【咲-saki-非安価】久「残りの夏休みを満喫するわよ!」京太郎「お供しますとも!」 (58)

・こちらは京太郎がメインの非安価スレになります。
・>>1はこれが初スレのド初心者なので生暖かいめで見てくれると助かります。
・基本的に清澄メインで他の長野勢がたまに出てくるくらいです。
・質問、ご指摘等は随時受け付けております(全部に返信できるかはわかりません)。



【須賀京太郎】
・清澄高校一年生にして麻雀部唯一の男子部員。大きなおもちが大好きな少年。某執事さんの弟子として修行中。

【竹井久】
・清澄高校三年生にして学生議会長にして麻雀部の元部長。雑学と悪戯が大好きな少女。最近トリックアートにハマっている。

【染谷まこ】
・清澄高校二年生にして麻雀部の現部長。常識人でおかん気質。久の悪ふざけに振り回されっぱなし。

【原村和】
・清澄高校一年生にしてピンク髪。爆乳。生真面目で苦労人。まこと一緒によく事件の後始末に追われる。

【宮永咲】
・清澄高校一年生にして魔王。絶壁。胸の話をすると目で殺されそうとは京太郎の談。

【片岡優希】
・清澄高校一年にしてロリ。ゼロ。タコスさえ与えておけば大人しい。なくなると京太郎にちょっかいをだす。

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久「イタズラをしましょう」

京太郎「はい?」

あの暑い夏の全国大会も終わり、夏休みも後一週間というこの日。
今この部室には、引退したにも関わらず毎日のように来ている元部長の竹井先輩と俺の二人しかいない。
俺は他の皆より30分程早く来て雑用を片付けておこうとしたのに、その矢先にこの人は何を言い出すのだろうか?

