ジョセフ「よろぴくねー!承太郎ちゃん!」 (84)


・ジョジョっぽくない

・口調がおかしい

・SS処女作

・不定期

・二番煎じ

以上の要素が含まれています。

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エジプトへ向かう飛行機

アヴドゥル「ジョースターさん、エジプトまではどれくらいで着くでしょうか」

ジョセフ「まぁ一日と言ったところじゃろう」

花京院「……」そわ…そわ…

承太郎「どうした花京院?妙にそわそわして、ションベンにでもいきてぇのか?」

花京院「いや僕友達と飛行機に乗って遠出なんて初めてだからなんだか落ち着かなくて」

アヴドゥル「花京院、我々は遊びに行くのではないのだぞ。ホリーさんの為にDIOを…

ジョセフ「まぁいいじゃないかアヴドゥル、緊張してもらうより張り切ってもらってる方が何倍も良い」

花京院「ジョースターさん…」

ジョセフ「よし!ワシが飛びっきり面白い話をしてやろう!」

承太郎「やれやれ…うるさいジジイだぜ…」

ジョセフ「このジョセフ・ジョースター今となっては不動産で地位を築いておるがその前はパイロットを目指していてのう」

花京院「パイロットは挫折してしまったのですか?」

ジョセフ「いや、どうやらワシは飛行機と運が悪くてのう。乗る飛行機が墜落するわするわで諦めたわい!ギャーハッハッハッ!」

花京院「……」

承太郎「ジジイ…縁起でもないこと言うんじゃねぇ…堕ちたらどうすんだ」

ジョセフ「オ?なんじゃ承太郎?そんなデカイ身体して飛行機が怖いのか?」ニヤニヤ

承太郎「……」スッ…

ジョセフ「ギャー!悪かった承太郎!ワシが悪かった!だから無言でスタープラチナを出すのはやめてくれ!」

花京院「賑やかなおじいさんですね…」

アヴドゥル「昔からこうなんだ…」

ガタン!

乗客員1「なんだ!?飛行機が揺れたぞ!?」

乗客員2「もしかして墜落するの!?キャー!」

承太郎「ジジイ…」

ジョセフ「ワシは悪くないじゃろう!」

花京院「しかし飛行機に異常があったということは…」

アヴドゥル「新手のスタンド使いか…!?警戒しろ花京院!承太郎!」

ジョセフ「飛行機にトラブルがあったと言うことは操縦士に何かあったはずじゃ!アヴドゥル!お前はここでスタンド使いの動向を見張っていてくれ!」

アヴドゥル「ジョースターさんは?」

ジョセフ「操縦席を確認してくる!最悪ワシが不時着させる!」









ほぼ同時期

機長「なっ!?貴様どうやってここに…!?」

?「いやぁ…いつも飛行機乗ってて思うんだけどよぉ~」

?「そのハンドル握ってる手に何百人もの命が掛かってると思うと無茶すごいことだよなあ~?偉いねえ~」

副長「な…何を言ってるんだ貴様!」

?「でもマス握ってるわけじゃねぇからよっぽどのことがない限りハンドルから手は離せないよなあ~」

副長「こちら~!操縦席に不審なおと

ガンッ

副長「ガハッ…!」

ガタン!

アレッシー「手を使えないってことはこの俺アレッシー様より弱いよなあ!?だったら虐めても問題ないよねぇ~」

機長「貴様!この機体が落ちれば貴様も…!」

アレッシー「いいんだよ俺は、DIO様に頼まれた『任務』を遂行できれば一生遊んで暮らせんだからよお」

アレッシー「さ て と」

アレッシー「お前も虐めてもいいよねえ~?」

機長「やめてくれーー!!!」

ガチャ!

ジョセフ「大丈夫か!何があったんじゃ!」


シーン…

ジョセフ「何…?誰もおらんではないか…いや…違う…!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ジョセフ「機長と副長が座るべき席に『赤ん坊』が二人!この奇妙な現象は…!」

アレッシー「スタンド攻撃だよぉ、そしてセト神は既にお前の影を踏んでいる!」

ジョセフ「なっ…!」

若返っていく

アレッシー「やりました!DIO様!これで俺は大金持ち…

ガンッ!

アレッシー「ぶべら!」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ジョセフ「テメェ…さっきから人の目の前でゴチャゴチャうるせぇんだよ!」



ジョセフ「テメェの唾がかかって顔が汚れたじゃねぇか!ぶん殴ってやる!」

アレッシー「いは…もうはふって…(いや…もう殴って…)」

ジョセフ「うるせえ!」

バキッ!バキッ!バキッ!

