マスオ「ええー! 自民党は左派政党だって言うのかい!!?」(46)

マスオ「うわ~、これはヒドイなぁ」




ワカメ「どうしたのマスオ兄さん?」

マスオ「あぁ、ワカメちゃん。今朝ポストに入ってたチラシを見てたんだよ」

ワカメ「チラシ?」

マスオ「そう。政党の中傷ビラ」

ワカメ「何て書いてあるの?」

マスオ「えっとね……」


『自民党は右派政党ではない』

『公共事業による経済活性化や、中国・朝鮮への平和外交』

『アベノミクスや官製春闘という、積極的財政による景気刺激策』


『世界的に見て、左派政党の“主張”“手法”により日本政治を動かしてきた』

『これにより自民党は左派政党であることは、疑いようがない』


『よって、自民党よりも、左の政党は全て極左政党であり総て危険団体である』

『マルクス主義者や中国・朝鮮由来の血が流れる人間どもは、革命を目論んでいるに違いない!』

『速やかに共謀罪を適用し、極左政党を壊滅させよ。目覚めよ純粋な日本人!』


マスオ「って書いてあるんだ」

ワカメ「ヤダ。なんだか怖い文章」

ワカメ「……ねぇマスオ兄さん?」

マスオ「なんだいワカメちゃん?」


ワカメ「右派政党と左派政党ってどういう部分が違うの?」

ワカメ「右翼と左翼って何?」



ワカメ「最近ツイイッターのTLにもよく流れてて、気になってるのに」

ワカメ「小学校でも教えてくれないし、まとめブログにも載ってないの」


マスオ「政治的な右と左の違い……良い所に気が付いたねぇ」

ワカメ「マスオ兄さんは分かる?」


マスオ「あぁ。教えてあげるよ」

ワカメ「わーい、ありがとう!」

マスオ(といっても、どこから説明しよう)


マスオ(概念や言葉の由来自体は、フランス革命に遡るけど、)


マスオ(歴史的な薀蓄を最初から話してしまうと、長くなりすぎる)


マスオ(要素要素だけ、かいつまんで説明していこう)



