八幡「ここがIS学園か」マルフォイ「よく来たフォイ」 (4)

八幡は困惑した。女だらけの学園への編入。もはやこれは肉便器量産の布石以外の何物でもない。最高のお膳立てだと思っていた。

しかし、生徒の貞操を危惧したIS学園側が急遽、ホグワーツ魔法魔術学校から純血の魔法使いドラコ=マルフォイを学園へ来訪させていたのだ。

マルフォイのあまりの高貴さに八幡の醜さはより一層際立った。
神々しく鎮座するマルフォイの天使の如き笑顔の前に八幡は自らの行いを悔いて自殺した。

マルフォイの慈愛は別の次元で八幡に自己投影し、妄想の中で英雄を気取っている愚かなる醜きマグルにも届いた。しかしマルフォイのおかげでそのマグルは改心、その有り余るクリエイティブな力を活かし国の発展に大きく貢献した。

マルフォイは一夏を肉便器にした。

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