数分後

ガチャ

アヴドゥル「大丈夫ですかジョースターさん!」

ジョセフ「あ?誰だテメェ?」

花京院「この青年が敵のスタンド使い…?」

アレッシー「………」ピクピク…

承太郎「そこでくたばっている奴が機長には見えないがな」

ジョセフ「おいおいなんだなんだお前ら、急に俺のこと囲んでよ~喧嘩なら外でって…」

キョロキョロ

ジョセフ「OH-NO!ここは飛行機じゃねぇか!そしてここは操縦席!操縦する奴が誰もいねぇじゃねぇか!」

アヴドゥル「クソッ!もうすぐ墜落してしまう!ジョースターさんはどこに…!」

ジョセフ「あ?ジョースター?俺のことか?」

アヴドゥル「?」

ジョセフ「だから俺の名前はジョセフ・ジョースター、『ジョジョ』って呼ばれている…ってそんなこと説明してる場合じゃねぇ!飛行機をなんとかしねえと!」

ジョセフ 操縦席に座る

承太郎「おい、お前が操縦してなんとかなるのか」

ジョセフ「こう見えても俺パイロット志望なのよん!まかせんさい!まぁ最近飛行機に乗って墜落してるけどな!」

承太郎「…!」

ジョセフ『いや、どうやらワシは飛行機と運が悪くてのう。乗る飛行機が墜落するわするわで諦めたわい!ギャーハッハッハッ!』

花京院「ジョジョ…この人ってまさか…」

承太郎「ああ…」



承太郎「このふざけた野郎はジジイだ」








undefined

こと無きを得て

救命ボート

アレッシー「」

花京院「おかしい…こいつのスタンド攻撃にジョースターさんが掛かっているなら再起不能にすれば元に戻るはずなのに…」

アヴドゥル「見ろ花京院、こいつにも肉の芽が植え付けられている。どうやら肉の芽でスタンドパワーの底上げさせられているらしい」

承太郎「だったら話は早いじゃねぇか」

承太郎「スタープラチナ!」

承太郎「花京院の時みたく、スタープラチナで引っこ抜いてやるぜ」

ギュッ

スタープラチナ『オラァ!』

承太郎「なっ…!?」

アヴドゥル「どうしたジョジョ!?」

承太郎「この野郎…花京院の奴とは比べものにならねぇくらい複雑にぎっちりと植え付けられていやがる…無理に抜こうとするとこいつの脳ごと持っていっちまう」

花京院「それではジョースターさんはずっとこのままなのか!?」

アヴドゥル「いや一つ手がある。」


アヴドゥル「肉の芽はDIOの一部…DIOを倒すことができれば…」

承太郎「いやそれは分からないぜアヴドゥル、逆もあり得る」

花京院「DIOが死ぬことによって肉の芽が暴走する可能性が…?」

承太郎「そういうことだ」

アヴドゥル「クソッ!相手の目的はジョースターさんだったのだ!ジョースターさんを封じることができれば『ハーミット・パープル』は機能しない!これではこの先DIOが場所を移せば行方がわからない!このままではホリーさんもジョースターさんも…!」

ジョセフ「おいおい?さっきから『スタンド』やら『ハーミット・パープル』とか『肉の芽』だとか何言ってんだ?イカしたバンドの名前かぁ?」

アヴドゥル「この有様だ、スタンドは使えないことは愚か記憶までも青年の頃に戻っている…」

ジョセフ「さっきDIOとか言う奴が逃げる云々の話をしていたがそいつが逃げる可能性はないと思うぜ」

承太郎「何故そう言い切れる」

ジョセフ「話に聞いてちゃそいつはプライドのたけぇ奴だ。そんな奴がこそこそ在り処を変えるはずがねぇ。それにだ」

ジョセフ「わざわざエジプト行きの飛行機を狙ってきたということはエジプトに来られちゃマズイってことだ。本当に逃げたいなら俺たちがエジプトに向かってる最中に場所を移せばいいからな」

アヴドゥル「確かに…(ジョースターさんの頭脳はこの頃から健在で…)」」

ジョセフ「よく意味はわからねえがDIOって奴をぶっ飛ばせばなんとかなるだろ?だったら手伝うぜ!」

承太郎「スタンドも見えねえのにか?」

ジョセフ「だからまずはそこから教えてもらわねえとな!よろぴくねー!承太郎ちゃん!」

承太郎「…やれやれだぜ」

今日はこの辺で

期待
いつ頃のジョセフなんだろうか

>>11
カーズを倒した後のジョセフとなっています。


台湾

ジョセフ「なるほどな、つまりスタンドっていうのは守護霊みたいなもんで各々に別々の能力があるってわけか」

花京院「はい、アヴドゥルさんの『マジシャンズ・レッド』は火を操る能力、承太郎の『スタープラチナ』は速くて強いなど」

ジョセフ「ったくよ、見えない人型の霊が襲ってくるって厄介なのに『柱の男』達みたく能力が備わってるってなると面倒どころの話じゃねぇな」

アヴドゥル「後スタンドはスタンドでしか倒せません」

ジョセフ「ギニャー!なんだよそれ!チートじゃねぇかチート!」

ジョセフ「クッソ~!スージーQと結婚式を挙げたと思ったら未来に連れて来られたようなタイムショック!いや俺がスタンド攻撃を受けて若返っているから過去に戻って…あー!訳わかんねぇぜ!」

承太郎「ジジイ、お前は戦わなくていい。足手まといだ」

ジョセフ「おいおいおいおいおい、さっきから気になっていたけどよ~」

ジョセフ「こいつが俺の孫だとぉ!?俺の孫ならもっと可愛げがある感じにできねぇのか?」

承太郎「……」

ジョセフ「おいおいそんな暗い顔するなよ承太郎!これから旅していく仲間なんだからよ~!さぁ承太郎ちゃんもご一緒に!ハッピーうれピーよろぴくねー!」

承太郎「(うぜぇ、俺の嫌いなタイプ第1位だぜ…ここはいっちょ…)」

ジョセフ 承太郎「 「スタープラチナで…」」

ジョセフ「ってか?」

承太郎「ハッ…!テメェ…!」

ジョセフ「怖い顔すんなよ承太郎!お前は一見クールに見えるけど心の中丸わかりでよ!ちょっとからかっただけじゃねぇか!」

承太郎「やれやれ…先が思いやられるぜ」




ジョセフ「じゃあちょっくら俺は服の調達やらなんやらしてくるからお前らは上手い飯屋でも探しててくれ!」

ピュー!

