モバP「誰がいちばん好きですか?」 (22)

アイドルマスターシンデレラガールズです。

Q:『Triad Primus の中で誰が一番好きですか?』



A「北条加蓮」

B「即答か」

C「ふむ…………………………………………………しぶりんかな」

B「熟考か」

A「じゃあお前は神谷奈緒な」

B「じゃあってなんだよ奈緒に失礼だろ」

C「でも神谷奈緒だろ?」

B「……あーそーだよ奈緒が好きだよ!」

A「どんなとこが好きなん?」

B「いやもう好きは好きでいいだろ理由とか」

A「ちなみに俺が加蓮を好きなのはなー」

B「お前が言いたいだけか」

A「すげえカノジョっぽい。いたずら好きの」

C「わかる」

A「めちゃ紙切れとか投げてきそう。授業中に」

C「でビビって声出したお前が怒られるのな」

A「それ見てケラケラ笑ってんの」

B「……続けて」

A「そんで昼休みに詰め寄るわけ。お前大変だったんだぞって」

C「そしたら?」

A「ぜんっぜん悪びれないの。いやアンタビビりすぎでしょとか言うの」

C「ムカつくな」

A「そうそう。で、ちゃんと読んだ? って」

B「?」

A「はぁ? ってなって、そんで慌ててゴミ箱漁ってさっきの紙くず見つけるわけ。メモ用紙なワケ」

B「……!」

A「んで開いたらさ。放課後、ふたりでポテト食べいこーって書いてんの。そんで奢らされンの。ニコニコしてんの」

B「…………ぉぅふ」

C「いい」

A「いい」

B「……凛は?」

A「乗り気じゃん」

C「動機の言語化か……あまり好きじゃないしな。しかし案外……いや やはりというべきか 自分を掴むカギはそこにあるか」

B「何者だよ」

C「しぶりんは空気感だな」

A「むつかしーこと言うねー」

B「空気?」

C「決して主張しないけれど、絶えずそこにあるというかいるというか、自然体で傍にあるというか」

A「あー、加蓮とは逆かもな」

C「学校じゃベタベタしない、一見ドライ……だがしかし、実はいつも助けられてるというか、よく見れば付かず離れずの位置をキープしてるというか」

A「悟ってんね」

C「帰りに、俺が30分くらい教室出るの遅くなっても、普通に校門で待ってる。別に約束もしてないのに」

B「な、なんつーか…夫婦感?」

A「たまにはいいこというじゃん」

B「たまにってなんだよ」

C「で、ごめんっていうじゃん、待たせてごめんって。そしたらすげー不思議な顔するワケ。俺にだけ分かる表情で」

A「ここテストでまーす」

B「?」

A「なんで謝んの? っていう顔な」

B「??」

C「カノジョなんだから当然でしょ? って思ってるのさ」

B「…………!」

A「はい入ったー。ツボ極まったー。いいの? お前の神谷奈緒愛はそんなもんなの?」

B「…………よ」

C「ん?」

B「っよくない! 俺の奈緒愛はそんなもんじゃない!」

A「ほう……では見せてもらおうか。お前の奈緒愛とやらを」

C「あまり強い言葉を使うなよ」

B「奈緒は、奈緒はな、純粋で、優しくて、恥ずかしがり屋で、それで」

A「…………」

B「奈緒は」

C「…………」

B「……奈緒は、奈緒は、うぅ」

A「……!」ガタッ

C「……待て」ゴクリ

A「…………ああ」

B「……ごめん」

C「……どうした?」

B「俺、……うまく、説明できないや。お前らみたいにちゃんと」

C「いや、確かに感じたよ、お前の、奈緒愛。頭ではなく心で理解できた」

A「なんだか思い出せた気がする……あのころと同じ、すごくピュアーな気持ち」

B「お前ら……」

B「……でさ、それとなーくそのバディのキャラのチャーム付けてったら、朝一番に目ざとく見つけてくれて、自分が付けてたのと見比べてニヨニヨして、俺がけげんそうな顔したら慌てて顔を逸らして寝たふりなんかしてさ、こっちもわかってるんだけどあえて放課後まで放っておいて、帰り道でやっと恥ずかしそうに言及してきて、1日溜めた分めっちゃ話が盛り上がってじゃあこれからアタシんちでビデオ観ようとか言っちゃった瞬間」


