【安価・コンマ】「コミュ症の私に親友ができるまでの一か月」 (24)

安価・コンマでクラスメイトもしくは隠しキャラとの相互好感度を上げて、期限の日までに100を超えていればクリアーです

世界観を破壊するような安価は安価下にしますが、基本的に安価は厳守します


キャラは下の3人の中から選んでもらいます


1:EASY
名前:一ノ瀬 琴葉(いちのせ ことは)
外見:ミディアムくらいの長さでおさげにしている
Talk:大人しい
補正等:選択肢が少ない代わりに、攻略難易度が低い

2:NORMAL
名前:二階堂 香蓮(にかいどう かれん)
外見:ロングヘア、結ってはいない
Talk:ぶっきらぼう
補正等:好感度が高ければ高いほど、より上がりやすくなる

3:HARD
名前:三浦 由佳里(みうら ゆかり)
外見:ボブで編み込みとかのアレンジをしている
Talk:猫かぶりがうまい
補正等:選択肢が増えるため、攻略難易度が高く感じるかもしれない
    相互好感度を少し上げづらい


安価下1~3で、コンマが最も高いキャラ


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1585374221

「神様、どうかお願いします」

「私に親友ができますように」


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懐かしい夢だ。あれは私がまだ小学生の頃、転校ばかりで中々クラスに馴染めなくて
「もう神頼みしかない!」と近くの神社にお参りに行った時のことだったか。


…結局、あれからもう三年経って私は中学二年生になるというのに、親友どころか引っ越した後連絡してくれるような友達すらできていない。


いくら神頼みをしても、正直言って自分を変えないと意味ないのかもしれない。しかし、今更自分を変えるなんてことが私にできるのだろうか。


……まぁでも、久々にあの神社に行くことで少し気分が変わるかもしれないし、学校に行くのは明日からだ。せっかくだから行ってみるのもいいかもしれない。

・・・・・・・・・・

家から十五分ほど歩いて、ようやくたどり着いたその神社には…人の気配一つしなかった。

いつもはそこそこ人が居るのに珍しい。とは思ったものの、人がいない方が気分転換にいいと思いなおし、境内の方へと向かった。


「…えぇっと、神社に来たらまず手水舎で身を清めないと」


まず軽く一礼し、左手を洗った後に柄杓を持ち替えて右手を洗う。
その後は柄杓を右手に戻して、左手に水をためて口をすすぐ。
柄杓の柄を洗って、最後に一礼したら終わり。


「これで大丈夫」

「あとはお参りするだけだよね」

・・・・・・・・・・

「これでよしっと」

前に願ったのとまったく同じ願いをし、おみくじでも引いて帰るか…と考え、引くところまではよかったのだが、私が引いたのは真っ白な紙一枚だった。

「何これ、印字ミス?」


ついてないなぁ。まぁでも、こんなことってそうそうないし、とっておいて誰かに見せようかな。

…今のところ、見せる相手が親くらいしかいないけれど。


この結果は人生は何色にでも変えられる、って思うようにしよう。


「……そうでも思わないと、へこんじゃうしなぁ」

その夜、私は神社に行く明晰夢を見たので

「結構気にしちゃってたんだ、私…」

と少し落ち込みながらも、神社の奥の方に進んでいくと
不思議な雰囲気を醸し出す狐耳の小さな女の子を見つけた。

とりあえず、挨拶をしなければ…と思い足を動かしてみたのだが、
足が思うように動かず、結局地団駄を踏んでいるような形になってしまった。


『…そのままでよい』

『おぬしはどうやらこれ以上近寄れぬようだしな』

「え、あ、ありがとう…ございます」

『……』

『おぬし、今日手に入れたおみくじのことを覚えておるか?』

「は、はい。真っ白いおみくじのことですよね」

『それは神からの贈り物じゃ。必ず、おぬしは従わなければならぬ』

『…おぬしが願いを叶えたいのなら尚の事よ』

『じゃが、何事にも期限はある』

『……ひと月の間、おぬしがこれを守ってくれさえすれば』

『きっと幸せが訪れるじゃろうて』

一日目

「昨日は変な夢を見たなぁ」

「……と、いけない。これから挨拶をしなきゃいけないのに、ボーっとしてちゃ駄目だよね」


先生「では、一ノ瀬さん入ってきて」


…何度やっても、この時間はあまり好きになれない。

どんなに少なくても70ほどの目が、一斉にこちらを見つめてくるのだ。


でもここで失敗をすると、今後の学校生活に影響が出てくるし、何とかうまくこなさないと…。



1頑張って挨拶してみる
2人見知りは直せず、うまく挨拶できなかった
3自由安価(ただしセリフのみ)