京太郎「竹井先輩が突拍子の無いことを言うのは今に始まった事じゃないですけど、今日はまた一段と突拍子がないですね」

――音ノ木坂学院――


真姫「ねぇ、花陽、凛。ソロ・アルバムのタイトル考えた?」

花陽「うーん私は緑とお米にちなんだタイトルにしようかな……」

凛「凛は黄色だから……イエロースターとかかなぁ。真姫ちゃんは?」


真姫「私は赤色だから……悩むわね」


私達、μ'sはスクールアイドルだ。


スクールアイドルは、本当のアイドルではない。

けれど、いつしか人気が出てきて本物のアイドルを凌駕するくらいに、スクールアイドルは人気になった。


スクールアイドルには、野球で言う甲子園のようなものが有る。

それが【ラブライブ!】だ。

全国のスクールアイドルたちはこれの優勝を目指して日々頑張っている。


私達μ'sは九人で活動していて、いろいろな曲を作ってきた。

数も多くなってきたから、各人の特徴をピックアップしていくために、

ソロで歌ったものをネットに上げて人気を上昇させようとする狙いだった。

――音ノ木坂学院――


真姫「ねぇ、花陽、凛。ソロ・アルバムのタイトル考えた?」

花陽「うーん私は緑とお米にちなんだタイトルにしようかな……」

凛「凛は黄色だから……イエロースターとかかなぁ。真姫ちゃんは?」


真姫「私は赤色だから……悩むわね」


私達、μ'sはスクールアイドルだ。


スクールアイドルは、本当のアイドルではない。

けれど、いつしか人気が出てきて本物のアイドルを凌駕するくらいに、スクールアイドルは人気になった。


スクールアイドルには、野球で言う甲子園のようなものが有る。

それが【ラブライブ!】だ。

全国のスクールアイドルたちはこれの優勝を目指して日々頑張っている。


私達μ'sは九人で活動していて、いろいろな曲を作ってきた。

数も多くなってきたから、各人の特徴をピックアップしていくために、

ソロで歌ったものをネットに上げて人気を上昇させようとする狙いだった。

――音ノ木坂学院――


真姫「ねぇ、花陽、凛。ソロ・アルバムのタイトル考えた?」

花陽「うーん私は緑とお米にちなんだタイトルにしようかな……」

凛「凛は黄色だから……イエロースターとかかなぁ。真姫ちゃんは?」


真姫「私は赤色だから……悩むわね」


私達、μ'sはスクールアイドルだ。


スクールアイドルは、本当のアイドルではない。

けれど、いつしか人気が出てきて本物のアイドルを凌駕するくらいに、スクールアイドルは人気になった。


スクールアイドルには、野球で言う甲子園のようなものが有る。

それが【ラブライブ!】だ。

全国のスクールアイドルたちはこれの優勝を目指して日々頑張っている。


私達μ'sは九人で活動していて、いろいろな曲を作ってきた。

数も多くなってきたから、各人の特徴をピックアップしていくために、

ソロで歌ったものをネットに上げて人気を上昇させようとする狙いだった。

――音ノ木坂学院――


真姫「ねぇ、花陽、凛。ソロ・アルバムのタイトル考えた?」

花陽「うーん私は緑とお米にちなんだタイトルにしようかな……」

凛「凛は黄色だから……イエロースターとかかなぁ。真姫ちゃんは?」


真姫「私は赤色だから……悩むわね」


私達、μ'sはスクールアイドルだ。


スクールアイドルは、本当のアイドルではない。

けれど、いつしか人気が出てきて本物のアイドルを凌駕するくらいに、スクールアイドルは人気になった。


スクールアイドルには、野球で言う甲子園のようなものが有る。

それが【ラブライブ!】だ。

全国のスクールアイドルたちはこれの優勝を目指して日々頑張っている。


私達μ'sは九人で活動していて、いろいろな曲を作ってきた。

数も多くなってきたから、各人の特徴をピックアップしていくために、

ソロで歌ったものをネットに上げて人気を上昇させようとする狙いだった。

レミリア「咲夜」パチン

咲夜「いかがなさいました、お嬢様」

レミリア「お茶会の準備をしてちょうだい」


咲夜「もう夜更けですが……どなたかいらっしゃるのですか?」

レミリア「妖怪は夜の活動が本分よ」

咲夜「しかし……」


レミリア「運命が囁きかけてくるの」

咲夜「……えぇ、わかりました。用意致します」


レミリア(まったく、咲夜は優秀すぎるのよ)フゥ


レミリア「それが自慢なんだけどね」クスクス



レミリア「あぁ、それにしても今夜はとても月が綺麗だから」




レミリア「――――楽しい夜になりそうね」

レミリア「咲夜」パチン

咲夜「いかがなさいました、お嬢様」

レミリア「お茶会の準備をしてちょうだい」


咲夜「もう夜更けですが……どなたかいらっしゃるのですか?」

レミリア「妖怪は夜の活動が本分よ」

咲夜「しかし……」


レミリア「運命が囁きかけてくるの」

咲夜「……えぇ、わかりました。用意致します」


レミリア(まったく、咲夜は優秀すぎるのよ)フゥ


レミリア「それが自慢なんだけどね」クスクス



レミリア「あぁ、それにしても今夜はとても月が綺麗だから」




レミリア「――――楽しい夜になりそうね」

レミリア「咲夜」パチン

咲夜「いかがなさいました、お嬢様」

レミリア「お茶会の準備をしてちょうだい」


