【安価】君が加わる麦わらの一味【ONE PIECE・東の海スタート】 (312)



ワンピースの安価SSだぞ

>>1はアニメ勢で今さらエース死んだとこだから2年後の知識はある程度はあってもにわかだぞ
(ローと同盟組んでるとかサンジが色々ヤバかったとかは知ってる)

安価で作ったキャラを麦わら一味にぶっこむぞ

エタりたくないからアラバスタ行って鰐さんボコるのをとりあえずの最終目標にするぞ

初めての安価SSだぞ。勝手がわからんけどやりながら覚えるぞ

ルールやらシステムやらは途中で追加されるかもしれんし、なくなるかもしれんぞ

無理安価やあからさまなKYおふざけ安価はスルーだぞ

最後に、>>1はタイピングくっそ遅いから安価対応遅くても許してほしいぞ



前置き終わり。行くぞ野郎ども






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――――富、名声、力。


かつてこの世の全てを手に入れた男、海賊王ゴールド・ロジャー。

彼の死に際に放った一言は人々を海へ駆り立てた。




――――俺の財宝か? 欲しけりゃくれてやる。探せ! この世の全てをそこに置いてきた。


男たちはグランドラインを目指し、夢を追いつづける。世はまさに大海賊時代……



そんな、様々な海賊が跋扈する騒乱の時代に、『自分』は生まれた。

自分は今眠っていて、夢を見ているようだ。

夢の中で自分は、『自身のこと』がよくわからない、ふわふわした感覚のまま、暗い海の中を漂っている。

ぼんやりした意識の中で、自分が何者なのかを、今にも海に溶けて消えそうな己の意思を繋ぎとめ、必死思い出そうとする。





まず最初に思い出したのは、自分の性別だ。



①男  ②女



ここから↓5まで多数決。





そうだ……自分は男だった。

空っぽのパズルボードに、最初のひとつが埋まった。

おぼろげな自身の輪郭が見える。




それと確か、自分には故郷があるはずだ。大事な故郷だ。

とてもとても大事な人と、共に過ごしている、故郷が。



それは……




①モンキー・D・ルフィがいる『フーシャ村』

②ロロノア・ゾロがいる『シモツキ村』

③ナミがいる『ココヤシ村』

④ウソップがいる『シロップ村』

⑤サンジがいる『海上レストラン・バラティエ』



先に3票集まったものに決定






そうだ、ここだ。自分はここ……ココヤシ村で育った。何よりも、どんな金銀財宝より大切なナミ共に……



じゃあ、そんなナミと一緒に過ごしてきた自分は……そもそもどんな人間だっけ……?

年齢は……?



↓3(ルフィが海に出る段階での年齢)





あぁ、そうだった。この間15歳になったばかりだった。


でも、まだ足りない……まだまだ思い出さなきゃいけないことがある……。
埋まり切っていないパズルのピースは、散らばったままだ。

自分は、どういう人間だ? 名前は? 見た目は? 性格は? 特技は? 欠点は? 好き嫌いは……?


――――『夢』は……?



↓5まで自由安価。名前・外見的特徴・性格・特技・欠点・好きなものや嫌いなもの……
そして何より生きる目的である将来の夢などを、ここまでの条件と矛盾しない程度の内容で、思うがままに設定してください。
5つ出揃ったらその中から安価で決めます。(夢に関しては特に無しなども可)




名前:(漢字なら読みも)
外見:
性格:
特技:
欠点:
好きなもの(こと):
嫌いなもの(こと):
夢:(ルフィの船に乗ることになるので、海賊王とか船長以外で)
その他特徴:


名前:シンタロウ・アサヒ
外見:背が高く髪が長い
性格:良くも悪くも子どもっぽい性格
特技:代々受け継がれてきた格闘術
欠点:人見知り
好きなもの(こと):家族と認定した人、稽古
嫌いなもの(こと):他人、嘘
夢:お嫁さんを見つける
その他特徴:日頃からあまり人とは関わらないように過ごしている

名前:ライキ・ヤシマ
外見: ナミより頭一つ高いほどのツンツン頭で白髪
性格: 何事にも一生懸命になる熱血正義バカ
特技: 棒術と棒を使った体術が得意
欠点: 悪魔の実関係なくカナヅチ
好きなもの(こと): 友情、愛情、ナミ
嫌いなもの(こと): 裏切り、海軍(スモーカーなど一部好きな海軍もいる、赤犬やネズミ系は大嫌い)
夢:ナミと一緒に世界を回っていろいろな事を知りたい
その他特徴: ゴウゴウの実の能力者、風を操る風人間、強くなれば嵐も起こせるがまだ突風程度を手足や棒に纏うしかできない。

ノイマン
黒髪の弁髪、身長2m越え、背中に龍の刺青
冷静沈着で事情のある悪は許容出来るが邪悪は許さない
槍術とクンフー
生真面目
ナミ、修行、美味い料理
弱者を虐げる者
強者と戦うこと(殺し合いではない)
年齢に不釣り合いな風貌の為、15歳なのに20代後半や30代前半に見られる

名前:パールガム・フィッシュ
外見: 黒塗りの海軍帽を被る男。
性格: 馬鹿で素直、時々頭が切れる発言をする
特技: 身軽で"海猿"と呼ばれている。
欠点: 毒や薬に効きやすい
好きなもの(こと): ゴール・D・ロジャー
嫌いなもの(こと): 海軍
夢: 海軍の犬に成り下がった七武海を全員ぶっ倒す事
その他特徴:悪魔の実を信じてない。

名前:ヤグラ
外見:法被にハチマキ、背中には大漁の文字
性格:熱血
特技:釣り
欠点:陸酔い
好きなもの(こと):海釣り
嫌いなもの(こと):海賊
夢:漁業船団を組んで海王類並の魚を釣り上げたい
その他特徴:伸縮自在の愛用釣竿



海の流れに逆らわず考えていると、5人の人影が見えてきた。



背が高く、髪の長い子供っぽそうな少年。

ツンツンした白髪頭の、正義感が強そうな少年。

2m以上の身長を持つ、冷静な面持ちの男。

黒塗りの海軍帽を被った、直うそうな少年。

法被を着てハチマキを巻いた、熱血そうな少年。



それは、てんでバラバラの別人なのが分かるのに、どれもが自分のようにも思えるし、他人のような気もした。
だが、自分は確かに、この中の誰かだということが、分かっていた。

自分は……!


>>19>>21>>22>>23>>24




先に3票集まったものに決定。


忘れてたけど、決まったのが自分のキャラだった人、一人称とか教えてもらえますかね。
こっちで決めてよければ決めますが。


>>22氏作、ノイマン君に決定ッ!
今いるんかな。一人称はどないしましょ。

少し待ってもいなかったら>>1が決めたらいいんじゃない?

>>33
そですね、こっちで決めさせてもらいます。






……思い出した……! 俺の名前は、ノイマン!

ほかの4人の少年と比べて、一人だけ大人が混じっていると思ったが、この弁髪の男こそ、15歳の俺だ……!


暗い海の中に暖かい光が差し込んできたと思ったら、欠けていたピースがひとりでに集まるかの如く、思い出と知識が頭の中に沸いて出てきた。


はは、そうだったな……この年齢に合わない老け顔のせいで、ナミによくイジられてるんだったな……

そして、今俺たちは……!!







…………マン……! ……イマン……!



誰かに呼ばれている気がした。海面の向こうで、大事な人の声がする。





――――ノイマンっ!



…………目が覚める――――






ナミ「ノイマンってば!!」

ノイマン「……!!」

ナミ「ったくもー、いつまで寝てるのよ! 今から『仕事』しようって時に!」





夢から覚めたノイマンの目に飛び込んできたのは、綺麗なオレンジ色の髪の女の子だった。

ナミという名の彼女は、ノイマンの大切な存在だ。この世のどんな宝より、彼にとっては価値のある人だった。

思えばもうどれくらいの付き合いだろう、と、寝ぼけた頭でノイマンは考えた。




①ベルメールに拾われた時から。
②ココヤシ村のとある家に生まれたときから。
③アーロン一味に村が占拠された後、偶然村に流れついた時から。
④自由安価


↓3




ノイマン(俺がココヤシ村で生まれたときからナミは村にいたわけだから、そのまま俺の年齢分、ってことか……)



15年。十分長い付き合いだな、と、なんでもないことを考えつつ、目をこすりながらノイマンはナミに謝る。



ノイマン「あぁ……すまん。なんだか変な夢を見てた気がする……」

ナミ「しっかりしてよねー! 相手は豪華客船なんだから! 居眠りするような心持で挑んだら、ろくな事にならないわよ!」

ノイマン「悪かったってば……」

ナミ「ほらっ! ネクタイ曲がってるわよっ。こんなだらしないウェイターがあんな船にいるわけないんだから、変装はしっかり、ね!」

ノイマン「…………」



甲斐甲斐しくノイマンのネクタイのよれを治す幼馴染であるナミ。

彼にとってナミは……



一桁コンマ判定


1・2=近所のお姉さん
3・4=友達
5・6=親友
7・8=気になる異性
9=大好きな憧れの人
0=絶対嫁にする
ゾロ目=???


幼馴染である関係性により、ボーナスとして最低でも『親友』になる。
(4以下の数値は自動的に5として扱う)

↓2



かけがいのない、唯一無二の親友だ。

ナミは幼いころから物を盗むし、喧嘩もするしで、曲がったことが好きじゃないノイマンとは一見相性が悪いように思われるが

彼は幼いころから冷静に物事を見る子供であり、ナミが本当に悪い人間じゃないことは良くわかっていたし

むしろ優しく強い一面に関しては尊敬の念も抱いていた。



ノイマン「……ナミ、もういいだろう? 仕事にとりかかるなら早くしないと……」

ナミ「ダメよ! 時間は大事だけど入念な準備はもっと大事! ほら、さっき寝てたせいよー! 襟元もしわになってるじゃない!」



ノイマンのスーツの襟元を直すナミとは、自然に顔が近くなる。
整った綺麗な彼女の顔がよく見える。


ノイマン(……ナミは、俺のことどう思ってるんだろうな?)


彼は襟のボタンとめられながら、ふと、そんなこと思った。

今更この友情を確認しようとも思わないが、今まではっきりと確認したこともなかったように思う。

ノイマン「ナミ」

ナミ「?」

ノイマン「…………」


ノイマンはなんとなく、ナミの名を呼び、顔をあげた彼女の顔を見つめる。

目が合って、しばしそのままでると……





コンマ一桁判定


1・2=「何なのよ?」と怪訝そうな顔
3・4=「どうしたの?」と不思議そうに首を傾げる
5・6=「なぁに? なんか顔についてる?」と笑みを浮かべる
7・8=「な、なによ……?」と目を逸らし顔を赤らめる
9=「え、あの、えと……!?」と顔を真っ赤にして慌てる
0=「フフッ、相変わらず綺麗な目よね、アンタ」と花が咲くような笑顔を見せる
ゾロ目=???



幼馴染である関係性により、ボーナスとして最低でも『5』になる。
(4以下の数値は自動的に5として扱う)

↓2


ナミ「なぁに? なんか顔についてる?」

ノイマン「……ふふ、いや、なんでもない」



笑みを浮かべてそう尋ねるナミに、ノイマンも小さく笑った。

ナミもきっと、俺と同じだ。背中と心を預けられる大事な相棒……そう思ってくれてるんだ。

ノイマンは自然とそう思えた。わざわざ言葉にしなくちゃいけないほど、自分たちの絆はやわじゃないと。



ナミ「そう? シャキッとしなさいよー! アンタがうまく手伝ってくれれば、あたしが全部かっさらってこれるから!」

ノイマン「あー……うん、そうだな」

ナミ「……やっぱり、反対?」

ノイマン「……泥棒を初めて長い。今更この選択に文句を言うつもりはないよ……ただ、やっぱり一般の人間相手っていうのは……どうもな」

ナミ「…………」



これから彼らが行うとしている『仕事』とは、すなわち盗みだ。
今までは、主に海賊や山賊といった犯罪者の懐に潜りこんで金品をかすめてきたが、こういった、何の罪もない人たち相手に盗んだことは、初めてではないが数は少ない。



ナミ「……どうしてもノイマンが嫌なら、あたし一人でやるけど?」

ノイマン「! 馬鹿言うなよ! それでナミに何かあったらそっちの方が大事だ!」

ナミ「……でも、ノイマンが、本当に我慢してあたしに付き合ってくれてること、わかってるし……」

ノイマン「……我慢はしてるけど、それはナミについていくことじゃなくて、盗みをするってことに関してだ。それに、その我慢は今の俺たちには必要な我慢なんだ」

ナミ「……ノイマン……」

ノイマン「余計なこと言って悪かった。大丈夫さ。いつも通り、俺はナミを全力でサポートするから!」



そう力強く言って笑うノイマンの笑顔は、どこか無理をしてるように、ナミには見えた。



ナミ「…………ごめんね」

ノイマン「ナミが謝ることじゃない。さ、行こう!」



彼らは今日も、盗みを働く。1億ベリーという大金をかき集めるために。

海賊に支配された故郷を、救うために……



とりあえず今日はこの辺で。そこそこ忙しいから頻度は不定期になると思われるので、気長にお待ちを

しっかし、ことごとく親友……甘ずっぱい青春な展開は果たしてあるのか!?


アーロンのことは許してるわけもないし憎しみと嫌悪感しかないけど、かといって激情に任せて特攻するほどノイマン君は馬鹿じゃないはず。
冷静沈着って設定を考えれば猶更。現時点ではアーロンに従ってるというよりナミの選択を傍で支えているといったところ。
というか、弱者を虐げる邪悪は許さないという部分にフォーカスしすぎるとね。
話始まってもないのにノイマン君ぶち殺されてる事になりかねないからね、仕方ないね。

さて、人はいるかな?

てかトリップつけてなかったね。これでいきます。

すまん人いないと思って昼食べてた。








ノイマンはウェイターに、ナミはパーティの参列者に変装して、それぞれ客船に潜入した。

ノイマンが他の一般人の注意を引き付け、その間にナミがお宝を回収という作戦だ。


ノイマン(ナミにはああ言ったが……やっぱり気が進まないな……)



ノイマンは基本的に善良な人間だ。

自身を強くするための修行もするし、場合によっては武器を手に他人と戦うこともある。

それはあくまでも自分を高めたいとか、力を競って互いを研磨するといった目的のためであって、断じて人を傷つけるためでも、まして殺めることが目的なのではない。

悪いことは悪いと思うし、ましてそれが弱者を一方的に傷つける『邪悪』は絶対に許しておけないのが、ノイマンという少年だった。

しかし、彼の故郷であるココヤシ村は、その『邪悪』にある日突然蹂躙された。

まだ幼かったナミの義理の母親だったベルメールを、ナミとノイマンは目の前で撃ち殺された。

当時たった7歳だったノイマンだが、その頃から町の本屋で買った本による知識と独学で築き上げた体術は、大人でも目を見張る才能を開花させており、その才能を、生まれて初めて沸き上がった『殺意』にまかせて、幼い彼は手製の槍を手に、鍛えた技と力で『邪悪』に刃向かった。

しかし、どれだけ才能があっても、まだ7歳の子供。

当然ながら敵うはずもなく、あっさりと敗北した。それも、およそ幼い子供に対するやり方ではない、圧倒的な暴力によってズタズタにされたのだ。

今でこそ見違えるほど成長したその身体には、その時の生々しい傷跡がまだ残っている。




ノイマン(…………)



ズキリと、ノイマンの胸が痛んだ。古傷がではない。心が、痛かった。

それは、今盗みをしようとしていることに対してか。それとも、今だ『奴ら』の支配から逃れられない町のことを思ってか。

あるいは、今も目の前で、自分なりに戦い続けているナミを思ってか……自分の無力さを思ってなのか。

きっと、それら全部なのだろう。

そして、そのノイマンが感じた痛みの、何倍も傷つきながら歩いているのがナミなのだと、ノイマンは思っていた。



ノイマン(……このままではいけない……ナミに話したことはないが、奴が言う一億ベリーで村を売るという条件も、守ってくれる保障はどこにもない)

ノイマン(測量士として優秀すぎるナミを、簡単に手放すとも思えない……信用するには、奴らはあまりに真っ黒だ……!)

ノイマン(……力が必要だ……ごろつき相手に勝てる程度じゃ、全く足りない……!)

ノイマン(どうすればいい……? どうすれば力を得られる……?)

ノイマン(……せめて、共に戦ってくれるような、信頼できる『仲間』でもできれば……)





ナミ「ノイマン……ちょっとノイマン……!」

ノイマン「! どうした?」

ナミ「どうしたじゃないわよ! ちゃんとウェイターとして私をサポートするんじゃなかったの!?」



ヒソヒソとナミが小声で話しかけてきたことで、ノイマンは目的を思い出した。

ナミって一般人から盗みをしたっけ?




