ちひろ「ちょっと、どこ触ってるんですか!」P「大丈夫です」(73)

モバマスSSです
地の文ありです

ちひろ「ふぅ……、ようやく終わったぁ……」

時計を確認するともう夜の12時近く。私が所属するプロダクションの事務室には誰もいません。

ちひろ「明日はお休みだし、仕事を来週に残すわけにはいかなかったとはいえ……」

ちょっときついです。

普段はこんなに遅くなることはあまりないのですが、色々な事情でアイドルたちのスケジュールが重なってしまい

来週頭までに処理しないといけない書類が大量にでてきてしまったのです。

ちひろ「ずっとパソコン仕事だから肩や背中が痛いなぁ……、お尻も。椅子がもうちょっといいのだったらなぁ」

伸びをしながらそうぼやいた時、事務室の扉が開いてスーツ姿の男性が入ってきました。

我がプロダクションが誇るたった一人のプロデューサーさん。

でもアイドルの子たちみんなから信頼されるとっても敏腕なプロデューサーです。

私も、その、信頼しています。

P「あれ、ちひろさん!まだ残ってたんですか!?」

ちひろ「お帰りなさい、プロデューサーさん。ちょうど全部終わったところですよ」

P「え、あれだけの書類、全部1人で片付けちゃったんですか!?半分くらいやってくれたら俺が明日残りをするって言ったのに」

ちひろ「一応、事務員ですから。こんな遅くまでがんばってるプロデューサーさんに休日出勤はさせられませんよ」

そう伝えるとプロデューサーさんは感極まったようにちょっと涙ぐんでいました。

P「ちひろさん……、ありがとうございます……」

ちひろ「もう、大げさですよ……」

こんなに喜んでくれるなら、がんばった甲斐があったかな。

P「本当にいくら感謝してもしたりないです。おかげで俺も明日は休めますし……
  どうお礼をしていいか……、そうだ!ちひろさん、ずっと書類仕事だったんだから肩とか背中とか凝ってるんじゃないですか?」

ちひろ「え、あ、はい、そうですね、けっこう凝っちゃいました」

P「お礼と言っては何ですが、少しマッサージさせてもらえませんか?」

ちひろ「ま、マッサージですか……?」

肩もみかな?

ちょっと恥ずかしい、でもプロデューサーさんに肩を揉んでもらえるなら……

P「だいじょうぶです、俺、実は大学のころは整体師のところに弟子入りをしてまして」

ちひろ「そうだったんですか!?それは知らなかったです」

まさかプロデューサーさんにそんな過去があったなんて。

P「まあ形の上ではアルバイトだったので履歴書にも書いてませんでしたし。
  整体のプロを目指してたんですが色々あって結局ここの社長に口説き落とされてプロデューサーになりましたけど」

ちひろ「人に歴史あり、ですねぇ……」

P「それでも技術はプロ並みですよ。
  実はダンスレッスン後のアイドルたちにもたまにマッサージをしてあげてるんですが、けっこう評判がいいんです」

へえ。アイドルのダンスレッスンはほんとにハードです。

そんなハードトレーニングをしている彼女らに評判がいいというマッサージ、ちょっと興味が湧いてきました。

どうせ明日は休みだからちょっとくらい帰るのが遅れてもだいじょうぶだし、お願いしてみようかな。

ちひろ「それでしたら、ちょっとだけ……」

P「じゃあ、仮眠室に来てもらえますか。マッサージ器具もそこに常備してるんです」

ちひろ「はい」

さっそく事務室の奥の仮眠室に行きました。

仮眠室のベッドはアイドルたちがレッスン後によく休憩をしたりプロデューサーさんが泊まり込みの際に使ったりしていて

定期的にアイドルの子たちが布団を干したりシーツを洗濯してくれたりします。

とくにプロデューサーさんが泊まり込みをした後はお世話好きな子が多いのか、

アイドルたちの誰かしらが嬉しそうに布団を片付けていますね。

おかげでお布団は仮眠用とは思えないくらいいつもふかふかです。

P「それじゃあ、上着を脱いで貰えますか?」

ちひろ「は、はい……」

ブラウスを着てるんだし、プロデューサーさんには水着姿を披露したこともあるのになんだか妙に恥ずかしいですね……。

たぶん服を脱いでるところをみられるのが恥ずかしいんだと思います。

突然の羞恥心に戸惑いながらも上着を脱いでハンガーにかけました。

P「それでは、まずハンドマッサージから行きましょう。ベッドに仰向けに寝転んで、こっちに右手を出してください」

ちひろ「あ、はい」

あれ、これって上着を脱ぐ意味がなかったんじゃ……?

P「ハンドマッサージが終わったら肩や背中にいきますから。それにハンドマッサージも上着を脱いでリラックスしたほうが効果的なんです」

疑問が顔に出ていたようで、プロデューサーさんが説明してくれました。

流暢で手慣れた説明口調は確かにプロを思わせます。

これは期待できるかも。

P「では失礼します」

そしてプロデューサーさんが私の右手のひらを手で握りました。あ、思ったより手が大きくてしっかりしてる……

ふと、男の人に手を握られていることを急に意識して恥ずかしくなってきました。

P「大丈夫ですよ。マッサージですから」

ちひろ「そ、そうですよね……」

恥ずかしいと感じたことが恥ずかしい。これはマッサージなのに、自意識過剰かも……

P「うーん、確かに凝ってますねぇ……」

ギュッギュとプロデューサーさんの指が私の手のひらを指圧してきます。

あ、きもちいい……

P「手のひらにはね、いろんな内臓に繋がるツボがあって、手だけでなく全身がほぐれるんですよ」

ちひろ「そうなんですね」

さすがプロ並みというだけあって詳しいですね。

P「親指と人差し指の間のヒラは胃、手の甲の中央は腸の疲れを取るんです」

すごい、私の手のひらがグニグニとほぐされて行きます。

普段意識していない体内の筋肉や骨の形がすごく敏感に感じられます。私の手の中ってこんなふうになってたんだ。

P「体が凝るっていうのはね、筋肉を包んでる腱っていう袋が凝り固まってる状態なんです。
  普段から無理をしてると筋肉が変な動きをして腱と腱が縮んで動きづらくなる。
  これを外部から力を込めて開いていく。
  すると、ほら、筋肉の動きがとっても自由になるんです」

