みほ「家出したらアンツィオで」 (69)

書いてみたかったから見切り発車
ぼちぼち更新していくつもり

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あらすじ
みほは黒森峰事件の後、衝動的に飛び出した。
黒森峰から、西住流から離れたかったみほは黒森峰で荷物を下ろしていたサンクスの貨物船にコッソリ乗りこんだのだった

みほ「……」ガコン

みほ「あっ……どこかに着いたかな……」

みほ「降りてみよう……」

みほ「ここは……どこの学園艦だろう」キョロキョロ

みほ「……アンツィオ高校、ここも戦車道が……」

みほ「戦車道しなくてもいいなら……ここでもこっそり、転校して生活できるかな……」

みほ「……」ウーン

アンチョビ「おっ、どうしたそこの女子!」

みほ「へうっ!?」

アンチョビ「こんな所にいたらタンケッテに引かれるぞ?」

みほ「あの、えっと、私、転校して……」

アンチョビ「転校生?そんな話してたっけな……?まぁいいや、転校生なら私がこのアンツィオを案内してやろう!」

みほ「えっ、あの」

アンチョビ「いいから遠慮するなって、ほらほら行くぞー!」

みほ「あー!」

アンチョビ「と、まぁこんな感じだ、わかったか?」

みほ「はい、前のとこと全然違います」

アンチョビ「前はどこにいたんだ?」

みほ「えっと……あの……」

アンチョビ「あー、話したくないなら無理に聞かないぞ」

みほ「すみません……」

アンチョビ「せっかくアンツィオに来たんだし暗いのは無しなし! 自分の部屋は分かるか?」

みほ「えっと……」

アンチョビ「よし、私の部屋で今日は寝るといい」

みほ「えっ、でもそんな悪いです」

アンチョビ「大丈夫だって、ほらほら行くぞー」

--アンチョビの部屋--

みほ「すぅ……」スヤスヤ

アンチョビ「すぐ寝ちゃったか、疲れてたんだなぁ」ブーブー

アンチョビ「おっと、もしもし? どうだ、分かったか?」

アンチョビ「あぁ、やっぱりか。 なら、頼めるか?」

アンチョビ「頼んだぞ」ピッ

みほ「うぅ……ごめんなさい、ごめんなさい……」ウゥ

アンチョビ「はぁ、全く……ま、これも戦車道だよな」

翌日

みほ「すみません、泊めて貰ったのに朝ご飯まで……」

アンチョビ「いいっていいって、それにアンツィオはご飯が大事だからな! ほら、沢山食え!」ドサドサ

みほ「こ、こんなに……」

アンチョビ「食べたら学校行くぞー」

みほ「えっ……あの……」

アンチョビ「いいからいいから」

アンチョビ「これが制服、教科書とかもろもろな。 それから、部屋の鍵とクラスだけど」

みほ「あの……」

アンチョビ「ん?転校してきたんだろう?なら普通だよ普通」

みほ「あの、ちが」

アンチョビ「はぁ、大丈夫だって言ったろ?まぁ任せておけって」

みほ「……すみません、ありがとう、ございます」

アンチョビ「あー、それから選択授業だけどな」

みほ「……っ」

アンチョビ「テキトーに選んでくれたらいいから、書いたらクラス委員長に渡しておいてくれな」

みほ「……あれ、これ戦車道の項目がない……」

アンチョビ「よっし、じゃあ私は選択授業があるから、じゃーな! 何かあったらこの私、アンチョビを探せよー!」

みほ「あ、ありがとうございます!」

--コロッセオ風建物--

アンチョビ「ふー、しかしまさか西住みほがなぁ……西住って言ったらあの西住流だろ?」

ひな「ええ、昨日も言いましたが家出しているそうで、姉の西住まほが探しているようです」

アンチョビ「うーん、こればっかりは難しい問題だよなぁ」

ペパロニ「んー、家出するぐらいの事って何があったんすかね?」

アンチョビ「まぁ十中八九こないだの試合だろうなぁ」

ペパロニ「なんかあったんスか?」

アンチョビ「かくかくしかじか」

ペパロニ「あれ?西住みほって悪くなくないっスよね?」

ひな「そうね、ただ西住流がそれを許さなかったってところだと思うわ」

ペパロニ「なんだそれひでぇ」

アンチョビ「とりあえず、だ。 ほとぼりが覚めるまでここに置いてやろうと思うから、よろしく頼むぞ」

ひな「了解です」

ペパロニ「了解ッス! あ、じゃあ西住みほって名前だとマズくないッスかね?」

ひな「それもそうね」

アンチョビ「なんか考えてやるかー」

とりあえずここまで
みほのアンツィオ風名前考えなきゃ
次はそのうち

おっつおっつ。とても楽しみ
某所だとコンシリエーレだったな(名前じゃなくて称号?だけど)

マイナーなイタリア料理でどうぞ

ティラミスとか可愛くない?

