目を覚ますと、あなたは薄暗い部屋に横たわっていた。
ここが何処なのか。なぜ此処に居るのか。あなたは誰なのか。
あなたは何一つ思い出すことができない。
さて、どうしようか?
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とりあえず自分の性別を確かめる、男なのか女なのか
後周りに水と食料があるかどうか探す
>>2
ではあなたは自分自身を見下ろして、性別を精査します。
華奢な体躯、長い銀色の毛髪、真っ白な薄いワンピースから見える僅かな膨らみ。
それら全ては、あなた自身が女性性であることを明確に示唆しています。
>>3
あなたは横たわっていた寝台から身体を起こすと、周囲に水や食料を探します。
今あなたが居るのは、洞窟を装飾して作られた、極めて原始的な小部屋です。
見渡す限り、この部屋の中に食料や水が存在している様子はありません。
記憶を思い出せないなら仮初めでも良いので名前を付けよう、一応自分からはローザと言う名前を考えたけどどうだろうか?
>>6
あなたは自分の名前を思い起こそうとする。
しかしいくら思考の海に身を投じたところで、あなた自身の真の名前を、あなたが思い出すことはないだろう。
この部屋にあるいくつかのものもまた、名前を思い出す手助けをしてはくれない。
或いはこの世界のどこかに、あなたの名前を知る者が居るかも知れないが。
部屋を出て洞窟を索敵
失礼な質問ですいませんが貴女は処女ですか?
>>8
ではあなたは寝台から降りて部屋を出ると、洞窟内を探索します。
洞窟は出入り口を中心としてクモの巣状に広がっており、あなたが居た小部屋と同じ間取りの小部屋が、あなたの部屋も併せて合計で13部屋存在しています。
どの部屋も内装は全く同一で、あなたの部屋に比べ装飾がやや簡素なこと、本棚が存在しないこと以外に違いはありません。
そしていずれの部屋も、人影はおろか生き物の気配すら感じられません。
>>9
ではあなたはあなた自身が、純潔を保ち続けているかを考えます。
記憶が欠落しているあなたは、当然のことながらそういった行為に身を投じた覚えがありません。
そしてあなたの肉体もまた、乙女の象徴を破らせてはいないようです。
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