武lippsで総受け?ネタ (41)

フェス周子引いた記念
何故武内かって?そりゃなんとなくだよ

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武内P「……」

フレデリカ「……なにしてるのー?シンデレラプロジェクトのプロデューサー?」ヒョコッ

武内P「!……貴方は確か…………宮本さん、おはようございます
…トレーナーの方と打ち合わせがあるのですが少しトラブルがあったらしく到着がかなり遅れるとのことで、予定も空いてることですしこうして待っているわけです」

フレデリカ「トラブル……!?大変、大丈夫かな……もしかしたらアタシ達が思っているよりもっと大変なんじゃ……!
……どうしようプロデューサー!……何が大変かわかんないけど大変なんだよ!?」

武内P「……は?…あ、いえそんなに大事ではないみたいですが」

フレデリカ「あ、でもプロデューサーが助けに行ったら待ってる意味ないよね
……んー、じゃあ自力で解決するのをまとっかー♪」

武内P「……いえ、もとよりそのつもりでしたが」

フレデリカ「!……そんな…!?タケちゃんがそんなに薄情だったなんて……!?
…………およよ…フレちゃんそんな子にそだてた覚えはないよー、そもそもそだてた覚えもないけどー♪」

武内P「??…た……タケちゃん?」

フレデリカ「フンフフフーン♪タケちゃんは好きな食べ物とかあるー?」

武内P「………!…え?、あぁ……好きな食べ物ですか?」

フレデリカ「あ!ストーップ!フレちゃんが当てちゃうからまってー
…………うむむっ、何やらアーニャちゃんや凛ちゃんが言ってた気がー……!わかっちゃったー♪」


武内P「……はぁ」

フレデリカ「そーれーはー

………………エガオだねー♪」

武内P「………………は?」


フレデリカ「……んー?エガオってどんな食べ物だっけー?」


武内P「……エガオ………食べ物??」

武内P「…………!……あ、いえ…笑顔は食べ物ではなく」

フレデリカ「っ!!笑顔って食べ物じゃないじゃん!!食べられないよタケちゃん!?食べちゃダメだよ!?」

武内P「………は???」ポカーン

武内P「!……あ、ですから」

フレデリカ「……お腹すいたー、ねータケちゃんご飯いこー?」

武内P「…………」

武内P「……申し訳ありません、到着次第早急に打ち合わせに入りたいので」

フレデリカ「えーじゃあご飯食べないのー?」

武内P「携帯食は持ち合わせています、誘って頂いてありがとうございます」

フレデリカ「……」

フレデリカ「…………まさか…!?」

武内P「?」

フレデリカ「タケちゃんアタシの笑顔を食べようと……!?」

武内P「は?」


フレデリカ「……アタシーお顔なくなるの嫌だしわらわなーい、これから撮影だけど怖いからわらわなーい」

武内P「……あの、それは不味いのでは」

フレデリカ「だってー、タケちゃん笑顔が大好物なんでしょー?ご飯食べないのは笑顔しか食べないって事だよね!」

武内P「訳がわかりません」

フレデリカ「フレちゃん食べられちゃうの?こわいよー」

武内P「……ですから」

社員『食べられちゃうって…あれ大丈夫なの?』ヒソヒソ
社員『専務とかに言ったほうが』ヒソヒソ

武内P「!……宮本さんやめて下さい、回りにみられてます」グイッ

フレデリカ「!食べないでー!アタシの笑顔美味しくないよー!!カナデちゃんの方が美味しいよー!!!」

武内P「食べませんから!」

フレデリカ「だって三度のご飯より笑顔のほうが好きなんでしょー!?やっぱり三度の笑顔なんでしょー!?」

武内P「意味がわかりません!!」

フレデリカ「タースーケーテー!!」

武内P「わかりました!お昼に同行します、ですからもうやめて下さい」



フレデリカ「ホント?」

武内P「……えぇ、本当です」

フレデリカ「やったー、ご馳走さまプロデューサー♪美味しいお店がいいなー♪」

武内P「……」

武内P「………………は?」












武内P(……台風のような方だった、結局何がしたかったのかわからない)

