ヘレン「周子、あなたはダンサブルの体現者よ」周子「へ?」 (23)

何か舞い降りたので書きます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1481785211

ヘレン「ヘーイ!ヘーイ!ナイスダンサブル!」パンパン

周子(事務所で手拍子しながら踊るヘレンさんの姿がそこにはあった)

ヘレン「周子、あなたこそダンサブルの体現者よ」シュックルッ

周子「へ?」

ヘレン「その精神的ダンサブル・・・私も参考にさせてもらうわ」ヘーイ!

周子「ちょっとしゅーこちゃん理解が追い付かないかなー」

ヘレン「そう、あなたのその精神的ダンサブル度は・・・97よ」

周子「精神的ダンサブル度ってしゅーこちゃん初耳だけどなー」

ヘレン「私にしか測定できないから、当然ね」フフン

周子「そこで自慢げになられても困っちゃうかなー」

ヘレン「そしてあなたが参加するLiPPS、これはダンサブルね」

周子「まあTulipもダンスあるからねー」

ヘレン「いいえ、この場合のダンサブルは精神的ダンサブルよ」

周子「あ、結局そっちに飛んじゃうんだねー」

ヘレン「志希、美嘉、奏、フレデリカ、皆素晴らしい個性を持っているわ」

周子「まあみんな楽しい子たちだよねー」

ヘレン「そしてそれぞれ高い精神的ダンサブル度を所有しているわ」

周子「この話題から離れることはもう不可能なのかなー」

ヘレン「ヘーイ!ヘーイ!」ダンダン

周子(急に踊り出した!?)

ヘレン「今の行動が大体精神的ダンサブル度70よ」

周子「会話の途中に踊り出すのが70ならあたしのダンサブル度は10もないんじゃないかなー」

ヘレン「周子、ダンサブル度ではないわ、精神的ダンサブル度よ」

周子「精神的がつかないと肉体的ダンサブル度になるのかなー?」

ヘレン「そういうことよ」

周子「いらない知識が増えたなー」

ヘレン「そう、つまりそういうことよ」

周子「二回言わなくても伝わったよー」

ヘレン「そう、それは素晴らしいことね。そしてLiPPSの中でのあなたは・・・格別よ」

周子「この流れで聞きたくなかったかなーその発言」

ヘレン「LiPPSの精神的ダンサブル度が高いメンバーをうまく手綱を握るあなたこそ・・・本物のダンサブルよ」

周子「うん、ここまで聞いてきたけどやっぱりよくわかんないや」

ヘレン「さあ、周子、踊りましょう」

周子「いや、唐突すぎてついていけないからパスしていいかなー」

ヘレン「あなた、世界レベルに近づくチャンスよ」

周子「まず周子ちゃんは日本レベルで頑張らせていただきます」

周子「じゃあちょっと失礼して、お部屋に入らせてもらおうかなって」

ヘレン「ヘーイ!」クネクネ

周子(扉の前で妙な動きをしてるヘレンさんには若干の恐怖を感じるね)

ヘレン「私の世界レベルの秘訣、知りたくないかしら?」クネクネ

周子「そういうのちょっとお断りしてるのでー」

ヘレン「私は怪しい宗教の勧誘ではないわ!」クネクネ

周子「そのダンスをやめてからお話ししようかー」

ヘレン「そうね、じゃあとりあえずレッスンルームにいこうかしら」

周子「あ、そんなガチで踊るの?」

ヘレン「踊りに遊びもガチもないわ!」

ヘレン「さて、着替えも終わって完全にダンサブルね」

周子「今日一日で一生分のダンサブルを聞いたかなーしゅーこちゃん」

ヘレン「では世界レベルとは何か、まずはそこから教えてあげるわ」

周子「あ、しゅーこちゃん漫画でよくある特訓とか嫌いなんでぱぱっと世界レベルを習得したいかなーって」

ヘレン「じゃあそういう感じでいくわよ!」

周子「あ、そこは許可されるんだ」

ヘレン「精神的ダンサブル度が高いと寛容になれるのよ」

周子「その寛容さを別のところにいかしてほしかったかなー」

ヘレン「まずはステップから!ワンツースリーフォー!」パンパン

周子「ほいほーい」キュッキュッ

ヘレン「ファイッシッセブネイ!」パンパン

周子「その無駄にいい発音むかつくなあ!」キュッキュッ


二時間後


ヘレン「ヘーイ!ナイス世界レベル!」クネクネ

周子「ダンスで疲れた後にその踊りを見ると色々こみあげてくるものがあるなぁ・・・」

ヘレン「喜びかしら?」クネクネ

周子「もっとドロドロしたものかなー」

ヘレン「これでもうあなたに伝えることはないわ・・・完全にダンサブルよ・・・」グスッ

周子「なんの涙かわからないけどねー」

ヘレン「さあ、行きなさい・・・あなたなら次のステージに立てるはずよ!」

周子「あたしとしては早く事務所に帰りたいかなー」

ヘレン「そう、では行きなさい・・・私はダンサブルの伝道師としてダンサブルを求める者を探しに行くわ」ガチャ

周子「躍らせるだけ躍らせといて・・・まあいいけどねー」

周子「ふぅ、シャワー浴びて事務所に行くかー」

周子「躍るってあたしまでダンサブルに影響されちゃったのかなーん?」パタパタ

周子「はーい、しゅーこちゃんただいま着きました~」ガチャ

みかなでしきふれ「「「「誕生日おめでとう!」」」」パンパンパン!!!

周子「へ?」

フレ「いやー周子ちゃんお誕生日おめでとうだよー!めでたいねーめでたいねー!」

志希「にゃははー!LiPPSとしてお祝いするのだー!」

周子「いやだいぶ過ぎとるやないかーい!」

美嘉「まあまあそういう固いことは言いっこなしで!」

奏「こういってるけど周子は照れてるのよ、察してあげなさい?」

周子「しゅーこちゃんの内面覗くのやめてー!」

フレ「それにしてもしゅーこちゃんナイスタイミングだよー!さっき準備が終わったところだよー?」

奏「志希が寝坊するわ失踪するわで大変だったんだから・・・」

志希「だっていい匂いがしたんだも~ん」

美嘉「ほんとナイスタイミング!」

周子「あー、それでヘレンさんが足止めしてたのかー、なるほどなるほど」

フレ「へ?ヘレンさんが足止めしてくれてたの?」

美嘉「そんなこと頼んでないんだけど・・・」

周子「ヘ?」

奏「不思議な人ね・・・」

周子「ヘレンさんなりにあたしを気遣って足止めしてくれてたのかなぁ・・・」

周子(知ってたのか疑問だしダンスさせられたのもよくわかんないけど)

今日も今日とてヘレンは世界レベル!

さあいけヘレン!心にダンサブルを灯して!

迷えるものを導くのだ!




ヘレン「今日という一日もまた・・・ダンサブルね」




完!

終わりです。
思いついてしまったので文章に起こしてしまいました。
本当にごめんなさい、反省してません。

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