マスオ「じゃぁ、まず最初に……」

マスオ「ワカメちゃん、アメリカとイギリスにある二大政党の名前分かるかい?」


ワカメ「ええ!」

ワカメ「アメリカは共和党と民主党。イギリスは保守党と労働党でしょ」

ワカメ「共和党と保守党が右派で、民主党と労働党が左派よね」


マスオ「よく知ってるねぇ。えらいえらい!」

ワカメ「えへへ」

マスオ「じゃぁ、右派政党のイメージはどんなだい?」

ワカメ「う~ん……イメージかぁ」


ワカメ「武器や戦争好きで、宗教を信じてて、お金儲けが好きで、優等生が好きで、民族主義で、競争好きなイメージ?」


マスオ「反対の、左派政党はどうだい?」

ワカメ「えっと、」


ワカメ「平和好きで、科学技術を信じてて、人助けが好きで、落ちこぼれも少数派も大切にして、平等好きなイメージかな?」


マスオ「うんうん。いい線いってる!」

マスオ「それではここで、質問でーす!」


マスオ「フランスで、“徴兵制”をしようとするのはどっちでしょう!?」


ワカメ「知ってる! 徴兵制は右派政党よ。テレビで言ってた」

マスオ「ふふふ~。せいかーい……と言いたいところだけれど」

ワカメ「ええっ、違うの?」

マスオ「フランスでは左派政党が“徴兵制”に賛成なんだよね」

ワカメ「そうなの!?」

マスオ「つづきまして、」


マスオ「中国共産党は右翼でしょうか左翼でしょうか?」

ワカメ「共産主義は……左側、左派政党!」

マスオ「でもワカメちゃん。中国は『戦争してやるぞ~』って日本を脅してくるよね」

ワカメ「あっ、本当だわ!」

マスオ「ワカメちゃん、さっき左派政党は平和好きって言ってたけど……」

ワカメ「あれれ? ほんとだ」

ワカメ「何がおかしいんだろう?」

マスオ「それでは第3問!」


マスオ「『人民の人民による人民のための政治』と言ったのは……」

ワカメ「エイブラハム・リンカーン!」

マスオ「大正解!」


マスオ「じゃぁ、リンカーンは共和党と民主党のどっちでしょう?」

ワカメ「えーとえーと……」


ワカメ「皆で頑張ろうって事だから、左の、民主党の大統領!」

ワカメ「奴隷の解放をしたりもしたから、平等好きで、民主党!」


マスオ「……」

ワカメ「……」




マスオ「ざんねん!」

ワカメ「えーっ!」

ワカメ「うわーん、3つとも全然わかんなかった」

マスオ「いやー、イジワルな問題出してゴメンね」

ワカメ「イジワル問題だったの」

マスオ「そうだよ。でもね、知ってほしかったんだ」


マスオ「政党や政治家の、右や左っていうのは、」

マスオ「どういう“主張”やどういう“手法”をするのかとは、関係がないってこと」

マスオ「生れた場所や、皮膚や目の色といった人種・民族とも関係ない」


ワカメ「じゃぁ、右の政党と左の政党の、本質的な違いって何?」


マスオ「それは……」


カツオ「ちょっと待った、ここから先は僕が答えよう!」

ワカメ「おにいちゃん!」

マスオ「お、じゃぁカツオくんの意見を聞こうか」


カツオ「右翼か左翼かの違いはズバリ、愛国か売国かだね!」

マスオ「……」


カツオ「右翼は愛国で日本人の味方、左翼は売国で日本人の敵さ!」

カツオ「違いはそれだけ! ってまとめサイトに書いてあった」

カツオ「正解だよね、マスオ兄さん!」


マスオ「う~ん……」

マスオ(それにしても君たち、まとめサイト好きだね)