花京院「いってしまいましたね…」

アヴドゥル「充分パワフルな方だったがまさか若い頃はあそこまで破天荒とは…」

承太郎「…どうすんだアヴドゥル、今のジジイにはスタンドは見えねえし使えねえ、足手まといどころじゃねぇぞ」

アヴドゥル「しかしジョースターさんのハーミット・パープルが元に戻ればDIOを探すのに大いに役に立つ、スピードワゴン財団で監禁しているアレッシーの気が元に戻り能力を解除すれば治る可能性もある」

承太郎「だったらそれまでジジイは置いていってもいいんじゃねぇのか」

花京院「それはダメだよ承太郎、DIOはジョースターさんの能力を危ぶんで若がえさせた。ジョースターさんを一人にしては危険だ」

承太郎「やれやれ…若くなっだジジイを介護しながら旅をするとはな…」

ジョセフ「誰がジジイだ?あーん?」

花京院「ジョースターさん、もう帰ってきたんですか?」

ジョセフ「まぁ俺の服のセンスはバッチグーだからよ!服選ぶなんておちゃのこさいさいよ!」

ジョセフ「よし!この際俺が飯屋も決めてやる!あそこにしようぜ!」

ピュー

花京院「承太郎…今のジョースターを介護するには並々ならぬ努力が必要そうだね…」

承太郎「…」



花京院「承太郎…今のジョースターを介護するには並々ならぬ努力が必要そうだね…」

花京院「承太郎…今のジョースターさんを介護するには並々ならぬ努力が必要そうだね…」

訂正


ジョセフ「中々良い店じゃねぇか!お茶が美味え!」

アヴドゥル「ジョースターさん、香港に来たことは…」

ジョセフ「ねぇな!漢字なんてパッパラパーよん!」

アヴドゥル「…」

承太郎「ん?」

花京院「これはねジョジョ、おかわりのサインなんだよ。こうして置くとおかわりが…

ジョセフ「おーい!ネーチャン!おかわりもってきてもらえる~?」手ブンブン

花京院「……」

お茶のおかわりをもらう

ジョセフ「ありがとうねネーチャン!サンキューよサンキュー!」

ジョセフ「カッ~!それにしてもチャイナ服ってのはいいな!足の綺麗さ4割り増しだぜ!そう思わねえか承太郎!?」

承太郎「俺は女には興味ねえ」

ジョセフ「おいおい承太郎ちゃんそれはねぇよ!年頃なんだから女には興味持たねぇとよ!……それとも承太郎まさかコッチなのか?」

承太郎「……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

花京院「(ジョジョの胃が大変そうだな…)」

?「すみません、私はフランスからの旅行者なのですが漢字が難しくて上手く読めません。助けて欲しいのですが」

承太郎「やかましい、あっちにいってな」

ジョセフ「おいおい承太郎それはねぇぜ、困ってる時はお互い様だ。」

ジョセフ「俺も漢字は読めねえけどよ、上手いもん頼める方法は知っているぜ!」

ジョセフ「おいオーナー!」手ブンブン

オーナー「ーーーーーーーーー」中国語

ジョセフ「ここにあるもの全部出してくれ、わかる?オールよオール!」

アヴドゥル「(無茶苦茶だ…)」





花京院「これは中々美味ですね」

承太郎「……」満更でもない顔

アヴドゥル「初めは見た目に驚いたが食べてみると気にならないな。ね?ジョースターさん…

ジョセフ「おいテメェ!客にカエル食わそうとは良い度胸してるじゃねぇか!」オーナーの胸倉を掴む

アヴドゥル「……」

?「いやいやこれは中々良い味してますよ。騙されたと思って」

ジョセフ「ホントかよ…まあ食べる前に文句付けるのは只のクレーマーだからな」

花京院「(もう十分問題アリアリな気が…)」

モグモグ

ジョセフ「おー!いけるじゃねぇか!カエルってのは中々美味えんだな!」

?「でしょ?」

ジョセフ「お前良い奴だな!気に入った!代金は全部こっちもちでいいぜ!」

ジョセフ「アヴドゥルが出してくれるからよ!」

アヴドゥル「!?」

?「いえいえお代は払います。それよりも私今人探しをしていましてね。良ければ協力してほしいのですが…」

ジョセフ「あーそんなことなら大丈夫よ!スピードワゴン財団がチャチャッと見つけてやるからよ!」

アヴドゥル「(だったらここの支払いもスピードワゴン財団でいいのでは…)」

?「おーこれこれ」

箸で何かを摘む

?「スターの形…」

一同「…!」

?「私の知り合いがこれと同じ痣を首元に付けていてね…」

承太郎「テメェ!」

花京院「新手の…!」

?「フフフ…」


?「シルバーチャリオッツ!」

アヴドゥル「ジョースターさん危ない!」

ジョセフ「あ?」

シルバーチャリオットがジョセフに襲いかかる

アヴドゥル「マジシャンズ・レッド!」

炎の盾のようなものをジョセフの前に作る

ジョセフ「おお!俺の前に炎が!これがアヴドゥルのスタンド能力!」

?「危ない危ない。モハメド・アヴドゥルの炎は厄介だからな。」

?「ジョセフ・ジョースター…どうやら本当にスタンドが使えないようになっていたとは…なんと愚かな…」

ジョセフ「あ?なんだとテメェ?」

アヴドゥル「下がっていてくださいジョースターさん!喰らえ!マジシャンズ・レッド!」

?「フフッ」

花京院「アヴドゥルさんの日がスタンドの剣によっていなされた!?」

?「まずはお前から始末してやろうモハメド・アヴドゥル。私が作った火時計が12時を指す頃お前は

ダダダダダダダダダダダダダダダダ!