咲夜「もう夜更けですが……どなたかいらっしゃるのですか?」

レミリア「妖怪は夜の活動が本分よ」

咲夜「しかし……」


レミリア「運命が囁きかけてくるの」

咲夜「……えぇ、わかりました。用意致します」


レミリア(まったく、咲夜は優秀すぎるのよ)フゥ


レミリア「それが自慢なんだけどね」クスクス



レミリア「あぁ、それにしても今夜はとても月が綺麗だから」




レミリア「――――楽しい夜になりそうね」

まほ「うん……じゃあ、学園艦で捜索届が出てるか調べて、しばらくは私たちで面倒を見よう」

エリカ「へっ?」

直下「え!!」

エレファン子「たたた隊長!?」

III子「さ……さすが隊長!話がわかるお方!!」

まほ「私は隊長ではない」

エリカ「まほさん!待ってください!今は来年を見据えて動き出す大切な時期!!仔犬にかまけている暇など」

まほ「あるさ。……むしろ大事かもしれん」

エリカ「え……」

まほ「エリカ、お前を我が黒森峰戦車道全隊総隊長兼、一軍部隊長兼、わんちゃん係に任命する」

エリカ「わ、わんちゃ……」

III子「ふ、ふふっ、わんちゃん隊長……!」

マウ子「ちょ、ちょっとIII子……!」

エリカ「………!!」

小梅「黙りなさい。皆さん」

直下「…………」

エレファン子「犬見エリカ……」

「「「ぶふっ!」」」

エリカ「く、くぅ……!!」

まほ「………エリカ、頼んだぞ。私はこの子をお風呂に入れてくる。………訓練後に執務室に来い」

エリカ「は、い……」

小梅「……では、訓練再開!!!」

ーーーーーーーーー

まほ「うん……じゃあ、学園艦で捜索届が出てるか調べて、しばらくは私たちで面倒を見よう」

エリカ「へっ?」

直下「え!!」

エレファン子「たたた隊長!?」
III子「さ……さすが隊長!話がわかるお方!!」

まほ「私は隊長ではない」

エリカ「まほさん!待ってください!今は来年を見据えて動き出す大切な時期!!仔犬にかまけている暇など」

まほ「あるさ。……むしろ大事かもしれん」

エリカ「え……」

まほ「エリカ、お前を我が黒森峰戦車道全隊総隊長兼、一軍部隊長兼、わんちゃん係に任命する」

エリカ「わ、わんちゃ……」

III子「ふ、ふふっ、わんちゃん隊長……!」

マウ子「ちょ、ちょっとIII子……!」

エリカ「………!!」

小梅「黙りなさい。皆さん」

直下「…………」

エレファン子「犬見エリカ……」

「「「ぶふっ!」」」
エリカ「く、くぅ……!!」
まほ「………エリカ、頼んだぞ。私はこの子をお風呂に入れてくる。………訓練後に執務室に来い
エリカ「は、い……」
小梅「……では、訓練再開!!!」

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まほ「うん……じゃあ、学園艦で捜索届が出てるか調べて、しばらくは私たちで面倒を見よう」

エリカ「へっ?」

直下「え!!」

エレファン子「たたた隊長!?」

III子「さ……さすが隊長!話がわかるお方!!」

まほ「私は隊長ではない」

エリカ「まほさん!待ってください!今は来年を見据えて動き出す大切な時期!!仔犬にかまけている暇など」

まほ「あるさ。……むしろ大事かもしれん」

エリカ「え……」

まほ「エリカ、お前を我が黒森峰戦車道全隊総隊長兼、一軍部隊長兼、わんちゃん係に任命する」

エリカ「わ、わんちゃ……」

III子「ふ、ふふっ、わんちゃん隊長……!」

マウ子「ちょ、ちょっとIII子……!」

エリカ「………!!」

小梅「黙りなさい。皆さん」

直下「…………」

エレファン子「犬見エリカ……」

「「「ぶふっ!」」」

エリカ「く、くぅ……!!」

まほ「………エリカ、頼んだぞ。私はこの子をお風呂に入れてくる。………訓練後に執務室に来い」

エリカ「は、い……」

小梅「……では、訓練再開!!!」

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ちひろ「はい♪」

P「いや、いきなりそんなこと言われても」

ちひろ「いやぁプロデューサーさんも男の人ですし、色々溜めていることもあるかと思いまして」

P「そりゃ皆美女美少女揃いですからね、色々妄想してしまうこともありますが…」

ちひろ「ですよね。愚痴も話せば楽になります」

ちひろ「なので、その妄想を私に話すことで煩悩を少しでも薄くしましょうよ」

P「どんな理論だよ」

P「いやしかしですね、曲がりなりにも女性であるちひろさんにそういうことを話すと言うのはちょっと気が引けるというか…」

ちひろ「曲がりなりにって喧嘩売ってるんですか?」

ちひろ「女性に言うのが恥ずかしいことを脳内のアイドル達にさせてるんですか?それはちょっと、いやかなり問題ですね。社長に報告した方がいいかしら」

P「待ってください!それだけは勘弁してください」

ちひろ「なら言えますよね?」

P「は、はい…」

ちひろ(プロデューサーさんの妄想を仕入れ、アイドル達に教えてあげる…その際にちょーっとだけアイドルから貰うもの貰っておけば)

ちひろ(楽をして稼げる!プロデューサーさんも妄想が叶ってアイドル達もプロデューサーさんも皆幸せ!どこにも穴のない完璧な作戦です!)