アンツィオみぽりんとか言う恐らく大洗とタメを張るぐらいに幸せな生活送れる高校
期待
>>10
あれ復活してくれねぇかなぁ…

どっかじゃナポリタンだかなぽりんとか呼ばれてたなぁ

出来たとこまで

ペパロニ「ロゼッタとかどうッスかね?」

ひな「カプチーノとかも可愛いと思うわ」

アンチョビ「ラビオリとかどうだ?」

ペパロニ「なんか可愛くないッスね」

アンチョビ「なんだとー!」

ひな「まだラザニアの方がいいと思いますけど」

アンチョビ「同じ様なもんじゃないか」

ペパロニ「全然違うッスよ、ドゥーチェ」

ひな「そうですよ、ドゥーチェ」

アンチョビ「あーもー、じゃあもうお前らで考えといてくれ、私はあいつらに戦車道の話してくるから」

ペパロニ「了解ッス」

ひな「お願いします」

アンチョビ「まぁあの二人に任せとけば大丈夫だろ」

ペパロニ「アクアパッツァとか?」

ひな「カルパッチョもいいんじゃないかしら」

アンチョビ「……大丈夫だよな?」

--アンツィオ みほの部屋-- -夜-

みほ「ほんとに転校手続きが終わってた……どういう事だろう……」

みほ「それにあの人、多分安斎さん、だよね」

みほ「黒森峰にいた頃に聞いたことある……」

みほ「……少しの間だけ、甘えてみようかな」

みほ「うん、なんだか元気出てきた。 とりあえずお腹空いたし何か食べよう」ピンポーン

みほ「誰だろ……はい、どなたですか?」

ペパロニ「ちわッス!お届け物ッス!」

みほ「えっ、あの、何も頼んで……」

ペパロニ「ドゥー……じゃなかった、アンチョビ姐さんから届けてくれって言われてるんで、この辺でいいッスか?」

みほ「え、あ、はい」

ペパロニ「よーしお前ら、運べ運べー!」

アンツィオ生徒1~9「了解ッス!」

ドサドサドサドサ

ペパロニ「よっし、終了! じゃあなー!」

バタバタ

みほ「何だったんだろ……」ゴソ

みほ「……これ、衣服とかの日用品」

みほ「……ありがとう、安斎さん」

--黒森峰--

まほ「状況はどうだ」

赤星「見つかりません……足取りすらも……」

まほ「……そうか」

赤星「……すみません、隊長」

まほ「貴女が悪いわけじゃない」

エリカ「ふん、ちょっと言われたから逃げ出すなんて……」

まほ「エリカ」

エリカ「……すみません」

まほ「とりあえずもう一度、探してみよう」

赤星「はい!」

エリカ「……早く帰ってきなさいよ」ボソッ

まほ「何か言ったか?」

エリカ「いえ」

まほ「そうか」


しほ「……」

--アンツィオ 朝--

みほ「……」スヤスヤ

ピピッ ピピッ ピピピピ

みほ「ふわぁ!?」バタバタ

みほ「……そうだ、黒森峰じゃないんだ」

みほ「アンツィオの制服……ちょっと大きいけど、着られるし大丈夫だよね」

みほ「よし、バッチリ……行ってきます」

みほ「昨日は気にならなかったけど……朝から食べ物の屋台出てるんだ」

みほ「美味しそうだな」

ペパロニ「よっ、そこのお嬢さん! フォカッチャ一個買ってかない?」

みほ「あっ、昨日の」

ペパロニ「覚えててくれたのかー、まぁそんなことより一個買ってってくれよ」

みほ「いえ、その、持ち合わせが」

ペパロニ「んだよー、しょーがねぇな、ほらサービス!」

みほ「そんな、悪いです」

ペパロニ「遠慮すんなってーほら!」

みほ「あ、ありがとうございます」

ペパロニ「また後でなー」

みほ「はい! ……おいしい」モグ

ペパロニ「クラスメイトのペパロニだ、よろしくな」

みほ「あっ……よろしくお願いします」

ペパロニ「かたい、かたいよー、もっと気楽に行こうぜ」バシバシ

みほ「あっ、はい……じゃなくて、うん」

ペパロニ「そう来なくっちゃ!」

みほ「昨日はクラスに居なかったよね……?」

ペパロニ「あー、せん……ったく授業でな」

みほ「そうなんだ……あっ、昨日はありがとう」

ペパロニ「あん?あー、あれは姐さんが持ってけって言っただけだから気にすんなって」