マスオ「じゃぁカツオくんに質問!」


マスオ「TPPに賛成な政治家は右の愛国家か、左の売国奴か?」

カツオ「そりゃ勿論愛国さ。なんたってアメリカと同盟を結ぶんだからね」

カツオ「売国奴のやれる仕事じゃないよ」


マスオ「でもカツオくん。TPPは日本の農業や、知的財産、特許権、文化、医療」

マスオ「日本国内の金融、特に保険関係に大打撃を与えるって言われてるよ」

カツオ「あっ!」


マスオ「しかも移民の推進もセットになってる。移民増加は右で愛国かい?」

カツオ「……違う…………と思う」


マスオ「ふふふ」

スオ「いいかい2人とも」


マスオ「とある政党が右側か左側なのか分かれる、本質的な要因はね」


ワカメ「はい」

カツオ「うん」



マスオ「その政党に所属する政治家や党員が、どういう“思想・哲学”の持ち主か、」

マスオ「つまり」


 『人間を、力強い存在と信じているか、弱い存在と思っているのか』


マスオ「これで決まるんだ」

ワカメ「?」

カツオ「……」

カツオ「ははーん。なるほど」


カツオ「『人間は強い』って思ってる方が右で、」

カツオ「『人間は弱い』って思ってる方が左な訳か!」


マスオ「その通り!」

マスオ「流石はカツオくん、察しがいい!」


ワカメ「ええっ、私はよく分かんないよ!」

マスオ「人間は強い。だから人に厳しい法律や政策を取っても大丈夫」

マスオ「こう考えるのが右派で、」


マスオ「人間は弱い。だから人々を保護する法律や政策を取らなきゃいけない」

マスオ「こう考えるのが左派なんだ」


ワカメ「えーと……」


マスオ「なにか、いい例えはないかなぁ」

マスオ「あっ!」


マスオ「いいかいワカメちゃん」


マスオ「もしもの話だけど、」

マスオ「日本中で、たくさんのドラゴンが出現したらどうする?」


ワカメ「ドラゴン? どんなドラゴン?」

マスオ「大きくて、空を飛び、火を吐いて、カッコいいトゲトゲした外見の、肉食ドラゴン!」


ワカメ「ええっ、何それ恐い!」

ワカメ「自衛隊や警察に退治してもらう。私はその間、食べられないように神様に祈る!」


カツオ「そんな勿体ない!」

カツオ「空飛べるし、火を吐けるんだぜ。僕だったら飼いならして、見世物にするよ」

カツオ「ドラゴンの中でも特に強そうな奴を一匹選んで手下にする。日本人みんながそうすれば、国力も上がる」


ワカメ「そんなの無理よ。食べられちゃうよ~」

カツオ「大丈夫だよ。上手くやれば大丈夫!」

マスオ「じゃぁもしもの話、その2」

マスオ「日本中で、たくさんの妖精が出現したらどうする?」


ワカメ「妖精? どんな妖精?」



マスオ「小さくて、魔法が使え、いたずら好きで、かわいい丸みを帯びた癒し風の、蛍みたいに儚い妖精!」


ワカメ「わぁっ、何それカワイイ!」

ワカメ「環境省に保護してもらう。それで仲良くして、どんな魔法が使えるか見せてもらう」


カツオ「つまらなさそうだなぁ」

カツオ「そんなのが居たって、何の役にも立ちそうにない。保護したってお金の無駄だよ」

カツオ「いたずら好きなんだろう。僕たち、人間様の生活を邪魔してくるなんて害虫だよ」


ワカメ「なによ、蛍みたいに儚くてカワイイなら保護すべきよ。お兄ちゃんだって、いたずら好きのくせに」

カツオ「そうかなぁ? けど僕は人間だからね。害虫とは違う」



ワカメ「はっ!」

マスオ「おっ、気づいたみたいだね」



ワカメ「そっか『強いもの好き派は右』、『儚いもの保護派は左』なんだ!」

マスオ「うんうん。分かってくれたみたいだね」


マスオ「右側の人っていうのは、自分を含む人間全体を、ドラゴンみたいな強いものだと認識してる」


マスオ「だから他国から攻められないように、軍事力や警察力を高めるのに余念がない」

マスオ「そして自分の力が及ばない不運や不幸が来ないよう、宗教にはまるし、」

マスオ「人間の力を制限なく発揮するため、規制緩和を叫ぶ」

マスオ「とにかく優秀な“勝てる人”を尊敬して、」

マスオ「自分たちが社会を引っ張っていくんだという気概を持ち、」

マスオ「他者との闘いの日々を生きぬいていく、それが右の人」


マスオ「そして、そんな人たちが集まって作った政党が、右派政党なんだ」


カツオ「つまりその逆は……」

マスオ「うん」


マスオ「左側の人っていうのは、自分を含む人間全体を、蛍のような弱くて儚いものだと認識してる」