ノイマン「あ、あぁ……すま……申し訳ございませんお客様。何かご入用ですか?」

ナミ「……わたくし、こう言ったパーティに慣れていなくて……『ちょっと外の空気に触れて』きたいのですが♪」

ノイマン「そういうことでしたか。甲板への出口はあちらでございます」

ノイマン「……ちなみに、出てから左手の扉は、お客様方のお荷物の保管場となっております。『許可なく出入りすることはできませんので、ご注意ください』」

ナミ「あら♪ そうでしたの。それはご丁寧にどうも♪」

ノイマン「……ほどほどにな……?」


ノイマンはウェイターとして仕入れた情報をナミに与えつつ、派手に盗みすぎないよう小声で釘を刺したつもりだったが、ナミは返事をせずさっさと甲板に向かっていった。



ノイマン(大丈夫、だろうか……?)



色々な意味でノイマンが心配に思っていると、何やら外が騒がしくなっているのに気づいた。




ノイマン「! 何だ?」



窓の外を見ると、小島の向こうから別の船が客船に接近してきていた。





メインマストに掲げられているそのマークは……『髑髏』




ノイマン(!! 海賊船……!?)



慌ててナミの向かった甲板へとノイマンが走る。

扉をあけ放って、ナミを探すと、海賊船からは死角になるように保管所とは反対の場所に身をかがめていた。



ノイマン「ナミ!!」

ナミ「馬鹿!! 名前で呼ぶなっての……! まだ1ベリーも盗ってないんだから!」

ノイマン「言ってる場合か!! 海賊が来る!! 完全にこの船を襲う気だぞ……!!」

ナミ「だからチャンスなんじゃない! この船の混乱に乗じて、お宝を根こそぎ盗ってくるのよ! ついでに時間があったらあの海賊船からもね……!」

ノイマン「ナミはあまり戦闘には慣れてないだろう!? 一人で行動する気か!?」

ナミ「今更何言ってんのよ! あたしだってだてに修羅場潜ってないの! いつもあんたに守られなくても、一人でできることは一人でやるわ! じゃ、もう行くわねー!」

ノイマン「な、おい……!!」


ノイマンの制止の声も聞かずナミが船上を駆けると、その姿はすぐに見えなくなった。


>>61
アニメ1話で客船に忍び込んでたから恐らく
今やってる場面はその時のもの






ノイマン「ったく……! 危ない真似は避けろっていつも言ってるのに……!」


そうこうしている内に、海賊船から海賊たちが次々と乗り込んできた。


ノイマンの眼前にも、一本の鉤爪のついたロープが引っかかった!


ノイマン「こいつらッ……!!」

ノイマン(海賊同士の抗争なら放っておいたが、この船は一般人しかいないんだ! 俺が動くしかない!!)



本来の目的はすでに頭の外だった。弱者が悪の食い物にされるのを見過ごすのは、もうまっぴっらだった。



ノイマン(ロープを伝ってやってきたら、その瞬間に蹴りをぶちこんでやる……!!)


本で得た知識と自力で鍛えた、粗削りながらも素人の域を遥かに超えたクンフーで、ノイマンは敵を叩くべく構えをとる。


ノイマン(来た!!)


上から下へ滑るようにロープを伝いやってきたのは……!




一桁コンマ判定



1~3=下っ端海賊
4~7=眼鏡をかけたトロそうな少年
8~0=棍棒を背負ったいかつい顔のおばさん


↓2


海賊「ヒャッハー!! 暴れるぜぇー!!」


ロープの上を鞘に納めた剣を使って滑り下りてきたのはいかにもな海賊の一人だった。


ノイマンは海賊の頭が来る場所を想定し、タイミングと狙いを定めて……!!



ノイマン(食らえッ!!)




一桁コンマ判定




↓1でノイマンの現時点での戦闘力が決定。



1~6=そこそこ強い
7~9=サンジを下回る程度
0=サンジ並み
ゾロ目=???

7~9でサンジを下回る程度だからまだそこまで強くないな

>>69
この段階で強くしすぎると「もうお前アーロン倒せるやろ!!」ってことになっちゃうからね




バキッ!!


海賊「ぐえ!?」


ノイマン「チッ……! ミスったな、タイミングが早すぎた……!」


長年に及ぶ鍛錬と何度も実戦を通して鍛えられた体から放たれた蹴りだったが、やはり独学の限界があった。

ノイマンの蹴りはベストのタイミングで打ち込むことができなかった。

しかし、浅めとはいえ無防備な状態の敵に先制攻撃を与えられたのは大きい。



海賊「ぐ、くっそ……! 誰だてめぇ……!!」

ノイマン「通りすがりのウェイターだ。今はな……!」






※戦闘ルールについて


基本ターン制の戦いになります。
先攻後攻は話の展開次第で変わります。
今回はノイマンが不意打ちを食らわせたことで相手がふらついている為ノイマンから攻撃できます。
攻撃側の攻撃力を↓1のコンマ2桁分で算出し、受ける側の防御力を↓2の2桁分で算出します。
攻撃側の数値が防御側の数値を超えた分、受けた側の体力が減ります。
相手の体力を0にすれば勝ち、こちらの体力が0になれば敗北します。

なお、攻撃側になっている時のみ、自由安価により【特殊行動】をとることができます。
基本的に攻撃を破棄して何らかの作戦や戦術を立てることができますが

「こういう作戦なら攻撃しつついけるんじゃね?」というものがあればそれでもOKです。
正し、>>1が攻撃も可能だなと納得できる内容に限ります。






【ノイマン】

レベル4

体力:200/200
攻撃:50
防御:50

経験値:0


【下っ端海賊】

レベル2

体力:100/100
攻撃:20
防御:20



上が初期ステータスです。
行動や戦闘後のコンマ判定で経験値を得て、レベルアップする事によってステータスを上昇させることができます。
戦闘後の経験値はコンマ2桁の数値に敵のレベルを足した数値になります。
基本は100溜まったらレベルが上がる仕様にするつもりです。

攻撃や防護のステータスは、攻撃・防御の実行時のコンマ判定に加算されます。
例えばノイマンの攻撃コンマが40だったとすると、これに初期値である50が加算され90に
海賊の防御コンマが70で、ここに初期値である20が加わり90になります。この場合引き分けです。



レベルアップ時のステータス上昇値などの詳しい事にについてはレベルアップ時に。


というわけで……




【戦闘開始!!】



(最初の戦闘なので、とりあえず普通に攻撃します。特殊行動は次のターンからで)




よろよろと立ち上がる海賊に、ノイマンは更に攻撃を仕掛ける。

独特の歩法から拳を構え、相手の顔面目がけて勢いよく放つ!



下っ端海賊「うっ!?」

ノイマン「とっとと潰れろ!!」




↓1ノイマンの攻撃力

↓2下っ端海賊の防御力




ノイマンの攻撃力=115

下っ端海賊の防御力=100




ビュッ!! バキャッ!!




下っ端海賊「ぶぎっ……!?」

ノイマン「はっ、それで防いだつもりか!」


とっさに剣を鞘から抜かず、そのまま顔の前に持ってきた海賊の判断は正しかったが、ノイマンの拳はその防御の上からダメージを与えた。
剣の鞘で顔面を打った海賊は涙目でノイマンを睨む。




【下っ端海賊】

レベル2

体力:85/100
攻撃:20
防御:20



下っ端海賊「てめぇ……!! ウェイター如きが調子乗りやがってぇ!!」


ついに剣を抜いた海賊が、ノイマンに向かって横なぎにそれを振るった!



↓1下っ端海賊の攻撃力
↓2ノイマンの防御力



下っ端海賊の攻撃力=32
ノイマンの防御力=103




【ダメージ無し!】



ノイマン「フッ!」

下っ端海賊「何ぃ……!?」



ノイマンは表情も崩さず冷静に後ろへステップしてそれを回避した。

海賊はここまで簡単に避けられると思わなかったのか、驚きの表情を浮かべていた。








ノイマン「大した剣術じゃないか」

下っ端海賊「このやろぉ……!?」


軽い挑発をしてからノイマンは次の行動に移る。



①攻撃 ②特殊行動(内容含む)



↓2



ターン制だと時間かかるし数字デカかった方がダメージとかでよくない?イッチ次第だけど

>>81
確かに今やってて思った。開始早々で悪いけどルール変更します。
ターン制ではなく一回一回コンマが大きかった方が上回った分相手にダメージという事で。
特殊行動を行うときは内容によってその都度こちらで判断しますが、そのまま戦闘になる場合はステータス値そのままの数値で戦うことになります。


【戦闘を選択】



ノイマン「行くぞ……!!」

下っ端海賊「図に乗るんじゃねぇー!!」


ノイマンが拳を、海賊が剣を握りしめて衝突する!



↓1 ノイマンステータス値=50+?
↓2 下っ端海賊ステータス値=20+?




ノイマンのステータス=50+99=149
下っ端海賊のステータス=20+14=34



【下っ端海賊に115ダメージ!!】




ノイマン「……ッ!!」

下っ端海賊「!? え、あれ!?」



両者は互いに向かって走っていたはずだが、突然ノイマンが海賊の視界から消えた。



下っ端海賊「ど、どこ行きやがった……?」

ノイマン「こっちだよ」


ドゴンッ!!


下っ端海賊「ガアァアァーッ!?!」


それは、恐るべき身のこなしの速さで海賊の背後に周ったノイマンが、全力の掌底を海賊の背中にお見舞いした音だった。

メキメキと音を立てて軋む背中に激痛を感じながら、海賊は船の壁を突き破って、元いた海賊船の方へと吹っ飛んでいき、完全に意識を失った。


ノイマン「……他愛ないな」






【下っ端海賊】

レベル2

体力:0/100
基礎戦闘力:20





【戦闘勝利!!】

経験値が加算されます。


↓2 下っ端海賊レベル2+?

ファッ!!?





取得経験値=スーパークリティカルボーナス!! 300Pに固定!!

【レベルアップ!!】




【ノイマン】

レベル4→7

体力:200/200
基礎戦闘力:50
経験値:0


LVupボーナス30×3で90ポイント




レベルアップしたのでステータスを増加させられます。
攻撃・防御の区別がなくなったので、体力と基礎戦闘力の2つにボーナスを割り振れます。
正し基礎戦闘力に関しては一回のレベルアップにつき25ポイントまでとさせていただきます。
戦闘に振らずに体力に全振りすることは可能です。

レベルが1上がるたびに、30ボーナスが貰える予定でしたが……まさかの0ゾロだったので一気に3レベルアップにしました。


【どう割り振る?】


体力:200/200
基礎戦闘力:50



↓2



【ノイマン】

レベル7

体力:200/200 → 250/250
基礎戦闘力:50 → 75
経験値:0

LVupボーナス:15





ノイマン「……なんだか思った以上にうまく動けた気がするな」



ノイマンは今の戦いで、奇妙なほどに自分が成長しているように感じた。

思えばあの一瞬で背後に回り込んだ動き、今までの自分はあんな事ができただろうか?

久々にこの手の相手と正面からぶつかったからだろうか。こういった事があるなら、雑魚との戦いもいい意味で馬鹿にならない。


ノイマン「とはいえ、流石に多勢に無勢の状況で突っ込むのは……まだ無理があるな」


そのとき、今の戦いの音を聞きつけたのだろうか。誰かがこちらに走ってくる足音がノイマンの耳に聞こえた。


ノイマン(! やはりまだ来るか……!!)





次の戦いに備えて腰を低くするノイマン。しかし、そこに現れたのは……





???「ひいぃぃ~~!!」

ノイマン(!? 男の子……?)

???「うわああぁぁ~~!!」



牛乳瓶の底のような眼鏡をかけて、贅肉を携えたピンク色の髪の少年が、戦いにやってきたというより、こちらに逃げてきたような様子で向かってくる。

一心不乱、死にもの狂いといった表情から、戦意というものは欠片も感じられない。



ノイマン(逃げてるってことは……この船の客か? いや待て、ここにあんな普通の恰好した奴いたか?)



ノイマンは記憶を探って見るが、このいかにも小市民ですという感じの少年がいた記憶はない。

そもそもここはセレブが集う豪華客船。いる筈がない場違いな人間だ。



ノイマン「そうなるとまさか……海賊側……?」



しかしそれは、少年の様子からして更に場違いだと感じる。

まともに武器らしい武器も持たず、そもそも喧嘩などしたこともなさそうな小さく弱弱しい体。


少年はノイマンのすぐ傍で立ち止まると、荒れた呼吸を整えながら何やらぶつぶつとつぶやき始めた。


???「はぁ、はぁ……に、逃げてばかりじゃ駄目だぁ……! 何か、なんでもいいから戦利品を持ってかなきゃあ……!」

ノイマン(何? 『戦利品』……! やっぱりあっち側なのか? ……だがそれにしては妙だ……)

???「逃げたいよぉ……逃げたいけど……! やっぱり怖いぃぃ……!! ダメだ、やっぱり酒でもなんでも探して……!」

ノイマン「おい、君――」

???「!! ひいぃ……!!?」

ノイマン「君、もしかしてあの海賊船から……」

???「うわあああ!!! で、で、でかあぁ……!!? ごごごごめんなさいぃぃーー!!」

ノイマン「な、おい、ちょっと待っ――――」


普通に話しかけたつもりだったノイマンだが、少年はノイマンに気づくと酷く怖がってどこかへ行ってしまった。

かと思えば何か酒樽らしきものを全速力で転がして、海賊船からかけられた橋を渡って姿を消したのだった。


ノイマン「…………」


ノイマンは少年の消えていった海賊船を見やる。どうやら粗方金目のものは奪ったのか、海賊たちが自分たちの船へと戻っていくところだった。

どうにも気になる。どうもただ気の小さい海賊がいただけとは思えない。


ノイマン「何か事情がありそうだな……」


ナミのことも心配だったが、恐らくはすでにこの船のものは騒ぎに乗じて回収し、ノイマンに言った通り、目の前の海賊船にも忍び込んでいるはずだ。


ノイマン「仕方ない……行くか……!!」



ナミと少年を探すため、まだ繋がったままのロープを伝い、ノイマンは海賊船へと侵入する……!

今日はこの辺で。
書くのが遅いとどうにも時間ばかりかかって話が進まんな……

次回は眼鏡の少年に加えて、運が良ければ未来の船長にも会えるかも?


人いますかー? いたら始める

後、戦闘システムに関してはこんなもんでいいのかな? 色々足りてないような気もするけど
こうした方がいいんじゃねってのは大歓迎なので思ったらどんどん言ってちょ

特殊行動について一応補足を
要はその場の状況で可能であろう行動であれば本当になんでもしていいです
武器を探してみるとか、相手の武器を奪おうとするとか、一旦退避するとか、そもそも逃げて戦わない選択をとるも良し
味方がいれば相談して連携をとるとか。との都度コンマで成否を判定します


じゃあやるぞー








海賊船に乗り込んだノイマンは、物陰に隠れて敵の目をやり過ごしつつ、船の内部を確認していく。

ノイマン(あの子、年は俺の一つ下程度かな……? あの雰囲気からするに、脅されて船にいるってところか)

何人かの海賊が通路の向こうへ姿を消したのを確認したノイマンは、手近の扉へ手をかける。

音を立てないようにそっとドアノブを回したが……



ギィ……



ノイマン「!」



たてつけが悪かったのか、扉が軋んだ音を立てた。

それと同時に、部屋の中で誰かが動く気配を感じる。



ノイマン(クソッ……! しまった気づかれたな! 目で見ずとも気配を察知できる力でもあればいいのになぁ……!)



この世界にはそういった力が実は存在するのだが、最弱の海と呼ばれる『東の海(イーストブルー)』出身のノイマンにそれを知る機会はまだない。

気づかれた以上は隠れても無駄と判断したノイマンは、扉を一気に開け放ち部屋の中へと躍り出た。



そこには……



一桁判定

1~5=2人の海賊と眼鏡の少年が!
6~9=酒樽の隣に眼鏡の少年が一人
0=ナミがお宝を回収中だった
ゾロ目=???


↓2



眼鏡の少年「!? さ、さっきの……!!?」

ノイマン「! 良かった、見つけた!」



部屋の中に居たのは目当て人物の一人、眼鏡の少年だった。
どうやら他の海賊などはいないらしく、ただ少年の持ってきた酒樽がひとつあるだけだった。



ノイマン「俺は君を探してこの船に潜り込んだんだ。ちょっと話を――」

眼鏡の少年「う、う……うわ……!!!」

ノイマン「!!」


ノイマンを目の当たりにして、酒泥棒の自分を制裁しにきたのだと思い違った少年が、思わず絶叫を上げようとする。

ノイマンは一瞬で少年の眼前に移動すると、左手で少年の口を塞ぎ、脅すような口調で話しかける。



ノイマン「騒ぐな……!! 黙って、話を聞け……!!」

眼鏡の少年「!!?? ……!! ……!!」


ボダボダと涙と鼻水を垂れ流す少年のせいで、口を塞いでる手が汚れてノイマンは顔をしかめながら、ゆっくりと粘液だらけの手を放す。



ノイマン「君は、この船の人間だよな?」

少年「は、はい……!! そそそそうです……!! で、でもぼぼぼ僕はわわわ……!!」

ノイマン「海賊じゃない。だろ?」

少年「!! え!? な、なんで……その事を……」

ノイマン「やっぱりな……なんでも何もその様子を見てればわかるさ。何か理由があって、嫌々ここにいるんだろう?」


ノイマンの言葉を聞いた少年は、涙に濡れた顔のまましばらく茫然としていたが、しばらくするとまた泣き出した。


少年「うぅぅ……!! そうなんです!! 僕、自分の船と間違えて海賊の小舟に乗っちゃって、殺さない代わりにと、今まで雑用としてこの船に……!!」

ノイマン「それはまた……なんとも不幸な……」

少年「あ、あの、結局あなたはどうしてここに……?」

ノイマン「それは――――」



少年の疑問に答えようとしたその時、ノイマンが入ってきた扉とは違う反対側の扉が開いた!



