千歌「第23回対桜内梨子Aqoursメンバーサミット第2回合宿2日目早朝の部」 (36)

※ラブライブ! サンシャイン! SSです。
※設定はアニメ準拠
※次レスから本編全速前進ヨーソロー!


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千歌「本日は早朝にも関わらず8人全員出席していただいて感謝します」

善子「まだ眠いわ」

鞠莉「仕方ないわ、合宿中なんだから」

ルビィ「梨子ちゃんが起きてくる前にやらないと」

ダイヤ「ええ、ですから早く始めましょう。梨子さんが起き出す前に」

千歌「それでは本日の『第23回対桜内梨子Aqoursメンバーサミット第2回合宿2日目早朝の部』を開催します!」

曜「小原家所有の別荘からお送りします!」


果南「今日は一年生からだよね?」

ダイヤ「そうですわ。今日は一年生、二年生、三年生の順です」

花丸「じゃあマルからいくずら」

【国木田花丸は見た! 桜内梨子の本性①】

花丸「昨日のお夕飯前、自由時間があったよね」

ルビィ「花丸ちゃん、本読んでた」

千歌「私も見たよ。梨子ちゃんも隣に座ってたよね」

花丸「そう、梨子ちゃんはあの時……」


~~~~~~

梨子『花丸ちゃんってほんと読書家だね』

花丸『本は大好きずら』

梨子『あ、ごめんね読んでる最中に』

花丸『別に……どうかした?』

梨子『ううん、ただ何か花丸ちゃんのおすすめの本とかあったら教えてほしいなあって思って』

花丸『マルの、おすすめ?』

梨子『そうなの。私も本は読むし、それに花丸ちゃんのこともっと知りたいっていうか、仲良くなりたくて』

花丸『な、何言って///』

梨子『うふふ、赤くなってる……。可愛い』

花丸『も、もう、からかってくる人は知らないずら!』

梨子『ごめんごめん。でも、花丸ちゃんが可愛いのは本当だよ』ナデナデ

花丸『うぅぅ』

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花丸「とまあそんな感じで休み時間いっぱいずっと頭を撫でられてたの」

ルビィ「ぴぎぃ」

花丸「そういうわけで、梨子ちゃんはやっぱりマルを狙うレズに違いないずら」

善子「流石レズデーモン桜内……恐ろしいわ」

花丸「きっと本をすすめたら、お礼に私のおすすめの本を貸すねとか言って濃厚ガチレズ本を渡してくるつもりだよ」

ルビィ「じゃ、じゃあ、次は私が話すね」


【黒澤ルビィは見た! 桜内梨子の本性②】

ルビィ「ダンスレッスンの小休憩の時、ふらついて梨子ちゃんにぶつかっちゃったの」

ルビィ「そしたら……」

~~~~~~

ルビィ『り、梨子ちゃんごめんなさい!』

梨子『ううん、怪我してない?』

ルビィ『うん……あ、ごめんなさい、いつまでも抱きついて!』

梨子『ふふ、別にいいのに。ルビィちゃんだったらずっとくっついていてもいいのよ』

ルビィ『ぴぎぃ!』

ルビィ『で、でもルビィ今汗臭いし///』

梨子『そう? とっても……甘くていい匂いよ』ギュッ

ルビィ『り、梨子ちゃあん!!』

梨子『ふふ、ルビィちゃんは抱き心地いいわね』

ルビィ『アワアワ』

梨子『ダイヤさんが溺愛するのもわかるわ』

ルビィ『あの、梨子ちゃん、そろそろ離して///』

梨子『だ~め、もう少しこのままで……ね?』

ルビィ『ぅぅ……』

~~~~~~


ルビィ「そのまましばらく抱きしめられてました」

ダイヤ「私の妹になんということを……!」

ルビィ「貞操の危機だったよぅ」

花丸「よしよしルビィちゃん、怖かったね」

善子「一年生のトリは私ね!!」

曜「頼むね、善子ちゃん」

善子「ヨハネよっ!」


【津島善子は見た! 桜内梨子の本性③】

善子「コホンッ、実は私、一昨日――合宿前日に梨子と二人で沼津に行ってたのよ」

善子「そう、あっちから誘ってきたの。必要なものを買い揃えましょうって」

