ロボ娘「本日転入いたしましたボ娘です」 (30)

【自己紹介】

ロボ娘「身長は155センチ、体重はりんごn個分」

ロボ娘「趣味は洋画鑑賞です。最近は名探偵ピカチュウを見に行きました」

ロボ娘「あとは、見ての通りロボットです。至らぬ点もあるかと思いますが、よろしくおねがいします」

パチパチパチパチパチ

女子A(え、ロボット?)

男子A(ロボット好きの聞き間違いか?)

先生「はい、自己紹介ありがとうございます。ロボ娘さんはロボットして作られてまだ2年ほどだそうです。みなさん、仲良くしてあげてくださいね」

男子A(聞き間違いじゃなかった!?)

女子A(マジでロボットなんだ・・・・・)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1560869652

【特技】

女子A「ロボ娘ちゃんってどこから来たのー?」

ロボ娘「ヒト研究所です。神戸にあります」

女子B「好きな食べ物はある?ていうかそもそも物は食べられる?」

ロボ娘「食べられます。しいたけこそ至高」

女子A(なぜにしいたけ)

女子C「じゃあ、何かロボットらしい特技とかは?」

ロボ娘「よくぞ聞いてくれました。もちろんありますよ」

女子C「どんなのどんなの?」

ロボ娘「なんと私・・・・・・実は!」

女子C「実は?」

ロボ娘「頭の飾りのこの部分がWi-Fiのルーターになっています!無料で使えるフリーWi-Fiです!」

女子「・・・・・・」

ロボ娘「・・・・・・」ドヤァ

男子B「ウチの学校、元からWi-Fi飛んでるんだけど」

ロボ娘「なんと!?」

女子A「馬鹿っ!なんで言っちゃうの!」

ロボ娘「じゃ、わ、わわわ私のそそそ存在意義ははははは」

女子B「Wi-Fiスポットに命かけすぎじゃない!?」

【標準装備】

女子A「ほ、ほら!他にはないの!?目からビームが出たり!」

女子B「腕がサイコガンになったり!」

女子C「口からミサイルが出たり!」

ロボ娘「め、め目からビーム・・・・・う、腕がサイコガン・・・・口からミサイル・・・・・」

ロボ娘「じ、次回のアップデートをお待ちください。そ、早急につけてもらいます。は、博士なら可能なはずです」

女子A「ないなら無理しなくていいんだよ!?」

ロボ娘「大丈夫です、私はアップデートで存在意義を確保できます。今日も空は青いです」

男子B「今日曇りだけど」

ロボ娘「自爆します。探さないでください」

男子A「ちょ、ロボ娘さんを止めろ!男子!手伝え!思ってたより力強い!」

ロボ娘「放してください!天気模様すら見れない私はもう自爆するしかないんです!」

男子A「なんで自爆機能はついてるんだよ!!!博士!!!!」

【検索】

先生「では、この問いの答えを・・・・・・ロボ娘さん」

ロボ娘「はい」

ロボ娘「・・・・・・」

先生「大丈夫ですか?解けますか?」

ロボ娘「あ、あの」

先生「なにかわからないところがありますか?」

ロボ娘「グーグル検索をしてもいいですか?」

先生「え?」

ロボ娘「もしくはヤフー知恵袋を使っても」

先生「わからないならわからないと言ってください」

女子A(言わなきゃバレなかったのに)

男子B(テストの答案をヤフー知恵袋で聞いた事件とかあったな)

【機能】

女子C「ロボ娘ちゃんってほんとにロボットなの?」

ロボ娘「私の存在を疑われていますか!?」

男子B「正直、ロボットっていうかめちゃくちゃ人間臭い」

ロボ娘「ロボットです!まごうことなきロボットです!」

女子C「だってロボットなのにオーストラリアの首都の名前わからなかったし・・・・・」

男子A(自信満々にシドニーって言ってたしな)

ロボ娘「私の脳内チップには電子辞書機能がついていないんです・・・・・これから学習すればいいって博士が・・・・・」

女子B「次は数学Ⅰだけど大丈夫?」

ロボ娘「だ、大丈夫です。関数電卓は搭載しています」

女子B「次やるの命題と証明だけど」

ロボ娘「・・・・・ノート見せてください」

男子B「はいよー」

【ロボらしいこと】

男子C「なんかこう、一目でロボットってわかる感じのことないのか?」

ロボ娘「えっと、首なら取れますが」スポン

女子A「!?」

男子A「ドクタースランプかな?」

ロボ娘「ちなみに首が取れていてもリモート操作で体は動かせるので問題ありません」ポロッ

女子A「あっ」

ガッガシャン!!!!!

