【ガルパン】みほ「ミホロボ作戦です!」 (33)


* キャラ崩壊注意

* 最終章はまだ見てません

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大洗女子学園・視聴覚室

優花里「おはようございます!西住殿、武部殿!」

みほ「う、うん。おはよう、優花里さん」

沙織「えっと…こんな朝早くから視聴覚室に何か用事?」

優花里「ええ。急にお二人を呼び出して、申し訳ありません」

みほ「私たちに関係あることなの?」

優花里「それじゃあ…まず、このモニターを見てください」パッ

みほ「…んー…? あれ、これってもしかして…私の部屋の天井?」

沙織「え?どういうこと?」

優花里「そうです。このモニターは『ミホロボ』のメインカメラ、ライブ映像です」

みほ「」

沙織「」

みほ「…えっ?」

優花里「ミホロボです」

みほ「あの…えっ?」


沙織「ゆ、ゆかりん?順番に話して?」

優花里「…えっとですね…実は、大学選抜戦が終わった後のことなんですが」

優花里「とある黒森峰の生徒から、私にお願いがあったんですよ」

みほ「え? エリカさんとか、小梅さんとか?」

優花里「いえ。西住殿は知らないと思うと仰っていました」

優花里「…それで、そのお願いというのが」


黒森峰女生徒『少しだけでいいから、みほちゃんともう一度、黒森峰で戦車道をやりたい』


優花里「というものでした」

みほ「(あー、なんとなく話がわかったかも…)」

優花里「が、西住殿は私の…ゲフンゲフン、大洗のみんなの隊長です。そう簡単には渡せません」

優花里「ですので、西住殿そっくりのロボットを提供することにしたんです」

沙織「え?それであっちは納得するの?」

優花里「いえ、あちらの人たちは、このミホロボを本物の西住殿だと思っていますから」

沙織「それはそれで黒森峰の人たちの頭が心配なんだけど」


優花里「おっとそうだ。これがミホロボの写真です」スッ

みほ「えっと、どれどれ…!?」

沙織「えっ、みぽりんどうし…え゛っ!!?」

優花里「…小型化は試みたんですが、どうしてもこの辺が限度で」

沙織「いやいやいや!!これはないでしょ!!」

みほ「せめてペッパー君みたいな感じかと思ってたんだけど…」

優花里「…ドラム缶?」

沙織「maimaiとか?」

みほ「メカ沢くんかな?」

沙織・優花里「それだぁ!」

沙織「…というかみぽりん、当事者なのにえらく冷静だね」

みほ「何かもう受け入れちゃった方が気が楽かなぁって」

沙織「(どうしよう、すでに一話のあの顔みたいになってるんだけど)」


優花里「えっと…あとは設定なんですが」

優花里「『西住殿が新学期から黒森峰に短期転校して、実家に住んでいる』ことになってます」

優花里「で、今朝の6時55分…まだ西住殿は寝ている時間なので、ベッドであおむけになっていますね」

優花里「なので、カメラには西住殿の部屋の天井が映っているわけです」

沙織「えっと…状況はわかったけど、私たちは何をすればいいの?」

優花里「本日はですね、モニターをお願いしたいんです」

みほ「モニターって?」

優花里「今日一日、プログラムされたとおりにミホロボが動きますので」

優花里「それを本人や親友の武部殿の視線から評価して、ここは西住殿らしくないとか、そういう感想を聞かせてください」

みほ「(動く前からもう何もかも違うんだけど)」

沙織「それはいいけど…あれ?このロボットはゆかりんが作ったの?」

優花里「いえ、これは自動車部のナカジマ殿が一晩で」

沙織「一晩!?」

みほ「自動車部って何だろうね…」

優花里「企画や仕様を作ったのは私ですけどね」

優花里「…おっと、まほさんが起こしに来ました」

優花里「そろそろ本格的に起動しますよ」


まほ「…みほ、そろそろ起きる時間だよ」

沙織「みぽりん、何時頃起きてるの?」

みほ「朝練がない時は7時ぐらいかな」

優花里「なので、7時に起きるようにセッティングしてありますよ」

沙織「今の時間は?」

優花里「6時59分ですね」

みほ「あ、本当に7時きっかりじゃないと起きないんだ」

沙織「(というか私らはこんな時間から何やってんだろ)」

まほ「ほらみほ、起き…」

カチッ
AM7:00

ミホロボ「!!」ガバッ

まほ「うわぁ!?」

みほ「どうしよう、早速人間やめてる動きだよぉ…」


ミホロボ「オハヨウ、オネエチャン」

ミホロボ「今日モキレイダネ」

まほ「あ、ああ、おはよう」

みほ「お姉ちゃんにこんなこと言わないよ…」

優花里「もうあとはミホロボのAIに任せるしかないんですよね」

優花里「あ、簡単な指令ならこのPCからも出せますよ」

沙織「まぁ、いざとなったら命令するしかないよね…」

まほ「朝ごはんできてるよ。顔を洗っておいで」

ミホロボ「ウン」

みほ「一応、受け答えはちゃんとできてるね」

沙織「(みぽりん冷静すぎ…)」


ミホロボ「オハヨウ、オ母サン」

しほ「おはよう、みほ」

菊代「おはようございます。朝食の用意ができております」

ミホロボ「ジャア、イタダキマス」モグモグ

みほ「…あ、ちゃんとご飯は食べるんだね」

沙織「ホントに誰も気づいてないんだけど…何?私たちがおかしいのかな…?」

しほ「…みほ…大洗に行って、一回り成長したようね」

沙織「文字通りね」

しほ「ずっと一人にしてしまって、ごめんなさい」

しほ「今日から、普通の家族として過ごしましょうね」

みほ「…良い事言ってるんだろうけど、何だろう、この…何?」

優花里「私たちはミホロボのカメラ越しでしか見えませんが、現場見たら絶対笑いますよコレ」

沙織「企画主が言わないでよ…」


ミホロボ「…ア、チョットオテアライ」

みほ「トイレまで行くんだね…」

優花里「起床後と180分ごとにトイレ判定で、確率でトイレに行くようになってますよ」

沙織「妙にリアルだなぁ…」

ミホロボ「」ガチャ バタン

ミホロボ「ピピッ」

みほ「ん?」

ブシャアアアアアアアアアアア!!!

沙織「」ブーッ!!

