THE 3名様 ~ラブライブ miss lonely yesterday あれから君は~ (75)

「大人の階段」

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穂乃果「あのね、聞いて?」

凛「凛、ラーメンのトッピングにチャーシューつけるにゃ」

希「凛ちゃんはもうラーメン屋に行った方がええんやない?」

穂乃果「ねえ?聞いてる?」

凛「ごめんね?ラーメンの事で忙しくて」

穂乃果「え?穂乃果の話はラーメンより下なの?」

凛「穂乃果ちゃん、その言い方だとラーメンの地位が低いみたいに聞こえるよ」

穂乃果「そんな事言ってないよ」

希「で?どしたん?」

穂乃果「穂乃果さ、この前子供扱いされたの」

希「へえ~今週?何回?」

穂乃果「いや、一回だよ。なんで何回も言われてると思ったの?」

凛「誰に言われたの?海未ちゃん?」

穂乃果「雪穂だよ。妹に子供扱いされたんだよ?屈辱だよ」

希「まあ、雪穂ちゃんはクールやししっかりしとるからなぁ」

穂乃果「もうね。どうすれば良いと思う?」

凛「別に穂乃果ちゃんはこのままでもいいと思うけどな~」

希「大人っぽく見られたいの?」

穂乃果「まあ…そう言う訳でもないんだけど。子供っぽく見えるのがいやなの」

凛「もう少し落ち着いて行動すれば?」

穂乃果「え?穂乃果落ち着いて見えない?」

希「そうやね。あんまり落ち着いている様には見えんなぁ。二人とも」

凛「え?凛も?」

穂乃果「どうすれば落ち着いて見える?」

希「ん~そうやなぁ…二人とも喋り方からして子供っぽいんよ」

穂乃果「え?そうかな?穂乃果の喋り方子供っぽい?」

凛「希ちゃんは良いよね?関西弁だから落ち着いて聞こえて」

希「それはあんまり関係ないんやない?海未ちゃんとか真姫ちゃんは関西弁やないけど落ち着いてるやろ?」

穂乃果「え~海未ちゃん落ち着いてるかな?」

凛「真姫ちゃんはただ単に口数が少ないだけだにゃ」

希「まあ、でも無理に大人っぽく見せる必要もないんやない?」

穂乃果「え~」

希「まあ、その内嫌でも階段を上らさせるんやから」

穂乃果「そんなもんなかなぁ」

「中」

穂乃果「あのさ…」

凛「どうしたの?」

花陽「何かあった?」

穂乃果「これから穂乃果変な事言うけどさ」

凛「今さらだよ?」

花陽「り、凛ちゃん、それは…」

穂乃果「穂乃果、真姫ちゃんのスカートを覗きたい」

花陽「へえ…へ?ゴホッゴホッ、ええええ?」

凛「かよちん驚き過ぎにゃ」

花陽「え?だ、だって…え?穂乃果ちゃん?」

穂乃果「あ、あの…花陽ちゃん大丈夫?」

花陽「そ、それは私の台詞だよぉ」

穂乃果「あのね、スカートの中身を見たいって言っても変な意味じゃないから」

凛「さっき変な事言うって言ってたけどね」

海未ちゃんは山のときやばい

穂乃果「ほら、真姫ちゃんってお嬢様でしょ?」

凛「うん。そうだね」

穂乃果「どんなパンツはいてるのかなって思わない?」

花陽「思わない。思わないよ?全然考えた事もないよ?多分普通だと思うよ?」

穂乃果「ほら、普段練習着に着替える時もなんかスカート降ろさないしさ」

凛「皆でお風呂に行った時に普通に着替えてたよ?」

穂乃果「そん時は別に気になんなかったから見てなくてさぁ。もう気になってしょうがないんだよね。クマさんパンツとかだったらどうしようとかさ」

凛「普通のパンツだったよ?」

穂乃果「その時はでしょ?他の日は違うかもしれないじゃん。」

花陽「その時そうだったんならきっといつもそうだよ。ね?だから、変な事するのはやめよう?」

穂乃果「変な事はしないってば。スカートの中を覗くだけだよ。花陽ちゃんが」

花陽「ええ?私が?なんで私なの?」

凛「そっか。真姫ちゃんって凛や穂乃果ちゃんの事すぐに警戒するもんね?」

穂乃果「そう。そうなんだよ。だからこその花陽ちゃんなんだよ」

花陽「無理無理無理。絶対に無理」

凛「かよちんが言えば普通に見せてくれるんじゃない?」

