モバP「紗枝はんいいよね...」 周子「いい...」 紗枝「...」 (16)

モバP「大和撫子って言葉が似合ってるよね」

周子「めっちゃ似合ってる...」

紗枝「....」

周子「花簪の『こんちきちん♪』めっちゃかわいいよねー」

モバP「めっちゃわかる...」

紗枝「......」




紗枝(さっきから二人がうちの事えらい褒めてはる...)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1543411529

モバP「髪の毛とかサラサラだよなー」

周子「動いた時にファサー!ってなるの羨ましーなー」

紗枝「.....」

モバP「なんかもういるだけで絵になるよな」

周子「なんなのあれ?かわいらしさと美人のハイブリッドだよね」

紗枝「...///」

モバP「たまに見せる年相応の茶目っ気がまたいいんだよな」

周子「若干背伸びしてる感じがたまんないよねー」

紗枝「///」

周子「責められるとわりと弱いところも可愛いポイントだよね」

紗枝「...!?」

モバP「普段は飄々としてるけど反撃されたら弱いんだよな」

紗枝「!!?」

周子「若干小さいこととか気にしてるのもキュートだよね~」

紗枝「は?」

モバP「平べったいのいいよね」

紗枝「(^ω^#)」

モバP「紗枝はん痛い痛い俺だけつねらないで」

モバP「いてえ」ヒリヒリ

周子「だいじょぶー?」

モバP「俺だけ抓られた...周子も言ってたのに...」

周子「あたし何が小さいかなんて言ってないよ?身長の話だったかもしれないよー?」

モバP「ぐぬぬ」

紗枝「...」ツーン

周子「それより紗枝はんへそ曲げちゃったよ?」

モバP「ジト目で『...せくはら』って言われた時のダメージはデカかった」

周子「チクられたらプロデューサー人生終えちゃいそうだねー?」

モバP「.....まあ、それはそうとして拗ねてるとこもかわいいよな。写真で撮りたくなる」パシャッ

周子「今話逸らそうとしたでしょ?確かに可愛いけどさ」パシャパシャ

紗枝「」バンッ

モバP「ごめんごめん、撮った写真消すから俺の机叩かないで?」

モバP「写真は消しました」

周子「それでも紗枝はんの機嫌は直らないね」

モバP「どうすりゃいいと思う?」

周子「うーん...あたしが機嫌直してきてあげよっか?」

モバP「マジか、頼んだ周子」

周子「頼まれたーん♪紗枝はん紗枝はーん?」チョイチョイ

紗枝「?」

周子「Pさんが自腹でハーゲンっててダッツってるアイス買ってきてくれるから許したげてよー?」

モバP「何言ってんの君?」

紗枝「...仕方ありまへんなぁ」

モバP「君もそれで機嫌直るんだ?」

周子「あたしバニラー♪」

紗枝「うちはバニラときなこ黒蜜のやつどすー」

モバP「俺パシらされて奢らされるの?」

紗枝「...せくはら」ボソッ

モバP「5分で戻ってくる」ダッ

周子「アイスおいしー♪」

紗枝「ひやこいどすなぁ...」

モバP「...あいすおいしい」

周子「文句言いつつも奢ってくれるのがPさんのいいところだよねー」

紗枝「うち、あいすで釣られるほど安い女やありまへん~♪」

周子「釣られとるやーん♪」

モバP「...あいすおいしい」

周子「ほらほら落ち込まないの、紗枝はんの機嫌が買えたって思えばいいじゃん?」

モバP「誰かさんの余計な機嫌も買ってるがな!」

周子「Pさん社会人、あたしらはまだ十代でしょ?」

モバP「君らはアイドルで十分稼いでるだろ」

周子「日本には年下には奢らなくちゃならない素敵な風習があるんだよー?」

モバP「そんな風習は消えてしまえ」

\\キャイキャイキャッキャッ//



紗枝「.....」

紗枝(...あの二人、ほんま仲がよろしおすなぁ...)