安価↓

「初めまして、一ノ瀬琴葉です」

「小さい時はここに住んでましたが、少ししたら引っ越してしまったため、この街についてあまり詳しくないので」


「「「「「……」」」」」



「……だからこそ、この街についていろいろ教えてもらえると嬉しい…です」

「よろしくお願いします」


パチパチパチ、と拍手の音が聞こえる。今回はいつもの私と比べて、中々上手くやれたじゃないかと、つい自画自賛してしまいそうな気持ちになる。


先生「それじゃ、一ノ瀬さんの席は廊下側の一番奥でもいいかしら?」

「はい。大丈夫です」


えっと、隣の人は…と、今日は休みなのかな。

できれば隣の席の人と少し話せたらいいな、って思ったけど居ないとさすがに無理だよね…。

・・・・・・・・・・

この授業が終わったら、昼休みかぁ。馴染めなかった時はかなりつらい時間だったけど、今回は多分きっと大丈夫だよね…。


数学の先生「あーさっそくで悪いが一ノ瀬、前の学校の進度を知りたいから前に出て」

数学の先生「これを解いてくれ」


「え…?あ、はい」


この問題は一応解ける、けど…人前に出て書くなんてコミュ症に近いレベルの人見知りになんて無茶を…。

初回の授業で前に出させる先生なんて、今までいなかったのに。


「えぇと、確かこうなって…」


書いている間中、見られてるのが背中越しにでも伝わってきて、なんだか吐きそうになってきた。


「……こう、ですか」


数学の先生「うん。正解だよ」

数学の先生「席に戻ってくれ」


「はい」

昼休みになると声をかけられた。

1前の席の女の子
2先生
3…が、人が多くて逃げだした

安価↓

・・・・・・・・・・

「あぁぁ、やっちゃったぁぁ」

「うぅ…やっぱりまだまだだなぁ」

「でも、ここで諦めちゃ駄目だよね」

「もう一度頑張らなきゃ…」

『その通りじゃ』

「えっ」


どうしよう、まさか誰かに聞かれてた…?


『ふっふっふー』

『だが心配はいらん、我が来たからには百ぱーせんと問題ナッシングじゃからな!』

「……」

『ん?何かまだ問題があるのか?』

神の姿は

1狐耳の小さな女の子(ただし他の人には見えず、実体がない状態)
2狐のぬいぐるみ(他の人から見える、触れる状態)


安価↓

モフモフとしてそうな愛らしい狐のぬいぐるみ、それが喋って動いている…。それを見ているとなんだか、

可愛いのが問題です!と叫びだしたくなってきたのを私はすんでのところで耐えて、


「…えっと、つまりプリ〇ュアとかのマスコットキャラみたいな感じで来たんですか?」

『んっ、えーとまぁそんなところじゃ』

「じゃあ私にも何か超人能力がついてきたりします?」

『あ~うん、それはまぁ色々な』

「本当ですか!」

『神様じゃし』

「じゃあ奇跡とか起こせますか!?」

『茶柱が三本立つくらいのならの』

「それは…比喩ですか?」

『いや、言葉通りの意味じゃけど……』

「えっ」

『え…?』

「私が思ってたサポート役と少し、その…違いません?」

『いやこれでもアドバイスはできるし、実体があるから忘れ物とか届けられるぞ』


その目をじっと見ていると
うわ、めっちゃ可愛い。可愛いは正義。と思えてくる。


「……」

「えぇと、それじゃあそろそろ午後の授業が始まるので、カバンの中に入っといてもらってもいいですか?」」

『あぁ。ただし、何か起こりそうになったら言うからの』

「分かりました。それじゃあ」

放課後になったので、私はクラスメートと話すことにした。

1没キャラのどちらか
2ほわほわしてる女の子
3前の席の女の子
4斜め前にいた眼鏡男子
5自由安価(話しかけてきたセリフと、できれば名前も)



安価↓

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