~~~~~~

善子『これ……』

梨子『バレッタ?』

善子『ええ、格好いいなあこれ』

梨子『確かに善子ちゃんに似合いそうだね。ゴシック調っていうのかな、こういうの』

善子『まあ私に似合わないものなんてないけどね。ていうかヨハネよ』

梨子『ふふっ、そうかもね』

善子『でもちょっと……』

善子(今月はもうお小遣いピンチなのよね、他にもグッズ買っちゃったし)

善子(それほど高価なものでもないけど……仕方ない、諦めましょ)

善子『もう行くわよ』

梨子『え、いいの?』

善子『いいのよ』


梨子『……すみませーん!』

店員『はい、お伺いします』

梨子『これください』

善子『えっ』

店員『有難うございます。ご自分用ですか、贈り物ですか』

梨子『贈り物ですけど、すぐに着けていくでこのままで大丈夫です』

店員『承りました』

善子『ちょ、ちょっと、そんなの頼んでないわよ!』

梨子『いいの……はい、レシートもいりません。有難うございます』

梨子『ほら、ちょっとこっち向いて。んしょ……』

善子(梨子が私の髪を触ってるのがわかる。くすぐったいし、恥ずかしい)

梨子『はい、出来上がり。鏡見て』

善子『あっ』

梨子『ね、可愛いでしょ。とっても素敵よ、善子ちゃん』

善子『でも、誕生日でもないしこんなの』

梨子『今日お買い物に付き合ってくれたお礼よ。何も言わずに受け取って』

善子『う、うん……///』

~~~~~~



善子「実際すごく良かったんだけど、それよりも自分の顔が真っ赤なことに気付いて驚いたわ///」

ルビィ「ヒャ、ヒャー」

鞠莉「梨子ったらイケメンねえ」

善子「というわけで、梨子はヨハネを狙うレズデーモンに間違いないのよ」

花丸「善子ちゃん今も顔真っ赤ずら」

善子「な、なにをー!」

千歌「いい感じに場も温まってきたね。次は二年生だよ!」

曜「議長の千歌ちゃんは後回しで、私から行くね」


【渡辺曜は見た! 桜内梨子の本性④】

曜「昨日の夜、物音がして一度目が覚ちゃったんだ。その物音っていうのが、梨子ちゃんが布団から出る音でね」

曜「これは遂にレズ内が夜這いをかけるんじゃないかと思って私もすぐに飛び出したの」

曜「でも梨子ちゃんは部屋を出ていったから、私も追いかけて、話しかけてみたんだ」