ちひろ「はわぁぁ……」

すごい、これがプロのハンドマッサージ、理屈については申し訳ないながらよく分かりませんでしたが、

プロデューサーさんのマッサージは素人の適当な揉みほぐしとは全然違います。

私の手の中の筋肉や骨の配置を理解して、的確にほぐしてきます。

錆びついていた私の手の中の部品を全部ばらして潤滑油を刷り込まれているような、不思議な解放感。

痛みもあるのですが、その痛みは再生と解放のための痛み。単なるイタ気持ちいいよりも高次元のカタルシス。

手のひらを揉まれる。ただそれだけの行為がまるで生まれ変わりのような精神的な解放感を引き起こすなんて……

P「手のひらはこれくらいでいいでしょう。次は手首、そして腕に行きます」

ちひろ「……あ……」

やめないでほしい、もっと手のひらをほぐしてほしい、そんな寂しさが心から湧いてきましたが、

今度は手首や腕からまた新しい快楽の波動が襲ってきました。

普段全然意識してませんでしたが、腕の筋肉にこんなに疲労がたまっていたんですね。

普段滞っていた流れがつながったかのような感覚があります。

P「関節部は構造が複雑なので、ここで体液の流れが滞ってしまうことがよくあるんです」

P「では左手に行きましょう」

そうして、私の両腕はかつてないくらいにほぐされました。

P「さて、これらのハンドマッサージは前準備です。胴体には腕よりも大きくて複雑な筋肉がいっぱい詰まっていますからね
  これらをほぐすために、まずリラックスするのが大事なんです。心がリラックスできていないと体をいくらほぐしても
  全然効果がありませんからね」

ちひろ「は、はい……」

ハンドマッサージだけでもこんなに気持ちいいのに、胴体のマッサージはこれ以上だなんて、いったい私はどうなってしまうのでしょうか……

P「そこで、なんですが……」

プロデューサーさんが急に口ごもりました。

ちひろ「どうしたんですか?」

P「その、ですね、ちひろさん、マッサージは精密なものなんです。体の中の構造を指先の感覚で的確に把握しながらやらないと
  効果を100%発揮できません」

ちひろ「はい」

P「それで、ですが、ちひろさんが良ければ、ブラウスも脱いでもらえませんか?」

ちひろ「はい……って、え?」

P「やはり服の上からだとどうしても不完全になるんです。直接皮膚の上から触れないと凝りを上手く感じられないので」

ちひろ「えぇ……」

ど、どうしましょう……、ブラウスを脱ぐ、つまり下着姿ですか……、さすがにそれは恥ずかしい……

P「大丈夫です。アイドル達もやってますよ」

うーん、アイドルの子達もやっているというのなら、そんなに変な行為じゃないのかも。

……そうですね。これはいわばプロによる医療行為なわけです。

医者の前で服を脱ぐことを恥ずかしがる必要はないですよね……

ちひろ「そ、それじゃあ、お願いします……」

私はブラウスを脱いで壁のハンガーにかけました。

今日のブラは淡いブルーのちょっと可愛いめのです。子供っぽいって思われたりするかしら……

って、プロデューサーさんはそんな不純な気持ちで私を脱がせたわけじゃないのに。

P「それではベッドにうつ伏せになって下さい」

ちひろ「はい」

うつ伏せになった私の横にプロデューサーさんが立ちました。

P「それじゃ、まずは首筋と肩からです」

ちひろ「……あっ」

すっかり敏感になった私の体は、指で軽く触れられただけで反応してしまいました。

P「こちらも凝ってますねぇ。でもだいじょうぶ。しっかりほぐしてあげますよ」

首筋の側面に指が食い込みます。自分でもかたまってるなー、と思っていた首の肉に信じられないほど深く、

プロデューサーさんの指が食い込みました。

すごい、自分で揉んでみてもこんなに喰い込まないのに……

P「首筋もね、いろんな筋肉が組み合わさってるんです。その筋と筋の隙間を見切って的確に指を入れれば……」

ちひろ「はうっ……」

P「ゴリゴリってなるでしょ。筋肉を包む腱がこわばってる証拠です。これを割り開くようにじっくりと……」

ちひろ「あ、あぁぁぁ……」

すごい、首筋からゴリゴリと響く、なんなんでしょう、音が鳴ってるわけではないですが、確かに体内から響いてきます。

P「人間の頭は重たいですからね。常に頭を支えるために首の筋肉には負担がかかってるんです。もうちょっと前もいきましょうか」

ちひろ「うんん……」

プロデューサーさんの指が頸動脈の付近や声帯の周りも押してきます。でも苦しくはありません。

不思議と気持ちがいい……

P「頸動脈の周りも筋肉が多いですからね。血管に負担がかからないように注意すればマッサージ効果は高いんです。
  それに、実は喉仏もマッサージ効果があるんですよ。デリケートなところだから強くしたらいけませんけど
  適切に揉んでやると喉にいいんです」

そのままプロデューサーさんの手が前のほうにも進んできて鎖骨周りもグニグニと揉まれました。

体がとろけるようです……

P「ふーむ、これから肩に行こうと思うのですが、ちょっと上半身が緊張してますね……」

ちひろ「え、そうなんですか?すっかり力が抜けてる気がするんですが」

P「はい。ちひろさん自体の問題ではなくて、これはブラジャーのサイズが合ってないせいですね」

ちひろ「え!?」

P「おっと、勘違いしないでくださいね。これはあくまでも人体工学に基づく話なんです。
  ブラジャーの紐で背中が圧迫されて肩から背中の筋肉が緊張してしまってるんです。
  ちょっと紐が短いのかもしれませんね」