みほ「あの、あんざ……アンチョビさんにお礼が言いたいんですけど」

ペパロニ「あー、大丈夫って言ってたけどな」

みほ「でも」

ペパロニ「だーいじょうぶだって!それより授業始まるから席つけ席ー」

みほ「あっ、うん」

ペパロニ「あぶねー、姐さんに怒られるとこだった」

みほ「?」

ペパロニ「……」クカー

みほ「授業中なのに寝てる……」

--アンツィオ 昼--

みほ「選択授業……まだ決めてないなぁ」

みほ「どうしようかな」テクテク

アンツィオ生徒「ごめんよー! 通るよー!」ブロロロ

みほ「わっ、すみませ……CV33……」

みほ「……戦車……安斎さん、か……」

みほ「見に、行くだけ……行ってみよう」

--コロッセオ風建物--

アンチョビ「と、いう訳で練習試合だ!」

ペパロニ「何処と戦うんスか?」

アンチョビ「聞いて驚け、なんとサンダース付属だ!」

ペパロニ「サンダースってウチ勝ったこと無いッスよね」

アンチョビ「今度こそ勝てる! 多分!」

ひな「やっぱりセモヴェンテM41が少ないと厳しいですよね」

アンチョビ「まぁなぁ……ま、もうすぐあの資金も貯まるし、新しい戦車が来る日も近いぞ!」

ペパロニ「おー! で、何買うんでしたっけ」

アンチョビ「お前なぁ……P40だってあれほど言ったろ」

ペパロニ「すーぐ忘れちゃうんスよねぇ」

ひな「念願の重戦車が手に入れば、出来ることも増えそうですよね」

アンチョビ「だなー」

ペパロニ「まぁ人と練度が足りないんスけどね」

アンチョビ「深刻な問題だよなぁ」

ペパロニ「まぁ練習試合と新しい戦車は置いといて」

アンチョビ「置いとくなよ!」

ペパロニ「昨日と今日、西住みほと話してきたんスけど、割りと元気でしたよ」

アンチョビ「そうか、よかったよかった」

ひな「でも、どうするんです?」

アンチョビ「まぁ本人次第だろーな」

ペパロニ「どーいうことッスか?」

アンチョビ「西住みほがこのままアンツィオに居て卒業するもよし、黒森峰に戻るのもよし、あいつの自由だ」

ひな「なるほど……」

アンチョビ「黒森峰で信じてた戦車道に、西住流に裏切られたんだ、考える時間も長いほうがいいだろ」

アンチョビ「な、そうだろ?」

みほ「……気付いてたんですか」

アンチョビ「なんたって私はドゥーチェだからな」

ペパロニ「うはー、気付かなかった……」

アンチョビ「で、なんでここに来たんだ?選択授業のリストからも戦車道外してあったのに」

みほ「それは……いえ、そうですね、安斎さんにお礼を言いに来たんです」

アンチョビ「私はアンチョビ! で、お礼?」

みほ「はい、私に色々してくれましたし……」

アンチョビ「あんなの普通だって」

みほ「いえ、黒森峰ではこんなこと……無かったんです」

アンチョビ「そうか」

みほ「それで……あの、私を戦車道に入れてもらえませんか」

アンチョビ「え?」

みほ「アンチョビさんが色々してくれて、それで私に考える時間までくれて……思ったんです」

みほ「黒森峰とは違う、私の戦車道を見つけたいって」

みほ「だから、ここで、私の戦車道をやりたいんです」

アンチョビ「……いいのか?」

みほ「はい」

アンチョビ「……よし、分かった! なら今日からお前も戦車道の仲間だ!」

ペパロニ「マジかよ、よろしくな!」

ひな「よろしくおねがいしますね、西住さん」

みほ「はい、よろしくお願いします!」

ペパロニ「あ、そーだドゥーチェ、新しい名前!」

みほ「名前?」

アンチョビ「西住って名前はやりにくいだろ、だからアンツィオ高校らしい名前をってな」

ひな「ええ、じゃあドゥーチェから発表してもらいましょうか」

アンツィオ「ああ! えー、こほん、お前の名前は今日から……リコッタだ!」

とりあえずここまで
この先考えるんで次はそのうち

上げ忘れてた

期待

小さな喜びを
……違うリコッタでしたごめんなさい

sagaにするんじゃないのか?