トレーナー「あ、プロデューサー、お待たせしてすみませんでした」

武内P「!……いえ、ちょうどお昼の後戻って来た所でしたので」

トレーナー「はは、それならよかったです
……あの、その袋は何ですか?」

武内P「?……さっきまでなかった筈ですが
……………………大量のお菓子……一体だれが」


武内P「………!」


武内P(…………彼女なりに私の退屈な時間を埋めようとしてくれていたのか)

武内P「……今度あったらお礼を言わなければいけませんね」



『ご飯ちゃんと食べないとダメだよタケちゃん フレちゃんより♪』



周子「……おー、雪だねー本当に降ってきた」

武内P「…………えぇ、しかしこれ以上は交通面に支障が出てきます
…雪が強くなる前にスケジュールを詰めて」

周子「……プロデューサーさんは仕事しか愛せないのかなー」

武内P「?……どうかしましたか?」

周子「んー?別に何でもないよー、ただあんまり詰められるとしんどいわーってさ」

武内P「!…そうですね、最近ずっと予定を詰め込んでいましたから疲労も出てくるでしょう
……気が回らず申し訳ありません」

周子「プロデューサーさんも予定詰め込んでるんでしょ?お互い様だって
……そう言えば今日は比較的時間はあるならさ、どっかで息抜きしよーよ♪」

武内P「……息抜きですか?しかしそんなに長いことは」

周子「へーきへーき、そこら辺はシューコちゃんにお任せー♪」

武内P「!……待ってください塩見さん!」





武内P「……」

周子「……」

武内P「……あの塩見さん」

周子「なにー?」


武内P「……ここはさすがに私達がいては不味いのでは、写真でも取られたら即スキャンダルものです」

周子「……へぇ」ニヤッ

周子「何で不味いの?ただ歩いてるだけじゃん……それともここに何かあるのかなー?」

武内P「…!………いえ、その…ここはホテル街ですので」

周子「ホテル街?プロデューサーさんもビジネスホテルくらい使うよねー、だったら不味いどころか逆に自然じゃない?」

武内P「……そうではなく」

周子「違うの?じゃあ何が不味いの?あたし気になるなー」ニヤニヤ

武内P「…っ!……それは…その」

周子「………ねぇプロデューサーさんは一体何を想像しちゃったのかなー?」

武内P「…か、からかわないで下さい」

周子「……いやー思った以上に面白ーい、これは奏ちゃんが夢中になるわけやわー
……って、あれ?さっきより雪強くなってない?」

武内P「!……本当ですね、急いで現場に向かいましょう」




周子「…………」


武内P「……塩見さん?」

周子「……ごめん無理みたい、少し熱っぽい」クラッ

武内P「!……塩見さん!?」

周子「…………凄く、寒い」

武内P「……とりあえずこれを羽織って下さい」パサッ

武内P(不覚だ、交通手段の問題よりも彼女の状態を気にするべきだった
……この寒空下歩かせるなんて何をしているんだ私は!)

武内P「……タクシーを呼びます、この雪ならまだ動くはずです
それと勝手ながら今日の予定をキャンセルさせて頂きます、貴方の体調が第一なので」

周子「………タクシー…待てないよ、寒い」

武内P「…しかしそれ以外方法は




………………」







武内P「…………どうしてこうなった」

周子「成り行き成り行き、人生なんてそんなもんだってー」

武内P「……元気じゃないですか」

周子「風邪も成り行きだったみたい、気分任せでどっかに行っちゃったねー」

武内P(……嵌められた)