ちひろ「な、なるほど……」

P「その、もしも胸のカップの話かと思われたら失礼しました」

ちひろ「い、いえ……、気にしないでください……」

ちょっとドキドキしました。でも、そうですよね。今のプロデューサーさんはそんな嫌らしい目線でみたりしませんよね。

P「それですね……、せっかくです。この際、ブラジャーとスカート、ストッキングも脱いでください」

ちひろ「は、え、えぇぇぇ!?」

ど、どういうことですか!?さすがに、それは……

P「マッサージのためですから、大丈夫です」

ちひろ「で、でも……」

P「こういう体を締め付ける服はどうしても筋肉を緊張させて、全身のマッサージ効果を低下してしまうんです。
  大丈夫です。アイドルのみんなもやってますよ」

ちひろ「う、うーん……」

P「トレーナーさんたちからも俺のマッサージは高く評価されています。だから俺を信じてください」

アイドルのみんなばかりか体育学の専門家のトレーナーさんたちからも評価されてるなんて……

P「このマッサージは痩身効果や美肌効果もあるんです。筋肉の血流がよくなることで全身が綺麗になるんです」

そんなに凄い効果が!?で、でも、胸やショーツを晒すのは恥ずかしいです……。

思春期以降はまだお母さん以外に見せたことはないのに……

P「大丈夫ですよ。うつ伏せですから俺からは見えません。それに腰にはタオルをかけておきますから」

ちひろ「うーん、それなら……」

P「じゃあ時間がもったいないんで、脱がしていきますね」

ちひろ「え、あ、ちょっと……」

P「マッサージだから大丈夫です」

手慣れた様子でプロデューサーさんがブラのホックを外しました。

そして私が驚いて上半身を持ち上げた瞬間にするりと抜かれてしまいました。

ちひろ「あ……」

P「こっちに置いておきますね」

そして部屋にあるちゃぶ台の上に置かれます。これじゃ手が届きません……

P「スカートも……、よっと」

ちひろ「あう……」

やっぱり手慣れた様子でスカートのファスナーと留め金を外され、さらにストッキングも一緒にさっと脱がされてしまいました……

抵抗しようにも揉みほぐされた腕や首筋に力が入りません……

P「では、せっかく脱いだわけですから、このマッサージオイルを使いましょう。マッサージ効果がぐんと高まるんです」

プロデューサーさんがシャンプーボトルのような容器を取り出しました。

P「ちょっとぬるっとしますが大丈夫です」

ちひろ「ひゃっ……」

背中にぬるりとそのマッサージオイルを塗られます。あ、なんだか気持ちがいい……、背中が熱くなってきます。

P「塗られたところが暖かくなってきたでしょう。血流をよくする成分が入ってるんですよ」

そして、肩のマッサージが始まりました。すごい、ただの肩もみとは比較になりません……

リズミカルに、そして力強く肩が解体されていきます……、ゴリゴリと音を立てて指先が肩の中に埋没します……

痛みもあるのですが、それがまた快感に繋がる無限ループ。肩もみってこんなにすごかったんだ……

P「やっぱり凝ってますね。肩って実は腕ではなく肩甲骨を支えてるんです。肩甲骨と肩の繋がりを意識して揉みほぐします」

肩甲骨の隙間にずぶりと指が入り込みます……、凄い、肩甲骨ってこんなに動くんだ……

自分の体のことなのに初めて知りました。

P「マッサージオイルのおかげで滑りがよくなってますね……、次は背骨です。
  背骨には姿勢を精密に保つための筋肉がいっぱいついています。
  疲労しにくい丈夫な筋肉ですがその分負担が溜まっても自覚しづらいんですよ」

グニグニと背骨の周囲が揉みこまれます。なんだか気付いてなかった重りを少しずつ外されていくような気分です。

P「ふふふ、体の芯が軽くなって来たでしょう?では、次に意外に重要な脇の下を行きます。
  実はここには腕を引っ張る筋肉がついていて、ここも効くんです」

プロデューサーさんが脇の内側を揉みこんできます。こんなところ意識したことなんてなかったのに、筋がゴリゴリ言うのを感じます。

体験したことのない快感です。

P「肋骨もしっかりと。肋骨の間には肋骨同士を結ぶ筋肉が走っています。
  薄い筋肉ですが呼吸と姿勢を司る大切な筋肉なんですよ」

プロデューサーさんが体の側面を揉みこんできます。凄い、肋骨の隙間にこんなに指が入るんですね……

P「肋骨の動きを滑らかにすると呼吸が楽になるんですよ。前のほうの肋骨もやりますね」

そういってプロデューサーさんは私の背中から前のほうに両手を差し込んで鎖骨の下あたりを揉み始めました。

P「ちょっと上半身を持ち上げてくれますか」

ちひろ「え、でも、そこは……」

P「マッサージだから大丈夫です」

ちょ、ちょっと恥ずかしい。もしもプロデューサーさんが手を下に下げたら……

P「ほらほら、早くしないとできませんよ」

ちひろ「す、すいません……」

慌てて上半身を持ち上げました。うう、布団に包まれていた胸が浮いてしまいます……

P「うーん、ここらへんも凝ってますね……もうちょっとオイルを塗りますか」

ペタぺタとわき腹から体の前面の肋骨のあたりまでオイルが塗られて体の前面を揉みこまれます。

時折プロデューサーさんの指が柔らかいところにも触れています……、

うう、どうしましょう……

「あ、気にしないでください。嫌らしい意味はありませんから。アイドルの子たちも気にしてませんよ」

アイドルの子達も気にしてないんですね……

じゃあもしここで私が恥ずかしがったら私だけがイヤらしいことを考えるえっちな女の子だって

プロデューサーさんに思われちゃうかも……

P「さて、体の前はこれくらいにして、背中に戻りましょう。今度は腰です」

グニグニと腰を揉まれます。ここもちょっと恥ずかしい。アイドルの子たちと比べてスタイルが悪いって思われたりしないかな。

P「うーん、ちひろさん、水着の時も思いましたがこうしてると腰のラインが凄く綺麗ですね。
  アイドルたちにも劣ってません」

ちひろ「え、そうですか?えへへ……」

お世辞かもしれないけど嬉しいな……

P「腰はほぼ筋肉だけで体重を支えないといけないところです。
  だからとても負担がかかりやすい。
  ほら、ここ気持ちいいでしょ」

そういってプロデューサーさんは腰の背骨周りをほぐします。

P「ここは内臓の働きをよくする効果もあるんです」

プロデューサーさんの指先が潜り込んできてお腹の中からマッサージされてるみたいです……

もっと体の内側まで揉んでほしい、ついそう思ってしまいました。

だんだんプロデューサーさんの手が下の方に下がってきました。

あ、このままだとお尻に……

ど、どうしましょう……!?