花陽「いや、無理だよ。お願いするのも無理だし真姫ちゃんのそんな姿も見たくないよ」

穂乃果「ロマンもないしね」

花陽「そういう事じゃないよ?やり方の問題じゃないよ?」

穂乃果「ん~そっか。まぁ、そこら辺は花陽ちゃん任せるよ」

凛「かよちんなら出来るにゃ」

花陽「ええ?だ、誰か助けてぇ」

「炭酸」

凛「あ~喉渇いたにゃ~。とりあえずドリンクバーにゃ」

希「ふふっ、慌てなくたってドリンクバーは逃げないよ?飲み放題なんやし」

凛「そうだね。あ~今日は炭酸が飲みたい気分にゃ」

希「ウチもコーラ飲みたいなぁ。海未ちゃんも何か飲む?持ってきてあげるよ?」

海未「そうですか?では、私もコーラを…」

希「へ?コーラ?」

凛「海未ちゃんって炭酸飲めないんじゃなかったっけ?」

海未「ええ…そうですね。ラムネは飲めるんですけどね」

希「え?じゃあ、なんでコーラ?」

海未「少し昔話をします」

希「え?昔話?」

海未「幼い頃の事です。穂乃果やことりとおやつの時間を一緒に過ごす時二人はよく炭酸のジュースを飲んでいたんです」

希「子供は炭酸好きやしね」

海未「私も二人と一緒に炭酸を飲みたい。同じ喜びを共有したい…ずっとそう思ってました。もちろん、何度も挑戦しました。ですが…」

凛「ダメだったの?」

海未「はい。ダメでした。何度挑戦しても…きっと私と炭酸の相性は最悪なのでしょうね」

希「でも、ラムネなら飲めるんやろ?それでいいやん」

海未「ラムネなんてそうそう売ってるものじゃありませんから」

凛「まあ、確かにね」

海未「私が最後に炭酸に挑戦したのは中学三年生の時が最後です」

希「え?結構最近やん」

凛「中三の時にダメだったんならきっと今も無理だよ」

海未「普通はそう思いますよね?」

凛「そんなの当たり前にゃ」

海未「でも、諦めたくないんです。きっと私はとてつもなくバカなんですね」ニコッ

希「海未ちゃん…」

海未「みんなと一緒に炭酸が飲みたいんです」

希「…」スクッ

凛「希ちゃん?」

希「海未ちゃん…コーラや。飲むんや」

海未「希…」

凛「海未ちゃんなら出来るにゃ」

海未「凛…。ありがとうございます」

希「さあ、凛ちゃん。ウチ等は乾杯をする準備や」

凛「うん」

海未「では、いざ…」ゴクゴク

凛「…」

希「…」

海未「ゴフッ…ケホッ…ケホッ…」

凛「う、海未ちゃん!?」

希「ああ、海未ちゃんハンカチ」

「ケーキ」

穂乃果「いやぁ、今日は頑張った。自分で言うのもなんだけど頑張ったよ」

絵里「そうねぇ。今日は凄く頑張ってたわね」

希「張り切ってたもんなぁ」

穂乃果「もう、自分にご褒美だよ。ケーキ頼んじゃおう」

ピンポーン

店員「はい」

穂乃果「あの、このショートケーキ一つお願いします」

絵里「ふふっ。嬉しそうね」

希「ショートケーキ好きやもんね」

穂乃果「うん。大好き」

店員「おまたせしました。ショートケーキです」

穂乃果「イェーイ。美味しそう」

希「おお!美味しそうやね」

穂乃果「仕方がないなぁ。一口いいよ」

希「本当?じゃあ、少し貰おう。ん~美味しい」

穂乃果「絵里ちゃんもどうぞ」

絵里「いいの?穂乃果の分が少なくなっちゃうわよ?」

穂乃果「ん~まあ、いいよ。今はケーキの美味しさを分かち合いたい」

絵里「じゃあ、お言葉に甘えて」パクっ

穂乃果「あーーーーー!!!!」

絵里「え?何?」

穂乃果「いっ…いちご…いちごを食べちゃった…」

絵里「え?だって…クリーンが少ない所を選んだんだけど…」

希「いや、普通いちごのところは取らないやろ…」

絵里「いや…だって…いちごは中にも沢山入ってるし…」

穂乃果「上に乗ってる奴は特別なの」

絵里「え?そうなの?」

訂正します

×…絵里「え?だって…クリーンが少ない所を選んだんだけど…」

○…絵里「え?だって…クリームが少ない所を選んだんだけど…」

誤字の訂正珍しい

頑張り屋さんの海未ちゃんかわいいなあ!