ノイマン「!!」

少年「あぁ……!!」



海賊A「こんなところに居やがった! おいコビー!! 何油売って――――!!?」

海賊B「な、なんだぁてめぇはぁー!!? こんな馬鹿デカイ背の奴、うちのクルーにゃいねぇぞ!!」

海賊A「恰好みりゃ分かるわ!! こいつ、客船のウェイターだ!!」

ノイマン「クソッ!! タイミングの悪い……!!」



入ってきたのは二人組の海賊だった。

その腰にはキラリと光るサーベルが一本ずつ携えられている。



海賊A「コビーてめぇ……まさかあの船の奴らに助けを求めてやがったのかぁ!? あぁん!?」

コビー「えぇ!!? ちちちち違います違います!! 僕は何もしてないですうぅぅ!!!」

海賊B「……ま、どっちにしろ構わねぇ! 図体でけぇだけのウェイター一人に、海賊の俺たちをどうこうできるわけねぇからな!!」

海賊A「コビー!! てめぇは裏切りの罰で後でたっぷりぶった切ってやる!! 覚悟しとけよぉ!!」

コビー「あああ、あわわわわわ……!!?」

ノイマン「貴様ら……!! 君はそっちに離れてろ!!」

コビー「そ、そうしたいのは……山々なんですが……!!」



コビーと呼ばれた少年の震えた声の返答に訝しんでノイマンが彼をや見ると、彼の足は生まれたての小鹿の如くガクガクと震えていた。

恐怖で足がすくんで動かないらしい。



ノイマン(まずい……! 俺一人ならいざ知らず、こんな動けない状態の人間を庇いながら、2人の武器を持った敵を相手にできるのか!?)

海賊A「やっちまえーー!!」

海賊B「ギャハヒャーーー!!」



ノイマンの苦々しい表情を見て、やはり自分たちが有利と感じたのか、海賊は一斉にサーベルを抜いて飛びかかって来た!


ノイマン(避けないとやられる……!! けど避けたらこの子の方が先に殺られる可能性も……!!)



絶体絶命。

かくなる上は、斬られるのを承知で動かずに迎撃するか……と、ノイマンが捨て身の策を講じようとした、その時……





バキャッ!!



海賊A「うげぇっ!!?」

海賊B「なっ!?」

ノイマン「!?」

コビー「へ……!?」








麦わら帽子の男「ふわあ~~……良く寝たなぁ~~~!!」







突如、傍にあった酒樽が一人でに割れて、中から信じられない言葉を吐きながら一人の青年が飛び出してきた!

その拍子に、樽のすぐそばにいた海賊の一人が、勢いよく飛び出した青年の拳を食らってずっこけた。





麦わら「……あれ? どこだここ? 誰だお前ら?」

海賊B「こ、この野郎!? まさか樽に隠れさせてもう一人仲間を連れてきてやがったとは!!」

コビー「だから違うのにいぃぃ~~~!?!」

海賊A「く、そ、ふざけやがって……!! てめぇもただじゃおかねぇ!! ぶっ殺してやる!!」

麦わら「……! なんだお前ら。俺とやる気か? 喧嘩なら負けねぇぞ!!」



ノイマン(……な、なんだ……こいつ!?)


しばし茫然と麦わら帽子の青年と海賊たちのやり取りを見ていたノイマンだったが、我に返って青年に向かって叫ぶ。


ノイマン「何してる!? 相手は武器を持ってるんだぞ!? 丸腰で戦えるほどあんたは強いのか!!」


このままではただ巻き込まれただけの青年が血祭にあげられてしまう。

青年を心配してのノイマンのこの発言に対し、青年はノイマンの方を見ることすらせず、笑みを浮かべて言い放つ。




麦わら「うん。俺は強ぇーぞ」

ノイマン「……!!」



それは、自分の力を、経験を、そして自分という存在そのものを、信じ切っているような、力強い言葉だった。

この麦わら帽子の青年を見て、ノイマンはこう思った。




一桁判定




1~3=馬鹿かこいつ!? 俺がどうにかしないと!
4~6=こいつ、できる……!!
7~9=何故だろう、こっちまで勇気が沸いてくる……!!
0・ゾロ目=何か、運命を感じる……俺は、この男と――――!!


ボーナス発生! 謎の人物のカリスマ性により、コンマに+2!
(0、ゾロ目だった場合は無効)


↓2


ノイマン(……何故だろう……こっちまで勇気が沸いてくる……!!)




それは、ノイマンが今まで感じたことのない感覚だった。

単純に味方が増えたことによる勇気などではない。

もっと根本的な、自分の奥底に眠る『何か』が、目の前の青年の言葉に共鳴したような、そんな気がしたのだった。




麦わら「よーし、いっくぞー!!」

ノイマン「待て!」

麦わら「ん?」

ノイマン「俺も加勢する。向こうが2人なんだ。こっちも2人の方がいいだろ?」

麦わら「!!! うおぉーー!? でっけぇなーーお前ーー!! 何食ったらそんなになるんだーー!? 肉いっぱい食ったのか!?」

ノイマン「俺の背丈の話はどうでもいいだろ!? ……さぁ、行くぞ!!」

麦わら「ししし! じゃあ暴れるか!!」

海賊A「はっ! 関係ねぇ! ぶちのめして海に捨ててやらぁ!!」

海賊B「死ねやぁー!!」




【戦闘開始!!】



【ノイマン】

レベル7

体力:250/250
基礎戦闘力:75
経験値:0

LVupボーナス:15


【麦わら帽子】


レベル:10

体力:500
基礎戦闘力:100






【海賊A】

レベル4

体力:180

基礎戦闘力:50


【海賊B】

レベル4

体力:180

基礎戦闘力:50








麦わら「食らえ! 『ゴムゴムの』ーー……!!」

ノイマン(拳を握った? この距離で何を……?)



到底パンチを繰り出しても届かないはずの距離で青年が腕を思い切り後ろに引いた。

すると……




麦わら「『ピストル』ーーッ!!!」

ノイマン「!!? なぁ……!?」

海賊A・B「「はぁぁ!?!」」

コビー「えええぇぇ!!?」



その腕はまるでゴムのように伸びて、真っすぐ海賊目がけて握りしめた拳が飛んで行った!





2桁判定


↓1 麦わら帽子のパワー 100+?
↓2 海賊Aのパワー 50+?

技名ありの攻撃だと威力にボーナスあったりします?

>>116

あー、確かに普通の攻撃とは分けた方がいいか。
今は何とも言えないけど、もうちょいルール考えないとだめだね。





麦わら帽子のパワー 100+56=156
海賊Aのパワー 50+79=129



【海賊Aに27ダメージ!】



海賊A「い゛でぇぇ!?」

ルフィ「んー、ちょっと狙い外れたなぁ。寝てたせいか?」




青年の拳は海賊の胸にバキッ! と音を立ててヒットした。

衝撃で海賊は床に倒される。


異常な現象を目の当たりにしたノイマンは、この現象を説明できうる唯一のものを思い出した。


ノイマン「あんた、それ、悪魔の実の能力か!? 初めて見た……!!」

麦わら「あぁ! ゴムゴムの実を食べたゴム人間だっ!」





【海賊A】

体力:180/180→153/180





ノイマン(面白いものを見せてもらったけど、今は戦う事に集中しないとな……!)

動揺した様子の海賊たちを見据えて、ノイマンは拳を構える。

ノイマン(さて、どう動くか)





①攻撃(対象を選んで) ②特殊行動(内容含む)


↓2



ノイマン「狙うならやっぱり、今怯んでる奴に決まってるよなぁ!!」

海賊A「!? や、やべ……!!」


青年に殴り飛ばされ、倒れた体制から立ち上がろうと膝をついてる海賊に向かってノイマンはその拳を突き出す!



↓1 ノイマンのパワー75+?
↓2海賊Aのパワー50+?



ノイマンのパワー75+45=120
海賊Aのパワー50+31=81


【海賊Aに39ダメージ!!】



ノイマン「ハァッ!!」



バキィ!!



海賊A「あがあぁっ!!?」


とっさに腕を上げて防御姿勢をとった海賊だったが、やはりノイマンの巨体から放たれる一撃は重い。

ガードの上からでも十分すぎるダメージを受けて、海賊は部屋の隅の木箱にふっとびそれを粉々に破壊する。

しかし、バキバキと木の割れる音と共に海賊は今度こそ立ち上がった。



海賊B「お、おい大丈夫か!?」

海賊A「うるせぇ!! なめやがってぇ……!! 絶対ぇぶっ殺す!!」


怒りに目を血走らせた海賊は、サーベルを振りかざして、ノイマンに襲い掛かる!



↓1 海賊Aのパワー50+?
↓2 ノイマンのパワー75+?



海賊Aのパワー50+15=65
ノイマンのパワー75+11=86


【海賊Aに21ダメージ!】




海賊A「食らえやぁ!!」

ノイマン「遅い!!」

海賊A「んなっ、ぶぎゅッ!?」



縦に振り降ろされたサーベルを、ノイマンは冷静に左側へと身を回転させながらかわし、その勢いを利用して回し蹴りを喰らわす。

骨が軋む音と共に鼻血を吹いて、海賊は豪快にその場に倒れこむ。



麦わら「おー! お前やるなぁ!」

ノイマン「はは、そりゃどーも。だてにガキの頃から鍛えてないさ!」



【海賊A】

体力:114/180→93/180




海賊B「相棒ー!? てめぇらただじゃおかねぇ!!」

麦わら「!」



仲間を痛めつけられて怒ったもう一人の海賊が、今度は麦わらの青年に向かって突進してくる!




↓1 麦わら帽子のパワー100+?
↓2 海賊Bのパワー50+?



麦わら帽子のパワー100+46=146
海賊Bのパワー50+29=79


【海賊Bに67ダメージ!】




麦わら「よっと! 危ねぇなこんにゃろ!!」

海賊B「うぇ!? お゛っごぉ……!?」


麦わらの青年は横なぎの一閃をしゃがんでやり過ごし、その間すでに握りしめていた拳を下から上へと海賊の腹目がけて思い切り振りぬいた!

強烈な一撃を喰らって悶絶する海賊を見て、ノイマンが笑みを受かべ一言。


ノイマン「お見事!」

麦わら「にっしっし!」



【海賊B】

体力:180/180→113/180



海賊B「う、うげぇぇ……!?」


海賊は腹を抱えて蹲っている。今の一撃がよほど効いたらしい。

この好機を逃す手はない。



ノイマン「今だ! そのままやっちまえ!!」

麦わら「おうよ!!」

海賊B「うぎ、ぎ……!?」





※突然のルール追加

・スタン
一度の攻撃で50以上のダメージを与えたら、相手が怯むルールにします。(自身も同じく)
基礎戦闘力にコンマ判定によるペナルティが与えられ、さらにスタンしてる側は次の自分からの攻撃ができません。
67のダメージを受けた海賊Bはスタンします。


・味方の行動選択

今からはル……麦わらの彼にも攻撃相手の選択や特殊行動をさせられます。
どうぞご自由に仲間を戦わせてみてください。



↓1で①攻撃(対象を選択) ②特殊行動(内容含む)

↓2でスタンによる戦闘力減退

1~3=10ダウン
4~7=20ダウン
8~0=30ダウン
ゾロ目=50ダウン



【海賊B】

基礎戦闘力:50→30





麦わら「うおおおお!!」

ノイマン「って、そっち!?」

海賊A「!?」



麦わらの彼が狙ったのは、完全な無防備状態の相手ではなく、血を吹いている鼻を抑えつつすでに立ち上がっている方の海賊だった。

だが、どちらにしろ問題はないのだろう。

今の自分が狙われるとも思ってなかったのか、やはりこちらも呆けていた。



麦わら「もういっちょ食らえ!! 『ゴムゴムのピストル』ーー!!」

海賊A「ひっ!?」



↓1 麦わら帽子のパワー100+?
↓2 海賊Aのパワー50+?



麦わら帽子のパワー100+ゾロ目ボーナス!! 出た目55に+50!!=205
海賊Aのパワー50+71=121

【海賊Aに84ダメージ!】

【スタン発生!!】




ドゴンッッ!!!



海賊A「ごっっっぱあああぁぁーー!!??」

麦わら「……にしし……!」

ノイマン「うおぉ……!!」



寝起き最初に放った時の一撃とは、まるで違う破壊力だった。

その技名と思しき『ピストル』のように、真っすぐ正確にとんだゴムの拳は、ただでさ血を流している鼻っ柱にクリーンヒットしたのだ。

部屋の壁にぶち当たった海賊は、木製の壁をベキベキ凹ませてからうつぶせに床に落っこちた。

まだ意識はあるようだが、ほとんど虫の息だ。





↓1でスタンによる戦闘力減退

1~3=10ダウン
4~7=20ダウン
8~0=30ダウン
ゾロ目=50ダウン



すまん、自分のスレじゃないのに出しゃばりすぎたわ

>>142
いやいや、全然構わんですよ。ただもうちょっと詳しく教えてほしいぞい
○本先取の意味がわからんのや、>>1が頭悪いだけか……?
つまり、雑魚なら3回まで回してその時点での優劣で勝敗を決める……みたいな?






【海賊A】

体力:93/180→9/180
基礎戦闘力50→20





海賊B「うげっ……ぐ、あ、相棒ぉ……!?」

海賊A「ぢ、ぢくじょう……!? て、てめぇら……ただじゃ、済まねえ、から……な……!?」

海賊A「俺だぢ……アルビダ、海賊団……に、逆らい、やがって……!!」



ノイマン「アルビダ……お前たちの船長か?」

麦わら「誰だそれ? 全然聞いたことねぇ」

ノイマン「まぁなんだっていい……ここで終わらせる!!」

海賊A・B「ひっ……!!」




↓2 ①攻撃(対象を選択) ②特殊行動(内容含む)

5回コンマ判定して先に3回勝った方の勝利、みたいな
これだと体力が不要になるか、被ダメとか大技仕様で減るスタミナみたいになっちゃうけど

安価下



【特殊行動発動!】



ノイマン「それじゃあ、お前にとどめを刺させてもらおうか……!」

海賊A「いひぃ……!!?」



ノイマンはゆっくりと歩いて倒れたままの海賊の元へと向かう。

向かってこられる本人からしたら、走ってきてそのまま蹴りつけてくれた方が幾らか気持ちは楽だったかもしれない。

ノイマンの一歩一歩が、海賊には、死神による死刑宣告のカウントダウンに聞こえた。


ノイマン「殺しはしない。ちょっとの間眠ってろ!」




※特殊行動による攻撃ですが、またまた仕様変更で……
特殊行動からすぐに敵にダメージを与える内容のものは、ペナルティとして基礎攻撃力が半分になります。
次のターンの特殊鼓動による攻撃に備えて考えるといった場合は、次のターンペナルティはありません。
コンマに関してははそのままの数値を足します。
よって、>>83で書いた、「そのまま戦闘になる場合はステータス値そのままの数値で戦うことになります。」の部分は無視してください。



↓1 ノイマンのパワー75÷2=38 +?
↓2 海賊Aのパワー 20+?



ノイマンのパワー75÷2=38 +16=54
海賊Aのパワー 20+62=82


【ノイマンに28ダメージ!】



海賊A「ふざ……けん、なああぁ!!!」



ビュオ!!

スパッ……!



ノイマン「うっ!?」

麦わら「あっ!? おいお前!!」

ノイマン「大丈夫だ……! この程度かすり傷さ! とはいえ油断した……!!」

海賊「はぁ、はぁ……!! まだ、だぁ……! 殺して、やるぅ……!!」



火事場の馬鹿力というやつか。

あと少しで止めを刺せるといったところで、海賊は近くに落ちていたサーベルを拾い上げ、ノイマンの足を切りつけたのだ。

しかし、それ以上動くことはできないのか、海賊はサーベルを杖代わり立ち上がろうとするが、膝が上がらないでいる。



【ノイマン】

体力:250/250→222/250



【スタンによって海賊達は動けない!】




麦わら「この野郎!! よくもでっかい奴を斬ったな!! それと俺は腹が減ってんだ!! もう終わらせるぞ!!」

ノイマン「俺のために怒ってるのか腹減ってイラ立ってるのかどっちだ!?」




↓2 ①攻撃(対象を選択)②特殊行動(内容含む)


ル……この麦わらの人にわざわざ敵をふんじばろうなんて考えができるようには思えないが……
あ、じゃあ味方が2人以上いる時の特殊行動は誰か一人が考えたものとしてやってもええかな?