優花里「あ、あれ?水勢が強すぎますね…?」

みほ「」

沙織「みぽりん!みぽりんしっかり!」ユサユサ

ブシャアアアアア

沙織「まだ出てるよ!?」

優花里「食べたものとかをすべて液状にして出すので、量が多くなるんですよ」

みほ「冷静に言わないでよぉ…」


ガチャッ

ミホロボ「フー」

みほ「おじさん臭いなぁ…」

まほ「み、みほ?大丈夫か?凄い音がしたけど…」

ミホロボ「ダイジョウブ、ダイジョウブ」

まほ「で、でも…」

ミホロボ「3リットルクライデタヨ」

まほ「3リットル!?」

沙織「いちいち言わなくていいよ!」

まほ「ははは、みほも面白い冗談を言うなぁ」

ミホロボ「アハハ」

まほ「ふふふ」

みほ「えぇー…」


ミホロボ「ジャア、イッテキマス」

まほ「行ってきます」

ガチャッ

みほ「…ねぇ、今からでも私が行った方が…」

優花里「え?どうしました、西住殿?」

みほ「これ以上あのロボットに任せてたら、私の認識がおかしくなるんじゃないかなぁ」

優花里「大丈夫ですよ」

沙織「既に大丈夫じゃないんだけど」

ミホロボ「」ガシャンガシャン

みほ「歩く音大きすぎない?」

優花里「どうもこれが限界みたいで」

沙織「というかなんで誰も気づかないの…?」

優花里「黒森峰の人たちって基本ポンコツじゃないですか」

沙織「ちょっと」

みほ「…あ」

沙織「ん?」

みほ「あれ、エリカさんかな?」


エリカ「…あ、隊長。おはようございます」

まほ「あぁ、おはよう」

エリカ「…あら、みほ。貴女は今日から短期転校だったかしらね」

ミホロボ「ウン。オハヨウ、クソレズハンバーグサン」

エリカ「」

まほ「えっ」

沙織「ちょっとー!!」

優花里「別にぃー。逸見殿はこんな扱いでいいんじゃないですか?」

沙織「何!?ゆかりんエリカさんのこと嫌いなの!?」

みほ「」

優花里「じゃあ訂正しますか…」カタカタ

ミホロボ「オハヨウ、エリカサン」

エリカ「あ、えぇ、おはよう」

まほ「(気のせいかな…)」

エリカ「(気のせいかしら…)」


ミホロボ「今日ノ授業ハ、体育、数学、英語、世界史、戦車道ダネ」

沙織「…ねぇ」

みほ「ん?」

沙織「こういう学園で入れ替わりモノって、必ずと言っていいほど体育か健康診断があるよね」

優花里「武部殿、それは言わないお約束ですよ」

沙織「ところで体育って大丈夫なの?」

優花里「どういう意味ですか?」

沙織「いや、シャトルランで何千回往復したり、ハンドボール投げでウン百メートル投げたりしないよね?」

優花里「あぁ、その辺は大丈夫ですよ。必ず平均点が出るようになっていますから」

みほ「必ずっていうのもちょっと不自然だなぁ…」

エリカ「今日の体育はバスケですって」

みほ「それなら大丈夫かな」


ミホロボ「…エリカサン、柔軟付キ合ッテモラエル?」

エリカ「…し、仕方ないわね」

沙織「(エリカさん嬉しそうだなぁ…)」

エリカ「」←ミホロボの背中押してる

ミホロボ「ンー」グイグイ

エリカ「…みほ、あんたこんなに体固かった?」

ミホロボ「エ?」

エリカ「いや、さっきから全然体が曲がらないじゃない」

みほ「そろそろ気づいて…」

ミホロボ「キ、気ノセイダヨ」

エリカ「じゃあ、もうちょっと強く押すわよ」グイッ

ギギギギギギギ!!!

ミホロボ「ンー」

沙織「ちょ、今すごい音したよ!?」

優花里「ナカジマ殿は、ところどころ関節が甘いと言っていましたね」

みほ「甘いっていうか、全然曲がってないんだけど…」

エリカ「…ま、無理にやる必要もないわね。次は私の方をお願い」

みほ「(というか手触りで気づこうよ、エリカさん)」


ミホロボ「ジャアエリカサン、押スヨ?」

エリカ「ええ」

ミホロボ「エイッ」グイッ

ポキッ

エリカ「あ゛あ゛あ゛あ゛!!痛゛っ゛た゛あ゛あ゛あ゛あ゛い゛!!」バタバタ

ミホロボ「アッ」

みほ「エリカさーん!!」

沙織「ちょっとゆかりん!?何か折れる音したよ!?」

優花里「逸見殿も軟弱ですねぇ」

沙織「何なの!?なんでそんな当たりキツいの!?」

ミホロボ「ピピッ。腰椎損傷、軽微」

みほ「突然ロボっぽい事言い出したよ!?」

エリカ「ちょっとぉ…やりすぎじゃない…」

ミホロボ「ゴ、ゴメンネ」

沙織「いい加減気づいて―!!」


●試合中

エリカ「はぁ、はぁ」←ドリブルしてる

ミホロボ「エリカサン!コッチ!!」ドスンドスン

沙織「ミホロボが走るだけで体育館揺れてるんだけど…」

みほ「どうしよう…私すごい太ってると思われちゃう…」

エリカ「みほっ!」シュッ

ミホロボ「ハイッ!」パシッ

パアァン!!(ボールが破裂する音)