男子A「だ、大丈夫か!?」

男子C「あちゃー、目のとこ壊れてるよ。机の角に当たったのかな」

ロボ娘「・・・・・た、たかがメインカメラをやられただけです。問題アリマセン」

女子A「サブカメラは?」

ロボ娘「・・・・・アップデートをお待ちくださ」

男子A「先生ー!ロボ娘さんが首を落として壊れたー!!!迎えをー!!!」

【リベンジ】

男子A(昨日はロボ娘さんが転入してきて大変だったな・・・・・今日は大丈夫だろうか)

ロボ娘「おはようございます、男子Aさん」

男子A「ああ、おはよう、ロボ娘さん」

ロボ娘「今日は空が青くていい天気ですね!」

男子A「ん、まあそうだね」

男子B「午後から雨降るってよ」

ロボ娘「・・・・・自爆しま」

男子A「だから!なんで!その機能はついてるんだよ!!」

【しいたけ】

女子A「はい、ロボ娘ちゃん。しいたけあげる」

ロボ娘「くすん、ありがとうございます。しいたけおいしいです」

女子C「私もあげるね」

男子C「じゃあ俺も」

男子A「俺の分もやるよ」

ロボ娘「ありがとうございます、ありがとうございます。こんなにしいたけに囲まれて私は幸せ者です」モグモグ

女子B(よっぽど好きなんだ・・・・・)

男子B(ロボ娘が食った物はどこに行くんだ?例の猫型ロボットみたいな感じなのか?)

ロボ娘「あれ、目からオイルが・・・・・これは、涙?」

男子A「もっと感動的なイベントでやってくれよ!!」

【体育】

女子A「次は体育だけど、ロボ娘さん大丈夫?」

ロボ娘「はい、大丈夫です。運動能力は十分です」

女子B「ほんとに大丈夫?走ってる途中で首落ちたりしない?」

ロボ娘「ロックすれば大丈夫です」

女子C「私らでカバーするからね!」

ロボ娘「あれ?私の評価もしかして今ものすごく低くないですか?」

女子A「ほら、早く着替えよ」

ロボ娘「あ、はい。私も博士が用意してくれた体操服が」

女子A「・・・・・それって」

ロボ娘「何か問題でもありましたか?」

女子A「えっと、どうしてブルマなの?」

ロボ娘「これが正装だと博士が仰ってました」

女子A「今度博士連れてきて」

ロボ娘「え」

女子B「ぶん殴るか」

女子C「賛成」

ロボ娘「あの、みなさん?」

【運動能力】

体育教師「今日は前と同じバスケの続きよー。ロボ娘さんは大丈夫?ルールわかる?」

ロボ娘「はい。スラムダンクと黒子のバスケは読破しました」

女子C(心配だなぁ)

ロボ娘「ミスディレクションは身につけられませんでしたが・・・・・」

女子B(心配だなぁ)

ロボ娘「ダンクシュートは頑張ればできる気がします!」

女子A(心配だなぁ)

体育教師「それじゃあロボ娘さんのために基本ルールの確認からいくわよー」

ロボ娘「あれ?」

女子(そりゃそうなるよ)

【英語】

英語教師「はい、では次のところを、ロボ娘さん」

ロボ娘「はい!」

女子(不安だなぁ・・・・)

ロボ娘「A girl stands by me was a ghost. She said to me "Are you surprised? Sorry,I won't surprise you." I, however, was cool because she didn't seem like a ghost at all.」

ロボ娘「訳は『私の側に立っていた少女は幽霊であった。彼女は私に「おどろいた?ごめんなさい、驚かせるつもりなかったの」と言った。しかしながら私は、彼女が全然幽霊らしく見えなかったために冷静であった』」

