ウォースパイト「ステーキを焼くわ!」 (32)

このssはウォースパイト様と愉快な仲間たちが料理するだけのSSです 
 
短編なのでそんなに長くありません 
 
それでもよければどうぞ


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1564249155


~お昼~ 
 
ウォースパイト「ん~♪やっぱりマミヤのfish&chipsは最高ね!」サクッ 
 
ウォースパイト「特に演習で一仕事した後の味は格別!」

 
ウォースパイト「いくらでも食べられちゃうわ!」パクパク  
 
 
サラトガ「あ!ウォースパイトさん!お疲れ様です!」

 
サラトガ「美味しそうですね!ご一緒してもいいですか?」 
 
ウォースパイト「サラ!of course!演習でも一緒だったしね!Thank you for hard work

!(お疲れ様)」 
 
ウォースパイト「....って....what's!?」  
 
サラトガ「?」 

ウォースパイト「何そのクソでかステーキ!貴女普段からそんなの食べてるの?!」 
 
サラトガ「ええ....というかここ一週間忙しくてこれぐらい食べないともたなくて...」(高燃費)  
 
ウォースパイト「見てるだけで胸焼けしてくるわ......」(低燃費) 
 
サラトガ「だから飽きないように色々なメニューを食べてみたけど.....結局これに戻っちゃうの」

 
サラトガ「でも最近ステーキもちょっと飽きて来ちゃって.....」  
 
ウォースパイト「(そりゃそうなるわね......)」 

サラトガ「しかも最近アイオワもステーキがマイブームらしくてお肉を買い込んでて....」 
 
サラトガ「鮮度が落ちないうちに食べないといけないからここ数日夕食もステーキ三昧なんです」 
 
ウォースパイト「oh.....」 
 
サラトガ「だからもう少しユニークなステーキを食べてみたいと思ってて...」 
 
サラトガ「何か今までに無いいいレシピは無いかしら.....」

 
ウォースパイト「ユニークなステーキ.....あ!そうだわ!」 

ウォースパイト「サラの要望に合うステーキがちょうどあったわ!」 
 
サラトガ「え?ウォースパイトさん料理出来るんですか?」 
 
サラトガ「失礼ですけど.....イギリスのメシマズは結構有名ですし....」 
 
ウォースパイト「You are so rude(ほんとに失礼ね).....ジャガイモ女(ビスマルク)にも散々そこを突かれて悔しかったから最近は料理の勉強をしてるの!」 
 
ウォースパイト「昨日も空き時間にヤマトにレシピを教わったんだから!」ドヤ 
 
サラトガ「熱心ですね!それで、そのレシピとは?」 
 
ウォースパイト「ええ!Japan式のレシピ....『シャリアピンステーキ』よ!」

サラトガ「シャリアピンステーキ?聞いたことない名前ですね」 
 
ウォースパイト「玉ねぎをたっぷり使ったJapan発祥の特殊なステーキなのだけれど....」 
 
ウォースパイト「そうだわ!折角だし今日の夕食は一緒にそれを食べない?今後も色々と役立つと思うし!」 
 
サラトガ「面白そうですね!じゃあお肉はサラが持ってきますね!」 
  
ウォースパイト「後は調理場だけど....まあ部屋のキッチンは二人で使うには狭いけど我慢するしかないわね....」  

明石「お困りですか~?」ニヤニヤ 
 
 
ウォースパイト「Oh!アカシ!急にどうしたの?」 
 
明石「いや~お二人が面白そうな話をしてるのでつい」 
 
明石「私の工廠なら設備の整った大きめのキッチンがありますよ!」 
 
明石「飲みものもいっぱいありますし....来ませんか?」 
 
ウォースパイト「そうね....いいわ!じゃあ使わせてもらうわ!」 
 
サラトガ「so good! ありがとうございます!」 
 
明石「(まあほんとはタダでステーキ食べれるから提案したんですけどね....)」グフフ 
 
ウォースパイト「じゃあ夕方に工廠で待ち合わせね!」 
 
明石 サラトガ「YES!」

~夕方~ 
 
ウォースパイト「じゃあ二人とも集まったわね」 
 
サラトガ「はい!三人分のお肉持ってきました!」 
 
明石「うっ....とんでもない量ですね.....」


サラトガ「といっても格安の徳用肉なのだけれど....大丈夫?」 
 
ウォースパイト「No problem!安い肉でも柔らかくなるレシピだから心配ないわ!」 
  

ウォースパイト「じゃあとりあえず明石が食べる量を基準にレシピをメモしておくわね! 
 
