高森藍子「間違える」 (13)



『コンビニ』


藍子「いくおす?」


藍子「……」じーっ


藍子「……読めないなぁ」


藍子「Pさ~ん」



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モバP(以下P表記)「ん? ああ、あーちゃん」


藍子「この、いくおす?っていうの、なんですか?」


P「ああ、アイコスね」


藍子「あいこす……?」


藍子「あいこす、って読むんですか?」


P「そうだよ」


藍子「なんだか、わたしみたいですね」


P「……」


藍子「……」


P「……」


藍子「……」


藍子「……//」



『ラジオ』



藍子「じゃあ、読みますよ」


P「おう」


藍子「ごほん。……『続いてのお便りは、こちら。町田にお住いの相模大野さんから、』」


P「ちょっと待って」


藍子「? なんですか?」


P「それ、逆じゃない?」


藍子「ええっと、『続いてのお便りは、こちら。』 ……あってますよね?」


P「そこじゃなくて、その次」


藍子「『相模大野にお住いの、町田さんから、』」


P「さっき、間違って言ってなかった?」


藍子「えっ、そうかなぁ」


P「町田にお住いの相模大野さんって言ってた気がするんだけど」


藍子「う~ん……。覚えてないですね」


P「まぁ、いいか」


藍子「はい」



『料理』


藍子「フィクションだと、砂糖と塩を間違えることって、わりと頻繁にあるじゃないですか」


P「そうだね」


藍子「昔は、よくわかんなかったんですよね。なんで間違えるんだろう、って」


P「ふむ」


藍子「わたしの家、昔からずっと、白くない砂糖を使ってるんです」


P「あるよね、白くない砂糖」


藍子「だから、砂糖と塩を取り違える意味がわかんなかったんだなぁ、って」


P「藍子」


藍子「はい?」


P「それ、キャノーラ」


藍子「…………」


P「…………まぁ、そういう日もあるよ」


藍子「Pさん。『ペペロンチーノ レシピ キャノーラ 代用』で調べていただけませんか?」


P「おう」





『後方不注意』



藍子「すぱいすぱらだいす~」


藍子「いぇー!」


藍子「ナツメグ! サフラン! ブラックペッパ~!」


藍子「すぱいすぱらだいs……」クルッ


未央「……」


藍子「……」


未央「……」


藍子「……」


未央「……おはよ、あーちゃん」


藍子「おはようございます」ペコリ


未央「……」


藍子「……」


未央「……おかまいなく?」


藍子「……OKグーグル。人の記憶を司る部分はどこ?」


未央「あーちゃんiPhoneでしょ」





『徹夜コース』



藍子「おはようございま~す」フラフラ


P「あー。やっと起きたのか」


藍子「わーPさん。今、何時ですか?」


P「19時だよ」


藍子「……?」


P「19時」


藍子「???」


P「うん。19時だ。ほら」


藍子「……19時じゃないですか」


P「言ってるじゃん」


藍子「わたし、何時に寝ましたっけ」


P「ご飯食べてすぐ寝てたよね。1時ぐらい?」


藍子「19ひく13っていくつですか?」


P「6だね」


藍子「6」


P「うん」


藍子「これはもう、お昼寝とは言えないですね」


P「そうだね」


藍子「……なんで起こしてくれなかったんですか?」


P「仮眠室には行ったんだよ。でも、ほら、幸せそうな顔してスヤスヤ寝てるから」


藍子「えぇー……。どうしよう。今日、ぜったい寝れないなぁ」


P「疲れてたの?」


藍子「いえ、特にそういうわけでは……」


P「なおのことすごいな」





『楽屋』



藍子「おはようございま~す」ガチャッ


日菜子「……」クルッ


まゆ「……?」クルッ


藍子「……?」


日菜子「……」じっ


まゆ「……」じっ


藍子「……えへへ。間違えちゃった。失礼しました~」ガチャッ




日菜子「あの子、えっと、高森さんちの」


まゆ「藍子ちゃんです」


日菜子「そうでした。今度のライブでご一緒するんです」


日菜子「しっかりした子、ってイメージがあったんですけど、楽屋を間違えたりするんですねぇ」


まゆ「日菜子ちゃん、次めくってください」


日菜子「はぁい……。あ、赤染衛門。またお姫様ですねぇ♪ むふ♪」


まゆ「むー。日菜子ちゃん、強いですねぇ……」





『寿司』



藍子「その、最近、間違えがちなんですよね。色々と」


P「へえ」


藍子「だから、これも、つい、うっかり。そう、うっかりなんです」


P「いや、ね? 食べるな、とは言ってないんだし」


藍子「はい」


P「いい子だしさ、俺も色々と任せてるところがあるし。だから、別に、ダメなんて言わない」


P「でもさ、一言断るべきだと思うんだよね」


藍子「……」


P「……この黒い皿、いくらだと思う?」


藍子「500円です」


P「ね。それが何枚?」


藍子「……よ、4枚ぐらいです」


P「ぐらい、じゃなくて。ちゃんと数えてみてよ」


藍子「5枚あります」


P「そうだね。うん」


藍子「ご、ごめんなさい……。食べたいもの食べてたら、こうなっちゃったんです」


P「いや、いいんだけどね? 少食だし。でも、このペースでいってたらさ、大変なことになるよね」


藍子「つ、次からは気をつけます……」



終わり
特にオチとかはないです

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