P「ふむ、腰はこれくらいにして、本来は大殿筋のマッサージをすべきなのですが……」

だ、大殿筋ってお尻ですよね……!?

P「足の先から行きましょうか」

ちひろ「……あ……」

ほっとしたような、残念なような……

P「足裏マッサージは有名ですよね」

プロデューサーさんが足の方に回って足の裏にオイルを塗っています。

あ、足が臭かったりしないかしら……

P「大丈夫ですよ。良い匂いです」

ちひろ「それならよかったです」

P「足の裏には体に良いツボが集中しているのは有名ですが、
  単純に足そのものの筋肉をほぐすことも大切です。
  全身の体重がかかるところですから負担もかかってますしね」

ちひろ「あつつ……」

プロデューサーさんが足の親指をグニグニと揉みこんでいます。ちょっと痛いけど気持ちいい……

指の腹だけでなく爪や側面、関節部などとてもきめ細やかにほぐされていきます。

P「足の裏が綺麗なアーチですね。指の大きさもバランスがいい。足タレもできそうですね」

ちひろ「そ、そんな……、お世辞はよしてくださいよ……」

P「いえいえ、アイドル達の足にも劣りませんよ」

そんなことを話している時も、足の裏がぐりぐりと揉みこまれます。

親指の付け根、小指側、足のへこみの中、踵側、丁寧に揉まれて、イタ気持ちいい……

踵のアキレス腱の周りも揉まれました。ここも普段意識していませんでしたが、気持ちいいんですね。

P「ちょっと足を延ばしましょう」

ぐっと足首を引っ張られます。アキレス腱が気持ちよく伸びる……

両足ともに足首から先を丁寧にほぐされました。

P「次はふくらはぎですね。ここの筋肉は歩いたり走ったりするときに体を前に押し出す筋肉です。
  大切なんですよ」

ふくらはぎの筋肉の中に指がぐいぐい入り込んできます。不思議と痛くありません。

P「ここも腕や肩と同じですね。筋肉の繋ぎ目をほぐして腱を緩ませる。するとベタベタくっついてた筋肉同士が
  バラバラに動けるようになって楽になるんです」

腕の時も感じた快感。体を分解して潤滑油をさしてもらったような解放感。気持ちいい……

P「太腿は他の場所よりも筋肉が大きくてちょっと大変なんですよね」

そういってプロデューサーさんはぐっと踏ん張って太腿を抱きしめるようにして揉みほぐします。

あ、あれ?

今後ろを振り返って気が付きましたが、プロデューサーさん、スーツを脱いでる?

黒いビキニパンツ一丁です。

えっ、どういうことですか!?

P「ああ、この格好のことなら気にしないでください。
  マッサージオイルがスーツにつきますし、このほうが力が入りやすいんですよ。
  アイドル達も気にしてませんから」

ちひろ「あ、はい……」

ちゃんとした理由があるのなら仕方ないですね。それにアイドルの子たちが気にしてないのに

私が気にしてたら私がイヤらしいことばかり考える女だって思われるかもしれないですし……

プロデューサーさん、けっこう筋肉質なんですね……、って何を考えてるのちひろ!

P「さて、だいたいほぐれてきましたが、まだ重要なところがあるんですよね」

ちひろ「重要なところ、ですか?」

P「はい。大殿筋と鼠蹊部です」

ちひろ「そ、そこって……、でも……」

P「大殿筋は足と胴体をつなぐ重要な筋肉ですし、鼠蹊部は負担の溜まりやすいところなんです」

ちひろ「さ、さすがにそれはちょっと……」

P「大丈夫です。アイドルの子たちもやってますから。安心してください。」

アイドルの子たちもやってもらってるのか……

なら安心かな……?でも、さすがに恥ずかしいです……

ちひろ「け、けしてプロデューサーさんを疑ってる訳ではないですが……、うぅ……」

P「このマッサージにはスタイルを良くする効果もあるんです。
  アイドルたちにもいますよね。以前よりもスタイルが良くなった子たちが」

ちひろ「え、まさか、プロデューサーさんのマッサージのおかげなんですか!?」

P「はい。もちろん彼女らのトレーニングの賜物でもあるんですが、
  単にトレーニングするだけじゃ筋肉が付くだけですからね。
  適切に体型を整えて上げる必要があるんです」

すごい……、確かに最近ますます綺麗になったなって思う子はいますが、まさかそんな理由があったなんて……

ちひろ「それなら……、でも……」

P「大丈夫ですよ。お尻の上からバスタオルをかけて俺から見えないようにしますから」

それなら、いいかな?