ちひろ「はい♪」

P「いや、いきなりそんなこと言われても」

ちひろ「いやぁプロデューサーさんも男の人ですし、色々溜めていることもあるかと思いまして」

P「そりゃ皆美女美少女揃いですからね、色々妄想してしまうこともありますが…」

ちひろ「ですよね。愚痴も話せば楽になります」

ちひろ「なので、その妄想を私に話すことで煩悩を少しでも薄くしましょうよ」

P「どんな理論だよ」

P「いやしかしですね、曲がりなりにも女性であるちひろさんにそういうことを話すと言うのはちょっと気が引けるというか…」

ちひろ「曲がりなりにって喧嘩売ってるんですか?」

ちひろ「女性に言うのが恥ずかしいことを脳内のアイドル達にさせてるんですか?それはちょっと、いやかなり問題ですね。社長に報告した方がいいかしら」

P「待ってください!それだけは勘弁してください」

ちひろ「なら言えますよね?」

P「は、はい…」

ちひろ(プロデューサーさんの妄想を仕入れ、アイドル達に教えてあげる…その際にちょーっとだけアイドルから貰うもの貰っておけば)

ちひろ(楽をして稼げる!プロデューサーさんも妄想が叶ってアイドル達もプロデューサーさんも皆幸せ!どこにも穴のない完璧な作戦です!)


ちひろ「はい♪」

P「いや、いきなりそんなこと言われても」

ちひろ「いやぁプロデューサーさんも男の人ですし、色々溜めていることもあるかと思いまして」

P「そりゃ皆美女美少女揃いですからね、色々妄想してしまうこともありますが…」

ちひろ「ですよね。愚痴も話せば楽になります」

ちひろ「なので、その妄想を私に話すことで煩悩を少しでも薄くしましょうよ」

P「どんな理論だよ」

P「いやしかしですね、曲がりなりにも女性であるちひろさんにそういうことを話すと言うのはちょっと気が引けるというか…」

ちひろ「曲がりなりにって喧嘩売ってるんですか?」

ちひろ「女性に言うのが恥ずかしいことを脳内のアイドル達にさせてるんですか?それはちょっと、いやかなり問題ですね。社長に報告した方がいいかしら」

P「待ってください!それだけは勘弁してください」

ちひろ「なら言えますよね?」

P「は、はい…」

ちひろ(プロデューサーさんの妄想を仕入れ、アイドル達に教えてあげる…その際にちょーっとだけアイドルから貰うもの貰っておけば)

ちひろ(楽をして稼げる!プロデューサーさんも妄想が叶ってアイドル達もプロデューサーさんも皆幸せ!どこにも穴のない完璧な作戦です!)

ちひろ「はい♪」

P「いや、いきなりそんなこと言われても」

ちひろ「いやぁプロデューサーさんも男の人ですし、色々溜めていることもあるかと思いまして」

P「そりゃ皆美女美少女揃いですからね、色々妄想してしまうこともありますが…」

ちひろ「ですよね。愚痴も話せば楽になります」

ちひろ「なので、その妄想を私に話すことで煩悩を少しでも薄くしましょうよ」

P「どんな理論だよ」

P「いやしかしですね、曲がりなりにも女性であるちひろさんにそういうことを話すと言うのはちょっと気が引けるというか…」

ちひろ「曲がりなりにって喧嘩売ってるんですか?」

ちひろ「女性に言うのが恥ずかしいことを脳内のアイドル達にさせてるんですか?それはちょっと、いやかなり問題ですね。社長に報告した方がいいかしら」

P「待ってください!それだけは勘弁してください」

ちひろ「なら言えますよね?」

P「は、はい…」

ちひろ(プロデューサーさんの妄想を仕入れ、アイドル達に教えてあげる…その際にちょーっとだけアイドルから貰うもの貰っておけば)

ちひろ(楽をして稼げる!プロデューサーさんも妄想が叶ってアイドル達もプロデューサーさんも皆幸せ!どこにも穴のない完璧な作戦です!)