絵里ちゃんってこういうところがあるよね…かわいい

穂乃果「そうだよ。こんなのあんまりだよ」

絵里「ご、ごめんなさい。私知らなくて…」

希「知ってるとか知らないとかの問題でもないような気がするけどね」

穂乃果「うぅ…楽しみにしてたのに…」

絵里「じゃ、じゃあ私のサラダのトマトを上げるからそれを上に…」

穂乃果「それ本気で言ってるの?」

絵里「いえ…この空気が少しは和むかと…」

希「えりちは冗談なんか本気なんか分からんからなぁ」

絵里「本気なわけないじゃない。ねえ、穂乃果?」

穂乃果「…なに?」

絵里「こうしましょ?あなたのお願いを出来る範囲内で聞いてあげるから。ね?機嫌を直して?」

穂乃果「え?本当?」

絵里「え、ええ」

穂乃果「やった。約束だよ」

希「おお!これぞ海老で鯛を釣るやな!」

「天然少女」

店員「お待たせしました」

にこ「いちごパフェと…真姫は?」

真姫「そうね…私は冷やしトマトで。ことりは?」

ことり「私はチーズケーキを一つお願いします」

店員「かしこまりました」

にこ「あんた…冷やしトマトって…」

真姫「何?悪いの?」

にこ「別に悪いなんて言ってないじゃない」

真姫「なら、いいじゃない。にこちゃんこそいつも甘い物ばかり食べて。太るわよ」

にこ「ちゃんと自己管理してるから大丈夫なの。穂乃果や花陽とは違うの」

真姫「どうだか」

にこ「なによ。それにいちごパフェって可愛いじゃない」

真姫「何よそれ」

にこ「要するにスーパーアイドルにこにーにぴったりだって言ってんのよ」

真姫「バカみたい」

にこ「バカじゃないわよ。ねえ?ことりは分かるわよね?」

ことり「え?うん。私も可愛いにこちゃんにはいちごパフェはぴったりだと思うよ」

にこ「なんですってぇ。何で分からない…のよ…」

真姫「いや、ことりは可愛くて似合ってるって言ってるじゃない」

にこ「いや、つい…いつものノリで…」

ことり「たまに衣装の参考にアイドルショップとかに行くんだけどね、アイドルっぽい衣装があるとにこちゃんにぴったりだろうなぁっていつも思うんだ」

にこ「そ、そう。あ、ありがと」

真姫「何よ?もっと喜べば良いじゃない」

にこ「いや…ねえ?真姫ちゃん?」

真姫「何?」

にこ「前から思ってたんだけど…ことりって天然よね?」

真姫「ことりが?そうかしら?」

店員「お待たせしました」

ことり「わ~チーズケーキ美味しそう。し、あ、わ、せ~」

真姫「天然って言うよりも…マイペースなんじゃない?」

にこ「あ~それしっくりくるわね」

ことり「んふふ、美味しいなぁ」

真姫「まあ、良いんじゃない?褒められたんだし…まあ、別に…私も…ことりの言ってる事が分からない訳じゃ…ないし…」

にこ「はあ?何?なんて言ったの?」

ことり「真姫ちゃんって天然っぽくて可愛いなぁ」

「ホラー」

穂乃果「いや~映画面白かったね?」

凛「うん。凛、ゾンビ映画って初めて見たけど面白かったにゃ。かよちんも真姫ちゃんも来れれば良かったのに」

希「えりちなんて上映中ずっと目を瞑ってたんよ」

穂乃果「絵里ちゃん何しに来たんだろうね?ファミレス来ないで帰っちゃうしね」

凛「でも、実際にゾンビが現れたら絵里ちゃんじゃなくても怖いよね?」

穂乃果「そりゃあそうだよ」

希「ウチはゾンビよりも幽霊の方が怖いと思うな。ジャパニーズホラーってやっぱり怖いやん?」

凛「確かに。ゾンビは銃が効くけど幽霊はすり抜けそうだもんね」

穂乃果「じゃあさ、ゾンビから逃げてる途中に幽霊に遭遇したらさ、最悪だよね」

凛「うわっ、確かに最悪にゃ。霊能師が仲間に欲しいにゃ」

穂乃果「じゃあ、更にエイリアンまで現れたら?エイリアンには霊能力も通用しないよ?」

凛「その場合ゾンビとエイリアンと幽霊は争わないの?」

穂乃果「う~ん…うん。争わない」

凛「なんかズルイにゃ。でも、エイリアンも銃でどうにかなりそうにゃ」

穂乃果「えっと…じゃあね…」

希「いっその事ゴジラもそこに投入しちゃう?」

穂乃果「うわぁ。一番強そうだね」

凛「うわぁ。ゴジラは手強いにゃ。銃と霊能者の仲間だけじゃどうにもならないよ」

穂乃果「う~ん…じゃあ、大砲使っていいよ?」

凛「大砲でゴジラ倒せるかな?」

希「いやぁ、無理やろな。大砲くらいじゃゴジラは倒さんやろうなぁ」

穂乃果「じゃあ、結局ゴジラが一番怖いのかぁ」

希「でも、ゴジラからは上手くすれば逃げられるかもしれんよ?でも、ゴジラから逃げたところで結局幽霊の呪いからは逃げられんからね?」

凛「って事は幽霊が一番最恐?」

希「そう言う事になるね」

プルルル

凛「穂乃果ちゃん電話鳴ってるよ?」

穂乃果「あっ…海未ちゃんからだ……そうだ…今日宿題をやる約束してたんだ……どうしよう…忘れてた」

希「うわぁ…一番怖いやつやん」

「女史」

穂乃果「あ~暇だなぁ。何か面白い話とかないの?」

希「えりちが間違えておもちゃのチョコレート食べた話する?」

凛「もうそれ10回は聞いてるにゃ」

穂乃果「凛ちゃんはその度に爆笑してるけどね」

凛「希ちゃんって話し方上手いんだもん」

穂乃果「関西弁だからね」

希「それ関係ないやろ。なんでも関西弁のおかげにするのはどうかと思うわ」

穂乃果「いや、あるって。関西弁ってテンポいいもん。話だって落としやすいじゃん。卑怯だよね?関西弁女子ってさ」

希「まあ、正確に言うとウチは関西弁女子やないけどね」