周子「だってこうでもしないとプロデューサーさん仕事仕事であたしと二人っきりの時間なんてほとんどないからさ」

武内P「………申し訳ありません、今回は本気で理解に苦しみます
…そのような事の為に何故貴方が」

周子「……やっぱりにぶいなぁ、この状態で本当にわかんないかなー」

武内P「…あの…塩見さん………少し…近いですから」

周子「この程度で?…はは、ホントにいい反応するよね
……あー、プロデューサーさんもしかして彼女とか作った事ない?」

武内P「……」

周子「ごめんごめん、少しデリカシーなかったよね
…………そう言えばさっき歩いてる時、プロデューサーさんはどんな様子を想像したのさ、あたし気になってたんだー」

武内P「!……っ…いえっ、私はなにも」

周子「……わっかりやっすー、そんなに動揺しててよく言う」

武内P「……っ」

周子「そんなに全力で否定されると傷つくなぁ、ねぇ…もしかしたらあたしの事嫌い?」

武内P「……!……いえ、そのようなことはありえません」

周子「ならいいよね♪」


武内P「……塩見さん…いい加減にしてください
…………これ以上はプロデューサーとしても一人の大人としても貴方を止めなければならない」

周子「……………へぇ、じゃあ一人の男としては?」

武内P「…っ!………貴方を止めます、貴方を大事に思っているからこそです」

周子「……大事にかぁ、それはあたしがアイドルだから?それじゃあまるで飼い殺しじゃん
…………あたしはアイドルである以上はだれともこう言う事は出来ないんだね」

武内P「……それは」

周子「あたしはアイドルとして生きてアイドルとして死ぬ……何だ家に居るときと何ら変わんないんだね
…………場所が変われど鳥籠の中の鳥、あたしは結局そう言う運命なのかな?」

武内P「…………貴方の事は専務や他のアイドルからも聞いています、確かに貴方の未来は貴方のものだ…私に貴方の事を口出しする権利はない
……しかし私には私の導くべきアイドル達がいる、無責任な行動で迷惑はかけられない」

周子「……ふーん」

武内P「………」


周子「………」

武内P「……」

武内P「………あの、塩見さん?」




周子「……」

周子「……えい♪」プニッ

武内P「……?!…………ひおうぃはん?」

周子「…………いやー、プロデューサーさん頬っぺた柔らかそうやし一度つまんで見たかったんよー」

武内P「…………わへわわはうぃわへん」

周子「……ははは、今はこれで勘弁してあげる……続きはまた今度……ね?」

武内P「……はんへんひへくらはい…」

周子「……いやぁいい気分転換になったわー、いつだって遊び心は大切だよねー♪」

武内P「……」

武内P(…………結局何がしたかったんだこの方は)