P「じゃあ脱がしますね」

ちひろ「あ、きゃっ……」

プロデューサーさんがショーツに手をかけてきました。

でも、揉みほぐされた全身に力が入らなくてどっちみち抵抗はできそうにありません……

ちひろ「あの、ゴムが伸びないようにお願いします……」

そう、力なく言う以外にありませんでした……

P「分かってますよ。あ、すこし足を開いてください。足を通りません」

ちひろ「は、はい……」

するすると、ゆっくりショーツが下ろされて行きます……

恥ずかしい……、こんなところを他人に見られるのは幼稚園以来です……

でも、これからどんな凄いマッサージがまっているのかという期待も実はありました。

私もアイドルたちみたいに綺麗になれるのかな……

P「じゃあタオルをかけますね」

ふわりとお尻にバスタオルがかけられます。すーすーする……

P「ではまずはオイルから」

タオルの端がめくられてそこからオイルが塗られたプロデューサーさんの手が入ってきました。

うう、マッサージとはいえ、お尻に直接触られるのは恥ずかしすぎます……

ぬるぬるとオイルが塗られていき、そしてついに力強く揉んできます。

ちひろ「ん……あ、ん……」

あ……、それはマッサージの快感とは明らかに別の感覚……

もちろんマッサージ的な気持ちよさもあります。

お尻の奥深くの筋肉をほぐされる感覚は今までのマッサージに劣らない快楽です。

でも、それとは別の感覚があるのも事実……

ちひろ「んぅ……」

ダメ……、声が漏れちゃう……

P「声が出るなら気にせず出してください。リラックスしたほうが効果的ですから」

ちひろ「そんな、あぅ……、うぅん……」

恥ずかしい……、もみもみとリズミカルにお尻の肉がもまれます……

ただ揉むだけじゃありません、お尻をぐっと左右に割り開いたり、太腿の付け根を指で圧迫してきたりします……

だめ、もう少しずれたら、大事なところが……

P「アイドル達も気にせず声を出してますから大丈夫ですよ」

タオルが取られ、オイルがお尻にどろりと垂らされました。

あ、タオル……

ちひろ「あの、見えちゃってますよね……?」

P「大丈夫ですよ。気にしないでください」

ちひろ「あ、はい……」

P「では臀部中央に行きますからね」

ちひろ「あぁ……!あぅ……!」

えっ?えっ?プロデューサーさんの指がお尻の割れ目の奥に侵入してきます。

そ、そこは……!

P「括約筋は常に活動していてとても負担がかかってるんです。こういう機会によくほぐしてあげないと」

ちひろ「あ、あ、あ、いや、あぁん!」

プロデューサーさんの指が、とても敏感なところをリズミカルにグニグニとほぐしてきます!

ダメ!そこはダメ!でも、気持ちいい……!ああ……!

P「本来はもっと太いもののほうがいいんですが、ちひろさんは初めてで慣れてないので指でしますね」

ちひろ「や、やめてください、そ、そこは汚い……」

P「大丈夫です。ここに入れる時は指にゴムを付けますので。オイルも塗ってますから痛くありませんよ」

ちひろ「そ、そういう問題じゃ……」

P「マッサージだから大丈夫ですよ」

ずぷりと、以外にもスムーズにプロデューサーさんの指がそこへ侵入してきました。

ちひろ「あ、あ、あぁぁぁぁぁ!」

いた……、くない……?

P「ちゃんと事前によくもみほぐしましたし、括約筋をリラックスさせる成分がオイルに含まれてますから」

そして、プロデューサーさんは指をリズミカルに出し入れします。

うう、なんでしょう、この感覚は……

なんで、気持ちいいんですか……?私、頭がおかしくなったんでしょうか……

P「気持ちいいでしょう?排泄の感覚というのは気持ちいいものなんです。
  赤ちゃんや動物が排泄をスムーズにできるのは快楽を感じるからなんです。
  だからその感覚を疑似的に、なおかつ括約筋の負担なしで味わえるこのマッサージが気持ちいいのは当然なんです」

ああ、これが気持ちいいのは当然なんだ……、私が変なんじゃないんだ……

ぬるりとオイルまみれの指が奥まで突っ込まれます。オイルのおかげなのか不思議と苦痛はありません。

そこから指が引き抜かれると、どこかもどかしく、どこかむずがゆい不思議な快感が走り抜けます。

でも指は全て引き抜かれずに再び押し込まれ、また抜かれて、このもどかしい快感は何度も繰り返されます……

なんだか頭がぼうっとしてきます……

そして体の奥から何かが高ぶってきて、それは背筋を走って頭の中で真っ白に弾けました。

何か叫んでいた気がします。でもよく分からないまま、何もかもが真っ白になりました。
        ・
        ・
        ・
P「ちひろさん、ちひろさん、大丈夫ですか?」

ちひろ「……、え、あ、プロデューサー、さん……?」

ふと気が付くとベッドにうつ伏せになったまま気を失っていたようです。

ちひろ「あの、私は……」

P「初めてだったのでちょっと刺激が強かったようですね。でも大丈夫ですよ。みんな最初はそうなります」

あんなところをいじくられて、あんな風になっちゃうなんて……、恥ずかしすぎる……

いまさらですが羞恥心がぶり返してきました……

P「さて、最後のマッサージが残っていますが、どうしますか?」

ちひろ「さ、最後ですか……?」

P「はい。鼠蹊部の中からツボを刺激するすごく気持ちの良いマッサージです。さっきの以上にすごいですよ」

さっきのあれ以上……、いったいどれほどなのか想像も付きません……

そんなことをされたら私はどうなってしまうのか……

ちひろ「……、でも……」

P「アイドルのみんなもやってるから大丈夫ですよ」

ちひろ「……」

みんながやっているのなら……

どのみち私は体に全然力が入りません。だから、どうしようもないんです。

P「それじゃあ、始めましょうか」

ちひろ「はい……」

プロデューサーさんはぐったりしている私をくるりと引っ繰り返して仰向けにしました。

全部終わったらシーツを洗濯しないと、とそんなことがふと頭をよぎります。

そして……



ちひろ「ちょっと、どこ……、触ってるんですか……」

P「大丈夫です。マッサージですから」

以上になります

二流はリンパ
一流は筋肉
はっきりわかんだね

ふぅ...

おい、鼠径部の中は?

はよはよはよ

続きです

P「ではまず準備からいきますね」

そういうとプロデューサーさんは私の横に立って胸を下から掬い上げるように揉み始めました。

いまさらながら、私、産まれたままの体全てをプロデューサーさんに晒してしまっています……

それにおっぱいまで揉まれちゃうなんて……

P「うーん、綺麗なお椀型で柔らかくて張りもあるし、しっとりすべすべで素晴らしいですね。乳首も綺麗な桜色で形も申し分ない」

やだ、そんな風に言われたら余計に恥ずかしくなっちゃいます……

ちひろ「あ、あの……、こ、これって、本当に、あん……、マッサージなんですよね……?」

P「もちろんです。これにはバストアップ効果もありますし、形もよくなります。
  それにバストを支える靭帯や胸筋を刺激することで将来のバストの垂れも防ぐんですよ」

すごい……、そんなにたくさんの効果があるんだ……、そ、それじゃあ恥ずかしいのも我慢しないと……

気持ちも……、いいですし……

P「じゃあちょっと舐めてみましょうか」

えっ!?プロデューサーさんが、おっぱいに口を近づけて、ペロリと舐めてきました!

舌がはい回る感触がえっちです……

P「先っぽも」

ちゅっちゅという音とともに乳首にも吸い付いてきます。

ちひろ「あぅ……!」

思わず声が漏れてしまいます。で、でも、舐めたり吸うのにマッサージ効果があるんでしょうか……?