穂乃果「似非だもんね」

凛「関西弁女子って響きもいいよね?凛も呼ばれたいにゃ。関西弁女子って」

穂乃果「じゃあ、穂乃果は高坂女史って呼ばれたい」

凛「……何で?」

穂乃果「え?だって何か頭良さそうじゃない?高坂女史って」

凛「女子って頭良さそうかな?」

穂乃果「いや、違う。多分凛ちゃんが思ってるのと違うよ」

凛「どういう事?」

希「女史やろ?女の子じゃなくて女に歴史の史で女史やろ?」

穂乃果「そうそれ!」

凛「どう言う意味なの?」

希「まあ、穂乃果ちゃんも最近覚えた言葉なんやろうけど」

穂乃果「え?なんでわかったの?」

希「わかりやすく言うと穂乃果ちゃんとは正反対のタイプの女の人を指す言葉やね」

凛「ふ~ん。何となく分かったにゃ」

穂乃果「え?分かった?今ので分かったの?だいぶ失礼だけど?」

凛「うん。ばっちしにゃ」

まきちゃん

和む

「人たらし」

にこ「ふぅ~。疲れたわ」

凛「今日そんなに疲れた?」

にこ「穂乃果に手伝わされたからね」

希「あ~そう言えば二人でなんかやってたね」

にこ「全く、ただでさえ練習で疲れてたのに…大変だったんだから」

希「そんな事言ってもちゃんと手伝ってあげるんやからにこっちも優しいよね」

にこ「まあ、別に私も鬼じゃないし。それに、なんか穂乃果のお願いってなんとなく聞いちゃうのよね」

希「あ~確かにそうやなぁ。穂乃果ちゃんのお願い~って奴やろ?なんか聞いてあげたくなるよね」

凛「それってことりちゃんの得意技なんじゃないの?」

希「ん~それとはまた少し違うかなぁ」

にこ「なんか穂乃果の場合はほっとけないと言うか」

凛「ふ~ん」

希「それに穂乃果ちゃんってなんて言うか。ほら?人たらしな所あるやろ?穂乃果ちゃん特有の」

凛「人たらし?」

にこ「あ~そうよね。特に絵里なんてたらされまくってるわよね。対立してた時が嘘みたいに」

希「あ~よく見る光景やなぁ。えりにはなぁ…穂乃果ちゃんに頼られると凄く嬉しそうやしな」

にこ「仕方ないわねとか言いながら口角上がってるものね」

希「そうやね。海未ちゃんなんかもそうやしね?ことりちゃんは言わずもがなやし」

にこ「特な性格してるわよね」

希「これも穂乃果ちゃんの普段の行いの賜物なんやろうね」

凛「ねえねえ?凛、人たらしって意味が分からないからケータイで調べたら人をだます事って書いてあるよ?凛は穂乃果ちゃんはそんな人には思えないけど」

にこ「え?」

希「あ~本来の意味は~的な奴やな」

「上級者向け」

穂乃果「ん~お腹空いたなぁ」

凛「穂乃果ちゃんいつもそればっかりにゃ。凛はラーメンにしよう」

穂乃果「穂乃果つっこまないからね?」

海未「すいません。遅れました」

穂乃果「あっ!海未ちゃん!待ってたよ…わお」

海未「ことりはもう少し遅れるみたいです……どうかしました?」

凛「海未ちゃんその洋服…」

穂乃果「買ったの?」

海未「え?ああ、これですか?実は祖母がいつも地味な服装ばかりしている私を見てたまにはお洒落しなさいって…お小遣いを…」

穂乃果「あ~そうなんだ」

凛「海未ちゃんもお婆ちゃんからお小遣い貰ったりするんだね」

穂乃果「え?それは自分で選んだの?」

海未「はい。雑誌を参考にして選んだのですが。変ですか?」

穂乃果「いやぁ…なんだろ?穂乃果もお洒落に詳しい訳じゃないからなんとも言えないけど。なんかハイセンス過ぎない?」

海未「ハイセンス?」

穂乃果「うん。こう…なんて言うか」

海未「でも、雑誌に書いてあったんですよ」

穂乃果「うん、だから上級者向けなんだよ。お洒落上級者」

海未「お洒落上級者ですか?」

穂乃果「うん。だから、物凄くお洒落な人なら着こなせるけど。ほら?RPGのゲームとかでレベルがアップしないと装備出来ないみたいな感じだよ」

海未「ゲームをやらないので…」

穂乃果「ああ、そうか。えっと…だから、穂乃果達のレベルが10だとするでしょ?海未ちゃんの服は20レベルじゃないと着こなせないんだよ」

凛「でも、それならちゃんとそういう風に書いといて欲しいよね?これは着こなすのが難しいですって。それか誰が着ても似合うように作って欲しいにゃ」

穂乃果「その為に店員さんがいるんじゃないの?店員さんって色々教えてくれるじゃん」

海未「穂乃果の言ってる事はもっともなのですが…なぜか、店員さんに声を掛けられると緊張すると言いますか…」

凛「あ~分かるにゃ。なんかプレッシャーなんだよね?」

海未「そうなんです。なので今回も最初から買うものを決めておこうと思って雑誌を参考にしたのです」

穂乃果「そうなんだ」

海未「でも、全てはお洒落初級者である自分が未熟なのが原因なんですよね。それを棚に上げているようではいつまで経ってもレベルアップなんかしませんね」

穂乃果「え?あ、ああ、うん」

凛「海未ちゃんって本当に真面目だよね」

「明石焼き」

絵里「…」

穂乃果「ねえねえ、凛ちゃん。見て見て?コーラとメロンソーダのミックス。意外と美味しいよ」

凛「別に意外でもないよ。ありそうだもん」

穂乃果「え~そうかな?絵里ちゃんはどう思う?」

絵里「…」

穂乃果「絵里ちゃん?」

凛「さっきからずっと難しい顔してるにゃ」

穂乃果「何か考え事してるのかな?」

絵里(今日クラスの子から貰った明石焼きと言う食べ物。美味しかったけど…あれってたこ焼きじゃないのかしら?)

