【モバマス】雪美「・・・・・・・・・・・・にゃあ?・・・・・・」【佐城雪美】 (33)

 ※注意事項
下手くそな文章
モバマスの二次創作
雪美に猫耳をはやすとかいう何十番煎じかもわからんネタ
人によってはキャラ崩壊と感じるかも
スレ主がssVipに不慣れ

 以上のことにご理解いただけるのであれば、どうぞ最後までお付き合いさい。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1525798647

P「ふぃーー。ただいま戻りましたー。」

P「っと、誰もいないのかな?蛍光黄緑は、今日はエナドリの原材料買い付けだって言ってたし。アイドルは最近忙しい子が増えてきてるし…。」

???「…………zzz……」

P「おっと、誰かソファで寝てるみたいだ。」

雪美「………zzz…」

P「雪美か。…今日は、朝早くから収録で忙しかったもんな。ゆっくり休ませて…うん?」

雪美(猫耳付き)「……zzz…」

P「小道具外し忘れて寝ちゃったのかな?まあ壊したりしないうちに外して……うん?!」

雪美の猫耳「ピコピコ」

P「え…どゆこと!?」

雪美「………ん……P…?…いるの……?」

P「あっ、すまん雪美、起こしちゃったな。」

雪美「……べつに……Pがいるなら……おきてるほうがいい………」

P「そうか、ならよかっ……!!??」

雪美「………どうか…した……?」シッポフニャーン

P「……よくない…!」

P「雪美!その尻尾と猫耳どうしたんだ!?」

雪美「……………??……」

P&雪美「……………………」

雪美「…………成長期?……」

P「んなわけあるか!」

 ――――――

志希(電話越し)「つまりキミは、雪美ちゃんがその姿になった原因が、あたしにあるんじゃないかって疑ってるわけだ」

P「まあ、そういうことだ。この事務所でこんなことを実行に移せる中で、いちばんありそうなやつがお前っていうことで、こうして電話入れたわけだが」

志希「ひっどーい、あたしが大切な仲間をそんな風に実験対象にしちゃう女だってキミは思ってるんだー」

P「い、いや、間違いだったなら済まない。べ、別に俺はお前のことをそんな風に考えてるわけじゃ……」

志希「まぁ、今回はあたしのクスリなんだけどね」

P「今の俺のけなげな言い訳返せよ」

志希「でも、今回の体の変化は確かにあたしのクスリのせいだけど、ホントの原因は別のところにあるんだよ。」

P「別のところ?」

志希「まっ、それについてはキミが考えてみなよ。」

P「………それを解決するまで雪美はこのままか?」

志希「そゆこと。と~こ~ろ~で~、雪美ちゃん大丈夫そう?一応、動物とかあたしの体とかで試しては見たんだけど、ちょっと心配で」

P「…一応言っとくけど、お前も大切なうちの事務所の仲間なんだから、自分のことも大事にしろよ。で、雪美の様子だが…。やばい」

志希「え…!なんかまずいことでも起きてるの!?!?」

P「いや、その、なんだ」

志希「言いよどまないで!はっきり言って!!」


P「……可愛すぎてヤバイ」


志希「あ、…あぁ……」

P「とんでもなく、どうしようもなく、反則レベルでかわいい。すっげぇカワイイ。うちの娘超かわいい。」

志希「あぁ、ナルホド。」

今気づいた
>>1の最後の一行 
「お付き合いください」の「くだ」がぬけてる
orz

P「いや、本当どうしてくれるんだよ。可愛すぎんだよ。今も、俺のジャケットの裾を不安げにつかんで、上目遣いでこっちを見てくるんだよ。猫耳とゆらゆら揺れるしっぽもついて、トリプルパンチでK.O.なんだよ。今にも真っ赤な鼻血(パトス)があふれ出してきそうなくらいなんだよ。」