と、そろそろ時間も遅いので、すっごいキリ悪いけど今日はここまでで……!
テンポの悪さは確かにどうにかしたいなぁ。>>145の案も採用検討します


平日のこんな時間にそうそう人いないとは思うが、早いうちに新ルールの報告したいので



戦闘に関して根本的にシステム変えた方が良さそうだと思い
色々考えた結果、雑魚戦は味方側のキャラ一人一人の強さに応じて、1回から数回食らわせた時点で勝てるようにします。
今の時点での雑魚は『3ポイント』ダメージを与えて倒せます。
ここでいう『ポイント』はコンマの数値ではなく、雑魚専用の体力に代わるものです。

コンマによる攻撃の勝敗はそのままに、雑魚に対して味方が勝った時は、01コンマでも上回っていたら1ポイントダメージを与え
こちら側が負けた時は今までと同じくその差の数値分体力が減ります。
雑魚のコンマ数値(基礎戦闘力含む)を10上回っていたら2ポイント、20上回っていたら3ポイント、一度に多くのダメージを与えられます。
これで味方の基礎戦闘力の数値が生きる……と思います。

よって現時点で登場しているキャラで言うと、ルフィは雑魚に対して基本ワンパン、ノイマンも相手によって1回から2回程度で倒せるのではと。

このシステムをボス・中ボスクラスの奴にも適応させるかが問題かなぁ
やるなら現時点でのボスは25から30、中ボスが15くらい?
もしくは今までと同じシステムのまま体力数値を少なめに設定する感じで……


それと、どうも特殊行動を持て余してる感があるので、特殊行動自体は一応残しておいて、追加の選択肢として
【必殺技】と、それを使うために消費する【スタミナ】の概念を追加します。



【必殺技に関して】

必殺技は、原作キャラの場合は技名つきの攻撃が各当します。
基本はスタミナを消費して使いますが、スタミナが底をついても使う事はできます。
その場合はスタミナの代わりに体力を消費するので、使い時は気を付けましょう。
必殺技の使用で体力が0になる場合、1だけ残ります。体力10以下の時は使えませんが、逆を言えば体力が10あれば消費数30の必殺技でも使う事も出来ます。強敵との逆転の一手となるでしょう。


今>>1が考えてるのはルフィの分だけですが……こんな感じです↓
(ボスは今までの体力制だと仮定しての内容)




『ゴムゴムの銃(ピストル)』(消費スタミナ:10)
敵一人に対しコンマ勝負に+30

『ゴムゴムのスタンプ』(消費スタミナ:10)
敵一人に対しコンマ勝負で勝った時、固定で60ダメージ(雑魚には5ダメージ)

『ゴムゴムの鞭』(消費スタミナ:10)
敵全体に対し固定で30ダメージ(雑魚には2ダメージ)
ボス・中ボスに対してはその時のコンマ一桁で成否判定

『ゴムゴムの銃乱打(ガトリング)』(消費スタミナ:30)
敵一人、または複数敵(最大5)に攻撃できる(ガトリングを選ぶときにどちらかも選択。複数の場合は誰に何回ずつかも添えて)
↓5までと↓6とでコンマ勝負をして、上回っているものがある場合、その差分の合計数値を相手に与える。
(雑魚には上回った数一回につき2ダメージ)

『ゴムゴムのバズーカ』(消費スタミナ:40)
敵一人に対しコンマ勝負で勝った場合ダメージは100固定(雑魚はリタイア)となり、
その時のコンマがゾロ目だった場合、ボスさえも体力が半分切っていれば遥か彼方にぶっ飛ばして強制勝利できる。

『ゴムゴムの戦斧(おの)』(消費スタミナ:60)
コンマ判定を行い、↓1のコンマに基礎戦闘力を加えたダメージを敵一人にそのまま与え
それ以外の全ての敵にもコンマ数値分のダメージを与える。(雑魚にはコンマ10につき+1ダメージ)
ただしルフィ自身も相手の攻撃を無防備な状態で喰らってしまう。
更に戦っている場所によっては甚大な被害が出るため、味方を巻き込む可能性がある。



(現時点でのルフィのスタミナは120。ノイマンは100と想定してます)

「ゴムゴムの散弾(ショット)」
使ったときはどうなりますか?

>>162

実は真面目に考え中だったり……
どんな効果にしたら「らしい」か悩んどります



【スタミナに関して】

スタミナは体力や基礎戦闘力と同じく、レベルアップ時にボーナスを消費して増やす事ができます。
戦闘中以外ではスタミナは基本的に回復しません。明確に休憩や睡眠などの行動を取れれば一定値回復します。
休憩なら最大値の50%で、睡眠なら全回復。
戦闘中ではそのキャラのターンが来るたび10回復しますが、必殺技を使うとその後1ターン回復しません。



【体力に関して】

体力は戦闘と戦闘の合間に休憩したり、傷薬で治療する、食べ物を摂取するなどして回復します。
回復値は、食べたものや治療・休憩の質などで固定の回復値をその都度こちらで決め、更にそれにコンマ二桁を足した数値が回復します。
ノイマンが肉を食べて50回復だとしても、ルフィが食べれば100回復する……といったキャラ事に合った回復手段も考えてます。






で、問題はノイマン君の必殺技なわけですが、彼ができそうな技、似合いそうな技を考えて欲しいのです。
技の名前、見た目、実際に戦闘に及ぼすゲーム的効果など、思いつくものを片っ端から。
できれば今のノイマン君でもできそうなものがいいけど、この先強くなったら使えそう、といった強力なものでも構いません。
技名と見た目の内容だけでもいいし、ゲーム的な効果だけでもいいので、好きにビルドしてやってください。
ついでに一味の技効果とか、何なら敵の技の効果を考えてくれてるとさらに助k(ry


あーそれと、ちょっと思ったんだけど、地の文いる?
ここの層的に必要としてる人は少なそうだけど、>>1としてはあった方が状況とか心理の説明には一躍かってる……と自分では思ってる
ただ無いなら無いでも問題なくて、むしろその方が更新速度は上がるかもしれない

地の文は、入れないとわかりにくかったりどうしても入れたいところで使えばいいと思う

必殺技に関しては、増えてくると混乱したりレスがごちゃごちゃするかも
ポケモンみたく一定数しかストックできないか、戦闘前に覚えているものから安価で選ぶってのはどうだろ

>>165
必殺技、混乱するかな?
一応戦闘開始時にだけ、それぞれの技一覧を出して、後はいつも通り選択肢の表示だけしようかと思ってたけど
地の文はおっしゃる通りにしようと思います


人いますかー? いたら始めたい
前回は特殊行動で拘束という結果になったけど、これ以上この戦闘がグダっても困るので、ノイマンの発案で拘束成功からの戦闘終了
という流れで行きますが、いいかな?

うーん、最低2人は欲しいところだが……始めちゃうか







【特殊行動発動!】




ノイマン「! ちょっと待った!」

麦わら「!? なんだよ、なんで止めんだよ!」

ノイマン「完全にのしちまうのはよそう。代わりに拘束するんだ」

麦わら「こーそく!? 超スピードでぶっ飛ばすのか!!」

ノイマン「のすのはよそうって話してんだぞ!? 高速じゃなくて拘束だ! 縛りあげるってことだよ!」

麦わら「なんで!! いーじゃねーかぶっ飛ばせば!!」

ノイマン「話を聞くのさ。この海賊団について……アルビダとかいう船長についても、知ってる事を、全部な!」

海賊A・B「「な……何ぃ……!?」」

ノイマン「丁度さっき壊れた木箱にロープがあった。手伝ってくれ」

麦わら「んんん~~……! 仕方ねーなー……」

ノイマン「そこで腰ぬ抜かしてる君。もう大丈夫だから、君も手伝ってくれ」

コビー「へぇ!? は、ははいぃ!!」




数分後、そこにはロープで縛られ動けなくなった2人の海賊がいた。




海賊A「ぐ、ううぅ……!」

海賊B「くっそ、が……!!」

麦わら「よーし! できたな!」

ノイマン「いや、ほとんど俺と彼でやったんだが……」

コビー「ぐしゃぐしゃに巻いただけで全然縛れてなかったですね……」





【戦闘勝利!!】


経験値が加算されます。


↓1海賊レベル4×2+?





8+46=54p獲得!



【ノイマン】

レベル7

体力:222/250
スタミナ100/100
基礎戦闘力:75
経験値:54

LVupボーナス:15





麦わら「で、何聞くんだ?」


ノイマン「そうだな、まずは……」


①アルビダ海賊団について
②宝の在処について 
③その他


↓2





ノイマン「この船の宝の在処でも教えてもらおうか」

海賊B「! そ、それは……」

コビー「あ、あのー、そんな事聞いて、どうするつもりなんですか……?」

ノイマン「そりゃあ『回収』させてもらうに決まってるだろ。あぁ、麦わらのあんたと……コビーって呼ばれてたよな。君も欲しけりゃ山分けにしよう」

コビー「なぁ!?!」

麦わら「俺は今は宝より飯が欲しい! 宝はお前らにやるから、肉があったらそれは俺のだぞ!」

ノイマン「……まぁ、好きにしてくれ。こっちも渡す金額が少ないと助かる。身内に怒鳴られかねないしな……」

海賊A「か、勝手なこと、言ってん、じゃ……!!」

ノイマン「お前らはさっさと話せ。でないと、その縛りつけたままの状態で海に放り込むぞ?」

海賊B「く、くそお……!!」

コビー「ちょ、ちょ、ちょっと待ってくださいよ!!」

麦わら「んあ?」

ノイマン「?」

コビー「そ、その、結局貴方達は何者なんですか!? そっちの帽子の人は腕が伸びるし……!」

コビー「あなたは、ウェイターさんじゃないんですか!? なんで海賊の宝を取ろうなんて……!?」

ノイマン「あぁ、言ってなかったな。俺はノイマン。海賊専門の泥棒だ。……今回は例外的に一般人相手に盗もうとしてたけどな」

コビー「ど、どろ……!?」

麦わら「へー、お前泥棒なのか。じゃあ悪い奴か! はっはっは!」

ノイマン「っ……あんたは? 俺も名前も聞かずに協力してもらってたけど……」





麦わら「……俺は、モンキー・D・ルフィ!」









ルフィ「 海 賊 王 に な る 男 だ !!!」ドン!!




コビー「!!??」

ノイマン「!! ……海賊……?」

ルフィ「そうだ! 俺は海賊王目指してんだ! そのために海へ出て、今は仲間になってくれる奴探してんだ」

コビー「な、な、かカカ海賊王ーー!!?」

ノイマン「…………どうして、海賊王を目指す?」

ルフィ「俺が海賊だからだぞ? この海で一番すごい海賊が海賊王になれるんだ!」

ルフィ「だから俺は、今よりもっともっと強くなって、強い仲間を見つけて仲間にして! 絶対に……海賊王になるんだ!!」

ノイマン「……ちょっと質問を変えるか。海賊になろうと思ったのは、どうしてなんだ」

ルフィ「? 夢だから」

ノイマン「!」

ルフィ「海賊はいいぞー! 広い海と見たこともない島を、好きなだけ冒険できる! それに歌うんだっ!!」

ノイマン「う、歌う……?」

ルフィ「海賊は、何よりも『自由』なんだ。俺はこの世界で、誰よりも自由に生きる!! だから海賊王になる!!」




どうやら、ルフィと名乗るこの人物は、本気で海賊王を目指しているらしい。

冒険だとか歌うだとか、自由だとか……何やらノイマンの知っている海賊像とはかけ離れた海賊を目指しているようだ。

一見すれば、現実を見ていない夢見がちな馬鹿の戯言だが、しかしノイマンには、なぜかこの男なら、最後までそれを貫き通しそうだと思った。




コビー「な……な……何言ってるんですか!! 海賊王になるって……!!?」

コビー「それってつまり、あの『偉大なる航路(グランドライン)』に入って、『ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)』を手に入れるってことでしょう!?」

ルフィ「あぁ。そうだぞ?」

コビー「どういう意味か分かってるんですか!? グランドラインを目指すってことは、海賊王を目指している強力な海賊と戦う事になるんですよ!!」

ルフィ「あぁ。だから俺も目指してんだ」

コビー「無理無理無理!! 無理ですよそんなの!! 絶対無理に決まってます!! 無理無理無理無理無理……!!」



ゴチン!!



コビー「痛たあ!?」

ノイマン「お、おい?」

ルフィ「……ふんすッ!」

コビー「なんで殴るんですかー!?」

ルフィ「なんとなくだ!」

ノイマン(なんとなくなのか……)




コビー「……仮に入っても常識の通用しない事が山ほどあって、生きて帰ってこれた者は誰もいないと聞きます!」

コビー「……死ぬかもしれないんですよ……!?」

ノイマン「…………」

ルフィ「死んだら、その時はその時だ!」

ノイマン・コビー「「!」」



ルフィ「海賊王になるって、俺が決めたんだ。そのために戦って死ぬんなら……別にいい!」



それは、今のノイマンにとっては、呪いのような言葉だった。

やりたいからそうする。なりたいから戦う。そのための戦いで命を落とすことは本望。

ノイマンも、昔はそう思っていた。いつか海に出て、色々な強い者と戦いたいと。

命を賭けてでも、自分より強い誰かと戦い、そして勝ちたい、と。

しかし、今のノイマンには、守らねばならい人が、救わねばならい人たちがいる。

『奴ら』が許せないからと戦い、そのために死ぬことは、確かにノイマンには本望かもしれない。

だが、守るべき人たちを残して、自分だけ勝手に死ぬことなど、今のノイマンにはとてもできなかった。

その後に流れるであろう涙を想像すればするほど、ジレンマがノイマンを苦しめていた。



ノイマン「っ…………」



ルフィの黒い瞳がひどく眩しく見えて、ノイマンは思わず目を逸らした。




海賊B「は、ははは!! 海賊王だと!? お前がか!? なれるわけねーだろ!! 俺たちでさえ危険すぎるってんで、ワンピースなんざはなから目指しちゃいねーってのに!」

海賊A「へ、へへ……まったくだ……!! 夢を語るならせめてそれ相応に力をつけてから言え……! 俺たち相手に粋がってるだけじゃとてもとてm――」




バゴンッ!!



海賊A「ぎゃぶっ……!!? ぐぇ……」

海賊B「うひぇぇ……!!?」




ルフィ「……なんで、負けたお前らが俺の夢を、決めるんだ!!!」

海賊B「ひ、はひひひぃぅ……」

ルフィ「あー、それにしても腹減ったな。おい、飯はどこにあんだ!!」

ノイマン「宝もな」

海賊B「は、はいいいぃ!! 宝はここを出て右に真っすぐ行った突き当り!! 食料ならそこの扉開けた先にありますうぅぅ!!」

ルフィ「よっしゃ!! めしめしめしぃ~~!!」


海賊の言葉を聞くや否や、ルフィはバタバタと隣の部屋へと走っていった。




ノイマン「……という事だから、君は宝がいらないなら、さっきの客船に乗せてもらって、この船から逃げることだな」

コビー「…………」

ノイマン「なんなら俺が連れてってやってもいいぞ。宝の場所はもう聞いたし……」

コビー「できるでしょうか……」

ノイマン「? え?」

コビー「僕も、死ぬ気になったら、やれるでしょうか!?」

ノイマン「……!」

コビー「ぼ、ぼ、僕!! 海兵になりたいんです!! 海軍に入って、悪い奴を取り締まるのが僕の夢なんです!! 小さいころからの夢なんですッ!!」

ノイマン「コビー……」

コビー「僕も、なれるでしょうか!! 死ぬ気になれば、あの人みたいに……あなたのように強い男に、なれますかぁ!!?」

ノイマン「…………俺は――――」

ルフィ「んなもん知らねぇよ。ゲプッ」

コビー「!!」

ノイマン「! あんた、もう食事はいいのか? 随分早いな」

ルフィ「しょうがねーだろ! そんなに無かったんだもんよ! リンゴが樽3つ分と、乾し魚が50匹くらいしかなかったんだ!」

ノイマン「……まさかそれ全部!!?」

ルフィ「ま、いいや。これでちょっとは腹も膨れた」

ルフィ「……お前、海兵になりたいのか?」

コビー「!! は、はい……!!」

ルフィ「じゃあ、俺とは将来敵同士だな! にしし!」

コビー「え……? そ、それって、僕も海兵になれるって……!」

ルフィ「それは知らねぇって。お前がなりたいなら、なるしかねーだろ」

コビー「!! なります……なってみせます!! 僕だって、死ぬ気になってやる!! 戦って、強くなって……そして、そして!!」

コビー「アルビダみたいな奴だって……捕まえて見せますッ!!!」





ノイマン「…………」



ノイマンが、ルフィの言葉にただ痛みを覚えたのに対し、コビーは己の中に小さな炎を宿したらしい。

命を燃やし、夢を照らすろうそくに、火をつけたのだ。



ノイマン(……俺は……このままでいいのか……? 俺は、どうするべきなんだ……!? コビーのように、戦いたいとは思う……!)

ノイマン(戦って、奴らに、『アーロン一味』に一矢報いたい!! だが結果はあまり見えすぎてる……そうなった時一番苦しむのはっ……クソッ!!)





その時――――






???「誰が誰を捕まえるってえぇぇーー!!?」

ノイマン「!!!」

ルフィ「あん?」

コビー「ひっ……!!?」

ノイマン「下がれっコビー!!」

コビー「うわっ!!」




バキバギ!! バギャァン!!