~~~~~~

曜『梨子ちゃん?』

梨子『曜ちゃん。ごめんね、起こしちゃった?』

曜『ううん、気にしないで。それよりもどうしたの』

梨子『またこうして皆と合宿できるのが嬉しくてね』

梨子『でも、それも明日で終わっちゃうんだって思ったらなんだか……』

曜『そっか』


梨子『曜ちゃんにも、いっぱい迷惑かけたね』

曜『そんなこと』

梨子『コンクールで抜けたときもそうだし、そもそも私が千歌ちゃんのお隣に引っ越してきたから――』

曜『そんなことない!!!』

曜『確かに二人が仲良くしてるのを見て、嫉妬してた。羨ましかったし、妬ましかった』

曜『でもね、それだけじゃない。私、梨子ちゃんのことも大切になっちゃったんだ』

曜『だから、だから私迷惑なんて全然……』

梨子『曜ちゃん……』

梨子『ねえ曜ちゃん。ハグ、しよっか』

曜『へ?』

梨子『ね、いいでしょ』ギュッ

曜『わわっ』

梨子『ふふっ、曜ちゃんあったかくてやわらかい』

曜『な、何言って///』

梨子『だあい好きだよ、曜ちゃん』ギュゥウ

~~~~~~


曜「てな感じで全力ハグヨーソローだったよ」

果南「やっぱり梨子ちゃんもハグ好きなのかな」

鞠莉「え、そこなの?」

千歌「いいなあ、私もハグしたいなあ」

ルビィ(どっちとハグしたいんだろう……?)

善子(多分両方ね)

花丸(千歌ちゃんはそういうとこあるよね)

曜「あのときの梨子ちゃん涙ぐんでたし、大好きって言われちゃったし、やっぱり私を狙ってると思うんだよねえ」

ダイヤ「鼻の下伸び切ってますわ」

千歌「ムッ」

ルビィ(嫉妬してる)

善子(両方に、って感じかしら)

花丸(多分自分でもよくわかってなくて戸惑ってるんだと思う)

千歌「デレ曜ちゃんはほっといて、次は私の番ね」

曜「デレ曜!?」


【高海千歌は見た! 桜内梨子の本性⑤】

千歌「昨日の朝、実は寝坊しそうになっちゃって」

千歌「梨子ちゃんが起こしに来てくれたの」

~~~~~~

梨子『もう、千歌ちゃんったら』

千歌『ごめんごめん、ちょっと夜更かししちゃって』

梨子『知ってるよ』

千歌『え?』

梨子『遅くまで電気がついていたもの。どうせ作詞に夢中になってたんでしょ』

千歌『うう、バレバレだあ』

梨子『ふふ、千歌ちゃんはわかりやすいから』

千歌『あれ、それじゃあ梨子ちゃんも夜更かししてたってことじゃ……』

梨子『あっ、バレちゃった?』

千歌『もう、じゃあ同罪じゃん! 千歌だけせめるのよくない!!』

梨子『ぶっぶー、私はちゃんと一人で起きたもの』

千歌『むー。梨子ちゃんはどうして早く寝なかったのさ』

梨子『窓から漏れる灯りを見てね、ああ千歌ちゃんも頑張ってるんだなあって思ったら私もいい曲作らなきゃって』

梨子『それで、ずっと作曲してたのよ』

千歌『そ、そっか///』

梨子『これからも一緒に頑張ろうね、千歌ちゃん』

~~~~~~


千歌「そう言って梨子ちゃんは、手を差し伸べてきたの」

千歌「あれって絶対プロポーズだよう!」

千歌「もう、私たちまだ学生なのに。困っちゃうよう///」

ルビィ(困ってるようには見えないかな)

善子(むしろ喜んでる)

花丸(妄想逞しい)

曜「むぅ」

果南「今度はこっちが頬を膨らませてる」

ダイヤ「わかりやすい方たちですわ」

鞠莉「ダイヤには言われたくないわねー」

ダイヤ「どういうっ、意味っ、ですのっ!」

ルビィ「お、落ち着いて。ほらお姉ちゃんの番だよ」

ダイヤ「よろしいですわ、話して差し上げましょう」


【黒澤ダイヤは見た! 桜内梨子の本性⑥】

ダイヤ「昨夜、皆さんでお風呂に入った後のことです」

ダイヤ「髪を整えていましたら、梨子さんが話しかけてきたのです」

~~~~~~

梨子『ダイヤさんの髪って綺麗ですよね』

ダイヤ『なんですの、藪から棒に』

梨子『以前から思ってたんです。しっとりとした黒髪で、羨ましいなって』

ダイヤ『そ、そうですか。有難うございます///』

ダイヤ『その、梨子さんの髪も綺麗ですよ』

梨子『そんなこと……ありますかね///』

ダイヤ(意外と自信のある方ですのね)