みほ「えっ」

沙織「あの…キャッチしただけでボール割れたけど…」

ミホロボ「ア、ゴメン。割ッチャッタ」

みほ「割っちゃった」

みほ「じゃないよっ!!」ダンッ

沙織「み、みぽりん…」

エリカ「もう、しょうがないわねぇ。代わりのボール持ってくるわ」

沙織「ねぇみぽりん…おかしいのは私たちなのかな…」


●戦車道

まほ「全員整列」

ザッ

まほ「みんなもう知っていると思うが、今日からしばらくの間、みほが練習に加わることになる」

まほ「…とはいえ、これは短期転校という措置だ。次期隊長がエリカであることに変わりはない」

まほ「だが、あの大洗を1年で優勝に導いた立役者だ。学ぶことも多いだろう」

まほ「では、今日の練習を開始する。戦車を準備してくれ」

ざわざわ・・

「西住さん、戦車道やめてなかったんだ…良かった…」

「またみほちゃんと戦車道ができるんだ…!」

沙織「(もうツッコむの疲れたなぁ)」


小梅「…みほさん!」

ミホロボ「小梅サン」

小梅「…その…あの時、私が…」

ミホロボ「…イインダヨ、小梅サン」ギュッ

小梅「あ…」

ミホロボ「…ゴメンネ」

小梅「うっ…!う…うわぁぁぁん…!」ボロボロ

ミホロボ「…」ナデナデ

優花里「感動的ですね、いい話です」

みほ「(この際私のイメージがおかしくならなければなんでもいいや、もう)」

沙織「(あれはみぽりん本人…みぽりん本人…)」ブツブツ

優花里「(二人とも、もう何かを悟ったような顔ですね…)」


●演習試合


ミホロボ「…エリカサン、3時ノ方向に敵2輌デス」

エリカ「了解」

エリカ「…ちょっとあんた、またそんなキューポラから乗り出して…」

ミホロボ「エ?」

エリカ「危ないから下がってなさいよ」

優花里「逸見殿って、結構優しいところありますよね…」

沙織「っていうか同性ツンデレのお手本みたいなところあるでしょ」

ミホロボ「大丈夫ダヨ。滅多ニ当タルモノジャ…」

ドンッ

ミホロボ「ン?」

小梅「ああっ!!みほさん!危ない!!」

ミホロボ「エッ…」

ドーン!!