突如天井を突き破って下りてきた巨体に反応したノイマンは、傍にいたコビーを突き飛ばし、自身も反対側へと飛んだ。



ノイマン「新手かっ……!?」

コビー「あ、あ、ああアルビダ様……!!!」

ノイマン「アルビダ……!? こいつがこの船の船長か!」

ルフィ「? ふーん」



アルビダ「おいコビー、あたしの聞き間違いかねぇ……!? この世界で一番美しい私を、お前が捕まえるってー言葉が聞こえた気がしたんだがぁ!!?」

コビー「……っ!!!? ……!!!」

ノイマン「チッ……!!」

アルビダ「なぁ、コビー……もう一度、聞き間違いだといけないからねぇ……聞かせておくれよ」

アルビダ「『誰が』……『誰を』捕まえるって? コ・ビー??」






コビー「………………だ……」


アルビダ「あぁ? 聞こえないよ。もっとはっきり――――」





コビー「『僕が』ッッ!!! 世界で一番イカツイ、クソババァの『アルビダ』を、捕まえるって言ったんだぁぁぁぁーーッッ!!!」

ルフィー「!!」

ノイマン「ばっ、コビー!?」

アルビダ「……こ、こ、のガキャーーーっ!!!」



ブオン!! と特大の金棒がコビーに振り下ろされる……!!



コビー「うわああああ!!!!」

コビー(言った!! 言ってやった!! 僕は戦った!! 悔いはない……!!)







ルフィ「よく言ったな、コビー」



アルビダ「!!」




その金棒が、コビーに当たることはなかった。ルフィの伸びた腕が、振り下ろされる金棒を殴りつけ、軌道をずらしていた。




コビー「は、はへ……!? あれ……!?」

アルビダ「お前……今、何を……!?」

ノイマン「今だコビー!! 早くそこを離れろ!!」

コビー「は、はいっ……!!」



ルフィ「……さーてと。おばさん、船長なんだろ? 強いのか?」

アルビダ「おばっ……!! どいつもこいつも、あたしの美しさを前にしてなんて口を……!!」

ノイマン「正確にはイカツイおばさん、だろ?」

アルビダ「ぐ、ご、ぎ……!!? ぶち殺す!!!」




ノイマン(俺にはまだ……夢は追えない。だけど、目の前の夢を追う男の邪魔をする『邪悪』がいるなら……!!)

ノイマン「……今だけは……戦う事を選ぶ!!」

ルフィ「行くぞぉ!!」





【ボス戦!! VS『金棒のアルビダ』!!】


【戦闘開始!!】



【ノイマン】

レベル7

体力:222/250
スタミナ100/100
戦闘力:75
経験値:0



【ルフィ】

レベル10

体力:500/500
スタミナ:120/120
戦闘力:100



VS




【アルビダ】

レベル7

体力:300/300
スタミナ100/100
戦闘力:90





【ボス技】

ボス・中ボスクラスの敵は、コンマ次第で【ボス技】を放ってきます。
ボス側からの攻撃時の↓1コンマ一桁が1・3・5・7・9のどれかだった場合、ボス技の発動が確定します。
さらに↓2コンマの一桁の値で対応するボス技が選ばれ、その効果内容が適応されます。
(同時に味方の戦闘力の計算も↓2で行います)



【アルビダ・ボス技】

『全力叩きつけ』(コンマ1~4 消費:20)
↑1のコンマに+10

『ぶん回し』(コンマ5~8 消費:30)
↑1のコンマに+10
更に↑1の元々の数値がを30を超えている場合、続けてもう一人に攻撃。(追撃の場合、ここから↓1で味方側の数値計算)

『ジャンプ叩きつけ』(コンマ9~0 消費:40)
コンマ勝負は行わず、コンマ分のダメージ+10を敵味方問わず与える。


はい、ようやくボス戦ですが
ちょっと待ってて、ご飯食べてないの……

しかし全然進まないなぁ我ながら亀執筆すぎて腹立ってきた


ってよく考えたらノイマンの必殺技がまだ決まってねぇー!!

ダメだ、申し訳ないけど今日はこれで終わります……
何か技の案をいただきたい。ほんと何でもいいんで、お願いします。
一応参考にもう一度ルフィの必殺技を↓



『ゴムゴムの銃(ピストル)』(消費スタミナ:10)
敵一人に対しコンマ勝負に+30

『ゴムゴムのスタンプ』(消費スタミナ:10)
敵一人に対しコンマ勝負で勝った時、固定で60ダメージ(雑魚には5ダメージ)

『ゴムゴムの鞭』(消費スタミナ:10)
敵全体に対し固定で30ダメージ(雑魚には2ダメージ)
ボス・中ボスに対してはその時のコンマで一桁で成否判定

『ゴムゴムの銃乱打(ガトリング)』(消費スタミナ:30)
敵一人、または複数敵(最大5)に攻撃できる(ガトリングを選ぶときにどちらかも選択。複数の場合は誰に何回ずつかも添えて)
↓5までと↓6とでコンマ勝負をして、上回っているものがある場合、その差分の合計数値を相手に与える。
(雑魚には上回った数一回につき2ダメージ)

『ゴムゴムのバズーカ』(消費スタミナ:40)
敵一人に対しコンマ勝負で勝った場合ダメージは100固定(雑魚はリタイア)となり、
その時のコンマがゾロ目だった場合、ボスさえも体力が半分切っていれば遥か彼方にぶっ飛ばして強制勝利できる。

『ゴムゴムの戦斧(おの)』(消費スタミナ:60)
コンマ判定を行い、↓1のコンマに基礎戦闘力を加えたダメージを敵一人にそのまま与え
それ以外の全ての敵にもコンマ数値分のダメージを与える。(雑魚にはコンマ10につき+1ダメージ)
ただしルフィ自身も相手の攻撃を無防備な状態で喰らってしまう。
更に戦っている場所によっては甚大な被害が出るため、味方を巻き込む可能性がある。


体がごついからスピアタックル(相手の腰辺りに刺すように突進するタックル)とか欲しいんご

じゃあ…マシンガンスパイク(残像ができるほどの高速の蹴り)かな。
とりあえずトラースキックとか
もっとレベル上がったら背中の龍を具現化してほしい。

技名が思いつかないけど、追い打ちとかあると便利そう
味方のコンマ勝利後に追撃する
スタン入ってるとダメージ確定、さらに威力増加
みたいな


ノイマン必殺技、何とか考えてきた……色々安直だけど↓



『疾襲突(しっしゅうとつ)』(消費:20)

敵一人に対し+10でコンマ勝負を行う。
勝った場合対象を吹き飛ばし周囲の敵にも同じ量のダメージを与える。

『震脚(しんきゃく)』(消費:20)

敵一人とのコンマ勝負時に↓3の数値も最大40まで加算される
(ゾロ目だった場合100加算)

『纏(てん)+向捶(こうすい)』(消費:30)

自身のターンで必殺技として使用する。
(この時点でスタミナは消費せず、通常の攻撃・特殊行動も同時に可能)
使用宣言後、次ターン相手の自身に対する攻撃・必殺技に対して、こちらの数値が劣っている時のみ発動。
(ここでスタミナ消費)
↓3のコンマ数値分相手の攻撃威力を下げる(最大50減)この効果で↓1の相手攻撃の威力が↓2を下回った場合で
かつその攻撃が接近攻撃なら『向捶』に派生し、70の固定ダメージ。

『金鶏抖翔(きんけいとうしょう)』(消費:40)

相手からの攻撃・必殺技に対しダメージを受けなかった場合にのみ使用可能
現在の基礎戦闘力分のダメージを与える。

『竜咆脚・百哮(りゅうほうきゃく・ひゃっこう)』(消費:40)

敵一人に対して↓1と↓2でコンマ勝負を行い、勝った場合はダメージの計算はせず
更にそこから↓3までのコンマをそれぞれ最大50まで計算し、その合計分のダメージを与える。





こんな感じで、『疾襲突』と『竜咆脚・百哮』はそれぞれ>>183のタックル、>>185の絶望までのタイムがわかりそうな蹴り技を参考に技名と効果をつけて
後は八極拳の技を入れてみました。オリ技名がダサい? 知ってる

>>186はノイマンの技では思いつかなかったけど、追撃という発想自体はすごくいいので、ナミとかウソップの援護系に持たせようかな


てわけで人いますか?

いないっぽいけど、やってれば来るかな

一応、注意点を。
ルフィの『ゴムゴムの鞭』とノイマンの『疾襲突』(タックル)は対多人数戦の時に生きる技だから
敵がアルビダ一人の今は使ってもうま味はあまりないです。









ルフィ「覚悟しろよー! おばさん!!」

アルビダ「まだいうかぁー!!」



【ルフィ】

レベル10

体力:500/500
スタミナ:120/120
戦闘力:100



①攻撃 ②必殺技(一覧から選択>>182) ③特殊行動


安価指定忘れた……↓1で


ルフィ「『ゴムゴムの』~~~!」

アルビダ「!? ま、また伸びた……!?」

ルフィ「『スタンプ』ッ!!」


ギュンッ!!


↓1 ルフィの『ゴムゴムのスタンプ』のパワー
↓2 アルビダのパワー



ルフィのパワー=70
アルビダのパワー=05

【『ゴムゴムのスタンプ』成功!! 60の固定ダメージ!!】

【スタン発生!!】



ドゴオォッ!!


アルビダ「おがああーーっ!!?」

ノイマン「ゴムの足で全力の蹴り……いや、踏みつけか? なるほど、それで『スタンプ』ってわけか」

ルフィ「にしし! いー技だろ!」




【アルビダ】

体力:300/300→240/300
スタミナ100/100
戦闘力:90



アルビダ「お、おふっ……!」


↓2でスタンによる戦闘力減退


1~3=10ダウン
4~7=20ダウン
8~0=30ダウン
ゾロ目=50ダウン


しまったひとつ忘れてた
相手がボス一人の時は、「味方1→ボス→味方2→ボス→味方1……」っていう風にするけど、いいよね
チーム戦で一方的にボコったら下手すりゃ鰐さんまでフルボッコになるもんね。





【アルビダ】

体力:240/300
スタミナ100/100
戦闘力:90→60




【スタンによりアルビダは動けない!】



ノイマン「よし、それじゃあ俺の番だな……!」

アルビダ「ぐぅ……!!?」




【ノイマン】

体力:222/250
スタミナ100/100
基礎戦闘力:75


①攻撃 ②必殺技(一覧から選択>>187)③特殊行動

またやったよ↓1です


後スタンのシステム、よく考えたらコンマと使う技によっては誰が相手でもずっと俺のターンになりかねないので
スタン中にさらにスタンする事は無い仕様にします。スタンから回復後に再度スタン可ということで

さっきのスタンプの時基礎戦闘力計算してなかった……
結果が変わる技じゃなくてよかった……!







【ノイマン】


体力:222/250
スタミナ100/100→60/100
基礎戦闘力:75
経験値:54



ノイマン「――――ッ!!」


ダッ!!

アルビダ(や、やばい……!!)



↓1 ノイマンの『竜咆脚・百哮』のパワー 75+?
↓2アルビダのパワー 60+?


ノイマンのパワー75+34=109
アルビダのパワー60+97=157


【『竜咆脚・百哮』失敗……!!】

【ノイマン48のダメージ!】


アルビダ「調子に、乗るんじゃないよおおぉッ!!」

ノイマン「!!?」



ブオンッ!!

バガンッ!!



ノイマン「ぐっふ……!!」

ルフィ「おい!! 大丈夫か!!」

ノイマン「チッ……ペッ!! どうも俺は油断しがちだな……! あれを喰らって立ち上がってくるとは思ってなかった……!」




体力:222/250→174/250
スタミナ:60/100
戦闘力:75



アルビダ「ハン! そっちのデカイのは見掛け倒しみたいだね……! それはそうとさっきは良くもやってくれたね小僧ッ!!」

ルフィ「やんのか! 来いよ!!」






【アルビダ】



体力:240/300
スタミナ100/100
戦闘力:60→90



【ボス技】


『全力叩きつけ』(コンマ1~4 消費:20)
↑1のコンマに+10

『ぶん回し』(コンマ5~8 消費:30)
↑1のコンマに+10
更に↑1の元々の数値がを30を超えている場合、続けてもう一人に攻撃。(追撃の場合、ここから↓1で味方側の数値計算)

『ジャンプ叩きつけ』(コンマ9~0 消費:40)
コンマ勝負は行わず、コンマ分のダメージ+10を敵味方問わず与える。



↓1 アルビダのパワー 90+?(一桁が1・3・5・7・9なら必殺技発動)
↓2 ルフィのパワー 100 + ?



【ボス技発動!! 『全力叩きつけ』!!】

アルビダのパワー 90+65+『全力叩きつけ』ボーナス10=165
ルフィのパワー 100+82=182


【アルビダに17ダメージ!】



アルビダ「食らいな、あたしの全力!! そりゃあああ!!」


ブゥンッ!!



ルフィ「うっせーなおばさん! 大声出すなよ」



バキィッ!



アルビダ「ぶへっ!?」

ノイマン(! 速い……!)



【アルビダ】


体力:240/300→223/300
スタミナ100/100→80/100
戦闘力:90



ルフィ「何だ、終わりか?」

アルビダ「この、ガキがァ……!!」






【ルフィ】

レベル10

体力:500/500
スタミナ:110/120
戦闘力:100


①攻撃 ②必殺技(一覧から選択>>182)③特殊行動

↓2

攻撃は順番じゃないの?

>>208
あれ、なんか間違えてた?
ルフィ→アルビダ(スタンで無効)→ノイマン(失敗で逆にダメージ)→アルビダ(ボス技発動するもルフィにコンマ負け)→ルフィ……
って順番通りの……はず

たぶん合ってると思うけども

固定ダメージって、レベルが上がれば威力も上がります?

>>210
一応考えてる
レベルアップ時に必殺技をいくつか選んで1段階強化、という具合に
固定ダメージ系は、ダメージ数値を強化か+10のコンマボーナスかみたいに選択できるようにしようかなと

後再安価させて……↓1でもっかい


①攻撃 ②必殺技(一覧から選択>>182)③特殊行動


【ルフィ】


体力:500/500
スタミナ:110/120→100/120
戦闘力:100


ルフィ「『ゴムゴムの』……『銃』ッ!!」


↓1 ルフィのパワー 100+『ゴムゴムの銃』によるボーナス30+?
↓2 アルビダのパワー 90+?



ルフィのパワー 100+30+16=146
アルビダのパワー90+42=132


【アルビダに14のダメージ!】


ガッ! バキッ!


アルビダ「ぐぅ……!!」

ルフィ「あ! 金棒でちょっとはじかれたぁ!」

ノイマン「だが当たってる。このまま続けよう!」



【アルビダ】

体力:223/300→209/300
スタミナ80/100
戦闘力:90


今日はここまでです

進まねーー!! アルビダレベルじゃ中ボス扱いで雑魚と同じシステムにしてもよかったかな……
人がちょっと少ないのも理由かしら? 次回更新の詳しい時間とか言っといた方が集まるかな

今日は6時から再開します。

スタン発生時のうま味が低い気がするので、スタン中のキャラは戦闘時コンマが高くても
最大50までしかカウントされないとかにしようと思うけど、どうでしょ

後、多分誰も思いついてないからアルビダ戦のヒントを……
『金棒のアルビダ』というだけあって今のこの人の戦闘スタイルは金棒に依存してます。
つまりそいつをどうにかできれば……?



アルビダ「お前……悪魔の実の能力者だね……!? 海の秘宝と呼ばれるアレを食ったのかい!!」

ルフィ「あぁ、食ったぞ。ゴムゴムの実」

アルビダ「ゴム……ね。それで腕が伸びるってか! だがね、ちょっと変わった力を持ってる程度で、本物の海賊相手に粋がんじゃないよ!!」




【アルビダ】

体力:209/300
スタミナ80/100
戦闘力:90


↓1 アルビダのパワー 90+?(一桁が1・3・5・7・9なら必殺技発動)
↓2 ルフィのパワー 100+?




アルビダのパワー 90+06=96
ルフィのパワー 100+スーパークリティカル!!+200!!

【アルビダに204のダメージ!!】

【スタン発生!!】







アルビダ「うりあああああ!!!」



ズルッ!


ルフィ「ん?」

アルビダ「!!? はぁ……!?」

コビー「えっ!?」

ノイマン(こ、こけたーーー!?)




ルフィ「おっ! ラッキー♪ 間抜けだなおばさん!!」



タンッ! と子気味良い音を鳴らして、ルフィはアルビダが開けてきた大きな天井の穴をくぐるように飛び上がった!

空中で上半身と下半身をそれぞれ逆方向に回転させ、体をねじりにねじったルフィは……



ガシッ!!



アルビダ「!!?」



両の足先でアルビダのでかい顔を掴み……!



ルフィ「『ゴムゴムの』~~~……!!」

アルビダ「ちょっ、待っ――――」





ぎゅるるるるるるる……!!!





ルフィ「『大槌』ーーーっ!!!!」





ドッゴオォォーーッ!!!