A「…………」

C「お前がナンバーワンだ」



ーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーガチャ

加蓮「うっわー、ひっろーい! そしてゴージャスー! さすが都内イチのリゾートホテルだねー。ほらほらPさん、ワインだよワイン!」

凛「見て、夜景もとっても綺麗。すごいね、この部屋。ふーん……」

奈緒「お、おい……いいのかよ? アタシらがこんなところ使って」

P「全然大丈夫だよ。普段頑張ってもらってるからな、たまには贅沢しても」

加蓮「そーそー、大丈夫だいじょーぶ、全部Pさんのお金だし」

奈緒「お、お金の問題じゃなくて、ほら、アタシたちの格とか、場違い感とか……!」

P「大丈夫大丈夫。だいたい、ビジネス的に格とか言うならお前たちに勝てる人間そうはいないぞ」

凛「だってさ、奈緒」

奈緒「それは……そうなのかな、どうなのかな。うーん……」

加蓮「それに……今夜は、四人一部屋でいいもんね? ねえ、Pさん」

奈緒「!!」

P「いや俺の部屋は別にあるけど……まあ、こっちの部屋の方がいいのは確かだな。あらゆる意味で」

凛「ほら、奈緒も早く入って、ドア閉めて」

奈緒「う、あぅ……!」


ーーーーパタン





ーーーギシッ

Q:『ピンクチェックスクールの中で誰が一番好きですか?』



A「響子かなー五十嵐響子。お世話されたい結婚したい」

B「欲望に忠実すぎだろ」

C「しまむー、尻」

B「あまりにも欲望に忠実すぎだろ」

A「じゃあお前小日向美穂だなー」

B「じゃあって言うなよじゃあって。いや美穂だけど」

C「尻」

B「分かったから」

A「結婚が無理なら兄か弟か親父か祖父になりたい」

B「なんで結婚より可能性あると思った?」

C「パンツになるのが無理ならブルマ、それもだめならせめて椅子か座布団になりたい」

B「何の譲歩だよ」

A「朝起こしてほしいし寝かせててほしいし夜は寝かさないでほしいし寝かしつけてほしい」

B「言ってることめちゃくちゃだけどわかるのが悔しい」

C「家になりたい」

B「言ってることはめちゃくちゃだし訳もわからない」

A「じゃあさーお前は?」

B「え?」

A「お前は小日向美穂の何になりたいの?」

B「何これそういう流れ?」

C「げに」

B「げにて」

A「ほらほら早く吐けよー」ドスドス

B「ちょ……コラ叩くなって」

C「ボディはやめとけ……跡が残るとマズい。顔にしとけ」

B「いや逆だろそれおぷううう?!」

A「ほらほら減らず口はこの口かー? それとも別の口かー?」

C「別の口……」ゴクリ

B「生唾を飲み込むなトロンとした目をするな」


B「……いやもちろん最近のコーデもアイドルとして女の子としてセンス磨かれてきてるっていうか周りとかに触発されてるのも成長感じられて嬉しいんだけど、やっぱピンチェ組む前の最初のころのインタビューとか見るとあのどこで買ったのみたいなクソダサ私服がすげえ懐かしくて居心地良くて、今ちょっと寂しいみたいなのがあったりなかったりするんだよねー。そこへいくとぬいぐるみのくまさんはその頃からずっとおんなじのを持ってて、最新のグラビアでも毛並みとかバッチリ整ってるから大事にしてるんだなーって伝わってきてさー。実は撮影のたびに毎回新しいの買ってるんだよ、ってブラックな噂は一瞬面白いけどちょっとカンベンな、みたいなーあはは」