沙織「当たっちゃったーー!!」

みほ「ちょっと優花里さん!?大丈夫なのこれ!?」

優花里「あ、大丈夫ですよ。あのくらいなら壊れませんから」

みほ「そうじゃなくて!そうじゃなくてぇ!!」


エリカ「ちょ、ちょっとみほ!?大丈夫!?」

みほ「(普通に考えて大丈夫じゃない)」

ミホロボ「ダイジョウブダイジョウブ」

エリカ「で、でも…」

ミホロボ「コレモ西住流ダカラ」

エリカ「そ、そう…」

みほ「(ああ、これお姉ちゃんまで誤解されちゃうヤツだ…)」


優花里「…あ、戦車道の時間もそろそろ終わりですね」

沙織「授業はこれで終わりだし、あとは帰るだけだね」

みほ「長かった…長かったよぉ…」

沙織「よしよし」ナデナデ


~~~~


まほ「…」スタスタ

ミホロボ「」ガシャンガシャン

みほ「(もう歩行音にツッコむのやめよう…)」

まほ「…みほ」

ミホロボ「オネエチャン?」

まほ「…楽しかったな」

ミホロボ「…ウン」

まほ「こうして…また、みほと黒森峰に通えるなんて、思ってなかったから」

ミホロボ「…」スコスコ

沙織「(油さしてる…)」

まほ「…あっ…」ボロッ

まほ「…っ…な、なんで涙が…」ボロボロ

ミホロボ「…オネエチャン」←ハンカチ渡してる

まほ「…ごめんね」グスッ

みほ「ねぇ、あのハンカチ大丈夫?」

優花里「オイルとかついてますねたぶん」

沙織「台無しだよ」


まほ「…みほ…」

ミホロボ「オネエチャン…」

まほ「…ありがとう、みほ」

まほ「また、こうして一緒に…」

ミホロボ「ピピッ」

まほ「ん?」

ミホロボ「オネエチャン」

まほ「みほ?」

ミホロボ「チョットトイレ」

まほ「えっ」

沙織「ちょっ、ここでぇ!?」

優花里「あっ、気づけば前の判定から180分経ってますね…」

みほ「ちょっとー!空気!空気読んでよ私ぃー!!」

沙織「み、みぽりん落ち着いて…」

ミホロボ「先ニカエッテテ」ガチャンガチャン

まほ「あっ、ちょ…みほ!?」

沙織「…凄い勢いで走り去っていったけど…」

優花里「自動的にその時一番近いトイレに向かいますから。たぶん学校ですね」

みほ「今、どう見ても30キロくらい出てたけど…」

優花里「あのくらいが最高速度です」

みほ「もっと人間らしい速度で走って…」


ミホロボ「フー」ガチャン

エリカ「…みほ」

ミホロボ「ア、エリカサン」

エリカ「…ちょっといいかしら」

ミホロボ「ナニ?」

エリカ「単刀直入に聞くけど」

エリカ「…あなた、本当に西住みほ?」

ミホロボ「エ?」

優花里「…あれ、逸見殿に感づかれましたか…」

みほ「(なんでほかのみんなは不思議に思わないんだろう)」


エリカ「…あなた、さっきから様子がおかしいわ」

エリカ「戦車道の授業中、砲弾が直撃したのを見て何かおかしいと思っていたの」

沙織「遅くない!?」

エリカ「何ともなさそうだったし…とにかく、今日のあなた変よ」

エリカ「…貴女、だれ?」

ミホロボ「…」

みほ「…ねぇ、これどうするの?」

みほ「(正直バレちゃったほうが都合がいい気がするけど)」

優花里「…仕方ありませんね」

みほ「え?」

優花里「…えっと…マイクと…よし」