志希「わかったからもういいよ、ロリコンプロデューサー。」

P「いや、俺はロリコンじゃねえ!!俺の雪美に対する感情は、ただただ純粋にかわいいと思う感情だけで、性的な感情などとは結び付いてない!」

志希「それもどうかと思うけどね~。ま、変なことがあったらすぐに知らせて。雪美ちゃんにもしものことがあった時のために、今日はあたしいつでも連絡つくようにするから。」

P「今回はえらく協力的じゃないか。この間のちひろに“悪魔の角と鬼の筋肉を身につけられるクスリ”を盛ったときは、すぐ行方をくらましてたのに。」

志希「あのスタドリを自分の体で試しながら作り上げたモンスターと、か弱い雪美ちゃんとじゃあ事情が違うよ。そもそもあの時のクスリは、ちょっとマッチョになるくらいの軽い効き目だったのに、スタドリの成分と反応して結果的にああなっただけで……」

P「そもそも同僚にクスリを盛るのが間違いだっつーの。まあ、今回はもしものことがあったら頼りにするわ。」

志希「うんうん、雪美ちゃんに何かあったらすぐ駆けつけるから。」

P「それじゃ。」

志希「バイバーイ」ピッ ツーツーツー

P「さて、志希はああいってたけど……原因は別にある、か。何か今回のことについて知ってることはあるか?雪美。」

雪美「…………?……」ネコミミピコピコ

P「クッソ、ホントにどうしようもなくかわいいオイ。」

雪美「………私……かわいい………?」

P「あぁ、とってもかわいい。すっごいかわいい。もちろん、普段の雪美がかわいいのは当たり前だけど、猫耳で感情表現までしちゃうあたりとか、すごくかわいい。あとこの、尻尾と猫耳が黒なのがいいね。イベントで白猫役やったこともあったけど、こうしてみるとやっぱり、雪美の髪の色とかにも溶け込んでて、ペロのイメージカラーともおんなじだから似合ってるよね。その辺も含めて、とにもかくにもすげぇかわいい。」

雪美「………そう……。………うれしい…。」シッポフリフリ

P(尻尾が揺れるのでも、喜んでいるのがわかる。やわらかな表情とかみ合って、非常にかわいい)

???「ただいまもどりましたー」

P「っと、その声はちひろか。」

ちひろ「そうですよー、あなたの天使千川ちひろですよー。」

P「ところで守銭奴天使なちひろに一つ頼みがあるんだけど」

ちひろ「天使の前にひどく不愉快な一節が入ってた気がしますが、聞くだけ聞きましょう。」

P「実は、カクカク シカジカ ネコミミ ピコピコ なわけでして。」

ちひろ「大変じゃないですか!」

P「さいわい、雪美の今日の仕事はもう終わってるから、今日はこのまま雪美を女子寮まで送っていこうと思うんだけど、留守番頼めるか?」

ちひろ「わかりました、そういうことならお任せください。」

P「ありがとう。じゃあ雪美、帰ろう。」

雪美「…………送って……くれるの………?」

P「ああ、もちろん。うちの事務所の関係者とかならともかく、ほかの人に見られたら大騒ぎになっちゃうからね。車で女子寮に送るよ。」

雪美「…………ふふ……、……それじゃあ………行こっか……」

P「今、事務所の裏口前に車横付けするから、電話が鳴るまで待っててくれ。」

雪美「………わかった………待つ……」

P(全速力で車動かそう。)