凛「絵里ちゃん?」

絵里「え?な、何?どうしたの?」

穂乃果「さっきから難しい顔してるから…何かあったの?なにか悩んでいるなら相談乗るよ?」

絵里「悩んでるって程じゃないんだけどね…」

穂乃果「うん」

絵里「今日クラスの子から明石焼きと言うたべものを貰って食べたんだけど」

凛「明石焼きってあのタコが入ってる奴だよね?それがどうかしたの?」

絵里「明石焼きって…たこ焼きと何が違うのかしら?」

穂乃果「え?味じゃないの?」

絵里「そうなの?」

穂乃果「そうだと思うよ?」

絵里「そもそも私、たこ焼きもそんなに食べた事ないの」

穂乃果「へえ。そんな人いるんだね」

凛「真剣な表情してそんな事考えてたんだね」

絵里「だって気になるじゃない。初めて食べたのよ?なのに、あれ?これってたこ焼きじゃないの?ってなったんだから」

凛「なるかな?凛は美味しければなんでもいいから」

変なところまで真面目なえりうみ

絵里「凛はそれでよくても私は気になっちゃうのよ」

穂乃果「まあ、でもそうかもね。たこ焼きをよく知らない人からすれば明石焼きもたこ入ってるんだからたこ焼きじゃんって思うかもしれないよね」

絵里「そうよね?思うわよね?このまま分からなかったら夜まで引っ張ってしまいそうだわ」

凛「携帯で調べればいいのに」

絵里「そうなんだけど…すぐにネットに頼るのも嫌なのよね。少し自分で考えて結論を出したいの。それが正しいとか間違ってるとかは別としてね」

凛「え~なんで?」

絵里「確かにネットは何でも載ってるけどそればかりに頼ってると自分で考える事をしなくなってしまいそうで。もちろんネットが悪いとは言わないわよ?」

凛「へ~絵里ちゃんってなんだか偉いね」

穂乃果「途中から聞いてる人がいたとしたらまさか明石焼きとタコ焼きの違いについて話してるとは思わないだろうね」



「計画会議」

穂乃果「で?どうする?」

凛「どうしようか?」

穂乃果「ん~なかなか思いつかないんだよね」

凛「そうなんだよね。ネタ切れと言うか…かよちんはどう思う?」

花陽「ええ?私?」

穂乃果「うん。花陽ちゃんの意見も聞いておきたいよね」

花陽「あ、あの…」

店員「お待たせしました」

花陽「あ、ライスのお代わりお願いします」

店員「はい」

花陽「あの、私話しについていけてないんだけど」

穂乃果「え?ああ、今度にこちゃんにどんなイタズラしようかって話だよ」

花陽「ええ?そんな話なの?」

凛「絵里ちゃんでもいいよ?」

穂乃果「あっ、海未ちゃんはダメね?絶対にだよ?」

花陽「イタズラなんてダメだよ。そもそも、なんで私なの?」

穂乃果「今日希ちゃんが来れなくてさ」

花陽「ええ?私は希ちゃんの代わりなの?なんで私が選ばれたの?」

凛「だって真姫ちゃんはやってくれないし。絵里ちゃんとにこちゃんはターゲットだし」

穂乃果「海未ちゃんは論外だしね」

花陽「それは懸命な判断だね」

穂乃果「ことりちゃんは内容によってはやってくれそうなんだけどね。用事で来れないって言うし」

花陽「ええ?私消去法で選ばれたの?」

穂乃果「そう言う訳ではないけど」

凛「やっぱり凛の相棒はかよちんだなって思ったんだよ」

花陽「でもダメだってば。イタズラなんて」

店員「お待たせしました。ライスです」

花陽「あっ、ありがとうございます!パクッ、美味しいです」

穂乃果「………穂乃果も最初はそう思ったんだよ。でも、希ちゃんと凛ちゃんのコンビに仲間に引きずり込まれてさ。結構面白いんだよ」

凛「それまでターゲットだったからね」

花陽「でも、希ちゃんも居ないんだし」モグモグ

穂乃果「だからなんだよ。希ちゃんが居なくても大丈夫だって所を見せてあげないと」

凛「と言う事でかよちん?何か良い案ない?」

花陽「私に委ねるの?希ちゃんが居なくても出来るって所を見せるって言ってたのに…」

穂乃果「うん。お願い」

花陽「じゃあ…シャケのおにぎりだよってにこちゃんに渡すんだけど実は梅干しでとか…」

穂乃果「花陽ちゃん…真剣に」

花陽「ええ?ダメなの?私ならビックリするんだけど。あっ、でも梅干しは好きだからそれは嬉しいかな」

凛「かよちんはおばあちゃまの梅干しが好きなんだよね?」

花陽「うん。そうなの」

穂乃果「他にはないの?」

花陽「じゃあ、手品とかはどうかな?手から急に花を出してそれをプレゼントするとか。急にやられたら結構驚くと思うな」

穂乃果「花陽ちゃん…」