周子「おなかすいたーん……、あれ?雪止んだ?」

武内P「……本当ですね、これなら普通に帰れそうだ…………どうかしましたか?」

周子「……………んー?何でもないよ♪」

武内P「……??」

周子「………クスッ」

周子「………じゃああたし先帰るから後の事はプロデューサーさんよろしゅ~♪」


武内P「!……塩見さん?…待ってください」









アーニャ「……アー、プロデューサーは半額……なのですか?」

美波「……ブフッ」

武内P「………………は?」




武内P「………」ペラ…


奏「……!……あれは」





武内P「…………」ペラ…

奏「……どうかしら、私の特集は貴方のプロデュースするアイドル達の参考になった?」

武内P「!…………速水さん…いえ、これはそういったものではなく」

奏「違うの?だったら私に興味を持って頂けたって事かしら?」

武内P「……それに関してなら今さらです、恐らく街で貴方を見つけたのが専務でなく私でもスカウトしていたでしょう」

奏「!……そう…それは嬉しいわね………ありがとう………




……………その……隣…座ってもいい?」

武内P「……構いませんよ、ですが私の隣以外も普通に空いていますが」

奏「そう言う気分なの」

武内P「……そうですか、ならばご遠慮なく」



奏「……」

武内P「……」

奏「……」

武内P「……今日はあまりお話にならないのですね」

奏「……そうかしら?そんなつもりはなかったんだけど…………もしかして迷惑だった?」

武内P「…いえ、むしろ寂しさを感じています
貴方の言葉はまるで詩のようで独特で深い………うまくは言えませんが私は好きです」

奏「!…」


奏「………ふふ、貴方の方こそどうかしたの?いつもならそんな口説くような言い回しはしないでしょ?
…………でもありがとう、少し感傷的になってたみたい」

武内P「……何かあったのですか?」

奏「…………気持ちの問題よ、アイドルとしての速水奏の…ね?
…………そう…まるで………ミルクでそまり過ぎたコーヒーみたいに元のブラックに戻ることは出来ないの」

武内P「……」

奏「………入れてから後悔する、一度混ざってしまったらもう戻れない…だけど入れ直すには勿体無いでしょ」

武内P「…………ならば更に砂糖を加えましょう」

奏「!………………砂糖を?」

武内P「……えぇ、味が気に入らないならば変えて行けばいい
…無理に戻すことにこだわるより新しい良さを見つけて行けばその工程さえも経験に変わります
…………入れ直す事を考えるのは納得できるまで試した後でもよいのでは?」

奏「……」

奏「…そっか……貴方が砂糖だったのね」

武内P「……私が?」

奏「………えぇ、とても甘くて体にわるーいアイドルの天敵」

武内P「……あの、何か気にさわる事でもしましたか?」

奏「ふふ…さあ?何かしら……でも気にしなくてもいいよ、むしろ貴方はそのままでいてほしいわ」

武内P「??…………はぁ」


奏「……ねぇ、さっき私に興味を持っているのは今さらって言ってたわよね?どんな所がなのか教えてくれないかしら」

武内P「……?……あぁ、それは」


武内P「……」

武内P「…………笑顔です」

奏「……またそれ?……はぁ、今ならプロデューサーさんの新しい一面を見られるんじゃないかって期待してたのに」

武内P「……申し訳ありません」

奏「……いいの、貴方らしくて逆に新鮮
…………貴方とここで話せてよかったわ、気持ちが大分軽くなったから」

武内P「……いえ、力になれたなら何よりです」

奏「……」

奏「…………ねぇ…私も言葉を紡いで奏でるようなこの互いの世界の干渉、とっても好きよ?」グイッ

武内P「!……速水さん?!」

奏「……だって貴方といるこの時間がいとおしくて仕方ないもの」コツン

武内P「!」

奏「ねぇ、プロデューサーさん?……





……………………ありがとう」ボソッ

武内P「~~~っ?!?!!///」







早苗「……あぁ甘ったるい…このコーヒー砂糖入れすぎなんだけど」

菜々「それブラックなんですけど…」

早苗「と言うかあれ付き合ってるの?」

菜々「えぇっ!?そんな事はないと思いますけど……無いですよねぇ?あはは
………ねぇ楓さん?」



楓「……ないですよ、あの人に限って…ふふ」ゴゴゴゴゴ…

菜々「ひぃっ!!?」ビクッ




志希「Zzz」

武内P「……」

志希「Zzz」

武内P「……」



武内P「……」

志希「……ん」パチッ

志希「あ、おはよー…悪いけどコーヒー入れてくれないかにゃー…」


武内P「……あの」

志希「………?なにー?」

武内P「…………どうして私の家に貴方がいるのですか?」

志希「……」

志希「?……何でだっけ?」コテッ

武内P「………………自宅へお送りします、ご両親も心配するでしょうし連絡を入れますので電話番号を教えて頂けませんか?」

志希「ダイジョーブダイジョーブ、心配するご両親何ていないしー」

武内P「!……そう言えば貴方は…………申し訳ありません、一人暮らしでしたね」

武内P(………母親については知らないが父親とはあまりうまくはいってないみたいな話をどこかで聞いた
…しまった、気分を害してしまったかもしれない)

武内P「……軽率でした、気分を悪くなされたのなら…」

志希「Zzz」

武内P「……」



武内P「………一ノ瀬さん!起きて下さい!自宅へお送りしますから早く!」

志希「…………んー、うるさい」ガバッ

武内P「!……一ノ瀬さん……!?離れて下さい!!」

志希「Zzz」ギューッ



武内P「一ノ瀬さん!!」

志希「Zzz」

武内P「一ノ………………はぁ」

志希「Zzz」

武内P「………」

武内P(…………彼女は最近売れ初め先を期待されている新星、やはりストレスも疲労も溜まるのだろう
……それ以上に私には理解出来ない面も多いが)