梨子『その、少し触ってみてもいいですか?』

ダイヤ『はい?』


梨子『い、いや、あの、思わず触れたくなるほど美しいっていうか、いや、私なに言ってるんだろうごめんなさいダイヤさん忘れてください』

ダイヤ『ぶっぶー、ですわ』

ダイヤ『別に、少しくらい構いません』

梨子『ほ、ほんとですか!?』

ダイヤ『早くなさいな、私だって恥ずかしいんです』

梨子『あ、有難うございます!』

梨子『うわ、いいさわり心地……』ナデナデ

ダイヤ『んっ』

梨子『ごめんなさい、くすぐったかったですか?』

ダイヤ『いえ、気持ちいいですわ』

梨子『ふふ、目を細めて、なんだかダイヤさんが年下になっちゃったみたいです』ナデリ

ダイヤ『そう言えば、ルビィを撫でることはあっても自分が撫でられることはあまりありませんでしたね』

梨子『じゃあ今だけは、私の事お姉ちゃんって呼んでもいいですよ』

ダイヤ『なっ、貴女少し調子に乗っていません?』

梨子『ほら、お姉ちゃんに甘えてもいいのよ、ダイヤ』ナデナデ

ダイヤ『んっ……梨子、お姉ちゃん////』ギュウ

梨子『ふふ、ダイヤは甘えん坊だね』

~~~~~~


ダイヤ「本当に酷い辱めを受けましたわ!」

鞠莉「ダイヤ……これは想像をbeyondしていったわね」

果南「シスコンだとは思っていたけど、まさか姉もいけるなんて」

曜「アハハ」

千歌「梨子ちゃんもそんな趣味あったんだねえ」

ダイヤ「正直何かに目覚めそうでしたわ」

ルビィ(我が姉ながらドン引きだよう)

善子(でも梨子がお姉ちゃんって、悪くないかも)グヘヘ

花丸(うわ、妄想してる善子ちゃんの顔、淫らずら)

ダイヤ「兎に角、梨子さんはこの私を妹と称して手篭めにしようとしているのですわ!」

果南「じゃあ次は私かな」

千歌「はい、果南ちゃんよろしくね」

果南「うん」


果南「お夕飯のとき、私と梨子ちゃん偶然にも隣同士だったでしょ」

鞠莉「偶然、ね」

果南「それで少し話してたんだけど……」

【松浦果南は見た! 桜内梨子の本性⑦】

果南「梨子ちゃんは、こう切り出したんだ」

~~~~~~

梨子『果南さんが羨ましいなあ』

果南『そう?』

梨子『だって、千歌ちゃんと曜ちゃんと幼馴染なんだもん』

梨子『三年生の二人とだって』

果南『もっと早く、みんなと出会いたかった?』

梨子『はい』

果南『千歌や曜ちゃんが羨ましいよ、私は』

梨子『え?』

果南『だってそんなにまで思ってくれる友人がいるんだもん。本当に幸せだよ』

梨子『か、果南さん///』

果南『何?』


梨子『果南さんって、アレですね』

果南『アレって』

梨子『いや、マリさんがあれだけ入れ込むのもわかるなあっていうか』

果南『どういうことかよくわからないんだけど』

梨子『つまり、果南さんがとっても素敵ってことですよ!』

果南『へ、なにそれ』

梨子『もういいです! 忘れてください!!///』

果南『なんかわかんないけど……ハグする?』

梨子『っ…………します』

梨子『でもみんなの前だと恥ずかしいから、また後にお願いしますね』

~~~~~~


果南「そう言ってウィンクした梨子ちゃんの可愛さったらもう」

鞠莉「果南ムカツク」

果南「結局その後何度もハグしたし、やっぱり梨子ちゃんは私を狙うレズだと思うんだよね」

千歌「果南ちゃん真顔だ」

曜「ちょっと怖い」

ダイヤ「相変わらずこの人は、自覚が足りませんわ」

千歌「さて、それじゃあついにトリだね」

鞠莉「まっかせなさい!」

曜「よっ、我らが理事長!!」

鞠莉「やっと私の出番ね」


【小原鞠莉は見た! 桜内梨子の本性⑧】

鞠莉「昨日寝る前、ベランダで少し涼んでたの」

鞠莉「そうしたら梨子がやって来て、話しかけてきたのよ」