A「…………」

C「ソソるぜ」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーガチャ、


美穂「わ、あぁぁぁぁ…………可愛い!」

卯月「す、すごいです! お部屋のあっちにもこっちにもキャラクターが隠れてて、ひとつのアトラクションみたいです!」

響子「ふわぁ……なんだか夢みたいなお部屋です。広いし調度も多くて、お掃除大変そう……」

卯月「お、お掃除のことは一旦忘れて、ね?」

美穂「ガイドブックに載ってたお部屋もこんなにゴージャスじゃなかったよね、Pさん、こ、ここ……高かったんじゃないですか? ホントのホントにいいんですか
?」

P「先方のご厚意だからな。ありがたく使わせてもらおう……ほら、三人とも。窓の外見てみろ」

響子「わ、あぁぁ、きれい……!」

卯月「お城のライトアップが真っ正面……特等席ですね!」

美穂「夕暮れの園内も照明が次々灯って……とっても、とってもロマンチックです!」

P「喜んでもらえたようで何よりだよ。ははは、三人とも耳つけたままだと、ホントにこのランドの住人みたいだな。それじゃ、俺は部屋に荷物置いてくるから、また後で……」

響子「え、Pさん同じ部屋じゃないんですか?」

卯月「?!」

美穂「きょ、きょきょこここここちゃん???」

響子「え? あ、え……あ?!!!!!!」

P「オイオイオイ」
P「死んだわオレ」


P「…………どうする?」


響子「……………」

卯月「……………」

美穂「……………」


美穂「ととと、とりあえずこのお部屋いっしょに探検しましょうよ!」

卯月「そそそ、そうですよ! プロデューサーさん、今日もたくさん頑張ったんですから、少し労わせてください!」

響子「おおお、お茶いれますね! わあ、ティーセットまでアリスのお茶会みたい! ほらほらほら、どうぞどうぞ!」


ーーバタン

Q:『ポジティブパッションの中で誰が一番好きですか?』


A「日野茜」

C「ちゃんみお」

A「はいはい高森藍子高森藍子」

B「はいはいってなんだよそうだよ藍子だよあーちゃんだよ!」

A「日野ちゃんはー、んー」

B「珍しく考え込んでるな」

A「……汗臭いまま部室でヤりたい」

B「って、な、おい!」

C「わかるわ」

B「わかるな!」

A「本田未央は?」

C「向こうの部屋でふとした弾みに」

B「即答かよ!」

C「常々考えて生きてきたからな。大事なことだから」

B「常々考えんなよちょっといい角度で言うなよかっこよくねえよ!」

A「あーはいはい。で、高森藍子は?」

B「はいはいって言うな! てかやめろよ この流れ!」

C「俺の部屋でふとした弾みに」

B「お前が言うなよ!」

A「ほらほらー、早く言わないと藍子ちゃんコイツの部屋にいっちゃうぞー?」

B「やめろ生々しい」

C「大丈夫ナマではしないから」

B「まーじーでーやーめーろー」

A「お前いい加減にしろよな」

C「すまなかった」

B「いやAお前の方が悪い感あるからね?」






B「そこで言うんだよ大きさじゃないって。やっぱりああみえてあーちゃんは繊細で敏感だから周りに気後してるところとか絶対あるんだよ。ちゃんみおは言わずもがなちゃんみおっぱいだし、あかねちんもプロフ詐欺じゃないかってくらい成長してきてるし。そもそも属性で巨乳艦隊がいくつも組めるレベルだし。だからそれを安心させようって勇気を出して伝えたら、あーちゃん顔をまっかにして、だったら証拠見せてって言ってきて、証拠ってなにって顔したらそれまで膝の上でスカートを握りしめてた手が俺の手に伸びてきて静かなそれでいて確かな力で自分の胸に引き寄せていって、俺はよせっていうけど全然逃げることができなくてゆっくりとしかし 確実に二つの距離は近づきやがてゼロになる。そこでわかるのはやはり薄いしかし間違いなくそこにある彼女のふくらみとそれを通して伝わる鼓動と熱さに俺はもうたまらなくなりそのまま押し倒して」


A「…………」

C「あて身」ドスッ

B「」死ーん

A「…………」

undefined



A「まーでもさー、ぶっちゃけ誰でもいいからつきあいてーよなー」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