P「こうすると女性ホルモンの分泌が活性化してさらに効果がアップするんですよ。力を抜いてください」

ちひろ「そ、そうなんですね……」

そういえば女性ホルモンの分泌が増えると女性らしさがアップするってテレビで聞いたことがあった気がします……

でも、おっぱいを舐められるのも、それで感じてるところをみられるのも恥ずかしい……

P「アイドルたちもやってますから大丈夫ですよ」

ちひろ「は、はい……」

アイドルの子たちも毎回この刺激に耐えてるのでしょうか……、すごいです……

P「ふむ、バストのマッサージの影響で鼠蹊部もすこしほぐれてきましたね」

プロデューサーさんが私の股間をまじまじと見つめてそう言いました。

思わず足を閉じましたが、やっぱり見られちゃってますよね……

P「大丈夫ですよ。足から力を抜いてください。アイドルたちもしてますから」

ちひろ「で、でも……」

P「それに、俺の位置からだとみえませんから」

たしかにプロデューサーさんは今は私の胸の横に立っています。

そこからだと角度的に大切なところは見えづらいかも……

足から力を抜いて少し開きました。

P「じゃあ前準備の最後として口の中のマッサージをしましょう」

ちひろ「口の中、ですか?」

P「はい。実は口の中をマッサージするとリラックス効果が高まるんです」

ほ、本当なんでしょうか?

P「本当です。恋人同士がキスをしたり、犬や猫が好きな相手を舐めるのはそのせいなんです」

なるほど、言われてみれば理にかなっています。でも、だとしたら、プロデューサーさんと、き、キスしたりするんでしょうか?

その、けしてプロデューサーさんが嫌な訳ではないです。

でも、ファーストキスだし、心の準備ができてないし、マッサージの一環じゃなくてもうちょっとロマンチックなシチュエーションが……

って、何を考えてるの私……

P「大丈夫ですよ。キスするわけじゃありませんから。棒状のものを口の中に入れてツボを刺激します」

ちひろ「あ、そうなんですね……、でも、棒状のものって……?」

マッサージ器具でしょうか?

P「これです」

すると突然プロデューサーさんがビキニパンツを脱ぎました、って、え!?

ちひろ「ぷぷぷ、ぷろ、ぷろでゅでゅでゅーさーさささん!!!?!?」

ひゃぁー!?お、男の人の股間が!、あ、あそこをモロに!?、お、おっきぃぃ!

P「落ち着いてください。これはあくまでもマッサージなんです」

ちひろ「ででででも、あの、その……」

P「人間を含め、動物が一番リラックスする状態というのは、お母さんのおっぱいを飲んでる時なんです」

ちひろ「あ、あの、その、それがいったい……?」

P「ほら、ちひろさん、よくぶっちちゃんの面倒みてますよね」

ちひろ「あ、はい」

仏恥(ぶっち)ちゃん。所属アイドルの拓海ちゃんが拾ってきた子猫で、色々あって事務所で面倒を見ています。

夜は隣接する女子寮でアイドル(主に拓海ちゃん)と一緒に寝ています。

ちなみに留美さんの猫アレルギーは志希ちゃんや晶葉ちゃんがなんやかやしてくれて

直接接触しなければ同じ室内にいても問題ないそうです。

拓海ちゃんのネーミングセンスには疑問を感じますが、本人(猫)はとっても人懐っこくて可愛い子です。

P「あの子、よく俺やちひろさんの膝の上で寝ますけど、そのときに太腿をふみふみしてますよね」

ちひろ「はい」

P「猫のあのふみふみは母猫の母乳を求める仕草が由来なんです。
  寝るときや飼い主に甘える時にあのふみふみをして、お母さんのおっぱいを飲む時の気持ちを思い出してリラックスしてるんです」

そういえばそういう話を聞いたことがあったような……

P「人間も同じで、赤ちゃんのころのおっぱいを飲んでる時の気持ちを再現することで、
  体の奥深くまでリラックスしてマッサージ効果を最大限に高めるんです」

ちひろ「理屈は分かりましたが、その、プロデューサーさんが、パンツを脱いだ意味は……」

P「女性に赤ちゃんの気持ちを思い出させるのに一番適切なものがこれなんです。
  人肌で、適度な大きさで、硬すぎず、柔らかすぎず、これを口に入れて舐めしゃぶるのが一番なんです」

ちひろ「ほ、ほんとうなんですか……?」

P「はい。これは心理学の権威であるフロイト教授が証明しています」

確かフロイト教授って心理学の凄く偉い人ですよね。

そんな偉い人が言ってるのなら正しいのかも……

P「みんなやってるから大丈夫ですよ。効果は保証します」

ちひろ「で、でも……」

私も一応大人の女です。実際の経験自体はまだありませんけど、ちょっと過激な少女漫画とか

女性誌とかネットのちょっとアダルトなサイトとか女同士の猥談とかでそういう行為が

男女の関係では一般的なのは知ってます……

P「これはあくまでもマッサージですから。イヤらしい行為ではないから大丈夫ですよ
  それにちゃんと綺麗に消毒してますし、マッサージオイルには清潔を保つ効果もあるんで安心してください」

そ、そうですよね……、マッサージ……、なんですよね……

P「さ、顔をこっちに寄せて、口を開けてください」

ちひろ「は、はい……」

改めてプロデューサーさんのそれを直視しました……

一応性教育やえっちな映像とかである程度の知識はありましたが実際に目にするとインパクトが凄いです。

世の中の恋愛経験のある女性は本当にこんなに凄いものを自分のあそこに入れてるんでしょうか?