ジョセフ「喰らいな!」

承太郎「なんてやろうだジジイ…」



承太郎「店の中でトンプソン機関銃を乱射しやがったッ…!」





花京院「いつの間にトンプソン機関銃なんて…」

承太郎「服を買いに行っていた時か、なんて手グセの悪いジジイだ…」

ジョセフ「ヘッ!スタンド使いだろうが何だろうがトンプソン機関銃で撃っちまえばこっちのもんよ!」

ジョセフ「これで奴は完全に…」

?「不意打ちとは小賢しい…騎士道精神のカケラもないな」

パラパラパラパラパラ

ジョセフ「あらら…銃弾が全て真っ二つに…ご、ごめんねぇ~!悪気はなかったんだよ!だからだな…!」

?「ジョセフ・ジョースター…やはり先にお前から…!」

ジョセフ「おっと動かない方がいいぜ!」

?「なっ…?」

ジョセフ「さっきのトンプソン機関銃の弾に糸を仕込んでいてね、罠を張るために撃ったんだよ。俺が本気で人に銃なんて撃つわけねえだろ!」

アヴドゥル「(怪しい…)」

花京院「(怪しい…)」

承太郎「信用ならねえ」

?「何が糸だ!糸ごとき罠になるわけなかろう!」

ジョセフ「ところがどっこいこのトンプソン機関銃を引っ張ると…」

シュルシュルシュルシュル!

?「なっ…!?糸が身体に巻きついて…!」

ジョセフ「どうよ俺の十八番のロープマジックは!これでテメェは動けないぜ!」

?「こんな糸ごとき私のシルバーチャリオッツで!」

キィン!

?「なっ…!?切れないだと…!?」

ジョセフ「その糸には『波紋』を流しているからな!大抵のことじゃ切れないぜ!」

?「波紋だと…?」

ジョセフ「さっきアヴドゥルや俺の銃弾を斬ってるのを見てわかった!テメェは剣のスタンド使いらしいが炎を捌けたのも銃弾を斬れたのもスタンド能力のおかげじゃねぇ、テメェの技術があってこそだ」

ジョセフ「お前の剣のスタンドが『なんでも貫通して斬れるスタンド』なら不味かったかそうじゃねぇならどうとでもなる」



アヴドゥル「しかしジョースターさん、奴がジョースター本人を狙ってきてら…」

ジョセフ「安心しなアヴドゥル、確かに俺は波紋を流すためにトンプソン機関銃から出てる糸に触れ続けていて動きが取れねぇがそれでいい」

ジョセフ「スタンドの話をしていた時承太郎は説明してくれたからな『近接型のスタンド使いは近接戦には向いているがそれ故射程距離は短い』ってな」

?「…!」

ジョセフ「つまりテメェはこの距離じゃスタンドは届かねえ!俺は動けないが俺には仲間がいる!拘束してタコ殴りにするのは少し気が進まねえが倒させてもらうぜ!」

アヴドゥル「終わりだ!マジシャンズ・レッド!」

?「(ここだ…!)」

ドォン!

モクモクモクモク…

そこに人影はなかった

ジョセフ「おいおいアヴドゥル…いくらなんでも消し炭にすることはなかったんじゃ…」

アヴドゥル「なっ…!?私はそんな火力は…!ハッ…!?まさか…!?」

パチパチパチパチパチ

?「おうブラボー!ブラボー!」

ジョセフ「なんだアイツ…!宙に浮いて…!」

花京院「違いますジョースターさん!奴は甲冑を脱いで身軽になったスタンドに抱え上げられているのです!」

アヴドゥル「奴め!私のマジシャンズ・レッドの炎でジョースターの糸を燃やした瞬間に甲冑を外し身軽になったスタンドを使い脱出していたのか…!」

?「まさかスタンドを使わないものにここまで追い詰められるとは…アヴドゥルが攻撃してこなければ負けていたかもしれなかったな…」

?「ジョセフ・ジョースター!貴様の強さに敬意を評し名乗ってから始末するとしよう!」

ポルナレフ「我が名はジャン=ピエール・ポルナレフ!スタンド名はチャリオッツ!」

今回はここまで

アヴドゥル「しかしジョースターさん、奴がジョースター本人を狙ってきてら…」

アヴドゥル「しかしジョースターさん、奴がジョースター本人を狙ってきたら…」

アヴドゥル「しかしジョースターさん、奴がジョースター本人を狙ってきたら…」

アヴドゥル「しかしジョースターさん、奴がジョースターさん本人を狙ってきたら…」

訂正の訂正

誤字脱字が多くてすみません…

アヴドゥル「奴め!私のマジシャンズ・レッドの炎でジョースターの糸を燃やした瞬間に甲冑を外し身軽になったスタンドを使い脱出していたのか…!」

アヴドゥル「奴め!私のマジシャンズ・レッドの炎でジョースターさんの糸を燃やした瞬間に甲冑を外し身軽になったスタンドを使い脱出していたのか…!」

以後ジョースター呼びになっていたら「さん」が抜けたんだろうなと思ってください。

脳内補正するから気にせんでええよ。乙

いちいち訂正するくらいなら最初から投稿する前に読み返して確認したほうが良いんじゃない?

>>1、速報は初めてのようだがもっと肩の力抜くといいこっちで脳内補完はしとく

>>31 >>32 >>33
ご指摘ありがとうございます!


少し続きを

ジョセフ「何が敬意を評してだ!だったら浮くのをやめて降りてこい!」

ブン! ナイフを投げる

ポルナレフ「どこを狙っている!」容易く避ける

ブシャー!