規制されるような言葉使うんじゃなければsagaしなくても良いでしょ

リコッタは家族だからな、ぴったりだ

リコッタは家族

はよ

少しだけど出来たとこまで

みほ「リコッタ……」

アンチョビ「……ダメだったか?いい名前だと思ったんだけどな」

みほ「とても良い名前で……ありがとうございます」

アンチョビ「そうか、よかったよかった」

ひな「私も何か名乗ろうかしら……」

みほ「それで、練習試合があるって言ってましたけど……」

アンチョビ「あぁ、サンダース大付属と練習試合なんだけど、今の車両で勝てるにはどうすればいいか考えててな……すぐにこんな事言って悪いんだが、なんかないか?」

みほ「うーん……とりあえず、いま保有してる戦車を見せてもらっても大丈夫ですか?」

アンチョビ「あぁ、こっちだ、案内する」

みほ「CV33とセモヴェンテM41……」

アンチョビ「もうすぐでP40が手に入るけど、それまではこれだけだな」

ひな「もう少し火力が欲しいですよね」

ペパロニ「CV33好きだけどなー」

アンチョビ「カルロ・アルマートとかあればちょっとは楽なんだけどな」

ひな「お金、そんなに無いですもんね」

みほ「サンダースの何軍と練習試合なんですか?」

アンチョビ「それがな、一軍が来るらしいんだ」

ペパロニ「マジっすかドゥーチェ」

アンチョビ「もうすぐ大会だろ?だから一軍の練習を兼ねるんだってさ」

ひな「一軍だと流石に厳しいですね……」

アンチョビ「まぁなぁ……それでもやれるとこまでやってやろうってな! それがアンツィオ流だ!」

ペパロニ「流石ッスドゥーチェ!」

ひな「リコッタさんはどう思います?」

みほ「一軍だとシャーマンの練度が違いますから……少し厳しいかも」

アンチョビ「よし、練度が違うなら今日もいつも通り練習だ!」

ペパロニ「了解ッス!」

アンチョビ「リコッタはとりあえずセモヴェンテで砲手やってくれ」

みほ「わかりました」

ひな「ふふ、私装填手なんです、よろしくね」

みほ「はい、よろしくお願いします」

アンチョビ「よし、今日の練習は終了!」

アンツィオ生徒「お疲れ様でした、ドゥーチェ!」

アンチョビ「ふぃー、今日も疲れたー」

みほ「お疲れ様でした」

アンチョビ「どうだった?」

みほ「イタリア戦車ってやっぱりドイツ戦車と違うので……ちょっと戸惑いました」

ひな「それでも、やっぱり私達よりもなんというか……動きが違いますね」

みほ「いえ、そんな……」

ペパロニ「いやいや、練習弾であんなに当てるなんて、流石西住流ッスね!」

アンチョビ「ペパロニ」

ペパロニ「あっ……すみませんドゥーチェ」

みほ「大丈夫です、気にしないで」

アンチョビ「よーし、じゃあこれからリコッタの歓迎会だー! 準備はいいかー!」

アンツィオ生徒「おー!」

みほ「えっ、あの」

ペパロニ「仲間が増えたんだ、歓迎会ぐらいするだろ?」

ひな「そうですよ」

アンチョビ「よーし、パスタを茹でろスープを作れー!」

アンツィオ生徒「おー!」

みほ「……ありがとうございますっ」ニコッ

アンチョビ(笑顔、可愛いじゃないか、よかった)

とりあえずここまで
練習試合書くのに時間かかりそうだから次はそのうち

おつ

みほが来ないからこの世界線の大洗はだいぶアレそうだな…

言い回しからして大会直後っぽいから、
ドゥーチェが2年でみほ達が1年なのか?

