大きなメロンを見ていたのかとトレーナーを睨み付ける
トレーナー「そうじゃないから!」
○○は精神を病んだウマ娘だと考えていたトレーナー。そんな彼女が学園に来てしまってはマズいと慌てて○○の所に向かう
イナリワン「逃すかってんだ!」
誤魔化されはしないとイナリが追いかけそれに続きネイチャもトレーナーの後を追う
○○「どういう、こと、なの」
荒れるどころか平穏そのもののトレセンを見て○○は呆然としていた。自分が見てきたものは全て幻だったのかと頭を抱える
鬼畜トレーナーの事件も存在しない。自分のことを誰も知らない。訳がわからないと○○は混乱する
トレーナー「ここはトレセン学園なのは知ってるね?」
そこにトレーナーが到着し○○に話し掛ける。彼女はゆっくりと頷きトレーナーは改めて名前を聞く
トレーナー「ごめん君のことは知らないんだ」
自分が主任という立場であることを説明し○○というウマ娘は聞いたことがないと落ち着いて説明する
トレーナー「その制服は誰のかな?」
制服の内側に個人名が刺繍されている。誰かのを奪ったのならその名前を確認すればすぐに分かるとトレーナーは考えていた
○○はまだ混乱しつつも制服を脱ぎ名前が入っている部分を見せる。その様子をちょうど見ていたネイチャは○○を脱がせたのだと誤解しトレーナーに突撃する
ナイスネイチャ「そんなに巨乳が好きか!!」
ネイチャのタックルを受けたトレーナーは彼女に抱きつかれながら飛んでいく。イナリはその場に落ちた○○の制服を拾い上げると驚愕する
イナリワン「なんで見たことも無い奴の名前が……」
○○が着ていた制服には確かに彼女の名前が入っていた
下1~3
次イベント
トレーナーはネイチャに名前を確認しようとしただけで巨乳好きでも会ったばかりの子に脱がせるわけないと誤解を解こうとする
ナイスネイチャ「んふー…」
ネイチャはタックルでふっ飛ばしたトレーナーが自分を怪我させない為に抱き支えてくれた事に感動し興奮していた
ネイチャの鼻息が荒いことに気付き話を変えなくてはと○○の制服のことを話し出す
トレーナー「ネイチャも確認してみて」
トレーナーに言われるがまま○○の制服の名前を見るとネイチャも驚く。偽物にしては出来過ぎており本物としかいえなかった
彼女は本当に学園の生徒なのだろうか。しかし名簿に名前は無く誰も彼女の事も知らない。これはどういう事なのだろうかとトレーナーは悩む
○○「ここは私が知ってる学園と違う……」
中央はトレーナーの質が悪く主任なんかいなかったと○○は言う。これだけを聞くとやはり○○が異常なのだと疑いたくなるが制服の説明がつかない
ナイスネイチャ「そういえば前にターボ達と観た映画と似てるかも」
主人公がパラレルワールドに迷い込む映画を見たと説明するネイチャ。○○は並行世界から来たとすれば説明がつくとトレーナーは頷く
イナリワン「パラレルワールドなんて本気で言ってんのか?」
フィクションが現実で起こるはずないとイナリは言うがそうじゃない限り○○の説明がつかないとトレーナーは言う
彼女の存在はこの世界では無いことになっている。映画は元の世界に帰る話だったとネイチャは言うが○○は首を振る
○○「あんな世界に戻りたくない」
あの世界に希望は無く生きるのも嫌になったと彼女は言う。しかし○○はこちらで存在しないので普通に生活するのも難しい
トレーナー「君は走りたい?」
ウマ娘で中央の制服を着ているということは走る意思があったということ。ウマ娘にとって大事なのはそこだとトレーナーは確信している
○○「ここでなら…希望があるなら走りたい」
生活のことも全て後回しにしてでも走りたい。その心があるのなら道は開けるはず
下1~3
トレーナーイベント
○○「一つ聞きたいことがあるの」
この世界には『ヒバリ』という人物はいるのかと□□に質問すると彼女は聞いたことがあるしどういう人か知っていると答える
「引退したウマ娘のサポーターでしょ」
□□のルームメイトだったウマ娘は学園から去り地元に帰った。その際『ヒバリ』のサポートを受けたことを□□は知っていた
○○「あの人はこの世界にも存在してる…」
役割は違うものの『ヒバリ』という人物は○○の世界にも存在した。そのことを□□に伝えると病院で彼女に会えると教わる
「今はタマモクロスのメンタルケアで病院に通ってるらしいわよ」
なら会いに行くしかないと○○の目的は決まったがその前にと□□に迫られる
「サイズを教えなさいよ」
○○「アルファベットで10番目」
あのドトウより大きいのかと□□は衝撃を受ける。気を付けなければトレーナーを取られる可能性があると□□は最大限に警戒する