P「ちひろさん、いいですか?これはお母さんのおっぱいです。怖くありません」

ちひろ「これは、お母さんのおっぱい……、怖くない……」

耳元で優しくささやかれると、そんな気がしてきました。

怖くない、これはおっぱい……

そっと、マッサージオイルが塗られてぬるぬるしたそれに顔を近づけました。

P「まず舌を出して舐めてみましょう」

ちひろ「はい……、ん……」

ぺろり、と亀の頭を思わせる先っぽに舌で触れてみます。

あ……、オイルが塗られているせいもあるけど、意外と滑らかな感触。

P「……うっ……」

ちひろ「あ、大丈夫ですか!?」

P「いえ、大丈夫です。今度は先っぽに口付けしてみましょう」

ちひろ「はい」

ちゅっ、とキスするように唇を押し当てました。ぴくんとそれが少し震えました。

落ち着いてみてみると小動物みたいでちょっと可愛いかも……

考えてみれば別に暴れたり噛みついてくるわけでもないですし。

P「落ち着いてきたようですね。では口に含んでください。歯を当てないように注意してくださいね」

ちひろ「はい」

口をあけて、先っぽの亀の頭のような部分を口に含みました。

おっきい……、根元まで全部を口に含むのは無理ですね……

P「無理に奥まで飲みこむ必要はありませんよ。では、舌を絡めながら口を前後してください。
  口の中のツボが刺激されます」

歯が当たらないように、舌を絡めながら、口でこするように前後……

えっと、こんな感じでしょうか……

ぬるっ、ぬるっと出し入れします。

あ、なんだか落ち着くかも。おしゃぶりを加えてたころの気持ちってこんな感じなのかな……

おしゃぶりというには大きすぎますけど。

P「ああ、いいですね、すごくいいですよ……」

慣れてきたので舌を積極的に押し付けたり唇でもぐもぐと挟んだりしてみました。

口の横から涎が垂れます……

マッサージオイルが直接口の中に入ったせいでしょうか?

口の中や体の奥が暖かくなってきました……

P「ああ、はい、その調子です……」

プロデューサーさんが手を伸ばしておっぱいを揉んできました。

気持ちいい……、ますます気分が高ぶって、頭がぼぉっとしてきます……

じゅぷっ、じゅぷっ、という水音が私の口から響きます。涎がどんどん溢れちゃう……

P「うーん、実にいいですよ、ちひろさん。才能がありますね」

才能……、リラックスする才能……?

P「では第二段階です。いったん口から抜きますね」

ちゅぽん、と音を立ててプロデューサーさんのものが口から抜けました。

最初はすごくドキドキしたのに、抜かれてしまうとなんだか名残惜しい……

P「ではベッドの中央にまっすぐに仰向けになってください」

ちひろ「はい……」

次は何をするのかしら……

P「次は口の中をマッサージしつつ、鼠蹊部の準備をします。
  引き続きさっきと同じようにこれをしゃぶってもらいますが、俺がちひろさんに覆いかぶさります」

え?覆いかぶさるってどういうことだろう?

P「体重はかけないから大丈夫です。俺が四つん這いになって、ちひろさんの顔を膝で挟んで、
  俺の頭をちひろさんの鼠蹊部に向けます」

なるほど、ようはお互いの股間を相手の顔に押し付けるような形で重なり合うわけですね……、

って、それって私の大事なところがもろにプロデューサーさんの顔に……

さすがにそれは……

P「ちひろさん、これはフロイト教授がノインウントゼヒツィヒと名付けた権威あるマッサージ法なんです。
  ちなみに日本語で69という意味です。
  このマッサージができるのは俺くらいですよ?」

そんなにすごいマッサージなんだ……

P「さあ、やりますよ」

ちひろ「はい、お願いします……」

プロデューサーさんがのしかかってきます。といってもプロデューサーさんは四つん這いなので

私に体重はかかっていないから私は楽です。でもプロデューサーさんはちょっと大変かも

顔の真上からこちらに向けられたプロデューサーさんのそれを改めて口にくわえました。

先ほどとは角度が違うのでちょっと感覚が違います。

あ、プロデューサーさんのお尻の穴が丸見え……

P「では足を開いてください」

心の中で、はいと返事をしつつ足を開きました。

するとプロデューサーさんは肘で体重をささえて、手で私の両足の付け根を開きました……

完全にみられちゃってます……、でも恥ずかしいけど、なぜか背筋がゾクゾクとします。

寒気ではありません、体の中心に熱い何かがほとばしるような、くすぐったいような感覚。

羞恥心がやさしくくすぐってくるような不思議な感覚。

P「まずはここ、陰核です。ここには神経が集中していてマッサージ効果があるんです。
  今回は手ではなく口でマッサージしますね」

そ、それもアイドルのみんなもやってるんでしょうか?

質問したかったのですが、口はプロデューサーさんのあれでふさがれているのでできません。

仕方なくおしゃぶりを続けていると、

私の敏感なところに暖かくて湿った何か、おそらくプロデューサーさんの口が触れました。

ちひろ「んん……!」

自分で触るよりも何倍も凄い快感……!

で、でも、これってマッサージの快感じゃなくて明らかに、その、えっちな快感です……!

本当にこれはマッサージなんですか、プロデューサーさん!

ちひろ「んっ……、んっ……」

気を紛らわせるために必死にしゃぶりました。

プロデューサーさんのあそこをしゃぶりながら、自分のあそこを舐められるなんて、体中が沸騰しそう……!

水音とともに、私のあそこが、おそらくは舌や唇で弄ばれます。舌でぐりぐりとこすられたと思うとちゅっと吸われたり

割れ目に指らしきものが侵入してきたり……

私、自分の指だってそんな奥まで入れたことないのに……!

ぷ、プロデューサーさん、私のあそこで遊んでませんよね……!?

自分のあそこがどんどんドロドロになっているのが分かります……

そして……

ちひろ「……んんっ~~~!?」

限界です!何かが限界に来てます!