アヴドゥル「ナイフがスプリンクラーにッ!」

ジョセフ「ヘッヘーン!俺の目的はスプリンクラーよ!」

ジョセフ「確かにスタンドは見えねえがこの水が飛び散る状況ならスタンドを視覚化することができる!」

ジョセフ「スタンドは物を持ったり人間を持ち上げることができる!つまりは姿は見えないだけで実体はあるはず!」

ジョセフ「そこでスプリンクラーよ!水が落ちないところにスタンドはいる!スタンドの攻略なんて簡単だぜ!」

スチャ 降りてくる

ポルナレフ「成る程、一理ある。しかし…」

ポルナレフ「認識が甘い!ジョセフ・ジョースター!」

アヴドゥル「来ます!ジョースターさん!」

ジョセフ「任せな!水が落ちていないところを探せば…

ポルナレフ「ソラソラソラソラァ!」

ジョセフ「グハッ!」

承太郎「ジジイ…!」

ポルナレフ「確かにスタンドは実体を持つことができるがそれはスタンド使いの調整でだ」

ポルナレフ「つまりは物に触れたい時は実体化できるし触れたくない時は実体化しない」

ジョセフ「なんだよそれ…ハハッ…そんなの勝てねえじゃねえか…」



ポルナレフ「スタンド使いではないのによく頑張った。貴様がスタンド使いだったと思うとゾッとするよ」

ジョセフ「頼む…許してくれ…!俺もいきなり若返って意味がわからねえんだ!俺は何も悪くねえ!」

花京院「ジョースターさん!駄目だ!完全に気が動転している!」

承太郎「……」スッ

ポルナレフ「動くな空条承太郎!甲冑を外したシルバーチャリオッツは貴様のスタープラチナより速い!貴様が不審な動きを見せれば今すぐジョセフ・ジョースターを始末する!」

アヴドゥル「クソッ…万事休すか…!」

ジョセフ「なんなら俺がお前側に付いてもいいんだぜ!?それなら2対3だ!これならまだお前に勝ち目は…!

ポルナレフ「やかましい」

ジョセフ「こんなに懇願しているのにか?」

ポルナレフ「駄目だ」

ジョセフ「頼む!靴でもなんでも舐めるからよぉ!」

ポルナレフ「最期くらいビシッと決めないかそんな態度だと…ジョセフ「次のお前の台詞は…

ジョセフ「『始末しづらいじゃないか』だ」

ポルナレフ「始末しづらいじゃないか…ハッ…!?」

ジョセフ「ヘヘーン!このジョセフ・ジョースター最期まで諦めの悪い男よ!最期の足掻き見せてやるぜ!」

ポルナレフ「!?(何を考えているかわからない男だ!まぁいい!チャリオッツで!)」」

ポルナレフ「チャリオッ…

ビリビリッ!

ポルナレフ「なっ…!?身体が痺れて…

ジョセフ「どうやら俺の波紋の伝達スピードはテメェのスタンドより速かったようだな」

ポルナレフ「(波紋…だと…?さっき糸に伝わっていた力か…しかし今回は何を媒体として波紋を…)」

バタン!ビチャ! 水溜りに倒れこむ

ポルナレフ「(水溜り…そうか…さっきのスプリンクラーで水を…水溜りができるまで命乞いやスタンドに触れる云々の話で時間稼ぎをしていたのか…)」

ポルナレフ「フフッ…かん…ぱ…いだ…」

ガクッ

ジョセフ「どうよ承太郎!アヴドゥル!花京院!スタンドがなくても倒せたぜ!」

承太郎「」

アヴドゥル「」

花京院「」

ジョセフ「ありゃりゃ…承太郎達にも水溜りを伝って波紋流しちまったようだな…えーとごめんね?」

VSポルナレフ 終了

数十分後…

ポルナレフ「うっ…俺は…確か…」起き上がる

ジョセフ「よう、やっと目覚めたか」

ポルナレフ「ジョセフ・ジョースター!何故俺を助けた!?俺とお前は敵同士なんだぞ!」

ジョセフ「お前もDIOの野郎に肉の芽を植え付けられていたんだろ?だから抜いてやったのさ。お礼は俺じゃなくて承太郎に言いな」

承太郎「前に抜けなくてちとトラウマだったがなんとか抜けたぜ」

ポルナレフ「何故だ…何故俺を助けた…俺はお前らを殺しにきたんだぞ…」

ジョセフ「確かにお前は俺たちを殺しにきてたがDIOの部下ならもっとエゲツない方法で殺しにかかってきてもよかったはずだ」

ポルナレフ「…」

ジョセフ「だがお前は正々堂々俺たちに挑んできた。1対4にも関わらずにな」

ジョセフ「肉の芽の洗脳を超える精神力の持ち主、そんな奴が悪い奴な訳ねえ」

ポルナレフ「……」

ジョセフ「何か理由があったんだろう?よかったら話してくれないか?」



花京院「なんとゲスな奴だ…一人になった女性を襲い[ピーーー]なんて…」

アヴドゥル「成る程…その『両腕とも右手の男』への復讐心をDIOに煽られたわけか…」

承太郎「だがこれで納得がいくぜ、こいつのスタンドが強えのはその男を[ピーーー]ために磨き上げたわけか」

ポルナレフ「そうだッ!我が妹シェリーを辱め殺したあの男を[ピーーー]までは俺は死ぬわけにはいかねぇ!そうしねぇとシェリーに顔向けができねぇ!」

ポルナレフ「頼む!虫の良い話なのはわかっている!俺も同行させてはもらえないかッ!?アンタらについて行けばそいつに会えそうな気がするんだ!」

ジョセフ「成る程な、確かに虫の良すぎる話だな」

ポルナレフ「……」

ジョセフ「俺は厳しいからな!ガツンと言ってやるぜ!」

ポルナレフ「(やはりダメか…)」

ジョセフ「俺はこう見えても綺麗好きだからな!一緒の部屋になった時に汚え身体で部屋を歩き回ってみろ!その時はぶん殴ってやるからな!」

ポルナレフ「……ッ!それはつまりッ!」

ジョセフ「俺たちは後50日でDIOの野郎をぶっ倒さねえといけねえ、戦力が増えるのは大助かりだ。それにだ…」


ジョセフ「大切な人が死ぬと悲しいもんな」


ポルナレフ「ジョセフ…」

ジョセフ「おおっと!俺は今はこんな姿だがどうやら年齢は60を超えてるらしいからよ!ちゃんと敬意を込めてさんを付けて呼びな!」

ポルナレフ「フッ…そうだったな、それでは改めてよろしく頼むジョースターさん」

ジョセフ「おうよ!肉の芽も無くなって『憎めない』奴になったしな!ギャーハッハッハッ!」

ポルナレフ「ギャーハッハッハッ!」

アヴドゥル「(オンオフが激しい男だ…)」

承太郎「(またうるせえ奴が増えた…)」

花京院「(友達がまた一人増えた…!)