下1~3
次イベント
トレーナーがトイレで処理をしている間に□□は初めて会った時にトレーナーを誰と間違えたのかを聞く
○○「私の元トレーナー。似てると思ったけど全然違った」
主任の方が断然良かったと○○は答える。それを聞いて□□は悪い気はしないでいる
○○「主任はモテるけど隙が多そう」
ふとしたことで関係を持ち浮気されてもおかしくないと○○は言い□□はそれに同意する
「多分浮気はしてるわよ」
女の勘がそう言っているだけで証拠はないが□□はトレーナーには自分以外にも女がいると考えている
問いただせば何かしらの埃が出てくることは確実だがそれは今じゃないと□□はタイミングを測っている
○○「私が浮気相手の1人になったらどうする?」
「病む」
ネイチャ達はともかく○○は女として強敵過ぎる。プロポーションから何から何まで負けている
そんな相手に取られたとなれば正気でいられる自信がない。□□は虚空を見つめながら乾いた笑いを浮かべる
トレーナーがトイレから戻ってきたのと同じタイミングでヒバリがやってくる。軽く挨拶を交わしたあとタマの様子を聞く
ヒバリ「タマちゃんは落ち着いてますけど逆に落ち着き過ぎていて危険です」
タマはなんとかするとヒバリから報告を受けたあとトレーナーがヒバリに会って欲しいウマ娘がいると伝え○○を紹介する
○○「若い…」
ヒバリの姿を見ると彼女は驚いた。自分の知っているヒバリより少し若いと彼女は言う
若いと言われても何のことか分からずヒバリは混乱する。事情を説明した方がいいとトレーナーが話す前に○○がボソボソと話し出す
○○「臨時トレーナーじゃない昔のヒバリさん……」
ヒバリ「なんでそのことを知ってるの?」
学園側から中央だけでなく地方のウマ娘の臨時トレーナーも勤めてくれないかと打診があったとヒバリは言う
メンタルケアの延長線として臨時トレーナーという仕事はやり甲斐があるのでヒバリはその話を受けるつもりでいた
しかしなぜ内部の話を○○が知っているのかとヒバリは不思議そうにしている
下1~3
次イベント
トレーナー「たまたま聞いちゃったんだよ」
トレーナーはすぐさまフォローを入れる。隠す事でもないからそこまで気にすることはないかとヒバリは納得する
会っていきなり○○のことを説明するのは避けた方が良いと判断したトレーナーはまずはヒバリと仲良くなっておこうと○○の目を見る
そういうことならと○○は頷きそれを見たトレーナーはヒバリに彼女を紹介する
トレーナー「ヒバリさんに何か話したかったんじゃないの?」
○○は色々と訳ありで相談に乗ってあげて欲しいとトレーナーは言う。ヒバリもそう言う事ならと2人で話そうと○○と共にトレーナーから離れる
「いきなり2人きりで大丈夫なの?」
トレーナー「多分…」
確信めいたものはなかったが悪い結果にはならないだろうと考えていた。2人を待っている間、先にタマに会いに行こうとトレーナーと□□は彼女の病室に向かう
2人だけになったのはいいがどうすればいいのかと○○は悩む。話したい事はあったがこのヒバリは自分が知ってるヒバリではない
そんな様子を見たヒバリは○○が自分の言いたいことを言えないのだと勘違いし、ゆっくりでいいからと声をかける
○○「なにが?」
へ?とヒバリは思わず声を上げる。○○は真剣に悩んでいるにしては表情は暗くなく沈んでいる様子がない
つい反射的に答えてしまったが今のは良くなかったと○○は焦る。言い訳をしようにも次の言葉が出てこない
ヒバリは○○の様子を怪しみだしている。この状況を変えるには自分が話すしかないと○○は頭に浮かんだ言葉を発する
○○「彼氏は?」
その言葉を聞いたヒバリは恋愛相談かと理解する。自分には彼氏がいると語り出したのでとりあえず窮地は脱した
○○(この彼氏って若い頃の彼氏だ)
自分の知っているヒバリは若い頃に彼氏が居たと話していた。彼氏の浮気により破局したと結末も知っている
得意げに話すヒバリだがこの数年後浮気に気付き別れるのだ。しかも彼氏は数年前から浮気しておりヒバリは鈍い女でもあった
○○(仕事が恋人だから仕方ない)
ヒバリの話を聞きながら次にどうするべきかを○○は考えている
下1~3
次イベント
ヒバリ「貴女と会った事あるかしら?」
突然そんなことを言い出したヒバリに○○は驚く。初めて会った筈なのにとヒバリは奇妙な既視感を覚えていた
○○「昔に会った事があるわ」
世話になったのに礼も言わずに去ったので謝りたかったとヒバリに話す。ヒバリは既視感の正体がわかり納得する
ヒバリ(こんな身長も胸も特大な娘忘れたりするかしら?)