マスオ「だから戦争が起きて、儚い命が散っていくのを恐れるし、」

マスオ「助けてくれるか分からない神様よりも、確かな科学技術を信頼し、」

マスオ「弱者の権利が侵害されないよう、社会や市場に規制を求める」

マスオ「“単純に強いだけの人”より“頑張り屋の優しい人”を尊敬して」

マスオ「社会全体で、貧しい人を助けて生きていくんだという気持ちで、」

マスオ「他者と協力して毎日生きていく、それが左の人」


マスオ「そして、そんな人たちが集まって作った政党が、左派政党なんだ」

ワカメ「そうだったんだ」

カツオ「とある政党が右翼なのか左翼なのかを知るには、」

カツオ「“どっち側の哲学を持つ”人が“集まってる”かに注目したらいいんだね」

マスオ「その通り!」



ワカメ「じゃぁマスオ兄さん」

ワカメ「自民党って結局、右か左かどっちかっていうと……」

マスオ「『人は強くあろう』って言う政治家さんが多いから、右派政党だね」

ワカメ「なるほど~!」

ワカメ「色々教えてくれてありがとう、マスオ兄さん!」

マスオ「いやいや、どういたしまして」

ワカメ「すごく勉強になったわ」



ワカメ「あ。いけない、お姉ちゃんから用事頼まれてたんだった」

ワカメ「ちょっと出かけてくるわね~」

マスオ「はいはい、気を付けて~」

カツオ「う~む」

マスオ「どうかしたかい、カツオくん?」


カツオ「うん。自民党が右の人が集まった右派政党だとすると、不可解な点があるんだ」

マスオ「?」



カツオ「あの、チラシにも書いてあったけど」

カツオ「自民党は、なんでアベノミクスや官製春闘の様な、左派の経済政策をとってるのか」


カツオ「どう考えたって、本来の資本主義とは相いれない、社会主義のそれじゃない」


カツオ「右の人たちなのに競争じゃなく、保護することに熱心なのが、謎だなーって」

マスオ「……」

マスオ「それはたぶん、個人的な考えだけど」

マスオ「僕は、こういう事なんじゃないかって思うんだ」


カツオ「どんなの? 聞かせてよ」


マスオ「外国の右派政党なら、“有能な人間”をより成長させることに注力するんだけど……」


マスオ「日本の右派政党である、自由民主党は、」

マスオ「“1人の人間”が、強いか弱いかは気にせずに、人生の価値なんて気にも留めずに」

マスオ「“有能な組織や団体”としか、向き合ってこなかったんじゃないだろうか?」

カツオ「と、いいますと?」

マスオ「うん、詳しく説明するよ」

マスオ「ぼくはさっき、右の人間についてこう言った」


①「他国から攻められないように、軍事力や国防力を高めるのに余念がない」

②「自分の力が及ばない不運や不幸が来ないよう、宗教にはまる」

③「人間の力を制限なく発揮するため、規制緩和を叫ぶ」

④「とにかく優秀な“勝てる人”を尊敬」

⑤「自分たちが社会を引っ張っていくんだという気概」

⑥「他者との闘いの日々を生きぬいていく」


マスオ「ここらを昔からある自民党が、」

マスオ「組織と周辺の個人を、どう扱っていたのか検証・説明していこうと思う」

カツオ「うん」

マスオ「①について。防衛費増や法律の改正、自衛隊能力向上に力を入れてるけれど」

マスオ「自衛官1人1人の待遇や社会的地位、発言力のあり方については、おざなりな部分が多い」


マスオ「②は宗教団体には免税措置なんかをして優遇してるけど」

マスオ「宗教団体が、信者にしてる行為や、政教分離の監視体制は甘い」


マスオ「③は、農協・土建業界・医師会・経団連といった業界団体に有利な政策はとるけど」

マスオ「後ろ盾のない、失業者や非正規労働者、マイノリティの都合は聴き入れない」


マスオ「④は、“勝てる大企業”は守ろうとするけれど」

マスオ「中で働いている“社員”、特に技術者はドンドンと、中国韓国に引き抜かれている」


マスオ「⑤は、『政権党である自民党、頑張ってまーす』とアピールするかわり」

マスオ「生活困窮者やマイノリティをクズと決めつけ、ネットを使って弾劾してる」


マスオ「そして⑥、不必要なまでに競争や勝負することを強いて、逃げは許されないという空気を作ってきた」

マスオ「最近ようやく緩和し始めたけど、毎年3万人近く自殺者の出てた、日本の姿さ」

マスオ「人間1人ひとりが元気に生きていけるかよりも、」