――――――

P「ちゃんとシートベルト締めたか?」

雪美「…………ん………大丈夫……」

P「よし、それじゃあ行くぞ。」

雪美「……………」コクリ

ブロロ…

P「そういえば、今日の撮影どうだった?」

雪美「…………まあまあ………」

P「そうか、たしか今日の雪美の仕事は猫関係の雑誌のグラビアだったよな。」

雪美「………うん……。…………猫がたくさん……たのしかった………」

P「楽しかったならなによりだ。最近は雪美の人気がだんだん上がっていてな、今回の仕事みたいに雪美のことを指名してくれる仕事も増えてるんだ。俺としても鼻が高いよ」

雪美「…………Pが喜ぶなら…私も………うれしい……、……ふふ………」

P「そうそう、今日いった営業先の人も雪美のことを気に入ってくれてるみたいで、またCMに出してもらえるらしいぞ。今度は、猫のためのおやつの新作だってさ。」

雪美「…………ほんと……?…」

P「ああ、この前の時とおんなじで、ペロのための試供品もくれるってさ。」

雪美「…………ふうん……」

P(どうしたんだろ、あんまりうれしそうじゃない。ペロと一緒の仕事ならいつも喜んでたのに。)

ブロロ キュッ

P「さて、ついたぞ。隣に住んでる千秋と飛鳥には俺から話しておくから、雪美は部屋に……ん?」

雪美「…………………………」

P「どうした雪美、俺のスーツの裾なんかつかんで?」

雪美「………………一緒に…どっか……いこう……?……」

P「うん?それはこれからお出かけしようってこと?」

雪美「…………」コクリ

雪美「…………P……今朝………営業以外の仕事は………終わらせたって……」

P「いや確かに仕事はもう終わってるけど………」

雪美「……………おねがい……」

P(くっ、雪美の上目遣いはずるい…!いや…しかし……!)

P「ダメだ。雪美の今の格好を見られるわけには……」

雪美「………これなら……どう……?…」

P「それは、この前の撮影の時の“猫耳つきパンキッシュパーカー”!!」

雪美「………これなら…猫耳はフードの中…、……尻尾はすその中。………ばっちり………」

P(どや顔の雪美もかわいい)

P「……いや、万が一ってこともあるし………」

雪美「………………ダメ……?…」

P「…………っ…!!…OKだ…!」

雪美「……やったあ………」

P「ちょっとまっててくれ。」

ピロピロピロ ピロピロピロ

ちひろ(電話越し)「はい、どうかしましたかプロデューサーさん。」

P「すまない、急な話だがこれからちょっと雪美とお出かけしてくる。猫耳対策はしてある。」

ちひろ「はあ、わかりました。気を付けてくださいね、あと雪美ちゃんにやさしくしてくださいよ。」

P「ん?俺はいつも雪美のことを大切にしているつもりなんだけど?」

ちひろ「まあ、せっかくなんですからゆっくり遊んできちゃってください。」

P「では、ありがたく。」ピッ

雪美「…………電話……終わった……?…」

P「ああ、せっかくだから思いっきり遊ぼう。」

雪美「…………ふふ……たのしみ……♪…」

P「じゃあ、どこに行こうか?」

雪美「………Pの……おすすめは………?…」

P「俺の?まあいいけど、せっかく一緒にお出かけなのにいいのか?」

雪美「………Pの……好み…知りたい………」

P「わかった、じゃあ車動かすぞ」

 ――――――

P「よし、まずはここだ。」

雪美「………何屋さん…?……」

P「ここは“猫がダメな人のネコカフェ”っていうお店」

雪美「……………?」

P「和久井さんに教えてもらったお店で、猫雑貨や猫の本とかが置いてあるんだ。猫アレルギーの人とかが、ネコカフェ気分を味わったりできるお店。」

雪美「…………おもしろい……♪…」

P「さあ、中に入ろう。」

  ――――――

雪美「………紅茶……おいしい……。……猫のカップかわいい………」

P「この店の皿とカップは何セットもあって、ここに来るたび違うのが出でくるんだ。全部猫なのはかわらないが。」

雪美「………ケーキ……甘くておいしい…………」

P「このお店、普通に喫茶店としてクオリティ高いんだよな。

ウェイトレスのお姉さん「あのー」

P「…?何か御用ですか?」

ウェイトレス「そちらのお嬢さん、佐城雪美さんですよね?私ファンなんです!」

雪美「………………!」

P「ありゃりゃ、ばれちゃいましたか。」

P(よく考えたら猫耳バレを気にしすぎて、身バレについては考えなしだったな)