シャリアピンステーキ  

材料 ステーキ肉 200g 
   玉ねぎ中サイズ 1個 
   醤油 大匙2 
   バター(マーガリンでも可)大匙1

   塩コショウ 適量 
   コーン(無くてもOK)お好みの量 
   すりおろしにんにく(無くてもOK)お好みの量 
   ソーセージ2本(無くてもOK) 

ウォースパイト「まずはOnionをみじん切りにする!なるべく細かくがポイントよ!」 

https://i.imgur.com/0awq3iR.jpg

 
サラトガ「サラのは大きいから沢山要りますね!」ザクザク 
 
明石「ううっ.....目がぁ....目がぁぁぁああああ!」ウルウル 
 
サラトガ「.....大丈夫ですか?」 
 
ウォースパイト「....ハァ(呆れ)ラ○ュタみたいなことしてないで涙を拭いてきたら?」

ウォースパイト「次にお肉に格子状の切れ目を入れて叩いて伸ばす!」  
 
https://i.imgur.com/G78bpC6.jpg


ウォースパイト「これでお肉がより柔らかくなるわ!」 
 
サラトガ「なぜ切れ目を入れるんですか?」 
   
ウォースパイト「Onionの酵素を染み込ませるためよ」 
 
ウォースパイト「なんでもOnionには肉を柔らかくする成分が含まれてるのだとか.....ヤマトから教わったの」  
 
明石「さすがホテル大和ですねぇ~」 

ウォースパイト「....本人が聞いたらキレそうね......」  

ウォースパイト「その後は肉の裏表をOnionのみじん切りでしばらくマリネ(漬ける)する!」 
 
https://i.imgur.com/dar1nR8.jpg

  
ウォースパイト「これでOnionの成分が肉に染み込むまでしばらく置いておくの」 
 
ウォースパイト「その間に別の料理....ピザを作るわ!」 
 
明石「ピザ....ですか?どうやって?」  
 
ウォースパイト「これもヤマトから教わったの!なんでもこれでピザが出来るらしいわ!」スッ 

 
明石「それ....春巻きの皮じゃないですか」 
 
サラトガ「what is this?あまり見たことがないわ」 
 
明石「中華料理でよく使われる薄生地ですよ、スーパーに行けば普通に売ってるものです」 
 
ウォースパイト「教わった時食べたら簡単ですごく美味しかったから用意したの!今から手順を説明するわ!」   
 

 
ピザ生地 
材料 春巻きの皮 5枚 
   油(あるならオリーブオイル)大匙5~10程度 
 

ウォースパイト「まず生地の上面に大匙1~2杯の油を満遍なく塗る!」 
 
https://i.imgur.com/1R8BgMK.jpg

 
ウォースパイト「それを5枚重ねる!以上!」 
 
https://i.imgur.com/OX9srSx.jpg

  
サラトガ「えっ?!もう終わりですか?」 
 
ウォースパイト「ええ、あとは各々好きな具を乗せればいいの」 
 

明石「....私はとりあえずケチャップを塗って....あとはコーンとソーセージにチーズとバジルをかけて......」 
 
https://i.imgur.com/lxAFYJv.jpg


明石「....これで本当にピザになるんですか?」

 
ウォースパイト「愚問ね!私が実際に味わったのだから間違いないわ!」 
 
明石「(不安だ.....)」 
 
サラトガ「でもこうやって安上がりで自分好みに気軽に作れるのはいいですね!」 
 
サラトガ「サラはベーコンとパイナップルにチーズを山盛り乗せちゃいます!」


ウォースパイト「あとはトースターで5~6分焼けば完成!」 
 
https://i.imgur.com/74plvAS.jpg

 
サラ「Oh my god!すっごくいい香り!とっても美味しそうです!」 
 
明石「....ちょっと正直びっくりです.....こんなにしっかりした出来になるんですね.....」 
 
ウォースパイト「Right?(でしょ?)私も最初はびっくりしたわ、こんなに手軽にできるんだもの」 
 
ウォースパイト「じゃあそろそろステーキも完成させちゃうわ!」

 