プロデューサーさんが、私の敏感なところを舌で刺激した瞬間、何かが弾けました。

ちひろ「あ、あぁ~~、あ、あぁぁぁぁ!」

思わずプロデューサーさんのものを口から放して、叫び声を上げていました。

その瞬間、何かが溢れて漏れていくのを感じます……

お尻のマッサージの時と少し違う、でも同質の感覚……

P「ふう、準備万端ですね。さて、ついに最後の内部マッサージです」

ちひろ「はぁ、はぁ、はぁ……」

息を荒らげていると、プロデューサーさんが私の上から立ち上がりました。

ちひろ「あの、これ、ほんとにマッサージなんですよね……」

P「もちろんですよ。カーマスートラや立川真言流に基づく伝統ある由緒正しきマッサージです。
  効果のほどはアイドルたちが証明しているでしょう?」

かーますーとら……たち、なんとか、しんごんりゅう……、なんだか神秘的な言葉です。

そんなに由緒正しいものなんだ……、確かに凄い、体がこんなに熱く火照ったことなんてありません。

お酒を飲み過ぎた時でもこうはなったことはなかったです。

なにか体のうちを熱いエネルギーがたぎっているようです。

早くこのエネルギーを発散したい……

P「では最後の本命のマッサージを行きますよ。体の内部に直接強力な刺激を叩き込みます」

ちひろ「は、はやく……、お願いします……」

P「ふふふ、いい仕上がりですね、ちひろさん」

プロデューサーさんが私の足を抱えて、あそこを私の大事なところにこすり付けます。

なんだかまるで、えっち……みたいです、こんなマッサージがこの世にあったなんて……

P「さっき指でじっくり中もほぐしましたからね。たぶん最初から気持ちいいですよ」

そして……

ちひろ「あっ!」

ずぶりと、プロデューサーさんのそれが私の奥底まで貫きました……!

かすかな痛みと同時にうねりを上げる激しい何かが脳天まで突き上げました。

こ、これはさっきのとは桁が違います……!

あまりにも激しすぎて快楽なのか何なのかすら分かりません……

自分でも悲鳴なのか喘ぎ声なのかすら分からないけだものじみた声が溢れています。

P「うお、凄い締め付けです……、これは名器ですね……素晴らしいですよ、ちひろさん……!」

プロデューサーさんが奥歯をかみしめて鬼気迫る笑顔で私を抱きしめて、激しく腰を振っています。

マッサージ中の落ち着いた顔とは全然違います。

ちひろ「あぁっ、く、くるのぉ!なにかくるのぉ!どこかにぃ、とこかにぃ、ちひろとんでいっちゃうのぉ!」

ダメです、自分でも何を言っているのか分かりません、とにかく体の中の衝動を発散しようと必死になっていました。

P「いいですよ、ちひろさん!存分に飛んで行っちゃって下さい!」

ちひろ「あうぅっ!あぁ、あぁぁぁぁぁぁぁ!」

プロデューサーさんがぐいっと腰をひねって私の中を一際はげしくかき回した瞬間、

腰から稲妻のような快感がほとばしり、私の意識ははじけ飛びました……

        ・
        ・
        ・

ちひろ「あ、うぅ……」

ぼやけた意識が快楽の海の中から浮き上がってきました……

まだ先ほどの余韻が激しい渦のように体の中に残っていて、気を抜けばまた意識が飛んでしまいそうです……

私はさっきと同じように裸でベッドに仰向けになっていて、横でプロデューサーさんが添い寝していました。

P「目が覚めましたか、ちひろさん」

ちひろ「……、はい……」

プロデューサーさんの手が優しく私の乱れた髪の毛を撫でてくれます。

なんだか幸せな気分……

P「気分はどうですか?」

ちひろ「すごく、幸せです……」

P「それはよかったです。またいつでもマッサージしてあげますから、また体が凝ったら言ってください」

ちひろ「はい……、ところで、あの、これって本当にマッサージ……、なんですよね……?
     なんだか、その……、え、えっちみたいだなって……」

P「大丈夫ですよ。一見そっくりでそう勘違いする人もいますけど、あくまでもマッサージです。
  アイドルたちもやってますけどスキャンダルにはなっていないですよね。それが何よりの証拠です」

ほっとしました。つまり私はまだ処女ということですよね。

プロデューサーさんと、その、えっちなことをするのが嫌という訳ではないんですが、

やっぱり正式にお付き合いしていない男性とそういうことをするのはいけないことだと思います。

それに初めてはマッサージではなくてもうちょっとロマンチックなシチュエーションでしたいです。

ちひろ「あ……」

プロデューサーさんがお尻の敏感なところをくすぐってきました。

そんなことされたら、また体が火照ってきちゃいます……

P「ふふふ……、そろそろもう一度マッサージを受けたくなってきたんじゃないですか?」

うぅ、いくらマッサージと言っても触り方がえっちすぎます……!

P「明日は休みですし、何度でもマッサージしてあげますよ……」

何度でも!?そんな……

ちひろ「だ、だめです……、そんなことされたら……、私、気持ちよすぎてこわれちゃう……」

P「何を大げさな。ただのマッサージだから大丈夫ですよ」

ちひろ「……はい……」

P「ふふふ、マッサージオイル以外にもまだまだ色々なマッサージグッズがあるんですよ」

ふと見ると台の上に不思議な形のグッズが並んでいます。

肩叩き棒、ツボ押し棒、マッサージローラー、電動マッサージ機あたりは分かります。

なにやらアダルトな造形の棒状のものは……、いえ、きっとツボ押し棒の一種に違いありません。

マッサージ器具ですし。

それ以外に、イボのいっぱいついた指サックのようなもの、針の付いてない大きな注射器のようなもの、

プラスチック製のキノコのようなもの、ゴムポンプのようなもの……

あと牛乳パック。飲むのでしょうか?

これらはいったいどう使うのかも想像が付きません。

ちひろ「あの、これって本当にマッサージ器具なんですか?なんだか怖いんですが……」

P「大丈夫です。全て由緒正しいマッサージ器具ですよ。アイドル達も使ってますから安心してください」

それなら、安心……なのかな……?

P「もっと凄いマッサージをしてあげますから、楽しみにしていてくださいね……」

ちひろ「はい……」


こうして、次の休日はマッサージ漬けに終わったのでした……

以上です

マッサージって言えばいいのね
試してくる

清々しいほどにマッサージだな
おつおつ

古来からある由緒正しきマッサージやね

素晴らしく丁寧かつ緻密なss!

アイドル「ちょっと、どこ触ってるんですか!」
P「大丈夫です、ちひろさんもやってますからね」

これで無限ループ

続きはよ

アイドルもやってる篇もはよ

ほら、フォーマットは完成しただろ?
早くアイドル編を書く作業に入るんだ

ちひろさんだからこそだろ!
いい加減にしろ!(憤怒)

次の休日編はよ

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