ジョセフ「(ったくDIOの野郎…話を聞けば聞くほどヤバいやつだぜ…!)」

ジョセフ「(初めに聞いていた時は別人だと思ったがまさかおじいちゃんの身体を奪って生きていたなんてな…)」

ジョセフ「(しかも存命の為ではなく自分の目的の為に人を殺したり駒扱いするってのもタチが悪い…ムカつくぜッ!DIO…!ぜってぇ俺がぶっ倒してやるぜッ…!)」

今回はここまで
次は暗青の月です。
あと次からはsaga付けます…



ジョセフ「なるほど船を使って目的地まで向かうのね!こりゃ楽チンだな!」

アヴドゥル「この船はスピードワゴン財団が手配してくれたものです。またここの船員全員がスピードワゴン財団を通じた者達なので安心です。」

ジョセフ「なるほどねん!さすがスピードワゴン財団だな!」

ジョセフ「(スピードワゴンのじいさん…死してなお…そして俺がじいさんになってる世代まで俺たち『ジョースター家』を助けくれるなんてな…やっぱアンタはすげえ男だ。)」

ジョセフ「で、ところで承太郎、花京院」

ジョセフ「それ暑くないの?『学ラン』ってやつ」

花京院「僕たちは学生ですから学ランを着るのは当たり前…ってこれでは理由になっていないか」

ポルナルフ「こんな暑いのによくそんなもん着れるな、『武士道』ってやつか?」

ジョセフ「いやいやポルナルフ、確かに学ランは男くせえが女は違うらしいぜ」

ポルナレフ「というと?」

ジョセフ「日本の女は『セーラー服』って卑猥な服を着て学校に通うらしいぜ!」

ポルナルフ「『セーラー服』ッ!?あの噂のか!?」

ジョセフ「ああ!俺の独自調査ではスカートなんてあってないような短さらしいぜ!パンツがモロ見えらしい!」

ポルナルフ「な、なんて破廉恥な国なんだッ!お見それしたぜ日本ッ…!」

承太郎「おいジジイ…馬鹿なこと言って日本の株を下げるんじゃねぇ」

ジョセフ「ごめんよごめん!承太郎は相撲が…

家出少女「離せッ…!離せよッ!」

アヴドゥル「おい誰だその子は。この船は私たち以外は乗せないという約束だっただろう」

船員「すいません、どうやら密航者のようで…」

色々あって

ボジャン!

ポルナレフ「ヒュー!元気いいね!」

花京院「何を悠長に…ここから陸までどれだけあると…」

承太郎「ほっときな、泳ぎに自信があるから船から降りたんだろ」

船員「しかしまずいですよ!ここはサメがウジャウジャと…!」

サメがウヨウヨ

アヴドゥル「どうしましょうか…ジョースターさ…

ダンッ!

花京院「ジョースターさんが船から飛び込んだッ…!」

サメが家出少女に襲いかかる

家出少女「ギャーーーサメだぁぁぁぁ!」

ガンッ!

ジョセフ「ったく皆ひどいぜ、もう少し悪ガキにも優しくしてやってもいいじゃねぇか」

家出少女「サメを素手で…いやそれよりも…」

家出少女「水面の上を立ってるッ!?」

ジョセフ「ほら捕まりな、戻るぜ」

ウヨウヨ…

ポルナレフ「ん…?何だあれは…?」

アヴドゥル「ジョースターさん!後ろです!後ろに得体の知れないものが!」

ジョセフ「あ?後ろ?何もいねぇじゃねぇか」

花京院「不味いッ!ジョースターさんが『見えていない』ということはッ…!」

承太郎「スタンドだッ…!早く上がってこいジジイ!」

ジョセフ「え、マジで?」

ガシッ

家出少女「おい!俺を手頃なバッグのように掴むんじゃねぇ!」

ジョセフ「うるせぇ!そんなこと言ってる場合じゃねぇんだよ!逃げるんだよぉぉ!」

ダッダッダッ!

ポルナレフ「不味い!追いつかれるぞ!」

花京院「大丈夫だ!僕の法皇の緑ならッ…!」

シュルシュルシュルシュル!

花京院「ダメだッ!少し足りない!」

ジョセフ「少し…?少しでいいのか…!だったら…!」

ジョセフ「ズームパンチ!」

花京院「腕がッ!これならッ…!」

シュルシュル

ダンッ!

家出少女「助かった…のか…?」

ジョセフ「ハァハァ…助かったぜ花京院…」


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色々あって…

承太郎「スタンド使いは煙草の煙を少しでも吸うとだな…」

承太郎「鼻の頭に血管が浮き出る」

一同「………ッ!」鼻を触る

家出少女「(皆何やってんだ…?)」

ポルナレフ「嘘だろッ…!?承太郎ッ…!?」

承太郎「ああ嘘だぜ…だがこれでマヌケは…

ジョセフ「鼻ぁ~?どうして煙草とスタンドが関係あるんだ~?よくわかったな承太郎!」鼻ベタベタ

承太郎「……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ジョセフ「いやいや承太郎俺のせいにするなよーん!確かに俺が悪いけどよ!こんなブラフ分かりづらいって!それに普通鼻に血管がどうたら言われたらスタンド使いじゃなくても触っちまうって!」

船長「そうですよね、鼻と言われたからつい鼻を…はて…ところで『すたんど』とは結局なんなのでしょうか?鼻の器官か何かですか?」

ジョセフ「ってことだ。この件はお終いだ。おい承太郎煙草一本くれよ。一服してえんだ。」

承太郎「……」無言で渡す

ジョセフ「センキューよセンキュー!」

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カチッ カチッ

ジョセフ「あらら…お~いアヴドゥル!俺のライターガス欠でよ。お前の『火』を貸してくれねえか?」

アヴドゥル「ッ…!仕方ないですね…」

ライターを投げて渡す

ジョセフ「センキュー!」

ボッ!