久「いやね須賀くん。考えてもごらんなさい?全国大会も終わり、私は部を引退。夏休みが終われば進路のことで部に来ることも少なくなるわ。
そして高校生活最後の夏休みも後一週間・・・。皆は真面目だから宿題もほとんど終わってるし、パーっと遊ぶ準備は出来てる。
となれば、やることは一つでしょう?」

京太郎「それでなんでイタズラをすることに繋がるんですか・・・」

久「だって、パッと思い付いたのが『イタズラを皆にして反応を楽しむ』だったんだもん」

京太郎「つまり暇をもて余しすぎたんすね」

あざとい感じに頬を膨らませる竹井久先輩(17歳)。ホント小学生みたいなんだよなぁ・・・。カリスマ性はあると思うけど。
でもまぁ

京太郎「すみませんが俺はやることあるんで、一人でやってくださいね?」

久「やーだー!一人だとつまんないー!」

そう言って、椅子に乗りながらグルグルと回り出す学生議会長さん。・・・この人大会終わってからより子供っぽくなってないか?
前はもう少しキリッとしててカッコよかった所が多かった気がするのに。

京太郎「駄々をこねないでください。何才ですかあなたは」

久「永遠の17才だぞ☆」

キラッと音が出るような、キャピキャピポーズと決めゼリフ。はやりんがやるとキツい感じがしたが、先輩がやってもキャラ
が違いすぎて違和感しかない。可愛いのだけれど。

京太郎「さてと。おふざけもこの辺にしといて、そろそろ掃除始めるんで手伝ってくださいよ先輩」

久「えー?」

京太郎「えー?、じゃないです。まったく・・・」

久「せっかくイタズラ手伝ってくれたら、和の水着写真をあげようと思っt

京太郎「やりましょう!イタズラ!いや~、童心に返りますねぇ先輩!!」

久「あなたが素直で私は嬉しいわ」

掃除?そんなことより和の写真だ!ーーーこうして、俺こと須賀京太郎と竹井先輩とのイタズラ大作戦が開始されたのだった。

と、短いですが序章は終了です。次回はいつになるか分かりませんがなるだけ早めに投下するつもりです

こんばんは。ゆっくりとですが始めていきたいと思います

『1日目』

京太郎「それで、まずは何からするんですか?」

久「まずはこれよ!」

ジャンジャーンと効果音を口ずさみながら取り出したのは、ブーブークッション。ふむシンプルだが分かりやすいイタズラからやるのか。

久「これを部員のみんなに仕掛けて反応を見てみましょう」

京太郎「部員って咲たちにですか?女の子なのにいいんですかね・・・」

久「大丈夫よ。これはただのブーブークッションじゃないから」

京太郎「どういうことですか?」

久「それは実際に試してみてからのお楽しみってことで♪」

ウィンクをしながらササッと設置しにいく竹井先輩。いったい何が違うというのだろうか?

久「それじゃあ皆が来るまで隠れてましょ」

京太郎「了解です!」

先輩と一緒に、皆の様子が分かるように外のテラス(部長作)に身を隠しみんなが来るのを待つ。
・・・待つこと20分。僅か1分足らずで飽きた先輩と一緒に外でチェスをして時間を潰していると足音が聞こえてきた。

京太郎「来たみたいですよ先輩」

久「おっ!スタンバイよ須賀くん!」

窓際に見つからないように隠れて部室の様子をみる。ドアを開けて入ってきた第一被害者は、染谷先輩みたいだ。

まこ「おはようさーん・・・って誰も居らんのか?」

部室にはいるも誰もいないことに首をかしげる染谷先輩。あ、携帯みて連絡来てないか確認してる。

京太郎「なんかメールしといた方が良いんじゃないですか?」(小声)