疑問を持ちつつも彼女の表情を見る限り嘘は言っていなさそうだとヒバリは判断する
○○(ヒバリさんは信頼できる)
世界が違ってもヒバリはウマ娘を助けてくれる。このことが分かったことは大きいと○○はヒントを手に入れる
トレーナーと□□はタマと面会する。トレーナーはタマにフルーツ盛り合わせを渡し食べたいのがあれば剥くと言う
タマモクロス「アンタはホンマええ奴やな」
イナリやクリークが執着してるのも納得だとタマは感心する。そして改めて迷惑を掛けてしまったと頭を下げる
トレーナー「変化に気付けなかったこっちの責任なんだ」
タマは何も気にしなくて良い、退院までサポートするとトレーナーは力強く言う。それを聞いたタマは軽くため息をつく
タマモクロス「それはやり過ぎや」
自分は犯罪者なのだからそれ相応の対応が相応しいとタマは吐き捨てるように言う。その態度に怒りを覚えた□□がタマに噛み付く
「いい加減にしなさいよ!」
タマモクロス「それはこっちの台詞や」
ギャンブルレースに出バしたウマ娘を手厚くサポートしたと知れればまたマスコミは騒ぎ出す
主任としてトレーナーの行動は間違っているとタマは言い切る。□□はまだ怒っているがトレーナーはタマは間違っていないと肯定する
トレーナー「だから僕が個人的に君をサポートするよ」
中央の主任ではなく1人の人間としてタマを支えるとトレーナーはタマに伝える
下1~3
次イベント
タマモクロス「止めときや。お人好しが過ぎると不幸になるで」
タマはトレーナーに忠告する。それを聞いた□□は何を言っても無駄だと怒って病室を去る
トレーナーは「不幸になるかも知れない。それでも……」
誰かが困っていたら、苦しんでいたら助けたいと伝え□□を追いかける。そんなトレーナーの姿をタマはジッと見続けいた
タマモクロス「ウチも甘いよなあ」
あんなお人好しは中々居ない。タマが言えばトレーナーは身分証やカードを喜んで貸してくれただろう
しかしその行動は取れなかった。家族に汚名がかかる様な真似だけはできないとタマは心に決めていた
タマがギャンブルレースで稼いだ賞金は自分の入院費等で数日後には使い切る。その日を境にタマは病院を抜け出す予定でいる
自分のファンだった自称社長が仕事を紹介してくれたのだがその仕事はホステス紛いのもの
条件を満たせばいずれアダルトビデオに出演する未来が確定しているがそれでもタマは受け入れた
タマモクロス(これで良かったんや)
願わくばオグリ達に自分のアダルト動画は見られたくないなと思いながらタマは密かに荷物を纏める
トレーナー達3人が学園に帰ってる最中にタキオンと会う。タキオンはトレーナーは見た途端に久しぶりだと腕を掴む
「もう担当でもなんでもないでしょ」
トレーナーから離れろと睨んでもタキオンは全く怯まない。そのまま抱き着こうかというところで○○に気付く
アグネスタキオン「初めて見る顔だねぇ。君も協力してみないかい?」
新しく使った薬を飲まないかと誘うが○○は冷たい目でタキオンを見る
○○「何処でも一緒ね」
タキオンと絡んだせいでろくな目に合わなかった、できれば関わりたくないと○○は目線すら合わせようとしない
タキオンは協力しないなら興味は無いと再びトレーナーの方を向くも□□が間に割って入る
「いい加減にしなさいよ!」
とうとう□□はタキオンに向け怒鳴るがそれでも反応しない。□□など眼中に無いとでも言いたい態度に彼女は更に怒る
「トレーナーは私のモノよ!!」
アグネスタキオン「いいや私のモルモットだ」
トレーナーは優しく振り払おうとするがカフェトレとの関係をバラすとタキオンが耳元で囁く
脅された形になったトレーナーは動けず何も言えなくなってしまう
下1~3
次イベント
トレーナー「ご、ごめん…なさい……」
言い訳することなく謝罪するトレーナー。これはつまり完全にそう言う事かと□□は確信する
カフェトレの件はここぞという時に使う予定だったがこれで□□はトレーナーに幻滅して離れるだろうとタキオンは考える