ウェイトレス「大丈夫です!私ぜったい言いふらしたりしませんから!」

P「そうしていただけるとありがたいです。」

ウェイトレス「それで…そのぅ……サインとかって………」

P「どうする?雪美。」

雪美「…………いいよ……」

ウェイトレス「うわぁああ!ありがとうございます!!この猫柄の手帳にお願いします!!!」

雪美「………………」スラスラスラ

雪美「…………できた……」

ウェイトレス「ありがとうございます!!宝物にします!!!」

雪美「…………また来てもいい……?…」

ウェイトレス「はい!いつでもお越しください!!」

雪美「…………ありがとう……」

P「それじゃあそろそろ。」

  ――――――

ウェイトレス「1,180円になります。」
ウェイトレス「1,200円お預かりします、20円のお返しです、ありがとうございました」

P「それじゃあ行こうか。」

喫茶店マスター(髭のダンディおじ様)「お嬢さん、ちょっといいかね。」

雪美「…………?」

マスター「これをあげよう。」

つ(黒猫のかわいらしい万年筆)

雪美「…………いいの……?」

マスター「ああ、君みたいな若い子に大切に使ってもらえるなら、こいつも喜ぶじゃろ。」

雪美「…………ありがとう……」

P「店長さんありがとうございます。」

マスター「君は、父親かな?それにしては若いが……」

P「父親ではありませんが、ご両親に雪美ちゃんを任されている者です」

マスター「そうかい。……離すんじゃないぞ、その子の手。」

P「はい。」

  ――――――

P「それじゃあ次は、……あそこにしようかな。」

雪美「………どんな……ところ……?」

P「ついてからのお楽しみ。」

 ブロロロ

――――――

雪美「『………』ってことが……あった……」

P「まじか、幸子とペロがそんなコントみたいなことをしてるとは。」

雪美「……あとはね………『………』」

雪美「……この間ね………『………』」

P(雪美のことちゃんと見ていたつもりだったけど、意外と知らないこともあるんだな。) 

ブロロロ

――――――

キュッ

P「さて、ついたぞ。」

雪美「………ふれあい……パーク……?」

P「そう!つい先週オープンしたばっかりの、動物との距離の近さをテーマにした動物園。お得意さんが優待券くれたから、来てみた。」

雪美「………どんなのが………いるの……?」

P「犬、猫はもちろん、ヒツジ、ヤギ、ウサギと触れ合えて、ペンギンや、ラッコに、イルカもいるってさ。」

某25歳児「イルカは居るかいって、ふふふ。」

P「………?誰かいた気がしたけど……気のせいだな。」

P「よし、じゃあ行こうか。できたばっかりのところだから結構人出があるな。」

雪美「………イルカのショー……4時から……」

P「それまでは、ほかのところ見に行くか」

雪美「………P……あっちに……羊さん……」

P「おっ、それじゃあヒツジからいくか。」

  ――――――
雪美「………あったかそう……」

P「コートを羊の毛から作るくらいだからな。この先の季節は暑そうだが」

――――――

雪美「………みて……これ…」

P「ん、なになに。ヤギの消化器では、紙を消化しきれず腸閉塞などを起こす危険があります。絶対にヤギに紙を与えないでください。へー、手紙を食べちゃうのはヤギにとって良くないんだ。」

  ――――――

P(くそっ!最悪だ。)

ワイワイ ガヤガヤ

P(ペンギン館を出たところで雪美を見失った!)

P(今の雪美は耳と尻尾がある状態、もしボロが出たりしたら……!)

