【ミリマスSS】風花「琴葉ちゃんは清楚だなぁ…」 (21)

アイドルマスターミリオンライブ!のSSです。
風花と琴葉の組み合わせ概念を見かけて良いなぁと思いました。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1590160151


風花「あぁ~」

P「……」カタカタカタカタ


風花「はぁ~」

P「……」カタカタカタカタ


風花「いいなぁ~」

P「……」カタカタカタカタ


風花「……」

P「……」カタカタカタカタ
 

 
風花「どうして何も聞いてくれないんですか!」

P「風花が聞いて欲しそうだったから」

風花「もうっ! プロデューサーさんの意地悪!」

P「仕事中ですから」
 


P「それで、どうしたんですか」

風花「これ見て下さい! 琴葉ちゃんの新しいグラビアです!」

P「あぁ、映画のワンシーンがモチーフの。良いコンセプトだったなぁ」

風花「そうですよね…この吸い込まれるような表情…」

風花「ってそうじゃなくて! この琴葉ちゃんの衣装、シチュエーション、表情!」

風花「すっっっっっっごく清楚じゃないですか!?」

P(そうかなぁ。肩とか出てるけど)
 


風花「プロデューサーさん、私もこんな清楚なお仕事がしたいです」

P「この前もドレスタイプの衣装着たばかりじゃないですか風花さん。好評でしたよ」

風花「確かに…最近は昔よりはセクシーなお仕事は減ったかも…」

風花「それでも、グラビアのお仕事が他の子の3倍くらい多い気がするんです!」

P「それはまぁ…大人組としてですね…」

風花「あっ、あとアレです。ちょっと待って下さいね」スッスッ

P「??」
 


風花「ほら、この『屋根裏の道化師』に出演した琴葉ちゃん!」

P「あぁコレット役の。琴葉の演技力が如何なく発揮されてたなぁ」

風花「清楚だなぁ…」

P「風花の清楚の基準が時々分からなくなる」

風花「思えば、私が何かの役をやる時もセクシーな役が多いと思いませんか?」

P「そんなこと無いと思うけど…。風花の場合はどうしてもプロポーションが目立つから…」

風花「いえ、絶対にそうです! もっと清楚な役のオーディションも受けたいです!」
 


ガチャ

琴葉「こんにちは…? どうされたんですか?」

P「あぁ琴葉良い所に。助けてくれ」

風花「琴葉ちゃぁん。どうしたらそんなに清楚でいられるの~?」

琴葉「えぇ…、私は別に清楚というわけでは…」

風花「ほらぁ~この受け答えがもう清楚ですよぉ~! プロデューサーさんのバカぁ~!」

琴葉「風花さん酔ってるんですか?」

P「そんな気がしてきた」
 


P「風花さんが琴葉みたいに清楚なお仕事をやりたいんですって」

琴葉「清楚かは分かりませんが…、演技のことでしたら多少はお手伝いできますけど」

風花「確かに。琴葉ちゃんみたいな演技が出来れば清楚な仕事も取れるかも!?」

P「4Luxuryの風花の演技も良かったと思うよ」

風花「あの時も男性に振り回される役割だったじゃないですか」

P「そういう役が似合っちゃうから」

風花「ダメなんです!私も琴葉ちゃんみたいな役がやりたいんです!」

琴葉「私みたいな…?」

琴葉「殺人犯ってことですか?」

P「その認識もどうかと思う」
 

 
風花「そういえば私、殺人犯の役ってやったことないかも」

P「大抵の人が無いです」

琴葉「超ビーチバレーのキング役は凄く良かったです。迫力があって…」

風花「あれは違うの!シリアスなギャグなの!」

P「否めないです」

琴葉「では、殺人犯の練習してみますか? 確かどこかに教本が…」

風花「わっ、こんなのあったんだ。なになに…」

P「嫌な予感」

琴葉「プロデューサー、ちょっと殺されて頂けませんか?」

P「よしきた任せろ」
 


琴葉「はい、それじゃあこの『アイドル事務所の事務室で事務仕事をしてる男性の背後から近づき、首筋にナイフを当てながら会話して、死の淵が近づき絶望する被害者の表情を見て悦に浸る殺人鬼』でいきましょう」