久「そうね・・・飲み物でも買いに行ってることにしときましょうか」(小声)

ヒソヒソとバレないように相談をしたあと先輩は染谷先輩に、俺は咲たち一年組に『買い出しで少し遅れそうだから適当に始めといてくれ』とメールを送る。

まこ「ん?久からか・・・なになに?」

メールに目を通すと仕方ないといった風にため息をつくと、仕掛けをした椅子に向かった。最初が肝心だからな、上手くいってくれよ・・・!
チラリと竹井先輩を見ると向こうも期待の眼差しで染谷先輩を見つめていた。

まこ「しょうがないのぉ。久の奴が来るまで牌でも磨いておくかの」

仕掛けの上からは座席と同じ色の布を使って簡単なカバーをかけてあるから、パッと見ただけでは分からないようにしてある。染谷先輩も気づくことなくそのまま・・・座った!その瞬間

『ぷぎゅぁ!』

まこ「!?」

染谷先輩が座った椅子から某電気ネズミみたいな声で断末魔がした。染谷先輩も突然聞こえてきた声に驚いて勢いよく立ち上がって椅子から離れてしまった。

久「よし!反応もバッチリだし、一人目は成功ね」(小声)

京太郎「やりましたね!染谷先輩のあんなに驚いた顔初めて見ましたよ」(小声)

俺たち二人は良い反応をしてくれた染谷先輩を見ながら、達成感と次の人への期待感に胸を膨らませていた。
一方、見事な反応をしてくれた染谷先輩はすでに落ち着きを取り戻し、椅子を調べて仕掛けの存在を暴いていた。

まこ「ブーブークッション?どうやら普通のやつじゃぁないみたいじゃが・・・久のやつめ、またしょうもないことを」

すぐに先輩の仕業だと見抜いた染谷先輩はクッションをロッカーの中にしまってしまった。
だがしかし、こんなこともあろうかと仕掛けは部室にある全ての椅子だけでなく、誰かが座りそうな場所に最低一つずつは設置してある。

久「さぁ、次は誰が引っ掛かるのかしら」

ククク、と小学生男子がイタズラを成功させたときとおんなじような表情をしながら先輩と俺は二人目を待つのであった。

一旦、ここで区切らせてもらいます。書き溜めがないので一つ一つに時間がかかってしまってすみません。時間が有るときに
ちょこちょこと更新していきますので、のんびりとお楽しみください。

染谷先輩が引っ掛かてから間も無くして、次の来訪者が来た。

優希「おはよーだじぇー!」

第二の標的は優希の奴みたいだ。いつもの様に、行き付けのタコス屋から買ってきた袋を持って勢い良く部室に入ってきた。

まこ「おはようさん。他の一年たちはまだ来んのか?」

優希「京太郎のやつは買い出しで遅れるってメールが来たじぇ。咲ちゃんとのどちゃんは、図書室に本を返してから行くってさっき別れたじょ」

まこ「ほうか。なら、二人が来たら打ちながら待つとするかの」

了解だじぇ。と敬礼をしながら返事をした優希は、染谷先輩の対面の椅子に飛び乗った。そして

『ぶるああああああぁぁ!!』

優希「じぇ!?!?」

某穴子さん似の声で響き渡る怒号に優希はビックリしすぎて持っていたタコスの袋を後ろに投げてしまった。

優希「・・・ハッ!タコスっ!!」

しかし、その失態にすぐに気付いた優希は猫のような素早さで床に落ちる前に無事キャッチ。ホッと(無い)胸を撫で下ろしていた。

遅くなってますが今夜にはなんとかかけると思います。読んでる方がいましたら、もう少しお待ちください

こんばんは。遅くなりましたが行けるとこまでいきます

優希「ふぃー・・・ビックリしたじょ」

まこ「わしもじゃ・・・」

ふたりとも、よほどビックリしたみたいで深い溜め息をしている。そのあと染谷先輩が優希の座った椅子から特性クッション
をとりのぞき、その他の椅子からも仕掛けを外していく。流石に二回もやられれば警戒するよなぁ・・・。

京太郎「そろそろ戻った方が良くないですか?バレちゃいましたよ」(小声)

久「そうね・・・これ以降は私たちが直接仕掛けるしかないようね」(小声)

問題はどうやって戻るか、だ。俺だけなら壁伝いに下まで降りて、買い出しから帰ってきた振りをすれば良いが・・・。
竹井先輩はどうしよう?