志希「……ダディは」

武内P「!」

志希「…………あたしを見てくれるかな」


武内P「……………」

武内P「……えぇ、きっと見てくれます
…貴方がアイドルを続けていればきっと、貴方の光は何処に居ても見える線で繋ぐ星座のように人々に印象に残るものになる
…………私はその可能性を貴方に見ました、ですから大丈夫です」

志希「…………うん」

志希「……」

武内P(……無責任だっただろうか、しかし私が彼女に可能性を見た事に嘘偽りはない
貴方なら簡単に可能性を現実にしてしまう、そんな謎の確信がある)



武内P「…………仕方ありません、今日だけですよ」

志希「………」


武内P「……





………………」







志希「……あ、起きた?おはよー」ハスハス

武内P「…………」

武内P「……何をなされてるんですか?」



志希「君いい臭いするねー、あ、服借りたよー」

武内P「!……なんて格好をしているんですか!?」

志希「裸ワイシャーツ♪男の夢なんでしょー?」

武内P「……もう少し女性としての自覚を持って下さい、後上から退いてください」

志希「えー志希ちゃん動きたくなーい…」

武内P「……あのお願いですから着替えて下さい、目のやり場に困ります」

志希「いーよいーよ、アタシきにしなーい」

武内P「私が気にします!」

志希「じゃあここで着替えてもいいの?」

武内P「バスルームにいって下さい!!」

志希「お堅いなー、もうちょっとはっちゃっけてみたらー?見てる景色変わるかも知れないよー?」

武内P「…………近すぎて貴方しか見えないのですが」

志希「成る程じゃあお顔ドアップなら目のやり場には困らないよねー♪」

武内P「……どういう理屈ですか」

志希「だって~、あたしここ気に入っちゃったんだもん
それに君凄く落ち着く匂いがするよね、軽くトリップするぅ……………Zzz」

武内P「」




武内P「!……一ノ瀬さん、起きて下さい!!一ノ瀬さん!?」



志希「Zzz…ネムネム…」



武内P「………はぁ」

武内P(………専務には連絡を入れたほうがよさそうだ)ズルッ


武内P「……………………私です、一ノ瀬さんの事ですが」







志希「…………」

志希「……ありがとね、プロデューサー」ボソッ




美嘉「プロデューサー、これ着てみてよ★」

武内P「……あの、確か今日は妹さんのソロライブの記念品を選びに来たんですよね」

美嘉「買うものは決まったし時間もあるからいいじゃん♪
………プロデューサーと二人で買い物って言うのも珍しいし」ボソッ

武内P「……申し訳ありません、うまく聞き取れなかったのですが」

美嘉「!……え?…あぁ、いいじゃん何でも
……この機会にプロデューサーの私服をこのカリスマJKモデルがプロデュースしてあげるからさ★

……ほらこっちこっち、おいてくよー♪」

武内P「……」

武内P「…………よくはわかりませんが、いい笑顔です」



美嘉「……うーん、アンタ肩幅広いし大きいからさ、変に落ち着いた色だと威圧感でちゃうし
…………かといって派手なのは…………ないか」

武内P「……」

美嘉「……じゃあこれと……これなら…………ごめんないわ」

武内P「……あの、気持ちは嬉しく思っているのですが」

美嘉「…………これだ!ねぇ、ちょっとこれ試着してきてよ♪」

武内P「!……え?いえ私は」

美嘉「いいから、いいから★」グイグイ




美嘉「………ふふ」

美嘉(……なーんか新鮮だなー、こうやってプロデューサーと二人でお買い物なんてよく考えたら初めてだもん
…………ってあれ?もしかしてこれって)