沙織「ちょ、ちょっとゆかりん?」


ミホロボ「…ガガッ」

ミホロボ「…逸見殿、聞こえますか?」

エリカ「え…?この声、秋山?」

ミホロボ「逸見殿…逸見殿が悪いんですよ」

エリカ「ちょ、どこにいるの?」

ミホロボ「…少しだけ、忘れてもらいますから」

ウィイイン

エリカ「なっ」

みほ「何あれ!?ロボットから何か出てる!?」

優花里「マジックアームです。あれで対象を捕獲するんですよ」

沙織「何!?何が起きてるの!?」

エリカ「ちょ、何よこれ!!離しなさい!!」


ミホロボ「暴れると危ないですよ」

エリカ「えっ、ちょっ」

沙織「何アレ!?注射!?」

みほ「逃げて―!!エリカさん逃げてー!!」

プスッ

エリカ「あっ」

チュウウウ

エリカ「あっ…?えっ?あっ?あっ??」ガクガク

沙織「ヤバいって!!あの注射なに!?」

優花里「ここ2、3日の記憶を消すお薬です」

優花里「大丈夫ですよ。私も打たれたことがありますけど、特に後遺症とかはないですから」

沙織「なんで持ってるの!?なんで撃たれたことあるの!?」

優花里「いや、それはこの際どうでもいいじゃないですか」

エリカ「…あひっ」ガクッ

優花里「…あ、気絶しましたね。部屋まで運びますか」

みほ「優花里さん…しばらく近寄らないでくれるかな…」

優花里「え?」




・・・その後、短期転校期間の間、ミホロボが私の代わりを務めました

その間のことは、怖いので確認していません

そして短期転校期間が終わり、ミホロボはしばらく倉庫に眠ることになりました


・・・今日は12月30日

私は帰省のため、熊本に向かっています

ミホロボ事件の後、お母さんやお姉ちゃんと会うのは初めてです



・・・何事もなければいいんですが


ガララッ

みほ「ただいまぁ」

菊代「おかえりなさいませ、みほお嬢様」

しほ「…おかえりなさい。みほ」

みほ「ただいま、お母さん。菊代さん」

しほ「…んっ」スッ

みほ「ん?」

しほ「…」

みほ「…?」

しほ「…みほ?」

みほ「なに?」

しほ「ほら、いつもの」

みほ「え?」

しほ「ただいまのチューは?」

みほ「」

みほ「」

みほ「」

みほ「…えっ?」


パタパタ

まほ「みほ、おかえり」

みほ「あ、お姉ちゃん。ただいま」

まほ「腰は大丈夫か?」

みほ「え?」

まほ「…うん、何ともなさそうだな、よかった」

みほ「何かあったっけ?」

まほ「ほら、前にみほの腰がちぎれたことがあったじゃないか」

みほ「」

まほ「その時は大騒ぎしたが…大丈夫そうだな」

みほ「」

みほ「…えっ?」



・・・その後


ピンポーン

ケイ「はーい」バタバタ

ガチャッ

ケイ「あら?ミホじゃない。どうしたの?実家に帰るって言ってなかった?」

みほ「あの…ケイさん…しばらく泊めてもらえませんか…?」

ケイ「え?」



-おしまい-

上映場所の関係上、当分の間最終章が見れなさそうなのでムシャクシャして書きました
これだからリアルサテライト民は

クソワロタ。



最終章はだいたいこんな感じだったよ

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