乙でございます

はよ

もう書かんの?
たのしみなんだが

お久しぶりです
仕事が忙しすぎて投稿できてないけど、ちょっとずつ書いてるので気長に待ってて下さい

まってるぞ

生きてるのなら待つぞ

まってる

お待たせしました。
仕事忙しすぎて全然かけてなかったですが、投下します。

-黒森峰-

赤星「隊長、副隊長の足取りが少しだけ掴めました!」

まほ「何処だ」

赤星「学園艦からコンビニの貨物船に乗って出航した模様です」

まほ「……学園外か」

赤星「何処に行ったかはまだ分かりませんが……」

まほ「……学園艦内に居ると思ったのだが、そうか」

赤星「隊長……」

まほ「私から他の学園艦へ連絡を取ってみる。そちらは引き続き足取りを追ってくれ」

赤星「わかりました!」

まほ「みほ、そんなに……」

エリカ「隊長」

まほ「なんだ」

エリカ「……いえ、何でもありません」

まほ「そうか」

エリカ(……)

-サンダース-

ケイ「と、いう訳で練習試合するから」

アリサ「アンツィオ高校とですか?そんなに得るものはないと思うんですけど」

ケイ「ノーよアリサ」

ナオミ「そういう慢心が身を滅ぼすんだ」

アリサ「……そんなもんですか」

ナオミ「士気が高くて勢いがある、十分脅威さ」

アリサ「ナオミがそういうなら……」

ケイ「ほらほら、練習試合までそんなに日がないから、練習するよ!」

アリサ「イエス、マム!」

ナオミ(新しい出会いの予感がする……フッ、少し楽しみだ)

-大洗-

杏「廃校、か……」

桃「くそっ、あの役員め……っ!」

柚子「落ち着いて、桃ちゃん」

桃「落ち着いていられるか……っ!」

杏「まぁまぁ、戦車道やるって言ったんだし今度皆集めて集会しよう」

柚子「集まってくれるかなぁ……」

杏「こればっかりは信じるしかないよ。河嶋、準備ヨロシクね」

桃「会長……」

杏「大丈夫だって」

桃「……わかりました」

-アンツィオ コロッセオ-

みほ「アンチョビさんのお陰で士気も高いですし、とてもいいとは思うんですけれど……」

アンチョビ「やっぱCV33だと厳しいよなぁ」

みほ「相手はサンダースですし、シャーマン相手だとやはり……」

ペパロニ「何とかなるッスよ!」

ひな「そうかしら……」

アンチョビ「気合で何とかならないか?」

みほ「流石に少し厳しいですね……練度を上げて、包囲戦もしくは撤退するように見せかけて市街地で見つからないように隠れつつ弱点を狙うかしないと……」

ペパロニ「隠れるなんて、アンツィオっぽくないッスよね」

アンチョビ「しかし、普通に戦ってもやられるのは目に見えてるしなぁ」

ペパロニ「あたしらが頑張りますって!」

ひな「頑張ったら勝ち目はあるんですか?」

みほ「正直、勝てるって言い切れない部分が大きいです……」

ペパロニ「なんだよ、私らが弱いってか?」

みほ「そんなことはありません! ペパロニさんが率いるCV33はとても練度が高いんですから!」

ペパロニ「そ、そうか……」テレ

アンチョビ「作戦はあるのか?」

みほ「一応ありますが……アンツィオ高校の戦い方とはかけ離れそうで……」

アンチョビ「……大丈夫じゃないか?」

みほ「えっ?」

アンチョビ「リコッタだってもうアンツィオ高校の仲間だろ、ならそのリコッタが立てた作戦がアンツィオ高校らしくないわけが無いじゃないか」

みほ「アンチョビさん……」

ペパロニ「そうだぜリコッタ、あたしら仲間だろ」

ひな「一度やってみましょうよ」

みほ「ペパロニさん、ひなさん……」

アンチョビ「よーし、じゃあ練習試合までガッツリ練習するぞー!」

ここまで。
少なくて申し訳ないですが、頑張って書いてるので気長に待っててください

乙乙
原作に出てきた半分くらいの学校でみほは上手くやれる気がする

>>46
この手のレス見ると原作でも見てろよって思う、もしくは原作準拠設定しか読むなよってね

このエリカはみほと付き合ってたっぽい
追いかけてきそうだな

はいはい
エリみほだけ読んでろカプ厨

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