美嘉「……」

美嘉「…デート?」

美嘉(!…………ち、違っ…アタシ達は莉嘉のプレゼントを買いに来たんであって、そんなんじゃないかりゃ)ブンブン



美嘉(…………平常心、平常心落ち着くんだアタシ…カリスマー、アタシはカリスマー)スーッハーッ


「しぶりん、こう言うのどうかな?」

「……私はこう言うのはちょっと」


美嘉「……」

美嘉「…………は?」



未央「しぶりんなら似合うってー、試しに着てみたら?」

凛「……でもこれはちょっと私には可愛すぎじゃないかな」



美嘉「」

美嘉(……なんで…………なんでこんな時に~!!!?
ごめん未央、未央に全くの否も無いけど空気読んで~!!)


未央「向こうも見に行こうよ♪」

凛「え?あぁ、うん」


美嘉(……ヤバい…こっちにくる、見つかったらアタシがプロデューサーとデートしていたことが……
…………いやデートじゃないし!!)ブンブン






武内P「…………」

武内P(……ここの更衣室やけに狭すぎる…私の体格が比較的大きいと言うことを除いてもてを伸ばすことも出来ないと言うのはどうなのか)

武内P「……確かに試着するだけならそんなにスペースもとらないが」


バサッ

美嘉「……プロデューサーごめん!」ダキッ

武内P「!……城ヶ崎さん!?」

美嘉「事情は後で説明するから、今はとにかく静かにして」ボソボソ

武内P「……」コクリッ


未央「これは?」

凛「いいんじゃないかな」


美嘉「!……」

武内P(……この声は渋谷さんと本田さん?…………成る程そう言うことか)


美嘉「………」

武内P「……」

美嘉「……」

武内P「……声は離れて言ったようですね、ですがまだ店内にはいると思います


…………城ヶ崎さん?」

美嘉「」



武内P「?……どうかなされましたか?」

美嘉「…………あ、あぁ…アンタ……なんで」プルプル

武内P「?」

美嘉「……なんで下着一枚なの?!」

武内P「……着替え途中だったんですよ、そして声が大きいです」

美嘉「!…………ご、ごめん」

武内P「…………いえ」


美嘉(…………落ち着けー、落ち着けーアタシ………


…………にしてもこいつ凄い筋肉、こんなにたくましかったんだ
……それにこの匂いも体温も凄く落ち着く)

美嘉「……」ポケー


武内P「……」

武内P「…………城ヶ崎さん、申し上げにくいのですが涎が垂れて冷たいです」

美嘉「……ふひひ」


美嘉「…………はっ!?」

武内P「………」



美嘉「…あ…………あぁ……ああ」プルプル

武内P「…………城ヶ崎さん?」





美嘉「アタシのバカぁぁあああ!!!」ダダダダ!!!