しかし□□はトレーナーをタキオンから引き剥がし抱き寄せる。彼女の行動の意味が分からずタキオンは困惑する
「アンタの思い通りにはならないわよ」
どうせ汚い手を使ったのだろうとタキオンを睨む。□□の性格を知っているからこそタキオンは彼女の行動が理解できない
ウマ娘ではなくヒトとの浮気など□□は許すはずがない。自分の考えは間違っていないはずだと自信があった
「アンタやカフェトレにはもうトレーナーと会わせないから」
そう言い残し□□はトレーナーと共に学園に向かう。そんなバカなと未だに困惑し続けているタキオンに○○が近付く
○○「ばーか」
自分のことしか考えず他人を道具としか考えてないタキオンには理解できないだろうと○○は彼女を見下しトレーナー達に続いて学園に向かう
トレーナー「あの、□□」
暫く歩きタキオンの姿が見えなくなった瞬間、□□のビンタがトレーナーを襲う
「……」
それ以上□□はなにもせず何も言わない。トレーナーは会話をしようにもどうすればいいかわからず空気は最悪になる
○○「私のこと忘れてない?」
修羅場は他所でやって欲しいと○○はクレームをつけるが2人は無言のまま歩き続ける
○○「生の修羅場ね」
逆にこの状況を楽しもうと○○は2人をジロジロと見る。□□は怒りを通り越し顔色が白くなっておりトレーナーの顔は真っ青
本気で怒ると□□のようになり本気で焦ると冷や汗が止まらないのだと○○は感心していた
下1~3
次イベント
□□が「決めた、お仕置きする」「ただし今回はいつものじゃない、苦痛を与える」と言い、鞄から貞操帯を取り出し、「これを付けて生活して貰う」と□□は言う、トレーナーは絶望し青ざめ今にも泣きそうになる、○○は「いや、何でそんなもの持ち歩いてるの?」と冷静に突っ込む
連投になったすまん
学園に戻るとトレーナーは□□に頭を下げルドルフトレの事件が原因でカフェトレと関係を持ってしまったと説明する
止めようにも脅されていたので今まで関係が続いてしまったと話すも□□はなにも喋らない
トレーナー「何を言っても言い訳になるよね……」
結局自分の意志が弱かったのが原因だと自分の愚かさに失望し□□には頭を下げ続ける
「決めた、お仕置きするから」
長い沈黙のあと□□はトレーナーにお仕置きだと言うがいつものではなく苦痛を与える本物のお仕置きだという
□□は鞄から貞操帯を取り出すとトレーナーにこれを付けるようにと強要する
トレーナー「……ぁ」
彼女が取り出したモノが何なのか理解するとトレーナーは絶望し青ざめ今にも泣きそうになる
鍵はもちろん□□が保管し彼女が開けない限り貞操帯は外れない。トレーナーは断ることなどできるはずもなくただ項垂れる
トレーナーはルドルフとクリークに心配してくれている事に礼を言いつつこれは仕方ないことだと言う
トレーナー「彼女を裏切って誇りを汚したのは僕なんだ」
自業自得だから心配しなくていいと2人に微笑むもののルドルフとクリークは辛そうなトレーナーを見ていられなかった
いっそのこと2人で貞操帯を壊すことも考えたがそれを読んでいたかのようにトレーナーはいい機会だからと言い出す
タイシンやスペに性欲の強さに呆れられていたし禁欲が必要だと思っていた。これで意志を強くして□□に相応しいトレーナーになると宣言する
トレーナー「暫くは外すつもりはないよ」
その言葉を聞いて□□は予定と違うと内心焦る。自分とのぴょい時だけ外し、トレーナーを自分の身体に依存させようと企んでいた
それなのに自ら外さない宣言をするなんてと驚くがそれでも構わないと考えを直す
(ここが正念場ね)
トレーナーとの関係が改善するか悪化し破局するか。自分だけでなく□□家の未来もかかっていると彼女は目の色を変える
カフェトレ「何なのよもう!」
トレーナーからメールがありカフェトレとは二度と身体の関係にはならないと書かれていた
恋愛感情は全く無くセフレとしてこれ以上ない存在だったトレーナーからの一方的な宣言にカフェトレは激怒する
こんなものは納得できないと単身トレーナーの元に向かう。その際タキオンとカフェは彼女を止めることはなかった
