文香「……」ﾀﾀﾀｯ

千夏「……」ｷｮﾛｷｮﾛ

ﾊｯ!

ｲﾁﾄﾞｳﾚｲｯ!

文香「……」ﾊﾞﾝｯ!

千夏「……」ﾊﾞﾝｯ!

ﾎﾝﾋﾗｷ

文香「アインフェリア」

千夏「レッドバラード」


文香「アインフェリアは戦争で戦う少女たちをモチーフにしたユニットだ」

千夏「レッドバラードは天女の羽衣をモチーフにしたユニットだ」

文香「メンバーは新田美波、高森藍子、橘ありす、相葉夕美と鷺沢文香で構成されています」

千夏「メンバーは高橋礼子、東郷あい、黒川千夏、桐野アイと相川千夏がいる」

文香「アインフェリアは持ち歌に生存本能ヴァルキュリアという持ち歌がある」

千夏「レッドバラードには特に持ち歌はないけれど頑張っている」

文香「アインフェリアは人気のあるアイドルが集まって結成している」

千夏「レッドバラードだって人気のあるアイドルが集まっている」

文香「　」ﾌﾝｯ!

千夏「みんなロリコンだ」

文香「！？」

千夏「　」ﾄﾞﾔｯ

文香「えっと…、アインフェリアだってみんなロリコンだ！」

文香「リーダーの美波は大学生だけど無垢な15歳ロシア人をかどわかしたりしている！」

千夏「レッドバラードのロリコンの方が深刻だ！」

千夏「リーダーの礼子さんは最年長だから一緒にユニット組む人は大体年下になるし！」

千夏「最年少の仁奈ちゃんとだって組んだことある！」

文香「　」ｸﾞﾇﾇ

文香「アインフェリアにはありすちゃんがいる」

文香「大学生が三人がかりでありすちゃんを愛でるのはとても背徳的だ」ﾌﾝｯ!

千夏「レッドバラードだって特に小さい子はいないが、いざというときは東郷さんが園児服を着るから背徳的だ！」

文香「！？！？」

千夏「　」ﾍﾍｰﾝ!

文香「…アインフェリアにはユニット内でカップリングがたくさんあります」

文香「ありふみ、あいゆみ、ふみなみと人気のあるカップリングがありますよ」

千夏「レッドバラードだってカップリングぐらいある！」

千夏「みんなクール属性だしこれはもうみんなぐちょぐちょハメハメしているに決まってる！」

文香「えっと！アインフェリアはもっとぐちょぐちょハメハメしてる！」

文香「歩くS〇Xと座るS〇Xとゆるふわガールと花びら大好きっ子とそりゃもうヤバい！」

千夏「レッドバラードはみんな合法！」

文香「アインフェリアはみんなくっ殺！」

千夏「結成はレッドバラードの方が早いしチームアプサラスって名前もある！」

文香「……フッ」

千夏「！？」

文香「アインフェリアはデレステの公式ユニットですよ」

千夏「――ハッ！」

文香「レッドバラードはあくまで統一の衣装の名前です…っね！」ﾎﾝﾊﾞｰﾝ!

千夏「……」

文香「……」ｼｮｳﾘﾉﾎﾟ-ｽﾞ

千夏「……」ﾓｳｲｯｶｲ!

文香「……」ｼｮｳｶﾞﾅｲﾃﾞｽﾈｯ!

千夏「……」ﾎﾝﾊﾞﾝｯ!

文香「……」ﾎﾝﾊﾞﾝｯ!

文香「月下氷姫」

千夏「ファム・ファタール・デュオ」

文香「月下氷姫は鷺沢文香と藤原肇の二人で構成されるユニットです」

千夏「ファム・ファタール・デュオは相川千夏とうわキツな女で構成されている」

文香「！？」ﾌﾐｨ?

文香「藤原肇さんはとてもおしとやかで美しい女性です」

千夏「高橋礼子さんはとても飲んだくれでやたらエロい女性です」

文香「趣味は陶芸と土いじりです」

千夏「趣味は露出と男いじりです」

文香「とても人気が出てデレステでSSRに昇格しました」

千夏「モデルになった人(色んな意味で)人気が出てギルガメッシュLightに出ました」

文香「SSRの衣装はとても美しくて綺麗だ」

千夏「衣装は大体布がない」

文香「きっとそろそろ声が聞こえるようになるでしょう」

千夏「もう大体声が脳内再生されるけれどきっとその声にはならないでしょう」

文香「恥ずかしながら、最近ご一緒に仕事をすることは少ないですが、藤原さんとの月下氷姫は、私にとってとても楽しい経験で、もう一度組んでみたいと思います」


千夏「…恥ずかしながら、最近ご一緒した記憶は全くないどころかぶっちゃけどうでもいいかなって」

文香「おい」ﾎﾝﾊﾞーﾝ!

千夏「……」ｺﾞﾒﾝﾈ?

文香「どうでもいいユニット紹介しないでください」

千夏「いいじゃない」

文香「次はしっかししてくだい」ﾎﾝﾊﾞﾝｯ

千夏「当然よ」ﾎﾝﾊﾞﾝｯ

文香「サイレントウインド」

千夏「サクラブロッサム」

文香「卑怯だぞっ！！」

千夏「いいじゃない。大体メジャーじゃないユニット縛りって何よ」

文香「じゃあこっちだってかなふみで行きますから」

千夏「どうぞどうぞ」

文香「かなふみは鷺沢文香と速水奏のカップリングのことだ」

千夏「サクラブロッサムは言うまでもなく世界一かわいいしぺろぺろしたくて小悪魔な大天使のゆいちゃんこと大槻唯と相川千夏のユニットだ！」

文香「！？」

千夏「　」ﾍﾍﾝ!