P「すみません、このあたりで猫耳付きのパーカーを着た10歳くらいの女の子に会いませんでしたか?」

子連れの奥さん「いえ、知りません…。」

P「そうでしたか…。ありがとうございます。」

P「すみません。このあたりで猫耳付きのパーカーを着た女の子を見ませんでしたか?」

恋人同士の若者(女)「さあ、…ちょっとわからないですね。」
若者(男)「すみません力になれなくて」

P「いえ、ありがとうございます。」

P「すみません……

P「すみません………

P「すみません………………

――――――

P「どこにも見当たらない……。」

P(こうなったら、迷子センターの放送を使おう。雪美が来ていることを知られるけど、雪美と合流できないよりは百倍マシだ。)

P「総合案内は入口のほうだったな。」

アナウンス「まもなく、午後4時よりイルカのショーをおこないます。……

P「もうそんな時間か」

P(そういえば、雪美とみる約束をしてたけど……)

P「もしかして…!!」

  ――――――

P「……ハァ…ハァ……ハァ………」

P「雪美は、いないか……?」

雪美「………!!……P…!!」

P「雪美!!!」ダッ!!

雪美「……私……P…とはぐれて…、……約束……したから……ここで…。」

P「雪美!」

ギュッ

雪美「……!?………P…?」

P「ごめんな雪美、ちゃんと見守ってなきゃダメだったのに、こんなことになって……、
ホントごめんな雪美。」

P(半泣きの状態で雪美を抱きしめる俺は、我ながらなかなか情けない恰好をしている)

雪美「……………大丈夫……」

P「……………」

雪美「…………Pは……ちゃんと……見つけてくれた…。……イルカの約束……守ってくれた………」

P「…雪美……」

雪美「………行こう……。……いこう………ショー…始まっちゃう……」

P「あぁ!行こうか、雪美!!」

雪美「………ん……」

P「ん、どうした?」

雪美「………手……」

P「ああ、わかった。…つなごう、今度ははぐれないように。離れないように。」

 ギュウッ

雪美「…………あったかい……ふふ…」

  ――――――

P「迫力のあるいいショーだったな。」

雪美「………ん……」

P「結構おもしろい場所だったし、また遊びに来るか。」

雪美「………ん……、…また……イルカのジャンプ……見たい………」

P「そうだな。さてと、駐車場についたけど車は……あ、あったあった。」

繋いでいた手を放す

雪美「……あっ………」

P「乗って、雪美」

 ガチャ スルリ バタン

P「さて、それじゃあ。………最後に行きたいところがあるんだけど、いい?」

雪美「…………ん……」

P「ありがとう、じゃあ行こうか。」

ブロロロ

 ――――――

 キュッ

雪美「…………ここが………連れてきたかった場所……?」

P「そう。車から降りて、川の堤防の上まで行こう。」

雪美「………わかった……」

ザッ ザッ ザッ ザッ

雪美「…………ふわ~……きれい……」

P「だろう、ここからだとちょうど、橋にかかって、そしてそのまま川に沈む夕日が見れるんだ。」

P&雪美「…………………」

P「……ごめんな、雪美」

雪美「…………?」

P「俺はいままでちゃんと、雪美のこと見つめてききたつもりだった。でも、雪美にどんな友達がいるのか、今どこで何してるのかとか、よく考えたらわかってないことだらけだった。今日よくわかったよ。もしかしたら、俺なんかよりもほかの人にプロデュースしてもらったほうがいいのかも……。」

雪美「………P……」

P「……………」

雪美「……P…、…こっちむいて……」

P「なんだい」

雪美「………Pは私のこと…見てないこともある……。…でも……パパとママみたいに……見ててくれてるの……知ってる……。………私のこと……誰にも負けないくらい……思ってくれてるの……知ってる」

P「………………」

雪美「……それに…、………私のこと……スカウトしたの……P………。………私を見つけてくれたの……Pだけ………。………だから…、……Pにだけ……特別………」

P「雪美……」

雪美「……私……Pとなら………どこまでも行ける………。…………私と…Pと……約束…。………大丈夫…、……どんなに……離れても……魂…繋がってる……いつまでも…。」