女子A「ろ、ロボ娘ちゃんが・・・・・!」

女子B「すらすらと英語を・・・・・!?」

女子C「しかも訳までしっかり・・・・・!?」

ロボ娘「あの、みなさん?」

男子A「発音もめちゃくちゃきれいだった・・・・・!」

男子B「なんてことだ・・・・・!」

男子C「メンテナンスしてもらったほうがいいんじゃないか?」

ロボ娘「おかしいですね、自分の扱いに目からオイルが溢れてきます」

【壊滅的】

ロボ娘「」ズーン

女子A「英語以外は壊滅だったね」

女子C「え、英語だけでもできるってすごいじゃん!私全然苦手だし!」

ロボ娘「英語はもともとインプットされてるだけです・・・・・英語以外無理です・・・・・私はダメロボットです」

男子A「・・・・・まあ、いいんじゃないのか?そういうのでも」

ロボ娘「え?」

男子A「ほら、苦手なことなんかこっから直していけばいいんだしさ。そういうの、人間っぽくていいと思うぜ」

ロボ娘「男子Aさん・・・・・・」

女子A「ふふ、そういうこと。別に落ち込まなくても―」

ロボ娘「違います!私はもっとロボットっぽくいたいのです!」

女子A「いいじゃ・・・・・あれ?」

ロボ娘「私の将来の夢は家事も家庭教師もこなせる万能メイドロボです!なんでもできる便利なロボットとして一般家庭で雇ってもらいたいのです!」

男子A(アレー?)

男子B「ちなみに明日の天気は?」

ロボ娘「雨です!」

男子B「明日は晴れるってさ」

ロボ娘「・・・・・自爆するしか」

男子A「やめろーーー!!!!」

【アップデート】

ロボ娘「みなさん!今日は絶好のプール日和ですよ!そして体育も水泳ですよ!」

男子A「女子はな」

ロボ娘「そしてわたくし、この度なんとアップデートによって水に浮くことが可能になりました!」

女子A「おお~」

ロボ娘「以前より防水ではありましたが、どうしても金属が詰まったボディゆえに水に浮かぶということができませんでした」

ロボ娘「しかし!博士はそんな私の悩みを解決するためにバラストタンクとガスタンクをつけてくれました!これでプールで泳ぎまわることができます!」

ロボ娘「これでプールサイドのベンチからひたすら皆を眺める時間は終わりました!」

女子C(ロボ娘さん、うれしそう)

男子B「今日午後から雨降るから水泳なしだってよ」

女子B「えっ、嘘っ!?」

ロボ娘「」

男子B「冗談だ」

ロボ娘「ですよねーーーーー!!!!!よかったーーーーーー!!!!!」

女子A(安心したようにふるまっているけど、実は今グーグルで今日の天気を検索してるわね。Wi-Fi起動ランプ点いてるし)

【水泳】

ロボ娘「プールです!プールですよ!」

体育教師「ロボ娘さん、うれしいのはわかりますがあまりはしゃがないように」

ロボ娘「は、はい!」

女子A「ずっと楽しみにしてたもんね」

女子B「授業中プールのことしか頭になかったもんね」

女子C「問題当てられてもプールって返事したもんね」

ロボ娘「お恥ずかしいです・・・・・」

体育教師(この子これで本当にロボットなの?)

【水泳2】

ロボ娘「さあ、準備体操も終わりました!泳ぎますよ!」

女子A「泳げるの?」

ロボ娘「沈むことはありません!そして陸上でですがクロールのフォームの練習はしてきました!」

女子B「じゃあやってみてやってみて!」

ロボ娘「はい!ロボ娘、行きます!」

バシャーン!!

体育教師「こらーそこー、飛びこまないー」

女子A「はーい」

女子B「ロボ娘ー、聞こえてるー?」

ロボ娘「」プカー

女子B「ロボ娘ー?」

ロボ娘「」プカー

女子C「どうしてロボ娘ちゃんお尻だけ水面に出して浮かんでるの?」

女子A「・・・・・・・もしかして、朝言ってた空気タンクってお尻に入れられたんじゃ」

女子B「でも体起こせば泳げるんじゃない?」

女子C「さっき飛び込んだ時に頭を打ったとか―」

女子「・・・・・・・」

女子A「せんせー!ロボ娘さんがー!」

【実際は】

ロボ娘(着水の衝撃でアンテナが外れてしまいました)

ロボ娘(えっと、どこに落ちたんだろう・・・・・・あ、あった)

ロボ娘(よし、潜って取ろう)

ロボ娘(・・・・・・・あ、あれ?お、お尻が浮いて潜れない!?)

ロボ娘(博士、もしかして空気タンクってお尻に入ってるんですか!?)

ロボ娘(と、届かない・・・・・ていうか、体勢がもどせない)

ロボ娘(・・・・・・・)

ロボ娘(空気を抜けばアンテナは拾えるけど、水泳が続行できなくなる)

ロボ娘(え、ていうかこれ空気の抜け道ってどこですか?もしかしてもしかするとお尻にあるってことは・・・・・)

ロボ娘(ダメです!それは女子的にダメな気がします!)