花陽「え?ダメ?」

穂乃果「それ凄くいい。イタズラなのに幸せな気分になるし」

凛「ルパンみたいでかっこいいにゃ」

花陽「本当?」

穂乃果「うん。じゃあ、花陽ちゃん。その作戦で行こう!明日決行だよ?」

花陽「ええ?私がやるの?私そんな器用な事出来ないよぉ」

穂乃果「ファイトだよ」

先輩の圧力が

発想が良い子すぎる

「やきもち」

海未「さて、何にしましょう」

にこ「私ドリンクバーだけでいいわ」

希「ウチもそんなにお腹空いてないからなぁ」

海未「え?そうだったのですか?」

希「おやつを食べ過ぎちゃってね」

海未「そうとは知らず」

にこ「別に気にしなくていいわよ」

希「それにしても海未ちゃんの方から誘ってくれるなんて珍しいね」

にこ「いや、初めてじゃない?」

海未「そうですか?」

にこ「そうよ。何?よっぽど暇だったの?」

海未「いえ。別に」

希「そう言えば穂乃果ちゃんは誘ってないの?」

海未「穂乃果は…他クラスの方達と出掛けると言ってました」

にこ「え?何?穂乃果って他クラスにも友達いるの?」

海未「選択授業で同じ班になったらしいんです」

希「へ~穂乃果ちゃんって誰とでも仲良くなれそうやしな」

海未「そうですね」

にこ「ふ~ん。ことりは?」

海未「家族で出かけると言っていました」

希「それでウチ等に声が掛かったんや?」

海未「別にそう言う訳ではありません。今までだって穂乃果とことりが居ないことはあったでしょう?」

希「まあ、そうやけど…」

にこ「海未発信って事が珍しいって言ってるのよ」

海未「別に私は…」

にこ「私は…何よ?」

海未「何でもありません。そんな事より早くメニューを決めてしまいましょう」

にこ「だから私はドリンクバーだけで良いって」

海未「そ、そうでしたね」

にこ「全く…素直じゃないわね」

海未「何ですか?」

にこ「寂しいんでしょ?穂乃果が自分の知らない子達と出掛けちゃって」

海未「そんな事言ってないじゃないですか」

にこ「顔に書いてあるわよ」

希「海未ちゃんは直ぐに表情にでるからなぁ」

海未「そ、そんな事はありません」

希「ええやん、別に。ウチらの前でくらい正直になっても。ウチ等だって仲間なんやし。」

海未「私は…」

希「ん?」

海未「ドリンクバーに行って来ます」

にこ「ちょっと、まだ頼んでないわよ…行っちゃった…」

希「ふふっ、海未ちゃんも可愛い性格しとるなぁ」

にこ「本当めんどくさいわよね」

「幼馴染」

海未「希、電話から戻って来ませんね?」

にこ「そうね。帰ってたりして」

海未「まさか…」

穂乃果「あっ!居た!海未ちゃ~ん」

海未「え?穂乃果?どうして?」

穂乃果「いやぁ、お腹空いたぁ。海未ちゃんの隣座らせて?」

海未「え、は、はい」

穂乃果「何食べようかなぁ」

にこ「あんた出掛けてたんじゃないの?って言うかよくここに居るって分かったわね」

穂乃果「希ちゃんがここに居るって教えてくれたんだけど。あれ?希ちゃんは?」

にこ「あっ!そう言う事!」

海未「もう解散したのですか?」

穂乃果「ううん。私だけ先に帰って来ちゃった。他の子は映画見に行ったよ」

海未「穂乃果は行かなくて良かったんですか?」

にこ「希から連絡を受けて抜けて来たの?」

穂乃果「別にそう言う訳じゃないんだけどね」

にこ「映画見たくなかったとか?」

穂乃果「ううん。違うよ」

海未「じゃあ、どうして?一緒にいた人達だった心配したでしょ?」

穂乃果「海未ちゃんが見たがってた映画だったから」

海未「え?」

穂乃果「見るんだったら海未ちゃんと見ようと思ってさ」

海未「別に約束なんかしてなかったじゃないですか」

穂乃果「うん。そうなんだけどさ」

海未「きっと退屈で寝てしまいますよ?」

穂乃果「え?そうなの?難しいやつなの?」

海未「あなたは…馬鹿ですか…」

穂乃果「え?穂乃果じゃ理解出来ないくらい難しいの?って海未ちゃん?あれ?泣いてるの?」

海未「泣いてません。目にゴミが入ってしまって」

穂乃果「ええ?大丈夫?」

海未「大丈夫。映画、来週見に行きましょうか?」

穂乃果「来週?」

海未「ええ、μ’sの皆んなで行きましょう」

穂乃果「お~そう言えばμ’sで映画とか行った事なかったね。にこちゃんもいいよね?」

にこ「来週ね?わかったわ」

穂乃果「じゃあ、決定だね」

海未「ええ」



「お土産」

やったね矢澤!B71が増えるよ!