久「ふっふっふ~。そこもちゃぁんと考えてあるわよ。須賀くんは部室に入ってきたら適当にごまかしなさい。そのあとは
口裏を合わせて」(小声)

京太郎「わ、分かりました・・・」(小声)

よく分からないが竹井先輩の言う通りにしよう。見つからないようにかつ素早く降下ポイントをみつけそこに移動する。
あとは、師匠に鍛えられた筋力とちょっとしたコツで壁を伝って降りていく。

優希「それにしてもアノ犬は遅すぎるじぇ」

まこ「そう言えば、久の奴もジュースを買いにいっただけにしては遅すぎるのぉ・・・。ま、このイタズラを仕掛けたのはあいつじゃろぅし
時間稼いどるるだけっちゅう可能性が高いのぉ」

久「ギクリ・・・須賀くん急ぐのよ」(小声)

上から控えめながらも、ちゃんと聞こえる程度の声量で急かしてくる竹井先輩。無駄に器用だなホント・・・。

京太郎「っと。なんとか降りられたな・・・。あ、買い出しに行ったのに手ぶらじゃ怪しまれるな・・・飲み物でも買っていこう」

少し時間はかかるが自販機にむかう。頼まれたものは品切だったことにして、あとのことは竹井先輩の口八丁に丸投げしよう。

京太郎「えーっと・・・まぁ無難な奴で良いか」

人数分の飲み物も買ったし戻ろうと振り向いたとき

咲「あれ京ちゃん?」

和「須賀くん?こんなところでなにをしているんですか?」

京太郎「さ、咲。それに和も」

ちょうど部室のある旧校舎に向かうところだった二人とバッタリ遭遇してしまった。ヤバイ。咲のやつはともかく、和相手に下手な嘘はすぐボロがでちまう・・・!
な、なんとか誤魔化さねば。和の水着写真がっ・・・!

京太郎「よ、よう。おはよーさん。俺は買い出しの帰りでな・・・二人こそどうしてここに?優希の奴と一緒に組んじゃ無かったのか?」

咲「優希ちゃんとは途中まで一緒だったけど、私が借りてた本図書室に返してから行くからって別れたの」

和「私はその付き添いです。須賀くんはまた買い出しに行ってたんですか・・・それにしては荷物が見えないようですが?」

京太郎「あー・・・それはだな。頼まれた奴がちょうど品切だったみたいでな。仕方ないから一旦かえって来たんだけど、
流石に手ぶらじゃカッコ着かないからさ、こうしてみんなの飲み物買ってたわけよ」

嘘を付くときのコツは、ほんの少し真実を混ぜること。って誰かがいってたような気がするので参考にしてみたが・・・どうだ?

和「そんなこと・・・須賀くんも部員の一人なんですから無理にそんなことしなくても良いんです!」

咲「そ、そうだよ!確かにありがたいけど・・・それで京ちゃんのことカッコ悪いとか思う人はいないよ!(そんな人はゴッ倒す)」

なんだか咲から魔王じみたオーラを感じるが・・・まぁ、何とか誤魔化せたか。
あとは、このまま部室に行って竹井先輩と話を合わせればなんとかなる、か?そんなことを思いながら三人で部室へと向かっていく。

きょうのところはここまでです。相変わらず短くてすいません。それでは、おやすみなさい

申し訳ないですが、年明けまで忙しいので来れるかどうか分かりません・・・。時間に空きが出来たら書いていくつもりです

一応、生きています・・・かけるのはまだ先になりそうです。
もしかしたら、一度たたんで立て直すかもしれません・・・すいません

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