マンハッタンカフェ「止めないんですか」
アグネスタキオン「大いに揉めるといいんだよ」
不機嫌そうにタキオンは答える。□□が思い通りに動かなかったことやモルモットが自分に逆らったことで彼女は拗ねていた
浮気相手が彼女の元に向かうなど事情を知っていれば絶対に止めなければいけない状況だがタキオンは止めることはしない
下1~3
トレーナーイベント
カフェトレが「どういう意味よ!?」と主任室に乗り込んでくるが、「どういうつもりはこっちの台詞よ!!人の恋人に!」と□□がキレる、ルドルフ、クリークも「君のせいで、トレーナー君が大変な事になってるんだぞ」とカフェトレに怒りをぶつける
カフェトレ「どういうことよ!?」
「どういうことはこっちの台詞よ!!」
勢いよく主任室に乗り込んでくるがよくも人の恋人に手を出したなと□□もキレる
ルドルフとクリークもカフェトレのせいでトレーナーが大変な事になってると怒りをぶつける
トレーナー「もう君との肉体関係は終わりなんだ」
納得できないカフェトレは文句を言うが□□、ルドルフ、クリークの3人に睨まれる
□□はともかく現役時代は皇帝と魔王の異名があったルドルフとクリークにも睨まれてカフェトレは怯んでしまう
カフェトレ「覚えてなさいよ!」
捨て台詞を言いカフェトレは主任室から飛び出していく。納得した様子は無く完全に解決とはいえない結果になってしまった
トレーナー「クリークと胸ぴょいしてるの見られてたんだよね……」
報復としてその事実をカフェトレにバラされるかもと心配するも、クリークは自分は大丈夫だと気にする様子は無い
シンボリルドルフ「これ以上彼に迷惑掛けるなら私が対処する」
黒いオーラを出しながら言うルドルフを見て□□はどんなに落ちぶれても彼女は皇帝だということを改めて知る
カフェトレ「アイツら絶対に許さない!」
マンハッタンカフェ「ひ……ぃん……」
タキオンの実験室に戻ってきたカフェトレはストレス発散の為にカフェを使ってもまだ怒りが収まらないでいた
よってたかって自分の邪魔をしやがってと□□達に怒り続けるカフェトレ。それを見たタキオンは自分も協力すると言い出す
アグネスタキオン「ペットはちゃんと躾ないといけないからね」
このまま大人しく引き下がるわけがないとタキオンとカフェトレはトレーナーにリベンジを誓う
下1~3
次イベント
□□がトレーナーにアルダンはアンタに拘っているんじゃないかと伝えるもトレーナーはそれはないよと否定する
トレーナー「彼女とはもう話はついてるから」
以前に病院で話した内容を□□に言い心配しなくていいと微笑む。□□はそれは仮定の話でアルダンは諦めていないと確信していた
メジロアルダン「じゅるっ」
アルダンはトレーナーを涎を垂らしながら恍惚な表情をしながら見つめている。あれのどこが諦めた姿といえるのか
□□の心配そうな顔を見たトレーナーはアルダンやサトノには世話になったが□□のトレーナーである以上メジロ家やサトノグループのトレーナーにはならないと言う
トレーナー「君は□□家の為にも走ってる。その目標を邪魔なんてしないよ」
それならいいと渋々納得していると突然カワカミが凄まじい勢いでトレーナーに突っ込んでくる
カワカミプリンセス「私の事も見せください!」
魚雷のように突っ込んでくるカワカミをトレーナーはしっかりと抱き止める。 抱き止められたカワカミはやはりトレーナーは運命の人だと喜び出す
カワカミプリンセス「トレーナーさんが白馬の王子でしたのね!」
「違うわよ!!」
トレーナーは自分の恋人だと説明してもカワカミは納得する様子がない。こうなったらレースでわからせてやると□□はヴィクトリアマイルでカワカミに完勝すると誓う
「アンタなんかに負けないから!」
カワカミプリンセス「望むところですわ!」
絶対に負けるはずないと□□は自信に満ちていたがカワカミのタイムはトレーナーのお陰で伸びていた
下1~3
次イベント
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