ココア「そういえば、あんこっていつから甘兎庵にいるの?」 【ごちうさ】 (2)

~甘兎庵~

ココア「あんこって何歳なのかな?いつごろから千夜ちゃんと一緒にいるの?」
チノ「そういえば知りませんでした。気になりますね。」
リゼ「不老不死だって言われても驚かないな。」

千夜「話せば長くなるわね。それは…」

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~十年前 とある河原~

悪ガキA「うりゃ!」
悪ガキB「とりゃ!」
悪ガキC「そりゃ!」

悪ガキ達は河原に捨てられていた子うさぎに石を投げてイジめて遊んでいた。
ボロボロの段ボールの中に一羽佇んでいる黒い小さなその子うさぎはプルプルと小刻みに震えているようだった。

悪ガキA「次は頭狙おうかな~」
悪ガキB「頭はヤバいでしょ~wwwwww死んじゃったらどうすんのwwwwww」
悪ガキC「こんな捨てウサギが一羽死のうが何の問題もないっしょwwほーら、もっとデカイ石投げてみようよ!!」

子うさぎの目から一粒の涙がこぼれ落ちたその時…

???「こら~アンタたち!!!」


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