文香「奏さんだってもっと可愛いし！大人っぽくて可愛いくてちょいワルだ！！最近新宿の思い出横丁の火事も奏のせいだ！」

文香「まだまだあるっ！キャッツが優勝出来ないのも間違いなく奏のせいだ！アイツは肩が弱いんだ」

文香「最近なんか、ユニットのLippsの中でもいっちばん偉くて、お尻だって弱い」

千夏「唯ちゃんだってそりゃあもっと小悪魔でっ！」

千夏「iM〇ｃそっくりなパソコンを売ったり！」

文香「！？」

千夏「怒られて銀に塗ったり！」

千夏「中央線で(限定SSRのせいで)人身事故が多いのも間違いなく唯ちゃんのせいだしっ！」

千夏「最近なんかライブ中にきみにいっぱい☆の途中でSnowWings歌いだしたり、あいくるしいの時に後ろでヘッドバンキングしてたりする！」

文香「しかーし！奏さんは改心した。いまではキス魔設定もどっか行ってしまった。奏さん、頑張った奏(そう)よ」ﾄﾞﾔｯ

千夏「唯ちゃんだって改心した！今では店長から社員にならないかと言われているほど頑張っているッ！ゆいちゃんっ！、ゆいじゃん」

文香「！？？」ﾍｯ?

千夏「ふふん」ｺｺｶﾞﾁｶﾞｳﾉﾖ

文香「……」ﾁｮｯﾄﾅﾆｲｯﾃﾙｶﾜｶﾝﾅｲｯｽ

文香「ところがある日、自分の代わりにLippsで被害にあっているカリスマギャルを見つけた」

文香「自分の為に美嘉が犠牲になってもいいのか」

文香「奏さんは身代わりになるか、悩んだ」

千夏「悩んだと言えば唯ちゃんだって悩んだ。限定SSRのせいで引けないプロデューサーたちを見て奇怪な夢にうなされたりもした」

文香「――ッ！奏さんだって変な夢ぐらい見ている！」

千夏「ん？」ﾅﾆﾅﾆ?

文香「あっ、えっと、例えば…」

文香「突然お尻に矢を突き刺されたりする夢とか…」

千夏「……」ﾅﾆｲｯﾃﾙﾉ?

文香「ものすごい、なんか千年殺しを喰らったりとか、ぶわーっとする夢とか見た」

千夏「……えっと唯ちゃんの夢なんてもっとわけわかんなくて」

千夏「100メートルで全然前に進まなくて、気が付いたら周りがみんな茜ちゃんだったり」

千夏「事務所の机の下が怖くて覗けなくて、でも机の下からむぅりぃ～って言われたり、目が覚めたら泣いていたりした」

文香「……」

千夏「……」ﾄﾞｰｽﾝﾉｺﾚ

文香「奏さんには、担当プロデューサーがいた」

文香「日々働いた給料をガチャに突っ込んで自分のことを迎えてくれたプロデューサーだ」

文香「奏さんはそのプロデューサーといると、晴れやかな気分になった」

千夏「……唯ちゃんにだって」

千夏「限定SSRも限定SRも持っていないけれど担当Pがいたっ！」

千夏「名前は……、やよい」

文香「！？」

千夏「やよいはものすっごく可愛くて、うっうーって言って、もやしばかり食べていた」

文香「765プロ！？」

千夏「でもッ！！そんなことどうでもいいくらい可愛かった」

文香「……奏さんの担当Pだってむちゃくちゃカッコよくてっ！」

文香「ちょっと小さい子に微笑むと防犯ブザーを鳴らされたり」

千夏「！？」

文香「足元の靴はお金がなくてボロボロだったり栄養不足で倒れたり」

文香「でもスタドリを飲むと生き返った」

千夏「やよいにだって貧乏で！」

千夏「もやしばっかり食べて大家族をやしなったり！」

千夏「ツインテールがすごい角度で回転して空を飛んだり！」

千夏「あまりの可愛さに色んな人が卒倒して撮影をやめたりした」ﾄﾞﾔｯ!

文香「……いろいろあったが、最後はあいくるしいイベントで爆死したプロデューサーは、金欠で死んだ…」

文香「天使(奏)を失った時に……」



千夏「……スタッフがやよいの可愛さに昇天したり」

文香「！？」

千夏「そこに紛れていたやよい親衛隊が昇天したり」

文香「！？」

千夏「色々あったけれど今はいい思い出」

千夏「何とか撮影は終了」

千夏「やよいは大天使！」

千夏「たくさんのやよいと共に……」

文香「……」ﾊｯ!

千夏「……？」

文香「……」ｳｼﾛｳｼﾛ

千夏「……」ｳｼﾛ?

くるっ

伊織・響・千早「……」

唯・奏「……」

文香「……」ﾎﾝﾊﾞｰﾝ!

ギャー！！

ｱｯ､ﾃﾞﾝｷｷｴﾀ!!


おしまいっ！