ロボ娘(・・・・・・誰かが助けてくれるまで待ちましょう)

【授業参観】

ロボ娘「今日は授業参観日ですね」

女子A「高校生にもなって来る親とかいないけどねー」

男子A「そういや、ロボ娘の保護者って誰なんだ?」

ロボ娘「博士です」

女子B「まあ、普通に考えてそうなるの・・・・・かな?」

ロボ娘「博士は今日来てくれると言っていました。ですので、私は博士の前でいいところを見せたいのです」

女子C「それでそれで?」

ロボ娘「だからノートをみせてくださいおねがいします」ドゲザー

男子B(昨日の授業居眠りしてたからな。ロボットなのに)

【博士】

先生「ですので、東南アジアの輸出品としては―」

ガラッ

女子A(来たっ!)

女子B(噂の・・・・・)

女子C(博士!)

女性「ろ、ロボ娘の教室はここであってますか?」

先生「はい、あってますよ」

ロボ娘「博士!」

男子A(え、あれが博士!?)

男子B(正直もっと年寄のじいさんを想像してた)

男子C(なんか普通の大人の女性だ)

女子(ロボ娘が言ってた通りだ)←体育の授業時に聞いた

ロボ娘「先生!私、今ならなんでも答えられます!先生、先生!」

先生「ロボ娘さん、落ち着いてください。ではここを」

ロボ娘「・・・・・・べ、別のところでオネガイシマス」

女子A(ロボ娘ちゃんっ!?)

男子A(ロボ娘はロボ娘だったか・・・・・)

【休み時間】

ロボ娘「博士!博士!」

博士「ロボ娘たん!!!今日も元気でかわいいわね!!!」

女子A「衝撃のファーストブリット!!!」

博士「うわっ!?」

女子B「撃滅のセカンドブリット!!!」

博士「ちょっとっ!?」

女子C「抹殺のラストブリット!!!」

博士「危ないっ!?」

女子A「ちっ、仕留めそこなったか」

博士「なんで私いきなり襲われてるの!?」

女子B「さっきの発言で確信した。あんたはあの子の教育によくない」

女子C「2ヶ月ぐらい前から会ったら殴るって決めてました」

博士「なんで!?」

ロボ娘「ブルマを履いたらこんなことになりました」

博士「え、どうして?普通の体操着でしょ?」

女子B「ブルマの時代なんてとっくの昔に終わったんですが」

女子A「今は昭和から平成通り越して令和なんですが」

博士「ええ!?今の女子ってじゃあ何履いてるの!?」

女子C「普通にズボンですが」

女子B「これだから30代独身年齢=彼氏無しは」

博士「独身は関係ないでしょ!!!」

【作られた理由】

女子A「ロボ娘ってどうして作られたんですか?」

ロボ娘「それはもちろん!火の中でも水の中でも大気汚染の中でも人助けができるようにです!よね、博士?」

博士「ウチの研究所って義手とか義足とか作ってるとこなのよ」

女子B「ああ、それで体が不自由な人の助けになるようにロボットを―」

博士「それで、余ったものを適当に組み合わせたらなんか動き出したの」

女子B「ええっ!?」

ロボ娘「そうだったんですか!?」

博士「もちろん体のパーツとかは一から作ったけど・・・・・AIとかてきとーに組んだらどうしてこうなったってことばかりだし」

ロボ娘「どこがですか!」

女子A「あー」

女子C「たしかに」

女子B「わかります」

ロボ娘「どうしてですか!」

男子A「でも、それもあって不気味の谷は超えられてるみたいですし」

男子B「いじったら面白い反応して好感が持てますし」

男子C「しいたけに目がないし」

ロボ娘「なんでですか!しいたけおいしいじゃないですか!」

博士「おかしいわねー、どうしてこうなったのやら・・・・・・」

【衝撃の事実】

男子A「あ、一つ聞きたいことが」

博士「なぁに?」

男子A「どうして自爆機能を?」

博士「そんな機能つけてないけど」

ロボ娘「えっ」

博士「えっ」

ロボ娘「つ、ついてないんですか?」

博士「この平和な国で自分の娘に爆弾仕込む親がいるわけないでしょー」

女子A(そりゃそうだ)

男子A(絶対必要ない機能だし危ないし)

ロボ娘「わ、私はロボットなのに・・・・・・」

男子A「ロボットって自爆必須だったっけ?」

【予想外】

―翌日―

女子A「ロボ娘ちゃん、あれからずっと落ち込んでるね」

女子B「無理もないよ。ずっとあるって思ってた自爆機能がなかったんだもん」

男子A(落ち込む要素がわからない)