ことり「はい、花陽ちゃん、凛ちゃん。お土産だよ」

凛「わ~ことりちゃん、ありがとう」

花陽「ありがとうございます」

ことり「どういたしまして」

凛「ねえねえ?開けてみてもいい?」

ことり「うん。どうぞ」

凛「にゃ~中身は何かにゃ~」

花陽「ふふっ、凛ちゃん嬉しそう」

凛「にゃ~……これは…何かな?」

ことり「えっとね…それは金平糖だよ」

凛「あ~金平糖…へー金平糖。どうして金平糖?」

ことり「え?嫌だった?」

凛「ううん。とっても嬉しいにゃ」

ことり「本当?」

凛「うん。それで、ことりちゃんはどこに行って来たんだっけ?」

ことり「山梨だよ」

凛「山梨に行って来たんだ」

ことり「うん。そうだよ」

凛「山梨って富士山がある所だっけ?あれ?それは静岡だっけ?」

花陽「それはどっちもだよ?」

凛「そっか。山梨って金平糖が有名なの?」

ことり「ううん。そう言う訳じゃないんだけど。やっぱり嫌だった?」

凛「そんな事ないよ?凄く嬉しいもん。でも、なんで金平糖なのかなって」

ことり「山梨に行って信玄餅だと芸がないかなって思ったの。それで全員違うお土産を買ってみたんだけど」

花陽「私はクッキーだったよ」

凛「穂乃果ちゃんには何にしたの?」

ことり「穂乃果ちゃんは雷おこしだよ」

凛「そっかぁ…ことりちゃんありがとにゃ」

ことり「いえいえ、どういたしまして」

8人別々のお菓子って選ぶの大変そうだな

「没収」

穂乃果「はぁぁぁ」

希「どしたん?」

凛「物凄いため息だね?」

穂乃果「実はね…学校に漫画持って行ったらね…没取されちゃって」

希「なんだ。そんな事」

穂乃果「そんな事って。重大な事だよ?続きが読めないんだよ?穂乃果これで5回目なんだよ?」

凛「そんなに没取されてるの?」

穂乃果「そうだよ」

希「でも持って来ただけなら没取されないやろ?まさか授業中に読んだとか?」

穂乃果「違うよぉ」

凛「じゃあ、なんで?凛は一回も持ち物を没収された事ないよ?穂乃果ちゃんよっぽど先生からの評価が悪いんじゃないの?」

穂乃果「違うよ。先生じゃないよ。海未ちゃんだよ」

希「海未ちゃん?」

穂乃果「そうなの。海未ちゃんに没収されたんだよ。生徒会の仕事を忘れてて部室で漫画読んでみんなを待ってたらさ現れてさ」

希「それは全面的に穂乃果ちゃんが悪いんやな」

穂乃果「そう。どう考えても海未ちゃんに反論する言葉が思い浮かばないの。どうすれば返して貰えると思う?」

凛「諦めたら?」

穂乃果「いいの?凛ちゃんも希ちゃんも続きを読みたがってた奴だよ?」

希「え?それって?」

穂乃果「そうだよ。最新巻が出たんだよ。まだ少ししか読んでないのに」

凛「それは確かに一大事にゃ」

穂乃果「でしょ?一大事でしょ?」

凛「うん」

穂乃果「だからどうにか帰して貰える方法を一緒に考えてよ」

凛「うん。任せるにゃ」

希「ん~」

凛「どうしたの?」

希「はたして、海未ちゃんに反旗を翻してまで読む価値があるのかと思ったんよ」

穂乃果「え?」

希「正直な話もう展開も読めてるし」

凛「そう言われればそうかも」

穂乃果「いやいや、そんな事ないよ。予想外の展開が待ってるってば」

希「ん~それでも海未ちゃんの方が怖いし」

穂乃果「大丈夫だよ。海未ちゃん歳下だよ?」

凛「凛にとっては歳上だもんね」

希「ん~…よしっ!諦めよう!」

凛「賛成にゃ」

穂乃果「え~そんなぁ」