船長「おい君、さっきも言っただろう煙草は甲板では厳禁だ。ライターから出てる火を今すぐ消しなさい。」

ジョセフ「へへ今テメェ言ったな、ライターから『火』が出てるってよ」

船長「…!?」


ジョセフ「いやぁーおかしいな~アヴドゥル君の火はスタンド使いじゃねぇと見えねえはずなんだけどな~」

ジョセフ「おいガキ、俺のライターは火が付いてるか?」

家出少女「何言ってんだスカタン、付いてねえよ。そんなのもわからねえのか?」

船長「…ッ!」

ジョセフ「ってことだ船長。俺のライターから出てるであろう火はアヴドゥルのスタンドのものだ。」

船長「いえ…ライターを付ける動作をしていたのでてっきり火が付いたと錯覚しました…」

ジョセフ「おいおいこれはガス欠の俺のライターだぜ!」

ガサゴソ

ジョセフ「アヴドゥルのライターはこっちよん!」

花京院「アヴドゥルさんのライターがポケットに…!そうか!アヴドゥルさんからライターを受け取り火をつける動作をするまでに既にジョースターさん自身のライターとすり替えておいたのだ!」

承太郎「ったく…本当に手グセの悪いジジイだぜ…」

ジョセフ「よく俺の意図を読み取ってライターに火が付いてるように見せてくれたぜアヴドゥル!」

アヴドゥル「フフッ、若くなろうがジョースターさんの考えなどお見通しですよ」

ジョセフ「ヒュッー!俺が未来であんたと仲が良いのも頷けるぜ!」

船長「……」

ジョセフ「観念するんだな船長。いや船長の皮を被ったスタンド使いさんよ!」

船長「……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ジョセフ「さっきの承太郎への説教はそりゃ良いこと言ってたけどよぉ、それは元船長の言葉を借りたに過ぎねえだろ。」

ジョセフ「タバコのブラフもテメェが冷静なら見破れただろうが船長を演じようとする気持ちが強くですぎたな!」

船長「ククク…おたく渋いねえ…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

アヴドゥル「やはりジョースターさんの推察通りスタンド使いかッ…!

承太郎「……」

花京院「わかってるよ承太郎、君の方が早く気づいてたもんね」


船長「まさか正体がバレるとはな…俺もまだまだだな」

ジョセフ「まあ俺がヘマしなかったら承太郎ので見破れていたけどな…ってそんなことはどうでもいい!テメェ!本物の船長はどうした?」

船長「今頃は俺が用意してやった特上の場所で魚を見学してるだろうよ、深海深くのなあ!」

ジョセフ「テメェ!よくも…!」

船長「ジョセフ・ジョースター、確かに貴様は頭が着れるようだがスタンド使いではないなら論外だ。俺が戦いたいのは…」

バッ!

家出少女「何だ…!?身体が勝手にッ!?」

船長「空条承太郎、お前のスタンド、スタープラチナは速いらしいが俺の『暗青の月』も水中でならスピードには自慢があってね。そこでどうだい…俺と…

ドゴォン!

船長「ブベラァ!」

ジョセフ「『口より手を動かせ』とはよく言ったもんだぜ。自分のスタンドの説明をする前にさっさと行動に移すんだったな」

船長「テメェ…こっちには人質がいんだぞ…何も考えず攻撃してくるとは…」

ジョセフ「そこはあんたが認める空条承太郎に任せてるよ」

承太郎「ジジイ…さっきのアヴドゥル然り俺たちに依存しすぎだ…」

ジョセフ「俺なんてか弱な華奢な男の子だからよぉん!強い人に守ってもらわないといけないのよ」

ポルナレフ「…(どの口が言う…)」


ジョセフ「さあ!人質は承太郎が助けた!人質もいなくなったテメェに何ができる!観念しな!」

船長の姿がない

ジョセフ「ってあいつ…!何処へ!?」

花京院「ジョースターさん!後ろです!」

ジョセフ「…え

暗青の月がジョセフを掴み海へ引きずり込もうとする

アヴドゥル「マズイッ!承太郎!早くジョースターさんをッ!」

承太郎「わかっている!スタープラチ…

シュンシュン

承太郎「グッ!野郎鱗のようなものを飛ばしてきやがって…!」

ジョセフ「ギニャーーーー!」

ポルナレフ「ジョースターさぁぁぁん!」


ブクブクブクブクブクブク!

ジョセフ「(なんだ!?この抱きつかれているような感覚は!?何処まで泳ぐつもりだッ!?これじゃあ承太郎達に助けを呼べねえ!)」

ジョセフ「(マズイ…呼吸ができねえ…!これじゃあ波紋は使自由に使えねえ!!)」

バッ!

ジョセフ「(身体が自由に…)」

船長「ようようにいちゃんよぉ…さっきはよくもやってくれたよなあ…」

ジョセフ「(なんだアイツ…口をモゴモゴして何か言ってやがる)」

船長「お前がスタンド使いであればスタンド同士で会話ができたもののお前がスタンド使いじゃないからわざわざ口を動かさなきゃいけねえ」

ジョセフ「(動 か さ な き ゃ い け ね ぇ…口パクで相手が何言ってるか読み取るのはめんどくさいぜ!)」

船長「まあ今お前が考えていることはわかる。『こいつどんなスタンド使いなんだ?』『遠距離攻撃はできるのか?』そもそも『こいつはどれだけ潜っていられるのか?』ってところだ」

ジョセフ「(チッ…こいつの長え話は聞いてられねえ…!一度空気を吸いに…

船長「おおっとそうはいかないぜ!おにいちゃん!」

シュンシュン!