ウォースパイト「まずフライパンを中火で熱してバターを溶かす!」 
 
ウォースパイト「その後Onionを落としたステーキ肉に塩コショーをして両面を焼く!」 
 
https://i.imgur.com/r2kg3KO.jpg


ウォースパイト「好みの焼き加減になったらステーキを一旦ステーキを取り出して!」 
 
明石「なるほど~、ステーキの油で玉ねぎを炒めるんですね」 
 
ウォースパイト「exactly!(その通りでございます)」


ウォースパイト「あとはコーンと玉ねぎを火が通るまでしっかり炒めてsoy sauce(醤油)とガーリックを入れたら完成!」 
 
https://i.imgur.com/16fl402.jpg


サラトガ「そうだ!ついでにソーセージも添えてみましょう!」   

https://i.imgur.com/kdMgXAH.jpg

明石「へ~美味しそうですね!メシマズのウォースパイトさんの出来とは思えないですw」 
 
ウォースパイト「ふ~ん、それはよかったわ」ミシメキ(頭を掴む音) 
 
明石「いだだだだだ!すいません!許してください!何でもしますから!」 
 
サラトガ「ん?」 

サラトガ「じゃあ早速ステーキとピザ.....食べちゃいましょうか!」 
 
サラトガ「まずはステーキから.....」パクッ    
 
明石「うん!美味しい!」

 
サラトガ「Oh my god!徳用肉とは思えない柔らかさね!delicious!」  
 
サラトガ「肉自体にもOnionのUmamiがついてるからさっぱり食べられます!」  
 
明石「この付け合せの玉ねぎのソテーも肉と合いますね!下手なソースよりよっぽど美味しいです!」  

明石「じゃあピザも一口.....」パクッ 
 
明石「な...何これ!美味っ!」 
 
明石「春巻きの皮でこんなに本格的になるんですね!」

 
サラトガ「それに生地がパリッとしてて....パイみたいな食感です!」 
 
サラトガ「こういうタイプのピザってあんまり無いから新鮮ですね!」 
 
ウォースパイト「ふふ....どう?結構よかったでしょう?」

 
ウォースパイト「これでもうメシマズとは言わせないわ!」ドヤ 

サラトガ「美味しかったです!見直しちゃいました!」 
 
明石「ウォースパイトさんも頑張ってたんですねぇ」 
 
ウォースパイト「ふふ♪もっと褒め称えてもいいわよ?」 
 
サラトガ「ウォースパイトさん美味しそうですね~」サワサワ 
 
ウォースパイト「ちょっとw冗談はよしてよw」   

サラトガ「あ、そういえばもうドリンクが無い!サラが持ってきますね!」 
 
明石「私も手伝います!工廠の給水所は私じゃないと色々と勝手もわからないと思いますし!」スタスタ 

ウォースパイト「ふふ.....我ながら中々だわ.....今まで頑張った甲斐があるわね....」 
 
ウォースパイト「次はオムレツにでも挑戦しようかしら....ふふっ♪」  
 
ウォースパイト「あっ、戻ってきたわ」

 
サラトガ「はいどうぞ!ウォースパイトさんのアイスティーです!」 
 
明石「お疲れですし味わって飲んで下さい!」 
 
ウォースパイト「ええ....ありがとう」ゴクゴク 
 
ウォースパイト「....あれ?急に眠気が.....」ガクッ

ウォースパイト「う~ん......あれ....アカシ.....サラトガ....私寝てたのかしら.....」ムクッ 
 
ウォースパイト「....what’s?!手足が縛られて動かせない!」 
 
ウォースパイト「な....どういうこと!?」  

 
明石「さあ、英国淑女解体ショーの始まりや!」 
 
サラトガ「8888888888」

 

終わりです 見て下さった方々ありがとうございました 
 
ステーキを玉ねぎ漬けにする時間は作中ではしばらくでしたが正確には2時間以上が目安です。

半日漬けるとより柔らかく美味しくなります

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