【ラ!サンシャイン】黒澤君の日常 (14)


*オリキャラ 黒澤君(ダイヤ、ルビィの間)

*男子高校生の日常パロディ

*ダイヤ→大学生 黒澤君→大学生 ルビィ→高校生 





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コンコン

黒澤君「はーい、どうぞー」ゴロゴロ

スー

黒澤母「なんですか!ごろごろとだらしない!」

黒澤君「...なに?いちいちそんなこと言いに来たのかよ?」

黒澤母「...はぁ、いえ、暇ならお姉ちゃんを駅まで迎えに行きなさい」

黒澤君「えー!やだよ、めんどくさい!もう大人なんだし迎えなんかいらないだろ!」

黒澤君「それに俺なんか一回も迎えなんかしてもらったことないよ!ルビィと姉ちゃんばっかりに甘いんだから!」

黒澤母「当たり前でしょう!!あなたは男だからいいのです!」

黒澤君「うわ、えこひいきだ!ぐれるぞ!男女不平等だ!!」


黒澤母「......仕方ありませんね、今日は車の使用を許可しますわ」

黒澤君「え!マジ!いいの!?」

黒澤母「えぇ。お父さんにも私から言っておきます」

黒澤君「車使ってもいいなら行ってくるわ!」

黒澤君(せっかく免許取ったのに全然車使わしてくれなかったからなあ。姉ちゃんのお迎えはめんどくさいけど、それより運転だ!)

黒澤母「くれぐれも事故には気をつけなさい。はい、鍵です」チャラ

黒澤君「よっしゃ!じゃ、行ってきまーす!」

黒澤母「ほんとうに気を付けるのですよ!!」

黒澤君「わかってるわかってる!」ガチャバタン

ブオーーーーン


駅前

キーーーーーー

黒澤君(よし、この辺に停めて待ちますか)

黒澤君(お?きたきた姉ちゃんだ......待てよ?一人じゃない......だとっ!!)

ダイヤ「おっそいですわ!!」ジョシュセキガチャ

果南「おねがいしまーす♪」

鞠莉「お願いしマース☆」コウブザセキガチャ

ダイヤ「てっきりお母様かお父様が来てくれると思ってましたのに。まさかあなたが来るとは......」

黒澤君「俺だって来る気なかったよ!父さんはまだ帰ってきてないし、母さんは夕飯の準備だからこうなったんだ」

果南「黒澤君久しぶりじゃーん」ニヤニヤ

鞠莉「相変わらずダイヤと似てないデースね!」ニヤニヤ

黒澤君「お、お久しぶりです......」

果南「『お、お久しぶりです』だって!かしこまちゃってさー!」ニヤニヤ

鞠莉「そうデース!私たち幼いころからのフレンドでしょ!☆」ニヤニヤ

黒澤君「あ、あははは......」

   (しまった......完全に無警戒だった...!この人たちがいるとわかっていたら絶対に迎えになんて来なかったのに......!)

   (とりあえず車だそう......)


ブオーーーーーーーーン

黒澤君(まずい!非常にまずいぞ......!年上に囲まれるこの状況......!!)


   い じ ら れ る ! !


黒澤君(反撃できない弟という立場の俺を、面白おかしくもてあそぶ気なんだ.....!)
    
   (正気とは思えない!男の命より大切なプライドをなんだと思っていやがるんだ......)ダレカタスケテェー

   (ルビィたすけてーーーーー!!!)


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ルビィ「はくちゅん!!」 ← 部活の帰り道

花丸「ルビィちゃん大丈夫ずら?かぜ?」

善子「ちょっと、体調には気をつけなさいよ?今日のお泊り中止にする?」

ルビィ「うゅ......大丈夫!ちょっと鼻がムズムズしただけみたい」

善子「そう?ならいいけど」

花丸「ルビィちゃんのお家でお泊り楽しみずら~♪」


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鞠莉「ねぇねぇ、なんで髭のばしてるんデースか?」ニヤニヤ


黒澤君「な!?い、いや......」

黒澤君(は、はじまった!ダメだ!強気に出ないとナメられる!!)

黒澤君「べ、別に?どうでもいいだろ......」フルエゴエ


ダイヤ「年上になんて態度ですのッ!!」バチーン


黒澤君「ごめん!姉ちゃん!!」


果南「あははは、相変わらず仲イイねー」


ダイヤ「そうですか?」


黒澤君(無理だ......姉ちゃんがいる限り優位には立てない!つか運転中なのに危ねぇーよ!)


鞠莉「その髭剃ったほうがgoodよ?」ニヤニヤ


果南「ていうか、あのお笑い芸人にちょっと似てるよね?ほら、イエーイとかいう人!!」ニヤニヤ


ダイヤ「サンシャイン○崎?」


鞠莉「Oh!わかるー!ねぇねぇちょっとやってみてよ!let‘s try!」ニヤニヤ


黒澤君「いや......それはちょっと......運転中だし......」


果南「やってよー!笑わないからさ!ほらほら!」ニヤニヤ


黒澤君「ほ、ほんとに勘弁してくださいよ......」


ダイヤ「やりなさい!!」ギロッ


黒澤君「は、はい!やらして頂きます!!」


       「イ、イエェェェェィ......」


\\\\\\あっははははははははは!!!!!//////ドッ


果南「ひぃー、お腹よじれるー」ハラカカエ


鞠莉「ひぃー、ひぃー、ガハハハハハハハ!」ナミダメ


ダイヤ「ま、鞠莉さん笑いすぎですわ、ふふふふふ」クチオサエ


黒澤君(こ、こいつら全員ぶっ殺してやろうか!?)

   (ダメだ体力にそこまで差があるとは思えない......特に果南さん。返り討ちに合うのが落ちだ......)


鞠莉「分かった!!hairstyleがダメダメでーす!」ニヤニヤ


果南「あー、そうかも!ちょっと変えてあげるよ!」ニヤニヤ


果南「ちょうど予備のヘアゴムあるし♪」ニヤニヤ


黒澤君(耐えろ、耐えろ!運転に集中しよう...!)カミイジラレ


果南「できたー!」


髪を二つくくりにされる黒澤君


\\\\\\あっははははははははは!!!!!//////ドッ


ダイヤ「......似合ってますわよ?・・・ップ!あははははははは!」


黒澤君(淡島行のフェリーの港までの我慢だ......!)プルプル


   (そこで後ろの二人を降ろせば......それまで耐えろッ!)


   遠目に港が見えてくる


黒澤君(やった!!ようやくこの蹂躙劇が終わるッ......!!)ホッ









黒澤君「フェリーの港見えてきましたよ?降ろすのあそこでよかったですよね!」


ダイヤ「へ?何を言ってますの?」


黒澤君「え?!ちがうの?どこにおろしたらいいの?」


ダイヤ「お母様から聞いてませんの?お二人とも今日はうちに泊まりますのよ?」


果南 ニヤニヤ


鞠莉 ニヤニヤ


黒澤君「 」


   (俺はこの時自分の心の折れる音が聞こえた。)


   (同時にこのダンディズム溢れるあごひげと今日でお別れだと悟ったのだった......)


一応終了です。見てくれてた人いたらありがとう。

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