紗枝「...むぅ」

周子「どしたの紗枝はん?」

紗枝「あいすが頭にきーんてきてるだけどすー」ムスー

周子「紗枝はんそんな急いで食べるタイプだったっけ?」

モバP「アイス若干溶けてきてるよな」

紗枝「......」ガツガツバンバンッ

モバP「机叩きながらアイスがっつくの食べ辛くない?」

周子「そこ突っ込んだら駄目だねー」モグモグ

紗枝「ごちそうさんどす~」

モバP「ごちそうしました」

周子「ごちそうされましたーん」

モバP「君はホントにごちそうされただけだったな?」

周子「いいじゃんいいじゃん、細かいことは気にしなーい♪」

\\キャイキャイコンチキコンチキ//



紗枝「.......」

紗枝「...それにしても、二人はとーっても仲がよろしおすなぁ?」

周子「ん?うちらのこと?」

モバP「別に普通だと思うぞ?」

紗枝「いややわぁ、うちの話をしてる時も、えらい楽しそうやったしなぁ...」

周子「あー、あたしら気が合うんだよね」

モバP「軽い感じでなんかやりやすいんだよな」

紗枝「...そういうの、傍から見たら"かっぷる"に見えるんちゃう?」

モバP「周子、結婚してくれ」

周子「あたしたち幸せになりまーす!」

紗枝「...っ!...っっ!!?」バンバンバンッ

周子「紗枝はん、机をドラムにするのやめたげて軋んでる軋んでる」

紗枝「.....絶対うちをダシにして二人でいちゃついてるだけや」イジイジ

モバP「おい、また紗枝がいじけちゃったぞ」

周子「Pさんの奢った意味無くなっちゃっねー」 

モバP「おいコラ、金返せ」

周子「紗枝はん許してよ~、あたし紗枝はんに見捨てられたらやっていけないよ~」

モバP 「聞けよ?」

周子「Pさんちの合鍵貸すからさー」

モバP「なんで持ってんの?」

周子「ちゃんとPさんから許可とって貰ったよ?」

モバP「許可した記憶がないんだけど?」

周子「だってPさんベロンベロンに酔ってた時だもん」

モバP「おい」

紗枝「...仕方ありまへんなぁ」

モバP「ちょっと待てってば」







紗枝「♪」

モバP「流石に合鍵は回収した」

周子「今度京都での仕事取ってくるって話で何とか手打ちだねー」

モバP「もう君に鍵は渡さんからな」

周子「今度またPさんが酔ってる時にくすねるから全然オッケー!」

モバP「おい塩見コラ」

紗枝「でもなんでうちの事、急にえらいわ~かわええわ~とか褒めはったん?」

周子「お?そこ聞いちゃう?」

モバP「それについてはだな、前から周子とは紗枝の事について語る会議、通称小早川会議をしてたんだ」

紗枝「ふたりでなにやってはるん...」

モバP「その会議の中でさ、紗枝を目の前で褒め殺したら、どんな反応するかなーって話があったんだ」

周子「そこであたしたち、一致団結しました」

紗枝「なんでそないなこと思いつきはるん...」

周子「そりゃあ紗枝はんがきゃわたんだからだよー」

モバP「事実を喋ってただけだよな」

モバP・周子「「ねー♪」」

紗枝「」ピキィ

紗枝「そういうとこ!そういうとこどす!!」バンバンバンッ!

モバP「ごめんふざけて悪かっただからそろそろデスク傷んできたしやめて?」

周子「これ以上紗枝はんがいじけても困るし、今回は終了だねー」

モバP「だなー、次は場所考えてやるかー」

紗枝「まだやるん...?」

周子「それじゃあ今度はダーツバー行かない?久し振りにさ」

モバP「ダーツバーか、そういや最近行ってなかったなー」

周子「Pさんが連れてってくれないから寂しかったんだよ?シューコちゃん、毎日枕を涙で濡らす日々で...」ヨヨヨ...

モバP「わざとらしい泣き真似はやめなさい」

周子「連れてってよー、ここは担当アイドルを息抜きさせると思ってさー」

モバP「...まあ、俺も最近ダーツはやってなかったしな。今度行くかー」

周子「やったーん♪Pさんカッコイイー♪」

モバP「またシューコ先生にダーツ教えてもらおうかな」

周子「シューコ先生の授業料は高いよー?」

モバP「やっぱダーツバーは無しで」

周子「ウソウソウソ!冗談だってばー!」

\\キャッキャッコンチキコンチキ//



紗枝「.....」

紗枝「...ちょいちょい」

モバP「ん?」

周子「どしたの紗枝はん?」

紗枝「その"だーつばー"って、よう二人で行かはるん?」

周子「うん、ちょこちょこ行ってるよー?」

モバP「俺は周子に教えてもらいつつやってるだよ、上手く当てれれば結構面白いんだ」

紗枝「はぁ~...」

紗枝「......」

モバP「どうした?」

紗枝「Pはん、うちも連れてってー♪」

周子「...!」

モバP「ダーツバーに?紗枝が?」

紗枝「そうどすえー?」

モバP「あんまり紗枝が好きそうな雰囲気の場所じゃないけれど、大丈夫か?」

紗枝「二人が夢中になりはってるもんがどんなもんか、知っときたいんどす~」

紗枝「それにうち、Pはんのかっこええとこ見てみたいわぁ~...?」

モバP「そこまで言うんだったら誘わざるをえないな、むしろ大歓迎だよ」

紗枝「ありがとさんどす~♪」

周子「.....」

モバP「周子もいいだろ? あんまり勝負って雰囲気にはならんと思うけど」

周子「ん、あたしは全然オッケーだよー」

紗枝「周子はんもおおきに~♪今からでも楽しみやわ~♪ほな、うちはそろそろれっすんにいってきますー」

紗枝「周子はん、だーつのやり方、また教えてなぁ?」

周子「オッケー、任せといてよ♪」

紗枝「Pはんのかっこええとこも、期待しときますえ~♪」

モバP「任せろ、惚れさせてやるぜ」

紗枝「あらまあ、それはそれは楽しみやわ~♪ほな、さいなら~」

モバP「おう、レッスン頑張れよー?」

周子「気をつけてねー?」

モバP「...にしても紗枝とダーツかー、練習しとかないとなー」

周子「...なんか嬉しそうだね?」

モバP「そうか?」

周子「うん、いつもあたしと行く時よりも楽しそうだよ?」

モバP「そりゃまあね、紗枝には少しでもいいとこ見せたいんだよ」

周子「えー...紗枝ちゃんまだ15歳じゃん」

モバP「15歳とはいえども、大和撫子な美人さんと仲良く出来るのはなんか嬉しいんだよな」

周子「ふーん...」

周子「..........あたしは?」

モバP「~♪」

周子「...聞いてないし」




周子「...まあ、いいけどさ」

以上です。

渋にあげたのを修正して投稿してました。



紗枝の生八ツ橋(意味深)の中身を食べたいなぁ

おつおつ


とても可愛い

千早にミニスカート履かせるやつ思い出した

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom