男「美少女忍法帖」 (80)

男「死闘!美少女vs何者か」-SS速報VIP
男「死闘!美少女vs何者か」 - SSまとめ速報
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前スレです


友「おーし昼休みだ。飯食うべ」

美少女「今日のおかずはなにかな~♪」お弁当ぱかっ

友「美少女ちゃんのことだからいいもん入ってんだろうなぁ」

美少女「え~と手裏剣のチップスに撒きびし炊き込みご飯、わー海苔巻物だぁ!」

男「死を願って作ったとしか思えない中身だ」

美少女「っかしーなぁ、いつも婆やが作るのに」

男「婆やにも嫌われてんだ」

美少女「もー婆やったら殺処分しなきゃ」

男「使用人は家畜同然なんだね」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1479550534

美少女「男くん、おかず分けてよ」

男「やだよ、ママの愛妻弁当だもん」

美少女「ママなのか愛妻なのかはっきりしろや」

男「友に分けてもらいなよ」

美少女「無理、友くんのお弁当なんか入ってそうだし」

友「入ってるよ、おかずとかご飯とか」

美少女「ほら」

男「なにが問題なんだよ」

男「購買のパンでいいじゃん」

美少女「えー安物を口に入れるのはためらわれるし」

男「巻物に張り付いた海苔ムシャムシャしてろ」

美少女「けっ!クソガキが」

男「本性出しやがったな」

友「その巻物なんか書いてあったりしてな」

美少女「えーそりゃないでしょ」

男「開いてみたら」

美少女「別にいいけど」しゅるっ

【巻物】

メスブタへ

ボクのお弁当食べてくれた?

朝早く起きて一生懸命がんばったんだ!
腕によりをかけて作ったから残さず召し上がれ☆

あ、そうそう!
海苔には隠し味の劇薬が入ってるからよく味わって飲み込んでネ!


美少年より

PS,これを読む頃には死んでてくれると嬉しいナ☆


美少女「あいつぜっ殺」巻物ぐしゃっ

男「仲いーね(白目)」

美少女「上等だよ、てめぇの作ったおかずでぶっ殺してやんよ」

男「せっかく作ったお弁当が仇になったか」

美少女「帰ったらあいつの顔面、手裏剣と撒きびしでデコってインスタにアップするわ」

男「いろんな意味で話題の一枚になりそうだね」

友「いいね押すぜ」

美少年「パパ・・・おねえちゃんがね、いじめるの」

政府の裏ボス「そうなのか」

美少女「そうだよ」

政府の裏ボス「素直なのは良いことだが」

政府の裏ボス「どうしてお前たち二人は仲良くできんのだ」

美少女「だってこいつが生まれるから」

美少年「お母さまがちゃんと堕ろさないから」

政府の裏ボス「そんな言葉、親としては聞きたくなかった」

政府の裏ボス「家族なんだから仲良くしなさい」

美少女「ちょっと不可能」

政府の裏ボス「ちょっとどころの騒ぎじゃないな」

美少年「ボクはできるヨ!だって血を分けた姉弟だもの☆」

政府の裏ボス「よしよし美少年はいい子だなぁ」なでなで

美少年「えへへ」

美少女「あざとっ」

政府の裏ボス「いい子には小遣いあげよーなぁ、はい一兆円」つ【トランク】

美少年「わーいパパ大好き☆」ぎゅっ

美少女「狙いはそれか」

『※国債(借金)が膨らんだ瞬間です』

美少女「つー訳でさぁ、やっぱ忍術極めようと思うのよねー」

男「山奥に拉致された理由としては妥当じゃないな」

美少女「だって暗殺したいじゃん」

男「中世の王族かよ」

美少女「修行に付き合ってくれるよね?無論だよね?」

男「物騒な姉弟喧嘩に巻き込むのやめてくれる」

美少女「やめさせられるもんならやめさしてみろよ」

男「僕が忍術極めたらお前をターゲットにするからな」

二人が忍術の修行をしていたその時、事件は起きた


スーパームーンの引力で宇宙船が落っこちてきたのだ

それはつまり地球は宇宙人に支配されたということである


「速報が入りました!先ほどの宇宙船はやはり本物だったとASAから発表されました!」

「宇宙人は"地球は青いからお前らの血で真っ赤に染めてやる"などと供述しており・・・」

男「修行を終えて山を下ったら辺り一面砂漠と化してた」

美少女「さっぱりしたじゃん」

男「第一声がそれかよ」

美少女「なんかあったのかな」

男「下る先間違えてたりして」

美少女「まさか。ちゃんと撒きびし目印にしたじゃん」

男「使い方は違うけどまぁそうだよね」

男「歩けど砂漠」

美少女「砂漠だね」

男「よく落ち着いてられるね」

美少女「砂漠だからね」

男「だから落ち着いてられないのに」

ぐばあああああ!!!

男「地面からでっかいミミズ出てきた。慌てなきゃ(使命感)」

美少女「口開けてんね、新種のオナホかな」

男「ダメだ、隣の落ち着きに影響されて慌てられない」

サンドワーム「オベロベロベロ!!!」お口くぱぁ・・・

男「走馬灯見なきゃ(絶望感)」

美少女「セイッ!」ばきぃっ

サンドワーム「プチョヘンザッ」四散ぶしゅっ

美少女「忍法グーパンチの術」

男「忍法ってつよい(確信)」

美少女「セイッ!」ばきぃっ

全身に目玉がある140Mくらいの物体「シリョクッ」四散ぶしゅっ

美少女「雑魚が」

男「あれを雑魚と罵れる君は男前だよ」

美少女「惚れ直した?」

男「直すもなにも惚れてないけど」

男「いったい何がどうなってるんだ」

美少女「何かがどうかなったんじゃないかな」

男「お前じゃ話にならない」

探査ロボ「ピピー!チキュウジンハッケン」

男「またなんか来た」

探査ロボ「コウゲキ、カイシシマス!」マシンガンじゃこここん

男「ヤバい、攻撃を開始される」

美少女「なんでおうむ返ししたの」

男「読みにくいかと思って」

美少女「親切ゥ~」

美少女「セイッ!」ばきぃっ

探査ロボ「」爆発ボンッ

美少女「ちょろい」

男「漫画みたいな腕力」

ばばばばばばっ

男「なんかいっぱい来た」

美少女「腕が鳴るぜ」こきっこきっ

男「実に頼もしいよ」

宇宙人A「なんだ、あのチキュウジンどもは……」

宇宙人B「我々の放ったバイオ生物や探査ロボを素手で粉々にしているぞ」

宇宙人A「このままでは順調に進めていた地球植民地化計画に支障をきたすぞ」

宇宙人B「よし、アレを使おう」

宇宙人A「うむ」

宇宙人A「チキュウジン、図に乗るのもそこまでだ」

美少女「あぁ?消し飛ばすぞコラ」

男「初対面の人を消し飛ばすんじゃないよ」

宇宙人A「お前たちチキュウジンは頭が悪い。なぜ絶対的な力の差を知りながら抗おうとするのか・・・」

美少女「なに言ってんのこいつ」

男「さぁ?コスプレして舞い上がっちゃったんじゃないかな」

宇宙人A「レベルの違いを思い知らせてやる。食らえ!当たったら霧状になるレーザーガン!!」びびびっ

美少女「いって」ぴちんっ

宇宙人A「ぴちん?」

美少女「いてぇじゃん。殺すよ」

男「もう少しマシな武器名なかったのか」

宇宙人A「おぉっとぉ~これはぁ~?」

『※レベルの違いを思い知らされた宇宙人なのでした』

宇宙人B「Aのやつめ、しくじったか。こうなれば俺の機動戦士で消し炭にしてやる」

宇宙人B「いろいろとオールグリーン!発射!」がしゃこん

どごぉん!

宇宙人B「おや?爆発音と共に機体が傾いてるぞ」

ぐおおおん

宇宙人B「うぅ~ん、これ死ぬなぁ」

どがっしゃあああん

ぼごぉんっ!!!

男「スゴっ!ガンダムぶっ壊したよ」

美少女「忍法だからね、ぶっ壊せるよ」

男「握り拳を勢いよく振り抜いたようにしか見えなかったけど術なんだね」

美少女「まぁ術だよね」

男「あ~術だ術だ(適当)」

美少女「あれかな、特撮の撮影かな」

男「だとしたら後で弁償しな」

美少女「ポケットマネーで出来るけどさ」

男「いくら持ち歩いてんだよ」

友「おぉ!お前ら生きてたのか」

美少女「また化け物かよ、粉砕しなきゃ」

男「よろしく」

友「どうした!再会の喜びを分かち合おうぜ」

美少女「セイッ!」ばきぃっ

友「ごぷしゃっ!!」四散ぶしゅっ

友「まったく会うなり粉々にするなんてひどいよな」

男「粉々にされたんだよね。粉々にされたんだよね」

友「そうだけどなんで二回言うんだ」

男「確認したくて」

『※何度見てもバッテン型の絆創膏とたんこぶ一つでした』

友「そんなことより大変だ!地球が宇宙人に支配されちまった」

男「へー(無気力)」

美少女「そうなんだー(棒読み)」

友「マジだって」

美少女「うんうんスゲーね」

男「絵本読んじゃったのかな」

友「砂漠!モンスター!ロボット!宇宙人!これ見てまだとぼけんのか!?」

美少女「地球って砂漠じゃなかったっけ?」

男「砂漠だった気がするね、主に鳥取」

友「目を覚ませ!道に迷って鳥取に着いたとかじゃねーんだ!宇宙人が支配してんだよ!」

『※鳥取はいいところです(保険)』

友「とにかく付いてきてくれ!みんなコロニーに押し込まれて強制労働させられてんだ」

美少女「日本人ってホント働くの好きね」

友「強制って言ったよな」

男「誰かがなんとかしてくれるよ」

美少女「日本人ってホントことなかれ主義ね」

友「周り見渡してみろ。なんとかしてくれると思うか」

男「ならないね」

美少女「諦めよっか」

友「立ち向かおうぜェ!!!」

男「あっついな、お前」

友「考えてもみろ。このまま奴らに支配されちまったら俺たちに未来はないんだぞ」

男「そりゃそうだけどさ」

友「ナンパも痴漢も下着泥棒も出来なくなる!それでいいってのかよ!?」

男「それでいいってかそれがいいよ」

美少女「へっ……言うじゃねーか」

友「美少女ちゃん」

美少女「おめェの熱い眼差しに胸ェ打たれちまった。やってやるぜ」

友「っ……信じてたぜ!」うるうる

男「熱入れてみるもんだな」

美少女「うっし!あたしに付いてきな」

男「息巻いてるとこ悪いけど、どこ行こうとしてる?」

美少女「風の吹くまま気の向くままに」

男「さすらってる場合じゃないんだけど」

友「俺が案内する」

男「そうして」

友「ここがコロニーだ!お前の親父さんも囚われてるぜ」

男「そう……(無関心)」

美少女「じゃあひょっとしてお義母さんも?」

男「ファッ!?」

友「いや、お袋さんは別ブロックだ」

男「もうここにいる理由はないな」

友「親父さんに情が無さすぎるだろ」

友「お前がマザコンで親父を憎んでるのは分かる。でも今はそれどころじゃないんだ」

美少女「そうよ!たとえ母乳不足でもみんなの為にがんばらなくちゃ!」

男「的を射てるがその説得には応じたくない」

美少女「一万円あげるから」

男「しかたないな」

友「一万円目当てで助けられる親父さんの身にもなってみろ」

宇宙人C「おらおら働け下等民族ども!霧状になるレーザーガン撃たれたいか!」

父「まともな出番もないまま寝取られ続けて宇宙人にコキ使われる我が人生」ざくざく

労働者A「なに掘ってんだ、これ」

労働者B「穴って言ってた」

労働者A「穴だろうけどさ、なんの穴かがさ」

労働者C「地球にも穴はあるんだよな・・・」

労働者A「禁欲しすぎて地球に欲情しちゃったか」

労働者B「壮大なスケールだな、全米が我慢汁たらすぜ」

父「こんな連中と穴掘りしてたら狂う。ぜったい狂う」ざくざく

美少女「あんたたち、そこまでよ!」

宇宙人C「なんだ、貴様は!どこから侵入した!」

友「俺が案内してやったんだ」

宇宙人C「お、お前は・・・」

友「覚えててくれたのかい」

宇宙人C「女型宇宙人に執拗なセクハラをして砂漠に投げ出された無能労働者じゃないか」

男「だから砂漠にいたのか、お前」

友「なんだよ、ちょっと卑猥な単語言わせようとしたりションベン飲ましてくれるか聞いただけじゃねーか」

宇宙人C「宇宙にもモラルはあるんだぞ」

男「宇宙レベルでアウトなスケベか、改名してほしいな」

友「遠回しに絶交望んでんじゃねーよ」

第1セクター本部

宇宙人D「総督!第7エリアのコロニーが襲撃を受けました!収容していた家畜も解放されてしまった模様です!」

宇宙総督「なぁにぃ~?第7エリアの連中はいったい何やってんだ!」

宇宙人D「報告では三匹のチキュウジンの仕業であると」

宇宙総督「たかが下等民族ごときに情けない!第7エリアは我々、高等民族の面汚しだ!」

宇宙人D「いかがなさいましょう!」

宇宙総督「決まってんだろ!そいつらを見つけ出して抹殺するんだよ!」

宇宙人D「ははっ!すぐに手配を」

宇宙総督「それから第7エリアのコロニーを爆破しろ!」

宇宙人D「し、しかしあそこは我々の・・・」

宇宙総督「基地なんかまた建てればいい。そんなことよりも下等民族の襲撃を許した役立たずの始末が先決だ」

宇宙人D「う・・・」

宇宙総督「違うか?」ぎろっ

宇宙人D「そ、その通りです。ただちに爆破させます」

宇宙総督「ふん・・・完璧な民族に出来損ないは不要だ。不良品はどんどんスクラップにしてやる!」

宇宙人D「(我らのリーダーながら恐ろしい・・・)」

美少女「さて、今回は忍者がテーマです」

男「なんでおさらいしてんの」

美少女「思い出したから」

男「忘れるくらいならタイトル消せよ」

美少女「手裏剣投げれば間に合うかな」

男「宇宙とコネクトした時点で手遅れだね」

友「二人とも!見えてきたぞ」

男「でっかいゲートだ」

友「あの先が第6セクターだ」

男「セクターとかコロニーとかSFっぽい単語、ちょくちょく入れてくるけど意味分かって使ってんの?」

友「ニュアンスだ、間違いない」

男「威風堂々としてるけど確信はないんだよね」

第6セクター・宇宙ステーション

宇宙人E「奴らが来たぞ!戦闘準備だ」

宇宙支部長「慌てるな。敵はしょせん下等生物だ。余裕を持って対処したまえ」

宇宙人E「我が支部のセキュリティ全て突破されました!その速さ、およそ2秒!」

宇宙支部長「qあwせdrftgyふじこlp」

宇宙人E「落ち着いてください支部長!!」

どがぁんっ!!!

美少女「ババンと登場」

男「どがぁんっだったけど」

宇宙人E「支部長!敵が目前に!?」

宇宙支部長「慌てるな。この宇宙にある星の数を思い浮かべるんだ。自ずと答えは出る」

宇宙人E「そ、その答えとは」

宇宙支部長「・・・数えたことない」

宇宙人E「つまり手詰まりなんですね!」

美少女「怖がらないで!痛くするから!」

宇宙人E「しない方向でお願いします!」

第1セクター・本部

宇宙人D「第6セクターの宇宙ステーションが落とされました!」

宇宙総督「焼却」

宇宙人D「は?」

宇宙総督「宇宙ステーションごとクソゴミを焼き尽くせって言ってるンだよぉ!!!」

宇宙人D「で、ですがあれは我々の開発した機器を運搬する要となる支部では」

宇宙総督「下等民族に劣るテクノロジーなどいらないんだよ!!まとめて灰と化せ!!」

宇宙人D「は、はい・・・」

宇宙総督「それから・・・奴らを呼べ」

宇宙人D「ま、まさかあの方々を」

宇宙総督「しのごの言うなぁ!!早く呼べぇ!!」

宇宙人D「ははぁっ!ただいまぁっ!!」

宇宙人D「お呼びしました!」

宇宙総督「よく来てくれたねぇ。僕の愛すべき配下たちよ」

ずらぁぁ

宇宙総督「大変なことに今、至高生命体である僕たちの地球植民地化計画を邪魔しようとする愚かな猿が何匹かいてね」

宇宙総督「各地で目障りな動きをしているんだ。まったく困っちゃうよねぇ」

宇宙総督「だからさ、君たちに始末をお願いしたいんだ。やってくれるかい?」

「ははっ!!!」

宇宙総督「頼んだよ。宇宙最強の猛者・・・スペースマスターズ」にやり

スペースマスターズ「御意っ!!!」

宇宙人D「(何度聞いてもダセェんだよなぁ)」

友「やーさすが美少女ちゃん、俺たちが入り口でダベってる間に支部を落としてUFOまで奪っちゃうなんてな」

美少女「可愛くおねだりしたら降伏してくれたの。美少女だから」

男「可愛くおねだりした結果があの惨状なんだ。血生臭くてゲロ吐いちゃったよ」

友「乗り物をゲットしたおかげで移動が楽になったぜ」

男「ところでこのUFO誰が操縦してんの」

友「人質の中にUFOキャッチャー得意な奴がいたからそいつに任せてる」

男「ゲーセン感覚で操作できんだ。進んでんだか遅れてんだか」

美少女「あ、次のブロックが見えてきたよ」

友「あそこが第4セクターか」

男「ブロックなんだかセクターなんだか」

『※別になんだっていいです』

第4セクター Cブロック

宇宙人F「よっしゃー!あいつら倒せば宇宙食1年分もらえるぞ!やったれぃ!!」

宇宙人G「いまいち上がらぬモチベーション」

宇宙人F「しかも助っ人が来てくれたぁ!!スペースマスターズのメンバー宇宙海賊様だぁ!!」

宇宙海賊「我輩に任せておけ。下等民族などライオンの餌にしてくれるわ」

宇宙人F「海賊なのに陸の生物の餌にするんスね!!ハンパねぇ!!」

宇宙人G「というか宇宙の海賊ってなんだ。宇宙賊じゃダメなのか」

宇宙人F「バッカヤロー!!ハーロックとコブラ知らねぇのか!?」

宇宙人G「知らねぇよ、地球の文化だろそれ」

美少女「やっべ、また忍法使い忘れた」拳ぷしゅー

男「いいよ、もうボクサーってことにしとけば」

友「レーザーも化け物も兵器もロボットも正体不明なエネルギーの爆発的なやつも美少女ちゃんの拳に掛かればイチコロだぜ」

美少女「決めた。次こそ忍者アクションする」

男「なんでそんなこだわるの」

美少女「SASUKEみたいなのやりたいもん!!」

男「NARUTOな」

『※SASUKEは忍者と無縁なスポーツ番組です』

宇宙海賊「よくぞここまでたどり着いたものだ。まとめて土に還らせてやろう」

宇宙人F「さすが宇宙海賊様!海の藻屑にされるかと思いきや陸に埋めようとしておられる!」

男「宇宙の変人第1号だ」

美少女「クナイと竹刀どっちがいいかな」

友「素手でいんじゃね」

美少女「それじゃ刹那で終わるじゃーん」

男「君にとって武器の使用は手加減を意味するんだね」

友「スペック方式か」

美少女「よし、この木魚にしよう。忍者っぽいし」ぽくぽくちーん

男「木魚で戦うイメージなんだ」

宇宙海賊「グハハハハ!!やれるものならやってみせろ!!」

友「へっ!余裕ヅラしてられんのも今のうちだぜ」

宇宙海賊「断言しよう。うぬらは我輩に触れることさえなく死ぬとな」

男「やった。フラグが成立したぞ(歓喜)」

宇宙海賊「ぬんっ!」

美少女「あれ?体がうまく動かなーい」ふわふわ

友「てか・・・浮いてねーか、俺たち」ふわふわ

男「お前らは常に(存在が)浮いてるけどなんで僕まで」

宇宙人G「これが宇宙海賊様のグラビティゼロだ!!」

宇宙人F「どうだ!貴様ら下等民族に無重力はキツいだろ!」

美少女「そっちもキツそーね」

宇宙人F「え?」

宇宙海賊「うぷっ!あ、足が地面から離れた途端強烈な吐き気が・・・」

宇宙人G「宇宙海賊様ぁぁああ!!!」

宇宙人F「しまったぁぁ!!!宇宙海賊様は地に足着いてないと急激に弱体化するのだったぁぁあああ!!!」

男「とことん陸に依存してるな」

『※この後グラビティゼロを解いた宇宙海賊様は木魚で殴られて死にました』

委員長「ありがとう。助かったわ」

男「全く触れられてなかったけど人質だったんだね」

委員長「出番の為なら人質にだってなるわよ。凌辱の限りを尽くされたって構わないわ」

男「君の覚悟は伝わったよ。だが出番はここまでだ」

委員長「納得のいく理由があるんでしょうね」

男「増えれば増えるほど書くのがダルい」

委員長「それあなたの都合じゃないでしょ」

『※こちらの都合です』

男「委員長から重大なヒントをもらった」

美少女「ふんふん」

友「なんて?」

男「ママは第1セクター本部に囚われてる」

美少女「さいでっか」

友「よろしゅおまんな」

男「第1セクターに突撃だ!」

美少女「本気出してんとこ悪いんだけどさ」

男「なんだ」

美少女「さっきこっちのUFOに通信来てさ。うちの家族が第2セクターにいるんだって」

友「ちなみに俺の家族も」

男「そうか、しかたないな」

美少女「一応パパだけでもね」

友「俺も妹ちっちゃいし」

男「君たちの家族は捨てよう。ママが最優先だ」

美少女「おい」

友「家族いるのがてめぇだけだと思うなよ」

『※話し合いの結果、間を取って全く関係ないエリアに行きました』

美少女「手裏剣パンチ!撒きびしキック!巻物ウイング!くの一ビーム!!!」ばきぃっ

宇宙大幹部「スペースマスターズ最強と呼ばれたこの俺がやられるとはグハァッ!!!」ずさぁぁ

美少女「どーよ、これが忍びのテク」

男「忍びってすごい」

友「やっぱ忍びだわ」

宇宙人H「ヒィィ!スペースマスターズが全員やられたぁ!」だだだっ

宇宙人I「ちくしょう!総督に言いつけてやる!」だだだっ

男「まさか誰の家族もいないエリアに敵の主力みんな集まってたなんて」

友「設定いっぱい考えたのにまともに使ってやれなかったな」

美少女「隕石降らすロリとかいたのにね」

男「聞こえないふりしよ」

第1セクター本部

宇宙総督「スペースマスターズが全滅しただと…!?」

宇宙人D「ははっ!先ほど喫煙者用の休憩エリアで一服していた幹部が皆やられたと!」

宇宙総督「はぁ!?なんでそんなとこを攻め込まれたんだ!?」

宇宙人D「おそらく幹部が一様に喫煙者だった事がどこかに漏れたのかと」

宇宙総督「くそっ!こうなったら基地は全面禁煙だ!煙草税を底上げしろぉ!!」

宇宙人D「ははぁっ!!」

モニター『お困りみたいですネ☆』

宇宙総督「な、なんだお前は!?どうやってこちらに通信を……」

モニター『キャワイイ男の娘♂に不可能なんてないんですヨ☆』

宇宙人D「ま、まずい!全てのデータが乗っ取られています!」

宇宙総督「なんだとぉ!!」

モニター『もしも地球をボクにくれるなら手を貸してあげてもいいですけど』

宇宙総督「ふざけるなぁ!!我々高等民族が猿の手など……」

モニター『宇宙総督「えーん!ここどこー!こわいよー!」』

宇宙総督「!?」

モニター『宇宙総督「なんか宇宙船が落っこちちゃったぁ!助けておばあちゃーん!」』

宇宙人D「あれ?これって総督じゃ・・・」

宇宙総督「そ、そんな筈ないだろ!なにかの間違いだ!」

モニター『宇宙総督「あ、みんな来てくれたぁ。わーい!」』

宇宙人D「あ、あれは我々が迎えに寄越した救助船・・・」

宇宙総督「わー!わー!やめろバカぁ」あせあせ

モニター『宇宙総督「へへ、ラッキー!あ、でも遭難したって言うの恥ずかしいから征服先の下見だって言お!そうしよ!」』

宇宙人D「総督・・・」ちらっ

宇宙総督「そんな目で僕を見るなぁ!!一番えらいんだぞぉ!!」

モニター『今の映像を衛生から全ての電波に流します』

宇宙総督「やーめーろーよー!」駄々っ子

宇宙人D「総督・・・あんた・・・」

モニター『じゃあボクが仕切ってもいいですか?』

宇宙総督「なんで下等民族ごときに!!」

モニター『じゃあ流します』

宇宙総督「わーかったよー!」駄々っ子

宇宙人D「・・・」

第2セクター

美少女「着いた着いた」

友「さぁて家族を助けるか」

男「ちっ!ママが待ってるのに」

友「しゃあねーだろ、じゃんけんで決まったんだから」

男「じゃんけんでも勝てないとかチートすぎる」

美少女「男くんがためらいもなく後出ししてきた時はさすがに焦ったよ」

男「君がチョキで僕のグーを握り潰そうとした時もね」

美少女「てかこの基地臭くない?」

友「歌舞伎町の朝の匂いに近いな」

男「なんで学生が歌舞伎町の朝の匂い知ってんの」

がしゃんっ

男「四方からシャッター降りてきた」

美少女「およ?閉じ込められた感じ?」

友「マジかよ、ふて寝するしかねーな」

男「みみっちい抵抗だな」

『みなさーん、聞こえますかー!』

友「この声は…たかゆき!!」

『たかゆきじゃないですヨ』

美少女「男くん、耳詮貸して」

男「持ってないよ」

『ボクのキャワイイ声で子守唄聴かせてあげましょーか』

美少女「喋んなノイズが!!唇剥がすぞ!!」

男「弟くんの声聞いただけで理性崩壊してる」

友「あ、美少年きゅんか」

男「ていうか弟くん、どうして敵の基地を動かしてるの」

『裏切りました☆』

男「ああ、君はそういうやつだった」

友「美少年きゅんは裏切ってもキャワイイなぁ」

美少女「そこかぁっ!!」ばきぃっ

友「よいとまけっ!?」ずさぁぁ

男「謂れのない暴力が友を襲った」

美少女「あ、メスガキがもう一匹!駆除しなきゃ」

男「なんで僕を見るの」

『これはボクからのサプライズです☆』

がしゃんっ

男「シャッター開いた」

ぞろぞろ ぞろぞろ

男「わお、辺り一面にロボットが」

『それだけじゃないですヨ☆』

美少女「おいしょぉっ!!」ぶんっ

男「うおっあぶねっ」さっ

美少女「ぞろぞろ鬱陶しんだよメスガキぃ!!」

男「いきなり何すんだよ」

『さっきの匂いは特殊なアレでして、おねえちゃんにはたくさんのボクがいるように見えてるんです☆』

男「それって僕も弟くんに見えるってこと?」

『ハイ☆』

男「殺される(戦慄)」

男「落ち着け。僕は男だ」

美少女「安心してください。殺しますよ」HEY!

『とにかく殺すおねえちゃんに説得は通用しませんヨ☆』

男「なんとかして」

『頼み方が違うんじゃないですか?』

男「(こいつ足元見てやがる。脇役の分際で)」

『あれー?いいんですかー?ころされちゃいますヨ~?』

男「た、助けろ・・・ください」

『まぁいいでしょう。ホントなら全裸で白目を剥き涎を垂らし、奇声をあげて両手をわきわきしつつチ○コを太ももの内側にピッタンピッタンさせながらおねだりしてもらいたいところですけど、おにいさんだから勘弁してあげます☆』

男「(この姉弟ぜっ殺)」

美少女「上等だよ、てめーが多勢に無勢でくんならこっちも無勢を多勢にしてやんよ」

男「がんばれロボット軍団!」

美少女「しゃあっ!!」ばっ

男「四人になった!分身の術か!」

美少女「ううん、四身の拳」

男「お前忍者やる気ないだろ」

『※宇宙人曰く三つ目星人の術だそうです』

ロボット「」ぼごぉんっ

美少女「うし、楽勝」

男「4/1のパワーでロボット全滅させやがった」

美少女「あとはてめーだな」

男「まぁまぁチェスでもしようよ」

美少女「チェックメイトぉっ!!」ぶんっ

男「チェストぉっみたいに!」さっ

美少女「動くんじゃねぇ殺すぞ」

男「動かなくても殺すくせに!」

美少年「お待たせしました☆」

男「ほっ身代わりが来てくれた」

美少女「およ?男くんじゃーん」

男「?」

美少女「今までどこいたのよー」ぽんっ

美少年「あはは、ごめんごめん。道に迷っちゃってさ」

美少女「もー男くんったらどじっ子ダーリン♪」

美少年「美少女こそとびっきりのバイオレンスハニーさ☆」

男「どうなっとんの」

美少年「とまぁあれこれそれそれぴったんこかんかんです☆」

男「かくかくしかじかのがまだ分かりやすい」

美少年「じゃあかくかくしかじかで」

男「つまり歌舞伎町の朝の匂いを嗅いだから僕と弟くんが入れ替わって見えてるのか、解せぬ話だ」

美少年「おにいさんのふりして後ろから刺しますから引き付けといてください」

男「腐れ外道だね」

美少女「よし、じゃあメスガキぶっ殺してターンエンドだね」こきっこきっ

男「ひえーこのままじゃ僕のライフが0になるよーおねえちゃん助けちょ~」

美少年「ボクのイメージどうなってんですか」

美少女「セイッ!」ばきぃっ

美少年「なぜにッ!?」ずさぁぁ

美少女「男くんは語尾に☆付けねーよ」

美少年「しまったぁ!!」

男「一言めでバレてたっていうね」

美少年「すみません調子こきました」美しき正座

美少女「おぉこいたなぁボケがこいてんじゃねーぞ」ぶっ

男「屁ぇこいてないでこっちに謝って」

美少女「あ、ごめんね男くん!こんなチンカスと間違えちゃって」

美少年「てへ☆いろいろごめんなさい!ここはボクのキャワイさに免じて」

男「謝り方が違うよ」

美少女「およ?」

美少年「はひ?」

男「ちゃんと誠意を込めて全裸で白目を剥き涎を垂らし、奇声をあげて両手をわきわきしつつチ○コを太ももの内側にピッタンピッタンさせながら謝ってくんなきゃ」

美少年「そうきましたか」

美少女「あたしチン〇ないんだけど」

『※やらせました』

美少年「じゃあ次が最後のエリアなんで行きましょうか」

美少女「そうね、パパたちも無事だったし」

男「いよいよママを助けられる」

ぷつっ

モニター『やあ愚かなる猿の諸君、ずいぶんと調子に乗っているようだねぇ』

男「誰だチミは」

モニター『誰だチミはってか、そうです僕が変な……ってなにやらせんだ!!』

男「地球人ですら朧気なのによく知ってたね」

モニター『こほん!と、とにかくいつまでも好き勝手やれると思うなよ!お前らの仲間を人質に取ったんだからな!』

モニター『友「すまねぇみんな!捕まっちまった!」』

モニター『ハッハッハ!こいつを助けたかったら無駄な抵抗はよすんだな』

男「煮るなり焼くなりお好きにどうぞ」

美少年「あ、改造してもいいですヨ!」

美少女「友くん粗チンだから改造したらマシになるかもね」

モニター『………』

宇宙総督「どういうことだぁ!!あいつらぜんっぜん降伏する気ないぞ!!」

宇宙人D「キャトルミューティレーションの許可は降りましたが」

宇宙総督「なんであいつらに言われて準備してんだよ!!一回の手術にいくら掛かると思ってんだ!!」

宇宙人D「どうやら解析してみたところ、このチキュウジンには有り余る精液反応が・・・」

宇宙総督「なんだ精液反応って、生体反応みたいに言いやがって!」

宇宙人D「もしかすると使えるかもしれません」

宇宙総督「精子溜めてるチキュウジンに何を期待しろと」

宇宙人D「この件、私に一任していただけませんか」

宇宙総督「勝算があるんだろうな?」

宇宙人D「ははっ!間違いなく」

宇宙総督「よし、やれ」

宇宙人D「(総督も大概ちょろい)」

第1セクター Bブロック

美少女「ここがお義母さんのいる基地かぁ。今までとあんま変わんないね」

美少年「データベースはボクのスマホでハッキングしましたからセキュリティシステムとかの心配もありませんヨ☆」

男「スマホで御せるレベルの科学力なんだ」

美少女「お、またぞろぞろと蟻が群がってきた」

男「僕らとは比べ物にならないでかさの軍勢だけど君には蟻に見えるんだね」

美少女「忍者だからね、よゆーよゆー」

男「まだ引きずってたのか」

美少女「はい、こてんぱん」ぱっぱっ

美少年「科学兵器がゴミの山になっちゃった」

男「早いとこママを助けよう」

ひゅーんひゅんひゅん

美少年「空から何か降ってきましたヨ」

美少女「隕石降らすロリかな」

男「忘れろ、あの子はボツになったんだ」

べちゃべちゃべちゃべちゃ

美少女「くさっ」

美少年「オ゛ォェッ」げろげろ

男「こ、この匂いは・・・」

友「わしじゃよ」

男「博士!じゃなかった友!」

友「ハッハー!!俺は宇宙の科学力で進化した新人類だぁ!!」

男「ほんとに改造されたんだ」

うねうね

美少年「せ・・・謎の生臭い黄ばみがうねうねと形を変えていきますヨ!」

友「それは俺の精子だ」

美少年「かろうじて踏みとどまったのに」

友「ありがとよぉ!!お前らのおかげで俺は最強の力を手に入れたぁ!!」

男「僕らが軽いノリで煽ったばっかりに」

美少女「きっしょ」

友「こいつらは俺の意思で操れる精子だ!ノンケだろうが美少女だろうが構わず種付けしちまうヤンチャな野郎だぜぇ!」

男「今までに類を見ない最低な能力だ」

美少女「あんなん浴びたら体も心も死ねる」

美少年「ぼ、ボクちょっぴり気分悪いんで帰ります」げっそり

美少女「帰さねーよ」がっ

美少年「ちくしょう」

男「いざとなったら二人は盾になって!僕は逃げる!」

美少女「主人公とは思えない決め台詞」

美少年「さすがおにいさん、イメージダウンなんてものともしませんネ」

『※誰だって精子なんか浴びたくないです』

友「いっけぇぇぇ必殺ザーメンウェェェェブ!!!」

美少女「忍法!避妊の術!」すちゃっ

ざぱぁん

美少女「ふぅ安心安心」ぬるぬる

男「なにが安心だ」ぬちゃぬちゃ

美少年「べちゃべちゃなんですけど」ぐしょぐしょ

『※避妊の術とは女性用コンドームを,2秒で装着する神業的忍術です』

友「スペルマすぷらぁぁぁぁっしゅ!!!」ひゅひゅひゅん

べちゃべちゃべちゃべちゃ!!!