アルビダ「あ゛っが……ぁ……!!??」



ノイマン「な、なんつー離れ技だよ……」





【アルビダ】

体力:209/300→5/300
スタミナ80/100
戦闘力:90




↓2でスタンによる戦闘力減退


1~3=10ダウン
4~7=20ダウン
8~0=30ダウン
ゾロ目=50ダウン



【アルビダ】

体力:5/300
スタミナ80/100
戦闘力:90→80




アルビダ「……か、は……ふざ……けん……!!」



【アルビダはスタンにより動けない!】





ノイマン「あれ喰らってまだ動くのか……それじゃあ、いい加減俺も決めるか……!!」



【ノイマン】

体力:174/250
スタミナ:60/100
戦闘力:75



①攻撃 ②必殺技(一覧から選択>>187)③特殊行動

↓1



体力:174/250
スタミナ:60/100→40/100
戦闘力:75


ノイマン「はぁぁぁ……!」



ギチギチ……



アルビダ「ぐっ……!?」

ノイマン「―――ハァッ!!」



ドッッ!!



ノイマンのパワー 75+?+↓3
アルビダのパワー80+?(スタンにより最大値が50までに制限!)




バゴオォッッ!!


アルビダ「うげええぇーーーーっっ!!!?」


バキバキバキィ!! ドッボーーーン……!!



敗北の絶叫を上げながら、アルビダは部屋の壁を突き破り、船から飛び出し海へ落ちていった!



ノイマン「……フゥーーー……押忍!!」

ルフィ「へー、変わった動きだけど、お前やっぱやるなぁ! 今のお前の技か?」

ノイマン「震脚っていうんだ。まだ威力はこの程度だけど、これでものにするのに苦労したんだ」

ルフィ「ふーん。俺にもできっかな?」

ノイマン「……すぐには無理だと思うが……っていうかできたら俺は立ち直れない」




【アルビダ】

体力:5/300→0/300
スタミナ:80
戦闘力80





【『金棒のアルビダ』撃破!!】

【戦闘勝利!!】



経験値が取得されます!


アルビダ:レベル6+↓1コンマ2桁

間違ったアルビダのレベルは7だったね……




【44の経験値取得!】



【ノイマン】

レベル7

体力:174/250
スタミナ:60/100
戦闘力:75
経験値:54→98




ノイマン「これで終わり、だな」

ルフィ「ん~~、あんま大したこと無かったな。俺はゴムだから打撃は効かないけど、そもそも当たらなかったしな」

ノイマン「……それは金棒食らった俺へのイヤミか?」

ルフィ「? イヤミなんか言わねーよ。俺は強いけど、お前が弱かっただけだろ? はははは!」

ノイマン「……悪意が無いのが余計辛い……」

コビー「か、勝った……? あのアルビダを、ぶっ飛ばしちゃった……!! やったーー!!」




海賊C「な、なんだ今の音はぁ!?」

海賊D「み、見ろ! 船長が、あんなところに!!」

海賊E「なんだ、こりゃあ!? なんで船長がぼこぼこにされて、海に浮かんでんだ!?」

海賊F「……!! て、てめぇら!?」

コビー「!!」

ルフィ「あいつの仲間か」

ノイマン「みたいだな」

海賊A「ま、まさか、こんな奴らが船長を……!?」

海賊B「ば、馬鹿な……!? そっちのでけぇのは確かにやり手そうだが、さすがに船長相手に敵うわけ……!!」

海賊C「ましてそっちの麦わら帽子のガキになりができるってんだ!?」

ノイマン「いや、その麦わら帽子がほぼボコったんだが……」

海賊たち「「!!!?」」




ルフィ「おい」




海賊たち「!!!」

ルフィ「コビーは海軍に入るんだ。小舟を貸してやれ!!」ドン!!

海賊たち「「は……はいぃぃ!!」」



アルビダの部下たちはいともあっさりルフィたちに降伏した。



コビー「あ、あの、ありがとうございました!! おかげで僕、ここから出て、夢を追う勇気を持てました!!」

ノイマン「……そうか。きっと叶えろよ。立派な夢なんだからな」

コビー「!! ノイマン、ざん……!!」

ルフィ「おーいコビー! それよりさ、俺もお前の船に一緒に乗せてってくれ!」

コビー「え!? あの、僕一応これから海軍支部に行こうと思ってるんですけど……」

ルフィ「そっか。じゃあそこまで一緒にいこう!」

コビー「いやいやいや!?」

ノイマン「コビーが海軍支部に行くって言ってるのに、なりたてとはいえ海賊のお前がついていっていいのか?」

ルフィ「だいじょーぶ! 別に捕まらなきゃいいんだ! それに、そこに捕まってるっていう【海賊狩り】って奴も見てみてーし!」

コビー「なっ!!?」

ノイマン「……確か、ロロノア・ゾロとかいう、賞金稼ぎだったか? 噂には聞いたことあるが……」

コビー「ダメですよ!! 血も涙もない猛獣のような男だって噂ですよ!? 捕まってる身とはいえ、そんな危険人物を見に行くなんて、何でですか!?」

ルフィ「だって、海賊狩りって呼ばれるくらいだし、強ぇんだろ? いいやつだったら仲間にしようと思ってんだ!」

コビー「ブフゥ!!?」

ノイマン「……コビー、諦めろ。出会って間もないが、こいつは一度決めたことは絶対やり通すタイプだ。なんとなくわかる……」

ルフィ「なぁ、早く行こー!!、便は急げだコビー!!」

ノイマン「善は急げ、な」




コビー「……はぁ、なんだかまた不安になってきたぁ……」

ノイマン「……でも、なりたいんだろ? 海兵に」

コビー「……はい! なります!!」

ノイマン「……うん! じゃあ行ってこい!」

ルフィ「なー! お前も一緒に来いよ! んでもって海賊やろう!」

ノイマン「……そりゃ無理だな。俺も俺でやらなきゃならないことがある……大事なことなんだ」

コビー「! そういば、ノイマンさんみたいないい人が、どうして泥棒なんか……?」

ノイマン「秘密だ。さぁ行った行った! 俺もこの船の宝を回収して、身内と合流しないといけないからな」

ルフィ「…………」

ノイマン「…………ほら、行けよ! 気にせずに、前だけ向いてな」

ルフィ「…………だとさ! 行くぞ!」

コビー「っ……ノイマンさん!! ありがとう、お元気で!!」

ノイマン「あぁ! お前たちもな! ……それと、俺に敬語はいらないぞコビー。多分近い年齢だからな」

コビー「え? 僕は14ですけど……? ノイマンさんどう見ても20代後半……」

ノイマン「…………そんなに、老けて見えるか……」

コビー「え!? す、すみません!! えっと、20前後……かなぁ……?」

ノイマン「…………15歳だ……」

コビー「………………」







ルフィ・コビー「「ええええぇぇーーーっ!!!??」」

ノイマン「驚きすぎだ!!! っていうか何お前も一緒になって目ぇむいてんだルフィッ!!!」




その後、謝り倒すコビーとゲラゲラ笑うルフィと別れ、ノイマンは船に残された財宝を回収しに行くのだった。




ノイマン「……あんな海賊も、いるんだな。あいつは、きっと素晴らしい冒険をしていくんだろうなぁ」

ノイマン(……誘ってくれて、嬉しかったよ。もっと違う立場で出会っていたら、喜んで首を縦に振ったかもな……)

ノイマン「また、会えたらいいな……」




↓2で財宝の獲得量



1~3=少量
4~7=いい稼ぎ
8~0=大量!





今回はここまでです。


やっと終わったぜアルビダ戦……ルフィでクリティカル出てなかったらどうなってたか……
次のボス戦はもう雑魚と同じシステムに数字多めにしたものにしよう。

あ、次回更新は明日、今日と同じ午後6時にまた来ます。

ごめん、借りてきたFILM GOLD見てて遅れた
まだ途中だけど、とりあえず女性陣の作画がいちいち……いい(恍惚)











麦わら帽子の一風変わった海賊、ルフィと別れてから、ノイマンはアルビダの船にあった宝を回収した後

同じく別の場所の宝を頂戴していたナミと合流し、その場を後にした。





――とある宿屋――





ナミ「ノイマン、本当に怪我は大丈夫……?」

ノイマン「そう心配しなくても平気だよ。だてにナミと一緒に修羅場を潜り抜けてないからな」

ナミ「まったく……武器を持った海賊の船長相手に、いくら腕に覚えがあるからって、素手で戦うって何考えてんのよ!」

ノイマン「武器を持って客船に忍び込むなんて無理だって言ったのはナミだろ?」

ナミ「だから状況を見て動けって言ってるの! 得意な槍も無いようなときに、無茶しないのっ!」

ノイマン「はいはい、気を付けまーす……」

ナミ「……辛かったら言いなさいよ? あんたが倒れでもしたら、あたし他に頼れるものなんて……」

ノイマン「……わかってる。次からはちゃんとうまくやるから」

ナミ「……その『うまく』って、『戦わないように立ち回る』ってことだと思っていいの? それとも『うまく戦う』ってこと?」

ノイマン「あー……その、あれだ。腹も減ったしそろそろ夕飯に――」

ナミ「ごまかし下手か!! それと夕飯はさっきチャーハンたらふく食べたでしょ!!」

ノイマン「……すみません、なるべく怪我しないで戦うから許してください」



ナミの拳がノイマンの頭に振り下ろされ、ゴンッ!! と重い音が鳴る。



ナミ「結局そっちの意味かッ!!」

ノイマン「痛だっ!? ちょ、待ってくれ! 怪我が増えるから!」






ナミ「…………ハァ……あたしも人のこと言えないかもだけど……あたしは戦いそのものはちゃんと避けてるわ」

ノイマン「あたり前だ! ナミは女だぞ!」

ナミ「女とか男とかは関係ないでしょ!! ……あんただって……なにも自分から危ない真似しなくたって……!」

ノイマン「…………ごめん……」

ナミ「……その『ごめん』は……今までに対して? ……それとも……これからも……?」

ノイマン「…………ごめん」

ナミ「……ねぇ、ノイマン。あたしたちの目的は、あくまでも1億ベリー貯めることよ。わかってる?」

ノイマン「……あぁ」

ナミ「お金さえ集まればそれでいいの。無駄な戦いで命を捨てる事ほど馬鹿な事は無いわ!」

ノイマン(…………無駄な、戦い……か)

ナミ「ベルメールさんも言ってたでしょ……! 生き抜けば……必ず楽しい事が、沢山やってくるって! わかる!? 生き抜くことが重要なの!!」

ノイマン「……わかってるよ」

ナミ「本当にわかってる……!? あんた最近、やたら盗み相手の海賊とまともに戦って、いっつも傷作って……!」

ノイマン「だから、わかってるって」

ナミ「…………お願いだから……変な事だけは考えないで。約束だからね!?」

ノイマン「……あぁ」

ナミ「……もう、あんな事、二度とごめんよ……」

ノイマン「…………そうだな」



ノイマンが無茶な行動をしたり、その結果怪我をしたりすると、ナミは決まって、今のように泣きそうな顔をする。

母親のベルメールを殺され、その上ノイマンまで瀕死の重傷を負わされるのを見ていたナミからすれば、ノイマンの行動は気が気じゃないのだろう。




ノイマン(……わかってる……俺のやってる事が、ただナミを不安にさせるだけだってことは)

ノイマン(だけど、それでも俺は……強さが欲しい……! 誰も傷つけられないように、守り切れる力が欲しい!)

ノイマン(せめて……せめて今隣に居る、ナミを守れる程度には強くならなければ……俺は何のために……!!)



戦いたい。例えどれだけ傷つこうと、戦って強くなりたい。強くなって、守れるようになりたい。

しかし自分が傷つけば、必ず誰かが泣く。自分が死ねば、確実に絶望する人がいる。



ノイマンのこの葛藤は、8年前の大敗から絶えず続いていたが、ルフィと出会って、それは一層強くなっていた。



ノイマン「ナミ、そろそろ寝よう。次もでかい仕事なんだろ?」

ナミ「……本当に休むべきは、あたしよりあんたの方だけどね! まぁ、確かに遅いし、もう寝ましょうか」



ノイマン(……本当に、ごめんナミ……約束は……多分、また破る)



ナミがあくびをしながらベッドに向かう姿を見ながら、ノイマンは心の中でナミに謝った。




ノイマン「……ところで、ナミ」

ナミ「何?」

ノイマン「……本当に同じ部屋で良かったのか?」

ナミ「今更でしょー? 子供のころから今まで散々一緒に寝たし、お風呂だって入れてあげてたじゃない」

ノイマン「本当に子供の時の話だろうに!! あと風呂の件は頼むから人には言うなよ!? 絶対言うなよ!!」

ナミ「はいはい、約束守ってくれたらねー」

ノイマン「ぐっ……!!」




※ベッドは1人用が2つ




ナミ「じゃ、明かり消すわね?」

ノイマン「あぁ。お休み」

ナミ「お休みー。ふぁぁ~~……」






↓2コンマ50以上でイベント発生



【コンマ53! イベント発生!】




――深夜3時ごろ――



ノイマン「…………ん……」パチ

ノイマン(……いかん、目が覚めてしまった……明日も色々準備があるとかで早く起きなきゃいけないのに)

ノイマン(……? 隣のベッドにナミがいない……)

ノイマン(…………まぁ多分トイレだろう……それよりもう一度寝ないと……)


ゴロリ、とノイマンが目を閉じたまま寝返りをうつと……

何やらすぐ目の前に気配を感じた。




ノイマン(……ぅん……?)




半分寝ぼけた思考のまま目を開けると……そこには――――




ナミ「…………スゥ……スゥ……」

ノイマン「ぶっっ――!!??」





ナミが居た。

恐らくトイレに起きた後、寝ぼけた状態で間違えてノイマンのベッドに潜り込んだのだろう。

これまた寝ぼけてたせいか、寝間着は腹が丸出し、胸元のボタンは外れており色々とギリギリだった。



ノイマン(……ちょ、ちょ、おい、これ、どうすん――――)




冷静に考えればナミももう子供ではない、立派な女だ。

世の女性が嫉妬に狂い、男が目を釘付けにする美しいプロポーションを持ったナミを

幼馴染であるからという理由でそういう対象としては考えてなかったノイマン。

幼い頃から本当にずっと一緒に過ごしてきたので、今まで意識していなかったというのに

何故かノイマンは目の前に居るナミから目を離せない。






ナミ「スゥ……ふぅ……う、んん……」

ノイマン「!!!」




ナミの口から洩れる吐息を聞いて、なんだか胸がどきどきするノイマン。

今まで『それ』を認識できなかったのは、環境のせいで余裕がなかったのか、はたまた『守る対象』として見すぎていたのか。

いずれにせよ、ナミがもう成熟した立派な『女』だという事を、ノイマンは恐らく初めてまともに認識した。




ノイマン(……と、とととにかくこの状況は良くない!! 色々貞操観念的にお互い悪影響を及ぼす!!)

ノイマン(起き上がって、ナミを隣のベッドに運ぶ……のは避けよう。起こすと悪いからな。そう、起こすと悪いから)





ナミ「……ん、うう……!」



ぎゅうぅ



ノイマン「!!!???」



突然、ナミが両手を前方に伸ばし、ノイマンの頭にしがみついた!