P「すごくピンポイント」

風花「やったこと無い役だけど…、頑張ってみる!」

琴葉「じゃあたまたま玩具のナイフを持っていたのでこれを使ってください」

P「用意が良いね」
 


P「……」カタカタ

ムニッ

ピタッ

P「!!」

風花「フフ…、声を出さないでくださいね」

P(ナイフより先に胸が当たった…)

琴葉(ナイフより先に胸が当たった…)


P「た、たすけてくれ…」

風花「ダメですよ。あなたは今ここで誰にも看取られず惨めに死ぬんです」

風花「ふふっ、この冷たい感触が分かりますか?」ピタピタ

P(首筋のナイフより後頭部の胸が気になる)

琴葉(首筋のナイフより後頭部の胸が気になる)

 
P「うぅ…殺さないで…」

風花「もっと顔を見せてください…。アァ…良い表情ですよぉ…」

風花「フフ…可愛い…。可愛い私の子猫ちゃん…」

琴葉(風花さん、なんだか楽しそう)
 


風花「フフフ……」

P「……」

風花「フフ……えーっ…」

P「……」

風花「えいっ!」スパァ

P「グハァ!」

琴葉「風花さん!?」


P「俺死んだわ」

琴葉「風花さんダメですよ。もっと相手を追い詰めて、怖がらせないと」

風花「でもでも、どんなこと喋れば良いのか分からなくって」

琴葉「あと、そこはかとなくえっちでした」

風花「琴葉ちゃん!?!?」


琴葉「どうしてでしょうね。私がやってもあぁはならないでしょうに…」

P「うん、まぁ、うん」

風花「あのー…?」

琴葉「風花さんはいつもそうですよね。不思議と色香が漂うというか」ススッ

風花「あの、琴葉ちゃん、近…」

琴葉「どうしてでしょうね、不思議ですよね」ススススッ

風花「ひゃっ、脇は、私」

琴葉「どうしてでしょうね。全然分かりません」スス

風花「あっ、服、捲れちゃ…」


琴葉「というように、静かに相手を追い詰めるイメージですね」スッ

風花「あっ。あぁ~、琴葉ちゃん怖かったぁ~」

P「すごいえんぎりょくだ」

琴葉「風花さんは演技自体は上手なんですから、すぐに出来るようになると思いますよ」

風花「そ、そうだよね! ありがとう琴葉ちゃん!」

風花「そうと決まったらプロデューサーさん、演技のレッスンお願いします!」

P「風花はこれからグラビアの衣装合わせだな。準備してきて」

風花「もう~! 折角ヤル気になったのに~!」

P「はいはい、美咲ちゃんが衣装室で待ってますからね」

風花「また今度お願いしますね。絶対ですよ!」

P「はいはい」


バタバタ

琴葉「……」

P「あ、琴葉、ありがとうね。急に絡まれたのに」

琴葉「いえ、大丈夫です。それより…」



琴葉「私も、もっとセクシーな仕事をした方が良いんでしょうか」

P「琴葉さん!??」


おわり

おわりました。HTML依頼出してきます。
めんどくさい風花さん好きなのでもっと見たい。

胸のとこプロデューサーと琴葉の内心が一致してて笑った
乙です

>>2
豊川風花(22) Vi/An
http://i.imgur.com/tvmws6G.png
http://i.imgur.com/ImKMsxU.png
http://i.imgur.com/W5o8yGc.png

田中琴葉(18) Vo/Pr
http://i.imgur.com/NWqStXu.png
http://i.imgur.com/g3YeCOV.png

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