「隠し撮り」

穂乃果「でさ、部室に絵里ちゃんが一人でいてね」

凛「一人で?」

穂乃果「うん。珍しくにこちゃんも来てなくてね。で、驚かそうと思ってさこっそり覗いてたら絵里ちゃんが急にテレビで流行ってるお笑い芸人のギャグをやりだしたの」

凛「え~そうなの?凛も見たかったにゃ。ね?かよちん?」

花陽「え、ええ?そうかな?」

穂乃果「まあ、気持ちは分かるけどね。穂乃果も誰も居ない空間だと変な事やりたくなる時あるもん」

花陽「そんな事…あるかな?」

凛「あるある。分かるにゃ~。凛は変な声とか出したくなっちゃうにゃ」

花陽「そ、そうなんだ。でも、二人はともかく絵里ちゃんがそんな事してるなんて…意外…」

穂乃果「あっ、穂乃果達は意外じゃないんだ」

凛「かよちんだってやった事はあるでしょ?」

花陽「ないない、ないよ。全然ないよ」

穂乃果「え~本当に?」

花陽「本当に。多分やった事ある人は稀だと思うよ?」

穂乃果「でも、にこちゃんは…まあ、普段から変な事してるし海未ちゃんだって一人の時は変な事してるじゃん。μ’sの半数はやってるって事だよ?」

花陽「えっと…うん。でも、もう半数はやってないんだよ?」

凛「多分気づいてないだけだよ。他の人も自分も」

花陽「気づくよ思うよ?少なくとも自分では気づくと思うよ。流石に無意識で変な事してたらそれは変な人だよ」




穂乃果「そんなもんかねぇ」

花陽「そんなものだよ」

穂乃果「でも、まあいいや。絵里ちゃんがやってた事は紛れも無い事実なんだし。本題に入ろうか」

花陽「本題?本題って?何か大切な話があるの?」

店員「お待たせしました。大ライスのお客さま」

花陽「あっ、はい。ありがとうございます」

穂乃果「あのね。穂乃果はもう一回見たいんだよ。絵里ちゃんが全力でギャグをやってる所を。あの、絵里ちゃんだよ?頼んでも絶対にギャグなんかやらない絵里ちゃんだよ?」

凛「凛も見たいかも」

花陽「ええ?そう言う話なの?」

穂乃果「うん。どうにかしてもう一回見たいんだよ。あわよくば動画撮りたい」

花陽「わ、私は見たくないよ。私の中の絵里ちゃんのイメージが少し崩れちゃうよ」

凛「そうかな?」

穂乃果「花陽ちゃん…」

花陽「な、なにかね?」

穂乃果「なんでそんな紳士みたいな喋り方になってるの?」

花陽「ごめんなさい。噛んじゃって」

穂乃果「あのね?穂乃果は真剣なんだよ」

花陽「え?どうして?」

穂乃果「他の人からすればくだらないかもしれない。時には心ない言葉を浴びる事だってあるかもしれない。馬鹿だって言われてもいい。私は…私は絵里ちゃんのあの姿をもう一度みたいの」

花陽「どこからそんな情熱が湧いてくるのぉ?」

凛「穂乃果ちゃんはお馬鹿にゃ」

穂乃果「凛ちゃん?」

凛「でも、同じくらいのお馬鹿がここにもいるにゃ」

穂乃果「凛ちゃん…」

花陽「い、嫌な予感がするよぉ」

穂乃果「そうと決まれば明日からだね」

凛「凛は希ちゃんやにこちゃんとも連携をいつでも取れるよう手配しておくにゃ」

穂乃果「了解!さあ、花陽ちゃん。私達は実行部隊だよ。明日から作戦開始だよ」

花陽「ええ?待って?作戦なんて聞いてないよ?それに私はやるなんて言ってないよぉ。誰か助けてぇ」

かわいい

おつおつ
今だとブルゾンでもやってたのかな

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