ナミの体の色んな部分が押し当てられ、ノイマンは思考回路は大混乱に陥った。



ノイマン「むが、もがぁ!?! ふぉ、ふぉい、ファミ!!? ふぁめろ……!!!」

ナミ「…………ノイ、マン……」

ノイマン「!?!?」



ここで自分の名を呼ぶのは反則だ……とノイマンはナミの寝言に全力で文句を言いたくなったが

その次の言葉を聞いて、ノイマンは息をのんだ。



ナミ「…………いや、やめて……行かないで……ベルメール、さん……! 助けて……誰か……!」

ノイマン「…………ナ、ミ……?」





ナミ「ノイマン……を…………助けて……!」

ノイマン「!!! ……」

ナミ「ダメ……行っちゃだめよ……! ノイマン……!!」




ナミの腕から少し逃れて顔を見れば、ナミの表情は苦しげで、汗が滲んでいた。

夢の中の自分は何をしているのだろう。いや、どうなっているのだろう。

ノイマンは高鳴っていた胸が冷めていくのを感じながら、抱きしめられた姿勢のまま、ナミを抱き返した。



ノイマン「行かないよ。俺はどこにも行かない。ずっと、ここにいる。ナミの傍にいる。『約束』だ。絶対、どこにも行かない」



幼子をあやすように、背中優しくぽんぽんと叩きながら、ノイマンは眠ったままのナミに語りかける。

何度も何度も、同じ言葉を繰り返し続けた。

しばらくすると、ナミの表情は落ち着きを取り戻し、呼吸も静かなものになっていった。



ノイマン「…………どこにも行かないさ……どんなに傷ついても……ボロボロになっても……!」






ノイマン「俺は……絶対に死なない……!!」





その夜、一人の少年の覚悟が決まった。

それが、少年と少年の『宝もの』たちにとって、一筋の希望の光となるか……

それとも、死という絶望への、最初の一歩なのかは……まだ誰も知らない。






ちなみにその後もナミはノイマンを抱きしめたまま離さず、ノイマンが開放してもらえるのは

それから3時間経った朝6時頃のことで、その間ノイマンはずっと湧き出る煩悩と魂を賭けた戦いを繰りろげた。




【ノイマンのナミに対する信頼と謎の感情が+2】

【ノイマンの基礎戦闘力が10アップ!】

【必殺技『刺し違えてでも』獲得!】


ちょっと一旦休憩

再開は9時ごろに

再開です








【食事と睡眠をとったことによる体力・スタミナの回復!】

【食事:『宿屋のチャーハン』20p+↓1コンマ】

【睡眠:『睡眠不足……(休憩扱い)』100÷2=+50p】



【体力を37回復! スタミナを50回復!】



【ノイマン】

体力:174/250→211/250
スタミナ:40/100→90/100
戦闘力:85
経験値:98




――――朝7時――――




ナミ「……ふぁあ~~……! おはよーノイマン……」

ノイマン「………………おはよう……」

ナミ「!? ちょっとノイマン!? どうしたのその顔!? ひどいクマじゃない!」

ノイマン「…………誰のせいだと思って……」ボソッ

ナミ「? え、何?」

ノイマン「……なんでもない……それより、今日の仕事は?」

ナミ「そんなんでちゃんと動けるんでしょうねぇ? まぁいいわ! 今日は大物狙いよ! なんてったって、『グランドラインの海図』を手に入れるんだから!」

ノイマン「! グランドラインの?」

ナミ「そうよ! ただでさえ情報の少ないグランドラインの貴重な海図! グランドラインを目指している連中からすれば、喉から手が出るほど欲しいはず!」

ノイマン「そいつをかっぱらって、高値で売りさばくってわけか……」

ナミ「そーゆーこと♪ さぁ、さっさと着替えてご飯食べて、海軍支部に行きましょう!」

ノイマン「!? 海軍支部!?」



ナミ「そうよ。あたしが集めた情報によると、海軍支部で保管している海図が、1枚だけあるそうなの!」

ノイマン「……海軍支部、か……」

ナミ「何よ? 怖いの?」

ノイマン「いや、そうじゃなくてな」

ナミ「なら問題ないでしょ! ほらさっさと着替える!」

ノイマン「っていうか、朝食とっていいのか? いつもできるだけ節約してるじゃないか」

ナミ「昨日ノイマンが持ってきてくれたお宝があるからね。多少は融通きかせられるわよ!」




2人は着替えを終えて朝食をすますと、足早に海軍支部へ向かった。




【食事をとったことによる体力の回復!】

【食事:『宿屋のベーコンエッグ』20+↓1コンマ】



<ストーリー分岐>↓1~3の多数決



①海軍支部でグランドラインの海図を探す

②海軍支部での描写をカットしてVSバギー編にスキップ



【体力を95回復!】


【ノイマン】

体力:211/250→250/250
スタミナ:90/100
戦闘力:85
経験値:98




【海軍支部での描写をカットしてVSバギー編にスキップ】





無事海軍支部に潜り込んだ2人だったが、海図が入っていたであろう箱の中には

『海図は頂いた。海賊・道化のバギー』と書かれた紙きれが一枚あるだけだった。

これに腹を立てたナミは、標的を件の道化のバギーに変更。

海賊であれば心置きなく盗みができると、海図に加えて蓄えているであろう財宝もろとも頂戴する算段らしい。







ナミ「と! いうわけで……丸一日かけてこの港町まで辿り着いたわけだけど……!」

ノイマン「流石に飛ばしすぎたんじゃないか? たった1日で潜伏先まで突き止めた情報収集力はすごいとは思うが……ちょっと休んだ方がいいぞ?」

ナミ「いいわよ別に! それより奴らの居場所は特定できたんだから、早速行きましょう!」

ノイマン「いや、でもだな……」

ナミ「いいから行くわよ!」

ノイマン「……仕方ないな……こそこそ隠れながら動くには俺は目立ちすぎるから、盗むのはナミがやって、万が一見つかったら俺の出番……だよな?」

ナミ「そ! 何かったらこの花火で知らせるから、ここで待っててね!」



そう言うとナミは道化のバギーの拠点とされている高台へと走っていった。



ノイマン「……大丈夫だろうな」



少々心配しながらも、言いつけ通りその場で待機するノイマンだが、15分もすると体を動かしたくて仕方なくなった。



ノイマン(暇だ……)





【↓2 どうする?】



①付近を散策する ②瞑想する(休憩) ③その他(自由安価)


ノイマン「……瞑想でもするか」



ノイマンは野ざらしの地面に座禅を組んで座る。

しばしの間、風の音だけを聞き、心を無にする。



ノイマン「…………」



瞑想を続けて数分、幾らか体も休まったようだ。




【ノイマン】

体力:250/250
スタミナ:90/100→100/100
戦闘力:85
経験値:98




幾らかの時間が経過し、そろそろナミにも動きがあるかとノイマンが立ち上がった、その時……




【↓1 一桁判定】



1~3=少し離れた場所で花火が!
4~6=空から見知った顔の男が落ちてきた!
7~9=ナミが何かの紙を片手に走ってくる!
0・ゾロ目~2人の男が空から……!?



???「うわあああぁぁぁぁーーっ!!」

ノイマン「!? なんだ!? 人が……!! っていうか、この声は!?」



ルフィ「わああぁあぁぁぁーーっ!! 死ぬーーっ!!?」

ノイマン「ルフィ!!?」

ルフィ「わあーー……あぁ!? お前、あの時のー! 元気だったk」



バコオオォンッ!!!



ノイマン「う、わ……!! お、おい!? ルフィィ!!」



パラパラ……



ルフィ「……はは! 久しぶりだなぁ! ノイマン!」

ノイマン「……名前覚えててくれたのは嬉しいが、一昨日合ったばかりだから久しぶりでもないぞ。それと落ちながら挨拶するな。っていうかなんで平気で立ち上がって来るんだ!?」

ルフィ「ん、よく考えた俺、ゴムだから大丈夫だった!」

ノイマン「…………ハァ、そうか……こっちは知人が空から降って来て頭から激突するもんだから心臓止まるかと思ったわ……!!」

ルフィ「いやー、でも面白かった! またやろーかなー!」

ノイマン「やめろ!!」


ここまでです

一応バギー編の導入までは行けたけど、やっぱ書くのおっそい……
頭に思い浮かべた文章を読み取って文字に起こしてくれる機械欲しい

昨日予告するの忘れてた……今日も6時から始めます

ナミと行動を共にしてきたならカリーナとも知り合いなんかな?

FILM GOLD面白かった……うん、遅れた理由はそれなんだ。すまん

>>272
そういうことになりますね。安価次第で出してもいいかも?










ノイマン「で、なんでいきなり、空か落ちてきた?」

ルフィ「それがよー、腹減ってたから飛んでる鳥捕まえて食おうと思ったら、逆に俺の方が鳥に捕まってよー! 参った参った! はっはっはっは!」

ノイマン「……らしいというか、なんというか……あれからどうだったんだ? 海軍支部に行ったんだよな。コビーは?」

ルフィ「あぁ! ちゃんと海軍に入ったはずだぞ。将校になるんだってよ!」

ノイマン「へぇー、将校かぁ。結構上目指してるな」

ルフィ「あいつならなれるさっ! あ、それとゾロ仲間がになったんだ! 強ぇぞあいつ!!」

ノイマン「!? 本当にあの海賊狩りを仲間にしたのか!! ……どんな奴なんだ?」

ルフィ「んーとな、いい奴だぞ! あと三刀流で、緑で、迷子だ!」

ノイマン「……良くわからんが、とにかく、悪い奴じゃないんだな?」

ルフィ「? 海賊だから悪い奴だぞ?」

ノイマン「いや、まぁそうなんだけど……まぁいいか。ルフィが仲間に引き入れたってことは、そういうことだろうし」

ルフィ「あ、そうだ!! ここで会ったが100年目だし、お前仲間になってくれよー!」

ノイマン「使い方間違ってるんだが!? そこは『ここで会ったのも何かの縁』とかって言う場面だから!!」

ルフィ「むぅ、そうか……ここで会ったのも何かの縁だ! 仲間になれッ!!」ドン!!

ノイマン「言い直したついでに勧誘が強引になってるぞ……前も言ったろ? 仲間になるのは無理だ。諦めてくれ」

ルフィ「何でだよーー! お前のやることって、海賊やりながらじゃ駄目なのか?」

ノイマン「…………無理だろうなぁ。俺がよくてもナミが……」

ルフィの「なみ? 誰だそれ」

ノイマン「……俺の幼馴染だ。俺たちはコンビで泥棒やってるんだ。海賊相手にな」

ルフィ「ふーん……そいつがいるから、仲間になれないのか?」

ノイマン「そういう事だ。悪いが、3人目は他を当たって――――」

ルフィ「じゃあそいつも仲間に入れれば問題ないよな!!」

ノイマン「え」

ルフィ「にっししし! これで仲間が4人に増えるぞー!」

ノイマン「そういう問題か!? っていうかお前はナミがどんな奴かも知らないのに仲間に入れてもいいのか!?」

ルフィ「いいぞ。ノイマンの知り合いならいい奴なんだろ?」

ノイマン「……否定はしないが、そもそも俺たち泥棒だぞ?」

ルフィ「俺たちも海賊だぞ?」

ノイマン「そ、そうだが……海賊専門のだぞ!?」

ルフィ「俺たちだって相手の海賊と戦うんだから、いっせきガチョーだろ!」

ノイマン「一石二鳥な。一石でガチョウ仕留めてもそれ一石一鳥だから。普通のことだから」



ルフィ「なーー! いーだろ海賊!! やろう!! それとも、海賊が嫌いなのか?」

ノイマン「……!!」




ルフィの何気ない言葉で、ノイマンの脳裏に、彼のよく知る『海賊』が思い浮かんだ。

残虐な笑い声が頭の奥底で響く。




ノイマン「……嫌い、か……そうだな。好きには……なれそうもない」

ルフィ「…………」

ノイマン「……! あ、いや、でも、お前のことは嫌いじゃない。悪い奴じゃないのはわかってるからな」

ルフィ「嫌いじゃないなら、俺のこと好きなんだろ? じゃあ一緒に海賊やろう!!」

ノイマン「なんかその言い方誤解を招きそうだからやめろ! あとこっちにもこっちの事情があるんだよ!」

ルフィ「んん~~頑固なやつだな!」

ノイマン「こっちの台詞だ!?」

ルフィ「俺と海賊やるのがイヤか?」

ノイマン「いや、嫌とかじゃなくってだな……」

ルフィ「じゃあなんで!」

ノイマン「いや、だからこっちの事情がだな……?」

ルフィ「…………」




しつこく食い下がるルフィの相手にちょっと疲れてきたノイマン。

本音を言えばノイマンも、ルフィのような強く気持ちのいい男に冒険に出かけようと誘われ、悪い気などしない。

しかし状況は、冒険なんて悠長なことをやってる場合ではない。

ノイマンはナミを支えながら、村を救えるだけの強さを手に入れなければならない。

誘いを蹴るのは心苦しかったが、これしか自分に道はないから……





そんなノイマンの胸中を知ってか知らずか、ルフィはノイマンをじっと見つめた後、ある一言を告げた。









ルフィ「お前、何そんなに我慢してんだ?」

ノイマン「……!?」




ルフィ「お前、本当は今やってる事じゃないことをしたいんだろ。俺と海賊する事じゃなくても、泥棒じゃなくて、他のこと」

ノイマン「……それ、は」

ルフィ「俺のことは嫌いじゃない。俺と海賊やんのもイヤじゃない。じゃあ本当は海賊になりたいんだ、お前は」

ノイマン「いや、それは飛躍しすぎ――――」

ルフィ「お前は事情がどーだって言ってできないって言うけど……」










ルフィ「俺が聞いてんのは、『できるか、できないか』じゃないぞ」




ノイマン「!!?」

ルフィ「お前、本当は何がやりてぇんだよ。なんでやりてぇ事我慢してまでそいつと居るんだ?」

ノイマン「ち、違う!! 俺は、自分でこの道を選んだんだ!! 俺がナミを支えてやりたいから……! 確かに泥棒は好きじゃないが、ナミの傍にいることを我慢してるわけじゃない!!」

ルフィ「じゃあやっぱり、やりたい事やらねーで我慢してるんだろ?」

ノイマン「……ッ……」

ルフィ「……今のお前は、ちっとも『自由』そうじゃない!」

ノイマン「…………」


当たり前だと、叫んでやりたくなった。

故郷全体が人質に取られて、幼馴染が苦しんでいるのを、ただ横で見てるだけの今に、自由などあるものか。


ノイマン「…………そうだよ。俺は自由とは程遠い場所に居るんだ。海に出たくても……今の弱い俺のままじゃ、それすら許されない……!!」

ノイマン「だから強くなりたいんだ!! 誰よりも強くなって……! 俺がナミを、皆を守ってやらなきゃ……でなきゃナミは……!!」

ルフィ「強くなりたいのか。お前」

ノイマン「あぁなりたいさ!! 弱い人間には何も守れないし、お前の言う『自由』の権利すら与えられない……!! だから何が何でも、俺は強くなる!! ならなきゃいけいない!!」

ノイマン「そのためには……! お前と海賊なんてやってる……場合、じゃ……な……?」




ルフィ「…………」




ノイマン(……俺、なに言ってるんだ?)



ノイマンは自分の言っていることが矛盾していることに気が付いた。

この最弱の海のイーストブルーで、強くなる手段など限られている。

ノイマンの良い経験になるような強敵と出会うためには、最低でも海に出なくてはそうそうお目にかかれないはずだ。




ノイマン(それに、さっきルフィがいった事も正論だ。海賊相手の泥棒家業なんだ。同じ海賊と戦う可能性の高い海賊になれば、それこそ金を集めながら強くなっていける……?)





ノイマン(……俺は、何でこんなに、躊躇してたんだ)





ナミの事があるというのも、大きな理由ではある。

しかしそれ以上に、自分にとっての『自由な選択』というものを、知らず知らずの内に、ノイマンは諦めてしまっていたのだ。

目の前で腕を組んでこちらを見ていたルフィは、いつの間にか不敵な笑みを浮かべている。



ルフィ「どーすんだ? ノイマン!」

ノイマン「…………」






ノイマン「……少し、待っててくれ。ナミにも説明しないといけない。でも……!」

ノイマン「説得してみせる……! いい返事を期待してろ!」

ルフィ「へへっ、おう!!」





戦う覚悟は昨晩決めた。

ならば今度は、自由になる覚悟を決めるべきだ。

新たな覚悟を胸に、ノイマンがナミを探しに行こうとした、その直後……




???A「コラァ!! 待て女ーー!!」

???B「海図返せーーっ!!」

ナミ「ハァ、ハァ、誰が渡すもんですか!!」



ノイマン「!? ナミ!!」

ルフィ「! あいつがそうか!」



ナミ「!! ノイマンっ!!」

ノイマン「何してるんだナミ!! 知らせは!?」

ナミ「花火がちょっと古かったのか湿気ててね……! ごめん!」

ルフィ「あ、なんだ、そっちがナミか」

ノイマン「お前は何を勘違いしてた!?」

ナミ「……! ちょっとノイマン、誰よそいつ!」

ノイマン「あぁ、その……実は――――」




ルフィ「俺ぁルフィ!! 海賊王になる男だッ!!」どーん!