ロボ娘「はぁ・・・・・・」

女子C「ロボ娘ちゃん、しいたけ食べる?」

ロボ娘「いただきます・・・・・」

男子B「今日の天気は?」

ロボ娘「晴れのち曇りです・・・・・降水確率は10%です」

男子C「今日は水泳があるけど・・・・・・」

ロボ娘「・・・・・・・うう」

女子A「ど、どうしたの?」

ロボ娘「今日、水泳・・・・・・」

女子B「お、お腹痛いの?それともオイル漏れ?」

ロボ娘「水泳なのに、水着持ってくるの忘れたぁ・・・・・・」

生徒「え?」

ロボ娘「貴重な水泳がぁ・・・・・・水泳の時間がぁ・・・・・」

女子A「えっと、もしかして、それで落ち込んでたの?」

ロボ娘「登校してから気付いて、それからずっと・・・・・はぁ・・・・・」

男子A「自爆機能は?」

ロボ娘「そんなものなくていいじゃないですか!むしろなんで今まであると思ってたんですか!私は!」

男子A(知らねーよ!)

【解決】

男子A「あ、そういえば」

女子A「どうしたの?」

男子A「保健室に行ったら水着を忘れた人用に貸出してたはずだけど」

ロボ娘「本当ですか!?」

男子A「確かな」

ロボ娘「ひゃっほーー!!あなたが神ですか!!」

男子A「安っぽい神だな」

ロボ娘「こうしちゃいられません!善は急げ、行きますよ!」

男子A「え、俺も?」

ロボ娘「いいからいいから!」

女子A「あ、行っちゃった」

男子C「でもま、あの方がロボ娘らしいよな」

女子C「ずっと落ち込んでるロボ娘ちゃんなんて似合わないしね」

女子B「今の内に次の授業の準備しておこ。あの子どうせまた浮かれてノート取るの忘れるだろうし」

女子A「そうだね。えっと、次の授業は―」

【自爆】

ロボ娘「・・・・・・」

男子「・・・・・・」

女子「・・・・・・」

ザー

女子A「・・・・・・降水確率10%、あたっちゃったね」

ロボ娘「・・・・・・」

男子B「ちなみに今日はもうこのままやまないらしい」

ロボ娘「もう、自爆するしかありません!」

男子A「自爆機能ついてないだろ!やめろ!!!」

ロボ娘「放してください!私は富士山の頂上で自爆するんです!!!」

男子A「場所指定かよ!!!変な拘りあるな!!!!くそ、力強い!男子ー!手伝ってくれー!」

【ロボット】

ロボ娘(私はロボット。人間とは違う、機械)

ロボ娘(ですが、ここのみなさんはそんな私を普通の友達として受け入れてくれています)

ロボ娘(みなさんしいたけをくれるいい人ばかりです。Wi-Fiは学外に遊びに行ったときに使ってくれています)

ロボ娘(国語も社会も理科も数学も苦手な私ですが、みんながサポートしてくれるおかげで赤点はとらずにすんでいます)

ロボ娘(博士は言っていました。今はダメダメでも少しずつ成長していけばいいと)

ロボ娘(この場所で、私はみんなといっしょに成長していきます)

ロボ娘(そしてゆくゆくは―)ポロッ

男子A「ロボ娘、なんか落としたけど」

ロボ娘「え、何ですか?」

男子A「なんだこれ、日記?」

ロボ娘「え」

男子A「・・・・・・・・」

ロボ娘「あ、あの?」

男子A「あー、その、なんだ。俺も英語は苦手だし、お互いちょっとずつ克服していこうな」

ロボ娘「・・・・・・・・」

男子A「ロボ娘?」

ロボ娘「自爆します!探さないでください!」

男子A「だから自爆機能はついてないだろ!」

ロボ娘の話はこれにていったん終了です。また気が向いたら書くかもしれません。
Rに飛ばされなくなった記念?に書いてみました。

ここからは自分語りになりますが、
普段は
https://sites.google.com/view/black-histria
でこんな感じのヤマもオチもイミもないオリジナルSSを書いてます。
お暇な方はぜひぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

それではこのあたりで失礼します。閲覧ありがとうございました。

『ロボ娘「本日転入いたしましたボ娘です」』

これタイトルのミス?
序盤、ロボ娘のボ娘(ぼこ)だと思ってたわ

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