マスオ「“団体・集団、組織が勝てる・強くなる”ことが自民党にとっての優先第一」


マスオ「古くは公共事業拡大や護送船団方式、最近じゃアベノミクスや官製春闘は」

マスオ「強い“個人”をより強くするって“右側の発想”じゃなく」


マスオ「強い“組織や企業”をより強くするための“右側の発想”から生まれた政策なんだろうと」


カツオ「なるほど。日本は組織優先で、個々人は有象無象と考えてるんだろうなぁ」

カツオ「自民党的な組織・団体の優遇は、右の哲学・強くあるべしって姿勢からで、」


カツオ「他国の左派の思想、規制強化による弱者保護って視点・思想からじゃなかったわけだね」

マスオ「そういうこと」


カツオ「それでも結果的には民主党政権より、弱者保護ができてる風なんだけど」

マスオ「リーマンショックとか、東日本大震災の落ち込みがあったけど、ねぇ」

カツオ「まぁ結局、トリクルダウンも起こらなかったし、ずっと苦しんでる個人は苦しいままだけどね」




マスオ「おそらく学者や専門家さんからすれば、『間違いがある』って指摘されるだろうけど」

マスオ「とりあえず僕はこう思う」

マスオ「いいかい、カツオくん」

カツオ「なぁに?」




マスオ「日本じゃ、どういう組織・団体に属しているかが全てなんだ」

マスオ「同じ職場で同じ仕事をしても、」

マスオ「労働組合に所属している正社員と非非正規じゃ、待遇が全然違うし」

カツオ「うんうん。小学生でも知ってる」


マスオ「同じ業界の同じ能力の自営業者でも、」

マスオ「誰がバックについてるかで、商品の売れ方がさっぱり違ってくる」

カツオ「キングコングさんの絵本より凄い作品も沢山あるのに、アレばっかし売れてくよね」


マスオ「生活保護を受けるにも、」

マスオ「政党や、やくざ屋さんの口利きがなくちゃ、窓口で追い返される」


カツオ「ひどいよねぇ。どうして民進党とか左派政党は、どうしてこんな状況を放置してるんだろう」

マスオ「左派政党も自民党と同じだよ。組織・団体とは仲良くするけど、ただの個人には見向きもしない」

マスオ「民進党は、労働組合や日教組、自治労といった組織幹部の意見は聞くけど、構成員個々人の意見は尊重しないし」

マスオ「反原発団体の勢いを見誤って、そういう市民団体が日本で多数派を占めてると勘違いしてる。未来の党とか落ちぶれたのに」


マスオ「社民党や共産党も、自分たちの党員、支持者としか積極的に交流せず、敵と認識すればトコトン叩きまくる」


マスオ「他の右派政党も、『俺らは優秀有能正義の味方、他はバカで無能で生きる意味のないゴミ』という見下す姿勢」


マスオ「組織から零れ落ちた1人の人間や、無党派の意見をかき集めよう」

マスオ「そういう発想が、日本のどの政党からも抜け落ちてるんだよねぇ……」


カツオ「……ネット選挙解禁で、そういうのが変わるといいね」


マスオ「まったくだよ」

マスオ「右の人とも左の人とも、お互いにお互いの価値観を押し付け合うんじゃなく、」

マスオ「“会話のキャッチボール”ができる場が、あって欲しいねぇ」

マスオ「ともかくいいかい」


マスオ「自分でしっかり働き稼げる、友人も恋人も居る、一人前の若者よりも」

マスオ「人柄に難ありで、家族とも疎遠だけれども、えらい政治家とつながりのある老人たちの方が」

マスオ「日本では、社会的地位も存在感もぜんぜん上。でもずっと簡単に生きてける。この差は月とスッポン以上!」


マスオ「そういう価値観・ルールで、2017年の日本も成り立ってる」



マスオ「だから、勉強して、自分を成長させるなんてことを考えるより―――」

マスオ「誰かを想い、汗水たらして、自分の能力を振るうより、」

マスオ「この国を良くしようと、真面目に誠実に、自分の人生を生きてくよりも、」



マスオ「エライ人に気に入られて、コネをつくって力を借り、つらいことは下請け任せ」

マスオ「なるべく努力せずにコネだけで、楽に人生を生きていく」



マスオ「これが日本で生まれ、日本で育ち、日本で生きていく日本国民の」

マスオ「いちばん良い生き方なんだ」

マスオ「コネ作りこそが幸せになれる方法で、地道に努力しても辛いだけ!」




マスオ「これをけっして、忘れちゃいけないよ!!!」




カツオ「はーい!」

おわる

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