ノイマン「ちょ!? おまえは本当に……!!」

ナミ「はぁ……? か、海賊って……!?」



???A「ハァ、ハァ……! やっと追いついた……!」

???B「てめぇ女ァ!! 俺たちを泣く子も黙るバギー海賊団と知っての事なんだろうなあ!!」

ルフィ「バギー? 今度はソイツから盗んだわけか。何盗んだんだ?」

ナミ「ちょっとノイマン!! 何でこいつあたしが泥棒だって知ってる風なの!?」

ノイマン「いや、色々とあってだな……!」

ナミ「まさか、喋っちゃたの!? 赤の他人に……!! なんでよ!?」

ルフィ「まーまー、気にすんな! それはそうとお前、俺と一緒に海賊――――」

バギー海賊団員A「いや無視ししてんじゃねぇよ!!」

バギー海賊団員B「もう許さねぇ……海図を取り返したらそのうえでギタギタにしてやる!!」

バギー海賊団員A「てめぇら2人もこいつの仲間だな!! 覚悟しやがれ!!」

ルフィ「……なんか揉めてるみてぇだけど、どうする?」

ノイマン「ナミ、下がっててくれ。話はこいつらを片付けてから、ちゃんとするから!」

ナミ「……もう……!!」





【戦闘開始!!】


【ルフィ】 レベル10

体力:500/500
スタミナ:120/120
戦闘力100



【ノイマン】 レベル7

体力:250/250
スタミナ:100/100
戦闘力;85




【バギー海賊団員A】 レベル6

体力:4p
戦闘力:50


【バギー海賊団員B】 レベル6

体力:4p
戦闘力:50




改めて雑魚戦のルール解説を

コンマによる攻撃の勝敗はそのままに、雑魚に対して味方が勝った時は、01コンマでも上回っていたら1ポイントダメージを与え
こちら側が負けた時は今までと同じくその差の数値分体力が減ります。
攻撃で勝った場合のコンマが雑魚のコンマ数値(基礎戦闘力含む)を10上回っていたら2ポイント、20上回っていたら3ポイント、一度に多くのダメージを与えられます。



【ルフィ:必殺技一覧】


『ゴムゴムの銃(ピストル)』(消費スタミナ:10)
敵一人に対しコンマ勝負に+30

『ゴムゴムのスタンプ』(消費スタミナ:10)
敵一人に対しコンマ勝負で勝った時、固定で60ダメージ(雑魚には5ダメージ)

『ゴムゴムの鞭』(消費スタミナ:10)
敵全体に対し固定で30ダメージ(雑魚には2ダメージ)
ボス・中ボスに対してはその時のコンマで一桁で成否判定

『ゴムゴムの銃乱打(ガトリング)』(消費スタミナ:30)
敵一人、または複数敵(最大5)に攻撃できる(ガトリングを選ぶときにどちらかも選択。複数の場合は誰に何回ずつかも添えて)
↓5までと↓6とでコンマ勝負をして、上回っているものがある場合、その差分の合計数値を相手に与える。
(雑魚には上回った数一回につき2ダメージ)

『ゴムゴムのバズーカ』(消費スタミナ:40)
敵一人に対しコンマ勝負で勝った場合ダメージは100固定(雑魚はリタイア)となり、
その時のコンマがゾロ目だった場合、ボスさえも体力が半分切っていれば遥か彼方にぶっ飛ばして強制勝利できる。

『ゴムゴムの戦斧(おの)』(消費スタミナ:60)
コンマ判定を行い、↓1のコンマに基礎戦闘力を加えたダメージを敵一人にそのまま与え
それ以外の全ての敵にもコンマ数値分のダメージを与える。(雑魚にはコンマ10につき+1ダメージ)
ただしルフィ自身も相手の攻撃を無防備な状態で喰らってしまう。
更に戦っている場所によっては甚大な被害が出るため、味方を巻き込む可能性がある。




【ノイマン:必殺技一覧】


『疾襲突(しっしゅうとつ)』(消費:20)
敵一人に対し+10でコンマ勝負を行う。
勝った場合対象を吹き飛ばし周囲の敵にも同じ量のダメージを与える。

『震脚(しんきゃく)』(消費:20)
敵一人とのコンマ勝負時に↓3の数値も最大40まで加算される
(ゾロ目だった場合100加算)

『纏(てん)+向捶(こうすい)』(消費:30)
自身のターンで必殺技として使用する。
(この時点でスタミナは消費せず、通常の攻撃・特殊行動も同時に可能)
使用宣言後、次ターン相手の自身に対する攻撃・必殺技に対して、こちらの数値が劣っている時のみ発動。
(ここでスタミナ消費)
↓3のコンマ数値分相手の攻撃威力を下げる(最大50減)この効果で↓1の相手攻撃の威力が↓2を下回った場合で
かつその攻撃が接近攻撃なら『向捶』に派生し、70の固定ダメージ。(雑魚には6ダメージ)

『金鶏抖翔(きんけいとうしょう)』(消費:40)
相手からの攻撃・必殺技に対しダメージを受けなかった場合にのみ使用可能
現在の基礎戦闘力分のダメージを与える。

『竜咆脚・百哮(りゅうほうきゃく・ひゃっこう)』(消費:40)
敵一人に対して↓1と↓2でコンマ勝負を行い、勝った場合はダメージの計算はせず
更にそこから↓3までのコンマをそれぞれ最大50まで計算し、その合計分のダメージを与える。



『刺し違えてでも』(消費:?)NEW!
戦闘中、自分、または味方が攻撃を受ける時に1度だけ発動可能。
相手の基礎戦闘力分のダメージを受ける代わりにコンマによる戦闘を無効にし
同時に『震脚』か『竜咆脚・百哮』を選択し派生させる。
その際、相手のコンマは0として扱い、自分側は通常通りコンマを計算する。
(消費スタミナは選んだ技の元の消費量の倍となり、相手の戦闘力が50以上の場合スタン状態に陥る)



ルフィ「そんじゃ俺から行くぞぉ!」



①攻撃 ②必殺技(>>279)③特殊行動

↓1

対象が無いけど、まあ今はどっちでもいいよね。ってことでAに攻撃として……







ルフィ「これでも食らえ!!」

バギー海賊団員A「舐めんじゃねーガキィ!」



↓1ルフィのパワー 100+?
↓2団員Aのパワー 50+?



【団員Aに10pのダメージ!!】

【団員A撃破!!】



ルフィ「おりゃああッ!!!」



バゴンッ!!!



団員A「はぶげええええーー!!!?」



ドッがアアァン!! ガラガラガシャアアーン……!!



ナミ「!!? な、何……!?」

ノイマン「おぉ、一撃……」

ルフィ「何だ? もう終わりか」

団員B「な、なん……!?! 何が……!? てめぇ何しやがった!?」

ルフィ「殴った」

団員B「それだけのはずあるか!? どんなトリック使った!!」

ノイマン「トリックでも何でもない。ただ殴り飛ばした。どうしようもないただの事実だ」

団員B「ふ、ふざけんじゃねーー!!」


ジャキィン……!


ノイマン「!」

団員「それならまずてめぇからだー!!」



団員Bのパワー50+↓1

ノイマンのパワー85+↓2



団員Bのパワー 50+15=65
ノイマンのパワー 85+73=158


【団員Bに10のダメージ!!】

【団員B撃破!!】



団員B「だらあぁ!!」

ノイマン「フン……!」


シュン!


団員B「なっ!? 消え――ごはあぁぁ!!?」



ドシャア……!



ノイマン「消えるほどの速さなんて持ち合わせてない。お前がノロいだけだ」



【戦闘勝利!!】


【経験値を獲得!】


レベル6×2+↓1コンマ2桁




【106の経験値獲得!】


【ノイマン】 レベル7


体力:250/250
スタミナ:100/100
戦闘力:85
経験値:98→204



【2レベルアップ!!】



1LVupでボーナス30は微妙に少ない気がするので、40に変更。



【ノイマン】 レベル9

体力:250/250
スタミナ:100/100
戦闘力:85
経験値:4

LVupボーナス:95


【どう割り振る? ↓2】



ノイマン「片付いたな」

ルフィ「弱えーなーこいつら! 全然動き足りねぇ!」

ナミ「……あ、あんた、強いのね……それにノイマンも、いつの間にここまで……!」

ノイマン「……まだまだ足りないさ。こんな程度じゃ、まだ……!」

ナミ「……ノイマン……?」

ルフィ「なぁ、お前がナミだろ? 一緒に海賊やろう!!」

ナミ「……ノイマン、ちゃんと説明して。こいつなんなの!? 海賊に、あたしたちの事話したの!?」

ノイマン「落ち着いてくれナミ! 海賊といっても、こいつはあいつ等みたいな外道じゃない。ただ仲間を集めて、冒険がしたいだけなんだ」

ナミ「冒険がしたいだけって……! それはこいつが言ってることでしょ!? なんで信用できるのよ!! 嘘かもしれないじゃない!!」

ノイマン「大丈夫だ。その心配はない。ルフィが嘘なんてつけるとは思えないからな」

ルフィ「失敬だなお前!」

ノイマン「じゃあ嘘なのか?」

ルフィ「俺は嘘はつかない!!」

ノイマン「だよなぁ」

ナミ「……何……? どういう事よ……!? ノイマン、何考えてるの!? こんな奴に……!!」

ノイマン「ナミ」

ナミ「……!」







ノイマン「俺たち、海賊になろう」











早いけど今日はここまでで。
次回は明後日の6時に。

ノイマンの技、仲間の技効果はいつでも募集してます……!

ステータス抜けてた
↓が成長後のノイマンの数値です



【ノイマン】 レベル9

体力:280/280
スタミナ:130/130
戦闘力:120

遅れてすみません。今からいくよ







ナミ「……何、言ってんの……?」

ノイマン「ルフィとは一昨日、アルビダの船に乗り込んだ時に知り合った。海賊だけど悪人じゃない」

ノイマン「で、ルフィは仲間を集めてる最中らしい。まだ海賊狩りのロロノア・ゾロを仲間にしたばかりなんだと」

ナミ「!? 海賊狩りって、あの海賊狩り!?」

ルフィ「おう! ゾロはいい奴だぞ! 強ぇーし!」

ナミ「……って、それはどうでもいいのよ!! だから、なんであたし達が『海賊』に身を堕とさなきゃいけないの!?」

ナミ「あの村で何が起こって、何が続いてるか、忘れたわけじゃないでしょう!? ノイマンだって、あんな目に遭っておいて、なんで……!!」

ルフィ「……?」

ノイマン「それはそれ、これはこれだ。……正直に言うぞナミ。俺たちは行き詰ってる。雑魚海賊相手に逃げ回って、最低限の戦いしかしないで、盗める額も少しずつだ」

ノイマン「全く強くなれてる気がしない……ナミ、昨夜約束したばかりで悪いけど、俺はこの先、無茶も無理もできず、戦わずに生きるのは嫌だ!」

ナミ「……!! ダメよ!! 死んだら終わりだって、言ったでしょう!? 生き抜かなきゃ、全部終わっちゃ――――」

ノイマン「生き抜くために、命を賭けるんだ!!」

ナミ「……え……?」

ノイマン「俺は、ナミと、村のみんな全員とで、自由になりたい。そのためには、目の前にある自由を掴む事から逃げていちゃいけないんだ……!!」

ノイマン「アイツがナミになんて言って契約したのかは知らないけど、俺はその点に関しても奴を信用してはいない!」

ノイマン「金を幾ら集めても、どんな姑息な手で約束を破られるかわからないんだ!! 本当はナミもわかってるんじゃないのか!?」

ナミ「っ……!?」

ノイマン「俺たちに残されていた道は、結局は一つしかない……!! 『戦って、勝つ』!! それだけだ!!」

ナミ「……やめてよ……なんで……? もうすぐなのよ!? 本当に後少しで、目標額にたどり着くのに、なんでそんな事言うの……!?」

ノイマン「……理由は、ナミならわかるだろ。ナミが俺に抱いてる気持ちと……同じだ」

ナミ「!!」

ノイマン「……もう、我慢するのはやめた。『傍で支える』なんて言って、ナミが傷ついていくのを見続ける『我慢』をやめる!!」

ノイマン「俺は、ルフィと一緒に海に出たい!! 強敵と戦って戦い抜いて……そして強くなって、いつか奴らを超える力を身に着ける!!」

ナミ「…………」



ノイマン「それに海賊相手の盗みをするのだって、今よりずっと効率良く稼げるはずだ! なんせ同じ海賊とぶつかる機会は何度でもあるだろうしな」

ナミ「…………そんな、簡単にいくわけ……!」

ノイマン「簡単じゃないからいいんだ。簡単な事を繰り返していたって、事態は好転しない! 言っただろ! 生き抜くためには、戦わないといけないんだ!!」

ナミ「…………」

ノイマン「……ただ、どうしても、本当に嫌だとナミが言うなら、俺も諦める。今まで通り、何とか海賊を見つけて、盗みを続ける方を選ぶしかない」

ノイマン「俺が一人でルフィの船に乗るって選択肢はあり得ない……ナミを一人にできるわけがない。それじゃ本末転倒だからな」

ナミ「……そんな、言い方……」

ノイマン「……ずるいよな。わかってる。でも、これは転機だと俺は思う。ここを逃したら……絶対にダメだと感じるんだ!」

ナミ「……あたし、は……」

ノイマン「……ルフィ!!」

ルフィ「ん?」

ノイマン「俺とナミは、仮海賊って事でいいか! まだ、お前と行くことが最善かどうか、判断つかないから……!」

ノイマン「この先お前の船にいて、俺たちの目的の障害になりえるような自体になったら……その時は……」

ルフィ「……ん、わかった。その時は止めねー。降りるかどうかは好きにしろ」

ナミ「! あんた……」

ノイマン「そういう事だ。この先ナミがもう無理だって、結局同じ海賊だったと思うような事があれば、俺はナミと船を下りる」

ノイマン「……それでも、ダメか?」

ナミ「…………」





ナミ「……これで断ったら、流石にこっちが頑固すぎか……」

ノイマン「!! ナミ……!」



ナミ「いい!? ノイマンがこう言ってるから、あんたとは、一応組んであげる!! ただし! 奪ったお宝は全部あたし達のモノ!!」

ナミ「びた一文だってそっちには分けないからね! それが条件よ!」

ルフィ「っしししし!! あぁ! んじゃあ、俺たちは今から仲間だ!!」

ノイマン「! ……あぁ!!」

ナミ「ちょっと、仲間じゃないわよ! まだ仮海賊だって言ったでしょう!?」

ルフィ「仮だろうがなんだろうが、俺の船に乗って海賊になるんだ。仲間であることに変わりねーや!」

ナミ「……こいつ、どうもあたしには制御しきれなそうなんだけど……!」

ノイマン「ナミには、だったらいいけどなぁ……」

ルフィ「うし、そんじゃまずは……!」






ぐぎゅるるるる……!!


バタリ




ルフィ「飯ィ、食わせてくれ……! 腹減ったぁぁ……!!」

ナミ「……はぁ……?」

ノイマン「……どこかで食料を調達しようか」




①民家に入って少し拝借 ②人を探してみる


↓1



ノイマン「人を探そう。何か食べ物を分けてもらって、その後行動だ」

ナミ「え、でも、人なんてこの町に入ってから一人も……バギ―の一味がいるから、皆逃げちゃったんでしょ?」

ルフィ「腹ぁ減った~~……」

ノイマン「まぁな。でも、このままだとルフィが動いてくれない……戦力は多い方がいい。まして俺より強いんだから、空腹で腐らせとくには勿体なさすぎる」

ナミ「でも、簡単に見つかりそうには……それに、いたとして食べ物なんて持ってるかどうかも……っていうか何でこいつはこのタイミングで空腹を訴えるのよ!!」

ルフィ「……!? 肉? 肉だ……!! 肉の匂いがする!!」ガバァ!

ノイマン「肉? ……あ、確かに、風に乗って微かに焼いてる匂いがするな」

ルフィ「肉だああぁぁーー!! 飯飯飯ぃぃーー!!」

ナミ「ちょっと!? あんた、何勝手に……!!」



ナミの声などすでに聞こえていないルフィは、そのまま匂いの元へ走り去っていった……



ナミ「……ねぇ、ノイマン」

ノイマン「……待ってくれ、そんな目で俺を見るな。あれでやるときはやる奴なんだって!?」





数分かけてルフィを追いかけ、やっと見つけた先には……





↓1

1~3=老人がルフィと犬の肉の奪い合いを見ていた
4~6=夢中で肉を貪るルフィを呆れた様子で見る三本刀の男が
7~9=肉を奪い合うルフィと犬を後目に話をしている老人と三本刀の男が



ここで00出てもなんもないねん……!
最大値の9扱いで進みます



犬「ガルルル!! ワン!! ワン!!」

ルフィ「この!! 犬ぅ!! ちょっとくらいよこせよ!! 小さいんだからそんなにいらねーだろ!!」

犬「ガルルゥ!! バクバクムシャ……!!」

ルフィ「あぁーー!!? 勝手に食うなーー!! こなったら俺もあぐあぐバリムシャ……!!」

老人「……勝手にやってきて勝手に食っとるのはお前さんのほうなんじゃが?」

ゾロ「……すまねぇ。このアホの事は出来るだけ気にしねぇでくれ。それで、続きは?」

老人「うむ……それでわしらはこの町から逃げたのじゃが……」




ノイマン「……なんだこれ」

ナミ「あたしが聞きたいわよ……!」




ゾロ「! 誰だッ!!」

ナミ「ひっ!?」

ノイマン「……緑色の髪に……三本の刀……! あんた、もしかしてロロノア・ゾロか? ルフィが仲間にしたっていう」

ゾロ「……てめぇは何モンだよ」

ノイマン「俺はノイマン。こっちは幼馴染のナミ。俺たち、ついさっきそこのルフィの仲間になったんだ。(仮)がつくけどな」

ゾロ「! ノイマンだと? そうか、その恰好……しかし、仲間になっただぁ?」

ノイマン「……その様子だとルフィに何も聞いてないみたいだな……おーい、ルフィ?」

ルフィ「あ、フォイファン! いふぁふふぃがはなふぇねーんふぁ!! (あ、ノイマン! 今口が離せねーんだ!!)」

ノイマン「……だ、そうなので、これから仲間になるもの同士、ちゃんと自己紹介しておきたいんだが、いいかな?」

ゾロ「……まぁ、こいつが見定めたってんなら、特に問題ねーだろう。そっちの女はともかく、お前の話は聞いてたしな」

ノイマン「あぁ、そうなのか。……ちなみになんて?」

ゾロ「……でっかくて面白髪型の老け顔だと」

ノイマン「そうか。ありがとう。ルフィ、お前後で一発殴らせろ」

ルフィ「!? 何でだー!?」

犬「あぐ!! もぐもぐもぐ……」

ルフィ「ぬあああぁ!? てめぇ犬ーーー!!!」

ナミ「……何なのよ本当に……」

ノイマン「……そちらの方は?」

ゾロ「あぁ、この町の町長だとよ」

ナミ「! 町長さん?」

老人「いかにも。わしはこの港町で町長を務めている、プードルだ! そしてその犬はシュシュ! とても利口な犬じゃ」

すみません、急用できちゃいました
今夜中に戻ってこれるかはわかんないです。

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