~~~~~~

梨子『マリさん、ちょっといいですか』

鞠莉『Yes?』

梨子『有難うございます。本当に感謝しています』

鞠莉『ああ、今回の合宿のこと? いいのよ、別にそのくらい』

梨子『それもですけど、他にも全部です』

鞠莉『全部?』

梨子『マリさんがいなければ、Aqoursは本当の意味でAqoursにはなれなかったと思います』

梨子『マリさんの執着がなければ、マリさんの二人を思う気持ちがなければ、きっとここまでは来られませんでした』

鞠莉『梨子……』

梨子『だから、有難うございます。私たちを支えてくれて』

鞠莉『私はね、ただしたいようにしただけよ』

鞠莉『果南が好きだった。ダイヤが好きだった。Aqoursが、好きだった』

鞠莉『ただ、それだけ』

梨子『そんな鞠莉さんが好きですよ、私は』

鞠莉『な、どうしたの本当に、やけに今日はぐいぐい来るじゃない』

梨子『いえ、ちょっと言いたくなっただけですよ。普段から思っていることを』

鞠莉『もう、梨子ったら……///』

~~~~~~


鞠莉「ね?」

ダイヤ「何が『ね?』ですか」

鞠莉「これ、私口説かれてるよね? Absolutely, clearly, huh?」

善子「日本語でおk」

曜「それでは議長、話が出揃ったところで総括をお願いします」

千歌「はい、今回もみなさんお疲れ様です」

千歌「これまで何度も会議を重ねてきましたが、今回も結論は変わらないでしょう」

善子「ま、わかりきってたことね」

ちかようよしまルビィダイまりかな「「「桜内梨子はレズ」」」

千歌「うん。異論はなさそうなのでそろそろ今日はお開きに――」

梨子「異議あり!!!」ユビサシィッ

千歌「え゛っ゛」

曜「り、梨子ちゃん!?」


梨子「みんながコソコソ早朝から集まってると思ったらもう」

果南「ずっと聞いてたの!?」

ダイヤ「全く気が付きませんでしたわ」

鞠莉「oh, やってしまったわね」

梨子「Aqoursがこんな人ばっかりの集まりだったなんて、私ショックよ」

ルビィ「ひえっ」

花丸「そ、それはちょっと言いすぎじゃ」

善子「そうよ、もとはと言えばレズの眼光で迫ってくる梨子が悪いんだからね!」

梨子「それは違うわよ!!」ユビサシィッ

曜「なんなんだろう、あのポーズ」

梨子「私は特に誰にも迫ったり誰かを口説いたりなんかしていないわ」

梨子「もしそう感じたのだとしたら……」

梨子「それは貴方自身が私にそうされたいと思っているレズなだけよ!」

ダイヤ「な、なんですってー!?」


梨子「みんな自分がレズなのを認めたくないだけでしょ!」

千歌「そ、そんなことないもん!」

梨子「本当に?」

千歌「や、梨子ちゃんどうしたの、そんなに迫ってきて」

千歌「ちょ、顔近いよ、ちょっと」

梨子「うるさい!」カベドン

千歌「きゃっ」

梨子「ね、素直になりなさいよ」アゴクイ

千歌「梨子、ちゃん///」メヲトジル

梨子「…………千歌ちゃん」

千歌「うん」ドキドキ

梨子「はいレズー」


千歌「えっ」

梨子「なんなの今の反応、どう見てもレズじゃないお疲れ様」

梨子「それに見て、他のみんなの反応」

ようよしまルビィダイかなまり「ジュルルッ」

梨子「ね、舌なめずりしてる」

千歌「あ、ああ……」

梨子「みんな、レズなのよ」

千歌「そんな、私たちは」

梨子「あのね、みんな」

梨子「別にレズでもいいじゃない」

ルビィ「えっ」

梨子「なんでそんな卑屈になる必要があるの? なんでレズじゃだめなの?」

梨子「人が人を好きになるのはそんなにおかしなことかな」

梨子「胸を張っていいのよ。隠す必要も、そのことで誰かを貶める必要もないのよ」

曜「梨子ちゃん……」

梨子「だからね、素直になりましょう?」


善子「ごめんなさい、梨子」

花丸「まるたちが間違ってたずら」

ルビィ「うゅ、素直に、なる」

ダイヤ「そうですね、最初からそうすべきだったんですわ」

果南「遠回り、しちゃったね」

鞠莉「But, もう迷わないわ」

曜「だからね、梨子ちゃん」

千歌「聞いてほしいの、私たちの素直な気持ち」

梨子「うん、聞かせて」

ちかようよしまルビィダイまりかな「「「貴方のことが好きです、付き合ってください!!!」」」

梨子「あ、ごめんなさい。私ノンケだから」

おわり

お付き合い、有り難うございました。

後ほどHTML化依頼を出しておきます。もしよろしければ、ご意見ご感想をお聞かせください。

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