加蓮「あ、Pさ、んあっ、あんっ!」

響子「深ぁ………いっ、んちゅっ、あにゅっ、あんあっあっ」

茜「ぃれしゅっ、いちばんおく、にっ、熱い、あ、つ、あ、あぁぁぁぁぁぁ………っ」

〉〉13 ミスです

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未央「それじゃ行くよ、オープーンっセサーミ!!」

ーースッ


茜「お、おおおおおーーー!! 畳っ!!」

未央「いやそこかい。もっと広ーい! とかでかーい! とかすごーい! とかあるでしょあかねちん」ビシッ

藍子「わぁぁ……! 素敵なお部屋ですねー。木の温もりがあって、良い匂いもして……まるで、秋の森にお散歩に来たみたいに安らげそうです!」

未央「うんうん、あーちゃんならきっとやってくれると信じてたよ。二人は食レポ、あーちゃんは旅レポで組んだポジパに間違いはなかった」

茜「え?! そんな基準のユニットだったんですかポジティブパッションって!!」ガーン

藍子「ふふふ、茜ちゃんってば」

茜「私が食レポ枠だなんて……」バリバリ

未央「いやそこかい。しかもさっそくお茶菓子食べながら言うかい」

P「すごいだろー。なんと、個室露天風呂まであるぞ、この部屋」

茜「Pふぁん!」モゴモゴ

P「はいはい食べてからな」フキフキ

藍子「そのー、こんな良いお部屋、本当に大丈夫なんですか? 何かの間違いってことは……」

P「ははは、心配いらないって。前のキャンペーンが大当たりしたから是非って言われたんだから。満喫しなきゃ逆に失礼ってもんだよ」

未央「なるほどなるほどー。私たちも偉くなったもんですなあ。しかし三人ここに泊まるとなると、なんだか修学旅行みたいですなあ?」

茜「それ即ち合宿とも言いますね?! 特訓だサウナだ温泉だ枕投げだー! ボンバー!」

P「暴れるのはやめてな」

藍子「あ、それじゃあPさんは、引率の先生ですね」

P「女子の部屋に遊びに来た男子説は?」

未央「んー、歳がね」

P「さりげにひどいね……よし、じゃあ先生、就寝時刻を過ぎても暴れたり寝ない悪いコにはおしおきしてやるからなー」


未央「就寝時間…………」

茜「悪いコ…………」

藍子「おしおき…………」

「「「…………………」」」


未央「と、とりあえずPさん、立ち話もなんだし、あがってきなよ!」

茜「そそそ、そうですよ!  お茶もお菓子もありますから、ほらほら!」

藍子「あ、その、あの、カギ閉めてきてくださいね! ほら、あぶない(?)ですから!」


ーーぱたん、

A「まーでもさー、ぶっちゃけ誰でもいいからつきあいてーよなー」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

加蓮「あ、Pさ、んあっ、あんっ!」

響子「深ぁ………いっ、んちゅっ、あにゅっ、あんあっあっ」

茜「ぃれしゅっ、いちばんおく、にっ、熱い、あ、つ、あ、あぁぁぁぁぁぁ………っ」

B「誰でもってのは失礼だけど……まあ、誰かとでも付き合えたら、日本一の幸運じゃないかな」

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奈緒「もう、もう挿入れてくれよぉ、切ないよぉ……あ、アッ!! き、たぁぁぁぁ!!!」

美穂「ぁ、まだ、あ、らめれしゅっ、まだイッちゃったばっかりだか、あ、あ、やだやだらめだめぇっ!!」

藍子「くりくり、らめでしゅっ、あっんぁつ、キモチ、いい、 Pしゃ、よすぎてっ、あっ、ああ…………っ!」

C「……誰と付き合ってんだろーなー、あの辺のレベルのアイドルとか」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

凛「アッ、やぁッっ、アッ、アンアンっ!! あ、あ、あ…………ナカちょうだ、あ、あ、あ………!!」

卯月「やんあっあっあっあっあっ!! ……あぁ!! あ! あっ! れましゅっ、ナカ、いっぱいっ、あ、あ………っ!!」

未央「もおらめっ、もう! らめ、らめぇっ!! こわれりゅっ、ナカ、破裂しちゃうっ、あっ、あっ、あああああああぁ!!!」




Q:『誰が一番好きですか?』




P「選べるわけなくない?」



途中失礼しました
ありがとうございました

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