ジョセフ「ガアッ!」ゴボゴボ

船長「まず一つ目の答えとしては『遠距離攻撃はある』だ!」

ジョセフ「(クソッ!見えねえが…何かをぶつけられた…!それも高速で…!)」

船長「第二の答えとしては!」

ジャキジャキ!

ジョセフ「グアァ!」

船長「俺のスタンド、暗青の月は鋭利で素早いッ!お前なぞ海の藻屑にしてやるよ!おにいちゃん!」






船長「それに最後の絶望的なことを教えてやる!」

船長「俺は訓練を重ね潜水時間は6分12秒!どうだ!これだけで意識が遠のくだろぉ!」

ジョセフ「ヘヘッ…ヘヘッ…」

船長「どうやら息を止めることも諦めて気がおかしくなったと見える。波紋とやらは呼吸が出来なければ意味がないらしいからな」

ジョセフ「(海か…潜水か…)」

メッシーナ『一秒間に10回の呼吸ができるようになれ!』

ロギンス『10分間息を吸い続けて10分間吐き続けろ!それができたらマスクを外してやる!』

ジョセフ「(こちとらそうやって海で戦えねえようにならねえ為にキッツイ師範代二人にみっちりシゴかれたんだよ…!)」

ジョセフ「コォォォォォォォォォ」

船長「なに!?あいつ海で呼吸をッ!?一体どれだけの肺活量を持って…!?」

ジョセフ「6分12秒だぁ?そんなもんメッシーナとロギンスの前で言ったら鼻で笑われちまうぜ!」

ジョセフ「くらえ!青緑波紋疾走!」

バチバチバチバチッ!


今日はここまで


シュン! ザパァン!

ジョセフ「チッ…避けられて打ち上げただけになっちまったか!」

船長「危ない…もう少しで喰らうところだった…!あれが波紋か…!喰らっていればどうなっていたか…」

ジョセフ「どうにもならねぇよ」

ジョセフ「スタンドはスタンドでしか倒せないらしいからな、世知辛くて涙が出そうだぜ。だが…!」

ジョセフ「直接お前をぶん殴れば済む話だぜ!」

船長「クククッ…それはどうかな?」

ジョセフ「なっ…!?急に力が抜けて…」

船長「さっき俺が発射したのは相手の生命エネルギーを吸い取るフジツボでね…!このままお前は体力を吸われ続けて溺死するんだな!」

ジョセフ「成る程な…今俺の身体には『スタンド』が付いているのか…だったら…!」

ジョセフ「波紋!」

船長「なんの…!さっきの攻撃如きスタンドでガードすれば…!」

シュンシュンシュンシュン!



船長「ガアッ!何故だ…!?スタンド使いじゃないお前がスタンドにダメージを与えることができる…!?」








ジョセフ「俺がお前に発射したのは波紋じゃねぇ…俺には見えねえが自分のスタンドをよく見な!」

船長「なっ…!?俺の発射したフジツボが…!?」

ジョセフ「俺にくっついてるフジツボにくっつく波紋!つまり負の波紋を流したのさ!そして正の波紋が流れているお前に磁石のように吸い寄せられて飛んでいったのさ!」

船長「ふざけるな…俺に波紋なんざ…ッ!まさか…」

ジョセフ『『口より手を動かせ』とはよく言ったもんだぜ。自分のスタンドの説明をする前にさっさと行動に移すんだったな』

船長「俺を殴った時に既に波紋を流していたのか…!?」

ジョセフ「しょーゆことよ!」

船長「グッ…まさか自分のスタンドにやられるとは…!力が…!」

ジョセフ「どうだ!これでテメェはお終いよ!」

船長「マズイ…このままでは溺れる………なんちゃって!」

船長「スタンドから出したものは自分の意思で消すことができる!つまりお前の最後の足掻きは無駄だったわけだジョセフ・ジョースター!」

ジョセフ「ちくしょう…!さっきの波紋で俺ももう限界だ…文字通り最後の足掻きになっちまった…!」

船長「ハーハッハッハッ!それでは宣言通りお前を海の藻屑にしてやろう!」




承太郎「なんだ?誰が海の藻屑になるだって?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ




ジョセフ「俺はもう限界だから後は承太郎に任せるぜ」








船長「承太郎!?何故貴様がここに…!?追ってこれないように泳いで遠くまで来たというのに…!?」

承太郎「なぁに、ここらへんにデッカい水しぶきが上がったもんでな」

船長「水しぶき…?まさかッ…!」

ジョセフ「ヘヘッ!今頃気づいたようだな!」

船長「一発目に撃った波紋は俺に攻撃する目的ではなく打ち上げて居場所を教える為に…!」

ジョセフ「その通り!まぁどれだけ離れていたかわからなかったからこればっかりは承太郎のスタープラチナの視力の良さに賭けたんだけどな」

承太郎「ったくジジイ…スタンド使いの見分け方を横取りされるわ俺をガキの助けに使うやら挙句の果てテメェの助けをさせられるとはいい度胸してるじゃねえか」

ジョセフ「あれ…承太郎ちゃんって案外根に持つタイプ…?」

承太郎「……最後は俺が直々にぶちのめす…」

ジョセフ「(図星かよ…)」

ジョセフ「んじゃバッタージョセフ・ジョースターに代わりまして空条承太郎!」

承太郎「スタープラチナ!」

船長「(マズイ…速く逃げ…

スタープラチナ「オラオラオラオラオラオオラオラオラオラオァ!」

船長「ブベラァァァァァァァァァ!」

シューーーーーーーーン!

キラーン!

ジョセフ「(この飛距離はホームランだな…結構イライラしてたんだろうな承太郎…後で謝っておこ)」

承太郎「ふぅ…スッキリしたぜ」


VS暗青の月 終了

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