P「……ありがとう雪美。…俺、頑張るよ。全力でお前のことプロデュースする。」

雪美「…………ふふ……わかった…。……がんばって………」

――――――

P「さてと、車に戻ってきたわけだけど、よく考えたら問題は解決してねえ。明日のレッスンはいいとして、明後日の広告写真の撮影どうしよう。猫耳つけて撮影するようお願いして、本物の耳なことがばれないようにするか……」

雪美「…………P……」

P「どうした、雪美?」

雪美「………私……Pに…ごめんなさい……しなきゃ………」

P「どういうこと?」

雪美「………志希に……お薬……頼んだの………私………ごめんなさい……」

P(猫耳垂れててかわいい、尻尾ふにゃーんてしててかわいい。)

P「……理由を聞いてもいいか?」

雪美「……最近………Pかまってくれない……」

P「ああ、やっぱりか。」

雪美「……私…Pを……信じてる……でも………寂しくて…。………心配かけて…ごめんなさい……。」

P「……俺のほうこそ、最近一緒にいてやれなくてごめんな。」

 アタマ ナデナデ

P「これからは、すこしでも一緒の時間を増やせるよう、頑張るから。」

雪美「………約束……?」

P「ああ、約束する。」

雪美「…………ありがとう………。……ふふ………うれしい……」

P「………さてと、それじゃ志希に連絡とるか。」

――――――

ピンポーン ピンポーン

 ガチャリ

志希「はーい、いらっしゃい。雪美ちゃん、プロデューサー。その感じだと、おおもとの問題の解決はできたみたいかにゃーん。」

P「ああ。今回はありがとうな志希。おかげで大切なものが手に入った。」

志希「それって、猫耳尻尾の雪美ちゃんの写真とか?」

P「それじゃねえよ!確かに何枚も撮ったけどそれじゃねえよ。」

志希「はいはい、冗談だよ冗談。で、回復薬だけど飲むと眠くなるから、今日寝る前にしたほうがいいと思う。」

P「わかった、じゃあ晩御飯食べたら寮に送るから、寝る前に飲むこと。いい?雪美。」

雪美「…………大丈夫……。……覚えた………」

志希「さてと、あたしも晩御飯にするかな。」

雪美「………志希……、……晩御飯……一緒に………」

志希「えっ、あたしも?」

雪美「………志希さえ………良ければ……」

P「今回は、なんつーか、…世話になったしな。」

志希「……あはは!それはうれしいな!」

P「それじゃあ、ここでピザでも取るか。」

志希「おお、いいねーピザ。あたし、辛いのがいいな。」

P「雪美もいるんだからほどほどにな」

志希「さて、そうと決まれば。ちょっとそこで待ってて、少し部屋片付てくる!」

P「そんなに気を使わなくてもいいからな~」


雪美「…………ねえ……P………」

P「なんだい、雪美」

雪美「…………にゃあ?……」

P「…………………」

雪美「………どう……、…かわいい……?」

P「かわいすぎ」

雪美「………ふふふ…、……ありがとう………」


END

P「ところで志希さんや。」

志希「ん、なぁに~」

P「なんで雪美に渡した薬が、猫耳と尻尾が生える薬だったんだ?」

志希「異常がわかりやすくて、それなのに即刻排除しなければならないほどの危険性がない、っていう条件に当てはまる変化を起こさせるクスリがそれぐらいしかなかった。あと…。」

P「あと…?」

志希「猫耳と尻尾の生えた雪美ちゃんを見てみたかった。」

P「わかる」

以上になります。
SS投稿初心者、ぶっちゃけ初投稿な私のSSに最後まで付き合って下っさった方が一人でもいらっしゃったなら、これに勝る喜びはありません。
なにぶん、先駆者さまの示してくださった書き込み方指南を見ながら、ほぼそれのコピーで書き込みましたし、内容についても後半から猫耳の存在感が空気と化すなど、行き届かぬ点も多々あったかと存じます。
こんな私ではございますが、SS書きの端くれとしてこの先も投稿してまいりたい所存です。
いつかまた、お目にかかる機会がありましたら、温かい目で見守ってやってください。

今日はありがとございました。

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