男「ヤバい!精子に足を取られて動けブホッ」べちゃっ

美少年「走ろうにも精子で足が滑ってンギッ」ばちゃっ

友「10億生命砲発射ァッ!!」ばびゅんっ

どっぱぁぁん!!!

友「どうだ!参ったか!」

男「いっそ殺せ・・・」べちゃべちゃ

美少年「くさい、きもい、しぬ・・・」ぷ~ん

友「ぎゃはははは!!もはや俺にかなう者はいない!!よって余が地上の覇者となる!!」

男「(調子こきすぎて一人称が余になってる。くさい)」ぷ~ん

美少年「(燃えたよ、燃え尽きたぜ・・・真っ白にな。くさい)」ぷ~ん

友「こうなればもはや地球など余の苗床に過ぎぬ!目指すは全宇宙種付け!!全生命妊娠じゃあっ!!!」

ばしゃばしゃ

友「なっ・・・あやつ余のザーメンプールを豪快にバタフライで!?」

ひゅんっ

友「オブフッ」べちゃっ

美少女「セイッ!」ばきぃっ

友「オンドゥルラギッチャッタァァァ!!!」ばちゃあっ

美少女「ぺっ!てめーの精子で受精してろ、シコ太郎が」

美少女「ヤバかったー。ゴムなかったら死んでたわ」

男「よくゴムだけであの白波に立ち向かえたね」

美少年「尊敬に値する度胸だけど女としては軽蔑しちゃう☆」

美少女「とりあえず生臭坊主は地下のシェルターにぶちこんで蓋しといたよ」

美少年「精子も主人のもとに流れていったから一安心ですネ!行きましょうか☆」

男「待って、その前にもっかい口ゆすぐ」

美少年「諦めましょ。もう匂いも喉のイガイガも取れませんって」

『※念入りにシャワー浴びてしつこくうがいしましたがクサイままでした』


地下シェルター

友「おぶぶごこくっせぇむぎゃはくせぇぼぶぐぐ」ごぼごぼ

『※ついでに友くんは溺死しました』

宇宙総督「よくここまでたどり着いたねぇ、猿にしては上出来だと褒めてやるよ」

男「お前が親玉か」ぷ~ん

美少年「よくもやってくれたなー」ぷ~ん

美少女「許さないんだから」ぷ~ん

宇宙総督「なんかくさいな、君たち」

美少女「おら早くケリ着けよーや」こきっこきっ

宇宙総督「ふん、いいだろう。脆弱なチキュウジンごときに大人げないが……特別に相手してやる」

男「(こいつらなに言っても負けフラグなんだよなぁ)」

美少年「(これから負けますって宣言してるようなもんですわ)」

宇宙総督「おい、その悟りきった視線はなんだ」

男「べっつにぃ~?」

美少年「なんでもないですヨ~?」

宇宙総督「なんか腹立つな・・・下等民族のくせに」ぶつぶつ

宇宙総督「さぁ勝負だ!」

美少女「忍法ゲンコツの術で終わらしてやんよ」

男「やっぱり殴る気なんだね」

ママ「やめて!」

男「ママ!!」

ママ「もう争うのはやめて!お願いよ!」

美少女「セイッ!」ばきぃっ

宇宙総督「ンギャアッ!!」ずさぁぁ

ママ「シカトか、小娘」

男「こういう子なんだよ」

男「なんでママがここに」

ママ「あたし総督の女になったのよ」

男「あぁん?」

ママ「宇宙の星という星をくれるって言うから」

男「もういい加減40過ぎなんだから落ち着いてよ」

ママ「だって欲望が果てしないんだもの」

男「ババアが」

美少女「どーする?お義母さんの愛人だし生かしとく?」

男「どんな科学でも再生不可能なくらい徹底的に殺しちゃって」

美少女「あいよ」ばきぃっばきぃっ

ママ「あぁっ宇宙の富と権力が!」

男「手ぬるい手ぬるい、もっと殴れ」

美少女「セイッ!セイッ!」ゴスッグシャアッ

美少年「狂気の絵面ですネ」

こうして無事、地球は宇宙人の手から守られた

人々は歓喜に沸き立ち、三人の英雄をジャパニーズ・ニンジャと讃え祀った

そして世界中でニンジャブームが巻き起こり、国境を問わず正拳突きの練習に励む者で溢れ返った

これが後々まで語られる美少女忍法帖の全てである


忍!

おまけ

美少女「£%#*&℃¥¢$」

男「なにしてんの」

美少女「テレビで見たんだ。こうやると宇宙と交信できんだって」

男「こないだ自分で滅ぼしたじゃん」

美少女「あ、そっか、ド忘れしてた」

男「あの出来事をド忘れできる意味がわからない」


終幕

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