武内P「城ヶ崎さん!?待ってください!!」






武内P「………はぁ」

武内P「…………せめて扉は閉めて行ってほしかったです」パシャ



「…………プロデューサー?」

武内P「!……城ヶ崎さん、いえ待っててくださいすぐに着替え終わりますので」



武内P「…………お待たせしました」

凛「……なにやってんの?」




武内P「………………は?」


凛「………………なにやってんの?」





武内P「」







フレデリカ「……ミーカちゃん、フレちゃんのあまーいチューはいかが?」ギューッ

美嘉「!…いらないって、アタシはそんな性癖ないって言ってるじゃん!?」

フレデリカ「んー、ミカちゃんつめたいなー
でもでも外国ではチューは挨拶みたいなものだよー?よくわかんないけど♪」

美嘉「ここは日本!そしてアタシも日本人だから!」

志希「はいはーい!あたしも日本人だよー、だけど帰国子女……という訳でミカちゃんにチューしまーす♪」

美嘉「!増えた!?」


周子「またやっとるわー、相変わらずたのしそうやねー」

奏「そうね、ふふふ…本当になかよしさん」

美嘉「シューコちゃんにカナデちゃん!笑ってないで助けてよ!」

周子「……んー、どうする奏ちゃん?
あたしは楽しそうだから参戦するけど…美嘉ちゃんにチューすればいいんだよね♪」

奏「…………そうね、じゃあ私も美嘉の唇を頂こうかしら」

美嘉「二人まで!?」



奏「………でも私はどうせならミカ…貴方からしてほしいわ?ねぇ、シューコちゃん?」チラッ

周子「…へぇ…………そうだね…じゃああたしも美嘉ちゃんからのチューを期待しまーす♪」


美嘉「やらないよ!やるわけないじゃん!」

志希「…………そっかー、たまにはミカちゃんからじゃないと飽きちゃうよねー」

フレデリカ「じゃあフレちゃんも!ささ、ミカちゃん?チューしてチューしてー?」

美嘉「……な、何この流れ…絶対何かたくらんでるような」





武内P「……おはようございます、今日の予定ですが」

奏「……おはよう、プロデューサーさん」

武内P「………あの……近いのですが」

奏「それは近くないと届かないじゃない、頑張ってる貴方へのご褒美



…………ん」チュッ

美嘉「んな!?」

武内P「!……は、速水さん!?」


周子「すかさずシューコちゃんがいただきー」チュッ

武内P「っ!!?」

志希「にゃっはー、成る程成る程~これは名案」チュッ

武内P「??…皆さん何を!!?」

フレデリカ「はーい、タケちゃんフレちゃんからのあま~いプレゼント~フフフーン♪」チュッ

武内P「」


美嘉「な、なな…なにやってんの~~!!?」

奏「だってミカ恥ずかしがってキスしてくれないでしょう?だ、か、ら間接キッスよ?」

周子「ほらほら~プロデューサーさんの頬っぺた乾いちゃうよ~?
そうなったらもう一回みんなでキスしないといけないね~」

美嘉「……それって…まさか」

志希「ささ、ミカちゃーんレッツゴー♪」グイッ

美嘉「え?……ちょ、……待ってよ!」

フレデリカ「乾いたらまたチューすればいいよねー♪やったねミカちゃん、チャンスは無限だね!」


美嘉「」


周子「……そろそろ乾くかな、さて第2ラウンドの準備でも」


美嘉「ま、まって!………わかったから、やるから」

フレデリカ「……ワァオ♪男前♪」




美嘉「……すーっ、はーっ」

美嘉(落ち着けー、落ち着けー
これは4人とキスするだけ、プロデューサーじゃなくて4人とキス……それもおかしいけど
…………アタシはカリスマー、アタシはカリスマー)

美嘉「よしっ!」バシッ

美嘉(……これはプロデューサーの為これはプロデューサーの為これはプロデューサーの為これはプロデューサーの為…)



フレデリカ「おおっと城ヶ崎選手、覚悟が決まったのかのもうダッシュだ!」

周子「しかし目は閉じている!やはり根っからの処女は変わってない!」


美嘉「カリスマギャルをナメるなぁ!!」

武内P「!…………え、あの……ちょっと待ってください!城ヶ崎さん!!?」




武内P「~~~!!?」ドサッ!!!




奏「…………あら大胆」

志希「…………あーあ、目をつぶったまま飛びかかるから~」

周子「あー、俗に言う役得ってやつ?」

フレデリカ「マウストゥーマウスだねー♪」


武内P「……あ、あの城ヶ崎さん?」

美嘉「」


武内P「…………気絶してる」





奏「……さてと結局ミカとはキスできなかった訳だけど」

志希「…………じゃあ~今度はアタシ達からなんてどうかにゃ~♪」

武内P「!……あ…あの、何故私をみながらそのような事を?」


周子「なんで逃げるの?大丈夫、大丈夫…怖くないよー?」

フレデリカ「ターケーちゃーん、乾いちゃうから早くしよーねー」


武内P「……あ、あの……私に拒否権は」

lipps「「あると思ってる?」」

武内P「」




武内P「」

終わり、ノーと言える男になろう!

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